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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2010】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 ポリッシャー(img399.jpg) -399- ポリッシャー

私の知る自動車塗装業界では、手で持って磨く機械のことを「ポリッシャー」と呼びますが(手で持たない設置型の磨く機械もあります)、エアー式と電動式があります。

左が現在主に使っているエアー式で、一番のメリットは「軽い」ですね。磨く物が「小物」なので、「左手で被塗物を持って右手にポリッシャー」が基本です。置いて磨いたりは殆どしません。

これに取り付ける「バフ」は色々な種類があるので、バフの固定はマジックテープ式で簡単に交換出来るようになっています。

が、作業中はそれすら面倒ですので(使うコンパウンドが変わるといちいちバフも変えなければなりませんので)、それぞれ専用のポリッシャーにしてしまいます。今日は色々磨いたのでそうしました。

で、久しぶりに電動ポリッシャーを出して来たのですが、恐ろしく重くて背中を痛めてしまいました…。
小物の磨きの場合、重くてもこれを片手でこれをブン回さないといけないので(←言葉が悪いですが現場ではこう表現するのが普通ですので)久しぶりにその重さを実感してしまいました。無理ですね(爆)。

自動車ボディの磨きだとある程度の「重さ」が無いと逆に安定しないので駄目ですが、やはり小物には不向きでしたね…。


ちなみに全然話が変わりますが、車の「コーティング」での良い店選びのコツとしては、「良く削ってくれる所」がいいと思います。
ちょっと以外かも知れませんが、コーティング自体はそんなに大変な作業ではなく(私的見解ですが、本当の所だと思います)、本当に大変なのは「磨き」の作業で、これは「如何に削るか」といった作業ですね。

「これ以上削ったら下地出ちゃうから」なんて言葉は、あっている時もありますが間違っている時も多くあります。
プレスラインの角ならともかく、平面部分で下地出す程磨けるかって、ポリッシャーとコンパウンドだけでは到底無理ですよね・・・煙出る程磨いてもそうそう下地は出てきませんので(本当。それくらい強く磨くのが普通です。磨いた後に濡れ雑巾で拭くと湯気が出ます)。
ただしこれは当然磨く方の「塗膜」にもよります。
昔使った事もありますが、国産の10:1(主剤と硬化剤の比率で、塗装屋的にはこれが判断の目安になったりします)のクリアーだと、塗膜も比較的柔らかく薄いので、無理に磨くと直ぐに下地が出たきたりもします(辛)。

ただ、プロの磨き屋さんは磨いてみればそれも解るのが普通ですので、解っている方はちゃんと解って磨いてくれる筈です(私の知る限り、ですが…)。臨機応変んでやってくれるのが普通ですよね。

という事で、「適性に削ってくれる磨き屋さん」が見つかれば良い結果が得られると思います。
ただそこが大変な所なので、結果的にそれ相応の費用と時間も掛かるとは思いますが…。磨きは本当に大変ですので…。

2010/03/11
 
jpg画像 プレリュードのテールランプ 磨き処理(img398.jpg) -398- プレリュードのテールランプ 磨き処理

こちらもお待たせしております。もう直ぐ完成ですので今しばらくお待ち下さいませ!

画像は磨き作業の光景ですね。「ゴミが付いた」とか「肌が悪かった」といった理由で磨いている訳ではありませんのでご安心下さい。
今回、マスキングをしてから本塗りまでちょっと時間が開いてしまったので、クリアー抜きのフチ部分がマスキングテープの糊残りで少し荒れてしまいました。なのでペーパーで段差削って磨いて綺麗にしています(意外と普通の事ですのでご安心下さい。仕上がりには影響ありませんので)。

磨きの工程としては、

・#1500のペーパーで段差取り。
・#2000で#1500のペーパー傷を消す
・#3000で32000のペーパー傷を消す
・コンパウンド「細目」とポリッシャーウールバフで磨き
・コンパウンド「極細」とポリッシャースポンジバフ(堅)で磨き
・コンパウンド「超微粒子」とぽっリッシャースポンジバフ(柔)で磨き

といった感じになります。

他にも画像あるので続きますね。

2010/03/11
 
jpg画像 4AGのタイミングベルトカバー ハイパーブラック(黒っぽいメッキ調塗装)完了ですA(img397.jpg) -397- 4AGのタイミングベルトカバー ハイパーブラック(黒っぽいメッキ調塗装)完了ですA

同じ状況で撮った筈ですが、こっちで見る方が黒っぽい感じに見えますよね。

ちなみに最近では「メッキ調」では無く「メッキ塗装」がちゃんとありますので、それを求めるならばそちらをご利用された方が宜しいかと存じます(当店では取り扱っておりません)。
「銀鏡塗装」か「スパッタリング塗装」で検索されると色々と出てくると思います。私的見解で恐縮ですが、メッキ感を求めるならばそちらがお勧めですね。

今回の塗装は、以前塗らせて頂いた4AGタペットカバーの延長線上で承ったお仕事ですので。出来れば問い合わせ無いようにお願い致します(塗っておいて何ですが、正直な気持ちですので…)


という事ですが、他にもオイルキャップなども出来ておりますので、そちらは後日改めて紹介させて頂きますね。完成もう直ぐです。楽しみにお待ち下さいませ!

2010/03/11
 
jpg画像 4AGのタイミングベルトカバー ハイパーブラック(黒っぽいメッキ調塗装)完了です(img396.jpg) -396- 4AGのタイミングベルトカバー ハイパーブラック(黒っぽいメッキ調塗装)完了です

こちらも大変お待たせしました。遂に本塗り完了です。

実は途中工程の画像も撮った筈なのですが、どこかに行ってしまたようで見つかりません…すいません…。

メッキ調の塗装は単にそれ専用の塗料を使えば良いだけではなく、下地として「艶々の黒」を仕上げなければなりません。
が、この下地の色は場合によって黒では無くグレーにしたりします。平面パネルで黒を下にするとムラがひどく見えてしまうんですよね…。

また、下色では足付けもしないまま次の塗装(メッキ調専用の塗料ですね)を塗らないといけないので、普通の塗装に比べて密着性が著しく悪いと思いますので、私的には実用性は不可と考える所でもあります。なので現在の所、基本的に受け付けはしてはおりません。何卒ご容赦下さいませ…(その他色々と問題があると感じておりますので)。

他にも画像あるので紹介しますね。

2010/03/11
 
jpg画像 RZ350の小物部品も(img395.jpg) -395- RZ350の小物部品も

こちらも一緒にご依頼頂いた物ですね。小さい物の結晶塗装も格好良いですよね。

最近CMで、読みかけの本のページを抑えるのに鉄製の「亀の文鎮」が使われている映像がありますが、あれ良いですよね。
最近TAC内でブレーキキャリパーのブラケット意作っている方が居るのですが、作っている過程で出る廃材で丁度良い大きさのアルミ片(ジュラルミンんですね)が沢山あるので、それに結晶塗装を施して文鎮作ろうと思ってます。

ただ、当分は無理ですね…(仕事が溜まってますよね…)。
お裾分け出来そうでしたら紹介したいと思います。が、当てにしないでどうぞ(苦笑)。


と言う事で完成間近です。楽しみにお待ち下さいませ!

2010/03/11
 
jpg画像 RZのヘッドカバー結晶塗装も完成です!(img394.jpg) -394- RZのヘッドカバー結晶塗装も完成です!

「YPVS」の部分は本日研磨してクリアー塗ったばかりですので、お渡しは明日の夕方以降って所ですね。今しばらくお待ち下さいませ!

写真もちょっと判り難いですね…ボケ過ぎですいません…。

あと小物数点ありますのでそちらも紹介しますね。

2010/03/11
 
jpg画像 RZ350のシリンダーは完成ですA(img393.jpg) -393- RZ350のシリンダーは完成ですA

別角度からです。どちらも今日は一眼レフで撮ってます。コンパクトカメラに比べてやはりシャープに撮れている気がします。塗装に関しては、実物よりも良いような気が…(辛)。

ヘッドカバーも一応完成しておりますのでそちらも紹介させて頂きますね。

それにしても今日は花粉がひどいです。「雨上がりなので今日は楽そうだな」なんて薬飲まなかったらこの始末です(頭が回りません…)。

2010/03/11
 
jpg画像 RZ350のシリンダーは完成です!(img392.jpg) -392- RZ350のシリンダーは完成です!

大変お待たせしました!RZのシリンダー完成です。半艶黒が当時の雰囲気な感じで良いですね。後ろで見ていたゴトー氏曰く「新品みたいだね」との事です(塗りたてなのでそりゃそうですね…苦)。

他にも画像あるので続きますね。ヘッドカバーも完成しているのですが、凸部のクリアーがまだ乾いておりませんのでもう少しですね。

2010/03/11
 
jpg画像 ドライカーボンテストピース クリアー一回目(img391.jpg) -391- ドライカーボンテストピース クリアー一回目

こちらも徐々に(ついでに、ですが…)作業進行しておりますのでご安心ください。何かが塗られるとこちらもついでに一回塗られていますので(笑)。

画像は最初のクリアーですね。通常は一回でクリアー2コートですが、今回の場合「とにかく埋まって」といった感じですので、一回で4コートくらいしています。

それでも最初の頃にやっていた時よりは全然進歩しました。
ドライカーボンの塗装初めてやった時は、この最初の段階でありえない程の巣穴が出来ていたりしました。
が、色々試してみて、意外と一発目から綺麗に目が埋まってくれるようになりました。これでも「まだマシ」な状態ですので…。


この後完全硬化したら表面を研いでまた塗ってを何度も繰り返します。5回くらい繰り返したら少しはマシになるのでは…といった感じです(本当)。
なので今しばらくお待ち下さいませ…!

2010/03/11
 
jpg画像 フェラーリの鍵 分解(img390.jpg) -390- フェラーリの鍵 分解

と言うことで分解済みです。基盤の裏に電池付いてますが、最初構造が解らなかったので一度外しています。リセットされたかも知れませんので、納品後は最初にご確認して頂く事をお勧め致します。
(再記憶が必要な場合はボタン長押しなどメーカーによって色々と方法ある筈ですので)。

この後、ボタンの黒いゴムも外しています。


たった数センチの部品3点ですが、金額は結構いってます…。
先日のリモコンキーカバーの項でも説明させて頂きましたが、塗装費用は「時間工賃」が基本ですので、手間が掛かれば大きさは余り関係なくなってしまう場合があります。

後は難易度もそうですね。「難しい=塗り直しのリスクがある」と言うことでもありますので、その場合は割高になる事もあります。

ただ「技術的に難しそうだから」といって費用が高くなる事ではありません。仕事を請ける以上は「出来て当たり前」が基本ですので…。

正直、自転車のフレームを「どこを見てもテロテロに」なんて仕上げは結構難しいのですが(テールランプ塗っていた方が楽な気が…苦笑)、それも出来て当たり前の事なのでそれで高くなったりはしません。
ただし、「面倒だなぁ」と思うと当然高くはなります。面倒=時間が掛かるって事ですので、これは仕方ないですよね。ただ、これの殆どの場合は「下地」に関する事ですので、本当に時間掛かるんですよね…(厳)。

何卒ご理解頂けますようお願い致します…。


こちらは作業開始まだ少し先になると思いますが、進行しましたらまた紹介させて頂きます。二個目も待っていますので(そ、そうなんです…驚)。
改めましてこの度のご依頼ありがとう御座います!

2010/03/10
 
jpg画像 フェラーリの鍵 初期状態(img389.jpg) -389- フェラーリの鍵 初期状態

裏側のボタン部分のカバーも塗装が剥がれてしまってますね。

さらに、カバーとカバーの間の黒いゴム部分も表面が荒れてしまっています。
今回はこの部分も赤に塗装ご依頼頂いてますので、この素地も綺麗にしてからの塗装となります。恐らくは、素地を研いでサフェーサー(軟化剤仕様でしょうか)塗ってまた研がないとなりませんので、だとすると分解は必須ですね…。

2010/03/10
 
jpg画像 フェラーリのキーカバー塗装承りました!(img388.jpg) -388- フェラーリのキーカバー塗装承りました!

昨日無事届いております。この度のご依頼誠にありがとう御座います!

現在別件でリモコンキーカバーの塗装を承っておりますが、こちらは「鍵」と「リモコン」が一緒になったタイプですね。やはり塗装が削れてしまっています。

今回こちらを、フェラーリ純正色の「ロッソコルサ」で塗装承りました。最近流行ってますね(笑)。

確かにフェラーリですから、鍵もその色だと嬉しいですよね。解ります解ります。

他にも画像あるんで続きます。

2010/03/10
 
jpg画像 バイクテールランプもスモーク塗装完了です!(img387.jpg) -387- バイクテールランプもスモーク塗装完了です!

そしてこちらも完了です。大変お待たせしました…!

完全硬化まではもう少し時間掛かりますのでもう少々お待ち下さいませ。

完成次第また画像紹介させて頂きますね。楽しみにお待ち下さい!

2010/03/10
 
jpg画像 バイクテールランプも(img386.jpg) -386- バイクテールランプも

下記掲載のウィンカーレンズと一緒で、こちらはテールランプですね。
元々は電球1個だったようですが、なんとこれもLED化されているようです…。最近多いですね。確かにLEDは近代的で格好良いんですよね。省電力なのに明るいですし。

そしてこちらもスモーク化ですね。

2010/03/10
 
jpg画像 バイクウィンカーレンズ スモーク塗装完了です!(img385.jpg) -385- バイクウィンカーレンズ スモーク塗装完了です!

いつものように内部の反射板が無いので真っ黒に見えますね。既に裏に貼ったマスキングテープ剥がして確認しておりますのでご安心下さい。ちゃんと透過してますので。

エッジが効いたラインが格好良いですね。最近では見ないデザインです(多分古い名車のですよね)。

2010/03/10
 
jpg画像 バイクテールランプ&ウィンカースモーク塗装前(img384.jpg) -384- バイクテールランプ&ウィンカースモーク塗装前

レンズ単体となると裏側に塗料が付いてはマズイのできっちりマスキングしておきます。

四輪車のテールランプのように土台部分が無いのでそのまま置いて塗る事は出来ませんので(とても塗り難いです…)、いつものようにボール紙の棒に固定しておきます。塗る時は一つ一つ手で持って塗ります。面倒そうですがあらゆる角度から肌を見ながら塗れるのでこれは確実です。

2010/03/10
 
jpg画像 バイクパーツ5点のスモーク塗装も(img383.jpg) -383- バイクパーツ5点のスモーク塗装も

こちらも大変お待たせしております。本日本塗り完了しておりますのでご安心ください!

画像は分解した状態ですね。四輪車のテールランプはお釜(土台ですね)一体式が普通ですが、バイクの場合はレンズだけ取れるのも良く見かけます。


一番最初にやるのは、とりあえずは掃除ですね。
届いた時はかなり油っぽかったですので、とにかく脱脂です。油分付いたまま足付け処理なんてしたら大変な事になりますので(傷の中に油が入り込んでしまいます…恐)。

2010/03/10
 
jpg画像 RZのシリンダーも本塗り完了です。(img382.jpg) -382- RZのシリンダーも本塗り完了です。

ちょっと良く解らない写真になってしまいましたが、とりあえずは完了です。既に焼きあがっていて、マスキングテープも剥がしてあります。

焼付け塗料の長所としては、何より「作業性」ですね。2液ウレタンのように主剤と硬化剤を混ぜたりはしません。一液です。

で、これは低音焼付けですので140℃くらいで熱硬化します。熱を掛けない限り、スプレーガンに入れっぱなしでも全然大丈夫です。

2液ウレタンだと、特に高温多湿の夏場などは硬化反応が早く(硬化剤のイソシアネートは水分と反応します)、ガンにクリアーを入れっぱなしで数時間置いておいたら大変な事になります。

私はやった事はありませんが、ブースに入れたまま車と一緒に焼いてしまったり(=これは実際に「焼いている」訳では無く80℃程度での強制乾燥です)、翌日まで放置してしまったらスプレーガンは廃棄物になります…。
(またはメーカーにお願いしてのオーバーホールですね。高いガンだと5万円くらいしますので…)。


ちゃんとした写真撮ってまた紹介させて頂きますね。楽しみにお待ち下さい!

2010/03/10
 
jpg画像 焼付け塗料(img381.jpg) -381- 焼付け塗料

RZのシリンダー用に取り寄せた塗料ですね。昔ながらのエミーラックです。まだまだ現役です(笑)。

自動車系の塗装では「2液ウレタン系」が主流ですので焼付け型塗料は余り見慣れませんが(と言うより使いません…)、私が最初にお世話になったオートサプライヤーさん(塗料屋さんですね)が色々な分野の塗料に詳しく、それぞれに適した塗料を教えて貰ったりしました。なのでこのエミーラックもある程度の原色は既に揃っています(爆)。

ただ今回は「半艶」の仕上げでしたので、配合済みの物を取り寄せました。これを待っていたんですよね。なので本塗り開始です。

2010/03/10
 
jpg画像 RZヘッドカバー結晶塗装完了です!(img380.jpg) -380- RZヘッドカバー結晶塗装完了です!

塗装自体が終わっただけでして、作業はまだあります。画像手前の「YPVS」の部分を研磨して仕上げます。

焼いてから冷めてしまうとマスキングテープが費用に剥がし難くなるので部品が冷める前に剥がしておきます。

2010/03/10
 
jpg画像 RZ350エンジンパーツ一式 プライマー塗布完了です(img379.jpg) -379- RZ350エンジンパーツ一式 プライマー塗布完了です

そしてプライマーを塗ります。これはこれで美しい光景ですよね。

2010/03/10
 
jpg画像 RZエンジンパーツ一式 マスキング(img378.jpg) -378- RZエンジンパーツ一式 マスキング

ヘッドカバーとその他小物(5点)もサンドブラストし、その後リン酸処理を行ってからよく水気を取り、次はマスキング作業です。

丸い部分は沢山ありすぎて自分で切ってるとかなり面倒ですので(=時間が掛かってコスト上がってしまうので、ですね…)カッティングプロッターに任せます。直径22.5mm設定の真円を何十個か作っておきます。

ちなみに、カッティング自体は機械がやってくれますが、シール(またはマスキングシート)として成り立たせるには、残す部分や使う部分を剥がしておかなければなりません。
例えば「8」であれば、事前に中の○2個を抜いておかなければいけませんよね。当然これはピンセットを使っての手作業で、趣味ならばまだ良いですが(確かに趣味ですが…)、仕事としてこれを何個もやるとなると結構辛いです。

当然塗装で使うとなると、貼って塗った後に残ったシールを剥がさないといけません。まさかそのままクリアー塗れませんので…。
塗装を傷付けないようにしてこれを剥がすのは結構難しいですよ…(高性能ピンセットやらマチ針など色々試しましたが、実は一番危険そうなカッター刃の差込が一番確実です)。

と言う事です。何だか愚痴っぽくなってすいません…(苦笑)

2010/03/10
 
jpg画像 RZのシリンダー サンドブラスト処理後(img377.jpg) -377- RZのシリンダー サンドブラスト処理後

と言うことで綺麗になったと思います。錆びた鉄のボルトも綺麗になりました。一安心ですね。

2010/03/10
 
jpg画像 RZのシリンダー アルミの素地状態(img376.jpg) -376- RZのシリンダー アルミの素地状態

まるで神社に置いてある石みたいな状態です…。折角ボーリングしたのにこのままでは付けるのが勿体無いですよね。解ります解ります。

が、このまま塗っても直ぐに剥がれてしまいますので(金属素地の腐食とはそういうものです)、全体的にサンドブラストをやります。
が、内部を傷付けるとマズイですので各部マスキングをしておきます。

2010/03/10
 
jpg画像 超音波洗浄機(img375.jpg) -375- 超音波洗浄機

そんなに大きく無い物ですが、安かったので衝動的に買ってしまいました…。

超音波を発生して洗浄液を振動させ、手が入らないような部分も綺麗にしてくれる装置ですね。メガネとか貴金属などを洗浄するアレ(メガネ屋さんの店頭に置いてありますよね)の、業務用の機械ですね。至極強力なのでメガネ入れたらバラバラになってしまうと思います。

バイクのシリンダーくらいならスッポリ入るので早速試してみました。短時間でいつも以上に綺麗になります…(惚)。

2010/03/10
 
jpg画像 YAMAHA RZ350 エンジンパーツ作業始まってます。(img374.jpg) -374- YAMAHA RZ350 エンジンパーツ作業始まってます。

大変お待たせしております。RZのエンジンシリンダーとヘッドカバー、その他小物一式ですね。エンジンヘッドは赤の結晶塗装に、シリンダーは純正のような半艶黒仕上げでご依頼承っております。

こちらのエンジン、てっきり250ccかと思ったら実はサンパン(350cc)だったんですね…(恐)。ゴトー氏に言われて初めて気付きました(苦)。
当時としては憧れのエンジンです。2ストでこの排気量は殺人的ですよね(爆)。


で、作業ですが、既に洗浄を終えております。
今回は新たな装置を導入してみましたのでそれを使ってみました。続きますね。

2010/03/10
 
jpg画像 プレリュードのテールランプ本塗り完了です!(img373.jpg) -373- プレリュードのテールランプ本塗り完了です!

赤い部分の塗装が完了したら、バックランプの「クリアー抜き」部分のマスキングを剥がし、再度プラスチックプライマーを塗ってクリアーに続きます。

ちょっとカメラのホワイトバランスの設定が合っていないので赤みが濃いです…。改めて写真撮って紹介しますね。
完成楽しみにお待ちください!

2010/03/10
 
jpg画像 プレリュードのテールランプ 本塗り開始です(img372.jpg) -372- プレリュードのテールランプ 本塗り開始です

これで、レッドキャンディー3コート終わった時点です。まだまだ薄いですね。

一気に濃い目で塗ってしまえば早いのですが、そうするとムラムラな仕上がりになってしまいます。
また、塗り過ぎて濃く成り過ぎたらもう取り返しが付きません。(恐)。
カスタムペイントではないので、濃淡付けたりしてのグラデーションも当然駄目です。均一な塗膜にして全体的に同じ濃度にする必要があります。
薄く薄くを丁寧に、ですね。

2010/03/09
 
jpg画像 プレリュードのテールランプも(img371.jpg) -371- プレリュードのテールランプも

こちらもお待たせしました!プレリュードの社外品テールランプですね。アクリルレンズが分厚いのでパッと見は「ガラス」の様に見えます。この質感が良いですよね…(惚)。

と言う事でいよいよ本塗りです。
今回こちらはスモークでは無く、前回同型を塗装した時と同じく、透過性の赤、所謂レッドキャンディー仕上げですね。

2010/03/09
 
jpg画像 ベンツのスターも本塗り完了です!(img370.jpg) -370- ベンツのスターも本塗り完了です!

何だかメッキに見えますが、オブシディアンブラックです。ブースの中は蛍光灯だらけだからこんな風に見えてしまいます(蛍光灯60本くらいあるんでは無いでしょうか…眩)。

と言うわけで、明日から強制乾燥になりまして、二日くらい置いてから組み付けになります。完成もう直ぐですね。楽しみにお待ち下さいませ!

2010/03/09
 
jpg画像 ベンツのグリルに付くスターも(img369.jpg) -369- ベンツのグリルに付くスターも

「スリーポインテッドスター」ですね。これも勿論純正品です。

元々はメッキ素地でしたが、特別な下地処理をして通常通りの下地(サフェ仕上げ)に出来ています。
ただ、下にはメッキ層がありますので、サフェーサー研ぎ過ぎてメッキ素地を露出させてしまっては意味が無くなってしまいます。なのでかなり気を使って研ぎ作業しています(研いでサフェーサーの肌を平滑にしないと綺麗に塗りあがりませんので)。

こちらもオブシディアンブラック艶々仕上げです。

2010/03/09
 
jpg画像 ベンツのAMGフロントグリル本塗り完了です!(img368.jpg) -368- ベンツのAMGフロントグリル本塗り完了です!

そして本塗り完了です。いつも思いますが、フロントグリルは形が複雑なので結構塗るのが難しいんですよね…。裏から表から色々な角度で塗っています。

これを塗った直後は、外はどんどん雪が積もっていきますのでちょっと慌しくなってしまいました。
改めてちゃんとした写真撮っておきますので楽しみにお待ち下さい!

ちなみに色はメルセデス純正カラーのオブシディアンブラックです。カラーコードは197でしたね。ブラックにグリーンがちょっと入ったメタリックです(先日作ったばかりですので良く覚えてます)。ブルーパールも入ってましたね。以外に鮮やかなイエローも。そういえばチタンホワイトも(もういいですね…)。

2010/03/09
 
jpg画像 ベンツCLSのAMGフロントグリル 本塗り前(img367.jpg) -367- ベンツCLSのAMGフロントグリル 本塗り前

今日は川崎地方(←工場の辺りです。こうは呼びませんね…)が季節外れの吹雪でして、積もる前に帰宅しました。何とか本日分はアップしておきたいと思います。

で、大変お待たせしました!ベンツのAMGグリルですね。
いよいよ本塗りです。スターもあります。

2010/03/09
 
jpg画像 スバルステラのテールランプです(img366.jpg) -366- スバルステラのテールランプです

と言う事で現物の紹介です。遅れましてすいませんでした…!

既に作業開始しているようですが、実際スモーク塗装関係は到着後直ぐに作業始めていたりします。
レンズ系の場合、通常の被塗物と違って「パテ」やら「サフェーサー」が使えませんので(透過した仕上がりになりますので…)、細部までチェックしておかなければなりません。

が、意外とこのチェックも漏れがありまして、無いと思っていた傷なども、実際作業初めてから「あぁ、こんな所に…」なんて事も良くあります。
なので直ぐに足付け作業などしてしまえば細かい個所まで目が行き届きますので問題があれば先に見つけられる事が出来ます。

で、この状態で出番(本塗り)が来るのを待ちます。お待ち下さいませ…!

2010/03/09
 
jpg画像 スバルステラのテールランプも塗装承りました!(img365.jpg) -365- スバルステラのテールランプも塗装承りました!

す、すいません!到着してからの画像撮り忘れておりました…。申し訳御座いません…(悔)。

と言う事で、オーナー様からメールで頂いた画像を一部切り取って使わせて頂きます。もし不都合だったらその旨申し付け下さいませ…。


それにしても今回のテールランプ、車体の割りにこちらが意外と大きくて驚きました。確かにこれが全部スモークになればアピール度は高いですね。ご依頼の濃さは濃度指定で、「極薄め〜薄目」で承っております。視認性が悪くなるのを避けております。こちらもなるほど、ですね(適当な感じに聞こえていたらすいません…)。

と言う事で、こちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2010/03/08
 
jpg画像 インフィニティのテールランプ一式スモーク塗装承りました!(img364.jpg) -364- インフィニティのテールランプ一式スモーク塗装承りました!

本日無事到着しております。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

こちらはインフィニティなる車両のテールランプで、実はどれも若干のスモークが掛かっています(現物見て私も気付きました…)。

が、オーナー様的にはこれでは足りないらしく(爆)、今回「標準の濃さで」とご依頼頂きました。なるほど、です(何故か笑)。

更に、画像内の下にある小さい方のテールランプの丸部分をクリアー抜きでご依頼承っております。
で、裏を見て気付いたのですが、こちらの丸いランプ、元々は電球一個ですが「LED化」されています。表から見ても全然違和感ありません。完成度高いですね…(凄)。


と言う事で、こちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。
そう言えば今回追加でミラーカバーの艶消し黒塗装も承りました。
そちらも後日紹介させて頂きますね。こちらもありがとう御座います!

2010/03/08
 
jpg画像 ハイエースの内装パーツ 文字の転写完了ですA(img363.jpg) -363- ハイエースの内装パーツ 文字の転写完了ですA

ベースはクリアーまで仕上がってますが、後の艶消しクリアー塗装の為に足付け処理済みです。なので艶が無い状態に見えるだけです。

この後、再度クリアー塗って完成ですね。艶消し仕上げです。

マスキングテープは文字の平行出す為のガイドです。ボールペンでセンターの印を付けてますね。カセットテープのラベルを作るのとは全然違って意外と大変です(苦笑)。

この後の本塗りはもう少し先になります。もう少々お待ち下さいませ!

2010/03/08
 
jpg画像 ハイエースの内装パーツ 文字の転写完了です。(img362.jpg) -362- ハイエースの内装パーツ 文字の転写完了です。

サクっとやり遂げていますが、結構面倒です(爆)。
ネタも簡単にバラしてしまっていますが、どうぞやってみて下さい。想像以上に大変さが解ると思いますので(微笑)。文字が上手く転写しないで欠けたりするんですよね。当然それらも修正しながら進めていきます。

丁度後ろを通りかかったゴトー氏が、「ほんと、何でもやるね…」とボソッと呟いていきました…(苦)。
確かに今は塗装に絡んだ仕事ならば何でもやりますね。が、意外とどれも楽しいです。これで飯が食えるならば本当に有り難い限りです。感謝感謝です。


画像右の大きな文字の方は、最初の状態を撮影して印刷した見本ですね。拡大されたモノクロ印刷がなんだかアーティスティックな感じですね(笑)。

2010/03/08
 
jpg画像 ハイエースの内装パーツ 仮塗装済み(img361.jpg) -361- ハイエースの内装パーツ 仮塗装済み

元々は黒い木目調の部品でしたが、今回「メタリックな感じで艶消しに」とご依頼頂いております。

が、画像の部品はシルバーにはなりましたが艶がある状態です。ベースのシルバー塗って、クリアーを一回だけ塗ってあります。下地用の仕上げですね。

今回これに、元々プリントされていた「WINDOW LOCK」と「DOOR LOCK」の文字を再現しますので、それの為に一旦仕上げないとなりません。ちょっと面倒ですが、失敗すると余計時間掛かってしまうのでここは一つ一つキッチリやっていきます。

そもそも、大抵の作業は頭の中で完成までのイメージを想像しながら行います。今までの経験と、現在の状況(気温などの環境や体調ですかね)を考えながらですね。
で、イメージで上手くいったらその通りにやりますし、上手く行かなかったらその原因を改善していきます。どっちかと言うと後者の方が圧倒的に多く(爆)、結果的に消去法になりますね。やる事は逆にどんどん増えてしまいますが(苦笑)。

2010/03/08
 
jpg画像 ベンツホイールのセンターキャップも(img360.jpg) -360- ベンツホイールのセンターキャップも

ホイールと一緒に塗装のご依頼を頂いた純正のセンターキャップですね。
メッキの部分と、シルバーに塗られた土台とは分解出来ます。AUDIの輪っかも分解出来るんですよね。これは助かります(マスキングで塗れって言われてもこれは厳しいですので…困)。

作業開始はまだ先になると思いますが楽しみにお待ち下さいませ!

2010/03/08
 
jpg画像 ベンツホイール塗装承りました!(img359.jpg) -359- ベンツホイール塗装承りました!

先日は遠方よりご足労を頂きありがとう御座いました!
すっかり紹介したと思っていたのですが、していなかったみたいですね…。し、失礼しました…。
(確かに文章書いた記憶があるのですが、どこにも無いので大きな勘違いのようですね…壊)。

こちらのホイール、綺麗な状態に見えますが実際には変な補修がされてます。素人の自家塗装と言うにはちょっと慣れた感じの修理なので、恐らくは業者さんが自家塗装で補修しているものと思われます。
なので塗膜がペリペリと剥がれてきてしまっています…(厳)。

が、幸いにして補修に使われている塗料はラッカー系の缶スプレーと思われますのでシンナーで拭くと溶解します。
かと言って全部拭き取るような事をしても大変ですので、恐らくはジャブジャブと洗い流します。
多少サフェーサー塗布などの下地処理が必要かと思いますが、それでもサンドブラストやサンダーで問題のある塗膜を全部剥がす事に比べれば全然マシです…。


ご依頼の色としては、以下に掲載したポルシェカイエン用のホイールと同じ半艶黒で塗装予定です。センターキャップも分解して同じ様に仕上げます。楽しみにお待ち下さい。
この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2010/03/08
 
jpg画像 ポルシェ純正ホイールセンターキャップ塗装後(img358.jpg) -358- ポルシェ純正ホイールセンターキャップ塗装後

こんな感じです。

センターのポルシェマーク部分は、ベースコートを塗る時はマスキングしておき、クリアーを塗る時には剥がして全部一緒に塗ってます。艶の質感も同じになりますし、保護にもなりますね。

現在お預かりしているベンツのホイールもこんな感じに仕上がります。

楽しみにお待ち下さい!

2010/03/08
 
jpg画像 ポルシェ純正ホイールセンターキャップ(img357.jpg) -357- ポルシェ純正ホイールセンターキャップ

径が確か76mmくらいのキャップで、他車種と共通だったと思います。色はこれしか無いのではないでしょうか。

で、ホイールが艶消し黒になったらこれも同じにならないとおかしいですよね。と言う事で手配しました(以前の仕事です)。

2010/03/08
 
jpg画像 月日が流れるのが早くて・・・(img356.jpg) -356- 月日が流れるのが早くて・・・

半年くらい前にやった仕事だと思っても、実際には2ヶ月前だったりするんですよね。時間の流れが早いんだか遅いのだか解りません。以前に比べて案件の「数」が数倍に増えたからですね(売り上げは数分の一になりましたが…苦笑)。

が、「売り上げ」=「利益」では無く、売り上げから「経費」を引いたのが利益ですので、全体的に縮小した今の状態は精神的に楽ですね。以前は一日稼動しないだけで相当ダメージが大きかったですかので…。

と言うのも、昨日確定申告の為に売り上げを整理していたのですが(溜めすぎました…苦)、想像よりは売り上げは悪くなかったです。
当然赤字ではありますが、初年度なのでこれは仕方ない事と考えています。今後の展望を考えると先は明るい気がします。気がします(爆)。
ただそれも、月間100時間超えの時間外業務の元に成り立つものだとも思えますので、今後はそれも何とかしないと駄目ですね。体が壊れたら元も子もないですし。
まあ自営業の方は皆そうだと思いますが(苦笑)。雇われていない分、楽な面は沢山ありますからね(良く解りました。笑)。


と言う事で画像からは全然話が逸れてしまいましたが、こちらのホイールは2ヶ月くらい前に、以前からご贔屓頂いている業者さんの社長さんのポルシェカイエンに履くホイールですね。元々シルバーの艶々でしたが「7分艶の黒で」とご依頼頂いて塗らせて貰った物ですね。

その後頂いたメールでは、

「さすがに高畑さんの仕事だけあって、仕上がりも良く大変満足です。」

との有り難いお言葉も頂戴しました(社交辞令かも知れませんが…)。ありがとう御座いますありがとう御座います。


ホイールキャップも塗ったのでそちらの画像も掲載しますね。

えーと、自慢話では無く(笑)、これから予定のベンツのホイールの塗装の参考として、ですね。殆ど同じ内容ですので。


2010/03/08
 
jpg画像 VWゴルフの追加メーターカバーの塗装承りました!(img355.jpg) -355- VWゴルフの追加メーターカバーの塗装承りました!

昔は誰もが憧れる「追加メーター」でしたが、近年は余り見かけなくなりましたね…。スポーツカー自体がかなり減ったと思いますので、それもその筈ですね。

が、ゴルフに追加メーターですか…。しかも「3連」って…(凄)。

ご依頼内容としては、この社外品メーターカバーの質感が、ゴルフ純正の内装の質感と違うらしいです。
見本として一緒にお預かりした灰皿と見比べると確かに違いますね。純正はもっと艶消しな感じでシットリしています。

が、これは艶具合だけでは無く、素地の違いでもあります。メーターカバーは表面が凸凹していますので、このまま塗ってもイメージどおりの質感にはならないと思いますので、一旦この素地を平滑に仕上げます。研磨とサフェーサーの塗布と研磨の工程ですね。


ちょっとまだ作業開始は先になるかと思いますが、進行しましたらまた紹介させて頂きます。
この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2010/03/06
 
jpg画像 マスキング完了です!(img354.jpg) -354- マスキング完了です!

そしてクリアー抜き部分の内側を埋めてマスキングは完了です。

ここまでに既に二回脱脂工程があります。さらに塗装直前に二回程またやるので、計4回の脱脂工程がありますね。それくらい「油分」は大敵です。自分の皮膚から出るのもそうですので、極力被塗面を素手で触ったりはしません。

2010/03/06
 
jpg画像 プレリュードのクリアーテールも(img353.jpg) -353- プレリュードのクリアーテールも

こちらも作業開始しておりますのでご安心下さい。お待たせしております!

画像は足付け処理が終わって「クリアー抜き」の部分をマスキングしている状態ですね。
こちらのテールランプは、レンズが「一枚物」なのでクリアー抜きする部分の境界線はありません(通常「溝」があったりします)。
なので内部の形状を真上から見ながら、それに沿ってラインを決めます。なのでマスキングはラインテープを途切れる事無く位置を決めながら貼っていきます。適当な感じがしますが、これがまた難しいのです(決める場所が無いだけに…)。

2010/03/06
 
jpg画像 上側も分解完了です。(img352.jpg) -352- 上側も分解完了です。

どれも「細かい分解」といった作業では無く、「ASSY部品の集合体」を分解するといった感じですね。パソコンの自作機みたいな感じです。

あとまだ細かい個所は分解しきれていません。ネジでは無く「カシメ」ガ多く使われているのでそれらはベルトサンダーで削り落とします。当然組みつけの時の事も考えないといけませんね。

土台のゴムは劣化がヒドイので何か代替品があるかちょっと探してみます。

作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。楽しみにお待ち下さい!(完成はまだまだ先になりそうです、すいません…)。

2010/03/06
 
jpg画像 回収しました(笑)(img351.jpg) -351- 回収しました(笑)

ブラックボックスみたいですね(苦笑)。

2010/03/06
 
jpg画像 外れました・・・(img350.jpg) -350- 外れました・・・

まさかと思うボルトを外したら意外と簡単に取れました。丸ごとゴソッといった感じです。少し驚きました…。

内部の金属の塊(人工衛星みたいです…)自体は何も分解しないで取り外し可能でしたので、技術自体は必要無いと思います。が、「覚悟」は必要だと思います。

「そこ外したら組めないんじゃ…」みたいなところを外していかないと取れません。
ただ、そのネジ類に外した形跡が残っていたので「多分ここかな」みたいに感じ取る事が出来ました。途中で一回オーバーホールしているみたいですね。外装も再塗装されてます。ネットで調べたところ、昭和40年〜くらいの物みたいですね。

2010/03/06
 
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