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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2011】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 ワタナベホイール リムライン塗装の位置についてB(img1441.jpg) -1441- ワタナベホイール リムライン塗装の位置についてB

実際にホイールを車体に装着したらこんな感じで見る筈です。

先ほど説明した通り真横から見ると「1」はほとんど見えません。
「2」も若干斜めになっていますが「B」との組み合わせは良いと思います。

または「3」と「C]は比較的真横を向いているのできちんと10mmの太さが見えますね。


ちょっとこの画像だと見難いのですが、「5」と「D」は思い切ってリム外側に寄せています。
一般的なリムのライン入れだとこの位置になりまして、ここの形状だけがフロントとリヤホイールで同じですので一番しっくりしているとは思います。ただ当初のご要望とはかなり外側にはなってしまいますね。

続きます。

2011/08/27
 
jpg画像 ワタナベホイール リムライン塗装の位置についてA(img1440.jpg) -1440- ワタナベホイール リムライン塗装の位置についてA

こちらは「フロントホイール」(薄い方)です。単にサイズが違うだけでは無く形状自体が変わってしまうので同じ様にマスキングする事が出来ません。
規定の位置が決められませんのでフロントとリヤを「見た目」で同じようにします。

オーナー様のご意向としてはフロントは「B」の一になるかと存じます。
こちらは真横から見ると良く見えるので良いのですが、先ほどのリヤホイールを「1」にすると車体を真横から見た時に太さが違って見えてしまうかと思われます。

車体を横から見た時の組み合わせとしては、「2」と「B」ですかね。

他にもサンプル作ったので紹介していきますが、一旦真横から見た画像をアップしますね。

2011/08/27
 
jpg画像 ワタナベホイール リムライン塗装の位置について(img1439.jpg) -1439- ワタナベホイール リムライン塗装の位置について

お待たせしました。スーパーセブンに装着予定のワタナベマグネシウムホイールです。

リム部の色分けラインについて実際にマスキングテープで数点サンプルを作成しましたのでご確認ください。

ラインの太さは約10mmにしていますが(6mm×2を重ねています)、私的には12mmくらいでも良いかと思います。

画像は「リヤホイール」(厚い方)で、サンプル「1」と「2」です。
オーナー様に頂いたサンプル写真からすると、リヤホイールはこの「1」の位置かと思われますが、側面部分になるのでホイールを真横から見えると細く見えてしまうと思います。後の「垂直画像」で解り易いように紹介致します。

それを改善すべく「2」の位置は横からも見える位置にしています。プレスラインの「山」を起点にしています。

続きます。

2011/08/27
 
jpg画像 BMW パニアケース蓋左右 梨地→艶有りチタンシルバー 完成ですA(img1438.jpg) -1438- BMW パニアケース蓋左右 梨地→艶有りチタンシルバー 完成ですA

バッジは一旦外しておりますので両面テープ貼りなおして元の位置に貼りなおしています。確かにこれがあるのと無いのでは全然イメージ違います(恰好良いです…)。

こちらも既に梱包済みですのでいつでも発送可能です。
後程完成のお知らせメール差し上げますのでご確認よろしくお願いいたします。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/08/26
 
jpg画像 BMW パニアケース蓋左右 梨地→艶有りチタンシルバー 完成です!(img1437.jpg) -1437- BMW パニアケース蓋左右 梨地→艶有りチタンシルバー 完成です!

こちらもお待たせしました!薄型のBMW純正パニアケース蓋の左右ですね。
元々梨地素地の黒いザラザラでしたが、ボディ同色?チタンシルバーの艶々仕様でご依頼承りました。

先ほどと同じ色ですが、撮影した時間が違う為かこっちの方が艶々に見えますね。実際には同じですのでご安心下さい。

もう一枚画像あるので紹介致します。

2011/08/26
 
jpg画像 BMWパニアケース蓋 傷補修塗装 完成ですA(img1436.jpg) -1436- BMWパニアケース蓋 傷補修塗装 完成ですA

先ほど既に梱包も終えましたのでいつでも発送可能です。

それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/08/26
 
jpg画像 BMWパニアケース蓋 傷補修塗装 完成です!(img1435.jpg) -1435- BMWパニアケース蓋 傷補修塗装 完成です!

大変お待たせしました!BMWのパニアケース蓋の修理も完成です。
転倒(立ちゴケ?)での傷との事で、多少傷が深いところもありましたが綺麗に直っているかと存じます。

昨日、私が使っている塗料「STANDOX」のデモンストレーター(講師)の方が遊びに(じゃなくて様子を見に)来て下さいまして、技術的な事も色々と話したのですが、今回は補修の「費用」についても話しました。

ちょっとした傷でもこちら側(塗装屋)からしてみれば「最低限これくらいの費用は必要だ」というのは当然あるのですが(私欲ではなくて掛かる経費からしてですね)、消費者側からすると確かに結構な金額なんですよね。

ただ近年の自動車補修ではまさに「ピンからキリ」までありまして、「パパッっと塗って色さえ付いていればOK」なんて仕上がりであれば数千円でも利益は出るのかも知れませんが、それを基準に考えてられてしまうとかなり厳しい、といった様子です。

幸いにして今のプロフィットでは「向こうの店だと1万円で出来ると言われた」なんて事を言われる機会は減りましたが、インターネットがまだ今のように普及される前にはそういった質問もありました。
メールでそれを説明するのには結構骨が折れましたが(苦笑)、ちゃんと説明すればそういった方こそ最終的にはご依頼頂けるんですよね。今でも常連さんだったりします(笑)。よほど痛い目に遭って来たのかと思ってしまいます(爆。いやいや心中お察しいたします)。


こちらのパニアケースのお客様は初めてのご依頼でそういった事では無いのですが、ちょっとした傷でもこのご時世結構な費用を支払って頂けるので有難いと思った次第です。

もう一枚画像あるので紹介しますね。川崎は雷が凄いです…。

2011/08/26
 
jpg画像 RITCHEYのフォーク プライマー塗布完了です(img1434.jpg) -1434- RITCHEYのフォーク プライマー塗布完了です

こちらは無事プライマー塗布まで完了しました。

フレームはもうちょっと時間掛かってしまいそうですが、きっちり錆も取れて帰って来てくれますのでご安心頂けるかと存じます。

戻って来ましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!

2011/08/25
 
jpg画像 RITCHEYのフォークはA(img1433.jpg) -1433- RITCHEYのフォークはA

複雑な部位は旧塗膜も残っていますのでそれも綺麗に剥がしておきます。
サンドブラストを掛けたくない箇所には予めマスキングしておきます。

サンドブラストの特徴としては、堅い物には効きますが柔らかい物はメディア(砂。実際にはアルミナ粒子)が跳ね返ってしまい効果はありません。ゴム状の被膜には弱い訳ですね。

メディア(砂やガラスビーズ)にも色々種類があるので、用途によってこれを替えてガラス製品に絵柄を描いたりなどが出来ます。

2011/08/25
 
jpg画像 RITCHEYのフォークは(img1432.jpg) -1432- RITCHEYのフォークは

こちらは剥離溶剤槽から出た状態です。パイプ中央付近にうっすらと錆が出て、ホイールを固定する所は塗装がどうしても剥がれてしまうので錆は出ていますね。ここはいつもの事ですので問題ありません。

フォークはこの程度ですので手前でサンドブラスト掛けてプライマー処理します。いつもはこれでOKなんですけどね。フレームは侮っていました…(苦)。

2011/08/25
 
jpg画像 RITCHEYのフレームは…A(img1431.jpg) -1431- RITCHEYのフレームは…A

点々とした錆は突起したような状態なので、サンダーで削れば簡単に取れると思ったのですが、削ってみるとそこには深く浸食された穴があります…(恐)。

特に下回り部分に多くみられるので、地面からの湿気でこのように錆が進行していったのかも知れません。確か25年?くらい昔の物との事で仕方ないといえば仕方ないですね。

という事で、ここまで根深そうな錆となると手前のサンドブラストでやるには力不足だと思いましたので、やはり専門の所に任せる事にしました。急遽本日発送しております。

ちなみにフォークの錆は大した事は無かったのでこちらで処理しています。そちらも紹介しますね。

2011/08/25
 
jpg画像 RITCHEYのフレームは…(img1430.jpg) -1430- RITCHEYのフレームは…

こちらの塗装はいつもの剥離槽浸け置きで簡単に剥がれたのですが、下からは全体的に錆が出てきました。

クロモリ素材である程度の年代物ならば多少の錆は覚悟しているのですが、今回のはちょっとヤバイのです。続きます。

2011/08/25
 
jpg画像 ANCHORのフレームもA(img1429.jpg) -1429- ANCHORのフレームもA

剥離槽に入れる前にステッカーなどを全部剥がしますが、なんとシールと一緒に塗装が剥がれます(恐)。
これの理由は良く知っていまして、今回のこのフレームの塗色は金属感を表現しようと高輝度メタリックを使用しているのですが、それとクリアーの相性が悪く(良くあります)全然密着していません。所謂「層間剥離」ですね。

全て剥離する予定だった私としては「この調子なら楽に剥がれそうだ」なんて少し喜んでいたのも束の間、エポキシ系と思われるプライマーは溶剤では全く剥がれる気配も無く、結果いつもお世話になっているサンドブラスト専門店さんへ本日発送となりました…。まあその方が確実で早いですからオーナー様はご安心下さって大丈夫です。

2011/08/25
 
jpg画像 ANCHORのフレームも(img1428.jpg) -1428- ANCHORのフレームも

こちらもお待たせしております!既に作業進行しておりますのでご安心下さい。

画像は夏季休暇連休前の画像で、フォーク部分のボールベアリングは無事分解出来ましてその後ずっと剥離用溶剤槽に浸けておきました。
…が、今回の塗装はちょっといつもと違って大変です。丈夫過ぎるのです…。

いや、トップコートは実はヒドイ塗装なのですが、下地に使われているプライマーがどうやらエポキシ系でこれが全然剥がれません。

まあ頑張れば何とかなると思ったのですが、もう一方別件でご依頼頂いる沖縄からのフレームも剥離してみたら下からあり得ない錆が出て来ましたので、急遽この二本はサンドブラスト専門店にお願いする事にしました。詳しくはまた紹介致します。

2011/08/25
 
jpg画像 マツダアクセラ シフトパネル塗装 完成ですA(img1427.jpg) -1427- マツダアクセラ シフトパネル塗装 完成ですA

こちらの枠は「金属感のある質感で」との事で、であれば高輝度メタリックな仕上げも可能だったのですが、如何せん素材自体がゴムのように柔らかいので通常のシルバー(それでも若干高輝度メタリックは混ぜてみました)に艶消しクリアーで仕上げています。
曇ったアルミニウムみたいな質感でしょうか(苦笑)。

ただ仕上げてみて気づいたのですが、この枠は今回の黒いパネルの周りに組み込まれるようですね(今更ですいません…)。
となるとこの組み合わせはいい感じだと思います。

まあしかし知らない人が車内に入ってこれを見ても気づかないかも知れません(苦笑)。
今回に限らず、ご依頼いただく殆どの物はどれも自己満足の境地みたいな感じですから(笑)、ブランド品のバックよりも愛車の内装が様変わりする方が余程楽しいのだと思います。
ただしこれが家族持ちだとまた色々と大変なのだとは思いますので、そういった方には営業所止めも対応しております(爆。家族に知られないまま計画を進行出来ますからね)。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/08/25
 
jpg画像 マツダアクセラ シフトパネル塗装 完成です!(img1426.jpg) -1426- マツダアクセラ シフトパネル塗装 完成です!

大変おまたせしました!マツダアクセラのシフトレバー周りのパーツ2点、遂に完成となります。

当初「+」と「−」の部分は色分けでとご指定頂いておりましたが、こちらは単色べた塗りでの艶々の黒になりまして、代わりに追加で画像右側の「枠」をご依頼頂きました。こちらは艶消しシルバー仕上げですね。
そちらに続きます。

2011/08/25
 
jpg画像 薄型パニアケース蓋 本塗り完了です!(img1425.jpg) -1425- 薄型パニアケース蓋 本塗り完了です!

そして本塗り完了です。お待たせしました!

パニアケースの蓋はボディ同色が基本ですが、たまには何か遊んでみるのも面白いかと思います。
ボディ(バイク)が英国車ならユニオンジャック柄なんてのも面白いと思いますが(最近また流行ってますよね)、BMWはドイツ車ですからね…。やはりボディ同色が無難でしょうか。硬派な感じもしますし…。


それではこちらも完成しましたらまた紹介させて頂きますね。
もう少々お待ちくださいませ!

2011/08/24
 
jpg画像 薄型パニアケース蓋 本塗り前(img1424.jpg) -1424- 薄型パニアケース蓋 本塗り前

こちらも色はチタンシルバーですので、先ほどの厚みのある片側だけのパニアケース蓋と一緒に本塗りを行います。

同じく裏側をマスキングして本塗りに挑みます。

2011/08/24
 
jpg画像 薄型パニアケース蓋 シボ取り作業(img1423.jpg) -1423- 薄型パニアケース蓋 シボ取り作業

こちらは傷とかでは無く、元々表面がザラザラとした梨地の蓋を「ボディ同色で艶々に」との事ですので下地からの作り直しです。

全体にサフェーサーが塗ってあって、これを全て手作業での研ぎだと大変ですので最初はエアーツールを使います。所謂「機械研ぎ
」ですね。

使うのはダブルアクションサンダーで番手は#320〜#400を使います。
この時点で普通のサンダー(シングルアクション)を使うと部分的に掘ってしまい凸凹になってしまうので普通は使いません。

この後#600〜の水研ぎでペーパー目を均していきます。

2011/08/24
 
jpg画像 BMWパニアケース蓋 本塗り完了です!(img1422.jpg) -1422- BMWパニアケース蓋 本塗り完了です!

そして本塗り完了です。大変お待たせしました!

色はBMW純正の「チタンシルバー」で、カラーコードは

「354」「764」「848」「WN49」

などがあります。

色々ありますが実は全部同じ色です…。

BMWMOTORCYCLEの色では良くある事で、同じ色なのに様々な色名やカラーコードが存在するので、塗装屋はもとより一般ユーザーは混乱してしまいますよね…(先日もそんな案件がありました…)。

まあBMWのバイクの場合にはシート外すと三ケタの数字かアルファベットのシールが貼ってありますので、それをお伝え頂ければ間違いはないかと思います。


それでは完成しましたら改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!

2011/08/24
 
jpg画像 BMWパニアケース蓋 本塗り前(img1421.jpg) -1421- BMWパニアケース蓋 本塗り前

裏側をマスキングしたら塗装準備を行います。

ちなみに今回は下側の傷部分とは別に上にも一か所傷がありましたのでそちらも一緒に処理してあります。

深い傷の処理としては通常「パテ」などは使いません。時々深い線傷にパテを刷り込んでいる光景を見かけますがあれは多分間違いです。
処理方法としては、傷の底部分まで出来るだけ平滑に削って緩やかなラインを描きながら削っていくのですが、そうなると当然削られる範囲は大きくなります。
さらにそれを覆うように下地塗料(プライマー&サフェーサー)を塗るのでさらに範囲は大きくなります。

なので1ミリの傷でも1ミリでは処理できません。大体5cm〜10cm程になります。
よく自転車フレームのお問い合わせで「こことこことここに小さな傷があるのですが、その部分だけ修理するとお幾らになるでしょうか」といったご質問がありますが、大抵はそれらを繋げるとフレームの半分以上の下地処理が必要になってしまうので、だったら全て剥離した方が早い(安い)といった事になります。
または傷の直ぐ近くにロゴなどがあると、それも一旦塗りつぶして再現しなければなりませんし(ロゴをそのままマスキングして残す方が大変です…)。

良く上司(親方)から言われた事は、「小さくやろうとすると失敗するぞ。大きく広げていった方が実際には楽だからな」といった言葉でした。まあ当然小さくやらないといけないケースもあるのですが、無理をすると大体後でトラブルが出ますね。エッジ部分がチヂレて模様を出す「エッジマッピング」ですね。

ちなみにこれはよく「パテ痩せ」なんて呼ばれてますが多分勘違いです。今時のパテはそんなに痩せませんので(爆)。
旧塗膜の上にパテを被せてたり、サフェーサー塗った時にエッジ部を侵してしまったり、またはサフェーサーの焼き(硬化)が甘くてトップコートを塗った時にサフェーサーのエッジを侵してしまったりですね。
単純そうで意外とこのトラブルが多く、ちゃんと対処の仕方を知らないと一生これに困り続けたりします(気付かない場合は論外ですが…)。

今は「小物塗装」になったのでそんなに意識しませんが、最初から小物塗装だけしかしていなかったらマズかったと思います。
部分的な修理が出来ませんから、健全な塗膜も全部剥離してしまったり、全体をサフェーサーで覆わなければいけなくなったりと、無駄で無意味な事だらけになってしまいます。当然それに掛かる費用も然りですし…。

2011/08/24
 
jpg画像 BMWパニアケース蓋 サフェーサー研ぎ〜足付け処理(img1420.jpg) -1420- BMWパニアケース蓋 サフェーサー研ぎ〜足付け処理

こちらもお待たせしております。無事本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ!

サフェーサー部分は#320で研いでのライン出し、#600でペーパー目を均します。
で、全体的に#800のペーパーを軽く当ててからウォッシュコンパウンド(画像右下の「ハジキシラズ」)とスコッチブライトで全体を洗浄しつつ足付け処理を行います。

2011/08/24
 
jpg画像 メガネフレーム 下地状態(img1419.jpg) -1419- メガネフレーム 下地状態

全体的には綺麗に足付け処理状態となっているのですが、所々に深い傷が見られます。
オーナー様曰く、一度自分で自家塗装して失敗した塗装を剥がしたとの事ですから、その時のペーパーの番手で粗い目が残っていたようですね。

例えばこの傷の番手が#180だとすると、これを#1000のペーパーで一生懸命削っては日が暮れてしまいます(と言うか日が昇ります)。
なのでペーパー掛けは粗いのから細かいのに順番に行うのがセオリーで、#180の次は#240、→#320→#400→#800→#1000となるのですが、実際にはそこまで細かく分けません(爆)。

ただしペーパーといっても新品の状態と何度か使った物では切れ味も傷の入り方も違いますから、例えば新しい#600であれば切れ味が良いので#320の傷も消せます。逆を言えば#600にしては深い傷が残るという事でもあります。

また毎回新しいペーパーを出したりも(出せたりも…)しませんのでその辺りは臨機応変ですね。最後の結果さえ同じであれば何をやっても構わないと思いますし、効率よく早く出来れば安く出来る訳ですからね。全てがマニュアル通りにしなければならない、と言う訳でも無いのです。
ただし絶対に抜いては行けない所もあるんですけどね(苦笑)。

2011/08/23
 
jpg画像 メガネ&サングラスフレーム 下地処理完了しています。(img1418.jpg) -1418- メガネ&サングラスフレーム 下地処理完了しています。

こちらもお待たせしております。無事下地処理が終えましたので本塗りも今週中には出来ると思います。

左側のはメガネフレームで、既に分解されて下地処理済み(と言うか自家塗装した塗膜を剥がして頂いた状態)だったのですが、色々ありましたので(笑)後程紹介させて頂きますね。

右側のは先日同型のサングラスフレームを「ピンク」でご依頼頂いた方で、仕上がり気に入って頂けたようで今回二個目をご依頼頂きました。今回の色はカーキ色で、色は確認しておりますがまだ調色しておりませんのでこちらは後日行ってまた紹介させて頂きますね。


画像左上に写っているのは「精密ドライバー」ですが、一般の物とはちょっと違いますよね?私も今まで普通のその辺で売っている安い物を使っていましたが、先日余りにも堅いネジがあり、そのまま力ずくで緩めようとすると危険だったのでゴトー氏に相談したらこれを貸してくれました。PB社のドライバーですね。
ゴトー氏いわく「これは良いよ。スナップオンとか他のとはまるで違うから」との事で、使ってみてまさに目から鱗ででした(笑)。
早速のその日に楽天(笑)で購入し次の日には届きました。
セットで6千円くらいでしたが、ゴトー氏が買った時はもっとしたそうです(爆)。
値段的にはやはりネットが一番だとは思いますが、こういった使用感というかリアルなレビュー(笑)はやはり間違いが無いですね。

2011/08/23
 
jpg画像 エリシオンのリヤガーニッシュ スモーク塗装承りました!(img1417.jpg) -1417- エリシオンのリヤガーニッシュ スモーク塗装承りました!

こちらも紹介が遅れましてすいませんでした。この度のご依頼、誠にありがとうございます!

こちらはリヤゲートに着くセンターガーニッシュですね。
左右のテールランプと同様に赤いレンズ状になっているのですが、どうやらここは光らないらしいです(笑)。

で、「ボディの黒に合わせて」との事ですが、元々ここがレンズだったと解るように「スモーク」でご依頼となりました。ボディの黒に合わせるとの事ですのでスモーク濃度は標準〜少し濃い目くらいですかね。塗りながら調整したいと思います。

それではこちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2011/08/23
 
jpg画像 トヨタヴィッツのテールランプ レッドキャンディーで塗装承りました!(img1416.jpg) -1416- トヨタヴィッツのテールランプ レッドキャンディーで塗装承りました!

こちらも紹介が遅れて申し訳御座いませんでした。そしてこの度のご依頼、誠にありがとうございます!

ヴィッツのテールランプは初めてみますが、オーナー様の言う通りレンズが全体にピンク掛かっているんですよね。ど、どうしたのでしょうか…。

一部のハイブリット車でテールランプのレンズ?が青くなっているのがありますが、あれは解るとして(いや実際は理解出来ないのですが)このピンクって…。
車体色がどの色でもこれ何ですかね。以前ヴィッツでピンクの車体がありましたら、あれにだったら合うかも知れませんが(女子向きで)、黒いボディでしかも男として(笑)このテールランプとなるとちょっと厳しい気もします。作る時に間違えて赤のペレットが混ざってしまったとかですかね(私的見解です)。


という事で、今回のご依頼はこのレンズを「赤くして欲しい」との事でして(確かにそうですね)、ただウィンカー部分もレッドに塗るので「赤に見えるギリギリの所」で止めるといった内容になります。
ちょっと難しい内容ですが、実は以前業者さんからのご依頼で一度これをやっておりますので何とかなるかと思います。寸止め、ですね(笑)。

ちなみにバックランプ部は「クリアー抜き」として残すのですが、今回のテールランプはウィンカーとバックランプの位置を交換するとの事で、実際にクリアー抜きする部分は下の「三角」の箇所です。今気付きましたがちょっと面倒そうですね(爆。いやいや冗談です)。

それではこちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2011/08/23
 
jpg画像 プラスチックパーツ マジョーラ塗装承りました。(img1415.jpg) -1415- プラスチックパーツ マジョーラ塗装承りました。

こちらはどこに着く部品なのかはよく解りませんが、見たところコアサポートアッパーに見えますね(ボンネット開けてラジエターの上のパネルです)。真ん中の楕円の穴は恐らくボンネットのロック部分だと思いますが…。

それは良いとして(笑)、今回はこちらのプラスチックパーツを「マジョーラ」で塗装承りました。当店では珍しいですね。と言うかその塗料在庫していません(爆)。

理由としては「今更当店が扱う必要もないかと…」といった所なのですが、以前趣味的に少量だけ譲って貰った分がありましたので、その色をオーナー様に確認して頂き「まさにそれです」との事ですのでご依頼承りました。有難うございます。

マジョーラとはカメレオンのように色変化する塗料ですね。確か大きく分けて3色で、それぞれの色の移り変わりでグラデーションするので角度によって5色くらいの変化が楽しめる塗料です。主にカスタム系に使われる塗装ですね(派手なんです…)。

ちなみに正確には今回使う塗料は「マジョーラ」では無く「クロマリュージョン」です。前者は関ペ(関西ペイント)の商品名で(でしたよね?)、同じような物で後者のはDUPONT社の製品です。
どちらにしても凄く高い塗料です(苦)。


それではこちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2011/08/23
 
jpg画像 ロードスターのヘッドカバー 無事届いてます。(img1414.jpg) -1414- ロードスターのヘッドカバー 無事届いてます。

先日無事到着しまいて、メモ書きに記載されていたメールアドレスにメールしておいたのですが確認して頂けたでしょうか?

一応作業内容とお見積りなども記載してありますので、お手透きの際で構いませんのでご連絡を頂ければと思います。

どうぞよろしくお願いいたします!

2011/08/23
 
jpg画像 ハリアーのメッキグリル&エンブレム一式塗装承りましたA(img1413.jpg) -1413- ハリアーのメッキグリル&エンブレム一式塗装承りましたA

ちょっと誤算だったのは、グリルが「枠」の部分と中央の「フィンの部分」で分割出来ると思っていたのですが実は一体物でした(驚)。
最初に全面メッキのグリルを作成して、マスキングか何かでフィンの部分だけをグレーメタリックに塗っているんですね。なんでまたこんな事を…(メッキ仕上げだけのバージョンがあるのでしょうか)。
今回の塗装ではこの部分をどうやって処理するか、ですね。作業進行しましたらその辺りも紹介したいと思います。

この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2011/08/23
 
jpg画像 ハリアーのメッキグリル&エンブレム一式塗装承りました。(img1412.jpg) -1412- ハリアーのメッキグリル&エンブレム一式塗装承りました。

紹介が遅れてすいません。そしてこの度のご依頼誠にありがとうございます!

フロントグリルやらトヨタマークなど、全てメッキが施された製品で、今回はこちらを全て「半艶の黒」で承っております。

メッキの利点としては「汚れが付いても落ちやすい」ですが、塗装においてはこれがデメリットとなりまして、普通に塗っても簡単に剥がれてしまうのです。密着性が悪いんですね。

メッキだけを綺麗に剥がせればいいのですが、私的にはそんな方法は知りませんし見たこともありません。しょぼいメッキならサンポールに浸けておけば綺麗に取れてくれるらしいですが、これはまるで刃が立たないかと存じます。

ちなみにもっと強い酸に浸けたら綺麗にメッキだけ取れるのでしょうか。まあそれが上手く行ってるなら私があんな手間掛ける意味がありませんから(苦笑)恐らくは無理なんでしょうね。

続きます。

2011/08/23
 
jpg画像  ワタナベホイール×5 塗装承りましたA(img1411.jpg) -1411- ワタナベホイール×5 塗装承りましたA

いかにも「鋳造」って感じで素地は粗々しいですが、意外と塗膜が乗っかってるのと、ご依頼の色が艶消しのガンメタですので目立たなくなると思います。

ご依頼の色としては、ベンツのガンメタで「violettgrau」(カラーコード:B7166」になります。
で、リムの部分に幅1cm程で鮮やかなイエローのストライプを入れるように承っております。
詳細が決まりましたら改めて報告致しますね。

この度もご贔屓頂きありがとうございます!

2011/08/23
 
jpg画像 ワタナベホイール×5 塗装承りました!(img1410.jpg) -1410- ワタナベホイール×5 塗装承りました!

既に到着しているのですがまだ紹介していない品々が沢山ありまして、どれも紹介が遅れていて申し訳御座いません。
何とか順番通りにと思っていて随分溜まってしまいましたが、ようやく現場が落ち着いたので順次紹介していきますね。

こちらはつい先日にスーパーセブンのレンズ8点の塗装をご依頼頂いた方で、実はレンズよりもこちらが先だったんですね。
ただ注文してからの製造?らしく完成が予定よりも遅れていたようです。ワタナベのマグネシウムホイールですね。

続きます。

2011/08/23
 
jpg画像 アクセラ シフトカバーパネルの「枠」 本塗り完了です!(img1409.jpg) -1409- アクセラ シフトカバーパネルの「枠」 本塗り完了です!

もともとは黒い梨地状態だった部品で、オーナー様からは「金属のように」とのご要望で艶消しのシルバーに仕上げました。

ベースコートにシルバーを塗布し、クリアーは軟化仕様での艶消し仕上げにしています。
本当はクリアーを塗らない方が金属的な質感は高いのですが、だとすると耐久性が落ちてしまいますので。

それでは完成しましたら改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!

2011/08/22
 
jpg画像 アクセラ シフトカバーパネルの「枠」 本塗り前(img1408.jpg) -1408- アクセラ シフトカバーパネルの「枠」 本塗り前

こちらは小さい部品ですが結構大変な作業で、素材のプラスチックはゴムのように柔らかいので各工程で「フルフレキシブル仕様」にしています。要は軟化剤を多量に入れているんですね。

これにより塗膜は軟化性が高くなりますがそれに比例して作業効率は落ちます(苦)。なので追加費用が必要になってしまうんですよね。ご容赦下さいませ。


が、あのザラザラだった梨地からも無事に平滑な下地が作れましてようやく本塗りまで来ました。長らくお待たせしました!

2011/08/22
 
jpg画像 マツダアクセラ シフトカバーパネル 本塗り完了です!(img1407.jpg) -1407- マツダアクセラ シフトカバーパネル 本塗り完了です!

ベースコートの黒を塗ってクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

シルトレバーが入る部分は縁状になっていますが、こういった入り組んだ箇所を表から塗ろうとすると大抵失敗します。塗り過ぎてクリアーが溜まってしまったり垂れたりですね。

なので基本としては裏側からも万遍なく塗るようにします。
塗装の基本である「被塗面とは垂直に」も同時に行いますので、カクカクした箇所も当然その面に対して垂直にスプレーするようにします。「本当にそうやってるの?」と思われそうですが、そうしないと綺麗には塗れませんので(笑)。


良くヘッドカバーを結晶塗装で塗っていますが、プラグが刺さる穴の内側部分もこれと同様に「垂直に」が基本となります。
円の大きさはは直径4cmくらいですが、その場合は円では無く「八角形」と考えて塗ります。
自転車のフレームはその逆ですがやはり同じく八角形が基本ですね。難しそうに思えますが仕事でやっていれば誰でも普通に出来るようになれます(笑)。


これとは別に「枠」も塗り終わっていますのでそちらも紹介しますね。

2011/08/22
 
jpg画像 マツダアクセラ シフトカバーパネル 本塗り前(img1406.jpg) -1406- マツダアクセラ シフトカバーパネル 本塗り前

こちらも大変お待たせしました!マツダアクセラのシフト部分のパネルですね。

最近の内装パネルではよく有りがちの「シルバー塗っただけ」の仕様ですね。被塗物素材のプラスチックはABSなので恐らくプラスチックプライマーも塗られてはいないと思います(表面が塗料溶剤で溶ける感じで食い付きが良いのです)。

塗膜も極薄いのでちょっと削ると簡単に下地が露出してしまうのですが、塗装自体は十分に密着しているので簡単な下地処理(足付け処理)のみで本塗りが可能です。下地処理費も必要ありませんので比較的安価に塗れる下地ではありますから塗装屋としては好きですね。

ただこの塗装をボディの外側に着く部品に採用していると、クリアーが無い分耐久性がありませんから経年劣化によって塗装がボロボロと崩壊していきます。
そうなると塗膜としての強度というか分子構成が崩れてしまっているので激しくチヂレ易い塗膜になっているので、総剥離か2液ウレタンサフェーサーでの下地を作りなおす必要があります。手間が掛かる分費用も高くなります。

今はどうなのか解りませんがレンジローバーのアウターハンドルがまさにこの塗装で、3年くらいしてボロボロになってきてしまうので何度か修理塗装をした経緯があります。「何故ここにこの塗装?」と憤りを感じたりもしますが、イギリスの気候だと大丈夫なのかも知れないと思いこむようにしています(壊)。ちなみにレンジローバーは英国車です。車体のお値段は1000万以上したりします(恐)。

2011/08/22
 
jpg画像 日産エクストレイルのハイマウントストップランプレッド塗装 完成ですA(img1405.jpg) -1405- 日産エクストレイルのハイマウントストップランプレッド塗装 完成ですA

ハイマウントランプの塗装費用は大体1万円くらいで、今回はレッドキャンディーですので褪色を考えて使用するクリアーは耐候性の高い「クリスタルクリアー」に変更させて頂き追加2千円、税込合計で¥12,600になっています。

恐らくこの部品自体そんなにしないと思いますが、「それでも」といった方は確かにいらっしゃるんですよね。

よく周りからは「プロフィットは隙間産業だからね」と言われますが(爆)、確かにその通りかも知れません。
あとの課題はもう少し工期を早く出来るようになれば、ですね。ご迷惑をお掛けして申し訳ございません…。


それではこちらは明日にでも完成のお知らせを致しますね。メールでは無く電話番号お伺いしておりますので電話致します。

この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/08/22
 
jpg画像 日産エクストレイルのハイマウントストップランプレッド塗装 完成です!(img1404.jpg) -1404- 日産エクストレイルのハイマウントストップランプレッド塗装 完成です!

こちらもお待たせしました!エクストレイルの純正ハイマウントランプですね。クリアーレンズだった物をレッド化しました。

ハイマウントストップランプはスモークでのご依頼は多々ありますがレッド仕様は初めてかも知れませんね。地味目ですが(見た目純正ですので…)、「クリアーレンズは嫌いだけどスモークなのもちょっと…」といったご要望は結構多いんですよね(全く違うかも知れませんが…)。


もう一枚画像あるので紹介しますね。

2011/08/22
 
jpg画像 三菱GTOのテールランプ オレンジ部スモーク塗装完成ですA(img1403.jpg) -1403- 三菱GTOのテールランプ オレンジ部スモーク塗装完成ですA

こちらのお客様はメール云々でのご依頼方法は無く、当日電話いただいてからその日の内に千葉からいらっしゃいましてご依頼頂いたんですよね。GTO乗りらしいですね(爆)。私的見解です。パワーがありそうって感じで(笑)。

それではご指定通り代金引換にて発送させて頂きますね。
到着までもう少々お待ちくださいませ。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/08/22
 
jpg画像 三菱GTOのテールランプ オレンジ部スモーク塗装完成です!(img1402.jpg) -1402- 三菱GTOのテールランプ オレンジ部スモーク塗装完成です!

こちらはウィンカーのオレンジ部分のみをスモーク塗装で承りましたGTOのテールランプです。車体色は真っ赤ですからこのオレンジが気に入らなかったのでしょうね(笑)。

もう一枚画像あるので紹介しますね。

2011/08/22
 
jpg画像 スーパーセブンのレンズ8点 完成ですD(img1401.jpg) -1401- スーパーセブンのレンズ8点 完成ですD

下の画像ではレンズがのぺっとして見えますがあれは反射板(土台)が着いていない状態だからです。光が一方通行ですからね。

で、メッキの土台部分が着くと中の反射板が光って透明感のある質感が感じられるようになります。ステンドガラスのような感じですね。

土台のメッキも磨いておいたので新品同様に復活しましたが、ネジだけはメッキがもう取れてしまっているようでこれ以上にはなりませんね。新しい物をご用意いただくか、これはこれで良しとするかですね。私的にはプラスネジにはなって欲しくない気がしますが(笑)。

こちらもレッドキャンディーだけでは無くスモークも若干掛かっています。スモークにしたいという事では無く(オーナーのご意向がです)、左右の色味を同じようにする為の調整ですね。なので黒く成り過ぎないように注意しました。


という事で以上8点、小さい割に費用は結構掛かったのですが(苦)、手を掛けた時間と材料でそれ相応の仕上がりには出来たと思います。

それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度もご贔屓頂きありがとうございました!
(って現在こちらのオーナー様からはさらにホイール5本お預かりしているのですが…。後日改めて紹介しますね)。

2011/08/22
 
jpg画像 スーパーセブンのレンズ8点 完成ですC(img1400.jpg) -1400- スーパーセブンのレンズ8点 完成ですC

レンズの中身(土台)を見ると本当に古い物だと解ります。近年の電球ソケットの通電部分はメッキ掛かってますからね。真鍮?そのままって…(懐)。

配線も今時見ないタイプですし、ネジもマイナスですか。これでよくプラスチック部分が無事だったと思います。普通は劣化してボロボロになってしまうんですけどね。紫外線に当たっていない状態で保管されていたんでしょうね。部品冥利に尽きるかと存じます。

続きますね。

2011/08/22
 
jpg画像 スーパーセブンのレンズ8点 完成ですB(img1399.jpg) -1399- スーパーセブンのレンズ8点 完成ですB

アンバー(オレンジ)のレンズは左右で色が違っていましたが(片方色褪せたような感じでした…)、オレンジキャンディーとスモークで調整して同じような色味に近づけました。

塗装屋の目で見ると完全に同じとは言えませんが(どうなってもそれを言うのは無理ですが)、元々違うと言われなければ気づかないレベルにはなっていると思います。しかも車体の左右に別れますからね。その距離だと見比べるのも難しいかと(笑)。

続きます。

2011/08/22
 
jpg画像 スーパーセブンのレンズ8点 完成ですA(img1398.jpg) -1398- スーパーセブンのレンズ8点 完成ですA

メッキリングが付いた方のクリアーレンズは表だけでは無く裏側も塗っています。その奥のオレンジもですね。

小さい物が8点ですが、ご要望が色々あったので費用は結構掛かっています。
ただオーナー様がご要望の「ガラスのような質感」といったのは再現出来ていると思います。見た目ならばプラスチックよりもガラスと思える質感にしか見えませんので…。極薄めのスモークの効果もあるのかも知れませんね。

他に続きます。

2011/08/22
 
jpg画像 スーパーセブンのレンズ8点 完成です!(img1397.jpg) -1397- スーパーセブンのレンズ8点 完成です!

大変お待たせしました!本日無事組み付け完了して完成となります。

中央にあるメッキリングは外すのも大変でしたが付けるのはもっと大変でした…。
固定方法は「嵌め込み」なので叩いて入れるしかないのですが、まさか塗ったレンズを傷つける訳にもいきませんので丁度よいリング状の当て具を作成して何とか押し込みました。ただその際に裏部分の一部に欠けた所がありますが(3mm程度)取付け時に支障はないと思いますのでご安心下さいませ。

他にも画像あるので続きますね。

2011/08/22
 
jpg画像 三菱GTOのテールランプ スモーク塗装本塗り完了です。(img1396.jpg) -1396- 三菱GTOのテールランプ スモーク塗装本塗り完了です。

そして本塗り完了です。

隣の赤いブレーキランプ部のマスキングは、一部を本塗り直後に剥がしているので(クリアーがくっつきそうな箇所は即座に剥がします)ちょっとだけ赤いレンズが確認出来るかと思います。
私的にはちょうどいい感じに仕上がっていると思いますのでご安心下さい。

それではこちらも完成しましたらまた紹介させて頂きますね。
もう少々お待ちくださいませ!

2011/08/20
 
jpg画像 三菱GTOのテールランプも(img1395.jpg) -1395- 三菱GTOのテールランプも

こちらも無事本塗り完了しております。お待たせしました!

ご依頼内容としては、マスキングして隠れた部分がブレーキランプの「赤」でして、その隣にあるオレンジの部分が目立ち過ぎて嫌だとの事です。まあ赤になってくれれば理想なのですがそれだと違法ですからね…(と言いつつ現在は北米仕様?の赤いのが着いているらしいのですが…)。

で、この部分を赤く塗れればいいのですがそれでは北米仕様?と同じになってしまいますので、程よくオレンジが消えてくれる程度のスモークにします。
といっても完全に黒くしてすまうと今度はそれが浮いてしまうので「薄め」〜「標準」の間で濃度を調整します。

2011/08/20
 
jpg画像 日産エクストレイルのハイマウントストップランプ 本塗り完了です!(img1394.jpg) -1394- 日産エクストレイルのハイマウントストップランプ 本塗り完了です!

そしてレッドキャンディーで本塗り完了です。お待たせしました!

内部に黒っぽい影?のような箇所があり若干スモークが掛かっているようにも見えますがこちらは通常のレッドキャディー仕様です。

これだけ見たら元々クリアーだったとは思えないと思いますが、同じエクストレイル仲間が見たら驚くかも知れませんね。いや、呆れるといった所でしょうか(笑)
いやいや失言すいませんが、当店にご依頼頂く内容のほとんどは、オーナー様以外から見ると「なんでそれにお金を掛けるの?」といった感じだと思います。
まあそれも当然理解した上で「だからこそ良いんですよ」と言われそうでうが(笑)。


それでは完成しましたら改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!

2011/08/20
 
jpg画像 日産エクストレイルのハイマウントストップランプ 本塗り前(img1393.jpg) -1393- 日産エクストレイルのハイマウントストップランプ 本塗り前

紹介が遅れてしまいましたがこちらも昨日スーパーセブンのレンズと一緒に本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。

画像は足付け処理されて塗装準備が整った状態ですね。
作業していて思ったのですが、ハイマウントランプというとクリアーでは無く「レッド」がほとんどだと思いますので一見すると社外品っぽいですね。というかどうしてもチープな感じが…(私的見解です)。

メーカーとしては数年先の流行を考えて車体全体のデザインを決めていくのだと思いますが、私的にクリアーレンズはちょっと微妙な感じがします。
と言うのも、ちょっと前にインプレッサのオーナー様が「私の世代からするとクリアーテールは子供っぽいというか、やはりテールランプといえば赤でしょう」と力説して下さいまして(私)、そう言われると確かに私も違和感を感じるようになりました。

まあ私的には製品の出来さえよければ(デザインも含めて)クリアーレンズでも良いとは思うのですが、車体とのマッチングもありますから車体色によってクリアーかレッドか選べると一番良いかもしれませんね。ただそうなると間違いなくうちの売り上げは落ちると思いますが(爆)。
しかしメーカーにそこまでの遊び心というか余力は残っていなそうですが…。

2011/08/20
 
jpg画像 スーパーセブンのレンズ レッドも本塗り完了です。(img1392.jpg) -1392- スーパーセブンのレンズ レッドも本塗り完了です。

こちらはブレーキランプですね。古い物らしく結構劣化した状態でしたがこちらも随分と美しく蘇ったと思います。と言うか新品の時以上ではないでしょうか…(製品の出来自体が元々良くないと思いますので…)。

こちらもレッドキャンディーで「赤」を調整の上、最後にスモークで調整しています。

ちなみに「色の三原色」は「シアン」(青)「マゼンタ」(赤)「イエロー」(黄)ですが、「光の三原色」はパソコン画面と同じRGB(レッド・グリーン・ブルー)です。

いつも塗っている「完全隠蔽」の塗装は「色の三原色」で、今回のようなテールレンズのような透明な色(透過性のある色)では「光の三原色」が当てはまります(習った訳ではありませんが多分そうですよね)。


ちなみに画面にある二個のレンズ元々の状態の画像はNo.1301で紹介しております。左右の色が結構違っていたのが解ると思います。

それでは完成までもう少々お待ち下さいませ!

2011/08/20
 
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