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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2010】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 トヨタタンドラ メッキエンブレム塗装承りました。(img201.jpg) -201- トヨタタンドラ メッキエンブレム塗装承りました。

昨日無事届いております。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

ちょっと珍しい「タンドラ」なる車両のメッキエンブレムですね。
普通のトヨタエンブレムより凄く大きい気がしますが…。

装飾メッキへの塗装は密着性の確保が難しく、基本的にはやってはいけない事です(そう習いましたし、塗装マニュアルにもそう書いてありました)。
なので若い頃は、仕方なく塗る場合は「密着剤」を使って塗るような事をしていました。某メーカーから缶スプレーで市販もされているような物ですね。

が、やはりそれでは密着性が悪く、ちょっとした飛び石で簡単に塗膜が剥がれていってしまいます(しまいました)。
なので色々と考えて、今はメッキ専用の下地処理方法を考え出しました(営業上教えられませんが…)。

が、その労力と使う材料は普通の下地処理とは違いますので、勿論費用も高くなります。
今回の塗装費も、ちょっと在り得ない費用なので普通はご依頼までには結びつかないのです。

が、ご依頼頂けたのには理由があって、以前同じ様にメッキエンブレムを他の塗装屋さんに依頼した時に、思うような仕上がりには成らなかったとの事です。なので今回ご依頼頂けたようですね。ありがとう御座います。


で、実は先日、同じ様に昔メッキバンパーを塗らせて頂いた某業者さんの所のデモカーの塗装を、某有名雑誌社の編集長が見てくれたらしく「取材させて欲しい」との話がありました。
が、一応これらが私の「飯の種」でもありますので、丁重にお断りさせて頂きました。ただ塗装自体はご依頼頂けるようです。

さらに昨日も「ポリエチレンの塗装」で、某業者さんが来られました。余り仕事には結びつかない内容だと思いましたので(作業上とても時間が掛かるので費用もとても高くなります故…)予めご遠慮いただいたのですが、やはり「話だけ」はとご足労頂きました。どこもポリエチレンは塗れないんですよね(私も出来ればやりたくありません…)。


と言う事で何だか自慢大会みたいになってしまいましたが(すいません…)、実はどれも「基本」を忠実にすれば可能な事ではあるのです。なので興味のある方(=塗装屋さんですね…)は是非チャレンジしてみてください(技術は教えられませんが…)。
それにしてもポリエチレンの塗装は、多分途中で心が折れると思います(爆)。それくらいあれは激しいです…(厳)。

完成楽しみにお待ち下さい!(話が逸れてすいません・・・)。

2010/02/17
 
jpg画像 レパードの結晶塗装の「色」(img200.jpg) -200- レパードの結晶塗装の「色」

元々塗られている結晶塗装は「黒」では無く、若干赤みかかったグレー色ですね。「黒に近いこげ茶色」って感じでしょうか。

結晶塗装の調色は、各結晶塗料の原色を混ぜて作りますが、結晶塗料は混ぜると何か変になってしまいます。混ぜて数日すると使えなくなってしまうんですよね…。
なので今回のように本塗りが結構先になってしまいそうな場合、先に調色するのは危険ですので、旧塗膜を回収しておきます。剥離作業したら無くなってしまいますので…。

で、後日この塗膜片を参考にして色を作ります。
以前行ったダッジヴァイパーの時と同じですね。

しかしながら、何故かこんなサンプル採取は意外と楽しい気分になります。ちょっと怪しいですよね…(苦笑)。

2010/02/17
 
jpg画像 ニッサンレパードエンジンパーツ一式 塗装ご依頼いただきました(凄)(img199.jpg) -199- ニッサンレパードエンジンパーツ一式 塗装ご依頼いただきました(凄)

今回もマニアックな車(笑)の部品が届きました。しかも沢山…(爆)。

タペットカバーが4個と、サージタンクが土台と蓋で2個、そしてタイミングベルトカバーが2個、合計「8個」ですね(間違いないでしょうか)。

どれも「オリジナル」への復帰でご依頼頂いておりますので、サージタンクとタイミングベルトカバーは結晶塗装で、タペットカバーは普通の塗装です。どちらもそれぞれ元の色にします。

こちらもちょっと汚れがひどいので、当面は洗浄液に漬け置きしてからの作業となります。今しばらくお待ち下さいませ!

作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。
この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2010/02/17
 
jpg画像 ダイハツミラジーノ テールレンズスモーク完成ですA(img198.jpg) -198- ダイハツミラジーノ テールレンズスモーク完成ですA

同じ様な環境で撮影しても、こちらは明るく取れていますのでテールランプ内部も良く見えます。

こちらも「お任せコース+クリスタルクリアー」の仕様ですね。とても美しく見えますが、実物はもっと美しく見えます(爆)。
何ていうか「ねっとり感」ですね。こちらも磨き処理はしていません。「塗りっぱなし」の塗装ですね。

と言う事で、実物も楽しみにお待ち下さい!
後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!

2010/02/16
 
jpg画像 ダイハツミラジーノ テールレンズスモーク塗装完成です!(img197.jpg) -197- ダイハツミラジーノ テールレンズスモーク塗装完成です!

大変お待たせしました!ミラジーノのスモーク塗装、遂に完成です!メッキの枠とスモークが良く似合ってますね…!

そういえばローバーミニのテールランプもメッキ枠でしたので、あれもスモークにすると格好良さそうですね。黒いボディのスモークテールランプ、MINIでも相当悪そうな雰囲気出そうですよね…(恐)。


他にも画像あるので紹介しますね。

2010/02/16
 
jpg画像 ブリジストンロードバイクフレーム塗装承りました!(img196.jpg) -196- ブリジストンロードバイクフレーム塗装承りました!

紹介が遅れてすいません。先日はわざわざ遠方よりご足労頂きありがとう御座いました。そしてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

で、画像ですが・・・自分で撮った画像が全然駄目でして、オーナー様からメールで頂いた画像そのまま使わせて頂いております。す、すいません…。

どうにもこうにもいきなり忙しくなってしまい2月に入ってからアタフタしています。
お預かりしているお品も沢山になると管理が難しくなり、少々パニック気味でしたので(←まさかそんなにヒドクはありませんのでご安心下さい…)、昨日は忙しいっていうのに「製品保管棚」を接地していました。

「小物」といっても、塗ってから比較的日が浅い場合はまさか梱包などは出来ず「寝かし」の時間が必要です。上に積み重ねも当然出来ませんので「延べ床面積」を多量に確保しなければなりません。
ギュウギュウだと接触する危険もあるので、かなり余裕を持った床面積が欲しいのです…。

と言う事で、間違いが起こる前に何とか対策をしておいた次第です(先日間違えてバイクの部品の件で、キャノンレンズフードのオーナー様に電話してしまう始末です。大変失礼しました…)。


自転車フレームは安全な場所に吊るしてありますので、作業始まりましたらとりあえずはフォーク部分の取り外しからですね。
楽しみにおまち下さい!

2010/02/16
 
jpg画像 トヨタプロボックスドアサイドモール完成です!(img195.jpg) -195- トヨタプロボックスドアサイドモール完成です!

そしてこちらは完成となります!大変お待たせしました。ドアの横に付くサイドモールですね。

営業車的な車両の場合、ドアモールは「樹脂素地の黒」が定番ですが、やはりそれだと寂しいですよね。なのでボディ同色のモールは高級感が断然増すと思います。

こちらも塗料はクリスタルクリアーでご依頼頂いております。

最初は「最高仕上げコース」でご依頼頂いたのですが、「モールの塗装だと余り意味が無いかと…」と言ったことで、

「お任せコース+クリスタルクリアー仕様」

となりました。私的にもお勧めです。

が、「お任せコース」だと大まかに作業を省略している部分もあります。それが「磨き」ですね。ゴミはやはり付くのです(付かないと言い切れるのは、それは単に見えていないだけかと・・・私的見解です)。

しかしながらこちらのサイトで紹介しているどの画像でもゴミは解らないですよね。こちらのモールも勿論ノンポリッシュです(=磨いてません)。

昔の塗料はレベリングや耐タレ性能が良く無かったので、塗ると「バサバサ」になるイメージが強かったのです(私もバイト先の町工場で散々国産塗料の10:1を使いましたので…)。

なので「磨く事が美学」的に誤解されている方も多いとは思いますが(苦笑)、材料によっては一概にそう言い切れる訳でもありませんので偏見はなくして頂いて大丈夫です。

私がこの業界に入った丁度くらいが外資系塗料が入り込んできた時代だったんですよね。当時はシッケンズ・PPGを使いましたが、DUPONTの登場(って元々あったとは思いますが私の目前の事として)で驚きました。デモマンが「磨かなくてもいけますよね?」が売り文句でしたので…。

で、今使っているスタンドックスはデュポンを超えていると思います。どちらも使った事がある方は解るでしょう。品質だけでは無く、作業性、メーカーのバックアップも違いますよね。ただその後STANDOXはDUPONTに買収(?)されてしまいましたが(苦笑)。


と、話が逸れてすいません…!
先ほど完成のお知らせメール差し上げております野で、お手透きの際にでもご連絡頂ければと思います。
実物楽しみにお待ち下さい!

この度もご贔屓ありがとう御座いました!

2010/02/16
 
jpg画像 ダイハツミラジーノ テールレンズスモーク塗装完了です!(img194.jpg) -194- ダイハツミラジーノ テールレンズスモーク塗装完了です!

と言う事でスモーク塗装完了です!濃度は「標準」ですね。クリアーはオプションで「クリスタルクリアー」に変更しています。より永く美しい塗膜を、ですね。

ちなみに「以前のプロフィット」では、クリスタルクリアーの使用が基本でした。そもそも高額な塗装を基本としていましたので(そんなつもりは無かったのですが、「時間工賃」の結果からそうなってしまったのです)良い材料を使うのはあたり前の事ですが、大変なのは「磨き」です。

柔らかいクリアー程「磨き作業」は楽で、これは塗装屋の仕事にとってかなりの割合を占めます。1時間で終わるところが、硬いクリアーだと3時間掛かったりも普通になってしまいます…(勿論最終仕上げの品質にもよりますが)。

が、柔らかいクリアーは磨き易い分「傷」も付き易いですので、その後のメンテナンスに関わるオーナー様にとっては大事なところだと思います。
勿論その他「耐候性」や諸々の強さはやはり比ではありません。当然材料の「費用」も変わりますが…。

ちなみにだからといって通常使っている「イージークリアー」(共にスタンドックス製品です)が特別柔らかい訳では無いのでご安心下さい。と言うかその辺のクリアーに比べて十分硬いですので…。
最近でも材料支給で関ペの2:1のクリアーを二種類使いましたが、同じ2:1でも全然違ったりします(かなり柔らかくてビックリしました…磨き易くて助かりましたが)。


クリアーは各メーカーで色々な種類があり、スタンドックスも一斗缶?(大きい缶ですね)の安い製品(ユニバーサルでしたっけ?)もありますが、私的にはちょっとその辺りは抵抗があります。スタンドックスの皮を被った国産塗料な気がしてしまいますし…(
そもそも一斗缶は日本製ですよね…苦)。

2010/02/16
 
jpg画像 ダイハツミラジーノ テールレンズスモーク塗装 本塗り前(img193.jpg) -193- ダイハツミラジーノ テールレンズスモーク塗装 本塗り前

こちらもお待たせしました!本塗り完了しておりますのでご安心下さい!

画像は本塗り直前で、レンズ表面は足付け処理済みの為曇った状態に見えます。ご安心下さい。

レンズ周りのメッキモールはマスキング処理ですが、「貼る」と言うより「差し込む」といったマスキングですので、マスキング際も汚くなる心配は無いかと存じますのでご安心下さい(詳しくはプロフィット日記2009のルノーカングーのテールランプのマスキング事例を探してみてください…)。と言うより、既に塗りあがってマスキングも剥がして確認しているので大丈夫なの解っていますので(笑)。

それではいよいよ本塗りです(終わってます)。

2010/02/16
 
jpg画像 BMWアルピナタペットカバー結晶塗装「黒」完成ですB(img192.jpg) -192- BMWアルピナタペットカバー結晶塗装「黒」完成ですB

そしてチヂレ目です。まるで迷路ですね(笑)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。

他の仕事も無事進んでおりますので(深夜までやってますので…)ご安心下さい!

ちなみにこちらのオーナー様、某自動車メーカーで働いている方です(メカニックの方でしょうか…)。
しかもそこの営業所で働いている別の方、以前のプロフィットでもお仕事ご依頼頂いた記憶があります(驚)。皆さんでご贔屓頂いて恐縮です…(って同じ場所で働いていてもオーナー様方々は何も知らないとは思いますが…笑)。


この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!
現物も楽しみにお待ち下さい!

2010/02/16
 
jpg画像 BMWアルピナタペットカバー結晶塗装「黒」完成ですA(img191.jpg) -191- BMWアルピナタペットカバー結晶塗装「黒」完成ですA

ベンツ系もそうですが、腐食し易いマグネシウム合金っぽいヘッドカバーはとても軽いのが特徴ですね。ビックリするくらい軽いです…(落としたら割れてしまうかと…)。

いつもの拡大画像もあるのでそちらも紹介しますね。

2010/02/16
 
jpg画像 BMWアルピナタペットカバープライマー塗装時(img190.jpg) -190- BMWアルピナタペットカバープライマー塗装時

途中プライマー塗った時の状態ですね。これと大体同じ形の物がもう二つあります。V8エンジンですね。

2010/02/16
 
jpg画像 BMWアルピナタペットカバー結晶塗装「黒」完成です!(img189.jpg) -189- BMWアルピナタペットカバー結晶塗装「黒」完成です!

大変お待たせしました!途中過程の紹介が遅れてしまいましたが作業は順調に進んでおりまして、昨夜完成となりました!

元々は激しい「水ぶくれ」状態のひどい結晶塗装でしたが、それらの問題も解消して綺麗に仕上がったと思います。

途中工程も紹介しますね。続きます。

2010/02/16
 
jpg画像 FJヘッドカバーとサージタンク結晶塗装承りました!(img188.jpg) -188- FJヘッドカバーとサージタンク結晶塗装承りました!

先日の電話機オーナー様のFJエンジンとは別で、本日届きましたFJパーツです。流行っているみたいですね、と思いきや、本当に流行っているそうです(驚)。
こちらのオーナー様も周りのお友達(のエンジン?)がどんどん綺麗になっているらしく、今回のご依頼を決めたそうです。確かに古い車を綺麗にするのは面白いんですよね…(ただそれだけに大変な事も多いと思いますが…)。

既に洗浄液に漬けております。かなり汚れがひどいので3日間程度は漬けておきたいと思います。
完成楽しみにお待ち下さい!
この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2010/02/15
 
jpg画像 D53エクリプス テールランプキャンディーレッド塗装承りました!(img187.jpg) -187- D53エクリプス テールランプキャンディーレッド塗装承りました!

こちらも本日到着しました。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

こちらは「エクリプス」なる車両のテールランプなのですが、ちょっとエクリプスなる車両も知りませんでしたので(すいません…)リンク先紹介しておきますね。

三菱・エクリプス←Wikipediaですね。

と言う事で、こちらは全体的にレッドキャンディーでご依頼承りました。
作業進行しましたら紹介させて頂きますね。完成楽しみにお待ち下さい!

2010/02/15
 
jpg画像 BMWのテールランプ キャンディーレッド&クリアーのみ(!)塗装承りました。(img186.jpg) -186- BMWのテールランプ キャンディーレッド&クリアーのみ(!)塗装承りました。

本日無事到着しました。この度のご依頼誠にありがとう御座います!

今回はちょっと変わった(←失言だったらすいません…)ご依頼で、小さい方のテールランプのクリアー部分を、下半分と同様のレッドキャンディーに塗装、さらにそのレッドキャンディー内に部分的に「クリアー抜きを、そして他の部品は「クリアーだけ」の塗装でご依頼頂きました。

クリアーについては「耐候性の高い物を」との事ですので「クリスタルクリアー」をオプションで選択して頂きました。今後相当大切にされるようですね…。

と言う事で、作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
完成楽しみにお待ち下さい!

2010/02/15
 
jpg画像 トヨタプロボックス ドアモール本塗り完了です!(img185.jpg) -185- トヨタプロボックス ドアモール本塗り完了です!

と言うことで本塗り完了です。色はボディ同色ですね。

ドアモールが「樹脂素地の黒」だとどうしても営業車なイメージが強いですが、ボディ同色になると全然イメージが違うんですよね。今から装着が楽しみです(って私が付ける訳ではありませんが…)。

ちなみにクリアーも軟化剤仕様にしています。装着すれば曲がる事は無いので若干、ですね(5%混入です)。

完成しましたらまた画像掲載いたします。もう直ぐですね。楽しみにお待ち下さい!

2010/02/14
 
jpg画像 トヨタプロボックス ドアサイドモール本塗り前(img184.jpg) -184- トヨタプロボックス ドアサイドモール本塗り前

こちらもお待たせしております。自動車のドアについているモールですね。

既にサフェーサーも研磨して仕上げられていますのでいよいよ本塗りです。
モールは意外とぺらぺらなのでサフェーサーにも軟化剤を入れて柔軟性を持たしてあります。グニャっと曲げても塗装が割れないように、ですね。

またこのようなフニャフニャなモールの場合、塗装時に直接台に置いても曲がってしまいますので、台の上にダンボールを敷いたり、画像に写っているような板(棚板ですね)を置いて塗ります。

が、モールをそのまま台にベタ置きしてしまうと、モール側面にちゃんと色が入らなかったり(=塗れなかったり)、台にクリアーがくっ付いてしまったりするので、若干モールを浮かして塗るようにすると綺麗に仕上がります。

今回はマスキングテープの芯(普通は捨てます)をモールの裏に貼り付けて、30mm程浮くようにセットしています。

2010/02/14
 
jpg画像 キャノンレンズフード(花形)塗装ご依頼承りました!(img183.jpg) -183- キャノンレンズフード(花形)塗装ご依頼承りました!

キャノンのレンズフードは今まで2回程ご依頼頂きましたが、今回は今までのレンズより太い(明るい?)タイプに装着されるレンズフードの塗装をご依頼頂きました。
本日はわざわざご足労を頂きありがとう御座いました!

オーナー様曰く、どうしてもこのレンズフードをボディ同様のベージュ色にしたかったとの事で、塗ってくれる所を色々と探したそうです。

「新宿のキャノンまで行ったけど塗装は受け付けてくれなかったんです。穴は開けてもらえましたが…」との事ですが(聞き間違いで無ければ、ですが…)恐らくは新宿のキャノンサービスセンターの事ですね。確かに塗装は普通は受け付けてくれませんよね…。


塗装内容としては、既存の「ET−86」がプリントされた下側の部分はベースの黒と共に残し、そこから上のラインで先端までベージュにします。
で、文字部分を含めて全体を3分艶程度のクリアーでコーティングします。

作業進行しましたらまた紹介させていただきますね。完成楽しみにお待ち下さいませ!

2010/02/14
 
jpg画像 公衆電話機のスチール台(爆)(img182.jpg) -182- 公衆電話機のスチール台(爆)

そしてこちらが問題のスチール製の台ですね。古びた感じが良い味を出していますが、塗るとなるとまるで他人事ではありません(苦)。
内部は激しく錆びているのですが、分解出来ない構造ですので(溶接で付いてます)錆取りが大変です…。なので恐らくは素地調整は外注依頼ですね。「サンドブラスト専門店」なんて力強いところがあるのです…!

色については先ほどオーナー様からメールでご連絡頂きました。日産でカラーコードは「013」との事で、オーナー様がお乗りのスカイラインR30に設定がある「赤」ですね。なるほど、です。

画像に一緒に移っているFJエンジンのタペットカバーは今回一緒にご依頼頂いた結晶塗装ですね。
実はFJエンジンのタペットカバーは結構塗ってます。以前のプロフィットの時、業者さんからのご依頼で結構な数をやりましたが、RBエンジンもそうですし、古いスカイラインエンジンのS20も20個以上は塗りましたね(そんなにあるのかって感じです…)。
意外と日産を沢山やってましたね…(今気付きました…)。

2010/02/14
 
jpg画像 さ、寒いです…(凍)(img181.jpg) -181- さ、寒いです…(凍)

土曜日だというのに未だ工場です。本日も色々塗らせて頂きました…。
ご来店頂いた方々もありがとう御座います。
一件、今日は打ち合わせする時間が作れなく対応出来ませんですいませんでした。

今日は朝から夕方まで色々(主に業者さんからのお仕事)な物を塗装準備して、本塗り始まって終わったのが遂さっきです…。疲れると言うより今日は寒くてたまりません…。
が、どれも無事作業進みましたので有り難い限りです。

で!こちらの画像ですが、懐かしい電話機ですね。
お察しの通り、この度塗装のご依頼を承りました(爆)。

意外と綺麗な状態に思えるのですが、確かに塗装が剥がれていたり、既に塗装済みだったりと(驚)気になる部分があるとの事です。
実はこちらのオーナー様、以前のプロフィット(板金塗装)でオールペン(勿論「車」です)のご相談を受けていたらしく、しかもお断りしていたようです(爆)。で、そのままプロフィットは閉鎖になったそうでして…(笑えませんが何故か笑ってしまいます)。

と言う事で今回は電話でリベンジ頂きました(爆)。


と言うのは冗談で(すいません…)、本当にこの電話機と、これが置かれる専用のスチール棚のレストアと(錆錆です…)、さらにオーナー様の愛機R30スカイライン(鉄火面ですね)のタペットカバーとサージタンクの結晶塗装をご依頼頂きました。
総額にするとかなりの費用なんですが…。私が心配してしまいます…。

特に電話機は凄いです。実はこのボディ、「鉄製」なんですね…。てっきりプラスチックかと思っていましたが…。超懐かしくて嬉しくなってしまいます。

ある程度の分解作業も行うと思いますので楽しみにどうぞ。私が楽しみなんですが(笑)。

改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2010/02/13
 
jpg画像 ランエボ「MIVEC TURBO」のマグネシウムヘッドカバー結晶塗装完成ですA(img180.jpg) -180- ランエボ「MIVEC TURBO」のマグネシウムヘッドカバー結晶塗装完成ですA

ちなみにこちらはオーナー様から直接では無く、整備工場(チューニングショップだと思います)から届きました。確かにインマニ外すのは素人だと難しいですよね。エンジンチューニングのついでに今回の塗装でしょうか。贅沢な感じですね…(羨)。


ちなみにヘッドカバーの脱着は意外と簡単です。素人的な考えだと何だか恐ろしい作業のような気がしますが(エンジン内部見えてしまいますので…)、基本的にはプラグキャップ外してボルト外すだけですので。
ただし、外した際にはガスケット(ゴムなどのパッキンですね。殆どの場合純正部品設定があります)の交換をお勧めしますので、これを用意しておいて、あとはボルトの締め付けでしょうか。締め付ける順番(基本的な対角締めですね)と、締め付けトルクです。
トルクレンチがあればベストですが、ネットを見ていると結構アバウトな「テルクレンチ」でやっている方も多いです(爆)。
同じ車種でやられている方のサイトを探してみては如何でしょうか。既にオイル漏れなどしていたら一石二鳥ですし(←無理やりな感じですいません…)。


と言う事でヘッドカバーとインマニは遂に完成です。
発送先はチューニングショップさん宛で宜しいでしょうか?(って後ほど連絡差し上げます…)。

この度もご贔屓いただきありがとう御座いました!

2010/02/13
 
jpg画像 ランエボ「MIVEC TURBO」のマグネシウムヘッドカバー結晶塗装完成です!(img179.jpg) -179- ランエボ「MIVEC TURBO」のマグネシウムヘッドカバー結晶塗装完成です!

大変お待たせしました!遂にヘッドカバーも完成です!(完成していましたが画像撮ってませんでした…)。

川崎は朝から雪ですが(極寒です…)、日中じゃないとちゃんとした写真が撮れないんですよね。
ブース内は明るいのですが、蛍光灯の波長だと色が全然違うように見えてしまったりするのです。なのでいつもの場所で撮影しております。

また塗装は角度によっても色の見え方が違ってみえてしまうので、完成時の画像は2枚とか掲載しています。同じ条件なのに角度によって色自体(=色相)が変わってしまうなんて不思議ですが、これが「顔料」の特性なんですよね。染料では出せない表現力だと感じます(顔料はそれ自体が立体的な「粒」なのです)。

と言う事でもう一枚続きます(笑

2010/02/13
 
jpg画像 BMWアルピナのヘッドカバー サンドブラスト完了(img178.jpg) -178- BMWアルピナのヘッドカバー サンドブラスト完了

そして塗膜が取れたらサンドブラストを掛けます(掛けました)。

当初、「多少の塗膜はサンドブラストで取れば良いや」と思って先に進んでしまったのですが、これが失敗でした。
残っていた塗膜はなぜか「弾力」があって、サンドブラストを跳ね返してしまうのです…。サンドブラストは「堅い物」に対しては研削性があるのですが、柔らかい物には効かないんですよね。

と言う事で、再度シンナーに漬けてのやり直しとなりました。手を抜いた(訳では無いのですが…)為に余計に時間が掛かってしまいましたね。自業自得です…。

2010/02/12
 
jpg画像 BMWアルピナのヘッドカバー 旧塗膜剥離(img177.jpg) -177- BMWアルピナのヘッドカバー 旧塗膜剥離

凄いピンボケですいません…。ちょっとアタフタしておりまして…。

昨日は祭日でしたが、明日はもう土曜日なんですよね。一番最初に勤めていたディーラー時代であれば、今日は有休使って「4連休」になんてしていたかも知れませんが(本当)、自営業となった今は夢のような話です(苦)。

逆に昨日の休んだ分も取り返さないといけませんので、これはもう大変です。「ツケが回って来た」みたいな事を一年中小刻みに繰り替えしているような感じですね。まあその分好きな事やっているので仕方ないのですが…(苦笑)。


と言う事で、一昨日からシンナーに漬けておいたアルピナのヘッドカバーは、変な風に塗られていた塗膜は殆ど取れました。

が、意外と細かい箇所にはしつこく残っているので、実はこの後ネチネチとした作業が続きました。一日中古い塗膜を取っていた感じですね…裏側もタップリ塗られていましたので…。

2010/02/12
 
jpg画像 ランエボインマニ結晶塗装完成ですA(img176.jpg) -176- ランエボインマニ結晶塗装完成ですA

とにかくマスキングする箇所が多いインマニでした…(疲)。しかも随分複雑な造りでこれは珍しいですね。

ヘッドカバーも格好良いですよ。楽しみにおまち下さいませ!

2010/02/12
 
jpg画像 ランエボインマニ結晶塗装完成です!(img175.jpg) -175- ランエボインマニ結晶塗装完成です!

大変お待たせしました!ランエボのインマニ遂に完成です。

マグネシウム製のヘッドカバーも完成しているのですが、そちらは画像撮り忘れていました…。なので明日改めて撮影しますね。すいません…。

インマニの画像はもう一枚ありますので、とりあえずはそちらでご勘弁下さいませ…(謝)

2010/02/12
 
jpg画像 VW GOLF4 極薄仕様のテールランプスモーク塗装完成ですA(img174.jpg) -174- VW GOLF4 極薄仕様のテールランプスモーク塗装完成ですA

別角度からはこんな感じですね。

社外品だったせいか、プラスチックの艶の質感がちょっと貧弱な感じがしていましたが(私的見解ですので気にしないで下さい)、今回の塗装で全体的な質感も良くなったと思います。

後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!


2010/02/12
 
jpg画像 VW GOLF4 極薄仕様のテールランプスモーク塗装完成です!(img173.jpg) -173- VW GOLF4 極薄仕様のテールランプスモーク塗装完成です!

大変お待たせしました!ゴルフ4の極薄スモーク塗装遂に完成になります!

ここだけ見ると「え?塗ったの?」みたいな薄さですが、ご要望通りの濃度に出来たと思います(詳しくは途中工程をご参考下さいませ)。

他にも画像あるので続きますね。

2010/02/12
 
jpg画像 ランエボインマニ洗浄後(img172.jpg) -172- ランエボインマニ洗浄後

一日洗浄液に漬けておけば内部も綺麗になります。油分も残っていないサラサラな状態です。気持ちが良いですよね…。

2010/02/11
 
jpg画像 ランエボのインマニ内部(img171.jpg) -171- ランエボのインマニ内部

そういえば洗浄前の写真があったので掲載しておきますね。汚れてますがこれが普通ですよね。

2010/02/11
 
jpg画像 ランエボ結晶塗装目近接画像(img170.jpg) -170- ランエボ結晶塗装目近接画像

メラメラと燃え上がっているような迫力ある模様ですね。ただ、こんなに近くで見る事も無いとは思いますが(笑)。

あとはこれらの凸文字部を削って光らせて完成ですね。
今しばらくお待ち下さいませ!

2010/02/10
 
jpg画像 ランエボ タペットカバーも結晶塗装完了です!(img169.jpg) -169- ランエボ タペットカバーも結晶塗装完了です!

そしてタペットカバーも完了です。当然二つ一緒に塗っています。
結晶塗装の場合も、複数一緒に同色でのご依頼であれば「複数割引」が適用されます。
最近は「みんカラ」などで、同じ車のお仲間が沢山いらっしゃると思いますので、一緒にやりたいお仲間さんを集めてご依頼頂ければ断然お徳だと思います。
ただ、それだと面白くはないんでしょうね(笑)。「自分だけの仕様」っていうのが面白い筈ですので。良く解ります。

2010/02/10
 
jpg画像 ランエボインマニ結晶塗装「赤」完了です!(img168.jpg) -168- ランエボインマニ結晶塗装「赤」完了です!

そして結晶塗装完了です。インマニが冷めてしまうとマスキングテープが剥がし難いので、暖かい内にマスキングは剥がしてしまっています。

肝心の結晶塗装は、今回も綺麗な結晶目が出ていると思います。

他にも画像あるので続きますね。

2010/02/10
 
jpg画像 ランエボ ヘッドカバーも(img167.jpg) -167- ランエボ ヘッドカバーも

こちらは新品ですが塗装された状態だったので、全体的にサンドブラスト処理を行いマスキングしてプライマーを塗布します。

「MIVEC」なるロゴが付いていますがこれは何の事でしょう…。「MITSUBISHI」と「VTEC」(←ホンダの技術ですよね…)が合体したようなシステム?な感じがしますが…(気になる方はネットでお調べ下さい…手抜き的ですいません…)。

2010/02/10
 
jpg画像 ランエボインマニ プライマー塗布(img166.jpg) -166- ランエボインマニ プライマー塗布

まずはプライマーの塗装ですね。薄くても良いのでアルミ素地が残らないように全体的に丁寧に塗装します。

2010/02/10
 
jpg画像 ランエボ インテークマニホールド塗装前(img165.jpg) -165- ランエボ インテークマニホールド塗装前

インマニは元々塗膜が無かったので、アクリル洗浄液にて外と中を洗浄の後、リン酸によるエッチング処理を行い各部をマスキングしていよいよ本塗りです。

ランエボのインマニは初めての経験ですが、随分マスキング箇所があるんですよね…。

2010/02/10
 
jpg画像 ダイハツミラジーノ テールレンズスモーク塗装 下準備(img164.jpg) -164- ダイハツミラジーノ テールレンズスモーク塗装 下準備

こちらもお待たせしております。ミラジーノのテールランプですね。

レンズカバーは填め込みなので構造的には取れる筈なのですが、無理やり取ると割れてしまいそうですので、このまま周りはマスキングして塗る事にします。

が、その前にメッキ部分のフチなどに残った水垢などは予め綺麗に掃除しておきます。後でやろうとすると折角塗った塗装面を痛めてしまう恐れがあるからですね。

基本的な事なのですが、私のようないい加減な性格だとそのまま塗ってしまい、気付かないまま完成させて納品までしてしまう事があります。が、幸いなのか(苦笑)最初に仕事を覚えた環境がとても厳しかったようで、手を抜こうとすると嫌な思い出(親方に怒られる場面ですね…)が次々と思い浮かびます。所謂「トラウマ」ですね(笑)。お陰で少しはマトモな仕事が出来るようになれたのだと思います。今となっては感謝感謝ですね。

2010/02/10
 
jpg画像 BMWアルピナのヘッドカバーの旧塗膜…(img163.jpg) -163- BMWアルピナのヘッドカバーの旧塗膜…

これが何十年も経った新車塗膜だって言うならまだ解りますが(ニッサンのFJエンジンとかはもうボロボロですよね…苦笑)、再塗装した塗装だっていうのですから恐ろしい事です…。

水ぶくれ状になった箇所は、押すとパリンと割れてしまいます(怖)。

2010/02/10
 
jpg画像 BMWアルピナのヘッドカバー 結晶塗装「黒」承りました!(img162.jpg) -162- BMWアルピナのヘッドカバー 結晶塗装「黒」承りました!

本日無事到着しております。この度のご依頼誠にありがとう御座います!

実は既に結晶塗装済みとの事でしたが、かなりヒドイ事になっています…。
「結晶目」はバラバラですし(普通のストラクチャー塗装かと思ったくらいです…)所々で塗装が膨れて剥がれてしまっています。ちょっと在り得ません…。

一応塗装屋さんで塗って貰ったとの事ですが、結果はこの始末です。お金も払ったと思いますが、逆に剥離費用を負担して貰いたいくらいですよね…。

と言う事で、今回こちらの結晶塗装を一旦全部剥離し、全てを払拭してやり直させて頂きます。
完成楽しみにお待ち下さい!

2010/02/10
 
jpg画像 FORDのヘッドカバーのステッカー(img161.jpg) -161- FORDのヘッドカバーのステッカー

元々ステッカーが貼ってありましたが、そのままだとサンドブラストも塗装も出来ませんので(マスキングすれば出来ますが塗装屋としては剥がさないと塗りたくありませんので…)剥がさせて頂きます。

が、大切な物かも知れませんので(確認していませんでしたので…)再利用出来るように剥がします(剥がしました)。

ヘッドのように高温になる部分のステッカーは簡単には剥がれないのが定説ですが、ちゃんと暖めてカッター使ってシリコンオフを使うと意外と綺麗に剥がせます(薄いタイプやアルミシールは難しいですね…)。昔ガラス屋さんに教えてもらいました(割れたフロントガラス交換時の車検シールの移植ですね。違法行為なのかも知れませんが…苦)。

と言うわけで、綺麗に剥がせましたので新たに薄めの両面テープを貼り付けて再生しておきました。必要であればまた貼りますのでご用命ください(ご用命無ければ完成時に一緒に同梱しておきますんで連絡は不要です)。

2010/02/10
 
jpg画像 スーパーセブンとFORDのヘッドカバー結晶塗装承りました!(img160.jpg) -160- スーパーセブンとFORDのヘッドカバー結晶塗装承りました!

本日無事到着しました。ちょっと古そうなヘッドカバー達ですね。

どちらも同じオーナー様からのご依頼で、両方とも赤の結晶塗装でご依頼承っております。この度のご依頼誠にありがとう御座います!

手前ヘッドカバーの「SUPER 7 SPRINT」の文字部分は元々シルバーに塗られているようですが、今回はこちらの文字部分と一緒に、文字周りのフィン状になった部分も研磨して光らせます。純正とはちょっと違った仕様ですね。良い感じになると思います。

それにしても奥のヘッドカバーは結構ヤラれていますね…。風化しかけているように見えますが…。
が、表面をサンドブラストで一皮剥いてあげれば問題無いかと存じます。単体金属製品の良い所ですね。再生が簡単に効きます。

2010/02/10
 
jpg画像 ホイールセンターカバー 完成です!(img159.jpg) -159- ホイールセンターカバー 完成です!

大変お待たせしました!多分BBSホイールのセンターキャップだと思われるアルミ製部品、遂に完成です!

元々腐食がひどく全体的に塗膜が浮き上がってしまっていましたが、新品同様の元の姿に戻ったと思います。

本日夕方には発送する予定ですので、明日か明後日には到着するかと存じます。
実物楽しみにお待ち下さいませ。

この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!

2010/02/10
 
jpg画像 トヨタプロボックスドアサイドモール 素地調整完了です。(img158.jpg) -158- トヨタプロボックスドアサイドモール 素地調整完了です。

シボを全部削り落とした状態です。

側面は削りすぎる恐れがあるので#240空研ぎの手研ぎで行っています。

この後、プラスチックプライマーと塗装し、軟化剤を入れたサフェーサーをタップリ塗って強制乾燥です。ここまでで2時間くらいですね。便利なエアーツール達のお陰です…。

2010/02/09
 
jpg画像 トヨタプロボックスドアサイドモールの「シボ取り」(img157.jpg) -157- トヨタプロボックスドアサイドモールの「シボ取り」

と言うわけで、プロはエアーツールを使います(爆)。

最初は#180で削り、その後#240でケバ立ちを抑えます。どちらも手研ぎでは無く、ダブルアクションサンダーを使います。

ちなみに「ダブルアクションサンダー」とは、単に回転するだけでは無く、「円運動の中にさらに円運動がある」ような動きをします。削り過ぎないで、熱も持ちにくいのが特徴ですね。
専用の丸くカットされたペーパーを使います。糊で貼り付けるタイプと、マジックテープでくっ付くタイプがありますね。両者を使い分けるのが普通です。

さらにそれぞれの番手を揃えるので、一番最初に揃えるのは結構な費用が掛かります(ペーパーだけで数万は軽く飛びます…)。

2010/02/09
 
jpg画像 トヨタプロボックスドアサイドモールの「シボ模様」(img156.jpg) -156- トヨタプロボックスドアサイドモールの「シボ模様」

「まだ仕事やるのか」と言った感じですが、TACのゴトー氏も未だ本塗り中だったりします(恐)。もう23時ですが…。

このプロフィット日記見ていても「随分仕事速いな」なんて感じる時があるかも知れませんが、速いというより時間が長いんですよね…。さすがに12時間以上も現場やっていれば作業は進みますので…。それくらい働かないと経営が成り立ちませんので…(吐血、な感じですが意外と楽しんでますので大丈夫だったりします。笑)。


と、話が逸れてしまいましたが、こちらはトヨタプロボックスのドアサイドモールですね。
新品部品で、表面はシボ模様になっていますが、このまま塗ってもこの模様のまま仕上がりますので、まずはこれを削り落とさなければなりません。

お金は無いけど時間と気合がある方は、これを綺麗に削り落としていただければ「下地処理費」は当然必要なくなります(または安くなります)。
が、やってみれば解ると思いますが、とても手作業では取れないくらい大変なんですよね…。私がやっても8時間で終わるかどうか…ってところです(本当)。

一応手作業で行うとすると、耐水ペーパーの水研ぎで

#240→#320→#400→#600

と言った感じになります。

今回のような軟化性の高いプラスチックの場合、研削性が相当悪いので「削れはしないし、深いペーパー傷は残るしケバ立つし」と、相当大変な思いをすると思います。ただ、大変さはやってみないと解りませんので、挑戦する方は応援致します(応援するだけで手助けは出来ませんが…厳)。

2010/02/09
 
jpg画像 ゴルフ4のテールランプスモーク塗装 完了ですC(img155.jpg) -155- ゴルフ4のテールランプスモーク塗装 完了ですC

実はサンプル板との比較以外にも、スモーク濃度の判断は出来ます。

テールランプ土台のマスキング部分にもスモークが掛かっているのですが、それと同じマスキングテープを貼るとスモークの濃さの比較が簡単に出来ます。

黄色く派手に見えるのが24mm幅のマスキングテープですが、その下に貼ってあるのも同じマスキングテープです。明らかに下のテープが「暗い」のが解りますよね。

こんな風に、自分自身が納得出来る「確たる証拠」みたいな物を用意しておかないと、仕上がってからの不安が大きくなってしまうんですよね…。


と言う事で、完成までもう少しです。楽しみにお待ち下さいませ!

2010/02/09
 
jpg画像 ゴルフ4のテールランプスモーク塗装 完了ですB(img154.jpg) -154- ゴルフ4のテールランプスモーク塗装 完了ですB

スモークが薄くても「ダマ」や「ムラ」が無いのが解ると思います。これが難しかったんですよね…。色々と攻略してここまで来れました…。

2010/02/09
 
jpg画像 ゴルフ4のテールランプスモーク塗装 完了ですA(img153.jpg) -153- ゴルフ4のテールランプスモーク塗装 完了ですA

別角度からはこんな感じです。これだけ見ると「スモークになってんの?!」と思われがちですが、塗っている本人も「大丈夫かな…」と不安な気持ちだったりします(笑えません…)。

が、そんな時の為にサンプル板を用意していますので安心して作業出来たりするのです。備えあれば、ですね。

2010/02/09
 
jpg画像 ゴルフ4のテールランプスモーク塗装 完了です!(img152.jpg) -152- ゴルフ4のテールランプスモーク塗装 完了です!

いきなりクリアーの塗装まで終わってしまいましたが、スモークは半分でしたのでちょっと最初からの工程を纏めて紹介しますね。

・到着
・脱脂洗浄(社外品は特に油っぽいのです…)
・マスキング(裏側の土台部分ですね)
・足付け処理(#1500程度)
・脱脂洗浄
・エアーブロー
・マスキング(レッドレンズ部分)
・プラスチックプライマー塗布
・スモーク塗装
・マスキング剥がし
・プラスチックプライマー塗布(レッドレンズ部)
・クリアー塗装

ですね。

いつもの「クリアー抜き」の時もそうですが、マスキングを剥がした後にはちゃんとプラスチックプライマーを塗ってます。


画像のレンズ部分は四角い部分が薄く見えますが、レンズ内部の構造上そう見えるだけですのでご安心下さいませ。完成までもう少しです!

2010/02/09
 
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