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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2010】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 BH自転車フレーム&フォーク 完成です!(img835.jpg) -835- BH自転車フレーム&フォーク 完成です!

大変お待たせしました!遂に完成となります。

全体的に撮るのは難しいので(下手なんですね…)部分的に撮影してますので色々紹介しますね。続きます。

2010/05/12
 
jpg画像 レガシィフロントグリル塗装承りました!(img834.jpg) -834- レガシィフロントグリル塗装承りました!

先日無事到着しております。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

時々何のご連絡も無しに部品が作業依頼書と一緒に届くのですが(恐)、かと言って暴利的な見積りはしませんのでご安心下さい(笑)。その為に一応「塗装料金表」を用意してありますので。

ただ、その料金表は「下地処理費」を含んでおりませんので、傷があったり凹んでいたりする場合には塗装以外の費用が計上されてきます。
料金表は「塗装済みの新品、または新品の状態に近い傷が無い製品」といった事を想定していますので、当然塗装以外の下地処理(剥離・サフェーサー塗布など)が必要な場合には結構な金額になってしまいます。

最近お問い合わせが多いのが「自転車」のフレームで、こちらは殆どが塗装と一緒に「剥離」の作業がありまして、実はこれらの「下地処理」の作業が結構大変なのです…。

今回のこちらのグリルも、社外品FRP製品で、部分的にパテ処理されていたり深い傷があったりと、新品だとは思いますが全体の下地処理が必要です。「研磨→2液ウレタンサフェーサー塗布→完全硬化→研磨」の作業ですね。実は塗るより手間が掛かります(厳)。

なので事前にお問い合わせ無しに届いてから、「塗装費」に「下地処理費」を加えてお見積もりをすると、事前に予想していた費用よりも高く感じてしまう場合がございます。
実際今までも2件ほどキャンセルがあったのですが、やはりその場合は心苦しい結果となってしまいますので、少しでも不安に思われる方は事前にお問い合わせ頂いてからご依頼して頂ければと思います。

が、こちらのオーナー様は下地費用も快くご承諾して頂けましたので助かりました(←いつもこんな心境です)。

と言う事ですが、下地費用が掛かる理由もこちらの日記で紹介しますのでその点は私としても良いことなのです。
言葉だけではどうしても言い訳っぽくなってしまうのですが(被害妄想かも知れませんが)、実作業もちゃんと紹介(説明)出来れば

「あぁ、俺の部品はそんなに面倒な事になっていたのか…」

と思って頂けますので(笑)。


と言う事で、作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2010/05/12
 
jpg画像 MINIのパーツ各種塗装ご依頼いただきました。(img833.jpg) -833- MINIのパーツ各種塗装ご依頼いただきました。

こちらは何度かご贔屓頂いている方で、今回はMINIのルームミラー2点のご依頼です。

以前はブレーキキャリパー&ローターの塗装で、その後ワイパーアームやらフェンダーミラーやら色々とご贔屓頂いております。

TAROXブレーキキャリパー塗装
のページです。

オーナー様からは

「いずれのパーツもいまだに美しく、あらためて高畑さんの塗装のクオリティに感謝しています」

との有り難いお言葉も頂戴しておりまして、私的にも大変嬉しく思いますし、塗ったその後の経過が解るととても安心出来ます。


それにしても今回は「ヴィンテージパーツ」との事で、さらに素地がメッキなのでちょっと面倒な内容なのですが(苦)、こちらのオーナー様からは「今回も納期、費用は問いませんので仕上がり最優先でお願いします」とご依頼頂いておりますので、出来る範囲で対応させて頂きます(何故か「頑張ります」とは言えないんですよね…謝)。

と言う事で、作業着手はちょっと先になるかも知れませんが、進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度もご贔屓ありがとう御座います!
(イラストお上手でいらっしゃいますね…)

2010/05/12
 
jpg画像 ホンダシビックのピラーカバー プライマ&サフェーサー塗布(img832.jpg) -832- ホンダシビックのピラーカバー プライマ&サフェーサー塗布

脱脂洗浄が終わったらエアーブローしてプラスチックプライマーを塗布します。
10分ほど自然乾燥させてから、続けて2液ウレタンサフェーサーを塗ります。ウェットコートで4回ですが、一度に厚塗りするとトラブルが発生しますので、毎コート乾燥時間(=フラッシュオフタイム)を5分〜10分程掛けて塗ります。溶剤が篭ったまま塗り重ねていってしまうと、2液ウレタンでもラッカーと同じ様にトラブルが発生します。

結果、セットからスプレーガン洗浄まで一時間くらい掛けますが、意外と普通のことです。
が、やろうと思えば上記作業は10分でも終わらせる事も出来ますが、完成してから最後の最後にたった1mmのブリスターでも発生していれば「塗り直し」(と言うか削り直しからですね…)になってしまいますので、であれば一つ一つを確実にしていった方が安心です。消去法の結果ですね。

2010/05/12
 
jpg画像 ホンダシビックのピラーカバー 素地調整完了(img831.jpg) -831- ホンダシビックのピラーカバー 素地調整完了

と言う事で、成型時に出来た歪みを研磨してある程度平滑にした後、全体のペーパー傷の目消しを行ってサフェーサーを塗る準備をします。

ピラーカバーはフチの部分も処理しているので、サフェーサーはフチから裏まで回りこませるので置いた状態では塗れません。
なのて重心の中心点にマスキングテープの芯をガムテープで固定し、画像のように宙に浮いたような状態で塗装作業が出来るようにします。

小物部品の場合は殆どがこんな感じで、「置いて塗る」といった事が出来ません。
が、安易にガムテープなどで固定しただけだと、硬化時の熱が入った時に粘着力が落ちて折角塗りあがった物が落ちたりもします(当然経験あります…)。

落ちたら当然塗りなおしですが、時にはそのまま廃棄物になるケースもありますので、固定に関しては慎重に、何個も任意保険掛けて挑みます(実際に保険を掛ける訳ではありません。念には念を押すとった事ですね)。

2010/05/12
 
jpg画像 V型エンジンではありません(爆)(img830.jpg) -830- V型エンジンではありません(爆)

こちらはいつもご贔屓頂いている業者様からのご依頼ですので詳細は紹介しませんが、見て頂いているかも知れませんので途中経過を紹介させて頂きます。

現在こちらのヘッドカバー関係は完了しました。これよりRB関係のパーツに着手致します。色が違いますし数もかなりになりますので平行して作業出来ておりません。お待たせして申し訳御座いませんが順調に進行しておりますのでご安心下さいませ。
RBエンジン関係は現在漬け置き洗浄中で御座います。


そして問題の画像ですが(笑)、同じ物かと思っていたら若干形が違うんですね。
って言うか左右対称に見えたので「まさかV型エンジン?!」なんて周りの皆で盛り上がってたのですが(笑)、実際はなんなんでしょう(爆)。
単に年式違いなのでしょうか…。不思議です…。

こちらの業者様はいつもサンドブラストして送って頂けますので綺麗な状態ですが、最後の仕上げとしてリン酸処理はしておりますので、パーツ内で黒ずんで見える所がありますが、こちらはエッチング出来ている部分ですので腐食ではありません。ご安心下さいませ。

いつもご贔屓ありがとうございます!


この他自転車フレームイエローパール仕様もほぼ完成です。
写真撮って紹介しますので今しばらくお待ち下さいませ!

2010/05/11
 
jpg画像 ホンダシビックのピラーカバー 作業開始しております(img829.jpg) -829- ホンダシビックのピラーカバー 作業開始しております

こちらも本日より作業開始しておりますのでご安心下さい。

ご依頼内容としては、梨地状態の純正ピラーカバー(ドアの窓の横に付く部分)を、ブラックをベースとした3コートブルーパール仕様です。
さらに「傷が極力付かないように」とのご要望ですので、今回は新しいクリアーを採用します。
以前より導入していましたが、ご依頼で使うのは今回が初めてです。
ただしこのクリアーは、当店が使う塗料スタンドックス社の物では無いので、一旦はスタンドックスでいつも通り完成させ(勿論クリアーも完全硬化させ)、その後再度足付け処理をしてそのクリアーを塗ります。
「傷が付き難い」と言うことは「磨きも出来ない」と言う事ですので、それの対応も含めて2工程として分けて行います。


さらに今回は、素材上の「歪み」なども完全に取り切りますので、素地の状態からライン出しを行います。
梨地を削り落とし、さらにペーパーと当て板(今回は木片使ってます)で平滑に研ぎ落とします。


仕上がりに関しては「最高仕上げコース」でご依頼頂いておりますので、各作業は念入りに出来る限りの事を行って進めます。
勿論費用も通常の3倍くらいになっていますが…(時間は三倍以上掛けてます)。

2010/05/11
 
jpg画像 RayBanのテンプル部分の塗装も完成ですA(img828.jpg) -828- RayBanのテンプル部分の塗装も完成ですA

フロントフレーム部分は今回は何もしておりませんので、既存の「艶消し」の黒の状態です。

艶消しと艶有りの2トーンが良い感じですね。レイバンのエンブレムもワンポイントでお洒落です。

こちらは先ほど完成のお知らせメール差し上げておりますので、ご連絡いただければ幸いです。入金は確認しております。ありがとう御座います!

2010/05/11
 
jpg画像 RayBanのテンプル部分の塗装も完成です!(img827.jpg) -827- RayBanのテンプル部分の塗装も完成です!

こちらはサイドの「ツル」の部分のみで塗装承っていてレイバンのメガネフレームですね。こちらも完成となります。大変お待たせしました!

「RayBan」のエンブレムは取り外さずにそのまま塗りましたが、塗り潰さないように丁寧に塗りましたので画像のように良い感じに仕上がったと思います。ご安心下さいませ。

もう一枚画像ありますのでそちらも紹介しますね。

2010/05/11
 
jpg画像 メガネフレーム一式「艶々黒」塗装、完成ですA(img826.jpg) -826- メガネフレーム一式「艶々黒」塗装、完成ですA

ツルの部分のガタガタした模様はメーカーHPのアドレスがレーザー刻印された部分です。

こんな感じで艶々に仕上がっております。

明日にはお手元に到着するかと存じます。
楽しみにお待ち下さい。

この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!

2010/05/11
 
jpg画像 メガネフレーム一式「艶々黒」塗装、完成です!(img825.jpg) -825- メガネフレーム一式「艶々黒」塗装、完成です!

大変お待たせしました!本日発送済みとなります。

ちょっと週明けからバタバタしておりまして、その他の作業も進行しておりますが写真撮って無いのもあるので掲載遅れております。すいません…。

こちらは他にも画像あるので紹介しますね。

2010/05/11
 
jpg画像 営業してます(img824.jpg) -824- 営業してます

週明けはお問い合わせも多く、また現場も慌しいので結構バタバタしております。先ほど電話出れませんでしたが本日も通常営業しておりますのでご安心下さい。

ただ、今日は朝からブレーキキャリパー三昧な一日でして…(疲)

まだ普通のキャリパーなら良いのですが、6ポッドとか8ポッドとか、尋常では無いキャリパーばかり塗らされてます(冗談です。いつもご贔屓頂いてます)。いつものブレーキ関係の業者さんからのお仕事ですね。

画像一番手前にある白いbremboのロゴシールはポルシェのキャリパーに良く使う大きさなのですが、それに比べてその上にあるグリーンのマスキングシート、ちょっと有り得ない大きさですよね…(恐)。
元々はハマー用の特注(ちゃんと正規ブレンボ社のです)みたいで、それを今回レンジローバーに着けるらしいです。足回り捥げてしまわないかと心配してしまいますが…(効き過ぎて、です)。

その他ポルシェとかAMGとかありますが、本日はこれら全て使い切る感じでキャリーパー塗ってます。で、たった今ようやく終わりました…。

デカイキャリパー出来たら紹介しますね。楽しみにどうぞ(笑)

2010/05/10
 
jpg画像 BH自転車フレーム&フォーク 本塗り完了ですB(img823.jpg) -823- BH自転車フレーム&フォーク 本塗り完了ですB

勿論フォークも塗りあがってます。こっちは簡単なんですけどね…。
「単色」と「複数色」ではかなり工程と時間に差がありますので費用もそれなりに高くなります。悩まれたら単色をお勧め致します(爆)。どうぞご検討下さいませ・・・!

2010/05/08
 
jpg画像 BH自転車フレーム&フォーク 本塗り完了ですA(img822.jpg) -822- BH自転車フレーム&フォーク 本塗り完了ですA

ロゴ部分は黒でご指定頂いているのですが、その両脇はグラデーション(ボカシですね)でご依頼頂いております。
さらにこのボカシも「短い幅でシャープに」とのご要望で、以外にこれが面倒でした。
グラデーションと言うと、近似色、つまりマンセル色立体として「隣合わせの色」同士なら綺麗にボケますが、今回のように彩度の高い色(イエロー)と明度が最も低い「黒」を綺麗にグラデーションさせるのが難しかったですね…。

作業中は危うく半狂乱になりそうでしたが(嘘です。大丈夫です)、無事上手く出来たと思います。柔らかい感じが良いですね(嬉)。

ちなみにイエローはかなり鮮やかです。写真だと多分濁って見えますが、イエローでもこの色はかなり鮮やかなので結構派手です。パールも効いてます。

完成時にまた画像アップしますので楽しみにどうぞ!

2010/05/08
 
jpg画像 BH自転車フレーム&フォーク 本塗り完了です!(img821.jpg) -821- BH自転車フレーム&フォーク 本塗り完了です!

いきなり本塗り完了ですが、昼前に始めて塗り終わったのは夜7時くらいです…(疲)。

イエローを乾かしている間にグリーンを調色したり、ロゴシールの位置合わせなど結構時間を要しました。何より、黒のグラデーション(と言うよりボカシですね)が大変でした…。

他にも画像あるので続きますね。

2010/05/08
 
jpg画像 BH自転車フレーム&フォーク 本塗り開始ですA(img820.jpg) -820- BH自転車フレーム&フォーク 本塗り開始ですA

ベースの色は結局「2コートパール」で仕上げました。
最初はイエローのソリッドで完全隠蔽させ、最後にそのイエローにパールを半分くらい混ぜました。
ベースのイエローが「レモン」的な色味なので、これの上に赤味のあるイエローパールは「ダマ」が目立ってしまったので、テスト塗装時に急遽変更としました。結局最初の通りなんですけどね(苦笑)。

それにしてもイエローは隠蔽しないので全部で5コート程度塗ってます。黒だったら2コートで済むのですが…。
なので午前中に下色として隠蔽させておき、そのまま昼休憩として午後から最後のイエローをコート、その後少しの時間でテープフリー(テープを貼っても大丈夫な自然乾燥状態)になるのでマスキングして、作製しておいたロゴシールを抜き文字として貼ります。

2010/05/08
 
jpg画像 BH自転車フレーム&フォーク 本塗り開始です!(img819.jpg) -819- BH自転車フレーム&フォーク 本塗り開始です!

実は既に塗り終わってます。と言うか、今日はこれを朝からさっき(夜)までやってました…。想像以上に大変でしたが無事上手く出来たと思います。

画像はサフェーサー塗ったフォークですね。完全硬化後、研磨して平滑にしておきます。

2010/05/08
 
jpg画像 以前塗らせて頂いたお車です。(img818.jpg) -818- 以前塗らせて頂いたお車です。

以前のプロフィットで、こちらのポルシェのリヤバンパー塗らせて頂きました。良く覚えております。

本日オーナー様に言われて気付いたのですが、以前ご依頼頂いた時に既に「いつか車では無く、小物を対象とした仕事が出来れば」とお話していたそうです。既に理想を叶えていたんですね(笑)。

実は以前のプロフィットを閉鎖してから一時的に(自分的には一生を埋めるつもりでしたが)勤めに出た会社でも、入社時には「板金塗装を早く軌道に乗せるので、それが済んだら小物専門でやらせて欲しい」と話をしていました。
結果としては、その会社ではそれをやり遂げられず、結局また自分でやり始める事になったのですが(これも想定してませんでした)、皆様のお陰で何とか成り立っている次第です。ありがとう御座いますありがとう御座います。


ちなみに以前のプロフィットでは千人くらいの個人顧客の方々がいらっしゃいましたが、今でも被塗物見れば全ての修理は覚えております(名前までは厳しいですが…苦)
今回もお会いした時に「覚えていますか?」と言われましたが(電話口では何も聞いてませんでした。笑)、良く覚えております。

以前は全ての作業は「塗装カルテ」を付けていたので、毎回「予習→実作業→復習」をやらされるので(爆)どれもよく記憶に残ってま。

今はお問い合わせもご依頼数もかなりの数なので把握しきれてませんが…ご容赦下さいませ(謝)。

2010/05/08
 
jpg画像 BOSCOのフレーム塗装承りました!(img817.jpg) -817- BOSCOのフレーム塗装承りました!

本日はわざわざご足労を頂きありがとう御座いました!

こちらはBOSCOなるショップさんの自転車フレームで、25年前の物らしいです。それにしては綺麗ですね…。クロモリなのに錆が見当たりません。よほど管理が良かったのでしょう。有り難い限りですね。

ご依頼内容としては、今の状態とは全く違うイメージの「真っ赤」になります。鮮やかな赤のソリッドをベースに、比較的粗めのメタリックを数%入れてアクセントを効かせます。
また「BOSCO」のロゴもワンポイントとして白で文字入れ塗装します。今とは全然違う物になりそうですね…。

「色」が変ると全く別物に感じるくらいの効果があるのですが、それだけに悩むとドツボに嵌ります(笑)。
こちらのオーナー様も、フレームを壁に掛けてずっと悩んでいたそうですが、そんな時間も実はとても楽しいんですよね。


以前のプロフィットでは「修理」を基本とした塗装でしたので、殆どのお客様は多少なり「ダメージ」を負った状態でのご依頼でしたが、今のプロフィットではそんな「楽しみ」を背負った方が多いので、私も以前とは違う楽しみを感じながら仕事をさせていただいております。

と言うのも実はこちらのオーナー様、以前のプロフィットでお世話になった方です(笑)。
以前塗らせて頂いた車も撮影させて頂いたのでそちらも紹介させて頂きますね。続きます。

2010/05/08
 
jpg画像 BHフレームの色(img816.jpg) -816- BHフレームの色

色はですね、HONDAの「CHAMPION YELLOW」をベースに、イエローパールで味付けします。手前のがパールですね。濃そうに見えますが樹脂中にパール分は数%程度しか入ってません。

ちなみに当初はこの2つを混ぜて「2コートパール」として塗装する予定でしたが、隠蔽製の弱いイエローがさらに薄まってしまうので3コート仕上げに変更しました。仕上がりもいい感じになると思います。

楽しみにどうぞ!

2010/05/08
 
jpg画像 BHフォーク 文字部削り落とし完了(img815.jpg) -815- BHフォーク 文字部削り落とし完了

文字のプリントはクリアーの下にあるので当然塗膜も一緒に削れます。

何層にも見えるのはそれぞれの塗装の層でして、この断面が塗装する上で問題を起こしやすいです。チヂレとかエッジマッピングなどですね。
このまま塗るとこのエッジ部分が溶剤で侵されてチヂレて変な模様になって仕上がります。
その変な模様(エッジマッピング)は「チヂレ」ですので、綺麗に磨いてもまた浮き出てきます。

なのでこれを抑える為に2液ウレタンのサフェーサーで下地を作ってあげる必要があるのです。

ちなみにここで1液のラッカーサフェーサーなどを使うと、今度はそれが侵されてしまうので意味が無いです。
また1液サフェーサーは防錆・耐ブリスター性能が劣るので余り使えません(使いません)。

2010/05/08
 
jpg画像 BHフォークも(img814.jpg) -814- BHフォークも

こちらはカーボン製のフォークですね。文字部が出っ張ってるのでこの部分のみ削り落として平らにします。

2010/05/08
 
jpg画像 BHフレーム プライマー塗布(img813.jpg) -813- BHフレーム プライマー塗布

クロモリ(鉄)は酸化(錆)の進行が早いので、旧塗膜剥離したら即プライマー塗らないとなりません。その間は1時間も空けませんし、素手でも触りません。プライマーの下に錆が出てしまえばもう抑えようがありませんので(一部それも抑えられるプライマーはありますし用意していますが、コスト高なので今回のようなケースでは使いません)。

窒素が充填された「無酸素室」みたいな作業場があればいいのですが、それだと作業が出来ませんし…。

という事でここまで短距離走みたいなペースで完結です。

2010/05/08
 
jpg画像 BHフレーム 旧塗膜剥離A(img812.jpg) -812- BHフレーム 旧塗膜剥離A

シンナーである程度塗膜が取れたら、最後の仕上げはサンドブラストで細かい個所も落とします。

サンドブラストはDIYだと余り馴染みが無いですが、当店のように発送で受け付けてくれる専門店もありますし、または時間レンタルで貸してくれる所もあります。確か江戸川区にあったと思います。興味のある方は調べてみてください(適当ですいません…)。

2010/05/08
 
jpg画像 BHフレーム 旧塗膜剥離(img811.jpg) -811- BHフレーム 旧塗膜剥離

旧塗膜の剥離方法は色々ありますが、今回は時間もあるので(他の作業待ち時間ですので)シンナー漬け置きにします。

といっても着けて置くだけでここまで綺麗になる訳では無く、チヂレてふやけた塗膜を最後はワイヤーブラシでガシガシと削り落とします。

2010/05/08
 
jpg画像 自転車フレーム 作業内容書(img810.jpg) -810- 自転車フレーム 作業内容書

ご依頼内容として「BH」の文字入れもありますのでこちらのカッティングシートを作製しておきます。

各部ワンポイントでグリーンやブラックのグラデーションなどがあるのでそれらの情報はオーナー様に頂いた作業内容書に書き込んでおきます。

が、さっき気付いたのですが、今回は「BH」の文字はベース色のイエローパールの活かすので、「貼って文字部を塗る」のでは無く「塗ってから文字を貼る」といった事になります。なので作ったシートは逆だったんですね…(解り難いと思いますが、後ほど解ると思います)。

2010/05/08
 
jpg画像 ドアピラーカバー塗装承りました!(img809.jpg) -809- ドアピラーカバー塗装承りました!

以前ホンダVTECのヘッドカバーを赤い結晶塗装でお世話になった方で、今回はドアのピラーカバーの塗装をご依頼頂きました。

結晶塗装のヘッドカバーは仕上がりにも喜んで頂けたようで、まだ装着のタイミングに至らず、眺めてはニヤニヤされているそうです(←本当にこう言われる方がうちのお客さんは多いです…)。

で、今回はこちらの純正ピラーカバーがどうにも気に入らないらしく塗装を承りました。
色はブラックをベースにして、その上にブルーパールをコートする3コートパールになります。

ちなみにこちらのオーナー様から最初にご質問されたのが、

「マイカとパール、何が違うんですか?」

との事でしたが、どちらも同じです(爆)。厳密には違うのかも知れませんが(調べてないので知りません)、塗装業界ではどちらも同じものですね。
国産はわかりませんが、外資系塗料のカラーデータ表見ても、色名では「PEARL」が使われてます。というよりデータ上ではパールもメタリックも殆どが「MET.」(メタリック)扱いなので、「PEARL」の文字は殆ど無いのですが(苦笑)。

実際私も「パール」の名称で育ってきたので「マイカ」と言われてもパッとしませんし(確かマイカは雲母の事ですね)。


という事でまた作業進行しましたら紹介させて頂きますね。
この度もご依頼ありがとう御座います!

2010/05/08
 
jpg画像 「RayBan」テンプルフレーム本塗り完了です!(img808.jpg) -808- 「RayBan」テンプルフレーム本塗り完了です!

という事で本塗り完了です!他の案件でお預かりしていたメガネフレームと一緒に塗ったので比較的早めに本塗りしました。メガネ一個だけで塗ると採算合わないので何卒ご了承下さいませ…。

で、バッジ部分ですが、フレーム同様真っ黒になっても全然変じゃありませんよね。むしろ「ブラックアウト化」されて格好良いかと思うのですが…。

いや、これの効果は最初から解ってまして、自動車ではこれはもう定番ですよね。
元々の純正はメッキのエンブレムが付いてますが、ボディの黒に合わせてバッジなども黒に塗ってしまって「ちょっと悪い感じ」にするアレです。艶ありでも艶消しでも格好良いですよね。

ただ、如何せんエンブレムの大きさが自動車のそれとは全然違いますので、塗り過ぎて細かいディテールを埋めてしまわないように気をつけました。スプレーする方向も、ですね。

という事でいい感じに出来ましたのでご安心下さい!

完成したらまた紹介しますね。今しばらくお待ち下さいませ!

2010/05/07
 
jpg画像 レイバンのメガネフレームも・・・(img807.jpg) -807- レイバンのメガネフレームも・・・

こちらは分解前の画像ですが、解り易いように先に紹介させて頂きますね。

ご依頼いただいたのはツル(テンプル)の部分の塗装でして、この裏側が赤くなっているので、これを艶々の黒でご依頼頂いております。
が、ここ「RayBan」の極小バッジが埋め込んであるんですよね…。
プラスチックかアルミか不明ですが、とにかくかなりピッタリ食い込んでます。
表から抉るとどこかしら破損する恐れがありまして、かと言って先日やったフェラーリの鍵のように裏側からサービスホール(=作業性を確保する為の穴ですね)を開けてしまう事も出来ませんし…。

という事ですが、事前に確認しておきましたので無理はせずにそのまま塗装する事に致します。

2010/05/07
 
jpg画像 メガネフレーム 本塗り完了です!(img806.jpg) -806- メガネフレーム 本塗り完了です!

そして艶々黒に塗装完了です。プラスチック用プライマーも勿論塗ってます。

レンズは填め込みタイプなので、レンズが装着される部分は1コート目は塗らないように気を付けて、2コート目のみ塗って膜厚が付きすぎないように気を付けています。

レンズ装着する時、キツイと思ったら石鹸水つけると入り易いですね。
またレンズのエッジが尖っていたらペーパーで削って丸みを付けてあげると傷付き難くなります。どちらも自動車のガラスと同じですね(笑)。

ちなみに自動車のガラス、新品に交換した時、稀に若干大きさが違うのがやってきたりします(何度かありました…外車が多いですね)。
小さいのは困りますが大きいのも入らなくて困りますのでサンダーで削ったりします(してました、ガラス屋さんが)。

メガネの場合はメガネ屋さんに頼めば間違いないですね。これくらいだと無料でやってくれると思いますし(多分…)。


ツルの部分も同じ様に塗れてます。
完成までもう直ぐですね。今しばらくお待ち下さいませ!

2010/05/07
 
jpg画像 メガネフレーム 本塗り前(img805.jpg) -805- メガネフレーム 本塗り前

今日も何だかんだ忙しい一日でしたが、メガネフレームは無事本塗り完了しましたのでご安心下さいませ。他も順次進行しております。

こちらは本塗り直前の状態ですね。塗装ジグは「割り箸」とフレームとを細いアルミワイヤーで固定しています。
固定方法は何でもアリですが、塗り易くて安全で、塗り終わった後の移動も楽なように、が基本ですね。

2010/05/07
 
jpg画像 自転車フレームも作業開始してます!(img804.jpg) -804- 自転車フレームも作業開始してます!

こちらも本日より作業開始しておりますのでご安心下さい。

付属品は外して現在シンナー漬け置きしているところです。

画像はフロントチューブ(?)に張ってあるエンブレムバッジですね。アルミ製と思われます。
これらの多くは自動車のバッジ同様、両面テープで付いている事が多いですね。
ポルシェなどのフードバッジはナットがちゃんと付いてますが、あれは盗難防止の為だと思います。フェラーリのサイドバッジ(ピリンファリーナのですね」もガッチリ裏からナット付いてますよね…。あれは大変です(辛)。

これらを外す方法としては、「タコ糸」を隙間から入れて両面テープをせん断するのが有名ですが、私はこれをやった事が殆どありません(爆)。

私がいつも使うのは「ヘラ」ですね。パテ用の普通のヘラです。
固い時は固いヘラ(白いの)を使いますが、今回のようなアールが付いたのは柔らかいヘラ(青)を横から差し込みます。
固い場合はドライヤーで暖めてあげると粘着力が弱まります。
ヘラの方が両面テープの「残り」が綺麗なんですよね。タコ糸だと汚い残り方するので後処理も大変ですので。まぁ好みですね。確かに慣れないとタコ糸の方が安全かも知れませんし(適当ですいません…私的見解ですので)。

2010/05/06
 
jpg画像 メガネフレームの損傷部(img803.jpg) -803- メガネフレームの損傷部

そう言えばメガネフレームの上側に何かが当たって凹んだ損傷がありました。上側ですね。
同じ様に反対側にも軽くあったので、保管する箱の中に何か突起物でもあったのでしょうか。

これくらいであれば想定内ですので追加費用必要無く修正可能です。
プラスチックの場合、パテを盛るより削った方が早いですね。
それで強度が落ちたら問題ですが、この程度なら全然OKです。
#320程度で水研ぎして、その後#600、#800と目消しをします。軽い損傷の反対側も同じ様に削っておきます。一応バランス取りですね。

という事でご安心下さいませ。
一応ご自宅で保管している場所など見直して頂くと良いかと存じます。発送時のケースでは問題ありませんのでご安心ください。

2010/05/06
 
jpg画像 メガネフレーム 素地調整(img802.jpg) -802- メガネフレーム 素地調整

上が足付け処理が終わったツルですね。#1000程度の番手で傷だらけにすると曇りガラスのような状態になります。

こうしてさらにプラスチック専用のプライマーを塗って、そして軟化剤仕様の塗装をするのがメガネフレーム塗装の基本です。

ちょっと面倒なのが塗装時のセッティングで、塗り易いように固定する方法が中々見つからないんですよね。今のところネジ穴に細いアルミワイヤー(盆栽の矯正用に使うワイヤーです…)通して吊るすように塗ってます。今後ちゃんと考えたいところですね。

2010/05/06
 
jpg画像 メガネフレーム一式 分解(img801.jpg) -801- メガネフレーム一式 分解

こちらもお待たせしております!こちらはフロント部分のフレームとテンプル部分も全て真っ黒仕上げですね。最近真っ黒のフレームが流行っているのでしょうか…。

私も10代後半からメガネスト(←適当です…)ですが、仕事柄メガネは消耗品扱いです。サンダーで削った鉄粉やら塗料ミストやらから目を保護してくれる「防護ゴーグル」扱いですので、シンナーで洗ったりは日常的です。なのであっという間にボロボロになってしまいます。
度が変わるよりも早くレンズもフレームも傷だらけになってしまうので一年に一回は買い替えです。ただし当然経費扱いですが(爆)。

私も塗り替える程のお洒落なメガネ欲しいですね。
メガネの塗装自体最近やっている事なので、ちょっと今後検討したいと思います。
色はやはり真っ黒ですね(爆)。

2010/05/06
 
jpg画像 RayBanのメガネフレーム塗装承りました!(img800.jpg) -800- RayBanのメガネフレーム塗装承りました!

本日無事到着しました。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

こちらはサングラスではお馴染みのレイバンのメガネフレームですね。オーナー様曰く、ツル部分の「赤」が気に入らないとの事で、このツル部分のみ「艶々の黒」で塗装ご依頼頂きました。なのでレンズは付いたままでOKです。

既に作業開始しております。別件で同じ様に艶々黒でご依頼頂いているメガネフレーム一式の塗装があるので、そちらと一緒に平行して作業致します。

完成楽しみにお待ち下さい!

2010/05/06
 
jpg画像 アルファロメオジュリアヘッドカバー 結晶塗装承りました!(img799.jpg) -799- アルファロメオジュリアヘッドカバー 結晶塗装承りました!

この度のご依頼、誠にありがとう御座います!また本日はご足労頂きありがとう御座いました!

と、たった今メールチェックしまして、こちらのオーナ様よりメール頂いておりました。わざわざありがとう御座います!

なんでも、昨年からこちらのHPも見つけて頂き、

「ずっと暇があれば覗かせて頂いており、作業をお願いするのを楽しみにしていました」

との事です。さ、作戦通りですね(爆)。

いや、この「プロフィット日記」は私の道楽でも何でも無く、やはり「営業用」としての運営でして、如何にここの画像を見て「いいなぁ…いつかは俺のも(惚)」(爆)みたいな感じになってくれれば、と思ってやってます。

さらにその過程も楽しく見て頂ければ何度も足を運んでくれるとも思いますし(実際楽しくやっているのですが…笑)。


という事ですが、実はオーナー様が乗っているのはアルファの156のワゴンでして(?!)、当然こちらのヘッドカバーは付かないですよね…。エンジンが全然違いますので…。
今回ご依頼のジュリアのヘッドカバー、実は「飾る為の物」として結晶塗装をご依頼頂きました。ぜ、贅沢過ぎますね…(羨)。

が、仕事内容としてはいつでも装着出来るように仕上げますのでご安心下さい。もしかして飾って置けばどなたか高値で買ってくれるかも知れませんし(笑)。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2010/05/06
 
jpg画像 GSXR1100カーボンシートカウル完成ですA(img798.jpg) -798- GSXR1100カーボンシートカウル完成ですA

二工程目のクリアーは「クリスタルクリアー」を採用してますので、画像の様に濡れたような艶具合に仕上がってます。ヤバイですね(笑)。

という事で明日以降で発送可能です。
後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。

この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!

2010/05/06
 
jpg画像 GSX R1100 カーボンシートカウルも完成です!(img797.jpg) -797- GSX R1100 カーボンシートカウルも完成です!

こちらもお待たせしました!遂に完成となります。

クリアーの二度打ちで巣穴も綺麗に埋まりました。
また二度目のクリアーでは若干スモークも掛けたので、下地(ゲルコート)の白ボケも多少目立たなく出来たと思います。

他にも画像あるので紹介しますね。

2010/05/06
 
jpg画像 GSX R1100 シートカウル(白) 完成です!(img796.jpg) -796- GSX R1100 シートカウル(白) 完成です!

本日無事完成して既にお渡しも完了しました。ご足労頂きありがとう御座いました!

仕上がりにも喜んで頂けまして何よりです。ブルーパールが綺麗な色ですね。元々の白(実際にはパール入ってました…)に比べると全然高級感が違うと思います(といってお客が増えてくれればと…苦笑)。

後は組み付けですね。
バイクのカウルは比較的装着が簡単なので、最後の仕上げとしてはオーナー様自ら組み付けですが、意外とこれが楽しいと思います(羨)。

そういえば私もも散々やりました…(懐)。
バイクは高校生の頃から乗っていましたが、その頃は自家塗装は余りやらず、もっぱら「カッティングシート」ばかり貼ってました。あと光り物が流行ってましたね。レーサーレプリカなのに後付フォグランプ付けたり、ヘルメットから尻尾が生えていたりと…(解る人は同年代かそれより上ですね…)。

この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!
また何かありましたらお気軽にどうぞ!

2010/05/06
 
jpg画像 通常営業してます(img795.jpg) -795- 通常営業してます

元々暦通りの営業なので「GW連休」といった概念は無いのですが、一応報告させて頂きます。

画像は全然関係なく、今お世話になっているTAC工場内ですね。如何にも「工場内」って感じですね(笑)。

ただ、いつも完成時の写真を撮っているのはこの場所です。階段途中の踊り場ですね。
この反対側に窓があって、そこにドラム缶が置いてあってその上に布を敷いてテーブルにして撮影しています。

なので写真撮るのに一生懸命になって足を踏み外すとそのまま下まで落ちてしまいます。下はコンクリートなので多分死にますね(爆)。

ただここが風通しも良くて、色も見易い北側の窓なので一番のお気に入りです。


という事で、お待たせしている方々、随時作業開始しますので今しばらくお待ち下さいませ!

2010/05/06
 
jpg画像 GSX R1100 カーボンシートカウル 本塗り完了です!(img794.jpg) -794- GSX R1100 カーボンシートカウル 本塗り完了です!

そして本塗り完了です。大変お待たせしました!若干のスモーク仕様で深みも出たと思います。いい感じです。

2工程目のクリアーでは「クリスタルクリアー」をご指定でしたので、今回一緒に塗った青い方のシートカウルも幸いにしてクリスタルクリアー仕様となってます。こんな場合ではわざわざ二種類のクリアー(通常は「イージークリアー」でどちらもSTANDOX製品です)作ったりしませんので。
こんな事は良くありますが、これを公にするとわざわざクリスタルクリアーを選んだ方が「損をした…」と思われてしまうかも知れないので内緒にしています。
なので青いカウルの方はカーボンの方に感謝して頂ければと思います(笑)。

ちなみにカーボンカウルの一回目のクリアーでは確かZ34のテールランプの時と一緒に塗っているので、一回目からクリスタルクリアー使っているんですよね。クリスタルクリアーのダブルコートです。贅沢ですね…(これも不可抗力ですね)。


という事でこちらも完成次第また紹介させて頂きますね。
楽しみにお待ち下さい!

2010/05/01
 
jpg画像 GSX R1100 カーボンシートカウル 素地調整(2回目)(img793.jpg) -793- GSX R1100 カーボンシートカウル 素地調整(2回目)

一回目のクリアーが完全硬化したらまた全面を削ります。手作業だと大変なので平面はダブルアクションサンダーで削ります(#400)。それくらい盛ってますので大丈夫なのです(壊)。

で、筆挿した部分を削るとまたそこに巣穴が出てきたりします(空洞が残っていた訳ですね…)。

同じ様にまた下地用としてクリアーを塗って削ればいいのですが、流石に「3工程」以上となるとコストがどんどん高くなってしまうので2工程で終わらせるようにします。
裏技として(以前ゴトー氏に習いました…)アロンアルファでの筆挿しですね。促進剤(あるんです)を併用すると即固まるので、ここで針のように残った極小の巣穴を再度虱潰しです。老眼じゃちょっと厳しそうですが、幸いにして(?)近眼ですのでとても良く見えるのです(近眼じゃなくても見えるかも知れませんが…苦笑)。

という事で、画像のように穴は埋まりましたが、良く見ると元々あったクリアーゲル内部に残った空洞なども目立ちますよね。

なので二回目のクリアーでは若干「スモーク」を掛けてこれらの気泡も目立たなくし、劣化したクリアーゲルの白化も目立たなくします。

2010/05/01
 
jpg画像 GSX R1100 カーボンシートカウル 下地用クリアー完了時(img792.jpg) -792- GSX R1100 カーボンシートカウル 下地用クリアー完了時

クリアー2コート目が終わった状態です。まだ埋まりきっていない巣穴が見えると思います。

この後それらの穴も虱潰しに筆挿していきます。

しかしそれらは「穴」ですから、筆挿しても後からまた穴が開いてきたりします。普通の「ハジキ」なら簡単に埋まりますが、そうも行かないのがカーボンなんですよね…。塗装屋的には「ザル」と認識してますので…(想定内なので大丈夫です)。

2010/05/01
 
jpg画像 カーボンの巣穴…(苦)(img791.jpg) -791- カーボンの巣穴…(苦)

クリアーゲルだけの状態だと目立たないのですが、クリアーを塗ると如何に巣穴が多いかが解ります。塗装屋は最初から解るのですが、普通の方には解り難いですよね。まあトラウマみたいな物ですので(苦笑)。

こんな感じでクリアー1コート目が終わるとカウル一個につき軽く100個くらいの穴が開きます(本当)。
で、明らかに2コート目のクリアーで埋まりそうも無い穴はここで「筆挿し」を行います。
筆挿しといっても、本当に筆を使うのでは無く筆挿し専用の棒があります。写真撮ってないので今後紹介しますね。業界では誰もがお世話になっている紫のアレです(意味深な感じですが普通の物ですので)。

筆挿しで埋めるのは大体30個くらいで、あとの半分は2コート目に託します。

2010/05/01
 
jpg画像 GSX R1100 カーボンシートカウル 素地調整(一回目)(img790.jpg) -790- GSX R1100 カーボンシートカウル 素地調整(一回目)

こちらは最初の状態から全体を削った状態です。一回目のクリアーコートの直前ですね。

ひどい巣穴は予めエポキシ樹脂(クリアータイプ)で埋めて削っておきました。「サスガにこれは…」みたいな厳しいのもありまして…。

という事でクリアーです。この時は数日前で、何か他の塗装と一緒に塗ってます。ベースコート(色)が終わった時点で途中からブースに入れて貰ってクリアーだけ一緒に塗ります。

2010/05/01
 
jpg画像 GSX R1100 シートカウル白→ブルー 本塗り完了です!(img789.jpg) -789- GSX R1100 シートカウル白→ブルー 本塗り完了です!

そしてお待たせしました!指定色のブルーパールに本塗り完了です!

と、ここで連休に入ってしまいますので連休前でのお渡しは間に合いませんでした…お待たせして申し訳御座いません!

現在強制乾燥中ですので、連休明け早々にはお渡し(発送)出来るかと存じます。当店の連休は暦通りですのでご安心下さい。

それでは完成次第また紹介させて頂きますね。
楽しみにお待ち下さい!

2010/05/01
 
jpg画像 GSX R1100 シートカウル(白)も(img788.jpg) -788- GSX R1100 シートカウル(白)も

こちらもお待たせしました!本日本塗り完了しております。ご安心下さいませ。

画像は本塗り前の状態ですね。足付け処理して艶が無くなった状態なので良く解りませんね…。

ちなみに全くの偶然ですが、現在違うオーナー様からこちらと同じ型のバイクの同じ部分のシートカウルをご依頼頂いています。
そちらはカーボンファイバーでクリアーのみの塗装です。が、実際にはそっちの方が全然面倒なんですよね…。

実はそちらも一緒に塗ります。既に下塗り終えてますのでそちらも追って紹介しますね。

2010/05/01
 
jpg画像 TOYOTA 5MG ヘッドカバーも完成です!(img787.jpg) -787- TOYOTA 5MG ヘッドカバーも完成です!

こちらは業者さんからのご依頼でしたので紹介していませんでしたが、こちらも本日完成で発送となります。懐かしい5MGのヘッドカバーで結晶塗装の「黒」ですね。

この度のご依頼誠にありがとう御座いました!

2010/05/01
 
jpg画像 NISSAN Z34 テールランプスモーク塗装完成ですA(img786.jpg) -786- NISSAN Z34 テールランプスモーク塗装完成ですA

スモークの濃さは「標準」なので比較的黒い方ですが、日差しが当たればスモークは綺麗に透過して内部も見れます。

スモークにするとどうしても「光量」が落ち気味になるのですが、本格的にスモーク塗装を始めてから色々と研究して、「黒くても綺麗に透過する」といった今のこの形になりました。

「標準」濃度だと角度によっては真っ黒に見えますが、こんな感じで中も綺麗に見えると安心ですよね。

この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!
実物楽しみにお待ち下さい!

2010/05/01
 
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