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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2011】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 PENTAXのレンズフード塗装 本塗り完了です!(img119.jpg) -119- PENTAXのレンズフード塗装 本塗り完了です!

という事で本塗り完了しておりますのでご安心下さい。

画像だと塗りたてなので「艶々」ですが、艶具合はレンズボディ同様の半艶にしておりますので、この後クリアーの艶は引けていきレンズと同じ様になる筈です(←「お任せコース」はこんな感じですのでご了承下さい)。


今週中には完成〜発送出来ますので楽しみにどうぞ!
完成画像改めてアップしますのでそちらももう少々お待ち下さいませ。


そういえば先日お納めしたキャノンレンズフードのオーナー様からも感想頂いてました。

「早速、現物を拝見しました。
大満足です♪♪
また、お願いすることがあると思いますがそのときはまたよろしくお願いいたします。
今回はありがとうございました。」

との事です。こちらこそ有難う御座いました!

2011/01/25
 
jpg画像 PENTAXのレンズフードもC(img118.jpg) -118- PENTAXのレンズフードもC

こんな感じで調色終了です。

やっていて気付いたのですが、レンズのピンクは隠蔽していません(苦)。これはわざとでして、所謂「キャンディー塗装」みたいな感じに仕上げています。

下色に「白」を塗り、それを完全に隠蔽させないようにその上にソリッドカラーのピンクを塗る事で「発色の良いピンク」を表現しています。やりますね、ペンタックス(爆)。

何故解ったかというと、レンズ端から白が食み出てました(爆)。

今回は「色は完全に一致することにこだわらないので、調色作業はしなくても大丈夫です」との事ですので(勿論しない訳にはいかないのですが)、大体同じ様に見える感じで調色はこれでOKとします。

2011/01/25
 
jpg画像 PENTAXのレンズフードもB(img117.jpg) -117- PENTAXのレンズフードもB

レンズフードはレンズの色(ピンク)に合わせて欲しいとの事ですのでレンズも一緒にお預かりしております。

厳密な調色だとソリッドカラーで¥5,000が掛かってしまいますが、「適当で構わない」という事でしたらこれも無料で対応しています。データ配合で作る調色と同程度と考えておりますので掛けられる時間は大体5分くらいですね。

最初に使う原色を選びます。
選ぶのはスタンドックスの「原色見本帳」からで、原色を白・シルバーでそれぞれ混ぜて明度を上げて比較し易くなってます。
画像に写る見本帳から考えると、「561」と「576」と白を混ぜるような感じです(ってそんなに単純じゃないのですが…)。

2011/01/25
 
jpg画像 PENTAXのレンズフードもA(img116.jpg) -116- PENTAXのレンズフードもA

レンズとの接合部(ネジになっている部分)とフード内側は塗らないのでマスキングしておきます。脱脂洗浄の後ですね。

これくらいの小さい部品のマスキングで使うテープ幅は12mmが殆どで、後から25mm〜50mmで隙間を埋めていきます。
カーブがあるとテープが浮いてしまうので、そういった場合には6mm幅より狭いのを使います。

2011/01/25
 
jpg画像 PENTAXのレンズフードも(img115.jpg) -115- PENTAXのレンズフードも

レンズが無い間はカメラが使えないと思いますので、事前に(去年です…)ご予約頂いて出来るだけ早く返却するようにしております。

見た目は艶々だったので金属っぽいですが、素材はプラスチックですね。金型というか成型の技術が進歩したのか、最近のプラスチック成型品は塗装されたかのように美しく仕上がってます。
これで耐候性もクリアーしたら車のボディも塗装要らずになりそうですね。

画像は足付け処理が終った状態です。全体的に#1200程度の傷を付け、さらにこれにプラスチック専用プライマーの併用で塗装の密着性を高めます。

2011/01/25
 
jpg画像 BMWK1200 以前の塗装(img114.jpg) -114- BMWK1200 以前の塗装

サフェーサーを塗らない箇所はこの時点ではまだ何もしていません。
この後サフェーサーを研摩する際に続けて全体の足付け処理としてペーパーを掛けてスコッチとウォッシュコンパウンドで表面に均一な傷を付けていきます。

で、画像の箇所は塗ったばかりのように綺麗ですが、ここは6年前に私が塗らせていただいた塗膜そのままです(作業はこれからです…)。
随分丁寧に扱っておられたのだと思ったのですが、最初のメールにオーナー様のコメントがありましたのでそのまま抜粋させて頂きました。


「該当車両ですが、製造より6年を経過し(カバーをかけてはいますが)屋外保管で尚且つどんな天候でも気にせず乗り回し、洗車も別段丁寧にしている訳では無いのですが経年劣化を殆ど感じさせません。やはりSTANDOX塗料の耐久性が効いているんだと認識しています。」

との事です。
まあスタンドックスでもクリアーの種類はピンからキリまでありますので(苦笑)。
なので今回のクリスタルクリアー指定でご依頼頂いております。この度もご贔屓有難う御座います!

2011/01/25
 
jpg画像 BMWK1200 サフェーサー塗布完了ですA(img113.jpg) -113- BMWK1200 サフェーサー塗布完了ですA

パニアケースの蓋は全面に傷があったので殆どサフェーサー入ってます。

もう少しで本塗りですね。楽しみにどうぞ!

2011/01/24
 
jpg画像 BMWK1200 サフェーサー塗布完了です!(img112.jpg) -112- BMWK1200 サフェーサー塗布完了です!

傷以外の場所は状態が良かったのでサフェーサーは部分的な処理で済ましています。

サフェーサー塗る時は勿論マスキングしていますので、画像は既に養生紙を剥がした状態ですね。

黒い点々は「ガイドコート」で、研ぎ忘れを無くす為のスプレーです。単なる缶スプレーの黒をパラっと塗ってます。ちょっとした事ですが、これをやらないと駄目なんです。「研ぎ残し」なんて簡単なミスは結構簡単に起こったりしますので…。

2011/01/24
 
jpg画像 BMWK1200 サフェーサー塗布前(img111.jpg) -111- BMWK1200 サフェーサー塗布前

派手に削れていた下側の深い傷はサンダーで削り落とし切れなかったので(ペラペラになってしまいます…)、エポキシパテ(パテというより接着剤)でベースを作り、ポリパテでラインを出します。

右側の穴部分もパテを付けていますが、巣穴を埋める程度なので殆ど残ってはいません。

2011/01/24
 
jpg画像 BMWK1200 パニアケースの蓋もA(img110.jpg) -110- BMWK1200 パニアケースの蓋もA

凹みはパテでの修理になりますが、傷は削って除去するのが基本です。

深い傷は#120と比較的粗めのペーパーで始め、その傷を#180→#240で均します。

が、#240までいってから深い傷を見逃していたのに気付く事もあったりします。
わざわざペーパーを替えたりするのが面倒なので、こういった場合にはサンダー毎にそれぞれの番手のペーパーを張ったままで何個も用意した方が早いです。ペーパーも無駄にしませんし。

で、最後に#320で全体を均し、サフェーサーを塗る準備をします。ここだけで4種類の番手を使います。

2011/01/24
 
jpg画像 BMWK1200 パニアケースの蓋も(img109.jpg) -109- BMWK1200 パニアケースの蓋も

こちらも全体的に傷があります。
傷の方向が色々なので、まさか転んでからスピンしていったんでしょうか…(恐)。

2011/01/24
 
jpg画像 BMWK1200 カウルの亀裂D(img108.jpg) -108- BMWK1200 カウルの亀裂D

そして溶接完了です。青く見えるのは後から追加したABS樹脂で、単に色が違うだけですのでご安心下さい。

割れた箇所の修理工程としては、

・旧塗膜研摩(非熱可塑性素材は溶接の邪魔です)
・割れ部分を溶かし
・溶接棒状のABS樹脂を充填
・良く溶け合うようにし
・表面をコテで均し
・冷えて固まったらサンダーで削ります。

画像は最後まで行って、ひび割れて確認の為にシリコンオフをスプレーした状態です。

この修理方法が出来る樹脂は限られていて、熱可塑性素材でもABSくらいしか出来ませんね。アクリルやポリカーボ、PP(ポリプロピレン)なども試しましたが上手くいきませんでした。
勿論それらはそれらで他にセオリーな直し方もあるので問題はありません。
大事なのは「同じ結果を最短距離で」ですからね。上手くやればパテも必要なく修理は可能です(今回は巣穴埋めにパテは使いましたけどね)。

2011/01/24
 
jpg画像 BMWK1200 カウルの亀裂C(img107.jpg) -107- BMWK1200 カウルの亀裂C

こちらは先ほどの亀裂とは違う場所でして、これしか画像が無かったのですいません…。

使ったのはプラスチック修理専用のコテですが、普通の半田コテでも問題無いと思います。

修理の方法としては、亀裂部分をコテで溶かしながらエグって、穴が開いた部分に同じ素材(ABS樹脂)の棒を溶かし込みます。
金属の溶接と同じことですね。溶かし込みが肝です。

裏まで達している割れは同様に裏からもこれを行います。

2011/01/24
 
jpg画像 BMWK1200 カウルの亀裂B(img106.jpg) -106- BMWK1200 カウルの亀裂B

亀裂があった箇所を裏から指でグッと押すとヒビがちゃんと現れてくれます。この上からパテ塗ってもヒビは消えてくれませんので(そうなんです)修理が必要となります。

2011/01/24
 
jpg画像 BMWK1200 カウルの亀裂A(img105.jpg) -105- BMWK1200 カウルの亀裂A

ヒビ割れた箇所の塗装を削るとさらに割れ傷は目立たなくなります(苦笑)。

が、傷は消えた訳では無く見えなくなっただけです。

2011/01/24
 
jpg画像 BMWK1200 カウルの亀裂(img104.jpg) -104- BMWK1200 カウルの亀裂

ちなみにこちらは先週末の作業です。

確かこちらの車体はハイサイド起こして転倒されたとの事で(間違いだったらすいません…)、転倒した際にカウルが押されてビスで留まってた箇所が割れたのだと思います。

ただ一見しても解らない程度で、作業開始して私も初めて気付きました。
髪の毛程度のヒビなので、塗装表面だけの割れにも見えますがそういった可能性は低いですね。大抵は「素地が割れている」と疑って間違いありません(軽く考えて何度も煮え湯を飲まされてきてますので…)。

2011/01/24
 
jpg画像 インプレッサのテールランプ一式 レッド&オレンジ(!)で塗装承りました。(img103.jpg) -103- インプレッサのテールランプ一式 レッド&オレンジ(!)で塗装承りました。

本日無事到着しました。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

インプレッサのテールランプ塗装は定番になりつつありますが、今回はちょっとお初の内容もあります。

透過性のレッドキャンディー塗装はいつも通りなのですが、なんと今回はウィンカー部分(四角い部分)を「オレンジ」にします(驚)。

オレンジは以前ハイエースのコーナーレンズでもやりましたね。

こちらです→キャラバンコーナーレンズオレンジ仕様


しかしこれは結構面倒な作業です。オマケ程度で出来る工程ではありませんのでかなり手間も時間も(リスクも…)掛かりますので費用も相当です…(恐)。

その他いつものように「最後に全体的に薄目にスモーク」と「クリスタルクリアー」もご依頼頂いてます。フルコースですね(笑)。


作業開始は少し先になるかと思いますが、着手しましたらまた紹介させて頂きますので楽しみにどうぞ。
この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2011/01/24
 
jpg画像 スーパーセブンのプラスチックヘッドカバー結晶塗装承りました!(img102.jpg) -102- スーパーセブンのプラスチックヘッドカバー結晶塗装承りました!

紹介が遅れましたが先週無事届きましたスーパーセブンのヘッドカバーです。MPV同様のプラスチック製です。

エンジンは「Ford-Duratec」シリーズなるタイプとの事で(良く解ってません…)、マツダでも使われているそうです。確かにMPVのヘッドカバーに似てますよね。

 → マツダMPV樹脂製ヘッドカバー結晶塗装赤

ご依頼内容としては「発色の良い赤で」との事ですので、いつも塗っている結晶塗装の赤で承っております。
これ以外の赤ですと、日産の昔ながらの赤で、少し青っぽくて「ドス黒い赤」ですね。なので余りご要望はありませんが(爆)。


製品は新品ですがちょっと油っぽかったので(離型材でしょうか)、一旦漬け置き洗浄しました。

下地工程としては足付け処理の為に「サンドブラスト」も掛けますので、作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。

改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2011/01/24
 
jpg画像 BMWK1200も作業始まってます(img101.jpg) -101- BMWK1200も作業始まってます

お待たせしました!こちらも先週より作業開始しておりますのでご安心下さい。

損傷としては、見た目派手に削れている箇所は勿論ですが、その他目立たない箇所に地味な割れがあります。むしろこっちの方が厄介ですね(苦笑)。

ただ素材がABSであれば比較的スマートに修理は可能です。
これがFRPだともっと厄介ですので「買い直した方が安い」なんて事もありえます。嫌な感じですがそういった事が現実に多くあるのでご容赦ください…。

2011/01/24
 
jpg画像 SHADOWのフレーム 本塗り完了ですB(img100.jpg) -100- SHADOWのフレーム 本塗り完了ですB

「単色ベタ塗り」はフレーム単体で見ると少し寂しい感じもしますが、自転車の場合はペダルやワイヤー類、ブレーキ関係の金属質的なパーツが多数組み合わさるので、完成してみるとまた全然イメージが変わります。
特にそれらの付属品はアルミ無垢や黒系の無彩色なので、こういったフレームの色には良く似合うんですよね。
逆にもしブレーキワイヤーが「鮮やか赤」なんて物があるとしたらちょっと危険です(笑)。


それでは後ほど連絡いたしますね。今回はメールでは無く電話ですよね。
実物楽しみにどうぞ。
この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!

2011/01/24
 
jpg画像 SHADOWのフレーム&フォーク 完成ですA(img99.jpg) -99- SHADOWのフレーム&フォーク 完成ですA

フォークは「チュラルなホワイト」な感じで、色見本帳から近似色のVW系「カンパーネラホワイト」を採用しています。

水色も同じ色見本帳から選んで頂いたのですが、どちらも配合データが無い色見本帳ですのでそれに似た色を目調色で作成しています。(色相毎に分かれているので選び易いので使ってはいますが効率が悪いのです…)。

2011/01/24
 
jpg画像 SHADOWのフレーム&フォーク 完成です!(img98.jpg) -98- SHADOWのフレーム&フォーク 完成です!

大変お待たせしました。SHADOWのフレーム&フォーク完成です!

フレームのカラーは元々マットブラックでちょっと怪しい感じでしたが(笑)、今回のパステルカラーで180度イメージ変わりましたね。

他にも画像あるので続きます。

2011/01/24
 
jpg画像 Nintendoゲームコントローラーの塗装 完成ですA(img97.jpg) -97- Nintendoゲームコントローラーの塗装 完成ですA

これを見ていたいつものブレーキ屋さんが「す、凄いコントローラーだね…。でもそんなに艶々になったら指紋が気になって触れなくなっちゃうんじゃぁ…」なんて言っていましたが、まあその辺はオーナー様の好みや用途もあるので、深くは考えないように(爆)致します。殿堂入りする可能性もありますしね(笑)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。

この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!

2011/01/22
 
jpg画像 Nintendoゲームコントローラーの塗装 完成です!(img96.jpg) -96- Nintendoゲームコントローラーの塗装 完成です!

こちらもお待たせしました!無線コントローラーのカバー、艶々の黒で完成です!

右下にあるのはコントローラーに付くダイヤルで、「CANNEL」と記載あるので恐らくは無線周波数を変えるダイヤルだと思います。
こちらは艶消し黒にしています(って付くと殆ど見えないのですが…)。

もう一枚画像あるので紹介しますね。

2011/01/22
 
jpg画像 ホンダエイプのヘッドカバー結晶塗装承りました!(img95.jpg) -95- ホンダエイプのヘッドカバー結晶塗装承りました!

こちらは以前CBR1000のスイングアーム塗装でお世話になった方で、今回はミニバイクのヘッドカバーを「結晶塗装の黒」でご依頼頂きました。この度はご贔屓頂き有難う御座います!

写真だとちょっと大きく見えますが、50ccか100c程度のエンジンなのでかなりかわいいサイズです。何度か塗っているモンキーのヘッドより少し大きい感じですね。

アルミ無垢のように見えますが何か塗ってあるようですので、とりあえず剥離層に入れておきます。

で、一応(笑)細いフィンがあるので最後にここを面研して光らせます。格好良くなるでしょうね。楽しみです。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度もご依頼頂き有難う御座います!

2011/01/22
 
jpg画像 ペンタックスのレンズフード塗装承りました!(img94.jpg) -94- ペンタックスのレンズフード塗装承りました!

ご依頼頂いたのは写真右の「レンズフード」でして、左のレンズは「色見本」としてお預かりした物です。流石にレンズ本体の塗装は受け付けておりませんので(私は分解出来ません…)ご了承下さいませ(時々お問い合わせがあるのです)。

で、ご依頼の色自体が凄いですが(爆)、ペンタックスはこんな感じですね。
先日掲示板でも紹介した「PENTAX K-x コレジャナイロボモデル」は有名ですし。

そこまで奇抜じゃないにしても(笑)、ペンタックスはカラーバリエーションが豊富なので女性の方にも人気がありそうですね。
今回のレンズはどういったモデルなのか解りませんが、以下のオフィシャルページにカラフルなカメラパーツの紹介があります。

K-r|デジタル一眼レフカメラ|PENTAX


という事で、今回は昨年よりご予約頂いておりましたので手が空いたら早速作業開始させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2011/01/21
 
jpg画像 tommy girl仕様のスターバックスタンブラー塗装承りました!(img93.jpg) -93- tommy girl仕様のスターバックスタンブラー塗装承りました!

以前塗らせて頂いたTOMMY仕様のタンブラーのページをご覧頂いたようで、それと(ほぼ)同じ仕様で承りました。この度のご依頼誠に有難う御座います!

 →TOMMY仕様のスターバックスステンレスタンブラー 

タンブラーは当店に在庫あった物を使いますが、見本となるブランドのロゴやら色見本が無かったのでそれだけ送って頂きました。画像に写る紙袋がそうですね。

ロゴマークは前回作成しておいたデータがあるので今回はそんなに大変ではないですね。しかも「tommy girl」のロゴ自体は普通のフォントですし(ブランドのロゴで普通なフォント使ってるのって逆に珍しいですよね…)。

という事で、作業着手は少し先になりますが進行したらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2011/01/21
 
jpg画像 ロッドスタンド 完成ですA(img92.jpg) -92- ロッドスタンド 完成ですA

この画像だと一番右が本物のアルミですね。左3本が偽物です(爆)。いや、普通の2コートシルバーの塗装って事です。

本物のアルミ(アルマイト仕上げ)の方が表面の粒子が細かく(当然「メタリック粒子」を感じる事はありません)、スカシの黒さがありますね。
これは金属特有の見え方で、これに近づけるのは「高輝度メタリック」の使用なのですが、この塗装は作業工程が多く材料も高いので総費用は倍程度になってしまいます。
しかも今回のようにロッド(つり竿)を挿したりの日常使用には向いていませんので(密着性が通常の塗装よりも劣ります)、今回の塗装はこれはこれでOKだと思います。


それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。
この度もご贔屓頂き有難う御座います!
(今回で5回目くらいの常連さんです…)

2011/01/21
 
jpg画像 ロッドスタンド 完成です!(img91.jpg) -91- ロッドスタンド 完成です!

大変お待たせしました!昨年よりお預かりしておりましたロッドスタンド、遂に完成となります。

ちなみに「ロッドスタンド」といってもアルミパイプに穴など加工してあるだけで、壁?かボートの縁かにネジで固定する物だと思います。

で、今回ご依頼頂いた内容が「未塗装アルミ無垢のように」との事でして、画像に写る「一番左」の物を色見本としてお預かりしました。

で、今回塗ったのが右3本です。見本の色に近いシルバーを選んで半艶クリアー仕上げにしました。良い感じに仕上がったと思います(この画像じゃ私が見ても解りませんので…)。


もう一枚画像あるので紹介しますね。

2011/01/21
 
jpg画像 イスズアスカのタペットカバー フィン部加工C(img90.jpg) -90- イスズアスカのタペットカバー フィン部加工C

そしてこんな感じに無事開通です。

当初の考えとしては、グラインダーやらリューターで一つ一つ削っていこうかと思っていたのですが、それを聞いたゴトー氏やらブレーキ屋さんが「それじゃ日が暮れちゃうよ…」と呆れてまして(苦笑)、結果的に手伝って(全部やって)頂けました。感謝感謝です。

最後にエッジを軽く削って面取りしておきます。

研摩の際に油が付いたので現在漬け置き洗浄中です。
タイミングが来ましたら次の塗装工程に入りますね。楽しみにどうぞ!

2011/01/21
 
jpg画像 イスズアスカのタペットカバー フィン部加工B(img89.jpg) -89- イスズアスカのタペットカバー フィン部加工B

向きを変えて今度は表側を削ります。有り難い限りです(爆。私は傍で見てるだけですので)。

2011/01/21
 
jpg画像 イスズアスカのタペットカバー フィン部加工A(img88.jpg) -88- イスズアスカのタペットカバー フィン部加工A

プロフィットが間借りしているTACの工場内には、旋盤やらフライスなど、一見して自動車板金塗装には関係無さそうな機械が置いてあります(TACは自動車工場で金属加工屋じゃありません…)。
なので私と同じ様にブレーキ屋さんが間借りして仕事が成り立つのですね。その他の工具も無い物を見つける方が大変です(本当)。


という事で、約3mmくらいの刃をどんどんスライドさせてタペットカバーの表面を彫っていきます。これは素晴らしいですね(笑)。

2011/01/21
 
jpg画像 イスズアスカのタペットカバー フィン部加工(img87.jpg) -87- イスズアスカのタペットカバー フィン部加工

こちらも大変お待たせしました!イスズアスカのタペットカバーですね。

結晶塗装でご依頼頂いておりますが、その前に一部加工も承っております。

このタペットカバーは表面に凸状のフィンが形成されているのですが(最初の画像はNo.22に出ています)、通常のフィンのように独立していないのでいつもの様に最後に削って光らせるのが出来ないのです(出来ない事は無いですが見た目少し残念な感じです)。

ですのでそれらのフィンの端をカットして独立させよう、といった感じです。
実は以前、同じ様にアスカのオーナー様自身でこれを行い(凄)持ち込まれた事がありました。
 →プロフィット日記2005のコチラのページに出てます。


で、今回は私自身で行おうと思っていたのですが実はかなり面倒な作業らしく(苦笑)、結局いつものブレーキ屋さんにフライスで削って貰いました。有り難い限りです。

2011/01/21
 
jpg画像 ゲームキューブのコントローラー 本塗り完了です!(img86.jpg) -86- ゲームキューブのコントローラー 本塗り完了です!

という事で本塗り完了です。まさに「テロテロ」ですね(笑)。

画像はコントローラー裏側のパネルで、こちらのコントローラーは「無線」のようで内部に電池が入ります(…多分です)。

で、画像のパネルにはその電池の蓋が付いていますが、これは蓋をしたまま塗ってます。
余りこういう事はしませんが、コスト上の問題や(パーツ点数が増えると費用が上がってしまいます)、つけたままでも特に問題無いと判断した場合はこういうのもアリだと思っています。

まあ当然蓋が開かなくなったりしたら問題ですのでそれらも踏まえての作業ですのでご安心下さい。

その他パーツも一緒に塗り終わっておりますので、完成までもう少しですね。
今週発送は難しいですが、来週早々には完成できる予定です。楽しみにどうぞ!

2011/01/20
 
jpg画像 ゲームキューブのコントローラーも(img85.jpg) -85- ゲームキューブのコントローラーも

ロッドスタンドは「半艶クリアー」でしたが、広い塗装ブースで小物一品だけを塗る訳にはいきませんので(コストが上回ってしまいます…)こちらも一緒に本塗りしております。

ただ勿論こちらは「艶々の黒」ですのでクリアーはそれぞれ違うのを使ってますのでご安心下さいませ。

多少傷はありましたが、素材はABSですので研削性も良く(削り易い素材です)#600のペーパーで研摩後、#1000で均しておきます。
全体的には#1200程度の傷を付ける「足付け処理」を行います。

2011/01/20
 
jpg画像 ロッドスタンド 本塗り完了してます。(img84.jpg) -84- ロッドスタンド 本塗り完了してます。

こちらも無事本塗り完了しております。大変お待たせしました!

ご要望としては「未塗装のアルマイト仕上げのように」との事で、それに対応する塗装もあるのですが如何せんコストがかなり高くなりますので今回はそれに似た感じのシルバー(通常の2コート仕上げ)で、クリアーを「半艶」にすることで対応しました。

画像はクリアー塗り終えたばかりなのでまだ艶がありますが、今後乾燥硬化していくにつれて艶が消えていきますのでご安心下さいませ。

画像では一本だけですがご依頼頂いている3本一緒に塗っております。
完成までもう少々お待ち下さいませ!もう直ぐですね。

2011/01/20
 
jpg画像 SURLYのフレーム&フォーク塗装ご依頼いただきました!(img83.jpg) -83- SURLYのフレーム&フォーク塗装ご依頼いただきました!

こちらは恐らく新品ですよね?SURLYのクロモリフレームの塗装ご依頼頂きました。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

特に傷も無く綺麗な状態ですが、既存の塗膜は総剥離で、色は「ピンク」と「ブラック」の組み合わせでご依頼頂いております。既存の色とは180度違いますね(笑)。

色の組み合わせはちょっと複雑で、オーナー様からはイラストも一緒に預かっております。お手数を頂き有難う御座います。

ロゴは「SURLY」のみ文字入れ塗装で承っておりますが、フォント形式も変えてオーナー様好みの一台になる予定です。
またピンク・ブラック共に若干のパールを入れるようにも承っております。

作業開始はまだ少し先になりますが、剥離浴槽は空いてたので早速漬け置きしておきました。

作業進行しましたら順次紹介していきますね。楽しみにどうぞ!

2011/01/20
 
jpg画像 キャノンレンズフードの塗装も完成ですA(img82.jpg) -82- キャノンレンズフードの塗装も完成ですA

両端の黒いラインと赤いライン入れが面倒な理由の一つとしては、「塗装途中にマスキング作業をしなければならない」があるからです。

一旦は全部をベージュに仕上げ、その途中工程にライン入れの為のマスキングを行うので手垢が付いたり油(皮脂も)が付くと全てが駄目になります。

かといってベージュを塗ってから長い間放置したらその後のクリアーの密着が悪くなるので、規定の時間内に赤いラインを塗りクリアーまで終らせなければなりません。

なので「手の空いた時に」を見つけるのも難しいんですよね。
手をつけ始めたら一気に集中してやれる時間を見極めなければなりません。じっくり何日も掛けていたら駄目なんですよね(苦笑)。


という事で、後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!

2011/01/20
 
jpg画像 キャノンレンズフードの塗装も完成です!(img81.jpg) -81- キャノンレンズフードの塗装も完成です!

こちらもお待たせしました!レンズと同仕様にしたフードの塗装ですね。遂に完成となります。

ベース色は少しグレーっぽいベージュで、以前別の案件でレンズ本体をお預かりした時にそれに合わせて調色しています。赤いラインも同様にちゃんと色を合わせています。

見た目の仕上がりは艶消しなので「自家塗装でも出来るのでは?」と思いそうですが、全体に塗ってるクリアー通常の2液ウレタンと同様ですので、「どれくらい強度があるのか?」と聞かれたら「自動車ボディの塗装」と同じと考えて頂ければ宜しいかと思います。それの「艶消し仕様」なだけです。

単なる塗装でも、この辺りが自家塗装では難しい所でしょうか。
(それ以上にライン入れが大変なのですが…苦笑)。


もう一枚画像あるので続きますね。

2011/01/20
 
jpg画像 YAMAHA RZのカウル 完成ですB(img80.jpg) -80- YAMAHA RZのカウル 完成ですB

四角いパーツはテールカウルの間に入るカウルです。奥のはフロントフェンダーで、後方は艶消し黒になってます。

気のせいかも知れませんが、「赤いフェンダー」は当時多かった気がします。これだけ見ると何だか時代を感じますね(笑)。


それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。
この度もご贔屓頂き有難う御座いました!

2011/01/20
 
jpg画像 YAMAHA RZのカウル 完成ですA(img79.jpg) -79- YAMAHA RZのカウル 完成ですA

流線型のラインがとても美しいですね。言われなければ20年以上前(だと思いますが…)のバイクだとは解らないと思います(その分マスキングがやはり大変でしたが…苦笑)。

2011/01/20
 
jpg画像 YAMAHA RZのカウル 完成です!(img78.jpg) -78- YAMAHA RZのカウル 完成です!

大変お待たせしました!遂に完成です。

白ベースに赤ラインは定番ですがやはり良いですね。むしろオレンジラインが無くなってレトロ感が消えた感じがします(元々の純正では細いオレンジラインがありました)。

他にも画像あるので紹介しますね。

2011/01/20
 
jpg画像 SHADOWのフォークも本塗り完了です!(img77.jpg) -77- SHADOWのフォークも本塗り完了です!

こちらも元々濃いグレーのマーブル模様?の地味な柄でしたが、今回のご依頼では全くの真逆ですね。

水色のフレームと白のフォークの組み合わせでかなりさわやかなイメージに変わるかと思います。完成時は並べて写真撮りますね。
楽しみにどうぞ!

2011/01/20
 
jpg画像 SHADOWのフレーム 本塗り完了ですA(img76.jpg) -76- SHADOWのフレーム 本塗り完了ですA

フレームがチタン製だったら、最後にこのエンブレム部分を研摩して素地の金属露出させて光らせると格好良いのですが、鉄(クロモリ)だと錆びてしまうので無理(駄目)ですね…。

2011/01/20
 
jpg画像 SHADOWのフレーム 本塗り完了です!(img75.jpg) -75- SHADOWのフレーム 本塗り完了です!

という事でパステルカラーな水色で本塗り完了です。お待たせしました!

元々のマットブラックからすると全然イメージ違いますね。無骨だったのが随分と柔らかくなった感じです。

フォークも一緒に塗り終っておりますのでそちらも紹介しますね。

2011/01/20
 
jpg画像 SHADOWのフレーム プライマー塗布(img74.jpg) -74- SHADOWのフレーム プライマー塗布

こちらは旧塗膜は剥離していませんが足付け処理(研摩)の際に、所々のエッジ部分で金属素地が露出したので全体的にプライマー塗っています。
上塗りは「水色」なので「下色」的な役割も担いますし、ちょこちょこスポット的に塗るよりこの方が早いですしね。

そしていよいよ本塗りです!(ってもう塗り終わってますが)

2011/01/20
 
jpg画像 RZのカウル 艶消し黒部分の塗装A(img73.jpg) -73- RZのカウル 艶消し黒部分の塗装A

艶消し黒部分を塗ったら直ぐにマスキングを剥がします。乾いてから剥がすと塗装際がガタガタとなるからですね。

画像は既に乾燥した状態で艶も消えました。

もう少し置いて、完成次第改めて写真撮って紹介しますね。

いよいよ完成間近ですね。楽しみにどうぞ!

2011/01/19
 
jpg画像 RZのカウル 艶消し黒部分の塗装(img72.jpg) -72- RZのカウル 艶消し黒部分の塗装

磨き作業が終ったら、各カウルにある「艶消し黒」の部分を塗装する準備をします。遂に最終段階ですね。

足付け処理をしてマスキングし、本塗りの準備をします。

2011/01/19
 
jpg画像 RZのカウル 磨き作業A(img71.jpg) -71- RZのカウル 磨き作業A

しかし意外と(というかかなり)面倒なのが「磨き」の作業でして、これさえ必要なければ私の体もあそこまで壊れる事はありませんでした(懐)。

塗装ブース使ってどんなに綺麗に塗れても「全くゴミが無い」なんて事は実は無くて(そう言える方は実は見えていないだけでは…と思ってしまいます)、結局手を掛けようと思ったらキリが無いのです。

以前のプロフィットで(自動車塗装屋です)、車体のオールペンなんかでは朝から深夜までポリッシャーフル回転でも終らないなんて事もよくありました。
もう少し安い(柔らかい)クリアー使ってたらまた違ったんでしょうけどね。

お陰で30代前半に四十肩だかなんだかで腕が上がらなくなり、年中首が寝違えたような状態になってしまいました。
右手が利き腕だと、左ハンドルの車に乗ってバックする時に後ろが振り向けなくなります(なりました…)。

が、お陰様で現在はそんなに大きな面積(「車体」ですね)を塗ることも磨く事も無くなったので現在の体はかなり良くなりました。
マッサージも鍼灸院もレントゲンもCTスキャンも必要なく、毎月5万円以上の治療費掛けていたあの日が嘘のようです(爆)。


で、すいません話が逸れまして、画像は今回の磨きシステムでして、これは人それぞれ違います。
磨き作業は、結果は同じでも如何に早く楽に終らせられるかの組み合わせが大切ですね。

良く新製品コンパウンドのキャッチコピーで「この2種類だけあれば十分です」的な事がありますがあれも嘘ですね(爆。私的見解です)。

今回は磨く面積が少し大きくなったので一工程多くしていますが、これも早く終らせる為に工程が多くなっているだけです。

一番左のが粗いコンパウンドで、それ用にバフも堅いタイプです。毛が硬い訳では無く、ベースのスポンジが硬いので「コシ」があるって感じですね。力が良く伝わるって事です。

で、右に行くに従って段々とコンパウンド粒子も細かくなり、バフも柔らかく傷が付き難いタイプに変わっていきます。
コンパウンドのメーカーは3Mで統一されていますが、これも別に拘る必要はありません。結果さえ出せれば良いのです。

2011/01/19
 
jpg画像 RZのカウル 磨き作業(img70.jpg) -70- RZのカウル 磨き作業

画像だとちょっと解り難いですが、赤いラインの縁は殆ど全部ペーパーが掛かってます。
「段差を取る」という事では無く、より美しく仕上げる為ですね。

そのままでもそんなに気になる程度では無いのですが、この辺りが「仕上がりコース」による違いですね。
基本的に「お任せコース」は塗るだけで、「標準コース」は以前のプロフィットが行っていたような「修理「修復」が基本になっていますので、気になった箇所には手を掛けたりします。

2011/01/19
 
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