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-1295- PCケース本塗り前B
ブース内は上からクリーンなエアーが降り注ぎ(フィルター二段階通ってきます)、床のフィルターを通って排気されます。
なのでブース内を二分割に分けたとして想定し、今回の仕様「半艶黒」と「艶消し黒」のパーツをそれぞれ分けて設置します。
こちらの画像は「艶消し」のパーツですね。艶消しは他にも沢山あります。
2010/07/13
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-1294- PCケース本塗り前A
ケースの本体(骨組み)も吊るしての塗装になります。
穴だけは沢山ありますので(笑)、細い針金を通してブースの天井からフックで吊るします。69点中、57点は吊るして塗ってます(多分です)。
当然脱脂処理も一つ一つ手作業で行いますので、塗装前の準備だけでかなり時間が掛かってしまいました…。
2010/07/13
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-1293- PCケース 本塗り前状態
本塗り前の状態です。殆どプライマーが塗られた状態で、一部黒が残っているパーツはアルミアルマイトでは無く、スチール(鉄)製のパーツで黒が塗られている物です。こちらは足付けのみで本塗りOKですのでご安心下さいませ。
プラスチックパーツも数点あったので一緒に塗ります。
2010/07/13
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-1292- PCケース塗装 完了しました・・・!
予定通り本日本塗り完了しました。既に日付が変わりそうな時間でですが…(苦笑)。
それにしても脅威的な仕事でした(爆)。 今回のご依頼品、一般人的な見解でのパソコンケースとは全然違いまして、届いた時は一つの製品だったのですが、分解しての塗装品数はなんと69点(ネジなんて入れてません…)。
当初より見積もり費用は結構な額になっていますが(高卒サラリーマンの初任給ぐらいです…)、流石に一つ一つ下地処理してプライマー塗って研いで塗っていたのでは採算危うくなってきました(自業自得です)。
と言う事で、当初は何回かに分けての本塗りを考えていましたが、帳尻合わせる為に全てを1ターンで終わらせることにした訳です。
結果、殆どのパーツを「吊るした状態」で塗ることになりました。
唯一置いて塗ったのが画像に写るこれらのパーツだけです(CDROMなどが装着されるところの蓋ですね。12個あります…恐)。 予め裏側はプライマーとベースコートの黒を塗っておき、台にセットして塗りました。
画像のパーツは「半艶黒」で承っているパーツですが、塗った直後はこんな感じで艶があります。徐々に艶が消えていきますのでご安心下さいませ。
色々続きます(流石に体力使い果たしました…)
2010/07/13
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-1291- ハコスカパーツ プライマー塗布
という訳で全部一緒にプライマー塗って熱を掛けます。
使ったプライマーはオイルパンの塗装の時にも使った浸透型のエポキシ系塗料なので、かなり熱を掛けなければちゃんと硬化しません。
が、小物にそんなに熱量(この場合コスト)を掛けられませんので、多くの場合は「何かしらのついで」に熱を掛けておきます。 今回はTACさんがやっていた自動車リヤゲートのサフェーサー焼いている時に一緒に置かせて貰いました。反射熱も相まって80℃まで軽く上がります。
「小物」の塗装ではどうしてもそれだけにコストを掛けられませんので、沢山仕事を集めて並行して作業を進めていく事が大事です。 故に費用も抑えられます。 2万円の仕事に一日掛けると赤字確定ですので(半分は固定経費で飛びます)、如何に効率良く「隙間を埋めていくか」が大事になります。
なのでメール打っている時やこの日記を進行させている時も何かしらの作業は進行しています。フラッシュオフタイムだったりセッティングタイムだったり強制乾燥中だったりですね。 PC打っているだけの作業ならさっさと帰って自宅で打つんですけどね…(事務所にクーラーは当然効いてません…)。
とはいっても中々上手くは行きませんので、結局一日の労働時間を長くする事で対応するしか無いのが現状ですが(爆)。 それでも仕事があるだけ全然有り難いのです。ありがとう御座いますありがとう御座います(と言う事でまだまだ現場は続きます…)。
2010/07/12
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-1290- サンドブラスト処理
と言う事でパソコンのパーツはハコスカのパーツと一緒にサンドブラストに掛けてしまいます(ました)。
2010/07/12
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-1289- パソコンケースのパーツも
パソコンケースのパーツ郡も殆ど下地処理が完了しております。 如何せんパーツ数が相当あるので、少しずつやってはそれぞれ終わらせて仕舞っていくやり方をしています。
で、これが最後の下処理パーツで、パソコン背面にある増設ボード?用の蓋ですね。 メッキパーツなのでそのままではプライマーも歯が立ちませんので(剥がれます…)サンドブラスト処理する事になります。
細かいパーツなのでザルに入れていますが、実はこれは園芸用のフルイです…(土を弄る暇もありませんので…)。
2010/07/12
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-1288- 船舶搭載用品塗装 大型トレイ 割れ修正A
エポキシ接着剤を充填して、割れた内部に良く行き渡るように強くシゴいたらマスキングテープを剥がします。
段差が出来ているので指の先にシンナーを付けて均します。シーラー的な仕上げ方ですね。
自動車の板金塗装ではこの「シーリング」が結構大事です。 性能的な「防水」は勿論、パネル交換をしたのが解らないように見た目も新車同然のシーリングをしなければなりません。
なのでそれに関する工具も相当な数が出ていますし、それぞれのメーカーのシーリングにあったやり方も覚えなければなりません。
大体の場合は最初に防水用のシーリングを行い(塗ってから余分なのはふき取ってしまいます)、その後「見せる為のシーリング」を行います。 カマボコ型であったりボディーシューツ状だったり、刷毛目だったりと、ですね。 予めそんな形に出来ている「なんちゃってシーラー」なんて物もあります(製品名ではありません…現場の呼び名です)。 両面テープで貼るだけなので難しい形でも誰でも出来るのですが、時々勘違いした方が本当のシーリングしないでこれだけ貼るもんですから直ぐに錆が出てきます…(まぁスピード優先のやり方もありますのでそれが悪いとも言えませんが)。
2010/07/12
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-1287- 船舶搭載用品塗装 大型トレイ 割れ修正
下地処理して気づきましたが、トレイの塀の根元部分に亀裂を発見しました。
当初は一枚物の木を削り出して作られているかと思ったのですが(そんな訳無いですね…)どうやら仕切り部分は接着の様です。
と言う事で割れた箇所にはエポキシ接着剤を充填します。
エポキシ樹脂はこのような場合には相当有効ですが、唯一の弱点は「紫外線」です(紫外線に強いエポキシもあるらしいですが相当高いみたいで普及されてないようです)。
ポリエステルもそんなに強くは無いですね(なのでカーボン製品は白黄色く劣化していきますよね)。
なのでそれぞれ「下地」の用途に向いている訳で、最後にウレタン樹脂で覆ってあげれば耐候性が確保される訳です。
樹脂(と顔料)にはそれぞれ特性があるので、それらを上手く使い分ければ劣悪な環境化でも強い保護能力が得られます。
2010/07/12
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-1286- 船舶搭載用品塗装 大型トレイ 素地調整
と言う事でエアーツールを使って全体的な研摩を行います。 エアーツールは「ダブルアクシ、ョンサンダー」が基本で、これは削り過ぎずに平滑に削る事が出来る、下地処理では最も重宝するツールですね。 それぞれオービットダイヤ(偏心量?)が違い、研削力やら仕上がりも変わるのでそれぞれ使い分けます。
変わって「シングルアクション」のサンダーは切削力が強いので、旧塗膜の剥離などで威力を発揮しますが、今回のような木製製品の場合にはエグるだけエグってしまいますので使えません。危ないのです…。
2010/07/12
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-1285- 船舶搭載用品塗装 大型トレイ
比較的綺麗に見えますが、やはり凹みや擦り傷、エグれた箇所が多々あります。木製なので結構重いです(苦笑)。
全体的に木目も浮き出ているので表面を削って平滑にします。
2010/07/12
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-1284- 船舶搭載用品塗装 色確認A
と言う事で、何百色(何千色かも知れません)から比較的似た色を選び出しました。 というか、自動車の色で「紺」は少ないんですよね…。痛感しました。
ですが、幸いにして良く似た色はありました。渋いところで(笑)「FORD EUROPE」の色です。
2010/07/12
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-1283- 船舶搭載用品塗装 色確認
画像に写る大きめのトレイのような物は、船内(って言うんでしょうか)にある部屋の流し台?だかテーブルの上部分です。木製です。
こちらの土台部分もあるようなのですが、それは取り外しが難しいらしく(恐らく据付ですね…)そちらは別の業者さんにて塗装がされるらしいです。
で、折角塗りなおすのに土台と蓋部分が違う色になっては残念ですので、こちらで近似色を色見本帳から抜粋し、カラーコードを先方さんにお知らせしました。 塗料メーカーが違えば勿論「色ブレ」も起きますが、それでも基本的には同じ色なのでそんなに気にならないレベルに出来ると思います。
2010/07/12
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-1282- MINIの内装パーツ一式 完成ですD
既に梱包作業も終えまして発送準備整っております。
先に完成させたレカロシートの側面パネルもありますので結構なパーツ点数です。
しかし先日頂いたメールでは、まだ何か塗りたい物があるらしいご様子でした(恐)。 だ、大丈夫でしょうか・・・と少々心配してしまいます(笑)。
この度もご贔屓頂きありがとう御座いました。 後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。お見積もりもまだでしたのでそちらも添付いたしますね。遅れてすいません。
実物楽しみにどうぞ!
2010/07/12
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-1281- MINIの内装パーツ一式 完成ですC
そしてスイッチパネルも完成です。
組み付けると一つのパーツになってしまいますが、下地処理から塗装までは分解しての作業ですのでこれだけでも8個のパーツとしての作業となります。
もう一枚画像あるので紹介しますね。
2010/07/12
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-1280- MINIの内装パーツ一式 完成ですB
こちらはウィンカーのレバーとミラーのレバーですね。 元々は樹脂素地の半艶黒な感じでしたが、今回こちらもグリーンとレッドの組み合わせにしています。
こちらも途中変更があって、ベース部分のグリーンは「艶消しで」となりました。ヘッド部分は艶有りのレッドそのままです。
アーム部分はゴムパイプが被さった仕様になっていまして、ここも同色のグリーンにしています(全て細かく指定されております)。
結局これも素地の状態が余り良く無かったので一旦削ってサフェーサー塗って仕上げています。
今回の物で「そのまま塗れる」と言ったのはスイッチくらいですね(足付け〜プラスチックプライマーは勿論塗ってます)。地味な所で手間が掛かっていたりします。
費用もかなりの額になっていますので、恐らく完成品だけ見ても納得できる額では無いと思うのですが(恐)、それでも何度もご贔屓頂けているのは恐らくはこちらの日記で作業内容を紹介出来ているからだとも思います(それだけにこちらの時間も掛かってますが…笑)。
2010/07/12
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-1279- MINIの内装パーツ一式 完成ですA
こちらはアルミ製のダイヤルですね。シートの角度変えるダイヤルでしょうか?
元々は赤いアルマイト仕上げでしたが、こちらもシートの色に合わせてフチをグリーン、内部を艶消しシルバーで仕上げています。
2010/07/12
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-1278- MINIの内装パーツ一式 完成です!
こちらはドアロック部分に付く「枠」のパーツですね。アルミ無垢削り出しの製品です。
フチの部分はアルミ素地を活かし、内部の平面部分のみ内装カラーのモスグリーン(レカロシートの皮に合わせてます)に塗ってます。
アルミ素地に色は直接塗れませんのでプライマーも塗ってあります。 枠の部分は「クリアーを塗っても塗らなくても」との事でしたが、アルミ素地に直接クリアー塗っても剥がれてしまいますので塗らない仕様にしてあります。
2010/07/12
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-1277- MINIの内装パーツ 組み付け
既に全ての作業が完了しております。長かったですが遂に完成です!
画像はスイッチパネル組み付け時の様子ですね。 スイッチパネルのベースも当初は艶消しシルバーだったのですが、途中で変更がありこの辺は全てグリーンになりました。
画像色々あるのでアップしていきますね。
2010/07/12
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-1276- ハコスカのスタビライザー?も
普通の方から見ると廃棄物にしか見えないですが(失言すいません…)、ゴトー氏曰く「大変な物」みたいです。本物であれば。
普通は車体(足周り?)に溶接で付いている物らしいのですが、こちらはまだ付く前の物のようです。となると「付ける前の新品」=「未使用品」といったことでしょうか。当然もう部品存在しませんよね…。
バリとかがヒドイので「この出来具合の悪さからして当時の物じゃないかな…」との見解です(ゴトー談)。
こちらもオイルパンと一緒にお預かりしていたのですが、これらは急ぎでは無いとの事でゆっくりしていましが作業始まっております。 今進行中の案件のPCケース塗装で、一部のパーツにメッキ部品があったのでそれと一緒にサンドブラスト処理します。
小物の塗装は単体でやるとどうしても採算が取れませんので(なので昨日も深夜1時まで仕事する事に…)、極力「纏めて一緒に」という方法で作業進行させる事が必要なのです。段取り命です(ただこれはどこも一緒ですよね)。
2010/07/10
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-1275- ワタナベのホイール×4本も
こちらは先月APレーシングのキャリパー塗装でお世話になりましたオーナー様からの二度目のご依頼品で、ハコスカに装着予定のワタナベホイール(新品)×4本です。
結構前からお預かりしていたのですが(先日先行させて納品したオイルパンと一緒ですね)、紹介もしていませんでしたので(すいません…)改めて紹介させて頂きます。
と言うより、後が詰まってしまった…といった感じです(苦笑)。
結構前からご相談頂いていた案件のフェラーリのホイール4本が昨日届きました…(恐)。
と言うことで、順次作業進めていきたいと思います(といってももう少し先ですね…すいません…!)
2010/07/10
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-1274- CB400のビキニカウル 本塗り完了です!
そして遂にクリアー塗って本塗り完了です。お陰様でビシっとしたラインが引けたと思います。単品で見ても格好良いですよ…。
で、今回はこちらと一緒にハーレーのテールレンズ&ウィンカーレンズ4個をスモーク塗装でご依頼頂いております。
こちらのカウルは奥様のバイクらしく(驚)、オーナー様はハーレーとのことです。す、凄いですね…。
そちらも続けて作業進行していきますので楽しみにお待ち下さい!
2010/07/08
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-1273- CB400のビキニカウル センターライン塗装の食み出し
マスキングを剥がしてみると白が食み出た箇所がありました。
が、実はそんなに大した失敗ではなくこれは比較的日常的です。
自動車ボディの塗装にしても、完全にマスキング出来ていると思っても塗装ミストが飛んでザラザラになっている箇所などは良くあります。 エアーを勢い良く吹きかけているので、針のような隙間があっても色はそこから抜けていってしまうのです。
と言う事ですがこのままクリアー塗ったりはしませんのでご安心下さい(笑)。
ただ、シンナーでふき取ったりは出来ません。下に塗ったブルーメタリックは自然乾燥されただけの状態でして、またメタリックカラーですのでペーパー掛けやコンパウンドなどで削ったりは出来ません。
なので今度は白い部分がテープフリーな状態になるのを待って、今度はそちらをマスキングしてブルーの部分を塗りなおします。 部分的な塗装なので(わずか3cm程度の範囲)マスキングもそこだけで良いのでそんなに手間ではありません。
と言う事で、実は2色目を足すのは結構面倒です。単色に比べて倍以上時間かかりますし、失敗のリスクまで高くなるのでそれだけに割高になります。
先日もバイクのサイドボックスの塗装でお見積もり頂いた方がいらっしゃったのですが、単色だけの塗装とライン塗装を施した塗装では費用は全然違ってしまうので、せめてその内容が解って頂ければと思う次第です。
と言うことでいよいよクリアーです! 続きます。
2010/07/08
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-1272- CB400のビキニカウル センターライン部「白」塗装
恐らく殆どの方は、最初に塗ったベースのブルーメタリックからいきなりこの状態を想定する筈です。 ラインの位置だしやマスキング作業の時間は余り想像出来ませんよね。実は殆どがそれの時間でして、塗装時間自体はたった数分なんですよね。
またこれは「技術」と言うよりはネチネチとした地味な計測作業ですのでコストを削る事も難しいのです。慣れれば多少は早く出来ると思いますが、それだけ雑になってしまうと思われますので…。
何にしても一度塗ってしまうとやり直しが効きませんので、ここはどうしても時間掛けなければいけない所なんですよね。
ただそれだけに、マスキング剥がして綺麗に仕上がっている時には至福の時なのです(最悪な場合もありますが…苦)。
2010/07/08
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-1271- CB400のビキニカウル センターライン塗装の位置決め
これが結構面倒な作業でして(苦笑)、皆様の想像を超える程大変なのです。
まずはセンター出しですが、カウルが左右対称とは限りません。 社外FRP製品なのでまさかCADやらCAMでデータから金型起こしているとは思えませんので、左右の同じ一から計っても中心位置は出ないのです。
ただ他に基準はありませんので、一応は何かしら解りやすい位置からメジャーで計って中心を出し、あとは見た目でセンターを割り出します。これだけで結構時間が掛かってしまいます。
ただセンターが出ればそこから左右に同じだけの幅をせり出します。今回は10cmのラインなので左右に5cmですね。
ただ、やはり3次元曲面ですのでそのまま真っ直ぐマスキングテープを引こうとしてもあらぬ方向に反れていってしまいます。
レーザー墨出し機をセットして直線ラインを描いて貰えればそれにそってマスキングすれば綺麗な直線ラインも描けそうですが、だとしても中々上手くは行きませんのと(実際のところそんな事やった事も見たこともありませんので解りませんが…)、それだけでコストが掛かってしまいそうですのでやはり目見(めけん=目見当のことですね)でラインを引くことになります。
まあとくかく思ったよりも面倒な作業なのです(苦笑)。
2010/07/08
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-1269- CB400のビキニカウル 本塗り入ってます。
こちらもお待たせしております。納期についてはお気遣い頂いておりましたが一応順番どおりに進めておりますので放置したりはしませんのでご安心下さいませ。いよいよ本塗りです…!
サフェーサー研ぎ終えて先に裏側をベースのブルーでベースコートだけ塗っておきます。
一時間くらいすると乾くので、丁度よい台に被せるようにして置きます。今回はシンナーの空き缶である「一斗缶」がジャストフィットでした。これを3段重ねにして塗装台としています。
余り低い位置だとそれだけゴミが増えます。これは塗装ブースが「上下圧送式」なのと「重力」があるからですね。
ちなみに塗装につく「ゴミ」は殆どは繊維の毛ホコリで、これは自分から出ている物ですね。なので自分のより高い位置に被塗物があればそんなにゴミは付きません。 自動車の屋根なんか塗ると本当にゴミが少ないのでよく解ります(管理の悪いブースの場合はこれが当てはまりませんが…)。
そして次に白いラインを入れます。テープフリーな状態になるべく自然乾燥で一時間程度待ちます。
2010/07/08
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-1268- ロータスのヘッドライト スモークグリーンで承りました…!
こちらは先日、当サイト内の相談掲示板にてご質問を頂いていたロータスのショップさんからのご依頼になります。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!
ガレージシマヤ様のHPです→OUTER PLUS
ご依頼内容としては、一緒に送られてきた塗装済みのボディパネル(通常の塗装でロータスのブリティッシュグリーンですね)と同じような感じで、ヘッドライトをスモークグリーンにとの事です。
ボディの塗装は「完全隠蔽」されているのに対して、ヘッドライトはちゃんと透過させないといけませんので「同じように」とはいきませんが(そもそも顔料は鉱物の類なので光を通さないかと…厳)、イメージとしては解りますので喜んで頂けますよう努力いたします。
ちなみに通常ヘッドライトの塗装は受け付けておりませんが(特殊なコーティングがされているので色々な面でとても面倒です)、「新品であること」「普通のヘッドライトっぽく無いこと」(笑)といった事から普通にお受け致しました。
ヘッドライトは純正品ですが、やはり単にポリカーボのカバーが被さっただけのような感じですので(笑)。
それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。 この度のご依頼、誠にありがとう御座います!
2010/07/08
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-1267- ミニのレカロシートのダイヤル?A
と言うことでセンター部分のマスキングが完了です。
小さい分、マスキングのラインも微妙になってきますので時間は余計に掛かります。
これらの事から「塗装費用は面積で決まる」は嘘でして(笑)、各損害保険会社が決めている(と言うか自研センターですかね)自動車外板パネルの塗装費用の算出方法は間違いなんですよね。
マスキングがし難いパネルや塗りにくい形状、垂れやすいプレスラインが沢山あるパネル形状など、そういった事をメインに考える必要があると思うのですが、何言っても保険屋さんは解ってはくれなかったですね。 以前のプロフィットのやり方で日本車を保険修理しても殆どが赤字だった気がします。採算合わせるとしたら、やはりディーラーのように毎回同じ車両・同じ色の繰り返しで効率を上げていかないと難しいのだと思います。理想と経営の両立は難しいと痛感しました(なのでもう車を対象とした塗装をやるつもりはありません…)。
と、ちょっと愚痴っぽくなってすいません(爆)。 当時に比べれば全然楽をさせて頂いているのですが(笑)、あれで良く死ななかったなと思う次第でして(色々壊れましたが…苦笑)。
こちらは残るパーツ、ウィンカーレバーとワイパーレバーと一緒に本塗り予定です。 もう少々お待ち下さいませ!
2010/07/07
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-1266- ミニのレカロシートのダイヤル?
こちらはミニのパーツ沢山で一緒にご依頼頂いているパーツで、元々は赤いアルマイト仕上げのアルミパーツです。
サンドブラスト処理後プライマーを塗っておいて、先日ご指定のシルバーを塗って艶消しクリアーで仕上げました。
ご依頼内容としては、中央部分をこの艶消しシルバーで、外周部分は指定のグリーンでと伺っております。
が、艶消しと艶有りは一緒に仕上げる事はできませんので、とりあえずは画像のように全部を「艶消しシルバー」で仕上げています。
最初に「艶有りグリーン」だと色分けのマスキングが美しく出来そうも無かったので、最初にシルバーを選択しています。最初に艶消しだとリスクが高いんですけどね(塗料が食み出したら塗りなおし確定です。艶有りだったらコンパウンドで磨き落とせば取れますので)。
2010/07/07
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-1265- アルミパーツ各種 プライマー塗布
吊るして全部塗るのは困難ですので、片手である程度塗ってから置いて片側を塗り、それが乾いたら改めてひっくり返して裏側を塗っていきます。
適当に「密着剤」使って済ませれば、アルミの素地調整作業やプライマー塗装も必要なくそのままトップコート(今回の場合は黒+板艶&艶消しクリアーですね)塗って終わりなので、これでは儲かって仕方ありませんが(本当。その日の内に全部終わります)、それは出来ないですね。
なのでこういった下地作業も画像で紹介して安心して頂けるようにしていますので、お陰さまで仕事も沢山頂けているのだとも思いますし(お陰様で一杯です…)。ありがとう御座います、ありがとうございます。 それにしてもお待たせしていてすいません。一応夢の中でも仕事していますので(爆。ただ最近本当に多いんですよ…)何卒お待ち頂けますようお願い申し上げます…!
2010/07/07
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-1264- 実物大ダースベイダーのパーツもA
こちらもダブルアクションサンダー#240で表裏と側面部分を削ります。
ちなみに塗装屋の「足付け処理」としては、この場合「削る」という表現ではなく「当てる」と言います。削る必要は無く、「規定の傷を満遍なく付ける」といった作業ですので。
見習いの頃、よく上司からは「おい、これ#600で当てとけよ」と言われるのですが、単に「#600」だけじゃ何をすれば良いのかわからないのです…。
#600と言っても、
・#600の耐水ペーパーで水研ぎか ・#600のスコッチで足付けか ・#600空研ぎダブルアクション掛けか
など色々ありますので、何の為に#600を使うのかの意味を酌んでからの作業でないと大体怒られて終わりです。 と言うか、そもそも#600を使う意味が解らないのでこれが困ります。 日によって、と言うか親方の気分によって番手まで変わるので(本当)、何が正解かわからないまま作業をしなければならないのは本当に苦痛でした。若い頃にしか出来ないことだったとも思います(あれは胃に穴が開きます…)。
ただそういった「徒弟制度」があるからこそ技術が伝承されていくのですが。結局のところマニュアルだけではどうしても自己流になってしまいますので。塗装でこれは悲劇的です(そうでは無いケースもあるとは思いますが、悪い面を嫌になるほど見てきましたので…)。
2010/07/07
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-1263- 実物大ダースベイダーのパーツも
こちらも大変おまたせしております。忘れていた訳ではありませんのでご安心下さいませ。
本日PCケースのアルミパーツをプライマー塗装する作業がありましたので、それと一緒に作業進行しております。
こちらは最初の状態ですね。美しくて良いのですが、このままだと塗装は食い付きませんので…。
2010/07/07
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-1262- パソコンケース 素地調整C
まあそれにしても部品点数が凄いんですよ…。これでも氷山の一角のような感じです。塗るのはこれの何倍もあるんですよ…。
どれもそのまま塗るわけにはいきませんので、やはりダブルアクションダンサーやペーパー手研ぎなどでネチネチとした作業が続きます。 苦行ではありますが(笑)、見習いの頃に比べればどんな作業も楽しいです。 見習い期間は大変ですよ。ひたすら先の見えない(と言うか意味が解らない)下地作業だけを永遠繰り返すだけですので…。
ただ今思えば逆にそれが良かったのだと思います。 今に比べると当時は叱咤罵声や嫌がらせ的な事も日常的な業界でしたので、ある程度の事には耐えられるようになりました(笑)。 たった十数年前の事ですが、今だったらまさにパワハラですね。現場でクサヤ焼いてたりしましたし(本当。しかもディーラーのセンター内でって…)。
2010/07/07
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-1261- パソコンケース 素地調整B
アルミ板の表面には元々線状の模様があります。ヘラーラインというか、製造上で付いてしまう段差のような感じですね。
2010/07/07
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-1260- パソコンケース 素地調整A
既存状態は黒のアルマイト仕上げですので、ダブルアクションサンダーに#240のペーパー貼って表面を削ります。所謂「足付け処理」ですね。
アルミ無垢の状態でも、アルマイト処理がされた状態でも、そのまま上塗り(「トップコート」=色・クリアーの事ですね)する訳にはいきませんので、どれもプライマーを塗る準備をします。
2010/07/07
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-1259- パソコンケース 素地調整
先日内板骨格のプライマーまで終わらせていましたが、まだまだパーツは沢山ありまして順次作業を進めていきます。
こちらは側面パネルですね。骨格部分にスライドで嵌るので、接触部分のみ塗らないようにマスキングしておきます。
2010/07/07
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-1258- 色見本帳貸し出しております。
余り紹介しておりませんが、結構好評頂いておりまして色見本帳は良くお貸し出ししております。
ご依頼が決定されていれば無料で貸し出しておりますのでお気軽にご用命下さいませ。
特に最近は大変混みあっておりまして、今ご依頼頂いても作業開始までは一ヶ月くらい先になってしまいます。 であれば、その間にでも色見本みておいて色々と妄想に耽ってみては如何でしょうか(笑)。
お貸し出ししている色見本帳は本当に塗装された物ですので彩りも美しく、眺めているだけでも相当楽しいと思いますので(病)。
ちなみにお貸し出ししているのは手前で日常的に使っている物では無く(それが無くなると大変です…)、こちらはお世話になっている部品屋さんやらオートサプライヤーさんから頂いた品々です。
なので皆さんでご利用下さい、といった趣向からの無料お貸し出しとなっております。買うととても高い物ですので…(セットで何十万もします…)。
2010/07/07
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-1257- インプレッサ内装パーツ塗装承りました!
本日無事到着しております。最近流行の(笑)内装パーツですね。
既存の状態はやはりいつもの国産らしく「艶消しグレーメタリック」です。
最初のお問い合わせで「黒系」とご希望でしたので、後日色見本帳を送付させて頂きその中から色を選んで頂きました。 今回はジャガーの「blue black」になります。カラーコードは「2062」になります。あれ?ジャガーで番号表記だけって珍しいですね(普通ジャガーはアルファベット3桁なのですが…)。
と言うことで、こちらも作業開始までは少々お時間頂くかと存じますが、作業進行しましたら順次紹介させていただきますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座います!
2010/07/07
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-1256- 船舶搭載用小物塗装承っております。
紹介が遅れまして申し訳御座いません。
こちらのオーナー様からは当初「保冷用ジャグ」の塗装でご依頼お問い合わせ頂いていたのですが、その後テーブルの蓋やらこちらのランプなども一緒に届きまして、それぞれ統一色での塗装とヨット?のロゴ入れ塗装をご依頼頂いております。
とりあえずは近似色をカラーデータから探しだし、そちらをオーナー様にお伝えしなければなりませんね。 あちら側(大阪だったでしょうか…)では、船体から外すことの出来ない製品もあちらの塗装屋さんが塗られるとの事で、こちらで色を決めてそのデータをお伝えしなければなりませんので。
ただこれは良い方法ですね。色ブレが発生するリスクは少なく(データ番号が同じでもブレは当然あります故「無い」とは言えませんので)調色費用も必要ありませんので。
と言うことで作業開始はまだ先になりそうですが(VWゴルフのグリルの後くらいですね。こちらもお待たせしてすいません)、作業進行しましたらまた紹介させていただきます。
とりあえずは天気の良い時に色探しておきます。
この度のご依頼、誠にありがとう御座います!
2010/07/07
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-1255- プラスチックヘッドカバー TOYOTA→ロータス結晶塗装完成ですB
いつもながら見事な幾何学模様です(材料のお陰です)。
と言うことで大変お待たせしました!折角お車納車されたばかりなのにこれが無くて寂しかった事と存じます。いよいよ「完成」といった所でしょうね。
ちなみにオイルフィラーキャップや固定用のネジも変えたりするともっとスパルタン(?)になるかと思います。そういった小物変えるだけでもかなり楽しいと思いますし。
それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。 この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!
2010/07/07
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-1254- プラスチックヘッドカバー TOYOTA→ロータス結晶塗装完成ですA
ステンレス製の凸文字はオーナー様自身でご用意して頂いた物です。 元のプラスチック素地から比べるとかなり良い感じですよね…(惚)。
チヂレ目の近接画像もありますのでそちらも紹介しますね。
2010/07/07
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-1253- プラスチックヘッドカバー TOYOTA→ロータス結晶塗装完成です!
大変お待たせしました!ロータスエリーゼのプラスチック製エンジンカバー結晶塗装+オリジナルロゴ仕様遂に完成です!
今回は素材がポリプロピレンと言うこともあって(通常のエンジンカバーはポリアミドが主流です)、流石に熱を入れている時の変形は凄かったですが(100℃超えると反り始めました…)、熱が掛かり過ぎない様に相当気をつけたので問題無く仕上がりました。重厚感出たと思います。
画像他にもあるので続きますね。
2010/07/07
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-1252- ハコスカのオイルパン 納品しました。
ちょっと紹介が遅れていたのですが、無事オーナー様のお手元に届き、整備工場さんで組み付けも完了されたようです(早)。
しかし画像を見ても解る通り、これは既にオイルパンではありません(爆)。組み付けたチューニング屋さんも仕上がりにビックリされていたそうです。
通常のオイルパンは車体の下側にありますので、普段見る訳では無いんですよね。見たとしても、そこに美観があってどうなのかと…というのが普通の考え方だと思います。
なので塗装方法としても色々と提案させて頂いたのですが、結局一番良い方法で(=高い方法ですね…)ご依頼戴く事となりました。 で、こんな感じになったのです(爆)。
こちらのオーナー様からは、他にもまだ色々とお預かりしておりまして(ホイール4本もです…)まだまだ作業は続きますが、それらの着手はもう少し先になるかと存じます。お待たせしてすいません。
そちらも進行しましたら改めて紹介させて頂きますね。 この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!
2010/07/06
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-1251- ステップワゴンスパーダ テールランプキャンディレッド塗装承りました!
先日無事届いておりますホンダステップワゴンスパーダなる車両のテールランプです。
当初は車体に着いているランプを塗る予定だったようですが、納期が長くなってしまっていますので、今回新たにもう一組用意して頂きました。す、すいません…。そしてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!
ちなみに今回は出来上がりの参考画像も頂いておりまして、クリアー抜きは一個につき二箇所、計4箇所を縞模様のような感じにします。 実際にそれで組みあがった車両の画像も頂いて見たのですが、格好良いんですよね(ただ、仕上がりはうちの方が全然良いと思います…あんなにゆず肌にはなりませんので…)。
と言うことで、作業開始は少し先になってしまうかと思いますが、進行しましたらまた紹介させて頂きますので楽しみにお待ちくださいませ。
改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!
2010/07/06
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-1250- ルノールーテシアの内装モール塗装 完成ですB
こちらのモール、単に内装パネルに差し込んであるだけのようですのでちょっとした硬いプラスチックのヘラなどで拗れば簡単に外れるみたいです(オーナー様もご自身で外されました)。 しかし新車でそれをするのも随分勇気がありましたね…(恐)。
と言うことで、ディーラー行った時がありましたら是非見せびらかしてみてください(笑)。
この度のご依頼、誠にありがとう御座いました! 後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。 実物も楽しみにどうぞ!
2010/07/06
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-1249- ルノールーテシアの内装モール塗装 完成ですA
こちらは一眼レフで撮った方ですね。深みがあってやはり綺麗です。ここからでもパール感が解りますよね。
ちなみにこの色、この状態では解らないと思いますがかなり「グリーンパール」が使われています。 データ上見ても「これであの色にはならないでしょ…」と思ったのでオーナー様にも確認頂いたくらいです。 が、塗ってみるとやはり解らないんですよね、グリーンパール味が…。
2010/07/06
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-1248- ルノールーテシアの内装モール 完成です!
大変お待たせしました!ルーテシアノ内装についているモール3点ですね。
元々はシルバーグレーなモールでしたが、文字も同じようにしてボディ同色の「JAUNE SIRIUS」にしました。これは格好良いと思います。
他にも画像あるので続きますね。
2010/07/06
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-1247- ベンツ純正フロントグリル ガンメタ艶々塗装完成ですA
サフェーサーの下地はしていないので新品からある「バリ」はそのままですが、裏側なので着けば問題無いと思いますのでご安心下さい。
それにしても凄い(笑)。
各面は艶々に塗れていてパサついたような部分はありませんが、これは技術だけでは無く材料のお陰でもあります。レべリングの良いクリアーでなければここまで細かい部分を綺麗には塗れませんので…。
と言うことで後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。 実物楽しみにお待ち下さいませ。 この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!
2010/07/06
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-1246- ベンツ純正フロントグリル ガンメタ艶々塗装完成です!
大変お待たせしました!こちらは本日完成となります。ベンツのグリルとボンネットオープナーですね。
色は事前にお貸し出しした色見本帳から選んで頂きました(HYUNDAIのカラーですね)。
当初は「半艶」でのご依頼でしたが、「どうせなら」といった遊び心から「艶々」に変更となりました。どちらもそれぞれ良い面がありますが、最終的には好みですからね。後悔の無いようにと(笑)。
もう一枚画像あるので紹介しますね。
2010/07/06
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-1245- ミニのスイッチパネルもB
スイッチの塗り分け、そしてランプ部分の「クリアー抜き」は細かい作業ですが、どれもいつもの作業の応用ですので問題御座いません。 ただ、クリアランスが狭いスイッチは使っていて塗装が擦れて削れてしまうと思われる物もありました。とりあえずは使ってみて不具合解消出来る案がありましたら再度ご指摘頂ければ対応致します。 とにかく一旦は全部同じデザインで統一していますので。
ちなみにスイッチの塗装は今までも作業例出ていないと思いますが、昔テスト的に家庭用電気のスイッチを沢山塗っていた時期があります(病)。
電気部品は分解が面倒ですので(小さいバネが飛び出て来て再組み付けが不可能になる事態があります…)、何とか分解せずに綺麗に塗れないかと思い色々工夫してみました。
2010/07/05
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