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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2010】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 カヌー用ヘルメット サフェーサー塗布(img713.jpg) -713- カヌー用ヘルメット サフェーサー塗布

と言うことで全体にサフェーサー塗ります。勿論2液ウレタンです。
が、いつものようにタップリ塗ると凸模様のレリーフ部分が埋まってしまうので、シンナーで多少希釈して薄め薄めで塗ってあげます。

ご要望の色はブルーメタリックなので、元のヘルメットとは全然別物のようになるでしょうね。楽しみにお待ち下さい!

2010/04/23
 
jpg画像 カヌー用ヘルメット 下地処理(img712.jpg) -712- カヌー用ヘルメット 下地処理

全体的に小傷があるので削り落とします。

削って解りましたが、元々の茶色はプラスチック素地の色では無く、一応「塗装」の色なのですね。随分と「渋い色」を採用しているんですね…(驚)。

この後のサフェーサーは全体的に塗ってしまうので、ペーパー掛けも全体に処理しておきます。#400程度ですね。

2010/04/22
 
jpg画像 メガネフレーム テンプル部分も本塗り完了です!(img711.jpg) -711- メガネフレーム テンプル部分も本塗り完了です!

そしてテンプル部分も本塗り完了です。
こちらもフロント部分からブルーが繋がって、最後はイエローにグラデーションしていくようにしています(ご指定です)。

ヒンジ(蝶番)部分は特殊な造りなので今回は分解出来ずにマスキングでの塗装となっています。
なのでフロント部とテンプル部を同時に塗るのは困難ですので、別々に分けて塗っています。ちょっと面倒ですが、仕上がりを考えるとこれがセオリーですね。

完成もう直ぐです。楽しみにお待ちください!

2010/04/22
 
jpg画像 メガネフレーム塗装 途中の状態(img710.jpg) -710- メガネフレーム塗装 途中の状態

フロント部分のみ終わった状態ですね。テンプル(耳が掛かる左右の部分)はこれからの塗装となります。

先日に塗装完了時の画像を掲載した所、オーナー様よりお喜びのメールを頂きました。まだ半分ですので喜ぶのは早いのですが…。
なんでも、以前塗って貰ったお店では仕上がりがよろしく無かったようで、今回塗りあがった画像を見て居ても立ってもいられない、といった様子でした(深夜の当直中でした。お医者様のようですね)。

2010/04/22
 
jpg画像 珍しく早出で…(img709.jpg) -709- 珍しく早出で…

すっかり夜型のPro_Fitですが、今日は珍しく8時前出社です(眠)。納品の都合上、今日は直帰なので仕事が詰まっている分早く来てやらないと時間的余裕が無くなってしまいますので。

Pro_Fitの仕事はこちらの日記で紹介している以外でも結構あります。業者さんのお仕事は基本的には紹介しませんので。こちらで紹介しているのは殆どが個人ユーザー様からのお仕事ですね。

業者さんは自動車関係は勿論ですが、実はそれ以外の業種も様々で、建築・インテリア関係やら医療関係・玩具など、多方面から御贔屓頂いてます。いつもありがとう御座います。

画像は医療機器の一部ですね。どこにでもあるような金属加工品ですが、やはり出来が違います。量産品には無いシッカリ感があります。強度計算とかしない分余計に強く作られているんでしょうね。3mmくらいの鉄板使ってます。そんなに厚くしなくても…って感じです。(笑)。

他の作業も順次(ジワジワと…)進んでおりますのでご安心下さいませ。

2010/04/22
 
jpg画像 フェラーリの鍵 おまけ画像(img708.jpg) -708- フェラーリの鍵 おまけ画像

一眼レフで撮っておいた画像あったので紹介しますね。やはりこちらのカメラの方が深みが出ますね。塗装面もヌペっと濡れたような肌で綺麗に見えますし(実物よりも…)。

引き続きご依頼頂いているステップカバーは既に下準備出来てますので、後は色が決まってタイミングが来たらいよいよ本塗りです。
と言ってもまだ先だとは思いますが…。
楽しみにお待ち下さいませ!

2010/04/21
 
jpg画像 サフェーサー塗布完了(img707.jpg) -707- サフェーサー塗布完了

と言うわけで二個一緒に塗ってます。既に硬化済みなので置いても大丈夫ですね。

下地塗装(サフェーサー)と言っても2液ウレタン塗料ですので、主剤と硬化剤を秤で計ってスプレーガンに入れて塗ります。
スプレーガンの洗浄が甘いとガンが詰まってしまうので当然ちゃんと洗わなければなりません。
缶スプレー出して塗るのとはやはり手間が違いますから、一個だけの為に準備して塗ったりするとコストが掛かってしまいますので、大体は塗る準備までしておいて保管し、タイミングが来たらまとめて作業したりします。

そして塗った後も直ぐに次の作業に入れる訳では無く、サフェーサーでも強制乾燥(60℃×40分程度)は必要ですので、これもある程度自然乾燥させて寝かしておいた物をまとめて焼いたりします。
焼きが甘いと簡単に「チヂレ」を起こしてしまうので、この辺はラッカーよりもトラブルが発生し易いですね。ちょっと油断すると大変な目に遭いますので…。

2010/04/21
 
jpg画像 スターバックスのタンブラーも(img706.jpg) -706- スターバックスのタンブラーも

こちらも作業開始しておりますのでご安心下さい。

こちらは素地調整として#180のダブルアクションサンダーで表面を研磨しています。これもこの後に塗るプライマーが良く食いつく為の下地処理ですね。
金属ですので当然堅く、#400くらいでは刃が経ちませんので結構粗めのペーパーで削ります。細かすぎると艶が出るだけで逆に密着はしませんので…。

2010/04/21
 
jpg画像 ステアリングカバー 作業開始してます。(img705.jpg) -705- ステアリングカバー 作業開始してます。

傷部分は#400で削り落とし、その後#600で均して全体的に#1000程度で足付けしておきます。

削った部分は下地のプラスチック素地が露出したのでプラスチックプライマーを塗ってサフェーサーを塗ります。

この状態でも平滑になっているので「何でそのまま塗らないの?」といった疑問もあるかも知れませんが、当店で使うようなウレタン系塗料は溶解力が結構強いので、今の状態のまま塗ると旧塗膜のエッジ部分をチヂレさせてしまい、塗りあがっても地図のような模様(=エッジマッピング)が出てしまいます。最悪、もっとヒドイ事になります(チヂレまくります…)。

なので一旦サフェーサーでエッジ部分を覆ってあげて、上塗りに負けない下地を作ります。サフェーサーは当然2液ウレタンです。ラッカーサフェーサーだと同じ事になるので無意味ですので…。

2010/04/21
 
jpg画像 フェラーリキー完成ですB(img704.jpg) -704- フェラーリキー完成ですB

今回はモニターテストとして「傷復元クリアー」を採用してみました。
組み付け時に、エンブレムが付いて見えない箇所を強く擦って傷を付けましたが、中々直ぐには消えませんでした。
今回は弱めの仕様なので駄目かと思いましたが、ドライヤーで暖めたら見る見る内に消えて行きました。一応大丈夫そうです。

見た目は同じ仕様の鍵なので(今回同じ依頼で二個目の鍵です)、どちらがどちらか解らなくなるかも知れませんが、傷の付き具合を確認して頂ければと思います。
普段使いで余り変わらないようなら余り意味がありませんので…(リスクと時間は掛かってしまいますから…)

一眼レフでも撮影しておいたのですが、そちらはまだチェックしていなので、良く撮れた画像あったらそちらも紹介させて頂きますね。

取りあえずはこの度もご贔屓ありがとう御座いました!楽しみにお待ち下さいませ。

2010/04/20
 
jpg画像 フェラーリキー完成ですA(img703.jpg) -703- フェラーリキー完成ですA

各パネル3枚組み合わせてこんな感じです。良い感じですよね(惚)。

他にも画像あるので続きますね。

2010/04/20
 
jpg画像 フェラーリキー完成です!(img702.jpg) -702- フェラーリキー完成です!

既に本日発送しております。大変お待たせしました!

画像は組み付け前の状態ですね。鍵一個なのに随分部品点数が増えましたね(笑)。前回同様、電池は新品に交換致します。

2010/04/20
 
jpg画像 カヌー用ヘルメット塗装承りました!(img701.jpg) -701- カヌー用ヘルメット塗装承りました!

本日無事届きました。この度のご依頼誠にありがとう御座います!

先日電話にてお問い合わせいただき、「どうしてもこの色が気に入らない」との事でした。
ご要望の色はブルーメタリックでしたので、その後色見本帳を送らせて頂き、お好みのブルメタを選んで頂きました。

多少擦り傷があるので下地処理(サフェ塗り必要ですね)してからの本塗りとなります。楽しみにお待ち下さいませ。

改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2010/04/20
 
jpg画像 フェラーリスカッフプレートの紫色探し(img700.jpg) -700- フェラーリスカッフプレートの紫色探し

フェラーリのスカッフプレートのベースとなる紫は、今後の事を想定して何かしら元となるデータ色を探し出して決めておくことにしました。
であれば、今後「ここも同じ紫にしたい」という事があっても、データがあるので全く同じ色が作れます。データ調色であれば調色費も掛かりませんし(目調色は調色費用が掛かります)。

が、やはり「紫」。無いんですよ…(苦笑)。

いつも使っている色見本帳は「自動車の内外装」の色データなので、「紫」は余り採用されていないんですよね。

なので今回はPANTONE社の色見本使ってみました。
ただ画像で見るように、私が持っているパントーン色見本帳はuncoatedなので艶消しな感じです。しかも印刷なので塗装とはちょっと(と言うか全然)違います。まぁ目安みたいな物ですね。

一応ここからでも配合データが出せますのでちょっと試しに何個か抜粋して色を作ってみる事にします。

ちなみに画像に一緒に写っている絵の具は、オーナー様よりイメージの見本としてお借りしました。わざわざ今回の為に世界堂さんで買って来られたそうです。
ちなみに「世界堂」、聞いた事がありませんでしたが面白そうな名前ですね…。後で調べてみます。ユザワヤみたいな所でしょうか…(憧)。

2010/04/20
 
jpg画像 メガネ フロントフレーム本塗り完了です!(img699.jpg) -699- メガネ フロントフレーム本塗り完了です!

と言う事で、フロント部分は先に本塗りまで完了させました。

ツルの部分が外せなかったので、先にフロント部分を塗り終え、完全硬化したら今度はツルの部分の塗装になります。ツルの方はフロントに比べて難題も少ないのでここまでこれば安心です。
私的に難しい事(悩む事ですね)は先に終わらせないと気が気ではありませんのでちょっと先行させて頂きました。これで悪夢に襲われなくて大丈夫そうです(本当)。

グラデーションもいい感じに出来ていますので楽しみにどうぞ!
ツルの部分は少し先になりますね。進行しましたらまた紹介させて頂きます。

2010/04/20
 
jpg画像 SATAのエアーブラシセット(img698.jpg) -698- SATAのエアーブラシセット

中身はこんな感じです。絵は描けませんが何かヤル気が出てきます(爆)。

ちなみに「他に誰か持って人が居るのかな…」と思ったら、隣に居るゴトー氏も持っていました(爆)。以前私のを見て無理を言って取り寄せて貰ったみたいです。思い出しましたがそういえばそうでしたね…(恐)。

2010/04/20
 
jpg画像 幻のサタガン(爆)(img697.jpg) -697- 幻のサタガン(爆)

自動車塗装業界では有名なSATA社のガンですが、SATA好きな方でもこれを知っている方は少ないのでは無いでしょうか(と言うより居ないですよね)。

日本では未発売らしく、当然私も知らなかったのですが、数年前に贔屓にして頂いているオートサプライヤーさん(福資材も扱う塗料屋さんですね)から譲って頂いたガンです。わざわざ本国から自分の為に取り寄せたらしいです。ガンといっても「エアーブラシ」の部類ですね。絵を描いたりする時に使うガンです。

その方から「私が持っているより高畑さんが持っている方が」的な感じで譲って頂いた筈なのですが、自動車のボディ塗っている以上中々使う機会が無く、タンスの肥やし的になってしまっていましたが、今の「小物塗装」では使う機会が出てきました。

ちなみにこれの良い所は、「エアーブラシなのにいつも使っているガンと同じように使える」ですね。いつもの握り方で普通に塗れますので安心です。
それでいて「口径」が小さく、持っているのは0.2mmと0.3mmです。いつもは小さくても0.8mm、普段は1.3mm使ってますから全然違いますよね。

2010/04/20
 
jpg画像 メガネフレームのグラデーションテスト塗装(img696.jpg) -696- メガネフレームのグラデーションテスト塗装

今回のメガネフレームでは「ブルーとイエローメタリックのグラデーション」でご依頼承っております。
流石にいきなり本塗りに入ったりはしません(恐ろしくて出来ません)ので、フレームに見立てた「プラ棒」でテスト拭きを行います。

ちなみに色は事前に作製していまして。ブルーもイエローもメタリックです。
が、実際にはメタリックよりも「パール」を強くしています。
特にイエローのように明度が高い(明るい)色にメタリックを入れると、アルミ粒子は「ゴマ」のように黒い点々に見えてしまうからですね。なのでイエローパールをガンガン入れて輝かせます。

2010/04/20
 
jpg画像 メガネフロントフレーム プライマー塗布(img695.jpg) -695- メガネフロントフレーム プライマー塗布

と言う事で綺麗に掃除してマスキングしてプライマー塗ります。

ツル(耳)の部分はまだ作業しません。工程上、先にフロント部分を仕上げてしまいます。

2010/04/20
 
jpg画像 メガネフレームのメッキ部分 素地調整完了ですA(img694.jpg) -694- メガネフレームのメッキ部分 素地調整完了ですA

細かい個所もキッチリ処理してます。

ちなみに今回のご依頼では、オーナー様より「駄目になったらそれはそれで良いです」的なお言葉を頂戴しております(恐)。
結構難題な作業が何個もあるので当初は作業をお勧めしなかったのですが(と言うより断っていた感じでしょうか…)、「それでも」と言う事で今回のご依頼に至っております。

実は既に他の塗装屋さんでもご依頼されたらしく、それが実にヒドかったとの事で、塗装が難しいのはある程度覚悟されていたようです。

が、本当に駄目にしては困りますので(在り得ません…)何とか上手い事出来るようにはしていきます(一応頭の中のイメージでは出来ましたので)。今までも「これは無理」といった事も何とかなってきたと思いますので(PSPの塗装は本当に辛かったですが…)。

2010/04/20
 
jpg画像 メガネフレームのメッキ部分 素地調整完了です。(img693.jpg) -693- メガネフレームのメッキ部分 素地調整完了です。

と言うわけで綺麗に剥がしてしまいました。

耳に掛かる部分(テンプル)はプラスチック素材なのでサンドブラストでは無くペーパーでの足付け処理で大丈夫です(ただしプラスチックプライマーは必要ですね)。

ちなみにフレームは曲がっても塗装が割れないように軟化仕様にします。

2010/04/20
 
jpg画像 メガネフレームのメッキ部分(img692.jpg) -692- メガネフレームのメッキ部分

最近メガネのお問い合わせも増えて来ました。これの他に2件程案件があります。こちらは下で紹介しているNo.682のメガネフレームですね。

こちらのメガネは通常とは違って「メッキ素地」「グラデーション」なんてオプション作業があるので結構な金額になっています。
私が装着しているメガネなら二個買えてしまうかと…(安)。

なのでご依頼までには中々繋がらないのですが、それでも塗りたいと言う方が結構居るんですよね。なるほど、です。

が、作業はやはり困難を極めます。
まずメッキですが、このまま塗っても剥がれますのでメッキは剥がしてしまいます。
レンズその他装着品は外れていますが、ツルとの接合部分の蝶番がちょっと特殊でこれは外せそうもありません。なのでここはガッチリマスキングしてサンドブラストに挑みます。ビニールテープとガムテープでグルグル巻きです。

2010/04/20
 
jpg画像 ランサーエボリューションワゴンのインマニとタワーバー結晶塗装で承りました!(img691.jpg) -691- ランサーエボリューションワゴンのインマニとタワーバー結晶塗装で承りました!

本日は遠方よりご足労頂きありがとう御座いました!

こちらはランエボワゴンに装着予定のインマニとタワーバーですね。
インマニは「黒」の結晶塗装で、タワーバーは「赤」の結晶塗装でご依頼頂きました。

ちなみに以前、ランエボのマグネシウム製のヘッドカバーを結晶塗装の赤で二個塗らせて頂きましたが、その内の最初の一個がこちらのオーナー様の手に渡る予定とのことです。

2個目のです→-180- ランエボ「MIVEC TURBO」のマグネシウムヘッドカバー結晶塗装完成ですA

二個目に塗ったヘッドカバーを装着するので、最初に付けていたヘッドカバーがこちらのオーナー様のエンジンに装着されるので、今回はそれに併せて「お揃いで結晶塗装を」といった感じですね。ご贔屓ありがとう御座います!

既にインマニは洗浄液に漬けておりますので、タイミングが来ましたらそれぞれ作業開始させて頂きますね。
一緒には出来ないので(特にタワーバーは大きくて…)、それぞれ別工程になるとは思います。
楽しみにお待ち下さい!

2010/04/19
 
jpg画像 キャラバンのコーナーレンズ オレンジキャンディーで承りました。(img690.jpg) -690- キャラバンのコーナーレンズ オレンジキャンディーで承りました。

こちらも本日無事届いております。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

こちらはキャラバンなる車両のヘッドライト脇に付くコーナーレンズでして、社外品との事です。掲示板にご訪問頂いていた銀河鉄道888なる方の物ですね(何故か微笑)。

で、今回は珍しく「オレンジ」で塗装承りました。プロフィット日記では初ですね。と言うより私も初です(爆)。
良く「電球」だけをオレンジ色にするのはやりましたが(経年劣化でバリバリと剥がれてしまうんですよね)、レンズをオレンジにするのは自身初めてです。普通は逆ですしね(笑)。

しかしそれにしても大きい(爆)。コーナーレンズとの事なのでもっと可愛いサイズかと思っていましたが、普通の車のヘッドライトくらいあります…(比較としてスタバのタンブラーも一緒に写してます)。が、一応想定内ですので問題ありませんのでご安心下さい。

それではこちらも作業開始しましたらまた紹介させていただきますね。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2010/04/19
 
jpg画像 スターバックスタンブラー塗装承りました!(img689.jpg) -689- スターバックスタンブラー塗装承りました!

すっかりお馴染みになりましたスターバックスのタンブラーですね。ちょっと大きめのベンティサイズでしょうか。初めて見る型で、ステンレス素地にワンポイントとしてスタバのロゴがプリントされています。シールじゃありません。

色はマツダの「ファントムブルーマイカ」で、これに3コートパール仕様で塗装を承っております。
ファントムブルーマイカ事態がパール色ですが、さらにこれに3コートパールで味付けを、と言った感じですね。了解しました。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2010/04/19
 
jpg画像 フェラーリのステップカバー サンドブラスト完了(img688.jpg) -688- フェラーリのステップカバー サンドブラスト完了

という事でステンレス素地がザラザラになりました。この後のプライマーも良く食いつく下地です。

工程としては、ステップカバーは一旦全部を紫で仕上げます。勿論クリアーもですね。
で、再度全体を研磨し、文字の部分に赤で墨入れします。「墨入れ」と言っても筆でやる訳では無く、赤のベースコートを文字部分に塗って乾いたら研磨して凹んだ部分のみ赤を残します。以前やったV-MAXの凹み文字部分の作業と全く一緒ですね。
良かったらどうぞ→プロフィット日記2006年8月辺り

ただ、V-MAXの時はクリアーは塗っていません。ベースのシルバーのみで終わりです。
今回は再度全体をクリアーで覆います。クリアーの「二度打ち」ですね。
また二回目に使用するのは「クリスタルクリアー」で、オーナー様ご要望の「地味な色なので出来るだけ輝くように」になるようにします(多分こんなニュアンスだったと思いますが…間違ってたらすいません)。

と言う事でこの後プライマーを塗って素地調整は完了です。次は色ですね。楽しみにお待ち下さい。

2010/04/19
 
jpg画像 フェラーリのステップカバー素地調整(img687.jpg) -687- フェラーリのステップカバー素地調整

このステップカバーが意外と長くてですね(苦笑)、TAC裏庭にあるサンドブラストボックスでの作業となりました。こっちならスッポリ入ります。

ステップの縁にはゴム帯が付いていましたが、これは邪魔なので外してあります。良心的な両面テープなのでゴムの再利用は問題ありません。

ちなみに「良心的では無いゴム」もあります(苦笑)。
極めて私的見解ですが、トヨタのゴムはかなり剥がれ難い気がします。両面テープがガッチリ食いついている癖にゴムが薄いので切れてしまいがちです。
当然ゴムだけの部品設定が無いので部品ASSYで(=アッセンブリー)ゴムが付いている方の部品も一緒に買い直さないとなりません。なので相当時間掛けてシリコンオフを良く浸透させ、ネチネチと両面テープを剥がしていかなければなりません。「これはメーカーの策略なのか…」と疑ってしまいます(私的見解です…)。

2010/04/19
 
jpg画像 フェラーリのステップカバー作業開始してます(img686.jpg) -686- フェラーリのステップカバー作業開始してます

先週メール頂きましてありがとう御座います。色については了解しました。色々とお気遣いもありがとう御座います…!

色についてはまだですが、先行して下地処理始めています。

ステップカバーはステンレス製で、文字部分はパンチング(?)処理されていて凹んでいます。
この「Ferrari」のロゴ部分をフェラーリの赤(ロッソコルサですね)、そして全体を「濃い目の紫」で承っております。

紫と赤というとちょっと派手な感じもしますが、紫は室内の「黒」と合わせるので、文字の赤はそれらのワンポイントですね。「黒」と「紫」を基調としての赤ですね。

という事で、ステップ全体を素地調整します。

2010/04/19
 
jpg画像 ステアリングカバー塗装承りました!(img685.jpg) -685- ステアリングカバー塗装承りました!

こちらは車のハンドルに付くステアリングカバーですね。多分オーディオのボリュームだとかを操作出来るようにスイッチが内蔵されるのだと思います。

で、恐らくはさらにそれにスイッチを増設させる為、オーナー様自ら加工されたらしいのですが、その際に傷が付いてしまったとの事です。解ります解ります。

まだ車の塗装屋だったディーラー在籍時、板金屋さらんやらメカニックの方から、

「ここ傷付けちゃったんだけど塗って解らないように出来るかな」

なんて相談は多かったです(苦笑)。
当然お客さんは知る由もなく(厳)何事も無かったように処理されるのでご安心下さい(安心して良いのかどうか…)。

と言う事で、オーナー様はかなり凹んでおられるようですが(そう察しています)、それも払拭出来る仕上がりにするよう努力しますので今しばらくお待ち下さいませ。

改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2010/04/17
 
jpg画像 メガネのフレーム塗装イメージ画像(img684.jpg) -684- メガネのフレーム塗装イメージ画像

中央にあるメガネの画像と、その上にある「青と黄色」の四角がオーナー様より頂いたイメージ画像です。
イエローとブルーはそれぞれメタリックに変換し、グラデーションでそれぞれの色を結びます。

こんな感じで大丈夫でしょうか…(オーナー様への確認です)。

ご確認の程を宜しくお願い致します!

2010/04/16
 
jpg画像 メガネフレームの初期状態(img683.jpg) -683- メガネフレームの初期状態

フレームを上から見た状態ですね。上面は画像のようにイエロー(ソリッド)になっています。これらも塗ってしまいます(勿体無い気が…)。

耳に掛かる部分(つる・テンプルと呼ぶのですね)とフロント部を繋ぐ蝶番が特殊なようで外す事が出来ませんのでこちらはマスキングで行います。

イメージ画像作りましたのでアップしますね。続きます。

2010/04/16
 
jpg画像 メガネのフレーム塗装承りました!(img682.jpg) -682- メガネのフレーム塗装承りました!

数日前に届いておりましたが、現物確認してご依頼内容を纏めるのにちょっと時間掛かってしまいました。ご紹介が遅れてすいませんでした!

ちょっと解り難いですが、レンズは外れた状態です。
フロントのフレーム部分はメッキなので専用の下地処理が必要ですね。ただこの為に細かいネジ穴などが埋まってしまうのですが、今回は「それでも綺麗に塗れるのであれば」との事でご依頼頂く事になりました。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

で、ご依頼の色としては「ブルーからイエローのグラデーション」との事です。どちらもメタリックカラーです。

と言う事で、イメージ画像を作成しましたので紹介しますね。
って言うか、オーナー様への確認用です。

2010/04/16
 
jpg画像 オリジナル仕様のタンブラー 完成ですB(img681.jpg) -681- オリジナル仕様のタンブラー 完成ですB

うーん、ヤバイですね(笑)。これは格好良いです。私も「Pro_Fit」バージョンのタンブラーが欲しくなりました(爆)。まあ自分の事は後回しなのでやりませんが(苦笑。と言うよりせめて看板作らないと…って感じです)。

と言う事で既に発送準備整ってます。レースに間に合うようにと思ってたら予定よりも早めに完成しましたので…。

ちなみにご依頼頂いた方はこちらのタンブラーにプリントされているレーサーの方では無く、恐らくはファンの方でしょうか。
なのでタンブラーにプリントしたレーシングチームのサイトへのリンクも一応控えてます。宜しければ紹介しますので!


と言う事でこの度のご依頼、誠にありがとう御座いました!
実物楽しみにお待ち下さい!

2010/04/16
 
jpg画像 オリジナル仕様のタンブラー 完成ですA(img680.jpg) -680- オリジナル仕様のタンブラー 完成ですA

先ほどのチームロゴの裏側で、「93」はゼッケン番号ですね。

ご依頼時には「数字だけですので」との事だったのですが、意外にもこの「9」のフォント形式が無くてですね、こちらもオリジナルに似せて作っておきました。フォントは奥が深いですよね(その分楽しいです)。

ちなみに今回はタンブラー自体も当店で揃えました。と言うより、先日ゴトー氏に買っておいて貰った物です。一本¥2,800と意外と安かったので(最近知りました…)4本在庫していた内の2本です。
買うと一緒に付いてくるフリードリンクチケットも、どの店舗でも使えるとの事ですのでご安心下さい。

と言う事で、ご用命ありましたらタンブラーも用意出来ますのでお気軽にどうぞ。ご依頼時の送料が節約出来るかと存じます(さすがにこれに上乗せしたりはしませんので…)。

もう一枚格好良い画像あるのでそちらも紹介しますね。

2010/04/16
 
jpg画像 オリジナル仕様のタンブラー 完成です!(img679.jpg) -679- オリジナル仕様のタンブラー 完成です!

と言う事でこちらも完成です!レースに間に合いました。もしかするとこれもTVに写るかも、です(解りませんが…)。

入金確認も出来ておりますので、発送先の連絡が来ましたら発送の手配をさせて頂きますね。

他にも画像ありますので続きますね。

2010/04/16
 
jpg画像 バリオスのビキニカウルも完成です!(img678.jpg) -678- バリオスのビキニカウルも完成です!

こちらは裏だけの塗装でご依頼頂いていたバイクのビキニカウルですね。ヘッドライトの部分のカウルです。

ご依頼は激安コースですのでクリアーは塗っていない仕上げです。
が、特に表に晒されるような部位では無いのでこれでOKだと思います。私が表側塗る時も同じ仕様ですし。って言うか、表塗る時に裏も一緒に塗っておいてあげれば良いのに…って感じですが、仕方無いんでしょうね。売る方もギリギリでやっているのだと思いますし。

色は「表と似たような感じで」との事ですので、在庫していた黒メタリックで塗ってあります。ポルシェのLC9Zですね(色名忘れました…)。

と言う事で、入金確認出来ましたら発送させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!

2010/04/16
 
jpg画像 ドライカーボンテストピース 完成ですA(img677.jpg) -677- ドライカーボンテストピース 完成ですA

こちらは大きい方の板ですね。当初は一枚だけの予定でしたが、解り易いように二枚とも作っておきました。

こちらは2分割で、右側よりも左側の方が1コート多めに塗ってあります。塗膜自体は微妙なんですけど表情は全然違いますよね。
ただ本塗り時には場所によってこれくらいの誤差は出ると思います。塗るのは平面ではありませんので。ご了承下さいませ。

と言う事でテストピース完成です。
後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2010/04/16
 
jpg画像 ドライカーボンテストピース 完成です!(img676.jpg) -676- ドライカーボンテストピース 完成です!

と言う事でこちらも完成です。大変お待たせしました…。予定より全然掛かってしまいましたね。

画像の板は3通りの中で一番塗った物ですね。若干カーボン目が見えます。
光源を背にしてみればちゃんとカーボン目は確認出来ます。

2010/04/16
 
jpg画像 タッチアップ塗料(img675.jpg) -675- タッチアップ塗料

下のBMWミニの塗料ですね。タッチペンがその辺では売っていないとの事で、今回一緒にご要望頂きました。ありがとう御座います。

ちなみにタッチアップ塗料は「塗装をご依頼頂いた方のみ」とさせて頂いております。サービスの一環みたいな物なのでお値段も材料費(容器代も…)程度の¥300としておりますので。

ただこの容器がですね、良いんですよ…(惚)
板金屋さんで扱うタッチペン用容器は殆どがプラスチック製で、これは蓋に筆が付いているので便利なのですが、長期保存していると中身が干からびてしまいます(私的見解というか経験です)。
しかも質感がチャチいんですよね…。

で、私が愛用しているのは、以前担当だったオートサプライヤーさんが探し出してくれたガラス製の容器です。
内蓋がちゃんとあるので洩れませんし、長期保管でも全然大丈夫です。
5年前くらいに作製したタッチアップ塗料が先日発見されたのですが、全然大丈夫でした。

何よりこの質感が良いですよね。透明なので中身の色も確認出来ますし(プラスチック製の容器は濁って見えません…)。

と言う事で、ご要望がありましたらお気軽にどうぞ!

2010/04/16
 
jpg画像 BMW MINI用フェーエルリッドトリム 塗装完成です!(img674.jpg) -674- BMW MINI用フェーエルリッドトリム 塗装完成です!

作業途中の紹介が抜けてしまいましたが、下地処理もちゃんとやってますのでご安心下さいませ。
ただ、元々の色と同じブルー系なので「何をやったの?」的な感じもしますね(苦笑)。ちゃんとご指定の色にしてありますのでご安心下さいませ!

先ほど完成のお知らせメールも差し上げております。
タッチアップ塗料も用意しておきましたのでご安心下さい。

この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!

2010/04/16
 
jpg画像 アルファロメオエンジンカバー結晶塗装&オリジナル仕様 完成ですB(img673.jpg) -673- アルファロメオエンジンカバー結晶塗装&オリジナル仕様 完成ですB

いつもはもっと近づいて「結晶目」を紹介していますが、今回は丸い部分などを紹介したいので少し引いてみました(笑)。

文字の部分はいつも通り「筆塗り」なので、スプレー塗りのような仕上がりには至りませんのでご了承下さいませ。なのでいつもこれはサービスでやってます。

ただし、丸い部分は先日紹介したように結構手間を掛けてますので良い感じに仕上がっていると思います(御代も良い感じに頂きますが…)。

ただ、文字部分も丸い部分と同様に仕上げる(作業する)事も可能です。
文字部分に紙を敷いて「石刷り」してある程度の型を転写し、それをスキャナーでPCに読み込んで「完全なデータ化」すれば、文字部分と全く同じ「シール」が作製出来ます。
これを丸部分と同じ工程で行えば文字部分も美しい仕上がりで表現出来ます。ただし相当のコストが掛かりますが…(厳)。
今後まとめて10個くらいご依頼頂いたら検討したいです(爆)。

そういえば同じ様な事は以前もやっていました。

BMW プラスチックヘッドカバー結晶塗装


と言う事で、後程完成のお知らせメール差し上げますね。実物も凄いですよ(笑)。こんなのは多分世界に一つかと(爆)
楽しみにお待ち下さい。

この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!

2010/04/16
 
jpg画像 アルファロメオエンジンカバー結晶塗装&オリジナル仕様 完成ですA(img672.jpg) -672- アルファロメオエンジンカバー結晶塗装&オリジナル仕様 完成ですA

下の画像と比べると色合いがちょっと違いますが、こちらの方が実物に近いですね。下の画像はゴールドがちょっと濃い感じに見えます(私のPCディスプレイでの話しですが…)。こちらは一眼レフで撮った画像ですね。

部品の四隅にあるネジはちょっと特殊な付き方で(脱落防止ですね。エンジンルーム内に落としては困るとの配慮だと思います)、これは取り外す事が出来なかったのですが、最後にシルバーでタッチペンしておきました。ここもゴールドにしようか悩んだのですが、ちょっとクド過ぎると思い、元の状態プラスアルファぐらいに留めておきました。

もう一枚画像あると思いますのでそちらも紹介しますね。

2010/04/16
 
jpg画像 アルファロメオエンジンカバー結晶塗装&オリジナル仕様 完成です!(img671.jpg) -671- アルファロメオエンジンカバー結晶塗装&オリジナル仕様 完成です!

と言う事で完成です!お待たせしました…!元の状態からは「全然違う物」みたいになってしまいました…。

結晶塗装が重量感を演出してくれるのでまさかプラスチック部品だと思わないような仕上がり感です。
赤の結晶塗装も派手さ・華やかさがいいですが、黒の結晶塗装のこの重量感も良いですよね…(惚)。

他にも画像あるのでそちらも紹介しますね。

2010/04/16
 
jpg画像 オリジナルタンブラー 本塗り完了です!(img670.jpg) -670- オリジナルタンブラー 本塗り完了です!

と言う事で、残ったマスキングテープが無事回収出来たらクリアーを塗って本塗り完了です。
素手では触れないような状況で細かい作業をすると途中で発狂しそうになりますが(嘘です。しません)、上手く出来た時は感無量です。

裏側にはゼッケン番号の「93」も入ってます。
こちらは立てた時に地面と垂直になるようになっています。ちょっと小振りなワンポイントとして、ですね。良い感じです。

こちらとは別に、ベースの赤色だけの仕様のタンブラーも塗りあがっています。そちらは無地ですが、赤は同じ色なのでお揃いのタンブラーですね。

それでは完成しまいたら改めて紹介させて頂きますね。楽しみにお待ち下さい!

2010/04/15
 
jpg画像 オリジナルタンブラー ロゴ塗装完了〜マスキング剥がし(img669.jpg) -669- オリジナルタンブラー ロゴ塗装完了〜マスキング剥がし

そしてロゴ部分の白が塗り終わったらシートを剥がします。

ちなみに白も「単なる白」では無く、赤にあった白を選んでいたりします。文字フォント同様、色の配色も気をつけないと変な「ズレ」が生じますので(今回は色も文字もお任せです)。

で、シートを剥がすと写真のように「抜き」の部分は残ります。

下に塗った赤はベースコートですので薄膜ですから(べースコートの役目は「着色」ですので保護にはなりません)強く擦れば削れてしまいます。なので爪で引掻いて取ったりは出来ません。意外とガッチリ付いてます。

いつも使っているピンセットは結構高性能な物を使っていますが、それでもこのような場合では上手くは取れませんので、ここでは「カッターの刃」を使います。
赤く塗った塗膜を傷付けないように、残ったシールと塗膜との隙間にカッターの刃先を刺し込み持ち上げるとシールは綺麗に回収出来ます。ただし、ワンミスで赤か白は削り落ちてしまうので作業は結構緊張します。失敗は洒落になりません…。

この作業がさらに難題なのは、塗膜を直接素手では触れない事です(厳)。
塗膜は乾いているので触っても色がくっ付いたりはしないのですが、塗膜に素手で触ってしまうと後で思わぬトラブル(ブリスターですね)が発生します。
なので仕方なく塗膜に触れる際にはビニール手袋を着用するか、テープフリーとなった塗面にマスキングテープかシートを貼っておくかですね。とにかく素手で直接触らないように、です。

2010/04/15
 
jpg画像 オリジナルタンブラー 本塗り開始です!(img668.jpg) -668- オリジナルタンブラー 本塗り開始です!

ベースとなる赤を塗り終え、テープフリー(=マスキングテープを貼っても大丈夫な自然乾燥した状態)になったら予め作製しておいたロゴシールを貼り付けます。

既に一回失敗しているので(苦)貼る位置は確認出来ていますので意外とスムーズに進行しました。
「単に貼るだけでしょ?」は貼った事が無い方が言えることでして、この後クリアーまで塗って失敗に気付いたら最初からやり直しですので…。慎重に行います。


今の「小物塗装」の形態になってから、今回のようなロゴ入れの塗装をするケースがかなり増えました。増えたと言うより、以前は元通りに戻す「修理」が基本ですのでやらないのは当たり前ですね。

で、やってみて解りましたが色々と難しいんですよね…。

縦横の平行と垂直なんて当たり前で、位置バランスやらロゴの大きさ、文字は字間・傾斜・太さ・長さ、勿論フォント形式もです。
これらが普通に出来てようやく「普通に見える」って感じでしょうか(辛)。
もっと数をこなさないと時間ばかり掛かって大変です。まだまだ精進していきたいと思います。

2010/04/15
 
jpg画像 アルファロメオツインスパークエンジンカバー 丸部分マスキング(img667.jpg) -667- アルファロメオツインスパークエンジンカバー 丸部分マスキング

そして先ほど塗った丸い部分が完全硬化したらマスキングします。

丸の部分は表面が丸みを帯びた3次元的な形状なので、予め大きさを測ってカットしておいたマスキングシートを3分割して貼り付けます。傘の布部分みたいな感じですね。単に丸くカットしたテープ貼っても剥がれてしまいますので。

逆に文字部分は後から筆塗りになります。一応この時点で平滑に研いでおきます。塗った後でのペーパー掛けはやはり危険を伴うので出来るだけリスクを分散させておきます。

2010/04/15
 
jpg画像 アルファロメオツインスパークエンジンカバー 丸部分塗装(img666.jpg) -666- アルファロメオツインスパークエンジンカバー 丸部分塗装

基本となる塗装は「結晶塗装の黒」ですが、文字の部分と丸い部分はホワイトゴールド(よりゴールド寄りですね)でご依頼頂いています。

凸部の文字部分はいつものように結晶塗装後に筆塗りで行いますが、丸い部分はサスガに筆塗りでは残念な仕上がりになりそうですので通常通りスプレーガンでの塗装にしています(勿論この分の工賃は頂戴しておりますので)。

丸い部分は下地としてサフェーサー塗って硬化させて研いであります。通常の塗装と変わりありませんね。素材がプラスチックなのでそれ専用のプライマーも塗ってあります。

そしてホワイトゴールドを丸い部分にスプレーします。
食み出た部分は後に結晶塗装で覆うので、ここでは特にマスキングは必要ありません。

何だかエキゾチックな感じですね(笑)。

2010/04/15
 
jpg画像 ドライカーボンテストピース 本塗り完了ですA(img665.jpg) -665- ドライカーボンテストピース 本塗り完了ですA

光が当たって下地のカーボン目が見える状態ですね。真ん中で隠蔽率を分けています。
こうやって見ると単なるグリーンキャンディーなカラーカーボンに見えますが、角度を変えるとカーボン目は見えなくなり、普通の「グリーン系メタリック」な塗装になります。

完全硬化してもう少しで完成ですね。今暫くお待ち下さいませ!

2010/04/15
 
jpg画像 ドライカーボンテストピース 本塗り完了です。(img664.jpg) -664- ドライカーボンテストピース 本塗り完了です。

そして本塗り完了です。

テストピースは二枚。内一枚は半分に分けて二通りにしています。全部で3通りです。

塗ってみて解りましたが、面白い事に隠蔽具合で色まで変わってしまいます。
しかもカーボン目自体が「黒」と「白」の組み合わせなので(折り目によって違います)、どちらかが先に隠蔽してしまって塗り過ぎると変な感じになってしまいます。

2010/04/15
 
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