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-1279- アリスト 社外ミラーカバーとミラーの土台 塗装承りました!
ちょっと前に到着していたのですが紹介が遅れておりました。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!
土台は純正品のようですが、ミラーカバーは結構加工されているようです。裏側からみるとファイバーで出来ている?ような感じです。恐らくミラーにウィンカーレンズを付ける為に加工されているのでは、と思う次第です。
現状はシルバーですが、ご依頼色はトヨタ純正カラーの「ブラック」で、カラーコードは「202」となります。所謂「ソリグロ」(=ソリッドの黒)ですね。
それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。 改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!
2012/07/07
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-1278- BMW R1200Rパーツ プライマー塗布
そしてメッキ用の下地として使っているプライマーを塗布します。
ヘッドライトリムとは別のプラスチックパーツ(カウル)にも小傷があったので表面を研磨した後にプラスチックプライマーを塗布した後、こちらにも同じプライマーを塗っています。普段はメッキ用として使っているプライマーですがプラスチックに使って悪いものではありませんので問題ありません。色々と面倒なのでわざわざこれを使わないだけです。
今回はそれぞれに違う塗料を作る方が面倒なので同じプライマーを使っているって事ですね。ご安心下さい。
2012/07/07
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-1277- BMW R1200R ヘッドライトリム 素地調整
こちらも作業着手しておりますのでご安心下さい。画像はBMWのバイクのヘッドライトリムですね。
素材はプラスチック(ABS)でそれに装飾クロムメッキが施してあります。近年の自動車部品には良く見られる製品で、フロントグリルやモールなどはどれもこれですかね。
装飾クロムメッキの利点としてはその美観と耐久性に限ると思います。見た目は鏡のようですし傷も殆ど付きませんし錆びる事もありません。 元々はスチール(鉄)にこのメッキを施しているが主流だったのですが、素地のスチールが錆びてメッキが浮いてしまったり、重量が重かったりする理由からか近年はこういったプラスチックメッキが主流となっているようです。
ただこのメッキは「輝き過ぎる」といった面で人によっては好き嫌いがあるようでして、折角のメッキを「塗って欲しい」といったご要望は多いです。何にしても万人に受け入れられる物というのは無いですからね。だからこそ当店のような場末の塗装屋(爆)でも商売が成り立つのかと思います。
画像はプライマーを塗る前の状態で、これは普通に足付け処理をしていた状態です。と言ってもこれだけやるにしても結構大変なんですけどね。鉄やアルミやステンレスやチタンほど楽ではありません(苦笑)。
2012/07/07
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-1276- 撮影風景
塗装が完成した時に撮影している場所はいつも決まった所で、極力自然光で撮る様にしています(と言うか照明の効果的な使い方が解からないのです…)。
が、明かりが入ってくるのは窓一つですから天気にも左右されますし、一日の内の時間帯でも相当条件が変わってしまいます。朝早くと夕方近くでは太陽の高さが足りなく非常に撮影し難いのです。
で、下の二枚を比べると解かると思うのですが、完成画像Aの方は手前からも光源がありますよね。これは自家製レフ板を使っているからです。レフ板と言ってもダンボールにアルミフィルムを貼っているだけなんですけどね(苦笑)。
階段途中の踊り場で脚立の上に立って左手にレフ板、右手にカメラと言うのもちょっと辛い(と言うか危険)と思いますが、とりあえず今のところはこれで事足りていると思います。落ちた時は考えものですけどね(苦笑)。
完成品をターンテーブルに置いて動画でアップしたりも面白いかも知れませんがこれ以上自分の首を絞めるのも危険ですのでいつか落ち着いたら検討してみたいと思います。
それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。 この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!
2012/07/07
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-1275- 隼のシングルシートカウル塗装 完成ですA
こちらの画像の方がパール感は解かり易いかと思います。ブルーパールの浮いたような青みがちょっとは感じられますよね(画像だと表現し難いのですが…)。
当店で扱っているような塗料で、色を構成しているのは「顔料」といったものなのですが、これは溶剤中に溶けている訳ではなくその粒子一粒一粒が散らばっているといった感じです。絶対に溶ける事は無いのです。
これとは逆に媒体(水や溶剤)に溶けてるものは「染料」といった物でして、これらは見た目は似ていても全くの別の物だったりします。
それぞれ長所も短所もありますが、私的に思うところでは「顔料」はそれ単体でも立体的な物なので(溶けませんからね)、このように二次元的な画像で見るだけではやはり限界はあるかと思います。 やはり両目で見て立体的に捉えてこそ、ですかね(ただもしかして3Dカメラとかで被塗物を撮影したらそれに近くなるのでしょうか…)。
もう一枚これの撮影時の画像があるのでちょっとそれも紹介しますね。
2012/07/07
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-1274- 隼のシングルシートカウル塗装 完成です!
何だか白磁器のようにも見えてしまますよね。この様に塗膜表面が浮いたような表現が出来るのは3コートパール特有のものです。さりげない高級感といったところでしょうか(なので派手さはありませんが)。
亡父は骨董品が趣味だったので陶器や磁器などの焼き物を見る機会は多かったのですが、それらの面白い点としては「不完全」なところでもありました。特に土物(陶器)に関しては、ピッタリと仕上げられた物よりも何か人間臭さと言うか偶然の産物みたいなものが重宝されるところがありましたが、塗装に関しては全くの間逆だと思われます。不完全か箇所を極力排除するといった考えですからね(私的にはそう思っています)。
ただまあ自分的にはどちらも好きでして、これもケースバイケースと言うかその時々に合っていれば良いと思っています。機械的な物にワビサビとか言われても気持ちが悪いだけですからね(苦笑)。
2012/07/07
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-1273- 隼のシングルシートカウル 裏吹き完了
裏吹きは先日パソコンケースのパネルの裏を塗った時と同じ仕様で、クリアーは塗っていない「激安コース」の仕様です。クリアーは塗っていませんが硬化剤は入れているのでラッカー缶スプレーよりはマシといった感じですかね。裏側なのでこれで十分かと思います。
ちなみにクリアーの場合には「主剤」と「硬化剤」の配合は「2:1」となっていますが、ベースコートの場合には5%未満となっています。そもそも入れなくても良いものですからね(ただしその場合はクリアーが塗られて初めて「塗膜」として形成されると考えられます)。
なのでこの場合は「硬化」と言うよりは「乾燥」といったラッカーに近い感じですかね。
表側も完成していますので続けて紹介致します。
2012/07/07
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-1272- 隼のシングルシートカウル 裏吹き準備
表側に塗った3コートパールが完全硬化したので裏側を塗る準備をします。
先に裏側の艶消し黒を塗っておいてキッチリマスキングした後に表側を塗ると言う手もありますが、こういったファイバー製品の裏側に塗られた艶消し黒の場合はコンパウンドのカスなどの汚れが目立つので最後に塗る方が色々と気にする事が減るのでこうしています。
ちなみに自動車部品の場合、例えばボンネットなどはこうはしません。先に裏を塗ってから表を塗るのが普通です。または吊るして表裏一緒に塗るって言うのもありだったりします。
何が正解と言うわけでは無く、如何に最短で同じ結果かそれ以上になれさえば何をやっても構わないと言うのがこの仕事の面白いところで(私的見解ですが…)、ただそれは一人で仕事をしているからと言うこともあって、これがどこかの会社組織に勤めているとしたらまた違う答えがあると思います。
まあ自分としてはどう考えても社会不適合者だと思いますので(爆)、今更どこかに属してやろうと言うのは難しいと思っています。協調性と言うのが相当足りないかと…(苦)。
2012/07/07
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-1271- アウディQ7ブレーキキャリパー(とその他) 本塗り完了です!
そしてクリアーを塗って無事本塗り完了です。お待たせしました!
画像だとちょっとキャリパーが密集していますが、まさかこの状態で塗っているのではなく、一個一個塗ったらここに吊るして纏めているだけです。
手前と最奥がアウディのキャリパーで、奥から二番目はシルバー、その手前はR35GT−Rの純正キャリパー?の色に揃えています。 この色は相当深みのあるゴールド色で、普通に調色してもこの色は絶対出ません。普通では無い色が入っているからですね(営業上紹介出来ませんが…)。原色が手元にあったので助かりましたがそれが無ければ一生無理でした…(恐)。
それでは完成しましたらまた紹介させて頂きますね。組み付けは再度ブレーキ屋さんに委託となります。
2012/07/06
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-1270- キャリパー用のロゴ準備
今回のアウディQ7のロゴは「brembo」を塗装でご依頼頂いていますが、普段は塗装よりも「シール」の方が機会は多いです。
と言うのも、キャリパーに関してだけですが、既存データのある物に関してはこのシールは「無料」でやっています。勿論クリアーはシールを貼った後に塗っています。
ただこの「無料」が実は曲者でして(爆)、当店でそのキーワードが出る場合には「どんな事が起きても全く責任を負いません」と言った事が前提となるのです。ヒドイ話ですがキャリパーに貼ったシールが実際に走行してみたら剥がれて来た、と言われても対応は出来ないのです。
ただ今までにこのシールが剥がれたといった事例は報告がありませんので多分大丈夫だとは思います。サーキット走行でも問題無いみたいですしね。
手前の黒い「PORSCHE」はシールで、余分な箇所をピンセットで取り除いています(これが一番面倒でして…)。
奥の緑色のシールがマスキング用の型になります。抜いている(剥がしている)のが逆なのが解かると思います。 ベースカラー(淡く鈍いゴールド色)を塗ったらこのシートを貼ってくり抜いた部分に「赤」を塗り、シートを全て剥がしたらクリアーを塗ります。
ちなみにロゴをシールではなく塗装で行う場合の費用は以下の通りです。
ロゴ一個¥3,000×4=¥12,000 複数割引30%オフ・・・マイナス¥3,600
計…¥8,400
となります。ロゴをシールではなく塗装にした場合は¥8,400(税別)の追加費用で対応します、って事ですね。「ちょっと頑張れば届きそうな額」と言うのが肝かと(笑)。
2012/07/06
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-1269- アウディQ7ブレーキキャリパー プライマー塗布
そしていよいよ本塗り開始です。
画像はプライマーを塗布した状態で、続けてベースコートを塗布しロゴを塗装しクリアーを塗ります。これら一連の作業は連続して行いますので他の作業は出来ませんが、他にも数個程のキャリパーを一緒に塗ることで効率を高めています。
2012/07/06
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-1268- アウディQ7ブレーキキャリパー マスキング
洗浄からサンドブラスト処理、そしてマスキングまではブレーキ屋さんが担当してくれていますが(担当と言うより外注委託です)、画像に写る丸いマスキングシートは最後に私が貼っていたりします。
これは予め色々な大きさの丸をカットしておいたシートを用意しておき、用途によってそれぞれサイズの合った丸を貼っていきます。これは便利ですし何より仕上がりがプロっぽくなるので(笑)気に入っています。
2012/07/06
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-1267- アウディQ7ブレーキキャリパー 調色
アウディQ7のブレーキキャリパーは無事本塗り完了しておりますのでご安心下さい!
画像は色を作成している所で、オーナー様から頂いた参考画像を元に色を作成しています。
参考となるのは「レーシングアルマイト」との事で、その名の通りこれは塗装ではなくアルマイトですね。
塗装でもアルマイトっぽく仕上げるのは可能で、その場合はクリアーを「艶消し」にしたりします。
参考画像→880- ブレンボキャリパー 艶消し仕様
が、今回は「艶あり」でご依頼頂いていますので(その方が目立ちますしね…笑)、あとは「色」がそれらしくなれば、といった感じです。
2012/07/06
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-1266- NECのノートパソコン 素地調整C
続けてグレー色のトップコートを塗ります。これは通称1コートソリッドと呼ばれる物で、クリアーに顔料が入ったような感じの塗料です。主にトラックなどの商業車や国産車のソリッドカラーに使用されている塗料ですね。赤い車にワックスを掛けて白いウェスが赤くなったらまさにそれだと思って下さい。
塗料自体はクリアーと同じく「主剤」と「硬化剤」を混合して作るので、完全硬化したらこれはこれで良い下地となるのです。完全硬化していれば塗膜の強度は強く、その後に塗る溶剤によって侵されたりはしないですからね。
で、これを下地として使うのメリットとしては「肌が荒れない」という事で、規定値よりもシンナーの希釈量を増やし、口径の小さなスプレーガンで極薄膜を意識して塗る事で細部のシャープさを損なわずに「全体を一膜覆う」といった感じに仕上げるのです。
完全硬化したら表面を軽く研いで本塗り用の下地が出来上がりです。 本塗りはまだ先になりますのでとりあえずこれで少し寝かしておきますね。もう少々お待ちくださいませ!
2012/07/06
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-1265- NECのノートパソコン 素地調整B
マグネシウムの素地が露出した箇所もあったのでその部分にはプライマーを塗っておきます。
2012/07/06
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-1264- NECのノートパソコン 素地調整A
当初の状態では結構細かい番手(恐らく#1500)での研磨だったのですが、それだとちょっと細かい傷だったので(艶がありましたので)改めて#800で全体を研磨しています。
職業訓練学校時代、クラスメイトの一人がサフェーサーを艶々に仕上げて喜んでいましたがその後先生に「アホかお前は」と一喝されていました(苦笑)。
被塗面を研磨して傷を付ける「足付処理」は、その後の塗装がよく食いつくように(密着するように)といった「アンカー効果」(投錨効果)を持たせるので、傷が浅すぎると意味が無くなってしまうからですね。
ただその「番手」についての解釈もちょっと難しく、「その後に何を塗るか」で番手は微妙に変わってきます。まあこれは結局塗装の全てが理解出来ないと判断するのは難しいのですが(気分的な要素も含まれていますので…)。
2012/07/06
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-1263- NECのノートパソコン 素地調整
こちらもお待たせしております。手が空いたので作業は着手しておりますからご安心下さいませ。
現状はオーナー様自ら表面のザラつきを研磨をして頂いていまして、ただ下地が露出した部分などがありますのでそのまま塗る事は出来ず(エッジが露出してしまうとそのままトップコートは塗れないのです)、一旦下地を造り直す事にします。
が、こういった精密な造りをしたパーツに2液のウレタンサフェーサーを塗ってしまうと逆にそれが充填し過ぎて不具合が生じます。 プラモデル塗装の世界では「サフェは極力薄く」と言うのがセオリーですからそれと似たような感じですね。
が、当店で扱うような2液ウレタン系の塗料だと、プラモデルで使うような「ラッカー系塗料」、或いは水性アクリルや合成樹脂などと記載のある「1液タイプ」の塗料では耐えられませんのでそれらは使えないのです。
ただ2液ウレタンサフェーサーを薄膜で塗ればそれを研磨した際にまた下地が露出してしまうので本末転倒と言うか堂々巡りになってしまうのです。
と言う事で、こういった場合にはサフェーサーでは無くトップコート(私の場合は1コートソリッド。所謂「2Kエナメル」)を利用したりします。
ちょっと難しいですがまあ適当に読み流して下さい(笑)。
2012/07/06
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-1262- スクーターテールレンズ 足付け処理
そしてレンズ全体を#800で研磨します。これが所謂「足付け処理」ですね。レンズ表面に何か変な皮膜がある訳では無く、無数の傷をつけてこの後の塗装がよく密着するようにする為です。
塗装の前には必ずこの「足付け処理」がある訳で、この業界に入ったばかりの時は一日中この作業ばかりで嫌になった時もありました。肘が腱鞘炎にもなりましたね(苦笑)。
地味ですが非常に大切な作業である事も間違いないのです。
2012/07/06
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-1261- クーターのテールレンズ 傷 修正
多少深く見えても実際にはそんなに大した事は無いのであの程度でパテとかは使いません。そもそもまず研ぎ作業があってそれでどうにも成らない場合にパテを使います。傷の修理でパテを使うケースは余りありませんかね。パテは凹みに使う物ですので。
ただ最初から細かい番手で削っても単に時間が掛かるだけですので、最初は#120程度の粗いペーパーから始め、#180→#240→320→#400→#600→#800と番手を徐々に細かくしていきます。色々使うので面倒そうに見えますが実際にはこの方が作業効率が良く早いのです。
2012/07/06
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-1260- スクーターのテールレンズ 傷?
レンズ自体かなり綺麗だったので新品部品かと思っていましたが、部分的にエグれたような傷があります。何かに当たっていて彫られたようですね。
装着されれば見えなくなると思いますが、そのまま塗るのも残念ですので処理しておく事にします。
2012/07/06
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-1259- スクーターのテールレンズ マスキング
バイクのレンズの場合は車(4輪車)のテールランプと違い「レンズ単体」の場合が多く見受けられます。
この方がマスキングはちょっと面倒ですね。テープだけではなく養生紙を使って覆います。
2012/07/06
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-1258- レクサスCT200hエンジンカバー 結晶塗装「黒」 完成ですB
結晶塗装はその塗料特性から、硬化させる為には140℃程度の熱が必要です。120℃だとちょっと生焼けな感じなのでやはり140℃くらいは掛けたい所です。
が、今回のようなプラスチック素材だと当然その温度になると相当柔らかくなり時には「変形」してしまいます。当然今までも何度も経験があります。
ただ失敗してみるとやはり色々な事も解りますので、「この素材の場合はこれ以上は無理」とか「この置き方じゃ途中でここが曲がってしまう」など色々と見えてくる事もあります。最初から「無理」として何もやらないと絶対解らない事ですよね。
本来はこういった事を仕事外で実験的に出来れば一番いいのですが、如何せんそこまで時間も予算も(爆)余裕が無いので、今回のように御依頼品そのものをテストを兼ねての施工という形になっていたりします。事前にオーナー様には「最悪の事態」もご了承頂いているという事ですね(恐)。
ただこうやってオーナー様も巻き込んでのテスト(笑)と言うのも結構面白いと思いますし、ちゃんとした会社組織だとこういった事も難しいでしょうから今の環境は有難いと思っています。一人でやっている分には自分の事は棚に上げられますからね(爆)。
それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。 この度のご依頼、誠にありがとうございました!
2012/07/05
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-1257- レクサスCT200hエンジンカバー 結晶塗装「黒」 完成ですA
結晶塗装が別名「ちぢみ」と呼ばれる所以ですね。たしかに縮んでます(笑)。まるで迷宮の迷路のような模様ですが、全体的に均一に仕上がると下の画像のように美しく見えるので不思議ですよね。
この結晶塗装で最も効果がある事と言えば「素地の粗さを目立たなくする」という事で、バリや巣穴がひどいアルミ鋳造製品などをそのまま塗っても比較的良く見せる為に開発された?みたいな事を聞きました。
確かに今回の部品もプラスチック表面には結構粗目の梨地模様がありましたが今の状態からは全く解りませんよね。全く素晴らしい塗料です(笑)。
2012/07/05
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-1256- レクサスCT200hエンジンカバー 結晶塗装「黒」 完成です!
大変お待たせしました!レクサスのプラスチック製エンジンカバー、結晶塗装で無事完成となります。
凸文字部は元々青く塗装されていましたが、今回はそこはそのままでの仕上がりとなっています。 ロゴの下にはレクサスのメッキエンブレムもあるのでそれがアクセントにもなっていますからむしろ無骨感があって良いと思います。
またこの後にはオイルキャップも社外品のアルミ製の物を取り付ける予定との事ですから今回の企画?でエンジンルームは結構な様変わりになるかと思います。そういった事を想像するのが楽しいですよね。
他にも画像あるので紹介します。
2012/07/05
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-1255- 隼のシングルシートカウル 本塗り完了です!
その後パールカラーをコートし、続けてクリアーをコートして本塗り完了です。お待たせしました!
画像だとパール感が殆ど解かりませんが、今回のパールは通常のホワイトパールとは違うちょっと変形型となっています。
ベースは通常通りのホワイトなのですが、パールコートに使われているパール顔料には「ホワイトパール」は使われておらず、その代わりに「ブルーパール」の顔料が細目と粗目の2種類が使われています。なので仕上がった塗装の表面には微妙に淡く青み掛かったブルーパールが表現されています。と言ってもこの画像じゃ殆ど解からないんですけどね…(苦笑)。
完成時の画像ではブルーパール感が解かるように写しておきますね。もう少々御待ちくださいませ!
2012/07/04
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-1254- 隼のシングルシートカウル ベースカラー塗布
2コート塗装の場合、色となる部分を「ベースコート」、その上に「クリアーコート」となります。
今回は「3コート塗装」となりますのでさらにそれが細分化されます。以下の通りです。
@ベースカラー Aパールカラー Bクリアー
の順番で行います。画像は@の状態ですね。単なるソリッドカラーの白となります(勿論配合データによって原色数色を混合して出来ています)。
この@の時点で下地を完全に隠蔽させておき、その後に塗るAのパールカラーはそれ自体はとても透き通った色なので幾ら塗っても隠蔽することは出来ません。光に当たったときに反射して見れるパール感を演出させる為の色ですね。
2012/07/04
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-1253- 隼のシングルシートカウル 本塗り前
こちらもお待たせしました!無事本塗り完了しておりますのでご安心ください。
画像は本塗り前の状態で、カウルより一回り小さいダンボール箱にカウルを被せて少し浮いた状態で塗れるようにしています。
この時点で裏側はマスキングしていません。どの道最後に内部は艶消し黒を塗り直すので塗料が飛んでもOKとしています。
2012/07/04
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-1252- 日産ステージア テールランプ塗装承りました!
こちらも先日無事到着しております。この度のご依頼、誠にありがとうございます!
御依頼内容としては、ウィンカー部分のクリアーレンズ部を「オレンジキャンディー」に御依頼頂いておりまして、ただレンズ自体は一体かしていますのでクリアーはレンズ全体に塗る事になります。
いや、オレンジにする部分だけのクリアー塗装と言うのも出来ない事は無いですが、そこだけが綺麗になってしまうのと、クリアーをバツ切りマスキングした部分は爪が引っかかるような段差が出来てしまい「いかにもここを塗りました」的な仕上がりになってしまうのです。
ですので見た目は余り変わらないにしても塗装するのはレンズ全体と言うのが私的には理想だと思っております。その分費用は上がってしまうんですけどね…(謝)。
まあそんな感じなのですが、オーナー様からはこれでご許諾頂きましたのでこの方向で作業承らせて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとうございます!
それではこちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。 ただ作業着手はちょっと先になりそうですのでどうぞ気長にお待ちくださいませ!
2012/07/04
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-1251- これはヤバイですね・・・。
如何にも「骨格」といった感じでこういった状態の製品は結構好きだったりします(笑)。
ただこの状態のままだと表面処理されていないアルミですから皮脂やら酸化したりと、経年によってアルミ素地が曇ってしまいます。要は「腐食」ですかね。なので金属の場合には何かしらの処理が必要なのです。
鉄であれば亜鉛メッキなどによってイオン化傾向による電子の動きを利用して防錆させますし(サイドパネルの裏側に付くスチール枠がまさにそれです)、アルミであれば「アルマイト処理」が一般的です。
ただ今回の場合は当店に御依頼頂きましたのでこれを「塗装」で行う事になります。
以前も何度か紹介しましたが、塗装の役割としては「識別」「美観」「保護」ですから、この基本通りに行えば上記の「メッキ」「アルマイト」にも劣らない仕上がりが出来ると思います。逆に塗装で出来ない事が上記で出来たりもする訳ですけどね(苦笑)。
こちらは全体を「艶消し黒」ですので、現在進行中の残りのパネルと共に作業進行したいと思います(どこかを改造するかで到着が遅れていました)。
進行しましたらまた紹介しますね。もう少々お待ち下さいませ!
2012/07/04
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-1250- HONDA NBOX テールランプ スモーク塗装承ってます!
すっかり紹介が遅れてしまい申し訳御座いませんでした!ホンダのNBOXなる車体のテールランプです。この度のご依頼、誠にありがとうございます!
見事な程のクリアーテールレンズで、この現物を見ててっきり社外品かと思いきや「ディーラーで購入した」ってメールに記載されていましたね。こ、これで純正品なんですか…(いや、純正でここまでのクリアーレンズっていうのも珍しいかと思いまして…)。
で、御依頼内容としては「極薄め〜薄めの間」との事で、オーナー様から伺っているスモーク濃度のニュアンスとしては、
「濃すぎずノーマルにちょっとスモークが掛かっている程度が希望です。横に未塗装のランプを並べて「あー、確かに少しスモークが掛かっているね」という感じ」との事です。なるほど、了解しました。
ネットワークを組んだコンピューター同士であればどちらか一方にある映像でも共有化して見る事は出来ますが、これが人間となるとお互いが持っているイメージを確認する術はどうやってもありませんから、こんな感じでイメージを文章化して頂けると解り易くて助かります。
といった感じで、「お任せコース」だと細かいご指定は難しいですが、「標準コース」以上であればこういった細かいご指定やご希望も対応可能です(勿論限界はありますが…)。
それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。 改めましてこの度のご依頼、誠にありがとうございます!
2012/07/04
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-1249- COOLERMASTER(パソコンケース) サイドパネル(のみ)完成ですA
表面はこんな感じです。単体だとちょっとのっぺりしていますが、アームなどの付属品が付いてさらに艶消し黒との組み合わせもありますから組み上がればきっと上品な姿になるかと思います。
ちなみに当店で塗った塗膜は「自動車ボディの塗膜」そのものと考えて結構ですので、何かメンテナンスをとしたい方は自動車用のワックスなどを掛けてOKです。近年流行りのガラスコーティングでも勿論OKです。 当店で完成した時の状態としてはワックスなど掛かっていませんので、それにワックスを掛ければさらに輝やきは増すと思います。結構楽しいですので是非お試しください(笑)。
ただ塗膜に傷を付けてしまうのもそういった場合で、仕様するウェスは綺麗な物をお勧め致します。使い着古したTシャツやネル地などちゃんと洗濯してあればOKです。
それでは引き続き他の部品も進行しましたら紹介させて頂きますね。ただ全てが終わるまでにはあと二週間くらいは掛かるかと思いますが…。もうしばらくお待ちくださいませ!
2012/07/04
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-1248- COOLERMASTER(パソコンケース) サイドパネル(のみ)完成です!
表面は艶有のレッドパール、裏面は艶消し黒でとりあえずこのサイドパネルは完成となります。
パネルの側面はこのようにエッジが立ったような直角面になっていてこんな感じに塗り分けされています。厚みは1ミリくらいですからこの画像で粗を見つけても実際には気付かないレベルかと思います。
塗装は「塗るだけ」では無くこういった細かい箇所を一つ一つ仕上げていく事で完成度が上がる訳でして、逆にいくら綺麗に仕上がっても一つ残念な部分があると全てが台無しにもなってしまいます。まあこれは塗装に限る事では無いと思いますけどね。
表面の画像もあるので紹介します。
2012/07/04
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-1247- COOLERMASTER(パソコンケース) サイドパネル組み付け
アウターパネルでも数点「艶消し黒」で承っておりますが、そちらは後からやってきた内板骨格(アルミ製シャーシ)と一緒に塗る予定です。
とりあえずこちらのアウターパネルは塗装作業も終えたので組み付けておいてせめて面積を減らす事にします(大きいのでとにかく場所を取りますので…)。
中央のスポンジシートのマスキングを剥がし、スチール製の枠フレームをビスで固定します。なんかそれらしくなって来ましたね…。
2012/07/04
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-1246- 宝の山
最近当ウェブサイト上のアクセス数が増えたので何事かと思ったら海外のサイトで紹介されていたようです。
と言うのも最初のきっかけとしては大量のブレーキキャリパーが無造作に地面に転がっている画像が掲載されていて、それの紹介分を和訳してみると「ちくしょう、こんなに買占めやがって!」みたいな事(恐)が書いてありました。いやいや、買い占めているのは私では無くブレーキ屋さんですって…。
ただその後に色々な方がこの日記を見てくれたらしく、特にテールランプのレッドキャンディーには大いに賞賛してくれていたようです。有難い限りですね。
近年はfacebookやTwitterなどのSNSを使っての広告的手法があるようですが、うちは未だにどれも手を出していません。昔ながらの手法と言うか、自社サーバー(と言うかレンタルサーバー)に構築したサイトを検索エンジンに引っ掛けて貰うといった感じです。多少は広告も出していますけどね。それでも今時としては少々遅れているかと思います。
が、逆を言えばまだまだ可能性が多く残されていますので、いずれ規模を大きくしたら利用したいと思っています。 まあ今はこれ以上睡眠時間削れませんからもう少しひっそりと続けて行こうと思います。もう直ぐ三時ですからね(苦笑)。
画像はブレーキ屋さんからご依頼頂いているキャリパーと、当店にご依頼頂いているアウディQ7オーナー様のキャリパーですね。ここまではブレーキ屋さんがやってくれます(当然有償で)。
ブレーキキャリパーは金属の塊なのでとにかく一個一個が重く、特にアウディQ7のフロントキャリパーは6ポッドなのに8ポッド並みに重いのです。 私の腕の痛みは実はこの仕事が原因じゃ…なんて思う次第です(苦笑)。
進行しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々御待ちくださいませ!
2012/07/04
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-1245- レクサスCT200hエンジンカバー 本塗り完了しています!
既に本塗りも完了して、当然その後の焼付けも完了していますので姿形はもう完成品そのままです。とりあえずコンパクトカメラですが撮影しておきました。
素材はプラスチックですがいつものアルミ素材同様に仕上がっていると思います。
ただこれも保障出来る事ではなく、今回もオーナー様には事前に「変形する可能性があります。その場合は諦めて下さい」云々の注意は促しております。と言うか最初のお問い合わせの時には出来れば諦めて欲しい(爆)といった対応だったかも知れません。それくらいリスクはあるのです。
が、これからのエンジンルーム占めるのは恐らくこういったプラスチック製のエンジンカバーであって、従来の剥き出しのタペットカバーは減ってくると思われます。と言うかいつかはエンジンそのものが無くなりますか(苦笑)。
まあそういった事も見据え、今からデータ(経験)を得ておこう、と言う企み(笑)があるのです。ってここで紹介していたら駄目なんですけどね(苦笑)。
ただ私的に思うところでは、他でやっている事を見真似て後からやっても自分の物には成らないと思いますし、そうやって安全策ばかり取っているといつの間にか気付かない内に徐々に仕事が減っていたりと、そういった事の方が余ほど怖いのです。少なくとも部品が変形するよりは(爆)、ですね。
しかし周りから見ると「またやってるよ」と変に思われている所もあるのか結構否定されることも良くあるんですけどね(苦笑)。
少し寝かしたら完成となりますのでまた改めて紹介させて頂きますね。もう少々御待ちくださいませ!
2012/07/04
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-1244- レクサスCT200hエンジンカバー 本塗り準備完了です!
実はこのエンジンカバーも単体で塗っている訳では無く、他に黒の結晶塗装でご依頼頂いている部品と一緒に塗っています。フェラーリのクラッチカバー?ですね。元々黒の結晶塗装が施されているので、それも全部剥がしてリフレッシュしています。例のケーニッヒの内の一部です。
そちらは素材がアルミなのでいつものヘッドカバーと変わりありませんが、とにかくこのプラスチックカバーは神経をすり減らします。ワンミスでフニャリ、ですからね…(掛ける熱は140℃ですので)。
2012/07/04
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-1243- レクサスCT200hエンジンカバー 凸部研磨
本塗りの前に締まりの無い凸部上面を平滑に面研しておきます。
最初は#120のペーパーで、これを硬い物(私の場合は木片)に当てて平滑に研ぎ落とします。プラスチックの素材はPP(ポリプロピレン)で、余り強く擦ると摩擦熱で毛羽立ちがひどくなるので熱が出ない程度のスピードで行います。
徐々に番手を落としていって(細かくして)最終的には#800程度に仕上げます。
2012/07/04
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-1242- COOLERMASTER(パソコンケース)裏吹き完了です!
そして本塗り完了です。水銀灯の下なので色が変ですが見た目はいつも通りの艶消し黒ですのでご安心ください。
ただこちらは「激安コース」なのでクリアーは塗っていません。ベースコートに直接ハードナー(硬化剤)を入れて終わりです。
塗膜は薄く耐候性も劣りますが、こういった普段は見えない箇所であればこれで十分かと思います。そもそも「艶」は必要ないですからね(笑)。
その分コストは落としてありますので、「自分で自家塗装するよりは…」といった事の代行的な事としてご利用頂ければと思います(ただし艶は出せません…)。
尚、下地処理についてはどのコースも余り関係なくやっていますのでこれでペリペリと剥がれたり腐食が出たりしたりする訳ではありませんのでご安心ください。要は長所と短所さえちゃんと理解していれば全てが悪いことと言うことでは無いのです。
ちなみに近年の自動車内装部品の塗装も全部こんな感じです。シルバーでさえクリアー塗っていませんからね。
パネルの真ん中に落ちているマスキングテープ片はパネルのフチの部分に張ってあったものです。 パネルの厚みは1ミリ程度あるので、そこに幅は6ミリのマスキングテープを2ミリ程上に飛び出るようにした「壁」のようにして張って塗っています。エッジで綺麗に色分けが出来るように、ですね。
2012/07/03
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-1241- COOLERMASTER(パソコンケース)裏吹き準備
巨大パソコンケース外側のレッドパールカラーは既に塗り終わっていて、それらの裏側の「艶消し黒」の塗装準備を行います。所謂「裏吹き」ですね。
これらの艶消し黒は「激安コース」で承っておりますので、塗装するのもブース内では無く現場でそのまま行います。と言っても仕事自体適当にやっている訳ではありませんのでご安心ください(じゃ無ければわざわざ紹介しませんので…)。
2012/07/03
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-1240- BRZ86のエンジンカバー サンドブラスト完了です!
元々が黒い方が処理後の状態と比べ易いですね。塗装前の下地処理じゃ無ければまるで産業廃棄物ですので…(見た目以上に表面はガサガサのケバケバになってます)。
凹んだ文字部の内部も綺麗に足が付いている(=傷が付いて密着性の良い下地が出来ている)のが解かるかと思います。
2012/07/03
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-1239- BRZ86のエンジンカバーも
こちらの作業はまだ先の予定だったのですが、サンドブラスト作業をするのにも準備などが必要なので、これをやる時は単品ではなく何個か溜まったら同時に作業しています。
本当は一つの仕事を始めたら終わりまでそれだけやっていたい所ですが、如何せんそれだとあり得ない程のコスト(=費用)になるか、或いは会社が短期間で消えてしまうかですので(苦)、仕事は効率よく進めるようにしています。まあ当たり前の事ですね(苦笑)。
2012/07/03
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-1238- レクサスCT200hエンジンカバー 足付け処理完了です!
凸文字の箇所には元々の青い塗膜がまだ残っていますがこれはこのままでもOKです。どうせこの後ペーパーで削ってしまいますので。
いや、ご依頼自体は「凸部は塗ったそのままで」と承っているのですが、元々の状態が何か変な丸みを帯びているのでそのままだと如何にもプラスチック的で気持ちが悪いですから、エッジが尖るくらいに削って整えておくのです。
この状態だとちょっと解かり難いですが、サンドブラスト処理前の画像の凸文字部を見ると丸っこくなっているのが解かると思います。 本物のアルミ鋳造製品ではこういった凸部は最後にフライスで表面をカットされているのでこんな形で残ったりする訳が無いんですよね。なので塗る前に形を整えておくのです。
2012/07/03
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-1237- レクサスCT200hエンジンカバー 足付け処理
足付け処理と言っても普段行っているようなペーパーやスコッチで表面を研ぐのではなく、結晶塗装の場合は結構大胆に「サンドブラスト」を掛けてしまいます。
普通の塗装でこんなことをしたら大変な事になりますが、結晶塗装ならばこういった事も効果的です。と言うか細かい箇所までの足付け処理は確実且つ短時間で可能となりますので。
2012/07/03
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-1236- アルミ製リヤタワーバー塗装 完成ですA
艶消しクリアでも半艶クリアーでも、本塗時にちゃんとウェットで塗る事によって「ヌメっとした半艶」という具合に仕上がります。艶を出す必要が無いからといって適当に塗るとやはり肌はそのままになるのでツルっとした塗面にはならないんですよね。
ただ艶消しや半艶仕上げの場合、「ウェットに塗ると艶が出過ぎる」といった事が懸念されるのもあるので私も昔はそんな感じでした。シンナーを多めに入れれば塗膜が薄く仕上がるのでわざとシャブく(希釈)してみたりと色々試してもみました(これはムラの原因ですので間違いなのです)。
今採用しているシステムは結構安定して出来ていますから、とにかくしっかり塗膜を乗せて(塗って)ウェットに仕上げる、という事でそんなに気を遣わずに出来ていると思います。昔は本当に嫌だったんですけどね(苦笑。まあ未だに全国の塗装屋さんは嫌っていると思いますが)。
それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。 この度もご贔屓頂きありがとうございました!
2012/07/02
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-1235- アルミ製リヤタワーバー塗装 完成!
こちらも大変お待たせしました!トミーカイラインプレッサに付いていたリヤタワーバーも塗装完成です。お待たせしました!
色としては黒メタリックで、前回これのフロントタワーバーを御依頼頂きまして今回もそれと同じ仕様と言う事で御依頼頂きました。
そのインプレッサも20年くらい乗っているらしいのですが、もう一台所有している方もZ32との事ですからどっちも年季が入っています(笑)。 まあこうやって少しずつ手を入れ、さらに自分好みに仕上げていくのが楽しいんでしょうね。折り返し地点はまだでしょうか(爆)。
もう一枚画像あるので紹介します。しかし今日は暑いですね…。
2012/07/02
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-1234- フォグランプグリル塗装 完成ですA
この部品に元々塗られている塗装が「数年でひび割れてくる」といった事は先日紹介しましたが、こういった「耐候性」に関してはそれぞれの塗料を構成している「樹脂」によって特徴が変わりますから用途によって使い分けなければなりません。
例えばエポキシ系は接着性やそれ自体の強度は凄く強いのですが紫外線には脆く、やはり数年で崩壊してきます。 ただしその特性を「下地」として使い、その上に耐候性の良いウレタン系で紫外線をカットしてあげればそれ以上の樹脂は無いかと思われます。
なので「最強の塗膜は何か」と聞かれてもそれ単体では強い面も弱い面もあるので答える事は難しく、塗装は下塗りから上塗りまでそれぞれの特性を組み合わせてつくる事が大切かと思います。 当然それはそれぞれの用途やクライアントの希望によって構成が変わるので何が正解かと言うのも無いんですけどね。
それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。 この度もご贔屓頂きありがとうございました!
2012/07/02
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-1233- フォグランプグリル塗装 完成です!
大変お待たせしました!フォグランプグリル左右セット、シルバー(日産の「KL0」)で塗装完成です。
コメントが出尽くしてしまいまして(苦笑)、とりあえずもう一枚画像あるのでそちらも紹介しますね。
2012/07/02
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-1232- カーボンフォーク塗装ご依頼承りましたB
ご依頼頂いたブルーに関しては、厳密な調色をご希望されると「調色費」が掛かってしまいますが、こちらで用意している色見本帳から選んで頂ければ特に費用はかかりません。色見本帳に記載されているメーカー名とカラーコードをパソコンに入力すればメーカーサイトから配合データがダウンロード出来ますのであとはそれに沿って色を作るだけですので5分と掛からず色が作れます。
ただそういった配合データは「自動車」の物でして、今回ようなソリッドカラーのブルーと言うのは車のボディカラーには余り採用されていないようで圧倒的に数が少ないのが現状です。今回も「これは」と思うものは2色しかなく、その内の一色がこのMITSUBISHIの「bright blue」なる色でした。
まあこの程度なら違和感も無いでしょうし、ちょっと赤味が強いので色を作成する時にその要素を若干減らすことで対応しておきます。
四輪自動車の場合はこういったカラーデータが非常に充実しているのですが、バイク(二輪自動車)はこれがちょっと足りなく、自転車に関しては全く何も無いですよね。まあそこにこそ付け入る隙があるのかも知れませんが(笑)。
それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。 この度のご依頼、誠にありがとう御座います!
2012/07/01
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-1231- カーボンフォーク塗装ご依頼承りましたA
現状着いているフォークに代わって今回ご依頼頂いたカーボンフォークを取り付けるとの事で、既存のブルーと同じ色でご依頼頂いています。
ただ「Panasonic」のロゴに関しては、既存の小さなストレートから斜めになるなるように変更します。サイズももう少し大きくですかね。
時間が出来たらイラスト作成して紹介しますのでご確認宜しくお願い致します。
色についても紹介があるので続きますね。
2012/07/01
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-1230- カーボンフォーク塗装ご依頼承りました!
こちらのオーナー様はお近くとの事で本日(日付的には昨日ですが)こちらのカーボンフォークを直接持ってきて頂きました。ご足労頂きありがとう御座いました!
今回のように直接いらっしゃった方はご存知だと思いますが、今のプロフィットは知人の自動車板金塗装工場(TACさん)に間借りして営業している形態で、受付フロントどころか看板さえありません。まあ今のところ別に無くても困る事は無いですし、それに費やす余裕もありませんので(苦笑)。
ただショールーム的なものには憧れを持っていたりします。まあ売り物を扱う訳ではないですから、作業場を兼ねた依頼品の保管や撮影スペース的なものですかね。塗料は常人にはとても臭い物(じゃなくて危険なもの)なのでそこでは扱えませんから、塗る作業はやはり別に工場を持たなければならないのですが…。
理想としては、JR秋葉原駅〜御徒町駅間の高架下に出来た「ものづくり」がテーマの施設「2k540 AKI-OKA ARTISAN」といったところで塗る以外のことが出来れば楽しそうですけどね。まだ行ったこともありませんが(爆)。
こういった施設にさらにバックヤード的な工場が用意されていれば私のような塗装屋にもチャンスがありそうですが、だったら自分で始めた方が早いかも知れませんので、ちょっとそういった事をこれから考えてみたいと思っています。
と、すいません話が逸れまして。 このフォークが取り付け予定の車体の写真もありますので続けて紹介しますね。
2012/07/01
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