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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2012】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 BMW MPower ヘッドカバー 凸文字部 マスキング(img537.jpg) -537- BMW MPower ヘッドカバー 凸文字部 マスキング

ゴールドが完全硬化しましたら準備しておいたマスキングシートを凸文字に合わせて貼っていきます。
ただしマスキングシートは元のサイズより一回り大きくしてありますのでその分(約0.3ミリ)食み出たような状態に貼っていきます。
このオーバーサイズこそが肝ですね。

以前はこれを元サイズピッタリにやってかなり大変でした。貼るのではなく塗った後に剥がす作業が、ですね。

今回はそれを踏まえかなりイメージトレーニングを繰り返したので比較的スムーズに作業は進行していきます(進行しました)。


ちなみに各文字型に切り取ったシートは一文字ずつ手作業で貼っていきます。と言っても既に本塗り中ですので極力手は触れないようにしながらの作業になります。

2012/03/20
 
jpg画像 BMW MPower ヘッドカバー 凸文字部「ゴールド」塗布(img536.jpg) -536- BMW MPower ヘッドカバー 凸文字部「ゴールド」塗布

続けて凸部分の色となる「ゴールド」を塗布します。これはベースコートにハードナー(硬化剤)を5%程添加した塗料です。

文字の部分だけではなくフィンの部分も全て隠蔽するように3コート程度行います。

ハードナーを入れているので自然乾燥ではこの後のマスキングテープ&シートの貼り付けで「糊の跡」が残ってしまう為、きっちり熱を掛けて硬化させておきます。

2012/03/20
 
jpg画像 BMW MPower ヘッドカバー プライマー塗布(img535.jpg) -535- BMW MPower ヘッドカバー プライマー塗布

先日には凸文字の部分のマスキングシート作成が完了しましたのでいよいよ本塗り開始です。

とりあえずの工程はいつも通りで、リン酸処理を行ったらプライマーを塗布します。

2012/03/20
 
jpg画像 メガネフレーム ツル部塗装 完成ですB(img534.jpg) -534- メガネフレーム ツル部塗装 完成ですB

繰り返しますがフロントフレームは今回塗っておらず、塗装したのはテンプル(ツル部分)のみです。

テンプルはいつも通り単に黒に塗っているだけですが良い感じに同化しているかと存じます。

メガネ自体凄く綺麗な状態なので恐らくまだ買ってから日が経っていない(使っていない?)と思われますが、ツルが白なのはちょっとイメージと違ったのかも知れないですね。無事落ち着いた感じを取り戻した(笑)かと思います。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/03/19
 
jpg画像 メガネフレーム ツル部塗装 完成ですA(img533.jpg) -533- メガネフレーム ツル部塗装 完成ですA

蝶番の部分を撮影していた画像があったのでこちらも紹介しますね。

通常この可動部部には金属製の金具が付いているのが一般的なのですが、今回のフレームはボディ一体成型で出来ています。

具合も良さそうなので(軽いんです)今後こういった形が増えていくのでは無いかと思われます。

2012/03/19
 
jpg画像 メガネフレーム ツル部塗装 完成です!(img532.jpg) -532- メガネフレーム ツル部塗装 完成です!

大変お待たせしました!メガネフレームのテンプル部分(耳に掛かるツル)の塗装も組み付け完了して完成となります。

今回のメガネはレンズが付いたフロント部分は元々「艶有の黒」で、サイドのツルの部分が白だったものをフロントと同色の黒で御依頼頂きました。
なのでフロントは塗っていませんがちゃんと同化しています。ただ、これをわざわざ塗ったとは誰も気づかないかと…(笑)。

もう一枚画像あるので紹介します。

2012/03/19
 
jpg画像 BMWのヘッドカバー 凸文字マスキングシート作成〜テスト(img531.jpg) -531- BMWのヘッドカバー 凸文字マスキングシート作成〜テスト

凸状になった文字とフィンの部分は「ゴールド」に、その他ベースは「結晶塗装の黒」にとご依頼頂いている案件です。お待たせしております。

先日石刷りで輪郭をトレースし、それをスキャナーでパソコンに取り込んだのでIllustratorなるソフトでベクトルデータ化しています。

あとは実際にそのデータでカッティングシートをカットし、現物に貼って確認していきます。

ただ単に元の大きさ通りだと「塗装」ではそう上手くは仕上がりませんので、作業を考え工程を考え具合の良い大きさに調整しておきます。

今回の場合は先に凸面のゴールドを塗るので、次に塗る結晶塗装の黒がタップリ乗っかっても大丈夫なようにマスキングシートは若干大きくしておきます。大きくと言うより「一回り太らせる」といった感じですかね。

画像ではまだ確認〜調整段階です。この後全てのサイズが決まったらいつも通りリン酸処理をしてプライマーを塗ったらいよいよ本塗り準備となります。

もう少々お待ち下さいませ!

2012/03/18
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(from静岡)塗装承りました!(img530.jpg) -530- インプレッサテールランプ(from静岡)塗装承りました!

数日前にお問い合わせがあり、塗りたいテールランプは現在車体に着いた状態との事で「代替品」として無料貸し出ししているテールランプ一式を発送しました。いつものインプレッサのテールランプ一式です。

当初は塗装用の準備品として購入しておいたのですが、予想以上に程度が悪く(汚い)とてもこれを塗る前の素材としては残念過ぎると思ったのでレンタル専用にしてしまいました。

ですのでご依頼が決定されましたらご依頼者様のお住まい宛に発送しますので、お手元にこれが届いたら大体2週間以内にはこれと取り替えて頂き着いていた物を同じ箱で構いませんので返送してください。
で、完成後送ったらまた交換して貸し出していた物を入れて返送してください。ちょっと面倒ですが依頼している間も車には乗れますからね。

ただ送料だけはご負担お願い致します。あとセンター止めは対応出来ません。
ご要望ありましたら事前にご予約頂ければと思います。どうぞご検討下さいませ。


で、発送から2日でご依頼物が届きましたので(早)、こちらは作業着手しましたら改めて紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2012/03/18
 
jpg画像 ちょっと休憩をば(笑)(img529.jpg) -529- ちょっと休憩をば(笑)

まだ現場は寒くて辛い日々が続くのですが、手持ちの盆栽たちは何だか華やかになってきました。梅と黄梅が満開です。

日ごろ環境によくない物を扱っているせいか(自覚はしています)仕事以外だと自然にあるものを身近に置いておきたくなったりします。

と言ってもある程度の技術と手間と時間を要するような本格的な盆栽は出来ませんから、私の場合はかなり自由に(じゃなくて放置状態)育てています。それでも花は咲いてくれますし(笑)。

手を掛けている事と言えば唯一年に一回だけ順番に鉢替えだけするくらいですかね。土を入れ替えて根を整理するくらいです。

ただその時「苔」だけは予め用意しておいて、最後に土の表面をそれで覆ってそれらしく(笑)仕上げてはいます。
最初の頃はこの苔もその辺で採取していたのですが、連行されるのも時間の問題(爆)かと思い、去年からは苔もネットで買っていたりします。

インターネットの普及によってそれまで続いていた商売が成り立たなくなったりもしていると思いますが、働きたくても働く術が無いお年寄りの方などが、ネットを利用して少しでもお金を稼ぐ方法があるならば素晴らしいことだと思います。何かのCMでありましたよね(料理の飾りに使うモミジの葉を採って梱包していた光景がありましたがどこでしたっけね)。

今年もそろそろ鉢替えの時期です。どうぞ宜しくお願い致します。

2012/03/17
 
jpg画像 Thinkpadの「Enter」キーは・・・(img528.jpg) -528- Thinkpadの「Enter」キーは・・・

キーボードは艶々の黒ですが、Enterキーのみを「PANTONEの032Cのような鮮やかな赤で」とご依頼頂きました。なので一応手元にあった色見本帳で確認していました。

が、パントンの色見本帳は顔料では無く染料(印刷)ですから(しかも私が持っているのは「C」(コート)ではなく「U」(アンコート)の色見本帳ですから艶がありません。まあ簡単な目安としてですので一応これを参考に、赤はフェラーリのレッド(笑)にでもしておきます。気分的に動作が速くなるかと…(笑)。


ちなみにパソコンのキーボード、使っている内に溶けて来ませんか?まさか摩擦で消えていると思っていたりしませんよね…(私がそう思っていました・・・)。
実はアレは皮脂によってプラスチックが溶けているらしく、確かにパソコンに使われているプラスチックは耐溶剤性が悪いです。塗った瞬間プラスチック表面が溶けたようになり、仕上がったときに「激しい艶引け」のような状態になってしまいます。

なので今回はそれも想定して、一回目は下地用の捨て吹きとして仕上げ、全部で二工程の塗装を想定しております。

しかし艶々のキーボードですか…(笑)。

この度もご贔屓いただきありがとう御座います!

2012/03/17
 
jpg画像 Thinkpad 天板×3+キーボード×2 塗装承りました!(img527.jpg) -527- Thinkpad 天板×3+キーボード×2 塗装承りました!

先日ドライカーボンの天板×2枚をご依頼いただいた方で、さらに追加で(!)例の純正マグネシウム天板×3枚とキーボード(!!)を二枚塗装ご依頼頂きました。合計費用は桁を超えていますが大丈夫でしょうか…(笑)。

と言うのもこちらの方はこれらを自分の物として使うのでは無く、欲しい方がいたらその都度譲っていたりするらしいです。
先日お納めしたピアノブラックな天板もこちらのオーナー様のサイトで紹介したらそれを見ていた方々が同じものを欲しがって、改めて今回まとめてのご依頼となっているようです。と言っても商売でやっている訳でもなさそうで、キーボードの方はもう完全に趣味かと(爆)。

ご依頼内容としては前回同様「艶々の黒」で、ただキーボードをこれでやると文字が消えてしまうのですが、実はそもそもそれが当初のご依頼でして「文字だけ綺麗に剥がせませんか」とのご相談でした。それは流石に無理ですよ(笑)。

なので「どうせなら」と言うことで前回の天板よろしくキーボードも艶々の黒でとご依頼頂きました。
しかし「文字が消えても打てるのか?!」と疑問にも思えますが、塗装後にはco2ガスを使ったレーザー?で彫刻するそうです。だ、大丈夫でしょうか…(一体幾ら注ぎ込む気で…恐)。

2012/03/17
 
jpg画像 インプレッサインテークマニホールド結晶塗装承りました!(img526.jpg) -526- インプレッサインテークマニホールド結晶塗装承りました!

本日はご足労頂きありがとう御座いました。そしてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

こちらは珍しくインマニだけを結晶塗装「赤」でご依頼頂きました。通常はヘッドカバーとセットですからインマニだけと言うのは稀なんですよね(ヘッドカバーは見えない位置にあるのかも知れません)。

既に洗浄液に浸けて内部の洗浄しています(と言うか放置するだけですが…)。

作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2012/03/17
 
jpg画像 BMWパニアケースの依頼色(img525.jpg) -525- BMWパニアケースの依頼色

色は勿論「ボディ同色」ですので予めカラーコードを確認させて頂いております。カラーコードから配合データが見つかれば調色費は掛かりませんので(ただし目調色による微調整は行いませんので車体間での色ブレはあります)。

色は「NEONBLAU」で、カラーコードは「775」になります。ベンツのカラーコードみたいですね(笑。塗装屋さんなら解るかと)。

ちなみに「BLAU」(ブルー)は書き間違いではなくカラーデータ上でこう記載されているので間違いない筈です。多分ドイツ語かと…。
私が使っているスタンドックスはドイツの塗料なので、記載されているカラーデータでは読めないような文字がよく記載されています。「WEISS」は「WHITE」(白)、の事みたいで、「GELB」は恐らく「YELLOW」(イエロー)の事ですが知らなければどれも理解不能です。
しかしこれらはまだ読めるのでマシなのですが、黒の事なんて「SCHWARZ」ですから言葉にするのでさえ難しいんですよね…(酷)。

2012/03/17
 
jpg画像 BMWパニアケース&リヤトップケース塗装承りました!(img524.jpg) -524- BMWパニアケース&リヤトップケース塗装承りました!

本日はわざわざご足労を頂きありがとう御座いました。そしてこの度のご依頼誠にありがとう御座います!

ご依頼いただいたのはBMWR1100RTに装着されていた左右のパニアケースの蓋とリヤトップケースの蓋で、こちらをボディ同色にと承りました。

ただ現状はプラスチックの表面はザラザラとした梨地ですので、このまま塗っても艶々に仕上がるには程遠く、まずは「研磨→2液ウレタンサフェーサー→完全硬化→研磨」といった工程で下地を作る所からになります。これが大変な訳でして…。

2012/03/17
 
jpg画像 パネルボンド(エポキシ接着剤)専用ガン(img523.jpg) -523- パネルボンド(エポキシ接着剤)専用ガン

元々はもっと大型の専用ガンとパッケージだったと思うのですが、自動車車体修理(板金)以外でも使われているのか小型のタイプもラインナップにあるようです。自動車板金業界では有名な「パネルボンド」ですね。

昔は溶接一辺倒で、これが出た当時は賛否両論というか否定されることが多かったようですが、この性能と得られるメリットの凄さを知れば手放せない製品ですね。

自動車板金用のものだとガンだけで3万円以上するので中々手が出し難く、私も今持っているものを手放したら二度と買う機会がなくなる可能性が高かったので未だに大きいのを使っていますが、現在キャンペーンでこの小型タイプがセットで安くなっていたのでつい買ってしまいました…。


使い方は至ってシンプルで、この専用ガンにネタ(接着剤)をボトルごとセットし、専用のノズルをつけてトリガーを引けば自動的に2液混合されたエポキシ接着剤が出てきます。ヘラで混ぜたり混合不良などのトラブルも起こしたりしません。扱いが難しい材料も誰でも簡単に、そして安全に使えるのです。

ただしコストが…(苦笑)。

2012/03/17
 
jpg画像 ピンセット(img522.jpg) -522- ピンセット

最初の頃はユザワヤで一本¥2,000程のピンセットを買っていましたが、一回でも床に落とせば先が曲がってしまい、それを元に戻しても最初の状態の噛み合わせとはやはり感覚が変わってしまい「我慢して使っている」という状態で仕事をしなければなりません(でした…)。

ならば、と言うことでその後は比較的安いピンセットを大量に購入し、「駄目になったら即交換していく」というシステムにしました。
ちょっと勿体無い気もしますが、作業上「ワンミスで全てがやり直しと」なる可能性があるのでこういったところは贅沢にやらせて頂いてます。当然経費扱いで(爆)。

2012/03/17
 
jpg画像  スターバックスのタンブラー 作業内容書(img521.jpg) -521- スターバックスのタンブラー 作業内容書

元々のテンプレートはこちらで作ってありますので、Illustratorなどのソフトが扱える方であればそのファイルをメールに添付して送りますのでご活用頂ければと思います(ご依頼が決定された方のみ配布しています。自転車フレームもあります)。

ただそういったソフトが無い方は手書きのイラストでも全然OKです。とにかく解り易く内容さえ伝えて頂ければ対応しますのでどなたでもお気軽にどうぞ。


それではまた進行しましたら紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

2012/03/17
 
jpg画像 スターバックスのタンブラー プライマー塗布完了です!(img520.jpg) -520- スターバックスのタンブラー プライマー塗布完了です!

よく脱脂してエアーブローをしたらプライマーを塗布します。一度に厚く塗るのではなく薄く3コート程度に分けて塗ります。

プライマーの役割としてはそれぞれの素材に対して保護をしたりその後の塗装の食い付き(密着性)を高める効果があります。ですのでこれで膜厚を得ようとするのは間違いで、素地を平滑にする為にある程度の塗膜厚が必要な場合には「サフェーサー」を使います。どちらも下地用の塗料です。

ちょっと塗装についておさらいをしますと・・・

一般的な塗装では「下塗り」「中塗り」「上塗り」があり、この「下塗り」がプライマーで、サフェーサーは「中塗り」になります。色とクリアーは「上塗り」の部類ですね。

ただこれら全てを毎回行うとなるとコストも高くなるので、今回のように素地が比較的悪くなければ「研ぎによってライン出しをする」という必要も無いので中塗りのサフェーサーは省いていたりします。

また近年のサフェーサーはプライマーの効果も併せ持った「プライマーサフェーサー」(通称プラサフ)というのもあるので、サフェーサーを塗る前にわざわざプライマーを塗る塗装屋さんも少ないとは思います(と言うか相当稀です…)。

上塗りも色々種類があって、「1コートソリッド」「2コートソリッド・パール・メタリック」「3コートパール」「キャンディーカラー」など多種多様です。今も増え続けているかと(笑)。

2012/03/17
 
jpg画像 スターバックスのタンブラー 旧塗膜剥離完了です(img519.jpg) -519- スターバックスのタンブラー 旧塗膜剥離完了です

恐らくは期間限定だかのカラーリングに塗装されていたもので、所々塗装が剥がれていたので一旦全面削り落としています。
作業着手しておりますのでご安心下さい

剥離作業に使っているペーパー(研磨紙)の番手は#120で、そのままステンレス素地に傷が残るのでこれがそのまま足付け処理になり、この後のプライマーもよく密着するのです。

2012/03/17
 
jpg画像 ホンダエディックステールランプスモーク塗装 本塗り完了です!(img518.jpg) -518- ホンダエディックステールランプスモーク塗装 本塗り完了です!

と言うことで無事本塗り完了です。お待たせしました!

ちなみにここで紹介しているのは基本的に「無事完了」の場合だけですが、当然無事に完了しない場合もあります。今回のエディックスも危うくそうなるところでした。作業場のミスと言うわけではなく製品自体の癖というか落とし穴的な事です。実際に塗ってみないと解らないので初めての時ではそれを知る方法はありません(苦)。

その問題については手間は掛かります画回避方法もあり、今回も途中から塗装方法を変更して対応していますので普段通りに出来上がっていますからご安心下さい。ただ詳しい内容に付いては商売上紹介出来ませんのでその点はご了承下さい。
以前これについてメールで質問を頂いた事があるのですが、相手の名前も住所も何も解らない状況で技術的な事を教える事のはちょっと無理なので…。一応これで食べていますので何卒ご理解下さいませ。


ちなみにスモークの濃度は「標準」です。
それでは完成しましたら改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

2012/03/17
 
jpg画像 ホンダエディックステールランプ 本塗り準備完了です!(img517.jpg) -517- ホンダエディックステールランプ 本塗り準備完了です!

こちらもお待たせしました!ちょっと大きいホンダエディックスのテールランプですね。純正部品です。

画像は本塗り前の状態で、レンズ表面は全体的にムラ無く足付け処理がされているのが解るかと思います。ただ傷の深さはちゃんと決められた範囲なのでこの状態でもクリアーを塗れば元の通り透明なレンズの状態に戻ります。


良く脱脂してエアーブローし、プラスチックプライマーを塗布したらいよいよスモーク塗装です。

2012/03/17
 
jpg画像 インプレッサ内装部品塗装 完成ですB(img516.jpg) -516- インプレッサ内装部品塗装 完成ですB

こちらは恐らく社外品の部品で、裏に両面テープが貼ってあるので装着は純正のウィンドウスイッチパネルに被せるだけのお手軽なタイプですね。部品を外す手間もありませんから「依頼している間はスイッチが無くて困る」と言うこともありません。

製品の素地表面も元々ツルツルな状態ですから、純正品のようなザラザラとした素地を削ったり埋めたりする作業も必要なく比較的コスト安で塗装が可能です(足付け処理のみで塗装可能ですので塗るだけの費用で可能です)。

ちなみに今回は【お任せコース】でのご依頼ですので磨き処理もしていません。塗りっぱなしの状態です。


実は小物塗装を始めてからは結構失敗もありました。元々やっていた自動車ボディの塗装とはちょっと具合が違うので、激しく垂らしたり肌が悪かったり落としたり飛ばしたりと結構ふんだりけったりな日々でした(苦笑)。
まあそれでも基礎はやってきましたので(笑)ある程度コツを掴んだら一応は見れるような仕上がりにも出来るようになったと思います。まあ実は材料が良いんですけどね(爆)。


それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。
この度もご贔屓いただきありがとう御座いました!

2012/03/17
 
jpg画像  インプレッサ内装部品塗装 完成ですA(img515.jpg) -515- インプレッサ内装部品塗装 完成ですA

シフトカバーパネルは周りの石掘みたいな箇所(笑)はそのままで、中央部分のみ塗装しています。
元々は艶消しシルバーだった箇所を艶々な黒に塗り直しています。

このパーツ単体だと黒系だけの色構成ですが、艶や質感、素地の模様などが組み合わってシンプルだけど格好良いですよね。

2012/03/17
 
jpg画像 インプレッサ内装部品塗装 完成です!(img514.jpg) -514- インプレッサ内装部品塗装 完成です!

と言う事で発送は来週ですがとりあえず完成となります。お待たせしました!

うーん、ヤバイですかね(笑)。日本車でこういった色の組み合わせは中々ありませんからこれだけ見るとフランス車の部品かと思ってしまいますよね。

そもそも「有彩色」と「無彩色」の組み合わせは基本ではありますが、それに質感が加わるとさらに表現は豊かになります。格好良いですしそれでいて楽しくなりますよね。

ただ色は人それぞれ好みがありますから色々ご検討されると宜しいかと存じます。塗りたくなった物を見ながら塗装された姿を想像すると本当に楽しいとおもいますので。

私的なアドバイスとしては、色はそれ単体ではなくその周りの色も組み合わせて考えると良いと思います。面積比も大事ですね。

他にも画像あるので続けて紹介します。

2012/03/17
 
jpg画像 インプレッサシフトパネル小物置き部 艶消し黒塗装(img513.jpg) -513- インプレッサシフトパネル小物置き部 艶消し黒塗装

先日シルバーの部分を「艶あり黒」に塗った箇所で、パネル奥部分にある小物置き場を艶消し黒で塗り直しておきます。

乾いたらマスキングを剥がしていよいよ完成です。

発送は来週ですが一応撮影は終わらせておいたので続けて完成画像を紹介させて頂きますね。

2012/03/17
 
jpg画像 GIANT FCR0 マットブラックで完成ですA(img512.jpg) -512- GIANT FCR0 マットブラックで完成ですA

こちらのフォークはカーボン素材だったので旧塗膜は完全に剥がさず、ある程度研磨した後にウレタンサフェーサーで下地を作っています。

ちなみにカーボンは錆は気にしなくて大丈夫なので、今回のようにデカールで凸凹していたりしなければ剥がす必要はありませんしサフェーサーの塗装も必用ありません。元の塗装に簡単な下地処理(足付処理)だけでそのまま上から塗ってもOKです。
ただ塗膜の重量を気にするのであれば削り落とす必要もありますが、その後に下地を作る為に「サフェーサー」を塗ったらまるで意味がないんですよ…。

「じゃあ色を付けるだけで」と思われるかも知れませんが、どんな仕上がりなっても構わないという事でしたら塗るだけでも良いのですが、ドライカーボンに下地無しで色を塗っても汚く見えるだけですからそれも意味が無いかと…。なので普通はやりません(と言うかやった事がありませんし考えた事もありません)。

結果、塗装屋的な見解からするとカーボン製品においては下地や塗膜に問題が出ていなければそれを剥がす意味はどこにもないと考えられます。

付属品必用最小限にし自身の体重も削るだけ削ってネジなど全てを軽量化させて「これ以上削る所が無い」と言う事でしたら塗装全てを削られればいいと思いますが、となると塗膜によって保護されてきた物がなくなりますから今度は極短期間での使用に限られてくるかと思われます。金属は腐食しエポキシ樹脂は分子構造が崩壊しますので…。


と、すいません話が逸れまして。

それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。既に梱包済みですので本日発送OKです。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/03/16
 
jpg画像 GIANT FCR0 マットブラックで完成です!(img511.jpg) -511- GIANT FCR0 マットブラックで完成です!

大変お待たせしました!GIANTのアルミフレームとカーボンフォーク本日完成となります。

色は「マットブラック」で、最初の派手派手な状態に比べるとかなり変わりましたね(笑)。

ちなみに元々の塗装はかなりの厚みでしたから、今更ながらですが重量を計っておけばよかったです(悔)。

そもそもこのフレーム自体がかなり軽く、アルミと言っても凄く薄く作られているようです。これで強度も保持しているなんて良く出来ていますね…。


フォークの画像もあるので紹介しますね。

2012/03/16
 
jpg画像 HONDA CR-Z エンジンカバー 結晶塗装承りました!(img510.jpg) -510- HONDA CR-Z エンジンカバー 結晶塗装承りました!

昨日無事到着しましたホンダCR-Zのエンジンカバーです。素材はプラスチックでコンパクトな大きさです。

御依頼内容としては「結晶塗装の赤」で、「HONDA」のロゴ部分は最後に面研してシルバー筆塗りで仕上げます。
その下にあるシルバーの部分はアルミ製のプレートで、塗装前に剥がし塗装後にまた張り付ける予定ですが、貼ってあるのが一段下がった所なのでヘラが差し込み難くもしかしたら上手く剥がせないかも知れません。

との旨をオーナー様にお話したら「お湯に浸けたら取れた」との事ですからそんなに強い両面テープでは無いようですね。
GTRのRB26エンジンのプラグカバーに貼ってあるアルミプレートは凄い強力な両面テープが付いているので、アルミプレートを無事に剥がす事は不可能ですからてっきりそれを想像していました。
ただあちらのプレートは単体で部品として買えるので助かります。¥5,000くらいでしたかね。

ただもしかしたらこれもメーカーの策略だったのでは…と思うのは気のせいですかね(笑)。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2012/03/16
 
jpg画像 色見本帳入荷しました(img509.jpg) -509- 色見本帳入荷しました

と言ってもこれは当店で使っている塗料メーカーの色見本帳ではなく、昔私が勤めていたディーラーの集中センターで使っていた塗料の色見本帳です。アメリカの「PPG」なるメーカーですね。

ただこちらは「二輪車」専用のカラーチップでして、先日私がBMWバイクの色を調べていたのを知って、昔からお世話になっているオートサプライヤーさんがわざわざ探して来てくれました。

この色見本帳から配合データを出しても色を作れる訳ではありませんが、「色名」または「カラーコード」から実車の色を目で見て確認する事が出来ます。これは結構便利ですね。是非今後活用したいと思います。わざわざお手配いただきありがとう御座いました!

2012/03/15
 
jpg画像 ホンダエディックステールランプ 下地処理(img508.jpg) -508- ホンダエディックステールランプ 下地処理

こちらも作業進行しておりますのでご安心下さい。ホンダの「エディックス」なる車体のテールランプですね。

しかしこのテールランプ、随分大きいです。
いつもご依頼の多いインプレッサのテールランプと比べてみましたが明らかに大きいのが解るかと…。

インプレッサのテールランプも「中型」の設定ですから決して小さい訳では無いのですが、画像で見るとそれの4倍程度ありますよね…(実際あるかと…)。
なのでてっきり輸出用の車両かと思いきや、ちゃんとした日本車だったのですね。無知ですいません…(箱根駅伝で活躍したとかってウィキペディアに記載ありました。苦笑)。


右上のテールランプが足付け処理済みの状態で、左が処理前の状態です。
裏側は既にマスキングされていて、クリアー抜きも無く全体的に標準濃度にしますのでこの後本塗りまで保管しておきます。


画像に写っているインプレッサのテールランプも平行して作業していますのでご安心下さい!

2012/03/15
 
jpg画像 メガネフレーム 本塗り完了です!(img507.jpg) -507- メガネフレーム 本塗り完了です!

足付処理が終わったら塗装する為に針金で固定し、よく脱脂洗浄したらプラスチックプライマーを塗布後、ベースコートの「黒」を塗布し続けて「クリアー」を塗ります。

固定に使っている針金は「スチール」では無くアルミ線を使っています。ここで固い針金を使ったらフレームの方(プラスチック)が割れてしまいますので…。


メガネの塗装はちょっと細かいですが私的には結構好きだったりします。
何故かと言うと実は今回気が付いたのですが(遅)、そのラインが結構美しいんですよね。流れるような曲線のラインでその殆どが左右対称ですから実は凄くデザイン性の高いアイテムなのでは・・・と思った次第です。


それでは完全硬化しましたら組み付けして改めて画像紹介しますね。
もう少々お待ちくださいませ!

2012/03/15
 
jpg画像 メガネフレーム 下地処理(img506.jpg) -506- メガネフレーム 下地処理

本来であればプラスチックのフレームに金属製の蝶番が埋め込んであったりカシメで固定されている筈なのですがこのフレームはそれがありません。代わりにネジを差し込む部分が突起して成型されています。

で、今までの蝶番に使われていたネジは「ビス」から「スクリュー」へと変わり、これも非常にシンプルに出来ています。受け側となるネジ山が必要ありまえせんからね。単なる穴にスクリューをねじ込めば良いだけですので…(凄)。


確かに考えてみれば何故もっと前からこの形にならなかったのか…と不思議でもあります。プラスチック成型がまだ未熟だった時代であればそれぞれの部品を分けて構成する必要がありますが、近年の成型技術は凄いですからね…。


さらにこれのメリットとしては恐らく「軽量化」でして、持ってみた瞬間おもちゃかと思うくらい軽いのです。
私的見解では「重さ」と「幸せ」はある程度比例しているのが基本なのですが(爆)、メガネに関しては軽ければ軽いほど装着時の疲労が軽減されるので私的には歓迎だったりします。

ただこれによってメガネを作る職人さんや修理する方が減ってしまうのでは…とも懸念されるのですが…(いや、良い物はちゃんと残りますかね)。


画像は「足付処理」の最中でして、左側が最初の状態で右側がペーパー掛けて全体的に均一に傷を付けた状態です。この状態になると曇りガラスのように白く曇った状態になりますが濡らすと透明感は戻ります。ですのでクリアーを塗るだけでまた透明感は戻るのです。

ただし深過ぎる傷は目で見て残ってしまいますし、浅すぎる傷は密着性が足りないので「丁度いい按排」に仕上げるのです。まあ#800〜#1500だったらどれでも大丈夫ですが(笑)、ただし同じ仕上がりにするのに時間を余計に掛けてしまうのはボンクラですから(言葉が汚くてすいませんが現場ではそう言われますので…)適正な番手を使って最短で到達する必用があるのです。

2012/03/15
 
jpg画像 メガネフレーム ツルの白→黒(img505.jpg) -505- メガネフレーム ツルの白→黒

こちらもお待たせしました!ツルの部分のみ塗装を承っておりましたメガネフレームですね。

レンズが付いたフロント部分は艶有りの黒で、サイドのツル部分をこれと同じ「艶有り黒」で承っております。ですのでレンズが付いたままでまったく問題ありません。

で、今回分解してみて気が付いたのですが、このメガネフレームはネジを除くと「オールプラスチック」な素材です。

いや、ふつうメガネフレームは折り畳む際に必要な「蝶番」の部分は金属だったのが一般的(と言うか常識)だったのですが、その部品が無くなってしまいました。フレームとの「一体成型」に変わった訳ですね。

裏側の画像があるのでそちらに続きます。

2012/03/15
 
jpg画像 インプレッサシフトパネル 本塗り完了です!(img504.jpg) -504- インプレッサシフトパネル 本塗り完了です!

そしてクリアーを塗って本塗り完了です。こちらもお待たせしました!

こちらのオーナー様は以前すでにモニター枠のパネルを今回と同じ「艶あり黒」で御依頼頂いていまして、今回はそれに揃えて同じ仕様で承りました。黒とオレンジの組み合わせは良く合うと思いますよ。乗るのが楽しくなるかと…(ただこのインプレッサは御依頼者様の車両では無くご家族の方所有だったかと…笑)。


クリアーが完全硬化したら部分的に艶消し黒を塗ります。
引き続きまた紹介しますね。

2012/03/15
 
jpg画像 インプレッサシフトパネル ベースコート塗布(img503.jpg) -503- インプレッサシフトパネル ベースコート塗布

先ほどの状態から「ベースコートの黒」を塗布し、それが乾いたらフチ周りのマスキングを一旦剥がして新たに位置を変えて貼り直しています。

クリアーの時はまさに「溝」の所でマスキングですからこれは普通通りの作業で問題ありません。ただ塗っている最中に貼り直したりといった作業はやはり疲れます。体力がでは無く神経が、です(苦笑)。

2012/03/15
 
jpg画像 インプレッサシフトパネル 本塗り準備完了です。(img502.jpg) -502- インプレッサシフトパネル 本塗り準備完了です。

先ほど「マグマオレンジ」で塗った内装部品とセットで御依頼頂いている部品です。シフトレバーのベースとなるパネルですね。今回で5回目くらいになるので結構慣れました。

前回紹介した通り、こちらの部品はシルバーの部分を最後に塗装しているらしく、その時のマスキング方法としては何かしらの型に嵌めて塗っている為か見切りのラインからシルバーが食み出ています(厳)。

結果、今回の御依頼のように「シルバー部分だけを艶あり黒で」といった方法が難しいのでちょっと手を掛けて仕上げています。

部品の下回りはシボ模様になっていてそこは既に艶消しグレーに塗られていますのでそこは全てマスキングし、さらに見切りラインに食み出たシルバーの分を大き目にマスキングしておきます。
ただしこのままクリアーまで仕上げると「随分適当にマスキングしたな」的な仕上がりになってしまうので、これから塗るベースコートの黒を塗り終えたら再度マスキングし直してのクリアーとします。

うーん、ちょっと解りにくいと思いますのでそちらの画像も紹介していきます。


ちなみに画像内の部品右側になる箇所は小物などを置くスペースで、ここも同様にシルバーが食み出ているので最初は一緒に塗ってしまい後から艶消し黒を塗り直します。
車体に装着されている時はここにゴムマットが敷かれている筈ですが、だからといってその部分の適当が非常に雑でまるで紙ヤスリのようにザラザラになっているのがちょっと残念ですが、まあ少しでもコスト下げて塗料も減らさないとなりませんから仕方ないですかね。

2012/03/15
 
jpg画像 インプレッサ内装カバー一式 本塗り前(img501.jpg) -501- インプレッサ内装カバー一式 本塗り前

ちょっと順番が逆になってしまいましたがこの状態でも撮影していたので紹介させて頂きますね。

こちらは助手席前方のコンソールパネルに着く部分でしょうか。真ん中の穴はエアコンの操作ツマミの箇所ですかね。

部品は結構長いのですが板一枚の状態なのでヘロヘロしていますから、下にガムテープの芯を張り付けて台の上に置いて塗っています。
こういった物も直接台に置いて塗るとフチがちゃんと塗れなかったり台にくっついてしまうので少しでも浮かした状態で塗る必用があります。
この状態だと気になりませんが、実際に車体に取り付けてみるとフチにちゃんと色が付いていない場合がありますからね。平面状の部品でも結構ちゃんと気にして塗らないと思わぬ所で残念な結果になりますので注意が必要なのです。

2012/03/15
 
jpg画像 インプレッサ内装カバー一式 本塗り完了です!(img500.jpg) -500- インプレッサ内装カバー一式 本塗り完了です!

と言う事で本塗り完了です。お待たせしました!

元からすると全く違うイメージでうからちょっとビックリしますよね(笑)。
そもそも色名が「マグマオレンジ」(!)ですから結構派手目ではありますが、一応VWの外装色ですのでそこまでケバい感じはしません。自動車メーカーがそんな奇抜な色を作ったりはしませんからね。


実は私もオレンジが大好きなのですが、最初の頃はその調整が解らずに室内で使う棚を派手過ぎるオレンジにしてしまった経緯があります。鮮やか過ぎるオレンジ(ほぼ原色)が比較的大きい面積になると実はかなり辛いので…。
その棚は現在も他の用途で使っていて、それを見る度に悔い改められています(苦)。


しかしこういった色の使い方は非常に効果的ですから、今の状態にちょっと飽きて来た方にはお勧めかと思います。まあ飽きたというより「何かしたくて仕方がない」と言う方が殆どな気がしますが…(笑)。

2012/03/15
 
jpg画像 インプレッサ内装カバー一式 本塗り準備完了です!(img499.jpg) -499- インプレッサ内装カバー一式 本塗り準備完了です!

スイッチパネル自体を塗るとなると大変ですが(預かっている間開けられませんよね…)、こういったカバーパネルであれば結構気軽に楽しめますね。スイッチパネルを買うよりは安いと思いますし(多分、ですが…)。


画像は足付処理が終わった状態で、パネルの裏側にガムテープでパイプ状のボール紙に固定しています。塗るときは左手で持ちつつ右手でスプレー出来るように、ですね。これが一番塗り易いです。


ちなみに一見するとプラスチック表面に塗装(プリント)されているように見えますが、プリントされているのは裏側で表面はプラスチック素地そのままですのでこれにいきなり色を塗装をしても食いつきません。足付処理をしていても足りないのです。

なのでいつも通りプラスチック素地にはそれ専用のプライマーを塗ってからのスタートとなります。忘れると一大事ですので(と言うか引退を考えますよ…)。

2012/03/15
 
jpg画像 インプレッサ内装カバー一式 下地処理(img498.jpg) -498- インプレッサ内装カバー一式 下地処理

こちらもお待たせしました!無事本塗り完了しておりますのでご安心下さい。

お預かりしたのは結構前だったのですが最後尾からのスタートでしたので随分時間が経ってしまいましたね。申し訳御座いませんでした。

ご依頼頂いた部品は定番のシフトパネルと社外品の内装カバー一式です。

内装カバーとは、現状の内装パーツに被せるように貼り付ける板状のプラスチックで、今回の製品は透明なプラスチックの裏側からカーボン柄をプリントした状態です。

塗るのは勿論表側からですので、表面に#800程度の傷を満遍なく付けて塗装が十分に密着するようにします。所謂「足付け処理」ですね。

一昔前はこの足付け作業には「耐水ペーパー」での水研ぎか、或いは研磨剤が繊維に塗布された「スコッチ」+「ウォッシュコンパウンド」でどちらも「水」を使う作業でしたが、近年では空研ぎでも目詰まりし難い研磨剤が開発されたので水を使わないでの作業が可能となっています。

と言ってもこれもケースバイケースでどれが正解と言うのもありません。その都度一番良い方法(最も早く良い結果に)を探して行うのが基本であります。仕事ですので当然ですね。まさか自分の手が遅い分で請求額を上げるなんてあり得ませんので(その代わりにサービス残業で対応で…笑)。

手前に見えるスポンジは研磨紙(と言うより布)を固定する専用の物で、布だけだと作業し難いのですがこれを使うと作業スピードが格段に上がります。
ただし良く無くすのでちゃんと名前を書いておくのです(苦笑)。

2012/03/15
 
jpg画像 GIANT FCR0 本塗り完了後(寝かし中)(img497.jpg) -497- GIANT FCR0 本塗り完了後(寝かし中)

マニュアルの定義上では「完全硬化」しているのですが、梱包するとなるとまたちょっと変わってきますので(跡が付いたりくっついてしまったり傷が付き易かったりします)、強制乾燥させたら少しの間保管しておきます。
フレームの場合は地べたに置く訳にはいかないので天井のどこかに吊るしておき、フォークは塗装時と同じく逆さに立てた状態で保管しておきます。


と言う事で今週中には発送可能になりますのでもう少々お待ちくださいませ。
完成自体改めて画像紹介させて頂きますね。

2012/03/14
 
jpg画像 GIANT カーボンフォーク 本塗り完了後(寝かし中)(img496.jpg) -496- GIANT カーボンフォーク 本塗り完了後(寝かし中)

先日無事本塗り完了しておりまして、強制乾燥〜完全硬化もして無事艶が引けた状態です。まさに光を吸収〜って感じですね(笑)。


フォーク先端のホイールを固定するボルトが付く箇所は最初から塗装されていない仕様だったので一応今回の塗装でも残しています。

フレームも無事艶が引けていますのでそちらも紹介しますね。

2012/03/14
 
jpg画像 ライフルスコープ(!)塗装承りました(img495.jpg) -495- ライフルスコープ(!)塗装承りました

こちらは以前ライフルのストック部分を塗装御依頼頂いた方で、気に入って頂けたようで今回はスコープの塗装を承りました。す、スコープですか…。

と、普段ならカメラやレンズなどの精密機器系はお断りしているのですが、このスコープは「防水製」との事で、さらにもし内部に塗料が入っても責任は負えない旨もご了承頂いたのでお受付しました。

凄く高そうな気がしますが本当に良いんですかね…(いや、大丈夫だと思っているから御受付していますので一応はご安心下さい)。


色は「イエローメタリック」で、これを持って来られた時に色見本帳より選んで頂けているのでその通りで仕上げます。確かにあんな色のスコープだったら恰好良いかも…ですけどね。本当にお好きなようで(笑)。


ただ本来であれば素地調整としてサンドブラストを掛けたい所ですが、流石にそれは危険過ぎるので(高圧過ぎます)、今回は軽いペーパー掛け程度での塗装に致します(ご了承済みです)。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度もご贔屓頂きありがとうございます!

2012/03/13
 
jpg画像 ノートパソコンDynabookの天板パネル塗装承りました!(img494.jpg) -494- ノートパソコンDynabookの天板パネル塗装承りました!

紹介が遅れましたがちょっと前からお預かりしておりましたダイナブックの天板パネルと付属品です。この度のご依頼、誠にありがとうございます!

御依頼頂いている塗色は赤味のある青系で、本日完成させたメガネフレームの色をもう少し薄くした感じですね。

ちょっと下地が悪いので(傷だらけです…)まずは下地からの作業となります。

それではこちらも進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2012/03/13
 
jpg画像 Thinkpad用ドライカーボンパネル塗装承りました!(img493.jpg) -493- Thinkpad用ドライカーボンパネル塗装承りました!

こちらも無事到着しております。ノートパソコンの天板パネルですね。ただし純正品では無く特注品?のドライカーボン製ですが…(恐)。

実はこちらのオーナー様は先日同型の天板パネル×4を艶有ブラックで塗装承った内の2枚分のオーナー様でして、先日の塗装は気に入って頂けたようで今回もご贔屓頂きました。有難うございます!

御依頼内容としては、紫外線に弱いドライカーボン(エポキシ樹脂は
紫外線に弱いのです)を守るべく「耐UV効果の高いクリアーで」との事で御依頼頂きました。当店で言うクリスタルクリアーですね。

ちなみに耐UV性の高いクリアーといっても普通に各塗料メーカーから出ています。要は高いクリアーは耐候性が良いというのが一般的で、その他諸々の性能も良いのが普通ですかね(笑)。


それではこちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度もご贔屓頂きありがとうございます!

2012/03/13
 
jpg画像 オリンパスのレンズフード塗装承りました!(img492.jpg) -492- オリンパスのレンズフード塗装承りました!

先日北海道から届きましたオリンパスのレンズフードです。フードと言ってもレンズから外せないらしく、ただ完全にレンズとは分離して塗れそうですので何とか塗装は可能です。

素材はアルミのようで、腐食では無く何か強い液体が付いて塗膜を侵してしまったような感じです。

塗装自体は「激安コース」での対応ですが下地はいつも通りですので、部分的に研磨して問題が起きている箇所を除去後、プライマーを塗って下地を作ります。


作業着手しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2012/03/13
 
jpg画像 GIANT FCR0 本塗り完了です!(img491.jpg) -491- GIANT FCR0 本塗り完了です!

一気に紹介になってすいません・・・無事本塗り完了です!

クリアーは艶消し専用ですので塗装工程自体はいつも通りでOKです。黒のベースコートを塗ったら艶消しクリアーを塗布します。

ちなみに艶消し仕上げだからといって適当にドライコートっぽく塗ってしまうと「ダマ」「ムラ」が出てしまうので、やはり通常のクリアー通り均一にウェットに塗るのが基本です。但し垂らしたら塗り直し確定ですのでそれ程は塗り込みません。いつもが8割程度ならば6割程度でOKと考えています(10割を目指すのがリスクが高過ぎるので余程でなければそこまで塗り込みません)。


この後乾燥硬化していくにつれ徐々に艶が消えていきます。

それでは完成しましたら改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!

2012/03/13
 
jpg画像 GIANT カーボンフォークも・・・!(img490.jpg) -490- GIANT カーボンフォークも・・・!

こちらの紹介もすっかり忘れていました・・・。


フォークはカーボン素材なので溶剤には漬けられずサンドブラストも出来ませんので(削り過ぎます…)ダブルアクションサンダーでロゴを削り落としサフェーサーを充填して下地を作ります。

画像ではサフェーサー表面に黒い粒粒が付いていますがこれは「ガイドコート」の為の塗装で、サフェーサー表面の研ぎ忘れが無いように目で見て確認出来るように塗っています。サフェーサーは2液ウレタンなので膜厚はつきますがその分肌は荒れますので研ぎ忘れるとそのまま上塗りに影響してしまいますので。

2012/03/13
 
jpg画像 GIANT FCR0 本塗り準備完了です!(img489.jpg) -489- GIANT FCR0 本塗り準備完了です!

ペダルが付く部分【ボトムブラケット?)やステアリング穴はマスキングしネジ穴にはネジを差し込んでいよいよ本塗り準備完了です。

2012/03/13
 
jpg画像 GIANT FCR0 プライマー塗布完了です!(img488.jpg) -488- GIANT FCR0 プライマー塗布完了です!

と言う事で無事プライマー塗布完了です。既に先週塗り終わっていましたが…(苦笑)。

週末を挟んで寝かしてありましたので、表面を軽く研いでマスキングしたらいよいよ本塗り開始です。色は「マットブラック」のべた塗りです。

2012/03/13
 
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