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-536- プジョー(自転車)のフレームもA
そしてこんな感じで旧塗膜剥離作業が完了です。
今まさにこの状態で酸化(錆)は進行していますので、綺麗なシンナーで洗い流し(脱脂洗浄)続けてプライマーの塗装に移ります。
旧塗膜からプライマー(錆止め)の作業は一連の作業として、これら全てで1セットとなるので、お客様自身で「剥離はしたんですけど…」となると既に錆が出てしまっているので全体的なサンドブラスト処理が必要になってしまいます。殆どの場合塗装を剥がすよりも厄介な事になってしまいますのでこれは危険なのです。
もしどうしても「剥離は自分の手でしたい!」という事でしたら、時間貸しのレンタルサンドブラストを利用し、処理後は乾燥剤(薬局で売っている除湿剤でも可)と一緒にビニール袋などに入れて空気を遮断するように密閉してしまうと良いですね。またはビニール袋の中に窒素を入れて酸素を出してしまうなども効果的だと思います(最近は缶スプレー式の窒素ガスがあるらしいですね)。また素手で触るのも厳禁です。
という感じで、実際にやってみると「これは自分でやる事じゃないな」と気づく筈ですので(爆)、私的にはやはりお勧めしなかったりします。まぁ剥離剤とか一度はやってみるのも良いかも知れませんね。世の中にこんな危険な物が一般に売って良いのかと気付いたりしますので(苦笑)。私も剥離剤は嫌いなので(廃棄が困ります)今は殆ど使ってません。
2011/03/24
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-535- プジョー(自転車)のフレームも
こちらも大変お待たせしました!溶剤剥離槽から出してある程度塗装をサンダーで剥がし、細部はサンドブラストで残った塗膜を除去します。
2011/03/24
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-534- Dio(スクーター)カウル修理E
順番的にはこちらの方が先でしたね。
塗装屋に限る事ではないのですが、現場の考え方としては「面倒な物から先に」といった事が基本となります(私的見解ですが)。 理由としてはやはり時間が読み難いからですが、私的にはモチベーションが落ちるのが嫌だという感じですかね(笑)。後になるほど大変な作業になると仕事が嫌いになってしまいますので…。
で、その面倒な作業がこれなのですが(笑)、これらは未塗装パーツで表面がザラザラとした所謂「梨地」と呼ばれる状態のパーツです。 しかも素材は先ほどのABSとは違う「PP」です。ポリプロピレンですね。 ABSは切削性が良く塗装の密着性が良いのが特徴で、塗装屋的には世の中のプラスチックが全てこれになれば良いと思うくらい(爆)作業性の良い素材です。 対してこのPPは切削性が非常に悪く、無理矢理サンダーで削ろうとしても消しゴムのカスのような物が出来るだけで中々削れてくれません。しかも塗装も接着剤も密着性が悪いです。専用のプライマーを使わないと全く付かないといってもいいくらいです。 良く市販の「プラスチック専用接着剤」を使っても全然くっ付かないのはこの素材の筈です。説明書を見ると「PP・PEを除く」と記載してあったりします(辛)。
が、それぞれ長所もある訳で、ABSは先ほど修理していたように「割れ易い」のです。ちょっとした転倒でパックリ割れるのはこれのせいですね。 PPは柔軟性に優れるのでちょっとした追突でも割れません。車のバンパーで大きく凹んでも割れていないのはこの素材のお蔭です。
という事で、一言でプラスチックと言ってもかなりの種類があり、またそれぞれ特性があるのでそれらを知っておくとこの先の人生で役に立つことも多いと思います。
で、肝心の作業内容ですが、削りにくい素材だというのに全面ダブルアクションサンダーで表面を削り、傷の部分は樹脂用パテで仕上げています。
2011/03/24
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-533- Dio(スクーター)カウル修理D
塗装済みの外装カウルはこんな感じでサフェーサー塗布前の下地処理が完了です。これだけでも普通は丸一日は掛かってしまいますね。ただ自営業の場合は国で定められた一日の労働時間(8時間)って事はほとんどありませんので(爆)まだまだ作業は続けられます。
2011/03/24
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-532- Dio(スクーター)カウル修理C
で、掘った箇所に同じ素材の樹脂(ABS)を溶かし込みます。ちゃんとそれ専用の溶接棒のような物があるのです。 元々プラスチックの修正は誰に習った訳では無いのですが、以前プロフィットを担当してくれていたオートサプライヤーさん(塗料屋さんです)にこういった工具や材料を紹介(というか提供)して頂いたりして使える機会が得られました。 独立すると親方(上司)からの教えや競い合う周りの人間が居なくなってしまうので技術が滞りがちですが、そういった方々のお蔭で凄くレベルアップ出来たと思います。有難い限りです。
画像は樹脂(プラスチック)の溶接が終わり、ダブルアクションサンダーで削った状態です。上手くいくとパテも使わずに仕上げられたりします(巣穴は出来るのでサフェは必要ですね)。
2011/03/24
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-531- Dio(スクーター)カウル修理B
ヒビ割れている箇所より大き目にコテで溶かし込みます。 コツとしては、コテを押してそのまま横にスライドさせ解けた部分が盛り上がらせます。田んぼをクワで耕す時のような感じでしょうか(やったことがありませんが…苦笑)。
2011/03/24
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-530- Dio(スクーター)カウル修理A
こちらのパーツは恐らくシートの後ろの方に装着されるリヤウィングのような物だと思いますが、これも中央辺りで割れが生じています。ちょっと解り難いかも知れませんが、塗装を剥がして露出したベージュ色のプラスチック素地部にヒビがあるのが解ると思います。
このままサフェーサー塗ってもまた割れが出てしまいますので(塗膜自体にそんな強度はありません)ここもコテで修理します。
2011/03/24
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-529- Dio(スクーター)カウル修理
こちらもお待たせしました!ここ2日は下地ばかりの作業になりますがお蔭でかなり作業進行しておりますのでご安心くださいませ。
画像のはディオのフロントカウルですね。古いせいかフチの部分に割れが多数見られます(7か所くらいです…)。 なのでプラスチック補修専用の半田ゴテで一つ一つ修正(溶接)していきます。
2011/03/24
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-528- インフィニティテールランプスモーク塗装も完成ですB
小さい方のレンズですね。丸くクリアー抜きがしてありますが、これは適当な形では無く元々レンズにそういったデザインでラインが引いてありまして、その位置に合わせてカッティングシートを作成してやってます。 横から見るとクリアー抜きの丸がズレて見えるので「随分適当だな…」なんて思われてしまいますので一応説明しておきます(苦笑)。
既に完成のお知らせメール差し上げてますので、お手透きの際にでもご連絡頂ければ幸いです。 この度のご依頼、誠にありがとうございました!
2011/03/23
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-527- インフィニティテールランプスモーク塗装も完成ですA
インフィニティというとハリアーの輸出向け車両の事でしたっけ(無知ですいません…)。テールランプの造りは純正でも結構面白いデザインに作られてますよね。
2011/03/23
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-526- インフィニティテールランプスモーク塗装も完成です!
ちょっとピンぼけしていてすいません。全体的に写した写真がこれしかありませんでして…。
以前同じ物を塗らせて頂いた方が居まして、こちらのオーナー様がその方のテールランプを見て今回ご依頼頂きました。 「同じ様に」との事で、記憶を辿って(と言うのは嘘で(爆)以前の写真を探して見ました)同じ程度の濃度にしています。標準濃度ですね。
他の画像に続きます。
2011/03/23
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-525- インフィニティの内装用シール一式 完成ですB
キャンディー塗装なので角度によって色の深みが変わっていい感じに仕上がっていると思います。台紙から外れているともう少しいい感じで見れるんですけどね…。
ちなみにここで紹介している画像で、完成時には一眼レフを使ってます。普段の作業中はポケットに入るコンパクトカメラですね。 で、一眼レフの時は画像サイズがちょっと大きくなって画面から食み出ていたのでその分小さく縮小していたのですが、今回会社のノートパソコンを新調したら画面枠に入るようになったので以前よりちょっと大き目でアップするようにしました。大画面で見ている人は前より楽しんで頂ける事かと存じます(入りきらなくなった方はすいません…)。
あとこちらのオーナー様、テールランプのスモーク塗装も一緒にご依頼頂いておりまして、そちらも(かなり前に)完成しておりますので一緒に紹介しますね。続きます。
2011/03/23
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-524- インフィニティの内装用シール一式 完成ですA
という事で何枚か外して撮ってみました。
元々は「シルバーカーボン」でしたが、マルーン系(茶色)のキャンディー塗装で下地を活かした塗装に仕上げています。 何かこういった限定仕様があるらしく、そんな雰囲気にって事らしいです(詳しくは解らないです。すいません…)。
もう一枚画像あるので紹介します。
2011/03/23
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-523- インフィニティの内装用シール一式 完成です!
シールというか、内装パネルの表面に張り付けられるゴムのような樹脂製のパネルですね。恐らく本物のカーボン繊維にクリアー樹脂を張り付け両面テープがついてます。DIYとしては面白そうですね。
ただ塗装となるとこの量ですから(写真に入りきらないのがまだ何点かあります…)恐ろしく大変な感じですが、今回はいつもと違って「このまま」塗る事にしました。
新品の状態では、段ボールの台紙全体が糊状になっていて、そこにこれらの細かいパーツが貼ってあります。 いつもなら一つ一つ分解した状態で固定して塗るのですが、それだと費用があり得ない事になりますので(桁が上がります…)、今回は男前に(爆)「そのままの状態で塗る」に至ったのです。
なので納めるのもこの台紙についたままなのでちょっと写真写りが悪いですよね…。
他にも紹介します。
2011/03/23
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-522- インプレッサテールランプ(from島根) 完成ですB
自分で塗っておいて何ですが、随分と綺麗に見えますね(笑)。 といっても塗装の腕が上がったというより写真の撮り方が上手くなったのだと思います(苦笑)。
ただそういってもクリアーは通常使っているイージークリアーよりも輝きの良いタイプ(クリスタルクリアー)ですし、さらにテールランプの塗装では通常行っている塗装に少し手を加えています。
と言ってもそんなに特別なことでは無いので、塗装屋さんならやっていけば誰でも気付くと思いますのでここでは伏せさせて頂きますね。逆にそれをやる事でリスクもありますので場合によっては危険ですし(ヒントとしては冬場より夏場の方が楽です)。
という事で後程完成のお知らせメール差し上げますね。 この度のご依頼、誠にありがとうございました!
2011/03/23
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-521- インプレッサテールランプ(from島根) 完成ですA
柱があるとそれぞれのテールランプのクリアー部分が独立するので結構雰囲気が違いますよね。それぞれお好みでお選び頂ければと思います(ちなみに次の案件では今までとは全然違います)。
もう一枚画像あるので紹介しますね。
2011/03/23
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-520- インプレッサテールランプ(from島根) 完成です!
お待たせしました!インプレッサのテールランプ完成です。
今回は久しぶりの柱有りバージョンですね。マスキングというか塗装時の手間が増えるのでその分割増になってます(確か6千円弱くらいの差ですね)。
他にも画像あるので紹介しますね。
2011/03/23
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-519- BMWの自作内装パーツもB
パテ削った分の厚みが確保出来ましたので、そこに柔軟性を確保しつつ強度に優れたエポキシ接着剤を充填します。 使うのは3M社の8106で、主剤と硬化剤がそれぞれ白と黒で、きっちり混ざると写真のようにグレーになります。 混合比率は1:1なのでメケン(=目見当)でも混合不良を起こし難いのでDIYにも向いていると思います。
ちなみに塗装前の下地では「瞬間接着剤」は殆ど使いません。と言うか使えません。 ちゃんと調べた訳ではありませんが、どうやら耐熱性が弱いらしく、トップコート(上塗り)完了後に熱を掛けた時の60℃くらいで剥がれてしまいます。勿論これで何度も苦い思い(と言うかトラウマ)に遭っているので大嫌いになったのです。ですので今では仕事でも日常でもそういった製品は好きになれません。
一見して便利そうな製品よりも、それぞれの用途・特性にあった製品を使い分ける方が結果としては確実な気がします(なので接着剤の種類は増えていく一方なのですが…)。
2011/03/23
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-518- BMWの自作内装パーツもA
と言うことでヒビが入ったポリパテはギアアクションサンダー(最近買いました…)で削り落とします。
こういった事から、構造部位的な箇所へのポリパテは不向きというのが解ると思います。ただポリエステル樹脂でもFRP(強化プラスチック)のように、ファイバー繊維などと組み合わせる事で引っ張り強度が格段に上がったりもします。要はそれぞれの組み合わせで強度を確保しつつ作業性を上げるやり方ですね。
2011/03/23
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-517- BMWの自作内装パーツも
こちらもお待たせしました。本日作業開始です。
が!作業始めてみて気付きましたが、オーナー様が作成したパテ部分に地割れを発見しました。 ポリパテは以外にもこういった割れには弱く、私的には塗装と同程度の「見た目重視」の素材だと思います。
対して接着性や耐割れ性、柔軟性などの特性を併せ持った素材は「エポキシ樹脂」です。以前読んだ参考書では「唯一人間が作ろうと思って作り出した合成樹脂」といった感じで説明されていた気がしますが、確かにその威力は凄いです。 ちなみにその他の合成樹脂は作ろうと思って作った訳では無く、何かしらの「副産物」として出来た物らしいです(って学校で習った記憶があります)。
2011/03/23
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-516- シートベルトのパーツ プライマー塗布A
きっちり細部までプライマーを浸透させたら(筆でです)、同じプライマーをスプレーで吹き付けます。
この時点でも裏だけの塗装なので被塗物(ベルトパーツ)は床に置いたまま塗ります。
表側はフラットな形状なので吊るした状態でもスプレーするのは難しくなりませんが、裏側のようにイビツで塗りにくい場合にはこのような方法で事前にキッチリ塗っておくようにします。ちなみに床に置いて両面一緒には塗れません。くっ付いてしまいますので。
浸透型エポキシプライマーの塗布が終わったら続けていつもの2液ウレタンサフェーサーを塗ります。 違う製品(樹脂)の下地塗料ですが、タイミングを間違えなければ乾燥(硬化)時間を必要としない「ウェットオンウェット」の方法で塗装が可能です。 この方法でのメリットとしては、
・密着性が良い ・熱を掛けるのが一度で済む ・足付け処理の手間が要らない
ですが、タイミングや素材を見誤ると
・チヂレ ・クラック ・層間剥離
などのトラブルを生じます。
といっても余程変な冒険(笑)を犯さない限り大きなトラブルは出ませんが、やはり現場としては色々な組み合わせを試したりもしたいので(笑)今まであり得ない事が起きたりする事もありました(当然総剥離といったケースも…)。
が、そういったデータ取りを経て、作業の効率化や確実性をさらに高めていったりします。日進月歩で地味ですが意外と面白い事でもあります。
2011/03/22
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-515- シートベルトのパーツ プライマー塗布
古い作りのせいか、角の作りは溶接されている訳では無く至る所に継ぎ目が見られます。 そういった隙間の中はスプレーではちゃんと塗れないので(スプレー塗装の特性から、空気の行き止まりがあるとそれ以上奥に塗料が行かないのです)、そういった場所は先に筆でプライマーを塗っておきます。
プライマーも通常のものでは無く、錆に強い浸透型エポキシプライマーを採用します。 筆塗りの場合は希釈率を上げてシャブく(薄く)したプライマーを筆で塗り、その後シンナーを染みこませたウェスで余分なプライマーを拭き取ります。
2011/03/22
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-514- シートベルトのパーツ 侵食跡
綺麗にブラスト処理されているので騙されがちですが(笑)、この侵食を見ると元々は凄い錆だらけだったと想像出来ます。屋外放置だったんですかね。不思議です。
2011/03/22
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-513- シートベルトのパーツも
こちらも随分とお待たせしました!謎の(笑)シートベルトのストッパー部分のパーツですね。 随分と古そうな物ですが、車のベルトには見えません。しかし腐食具合からして相当古い物なのでは…と思う次第です。何の部品なんでしょう…。
しかしこれも腐食がひどいです(苦笑)。 素材はスチール製で、オーナー様の方で既にサンドブラスト掛けてユニクロメッキも掛けて頂いているので綺麗に見えるだけで、侵食は凄い事になってます…(恐)。
最初にスコッチ掛けて脱脂処理しますが、一つ一つふき取るのは面倒なのでこのままシンナーに漬けてしまいます(その方が細部まできっちり脱脂出来ますので実はその方が良いのです)。
2011/03/22
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-512- Dio(スクーター)のホイール サンドブラスト準備
鉄ならば褐色の「錆」ですが、アルミ(マグネシウム)だと画像のように白い粉を噴いたりします。 かなりヤバイ状態で、表層のみ削って大丈夫かと思いきや、根深い箇所に残った腐食がまた再発したりもするのできっちりサンドブラストを掛け、リン酸で処理して浸透型エポキシプライマーで下地を作りたいと思います。
2011/03/22
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-511- Dio(スクーター)のホイール サンドブラスト準備
こちらも作業着手しておりますのでご安心下さいませ(その他諸々始まってます)。
こちらのホイール素材はアルミか或いはマグネシウムっぽいですね。とにかく侵食(腐食)がひどいです。 根深い腐食はきっちり取り除かないとなりませんが、いつも使っているブラストでは力足り無い所もありますのでそこはやはりその道のプロにお願いする事にします。サンドブラスト専門店のU2さんですね。埼玉まで発送致します。
ブラストを掛けたくない箇所にはマスキングが必要ですが、安易に貼るとブラスト中に取れてしまったりしますので、やはりきっちり脱脂処理をし、また作業完了後に剥がし易いように先にマスキングテープを貼り、その後ガムテープを貼っておきます。
2011/03/22
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-510- インプレッサのグリル3点も完成ですA
こちらも組み付けて完成です。全体的がマットな仕上がりにスバルのブルーとGTIのレッドがワンポイントで良く映えますね。
それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。 この度もご贔屓頂きありがとうございました!
2011/03/22
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-509- インプレッサのフォググリル完成です!
プラスチック素地の部分は一見して「黒」に見えますが、実際にはそれらは黒では無く「グレー」だったりします。 自動車の塗装をやっているとどうしてもこの部分を修理しなければならないケースがあるのですが、適当な黒を塗るとそこだけ「真っ黒」に感じてしまいます。 で、不思議に思って調色をちゃんとやると想像以上に白やらオーカーやらが入るので、実は凄いグレーなどだと気づくのです。
もう一枚画像あるので紹介します。
2011/03/22
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-508- インプレッサのグリル3点も完成です!
インプレッサのフロントグリル&フォグランプグリルも艶消し黒で完成です!大変お待たせしました。
元の状態を知らないと何が変わったのか解らないですが(笑)、こちらのオーナー様は今回で4回目?のご利用(ご依頼)になります。それだけこの車両(インプレッサ)がお気に入りなんでしょうね。羨ましい限りです。
他にも画像ありますので紹介しますね。
2011/03/22
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-507- パジェロのフロントグリル 艶消し黒で完成ですA
既に梱包も終えてますので発送可能です。
後程完成のお知らせメールを差し上げますね。 この度もご贔屓頂きありがとうございます!
2011/03/22
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-506- パジェロの三菱エンブレムも完成です!
これもグリルと同じように艶消し黒で完成です。
しかしメーカーも塗る事を前提とした「プライマー仕様」のパーツも用意してくれていれば良いと思うのですが…。であればマットブラックにしようがボディ同色にしようが簡単なんですけどね。
まあそういった融通の無さ(爆)のお蔭で当店のような隙間産業が成り立っているとも思えますので何とも言えないところではあります。 昔は自動車のガラスも、買ってから専門店あるいはDIYで「スモークフィルム」を貼るのが当たり前でしたが、今は「プライバシーガラス」なんてことで新車からオプションでガラスをスモークに出来ますしね。テールランプまでもそれをやられてしまったら当店も商売上がったりですしね(苦笑)。
もう一枚画像紹介しますね。
2011/03/22
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-505- パジェロのフロントグリル 艶消し黒で完成です!
大変お待たせしました!メッキだったグリルもマットブラック化で遂に完成です。
メッキ製品をこのようにするのは実は結構面倒で(勿論塗るだけなら簡単なのですが密着性が…)、公には出来ませんがかなりの手間と時間を掛けています。なので費用もかなり大きくなってしまい、下地費用は塗装費用と同額になる場合が殆どです。 例えばグリルの塗装費が2万円だと、下地処理費も2万円で(実際には下地の方が大変ですが付帯サービス的な費用にしています)、合計4万円掛かったりします。 艶消し黒の缶スプレーで塗っても見た目の仕上がりは同じように出来ると思いますが(苦笑)、掛けている手間(時間)と材料は違いますのでご了承くださいませ。
たしかに自分で缶スプレー塗るだけなら¥500で済む筈なんですが、恐らくはその結果も解っている方がいらっしゃので当店が成り立っているのだとも思えます。 しかしメッキ素地への塗装は大変なので出来ればやりたくないのも本音なのですが…(苦笑)。
他にも画像あるので紹介しますね。
2011/03/22
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-504- インプレッサテールランプ(from島根)本塗り完了ですA
丸い方のテールランプは業者さんからご依頼頂いているテールランプで今回一緒に塗らせて頂きました。
こちらはスモークが入ってませんので比較の為に並べて撮影してみました。どちらも元々クリアーレンズだったテールランプで、同じコート数だけレッドキャンディーを塗ってます。
で、左のインプレッサのテールランプは最後に薄くスモークを掛けてます。赤い部分の深味というか濃さが違うのが解ると思います。
スモークをご依頼頂くケースで「鮮やか過ぎるのはちょっと…」といった方が多いので、レッドキャンディーにする場合にはこういったスモークをオプションで追加するのもお好みで可能です。 また透過性レッドの場合は褪色が懸念されますので、クリアーには耐UV性の高いクリスタルクリアーを推奨しておりますが、さらにこのスモークにより紫外線の防止に役立っている筈です(これは数値測った訳では無いので私的見解ですが物理的にそうなる筈ですからね)。
ただ私的には「折角の鮮やかな赤が…」と思う時があるのも事実です(笑)。それぞれお好みにあった方をお客様がお選びになればと思います。その為の「一品造り」ですからね。
それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きます。 来週半ば以降で完成予定となります。もう少々お待ちくださいませ!
2011/03/19
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-503- インプレッサテールランプ(from島根)本塗り完了です!
薄くスモークを掛けてクリアー塗って本塗完了です。お待たせしました!
現在地震の影響もあって受付制限をしておりますが、それ以上に世の中の動きが悪くなっているようでお問い合わせは激減しました。 恐らく世の中どこも同じような現象だと思われます。消費マインドの低下ってところでしょうか。
当店の場合はお待たせしてしまっている方々が多くいらっしゃいますので未だに忙しい状況が続きますが(変わらぬ日々を目指してます)、メール数が減ったので現場作業が驚く程進みます。
それもその筈で、朝から10通以上のメールが届いているなんてよくある事で、震災前までは毎日20件以上のメールやりとりが日常でした。なので一日の内のメール返信作業時間は優に3時間を超えます。プラス電話も良く鳴りました(これは出れない事の方が多いですが…)。
が、今はひっそりとしていますので現場作業に集中出来ますので予定の作業が予定時間前に終わります。 引き続きこのペースでお待ち頂いている案件を進行していきますので今しばらくお待ちくださいませ!
2011/03/19
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-502- インプレッサテールランプ(from島根)本塗開始です!
って既にレッドキャンディーは完了した状態で、クリアー抜き部分のマスキングも剥がした状態です。
やはりテールランプの塗装で一番難しいのはこのマスキングを剥がす作業で、何度やっても凄く疲れます。それもその筈で、いくら塗装が上手くいってもここで失敗すると全てが終了ですので。
ちなみに普通の塗装なら「塗り直し」が効きますが、スモーク塗装やレッドキャンディーなどの「透過性の塗装」は塗り直しが効きません。 最初からやり直すには塗装を全部落とさなければなりませんが、素材がプラスチックなのでまさかシンナーで洗い流す訳にもいきませんので「仕切り直し」すら許されないのです。 なのでどこの塗装屋さんもやりたがらないんですけどね(苦笑)。ここまでのリスクを考えるなら普通にバンパー修理している方が楽かも知れませんし。ってそれを引退した私が言える筈も無いですが(爆)。
続けてスモークです。
2011/03/19
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-501- インプレッサテールランプ(from島根) マスキングA
ラインテープが引き終わったらクリアー抜きをする部分を通常のマスキングテープ(和紙タイプ)で埋めていきます。針のような隙間があっても容赦無く色は通っていってしまうので、こういった何気ない作業もネチネチとした虱潰しが基本です。
実は今回の本塗は当日行う予定では無かったのですが、ゴトー氏から「ブース空いてるよ〜」とお声を掛けて頂いたので急きょ塗る事にしました。 このマスキング作業以外は事前に済ませておいたので計画停電の様子を見ながら本塗開始にします。
2011/03/19
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-500- インプレッサテールランプ(from島根) マスキング
こちらも長らくお待たせしております。島根から届いたインプレッサのテールランプ一式ですね。色はレッドキャンディーですので、インフィニティの内装ブラウンキャンディー塗装と一緒に本塗り完了しておりますのでご安心くださいませ。
ご依頼内容としては、
・レッドキャンディー ・クリアー抜き(柱有りVer.) ・全体に薄くスモーク ・クリスタルクリアー仕様
となっております。
同様のパーツはもう1セットお預かりしているのですが、ちょっと最近の計画停電などもありますので一緒に塗る事は出来ませんでした。そちらはもう少々お待ちくださいませ。
画像はマスキング作業時で、今回は「柱有り」なのでその部分のマスキングラインを引いてます。 ちなみに「柱有り」は無しに比べて手間が増えますのでその分クリアー抜きの費用は高くなっております。ご了承くださいませ(勿論こちらのオーナー様はご了承頂いてまして、今後のご依頼の方の参考にです)。
2011/03/19
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-499- インフィニティの内装シール 本塗完了です!
そして本塗完了です。大変お待たせしました!
全体的な写真を撮り忘れておりましたが、カーボン目が解る画像があったのでよかったです。
元の素材はかなり柔軟性があるので普通の塗装だと割れてしまいますからクリアーは軟化仕様にしてあります。
それでは完成次第画像紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!
2011/03/19
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-498- インフィニティの内装シール 調色作業
インフィニティの内装用シールの色ですね。予め作っていましたので紹介しておきます。
ご依頼の色としては、見本となる写真を頂いているのですがちょっと出所の解らない画像ですので(著作権があるとマズイですので)そちらは伏せておきますね。 希望としては、「カーボン目を活かしてウッドっぽい茶色に」といった感じです。ブラウン系のキャンディー塗装ってところですね。
色の作成方法としては、クリアーにブラウンとマルーン、そして黒を入れて透明感のある茶色を作ります。
2011/03/19
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-497- インフィニティの内装シール 本塗り準備
足付け処理を終えたシール一式です。製品の事は良く解りませんが、恐らくは本物のシルバーカーボンにゴム製のクリアー樹脂が貼ってあるようです。
両面テープ式になっていてそのまま内装パネルにペタペタと貼っていくみたいですね。これはお手軽です。
ただ塗るとなるとちょっとあり得ない数(恐)ですので、コスト面も考えて本塗りはこの状態のまま行います。
この後脱脂処理を行いエアーブローして本塗りに入ります。
2011/03/19
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-496- 有難い限りです。
東北地震の影響で私の仕事状況もモチベーションも多少なり落ちる所がありましたが、やはりご依頼頂いた方々に喜んで頂けると仕事をしていて本当に良かったと思う事が出来ます。
納品後に頂いたメール数件の一部をちょっと紹介させて頂きますね。
埼玉のインプレッサテールランプの方からは、
「噂に違わぬクォリティ、とても塗ったとは思えませんでした。 今回は、長いメールのやり取り等、親切に対応して頂きありがとうございました。 また機会ありましたら、お願いたいと思います。 今後ともよろしくお願い致します。」
こちらこそ今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
スイフトのテールランプの方からは、
「本日、受け取りました。”素晴らしい”の一言です。世界でひとつのテールランプができました。感謝感謝です。本当にお世話になりました。」
確かに世界に一つですね。大変な作業でしたのであのような内容は二度と受けれないかも知れませんが…(笑)。
そして画像のベースギターの方からは
「ベースギターの塗装有難うございました。思ってた通り(それ以上かも!)の出来で、とても満足しております☆ 色もそうですが、仕上がりの美しさにも感動致しました。特にネック部分の指板と塗装部分の境目をクリアーで馴染ませて頂いた所も弾いてみても何の違和感も無く、とても気に入りました。 また機会があれば是非宜しくお願い致します。」
インプレッサのブルーはギターで見てもやはり美しかったですよね。気に入って頂けて幸いです。
ご依頼中の案件でまさに被害の真っただ中の方もいらっしゃいますが、今後もそういった方々に喜んで頂けるよう精進していきたいと思います。 皆様ありがとうございました!
2011/03/19
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-495- スバルインプレッサフォグルリルカバー 本塗完了です!
そして本塗完了です。大変お待たせしました!
画像は既にマスキングを剥がした状態ですがまだ完全硬化には至っておりません。 樹脂素地にテープを貼ったまま焼くと(強制乾燥させると)その跡が残ったりするのである程度塗装が乾いたら剥がしておく必要があります。 こういった些細なことの大抵は今までの失敗からくる「トラウマ」のお蔭によって成り立ちます(苦笑)。 塗装での失敗は塗り直しはもちろん「廃棄」=「新たに新品を購入」といったリスクも伴うので(当然何度も経験済みです)、私のようなかなり適当な性格でも(爆)必然的にうっかりミスが無くなっていきます。
それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!
2011/03/19
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-494- スバルインプレッサフォグルリルカバーも
こちらもお待たせしました!
まるで罰ゲームのようなマスキング作業ですが(笑)さすがに3セット目となると慣れてきました。 マスキングのコツとしては精密ピンセットを多用する事ですね。車の塗装している時にはマスキングテープをハサミで切ってピンセットで貼っていくなんて作業は思いもしませんでした…(苦笑)。
そもそも「小物の塗装」をしたいと思っていたきっかけの一つとして、「歳をとったら車は塗れないな。いずれは老後も出来る仕事内容にシフトしていきたい」と思っていた次第ですが、まるで逆の流れになっている気がしてなりませんが…(恐)。
と、ここで身内から連絡がありまして、東北地震で被災にあっていた親せきの最後の一人が見つかりました。流された電車の中から救助されていたとの事で無事だそうです。助けて頂いている方々に感謝致します。
2011/03/19
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-493- パジェロメッキグリルとエンブレム 艶消し黒で本塗完了ですA
そしてこちらも本塗完了です。
元々のメッキでは十分に光を反射していましたが、今回の艶消し黒は「吸収」って感じで(笑)まったく逆になりましたね。
それでは完全硬化して完成しましたら改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!
2011/03/19
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-492- パジェロメッキグリルとエンブレム 艶消し黒で本塗完了です!
という事である程度乾燥すると(まだ硬化には至りません)艶が消えてきます。 ちなみに「2コート仕上げ」では黒自体が艶消しなのでは無く「クリアー」を艶消し仕様にしています。クリアーの性能は通常のツヤツヤ仕上げと基本的に変わりありませんので対候性なども安心ですね。
2011/03/19
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-491- パジェロメッキグリルとエンブレム 本塗前
こちらはメッキグリルだった物ですね(形は変わってませんが塗装屋的には既に違う物ですので過去形です)。
メッキと言っても素材自体はプラスチックなので無理に曲げたりすると割れてしまいます。 よく車に貼ってある純正のめっきエンブレムを剥がす際、注意していても細い部分などは割れてしまいますが、割れているのはメッキの下のプラスチック部分だけなので一見して解り難いです。が、そういった所からメッキがペロペロと剥がれたりするんですよね。なので注意して作業します。
2011/03/19
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-490- パジェロメッキグリルとエンブレム 本塗前
こちらもお待たせしております!パジェロの三菱エンブレムですね。 グリル同様「艶消し黒」でご依頼頂いてます。
画像は本塗前の状態で、元々の素地は「装飾クロムメッキ」なのでそれ用の下地を作ってます(じゃないと十分な密着性が得られません)。
2011/03/19
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-489- スターバックスタンブラー カワサキライムグリーン色で完成ですA
レーサーレプリカ全盛の時代を知っている方なら解ると思いますが(レースにも出ないのにゼッケン入れたりしましたよね。笑)、アッパーカウルの前にゼッケン番号入れる時、スクリーンのラインの延長でX字型の2トーンカラーにしたアレです。
で、タンブラーの裏側には実際のレースマシンのデザインに似せたイメージでご依頼頂きました。まさにお揃いですね。
それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。 この度もご贔屓頂き有難う御座いました!
2011/03/17
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-488- スターバックスタンブラー カワサキライムグリーン色で完成です!
新しいレースチームのロゴと、新しいマシーンのカラーリングに合わせた仕様です。カワサキライムグリーンはやはり美しく、黒との相性も抜群ですね。羨ましい限りです。
他にも画像あるので紹介しますね。
2011/03/17
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-487- インフィニティの内装シール一式 下地処理
凄い数の部品点数なのですが、塗装方法として「このまま塗る」という半ば無理やり的な工法(!?)でコストを抑えます(と言うのは冗談でちゃんと想定してやってます)。
しかし下地処理(足付け処理)はこの状態のままでは出来ませんので、一つ一つを台紙から剥がしてペーパー掛けてまた元の位置に戻しています。台紙が糊状になっているんですね。
ちょっと自然過ぎて解り難いかも知れませんが、画像に写る左半分が「足付け処理済み」で、右側が処理前の状態です。右側は光が反射して光っているのが解ると思いますが、左側は表面が足付け処理されて艶の無い状態なので光を反射していません。見る角度ではなく表面がちゃんと処理されているからなのです。
もう少しで本塗りです。もう少々お待ち下さいませ!
2011/03/17
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