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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2012】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 キャノンデール systemsix 本塗り完了ですA(img1484.jpg) -1484- キャノンデール systemsix 本塗り完了ですA

私的にはこれが納品後に実際に使われての数年後を見てみたいです。
アルミとカーボンの継ぎ目はどちらも亀裂が入っていましたが、それが今後また再発するかどうかですね。

トップチューブの継ぎ目はエポキシ接着剤のみでの修正ですが、下側はファイバークロスを入れているのでそれが今後の使用でどうなるのか凄く興味があります。
不謹慎ではありますが、他のフレームは皆問題が出ているのに何故かこれだけは!と言うのが理想ですので(壊)。

後は重量で、ファイバーを貼るという対応策は当然誰もが思いつきますが、それによってどの程度の重量増が起きるかも気になります。自転車の塗装をやるまでは気にした事は無かったのですが、強度と性能を保持しつつ重量増は最小限に抑えないとならないなんて普通考えませんからね。


それでは完成しましたらまた紹介させて頂きますね。
もう少々お待ちくださいませ!

2012/08/06
 
jpg画像 キャノンデール systemsix 本塗り完了です!(img1483.jpg) -1483- キャノンデール systemsix 本塗り完了です!

そしてクリアーを塗って無事本塗り完了です。お待たせしました!

いやはや今回のフレームは今までで一番大変でした。まだ終わりではありませんがとりあえず一安心です。

ちなみに本塗り前の重量計測では「1108.4」グラムでした。
リベットやブラインドナット、そしれディレイラーハンガーも付けた状態です。
メーカーの公称重量が「1115」グラムとの事ですから、かろうじて今の段階でそれを切っているといった感じですね。まああの腐食を修理補強してこれなら範囲内かとは思います。


重量は本塗り後にもまた測っておきますね。
画像もう一枚あるので紹介しておきます。

2012/08/06
 
jpg画像 キャノンデール systemsix ベースコート塗布(img1482.jpg) -1482- キャノンデール systemsix ベースコート塗布

塗装を綺麗に仕上げるコツとしては「良質な下地」と「ベースコートをウェットで塗る」(且つ厚塗りは避ける)の2点が肝となります。

ただ今回のようにロゴ部にマスキングがしてあると後者の「ウェットに塗る」が難しくなります。どうしても塗り過ぎる部分が出て来てロゴの輪郭が汚く仕上がってしまうからですね。極力最小限に薄く仕上げたいのです(要は私的にマスキング際がガタガタしているのが凄く嫌いなのです)。


と言う事で、最初はロゴ周りを塗らないようにその他の部分をしっかりとウェットになるように塗っていきます。限界は2コートですね。3コート目に入ると今度はロゴ周りがザラザラになってしまいますので。

で、他がしっかりと染まったら最後に一つ一つロゴを終わらせていくようにして塗り上げていきます。ちょっと面倒にはなりますが、こうやるのと適当に黒一辺倒に塗ってしまうのとでは格段に仕上がりが違います。

2012/08/06
 
jpg画像 キャノンデール systemsix ロゴ部マスキング(img1481.jpg) -1481- キャノンデール systemsix ロゴ部マスキング

画像だとちょっと解りにくいですが、ロゴを入れる箇所付近は既に「白」が塗られています。ロゴカラーのホワイトとなるベースコートですね。

で、それが乾いたら予め作っておいたマスキングシートを元の位置通りに貼っていきます。

「塗っている途中で置いても大丈夫なの?」と疑問に思われるかも知れませんが、白く塗った個所はマスキングしますので大丈夫です。

ただこれから黒く塗る部分も適当に扱って良いという事ではありませんので、下に敷いている養生紙は新しく張り替えて、フレームにも極力素手で触れない様に注意して行います。結構神経を使うので疲れるんですよね(苦笑)。

2012/08/06
 
jpg画像 キャノンデール systemsix 本塗り準備完了です!(img1480.jpg) -1480- キャノンデール systemsix 本塗り準備完了です!

作業着手からはかなり良いペースで作業していましたがやはり時間は掛かってしまいましたね。ようやくここまで来たって感じです。

後はいつも通りの作業ですが、それにしてもロゴも多いので結構大変ではあります(苦笑)。


画像の状態だとリベットやブラインドナットなどはアルミ素地剥き出しですので、本塗り前にはスポット的にプライマーを塗っておきます。勿論プライマーを塗る箇所には事前に足付処理済みです。


こういった細かい点をサボると折角の今までの作業が水の泡にもなり兼ねませんのでネチネチとした作業は最後まで続きます。

ただ大きな会社で雇われてやっているとこういった考え方は麻痺し易いのだとも思います(実際の私がそうでしたので)。

納車時(納品時)の見た目が変わらなく、やってもやらなくても貰えるお金は変わらないのであれば楽をしたいのが当たり前ですから手を抜ける時には抜きたくもなるのが普通ですしね。

ただそれが身に染み付いてしまうと歳を取ってからが大変で、結局目で見えるところにまで影響が出てしまいますから段々と仕事は減っていきます。私が在籍していたディーラーでも「○○さんには仕事任せられないんだよ」といった困った話がフロントから出ていましたし…。

某映画で「飛べない豚はただの豚だ」といったセリフがありましたが(笑)塗装屋もまさにその通りで、トータルでちゃんと仕上げられなければ塗装屋ですら居られなくなってしまいます。

とにかくそうならないように気を付けたいんですよね。出来れば老後も続けていきたいですので…。

2012/08/06
 
jpg画像 社外品?ミラーカバー&ベース 本塗り完了ですA(img1479.jpg) -1479- 社外品?ミラーカバー&ベース 本塗り完了ですA

こちらは土台部分ですね。ミラーカバーはプラスチックですが土台はアルミ製です。

ラインも美しい形をしているのでこれ単体で見ても良いくらいです。車体に組み付いた姿が楽しみですね。


今週末の11日から夏季休暇となりますが、それまでには発送準備も整う予定ですのでご安心下さい。

それでは完成までもう少々お待ちくださいませ!

2012/08/06
 
jpg画像 社外品?ミラーカバー&ベース 本塗り完了です!(img1478.jpg) -1478- 社外品?ミラーカバー&ベース 本塗り完了です!

ベースコートの黒を塗ったらクリアーを塗って無事本塗り完了です。お待たせしました!

こういったミラーカバーは外側だけでは無く内側のフチ辺りも見えるので、下から内部も塗れるようにセッティングします。鏡を動かしたら白い部分が出て来たら嫌ですからね(って言うかそれは問題です…)。

2012/08/06
 
jpg画像 社外品?ミラーカバー&ベース 本塗り準備完了です!(img1477.jpg) -1477- 社外品?ミラーカバー&ベース 本塗り準備完了です!

大変お待たせしました!ウィンカー部分が増設?加工されたミラーカバーと土台は無事本塗り完了しておりますのでご安心下さい。

元々はシルバーに塗装済みの部品だったのですが、全体に小傷が多数あったのでサフェーサーで下地を造り直しています。

色はソリッドカラーの黒なので、タイミングを合わせてcannondaleのフレームと一緒に行っています。

2012/08/06
 
jpg画像 インサイトのテールランプ スモーク塗装承りました!(img1476.jpg) -1476- インサイトのテールランプ スモーク塗装承りました!

こちらもちょっと前に御依頼頂いた方で、今回はテールランプのスモーク塗装を御依頼頂きました。この度もご贔屓頂きありがとうございます!

以前御依頼頂いたのはプラスチック製のエンジンカバーで、その時は赤の結晶塗装で承りました。

プロフィット日記 2012 4/16 -681-/


以前のプロフィット(自動車塗装)でもリピーターの方は多かった
のですが、あの時は何かしらの事故が無いと仕事は来ない訳でして、ただ今の「小物塗装」のスタイルになってからはそういった受身的な依頼では無く、まさにユーザーの欲望(爆)が直に仕事に繋がるといった形ですので以前よりも格段にリピーター率は高くなっていると感じます。
まあ確かに身近にあるお気に入りの物が綺麗になったり色が変わったりするのは単純に楽しいですからね。違う物に買い替えるのとはまた違った楽しみがあるのだと思います。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度もご贔屓頂き誠にありがとうございます!

2012/08/06
 
jpg画像 スクータータンデムバー塗装承ってます(img1475.jpg) -1475- スクータータンデムバー塗装承ってます

こちらは以前同車のテールレンズをスモーク塗装で御依頼頂いた方で、仕上がりが気に入って頂けたのか続けてこちらのタンデムバーを御依頼頂きました。ご贔屓頂きありがとうございます!

で、御依頼の色についてですが、当初は赤にするかも悩んでおられたのですが最終的にボディカラーと合わせるという事で「艶有ブラック」での御依頼となりました。確かにテールランプも真っ黒でしたからお揃いって感じですかね(笑。以前のテールレンズは結構濃い目で御依頼頂いてましたので)。


画像だと解り難いのですが全体に小傷が多いので今回は下地処理からのやり直しとなります。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2012/08/06
 
jpg画像 cannondale systemsix ロゴ入れ塗装準備A(img1474.jpg) -1474- cannondale systemsix ロゴ入れ塗装準備A

そして全てのロゴ用のマスキングシートが準備出来ました。

今回も今まで同様、隠蔽力の違いから先にロゴの白を塗ってそこにマスキングシートを貼り、その後ベースとなる黒で塗り潰します。
と言ってもその黒も適当に塗ってしまうと無用に膜厚が付いてしまいロゴの輪郭がガタガタになってしまうので実はこの順番で塗る方が神経は使うんですよね。それについては本塗り時の時に改めて紹介させて頂きます。

2012/08/05
 
jpg画像 cannondale systemsix ロゴ入れ塗装準備(img1473.jpg) -1473- cannondale systemsix ロゴ入れ塗装準備

フレームの補強部分でどうしても重量増にはなってしまいますから、せめて出来るだけ削れる所はという事で、ヘッドチューブについていたアルミ製のエンブレムも塗装に変更する事になりました。これで5.3グラムの軽量化が出来ます。


ロゴデータは以前使った物があったのですが、エンブレムは結構大きいようですね。高さで50ミリくらいあるのでそれに合わせてデータを変更してカットしています。

画像中にデザインカッターが写っていますがこれでカットしている訳ではありません。
ただ機械でもカットが甘い部分があったりはしますのでそういった箇所の調整でどうしても手作業は必要になるのです。

マットは100円ショップで買った物ですが私にはこれくらいで丁度良いようです(笑)。

2012/08/05
 
jpg画像 KONAのアルミフレーム スイングアームもA(img1472.jpg) -1472- KONAのアルミフレーム スイングアームもA

メインフレーム意外の2点も無事本塗り完了です。

こちらは吊るした状態になっていますが、やはり本塗りの時は左手で持って塗ったりもしますので簡単に引っ掛けただけにしてあります。
自転車のフレームは形がイビツなので全体をテロっとさせるのは結構忙しんですよね(ゆっくりやっていると肌が荒れてしまうのです)。


来週中には完成予定です。もう少々お待ち下さいませ!

2012/08/04
 
jpg画像 KONAのアルミフレーム スイングアームも(img1471.jpg) -1471- KONAのアルミフレーム スイングアームも

こちらも表面を軽く研いでマスキングをし直したらよく脱脂洗浄して本塗り準備完了です。

2012/08/04
 
jpg画像 KONAのアルミフレーム 本塗り準備完了ですA(img1470.jpg) -1470- KONAのアルミフレーム 本塗り準備完了ですA

予め作っておいた水色を塗ってクリアーを塗ったら無事本塗り完了です。お待たせしました!

ちなにみ事前に作っておいた色を最初から使う訳ではなく、一番最初は「下色」として似たような色を塗っていたりします。特に低隠蔽な色では必要な作業ですね。

最も懸念されることは「途中で色が無くなってしまう」と言うことで、基となる配合データがあれば全く同じ色を簡単に作れますが今回のように目調色で作っている塗料は配合データと言うのが無いので途中で色が足りなくなってしまのは致命的なのです(まあ新たに作って全部を塗り直せばいいのですが本塗り最中にそんなドタバタはしたくないですからね)。


と言うことで、以前何かで使った水色を多少調整して今回の色に似せ、全体を満遍なく塗っておいたから本番の色を塗っていきます。

2012/08/04
 
jpg画像 KONAのアルミフレーム 本塗り準備完了です!(img1469.jpg) -1469- KONAのアルミフレーム 本塗り準備完了です!

こちらもお待たせしました!KONAのアルミフレーム3点、無事本塗り完了しております。

画像は本塗り前の状態で、先日塗っていたプライマーを軽く研いでマスキングをし直しています。

しかしこのフレーム、ケーブルガイドが随分あるんですね。しかも固定はタイラップなんでしょうか…。

2012/08/04
 
jpg画像 キャノンデール systemsix ブラインドナット取り付けA(img1468.jpg) -1468- キャノンデール systemsix ブラインドナット取り付けA

ナッターでしっかり固定したら食み出たパネルボンドを綺麗に拭き取り、最後に実際にネジを締めこんで空回りしないかを確認したら完成です。空回りするようならもう一度ナッターで締め込みます。

ちなみにアルミのナットを使う場合はナッターを力任せに締めこむとネジ山を突き破って外れてしまいます。ナッターのネジ部分はスチールですから柔らかい方のナッターが駄目になってしまうのは当たり前の事で、取り付ける時にも力加減が必用なのです。ボトムブラケットの締め込みと同じですね。


これでフレームの本塗り準備は万端です。次はマスキングシートの準備ですね。

2012/08/04
 
jpg画像 キャノンデール systemsix ブラインドナット取り付け(img1467.jpg) -1467- キャノンデール systemsix ブラインドナット取り付け

ただそれにしても元々空いていた穴が規格より大きく、本来M5ネジ用のナットだと下穴は7.1ミリくらいな筈なのですが、今回のフレームはどうも8ミリくらい穴が空いています(私が広げた訳ではありませんので念の為…)。

と言う事で、念のためにここにもパネルボンドを塗布しておきます。
シーラー的な役割も担って貰いますので一周タップリ塗っておきます。

2012/08/04
 
jpg画像 キャノンデール systemsix 使用ブラインドナット(img1466.jpg) -1466- キャノンデール systemsix 使用ブラインドナット

右奥にあるのが既存のブラインドナットで、画像手前左側にあるのが今回新たに用意した物です。見て解るように「ギザ」があります。

ブラインドナットは専用の工具(ナッター)を使い、穴に入れたこのナットを押し潰す事によって薄い板を挟み込み固定するようになります。

ただ用途としてはボルトを固定するような使い方なのでかなりガッチリと固定されなくてはなりませんから、表面がツルっとしているよりもギザの付いて食い付きの強いタイプが望ましかったのです。

スチール製なら普通にあるのですがそれだと重くなりますから、今回はどうしてもこれもアルミ製が欲しかったのです。

2012/08/04
 
jpg画像 キャノンデール systemsix 使用リベット加工(img1465.jpg) -1465- キャノンデール systemsix 使用リベット加工

リベットをドリルの先端に取り付けて回し、お皿の部分をペーパーで削ります。旋盤みたいな感じですね。

2012/08/04
 
jpg画像 キャノンデールj systemsix 使用リベット(img1464.jpg) -1464- キャノンデールj systemsix 使用リベット

ケーブルガイドを固定するリベットは一般で売られている物ではお皿の部分が大きいらしくフランジ状になった穴に嵌りません。
かといってリベット自体を小さくは出来ませんので(そういう問題では無いので)お皿の部分を一回り小さく加工する必要があります。

下に置いてあるディレイラーハンガーは単る台ですので気にしないでください。

2012/08/04
 
jpg画像 インプレッササイドオーナメント 第一回マスキングシート合わせA(img1463.jpg) -1463- インプレッササイドオーナメント 第一回マスキングシート合わせA

データを修正してはカットして実際に合わせてを数十回程繰り返してようやくこんな感じになりました。

やってみると調色作業に似たところがあって、微妙な調整でも目で見て変化が解かるのでやっていて結構楽しいです。恐ろしく地味な作業ですけどね(苦笑)。

2012/08/04
 
jpg画像 インプレッササイドオーナメント 第一回マスキングシート合わせ(img1462.jpg) -1462- インプレッササイドオーナメント 第一回マスキングシート合わせ

オーナメントにあるロゴの縦横サイズを測り、それ通りにサイズ変更したロゴデータをカットしたマスキングシートを実際に合わせてみました。

ぜ、全然違うんじゃ…(酷)。

まあ最初はいつもこんな感じです。
ここから一つ一つ修正して最終的にピタリと合うようにしていきます。

2012/08/03
 
jpg画像 cannondale systemsix サフェーサー塗布(img1461.jpg) -1461- cannondale systemsix サフェーサー塗布

継ぎ目部分を補強した箇所に最後の下地としてサフェーサーを塗布します。

ファイバーマットを張り付けた部分は一段太くなったような感じですが、上手いこと自然に仕上がったと思います。まるでフランジ加工がされたようですよね。

この後サフェーサーが完全硬化したらまた研ぎます。

2012/08/03
 
jpg画像 cannondale systemsix ケーブルガイド アフター(img1460.jpg) -1460- cannondale systemsix ケーブルガイド アフター

で、画像がサンドブラスト処理してプライマーを塗った状態です。虫に食べられてしまったような感じですね。

ただ腐食部は(恐らく)全て除去して、塗っているプライマーは腐食に特に強いプライマーですので今後の再発は無いと思います。

本当はこういった部品も新品に変えたい所ですが、単品での入手は難しいとの事ですので今回は再利用しています。

自転車を対象として本格的にやるならばこういった部品も手作りしたいんですけどね。今の所そこまでの余裕がありません…。


実は今構想している事では、私のような小物を対象とした個人事業者が数人集まって一個の工場を別けて使う、といった形を考えています。最近流行りの「ワークスペースのシェア」といった感じですかね。
ただそういった既存のスペースは比較的こ綺麗な方々向けのようでして、臭い職業(当店です)や騒々しい業種向けでは無い気がします(苦笑)。

なので現場作業を行う工場スペースと、撮影や打ち合わせが出来る室内のワークスペース、そして電話とネット回線があるデスクスペースですかね。全く違う業種の方が面白いでしょうから職種による垣根は無くしたいと思っています。

またパソコンしか使わないような業種ならばその分スペースは少なくて済むでしょうから家賃は安めに設定して、ただ工場が併設されているメリットとして、副業でちょっとしたワークスペースが使えるなんて面白いでしょうね。本業の合間に自転車の整備をしたり、フランチャイズでカーシェアーをしたりも良いかも知れません(と言うのを知り合いがやりたがっていたので)。


ただそれを運営するのは個人の力では無理そうですので(自分の事で精一杯でして…)、案だけだしてどこかに委託出来ればとも考えています。
とりあえず今度これについて隠れウェブマスターと会議を行う予定ですので(単に飯を食べるだけですが)これから煮詰めて行きたいと思います。

2012/08/03
 
jpg画像 cannondale systemsix ケーブルガイド ビフォアー(img1459.jpg) -1459- cannondale systemsix ケーブルガイド ビフォアー

ケーブルガイドと言うとフレームの真下に付いているプラスチック製の部品の事を指すと思うのですが、これの正式名称はネットで調べても本で見ても出て来ないのでとりあえずこの呼び方で行きますね。

画像はサンドブラスト前で、この状態だと腐食したアルミも残っているので一応は形を成しています。
ただ腐食部分を残すと確実に再発しますので除去しなければなりません。

が…(続きます)。

2012/08/03
 
jpg画像 インプレッササイドオーナメント マスキング用データ(img1458.jpg) -1458- インプレッササイドオーナメント マスキング用データ

こちらもお待たせしております!シルバー色に塗られたサイドオーナメントの「STI」の案件で、ロゴ部分のマスキングシートを作成する為のデータ作成です。

基となるデータはあったので、サイズを合わせて縮小して作ってみたら全然違いました(苦)。うーん、そんな簡単には行かないですね…。

また元データがあるだけでも相当助かっていますので、後は自力で何とかしたいと思います。

2012/08/03
 
jpg画像 KONAのフレームカラー(img1457.jpg) -1457- KONAのフレームカラー

KONAのフレームは「水色」でご依頼頂いていまして、ただ水色の色見本帳となると自動車用だと種類が少ないですから(水色の車って言うのが少ないですので…)今回は日塗工の色見本帳をお貸し出ししてその中から選んで頂きました。

ただこのニットコウ(日本塗料工業会)の色見本帳はどちらかと言うと建築関係(ペンキ?)向けのようでして、STANDOXではこれの配合データはありません。なのでこれを基にして新たに目調色で色を作ります。


今回は白と青と緑、そして黒を数滴を使用しました。5分程度で行う調色ですのでこの程度であれば調色費は必要ありません。

2012/08/03
 
jpg画像 cannondale systemsix 下地処理A(img1456.jpg) -1456- cannondale systemsix 下地処理A

亀裂と腐食が出ていた箇所はガッチリ補修しました。

ただそれのせいでその部分は一回り太くなっていて、本来ならばこれを徐々に均していく為に広範囲へのパテ付けになりますが、今回は重量を極力増やさない為に最小範囲で収めるようにしています。

ただそれによって「ぶった切り」のようなラインになるのは残念ですので、急降下且つ自然なラインになるようにしています。

ちょっとこの画像だと解かり難いので改めて紹介しますね。

2012/08/03
 
jpg画像 cannondale systemsix 下地処理(img1455.jpg) -1455- cannondale systemsix 下地処理

パネルボンド(エポキシ接着剤)が硬化したら研いでラインを出し、ダウンチューブ部はさらにポリエステルパテで細かいラインを整えます。

トップチューブ部の亀裂はファイバークロスは無しでエポキシ接着剤のみで補修しています。今後の事を考えるとこちらもファイバークロスを貼っておきたいところですが、極力重量を増やさない為にこちらは最小限の補修に留めておきます。

あとフロントディレイラーを取り付けていた部分が結構凹んでいたのでそちらもエポキシ樹脂&ポリパテで修正しておきました。

2012/08/03
 
jpg画像 キャノンレンズフード「ET-87」 イメージ図(img1454.jpg) -1454- キャノンレンズフード「ET-87」 イメージ図

で、ボタン部分の色についての続きです。

今回は黒残しに赤ラインを入れているのでボタンは黒のままでも良いですし、さらにアクセントが欲しいのでしたら赤く塗るのも手だと思います。ボタンもグレーベージュにするって言うのもアリですかね。
ただあんまりやり過ぎると蛇足にもなってしまうので、黒のままの方が良いかも…しれませんかね(笑)。

どうぞご希望をお聞かせ下さい(って変に悩ませてしまっているかも知れませんが…)。

2012/08/02
 
jpg画像 キャノンレンズフード「ET-87」 ノーマル状態(img1453.jpg) -1453- キャノンレンズフード「ET-87」 ノーマル状態

こちらは「花形」?と呼ばれるフードでしょうか。先端が花びらのように分かれています。

先端のフチを黒く残したりも可能ですがちょっと野暮ったい気もしますのでシンプルにグレーベージュをベースに根本の部分は黒を残し、その上に赤いラインを入れていました。

あとこのフードにはレンズ本体との脱着用のボタンが装着されています。
以前同型のフードを塗った時はフード全てをグレーベージュに塗り潰し、代わりにこのボタンのみを赤に塗りました。

参考までにその時の内容は以下ページの「No.688」で紹介しています。

プロフィット日記2011年4月辺り


こちらもイラスト図作成しましたので続けて紹介しますね。

2012/08/02
 
jpg画像 キャノンレンズフード「ET-73B」 イメージ図(img1452.jpg) -1452- キャノンレンズフード「ET-73B」 イメージ図

以前施工した「ET-74」のカラーリングを基にイラスト作成してみました。グラデーションを使うと結構リアルになるんですよね(笑)。

Kいラインをもっと太くしたり、赤いラインを増やしたり消したりなど自由に対応可能です。

どうぞご希望をお聞かせ下さい。

続けてET-87も紹介しますね。

2012/08/02
 
jpg画像 キャノンレンズフード「ET-73B」 ノーマル状態(img1451.jpg) -1451- キャノンレンズフード「ET-73B」 ノーマル状態

カラーリングについてはお任せ頂いているのですが、流石に勝手に決めて塗るのは気が引けてしまいますのでイラストを作る事にしました。
こちらはちょっと素人なので時間が掛かってしまいますが今度使う事もあるのでテンプレートを作っておけばと思い作成しました。

画像は元の状態です。これを基に色付けしようと思ったのですがその方が大変だったので(苦笑)改めて作成しました。

続いて紹介しますね。

2012/08/02
 
jpg画像 cannondale systemsix 重量計測B(img1450.jpg) -1450- cannondale systemsix 重量計測B

作業を始めてから三度目の重量計測ですね。

接合部のエポキシ接着剤を付けた状態で「1076.8」グラムになります。接着剤を付ける前と余り変わりませんね。

これの理由としては最初に塗ったプライマーを削った分が軽くなったからです。少なくともこの接着剤を塗った分は削り落とせているという事ですかね。まあ確かに余分な肉は削ぎ落とすように意識して作業していますので結構削り落としました。結果が目で見て解るのは楽しいですね(当然苦しい面もありますが…苦笑)。

ここからまた接着剤分も削ります。ただそのままでは流石に塗れませんので、その後ポリパテで形を整えサフェーサーで仕上げます。
それも極力重量を増やさない様に局所的に行いますのでご安心下さい。

2012/08/02
 
jpg画像 cannondale systemsix 接合部 補修作業A(img1449.jpg) -1449- cannondale systemsix 接合部 補修作業A

先ほど仮当てしたファイバーは外し、構造用エポキシ接着剤(3Mのパネルボンド)を亀裂の奥深くまで十分に十分に充填させます。脱泡するように何度も何度も指で押し込むようにシゴキます。

ちなみに最初に塗っている浸透型エポキシプライマーも、亀裂部分はスプレーでは無く筆で奥深くに差し込むように塗っています。スプレーじゃ奥までは入りませんからね。

で、ファイバーマットを張る範囲にパネルボンドを塗布し、その上からファイバーマットを沈めるようにして貼り付け表面を均します。
樹脂にエポキシを使う所で言えばドライカーボンと同じような感じですね。
型枠があればこの上から圧力掛けて押し付けて高温で焼きたい所ですがそこまでは流石に準備出来ていませんので…。

2012/08/02
 
jpg画像 cannondale systemsix 接合部 補修作業(img1448.jpg) -1448- cannondale systemsix 接合部 補修作業

そしていよいよ今回のメイン作業です。と言うか今回は全てにおいていつもとはちょっとやっている事が違いますけどね(苦笑)。

画像はファイバー繊維を仮当てしている所で、当初は上の亀裂部分だけでも良いかと思いましたが予想よりも亀裂の範囲が広いので一周させる事にしました。ただし無用な重量増は避けるようにする為、ファイアー繊維は薄目の物を使用します。見た目は網戸の網みたいですが(苦笑)、これでも相当の引っ張り強度がある筈で(数値が解りませんので予想としています)、これにエポキシ樹脂を組み合わせ、理想としては宇宙ロケットかボーイング787の外装パネルを目指します(繊維一枚じゃ無理ですか…)。

2012/08/02
 
jpg画像 cannondale systemsix 接合部(img1447.jpg) -1447- cannondale systemsix 接合部

画像はダウンチューブ部分のアルミとカーボンの接合部です。腐食によって隙間が出来てしまいました。元よりも酷く見えますがそれは腐ったアルミ部分が除去出来たからですので問題ありません。ご安心下さい。

ちなみにフレームとしての安全性としてはメーカーからお墨付きを貰っているようなので問題無いようです。ただしこの問題が起きているケースも沢山あるという事なので今後改善されると良いのですが…。

2012/08/02
 
jpg画像 SONY VAIOのバッテリー塗装 完成ですA(img1446.jpg) -1446- SONY VAIOのバッテリー塗装 完成ですA

今回の御依頼ではグレーシルバーと紫メタリックの2色とも「調色」の作業を御依頼頂いてますので総額としては結構な費用となっています。恐らくは新品のバッテリーが5個くらい買えるのでは…、と思う次第です。

ただ少数派だとしても「これじゃなければダメ」や「人と同じ物だと我慢出来ない」といった方はいらっしゃるようで、私も今の仕事をするまでそういった方々がここまで居るとは思いませんでした。なので私の仕事自体周りには中々理解されていません(爆)。未だに仕事は何かと聞かれても説明が難しいのです(まさかノートパソコンのバッテリーを塗って生活が成り立っているとは信じられないようです…)。

まあちょっと怪しい仕事の方が今時としては面白いと思っているので構わないのですが(笑)。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/08/02
 
jpg画像 SONY VAIOのバッテリー塗装 完成です!(img1445.jpg) -1445- SONY VAIOのバッテリー塗装 完成です!

画像右側が「見本」としてお預かりした塗装済みのバッテリーで、左側が元々黒かったバッテリーです。実際にはやはり微妙に違うのですが、こうやって画像で見比べると違いは解らない程に出来ていると思います。

当初はこれに艶消しクリアーを塗る予定でしたが、だとすると見本との質感が変わってしまうので途中でベースコートの見の仕上がりに変更しました。費用的にも当初見積もりした額よりも減りますので改めてお見積もりし直しますね。

他にも画像あるので紹介します。

2012/08/02
 
jpg画像 SONY VAIOのバッテリー 組み付け作業完了です!(img1444.jpg) -1444- SONY VAIOのバッテリー 組み付け作業完了です!

剥がしたシールはパネルの継ぎ目に貼ってあったので恐らくは「封印」の役割をしていたのだと思います。ただそうなるとこんな風に再利用出来て良いんだか…って感じですが(苦笑)。まあ綺麗に元に戻せて良かったです。これならソニーの方が見てもまさか「塗った物」だとは気付かないと思います。


元々が「補修」の塗装屋がベースな為か、こういった「塗った事が解らない」「直した跡が見当たらない」といった作業は結構好きだったりします。
勿論綺麗に仕上げる塗装も好きですが、同じ物を再現(複製)するような作業にはま違う楽しみがあるようです。ただそれだと終わりが見え無くなってしまう難しさが出てくるんですけどね。
まあだからこそ飽きずに続けられるのかも知れませんが(笑)。

2012/08/02
 
jpg画像 SONY VAIOのバッテリー 組み付け作業(img1443.jpg) -1443- SONY VAIOのバッテリー 組み付け作業

組み付けと言っても部品を分解した訳では無く(本当はしたかったのですが保障外になるので辞めました)、剥がしていた各シールを元の位置に貼り直します。

で、一個のメクラ蓋的なシールは塗装する物だったのをすっかり忘れていたので後から追加で塗っておきました。これだけ黒じゃ変ですからね。

2012/08/02
 
jpg画像 cannondale systemsix 重量計測A(img1442.jpg) -1442- cannondale systemsix 重量計測A

何だか毎回ドキドキしてしまいます(苦)。画像はプライマーを塗り終わった時点の重量で、「1072.4」グラムになります。

プライマーを塗る前は「1049.0」グラムですからその差は「23.4」グラムです。比重が非常に重いプライマーとしては軽めで収まっている方だと思います。

ちなみにこの後はこのプライマーもある程度研磨するのでもう少し軽くなる筈です。その後は腐食部分へのエポキシ樹脂充填ですね。順調なペースで進んでいると思います。どうぞご安心下さい。

2012/08/01
 
jpg画像 cannondale systemsixも プライマー塗布のその後(img1441.jpg) -1441- cannondale systemsixも プライマー塗布のその後

既に強制乾燥も終え、気になった個所があったので写真撮っておきました。

画像はフレーム下側のケーブルガイドが付く箇所で、車体番号もここに打刻されています。が、これじゃ確認出来ませんよね…(少し残っている箇所は一応モザイク入れておきました)。

私のcannondaleもここがこんな感じで、防犯登録しようと思ってお店に行ったら腐食で塗膜が盛り上がっていて判別不可能でした(苦)。
結局そのまま持って帰ってマイナスドライバーで塗膜を抉り、石刷りをして記号を確認した次第です。下回りは地面からの湿気で錆易いんですかね。って言うか製造時の塗装をもう少しちゃんとやってくれていれば良いんですが…。どうも自転車の塗装は数年先の事を考えてくれていない気がします。

ただ以前御依頼頂いたブリジストンの「ANCHOR」の塗膜は凄かったですね。あれは剥がすのが本当に大変でした。
下塗り(プライマー)もしっかりしていてあれなら10年経っても錆は出ないのでは、と思う次第です。

2012/08/01
 
jpg画像 cannondale systemsixも プライマー塗布(img1440.jpg) -1440- cannondale systemsixも プライマー塗布

こちらも無事プライマー塗布完了です。と言っても先ほどのKONAに塗ったプライマーとはちょっと違います。

こちらのフレームは既に腐食が出てしまっていたので、しかも一年前に再補修(再塗装)もされているのにあの始末ですから、今回は錆(腐食)に良く効く「浸透型エポキシプライマー」を使います。重防錆仕様ですね。

ただオーナー様からは「極力重量増は避けて欲しい」と御依頼頂いてますので、いつもよりシンナー希釈率を上げて薄膜で仕上げています。勿論その為に素地調整の方を丁寧に仕上げてはいます。

2012/08/01
 
jpg画像 KONAのアルミフレーム プライマー塗布完了です!(img1439.jpg) -1439- KONAのアルミフレーム プライマー塗布完了です!

と言う事で無事プライマー塗布まで完了です。いよいよ本塗り間近ですね。

この後表面を軽く研磨したらマスキングを全部剥がして再度貼り直します。

本塗りの前に「色」の作成もですね。
元々塗ってあったブルーキャンディーはMTBらしい色だとも思いましたが、今回御依頼頂いた色はさわやかな系?なソリッドカラーの「水色」となります。
ただ自転車だと意外と人気色なんですよね。

ちなみに水色と言うと車だと余り見かけない色ですが、MINIやビートルなど遊び心のある車種にはそういった色も存在します。おしゃれな街並みに似合う感じですかね(ってバリバリのダウンヒルマシンだった気がしますが…笑)。

2012/08/01
 
jpg画像 KONAのアルミフレーム プライマー塗布準備A(img1438.jpg) -1438- KONAのアルミフレーム プライマー塗布準備A

まあ良く出来ているというかしっかりした造りです。「屈強」ってイメージがぴったりですね。

2012/08/01
 
jpg画像 KONAのアルミフレーム プライマー塗布準備(img1437.jpg) -1437- KONAのアルミフレーム プライマー塗布準備

サンドブラスト処理が終わったらリン酸処理を行い、良く水洗いしたら各部分をマスキングします。

今回のようなスイングアームが別体になったフレームは可動部・接合部があるのでそこを塗らない様に気を付けます。折り畳み自転車もそうですね。マスキングは旧塗膜を剥離する前に撮っておいた画像を見ながら行います。

2012/08/01
 
jpg画像 SONY VAIOのバッテリー 紫メタリック部 本塗り完了です!(img1436.jpg) -1436- SONY VAIOのバッテリー 紫メタリック部 本塗り完了です!

そして紫部分も無事本塗り完了です。大分お待たせしておりますが今週中には完成出来そうです。もう少々お待ち下さいませ。


今回のような家電製品的な物への塗装のお問い合わせは結構多いのですが、金額的に折り合いが付かないのでご依頼に繋がる割合はどうしても低くなってしまいます。5万円で買った物を塗るのに5万円掛かったら新しい物を買うのが普通ですからね…。

また電化製品の場合はどうしても「寿命」があるので、折角お金を掛けてカスタマイズしても「型遅れ」となってしまうので手を加える(お金を掛ける)のにも躊躇してしまうと思います。これは仕方ないですかね。


ただそんな中でも「これは」と思うような出会いと言うかお気に入りの物が見つかったりもするようで、以前こちらでも紹介させて頂いたIBMのThinkpadなどは未だに熱狂的ファンが多いようです。

(参考までに→とくぼーのブログ
いったいこれに幾ら掛かっているんだか…(笑)


今回のソニー製品もそういったファンが多いですよね。私が仕事で使っているコンパクトカメラもソニー社の物ですが、もう10台以上壊しては同じ物を買って使っています。どうも使い方が悪いようで三ヶ月くらいしか持たないのです(苦)。


次は剥がしたステッカーを貼って完成ですね。もう少々お待ち下さいませ!

2012/08/01
 
jpg画像 SONY VAIOのバッテリー 紫メタリック部 本塗り前(img1435.jpg) -1435- SONY VAIOのバッテリー 紫メタリック部 本塗り前

先日塗ったシルバー部分が乾燥(硬化)したのでもう半分の紫メタリック部分を塗装します。

いつもなら二色同時に塗るのですが、固定箇所が見当たらない為このような方法になっています。まあこういった行き当たりばったり的な事は小物塗装だと良くある事ですので慣れましたが(笑)。

2012/08/01
 
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