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-249- ベンツワゴン塗装終了しております
いきなり話が飛んですいません。日記掲載が遅れましたが塗装完了しております。 本日中に各部品組み付けとガラスが取り付く予定なのでお約束通り明日にはお渡し可能と思われます(まだ完了しておりませんので言い切れません、すいません)
2005/09/30
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-248- プロフィット今週の出来事
こちらはプロフィット事務所の二階風景です。実はお化けが出そうなくらいの汚い状態、所謂「廃墟」でした。 実は先月から色々な方のご協力を頂き、ようやく今週ほぼ完成となりました。
作業内容は
@天井塗装(水性エマルジョン塗料ローラー塗り) A壁塗装(同上) B床フローリング加工 C床塗装(染料による着色&一液ウレタンハケ塗り)
になります。
天井と壁を塗って貰った方は今は滋賀に居ます…(うちの社員の友達です) 床の「フローリング加工」とは名ばかりで、ホームセンターでパイン材(安価な板)を大量に購入(確か160枚で4万円弱) 床の塗装は自分ら(二人)で行いました。
この工場にプロフィットが出来てから、単なる物置となっていましたが、広さ的には一階と同じ大きさ(20畳)があるので「いつか復活を」と思って今日に至ります。
今は、元同僚で現役コピーライターの方に事務所引越しを手伝ってもらっています。ようやくLAN回線が届きました。木下君、お疲れ様です。本当に助かります。
壁と床の塗料も緊急で手配したにも関わらず用意して頂いたサカイさん有難う御座いました。お陰さまでもう直ぐ引越し出来ます。
本当は本日徹夜で(一人で)引越しする予定だったのですが、どうにも体と頭が思うように動かないので断念する次第です。 基本的に「塗装」限らず、DIY的な事は大好きです。なので「自家塗装」を応援したりもしています(元々これが発端だったりしますので…)
広くなった一階スペースは、自家塗装に関する工具や材料を沢山置きたいと考えていますが、御来店頂けた方が楽しめる空間作りを目指したいと思います。これからも宜しくお願い致します。
2005/09/25
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-247- 実写番
こんな感じで終了です。マスキングテープの淵の色の掛かり具合が解るでしょうか。マスキングテープを捲っているので淵に色が掛かっていない箇所が「ベースコートボカシ」を行った箇所です。
肝心の仕上がりはオーナー様に確認して頂くと言うことになりますが、自分的にも塗ったのが解らない仕上がりに出来ております。実はこの作業は得意です。昔は相当経験しました(やらされました…) この様な技法は(と言っても解り難かったと思うのですが…)、自分だけでは出来なかったと思います。塗装の教科書的な物もあったりしますが、その様な物には書いていなかったりします。誰か教えてくれる方が居て成り立つ事だったりします。感謝です。
ちょっと調子が悪いので説明伝わり難いと思いますが、是非是非自家塗装にも活用して下さい。「エッジガード付けていればこんな事にはならない」と思われる方もいると思いますが、「エッジガードは格好悪いから付けない主義だ!」と言う方も多くいらっしゃいますと思いますので…
2005/09/24
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-246- そしてクリアーコート
頭が熱くてフラフラするので既に38℃を超えた模様です…そろそろ完結なのでもう少しです。
ベースコートのボカシが完了したら、マスキングテープを引っ張ってズラします。ベースコートのボカシ際をクリアーで被せる必要があるからです。 さらにこの作業は、クリアー毎にずらしていくので3段階で行います。最初はベースコートを塗った状態のままクリアーを塗り、少しずらしてさらにクリアーを塗り、さらにずらして今度はクリアーに「ボカシシンナー」を添加して「薄いクリアー」を塗ります。こうする事によって塗膜を少しづつ薄くしてボカシ際を馴染ませます(解らなくします)
そしてこの後マスキングテープを剥がし乾燥します。
2005/09/24
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-245- バックテープによるボカシ(ベースコート)
ドア淵の「クリアー溜まり」を利用したボカシ塗装を行います。プライマーもこれと同様に行いました。
マスキングテープを折り返して、そのアールを使って「ボカシ」を行います。マスキングテープをバッチリ貼っている訳では無いので、所謂「バツ切り」のような塗装の段差が出ません(塗り方にもよります)
やり方としては、テープの粘着面を「外側」にして、その端を止める具合でアールの調整をします(説明が難しいです…)
マスキングのアールによって出来た隙間は極微小ですが、エアースプレーの性質上「空気の通り道が無ければ塗料も奥まで入らない」が理論上成り立ちます(説明が難しいです…)
2005/09/24
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-244- プライマー塗布状態
実際にドアエッジにプライマーが塗られた状態です。思ったよりもエッジより飛び出ていますが、この後#2000で研磨してはみ出ている部分を取り除きます。プライマーの塗布されたエッジはかなり滑らかな状態になっているので#2000程度の研磨で簡単に滑らかに出来ます。この「滑らかに」行う方法が、先に説明した「ちょっとしたマスキングの工夫」になります。塗装屋さんであれば結構普通の事なのですが、まだ塗装屋さんに成り立てで、それでいて教えてくれる方が側に居ない、なんて方が掲示板に遊びに来てくれているので何とかこの方法が伝わればと思います。 また、自家塗装でも十分通用すると思います。「肌」もあまり関係無いので缶スプレーでも上手くいけば上手く行くのでは無いでしょうか。
プライマーの周り、大きくはみ出て傷がついたような状態になっていますが、この箇所は#3000での足付け処理になっているので磨きの際に簡単に取れる程細かいペーパーになっています。足付けしなければ塗膜は密着しないので、エッジだけの塗装でも必要な作業です。
2005/09/24
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-243- プライマー塗布
損傷を受けた箇所を#600程度のペーパーで研磨し平滑にします。 そして鉄板が露出した箇所にプライマーを塗布します。間隔にして0.5ミリくらいです。 昔勤めていた時に、納車前の新車の補修などでこの方法を良くやりましたが、その時はプライマーを塗布せずにそのまま上塗りを施していましたが、トップコート(上塗り塗料)の性質上、金属には密着しないのでプライマーの塗布が必要です。現在ではプライマーも塗布した工法で行っています(損傷具合によります)
プライマーの塗り方も本塗りと同じやりかたで、マスキングテープを使ったちょっと工夫された方法をとります。昔勤めていた時に上司に教えて頂いた方法です。その節は有難う御座いました(適当な言い回しですいません…) 詳しくは本塗りの項で…。
2005/09/24
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-242- 損傷部位
ギザギザになっている箇所が損傷を受けた箇所です。鉄板も露出していたので錆も発生していました。
2005/09/24
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-241- ドア断面図
幼稚な絵ですが、何卒ご容赦下さい…。
ドアに限らず、被塗物の端っこは「クリアー溜まり」が多く発生します。これはクリアーの表面張力による現象で、新車時でもこの様になっています(ホンダ社はこれが極めて少ないと思われますが、実際このRX−8でも結構あります)。この部分を利用して「クリアーのボカシ」を行います。ドアエッジのアール部分の淵から約1ミリの範囲です。
2005/09/24
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-240- RX−8 ドアエッジ修理
実は今週、珍しく風邪で少々体調が悪かったので本日は早めに現場終了です。頭痛がひどく、関節が痛いです…。 なので日記がかなり遅れてしまいがちでしたので、今週行ったRX−8の紹介させて頂きます。(明日は寝込む予定なので本日中になんとか掲載致します)
ご依頼の作業内容は、誰もが経験ある「ドアエッジの損傷」です。ドアを開けた際、ブロック塀などにぶつかると下地までを抉って鉄板まで露出させてしまい思ったよりも大きなダメージを受けます。
このドアエッジの損傷、損傷次第ではエッジの塗装だけで綺麗に治せます。良く見ても解らなくするまでのレベルに可能です(損傷次第です)
画像ではかなりわかりにくいですが、赤印の部分3cm程鉄板まで露出した状態です。しかし表側まで到達していないので綺麗に治せる範囲です。
結構複雑な説明になりそうなので、箇条書きっぽい説明に致します(それでも説明し難いのですが…)
2005/09/24
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-239- CBR途中作業(穴埋め・穴開け)
途中の作業に戻るのですが、ずれてはみ出ていたネジ穴の部分の修正も勿論行っております。
作業内容としては、最初の製品時に空いていたネジ穴が実際のネジ取り付け部とずれていた様で、穴を開けなおして取り付けたところ、元穴がネジの頭からはみ出てしまっていた箇所をFRPで埋めて、再度ネジ穴を開けなおします。
FRP製品は思っているよりも以外と簡単な作業で、DIYでも十分出来るレベルと思いますので簡単ですが工程を説明します(穴埋めの場合です)
まず穴の開いた箇所を表裏ともにテーパー状に研磨します(#120〜240#)。薄くなっても問題ありません。 穴の部分、表側にテープで目止めをし、裏からポリエステル樹脂をハケで適度に塗ります。その上に適当に切ったガラスクロス(5cm四方)を丁寧に貼り付け、さらにポリエステル樹脂を浸透させます。貼り付けエア抜き用の専用ローラーなども売っていますが、手でもOKです(健康の為ビニール手袋はした方が良いですね)。ちなみに以前FRP屋さんと話をしたときは「確実にやるならばやはり最終的には手でやった方が仕上がりが良い」との事です。または小さなハケでも良いと思います。
裏が乾いたら(完全に乾燥させなくても大丈夫です)表側のテープを剥がして、穴の大きさに切ったガラス繊維を穴に埋め込みます。この場合はガラスクロスが小さいので(今回は10ミリ四方)、先にポリエステル樹脂に漬けてから行うとやり易いです。 そしてさらにその上から、テーパー状にした範囲よりも大きめにガラスクロスを貼り付けます(今回は3cmくらい)。そしてまたポリエステル樹脂を浸透させ、エアーを抜いてあげれば完成です。紫外線で硬化が促進されるので(私的感覚ですが)日向に出しておくと早く固まります。 そしてFRPが乾いたら研磨してある程度のラインを成型し、この後は通常通りポリエステルパテで正確なラインを形成します。
今回の作業としては、上記の作業を完了させてから実車合わせでネジ穴を決め、ドリルで穴を開け直します。左右同じ事を行いました。
2005/09/24
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-238- CBR1100 塗装完了
そしてこれが塗りあがった状態です。仕上がりも遅れて申し訳御座いませんでした。 仕上がりは綺麗に出来たと思います。是非楽しみにお待ち下さい。
2005/09/24
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-237- CBR1100、塗り直し・・・
オーナー様大変申し訳御座いませんでした。失敗してしまいました。 しかし本日既に塗装完了しております。綺麗に仕上がったと思います。
失敗の内容としては、塗装自体は問題無かったのですが、塗りあがって艶が出た状態になってラインの大きな歪みに気が付きました(画像でサフェーサーが塗られているグレーの部分です) FRPの製品成型上、恐らくここで繋げていると思われ、大きく低くうねった様な縦スジがありました。塗る前に気付きませんでした…。すいません…。
なのでこの部分をパテで成型し直し、サフェーサーを塗り直し、足付けをし直し、、、、再度本塗りとなりました。現在乾燥中です。
オーナー様、ご迷惑をお掛けして申し訳御座いませんでした。今後気をつけます。
来週始めには磨き&組み付けも完了する予定なので仕上がり楽しみにお待ち下さい。
2005/09/24
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-236- アウトボックス 歪み取り
少し前の状態に戻って、所謂「サフェ研ぎ」の工程になります。
パテの入っていた箇所や、フェザーエッジの段差、肌の凸凹など、この段階でチェックします。
私の場合サフェーサーの研ぎには結構時間を取ります。研ぎは#320から行います。(一般的にはこの荒さからは始めません。旧塗膜にパテを被せない工程上、サフェーサーを比較的厚めに塗ります。これも「当店基本作業詳細」を参照下さい) #320である程度のラインを出したのち、このペーパー目を#600で消し、さらに#800、最終的に#1200のペーパー目に仕上げます。
ラインの確認の仕方はデントリペアの修理方法と同じく、ラインの向こう側に蛍光灯を立てて、横水平3度くらいの角度からスカシ見てチェックします。通常#320では艶が無くラインが写りこまないので、#600で研磨し比較的艶を出してからスカシます。これで歪が残っていればまた#320で研ぎます。この繰り返しを10〜30回くらい繰り返します。これでラインが出なければ再度サフェーサーを塗ります。これが所謂「サフェの二度打ち」です。この段階では既に手で触れる感触でのライン確認は無理です(人間の限界超えています)
2液ウレタンサフェーサーの膜厚は思った以上に盛れます。現在お気に入りのサフェーサーはスタンドックス社の「システムフィラー」で、一度のスプレーで付く膜厚は「80μ」、これを3コートするのでおおよそ240ミクロンの膜厚が付きます。これは塗装の世界では相当の膜厚になります。 一般的に新車塗膜が「120μ」なので、これの倍の塗膜厚になる事ですが、これを研磨するとおおよそ半分になる訳です。当店の工程上、「塗膜厚分をパテでは無く、サフェーサーで補う」為にはこの膜厚の確保が必要となる訳です。 そしてこのシステムフィラーの塗膜厚限界が「250μ」なので、「サフェの二度打ちをするくらいならば一度に一杯塗れば良い」的な事が出来ません。一度研磨してラインが出し切れなければ、「塗布→乾燥→研磨」を2工程に別ける「二度打ち」が必要となる訳です。楽をしようとすると(儲けようとすると)後で艶引けなどの問題を起こしたりします。
2液ウレタンサフェーサーと言っても各種によってそれぞれ特性が大きく変わります。前記の「膜厚の確保」や「シール性」(これはベンツやBMWの様な新車水性塗膜の補修で重要となります)、固さや硬化時間(「乾燥」では無く「分子間の結合」、所謂「シマリ」です)など、色々と使用用途によって使い分ける必要があります。 さらに言うと「防錆力」も重要になりますが、私的見解では「プライマーサフェーサー」に防錆面は信用していません。かなり以前ですが、国産のウレタンサフェーサーを使った時、鋼板面に直接塗布した箇所が「剥がれる」なんて事態が発生しました(なので今は使っていません)。勿論マニュアル上では「鋼板面にも優れた密着性」など謳っているのですがが、こんな事もあり今は直接金属にプライマーサフェーサーを塗布する事は無くなりました。サフェーサーの前に純粋な「プライマー」の塗布が必須です。金属への「優れた密着性」「優れた防錆能力」はプライマーサフェーサーでは限界があるとの見解です(エポキシ系はこの点両者とも優れているので別各ですね。だから好きです)
2005/09/20
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-235- レガシィ アウトボックス作業経過
掲載が遅れましたが、レガシィアウトボックス作業順調に進んでおります。実は塗装完了しております。
入庫するまでの経緯ですが、実はうちに入庫するすぐ前に他店にてリヤドアの凹みを修理したそうです。しかしオーナー様はその仕上がりが気に入らずにうちにその手直しをご依頼されました。 入庫した時の状態としては、リヤドア内でベースコートが塗られた部分がバッチリ解る様なボカシムラ(メタルムラ)やメタル感の違い、色違いまではっきりと解る状態で、さらにプレスラインの歪み(曲がり)も起きていました。
これの修正としては結構厄介で、もうリヤドア一枚では済む話では無いので、隣接パネルの「フロントドア」と「リヤフェンダー」の塗装も必要となりました。勿論出費もかさみ、痛い話です…。
再修理には結構な費用も必要となり、再修理は余り薦めなかったのですが、オーナー様的にはこれからも長く大切に乗っていきたいとの事で、しっかりとした修理をご希望となりました。なので付属部品は勿論全て脱着、クォーターガラスもガラスモールの隙間が開かなかったので浮かすことが出来ず(「当店基本作業詳細」参照)、結果ガラスの脱着も行いました。
塗装の仕上がりとしては良い出来になっていると思います(毎度ですが、作業者の立場上「バッチリです!」とは言えませんので)
本日磨き工程も終了しております。仕上がり楽しみにして下さい。
2005/09/20
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-234- 大変、大変お待たせ致しました
お言葉に甘えてしまって、かなりの歳月を掛けてしまいましたが、一応完成です(まだ自分の中では不完全です)
以前も掲載したランチアヘッドーカバーで、「文字部のアルミ素地をゴールドで」のご依頼、まだ一つ一つの仕上がりが理想には届いていませんが、なんとか「ゴールド感」は出せたと思います。
文字部は塗装後に「研磨」にてアルミ素地を露出して光輝かせますが、今回はその上に「イエロー」のキャンディークリアーを塗布してゴールド感を出しました。と言うより、キャンディーで無ければこの仕上がりにはなりません。 アルミ素地をゴールドの「アルマイト仕上げ」にする事も考えましたが、その部分を研磨してしまえば下からアルミ素地のシルバーが出てしまうのでそれは難しく、キャンディーで塗装するには従来の「筆塗り」ではムラが発生してしまいます。なのでスプレーで行う事が条件となりましたが、多くの問題は「文字部のみのマスキング」でした。これに二度失敗し多くの時間を費やしてしまいましたが、3度目に考案した工程はこの中でも上手く出来たと思います。しかしこれによって犠牲になった部分もあるので、これらが今後の課題となります。ご希望の方は是非お問い合わせ下さい(申し訳御座いませんが工程はまだ公に出せません…)
現在乾燥硬化中ですが、近日中には発送出来ると思います。仕上がり楽しみにお待ち下さい。
2005/09/16
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-233- おまけ画像
そういえばまだ完了した車両の画像撮ってませんでした。なのでブース内の画像掲載致します。
バンパー自体のデザインに派手さはありませんが、触れてみると「良く考えて作ってあるな…」なんて思えます。これは調色でも良く感じる事で、色を作っていて(合わせていて)初めて「よくまぁここまで考えて」なんて感心してしまいます(勝手な思い込みもあるとは思いますが…)
明日組み付け状態で撮影するつもりですので掲載楽しみにお待ち下さい(と言ってももう御来店まで間近なのですが…すいません)
2005/09/16
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-232- CLK55 コーナーセンサー取り付け完了
こちらは車両共に全ての作業が完了致しましたが、途中経過の報告になります。 合計6個のコーナーセンサーの感度チェックも完了しております。無事装着出来ました。 新たに装着されたロリンザバンパー楽しみにして下さい(格好良いです)
2005/09/16
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-231- BMW R1200GS カウル塗装
こちらは数年前よりの常連さんからのご依頼で、今回新たに(前もGSでしたが)バイクを買い換えたとの事で3回目のご依頼になります。 カウルのみのお預かりなので少々イメージし難いかも知れませんが、かなり程度の良い部品を持ち込んで頂き、今回のご依頼は「ダカール仕様」との事です。ブルーとホワイトの2トーンです。
現在は各色をイメージして頂いている状態なので作業は進行しておりませんが、色が決まったら早速作業に入ると思います。オーナー様にとっては最も楽しい状況では無いでしょうか。是非ゆっくりご検討下さい。
2005/09/16
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-230- CBR1100 入庫
先日は御来店&ご依頼有難う御座いました。遅れましたが所期状態での掲載になります。
最近では見かけなくなったトリコロールのCBRですが、こちらは元々シルバーだったCBRですが、オーナー様の好みにより以前にこのカラーにオールペンされたとの事です。 塗装屋的な見解で言うと、良い仕事をされていると思います。特に各色のライン際は綺麗にマスキング処理で行われています。通常、この色分け部分に普通のマスキングテープ(紙質の物)を使うとどうしても「歯切れの悪い際」になりがちで、これを改善する為にはポリプロピレン製の「ラインテープ」を使うのが基本です。それだけでは無く、一つ一つの仕事を丁寧にきちんと行っているのが良く伝わります。クリアーの肌艶的には国産系な物と思われますが、限られた材料でも良い仕事をしようとしているのが良く解ります。 残念な事に、この塗装を行ったお店はもう無いとの事ですが、そんな理由も良く解ったりはします。残念です。
作業進行は現在サフェーサーの塗布が終了しております。今週中には研ぎを行い、調色までいけると思います。本塗りは来週ですね。仕上がり楽しみにお待ち下さい。
2005/09/16
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-229- コーナーセンサー土台取り付け&位置合わせ
まず最初に、穴を開けます。センサーの直径がおよそ26ミリなので、ホールソー(大きな穴を開ける為のドリルの刃です)で25ミリの穴を開けます。その穴を調整しながら26ミリまでペーパー(紙やすり)で慎重に広げます。
穴にセンサーがピッタリ合うようになったら、古いモールに付いていたセンサーの土台を外して、それにセンサーを取り付けた状態で位置を合わせます。センサーの土台は溶着で付いているので外すのはそんなに難しくありません。 位置が決まったら溶着で取り付けますが、これだけでは強度不足と思われるので2液ウレタン接着剤で補強します。接着剤を付ける箇所は最初に#120くらいで足付けしておき、脱脂&プライマー塗布をしておきます。
また、これと同時にモール内側の淵を少し削っておきます。今回のロリンザに限らず、そのままではモールの入りが非常に悪いので(入りません…)、塗る前に合わせを行い調整しておきます。
ちなみにFRPの特性としては、「3%縮む」との事です。1メートルであれば3ミリ縮むので、今回のようなバンパー製品を作る場合、幅で6ミリくらい大きめにしてマスターを作るのが基本だそうです。なのでこのような「ズレ」は良く起こるとの事らしいです。
既にこちらも塗装が完了しておりますが、組み付け画像がまだないので順次掲載させて頂きます。
2005/09/15
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-228- AMG フロントバンパーモール穴開け作業追加
フロントバンパーの左右モールとナンバーブラケット(ナンバープレートの土台です)は交換だったのですが、部品屋さんから返ってきた答えでは「高畑さん、なんですかこの車?恐ろしく珍しい車両ですよ。国内どころか本国ドイツでも全然部品ありません。日本中手を尽くしたのですが無いんですよ・・・」・・・との事です。
部品発注&見積もりは所謂「車検証」の車体番号や型式から検索しますが、どうにも希少な車両らしく部品が拾えない(検索出来ない)らしいです・・・。各部品の裏には部品番号も書いてあったりするのでそれで検索して貰っても「どこにも在庫ありません…」との事です。
本国にも在庫無いのにバックオーダー(本国オーダー)しても何ヶ月待てば良いのかわからないので、であればこちらで加工する事にしました。加工と言ってもバンパーモールにコーナーセンサーが付くようにするだけなので特に問題はありません(以前ブラバスの時に経験済みなので)
作業内容としては、穴の開いていないモール(新品)に、既存と同じ位置に穴を開け、センサーが付く土台を移植します。既存品元位置からの合わせも行いましたが、実はモール裏には穴を開ける場所に印があったりもするのでそんなに難しくはありません(面倒ではありますが・・・) ローバー社のR75などはバンパー自体にコーナーセンサーが埋め込まれるタイプで、これらの場合もバンパーの「穴開き設定」が無いため、バンパー交換などではいつも穴を開けているので特に違和感はありません。サクサク作業を進めます(進みました)
2005/09/15
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-227- CLK55AMG 本塗り開始
掲載が遅れましたが、こちらは既に塗装完了しております。本日組み付けで完成予定となっております。 予定ではもう少し早く進む筈だったのですが、ちょっと手間が掛かる事が発生しました・・・
2005/09/15
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-226- 一応遊んでいる訳では御座いませんので・・・
今年の5月からの構想でしたが中々実現出来なかった「事務所移転」の動きが周りの方のご協力により(現在は壁と天上を塗って貰いました)ようやく最近動き始めました。「事務所移転」と言っても、二階に移るだけなのですが…。
そして「空いた一階」の使い道ですが、今の所は「これだ」と言うのが無いのが現状です。なのでとりあえず何か飾る物として「マネキン」(ポリプロピレン製)を塗装してオブジェを作成中です。こちらはイエローのキャンディーで、塗装は現在修行中のコミキの仕事です。
全部で10体仕入れたので、全部飾ると何か変な店と勘違いされそうですが…。
とりあえずは素地調整無しでの塗装で、暴露テスト的な実験も兼ねています。 いずれ店頭に飾られたら見てやって下さい・・・
2005/09/08
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-225- ランチアデルタヘッドカバー 3度目の挑戦
こちらも大変お待たせして申し訳御座いません。先日ようやく3度目の結晶塗装となります。
課題となっている「文字部をゴールドに」は三度目の工程を既に考案しております。今度こそ上手く出来るように致しますので何卒もう少々お待ち下さい。
2005/09/08
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-224- 自動車部品では無いですが・・・
こちらは屋外照明のアルミ製カバー(恐らく中央にガラス板が付きます)で、常連さんのご自宅に付いていた物です。 「屋外用」にも関わらず、塗装の下からアルミの腐食が発生して塗膜が剥がれてしまったとの事でご依頼承りました。
表よりも裏側からの腐食が酷かったので本日サンドブラスト処理→ウォッシュプライマー塗布→表にはさらにプライマーサフェーサーを塗布しました。 あまりに腐食が酷かったので、もしかしたらマグネシウムなのかも知れません(全くの嘘です。すいません…)
ちなみに塗装されていた塗膜(艶消し黒)の下にはプライマーが塗布されていませんでした。錆びて当然の結果です。「金属には直接上塗りは出来ない」が基本なのですが…。
お待たせして申し訳御座いませんが完成までもう少々お待ち下さい。
2005/09/08
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-223- ロリンザ フロントバンパーサフェーサー塗装完了
ロリンザのフロントバンパー作業も大変お待たせしておりましたが、現在サフェーサーの塗布が完了しております。 40万円程するバンパーでも、普通に巣穴はあります・・・。しかし全体的にはやはり程度の良い品なので今の所作業的には楽な所もあります。 この値の大きい範囲を占めている所はやはりデザインでしょうか・・・。 早く艤装(取り付けの事です)した所が見たいですね(特にオーナー様は…ですね) 完成までもう少々お待ち下さい。
2005/09/08
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-222- アウディTT 塗装&磨きも完了しております
大変お待たせ致しました。こちらも先週既に塗り終わり、本日磨きが完了致しました。 ・・・しかし部品がまだ届きません・・・(サイドステップカバーです) 金曜日に発注したので、ディーラーさんが週末休みで、恐らく本日発送してくれていると思います。明日には届いて全て完了すると思いますので、完成次第連絡させて頂きます。
今回塗装した「サイドシェル」、ドアを閉めた状態では奥まで塗れそうもありませんでした。なので苦肉の策として、ドアを開けた状態でマスキングし塗装しました。「苦肉の策」と言っても、普通に普通の作業なのですが、私的にはマスキングが美しく無いので好きではありません・・・。 良く見かける光景では、クォーターパネルのアーチ部分(リヤタイヤ前部)の損傷では、ドアを開けた内側まで塗装が必要になり、クォーターパネルの外と中、リヤドアも一緒に塗装したりする方法が取られますが、私的には「不要なゴミが付く可能性が高くなる」理由と、「非常に美しくない」との理由で、外と中を別々に塗る方が好きです。と言うより、ここ数年、内側と外側一緒に塗った事はありません。その方が綺麗に塗れます(あくまで私的な意見&感覚です。しかし身近で尊敬する二人の塗装屋さんはいずれも同意見ですので間違いであるとも思ってはいませんが…)
ディーラー在勤時代では、今回の修理の場合、有無を言わさず「ドアASSY(アッセンブリー)脱着」を選択しますが(実経験です)、それをやると車が痛いです。下手をすると、レベルの低い査定マンに見られると「このドア、交換してますね。事故車扱いです」なんて事も無いとは言えません。なのでドアは外しません(保険作業なので外せば勿論請求は出来ますが…念の為…)
作業に関しては上記の事を踏まえた上で作業しておりますので、仕上がりは喜んで頂けるレベルになっていると思います(いつもの事ですが私の立場から「綺麗に出来てます!」とは言えませんので・・・)
こちらのTTも含め、今年に入ってからはリピーターの方が多くなってきています。店を始めてから6年目になりますが、自分の修理した箇所が見れるのはありがたく、それよりも何度もうちを選んで頂けるのが何より嬉しいです。有難う御座います。 あと何年塗り続けられるか解りませんが(塗装屋の寿命は短いです)、これからも末永く宜しくお願い致します(しかし事故は無い方が良いです。本音です。)
2005/09/06
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-221- BMW R1150GSフェーエルタンク 塗装完了
お待たせ致しました。既に先週末には塗装完了しておりました。綺麗に塗れていると思います。 本日も未だ乾燥工程で、二度目の焼きを行いました。ちょっと忙しくて磨きまでは出来ませんでしたが、明日には完成する予定です。お待たせ致しました。
使用しているクリアーはスタンドックス「ラピットクリアー」で、これは既に廃盤になっているタイプのクリアーですが(現在これに変わる物は「クルスタルクリアー」になります)、スタンドックスの中でも高レベルのクリアーで、まだ当店には在庫があるので使用し続けています。 耐擦り傷性能・耐薬品性能・レベリング性能も格段に良いクリアーなのですが、「しまり」(「硬化」の事です。「乾燥」とは違います)が悪いので、硬化させるのにエネルギー(この場合熱量ですね)が必要となります。なので「二度焼き」が必要となります。
しかし高価なクリアーなので(在庫に限りもあるので)全ての塗装にこのクリアーを使用している訳ではありません。主に一般の方からの仕事はこのクリアーか、またはエクスプレスになります。またラピットクリアーは、クリアーと言っても黄色味が強い為、シルバーやホワイトなどの淡色系での使用ではクリアーのみでの色変わりが発生する為、連続パネル(ドアなど)に使用出来ない場合もあります。エクスプレスはこの両者が比較的バランスの取れたクリアーです(私的見解ですが) 逆にコスト面や作業性を考えて使用するクリアーは「エクストラ」なるクリアーで、こちらは主に業者様からの仕事や(下請け仕事ですね)、裏吹き(交換ボンネットの裏など)に使用します。エクストラの長所としては「しまり」が良い事です。各クリアーそれぞれに特性があり、上手く使い分けたりしています。 また、スタンドックスの他にもデュポンでは、HC(ハイパーキュア)システムなる、反応硬化の早いクリアーもあり、さらには常温(20℃)乾燥が可能なクリアーもあります。これの用途としては、強制乾燥(60℃〜80℃)の出来ない、出来悪なFRP部品などに使用します。出来悪なFRP製品の場合、ファイバー層に気泡が入っていて、50℃で巨大なブリスターが発生したりします。これは痛いです…
2005/09/06
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-220- アウディTT サイドステップカバー部品交換
サイドシェルを塗るのにサイドステップカバーは邪魔なので取り外しましたが、かなりの量の両面テープでの固定だったので、こちらは交換とさせて頂きます。既に部品は発注済みですので、来週火曜日には届く事と思います。
先日のボルボS80の作業工程紹介でもあった通り、この両面テープを剥がす手間を考えると部品交換をした方が安上がりだったりします。特に今回は保険修理なので問題無く交換を選択します。ご希望であれば取り外した部品はお返し致しますのでお気軽に申しつけ下さい。
2005/09/03
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-219- AUDI TT も順調に作業進んでおります。
こちらもお待たせしております。作業は順調に進んでおります。 こちらは都筑店の時よりご贔屓頂いているアウディTTになります。今回はサイドシェルの損傷を保険修理で行う事になりました。先日はご足労頂き有難うございました。
オーナー様であれば解ると思いますが、パテの範囲が随分大きくなっております。以前の修復暦がやはりありました・・・。なのでそちらの不都合も一緒に直しておきました(ブリスター出てましたので)
予定通り、本日本塗りが完了しております。明日一日乾燥をとって、月曜より磨き工程、組み付けになります。 仕上がりまで不都合お掛けいたしますが、もう少々お待ち下さい!
2005/09/03
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-218- POLOも終わっています!
こちらもお待たせ致しました。既に完成しております。
お約束通り、明日お渡し可能です(既に来店予約承っておりますが)
明日の御来店お待ちしております。クリアーのスポット塗装が難しいソリッドカラーですが、綺麗に出来ていると思います。仕上がり是非楽しみにお待ち下さい!
2005/09/03
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-217- 「擬似的鋼板」作成
さらにその上からエポキシ樹脂を浸透させます。エアーが残ると後にブリスターの原因となるので良くしごき出します。この辺は通常のFRP(ポリエステル系)と同じやり方です。
火を使わないでの強度保持であれば、ファイバークロスの代わりに鋼板を貼り付けた方が良いとは思いますが、鋼板ではその厚み分タンク側の鋼板を低くしなければならなく、「体積の確保」の問題と、この部分の形状にあった鋼板を作成しなければならない手間(コスト)が掛かります。なので今回の作業に至りました。溶接部に穴が開いていてもエポキシ系の樹脂でカバーしてあげていれば今後ガソリンが漏れるなんて問題も起きません(先程説明したGPZのタンクではテスト済みです)
あ、もう3:30ですね・・・。明日も通常営業なので寝なければ、ですが・・・
2005/09/03
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-216- BMW R1150GSフェーエルタンクのその後
その後、浸透型のクロスを貼り付け、
2005/09/03
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-215- BMW R1150GSフェーエルタンク引き出し鈑金部処置
今回の作業で最も気を使った事は「鋼板の厚み」と「スタッドの数」です。スタッドを打てば打つほど凹みは美しく出てきますが、その分裏側の「焼け」は多くなります。なので極力少ない数での引き出しが理想となります(オーナー様の意向でもあります) しかしそうすると、引き出した部分が突起となり、細かい凸凹が発生します。これの頭を削ってやれば平滑にもなるのですが(そんな簡単な話では無いのですが…)、そうすると鋼板はどんどん薄くなってしまいます。突起の箇所は厳密に言うと既に鋼板が薄くなっていて、さらにそこを研磨した際には一番最初に削れてしまいます。なので今回の作業では、この突起を極力削らないでの作業を行います。 しかし勿論削ってはいます。既に最初の損傷でも鉄板は薄くなっている筈です。なのでこの「厚み」分を確保する為に追加作業を行いました。エポキシ系樹脂とファイバークロス貼り付けでの「擬似的な鋼板」(勝手に命名…)です。以前行ったGPZターボのフェーエルタンク修理で行った工法と同じです。そのタンクは錆による穴が数百個あったにも関わらず、現在も健在です(報告が無いので多分大丈夫な筈です)
作業としては、鈑金が終了し、素地調整としてスポット的なサンドブラストを行い、酸化した鋼板表面を取り除きます。脱脂洗浄後、その部分にエポキシ樹脂(プライマー的な役割も持っています)を塗ります。
その後
2005/09/03
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-214- 引き出し作業終了
ちなみに「火」を使うデメリットとして、昔苦い経験があります。
フェーエルタンク内にはガソリンが入ります。ガソリンは「液体」の時よりも「気体」の方が遥かに危険です。ガソリンタンク内のガソリンを完全に抜き去ったとしても、少しでも溶剤が残っていればタンク内は気化した溶剤で充満しています。 遥か昔(13年前でしょうか…)、友達から「ガソリンタンクの穴を溶接で埋めて」と頼まれ、酸素(所謂アセチレン)と真鍮の溶棒で溶接した時、タンクを爆発させた事があります。爆発といっても、タンク上部の穴から一メートルくらいの火柱が上がった程度でしたが(爆発音はしてかなり驚きました)、その時「二度とタンクに火は使うまい」と決心しました。経験不足なその頃でも一応気は使って、ガソリンを完全に抜き、エアーブローで気体も排出し、水を入れられるだけ入れて行いましたが、タンク内の僅か少しの空間に残ったガソリンでそれは起きました。念には念を入れたつもりだったのですが…。 幸いにして誰も怪我はしませんでしたが、そのタンクの修理は皆諦めました。10代の時に起こした苦い経験でもあります・・・。なので火は使わないでも十分な作業が行える工法を色々と学ぶ事は出来ました。逆に良い経験であったとも思います。
しかし今回ご依頼のタンクは、既にかなりの期間ガソリンを入れていない事、匂いを嗅いでも溶剤臭が全くしなかったので、火を使っても安全との結果となり、今回の修理方法となりました(でなければあの箇所の凹みは出ません…)(しかし以前、タンクの中に凄い圧力で空気を押し込み、その作用によって凹みが元に戻る、なんて工法を聞いたことがありますが…。多分今回の凹みは無理でしょう…鋼板も結構厚い、ですし…)
2005/09/03
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-213- BMW R1150GSフェーエルタンク鈑金
こちらも大変お待たせ致しました。現在の状態は鈑金が終了し、ウォッシュプライマー&プライマーサフェーサーまで完了しております。
バイクのフェーエルタンクの凹み修理のご依頼は結構ありますが、通常は画像にあるような「スタッド溶接」を行っての引き出し作業を行ったりはしません。平面で鋼板が柔らかい(鋼板自体が柔らかいと言う意味ではありません。強度的な見方です)箇所であれば熱可塑性の接着剤をくっつけて引き出す作業を行いますが、今回の様に「タンクの角」などの堅い箇所での接着剤引き出しは難しいです(実際にやって解りましたが、無理です・・・) しかしオーナー様の強い意志により、今回はこのような作業を強行致しました。デメリットも十分ご理解の上でです。
BMWモーターサイクルオーナー様であればご存知だと思いますが、2輪BMWの多くの車種は、フェーエルタンク内に純正の状態で「プライマー」が塗布されています。所謂「錆止め」です。タンク内にガソリンが無い状態で、無垢の鋼板が直接空気に触れると酸化(錆)しますが、プライマーが塗ってあれば錆る事はありません。 しかし今回の様に「火」を使うと、タンク内のプライマーが熱により崩壊して錆びる可能性があります(今はそうならないスタッド溶接機も開発・販売されていますがまだ持ち合わせておりません・・・) そうならない為に(裏側が錆びない為に)、当店では焼きの入った箇所の裏側は「研磨」「ウォッシュプライマー塗布」を行っていますが、フェーエルタンクの場合は裏側の処理が難しいです。タンク内にプライマーを流し込んでの作業であれば可能ですが…。 「しかしガソリンさえ入れば錆は発生しない」との見解もあり(通常のタンクは内側にプライマー塗ってはありませんので)、今回のご依頼に至った訳です。 オーナー様のご希望としては、ロングツーリングが多いため(だったと思いますが…)「内容量の確保」が第一優先となります。なので凹みは元に戻します。 しかし堅かった…です。 お客様からお預かりした部品を足蹴にしているような画像で大変申し訳御座いませんが、こうしないと出てこないもので…。すいません…。
全然話が変わりますが、以前人に聞いた言葉で「二人で半人前」との言葉があります。「一人でやれる作業を二人でやるなんて、それは半人前のやる事だ」との事です。確かにそう思う所もあります。なので、「ちょっとタンク引っ張るから持ってて(固定してて)」などとは言えません。なので画像の様に足で固定しております。何卒ご理解の程宜しくお願い致します…。
それでは次の作業も引き続きどうぞ(日記を楽しみにしているオーナー様に言っております)
2005/09/03
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-212- マジェスティ塗装完了しております!!
大変お待たせしておりますが、実は2日前に本塗りは完了しております。掲載が遅れて申し訳御座いませんでした。
画像内にある部品の他にも、全部塗り終わっています。下地作業は結構大変でしたが綺麗に仕上がっていると思います。
こちらの部品は、先日のボルボS80と同様「シボ模様の樹脂素地」状態にある純正部品を、塗装されたボディ同様艶々に仕上げる作業を行いました。4輪自動車部品よりも各部品が複雑で下地処理は結構大変でした。 工程的には基本どおり、樹脂素地の模様をある程度削り落とし、素地表面を荒らしてあげてその上にサフェーサーを充填し、それを研磨して平滑にします。しかし各部品がイビツな形状をしている為、サフェーサー研磨の際に下地(ポリプロピレン)が露出してしまう箇所も多く見られました。なので今回は上塗りの前にちょっと違う工程を行いました。
最初の下地としてはデュポンのプラスチックプライマーと、その上にプライマーサフェーサーを塗布しましたが、本塗り前に行った処理では、2液性のプラスチック専用プライマーサフェーサー(スタンドックス社製)を前提的に塗りました。そしてそのまま30分のセッティングタイム(待ち時間)をおき、続けて上塗りを行いました。この間の工程とする「研ぎ」を省略した「ウェットオンウェット」の工法です。 一見楽そうな作業に見えますが、これにはリスクも負います。サフェーサーを荒らしてしまうとベースコートの肌が荒れ、クリアーも艶引けを行います。慎重な塗装は勿論、シンナー&硬化剤の配合や選択も重要になります。本来であればウェットオンウェット専用のプライマーサフェーサーもあるのですが(スタンドックス「ノンストップサフェーサー」)、これにはプラスチック製品に対する密着性は弱いので使えません。 今回は下地が露出した箇所が多く、そこからチヂレを起こす可能性もあったのでデュポンのPPプライマーでは無く、肉厚の付けられるスタンドックスのプラスチックプライマーサフェーサーを選択しました。良い選択だったと思います。しかしブース入室から完了までおよそ6時間、結構長い時間でした・・・(理由としては隠蔽力の悪いカラーであった為でもあります)
とにかく仕上がり楽しみにお待ち下さい!(まだ完了はしておりませんので・・・)
2005/09/03
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-211- 入庫制限中です…
プロフィットウェブサイトご訪問、有難う御座います。
現在入庫が一杯です。ありがたいお話なのですが、(色々な面で)不都合お掛けする訳にはいきませんので、受付時期につきましては少々お待ち頂く事と存じます。ご迷惑お掛けして申し訳御座いません…。基本的には目の前の作業を全ての面で最優先とさせて頂いておりますので、何卒ご理解・ご容赦頂ければ幸いです。 ご予約頂いている方々、ご迷惑をお掛け致しますが何卒もう少々お待ち下さい。申し訳御座いません。
それでは本日はこれにて終了させて頂きます。あぁ寝なければ…です(3:30過ぎてしまいました…)。お疲れ様でした!
2005/09/01
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-210- CLK55AMG入庫!
こちらは以前、シルバーのCLKでご依頼を承りましたオーナー様が、車を変えてのご依頼になります。以前はお世話になりました。
今回フロント部の修理をご依頼され、フロントバンパーにはロリンザ(高い、です…)を装着予定となります。部品はまた倉庫にしまってしまったので後日画像掲載させて頂きます。
完成まで各工程掲載させて頂きますので楽しみにお待ち下さい!(確か出張との事なので見れるかどうか解りませんが…)
2005/09/01
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-209- VW POLO 調色作業
ポロはリヤバンパーの左角のみのスポット塗装「クイックスポット」での修理になります。 調色作業をしていて解った事は、クォーターパネル(右)とリヤバンパーで大きく色が違います…。そんなに違和感は無かったのですが…。ちなみに右クォーターは塗装暦アリです。 今回のクイックスポットではバンパーの部分的な塗装なので、比色はバンパーで行います。画像に写っているテストピースの色は既存カラーデータで作成した塗色です。どちらかと言うとボディよりの色味です。これをバンパーの塗色に合わせていきます。
ボディ側(右クォーター)はバンパーに比べて「黄色黒い」です。逆に言うと、バンパーはボディに比べて「赤白い」です。 色に関する事に従事している人間が色の説明をする時は「この青は赤い」とか「随分黄色い青だね」なんて言ったりします。もっと極端に、今回のポロを例にすると、「随分バンパー赤いね」「ボディ、随分濁って真っ黒だね」なんて説明したりします(本日の実話です)。関係者以外の人が周りで聞いていても「???」となるそうです(これも本日の実話です…)
明日に二度目の焼き(強制乾燥60℃〜)を行い、少し置いてから磨き作業を行いますので明後日(金曜日)には完成予定となります。お約束の週末には問題無くお渡し出来ると思います。 仕上がり楽しみにお待ち下さい!
2005/09/01
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-208- ボルボV70 塗装完了!
実は本日組み付けも完了しております。大変お待たせ致しました。
リベットは無事本日届きましたので組み付けも全て完了しております。明日の午前中に最終点検と納車準備を致しますので午後よりお渡し可能となる予定です。 明日の午前中は一件直行での用事が御座いますので、出社は少し遅れますがその後連絡させて頂きます。 仕上がり楽しみにお待ち下さい!
2005/09/01
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-207- BMW R1150GSフェーエルタンク入庫
こちらはフェーエルタンクのみお預かりでの作業依頼になります。以前当店で作業させて頂いた方のご推薦とのコトで、非常にありがたいお話です。
現状は艶消し状態ですが、ご依頼はチタンシルバー(カラーコードBMW354)での艶々の塗装になります。既に錆が出てしまっておりますが、全て完全に除去しかつ後々問題の起こらない修理をさせて頂く予定です(勿論いつも思っている事ですが…)
完成後に直ぐBMWのイベント(お伺いしたのですが忘れてしまいました…)との事で、無事作業が完了するように努力させて頂きます。完成まで楽しみにお待ち下さい。
2005/09/01
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-206- VW POLO 入庫してます
掲載遅れてすいませんでした。実は本日本塗り完了してたりしてます。
以前よりご予約頂き、先週の土曜日より入庫されたPOLOですが、実は水面下でコツコツと作業は進んでおりました。なので本日無事本塗り完了です。 頼まれているドアロック部のボルトは明日には入荷予定となります。 ご依頼頂いたのはリヤバンパー右角のクイックスポットになります。 途中作業また改めて紹介させて頂きますのでもう少々お待ちください。
2005/09/01
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-205- 3次元ラインの確認方法
お待たせ致しました。VOLVO V70の作業状況です。
本日、損傷部のサフェーサーの研ぎ&被塗面の足付け処理が完了致しました。
今回損傷を受けたフロントフェンダー部分はRラインが複合する複雑な3次元的なライン部の為、何度もラインを確認しながら慎重に研摩を行います。 横からスカシて見るだけでは2次元的なラインしか見えないので、複雑なラインの確認にはその部位にシリコンオフをスプレーし、サフェーサー部を艶々にする事によって背景の写り込みを良くしてラインの確認を念入りに行います。自分的にはこの「微妙な面出し」が好きです。特に難しい逆アールの複合的なラインは形成が難しい分、綺麗に出来た時の満足感は高いです(作業者が満足しても仕方無いのですが…)
塗装部位に付いている部品は取れる物は全て外したので(ルーフボックス&ルーフバーは結構大変でしがた…)上塗りもストレス無く綺麗に出来ると思います。仕上がり楽しみにお待ち下さい。
2005/08/30
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-204- VOLVO S80 組み付け半分終了
本日深夜にフロントバンパーとサイドモールの組みつけがようやく完了致しました。残すところはサイドステップ周りとリヤバンパーになります。明日には全ての部品が組み付け可能となります。
本当は本日V70の方を本塗り予定でしたが、PM10:00を超えてブースが稼動していると近隣の迷惑になるのでこちらは明日へと延期とさせて頂きました。申し訳御座いません…。既に下地処理と調色は完了しております。明日、がんばります。
2005/08/30
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-203- シボ模様・・・
今回のボルボでは、リヤバンパートップのモールのみ平滑下地処理を行い、余り目立たないロア部はシボ模様を殺さずにそのまま上塗りを行いました。プライマーサフェーサーを塗らなくても、#800の研摩足付け→#800スコッチ&ウォッシュコンパウンド処理→プラスチックプライマーの塗布で上塗りは可能です(密着性確保の上でも可能と言えます。) 仕上がり的にはやはり下地の平滑化をしていないので質感は全く違いますが、今回の作業で最も時間の掛かる「平滑化」の下地処理を行わなければその分費用は少なくする事も可能です(上塗り作業の数倍〜数十倍、下地処理の手間と時間は掛かりますので…)
2005/08/30
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-202- VOLVO S80 塗装完了
お待たせ致しました。殆どの部品は土曜日に塗装完了し、本日最後に残したリヤバンパーロア部分を塗って全ての部品が塗装完了です。
樹脂素地の細かい凸凹(シボ模様)を削り落とし、サフェーサーの塗布&研磨によって作った平滑な下地により、ボディと同様艶々に仕上げる事が出来ます。元の状態がどんな感じだったか解らない仕上がりになっております。美しいです。
2005/08/30
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-201- ポルシェ964入庫!
こちらは既に3回目の入庫となる常連さんのポルシェです。当サイトの「当店基本作業詳細」に使わせて頂いている車両です。
前回塗らせて頂いたアルミホイール(ターボ用)の右リヤに傷が付いてしまったので、今回はそちらの修復になります。 他のお客様の順番を抜いてしまっての作業ですが、以前からご予約頂いておりましたので何卒ご了承下さい。すいません…。
それでは完成までもうしばらくお待ち下さい!(ちょっと説明不足ですがもうそろそろ帰って寝ないと…です)
2005/08/27
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-200- VOLVO V70 作業着工!
大変お待たせ致しました。先日より入庫していたV70本日より作業着手です。本日は仕事中にも関わらずわざわざ御来店頂き有難うございました。
作業内容としては、右フロントフェンダー凹みと右リヤフェンダーの凹みの修理になります。 数日前より入庫していたのですが、損傷部位が離れている為「2事故扱い」か「一事故扱い」での車両保険」か保険会社さんの見解待ちで作業が開始できませんでしたが、無事一事故扱いで対応して頂けたのでどちらも保険で修理可能となりました。有難う御座います(アジャスターさん&保険会社さん&オーナー様に言ってます)
本日の作業としては、各部品の脱着までに留まり、明日より鈑金を開始いたします。 部品脱着にはちょっと時間が掛かりました。オーナー様しかお気づきにならないと思いますが、ルーフボックス(屋根の上についている箱)、取ってしまいました。 これはクォーターパネル(リヤフェンダー)から続く「リヤピラー」(Cピラー)・「ルーフサイドパネル」・「フロントピラー」(Aピラー)まで全て塗装する為に「ルーフサイドモール」が邪魔だった為、「ルーフバー」も取る必要がありました。そしてルーフバーに付いている「ルーフボックス」も取る必要がありました。
通常リヤピラー(Cピラー)の上部あたりでクリアーを切って(ボカシて)しまいがちですが、うちのスダンダード作業だと「パネル途中でのクリアーのボカシ」は行わない為、結果こうなりました。勿論クォーターガラスも外します。ボルボのクォーターガラスモールはモールアップ処理では難しい(綺麗に行かない)為です。 実費作業であれば勿論費用面との関係からメリット・デメリットを考えてクリアーのボカシを行う場合もありますが、今回の様に保険作業でモールアップの処理が難しければガラス脱着は勿論、クォーターパネルから連続するパネルは全て塗装致します。
・・・文章が複雑(乱雑)で伝わり難くてすいません・・・。同業者の方であれば解って頂けるかと存じますが、中々説明が難しいですね…。
とにかく、「塗装に邪魔な物は全て外してしまう。実際に必要になった工賃は、保険屋さん、お願い致します」です。 通常保険使用の作業の流れとしては、
@車両入庫 保険アジャスター(調査員)立会い車両確認 A概算見積もり書(作業内容書)提出 B作業着手 各作業写真撮影 C作業完了 本見積書作成 D見積書提出(又は電話にて作業内容報告)&写真送付 E協定 F出庫
となります。 Fの「出庫」は協定前になる事も良くあります。 Aの「概算見積書」は、うちが作るか、保険会社アジャスターさんが作るか、どちらでも良いのですが(良い訳ではありませんが…)多くの場合うちが先に作ります。
うちが力を注いでいるのはBの「写真撮影」です(注いでる訳ではありませんが他に言い方が良く解らなくて…) 良く言われる「やらずボッタクリ」は嫌いです。お客様に提示する見積もり書はもとより、保険会社さんに提出する見積書も内容と違う作業は行いません。普通に当たり前の事なのですが…。逆を言えば「やった事に対しては然るべき工賃は下さい」との事なので、各作業の写真は事細かに提出します。大体10枚くらいで、多いときは20枚くらいは撮ります。作業中に写真を撮るのは結構面倒だったりするのですが(作業に集中してしまう為です)、この「プロフィット日記」と併用したりするので普通に枚数は多く撮れたりします。ありがたい事です(自分に言ってます)
年数を重ねる毎にアジャスターさん方々も解って頂ける様で、最近では話もスムーズになるようになりました。仲の良くなったアジャスターさんとは技術提供や不明な指数の相談事などもされる事もあり良い関係が出来ていると思います。 逆に昔は 「ここの防錆はちゃんとやりたいからあと一時間分工賃下さい」 「いや、そんな事は認められません。ディーラーさんと同じ様にやって下さい」 「それによって問題が起きたとしたら誰が責任持つのですか?」 「それはそちらで処理してくださいよ」 「・・・・???」 なんて事も良くありましたが・・・。 「それが嫌だからうちに来たのですが…」と言うのは自意識過剰的な言い回しなので好きではありませんので、であれば作業写真と作業内容、その必要性をファイルにして添付するような方法を取るようになりました。深夜になって(今も既に3:00なのですが…)ようやく纏めた書類をファックスしたりすると「何時まで仕事してるんですか?!」とビックリされる事もしばしばです…(基本的に「夜型」ですから…)
と、大きく話がそれてしましまいたので、続きの作業は後日掲載させて頂きます。 完成までもう少し時間が掛かりますが、仕上がり楽しみにお待ち下さい。
2005/08/27
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