スバルインプレッサテールランプ「ダブルスモーク」塗装仕様

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　通常は「レッドキャンディー」に仕上げるインプレッサのテールランプを、２種類のスモークにして仕上げました。

テールランプ表面が「曇りガラス」のようになって見えるのは、レンズ表面に無数の傷を付けて密着性を良くする「足付け処理」の為によるものです。
これにより被塗物と塗膜との表面積を多く確保し、さらに「投錨(アンカー）効果」にて密着性を高くします。

ウィンカーとバックランプ部分は予めマスキングをしておき、それ以外の部分にスモークを掛けていきます。
スモーク塗装前には専用のプラスチックプライマーの塗布も必須です。

そしてマスキングを剥がし、その部分にはさらに再度プラスチックプライマーを塗布します。

さらに全体的にスモークを掛けてクリアーをコートして本塗り完了です。
「ダブルスモーク」は、マスキングを剥がしてからのスモーク濃度量の見極めが難しい作業です。

そして完成です。「極薄め」と「標準」の２種類のスモークで構成されています。

インプレッサのテールランプでよくあるご依頼としては、画像左側の「レッドキャンディー＋クリアー抜き」の仕様ですが、
今回インプレッサでは初めての「スモーク」でのご依頼となりました。渋い一品ですよね。