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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記2006】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 ビックホーン本塗り前状態(img110.jpg) -110- ビックホーン本塗り前状態

先日は御足労頂き有難う御座いました。本日本塗り完了しております。

こちらのオーナー様、およそ3年前にボンネットとフロントバンパースポイラーを塗らせて頂き、今回もボンネットの塗装依頼となります。ご贔屓有難う御座います。

ご依頼内容は飛び石傷だけなのですが、やはりどうしても気になってしまうとの事で、結果ボンネット一枚の塗装になります。飛び石は大きい物がおよそ3つ、小さい物が3つくらいですが、画像のように下地処理(サフェーサー塗布)範囲は結構大きくなります。無理に派手にやっている訳ではありませんので・・・ご安心下さい。

以前手を掛けた箇所がこうやって確認出来る事は、作業者としては有難い事です。私的には全ての作業は「絶対」的なものでは無いと思っていますので、この様な「日常使用による年月の経った被塗物」を見れる事は良いデータにもなりますし、問題が起きていなければ作業者の自信にも繋がると思います(安心出来ます…)。

2006/04/03
 
jpg画像 アルファロメオ ダクトカバー(アルミネット)(img109.jpg) -109- アルファロメオ ダクトカバー(アルミネット)

今回新たに用意したアルミネットですが、元々の物に比べて「目」が相当細かいです。まだオーナー様に確認とっていないのですが(こちらの日記相当楽しみにしているとの事なのでもうお気づきだと思いますが)、写真撮りましたのでご確認下さい。

機能性としては飛び石が入り難くて良いのですが、デザイン的にお気に入りにならなければその旨ご連絡頂ければ幸いです。とりあえずはバンパー内にあるターンレンズ(フォグだと思っていました…)とネットとを繋ぐ「メッキバー」は装着出来そうです。仮合わせまでは完了しております。

ちなみにこのようなアルミネット、黒く塗られた物で、その塗料が簡単に剥がれてしまう物を良く見かけますが、単に黒を塗っただけであればこれは当たり前に起こる事です…。アルミ素地に直接色(トップコート)を塗っても密着する筈がありませんので…。

今回も艶消しの黒に塗る予定ですが、その前に「足付け処理」と「プライマーの塗布」は行います。当たり前の作業なのですが…。

2006/03/30
 
jpg画像 アルファロメオ サイドステップカバーエンド修正(img108.jpg) -108- アルファロメオ サイドステップカバーエンド修正

ガラスマットを貼り付ける箇所に合わせてカットし、主剤と硬化剤を混合したポリエステル樹脂を塗ります(浸透させます)。
「FRP」について解り易いサイトがありました。「FRC」なるセラミック質のものや、ボ材が金属のものもあるんですね。勉強になります…。

ちなみに、普通にただ貼って塗っただけでは表面は凸凹になってしまいます。それを研磨し、さらにポリエステルパテでラインを出したりするのが普通ですが、この部位に「型」を付けてあげる事によって簡単に平滑にする事が出来ます(成型をされる方であれば当たり前の作業なのですが、補修だと余り活用されていないと思います)。同業者の方、宜しければご参考下さい。

(ここからは同業者向けな説明となります。解り難かったらすいません…)

ご存知の通り、ガムテープ表面は塗装が乗らない性質があります(密着しないのか、表面の皮膜が剥がれるかどちらかですね)。これを利用し、ダンボール片にガムテープを貼り、貼り付けたFRPが乾かない内に圧着貼り付けします。裏側も同様にし、さらにそれらをガムテープで固定します。可能であれば木片をバイスで固定してしまう方が強度は出ると思いますが、ポリエステル樹脂が溢れ出てくるので下に何か敷いた方が良いでしょう。今回は薄い鉄板とダンボールを利用しましたが、平滑なPPかPE(ポリエチレン)の板であればそのまま貼り付けもOKです。アクリル板はくっ付いてしまうのでやはりガムテープが必要です。薄いフィルム状の物でも良いですね。綺麗な表面の物であればそのまま研磨要らずで仕上がったりもします。

ちなみに私が勤めていた会社ではFRPの補修は殆ど行った事がありませんでした(ディーラーなのでこれが普通ですが…)。多少はバイト先の町工場で経験しましたが、今回のようなアイデアや元々の始まりは、一般の方でも簡単に入手可能な「モトメンテ」や「オールドタイマー」などの雑誌で勉強しました(これらもオートサプライヤーさんの御好意により揃えて頂いていたりするのですが…。いつも有難う御座います)。そこから少しずつテストや実践を行って今日に至ります。
各雑誌とも相当面白いのでまだ読んだ事の無い方には是非お勧めの一冊です。

2006/03/30
 
jpg画像 アルファ147 サイドステップカバー(FRP)修正(img107.jpg) -107- アルファ147 サイドステップカバー(FRP)修正

本日はサイドステップカバーの仮合わせを行いました。ちなみにフロントバンパーとリヤバンパーは現在コミキ(うちの従業員です)が担当しておりますので、私が行っているサイドステップと並行して作業は進行しております。

サイドステップカバーは勿論そのままスムーズに合う事は無く(これが一番合わせ難いです)、こちらも各部位の修正が入ります(修正を行います)。

とりあえずは、車両取り付け部に対してサイドステップカバーが嵌る内側が2ミリ程短いので、カバー内側を削って装着出来るようにします。無理やり付けると割れます。ちなみにもう各箇所が割れましたが…(詳しくは後述します)。
さらに、その「2ミリ」を削るとサイドステップカバーの端は極端に薄くなるので、取り付け強度が足りません。走っている内に外れてしまいます…。なので内側を削った箇所の「表側」に新たにFRPを3枚程張って対応致します。「耳」の部分も短いので、こちらも幅を広くしておきます。

最近は暖かくなってきたので外に出て作業してたりもします。ちなみに画像は工場前の歩道ですが…。
ガラスマット貼り付け作業の際には「微小なガラス粉」が辺りに舞ってしまい、これが結構厄介なので(非常にチクチクします)外で作業してたりします。歩行者の方も興味深々でした…。

2006/03/30
 
jpg画像 AUDI A4も出庫していました。(img106.jpg) -106- AUDI A4も出庫していました。

出庫直前に写真撮ってありました。遅れましたが掲載させて頂きます。
リヤゲートに貼ってありましたエンブレムは、オーナー様のご要望により取り外しました。何の車だか解り難くなってしまったと思うのですが…。

当日はオーナー様のお仕事が忙しく、取りに来られたのが遅い時間にはなってしまいましたが、大切なお車をようやくお渡し出来て何よりです。御足労頂き有難う御座いました。

まだ1000キロしか走行していない車両ですが、今後末永く乗り続けられる事を応援しております。この度は有難う御座いました。

2006/03/30
 
jpg画像 プレリュード出庫(img105.jpg) -105- プレリュード出庫

本日は遠方より御足労頂き有難う御座いました。

昨日完成の連絡をしたのですが、本日会社を早退しての御来店となりました。お気に入りの一台への想いが良く解ります。

実はこちらのオーナー様はご友人の紹介で当店(ウェブサイト)を知ったとの事ですが、その時の仕上がりを気に入ってくれての決断だったとの事です。当時はプロフィット日記は無かったので掲載していなかったのですが、その時塗らせて頂いた物はDUCATI999Rのサイドカウルです。ドライカーボン素材がベースで、「DUCATI999R」の文字抜きがされた真っ赤なカウルでしたが、正直完成するまで自信が無かった事を覚えております(フリーハンドカットでの文字抜きは大変でした…)


本日は有難う御座いました。今後とも末永く乗り続けられる事を応援しております。

2006/03/30
 
jpg画像 アルファ147 またまた問題(img104.jpg) -104- アルファ147 またまた問題

勘違いしていたのですが、フロントバンパー下部大口径ダクト部は純正バンパー付属のプラスチック製の「ネット」がそのまま移植される形になっております。フォグも同じくです。

しかし各隙間でチリが合わなく、画像の通り最高15ミリ程の溝が出来てしまう為、これは使えません…。なのでここには汎用品のアルミネット「バグネット」を貼り付ける方向で作業進めたいと思います(既に発注はしてしまったのですが…)。

また作業経過掲載させて頂きますので完成までこちらも楽しみにお待ち下さい。

2006/03/26
 
jpg画像 アウディS4 樹脂製カバー結晶塗装(img103.jpg) -103- アウディS4 樹脂製カバー結晶塗装

本日は御足労頂き有難う御座いました。アウディからドーベルマン(犬です)が出てきたのにはビックリしましたが…。

今回ご依頼頂いたのは、エンジンルーム内にあるイミテーションカバー(樹脂製カバー)の塗装になります。

元々が「チヂミ」っぽい質感に仕上がっているのですが、やはり樹脂素地な雰囲気は拭えませんので、今回の結晶塗装によって「重厚な質感」を演出する予定です(塗るだけの事ですが…。大袈裟な表現ですいません…)。

ちなみにオーナー様のアウディ、去年のインポートカーショー会場内に展示されたそうで、今年も出るとの事です。その準備ですね。車体全体も気合入ってます…(画像掲載したかったですね…撮って無いですが…)。

恐らく当店のお客様方々も足を運ぶ方がいらっしゃるかと思いますので、是非装着後の仕上がり見て頂きたいです。

仕上がりましたらそちらの画像も掲載させて頂きますので楽しみにお待ち下さい。

2006/03/26
 
jpg画像 ジャガーソブリン 本塗り完了しております(img102.jpg) -102- ジャガーソブリン 本塗り完了しております

塗りあがりの状態になります。美しいラインと美しい肌が出来たと思います。

オーナー様も気にしておりました「色」についてですが、確かに色変化の激しい塗色で、「スカシ=赤青い」「ヘッド=鮮やかな黄味のグリーン」となります。この「反対色」な感じの塗色は英国車に多く見られますが、私的には好きな色です(英国贔屓な訳ではありません…)。

ちなみに「反対色」とは、「色の3原色」の図式での反対側の色になります(解り難いのでこちらを御覧下さい)。

・赤の反対色・・・緑
・青の反対色・・・橙(オレンジ)
・黄の反対色・・・紫

となります。これら色の基本特性を知る事で塗料の調色をする事が出来たりします。
余談ですが、外科医師の白衣が「緑」色になっている理由としては、血液の「赤」の反対色にして目を疲れ難くしているとの事です(昔TV番組で見ました)。なるほど、です。

2006/03/26
 
jpg画像 ジャガーソブリン 鈑金(パテ)完了(img101.jpg) -101- ジャガーソブリン 鈑金(パテ)完了

こちらも大変お待たせしております。実は本日最終で塗りあがっております。ご安心下さい。

この後、ウォッシュプライマーとプライマーサフェーサーを塗布し、乾燥硬化→研磨(水研ぎ)でラインを出すのですが、このアーチ部の微妙なラインが難しく、一回の研ぎ(サフェ研ぎ)ではラインが出なく(出来なく)、サフェーサーの二度打ち(二工程)を行いました。無事本来の美しいラインが形成出来たと思います。

2006/03/26
 
jpg画像 アルファロメオ147 またまた問題発生(img100.jpg) -100- アルファロメオ147 またまた問題発生

今回のエアロ部品塗装取り付けと一緒に「マフラー」の取り付けもご依頼されたのですが、イギリスから到着したマフラーセット、部品一つ足りませんでした・・・。

マフラーのパイプ同士を繋げた箇所の締め付ける為の「U字」型になったボルト止めする部品ですが、きっちりパイプ径と合っていないとキチンと締め付けられません。同じ様な物がホームセンターに売っているのですが、それだと合わないのです…。なので自作する事にします(しました、ですね。既に装着済みです)。

ちなみに自動車鈑金塗装業は相当色々な工具・機材が必要な業種なので、それ相応に身の回りに色々な物があります。半自動溶接機やスポット溶接機、酸素アセチレンガス、研磨工具も色々あるので結構なんでも作れます。
今回の作業で重点をおいたのは、「ホームセンターに行って材料買って帰るよりも早く」です(勿論品質も確保します)。身近な材料(端材)と工具の使用で十分な品質の物を作成します。

ベースとなるのは「アングル」で、厚みが3ミリくらいの物を酸素(アセチレン)で炙って変形させマフラーパイプに安定して固定出来る「耳」を作り、反対側はパイプ径とピッタリの半円形に切り抜きます。これはグラインダーとエアーソー(ノコギリですね)、そしてベルトサンダーで仕上げます。
「U字」になる箇所は、エンド部を「ネジ」状にしてボルトで固定出来るようにします。かなりトルク掛けられるようにしなければならないので、ここは直径10ミリの「長ネジ」を適当に切り、酸素で曲げてマフラーパイプの形状に合わせます。ここで相当の熱が入るので、軟鉄の長ネジに「焼き」も入り、丈夫な硬い鉄になります。

そして洗浄してプライマー塗布、余った塗色のシルバーで仕上げます。材料探しから完成まで40分くらいなので、目標は達成です。コーナン(ホームセンター)に行って帰ってくるより半分くらいで良い物が出来たと思います。

2006/03/26
 
jpg画像 プレリュード各部品塗装完了しております。(img99.jpg) -99- プレリュード各部品塗装完了しております。

大変お待たせしております。昨日本塗り完了しております。

FRP部品は強制乾燥による「ブリスター」の発生がある為、50℃40分を二度焼きしております。これで来週早々には磨き工程、そして組み付けになります。

各部品とも良い仕上がりになっていると思います。組み付け画像も後日掲載しますのでこちらも楽しみにお待ち下さい。

2006/03/26
 
jpg画像 アルファロメオ147 エアロフロントバンパー仮合わせ(img98.jpg) -98- アルファロメオ147 エアロフロントバンパー仮合わせ

いや、大変でした・・・。バンパー組み付ける(仮組み)だけでここまで大変だった経験が御座いません・・・。

実はフロントバンパー、縦に10cmくらい縮んでおりました(多分10cm以上です)。これの理由は良く解ります。バンパー製造時、素材のポリエステル樹脂が硬化しきる前にバンパーを型(雌型)から外してしまい、外した後にまだ硬化し続ける事によって内側にどんどん引っ張られてしまったのだと思います。FRP製品は縮んだり広がったりと、ある程度の変形は良くある事ですが、まさかここまでひどいとは・・・です。

本来ならば返品ですが、とりあえずは色々と考えてみました(既に装着しているのでご安心下さい。これまでの経緯です)。

@ バンパーを一旦真っ二つに切って角度を広げて再結合。
これの工程自体は難しいことでは無いのですが、バンパーが全体的に折れ曲がってしまっているので一箇所だけでは無く数箇所切り継ぎしなければ全体的に角度が合わなくなってしまうと思い、踏みとどまりました。本来のライン(デザイン)も大きく変わってしまう恐れがあります。

A 熱を掛けての再変形
結果としてはこれを撰んで上手く行きましたが、FRP(ちなみに今回の物はファイバークロス+ポリエステル樹脂)の性質上「熱可塑性」(熱によって変形する性質)では無いので「熱」によって変形する事はありえ0無いので余り期待はしていませんでした。「少しでも良くなれば」程度です(物が大きいので実際には熱によって変形したりもするのですが)。

とりあえずは無理やりバンパーをこじ開けて、取り付け箇所(ボルト穴)に位置を合わせますが、この時点でバンパーが悲鳴をあげます(ミシミシと嫌な音がします)。ちなみにこれによってバンパーが割れてしまっても良いと考えていました(勿論直します)。それくらい合わなかったのです…。
しかし幸いにもバンパーは割れず、とりあえずは装着出来ました。しかし二人掛かりでの作業で、抑えている手を離せば一瞬にして前に飛んできます(本当です)。
そこで各ボルトを装着し仮止めし、ジェットヒーター(業務用のジェットエンジンみたいな形状をしたストーブ)を当てて強制的に熱を掛けます。局部的には120℃の熱が掛かったのでブリスターが有り得ないくらい発生しました(当然です…)。
そこで気付いたのですが、このバンパー未だに硬化不良だったらしく、熱を掛けた事によって裏側の樹脂がベトつく感じになりました。恐らく受注生産品で、オーダーが入ってから作成したのでは?と思います。しかしFRPの場合、硬化時の自己反応熱で100℃を超えるので、単なる硬化不良では無いと思うのですが…(ちなみにこのバンパーの生産国イギリスは現在寒いのでしょうか…?だとすると有り得る話ですが…)。
とにかく、熱を掛ける事によって無理やり付けていた状態でバンパーが再変形してくれて、さらにその間に木片を挟んで十分余裕のある広がりに再変形出来ました。当初ボンネットも閉まらない変形をしていましたが、全体の形状に戻る事によって各部も無事納まってくれました。本当に助かりました…。

勿論、ブリスターの発生した箇所は補修しますのでご安心下さい。

まだまだ時間掛かりそうですが、仕上がりまで楽しみにお待ち下さい。フロントバンパーも仮組みが完了しただけで、これから細部の調整になります。

2006/03/24
 
jpg画像 ジャガーソブリン エポキシパテ塗布(img97.jpg) -97- ジャガーソブリン エポキシパテ塗布

こちらは本日の今朝、パテを塗布した時の画像になります。ドアパネルの方はポリパテで十分だったのですが、エポキシパテを付けて悪い事は無いのでこちらも一緒に塗布します(しました)。

材料としては群を抜いて良いのがエポキシの特徴ですが、とにかく作業性が悪く、ヘラ付けするのも綺麗に出来ません。硬化させる為にも強制乾燥60℃1時間を要します(通常のポリパテは強制乾燥5分で研げます)。

ちなみに現在の宇宙ロケットの機体はカーボン(恐らくドライカーボンですね)とエポキシ樹脂で成り立ってるとの事です。それくらい耐久性はあります(パテ研ぎも#120では研磨しきれませんので#60使いますし・・・)。

2006/03/24
 
jpg画像 ジャガーソブリン 鈑金(叩き)完了(img96.jpg) -96- ジャガーソブリン 鈑金(叩き)完了

損傷としては、横線状にリア後部からクォーターパネルのアーチ部に食い込んだ凹みとなります。鋼板が2枚重なった結構硬い箇所です。

このような鋼板二枚合わせ目箇所の場合、間に空間があるので裏から叩いても表の鋼板は出てきません。表からスタッド溶接をして引っ張り出すか、裏のパネルを切開して表を叩いて平らにし、また裏のパネル貼り付けるかになるのですが、今回は裏のパネルを切り開く程の損傷では無いと思いますし、そこまでして表面のパネルを綺麗に叩いて仕上げても、結果としてそれが車の為では無いと思います。なので裏のパネルは手を付けず、表側のパネルの鈑金(叩き)を程ほどにして(手を抜いている訳では御座いません)、パテを強固な物としてカバーする方向で作業したいと思います(既に作業は進行しておりますが…)

画像は既に(鈑金)叩きが完了した時点で、この後いつも通りスタンドックスレッドブラウンを塗布し、その後のパテは軽量エポキシの物を使用します。

2006/03/24
 
jpg画像 ジャガーソブリン 入庫しております。(img95.jpg) -95- ジャガーソブリン 入庫しております。

先日は御足労頂き有難う御座いました。既に作業は始まっておりますのでご安心下さい。

損傷箇所は右リヤ側面で、塗装部位は右クォーターパネルと右リヤドアになります。

オーナー様ジャガーが大変気に入っているとの事で、既に同じ型で2台目との事です。確かに英国車、乗ってみてその良さが解ったりすると思います。マイナーな車種ですが、ローバー75なるセダンは良く出来た車だと思います。私的には好きなのですが、余り売れなかったですね…(マイナーな上に高いです…)。

2006/03/23
 
jpg画像 アウディ リヤバンパー保護シール貼り付け完了(img94.jpg) -94- アウディ リヤバンパー保護シール貼り付け完了

貼り付け方はウィンドガラスのスモークフィルムを貼るような作業と一緒です。たっぷりと水を流して表面のゴミを洗い落とし、中性洗剤を少し混ぜた水を霧吹きでたっぷりとかけ、フィルムを貼り付けて位置が決まったらゴムべラでフィルム隙間の水分を外に出します。

市販されている純正シールの場合は、シール表面に保護シートが張ってあるのでシールに傷が付きにくいようになっていますが、今回の様に一品物で作成した場合は保護シートが付いていないので、不要になった紙などを多量に用意し、シールとヘラの間に置いてしごいて上げると傷が付きません。しかし耐水では無いのですぐに紙はボロボロになってしまうのでどんどん新しい紙に替えていきましょう。

保護シールとしては今回「耐擦り傷製」効果の高い素材を使用しましたが、これは相当高い物で1ロール2万円以上するらしいのですが、以前オートサプライヤーさんの御好意により分けて頂いた物なので当店で販売している訳ではありません。クリアーシールにこだわらず、カーボン調のシールなども良いかと思います。ワゴンの方でご不満の方は是非チャレンジすると良いですね。解らない事がありましたら掲示板までお気軽にどうぞ。

2006/03/21
 
jpg画像 アウディ リヤバンパー保護シール作成パートV(img93.jpg) -93- アウディ リヤバンパー保護シール作成パートV

切り取った保護シールを現品に仮止めして微調整カットを行います。U次元が3次元になるので、ここでの少しのズレは本番では大きなズレとなってしまうので、仮合わせは本番さながら慎重に行う事をお勧め致します。

この時点では保護シールの裏紙が付いているのでバンパーに馴染み難いですが、プレスラインをはみ出て折れる部分もイメージしておくと良いと思います。今回はプレスラインを食み出る幅を15ミリくらいにしましたが、これで上手くいきました。短かくても長くても馴染み難くなってしまうと思いますので、他の車種で行う場合はそのプレスラインにあった丁度良い幅を探して見て下さい。

2006/03/21
 
jpg画像 アウディ リヤバンパー保護シール作成パートU(img92.jpg) -92- アウディ リヤバンパー保護シール作成パートU

紙とマスキングテープで型紙が出来たら、貼りたいシールの上にそれを貼り付けます。3次元を2次元に変換するので気を慎重に貼り付けます。

あとはその通りにカットし、再度現車に併せて微調整カットを行います。

2006/03/21
 
jpg画像 アウディ リヤバンパー保護シール作成(img91.jpg) -91- アウディ リヤバンパー保護シール作成

こちらも大変お待たせしております。

既に鈑金塗装作業は完了し、追加部品の到着待ちになるアウディですが、今回ご依頼された作業として「リヤバンパー上部の保護シール」の作成の紹介になります。器用な方ならDIYも十分可能だと思いますので是非お勧め致します(アウディではこの箇所に付ける保護プレート等のオプションが無くお困りだったとの事です)。

最初に型紙を作ります。平面に見えますがXYZ軸での3次元ラインになっています。特に傷の付き易いエッジ部を保護する為、プレスラインをはみ出るような形で貼れるようにしますが、型紙の作成はプレスラインに沿って作成します。台紙が弛まない様にして、プレスラインの箇所にクレヨンなどの側面を当てて引くとラインが転写出来ます。この線をハサミで切り取ってしまい、今度はそれをはみ出るようにして一回り大きめに作る分をマスキングテープで貼っていきます。「型紙=紙の周りにマスキングテープ」となります。

2006/03/21
 
jpg画像 ジャガーXKR完成!(img90.jpg) -90- ジャガーXKR完成!

本日無事作業完了致しました。大変お待たせ致しました。

既にオーナー様にはご連絡済みで、取りに来て頂く段取りもついております。仕上がり楽しみに、道中お気をつけて御来店下さい。お待ちしております。

2006/03/21
 
jpg画像 プレリュード FRPフロントリップスポイラースプレーパテ2回目塗布前(img89.jpg) -89- プレリュード FRPフロントリップスポイラースプレーパテ2回目塗布前

既に一回、リップスポイラー全体にスプレーパテを塗布し、全体に研磨した状態です。これでもまだまだラインは相当崩れています。
ちなみにカーボンファイバーでも、「ウェットカーボン」の場合はクリアー状のゲルコートが塗布されていますので、スプレーパテもゲルコートと同じく「ポリエステル系」なので、スプレーパテでラインを形成する事は製品本来の素材と変わりありませんのでご安心下さい。

この後再度スプレーパテを塗布し、さらにラインを煮詰めていきます。

すでにこちらはサフェーサー塗布まで完了し、おおまかなラインの復元は完了しております。ご安心下さい。

2006/03/21
 
jpg画像 プレリュード FRPフロントリップスポイラー旧塗膜剥離(img88.jpg) -88- プレリュード FRPフロントリップスポイラー旧塗膜剥離

こちらも大変お待たせしております。

元々現車についていたリップスポイラーですが、仕上がりが悪かったのでやり直したいとの事で、とりあえずは旧塗膜を剥がします。見たところ5コートくらい塗り重ねられていて、最初の方で恐らく自家塗装されたと思われるアクリルラッカーのような塗膜が出てきました。これは非常にペーパーが絡むので結構厄介です。
素材がFRP(カーボンファイバー)になるので余り粗目のペーパー(研磨紙)は使いたくはなかったのですが(どんどん削ってしまいます)、#120くらいではペーパーが数秒で廃棄物となってしまうので、急遽#80で対応です。
しかし#80を使うとなると元のラインまで崩してしまうので、この後ラインを作成する作業を行う必要が出てきます。

2006/03/21
 
jpg画像 アルファ147 FRPリヤバンパー装着前(img87.jpg) -87- アルファ147 FRPリヤバンパー装着前

最初に組みつけようとした状態です。リヤバンパーの左側の上が分厚過ぎてはまりません・・・(画像赤丸)。しかし社外品のFRP部品はいつもこんな感じです。ジャガーXKRの場合も、「リヤバンパーは新品交換よりも再利用した方が良い」と判断した理由はこれです。製品の型崩れですね・・・。

とりあえずこれくらいはFRPを削り落としてはまるので問題ありません。しかしバンパー先端の黄丸の部分の穴がボディ側の穴と全然位置が違うので、こちらはFRPを新たに貼り付けて穴を一旦埋めてしまいます。そして新たにボディ側の穴に併せてバンパーの穴を開けなおします。社外品FRPの場合、同じ製品でも各部品で出来具合は大きく変わるので、これが事前見積もりが難しい理由ですね・・・。

緑の線の箇所も分厚く、そのままリヤゲートを閉めるとバンパー割れてしまうくらい狭いです。なのでこの箇所も裏側を削り落として薄くします。

既に上記問題はクリアーしたので、あとは他にご依頼頂いているマフラーを取り替えてから再度リヤバンパーの立て付け調整になります。他にはフロントバンパー、左右サイドステップカバーがありますので、後日こちらも作業入り次第掲載させて頂きます。楽しみにお待ち下さい。


2006/03/21
 
jpg画像 アルファロメオ147入庫(img86.jpg) -86- アルファロメオ147入庫

既に画像ではエアロ(社外品FRPリヤバンパー)装着済みですが、これだけでも結構苦労しました…。
今回のアルファも千葉よりの御来店になります。最近遠方の方が重なってますね…。先日は御足労頂き有難う御座いました。

あれから早速仮合わせしたのですが(どうにも不安で)、とりあえずは一番簡単(そう)なリヤバンパーからの装着になります。オーナー様、イメージ湧いたでしょうか?

2006/03/21
 
jpg画像 Ferrari F355 結晶塗装ヘッドカバー装着(img85.jpg) -85- Ferrari F355 結晶塗装ヘッドカバー装着

こちらは以前ヘッドカバーのみ発送でのご依頼で結晶塗装を施した、フェラーリF355のヘッドカバー(装着済み)です。後日無事エンジンに装着したとのメールと画像頂きましたので掲載させて頂きます。その節は有難う御座いました。
車体色はオレンジだったんですね・・・初めて知りました。

現在のデータでは6年経ってスチーム掛けても剥がれるような報告はありません。アルミ素地には下地処理(リン酸エッチングorサンドブラスト処理)を施し、ウォッシュプライマーも塗布されているので、これらの点では新車時よりも長持ちする塗膜が出来ていると思います。
今後も末永く乗り続ける事応援しております。

2006/03/21
 
jpg画像 プロフィット イメージフラッシュ未完成品(廃棄予定)(img84.jpg) -84- プロフィット イメージフラッシュ未完成品(廃棄予定)

こちらは去年作成していたフラッシュ画像ですが、作成途中でイメージが変わってしまったので途中で手付かずになってしまいました。こちらです。ボリュームに気をつけて下さい・・・。途中の文章も読めないと思います・・・。イメージだけでも伝わればと思います。期間限定で公開致します。お粗末なものですいません・・・。

頭の中で全体の構想が大きく変わってしまったので、各部変更するよりも一から新たに作り直す事になると思います。半年掛けたのですが廃棄処分になると思います。

仕事が非常にアナログ的なので、趣味的にデジタル的な事をするのが結構好きです。次回は動画も組み込んで、より伝わり易い作品を作成したいと思います(当分先でしょうが・・・)

2006/03/19
 
jpg画像 ミニ マークU 室内本塗り前(img83.jpg) -83- ミニ マークU 室内本塗り前

ちょっと前の工程に戻りますが、先ほど説明した「半自動溶接」と「繋ぎ目のパテ」の部分がこの画像の赤丸の部分になります。床を貼り直す際に、この車体室内の横に通ったパネルも一旦切り取っているので繋ぎ直しました。犠牲車両から同じ部位を切り取った物を、少し小さめになるように折り曲げ直し(叩き直し)、車体に残っているパネルの内側にはめ込み、ここはスポット溶接をして「フランジ」状にします(隙間にはウォッシュプライマーを流し込みます)。そして切り取ったパネルをこのフランジ状になった箇所に被せるのですが、ここは恐らく車体の要になる部分だと思いますので(フレームとはちょっと違うと思うのですが…)、この箇所のみ半自動溶接を施し(反対側の端サイドシェルとの接合部も半自動溶接です)パテでラインを出しています。車体の「ネジレ」に重要な箇所なのでパネルボンドは控えました。
ちなみに白く塗られた物はエポキシ系浸透型プライマー「エスコ」です。

2006/03/17
 
jpg画像 ミニ マークU ボディーシューツ(アンダーコート)(img82.jpg) -82- ミニ マークU ボディーシューツ(アンダーコート)

今回このミニの旧塗膜を剥離する際に困難を極めた「アスファルトのようなボディーシューツ」が非常に嫌だったので、今回の修理では2液ウレタン製のボディーシューツ(3M社製)を使います。これは主剤と硬化剤がパッケージの中で混合出来るよう構造になっていて、専用ガンを使って吹き付けます。ノズルはパッケージに最初からセットされているので、作業前も後も手が汚れずに出来ます。しかし「肌」が思うように出来ないのと、コストが高過ぎるので余り使っていません。今回の修理には理想的だと思います。何より今後剥離する必要がある時、ペーパーに絡みつくような事がありません。

今回のこのミニの修理で何気なく気を使った事は、「次回作業する人がやり易いように」です。40年も経って未だ健在しようとする車両であれば、この先また大きな補修(レストア)が行われる可能性は高いと考えられます(勿論機会の無い様に今回修理しているのですが)。所謂「バランスシート」を超えた修理の可能性があるからです。
なので、次回(何年先だか解りませんが…)補修する人が困らないように、今回のボディーシューツのように色々と工夫して作業したりもしています。溶接箇所も半自動溶接は殆ど使用していません(半自動溶接の方がスポット溶接よりもガッチリ付きますが、外す際に困難です。反面スポット溶接は発見が楽です)。パネルのつなぎ目のパテやシーラーもインチキ臭い厚塗りはしていません。極力正直な修理を心掛けてみました(このミニに限る事ではありませんが…)。

自動車塗装に限る事ではありませんが、作業方法や使用材料はどんどん良い物が開発されて進化していく物だと思います。「アスファルトの様なボディーシューツ」もその時代のやり方では仕方の無かった事だとも思いますし(しかしプライマー層で足付けしていないのには時代に関係無く納得出来無い事なのですが…)。

ちなみに溶接技術も凄い進化をしているみたいです。プレリュードのオーナー様に教えて頂きました。→http://www.hitachi-hisec.co.jp/product/fsw.htm
”摩擦攪拌接合”なる凄い技術です…。いつかこの様な技術が特別なものでは無く、自動車補修に使われたりもするのかも知れません(と言うより、ゴルフ5のようなアウタパネルのみ交換の方が現実味がありますが…)。

2006/03/17
 
jpg画像 ミニ マークU 中塗り完了しております。(img81.jpg) -81- ミニ マークU 中塗り完了しております。

こちらも大変お待たせしております。

フロアー(床)パネル張り替えのミニですが、車内と下周りの本塗りは完了しております。リフトで上げ下げして一緒に塗りました。

当初の予定(ご依頼)では、張り替えた床の部分のみの塗装でしたが、「折角だから」との提案に許諾頂き有難う御座いました。ルーフライニング(屋根内張り)も外す予定ではなかったのですが、結局外しました…。
どんな作業でも、この「折角だから」は、これを言い出すとキリの無い話だと思います。「折角だからインパネも」「折角だからエンジンも」「折角だから足回りもミッションも」「どうせなら屋根を切って・・・」と、こんな感じになってしまいます。どの作業にしてもライン引きは難しいです。引かないと何も出来ないのですが…。

現在取り外している部品「ドア」「トランク」「ボンネット」を作業中です。なんとか来月中には完成させたいです(丁度半年くらいですね…)。

2006/03/17
 
jpg画像 プレリュード作業開始しております。(img80.jpg) -80- プレリュード作業開始しております。

先日は御足労頂き有難う御座いました。作業は既に進行しております。
こちらのプレリュードは、新車から14年乗り続けているとの事ですが、オーナー様の大のお気に入りとの事で、未だ凄い状態で健在です(細部までピカピカです)。とても14年経っているとは思えません…。ちなみにこちらは千葉からの御来店になります。

今週末にも千葉からアルファ147(エアロフルセット取り付け)の御来店入庫予定で、現在メールでの進行中のお話では愛知からもやってくるかも知れません。皆様御足労お掛けして申し訳御座いません…。

ちなみに当店に来られる方は、現在の工場に移ってからはご近所の方も前より(都筑店)は多くなりましたが(通りに面しているお陰ですね)、やはり近くの方は少ないです。都内では世田谷の方が多いですが、それでも近い訳ではありませんし…。ご贔屓有難う御座います。

今回のプレリュードは、どちらかと言うと「事故」では無く、前から気になっていた箇所の修復になります。修理箇所としては、「フロントバンパー」「フロントリップスポイラー」(カーボンファイバー)、「マッドフラップ」「リヤバンパーサイドスカート」になります。

ちなみに本日リップスポイラーの割れを修復しようとして重大な事が発覚しました。こちらのスポイラーは4回ほど塗られた形跡があるのですが、一番最初に塗ってあるガンメタ色がどうも自家塗装の「アクリルラッカー」の模様です。これはマズイです…。この上に通常のウレタン塗料(二液)が塗られているのですが、これはタブーな作業です…。良くチヂレなかったと思います・・・。
当然この上から塗る訳にはいきませんので、全て剥離致します。しかし当初から全部剥離する覚悟はしておりましたので問題ありませんが、問題としては「ペーパーが絡む」です。塗料がちょっとの摩擦熱で軟化してしまうので、ペーパー(研磨紙)が直ぐにダメになってしまいます(使い物にならなくなります)。少し想定外でしたが、仕上がりに関しては特に問題御座いませんので(全て取り除くので当たり前ですが)ご安心下さい。

完成までまだ時間掛かると思いますが、何卒もう少々お待ち下さい。

2006/03/17
 
jpg画像 アリスト完成(img79.jpg) -79- アリスト完成

大変お待たせ致しました。ついに完成です。
オーナー様には既に連絡済みで、明日名古屋から新幹線にて取りに来られる予定です(現在午前1時で大雨降っていますが…)。御足労お掛け致します(二重敬語で間違った使い方でしょうか…。勉強不足すいません)。

天候やご都合など、変更御座いましたら後日でも構いませんので無理なさらないで下さい(この日記が見れないかも知れませんが…)。

それでは明日、道中お気をつけて御来店下さい。

2006/03/17
 
jpg画像 ジャガーXKR 本塗り完了(しています)(img78.jpg) -78- ジャガーXKR 本塗り完了(しています)

こちらも大変お待たせしております。本日本塗り完了致しました。午後6時くらいで途中雨が降ってきましたが、使用しているエアーは湿気は強制的に除去しておりますので(エアードライヤー二機掛けです)仕上がりに問題は御座いません。ご安心下さい。

トランクトップの後部にリヤスポイラー(これもアーデン製だと思いますが)が付いていて、これが接着剤でついているようであれば外さずにトランク後部側面のみで済まそうと考えておりましたが(保険作業なので仕上がり優先で選択しています)、ボルト(3本)での固定だったので問題無く外せました。社外品の場合、時々接着剤が付いている事がありますが(外れて飛んでいく訳にはいかないので…)、この場合で外す際にはパネルがボコボコになってしまうケースがあります。隙間からカッターやピアノ線を入れて綺麗にカット出来れば良いのですが、結構大変です。今回のようにハイマウントストップランプも付いていれば配線も一緒に切れてしまいますし…。

先ほどのアウディーの箇所で説明もしましたが、昔のジャガーは磨き込んでの「テロッ」とした肌が特徴でしたが、現行型のジャガーXタイプやSタイプではそうではありません。しかしこちらのXKRは往年のツルツル感が強いです。現行XJもツルツル感が強いですが、それよりも磨き込んだ感じの肌です。生産台数的に製造ラインが違うのだとは思いますが、新車時でどのような工程になっているのか知りたいです。どなたかご存知の方が居れば是非ご教授下さい(ちなみにXKRは今回初めて触れますので…)。

ちなみに画像内赤丸の部分にはテストピース(鉄製)のプレートが貼ってあります。以前説明しましたが、これは当店の「塗装カルテ」なる、修理の際の作業内容を記録しているカルテに貼り付けして保存する物です(時々忘れてしまう時もあります…)。使用した材料や作業内容、作業環境や調色時に使った原色(データ以外の物など)、とにかく気付いた事を殴り書きしているので酷い字になってしまっていますが、最も役に立つのは再入庫時の「調色」作業です。今回のジャガーもデータ上ではホワイトパールのみ混入されていますが、実際にはレッドパールやグリーンパールが使われていると思われます(実際使いました。前のレンジもそうでしたが、英国車はこのパターンが多いです…)。

明日は乾燥硬化として一日手を触れない予定です。今週中の完成は難しいかも知れませんが、仕上がり予定が決まりましたら事前に連絡させて頂きます。仕上がりまでもう少々お待ち下さい。

2006/03/17
 
jpg画像 AUDI A4ワゴン 本塗り完了(しています)(img77.jpg) -77- AUDI A4ワゴン 本塗り完了(しています)

大変お待たせしております。昨日無事本塗り完了しております。綺麗に仕上がったと思います(例によって私の口からは仕上がりに関しては言い切れませんので・・・)。

バンパーは新品交換で、下地はプライマーが塗布された物です。外国車の場合これが一般的で、国産車のような色の付いた(塗装された状態の)「カラードバンパー」なる設定は通常ありません(本国ではあります)。これは恐らく在庫管理の理由からだと思います。
話はそれますが、ゴルフ5はドアアウターパネル(ドアの外板の鋼板パネル一枚を指します)がボルトで付いているそうで、ドアの凹みの場合はアウタパネルのみの交換で対応するそうです。昔はこれが普通の作業だったらしいのですが、最近ではドアパネル一枚交換が普通です。通常ドアアウターパネルは耳が内側に折り込まれているので、折り込んだ際に外板パネルが歪んでしまい、慣れていないと難しいそうです(私はやった事がありませんし…)。これをゴルフ5ではボルトのみでの固定で(確か8本と聞きましたが…)、相当簡単に脱着が可能になっているとの事です。既に色が塗られているカラード製品であれば、もう「自動車塗装屋」は必要ありません。いずれは無くなる職業ですね…(昔サターンが出た当時同じ話題になりましたが全然問題無かったですね…)。


アウディの肌(クリアーの新車肌)は私的には一番好きな肌で、最近の塗膜では相当良く出来た塗り肌だと思います。VW系のゴルフもこれに似ているのですが、車種によってバラつきがあるように感じます。その点アウディは安定しています(私的見解です)。

昔のジャガーのように単に肌が「ツルツル」しているのでは無く(現行型はちょっと違います)、キチンとラウンド(肌の凸凹)が規則的に並び、それでいて広く浅い形をしています。ジャガーの場合、新車時に相当のポリッシュを行われている(いた)との事で、あのようなツルツル感がある訳です(これがジャガーの「売り」でもあったと思うのですが)。アウディーは塗り肌でツルツルしています(表現が難しいです・・・)。

ちなみに今回のアウディーでは、オーナー様のご希望で「リヤバンパーの保護シール」を製作しております。リヤラゲッジスペースからの物品の出し入れでバンパー上部が傷だらけになるのを防ぐ為の保護シールです。良く見かける物ではアルミプレート製の物などありますが、今回はポルシェのクォーターパネルに張ってある耐摩擦性に優れた専用のクリアーシートで型から作成します。後日工程を紹介しますので是非楽しみにお待ち下さい(DIYでも十分出来る範囲だと思います。お悩みの方是非参考にしてみて下さい)。

2006/03/17
 
jpg画像 ジャガーXKR トランクリッド鈑金修正(img76.jpg) -76- ジャガーXKR トランクリッド鈑金修正

ジャガーXKRはトランクにも若干の凹み損傷があり、デントリペアで修理出来ればこちらで対応したかったのですが、袋状になっている箇所で工具が届かず、パテを使っての修理を選択しました。(画像右下がデントリペアのツールで、袋状になっている箇所にはこんな曲線のタイプを使用します)。いつもお世話になっているデントリペア屋さんにも相談したのですが、「穴開けるしかないですね」との事だったので、それであればとパテでの対応になりました。デメリットとメリットを考えた上での判断で御座います。何卒ご了承下さい。

錆色の塗料は「レッドブラウン」で、その上にパテ、そしてこの後ウォッシュプライマー塗布、プライマーサフェーサーを塗布します(しました)。
ちなみに画像内赤いラインの箇所についていた傷も結構深かったので、こちらもサフェーサー塗布で対応しています。

2006/03/17
 
jpg画像 ジャガーXKRバンパー本塗り直前(img75.jpg) -75- ジャガーXKRバンパー本塗り直前

損傷箇所以外にも小傷があったのでそちらも一緒に処理し、サフェーサー塗布範囲は多めになっております。

ちなみに最初の損傷の状態で、バンパーが押されてサイド側が膨らんだような状態になっておりましたが、これはバンパーが変形していた訳では無く、固定箇所からズレていただけでしたのでオーナー様ご安心下さい。先日オーナー様にもお話しましたが、FRPの特徴としては、「硬い」になるのですが、逆を言うと「柔軟性が無い」となります。通常のプラスチック製バンパーの素材はポリプロピレンやポリウレタンの化合物で、柔軟性があるので押しても元に戻ったりしますが(ある一定を超えると変形が直らなくなります)、FRPの場合は割れます。これが厄介な所です・・・。

このアーデン製のバンパーの場合、純正のリーンホースメント(バンパーを固定する「骨」に当たる部品。このジャガーはプラスチック製です)を利用しており、ボディと固定される要の箇所はたった4箇所で(FRP社外部品の場合これが普通です…)、固定されていない箇所がズレてしまったのでバンパーのサイドが膨らんだような状態になってしまっていたのです(解り難い説明ですいません)。

既に何回もボディに仮組み仮合わせを行っているので、塗り終わってからはスムーズに付くようになっております。完成まではもう少し掛かりますが何卒もう少々お待ち下さい。

2006/03/16
 
jpg画像 ジャガーXKR ARDENリヤバンパー割れ修理(FRP)(img74.jpg) -74- ジャガーXKR ARDENリヤバンパー割れ修理(FRP)

大変お待たせ致しました。実は先ほど本塗り完了しております。アウディA4も先日無事塗り終わっております。いきなり進行が進んでしまってすいません。

なので途中作業の紹介になります。

今回のジャガーXKRは、駐車中に後部を当逃げされてしまい、リヤバンパーとトランクリッドに損傷を受けました。トランクは少々の凹みなのですが、リヤバンパーはヒビが入り、バンパーサイドは若干ズレ落ちてしまっていた状態です。故意では無いにしても酷い行為です…。

FRPパーツの修理方法として、「亀裂」はやっかいです。ゲルコート(ファイバー繊維の上に塗られているポリエステル系の塗料。余り好きではありません…)のみの損傷であれば削り落とすだけで済みますが、今回のように繊維が破壊されて(割れて)しまった場合、その上からパテを塗るだけでは後にまた割れが出てしまいます。しかし上からファイバーを貼り付けてしまうと正規のラインよりも高くなってしまいます。なので今回のような「割れ」の修理方法としては、割れた部分を切り取ってしまいます。画像にあるように損傷を受けた部分を切り取って穴を開けてしまいます(背景が汚くてすいません…)。
そして穴の箇所をテーパー状に研磨し緩やかな傾斜を形成します。
そして表からガムテープを貼り、裏からファイバーマットとポリエステル樹脂(透明)を貼り付けます(強度を持たせる為2枚)。素材は新品時と同じ物を使用しているので見た目も解らなくなります。

そして裏が硬化したら表のガムテープを剥がし、その部分を研磨足付けして、穴の大きさより若干大きめにファイバーマットを再度貼り付けます。合計3枚になります。

表が硬化したらあとはパテの処理と変わりません。その後ラインを形成する為にパテを塗布し研磨します。通常の鈑金作業と変わりありません。

2006/03/16
 
jpg画像 アウディA4 アンダーカラー塗布(img73.jpg) -73- アウディA4 アンダーカラー塗布

そしてアンダーカラー塗布の仕上がりがこちらになります。一見して損傷を受けた箇所も凸凹した仕上がりでは無いので、万一誰かに見られても修理した事は解り難いと思います(私が言い切れる事ではありませんので…)。

表側は無事サフェーサーの塗布まで完了しておりますので、ここで「寝かし」に入り、来週早々にクォーターガラスの取り外し、そして半ばには本塗り予定となっております。仕上がり楽しみにお待ち下さい。

2006/03/12
 
jpg画像 アウディA4 アンダーカラー作成(img72.jpg) -72- アウディA4 アンダーカラー作成

先ほどウォッシュプライマーを塗布したクォーターパネル裏側の、「新車時のプライマー」の塗色に合わせた色を作成します。
厳密な調色では無いので、簡単に、ブラック・オーカー・レッドオキサイド・ホワイトの四色で目調色で作成します。

通常全く目に付かない箇所なので、この箇所であればウォッシュプライマー塗りっぱなしでも問題無いのですが、オーナー様にとっては見えない箇所も相当気になると思いますので、その意向を保険屋さんに伝え、費用は保険屋さんに負担して頂く事とさせて頂きます。

今回、リヤバンパーの損傷的にも、保険屋さんの解釈であれば「修正」での修理方法が選択されるのですが、オーナー様の強いご要望により「交換」が認められました。通常、先日日記にも掲載されたマラネロのように「対物100%保険」であればある程度のわがままが通用するのですが(決してわがままではありませんね。失礼致しました)、今回の保険屋さんの対応には私も少し驚いております。オーナー様の努力が実った結果となると思います。お疲れ様でした。

なので画像にある「新車時のプライマー処理の再現」も保険屋さんに費用を認めて頂こう、との判断であります。ちなみに金額にして¥4、000くらいでしょうか…。

2006/03/12
 
jpg画像 アウディA4 サイレンサーパッド(img71.jpg) -71- アウディA4 サイレンサーパッド

これがその「サイレンサーパッド」になります。いかにも燃えそうな素材です・・・。
最近の車には比較的多く使用されていますが、メーカーももう少し難燃性とか考えてくれれば良いのですが・・・。

2006/03/12
 
jpg画像 AUDI A4 鈑金箇所パネル裏処理(img70.jpg) -70- AUDI A4 鈑金箇所パネル裏処理

鈑金(叩き)を行った右クォーターパネルの裏側の処理を行います。スタッドの使用による「焼け」と、裏当ての「ドリー」が擦れた為、旧塗膜(ここは新車時よりプライマーのみ塗布)の部分的に鋼板が露出している為、いつも通り防錆処理を行います。

黄色い箇所がウォッシュプライマーを塗布した箇所で、その場所に「サイレンサーパッド」なるスポンジ状の防振材が貼ってありました。
もしこれをそのまま表からスタッド溶接などの火を使う作業をすると、このサイレンサーパッドは燃えます。燃えないまでも焦げたりして、車内に焦げ臭い匂いが残ります。聞いた話では、焦げて火が燻っている状態で、ドアを開けた瞬間酸素が入りこんで車体が燃えてしまうなんて事もあるそうです。あり得ない事です(あってはならない事です)…。

四角くマスキングしてある箇所は、ちょっとゴムっぽい防振シートで、これは剥がす必要が無いので(剥がすとボロボロになってしまいます)そのままにしていますが、ここは手を付けて(叩いて)いない箇所なのでマスキングで行っております。

2006/03/12
 
jpg画像 ミニ マークU 下周り塗装準備(img69.jpg) -69- ミニ マークU 下周り塗装準備

今回は下回りも全て塗装する必要がある為(下周りの旧塗膜も殆ど剥離した為)、リフトで持ち上げた状態での塗装となります。

ブース内での塗装では無いのですが、このスペースのみ両側に防炎シートが張り巡らされるので、床にビニールを敷き、低圧ガンの使用であれば周りに塗料飛散も無く塗装作業が遂行出来ます(作業者にとっては酷なのですが・・・)。

また時間見つけて床の張替え、サイドシェルの移植など紹介したいと思います。楽しみにお待ち下さい。

2006/03/12
 
jpg画像 アリスト本塗り完了直後(img68.jpg) -68- アリスト本塗り完了直後

そして本塗りが完了した時点です。

先日掲載した通り、左のフロントフェンダー(補修暦無し)への「ボカシ作業」を行いましたが、フェンダー内にベースコートが塗布されているのはトップ部のみ(幅5センチ程の箇所)になります。クリアーは勿論パネル一枚塗布しております。付属部品も勿論取り外し済みです。

新車塗膜が染まっていない(隠蔽していない)以上、側面の色違いが起きないように、ボンネットを塗っている時のベースコートがフェンダーに飛ばないよう、最初はフェンダー全てをマスキングをした状態でボンネットのみベースコート塗装を完了しました。
この方法は隣接パネルの肌を荒らさない為に良く行われる手法なのですが、私的には本当は余り好きではありません(と言うより日常全くやりません)。現在メインで使っているスタンドックス(デュポンの使用頻度は非常に低いのです)では、ベースコートの肌荒れが非常に少ない仕上がりが可能です。なので塗装作業中にマスキングをする事によって生じる「ホコリの発生」のデメリットは発生しません。本塗り時は極力ストレス無く行動する事を第一に考えておりますが、今回は他に重点をおかなくてはなりませんでしたのでフェンダーをマスキングする必要がありましたが、仕上がりは問題無く出来たと思います。

2006/03/12
 
jpg画像 アリスト ボンネット下地処理(img67.jpg) -67- アリスト ボンネット下地処理

こちらも掲載大変お待たせ致しました。実は既に塗り終わっております。名古屋からご来店のアリストになります。

ボンネットの肌の違和感の原因が解りました。単に「塗り肌」が悪かっただけで無く、クリアーの塗り過ぎによる「大きなうねり」までもが生じておりました。恐らく塗られたのは一回では無いと思われます。私的見解としては、「悪い肌の上に悪い肌を塗り重ねた」のでは無いでしょうか・・・。

今回の様な「ひどい肌荒れ」の場合、下地処理として現状の肌を平滑にしなければなりません。通常の肌であれば手研ぎか、或いはゴム製の当て板をあてて研磨しますが、ここまで酷い場合は「砥石」を使って素地調整をする必要があります。所謂「ミラーフィニッシュ」の状態です。肌が一切無く、鏡の様な表面にします。アメ車のカスタムカーなどで良く使われる手法です。

画像黒丸の部分が、砥石(#800)を当てて研磨し始めの状態で、平滑な砥石を使って研ぐと、このように「まだら」な状態になるのは素地が「凸凹」している為です。肌だけで無く「ライン」そのものが崩れてしまっています…。それを研磨していくと画像白丸の状態になりますが、ここはきつい#800のペーパー目が生じているので、この後手研ぎで#800→#1000→#1200と深い傷を消していきます。同業者の方であれば解ると思いますが、シルバー塗色で「砥石」などを使うリスクは相当なものがあると思います。

無事ボンネットはサフェーサーの塗布を必要としない下地処理が出来ましたが、ボンネット一枚の肌調整でおよそ5時間は費やしました。お陰で良い塗り肌(新車肌)が再現出来たと思います。楽しみにお待ち下さい。

2006/03/12
 
jpg画像 フィアットバルケッタ  本塗り完了直後(img66.jpg) -66- フィアットバルケッタ  本塗り完了直後

本塗りが無事完了した時点での画像です。比較的「テロテロ感」の強い新車肌でしたので、それに合わせて大きめのラウンド(テロテロした肌)に仕上げました。綺麗に出来たと思います。

問題だったのは「色」(ベースコート)で、以前の補修時での調色作業は行わなかったのか、フェンダー前方と後方では全然色が違いました・・・。フェンダー後方がボディ全体の塗色(新車時の色)に合っていたので勿論そちらに合わせ、そちらの問題も解消された事と思います。

仕上がり楽しみにお待ち下さい。また無事仕事を終わらせてのご帰国お待ちしております(特に急かしている訳では御座いませんので)。

2006/03/12
 
jpg画像 フィアットバルケッタ  ウォッシュプライマー塗布状態(img65.jpg) -65- フィアットバルケッタ  ウォッシュプライマー塗布状態

こちらも掲載が遅れて申し訳御座いませんでした。既に全ての作業完了しております。まだオーナー様は日本に帰国されるのは先ですが、仕上がり楽しみにお待ち下さい。

こちらのバルケッタ、バンパーとフロントパネルのラインが相当ずれていたので(フロントパネルの鋼板が足りなかったです)、鈑金作業、パテ作業共にバンパーを付けては外してパネルを修正、これを数十回繰り返してようやくプライマー&サフェーサー塗布に至りました。

実は先日、保険屋さん(アジャスターさん)が再度車両を見に来まして、「叩いて直したの?綺麗に直りましたね。大変だったでしょ…」と一応お褒めのお言葉頂きましたが、フロントパネルの形状上、裏側作業(ドリー)の自由度が高かったので作業はし易かったのです。

2006/03/12
 
jpg画像 ジャガーXKR 入庫(img64.jpg) -64- ジャガーXKR 入庫

こちらも既に入庫しておりましたが、掲載遅れておりました。先日は御足労頂き有難う御座いました。

今回はリヤ部を当て逃げされ、ARDEN製FRPバンパーに亀裂が入ってしまいました…。修理方法としては、バンパー交換も検討したのですが(こちらも保険作業なのでとにかく仕上がり優先で)、現在国内在庫無く、また(新品)FRP製品の出来具合も定かでは無いので修理する方法で進行しております(既にオーナー様了解の上です)。

去年よりご連絡頂いておりましたアルファ147オーナー様のエアロ部品一式が先日届き、本日オーナー様にわざわざ御来店頂き部品確認して頂いたのですが、やはり(新品)FRP製品の出来の悪さに驚いておりました。金型を使用しないFRP製品では、どうしても出来具合は余り良く無いのが普通だとも思いますし、私的にはFRP製品は「未完成なもの」的な感じが強いです…(しかしNISMO製や無限製は結構良いです)。

しかしFRP製品のその素材の特徴として、大きな修正でも比較的新品状態と同じような作業方法で修復出来る事が良い点です。交換では無く、修正によってデメリットよりもメリットが上回るような仕上がりになるよう努力致しますので完成まで何卒もう少々お待ち下さい。

2006/03/12
 
jpg画像 アウディA4 パテ作業完了(img63.jpg) -63- アウディA4 パテ作業完了

極力「火」(スタッド)は使いたくありませんでしたが(オーナー様の希望でもあります)、既に鋼板(恐らく高張力鋼板)が相当伸びていたため、どうしても「絞り」の作業が必要になり、十数か所のみ火を使いました。いつも通り裏の防錆処理も行いましたのでご安心下さい。またパテも薄く済んだと思いますので(実際どれ位なのかは計る事が出来ません…)ご心配も解消出来た事と思います。

裏の処理は後に説明致します。

2006/03/12
 
jpg画像 アウディA4 鈑金(叩き)完了(img62.jpg) -62- アウディA4 鈑金(叩き)完了

サーバー障害もようやく復旧したようで(現在AM4:12・・・)、無事日記掲載となります。大変お待たせ致しました。現在の進行状況としてはサフェーサー塗布まで完了しております。

一度レッドブラウンを塗布後、研磨しては叩いての作業を繰り返しているうちに最初に塗ったレッドブラウンが殆ど無くなってしまったので再度レッドブラウンの塗布になります(画像矢印の箇所のみ残り)。画像はその直前の状態です。
こちらのアウディは購入されてからまだ1000キロ程しか走行しておらず、今回の事故では車両のみならず、オーナー様の心中も相当の痛みの模様で、今回の修理に関しても色々とお悩みになった事と伺っております。そんな中で当店を選んで頂けた事は非常に有難い事で、それに応えるべく、仕上がり喜んで頂ける様努力致しますので何卒完成まで今しばらくお待ち下さい。


2006/03/12
 
jpg画像 ミニ マークU 運転席貼り付け用フロアパネル(img61.jpg) -61- ミニ マークU 運転席貼り付け用フロアパネル

先ほどのフロアパネルを研磨し終わった状態です。貼り付けてからフロアー全体を纏めてエポキシ系プライマーで塗布するのですが、このままの状態では直ぐに酸化(錆の発生)してしまうので、この時点では軽くウォッシュプライマーを塗布しておきます。たった一日開いただけだとしても、この作業を行うのと行わないのでは今後相当差が出てくると思います。それくらい「錆」の発生は早いのです…。

ちなみに先日、助手席側のフロアーを貼り付けた際の工法として3M社の「パネルボンディング工法」と説明しましたが、スポット溶接を併用した作業は「ウェルドボンディング工法」とした正式な名称がありました。サイドシェル(ロッカーパネル)やコアサポート(フロントパネル)のような「構造部位」の場合はこちらを必ず行う事と説明しております。
またいつもお世話になっているオートサプライヤーさん(塗料屋さん)が3M社から聞いた話では、パネルボンドが硬化する前であればその箇所でもスポット溶接可能との事です。わざわざスポット溶接部を避ける必要が無いとの事です。これは非常に良い事を聞きました。さらに理想に近くなります。


もうそろそろ日が昇る時間です…。犠牲車から切り取ったフロアーパネルも、以前下周りを擦ってしまったようで結構ボコボコだったのですが、研磨しては叩いているうちに楽しくなってしまいあっという間に夜中(2時)になってしまいました…。
なんとか運転席側のフロアーパネルを貼る準備として、プライマー処理まで進めたかったので長くなってしまいましたが、ついに来週にはフロアーが貼り付け出来そうです。しかしまだサイドシェルが残っていますし、タイヤハウスの穴も塞がなくては…です。

しかしリフトがあって本当に助かりました。このミニを修理するにあたって購入(リースです…)したのですが、非常に役立っています。フロアーを上から貼って、直ぐに下からの作業に移れるので作業性が非常に良いです。
このミニがリフトから降りたら「MOTUL」のオイル交換受付のサイトを公開したいと思っております(未だ作成もしていませんが…)。
ちなみに「プロフィットイメージ」のフラッシュ動画も新たに作成していたりします。既に一年以上前から作っているのですが、途中で止まってしまっています。まだ半分くらいしか出来ていませんが、こちらは後日期間限定で紹介してみたいと思います。是非楽しみにお待ち下さい。

本日もお疲れ様でした(現在5:47です…)。

2006/03/05
 

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