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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2011】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 インプレッサテールランプ(from福岡) 本塗り完了です!(img2237.jpg) -2237- インプレッサテールランプ(from福岡) 本塗り完了です!

レッドキャンディーが塗り終わったらマスキングを剥がし、全体に薄くスモークを掛けて本塗り完了です。お待たせしました!

ワンミスが命取りですが、オレンジとレッドを二回に分けての作業ですので特にいつも通りの作業ですから落ち着いて作業は出来ました。

リヤゲート側の画像もあるので紹介しますね。

2011/12/22
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(from福岡) 本塗り前(img2236.jpg) -2236- インプレッサテールランプ(from福岡) 本塗り前

ウィンカーがオレンジ仕様のインプテールランプですね。本塗り前の状態です。

2011/12/22
 
jpg画像 メルセデスV350テールランプスモーク塗装も(img2235.jpg) -2235- メルセデスV350テールランプスモーク塗装も

こちらもお待たせしました。無用にでかい(笑)V350のテールランプですね。

テールランプ自体が何故か巨大で、その一部分としてテールレンズがあるのですがどうやら一体物のようで分解が出来ません。何かの策略ですかね(一つの部品が凄く高い気がしますので…)。


養生紙で覆っている部分は艶々の黒で、下のテールレンズ部分が今回のスモークで黒くなるとかなり悪面になりそうな気がします。

ちなみにご依頼のスモーク濃度は「標準濃度」です。
これの他にドアミラー部のウィンカーも承っております。

2011/12/22
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(from群馬) スモーク塗装本塗り前(img2234.jpg) -2234- インプレッサテールランプ(from群馬) スモーク塗装本塗り前

こちらもお待たせしております。先ほどのテールランプとは別件のテールランプですね。

こちらはシンプルに「スモークべた塗り」ですので特にマスキングはしていません。実はこの型のインプレッサテールランプでこれは初めての事だったりします。見慣れている部品なのにいつもと違う事やると何か不思議な感覚になりますね(と言うか本当にいいのかと不安になって何度もメール見返したりしました…)。

ご依頼内容は、

「スモークべた塗り」「標準濃度」「クリスタルクリアー」

となっております。

十分に脱脂してエアーブロー&タッククロスで埃を飛ばしたらプラスチックプライマーを塗布していよいよ本塗り開始です。

2011/12/22
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(from福岡) マスキング作業完了です(img2233.jpg) -2233- インプレッサテールランプ(from福岡) マスキング作業完了です

そしてオレンジキャンディーに塗った部分もしっかりとマスキングをし、いよいよ本塗り準備完了です。

他にも一緒に塗るテールランプがあるのでとりあえずはこのまま保管し、準備が出来たら塗装ブース内に並べていきます。

2011/12/22
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(from福岡) マスキング作業(img2232.jpg) -2232- インプレッサテールランプ(from福岡) マスキング作業

一日空いてしましましたがその分作業は進行しておりますのでご安心下さい。

画像は「レッドキャンディー+オレンジキャンディー+スモーク仕様」のインプレッサテールランプです。大変お待たせしております。

リヤフェンダー側のテールランプはウィンカー部分をオレンジ色に塗っていまして、画像手前のテールゲート側は「柱」を入れるよう承っております。
また柱の太さもいつもより太目にご指定頂いておりますので、オーナー様に用意して頂いた参考画像を元にマスキングラインを決めています。

ちなみに今回もiPodtouchを使って、先日こちらの日記にアップした画像を開いてそれを確認しながらの現場作業となっています。これは想像以上に便利ですね。これなら会社経費としても落とせそうです(爆)。

2011/12/22
 
jpg画像 BD-1フレーム一式 本塗り完了ですA(img2231.jpg) -2231- BD-1フレーム一式 本塗り完了ですA

こちらはメインとなるフレームで、ヘッドチューブにはご指定頂いたHERMESのロゴを入れてます。最後にはスワロフスキーも、ですね。

このロゴの色は当初「黒」でお話ししていましたが、実際にはマルーン系のブラウンですので改めてそちに変更しております。黒だとちょっとキツ過ぎるんですよね。

ロゴのサイズも適当に調整して無理のない範囲で納めておきました。
以前はこういった事が不得意だったのですが、実際に自分でやるようになってからは雑誌や専門書籍などを意識して見るようにしました。デザインとは関係無い雑誌でも学べる所は意外に多いんですよね。


それではクリアーが完全硬化したらスワロフスキー貼り付けですね。
もう少々お待ちくださいませ!

2011/12/20
 
jpg画像 BD-1フレーム一式 本塗り完了です!(img2230.jpg) -2230- BD-1フレーム一式 本塗り完了です!

各ロゴ入れ塗装が終わったら最終チェックをしてクリアーを塗って本塗り完了です。

これくらいの部品なら吊るして塗るより片手で持って塗る方が綺麗に塗り易いですね。
ただどうしても持ったまま被塗物を回転させる必用があるので、そういった時に落としてしまうリスクはあるかも知れません。
といってもそれが解っていれば落とす事は殆ど無いと考えてますので。怖いのは慣れと意識していない場合かと思いますので…。

もう一枚画像あるので紹介しますね。

2011/12/20
 
jpg画像 BD-1フレーム一式 本塗り中B(img2229.jpg) -2229- BD-1フレーム一式 本塗り中B

作業中に何度か電話が鳴っていましたが出るのは無理ですのでご理解下さいませ…。

モニターに向かって居る時以外は殆どが現場作業でして、その時に電話が鳴っても出れない場合が殆どです。

時々無理を押して出たにも関わらず不動産投資の勧誘とかだと電話器をプレスで潰したくなる衝動にも駆られますが当然毎回大人な対応でお断りさせて頂いております(笑)。


画像はロゴ入れ塗装時ですが、台のに寝かして塗る場合は片面ずつ行います。効率悪いようですがマスキングはこの方が楽ですし(紙4枚です)作業はし易いので間違いはないですね。

色は「ゴールド」です。

2011/12/20
 
jpg画像 BD-1フレーム一式 本塗り中A(img2228.jpg) -2228- BD-1フレーム一式 本塗り中A

こちらはメインフレームです。

ヘッドパイプ部にはHERMESのロゴシールも貼ってありまして、サイドには「Reina.Aina」のロゴを承っております。

位置に関しては先日オーナー様に確認して頂いた画像があるので、それを参考にといつもなら画像を印刷して用意するのですが、最近はこれをiPodの画面で確認するようになったので無駄が無くなりました。

新しい?iPhoneやipodには「iCloud」なる端末同士の同期を常時無意識下にやってくれる機能があるようで、普段使っているノートパソコンに保存している画像はiPodでいつでもどこでも確認できるのです。

ただ私のはiPhoneじゃないので「どこでも」とはいかないです。
無線LANの範囲内に限りますが、一日の殆どは工場内に居るのでこれで十分ですね。小物塗装にはかなり重宝しています。

2011/12/20
 
jpg画像 BD-1フレーム一式 本塗り中(img2227.jpg) -2227- BD-1フレーム一式 本塗り中

今回ベースとなるオレンジは比較的隠ぺい力が弱いのでいきなりこれを塗っても大変ですから最初にもっと濁ったオレンジを塗っています。
要は「有彩色」(有機顔料)は隠ぺい力が弱いので、無彩色(無機顔料)である黒や白、オーカーなどを入れたオレンジで一旦下色として塗るのです。

で、ベースのオレンジを塗り終わって自然乾燥させたら各ロゴ入れ塗装の準備をします。

今回はフレームがバラバラで構成されていますので、ブースの中に台を置いてその上に段ボールを置き、新しい養生紙を敷いて作業台を作ります。

そして用意した各資料を確認しながら予め作っておいたマスキングシートを貼って養生していきます。

2011/12/20
 
jpg画像 BD-1フレーム一式 本塗り開始です。(img2226.jpg) -2226- BD-1フレーム一式 本塗り開始です。

先週末から体調が悪くて、今朝も起きてから「今日は無理でしょ…」と思いましたが、いざ工場まで来てみると体調は良くなってきて予定通りに作業開始できました。まあ体調悪くてもやる事はやらないとならないので脳内で何かの物質が精製されて添加されたのだと思います(笑)。

画像は本塗り前の状態で、ちょっとブースの片隅に集まってしまっていますが実際に塗る時はもっと中央に配置し、台に挿さして固定してある物は塗る時には片手で持って塗っています。

いよいよ本塗り開始です。

2011/12/20
 
jpg画像 DE ROSA自転車フレーム 塗装承りました!(img2225.jpg) -2225- DE ROSA自転車フレーム 塗装承りました!

こちらは昨日到着しましたデローザメラクなる自転車フレームです。何だかスーパーカーの名前みたいです(笑。解る人も少ないですかね…)。

ご依頼内容としては旧塗膜は全て剥離で、アルミフレームの一部に腐食が出ているので下地は作業始めてから判断したいと思います。

色は「艶消し黒」で、「DEROSA」のロゴ大中2か所左右とサイトのアドレス(www...)も同じように再現します。勿論赤いハートもです(笑)。

とりあえずは各ロゴの形と位置をデータとして取り込んで、フレームは溶剤槽に浸け置きで年越しといった感じでしょうか。

それでは作業着手しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2011/12/20
 
jpg画像 ステップワゴンテールランプ レッドキャンディー+スモーク塗装承りました!(img2224.jpg) -2224- ステップワゴンテールランプ レッドキャンディー+スモーク塗装承りました!

紹介が遅れましたが先日無事到着しておりますステップワゴンのテールランプです。
全面クリアーのレンズですがホンダ純正のようですね。

今回はこちらをレッドキャンディーでクリアー抜きを二か所、全体的にお任せスモーク(極薄め〜薄め程度)で承っております。

クリアー抜きの箇所については参考画像を頂きまして、去年それと同じ仕様でご依頼頂いた案件があったのを思い出しました。

こちらのページのNo.1343に完成画像があります。

ただ以前はレッドキャンディーにクリアー抜きだけで、今回はさらにスモークを掛けます。いつものインプレッサテールランプと同じような感じですね。

恐らくテールランプ系は年内これが最後ですね。

この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2011/12/20
 
jpg画像 SCOOPEも組みあがったようです(img2223.jpg) -2223- SCOOPEも組みあがったようです

完成画像頂いていてもすっかり掲載し忘れてしまった物もあったりと申し訳御座いません…。

こちらはちょっと前にカウル一式の塗装をご依頼頂いた方で、先日無事組み付けが完了したようで画像頂けました。お手数を頂き有難う御座います!

オーナー様からのお言葉も頂戴しておりますので紹介させて頂きますね(自慢大会みたいで申し訳無いのですが一応広報も兼ねてますので…苦笑)。

「このたびはご多忙の中、本当にありがとうございました。
おかげさまで世界に一台のスクーピーになりました。
USパーツがまだ全部装着していないのですが、このカラーリング、かなり満足しています。
高畑様の予想通り塗装をお願いしていないパーツがいくつかあり、その部分は自分でマットブラックに塗装して塗り分けています。
何より、お願いしたジンジャーブラウンメタリックの塗装の仕上がりが素晴らしく感動しました。
当たり前なのですが、やっぱりプロは凄いなと感心してしまいました(笑)

私の性格上、今後も何か塗装したい物が出てくるかと思います。
その時はまた、是非ともプロフィット様にお願いしたいと思います。
このたびはありがとうございました。」


との事です。いやいやこちらこそ有難う御座いました。恐縮です。

私も塗装を仕事にするまでは「まさかこれは人間の手で仕上げているんじゃないだろう」みたいに思っていたのですが、初めて「塗装屋」の存在を知ってからは目から鱗でした(ここで言う塗装屋は「自動車塗装屋」を指してます)。

ただ知れば知るほど逆に終わりの無い旅(爆)みたいになってしまって、満足する所か自分の不甲斐なさに呆れるようになったりもしました。「修理」は単なる塗装とは違って非常に難しいのです。

しかしながら現在は「元に戻す為の修理塗装」と言うよりは「如何に美しく仕上げれば」がメインになってますので以前よりは随分と楽になりました。まあ当然これも「修理塗装」をやって来た基盤があるお蔭なんですけどね。

以前のようなスタイルはどの道長くは出来なかったと思いますので(早死にします…)、今は比較的理想な形ではあると思います。
皆様のお蔭ですね。有難い限りです。

この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/12/19
 
jpg画像 SPINのカーボンホイール装着されたようです(img2222.jpg) -2222- SPINのカーボンホイール装着されたようです

先日送ったばかりなのに既に走っているとは思いませんでした(爆)。早速画像送って頂いたので紹介しますね。

全体の色としては無機色である筈の「白」なのにこれは随分と目立つ仕様になりましたね…(恐)。
特に同じSPINのホイール履いている(または良く知っている)方が見たら驚かれるのでは、と思います。「白の仕様なんてあったっけ?」みたいな感じでしょうか(またはあるんですかね?)。

オーナー様からは、

「実物を見まして大満足です!うおおお!と声上げてしまいました(笑)。今後、塗装の際はプロフィットさんにお願いしたいと思います!」

との事です。皆さんそうやってドツボに嵌っていくのでこちらが心配してしまうのですが…(苦笑)。
まあ物によっては新たに塗るより色付きの新品買った方が安かったりしますので(ハンドルなどはそうみたいですね)メリットデメリット考えて検討して頂ければ、と思います。

こちらこそ有難う御座いました!

2011/12/19
 
jpg画像 BD-1のベースカラー選択(img2221.jpg) -2221- BD-1のベースカラー選択

オーナー様に色を選んで頂く場合には最初の段階で決めてもらうのが普通ですが、こちらで色を選んだり作ったりする場合は「塗る直前」に作ったりするのが普通です。
となると何だか不安にも思えますが、塗装屋的(じゃなくて私的)には「色を作り置きすると色が変わってしまう」みたいな感じがあって余り長い間保管したりするのがなんだか嫌なのです。実際にはそんなに色が変わったりはしないので気分的というか感覚的な問題ですけどね。

なので下地処理などが終わって「そろそろ本塗りの日程を決めないと」といった段階でようやく色を探し出したりします。まあ実際はある程度目星は付いているのでゆっくりやっていたりするんですけどね(苦笑)。


という事で、前回のエルメス仕様のタンブラー作成時はベースとなるオレンジを目調色で作成しましたが、今回は後で単品補修の可能性もあるのでちゃんとカラーデータを決めておく事にします。無精はいけませんからね…(苦笑)。

画像からはちょっと解り難いのですが、今回で採用したのはRALカラーの「RAL2009」です。
色見本にしているエルメスの紙袋(ヤフーオークションで買いました…笑)に並べて撮るべきだったのですが、見た目が華やかな方が良いかと思いましてこんな感じに撮ってしまいました…(謝)。

まあこんな感じで見本となるオレンジの近似色を探してデータ化したりします。

2011/12/19
 
jpg画像 インプレッサテールランプ 下地処理完了(img2220.jpg) -2220- インプレッサテールランプ 下地処理完了

そして足付け処理が済んだ状態です。先ほどの画像と比べるとなんだかピンボケしたみたいな画像ですね(笑)。

オレンジに塗った方は全体にクリアーを一度塗ってありますが、やはりオレンジ部分とそうで無い部位との「段差」がありますので、この時点で#600の水研ぎで段差を平滑にしておきます。


しかし寒いです。関東もすっかり冬でして、今現在キーボード打っている指も何だか感覚が無くなっています(苦)。屋内といっても暖房設備の無い工場は外と余り変わりありませんからね(いや外よりは全然マシですか…)。
パテ研ぎとかすると暑いくらいに体が温まるのですがそういった機会も今は少ないですからね。今度薄手の手袋でも用意しておきます…。

2011/12/19
 
jpg画像 インプレッサテールランプ 下地処理(img2219.jpg) -2219- インプレッサテールランプ 下地処理

こちらもお待たせしております。画像は2組分のが混ざっていますがどちらも同じ型の部品です。

手前のが先日ウィンカー部分をオレンジに塗ったテールランプで奥のがノーマルの状態です。ここだけ見た方は???でしょうね(笑)。ちょっと前まで遡ると内容が解るかと思います。

で、ここからはまたいつも通りの下地処理となりますので再度足付け処理をします。
ちなみに奥のインプテールはレッドキャンディーでは無く「スモークべた塗り」で承っておりまして(逆に珍しいですね…)こちらも一緒に作業進行していきます。

2011/12/19
 
jpg画像 プジョー自転車フレーム塗装 完成ですB(img2218.jpg) -2218- プジョー自転車フレーム塗装 完成ですB

クロモリフレームの場合はパイプ径細く出来るといった利点があるので全体的にスリムなデザインが可能ですが、塗装となるとちょっと表現力が弱くなってしまうので「想定しているよりも若干派手目」が良いかもしれませんね。

逆に車ほど大きく平面的な物の場合は逆に多少控えめにしておかないと大変な事になります。「こんな派手なの頼んだけっけ…」みたいな事になりますので。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度もご贔屓頂きありがとうございました!

2011/12/19
 
jpg画像 プジョー自転車フレーム塗装 完成ですA(img2217.jpg) -2217- プジョー自転車フレーム塗装 完成ですA

前回のロゴは白でしたが今回は「黒」でご依頼頂いてます。ロゴの色一つでイメージは変わりますから色々考えると楽しいですよね。

また今回のロゴのように、オーナー様自ら「フォント」などを見つけて来て指定して頂いても構いません。ai形式のファイルやpdf、単にフォント名だけのご指定でも対応致します。
自分好みでデザインを考えて頂いて、私はそれを塗装で形にするお手伝いが出来れば、といった感じですね。

2011/12/19
 
jpg画像 プジョー自転車フレーム塗装 完成です!(img2216.jpg) -2216- プジョー自転車フレーム塗装 完成です!

大変お待たせしました!今年二度目の塗装になるプジョーのフレームです。
前回は今年始めくらいで色はもっと濃いブルーメタリックでしたが、「色見本で見るのと実際に組んで乗ってみるとイメージが違う」という事で今回は明る目のブルメタになりました。ブルメタ自体は譲れないようですね。バイクもそうでしたし(笑)。

他にも画像あるので紹介します。

2011/12/19
 
jpg画像 BD-1 各ロゴ準備C(img2215.jpg) -2215- BD-1 各ロゴ準備C

そして各ロゴが決定したらマスキングシートをカッティングプロッターでカットして貰います。

しかし機械やってくれるのは「カットのみ」ですので、余計な箇所は一つ一つピンセットで回収していきます。

当然雑にやれば残したい部分も一緒に剥がれてしまうので(小さいのは丁寧にやっても剥がれるのですが…)慎重に作業を進めていきます。
と言っても「A」の真ん中の三角なんか間違いなく一緒に取れちゃいますので、それぞれ元の位置に戻してあげながらの作業です。


この後さらにそれぞれのロゴを分離〜水平にカットしておいて本番時に貼り易いようにしておきます。

実は塗装はこういった「下準備」の作業が殆どなのですが、塗るだけが楽しい(じゃなくて大切な)訳では無く、こういった裏方的な事こそが面白いんですよね。
まあ小僧(見習い)の時はそれが解らず「早く俺にも塗らせろ」(言葉汚くすいません…)といった思考になりがちですが、下準備をちゃんとやらずに育つと長くは続かないのでは、と思う次第です。未だに徒弟制度が残った業界ですからね(苦笑)。

2011/12/16
 
jpg画像 BD-1 各ロゴ準備B(img2214.jpg) -2214- BD-1 各ロゴ準備B

フォーク部分とスイングアームには元々あったロゴと似たように再現します。

ロゴのサイズ・形は最初にデータ化しておきましたが、一応最終確認としてプリントしたロゴをカットして現物に張り付けて合わせます。

ちゃんとやっていれば無意味な作業でもありますが、本塗り中に「何かが違う…」なんて事になると後戻りするのが非常に大変ですので、やはり一つ一つを目でみて触れて確認していくのは良いですね。安心が違います(夢に出て来なくなります)。

2011/12/16
 
jpg画像 BD-1 各ロゴ準備A(img2213.jpg) -2213- BD-1 各ロゴ準備A

フロントチューブにはエルメスのロゴが入ります。◆のマークがある所には最後にスワロフスキーを張り付けます。

スワロフスキーは各ページ上では紹介していませんが、日記ではちょっと紹介していたんですよね。ご要望ありましたらお気軽にお問い合わせください

フロントチューブのロゴは当初より5%程度小さくしました。
ちょっと窮屈そうだったのでクドく無い程度、そしてプロッターのカット能力を超えない範囲にしています。

2011/12/16
 
jpg画像 BD-1 各ロゴ準備(img2212.jpg) -2212- BD-1 各ロゴ準備

明日は私用で休業となってしまいましたので寝かすのは土日の二日間で出来ますから先にロゴの準備をしてしまいます。

メインとなるフレームには元々あったロゴは入れず、オーナー様ご指定のネームを入れる事になります。画像は位置と大きさの確認ですので色はモノクロですが実際には「ゴールドメタリック」になります。当然反対側もですね。


しかしこの土日で久しぶりの連休になりますから、体が休みモードに入ったのか先ほどから激しく体調が悪くなってきました。
普通や逆だと思うのですが、自営業やっているとちょっとした連休で気が抜けてしまい、体内に潜伏しているウィルスを一掃しようと体が発熱するようです。先ほども紹介したように年末年始の休み中は大抵39度近くの熱が出ます。「ウィルス撲滅キャンペーン」(爆)みたいな感じかと思われます。

代わりに日常では殆ど寝込む事は無くなりました。と言うか寝込める状況じゃ無いですからね(苦笑)。

続きます。

2011/12/16
 
jpg画像 臨時休業と年末年始休暇のお知らせ(img2211.jpg) -2211- 臨時休業と年末年始休暇のお知らせ

私事で誠に恐縮ではございますが、明日の12月17日は法事の為休業日とさせて頂きたく存じます。祖父の四十九日だったのをうっかりしておりました…。

あと年末年始の休業予定としては、

12月29日〜1月5日

となっております。
日頃出来なかったWebサイト全体の見直しやら更新をしたい所ですが、毎年かなりの確率で風邪を発症して寝込むのでどうなるかは不明なのですが…。


不都合をお掛けしますがどうぞ宜しくお願いいたします。

2011/12/16
 
jpg画像 BD-1アルミフレーム素地状態(img2210.jpg) -2210- BD-1アルミフレーム素地状態

使っていた物であればある程度の傷があるのは普通ですので、この時点で削り落としておきます。

またアルミ素地をよく見ると若干ですが腐食による浸食が見られます。

この後平面部分はダブルアクションサンダーで研磨し、その後リン酸溶液を長めに塗布し、念のためプライマーは浸透型エポキシを使う事にします(しました)。

塗装自体に問題は無かったので(ちゃんとプライマーも塗られていましたし)、塗装前の段階で処置が悪かったか(無垢のまま放置したとか)、アルミが腐食し易いタイプ(アルミと言っても色々種類があります)だったとか、塗装時に使うエアーに水分が入っていたなどが原因でしょうか。

既にプライマーも塗り終わりとりあえずは安心出来る状態です。
少し寝かしたあと、ロゴ用のマスキングシート作成など塗装前の準備を始めます。

もう少々お待ちくださいませ!

2011/12/16
 
jpg画像 BD-1 旧塗膜剥離完了してます(img2209.jpg) -2209- BD-1 旧塗膜剥離完了してます

こちらもお待たせしております。ミニベロの代表とも言える(とご教授頂きました。笑)BD-1のフレームですね。

溶剤浸け置き洗浄→ワイヤーブラシといった作業を繰り返して旧塗膜は殆ど取れました。

ボルトで蓋をしておいたベアリング部は念のため溶剤には浸けなかったのでサンドブラストで処理しています。

2011/12/16
 
jpg画像 メガネフレーム分解(img2208.jpg) -2208- メガネフレーム分解

まだこれと言って作業は進行していないのですが(苦笑)、「とにかく作業着手は」という事で先ほど分解してみました。

塗装部位はツル(耳に掛かる部分のフレーム)のみですので、これでフロントの部分はケースに仕舞っておきます。何だか凄く高そうなメガネですので極力触れたくはない感じです(笑)。

そして分解してから「完成までの作業イメージ」を試みまして(実際これが大事です)何とかなりそうではあると思います(爆)。
いや、塗るの自体は大丈夫だと思うのですが、被塗物素地がメッキですから普通に塗っても使っている内に塗装が剥がれてきたら残念ですのでやはりちゃんと剥がれない下地を造りたいのです。

その為にはレリーフのような筆記体文字部分を避けての作業が必須ですからこれが一番難しいんですよね。一旦取ってしまいたい気持ちではありますが(壊)溶接でついてますからそれは辞めておきましょう…。

詳しい仕様が決まりましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ…!

2011/12/15
 
jpg画像 自転車のリヤキャリアとサーモマグ 塗装承りました!(img2207.jpg) -2207- 自転車のリヤキャリアとサーモマグ 塗装承りました!

こちらも先日無事到着しております。この度のご依頼、誠にありがとうございます!

ご依頼品は自転車のリヤに取り付ける後付けの荷台とサーモの携帯マグです。どちらも同じ「3コートピンクパール」でご依頼頂きました。
画像真ん中にあるパイプはこのキャリアを取り付けるフレーム(ステム?)の一部で、一応これを参考に色を造ります。

サーモスの携帯マグはキャップを除く下のステンレス部分のみを塗装ですが、一応既にピンクっぽい色味には塗られています。ただこれを「ピンク」と呼ぶにはちょっと寂しい感じはしますね(苦笑)。

とりあえずは基調となる色を決めて参考イラスト造りますので少々お待ちくださいませ。
感じとしては、見本のパイプよりも淡いピンクにして、参考イラストはキャリアでは無くサーモマグの方で作成しますね。ネームやら桜の花びらなどのワンポイントも入る予定です。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
改めましてこの度のご依頼、誠にありがとうございます!

2011/12/15
 
jpg画像 インプレッサテールランプ スモーク塗装承りました!(img2206.jpg) -2206- インプレッサテールランプ スモーク塗装承りました!

すっかり紹介が遅れてしまいましたがご依頼承っておりますのでご安心下さいませ。

時々メールを頂いてから返信しても宛先不明で届かない場合があります。多くの場合はメールアドレス内に「.」や「-」などPCメールでは対応出来ない?記号が使われている場合のようです。

その場合はいつも使っている仕事用のメールアドレスでは無くGmailで対応したりもしますのでご安心下さい。

また「メールしたのに返信が無い」といった場合はそのメール自体がこちらに届いていないと思われますので(そういったケースもあります)お手数では御座いますが電話かファックスでご連絡頂ければ幸いです。基本的には100%返信しているつもりですので何かしらのトラブルが発生している筈ですので。これはどこで問題が起きているのか不明ですので私の力だけでは解らないのです(お客様側のサーバーまたはプロバイダーを調べる事は出来ませんので…)。


そして本題です。

部品はいつものインプレッサテールですが今回のご依頼は「スモークべた塗り」です。
何だか非常にシンプルではありますが基本的にはこの「べた塗り」のご依頼が一番多いですから普通と言えば普通なんですよね…。
スモーク濃度は「標準」です。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2011/12/15
 
jpg画像 ミニチュアチェアーも完成です!(img2205.jpg) -2205- ミニチュアチェアーも完成です!

手が空いた時があったのでちょっと早めですがこちらも完成となります。
内容が激安コースですからクリアーは塗っておらず、結果塗装ブースの中で塗っていないので(自家塗装と変わりありません)作業自体は早いですね。ただ本当に「手の空いた時」にやってしまうくらいの作業内容ではあります。

元々はメッキ仕上げの製品だった物を「艶消し黒」でご依頼頂きましたが、製品自体は新品ぽい感じがしましたので「本当は艶消し黒が欲しかったけど無かったから」といった理由からのご依頼でしょうか。もしかしたらこれの本物(本当に座れる椅子)をお持ちなのかも知れませんね。またはプレゼントとしてですかね。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/12/15
 
jpg画像 SPINカーボンホイール塗装 完成ですB(img2204.jpg) -2204- SPINカーボンホイール塗装 完成ですB

ホイールにあるエアー注入口の穴を目印にして「SPIN」のロゴ位置は元通りにしてあります。表裏とも同じ位置ですね。

確か紹介はしていませんでしたが、やはり素材がカーボンだったという事で巣穴は結構ありましたからサフェーサーの後にラッカーパテで各巣穴を拾っています。当サイトにあるカーボンホイール作業例のページにあるような状態ですね。茶色っぽいパテです。

ですのでカーボン素地に直接色(白&クリアー)を塗ってもこのような仕上がりにはならなかったと思います。
オーナー様的に「どうせ塗るなら」と下地処理も併せてご依頼頂いたので結果的に良かったと思います(と言うか危なかったです…)。

それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/12/15
 
jpg画像 SPINカーボンホイール塗装 完成ですA(img2203.jpg) -2203- SPINカーボンホイール塗装 完成ですA

ロゴは縁のみを黒で塗っています。白のような明るい色が基調の場合にはスッキリしていていいですね。

ブレーキが当たる部分(リム)もペーパー掛けて一皮剥いておきましたのでこのまま部屋に飾っておいても宜しいかと(笑)。

私は自転車に凝っている訳ではありませんが、確かにピカピカのフレームやホイールなら部屋に飾っておきたいと思います。まあ自分のはやらないのが常なんですけどね(苦笑)。

もう一枚反対側(こちら側)の全体図があるので続けて紹介します。

2011/12/15
 
jpg画像 SPINカーボンホイール塗装 完成です!(img2202.jpg) -2202- SPINカーボンホイール塗装 完成です!

こちらも大変お待たせしました。元々カーボン素地だったSPINなるメーカー?のカーボンホイールです。自転車用ですね。

塗装色はボディフレームに合わせての白で、やはりフレーム同様艶ありの仕上げです。

「SPIN」のロゴは元々シールが貼ってありまして、それを残しての仕上げは難しいですから新たに「塗装」で入れてあります。

続きます。

2011/12/15
 
jpg画像 マウス&キーボードカバー塗装 完成ですC(img2201.jpg) -2201- マウス&キーボードカバー塗装 完成ですC

艶消し白&グレーの組み合わせはガンダムだかエヴァンゲリンみたいな感じです(笑)。

微妙なので解り難いですが、小さいマウスボタンは大きいボタンよりも若干濃くなっています。

ポッカリ開いた穴の部分にはトラックボールが付くようで、私が知っている普通のマウスではなさそうですね。

Logicool Trackman® Marble®

それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。
この度もご贔屓頂きありがとうございました!

2011/12/15
 
jpg画像 マウス&キーボードカバー塗装 完成ですB(img2200.jpg) -2200- マウス&キーボードカバー塗装 完成ですB

埋め込まれていたアルミのロゴプレートは凸部分を削ってアルミ素地を出しておきました。「マスキングで残す」は難しいですがこれなら問題ございません。

もう一枚画像あるので紹介しますね。

2011/12/15
 
jpg画像 マウス&キーボードカバー塗装 完成ですA(img2199.jpg) -2199- マウス&キーボードカバー塗装 完成ですA

キーボードカバーは元々「艶消し黒」でしたから全く違う物になってしまいましたね。肝心の「キー」は流石にこれを塗ると文字が見えなくなってしまうので今回は塗っていません。

右上にある二つの小さい部品はキーボードの足ですが、おそらくゴムかスポンジが付くと思いますのでとりあえずは付けないでおきますね。

2011/12/15
 
jpg画像 マウス&キーボードカバー塗装 完成です!(img2198.jpg) -2198- マウス&キーボードカバー塗装 完成です!

大変お待たせしました!キーボード&マウスカバーは「艶消し白」で完成です。
先日のWiiのヌンチャクゴールド化に続いて結構良い感じです…。

マウスはボディとボタン2種それぞれ色が微妙に違うのですが、バラバラの状態だと殆ど違いが解らないので(苦笑)組み付けてみました。
と、組んで思ったのですが他に先に付けなければならない物が無さそうですのでついでですから組んでしまいました。スイッチについていたスポンジも無事ですのでご安心下さい(見えないその辺は塗っていません)。

2011/12/15
 
jpg画像 今年もやって来ました。(img2197.jpg) -2197- 今年もやって来ました。

長い間贔屓にしている「SHAKALABBITS」なるバンドのベーシスト(「KING」ですね)が先日脱退してしまい結構ショックだったのですが、その事がYAHOOのトピックスに出たのにはもっと驚きました。マイナーかと思いきや結構メジャーだったのですね…(消極的ファンですので余り周りの情報を集める方ではありませんでして…)。
とにかく凄いベースを弾く方でして、最初にそのベースラインを聞いた衝撃の時から数年間はほぼ毎日聞きっぱなしです。iPodから出る事はないんですよね。

辞められた理由もblogで綴られておりまして、読むとなるほどなるほどと心中は良く解ります。私が以前のプロフィットを辞める時も同じような気持ちでしたので。


ただ私は塗装自体は最初と変わらぬ程好きではありますので、当時から使っていた塗料「STANDOX」も後生大事に(笑)持っていました。
以前のプロフィットを閉鎖しても塗料だけは売らず(その他は殆ど売ってしまいましたが…)、次の勤め先に持ち込ませて貰いましたし、そこで体を壊して辞める時も「買い取るよ」と声を掛けて貰いはしましたが、何とか無理矢理実家の倉庫に置かせて貰う事にして持ち帰る事となりました。持ち帰るっていっても「ミキシングマシーン&原色フルセット」ですからこれもかなり大変だったのですが(苦笑)。

今は形が変わって「小物塗装専門」という事ですが、やっている事は以前の「自動車修理塗装」殆ど変りませんので、king氏も好きで始めた事は今後も続けていかれるのでは、と思う次第です。

確かking氏のblogに「今後は自然の中で体を動かすような仕事を」みたいな事が書いてありましたが、確かに私も当時そう思いました(笑)。
理想としては人里離れた山深い小屋でひっそりと小物の塗装でも、と思っていましたが、クロネコヤマトが来れない場所じゃそれも無理ですね(笑)。当面は引き続きTACさん(間借りさせて頂いている自動車板金装屋さんです)にお世話にならせて頂ければと思う次第です。


ああすいません、すっかり話が逸れてしまいました!
画像に写るのは私が使っているドイツの塗料「STANDOX」のカレンダーでして、いつもお世話になっている塗料屋さんからこの時期になると毎年頂けている物です。いつもありがとう御座います。

「自動車補修用」の塗料ですから毎回「自動車」に関わる内容ではありますが、塗料メーカーらしからぬそのデザインがとても気に入っております。

しかし今年の画は季節とは全然関係無い気もしますが…(笑)。

2011/12/14
 
jpg画像 某塗装ですが・・・(img2196.jpg) -2196- 某塗装ですが・・・

ちょっと訳ありなので公にはしませんが、一つの塗装例として紹介しますね(もしかしたらオーナー様は見ていて気付かれるのではないでしょうか。無事作業は始まっておりますのでご安心下さい)。

塗装は鏡のように完全な平滑という訳では無く「肌」(ラウンド)があるのですが、余りよろしく無い塗装だとこのようにデロデロとした変な肌に仕上がってきます。私的には最も避けたい仕上がり肌ではあります(私的見解です)。

原因としては色々ありますが、同じ材料(クリアー)を使うにしても塗り方ひとつで変わったりはします。
例えばエアー圧力が足りなかったか、ガン距離が遠すぎたか、塗った状況が寒過ぎた(塗料粘度が低くなり固くて塗り難いのです)、コート毎にちゃんと肌を意識してつくらないで膜厚だけを重ねた、といった所でしょうか。実際の原因は上記全てだと思いますが…。


これの塗り直しとしてはこれの上に塗り重ねても影響を受けてしまうので一旦全体を研いで平滑にします。
ただ塗装を剥がす程度まではしなくても大丈夫ですので(それもナンセンスです)、ちゃんと当て板を使って#600→#800の水研ぎで平滑な下地を造りなおしての仕切り直しとします。

「垂れ肌」とまではいきませんがデロデロとした肌では気持ちが悪いですからね…。

2011/12/14
 
jpg画像 これはオリジナル塗膜では・・・(img2195.jpg) -2195- これはオリジナル塗膜では・・・

先日四国から届いたS20のヘッドカバーです。
恐らくハコスカに着いていた物だと思いますが、この色味と廃れ具合、そして変なオーラ(笑)からしてまさかこれはオリジナルの塗膜じゃぁ…、と思った次第です。程度が良ければ博物館ものですよ…(笑えません…)。

軽くオーナー様に伺った所やはりそうらしく、枯れ果てた塗膜にエンジンオイル(?!)を塗って延命させて来られたようです。なるほど、凄い技ですね…(塗装屋の立場としてはノーコメントで…苦笑)。


ただ今回のご依頼はいつもの「結晶塗装」では無く、先日某業者社長さんからご依頼承った「艶々仕様」でのご依頼となります。確かにあれは衝撃的でしたから追随者が出ても不思議では無いかと(爆)。

一応紹介しておきます→S20ヘッドカバー艶々赤仕上げ


10年くらい前の走り屋全盛?だった頃、こういった「艶々のヘッドカバー」をよく見かけましたがちゃんと下地処理していないせいか中途半端な艶具合のヘッドカバーが多かった気がします。

自家塗装かと思いきやそれがプロの仕事だというので、お金が足りなかったのかやる気が無かったのか、アルミ素地に直接塗ってしまっていたのかも知れません。または無茶なウェットオンウェットだったりですかね…。

ボディ同様の艶々に仕上げる場合にはやはり「下地」が大切なのですが、こういったイビツな形のもので「「研磨→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程は全て手作業になるのであり得ない程大変なのです…(爪が削れて無くなってしまいます…)。

実は現在既に二個目のご依頼品が入っておりまして、今回ので続けて3個目です。確かにアピール度は凄いですからね…。


既に浸け置き洗浄しておりますのでオイルが十分に取れたら続けて剥離槽に移ります。
また作業進行しましたら紹介させて頂きますね。この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2011/12/14
 
jpg画像 プジョーフレーム 本塗り完了ですA(img2194.jpg) -2194- プジョーフレーム 本塗り完了ですA

先ほどの画像は壁にあるライトで逆光になっていたせいもあって暗く見えたようですね。
こちらは壁側から撮った写真ですからメタリック感も色味も解り易いかと思います。メタリック粒子が結構粗いのが解るかと存じます。

水銀灯の下ではまた違った表情が出まして、隣に居たゴトー氏も「それフレーク?3コート?」と聞いてきたくらいです。

今回採用した色は自動車ボディカラーでは無く「RALカラー」なる工業系の色見本から選んで頂いた色データです。
普通の自動車車体でここまで粗いメタリックをメインに使ったりはしませんからね。クロモリフレームのような細いパイプにはこれくらい派手な方が良いかも、ですね。


それでは完成しましたら改めて紹介しますね。
もう少々お待ちくださいませ!

2011/12/14
 
jpg画像 プジョーフレーム 本塗り完了です!(img2193.jpg) -2193- プジョーフレーム 本塗り完了です!

ロゴ部に色を入れたらマスキングを全部剥がし、クリアーを2コート程塗って本塗り完了です。お待たせしました!

ロゴが黒でちょっと目立たないかな、と思いましたが外に出ると全然そんな事は無いですね。
この色に使われているメタリック顔料はスタンドックスの中でも一番粗いタイプですので(原色番号598です…)光に当たるとかなり輝きます。

もう一枚画像あるので紹介しますね。

2011/12/14
 
jpg画像 プジョーフレーム ロゴ入れ塗装(img2192.jpg) -2192- プジョーフレーム ロゴ入れ塗装

既にベース色のブルーメタリックは完了しておりまして、画像では各ロゴ入れ塗装の為のマスキングとなります。なんだか大げさですがとにかくこれくらやっておかないと違う色が飛び散ったら大変ですので…(予想以上に飛びます)。

養生に使っているのは「紙」と「ビニール」ですが、ビニールは炭酸カルシウム配合?のもので、業界では通称「タンカル」と呼ばれる物です。最近はホームセンターでよく見かけますね。

コンパクトなロール状になっているので場所を取りませんが、今回使った物のように引き出して広げると幅1メートルになるようなタイプもありますので大きい面積の養生時には重宝します。

2011/12/14
 
jpg画像 プジョーフレームも!(img2191.jpg) -2191- プジョーフレームも!

わざわざメール頂き有難う御座います。日記アップが遅れておりましたが体調不良ではありませんのでご安心下さい(笑)。お気遣いも有難う御座います。

という事でこちらもいよいよ本塗り開始です(って言うか塗り終わてますが…)。

各ネジ穴にはイモネジを指していますが、実際にはピッチが合っていないので無理に入れるとネジ山が舐めってしまうので軽く指で回しただけの状態です。
ネジ山のピッチが違うのは自転車だとよくありますがお国柄〜ミリ・インチの違いでしょうか。
どうせなら早く統一してしまえば…なんて思ってしまいますがそれぞれの都合があって難しいんでしょうね。

2011/12/14
 
jpg画像 SPINカーボンホイール 本塗り完了です!(img2190.jpg) -2190- SPINカーボンホイール 本塗り完了です!

そして本塗り完了です。お待たせしました!

いやー、大変でした(苦笑)。

自転車のホイールは全般的にそうだと思うのですが、ホイールのカーボン部分とリムのアルミ部分が「ツライチ」に近いので、普通に塗るとバツ切りマスキング部分に塗料が溜まってしまい、マスキングを剥がすと汚い仕上がりになってしまいがちです。最悪テープ剥がしたら塗装も一緒に剥がれた、なんて事もありますので(当然経験済みです…)。

結果、いつものようにマスキングテープの段差を利用した「ボカシ」にする為、スプレー方向はホイールの外側から向けて塗るような感じで塗っていますので極端に無理な体制でのスプレーとなりました。傍からみたら明らかに不自然な動きです(苦笑)。


そしてクリアーが塗り終わったら即マスキングテープを剥がして本塗り完了です。今日は随分と肩がこる塗装でしたが(笑)、何とか無事完了してホッとしています。

塗装自体は未だに好きな事ですので、これが仕事で本当に良かったと思う事も良くあるのですが、仕事である以上「恐怖」といった事も当然ついてきますので、大変そうな仕事が入ると毎回夢でうなされます(苦)。
しかし実はこれが良いイメージトレーニングになっているようでして(爆)、お陰様で失敗を回避するようにと自然に作業は慎重になるようです。


それでは完成しましたらまた紹介しますね。もう少々お待ちくださいませ!

2011/12/13
 
jpg画像 SPINカーボンホイール ロゴ入れ塗装完了(img2189.jpg) -2189- SPINカーボンホイール ロゴ入れ塗装完了

実際にはこの後全体にクリアーを塗って完了なのですが、中々いい場面だったので(笑)撮っておきました。余裕が無い時は撮り忘れたりもするので今日は比較的穏やかに作業が出来たのだと思います(と言っても相変らずの寝不足なのですが…)。

この後マスキングを全て剥がしていよいよクリアーに移ります。これがまた大変なのですが…。

2011/12/13
 
jpg画像 SPINカーボンホイール ロゴ入れ塗装開始(img2188.jpg) -2188- SPINカーボンホイール ロゴ入れ塗装開始

最近紹介している内容がマンネリ化しているようですので(笑。まあ案件数が多くなったのでご勘弁下さい)普段撮らないような画を取ってみました。先ほど準備したロゴマスキングに黒のスプレーを終えた状態です。

ロゴ入れ塗装のコツとしては「塗り過ぎない」に尽きまして、ただ私のように「自動車板金塗装」の「修理塗装」から来た人間としては「完全隠蔽」に強くこだわりますから(爆)どうしても余計に(と言うか念には念を入れて)塗っておきたくなるのですが、そこはグッと我慢して「隠ぺいしたと思ったらそこで止める」といった事でOKとします。


これは今までの何度も失敗して気付いた事なのですが(苦)、「修理の塗装」と、今回のような塗装では全く違うという事です。

画像のロゴももしかすると完全に隠蔽していないかも知れませんが、誰もが見てそう思わない結果ならばそれでOKだという事です。

修理の塗装は「如何に元通りに」が理想でそれの一つとして「完全隠蔽」がある訳ですから、今回のようなロゴ部分にそれを当てはめるとロゴ部分には「凄い段差」「汚い見切り線」が出来てしまう恐れがあるのでこ、一つの事に囚われるのでは無くトータルの仕上がりで考える事が重要なのでは、と思う次第です。

2011/12/13
 
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