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-686- インプレッサテールランプ(from京都) 本塗り準備
そしていよいよ本塗り開始です。
マスキング前の段階まででも脱脂処理は3回程度行ってますが、ここでも最終的に露呈した部分だけでも脱脂処理を行います。マスキングしている時に指が増えている箇所はどうしてもある筈ですので(触らないようには気を付けてますが)。
2011/04/14
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-685- インプレッサテールランプ(from京都) マスキング
こちらもお待たせしました!京都から届きましたインプレッサのテールランプ一式ですね。
現在のプロフィットは、知人の工場(TACさんです)の中に「間借り」といった形態で、実は看板すら出してません(笑)。 なので当店を知る方法はインターネットしかないのですが、それでもメール以外の方法でご依頼に繋がるケースはあります。 当然それは「電話」でもあるのですが、意外と多いのが「FAX」だったりします。
私的には電話は苦手ですので(苦)、何かしらの問い合わせなどはメールが基本なのですが、意外と「インターネットはするけれでメールは苦手」という方も多い気がします。
で、さらに私と同じように電話も嫌いであれば(私的には何も残らないのが不安なのです)ファックスの出番な訳ですね。
という事で、こちらのお客様は見積もり返信もファックスでお返しさせて頂き、幸いにして今回ご依頼頂ける事になりました。ファックスがあってよかったです(笑)。
という事で、マスキングが終わっているので続けて本塗り作業に移ります(美しい見切りの為に貼ったら即日剥がすのが理想ですので)。
2011/04/14
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-684- BMW Z4の内装パネル 本塗り完了ですA
小さいパーツも含めると全部で4点ですね。
先ほどの画像の四角い穴に、この写真の奥に移る「灰皿の蓋」が納まります。
キャンディーレッドの膜厚が違うと色味が違ってしますのでそういった事も気をつけなければなりません。 「膜厚計で測りながら」なんて事は出来ませんので(出来るんでしょうか?笑)結局は自らの感覚に頼るしかですね。
結晶塗装もそんな感じで、如何に全体の膜厚を規定値に均一に塗るかが大事なのですが、それが解るのも焼き上がって結晶目が出るまで解りませんからね。難しい所ですが、ここまでやっていると流石にそれも慣れてきます(笑)。昔ほど失敗も減りましたし(苦笑)。
それではこちらも完成までもう少しです。もう少々お待ちくださいませ!
2011/04/14
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-683- BMW Z4の内装パネル 本塗り完了です!
ムラなく均一にキャンディーレッドを塗り終え本塗り完了です!
写真だと片目で見るのと同じなのでキャンディー特融の「深み」が解り難いですが、2コートでは到底表現出来ない色味になってます。凄いですよ…(恐)。
他にも画像あるので続きます。
2011/04/14
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-682- Z4の内装パネル 本塗り開始です。
元々はシルバーですが、あのままだと発色(明度と反射率)が悪いので新たに輝きが強く明るいシルバーを塗り、続けてキャンディーレッドを塗布します。
画像ではまだキャンディーレッドが2コート程度ですが、一気に塗ろうとするとムラが出ますし、また今回のように平面だけでは無い場合には取り返しのつかない状況に陥り易いですので「薄く、薄く」を心がけて塗ります。
またその反面、「ベースコートの厚塗り」も懸念しなければなりませんので、それらのバランスを取りながら最終地点を模索して塗装を進行させていきます。
ぶっちゃけ、毎回同じ物と色を塗らせて貰えれば塗装はそんなに難しい事では無いのですが(爆)、世の中そんなに甘くは無いですので、結局の所地道に行くしかないですね。まさにこのキャンディー塗装のように日進月歩です(笑)。
2011/04/14
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-681- BMW Z4の内装パネル 本塗前
こちらもお待たせしました!Z4の内装パーツですね。アルカンターラ(人工皮革?)を張る箇所は塗らないようにとのご指定ですのでマスキングをしています。
段ボールがちょっとみすぼらしいですが(苦笑)、「ちょっと浮いた感じ」で塗りたいですので、いい具合の段ボールを見つけて固定しています。
そしていよいよ本塗り開始です。
2011/04/14
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-680- BMW K1200のサイドカウル 素地調整
転倒傷と思われる箇所をダブルアクションサンダーで削り落とします。 意外と深そうな傷も実はそんなにエグれている訳ではありませんので、安易にパテに頼らず(トラブルの元です)削り落とせるようならば削って平滑に仕上げます。削った分は「サフェーサー」で充填するのです(プライマーとは違います)。
またサフェーサーの塗布は全体では無く部分的ですので、サフェーサーを塗る範囲まで「足付け処理」は必要です。ツルツルした箇所にサフェーサーが塗られると当然密着性が悪いので、後々何かしらのきっかけで塗装が剥がれたりします。
傷の処理としては、
ダブルアクションサンダーで#120から始めて、#180、#240、#320と広げて、最後は手研ぎで細かい箇所も足付けします。
2011/04/14
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-679- ポルシェケイマンのヘッドライトカバー本塗り完了です!
ベースコートを塗り終えたらクリアーを塗ります。と思いましたが、この部分もしかしたらヘッドライトの明かりが当たってしまう箇所かと思いましたので、となるとベースコートの黒メタだけでは隠ぺい性が弱いかもと思ったので(透過するとかなり恰好悪い筈です…)、ただのクリアーの変わりに「艶消し1コートソリッド黒」を塗る事にしました。
その名の通りの1コートソリッドの黒に艶消し剤を入れた仕様です。もちろん通常のウレタンクリアー同様、「主剤2:硬化剤1」の塗料です。それに艶消し剤があらかじめ入ったパッケージ製品ですね。
まあ艶ありでもよかったのかも知れませんが、気分的に艶消しの方が恰好良さそうだったのでそうしただけです(笑)。
もう失敗は嫌ですので(苦笑)、強制乾燥もじっくりゆっくり行う事にします。ヘッドライトのパーツなので熱で簡単に変形するとは思えませんが、今回もそういった思い込みから始まってしまいましたので…。
という事でもう少々お待ちくださいませ!
2011/04/14
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-678- ポルシェケイマンのヘッドライトカバーもA
これは純正のヘッドライトからレンズ部分だけを外したもので(普通外しません…)、元々はこのレンズのフチ部分は「シルバー」なのだそうです。 それを爪楊枝でネチネチと剥がしたそうでして(勿論オーナー様が自ら)、その部分をボディ同色の黒メタで塗装をご依頼頂きました。
で、塗るのはシルバー同様に「裏から」なのですが、元々のシルバーも取り切れていない箇所があったのでそのまま塗ると当然シルバーが表から見えてしまうので「出来る限り」という事で除去に挑みました。 が、どうやっても物理的にとても取れる場所では無いので(奥の奥です)、「多少ならば」といってシンナーを使ったのです。 が、それが地獄の始まりで(まさにそんな心境でした)、テールランプよりも強いと思っていたヘッドライトのプラスチック表面が溶解してしまいました。
と言っても変形とかでは無く白く濁るような感じでですね。ただそれでもそのまま塗る訳にはいかないと思い、色々思考錯誤していたのです。
結果、普段通りベースコートを塗ると、被塗物のプラスチック表面を侵しながら白濁りは消えてくれました。かなり解けるようなので下手にプライマーを塗ると解けて混ざって「色が動いてしまう」=「模様が出る」といった事態になりそうだったのでプライマーは塗りませんでした。塗らなくても溶解して食いつくので十分に密着しますし(プラモデルの接着材(溶剤)と同じ原理です。テストもしました)。
2011/04/14
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-677- ポルシェケイマンのヘッドライトカバーも
こちらも大変お待たせしました!多々困難を経て(苦笑)本日ようやく塗装に至りました。色々ご心配をお掛けして申し訳ございませんでした…!
いや実は途中色々とありまして(まあ簡単に言うとプラスチックが溶けたのです…苦)、それの処理の為にサンドブラストボックスを新たに揃えたりと大変でしたが、塗装テストした結果「そのまま塗っても大丈夫」という事が判明して本日本塗り完了しました。
まあそれでも信用していた訳ではありませんので、実は水彩絵の具にメタリック顔料入れてスプレーしてみたりと色々テストはしてみました。失敗したら買いなおせば良いって訳でもないですからね。
で、塗装するコツも解ったので、ボディ同色の黒メタ(C9Z)を塗布します。 ちなみにいつも行っている「プラスチックプライマーの塗布」は今回していません。する必要が無いのと、蛇足になったら困るのでです。 続きます。
2011/04/14
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-676- インプレッサテールランプ(from三鷹) 完成ですB
しかしお蔭様でテールランプの塗装依頼は増えました。今では必ず数セットはお預かり中な感じですから。
ただし以前の「普通の自動車塗装屋」だった頃だとしたら、こんなに嫌な仕事も無いですからね(爆)。リスク高過ぎるので、よほど慣れていなければ依頼すら受け付けなかったと思います。
プロフィットが再稼働する前のちょっとの間に務めていた会社では多少スモーク塗装を行う機会がありましたが、その時は昔ながらのやり方だったので「ダマ」「ムラ」がひどく、それを誤魔化す為にスモークを濃くして「点灯が暗くなり過ぎ」といった事態に成っていました。
が、今はテールランプのような「小物の塗装」がメインになったので、そういった人がやりたがらない仕事(爆)をやらねばならない状況になり、逆にそれが良い方向になってくれたのだと思います。有難い限りです。
それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。 この度のご依頼、誠にありがとうございました!
2011/04/14
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-675- インプレッサテールランプ(from三鷹) 完成ですA
写真撮るのにどうしても方向が逆になってしまいます。本当は天地逆ですが、まあイメージは出来ると思います。意外と(笑)いい感じですのでご安心ください。
もう一枚画像あるので紹介しますね!
2011/04/14
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-674- インプレッサテールランプ(from三鷹) 完成です!
大変お待たせしました!本邦初(笑)の横縞仕様のインプレッサテールランプです。
大きい方(リヤフェンダー側)のテールランプはいつも通りで、リヤゲート側台形のテールランプが一直線のラインになっています。
組み合わせた画像あるので紹介しますね(説明するよりその方が早いです。笑)。
2011/04/14
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-673- プジョーの自転車フレーム塗装 完成ですB
ちなみに今回の塗装費用としては以下の通りです。
【お任せコース】
・フレーム塗装費・・・¥20,000 ・フレーム旧塗膜剥離費(クロモリ)・・・¥12,000 ・ロゴ入れ塗装・・・¥4,000×2×80%(複数割引き)=¥6,400
税込み合計・・・¥40,320−
ちなみにフレームがアルミだと塗膜剥離費が¥10,000で済みます。 ロゴは今回オリジナルっぽいですが、オーナー様からのIllustratorデータを入稿して頂いたので特に追加費用はありません。
自転車フレームの基本塗装料金が「2万円」っていうのは正直赤字な金額設定ですが(爆)、自転車のフレームは実はどれも同じような形なので慣れてこればこれで対応できるのです。「お任せコース」ですので磨きもしていませんし(塗りっぱなしの状態です)。
塗装屋に限る事では無いですが、「今までやったことが無いもの」を作業するのが実は一番手間が掛かったりします。 手を動かす以上に工程を考えるのが面倒なんですよね。毎日同じことをやれればもっと心も体も楽なのですが、今のプロフィットだとほぼ毎日が違う物を塗ってますので(笑)。
それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。 この度もご贔屓頂きありがとうございました!
2011/04/14
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-672- プジョーの自転車フレーム塗装 完成ですA
震災の影響だか解りませんがガソリン高くなりましたね。それにも比例してか凝った自転車に乗った方を良く見かけるようになりました(って私の意識の問題かも知れませんが)。
私もそろそろ自分で自転車組んでみたいと思いますが(それ以前に乗ってませんが…苦笑)、如何せん「仕事」が絡んでいくとどうしても自分のは後回しになってしまう所があります。と言うか興味が無くなる傾向が…(もはや車も単なる移動手段です…)。
という事ですが、塗装が仕上がったのを見るのはオーナー様と同様に私も楽しいし嬉しいです。一台スペシャルなのをいつか作ってみたいですね。
もう一枚画像あるので紹介します。
2011/04/14
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-671- プジョーの自転車フレーム 完成です!
大変お待たせしました!赤かったプジョーのフレームはブルーパールになって完成です!ロゴもオーナー様オリジナルですね(データ入稿頂きました)。
かなり金属感のあるブルーパールで自転車フレームには良く似合うと思います(ただこれを車のボディだと派手過ぎる気が…)。
他にも画像あるので紹介しますね。
2011/04/14
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-670- インプレッサテールランプ(from京都)も
こちらもお待たせしております!BMWZ4の内装パーツはレッドキャンディーで、こちらもレッドキャンディーですので一緒に本塗りするように段取りしております。
インプレッサのテールランプはお蔭様で常時何セットかはお預かりしているような状態でして(笑)、どれがどれだか間違えたら大事ですので解るように印をつけてます。
また進行しましたら紹介させて頂きますね。今しばらくお待ちくださいませ!
2011/04/13
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-669- BMW Z4の内装パーツも
こちらも作業開始しております。
元々の状態としては「艶消しシルバー」に塗装された内装パーツで、特に傷も無く塗装の状態も悪くないですので(悪い物はそのまま塗るとチヂレます…)簡単な下地処理のみで塗装可能です。
今回は塗装部分とは別に納品後に「アルカンターラ」なる人工皮革?を張り付けるとの事ですので、その部分は塗らないように指示を頂いております。マスキングですね。
2011/04/13
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-668- 「隼」の色B
先ほどの画像と全く違うのでどれがゴールドなのか解らないと思いますが良く見てください。真ん中の「グレー」の「695A」が先ほどのゴールドです。 全く違う色に見えますが、顔料系の塗装とはこういうのが普通です。なので楽しく、苦しいのです(爆)。
この色変化の特徴としては、先ほどBMWK1200の調色でも紹介した「マイクロチタン」ですね(名前は違うかも知れませんが酸化チタンを原料とした原色の筈です)。 「スカシを青く、表面を黄色く」といった顔料特性からの色変化ですね。 ただ今回の場合は恐らくイエローパールか着色されたゴールドメタリックが入っているとは思います。
という事で、ちょっと立体的なカウル形状なので、これくらい色変化あると面白いかと思いまして選んで見ました。ちゃんとゴールドですしね。
こういった色も特別な色では無く、いつも塗っている「2コート目メタリック・パール」の部類です。特に難しい塗装でもないですので割増もありません。
塗装はこんな感じで各方向によって全然違う姿を見せてくれるので本当に楽しいですね。私的な見解ですが、「印刷」には無い世界だと思います(って最近の印刷は顔料使って塗装のような表現もすごいですけどね。マンガの表紙なんか凄く凝ってます…)。
ただ、2コートではどうやっても表現出来ない塗装もあります。 次回予定のBMWZ4の内装がそうですね。「レッドキャンディー」は凄いですよ…(お値段も…)。
という事でどれももう少々お待ち下さいませ…!
2011/04/12
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-667- 「隼」の色A
で、決めたのはこのゴールドで、これはちょっと面白いです。
下の画像で見る「隼」のデカールの色は、塗装屋的に言うと「青い」と言います。青いんです(笑)。
それに比べるとこれは少し暖かい感じがしますが、スカシとヘッド(正面)の色変化が面白いのでこれにしました。
続きますよ(凄いです)。
2011/04/12
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-666- 「隼」の色
こちらの作業着手はまだまだ先なのですが(謝)、カウルの色について先に決めておかねばなりませんので(お任せされました)それだけ先に行っておきますね。
左にある既存のカウルで「隼」のシールが貼ってあるカウルは塗らず、今回はそれと組み合わさった右側のカウルのみをご依頼頂いているのですが(一部割れてます)、その色については「隼」のゴールドと合わせた色にすることに成ります。
一歩間違えると「ゴールド?!」といった感じになりますが、隼のデカール色と組み合えば意外と「定番」といった配色になります。
が、ゴールドといっても色々ですので、良さそうなゴールドを各色見本帳から選んでいきます。 こういった作業は時間さえ有れば楽しいのですが、仕事だとそうはいきませんので(即赤字です)限られた時間内で選ばなければ、ですね。
2011/04/12
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-665- キャノンレンズフード ET-87 本塗り完了です!
ってなんだかこれだけ見ると「大丈夫?」的な仕上がりですが(苦笑)、これからちゃんと艶が消えていきますのでご安心ください。画像だと中途半端に艶が消えかかっている時ですね。
また今回は、元々フードの表面にあったシボ模様を残しての仕上げにしています。 ペーパーで全部削り落とすかどうか考えたのですが、特に傷も無く綺麗な状態だったので、シボ模様を残しつつ足付け処理で済ませておきました。 ちなみに今まで塗らせて頂いていた「ET-74」はシボ模様が無くツルツルの状態でしたね。
それでは完成までもう少々お待ちくださいませ!
2011/04/12
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-664- キャノンレンズフード ET-87 本塗り開始ですA
ベースコートを塗り終わった状態です。このままだと缶スプレーと大差ない程度で耐久性がありませんので続けてクリアーを塗ります。
クリアーは艶消し仕様で勿論2液ウレタンです。スタンドっクスの「スーパーマット」ですね。軟化剤も入ってます。
2011/04/12
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-663- キャノンレンズフード ET-87 本塗り開始です!
こちらもお待たせしました!本塗り完了しておりますのでご安心くださいませ。
画像は本塗り時の為に固定された状態です。ちょっと変ですが、ガッチリ固定されていてスプレーし易く、そして塗り終わってからもそのままの状態で保管出来るようになっている必要がありますのでそれが出来ればいいのです。
レンズフードは分割した2点でこちらはいつものベージュに、ボタンは赤に塗ります。
素地は足付け処理された状態で、プラスチックプライマーを塗布していよいよ本塗り開始です。
2011/04/12
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-662- BMW K1200GT サイドカウル 調色作業B
で、スカシはこんな感じです。実際の調色作業ではスカシもヘッドも両方合わせながら行うので難しいのです。
今回の色はメタリックが2種、白系が3種、青が1種に鮮やかなイエローも使ってます。パールっぽい色ですがパールは一滴も入ってないんですよね。
2011/04/12
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-661- BMW K1200GT サイドカウル 調色作業A
単にスカシを白くするだけなら簡単ですが、塗装はそれだけではありませんので(笑)色々と考えます。
今回の色でスカシを白くするのには、
@白 Aマイクロチタン(まぁ白です) Bフリップコントロール(艶消し剤みたいな感じです)
を使います。データ上でBは使われていませんが、これを使わないと色が出ません(爆)。
@が一番簡単に白くなりますが「スカシが濁る」といった最悪の事態を招きます。ゴミになります。
Aは比較的透き通った感じを表現出来ますが、「ヘッドで黄色くスカシで青く」といった特徴が出ます。今回の色でイエローパールのように見えるのは実はこれのせいです。イエローパールは入ってません(笑)。
Bは透明感のあるスカシを出せますが、「ヘッド(正面)が黒くなる」といった現象が起きるので余り入れられません。 シルバー色の調色でドツボにハマるのはこれのせいですね。
どれも必要なのですが、どれも入れ過ぎると色がダメになるので(ゴミになるので)少しずつ様子を見ながら行います。
一つのテストピース(といってもカレンダー紙をカットして使っているだけですが…)で8〜10回程度塗り重ねて使ってます。
小物入れの蓋は結局参考にはしなかったので飾り的に置いてあるだけです(笑)。
2011/04/12
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-660- BMW K1200GT サイドカウル 調色作業
手前の四角い紙が調色用テストピースで、これでもデータから少しイジりましたがまだスカシが黒いです。
今回は「修理」という事で調色作業も承っておりますので(別途費用が掛かります…)ここからもまだまだ調色を続けていきます。
2011/04/12
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-659- BMW K1200GT サイドカウルも
こちらもお待たせしました!作業着手しておりますのでご安心下さいませ。
画像は、サイドカウルに一緒についていた小物ケースを取り外した状態で(解り難くてすいません…)、この蓋はボディ同色になっているのでこれで色合わせをする予定でしたが、傷処理前に調色作業しましたので特に必要なかったですね。
調色も済んでおりますのでそちらも紹介しますね。
2011/04/12
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-658- BMWの自作内装パネルが着いたようです(早)
先週末に発送したパーツですが、届いたその日に取り付けたようで昨日メールに写真を添付して頂きました。は、早すぎませんか?(笑)。まあ自動車メーカーお勤めですしね(←本当ですが本件とは関係無いかもです。笑)。
オーナー様から頂いたお言葉を抜粋しますと・・・
「昨夜部品を受け取りました。
相変わらず素晴らしい仕上がりです!ありがとうございました!
まるで純正のようです! また機会がありましたら是非お願い致します。」
との事です。こちらこそ今回もご贔屓頂きありがとうございます。
あとちょっと前にお納めした「ROVER MNI」のホイール4本で、こちらもオーナー様が車体に取り付けたようですのでオーナー様のブログ紹介させて頂きますね。
→Simply mini J
映像のプロの方(というか先生…)らしく、写真も文章もお上手なんですよね。比べてしまうとこちらを消滅させたくなってしまいます(苦笑)。 が、仕上がりについてもコメント頂いてますので良ければご参考下さい(って良い内容だからですが。笑)。
現在のPRO_Fitはお蔭様で仕事も減らずに忙しい日々を送っております。 本塗り中に地震が起きる場合もありますが、幸いにして事故などは起きておりませんのでご安心ください。 お待たせしている方々も順次ご案内していきますし、作業も進行させていきますので今しばらくお待ち頂けますようお願い申し上げます。 どうぞこれからも宜しくお願いいたします。
2011/04/12
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-657- インプレッサテールランプ(from三鷹) 本塗り完了ですA
こちらが今回初のクリアー抜き「横縞仕様」ですね。って以外にもそんなに違和感無く仕上がってしまったので(笑)良く見ないと何が違うのか解らないくらいですね。
完成時は二つのテールランプが連なった状態で撮って紹介しますね。 もう少々お待ちくださいませ!
2011/04/11
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-656- インプレッサテールランプ(from三鷹) 本塗り完了です!
実はこれを塗っている最中に結構大きな地震があって、途中の画像撮るのを忘れていました。ですのでイキナリ完成ですいません…。
向こうのテールに「黒」と記載ありますが、これは各オーナー様の製品を間違えないようにする為です。外側の養生紙に記載してありますが、中に貼ったテープにも書いてます。今も同じテールが3セットありますので…(恐)。
今回はこちらとは別のテールランプが肝ですね。クリアー抜きのラインがいつもと違います。
2011/04/11
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-655- インプレッサテールランプ(from三鷹) 本塗り前セッティング
そしていよいよ本塗りです。手前三角のテールランプは裏が突起状になっているのでこれ単体では地面と平行になってくれません。 ですので自立するように裏に段ボールで枠を作ってあげています。
テールランプに限る事ではありませんが、大抵の物はちゃんとフチまで塗ってあげないとちゃんとした仕上がりになりません。ですので置いて塗るにしてもちゃんとフチが塗れるようにしておく必要があります(実際には裏側にも塗るような感じです)。
2011/04/11
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-654- インプレッサテールランプ(from三鷹) マスキング作業
こちらもお待たせしました!無事本塗り完了しておりますのでご安心くださいませ!
足付け処理と裏側のマスキングは事前に行っておきましたが、マスキングは当日行わないと糊残りが起きてしまうので(くっ付き過ぎます…)、先週最終でそこまで準備を行い、本日朝からこのマスキングを行いました。
2011/04/11
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-653- プジョーのフレーム 本塗り完了ですA
こんな感じで綺麗に塗れていると思いますのでご安心ください。
それでは完成しましたらまた改めて紹介させて頂きますね。今週中には納品出来ると思います。もう少々お待ちくださいませ!
2011/04/11
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-652- プジョーのフレーム 本塗り完了です!
お待たせしました!(って毎回お待たせしているのでこの枕詞が定番になってしまってますね…)。
自転車のフレームを撮影する場合、フレーム全体を入れようとすると仕上がりが余り良く解りません(苦)。難しいですね…。なので続きます。
2011/04/11
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-651- プジョーのフレーム 本塗開始ですA
ブルーパールが塗り終わって、プジョーのロゴ部分のマスキングシートを剥がした状態です。
ブルーパールも「単に染まればいい」的に適当に塗るとロゴ周りの膜厚が無用に厚くなって輪郭が汚くなります。また段差も大きくなります。 ですのでロゴ周りは「ギリギリ」の膜厚で済むようにし(ってもちろん余裕を考えます)丁寧に塗ります。
クリアー塗布前なので艶消しな状態ですが、これはこれで恰好良いですね。ロゴも素敵です(オーナー様からのデータ入稿ですがオリジナルフォントでしょうか?)。
2011/04/11
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-650- プジョーのフレーム 本塗開始です!
画像だと解り難いですが、「PEUGEOT」のロゴを入れる部分に先に「白」を塗っておきます。
フレームのベース色は「ブルーパール」ですが、白とブルーパールだとどちらが隠ぺい性が強いかと言うと実は前者です。 白は色への影響力は強いのですが、実は隠ぺい力はかなり弱い方です。塗っても塗っても染まりません(塗装屋なら皆思い知らされてますので…苦笑)。
なので今回の場合はロゴ部分の色は先に塗っておくのが基本となります。 この後白い部分に予め作成しておいたカッティングシートを張り、ベース色のブルーパールを塗布していきます。
2011/04/11
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-649- プジョーのフレームも!
すっかり塗るタイミングを逃していたプジョーのフレームですが(笑)、本日無事本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ!
画像は本塗前の状態です。各部マスキング、ネジ穴にはイモネジを入れてたりします。
2011/04/11
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-648- シティターボのカーボンボンネット塗装承りました!
「小物」としてはギリギリのラインでしょうか(笑)。今回で3回目(でしたよね)のリピーターの方ですね。すっかり病んでいるようで(爆)逆に心配になってしまいます。
実は以前これと同じ(ような物)を持ってご来店いただいたのですが、カーボンの出来具合が悪く返品交換されて来ました。今回はリベンジですね。
ただその時それを見た時の私的見解としては、
「社外品のカーボンならこれくらいは仕方ないような気もします。値段相応では?」
と思いましたが、それは全くの失言でして(苦笑)想像していたお値段と桁違いでした…(恐)。確かにシティだと量産しても売れなさそうですので(また失言だったらすいません…)型はあったとしても高くなってしまうんでしょうね。
ご依頼内容としては、カーボン(ポリエステル樹脂)の保護の為にと「クリスタルクリアー」でのご依頼になります。色は塗りません。
ただカーボンパーツの場合は折り目の間の「巣穴」がありますので(見えなくてもあるのです。当然何度も煮え湯を飲まされて…)、クリアーは2工程で行う予定です。「クリアー塗布→完全硬化」を二回ですね。
で、今回はちょっとアクセントを加えて、クリアーに「ガラスフレーク」を入れる事にします。「入っているか入っていないか解らないくらい」といった微妙な感じです。
この状態でも十分美しいのですが、まあ良く勉強しているというか(笑)ご依頼内容がしっかりしているようで、私としても安心してお見積りを提示出来ます(爆)。
「この状態じゃダメなの?」と聞かれると回答に困りますが、屋外放置だとランエボの純正カーボンリヤスポのようになってしまいますので。ボロボロになったらもう何やっても無駄ですから…。 なので今回の塗装は「先行投資」って感じでもありますね。
それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。 この度もご贔屓頂きありがとうございます!
2011/04/11
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-647- インプレッサテールランプ(from横須賀)塗装承りました!
紹介遅れましたが先週無事到着しておりましたインプレッサのテールランプ一式です。もはやこの状態の方が何か違和感があるように思えて来ました(笑)。
ご依頼内容としてはいつもの内容なのですが、今回は濃度について細かいご指定を頂きました(コースが変わるので費用も変わります)。 ご希望としては、いつものレッドキャンディー+スモークよりも「もっと濃く」といった事で、当ウェブサイト上に紹介しているトヨタブレイドと同じ位にとの事です。
→トヨタブレイド
という事で、作業着手はまだ先になりそうですが進行しましたらまた紹介させて頂きますね。 この度のご依頼、誠にありがとうございます!
2011/04/11
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-646- ブレンボキャリパーもA
こちらは前後セットでご購入されたようで、4ポットと8ポットで「AMGのブレンボ」だそうです。
奥の4ポットキャリパーは、下で紹介している黒いキャリパーと同じ物らしく、単に色とロゴが違うだけの仕様だそうです。
8ポットのキャリパーは恐ろしく大きくそして重く(笑)、ブレーキパッドは通常2枚の所を4枚使うそうです(恐)。
2011/04/09
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-645- ブレンボキャリパーも
こちらはいつものブレーキ専門の業者さんよりご依頼いただいていたブレンボのキャリパーです。 いつもは「brembo」のロゴですが、今回は「PORSCHE」のロゴでご依頼いただきました。普通の(笑)4ポットキャリパーですね。
他にも画像あるので紹介します。
2011/04/09
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-644- NECのノートパソコン天板パネル 完成ですA
ちょっと仮組みしてみました。単色よりも雰囲気出て良いですね。 赤はメタリック系で、そんなに派手過ぎない色を選びました。
今お預かりしている案件のBMWの内装部品では、なんと通常はあまり無い「キャンディーレッド」でご依頼頂いてます。
キャンディーレッドはいつもクリアーテールランプに塗っているアレで、通常のパーツにこれを施すケースはあまりないですね(コストも上がりますし…) カスタム系では自動車オールペンをこれで行ったり、バイクでは意外と純正で多用されていたりしますが、今まで当店で行ったのは「シャア仕様のタンブラー」くらいですね。そちらももう少ししたら紹介出来ると思います。
それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。 この度のご依頼、誠にありがとうございました!
2011/04/09
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-643- NECのノートパソコン天板パネル 完成です!
こちらもお待たせしました!NECのノートパソコンの外装プラスチックパネル2点、遂に完成です!
パネル周りの爪部分は塗らないようにとのご指定ですので、本塗り時にはマスキングして行っています。確かに爪部分はかなり細かいので膜厚が着くとちゃんと嵌らなくなってしまうかも、ですからね。
他にも画像あるので紹介しますね。
2011/04/09
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-642- レガシィ内装パーツ 完成ですA
灰皿の蓋部分のパーツも組み付けて完成です。
自動車内に付属されている灰皿の蓋の開け方としては、一般的に「押すとニュっと出てくる」といった構造になっていて少し複雑です。少しゆっくり出てくる感じですね(これは何故か高級感があります。笑)。
で、そのギアー部分と蓋とはバラバラになるのですが、VW系などは瞬間接着剤で固定されている箇所があるのでバラそうとするとプラスチックが割れます。 「ユーザーの方が使っていても外れたりのトラブルが無いように」といった考慮はいいのかも知れませんが、今回のように後から分解するといった作業者の観点からすると、製造の技術力の低さにも感じられてしまいます(私的見解です)。日本製品は接着剤なんて使わなく、きっちり爪かクリップかネジで留めてますので。
灰皿の蓋にあるワンポイントのメッキパーツにしても、接着剤は使わずに爪によるはめ込みだけですね。以前マツダのリモコンキーに埋め込まれていた1cmくらいのマツダエンブレムだって単にはめ込まれていただけで、それでも「日常使用では取れない」といった自信を感じられます。
同じようにBMWZ4の灰皿にも、同じようなワンポイントのメッキパーツがついていますが、それも裏から接着剤で固定されてました。無理に剥がそうとしていたら割れてましたから結構危険なんですよね。あそこまで着けなくても…と思ったりもしますが、海外の場合は訴訟問題なんかもあるからなんでしょうか。
それでは後程完成のおしらせメール差し上げますね。 この度のご依頼、誠にありがとうございました!
2011/04/09
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-641- レガシィ内装パーツ 完成です!
大変お待たせしました!レガシィの内装パネル、ヘアーライン→艶々ブルーパールで完成です。
レガシィと言ってもいろいろあると思いますが、モニターの大きさが半端無く大きいので新型なのでしょうね。9インチ?でしょうか。見たことも無い大きさです(恐)。
2011/04/09
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-640- 玩具的ピアノ 分解
総分解では無いのですが、ある程度塗り易い様に多少の分解は必要でしたので(くっ付いてしまいます…)一部のパネルを開いてみまいた。
鍵盤は最近のボタンと同様の造りなのですね。これに限る事では無いのですが、「一個一個が独立したスイッチ」という時代は無くなったようです。何ともシンプルな構造ですが、確かにこの方が水にも強いですし「スイッチ自体の故障」といったケースは無さそうですね。
私が中学生くらいの頃にファミコンなどの家庭用ゲーム機が流行り始めましたが、どうにもあのコントローラーに馴染めず、「ゲームセンターのゲーム機についているあのコントローラーを家庭に」、なんてに憧れていましたが、あの時代ではとても高価な物だったので(3万円くらいしたかと…)、ジョイスティックの根元とボタンを秋葉原まで買いに行って、アルミボックスにそれらを据え付けて自作した覚えがあります(笑)。
ただコントローラー自体がフリーな状態で、何かしらに固定しなければ逆に使い難いといった事が発覚してあまり使わなかった気がします。 ただただ、あの頃はそういった事が好きなだけ出来た気がして(お金は別として)懐かしく思いました。
で、実は先月10年ぶりくらいに秋葉原に行って来たのですがそこはまるで違う世界でした。ビルってあんなにありましたっけ…。
2011/04/08
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-639- 4AGのヘッドカバー一式 完成ですB
凸文字の場合には、塗装後に表面を削って光らせると恰好良いアクセントになるのですが、私的にはこの「凹み文字」も嫌いではありません。 派手さは無い「いぶし銀」な感じが良いですよね(壊)。
ちなみに本日電話でご相談頂いた案件で、ご自分で結晶塗装されたとの事ですがどうにも上手く出来なかったようで、「それを塗り直して欲しい」との事でした。
確かに結晶塗装は「塗って焼くだけでチヂレ目が出る」といった事も本当ではあるのですが、そんなに簡単だとしたら、未だに失敗して塗装直後に再度溶剤槽に突っ込んでの「総剥離の仕切り直し」なんてやっている私(苦笑)はどうなんでしょう…といった所です。
こちらで写真で紹介している結晶塗装は美しく見えると思いますが、それなりに苦労はしているのです。ローマじゃありませんが何事も一日にしては成りません。
ただ自家塗装がダメかと言うとそうでもなく、要は「自分自身が納得出来るか」といった事であれば何をやっても良いのだと思います。自家塗装応援掲示板開設しているくらいですからね(爆)。
ただし失敗した時のリスク(やり直しには余計に費用が掛かるなど)を考えるのも忘れないように、ですね。
それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。じゃなくて直接ご来店(または発送)されていましたね。メールは伺っていなかったかも知れませんので連絡は電話ですね。 今日はもう遅いですので明日改めて連絡差し上げます。 この度のご依頼、誠にありがとうございました!
2011/04/08
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-638- 4AGのヘッドカバー一式 完成ですA
それぞれ組み合わさった状態を想定して仮組みしてみました(って置いただけですが…)。
うーん、ヤバイですね(笑)。
元々が腐ってただけに(し、失言すいません…)、まるで違う製品みたいです。塗っている本人もちょっと感動しました(言い過ぎですが結構本音です)。
もう一枚画像あるので紹介しますね。
2011/04/08
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-637- 4AGのヘッドカバー一式 完成です!
何故かいきなり完成してしまったような感じですが(笑)、確かに結晶塗装の場合は一連の作業を通して行うので、塗装さえ剥がれていれば本塗完了までは一気に行います。
結晶塗料自体が焼き付け(メラミン系)の塗装ですから、「本塗完了」→「強制乾燥」では140℃程度の熱を掛けますから一気にカリっと焼き上がりますので。
また今回は「凸部研磨」とその箇所にクリアーの塗布(筆塗り)もありませんので(凹んでます…)、焼きあがったらそのまま完成なんですよね。
で、赤一色だとちょっとノッペリしていて地味なのですが、今回プラグカバーの部分を黒(半艶)にした事で、アクセントが効いていい感じになったと思います。
他にも画像あるので紹介しますね。
2011/04/08
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