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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2011】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 インプレッサテールランプ(オレンジVer.) 本塗り完了です!(img219.jpg) -219- インプレッサテールランプ(オレンジVer.) 本塗り完了です!

そしてクリスタルクリアーを塗って完了です。大変お待たせしました!

もう一方のテールランプもありますのでそちらも紹介しますね。

2011/02/08
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(オレンジVer.) 本塗り開始です(img218.jpg) -218- インプレッサテールランプ(オレンジVer.) 本塗り開始です

レッドキャンディーが塗り終わったらマスキングを剥がします。

いつもならマスキングテープの下からはクリアーなレンズが出てくるのですが、今回はオレンジが出てきたので一瞬ギョッとしてしまいました(笑)。自分で塗っておいてオレンジになっている事をすっかり忘れていましたね。

他のテールランプも同様に作業し、この語全体的に薄目のスモークを掛けてクリアーに続きます。

2011/02/08
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(オレンジVer.) 本塗り前(img217.jpg) -217- インプレッサテールランプ(オレンジVer.) 本塗り前

こちらも本塗り準備が整いました。通常は「クリアー抜き」になっている箇所はオレンジになっています。

2011/02/08
 
jpg画像 インプレッサ(GDB-F)のテールランプ 本塗り前(img216.jpg) -216- インプレッサ(GDB-F)のテールランプ 本塗り前

そして本塗りの準備です。貼ってあるシートはここまま一日放置してしまうと「糊残り」が起きてしまうので、貼ったその日中に塗って剥がさなければなりません。
足付け&脱脂処理された表面は、「塗装の密着性」が上がっているという事はシールも同様にガッチリ貼り付いてしまうからです。

2011/02/08
 
jpg画像 インプレッサ(GDB-F)のテールランプ マスキングB(img215.jpg) -215- インプレッサ(GDB-F)のテールランプ マスキングB

そしてこんな感じで「赤丸塗装」の位置&マスキングが完了です。

シールの輪郭がガタガタで変ですが、この後周りには養生紙でマスキングしていくので問題ありません。貼る面が「曲面」なのでシートが大きいと弛みが出来てしまうので細身の方が良いのです。

2011/02/08
 
jpg画像 インプレッサ(GDB-F)のテールランプ マスキングA(img214.jpg) -214- インプレッサ(GDB-F)のテールランプ マスキングA

そして続けて「実際に使用するマスキングシート」を貼ります。

本来ならばこの「位置決め」はとても難しい作業なのですが、先ほど貼ったガイド用のシートがあるのでとても簡単です。
同じく「水貼り」なので位置を自在に変えながらピタリと合った所でヘラでしごいて水を出します。

2011/02/08
 
jpg画像 インプレッサ(GDB-F)のテールランプも(img213.jpg) -213- インプレッサ(GDB-F)のテールランプも

今回はこちらのインプレッサのテールランプ塗装も一緒に行いますので、作業は平行して行ってます。

こちらのご依頼内容としては、クリアーレンズ内に「赤丸」を二箇入れ、全体に薄目のスモークを施します。薄目よりももう少し薄い感じですかね。

予めカットしておいた円形のマスキングシートを、内部にある4cm程度の小さな赤丸に合わせて貼ります。
テールランプは艶があるように見えますが、これはシートを貼る為に「中性洗剤を数滴混ぜた水」をスプレーしている為です。
これにより位置を自在に合わせられます。
位置が決まったらゴムヘラで水を切り、円形のシールを動かないようにします。

ちなみにこの円形のシートは、円の位置を決めるための「ガイドシール」的な役割なのでこの後剥がしてしまいます。

2011/02/08
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(オレンジVer.) マスキング作業A(img212.jpg) -212- インプレッサテールランプ(オレンジVer.) マスキング作業A

昨日はこちらの日記のアップが出来ませんでしたが、サボっていた訳では無く朝からこちらの作業で手一杯でした。

今回のような塗り分けマスキングの場合は「その日に貼ってその日に塗ってその日に剥がす」が基本ですので、塗装する日は朝からこれの準備に追われます。

2011/02/08
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(オレンジVer.) マスキング作業(img211.jpg) -211- インプレッサテールランプ(オレンジVer.) マスキング作業

去年の年末から年明けに掛けては少し落ち着いていたインプレッサのテールランプの塗装についてですが、最近また増えてきました。
CMでも良く見かけるので(モデルチェンジしたのでしょうか?)まだまだ続きそうですね。恐ろしい限りです(苦笑)。

画像のテールランプは「ウィンカー部分をオレンジに」とご依頼頂いているバージョンのテールですね。
先日ウィンカー部分のみを透過性のオレンジに塗り、一旦は全体をクリアーで塗って完結していました。

で、クリアーが完全硬化したので再度全体的に#1500程度で足付け処理を行い、この後はいつもどおり枠の部分を透過性の赤に塗ります。
ちょっと手間を掛けていますが(お金もです…)仕事としては「いつもどおり何事も無く」が理想ですので一つ一つを完結させて前に進みます(笑)。

画像はそれぞれのラインが繋がるのを確認しています。
使っているラインテープは奥が2mmで手前が3mmで、一見するとズレて見えますがそうではありませんのでご安心下さい。

2011/02/08
 
jpg画像 ブレンボのキャリパー達も(img210.jpg) -210- ブレンボのキャリパー達も

キャリパーの塗装は正直面倒なのですが(苦笑)、ブレーキ屋さんから依頼される仕事では「塗る以外」の作業は殆ど無いので以外に楽です(じゃないとこんなに沢山塗れません…)。

工程としては、

・洗浄(さっきまで車に付いていたような物なので最初はかなり汚れてます)
・分解(パイプ外して入れ替えてたりしてます。シールが駄目なのは交換しているようです)
・洗浄(外から中まで一旦洗ってます)
・旧塗膜剥離(これが一番大変です。全部剥がしてくれてますので助かります。)
・脱脂洗浄(脱脂溶剤=シリコンオフで洗浄です)
・マスキング(これもまた面倒ですが全部貼った状態で来ます)
・セッティング(吊るして塗れるようにセットされてます)

という感じで、本当に私は塗るだけなので結構沢山塗れているのです。塗るよりも「塗るまで」の方が相当大変なので工賃もその分安いですが(笑)。

2011/02/05
 
jpg画像 ブレンボのキャリパーも(img209.jpg) -209- ブレンボのキャリパーも

こちらはいつものブレーキ屋さんからのご依頼で、レンジローバーのリヤに付くキャリパーとの事です。こ、これでリヤですか…(恐)。

ちなみにキャリパーの塗装ですが、当店はそれ専門では無いので特別安く出来る訳ではありません。
しかもお問い合わせ頂いた時には「当店ではキャリパー塗装に特殊な塗料で使っている訳ではありません。自動車ボディに塗る塗料と同じです」と正直に(笑)説明してますので、であれば耐熱塗料?使っているような専門の塗装屋さんにお願いされる事をお勧め致します。
私にはブレーキキャリパー140℃以上で焼いたりは恐ろしくて出来ませんので(苦笑)。

2011/02/05
 
jpg画像 GIBSONベースギター 塗装承りました!(img208.jpg) -208- GIBSONベースギター 塗装承りました!

実はこちらの前にもう一人の方がギターの塗装でご予約入っていたのですが、メール送っても音信普通ですのでキャンセルという事で承らせて頂きますね。
ただ一方通行でのメールなので「もしかしたら届いていない」という可能性もありますので、そういった事が思いあたる方はお手数ですが今一度ご連絡頂ければ幸いです。こちらの不備でしたら申し訳御座いません。


しかし今回届いたギターは随分と綺麗です(惚)。
木目を活かしたクリアー仕上げが美しく、最初に見た時「も、勿体無い気が…」と思いましたが、オーナー様曰く

「やはり、メタリックブルーと決めていたので」「まだまだキレイな状態ですが、おいきってヤッちゃって下さいw」

との事です。では景気良く塗らせて頂きますね(笑)。


しかし綺麗な状態ですが、木目を活かしてた仕上がりだけに、表面がフラットに成り切っていない箇所もあります(木目の段差ですね)。
そいった箇所は研磨〜下地処理が必要になりますので「単純に色を変える」といった作業では済まなそうですね。

作業着手は少し先になりますが、進行しましたらまた紹介させて頂きますね。

この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2011/02/05
 
jpg画像 ポルシェボクスター テールランプ&ハイマウントストップランプ スモーク塗装承りました!(img207.jpg) -207- ポルシェボクスター テールランプ&ハイマウントストップランプ スモーク塗装承りました!

こちらも本日無事到着しました。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2月2日に発送されたとの事でしたが中々届かず、「キャンセルになったのかな…」と思いましたが、本日無事届きました。福岡からだったのでちょっと時間掛かったのですね。

今の「小物塗装」になってからは、ご依頼から完成〜お渡しまでは「配達」といった機会が本当に多くなりましたが(8割以上はそうですね)、ふと思うのは日本は本当に流通が優れているという事です。
先日、フランスに嫁いだ親戚が「フランスじゃぁ予定通りに荷物が届くなんて有り得ないよ」と言ってましたが、向こうではそれがあたり前なので誰も怒ったりはしないそうです。労働にしても日本人程働く人は居ないみたいですし(それで良く国が成り立ちますね…)。
なのでうちの仕事形態はフランスじゃ成り立たない気がします。
ようやく届いて開けてみたら壊れてたなんて事もありそうですし(恐)。


とすいません、話が逸れましたが内容を改めて確認致しますと、

・スモークは標準濃度で(当サイト内「FUGA」くらいにと)
・バックランプ(クリアーレンズ部)はスモークを掛けない「クリアー抜き」で。
・クリスタルクリアー仕様で。
・2月中には返却して欲しい

といった感じです。了解しました。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2011/02/05
 
jpg画像 NISSAN Z34 テールランプスモーク塗装承りました!(img206.jpg) -206- NISSAN Z34 テールランプスモーク塗装承りました!

本日はわざわざご足労を頂き有難う御座いました。
こちらは以前一回塗った経験があるフェアレディZ34のテールランプですね。落ち着いて見てみると、形が異型でスリットまで入っているのでとても塗り難いのを思い出しました(苦笑)。

内容としては、

・スモーク濃度=薄目
・ベタ塗り(クリアー抜き無し)
・クリスタルクリアー仕様

になります。

オーナー様曰く、「この鮮やか過ぎる赤が…」との事です。なるほど、ですね。確かに車(の色)によってはテールランプだけが派手に目立って見えてしまう場合がありますよね。
スモーク薄く掛けて車体を全体的にシットリと落ち着いた雰囲気になれば、といった感じですね(ここは勝手な妄想です。笑)。


それでは作業始まりましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2011/02/05
 
jpg画像 「焙煎工場さかいち」ロゴ入れ位置の確認(img205.jpg) -205- 「焙煎工場さかいち」ロゴ入れ位置の確認

現在フレームは剥離槽に浸透中です。
先日作成していたショップロゴが決定しましたので、位置確認をさせて頂きますね。

場所は「ロアチューブ」と伺っていますが、私自身自転車に詳しい訳ではありませんので本当にそこがロアチューブで良いのか少し不安です(苦笑)。

ロゴの場所は少し先端よりにしています。

フレームのベース色は、珈琲ショップのイメージカラーでもある「早稲田エンジ」で、ロゴの色はホワイトですね。

どうぞご確認下さいませ。


ちなみに本日新たな豆も到着しました。この度もご対応有難う御座います!
実は今回を機に、「焙煎工場さかいち」にて自家焙煎された珈琲豆を定期購入させて頂いております。

というのも理由があって、実は今回の自転車塗装に関わる費用の一部を珈琲豆と「相殺」させて頂いております。

実は前々から「毎月貴方のお手元にお好みの物を届けます」みたいなキャッチコピー(爆)に憧れていまして、普段はそんなお金の遣い方は出来ないのですが、今回お願いしましてそんな経緯で手元に新鮮な豆が届くようになりました。有り難い限りです(嬉)。

これがまたとても贅沢な気分で(笑)毎回約10杯分の(多分)豆が2袋送られてきます。いつでも新鮮なのが自宅で(というか会社で)飲めるのです。これはヤバイです(爆)。

宣伝する訳ではありませんが、出不精で尚且つ贅沢な気分(笑)を味わいたい方には是非お勧めです。

 →焙煎工場さかいち

2011/02/05
 
jpg画像 ホンダエイプのヘッドカバー 結晶塗装完成ですA(img204.jpg) -204- ホンダエイプのヘッドカバー 結晶塗装完成ですA

元々は「アルミ無垢」という事では無く「シルバー」に塗られていました。パッと見はアルミなんですけどね(だったら赤にでも塗ってあれば良いのに…と思う次第ですが)。

結晶塗装ご依頼の色でダントツなのはやはり「赤」ですが、その次にこの「黒」ですね。赤は華やかさがありますが、黒には黒の「渋さ」があります。
それぞれ使い方というか、装着される場所や他に色との組み合わせがありますから単品では色を決めるのは難しいですね。洋服の組み合わせと同じでしょうか。

ただ「色」で悩むのは意外と楽しかったりします。何故ですかね(笑)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。
早ければ本日発送も可能です。
この度もご贔屓頂き有難う御座いました!

2011/02/05
 
jpg画像 ホンダエイプのヘッドカバー 結晶塗装完成です!(img203.jpg) -203- ホンダエイプのヘッドカバー 結晶塗装完成です!

フィンの表面を削って光らせてクリアー塗って完全硬化したので完成となります。大変お待たせしました!

フィンは元々そんなに厚みが無いのですが、ここが光ってるとそうで無いのでは全然印象は違いますね。良い感じだと思います。

もう一枚画像あるので紹介しますね。

2011/02/05
 
jpg画像 スーパーカブのキャリーボックス 蓋も本塗り完了です!(img202.jpg) -202- スーパーカブのキャリーボックス 蓋も本塗り完了です!

そして蓋も本塗り完了です。お待たせしました!

やはり塗装された物はプラスチック素地のままとは質感が違います。何より塗装された物は「耐候性」が違いますので、素地剥き出しのプラスチックのように素材自体の色が変色したり、表面に細かいヒビが発生したり強度が落ちたりしません。

身近で感じる「プラスチックの劣化」としては、洗濯物を干す為に使う「洗濯バサミ」が、ある日を境に簡単に割れたりボロボロになったりするのは紫外線による劣化です。分子構造?が崩壊しているのだと思います。


それでは後日組み付けして完成次第また紹介させていただきますね。今しばらくお待ち下さいませ!

2011/02/04
 
jpg画像 スーパーカブのキャリーボックス 本塗り完了です!(img201.jpg) -201- スーパーカブのキャリーボックス 本塗り完了です!

何か「普通」に見えるのは気のせいでしょうか…(苦笑)。

いや、色は「ボディ同色」のベージュなので、装着されればお洒落に見えるのです。
また恐らく撮影の仕方が「セピア風」みたいになってしまったので何かいつもと違うように見えるのだと思います。

2011/02/04
 
jpg画像 スーパーカブのキャリーボックス 蓋も(img200.jpg) -200- スーパーカブのキャリーボックス 蓋も

土台も蓋も内側は塗らないので養生紙でマスキングしておきます。

上に張ってあった金属のプレートは外してあります(両面テープで付いてましたが何の為に…)。ワンポイントのアクセサリーなのか、磁石付けられるようにですかね(商業用のバイクなのでメモでも固定するのかと…)。

2011/02/04
 
jpg画像 スーパーカブ用のキャリーボックスも(img199.jpg) -199- スーパーカブ用のキャリーボックスも

こちらも本塗り完了しております。ご安心ください!

下地としてはツルツルとしたプラスチックなので、全体的に足付けして良く脱脂し、プラスチックプライマーを塗布後に本塗りになります。
これが「梨地」だとかなり厄介な作業になりますが、下地がツルツルとしていればプラスチック素地の状態でも簡単に艶々な塗装が可能です(中古で劣化した場合はまた別の話ですが…)。

2011/02/04
 
jpg画像 TOMMY仕様のタンブラー 本塗り完了です!(img198.jpg) -198- TOMMY仕様のタンブラー 本塗り完了です!

そして全てのベースコート(色)が完了したらクリアーを塗って完成です。お待たせしました!

クリアーは2コートが基本で、最初に7割程度の膜厚を(一回目はタレ易いので抑えます)、そして二回目は8割〜9割の力でコートします。
勿論「10割」が理想ですが、スプレーガンの塗装ではかならず「塗り重ね」が生じるので、その部分が10割を超えると限界を超え「タレ」が生じます。

先日、当サイト内の「相談掲示板」で、「どうやったらタレ無いで、尚且つパサ付かないように上手く塗れるか」といった質問がありましたが、その参考として上記した「1コート目と2コート目でメリハリをつける」といった方法もあります。
ただし1コート目をサボると、その影響は必ず2コート目に出てきます。
例えば1コート目を5割で終わらせると、2コート目で挽回しようとして10割を目指しますが、10割を超えた部分は「タレ」となり、また1コート目の粗い肌(=ラウンド)の影響を受けて全体の肌も荒れてしまいます。時には「艶引け」さえ起こります。

そして地球には「重力」がある事も忘れてはなりません。
上面はタップリ乗せられますが(塗れますが)、側面はそこまで乗せられませんので、それを考慮した「被塗物のセッティング」が必要になります。
「美しく仕上げたい場所は上面にして塗る」が基本ですね。車のボンネット塗るのにわざわざ吊るして塗る塗装屋は居ないと思いますので(勿論例外として裏表を同時に塗る場合は吊るす場合もありますが)。


あとは完全硬化させて完成ですね。来週半ばには発送も可能だと思います。楽しみにどうぞ!

2011/02/04
 
jpg画像 TOMMY仕様のタンブラー ロゴ入れ塗装B(img197.jpg) -197- TOMMY仕様のタンブラー ロゴ入れ塗装B

白に続けて紺の部分が終わったらマスキングを剥がします。

当然簡単に全部が剥がれる訳では無く、独立した部分のテープは孤島(と言うか諸島…)のように残ってしまいます。

ベースコート(色)だけの塗膜はデリケートな状態なので(クリアーを塗って「塗膜」として完成します)、まさか爪でシールを剥がしたりは出来ません。色が剥がれたり傷が付いたらおしまいです。

ピンセットはかなり精密で先端が針ような物を使っていますが、それでも上手くは剥がせません(でした)。
マチ針なども試してみましたが、一番良かったのはデザインカッターで、シールと塗膜の隙間に先端を差し込んで持ち上げた隙間にピンセットを割り込んで回収します。
これもワンミスが命取りですが、数をこなしていくと意外と慣れますね。ただ作業中は呼吸を止めないと指先が安定しないので、数が増えるとそっちの方が大変で、途中で何度か息継ぎが必要になります。

2011/02/04
 
jpg画像 TOMMY仕様のタンブラー ロゴ入れ塗装A(img196.jpg) -196- TOMMY仕様のタンブラー ロゴ入れ塗装A

ロゴの部分に色を塗ります。タップリ塗れば作業も早く終わりますが大変な事になるのでそれはしません(恐)。

ロゴ入れの場合は染まるか染まらないかギリギリの所で出来るだけ薄膜で終わるようにします(なので完全には隠蔽してません)。

またスプレーする方向にも気をつけます。マスキング際に塗料が溜まるような塗り方をするとやはりマスキングを剥がした時に際がガタガタになります。

2011/02/04
 
jpg画像 TOMMY仕様のタンブラー ロゴ入れ塗装(img195.jpg) -195- TOMMY仕様のタンブラー ロゴ入れ塗装

予め作成していたマスキングシートを配置していきます。

一番厄介なのはやはり「水平出し」ですね。被塗物は塗装工程の途中なので相当デリケートに扱わなければなりませんので定規などは当てられません(ってこんな3次元的な物質に当てる定規って…)。失敗したら全部最初からやり直しですし。

よく周りからは「レーザー墨出し機使えば早いんじゃない?」なんてやらないから言えるようなアドバイスを頂けますが(爆)、何にしてもそんなに時間(コスト)は掛けられないので殆どはメケン(=目見当)で行います。

ここで失敗するとシールは即廃棄物になるので、先日紹介したように予めもう一枚を作っておくのです。心に余裕が欲しいですからね(笑)。

2011/02/04
 
jpg画像 TOMMY仕様のタンブラー 本塗り開始です!(img194.jpg) -194- TOMMY仕様のタンブラー 本塗り開始です!

こちらもお待たせしました。先日各色の調色が済んでおりますのでいよいよ本塗り開始です。

最初にベース色としてのレッドを塗ります。
色によって「隠ぺい力」は変わりますが、今回の赤は比較的隠蔽し易い赤ですので(その分「濁っている」といった感じです)、3コート程度で完全隠蔽となりました。

この後30分程度自然乾燥させ、次にロゴ入れ塗装の為準備(マスキング)をします。

2011/02/04
 
jpg画像 SURLYの自転車フレームのロゴ用マスキングシート完成です(img193.jpg) -193- SURLYの自転車フレームのロゴ用マスキングシート完成です

今回のフレーム色は「ピンクパール」と「ブラックパール」の2トーン配色で、ロゴはピンクなので隠蔽力の関係からマスキングは「抜き」にします。

先にピンクに塗った部分にこのシートを貼り、黒く塗ったら剥がします。
「ピンクの上に黒」は隠蔽し易いので膜厚も少なく輪郭も綺麗に仕上がりますが、この逆として「黒の上にピンク」でやると中々染まらない(隠蔽しない)ので無用に塗膜が厚くなり、色分けされた境界線はガタガタに仕上がってしまいます。これでは美しくありません。

2011/02/04
 
jpg画像 SURLYの自転車フレームのロゴも(img192.jpg) -192- SURLYの自転車フレームのロゴも

こちらのロゴも作成しておきます。

今回はオーナー様より既存のフォントでご指定頂いておりますのでそのフォントデータを元に、オーナー様のご要望に沿って少し横に伸ばしています。

大きさは元のロゴと同じ程度で(入れる場所も)、横幅15cm程度にしています。

2011/02/04
 
jpg画像 MINICOOPERのホイールロゴ作成(img191.jpg) -191- MINICOOPERのホイールロゴ作成

一日の労働時間の内では現場以外の作業も実は多いです。主にメールの返信(見積もり)や梱包作業、そしてこういったロゴデータの作成です(この日記もそうですね)。

こちらはミニクーパーのホイールに張ってあったシールを「塗装」で再現する為のデータ作成です。
ホイールはこの下の方にあるNo.175で紹介しています。

ロゴシールの部分を撮影し、それをデータとしてパソコンに取り込みます。
ラインは真っ直ぐではなく、ホイールリムのアール形状に沿った形になっています(厳密にはアールが合ってませんが元と同じようにしています)。
上の方が「写真」で、下の色がはっきりした方が今回作ったデータです。必要なのはカットの為の輪郭だけで、実はここでは「色」はどうでもいいのですが参考までに同じ色にしてみました。

2011/02/04
 
jpg画像 ホンダエイプのヘッドカバー 結晶塗装「黒」本塗り完了です。(img190.jpg) -190- ホンダエイプのヘッドカバー 結晶塗装「黒」本塗り完了です。

無事本塗り完了し、既に焼付け硬化済みの状態です。

この後フィンの部分を削ってアルミ素地を露出させて光らせます。

奥にあるのはアルミ廃材で(ブレーキ屋さんがキャリパーのブラケット作る際に出る廃棄物ですね…)、サンプル品の作成を頼まれていたのでついで作成しています。

2011/02/04
 
jpg画像 ホンダエイプのヘッドカバーも(img189.jpg) -189- ホンダエイプのヘッドカバーも

こちらもお待たせしました!無事本塗り完了しておりますのでご安心下さい。

画像は旧塗膜が剥離された状態です。この後リン酸処理してプライマー塗って本塗り開始です。

2011/02/04
 
jpg画像 SURLYのフレーム&フォーク プライマー塗布(img188.jpg) -188- SURLYのフレーム&フォーク プライマー塗布

そしてプライマーを塗った状態です。ここまで来れば一安心ですね。

この後の予定としては、ロゴを作成し色の作成ですね。本塗りは少し先になるかと思います。

色はピンクと黒の2トーンで、詳細はまた紹介させて頂きますね。
楽しみにどうぞ!

2011/02/03
 
jpg画像 SURLYのフレーム&フォーク サンドブラストB(img187.jpg) -187- SURLYのフレーム&フォーク サンドブラストB

サンドブラストが完了した状態です。各部のマスキングは剥がしています。

この後全体をシンナーでスプレーして洗い流すように脱脂洗浄し、続けてプライマーを塗ります。とても錆易い状態なので素手でも触れません。

2011/02/03
 
jpg画像 SURLYのフレーム&フォーク サンドブラストA(img186.jpg) -186- SURLYのフレーム&フォーク サンドブラストA

フォークも同様にブラスト掛けます。ブレーキ?が付く箇所は塗らないのですが、こういった箇所はサンドブラスト時もマスキングしておきます。

2011/02/03
 
jpg画像 SURLYのフレーム&フォーク サンドブラスト(img185.jpg) -185- SURLYのフレーム&フォーク サンドブラスト

箱の周りが真っ暗なのは夜だからです。
現在サンドブラストの箱が置いてあるのはTAC工場の裏庭で、ちょっと前に、そこに単管で躯体組んで波板の屋根を張った雨風をしのげる程度の場所を作らせて頂きました。

サンドブラストはその名の通り砂(アルミナ)を使うのですが、とにかくホコリっぽくて室内での作業だと大変です。作業者の寿命を縮めます。

が、日中だと周りが明るすぎて箱の中が見えません(苦)。
なので辺りが暗くなる夜の方が作業がし易いのです。
裏庭はかなり孤独な場所ですが(笑)、こういったネチネチとした作業は逆に集中出来るので向いているかも知れません。

2011/02/03
 
jpg画像 オーディオフェイスパネル塗装承りました!(img184.jpg) -184- オーディオフェイスパネル塗装承りました!

この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

こちらは自動車内装のモニター枠部分のプラスチックパネルですね。
モニターのサイズを大きくした為か、随分と加工された状態です。

で、今回は塗装だけでは無く、この状態の続きからの作業も含めてのご依頼となります。なるほど・・・ですね(笑)。

DIYは確かに楽しいのですが、最後の方になればなる程難しくなってくるんですよね。私も本業にする前から色々やりましたが、正直なところ「材料」と「設備」が充実していないと難しい所もありますね。
材料も1種類だけでは無く、用途によって色々と選べるように全て揃えておかなければなりません。自宅に「工房」でもあれば別ですが、普通は無理ですよね。


という事で、ちょっとこのままだと先に進められない所もありますので(苦笑)、少し戻って修正していきたいと思います。
ラインも一度は崩さなければならないと思いますが、途中工程も紹介させて頂きますので今後の参考にして頂ければと思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2011/02/02
 
jpg画像 ハーレーのフェンダー 裏の錆(img183.jpg) -183- ハーレーのフェンダー 裏の錆

一見して綺麗に見えますが、フチは全体的に錆が出ていて裏側もこんな感じです。
亜鉛メッキされていればこんな錆の広がり方しない筈なんですけどね。残念です。


サンドブラスト屋さんへは発送での依頼になります。根深い錆も綺麗さっぱり削り落として戻ってきますので安心です。
で、戻って来る時には、空気に触れないようにビニール袋に入れられて、中に一緒に脱酸素剤は入っていますがやはり直ぐにプライマー塗装に移らないとなりませんので、タイミング見計らって発送するようにしますね。もう少々お待ちくださいませ!

2011/02/02
 
jpg画像 ハーレーの前後フェンダー塗装承りました!(img182.jpg) -182- ハーレーの前後フェンダー塗装承りました!

この度のご依頼、誠にありがとう御座います!スチール製のハーレーのフェンダーですね。

地べたに置いてしまっておりますが、こちらは今後サンドブラスト屋さんに「総剥離」をお願いする予定ですので問題御座いません。

当初のご依頼内容は「真っ黒に塗りなおして欲しい」といった感じだったのですが、綺麗に見えて結構錆も出ておりますので総剥離する事になりました。
ハーレーは亜鉛メッキがされて無い為か、ちょっとした飛び石程度の傷でも錆が凄い勢いで進行します。

今は廃盤になってしまいましたが、ローバーミニのボディ鋼板も同じ様に亜鉛メッキ掛かってないので直ぐ錆びます。
とちらも「当時と変わらない造り方で」、なんて感じなんですかね(呆)。

2011/02/02
 
jpg画像 COOPERのホイールキャップ ロゴデータ作成(img181.jpg) -181- COOPERのホイールキャップ ロゴデータ作成

センターキャップに彫ってある(塗装だけじゃなく一段下がってるんです…)「COOPER」のロゴは、キャップを塗装後に同じ様に再現しなければなりませんので作業前にデータを作成しておきます。

方法としては、

・ホイールキャップを撮影
・画像をPCに取り込み
・グラフィックソフトでロゴの輪郭をトレース
・歪み修正
・実寸合わせ

そしてカッティングプロッターに出力します。
ちなみにこういった作業をその道のプロ(カッティング屋さんやらデザイナーさん)に頼むと、凄く嫌がられるか(爆)かなりの額を請求されると思います(自身経験あります…辛)。
なので自分で書籍買って勉強したり、中古で機材揃えて何とかやれるようにはなりました。

まあそういった事も人に頼むより自分でやってしまった方が実は手っ取り早かったりしますし(残念に思う事がありません)、結局は自分の為になりますので悪い事ではないですね。何より面白いですし(笑)。

2011/02/02
 
jpg画像 スズキスイフトのテールランプ塗装承りました!(img180.jpg) -180- スズキスイフトのテールランプ塗装承りました!

こちらはちょっと前から届いていたのですが、ご依頼内容が複雑な為に何度か検証を行い、最終的頂いたイラストを確認しましてようやく作業受付出来るようになりました。何度もお手数を頂き有難う御座いました!

その複雑な内容(苦)についてはまた改めて紹介させて頂きます。言葉では到底説明し切れませんので(苦笑)、やはり実際に仮ラインを引いてみて(仮マスキングしてみて)内容を整理し、改めて紹介させて頂きますね。

改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2011/02/02
 
jpg画像 インプレッサ(GDB-F)のテールランプ 赤丸作成A(img179.jpg) -179- インプレッサ(GDB-F)のテールランプ 赤丸作成A

そして実際にカットしたマスキングシートを仮合わせしてみます。
サービスホールのせいで往年のスカイラインのテールランプみたいですね(爆)。

仮合わせしてみて大きさは良い感じです。ご安心下さい。

本塗りはまだ先になりますが、とりあえずこれで完成のイメージが出来ましたので一安心です。

また作業進行しましたら紹介させて頂きますね。楽しみにどうぞ!

2011/02/02
 
jpg画像 インプレッサ(GDB-F)のテールランプ 赤丸作成(img178.jpg) -178- インプレッサ(GDB-F)のテールランプ 赤丸作成

色々と検証して、赤丸のサイズは直径115mmとしました。120mmだと目安となるラインから若干食み出る感じでしたので気持ち小さくしました。

真ん中には40mmの穴を開けておき、貼る時の位置の確認に使います。「サービスホール」ですね(何かの作業をする為に予め開けられた穴の事を業界ではこう呼びます)。

2011/02/02
 
jpg画像 インプレッサ(GDB-F)のテールランプ 赤丸の位置確認(img177.jpg) -177- インプレッサ(GDB-F)のテールランプ 赤丸の位置確認

確か「インプレッサ」のテールランプと伺っていたのですが、いつものとはちょっと形が違ったので不安に思い、改めてオーナー様に確認取りましたらやはりインプレッサのテールランプでよかったようです。失礼しました。

で、今回のテールランプでは、フラットなレンズ部に赤い丸を2個×2で配置するように承っております。
画像ではオーナー様自らセロファンを丸く切って貼ってイメージを実態化(笑)しています。
でもこういった作業は結構大事でして、慣れていれば頭の中でイメージすれば良いですが、解らない事は実際に手を動かして改めて視野から取り入れた方が確実です。思わぬトラブルも未然に気付く事が出来ますので。

で、今回は赤丸のサイズを4つとも同じにする事で、それぞれの配置の誤差を無くすようにするのですが、となるとテールランプ全体のバランスはどうなるかというのを先に検証しておきます。
オーナー様が作ったセロファン仕様のテールを元に、もう一方のテールランプにマスキングテープ貼って平行を確認し、配置に違和感が無いか確認します。

2011/02/02
 
jpg画像 COOPERのホイールキャップも…(img176.jpg) -176- COOPERのホイールキャップも…

センターキャップはまるで嫌がらせのような造りになっています(苦笑)。若干凹んでいるんですよね。

素地はメッキなのでそのまま塗るわけにはいかず(剥がれます)、一旦は「メッキ素地用の下地処理」を行いますが、だとすると凹んだままでの文字再現は難しくなるので一旦はこれを平滑に仕上げなければなりません。先は随分と長そうですね…(苦笑)。

2011/02/01
 
jpg画像 COOPERのホイールも(img175.jpg) -175- COOPERのホイールも

こちらも作業開始しましたのでご安心下さい!

昨年からご相談頂いておりまして、改めてミニ屋さんを通って当店にやってきましたローバーミニ用のアルミホイールですね。

ホイールはチャコールブラックの半艶消し仕様で、ホイールキャップも同じ様にご依頼頂いております。
そしてさらに、ホイールキャップの「COOPER」や赤いリング状のラインの再現もご依頼頂いております。リムに貼ってあるCOOPERのシールも塗装で再現です。文字だけでなく赤いベースもです…(恐)。

こんなご依頼もちょっと前ならかなりのプレッシャーでしたが、最近はこういった内容が多いのでさすがに慣れました(爆)。

という訳で本日はせっせとデータ作成作業です(眠)。

2011/02/01
 
jpg画像 カブ用キャリーボックスの色も(img174.jpg) -174- カブ用キャリーボックスの色も

こちらも一緒に調色しておきました。色はアイボリーで、色見本として新品のパーツをお預かりしております。画像左がそうですね。汚れないように養生してあります。

右の四角い紙が調色板(テストピース)で、こういった物はちゃんと塗料メーカーやらで販売されているのですが、これが結構高くて(一枚何十円です)遠慮して使うのが嫌なので、使わなくなった上等なカレンダーを切って使ってます。
ECOと言えば聞こえは良いですが、まあ予算が無いって事です(爆)。殆どの作業で調色費頂いて無いので何卒ご了承下さいませ。
ちまみに先日のBMWのカウル修理の時はちゃんと調色していますのでご安心下さいませ(←何だか言い訳っぽくなってすいません…)。

2011/02/01
 
jpg画像 tommy girl仕様のスターバックスタンブラー 調色作業(img173.jpg) -173- tommy girl仕様のスターバックスタンブラー 調色作業

こちらも進行しておりますのでご安心下さい。

ベース色はオフィシャル紙袋の赤と同じようにしますので、それに合わせて調色をします。画像左に写るのが紙袋ですね。

結構濁った色でして、白と黒、レッドは鮮やかな原色と青味の強い赤(というかマゼンタ)を入れてます。

適当な調色なので(無料ですのでご容赦下さい…)4色だけの構成で5分程度の調色作業ですが、「バッチリ合わせて欲しい」となると6色以上は使って時間も3時間以上は掛かると思います。
そもそも一回で出来る事も稀なので、途中何度か作り直しての作成になりますしね。

それでも「全く同じ」になる事はありませんので(苦笑)、「色合いますかね?」と聞かれても「同じにはなりませんね」としか回答は出来ないんですけどね。見解の違いですが難しい所です。


あとはロゴマークの色もですね。紺と白です。白は原色のままでOKですね。

2011/02/01
 
jpg画像 自転車フレームに入れるロゴの作成A(img172.jpg) -172- 自転車フレームに入れるロゴの作成A

で、こんな感じで2通り作ってみました。車体のベースは「早稲田のエンジ色」です(間違ってたらすいません…)。

で、「さかいち」のロゴは元々は縦書きだったので横に変換しました。
また一文字一文字の大きさが違ったので一応揃えても見ましたが、オリジナルのように各々大きさが違う方が味があって良さそうですね。カッティングは複雑では無いのでどちらでも対応可能です。
(それよりも漢字が恐ろしいです…)。

それではどうぞご確認の程ご検討を宜しく御願い致します!

2011/02/01
 
jpg画像 自転車フレームに入れるロゴの作成(img171.jpg) -171- 自転車フレームに入れるロゴの作成

先日届いた珈琲豆の袋に張ってあったシールをスキャンして画像としてパソコンに取り込み、そこからロゴを「データ」として作成します。
この作業をパソコンが勝手にやってくれれば良いのですが、実はかなりアナログな作業でやっておりまして(苦笑)、スキャナーで取り込んだ写真のロゴの輪郭をマウスでトレースし(実際はトレースとはちょっと違うと思いますが)、ロゴを「線」としたデータを作ります。X軸とY軸で構成されるベクターデータですね。線というよりはドットの塊でしょうか。


画像の白い文字が「写真」で、黄色いロゴが今回作成したデータです。細部は端折らせて頂いております。

また「焙煎工場」は流石にこれを作るとお金が発生しますので(何時間掛かるか…)、既存の似たフォント(行書体)を採用しました。ちょっと違いますが(爆)イメージは出ていると思います。

続きますね。

2011/02/01
 
jpg画像 tommy girl仕様のスターバックスタンブラー ロゴ入れ準備(img170.jpg) -170- tommy girl仕様のスターバックスタンブラー ロゴ入れ準備

こちらもお待たせしております。トミーガール仕様のタンブラーですね。

ロゴデータは以前作成した時のが残っていますのでそちらを利用します。
ただ「色データ」は残していないので各色新たに用意しないとなりません。
保管する場所さえあれば、作った色は管理して保管しておけば以後の仕事は楽になると思いますが中々そうもいかないんですよね。

若い頃ディーラーに勤めていた時では、そのメーカーの限られた車種しか扱わないので(塗らないので)色の種類は殆どありません。
主な色は40色くらいだったと思いますが、その中でも良く出る色は10色程度です(外車はこんな感じです。本国にはあっても日本では採用されていない色なんてのも沢山あります)。

ですのでそれぞれの色の特性も良く解っていますし、集中センター程の規模であれば塗料メーカーにとっても超お得意さんなので、独自の色見本&配合データを何通りも作成してくれます。
一番面倒な調色時間がかなり削減出来ればかなり効率は良いですね。今となっては夢のような環境です(楽で。笑)。


画像ではマスキングシートは二つ作っていますが、一応失敗した時の為に予備を用意しておきます。
失敗してから再度PC立ち上げてシートをセットしてカットして剥がして…なんて事をしているとパニックなってしまいますので(そこまでにはなりませんが…)予めそれも想定して用意しておきます。任意保険ですね。

それではまた作業進行しましたら紹介させて頂きます。完成楽しみにどうぞ!

2011/02/01
 
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