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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2011】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 プジョー自転車フレーム塗装 完成ですB(img2218.jpg) -2218- プジョー自転車フレーム塗装 完成ですB

クロモリフレームの場合はパイプ径細く出来るといった利点があるので全体的にスリムなデザインが可能ですが、塗装となるとちょっと表現力が弱くなってしまうので「想定しているよりも若干派手目」が良いかもしれませんね。

逆に車ほど大きく平面的な物の場合は逆に多少控えめにしておかないと大変な事になります。「こんな派手なの頼んだけっけ…」みたいな事になりますので。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度もご贔屓頂きありがとうございました!

2011/12/19
 
jpg画像 プジョー自転車フレーム塗装 完成ですA(img2217.jpg) -2217- プジョー自転車フレーム塗装 完成ですA

前回のロゴは白でしたが今回は「黒」でご依頼頂いてます。ロゴの色一つでイメージは変わりますから色々考えると楽しいですよね。

また今回のロゴのように、オーナー様自ら「フォント」などを見つけて来て指定して頂いても構いません。ai形式のファイルやpdf、単にフォント名だけのご指定でも対応致します。
自分好みでデザインを考えて頂いて、私はそれを塗装で形にするお手伝いが出来れば、といった感じですね。

2011/12/19
 
jpg画像 プジョー自転車フレーム塗装 完成です!(img2216.jpg) -2216- プジョー自転車フレーム塗装 完成です!

大変お待たせしました!今年二度目の塗装になるプジョーのフレームです。
前回は今年始めくらいで色はもっと濃いブルーメタリックでしたが、「色見本で見るのと実際に組んで乗ってみるとイメージが違う」という事で今回は明る目のブルメタになりました。ブルメタ自体は譲れないようですね。バイクもそうでしたし(笑)。

他にも画像あるので紹介します。

2011/12/19
 
jpg画像 BD-1 各ロゴ準備C(img2215.jpg) -2215- BD-1 各ロゴ準備C

そして各ロゴが決定したらマスキングシートをカッティングプロッターでカットして貰います。

しかし機械やってくれるのは「カットのみ」ですので、余計な箇所は一つ一つピンセットで回収していきます。

当然雑にやれば残したい部分も一緒に剥がれてしまうので(小さいのは丁寧にやっても剥がれるのですが…)慎重に作業を進めていきます。
と言っても「A」の真ん中の三角なんか間違いなく一緒に取れちゃいますので、それぞれ元の位置に戻してあげながらの作業です。


この後さらにそれぞれのロゴを分離〜水平にカットしておいて本番時に貼り易いようにしておきます。

実は塗装はこういった「下準備」の作業が殆どなのですが、塗るだけが楽しい(じゃなくて大切な)訳では無く、こういった裏方的な事こそが面白いんですよね。
まあ小僧(見習い)の時はそれが解らず「早く俺にも塗らせろ」(言葉汚くすいません…)といった思考になりがちですが、下準備をちゃんとやらずに育つと長くは続かないのでは、と思う次第です。未だに徒弟制度が残った業界ですからね(苦笑)。

2011/12/16
 
jpg画像 BD-1 各ロゴ準備B(img2214.jpg) -2214- BD-1 各ロゴ準備B

フォーク部分とスイングアームには元々あったロゴと似たように再現します。

ロゴのサイズ・形は最初にデータ化しておきましたが、一応最終確認としてプリントしたロゴをカットして現物に張り付けて合わせます。

ちゃんとやっていれば無意味な作業でもありますが、本塗り中に「何かが違う…」なんて事になると後戻りするのが非常に大変ですので、やはり一つ一つを目でみて触れて確認していくのは良いですね。安心が違います(夢に出て来なくなります)。

2011/12/16
 
jpg画像 BD-1 各ロゴ準備A(img2213.jpg) -2213- BD-1 各ロゴ準備A

フロントチューブにはエルメスのロゴが入ります。◆のマークがある所には最後にスワロフスキーを張り付けます。

スワロフスキーは各ページ上では紹介していませんが、日記ではちょっと紹介していたんですよね。ご要望ありましたらお気軽にお問い合わせください

フロントチューブのロゴは当初より5%程度小さくしました。
ちょっと窮屈そうだったのでクドく無い程度、そしてプロッターのカット能力を超えない範囲にしています。

2011/12/16
 
jpg画像 BD-1 各ロゴ準備(img2212.jpg) -2212- BD-1 各ロゴ準備

明日は私用で休業となってしまいましたので寝かすのは土日の二日間で出来ますから先にロゴの準備をしてしまいます。

メインとなるフレームには元々あったロゴは入れず、オーナー様ご指定のネームを入れる事になります。画像は位置と大きさの確認ですので色はモノクロですが実際には「ゴールドメタリック」になります。当然反対側もですね。


しかしこの土日で久しぶりの連休になりますから、体が休みモードに入ったのか先ほどから激しく体調が悪くなってきました。
普通や逆だと思うのですが、自営業やっているとちょっとした連休で気が抜けてしまい、体内に潜伏しているウィルスを一掃しようと体が発熱するようです。先ほども紹介したように年末年始の休み中は大抵39度近くの熱が出ます。「ウィルス撲滅キャンペーン」(爆)みたいな感じかと思われます。

代わりに日常では殆ど寝込む事は無くなりました。と言うか寝込める状況じゃ無いですからね(苦笑)。

続きます。

2011/12/16
 
jpg画像 臨時休業と年末年始休暇のお知らせ(img2211.jpg) -2211- 臨時休業と年末年始休暇のお知らせ

私事で誠に恐縮ではございますが、明日の12月17日は法事の為休業日とさせて頂きたく存じます。祖父の四十九日だったのをうっかりしておりました…。

あと年末年始の休業予定としては、

12月29日〜1月5日

となっております。
日頃出来なかったWebサイト全体の見直しやら更新をしたい所ですが、毎年かなりの確率で風邪を発症して寝込むのでどうなるかは不明なのですが…。


不都合をお掛けしますがどうぞ宜しくお願いいたします。

2011/12/16
 
jpg画像 BD-1アルミフレーム素地状態(img2210.jpg) -2210- BD-1アルミフレーム素地状態

使っていた物であればある程度の傷があるのは普通ですので、この時点で削り落としておきます。

またアルミ素地をよく見ると若干ですが腐食による浸食が見られます。

この後平面部分はダブルアクションサンダーで研磨し、その後リン酸溶液を長めに塗布し、念のためプライマーは浸透型エポキシを使う事にします(しました)。

塗装自体に問題は無かったので(ちゃんとプライマーも塗られていましたし)、塗装前の段階で処置が悪かったか(無垢のまま放置したとか)、アルミが腐食し易いタイプ(アルミと言っても色々種類があります)だったとか、塗装時に使うエアーに水分が入っていたなどが原因でしょうか。

既にプライマーも塗り終わりとりあえずは安心出来る状態です。
少し寝かしたあと、ロゴ用のマスキングシート作成など塗装前の準備を始めます。

もう少々お待ちくださいませ!

2011/12/16
 
jpg画像 BD-1 旧塗膜剥離完了してます(img2209.jpg) -2209- BD-1 旧塗膜剥離完了してます

こちらもお待たせしております。ミニベロの代表とも言える(とご教授頂きました。笑)BD-1のフレームですね。

溶剤浸け置き洗浄→ワイヤーブラシといった作業を繰り返して旧塗膜は殆ど取れました。

ボルトで蓋をしておいたベアリング部は念のため溶剤には浸けなかったのでサンドブラストで処理しています。

2011/12/16
 
jpg画像 メガネフレーム分解(img2208.jpg) -2208- メガネフレーム分解

まだこれと言って作業は進行していないのですが(苦笑)、「とにかく作業着手は」という事で先ほど分解してみました。

塗装部位はツル(耳に掛かる部分のフレーム)のみですので、これでフロントの部分はケースに仕舞っておきます。何だか凄く高そうなメガネですので極力触れたくはない感じです(笑)。

そして分解してから「完成までの作業イメージ」を試みまして(実際これが大事です)何とかなりそうではあると思います(爆)。
いや、塗るの自体は大丈夫だと思うのですが、被塗物素地がメッキですから普通に塗っても使っている内に塗装が剥がれてきたら残念ですのでやはりちゃんと剥がれない下地を造りたいのです。

その為にはレリーフのような筆記体文字部分を避けての作業が必須ですからこれが一番難しいんですよね。一旦取ってしまいたい気持ちではありますが(壊)溶接でついてますからそれは辞めておきましょう…。

詳しい仕様が決まりましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ…!

2011/12/15
 
jpg画像 自転車のリヤキャリアとサーモマグ 塗装承りました!(img2207.jpg) -2207- 自転車のリヤキャリアとサーモマグ 塗装承りました!

こちらも先日無事到着しております。この度のご依頼、誠にありがとうございます!

ご依頼品は自転車のリヤに取り付ける後付けの荷台とサーモの携帯マグです。どちらも同じ「3コートピンクパール」でご依頼頂きました。
画像真ん中にあるパイプはこのキャリアを取り付けるフレーム(ステム?)の一部で、一応これを参考に色を造ります。

サーモスの携帯マグはキャップを除く下のステンレス部分のみを塗装ですが、一応既にピンクっぽい色味には塗られています。ただこれを「ピンク」と呼ぶにはちょっと寂しい感じはしますね(苦笑)。

とりあえずは基調となる色を決めて参考イラスト造りますので少々お待ちくださいませ。
感じとしては、見本のパイプよりも淡いピンクにして、参考イラストはキャリアでは無くサーモマグの方で作成しますね。ネームやら桜の花びらなどのワンポイントも入る予定です。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
改めましてこの度のご依頼、誠にありがとうございます!

2011/12/15
 
jpg画像 インプレッサテールランプ スモーク塗装承りました!(img2206.jpg) -2206- インプレッサテールランプ スモーク塗装承りました!

すっかり紹介が遅れてしまいましたがご依頼承っておりますのでご安心下さいませ。

時々メールを頂いてから返信しても宛先不明で届かない場合があります。多くの場合はメールアドレス内に「.」や「-」などPCメールでは対応出来ない?記号が使われている場合のようです。

その場合はいつも使っている仕事用のメールアドレスでは無くGmailで対応したりもしますのでご安心下さい。

また「メールしたのに返信が無い」といった場合はそのメール自体がこちらに届いていないと思われますので(そういったケースもあります)お手数では御座いますが電話かファックスでご連絡頂ければ幸いです。基本的には100%返信しているつもりですので何かしらのトラブルが発生している筈ですので。これはどこで問題が起きているのか不明ですので私の力だけでは解らないのです(お客様側のサーバーまたはプロバイダーを調べる事は出来ませんので…)。


そして本題です。

部品はいつものインプレッサテールですが今回のご依頼は「スモークべた塗り」です。
何だか非常にシンプルではありますが基本的にはこの「べた塗り」のご依頼が一番多いですから普通と言えば普通なんですよね…。
スモーク濃度は「標準」です。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2011/12/15
 
jpg画像 ミニチュアチェアーも完成です!(img2205.jpg) -2205- ミニチュアチェアーも完成です!

手が空いた時があったのでちょっと早めですがこちらも完成となります。
内容が激安コースですからクリアーは塗っておらず、結果塗装ブースの中で塗っていないので(自家塗装と変わりありません)作業自体は早いですね。ただ本当に「手の空いた時」にやってしまうくらいの作業内容ではあります。

元々はメッキ仕上げの製品だった物を「艶消し黒」でご依頼頂きましたが、製品自体は新品ぽい感じがしましたので「本当は艶消し黒が欲しかったけど無かったから」といった理由からのご依頼でしょうか。もしかしたらこれの本物(本当に座れる椅子)をお持ちなのかも知れませんね。またはプレゼントとしてですかね。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/12/15
 
jpg画像 SPINカーボンホイール塗装 完成ですB(img2204.jpg) -2204- SPINカーボンホイール塗装 完成ですB

ホイールにあるエアー注入口の穴を目印にして「SPIN」のロゴ位置は元通りにしてあります。表裏とも同じ位置ですね。

確か紹介はしていませんでしたが、やはり素材がカーボンだったという事で巣穴は結構ありましたからサフェーサーの後にラッカーパテで各巣穴を拾っています。当サイトにあるカーボンホイール作業例のページにあるような状態ですね。茶色っぽいパテです。

ですのでカーボン素地に直接色(白&クリアー)を塗ってもこのような仕上がりにはならなかったと思います。
オーナー様的に「どうせ塗るなら」と下地処理も併せてご依頼頂いたので結果的に良かったと思います(と言うか危なかったです…)。

それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/12/15
 
jpg画像 SPINカーボンホイール塗装 完成ですA(img2203.jpg) -2203- SPINカーボンホイール塗装 完成ですA

ロゴは縁のみを黒で塗っています。白のような明るい色が基調の場合にはスッキリしていていいですね。

ブレーキが当たる部分(リム)もペーパー掛けて一皮剥いておきましたのでこのまま部屋に飾っておいても宜しいかと(笑)。

私は自転車に凝っている訳ではありませんが、確かにピカピカのフレームやホイールなら部屋に飾っておきたいと思います。まあ自分のはやらないのが常なんですけどね(苦笑)。

もう一枚反対側(こちら側)の全体図があるので続けて紹介します。

2011/12/15
 
jpg画像 SPINカーボンホイール塗装 完成です!(img2202.jpg) -2202- SPINカーボンホイール塗装 完成です!

こちらも大変お待たせしました。元々カーボン素地だったSPINなるメーカー?のカーボンホイールです。自転車用ですね。

塗装色はボディフレームに合わせての白で、やはりフレーム同様艶ありの仕上げです。

「SPIN」のロゴは元々シールが貼ってありまして、それを残しての仕上げは難しいですから新たに「塗装」で入れてあります。

続きます。

2011/12/15
 
jpg画像 マウス&キーボードカバー塗装 完成ですC(img2201.jpg) -2201- マウス&キーボードカバー塗装 完成ですC

艶消し白&グレーの組み合わせはガンダムだかエヴァンゲリンみたいな感じです(笑)。

微妙なので解り難いですが、小さいマウスボタンは大きいボタンよりも若干濃くなっています。

ポッカリ開いた穴の部分にはトラックボールが付くようで、私が知っている普通のマウスではなさそうですね。

Logicool Trackman® Marble®

それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。
この度もご贔屓頂きありがとうございました!

2011/12/15
 
jpg画像 マウス&キーボードカバー塗装 完成ですB(img2200.jpg) -2200- マウス&キーボードカバー塗装 完成ですB

埋め込まれていたアルミのロゴプレートは凸部分を削ってアルミ素地を出しておきました。「マスキングで残す」は難しいですがこれなら問題ございません。

もう一枚画像あるので紹介しますね。

2011/12/15
 
jpg画像 マウス&キーボードカバー塗装 完成ですA(img2199.jpg) -2199- マウス&キーボードカバー塗装 完成ですA

キーボードカバーは元々「艶消し黒」でしたから全く違う物になってしまいましたね。肝心の「キー」は流石にこれを塗ると文字が見えなくなってしまうので今回は塗っていません。

右上にある二つの小さい部品はキーボードの足ですが、おそらくゴムかスポンジが付くと思いますのでとりあえずは付けないでおきますね。

2011/12/15
 
jpg画像 マウス&キーボードカバー塗装 完成です!(img2198.jpg) -2198- マウス&キーボードカバー塗装 完成です!

大変お待たせしました!キーボード&マウスカバーは「艶消し白」で完成です。
先日のWiiのヌンチャクゴールド化に続いて結構良い感じです…。

マウスはボディとボタン2種それぞれ色が微妙に違うのですが、バラバラの状態だと殆ど違いが解らないので(苦笑)組み付けてみました。
と、組んで思ったのですが他に先に付けなければならない物が無さそうですのでついでですから組んでしまいました。スイッチについていたスポンジも無事ですのでご安心下さい(見えないその辺は塗っていません)。

2011/12/15
 
jpg画像 今年もやって来ました。(img2197.jpg) -2197- 今年もやって来ました。

長い間贔屓にしている「SHAKALABBITS」なるバンドのベーシスト(「KING」ですね)が先日脱退してしまい結構ショックだったのですが、その事がYAHOOのトピックスに出たのにはもっと驚きました。マイナーかと思いきや結構メジャーだったのですね…(消極的ファンですので余り周りの情報を集める方ではありませんでして…)。
とにかく凄いベースを弾く方でして、最初にそのベースラインを聞いた衝撃の時から数年間はほぼ毎日聞きっぱなしです。iPodから出る事はないんですよね。

辞められた理由もblogで綴られておりまして、読むとなるほどなるほどと心中は良く解ります。私が以前のプロフィットを辞める時も同じような気持ちでしたので。


ただ私は塗装自体は最初と変わらぬ程好きではありますので、当時から使っていた塗料「STANDOX」も後生大事に(笑)持っていました。
以前のプロフィットを閉鎖しても塗料だけは売らず(その他は殆ど売ってしまいましたが…)、次の勤め先に持ち込ませて貰いましたし、そこで体を壊して辞める時も「買い取るよ」と声を掛けて貰いはしましたが、何とか無理矢理実家の倉庫に置かせて貰う事にして持ち帰る事となりました。持ち帰るっていっても「ミキシングマシーン&原色フルセット」ですからこれもかなり大変だったのですが(苦笑)。

今は形が変わって「小物塗装専門」という事ですが、やっている事は以前の「自動車修理塗装」殆ど変りませんので、king氏も好きで始めた事は今後も続けていかれるのでは、と思う次第です。

確かking氏のblogに「今後は自然の中で体を動かすような仕事を」みたいな事が書いてありましたが、確かに私も当時そう思いました(笑)。
理想としては人里離れた山深い小屋でひっそりと小物の塗装でも、と思っていましたが、クロネコヤマトが来れない場所じゃそれも無理ですね(笑)。当面は引き続きTACさん(間借りさせて頂いている自動車板金装屋さんです)にお世話にならせて頂ければと思う次第です。


ああすいません、すっかり話が逸れてしまいました!
画像に写るのは私が使っているドイツの塗料「STANDOX」のカレンダーでして、いつもお世話になっている塗料屋さんからこの時期になると毎年頂けている物です。いつもありがとう御座います。

「自動車補修用」の塗料ですから毎回「自動車」に関わる内容ではありますが、塗料メーカーらしからぬそのデザインがとても気に入っております。

しかし今年の画は季節とは全然関係無い気もしますが…(笑)。

2011/12/14
 
jpg画像 某塗装ですが・・・(img2196.jpg) -2196- 某塗装ですが・・・

ちょっと訳ありなので公にはしませんが、一つの塗装例として紹介しますね(もしかしたらオーナー様は見ていて気付かれるのではないでしょうか。無事作業は始まっておりますのでご安心下さい)。

塗装は鏡のように完全な平滑という訳では無く「肌」(ラウンド)があるのですが、余りよろしく無い塗装だとこのようにデロデロとした変な肌に仕上がってきます。私的には最も避けたい仕上がり肌ではあります(私的見解です)。

原因としては色々ありますが、同じ材料(クリアー)を使うにしても塗り方ひとつで変わったりはします。
例えばエアー圧力が足りなかったか、ガン距離が遠すぎたか、塗った状況が寒過ぎた(塗料粘度が低くなり固くて塗り難いのです)、コート毎にちゃんと肌を意識してつくらないで膜厚だけを重ねた、といった所でしょうか。実際の原因は上記全てだと思いますが…。


これの塗り直しとしてはこれの上に塗り重ねても影響を受けてしまうので一旦全体を研いで平滑にします。
ただ塗装を剥がす程度まではしなくても大丈夫ですので(それもナンセンスです)、ちゃんと当て板を使って#600→#800の水研ぎで平滑な下地を造りなおしての仕切り直しとします。

「垂れ肌」とまではいきませんがデロデロとした肌では気持ちが悪いですからね…。

2011/12/14
 
jpg画像 これはオリジナル塗膜では・・・(img2195.jpg) -2195- これはオリジナル塗膜では・・・

先日四国から届いたS20のヘッドカバーです。
恐らくハコスカに着いていた物だと思いますが、この色味と廃れ具合、そして変なオーラ(笑)からしてまさかこれはオリジナルの塗膜じゃぁ…、と思った次第です。程度が良ければ博物館ものですよ…(笑えません…)。

軽くオーナー様に伺った所やはりそうらしく、枯れ果てた塗膜にエンジンオイル(?!)を塗って延命させて来られたようです。なるほど、凄い技ですね…(塗装屋の立場としてはノーコメントで…苦笑)。


ただ今回のご依頼はいつもの「結晶塗装」では無く、先日某業者社長さんからご依頼承った「艶々仕様」でのご依頼となります。確かにあれは衝撃的でしたから追随者が出ても不思議では無いかと(爆)。

一応紹介しておきます→S20ヘッドカバー艶々赤仕上げ


10年くらい前の走り屋全盛?だった頃、こういった「艶々のヘッドカバー」をよく見かけましたがちゃんと下地処理していないせいか中途半端な艶具合のヘッドカバーが多かった気がします。

自家塗装かと思いきやそれがプロの仕事だというので、お金が足りなかったのかやる気が無かったのか、アルミ素地に直接塗ってしまっていたのかも知れません。または無茶なウェットオンウェットだったりですかね…。

ボディ同様の艶々に仕上げる場合にはやはり「下地」が大切なのですが、こういったイビツな形のもので「「研磨→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程は全て手作業になるのであり得ない程大変なのです…(爪が削れて無くなってしまいます…)。

実は現在既に二個目のご依頼品が入っておりまして、今回ので続けて3個目です。確かにアピール度は凄いですからね…。


既に浸け置き洗浄しておりますのでオイルが十分に取れたら続けて剥離槽に移ります。
また作業進行しましたら紹介させて頂きますね。この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2011/12/14
 
jpg画像 プジョーフレーム 本塗り完了ですA(img2194.jpg) -2194- プジョーフレーム 本塗り完了ですA

先ほどの画像は壁にあるライトで逆光になっていたせいもあって暗く見えたようですね。
こちらは壁側から撮った写真ですからメタリック感も色味も解り易いかと思います。メタリック粒子が結構粗いのが解るかと存じます。

水銀灯の下ではまた違った表情が出まして、隣に居たゴトー氏も「それフレーク?3コート?」と聞いてきたくらいです。

今回採用した色は自動車ボディカラーでは無く「RALカラー」なる工業系の色見本から選んで頂いた色データです。
普通の自動車車体でここまで粗いメタリックをメインに使ったりはしませんからね。クロモリフレームのような細いパイプにはこれくらい派手な方が良いかも、ですね。


それでは完成しましたら改めて紹介しますね。
もう少々お待ちくださいませ!

2011/12/14
 
jpg画像 プジョーフレーム 本塗り完了です!(img2193.jpg) -2193- プジョーフレーム 本塗り完了です!

ロゴ部に色を入れたらマスキングを全部剥がし、クリアーを2コート程塗って本塗り完了です。お待たせしました!

ロゴが黒でちょっと目立たないかな、と思いましたが外に出ると全然そんな事は無いですね。
この色に使われているメタリック顔料はスタンドックスの中でも一番粗いタイプですので(原色番号598です…)光に当たるとかなり輝きます。

もう一枚画像あるので紹介しますね。

2011/12/14
 
jpg画像 プジョーフレーム ロゴ入れ塗装(img2192.jpg) -2192- プジョーフレーム ロゴ入れ塗装

既にベース色のブルーメタリックは完了しておりまして、画像では各ロゴ入れ塗装の為のマスキングとなります。なんだか大げさですがとにかくこれくらやっておかないと違う色が飛び散ったら大変ですので…(予想以上に飛びます)。

養生に使っているのは「紙」と「ビニール」ですが、ビニールは炭酸カルシウム配合?のもので、業界では通称「タンカル」と呼ばれる物です。最近はホームセンターでよく見かけますね。

コンパクトなロール状になっているので場所を取りませんが、今回使った物のように引き出して広げると幅1メートルになるようなタイプもありますので大きい面積の養生時には重宝します。

2011/12/14
 
jpg画像 プジョーフレームも!(img2191.jpg) -2191- プジョーフレームも!

わざわざメール頂き有難う御座います。日記アップが遅れておりましたが体調不良ではありませんのでご安心下さい(笑)。お気遣いも有難う御座います。

という事でこちらもいよいよ本塗り開始です(って言うか塗り終わてますが…)。

各ネジ穴にはイモネジを指していますが、実際にはピッチが合っていないので無理に入れるとネジ山が舐めってしまうので軽く指で回しただけの状態です。
ネジ山のピッチが違うのは自転車だとよくありますがお国柄〜ミリ・インチの違いでしょうか。
どうせなら早く統一してしまえば…なんて思ってしまいますがそれぞれの都合があって難しいんでしょうね。

2011/12/14
 
jpg画像 SPINカーボンホイール 本塗り完了です!(img2190.jpg) -2190- SPINカーボンホイール 本塗り完了です!

そして本塗り完了です。お待たせしました!

いやー、大変でした(苦笑)。

自転車のホイールは全般的にそうだと思うのですが、ホイールのカーボン部分とリムのアルミ部分が「ツライチ」に近いので、普通に塗るとバツ切りマスキング部分に塗料が溜まってしまい、マスキングを剥がすと汚い仕上がりになってしまいがちです。最悪テープ剥がしたら塗装も一緒に剥がれた、なんて事もありますので(当然経験済みです…)。

結果、いつものようにマスキングテープの段差を利用した「ボカシ」にする為、スプレー方向はホイールの外側から向けて塗るような感じで塗っていますので極端に無理な体制でのスプレーとなりました。傍からみたら明らかに不自然な動きです(苦笑)。


そしてクリアーが塗り終わったら即マスキングテープを剥がして本塗り完了です。今日は随分と肩がこる塗装でしたが(笑)、何とか無事完了してホッとしています。

塗装自体は未だに好きな事ですので、これが仕事で本当に良かったと思う事も良くあるのですが、仕事である以上「恐怖」といった事も当然ついてきますので、大変そうな仕事が入ると毎回夢でうなされます(苦)。
しかし実はこれが良いイメージトレーニングになっているようでして(爆)、お陰様で失敗を回避するようにと自然に作業は慎重になるようです。


それでは完成しましたらまた紹介しますね。もう少々お待ちくださいませ!

2011/12/13
 
jpg画像 SPINカーボンホイール ロゴ入れ塗装完了(img2189.jpg) -2189- SPINカーボンホイール ロゴ入れ塗装完了

実際にはこの後全体にクリアーを塗って完了なのですが、中々いい場面だったので(笑)撮っておきました。余裕が無い時は撮り忘れたりもするので今日は比較的穏やかに作業が出来たのだと思います(と言っても相変らずの寝不足なのですが…)。

この後マスキングを全て剥がしていよいよクリアーに移ります。これがまた大変なのですが…。

2011/12/13
 
jpg画像 SPINカーボンホイール ロゴ入れ塗装開始(img2188.jpg) -2188- SPINカーボンホイール ロゴ入れ塗装開始

最近紹介している内容がマンネリ化しているようですので(笑。まあ案件数が多くなったのでご勘弁下さい)普段撮らないような画を取ってみました。先ほど準備したロゴマスキングに黒のスプレーを終えた状態です。

ロゴ入れ塗装のコツとしては「塗り過ぎない」に尽きまして、ただ私のように「自動車板金塗装」の「修理塗装」から来た人間としては「完全隠蔽」に強くこだわりますから(爆)どうしても余計に(と言うか念には念を入れて)塗っておきたくなるのですが、そこはグッと我慢して「隠ぺいしたと思ったらそこで止める」といった事でOKとします。


これは今までの何度も失敗して気付いた事なのですが(苦)、「修理の塗装」と、今回のような塗装では全く違うという事です。

画像のロゴももしかすると完全に隠蔽していないかも知れませんが、誰もが見てそう思わない結果ならばそれでOKだという事です。

修理の塗装は「如何に元通りに」が理想でそれの一つとして「完全隠蔽」がある訳ですから、今回のようなロゴ部分にそれを当てはめるとロゴ部分には「凄い段差」「汚い見切り線」が出来てしまう恐れがあるのでこ、一つの事に囚われるのでは無くトータルの仕上がりで考える事が重要なのでは、と思う次第です。

2011/12/13
 
jpg画像 SPINカーボンホイール ロゴ入れ準備(img2187.jpg) -2187- SPINカーボンホイール ロゴ入れ準備

ベースとなる「白」を塗ったら「テープフリー」な状態になるまで十分に乾燥させます。冬は寒く時間が掛かるのでこれは昼食前に行い、その間にベースコートを乾かして食後からマスキング作業を始めています。

予め計っておいた位置に用意したマスキングシートを貼って周りをマスキングします。
ちょっと大げな感じですが塗装ミストは予想以上に飛び散るのでやはり全体的にマスキングしてしまいます。保険は手厚く、ですからね。

裏も同様になっています。

2011/12/13
 
jpg画像 SPINカーボンホイール 本塗り準備完了です!(img2186.jpg) -2186- SPINカーボンホイール 本塗り準備完了です!

そしてこちらも本塗り準備完了です。色は「原色の白」ですから先程のキーボード&マウスと同じ色ですので一緒に塗っています。
ただしこちらは「艶ありクリアー」ですので、最後はそれぞれ違うクリアーを作って違うガンを用意して塗っています。

またこちらは「SPIN」のロゴを入れるので、とりあえずはベースの白を終わらせてよく自然乾燥させておきます。


ホイールの隙間から見えるブースの奥には色々な装置がついていますが、あれらはコンプレッサーから送られてきたエアーを最終的に処理?する為の機器です。
あれ意外にもエアーを綺麗にする為の装置があるので、それぞれ大元から辿って紹介していきますね。

「エアーが出来るまで」(爆)

@コンプレッサー・・・エアーを作る為の機械です。オイルフリーのタイプが使われています。

A第一次エアードライヤー・・・圧縮されたエアー内に多く含まれる「水分」を除去する為の機械です。

Aエアタンク・・・エアーを安定させる為に一時的に貯めるタンクです。200L?と400Lの二つが付いています(恐)。

B第一次エアーフィルター・・・エアー中のホコリ・ゴミを取り除きます。

C第二次エアードライヤー・・・普通は二個も付けないのですが念のため二個目が付いています。

(そしてここからが画像に写っている機器です)

Dエアーレギュレーター&トランスフォーマー・・・エアーを一旦ここで低くしたりと調整します。また遠心力によりエアー中の水分やホコリを取り除きます。IWATA製は余りにも有名な製品ですね。

E第二次エアーフィルター・・・二回目のエアーフィルターです

F第三次エアーフィルター・・・三回目に濾してます…。

8第四次エアーフィルター・・・業界では有名なレマンのフィルターですね。


と、私が間借りさせて貰っているTACさんはちょっとあり得ない設備です(笑)。
エアータンクはお化けみたいなサイズが二個も設置してあり、そもそもオイルフリーなコンプレッサーなんて100万円以上する物かと…(恐)。
そして親の仇のように設置しているエアーフィルターです(爆)。普通は一個で十分なんですが…。


こういった工程?を経てスプレーガンから出てくるエアーはクリーンに保たれています。

2011/12/13
 
jpg画像 マウスカバー&その他小物部品 本塗り完了です。(img2185.jpg) -2185- マウスカバー&その他小物部品 本塗り完了です。

マウスカバーの手前にあるのはマウスに付く「ボタン」で、画像だと解り難いのですがそれぞれ色が違います。本当に微妙なんですが(笑)。

マウスカバーは「原色の白」でして、スタンドックス(当店が使っている塗料メーカーです)としてはこれ以上白い白はありません。

で、右手前にあるのがそれより青黒味を増したグレーで、さらに左手前はもう少し黒くなったグレーです。まあ実物見ると確かにそれぞれ違う色ですので組み合わさるとお洒落な感じになると思います。

しかし結構なコストも掛けられていますが、白いマウスって言うのは売っていないのでしょうか…(キーボードも然りですが)。
まあ確かにマウス自体は自分好みの物がありますから、その製品で好きな色が無いとなると今回のようなご依頼となるのでしょうね。
壊れても中身変えれば良いみたいですし(よく分解出来ましたね…)。

それでは完成までもう少しお待ちくださいませ!

2011/12/13
 
jpg画像 マウスカバー&その他小物部品 本塗り前(img2184.jpg) -2184- マウスカバー&その他小物部品 本塗り前

見た目はそのままですが一応足付け処理はしてあります。

マウスには「Logicool」のロゴが残っていますが、無理に削り落とすとそこだけ仕上がり感が変わってしまうのでそのまま行く事にします。

プラスチック製品だとしても既に塗装が施されている場合には「プラスチックプライマー」の塗装は必要ありません。
ただしフチの部分など未塗装な箇所もあるので、そういった箇所はやはりプライマーを塗っておきます。

2011/12/13
 
jpg画像 キーボードのカバー 「艶消し白」で本塗り完了です!(img2183.jpg) -2183- キーボードのカバー 「艶消し白」で本塗り完了です!

パッと見はサフェーサーに見えますがちゃんと仕上がっていますのでご安心下さい。

白については「最も白い白」という事で白の原色をそのまま使いました。

ただし白は原色のままだと非常に隠ぺい力が弱いので、白の前にには「グレー」、その後に多少色味の付いた白、そして最後にこの「原色の白」を塗っています。
この事からして「混ぜるのが面倒で原色のまま使っている」という訳では無いのが解って頂けるかと思います(笑)。


で、最後に「艶消しクリアー」を塗って本塗り完了です。
画像は油断していたら既に艶が消えていました(爆)。半艶仕様は比較的艶が消えるのが遅いのですが「艶消し」は艶が消えるのが早いんですよね…。

同じくマウスカバーも塗り終わっていますので続けて紹介します。

2011/12/13
 
jpg画像 キーボードのカバー 本塗り準備完了です!(img2182.jpg) -2182- キーボードのカバー 本塗り準備完了です!

大変お待たせしました!ロジテックのマウスと一緒にご依頼頂いているキーボードの枠部分ですね。「艶消し白」でご依頼頂いてます。

画像では既に足付け処理が終わって、本塗り時には片手で持てるように小型の段ボール箱に固定しています。余り見た目は宜しくありませんが使う度に新しい段ボール用意していたらゴミが増えてしまいますので…。

2011/12/13
 
jpg画像 カーボンホイールSPIN サフェ研ぎ(img2181.jpg) -2181- カーボンホイールSPIN サフェ研ぎ

こちらも一緒にサフェーサーを研いでいます。

先ほどのフレームとこのホイールですから同一オーナーかと思いきや全然接点は御座いません(笑)。ただ同じ流れで作業しておりますので当然効率を重視して同じ様な作業の時は一緒に行っています。


元々はカーボン素地だったホイールですが、今回はフレーム色に合わせた「白」ですので、一旦「研磨→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程で下地を造りなおしています。
意外とカーボン素地だとそのままでも見れるのですが、塗装によって色がついて艶が出ると素地の粗さが露呈してしまいますので。

2011/12/13
 
jpg画像 プジョー自転車フレーム サフェ研ぎ(img2180.jpg) -2180- プジョー自転車フレーム サフェ研ぎ

こちらもお待たせしております。PEUGEOTの自転車フレームですね。最近ようやく英語(フランス語?)綴りで書けるようになりました(爆)。難しいですよね…。

画像はサフェーサーを研いでいる所で、いつものプライマーのみとは違って下地塗料はたっぷり塗っていますからそれの「肌」も残っている為、一旦荒目の番手(#320〜)で全体を研いで表面を平滑にします。これをやらないと「デロデロ」の肌になってしまいますので。

ちなみにサフェーサーの下には「浸透型エポキシプライマー」も塗ってあります。
それ単体でももちろん良いのですが、エポキシ系の短所でもある「作業性が悪い」という事もあって、こちらは極力薄膜で抑えてその上にウェットオンウェットにてサフェーサーを重ね塗りしているのです。勿論どちらも「主剤」と「硬化剤」の2液混合型です。


こちらの日記は週末を挟んでちょっと時間があいてしまいましたが、土曜日は早々に作業を切り上げてHPの一部を更新していました。
今回の「重防錆仕様」の料金表を自転車塗装のページに付け加えておいたのです。後付けになってすいませんが(笑)。

自転車フレーム塗装サイト


通常のクロモリフレームの「剥離&プライマー塗装」は¥12,000となっておりますが、そちらに¥8,000の追加、合計¥20,000で「重防錆仕様」に対応致します。

もっと早くからご案内しないといけなかったのですが、中々日々のメールと日記の更新でサイト全体の動きが滞ってしまっております。トップページの画像すらそのままですし…(謝)。

という事で、先日新たなホームページ作成ソフトも購入しまして一応はやる気になってます(爆)。何とか年末年始の休み中に色々(と言うか微妙に、ですか…)変更していきたいと思います。
なんだか小学生の頃の「冬休みの宿題」を思い起こしますね(笑)。

2011/12/13
 
jpg画像 メルセデスV350テールランプ スモーク塗装承りました!(img2179.jpg) -2179- メルセデスV350テールランプ スモーク塗装承りました!

先日掲示板にいらっしゃっていた方で、以前違う型のVクラスのテールランプをスモーク塗装でご依頼頂いた方ですね。この度もご贔屓頂きありがとうございます!

今回お車乗り換えたようで今回もスモーク化ですから余程車がお好きなんでしょうね(笑)。

・・・しかしこのテールランプ、予想以上デカいんです(苦)。

最初段ボールが届いた時、何かの間違いかと思いましたが開けてみて納得です。全長は先日塗ったポルシェのテールランプの3倍はああるんでは無いでしょうか…。メルセデスも無茶しますね。

ただ上の部分が黒ですから、下のテールランプ部分がスモークになれば確かに一体感が出て恰好良いかも知れません。または極悪化ですかね(爆)。

右下にあるのはミラーウィンカーでして今回こちらも一緒にご依頼頂きました。
以前W204用のを塗っていますが同じ部品でしょうか?だとすると英国化してきたみたいですね。旧ROVER MINIとLANDROVERの2ndレンジローバーは全く違う車ですが、それぞれのフェンダーに着いているサイドマーカーは一緒だったりします。またMINIのバックフォグと同じくランドローバーのディスカバリーのバックフォグも同じなんですよね。
ただ購入ルートが違うと値段も全然違ったりと結構いい加減ではありました。これはどうなんでしょう…。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度もご贔屓頂き有難う御座います!

2011/12/10
 
jpg画像 ミニチュアチェアーの塗装承りました(img2178.jpg) -2178- ミニチュアチェアーの塗装承りました

良く出来ていますが実際に座る物では無くミニチュア品の椅子です。
大きさは10cm程度で手のひらに乗るようなサイズですね。

素材は恐らくスチールでメッキが掛かっていますが、日常使用する物では無いのでいつものガッチリしたメッキ素地用の下地処理では無く簡易的な密着剤の使用で行います。「激安コース」での艶消し黒ですね。飾り物であれば問題無いかと存じます。


それではタイミングが来ましたら作業着手致しますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2011/12/10
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(from福岡) 本塗り第一段階完了です!(img2177.jpg) -2177- インプレッサテールランプ(from福岡) 本塗り第一段階完了です!

これだけ見ると何か変ですね(笑)。まだ最初の段階ですのでご安心下さい。これからが本番ですので。

ウィンカー部分にはオレンジキャンディーを塗装し、マスキングを剥がしたら再度プラスチックプライマーを塗って最後に全体的にクリアーを塗ります。工程としてはいつものレッドキャンディーを塗るのと変わりありません(お値段も、ですが…)。

ちなみにクリアーはここで厚く塗っても意味がありませんので(むしろ逆効果です)1コートのみで終了しています。

この後強制乾燥してクリアーが完全硬化したら後はいつもの通りレッドキャンディー塗装の工程を行います。今塗ったクリアーは再度全体的に足付け処理します。

しかし今回ご依頼の理由としては「できる限り透明部分を少なくしたい」ですからね。
確かにクリアーレンズを凄く嫌う方は多いですね。特にこのインプレッサには似合わないそうでして未だにお問い合わせは多いです。

それではまた作業進行しましたら紹介させて頂きますね。

2011/12/09
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(from福岡) 本塗り第一段階開始です。(img2176.jpg) -2176- インプレッサテールランプ(from福岡) 本塗り第一段階開始です。

最初にこのオレンジの部分だけを終わらせるので、もう一方のリヤゲート側のテールランプはまだ塗りません。とりあえずこの二つだけです。

画像は既にオレンジのコートが始まっていますが、これで2コート程度です。まだまだ薄いですよね。
最初から濃すぎるとムラムラになってしまうので、最初は薄く様子を見ながら徐々に濃度を上げていき、最終的には5〜7コート程度で終わらせるようにします。

2011/12/09
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(from福岡) オレンジ部マスキング(img2175.jpg) -2175- インプレッサテールランプ(from福岡) オレンジ部マスキング

こちらはいつもと違った内容で承っておりますインプレッサのテールランプです。一応解るようにタイトル内に地名を入れておきますね。

いつもは「クリアー抜き」になる箇所を今回は「オレンジ」で承っておりますので最初にこれの塗装を行います。一度に全部は行いません。
やって出来ない事は無いですがどうしても失敗のリスクは高くなりますし、そうなるとテールランプ塗装の特徴でもある「失敗=廃棄」といった事になりかねませんのでそんな危険は冒してまで無理はしませんし、例え上手く出来たとしても品質にバラつきがあるようならば面倒でも一つ一つを積み重ねていく方が間違いがありません。
仕事としてやる塗装で大事なのは如何に毎回平均値より下げないか、ですからね。


いつもはマスキングラインの「外周」が塗装の見切りラインになるのですが、今回は「内周」が見切りラインになる為、マスキングではこちらの方が難しくなります。ランテープ(マスキングテープ)が剥がれ易いんですよね。

なので対応策としては、いつも使っている「3mm」のラインテープを「2mm」に変更します。これによりストレートラインが曲がり易くなってしまいますが(実際にはテープが延びて歪んでしまうのですが)、今回のような逆アール部にはこれで対応致します。
って曲線を綺麗に出したい場合はとにかくテープを細くするのが基本なだけなんですけどね(笑)。

2011/12/09
 
jpg画像 ポルシェケイマンテールランプ(from東京)スモーク塗装 ほぼ完成ですA(img2174.jpg) -2174- ポルシェケイマンテールランプ(from東京)スモーク塗装 ほぼ完成ですA

先ほどはマスキングテープを下に置いていましたがこちらは木片を使ってます。

先ほどの沖縄のポルシェはブラックメタリックとの事でしたが、こちらのポルシェは白との事です。
ですのでイメージとしてはこちらのZ4みたいな感じですね。
黒いボディでもそうですが、やはり白いボディでも悪そうに見える訳ですね(笑)。

それでは後程完成予定のメール差し上げます。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/12/09
 
jpg画像 ポルシェケイマンテールランプ(from東京)スモーク塗装 ほぼ完成です!(img2173.jpg) -2173- ポルシェケイマンテールランプ(from東京)スモーク塗装 ほぼ完成です!

こちらもお待たせしました!形は同じですがこちらは東京からご依頼のテールランプです。Z34から始まってどれも「標準濃度」+「クリスタルクリアー」で承っております。

写真撮った後も間違えないように目印書いておきました。

もう一枚画像あるので紹介しますね。

2011/12/09
 
jpg画像 ポルシェケイマンサイドマーカーレンズ(from沖縄) スモーク塗装ほぼ完成です。(img2172.jpg) -2172- ポルシェケイマンサイドマーカーレンズ(from沖縄) スモーク塗装ほぼ完成です。

形からしてフェンダーでは無くバンパーに嵌め込むマーカーでしょうか。内部の反射板が透き通って見えるのがいい感じだと思います。スモークといってもこれなら下品では無いですよね。

それでは後程完成予定のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/12/09
 
jpg画像 ポルシェケイマンテールランプ(from沖縄) ほぼ完成ですA(img2171.jpg) -2171- ポルシェケイマンテールランプ(from沖縄) ほぼ完成ですA

テールランプの下に黄色い何かが見えますがあれはマスキングテープです。
マスキングテープも色々種類があって、主に使うのは12mmと24mm、写真に写っているのは一番太い「50mm」です。ガムテープと同じ幅ですね。
ケイマンのテールランプは下側が完全なフラットなのでそのまま奥とペタっとなってしまい写真が撮り難いのです。なので多少角度をつける為に下に置いてテールランプを浮かしているのです。

本塗時もこのようにレンズ部分が台に接触してしまいますので、マスキングをした後に下には使わなくなったロール芯を張り付けて若干浮かした状態で塗れるようにしています。


今回これとは別にサイドマーカーもご依頼頂いておりますのでそちらも紹介しますね。

しかし寒くてキーボードが上手く打てません。沖縄はこんなことは無いんですかね…(笑)。

2011/12/09
 
jpg画像 ポルシェケイマンテールランプ(from沖縄) ほぼ完成です!(img2170.jpg) -2170- ポルシェケイマンテールランプ(from沖縄) ほぼ完成です!

こちらも明日には発送可能となります。と言っても送り先が沖縄ですから明日発送しても日曜日での到着は難しいですね…。

もう一枚画像あるので紹介します(バタバタしていてすいません)。

2011/12/09
 
jpg画像 Z34テールランプ スモーク塗装 ほぼ完成ですA(img2169.jpg) -2169- Z34テールランプ スモーク塗装 ほぼ完成ですA

このテールランプ、見る角度によって形が全然違いますね。もっと尖っていたと思ったので違う部品の写真かと思ってしまいました。

確か以前も申し上げたと思いますが、テールランプでこういった特殊な形している車両は結構珍しいですよね。
そもそもここまで複雑な形のテールランプを造れる技術も日本車特有なのでは、と思う次第です。テールランプの製造はメーカーでは無くやはり下請け会社でしょうか。恐らくは毎度無理な注文を聞いていく内に技術が向上していくのだと思います(苦笑。それはどこも一緒ですかね)。


それでは後程完成予定のメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/12/09
 
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