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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2008】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 キャビネットの作業は来年からですね。(img90.jpg) -90- キャビネットの作業は来年からですね。

折角年内に発送して頂いたのですが、作業は来年からとさせて頂きたく存じます。お待たせしてすいません…。

ただ、現物を見れましたのでこれで完成までの作業のイメージを作ることが出来ます(私的にこれが一番大切だと思っています)。

キャビネット上部についているバッジは両面テープで固定されているのも確認しました。上手いこと付いていますね…(驚)。

こちらも作業が進行しましたら掲載させて頂きますので、楽しみにお待ちください!

2008/12/30
 
jpg画像 おまけ画像(img89.jpg) -89- おまけ画像

久しぶりに「プロフィット日記」に掲載出来る仕事でしたので少々しつこい感じで画像掲載させて頂いております。すいません…(今年も今日で終わりですので!)。

ちなみに先ほどお話したとおり、こちらの仕事は昨日塗ってありましたので、今日は念の為の2度焼きと梱包〜発送だけです。なので本日はゴトー氏と二人でTACの大掃除でした。なので腰が…みたいな感じです。
ゴトー氏は一日ブースの掃除で(本当に丸一日ブースを掃除していました)、私は現場をメインに掃除です。途中排水溝が詰まって工場内が冠水するところでしたが(笑)幸いにしてゴトー氏に気づかれる前に処理することが出来ました(爆)。

話がずれましたが、この度のご依頼誠にありがとう御座いました。恐らく明日には到着すると思いますので楽しみにお待ち下さい。
年末年始での取り付け、是非がんばってください!

2008/12/30
 
jpg画像 色見本パネルとの色比べ(img88.jpg) -88- 色見本パネルとの色比べ

左側がお預かりしている見本の既存パネルです。右側が今回塗らせて頂いた新品パネルですね。

今回はかなりスピーディーに仕上がった感じですが、昨日は一日調色に時間を費やしていました。正直、今回は失敗は許されない仕事でしたので(と言っても失敗していたら明日仕事すればいいだけの話ですが…)、塗装前の事前準備にかなりの時間を費やしておきました。

2008/12/30
 
jpg画像 パネル塗装完了時(img87.jpg) -87- パネル塗装完了時

艶消しクリアーを使えば、あれだけ艶々だったクリアーも、完全硬化後はこのように艶消しになります。

実はこの「艶消し」ですが、通常の「艶々クリアー」に比べて派手さは無いのですが、技術的に言うと非常に難しいのです。艶々クリアーに比べると8倍くらい大変でしょうか…(私的見解ですが…)。

まずは「艶具合」を見本と同じように仕上げなければなりません。艶が足りなくても駄目で、艶があり過ぎてもも駄目です。失敗した場合は当然「塗りなおし」です。

そして「ゴミ」です。通常、どんなに良い環境でも「ゴミ」は付きます。艶々クリアーの場合は硬化後にペーパーで研いでコンパウンドで磨けばゴミが在ったことも解らない仕上がりに出来ますが、艶消しクリアーの場合は全く磨くことが出来ません。磨けば当然艶消しが「艶有り」になってしまいますので…。

なので調色段階で本番さながらの「艶具合」を合わせ、本塗りでは一切のゴミを付かないように気をつけなければなりません。今回は被塗物が小さいのでこれも可能だったのですが、先日知り合いの塗装屋さんが、艶消しのボンネットの「塗りなおし13回」というい記録を成し遂げていました。結果的にはやはりゴミは付いていたのですが、もう「時間切れ」だったとの事での出庫となったらしいです。
塗装を知っている人間であればこんな事は最初から無理なのは解っていた筈だったのですが…。良い話だけして仕事を受けてしまった最悪のパターンだと思います…。

2008/12/30
 
jpg画像 エスティマインパネ本日完了〜発送しました!(img86.jpg) -86- エスティマインパネ本日完了〜発送しました!

大変お待たせしました。お預かりしておりますエスティマの内装パネルは本日完成しまして先ほど発送完了しました。

画像は昨日の本塗り完了時で、昨日中にしっかりと乾燥硬化まで済ましておきまして、本日無事完成検査を終えて発送となりました。

画像では艶々となっておりますが、これは「艶消しクリアー」で、塗った直後は通常のクリアー同様、艶々の状態になります(そんなに塗りこんでいないので艶々ではありませんが…)。

ちなみに今回は「2分艶」になり、かなりマット(艶消し)な感じです。使用塗料はスタンドックスの「スーパーマット」で、これを80%に通常のクリアーを20%、そして硬化剤とシンナーは通常通りです。

2008/12/30
 
jpg画像 内装パネル調色開始です。(img85.jpg) -85- 内装パネル調色開始です。

といってもすっかり日が落ちてしまっていますが、本日朝から調色作業をしておりました。

メタリックの場合は、最初に行うのは「メタリック感」を合わせる事から始めます。簡単に言うとアルミの「粒子」の大きさや質感が同じ物を選びます。写真ではスタンドックスの原色色見本帳を見て選んでいます(写真が下手で解り難いですが…)。青くなっている見本は、解りやすく見えるようにそれぞれ同じ量のブルー原色を混ぜて塗ってあります。

2008/12/29
 
jpg画像 キャビネットも塗ります!(img84.jpg) -84- キャビネットも塗ります!

本日無事到着しました!この度のご依頼、誠にありがとう御座います。

こちらは業務用チックな金属製の引き出し(キャビネット)で、比較的綺麗な状態なのですが、オーナー様的に「この緑っぽい白が気持ち悪い」との事です。なので今回、白っぽい白に塗装し直す事になります(ちょっとニュアンスが難しいですが…)。

普通の人であれば(極めて私的見解です)今回の内容は余り意味が解らないかも知れませんが(普通にキャビネットが買える費用が掛かっています)、一旦気に入らなくなったらどうしても気になってしまうのだと思います。心中、良く解ります解ります(強調して繰り返してます)。

年内お預かりですが、仕上がりは年明けを予定しております。楽しみにお待ち下さい!

2008/12/29
 
jpg画像 内装パネル色比較(img83.jpg) -83- 内装パネル色比較

左側がサンプル品で、右側は新品塗装済み品です。確かに全然違います。

ちなみにサンプル品の塗膜は「艶消し」ですので、今回の塗装も当然艶消しの仕上げといたします。

2008/12/29
 
jpg画像 年末になってはしまいましたが!(img82.jpg) -82- 年末になってはしまいましたが!

改めまして、この度のご依頼ありがとう御座いました!本日早速作業進行しております!

こちらは山梨より到着しました2007年式のエスティマの内装パネルとの事です。純正品か社外品かはちょっとわからないのですが、割れてしまった既存部品に色を合わせての塗装ご依頼になります。

ちょっと写真の撮り方が悪く、色味が全然解りませんが(すいません…)、手前の部品が既存の部品で割れてしまっています。これに合わせて左奥の黒い新品部品と、右奥の部品を塗装します。右奥の部品も恐らく新品ではありますが、サンプル品とは全然違う感じのシルバーなので、こちらも一緒に塗装でのご依頼となります。

2008/12/29
 
jpg画像 S20ヘッドカバー 黒 ちぢれ目(img81.jpg) -81- S20ヘッドカバー 黒 ちぢれ目

オーナー様のサイトに上手く撮れている画像があったので(勝手に)頂いてきました。

他にもこちらよりも綺麗に撮って掲載してくれておりますので気になるかたはオーナー様のブログへどうぞ!


2008/12/18
 
jpg画像 S20ヘッドカバー 完了です!(img80.jpg) -80- S20ヘッドカバー 完了です!

先日無事オーナー様にお納め出来ました。あんなに喜んで頂けて本当に何よりです。ありがとう御座いました。

近々オーナーズミーティングがあるとの事らしく、同じ旧車仲間の方にも見ていただける機会がありそうです。感謝感謝です。仕事が繋がると有難いですね…!

この度はありがとう御座いました!


2008/12/18
 
jpg画像 S20ヘッドカバー チヂレ目(img79.jpg) -79- S20ヘッドカバー チヂレ目

ヘッドカバーのアップ画像です。


オーナー様のブログ、「ハコスカおやじの奮闘記!にもプロフィット日記を紹介して頂きました。また画像沢山掲載しております。感謝感謝です。

プロフィットのHPも2年近く放置しっぱなしだったので、以前に比べて訪問して頂いている方々は4割くらい減ってしまいましたが(当然ですね…)、ありがたい事に復活してからは徐々に増え続けております。毎日更新を目指しておりますので(って昨日していない気が…)これからも宜しくお願いいたします。




2008/12/16
 
jpg画像 S20ヘッドカバー結晶塗装 本塗り完了しました!(img78.jpg) -78- S20ヘッドカバー結晶塗装 本塗り完了しました!

大変お待たせしました!
画像は本塗りが完了した時点ですが、昨夜には凸部(NISSAN S2000の文字部など)の研磨〜クリアー塗布も完了し、先ほど焼きあがっております。
グレーっぽく写っていますが、真っ黒の結晶塗装です。大きいヘッドカバーの黒は異様な重量感がありますね…。

2008/12/16
 
jpg画像 こちらもエリシオンのパーツですね。(img77.jpg) -77- こちらもエリシオンのパーツですね。

こちらはフロントフェンダーの下側に付くパネルでしょうか。左右分になります。
本日既に熱も入れてありますが、お渡し出来るには来週になります。改めてメール差し上げますのでもう少々お待ち下さい。

今日はS20のヘッドカバー結晶塗装も予定しておりましたが、どうにも腰の調子が上がらないので、来週に延期とさせて頂きます。お待たせして申し訳御座いません…。

本日はコミキの工場に行って(プロフィット社外記参照)、購入した赤外線ヒーターの調子を確認したらその近くにあるスーパー銭湯に一緒に行って(¥700らしいです)、中にある食堂でうどんでも食べて横になろうかと思います(超贅沢ですね…)。

2008/12/13
 
jpg画像 そして本塗り完了!!(img76.jpg) -76- そして本塗り完了!!

ドアの下側に付くプレートですね。フロントドアとリヤドアでしょうか。
パッパパッパやっている感じで非常にスピーディーに進んでいるようですが、3コートパールはやはり塗装回数が多いので、途中フラッシュオフタイムをとる時間も多く、10時スタートで終わったのは13時過ぎていました。なんだかんだ時間掛かりますね…。

2008/12/13
 
jpg画像 エリシオンパーツ各種 本塗りです。(img75.jpg) -75- エリシオンパーツ各種 本塗りです。

下地処理は既に昨日までに終了しておりまして、本日は午前中に本塗りになります。パーツの既存色は茶色っぽいメタリックで、これをホワイトパールに塗りなおします。広いブースを独り占めな感じですね(当たり前ですが…)。


2008/12/13
 
jpg画像 エリシオンのロアカバーサフェーサー塗布(img74.jpg) -74- エリシオンのロアカバーサフェーサー塗布

エリシオンのパーツで、一つだけ補修途中の物がありました。オーナー様自ら自家塗装で塗装しようと試みていた途中との事で、凹みと穴の修理をしてラッカーサフェーサーを塗った状態でした。

しかしながらやはりそのまま本塗りをする訳にはいきませんので、全体的にサフェーサーを塗布し直します(当然2液サフェーサーですね)。

2008/12/13
 
jpg画像 ウォッシュプライマーまでは完了しています。(img73.jpg) -73- ウォッシュプライマーまでは完了しています。

ちなみに剥離作業が終わった後は速やかにウォッシュプライマーを塗布してあるのでご安心下さい。

この状態になっていれば腐食(酸化)の心配も無いので一旦は落ち着けます。

2008/12/13
 
jpg画像 S20ヘッドカバー 旧塗膜剥離しました。(img72.jpg) -72- S20ヘッドカバー 旧塗膜剥離しました。

そして剥離作業が完了しました。アルミ無垢の状態はマテリアルそのものの質感が活かされていてこの状態も何とも美しい物ですね…(それじゃ商売にならないですが…)。

写真では既に燐酸処理も終えて、この後マスキングをして塗装に入ります。
塗装といっても、本日はウォッシュプライマーまでに留め、本塗り(結晶塗装「黒」)は明日になる予定です(撮影は昨日なので、一日ズレています。本塗りは今日予定ですね)。

しかしながら今日はどうにも腰の調子が悪いです…。午後までに休憩をとってみて、無理そうでしたら無理はしません(塗りません)。塗れると判断したら塗りますが、仕上がり優先ですので何卒ご了承下さい。
最近は寝れば翌日には回復しているのですが、今日はどうにも昨日からの腰の痛みが続いています。ちょっと今週は労働時間も長くなってしまったので駄目ですね…(ゴトー氏には「以前のキミとは全く別人みたいだね」と言われる始末ですし…)。

2008/12/13
 
jpg画像 ホンダエリシオンのロアプレート塗装依頼(img71.jpg) -71- ホンダエリシオンのロアプレート塗装依頼

先日はわざわざご足労を頂きありがとうございまいた!

ご依頼頂いたのはパーツ4点の塗装で、ホンダエリシオンのドアパネルの下側に装着されるプレート類になります。

ボディが3コートホワイトパールで、知り合いの方に片側側面を貰い受けたそうで、その反対側を入手したもののボディとは違う色だったので、今回ボディと同色にされたとの事でした。

元々のボディには装着されていないパーツで(新車オプションでしょうか)、これが装着されることによってボディのボリュームは結構大きく感じられると思います。取り付けは両面テープなので簡単そうですし、「頼めるところはお金を出して頼んで、出来るところは時間を掛けてでも自分でやる」なんて事は、DIYでもかなり仕上がりを良く出来て効率の良い方法だと思いますし、何よりオーナー様の満足感も高いと思います。何かうらやましいですね…。

(ちなみに一緒に写っているバンパーはベンツの物で今回のご依頼とは関係ありませんのであしからず)

2008/12/13
 
jpg画像 S20ヘッドカバー結晶塗装の悪い所(img70.jpg) -70- S20ヘッドカバー結晶塗装の悪い所

お預かりした時の状態で、結晶目(チヂレ目)が寄ってしまっています。解ります解ります、私も最初はこんな風によくなっていました…。明らかに「塗り過ぎ」です。

塗っている時はチヂレ目が解らないので、慣れていないとついつい塗りすぎてしまったりしるのですが、いざ結晶目が出てくると塗り過ぎた箇所はこのように「美しくない」模様が出来てしまいます。こういうのがオーナー様的に許せないらしく、発送でのご依頼ではなくわざわざご来店頂いた理由が良く解ります。

しかし普通の人なら見逃してしまうような所を直す為に、今回も相当の費用(牛丼が60〜80杯くらい食べられます)を捻出しておりますので、それ相応の仕上がりで応えたいと思います。楽しみにお待ち下さい。

2008/12/12
 
jpg画像 S20ヘッドカバー結晶塗装 承りました!(img69.jpg) -69- S20ヘッドカバー結晶塗装 承りました!

先日はご足労頂きありがとう御座いました。

写真はお預かりしたヘッドカバーです。
一見しても悪い所は見当たらないと思うのですが、オーナー様的にはそれでは納得されない所が、今回当店にご依頼頂いた理由だと思います。

ちなみに既存の色は「黒」で、今回塗りなおすのも「黒」になります。まさに「こだわり」ですね…。

2008/12/12
 
jpg画像 アルファロメオSZ 完了しました!(納品済み)(img68.jpg) -68- アルファロメオSZ 完了しました!(納品済み)

そして結晶塗装「黒」で完成です。
ちょっと露出明けすぎて白っぽいですが、実物はかなり黒々しています。

ちなみに通常は「alfaromeo」の文字部分だけではなく、フィンの部分(10本以上ある線状の部分)も研磨して光らせたいところですが(勝手な私的見解ですが…)、今回は文字部分のみ光らせるご依頼でした。

この度はありがとうございました!またのご依頼をお待ちしております!(個人様だとそうそうヘッドカバーの塗装ご依頼はありませんが業者様ですので可能性は大、ですね!)

2008/12/11
 
jpg画像 ハコスカGT−Rご来店頂きました!(img67.jpg) -67- ハコスカGT−Rご来店頂きました!

先日はわざわざご足労を頂きありがとう御座いました!

ご依頼いただいたのは車体のでは無く(現在車体修理は受け付けておりませんので)、S20ヘッドカバーの結晶塗装になります。
さらに現在車体についている赤い物では無く、予備にある黒いヘッドカバーになります。
パッと見は悪く無い状態なのですが、オーナー様にとっては細かいところが気に入らないようでして今回のご依頼にいたりました。恐らくこのあたりは「発送」でのご依頼ではなく、「実際に見てみたい」とのことでご来店頂いたのだと思います。実際に塗りあがった各種タペットカバーを見て頂き納得されていた模様です(勝手な見解かも知れませんが…)。

車体についても各部ピカピカで、とても30年以上前の物とは思えません。やはり古くても良い物は生き残るんですね(失言だったらすいません…)。

ちなみにオーナー様のブログはコチラです。現在では余り車に興味が無い私でもかなり楽しめました!しかし濃いですね…!

2008/12/11
 
jpg画像 そしてウォッシュプライマー塗布(img66.jpg) -66- そしてウォッシュプライマー塗布

元々塗装されていないパーツなので、下地処理は燐酸でのエッチングとなります。これで併せて脱脂作業にもなります。

ちなみに先日発送して納めましたベンツの12気筒のヘッドカバーのオーナー様よりメールを頂きました。綺麗に仕上がっていたとのお言葉を頂き安心しました。改めてこの度のご依頼、御礼申し上げます。

また今日はハコスカGT−R(本物)のお客様も直接車に乗ってご来店頂きまして、予備で持っているS20のヘッドカバーの結晶塗装をご依頼頂きました。わざわざ遠方からのご来店、誠にありがとう御座いました!感謝感謝です。
こちらも作業が進行しましたらまた掲載させて頂きます。

また、今日は見知らぬ同業者様からも復活お祝いのメールを頂きました。件名が「はじめまして」だけでしたので危うく迷惑メールだと思って捨てるところでしたよ…。とにかく皆様色々とありがとうございす!(ちょっと疲れて壊れ気味かも知れません…もう帰ります)

2008/12/10
 
jpg画像 アルファロメオSZのヘッドカバーも先日納まりました!(img65.jpg) -65- アルファロメオSZのヘッドカバーも先日納まりました!

ちょっと珍しい車ですが、アルファロメオのSZのタペットカバーになります。V6なので3気筒づつ2枚でセットになります。

実は今回のご依頼は業者様で、以前のプロフィットの時にお世話になっていた業者様で、今回の復帰でまたお世話になる事になりました。復活してから早速のご連絡を頂き、感謝感謝です。大田区田園調布のアルファロメオ専門店のコレクション様です。

既に作業は完了しておりますが、作業内容の詳細を紹介させて頂きます。
改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座いました!

2008/12/10
 
jpg画像 そして完成になります・・・(img64.jpg) -64- そして完成になります・・・

急いで梱包して発送になってしまったので完成時の画像が少ないのでちょっと解り難いのですが、元々塗ってあったフィン状の凸部や、マグネシウムを表す「Mg」の部分を鏡面状にしてあります。これはオーナー様のご指定になります。最初の状態にくらべてまるで違うヘッドカバーみたいですね。格好良いとおもいます。

こちらのパーツが送られて来たのは整備工場さんからでしたので、完成して送り返したのも同じところになります。まだオーナー様は確認出来ないと思いますが、実物確認を楽しみにお待ち下さい。
改めましてこの度のご依頼誠にありがとう御座いました!

2008/12/10
 
jpg画像 そして結晶塗装本塗り完了です!(img63.jpg) -63- そして結晶塗装本塗り完了です!

現在23:00をまわった所ですが、現在本塗り中だったりします…(このヘッドカバーでは無く別件です)。
これでは前と同じで体壊してしまいますが…あと一回クリアー塗って終わりですのでもう少しです(ゴトー氏も働いていますし)。

ちなみにこちらのランエボのヘッドカバーは本日発送いたしました。大変お待たせ致しました!

この後きっちり乾燥(硬化)しましたら、凸部を研磨して鏡面状に光らせます。もう少しで完成です!(既に納品済みですが…)

2008/12/10
 
jpg画像 そしてプライマー塗ります(img62.jpg) -62- そしてプライマー塗ります

そしていつも通りではありますがウォッシュプライマーを塗布します。

ちなみにヘッドカバーは塗装までに洗浄も行われています。
到着した時点で裏側には油分がたっぷりついているので一旦灯油であらい流して下地に備えます(油付いたままサンドブラストしたら大変な事になりますので…)。

そしてサンドブラストが終わったらまた灯油で洗い流し、シリコンオフでも洗い流します。

そしてサンドブラストが終わったらまた灯油で洗い流し、シリコンオフでも洗い流します。
またアルミ素材の場合には気孔が多いので水分を染込みやすく、一旦赤外線ヒーターで炙ってよく乾燥させます。



2008/12/10
 
jpg画像 旧塗膜剥離完了!(img61.jpg) -61- 旧塗膜剥離完了!

そして旧塗膜の剥離が完了です。

当初は剥がさないつもりだったのですが、サンドブラストで軽く全体に足付けしていたら結構簡単に塗膜が剥がれてしまったので「どうせなら」という感覚で全て剥がしました。
新車時の塗膜は特に問題も無く、きちんとプライマーも塗ってありました(これは実は純正としては結構珍しいのです)。

2008/12/10
 
jpg画像 ランエボヘッドカバーサンドブラスト前準備(img60.jpg) -60- ランエボヘッドカバーサンドブラスト前準備

ヘッドカバー裏側のパネルは外せないので、サンドブラストに備えてきっちりとマスキングします。
穴という穴はガムテープで塞ぎ、さらに養生紙で全体を覆い、さらにもう一度覆います。3重構造ですね。車の保険で言うと(しつこい)自賠責保険に任意保険に車両保険まで掛けた感じです。

2008/12/10
 
jpg画像 ランサーヘッドカバーの裏側(img59.jpg) -59- ランサーヘッドカバーの裏側

ヘッドカバーの裏側の内部には色々とプレートが付いています。通常このプレートはプラスネジで付いているので外してしまいますが(付ける時はネジが緩まないようにシーラー塗布します)今回のランサーはカシメで付いているので外せません(外せますが簡単には付けられません)。

ちなみに画像は2度の洗浄をした後の状態です。元々オイルだらけだったので灯油で洗浄してあります。

2008/12/09
 
jpg画像 ランサーエボリューションのヘッドカバーもご依頼いただいております。(img58.jpg) -58- ランサーエボリューションのヘッドカバーもご依頼いただいております。

こちらも長くなってしまい申し訳御座いません。

本日プライマーまで行き着き、明日本塗り予定で御座います。
当初の予定では「旧塗膜の剥離」作業は行わない考えでしたが、結局本日全体的に塗膜は剥離しました。言っている事がコロコロ変わってすいません。仕上がりと耐久性を考えた結果、途中でこの方が良いと考え急遽変更いたしました。

こちらのヘッドカバーはマグネシウム製で、純正の状態で赤メタリックが綺麗に塗られています。
この塗膜も決して悪い状態ではなかったので、当初は残す方が懸命と考えていました。キチンとプライマーも塗布されているので簡単に剥がれたりするような塗膜ではありません。ランサーは三菱でしたっけ?(元々車に疎いですが日本車は特に解らなくて…スイマセン…)。(多分)三菱、良い仕事していると思います。

2008/12/09
 
jpg画像 ベンツSLのヘッドカバー仕上がりました!(img57.jpg) -57- ベンツSLのヘッドカバー仕上がりました!

と言うより本日発送しましたのでご安心下さい。

ちょっとやっつけみたいな連続掲載になってしまいましたが、通常の仕上がり(結晶塗装)とは違い、素地の影響を受けやすい仕上がりになる為、内容の詳細を明確にしたいと思い、本日全ての掲載に至りました。

明日(本日)中にはお手元に届く筈ですので、楽しみにお待ち下さい。
敏速なお振込みありがとう御座いました。
改めてこの度のご依頼、感謝いたします。


2008/12/09
 
jpg画像 そして本塗り完了!(img56.jpg) -56- そして本塗り完了!

ちょっと解り難いですが、グレーではなく「シルバー」になっています。艶感も「ツヤツヤ」から「しっとり半艶」にしています。

悪い状態だったアルミ素地の「ササクレ」も、タップリ塗った下地の焼付け塗料で綺麗に埋まっています。2液ウレタンじゃこうはいきません。と言うより普通の塗装(2液ウレタンなど)では、「厚塗り」は全然自慢にもなりませんので。と言うより「悪」です…。適正膜厚は120μ〜160μくらいでしょうか。厚く塗った塗膜は決して綺麗な物ではありませんので(塗装が解る人はわかると思います)。

2008/12/09
 
jpg画像 SLの12気筒エンジンカバーの下塗り完了です!(img55.jpg) -55- SLの12気筒エンジンカバーの下塗り完了です!

艶々に塗ってあるグレーは下色になります。ようやくここまで来ました…。

ちょっと先週から忙しくなってきて、結局また遅くまで仕事している状態になってしまっています。今は9時前には仕事初めてますが(以前は10時からでした…)、先週から0時前には終わらない状況になっています…。
幸いにして無理な姿勢をしなければ腰もまぁまぁ順調で、「車の運転しているくらいなら仕事していた方がマシ」的な状況です。椅子に座っている姿勢が辛いですね…。おとといから腰にホカロン貼って仕事している始末ですが…(老)。

2008/12/09
 
jpg画像 SLのエンジンカバー ウォッシュプライマー塗布(img54.jpg) -54- SLのエンジンカバー ウォッシュプライマー塗布

そしていつも通り、腐食防止と上塗り塗料の密着性向上の為にウォッシュプライマーを塗布します。

どうでも良いですけどグレーチング(床の格子状の金属)が格好良いですね。こういういかにも人口物的な金属製品のデザインは好きな方ですね…。

2008/12/09
 
jpg画像 鋳造素地の状態 その二(img53.jpg) -53- 鋳造素地の状態 その二

拡大するとさらにアラさが良く解ります。

通常、自動車の塗装に使うウレタン塗料などではこの素地の悪さを埋める事は出来ませんので、パテでの処理とその後のサフェーサーの塗装で下地を作る事が必要となるのですが、メラミン焼付け塗装であれば比較的このような悪い状態の素地も埋める事が出来ます。ネタ(塗料)が濃いものを使える事とと、膜厚を厚めに塗れる事が理由と考えられます。

2008/12/09
 
jpg画像 SLヘッドカバーの塗膜剥離後の金属素地状態(img52.jpg) -52- SLヘッドカバーの塗膜剥離後の金属素地状態

塗膜が無くなって解ったことですが、やはり鋳造製品は素地の状態がよろしく無い感じです。

本来、この素地の悪さを誤魔化す為に「結晶塗装」が開発されたと聞いています。確かに結晶塗装ではいつもこの辺のアラさを隠してくれるのでいつも関心してしまいます。


2008/12/09
 
jpg画像 ベンツSLのヘッドカバー旧塗膜剥離(img51.jpg) -51- ベンツSLのヘッドカバー旧塗膜剥離

最初に剥離剤で旧塗膜を剥離していましたが、どうやらいつもと様子が違いました。

通常、ヘッドカバーのオリジナルの塗装は、結晶塗装を含め「焼付け塗装」になるのですが、その場合剥離剤を使うと「チリチリ」とチヂれて剥がれてきてくれます。しかし今回はドロドロと溶ける感じで、恐らくウレタンかラッカーの塗膜と考えられます。さらに塗膜は相当厚い状態だったので、あの剥がれや割れの原因は、「高温下のストレス」と「厚すぎる塗膜」が原因だったと考えられます。

この事から、今回行う焼付け塗装ではこのような原因は起こりませんので(起こり難いので)、結晶塗装ではありませんが安心した仕上がりに出来ると思います。

画像は剥離剤で処理後に、サンドブラストで処理をした状態です。

2008/12/09
 
jpg画像 焼付け塗装の為のメラミン塗料(img50.jpg) -50- 焼付け塗装の為のメラミン塗料

今回のヘッドカバーには「結晶目」が必要御座いませんので普通にいつもどおりの塗装でも構わないのですが、オーナー様的には「かなり強固な塗膜」=「焼付け塗装」をご要望ですので、それ専用の塗料を使います。

結晶塗装も当然「焼付け塗装」の部類に入るのですが、今回使う塗料はまさに焼付け塗料です。140℃〜170℃で硬化さえるメラミン塗料です。いつもは主に結晶塗装の微調色に使用しますが、今回はこれメインで塗装します。

ちなみに写真は黒と白ですが、実際のヘッドカバーは「半艶シルバー」の仕上がりになります。こちらで使うグレーは下地用の塗料として、現状のオリジナルと同じ仕様での再補修となります。

2008/12/09
 
jpg画像 メルセデスのV12エンジンのヘッドカバー(img49.jpg) -49- メルセデスのV12エンジンのヘッドカバー

日記更新、大変お待たせしました!
(最近このように「!」を多用することにしました…)

まずはオーナー様に報告で、本日無事発送しましたのでお約束した明日には到着するとの事です(クロネコヤマトドライバー談)。

他に、アルファロメオSZのヘッドカバーも、ランサーエボリューションのヘッドカバーも進行しておりますのでご安心下さい!

さて本題ですが、写真はご依頼時の状態で(茨城より到着しました)、メルセデスベンツSL(だったと思います)のエンジンカバーです。V12気筒エンジンとの事で、6気筒のカバー×2と、いつもの4気筒カバーの倍以上の面積となります。なんか恐ろしいですね…(意味不明ですが)。

今回はメールではなく電話で事前にお話をしていたのですが、てっきり「結晶塗装」だと思っていたのですが、どうやら結晶目は必要ない模様です。比較的ツルンとした肌で、ところどころ塗膜が剥がれています。と言うより、全体的にクラックが入って塗膜が割れてきています。

オーナー様のご希望としては、今後このようなことが起こらないように「焼付け塗装」で塗装をご希望でした。なのでそれに対応させていただきます。
後ほどこの「クラック」についても問題が発覚しますので、今回はこれを改善しての塗装となります(なりました)ので今後はご安心下さい。

2008/12/09
 
jpg画像 そして完成です…(結構疲れました)(img48.jpg) -48- そして完成です…(結構疲れました)

いつも通りウォッシュプライマーを塗布し、ようやく本塗り完了です。そして凸部もいつも通り鏡面状に仕上げます。

今回は何色にするか直前まで決まっていなかったのですが、宣伝も兼ねて頂くということで、かなり目立つ「青」にして頂きました。確かに普通じゃないですよね…。

本来はセンターにプラグキャップカバー(恐らく半艶黒)が付くのですが、これには付いていない模様です。

実際にエンジンルームにこれが装着されるとどうなるでしょう…。って、実は既に車体に取り付けているとの事です。Bさんのブログはこちらです。Bさんのブログでも結晶塗装宣伝してくれています。ありがとう御座います、ありがとうございます。

2008/12/01
 
jpg画像 素地調整終了!(img47.jpg) -47- 素地調整終了!

途中色々とあって、こんな感じになったのはすっかり日が暮れてしまったのですが、ようやく塗装準備完了です。やはり下地は大変ですね…。

2008/12/01
 
jpg画像 サンドブラスト処理(img46.jpg) -46- サンドブラスト処理

剥離剤で旧塗膜をある程度除去した後にサンドブラストで素地調整を行います。
画像はサンドブラストの箱の中で、まさにこれからブラストされるヘッドカバーです。
うーん、何か格好良いですね…。

2008/12/01
 
jpg画像 メルセデスW201のヘッドカバー結晶塗装お受付(img45.jpg) -45- メルセデスW201のヘッドカバー結晶塗装お受付

先日はありがとう御座いました。

今回は業者さん(?)で知り合いのBさん(本当のあだ名です…)からのご依頼になります。
画像はお預かりした時の状態になります。黒というかグレーというか、かなりヤレた感じではあります…。

2008/12/01
 
jpg画像 S20ヘッドカバーおまけ画像(img44.jpg) -44- S20ヘッドカバーおまけ画像

お陰様で無事納品出来まして、先日オーナー様よりメールを頂きました。

>本日ヘッドカバーを受け取りました。期待以上の仕上がりで少々驚いています。使いのがもったいないくらいです。ありがとうございました。

との事です(ヤラセではありませんので…)。

実は届いた時の状態から察するに、一度何かしらの「塗装」がされていたのでは無いかと思います。全体的に塗膜を剥がしてはあったのですが、ネジ穴など細かいところに「赤」の塗料が残っていましたので…。
私的な想像では、何かしらの方法(あるいはどこかで)結晶塗装を施すも、オーナーさまの納得の行く仕上がりではなく、今回はそれのやり直しだったのではないかと思います。
終わってみれば、当初の打ち合わせで色々と細かい指示があったのも納得です。

とにかく喜んで頂けて何よりです。
ヘッドカバーに限らず、今後機会がありましたら宜しくお願いいたします。

2008/11/26
 
jpg画像 そして完成です。(img43.jpg) -43- そして完成です。

凸部を研磨し鏡面状に仕上げた後にクリアーを塗って完成です。

ちょっと露出明けすぎたので白っぽく写ってしまっていますが、実際にはもっと彩度が高い赤ですのでご安心ください。

S20のヘッドカバーは業者様からのご依頼も多いので、年間で10個以上はあったりするのですが、隣に居たゴトー氏曰く「これって相当貴重な物だから普通はこんなに見れるもんじゃ無いんだけどね…」と言ってました。そういえば、このゴトー氏も昔ハコスカに乗っていたらしいのです!(そういえばそうでした…)。まだ板金塗装屋では無い当時、自分のヘッドカバー、6万円で業者さんに結晶塗装をお願いしたとの事です。私が請けている額の倍ですよ…(勿体無いですね…)。

ちなみに今回の費用ですが、

・リン酸処理費 ・・・¥2,000(最近値下げしました)
・結晶塗装費  ・・・¥23,000
・凸部処理費 ・・・¥4,000(比較的範囲が大きい方になります)

税込み合計で、¥30,450になります。
部品が同一色で複数になる場合は割引も適用されますのでご検討されている方は是非ご利用ください。
確か昔、R30スカイラインのオマケか何かのキーホルダーで、結晶塗装に塗られたプレートを見た事があります。そんなのでも結晶塗装が塗られているとお洒落ですよね…。



2008/11/19
 
jpg画像 S20ヘッドカバーの結晶目(img42.jpg) -42- S20ヘッドカバーの結晶目

結晶目をアップで撮影してみましたのでオマケで掲載させて頂きます(現在他にネタも御座いませんので…)。

2008/11/19
 
jpg画像 S20ヘッドカバー 結晶塗装完了(img41.jpg) -41- S20ヘッドカバー 結晶塗装完了

大変お待たせしました。本日早朝より本塗り完了です。

今回はマスキング箇所が色々とあり、見切り(塗膜の淵)部分の仕上がりが綺麗になるように、塗り終わったら即座に全てのマスキングを剥がしました。

この後、きっちりと硬化したら「凸部分」を研磨します。

2008/11/19
 

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