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トップページ>BMW R1200R パニアケースボディ同色塗装


■ご依頼時の状態
最初の状態は結構沢山の傷があったのですが、そもそもこの手のプラスチックパーツは素地の表面が凸凹になった「梨地」ですので、これをボディ同様のツルツルな仕上がりにする為には表面を平滑に削り落とさなければなりません。その為、ちょっとした傷も一緒に処理してしまいますので特別に大きな追加費用が掛かったりはしません。深く無い傷ならば追加費用すら必要がありません。
下地処理の大切さ

 平滑にする下地処理としては「サフェーサー」の塗装による作業が必要ですが、サフェーサーを埋めるような処理だけで表面を平滑にしてしまうと後々艶が引けたような状態になってしまいます。
 結果、新車時と同じようにプラスチックの素地自体を平滑に仕上げてから「プラスチックプライマー」「サフェーサー」の塗装により下地を作る事が理想となります。
■良質な塗装は下地から

サフェーサーはきっちりと完全硬化させてから、下記の要領で順番に研いでいきます。下地の手間を惜しんでは良質な上塗りにはなりません。

#400 ・・・ 機械研ぎ(ダブルアクションサンダー空研ぎ)

#600 ・・・ 水研ぎ・手研ぎ

#800 ・・・ 水研ぎ・手研ぎ

#1000 ・・・ 水研ぎ・手研ぎ

■調色

今回はボディと同色のBMW純正カラーでご依頼頂きましたが、一緒に送れる塗装済みの見本部品が見当たらなかったとの事で、カラー名からデータを割り出し、実際にテストピースを作成してオーナー様に送りました。結果、実車と合わせても同じ色との確認が取れましたので作業着手しました。
データが無い場合の一から色を作成する「目調色作成」では調色費用が必要となりますが、今回の場合はこれにより追加費用は必要ありませんでした(標準コース以上で、ご依頼が既に決定されていたので結果的に無償対応で出来ました)。

■完成
そして完成です。画像でも美しく見えますが、実物は写真以上に美しいです。


■納品後記
オーナー様より装着後の画像と感想をメールで頂きました。
部品到着時と、後日実際に装着してからのご感想をそれぞれのメールで頂きました。



昨夜、出張から帰ってまいりました。
家内が宅急便を受け取っておりました。

さっそく、梱包を解いてみたところ....。

「うわぁ〜・・・!」

家内と二人で仰天しました。

本当にこれがあの素っ気なくて、キズものだったパニアケースの蓋なのか?と感動しました。

素晴らしい仕上がりです。

明言すると、”すでにアート=芸術の世界”です。

ここまで、徹底的にこだわった塗装をされると、驚愕します。

しかも、塗装の工程を逐一WEBサイトで紹介、報告していただけるので、とても安心して作業をお任せできます。

高畑様にとっては、本来作業のほかに書き込みが増えて、毎日、膨大な作業かと思いますけど。

今回は、本当にありがとうございました。
安心、お任せの良心的な工房さんにめぐり合えました。

これからもよろしくお願いします。


■装着後に頂いたメールの文章です。


お世話になったパニアケースの蓋を本体に取り付け、
R1200Rに装着してみました。

完璧です!

塗装カラーもピッたし(純正と同じスタンッドクスですから当然なんですけど)!!

地色とは違う、高級感がぜんぜん違いますね。
色の深みもボディ色とかわりません。

本当にありがとうございました。

せっかく塗装していただいた表面を傷つけないよう、コケないように
緊張感をもって乗り続けたいと思います。

また、色塗りしてもらいたくなったら、よろしくお願いします。


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