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-1832- ZZのテールランプ 本塗り前
こちらも無事本塗り完了しておりますのでご安心下さい。完全硬化までの時間を想定しても予定納期には十分間に合う段取りとなっております。
画像は本塗り前で、レンズの裏側に貼ってあるマスキングテープのせいで黄色く見えます。 これが実はネックで、この派手な黄色をスモークで塗りつぶそうとして思っているよりもスモークを濃くしがちです。塗る時の状況と実際に装着して見ているのを見るのとは違いますからね。それに注意してスモークを掛けていきます。
また塗っているのはバラバラですが、実際に装着するとこの3点は隣り合う状態になるのでそれぞれのスモーク濃度も同じようにならないといけません。同じ濃度の物を同じ膜厚で、ですね。これがスモーク塗装・レッドキャンディー塗装など「透過性の塗装」の難しいところです。
2011/10/27
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-1831- ZZのクリアーテールレンズ マスキング完了
レンズ単体の場合は裏側をピッチリマスキングしないとならないので少々面倒ではありますね。 またこれだと塗っている最中に濃度の判断が付き難いので癖を掴むまで大変でした。最初の頃は途中で剥がしたり、一部透明なフィルムを使ったりして濃さを確認しながら塗れるように対応していました。今は感覚である程度解るようにはなりました。ただこの慣れが危ないんですけどね(苦笑)。
車の運転でバックで駐車する時、わざわざ降りて後ろを確認するのが面倒で、いつもの感覚で大丈夫だろうと思ってぶつけてしまうような失敗が塗装でも良くありますね。慣れて来ても一つ一つの作業に注意確認しながらが大切だと思います。気を付けます。
2011/10/26
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-1830- ZZのクリアーテールレンズ 下地処理
バイクのテールランプの場合は外側のレンズ部分のみ外れるタイプが多いですが、基本的にはいつもと同じように外側に塗装を行います。 極稀に「中からスモークを塗るだけで良いんですけど」といったお問い合わせもありますが、基本的にそれは受け付けておりませんのでご了承くださいませ(デメリットやリスクが高いと思いますので…)。
画像は足付け処理をしている状態です。透明なクリアーレンズは足付け処理をして表面に細かい傷(#1000程度)を付けると曇りガラスのような状態になります。勿論曇りガラスも同じ原理です。
2011/10/26
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-1829- スターバックスのタンブラー 旧塗膜剥離
ロゴのマスキングシートが出来たので塗膜を剥がします。
ちなみにこのタンブラーの塗装は、クリアーに色(黒)を入れて素地ステンレスを活かした「キャンディー塗装」です。色は黒なので「スモーク塗装」でもありますね。下から出ているのがステンレス素地です。
2011/10/26
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-1828- スターバックスのタンブラー ロゴマスキングキングシート作成
オリジナルのロゴは幅が40mmで、それだと一文字辺りの大きさがカッティングプロッターのカット能力を超えてしまうので今回は少し大きくして対応しました。2割増しで50mmくらいですね。
ただこの大きさでも結構大変で、アール部分はカット出来ない箇所もあったのであとは手作業で刻んでいきます。
2011/10/26
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-1827- スターバックスのタンブラー ロゴ作成スターバックスのタンブラー ロゴ作成準備
ロゴのデータは無かったので自作となりますが、一般的なフォントで大丈夫そうですのでそれに似た物を幾つか拾って加工していきます。
2011/10/26
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-1826- スターバックスのタンブラー ロゴ作成準備
こちらはピンクパールでご依頼頂いているスターバックスのタンブラーですね。
こちらはいつものタンブラーとはちょっと形が違う「コンドル」なる物で(確かそうですよね)、タンブラーの一部に「STARBUCKS」のロゴがプリントされています。
今回はこれも再現して欲しいとの事ですので、あらかじめ位置と大きさを計っておきます。剥がしてからじゃ遅いですからね(苦笑)。
2011/10/26
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-1825- wiiのコントローラー ジョイスティック部 下地作り
Wiiコントローラーにあるジョイスティック部分の先端にはゴム状のコーティング(ラバーコート)が施されています。滑り止めの為でしょうね。 これは近年の自動車内装部品でも良く見られ、このしっとりとした質感は高級感があって良いのですが0耐久性が無い為か数年するとベタベタと溶けてきたりします。そうなったら最後、再塗装するにも下地処理が大変ですので「直すより買い直した方が安い」といった事になります。 VWニュービートルの内装でも良く見られましたが、会社が賢明なのか新しい部品はこれが廃止されて「単なる艶消し黒」に移行されて来ています。成長する企業はやはり違いますね。いつまでもダラダラしていません。
で、今回のジョイスティックはまだ新品に近い状態ですが、ラバーコート自体「耐溶剤性」が無いのでそのまま塗るとチヂレを起こしてしまします。今回の物は初めてなのでもしかすると大丈夫なのかも知れませんが、試してみて製品をダメにしてしまう勇気?はありませんので、いつも通り溶解性の弱い樹脂で一旦全部を覆うように固めます。当然完全硬化させる為にここでも熱を掛けておきます。
2011/10/26
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-1824- カプチーノの導風板 下地処理
こちらはエンジンルーム内にある部品で、恐らくはエアークリーナーボックスに向けて風を送り込む為の通路的な役割を果たすプラスチック製の板ですね。結構大きいのでエンジンルームで目立つのでしょう。
素材はPP(ポリプロピレン)で結構ペラペラです。なので普通に塗ると塗装が割れてしまいますので軟化剤を入れる必要がありますね。
まずはサフェーサーを塗る為に足付け処理を行います。平面は#240のダブルアクションで、細かい箇所は手研ぎで表面に傷を付けていきます。 ポリプロピレンはプラスチックの中でも特に塗装の密着性が悪いので「足付け」と「プラスチックプライマー」は必須です。
2011/10/25
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-1823- MOMOのステアリング 分解A
接着剤でガッチリと付いている物は無理に引っ張ると割れてしまいますが、内部の接着剤で付いているその部分に力を掛けるようにすれば上手く剥がせます。 ただカバーの奥へはヘラなどでは入らない箇所だったので、今回はホースバンドを外す工具を使ってみました。一部スポンジが破損する程しっかり付いていたので、カバーが割れなかったのは幸いでしたね。
取り合えず最初の難関は突破しましたので、あとは順番どおり作業待ちとなります。今しばらくお待ち下さいませ!
2011/10/24
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-1822- MOMOのステアリング 分解
ステアリングスポークカバーは全部で3個付いていて、左右の二個は全部をバラバラにしたら無事外れたのですが下の一つはどう付いているか解りません。 結果、ネジが見えないということは「クリップ」「スライド」「接着」のどれかしかありませんから全てを順番に試してみると、やはりと言うか接着剤で固定されていました。
2011/10/24
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-1821- MOMOのステアリングスポークカバーの「チヂレ」
しかし自家塗装で使うような市販の塗料でここまでチヂレるのも目ずらしいですね。私も良く知るDIY向けのちょっとお高い塗料です(染めるタイプです)。
こうなるとちょっとした研ぎではもう再生不可能ですので全ての塗膜を除去します。 よく「塗料で埋まらないか」と思われがちですが、埋めても全く意味がありません。既に崩壊した塗装を多い隠しても必ず後でもっとひどいトラブルが発生しますので。最悪ズルっと剥がれるかペロッと剥がれるかです(どちらにしても剥がれるのです)。
ちなみにこれと似た塗装で「チヂミ結晶塗装」がありますが、あれと一緒にはしないで下さい。あれはあれで完成された塗膜で、チヂミのせいで密着不良になっていたりはしませんのでご安心下さい。 と言うより一緒にされる塗料がかわいそうですね(笑)。
とりあえずは塗装する部品自体をハンドルから外します。固定されている方法が解らないのでもしかしたら外す際に割れてしまうかも知れませんが、それはそれで早い方がいいと思いますので早速試してみました。
2011/10/24
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-1820- MOMOのステアリングスポークカバー 修正塗装承りました!
こちらは以前テールランプのスモーク塗装でご依頼頂いた方で、今回は自家塗装された部品の修正〜塗装をご依頼頂きました。何やら楽しそうな色になっていますね。
車の他の部分もこのようなオレンジ色になっていて、如何にも車が好きで楽しそうなオーラが出ているのですが(笑)、如何せん今回の塗装は上手くいかなかったそうです。
問題となった点は「塗ると塗装が盛り上がる」といった内容で、これは所謂「チヂレ」そのものです。塗れば塗るほど盛り上がります(苦)。
実際には盛り上がるというか、新たに塗った塗装の溶剤分に下の既存塗膜が負けて(侵されて)塗膜がチリチリと縮れるように浮いてきてしまうのです。
こうなると下地の塗膜は崩壊していますので、その上から何度塗ってもひどくなる一方です。根本的に直さないと(剥がさないと)どうにもなりません。
ちなみにこの内装部品のチヂレに関しては以前こちらの日記でも紹介していましたよね。クリアーが塗っていない「ベースコートだけのグレーシルバー」が近年の内装部品やら外装部品に多用されていて、これが非常に弱い場合があるので塗装時には結構気をつけて塗らないと痛い目を見ることとなります。 ですので私も初めてとなる部品ではパッチテスト的に様子を見ながら行います。
しかしながら先日のアルファードのフロントグリルにはやられました。まさか外装部品でもあそこまで弱い塗装だとは思いもよらず、塗料が入り難い箇所はどうしてもウェットコートになり気味なので注意していたにも関わらずチヂレが発生しました。 幸いにして軽度な状態で止めることが出来たので、一旦本塗りはストップして問題の起きたところを研磨〜除去、そしてその後は不本意ながらドライコートで抑えるに至りました。トヨタは信用出来ませんね(極めて私的見解です)。
2011/10/24
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-1819- Wiiのマウスコントローラー 調色作業
ゴールドと言うと似たような色見本帳が無いので、「似たような色で」といったレベルで一から目調色で色を作成します。
ゴールドと言えば「シルバー」+「イエロー」で作るのがセオリーですので今回も当然そうして色を作りましたがどうも上手く行きません。 で、元からゴールド色のメタリック(と言うのもあるんです)を使ってみましたが、やはりそれでも出る気配がありません(出るとも思わなかったので最初から使わなかったんですけどね)。
それからもメタリック粒子やイエローの種類を色々変えて試して見ましたがやはり違うようです。どうやってもゴールドの鮮やかさが濁ってしまうのです。
で、「もしかしたら…」と思って通常は設定の無い「ゴールドパール」のパウダーを使ってみたらいい感じになりました。イエローパールではなく「ゴールド」です。 これはスタンドックスでも設定が無いので最初に気が付かなかったのですが、もしかすると今では原色に設定されているかも知れない、と調べてみましたらありましたありました。最近?出ていたみたいですね。全く知りませんでした。
これについてはTACのゴトー氏も調べてくれて、確かに先日使った日産の新しい色にちょっとだけ使われていたそうです。ゴトー氏が使う塗料はRMなる塗料でうちとは違います。
他にもパール原色はいつの間にか新しい物が増えているようで(苦笑)、それらに共通するのは「粗め」のようです。これはパウダー顔料が廃止にされてきた経緯もあると思いますが、近年の自動車では粗めのパール顔料が使われる機会が増えたようですね。バイクでは元々粗めのパールが多用されているので特に抵抗ありませんが、世の中的に過激さや派手さを求めるようになってきているのでしょうか…(いや、変化ですかね)。
2011/10/24
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-1818- Wiiのマウスコントローラー(ヌンチャク?) 塗装ご依頼頂きました!
すっかり紹介が遅れてしまっておりまして失礼しました。この度のご依頼、誠に有難う御座います!
ご依頼頂いたのは画像右側にあるWiiのマウス(ヌンチャク?)で、「左側にあるゴールド色のコントローラーと同じような色で」と塗装承りました。何やらレアな製品なんでしょうか…。
ボディはゴールドの艶消し仕上げで、ボタン類はカーキ色で見本のコントローラー同様にします。 ただボタンの一部にはラバーコーティングが施されているため、そのまま塗るとゴム皮膜が溶剤に侵されてチヂレを発生する可能性が高い為、一旦は低溶解な塗料で全体を覆うように下地処理をします。これには何度も煮え湯を飲まされてますからね…。
既に作業も着手しておりますのでご安心下さい(で紹介がまだだったと気付いた次第です。失礼しました…!)
2011/10/24
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-1817- レクサスRX350テール ランプレッドキャンディー+スモーク塗装 完成ですB
そういえばこちらのオーナー様も「クリアーレンズは駄目ですね」みたいな事を仰ってましたね。 確かに一時期ミニバン系で社外品のクリアーレンズが流行って、比較的若い層の方々が着けているイメージが強いので「なぜ今更?!」みたいなところはあるのかも知れません。
私も昔、若気の至りで(笑)テールランプのオレンジ部分を「赤くなるシール」を貼ってレッドキャンディー化しましたが、どうやってもあれじゃ綺麗に貼れないので暫くして剥がしました。北米使用だかなんだかにしたかったんですね。懐かしい限りです(危)。
明日以降でお渡し可能です。後程完成の連絡しますね。 この度のご依頼、誠にありがとうございました!
2011/10/24
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-1816- レクサスRX350テール ランプレッドキャンディー+スモーク塗装 完成ですA
こちらのテールランプは実際に車体に着いている物で、今現在車両はディーラーに預けてあるとの事ですので取付けもディーラーで行う事になりそうです。 以前も何度かこういった事はあって、やはり取り付ける時は周りの方々が群がってきて「これ本当に塗装でやってあるの?」と驚く(と言うか疑う)らしいです(笑)。 余りに純正らしく見えてしまうので、純正のテールランプの姿を知っている人にとっては異様なのかも知れませんね。
2011/10/24
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-1815- レクサスRX350テール ランプレッドキャンディー+スモーク塗装 完成です!
お待たせしました!レクサスのテールランプ一式、レッドキャンディー+クリアー抜き+全体に薄めスモークで完成です。
撮影したのが遅い時間になってしまったのでちょっと暗めですいません。
他にも画像あるので紹介しますね。
2011/10/24
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-1814- NISSAN L型ヘッドカバー 結晶塗装「黒」で完成ですB
こちらも近接画像撮ったので紹介しますね。いつもながら結構グロいです(笑)。
ただこの幾何学模様がカバー全面ですからね。そう考えると何だか凄いですよね。何かに守られているというか強くなって気さえします(病)。
それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。 この度のご依頼、誠にありがとうございました!
2011/10/22
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-1813- NISSAN L型ヘッドカバー 結晶塗装「黒」で完成ですA
アルミといっても種類は様々で、特にこのL型に使われているアルミは堅いですね。最後の凸部面研でいつも苦労させられます。
ただこれはL型に限らずS20やFJエンジンもそうで、どうやら日産全般のエンジンアルミパーツは堅いのかも知れません。
対してフェラーリは柔らかいですね。凸部面研も結構楽です。 ちなみにマグネシウムが含有されるとさらに柔らかくなり輝きも増します。色々なんですね。
2011/10/22
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-1812- NISSAN L型ヘッドカバー 結晶塗装「黒」で完成です!
こちらもお待たせしました!L型タペットカバーも完成となります。 6気筒エンジンでも結構大きい部類になるのか、先ほどのホンダのヘッドカバーに比べると倍くらいあります。しかも肉厚もあるので結構重いんですよね。とても丈夫そうです。
色は「黒」でこちらも定番ではありますね。ヘッドカバーは「無骨な黒」か「華やかな赤」の二つがやはり人気です。
他にも画像あるので続きます。
2011/10/22
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-1811- ホンダシビックヘッドカバー結晶塗装 完成ですB
離れてみると単なるザラザラな梨地のように見えますが、近くで見るとしっかり結晶目が出ているのが解ると思います。「チヂミ塗装」と言われるように縮んでます(笑)。
これは塗料事態がそういった特殊?な物で、普通の塗装ではこうはなりません。普通の塗装で「チヂレ」といった失敗例はありますがあれとは違いますので勘違いなさらないようお気を付け下さい。
ただこの塗料も単に塗ればこの様に仕上がる訳では無く、全体に均一な膜厚で塗るように心掛けないと均一な美しい結晶目にはなりません。 当然私も塗り過ぎたり塗り足りなかったりで失敗する事もありますが、その場合は自分を叱咤する為にも「これはチジミでは無くチヂレ塗装だな…」と自嘲します。当然再度溶剤槽に浸けて総剥離からのやり直しです。 これは未だに時々やってしまいますね。普通の塗装の様に見たままで仕上がってくれればいいのですが、実際のチヂレ具合が解るのは焼きあがった後ですから塗っている時だけの判断では難しいのです。季節によっても違いますしね(塗料粘度の問題です)。
と言う事で言う程簡単では無いのですが、そのお陰で仕事はなんとか成り立っている訳ですのでこれからも精進が必要だと思う次第です。
それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。 この度のご依頼、誠にありがとうございました!
2011/10/22
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-1810- ホンダシビックヘッドカバー結晶塗装 完成ですA
形からして近年のエンジンでは無いのが解りますね(笑)。最近のホンダヘッドカバーはもっとカクカクしているので、こういった丸みを帯びた形は今では珍しいです。昔はエンジンルーム内スカスカだったので余り気にせずに設計出来たんでしょうね(私的見解です)。
久しぶりに結晶目近接画像も撮っておいたので紹介します。
2011/10/22
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-1809- ホンダシビックヘッドカバー結晶塗装 完成です!
そして大変お待たせしました!先日面研した箇所に塗っておいたクリアーが硬化しましたので本日完成となります。
他にも画像あるので紹介しますね。
2011/10/22
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-1808- レクサステールランプ一式 本塗り完了ですA
こちらはリヤゲート側のテールランプです。電球はLEDのタイプに変えてあるようですね。
テールランプは車種によって2個と4個の場合があります。当然4個の車両で2個だけとはいかないのでどうしても割高にはなりますよ。 ただテールランプの個数考えて買う車を決めたりはしないと思いますのでこればっかりは仕方ないですかね。ただ個数が増えれば複数割引も増えますので、2個の場合には20%オフでも4個なら30%オフにはなります。
以前BMWの時にはさらにリフレクターレンズやフロントフェンダサイドマーカー、さらにハイマウントランプまで塗ったので一台分で10個くらい塗りました。当然費用も結構な額になったのですが…(恐)。
それでは完成しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ。予定通りの来週半ばまでには完成出来る予定です。
2011/10/22
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-1807- レクサステールランプ一式 本塗り完了です!
本塗りからの作業を順に紹介しますと、
・脱脂洗浄 ・エアーブロー ・プラスチックプライマー塗布(全体に) ・レッドキャンディー塗装 ・マスキング剥がし ・プラスチックプライマー塗布(局部的に) ・スモーク塗装(全体に) ・クリアー塗布
となります。
夏が終わって湿度が落ちてくると今度は静電気が発生してきます。ゴミが付き易くなる訳ですね。 気温が落ちれば塗料の選択(硬化剤&シンナー)も変えないとなりません。寒くなるとタレ易くなりますので…。
2011/10/22
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-1806- レクサステールランプ マスキング不良部
と言う訳で、ブース内の最終チェックでマスキングの不良を発見しました。逆アールの部分でテンションを掛けたままテープを貼ってしまったようですね。恐らくマスキング作業時に考え事でもして集中力が違う方向に行っていたのだと思います。大変失礼しました。
このようにマスキングテープが浮いた場合、この上から指で押しつければ簡単にくっ付きますが、怖いのはこれが本塗時にまた剥がれてくる事です。確立で言えば100%また浮き上がりますね。
ですのでさらに上からテープを貼って抑えるか、あるいは一旦これを剥がして貼り直すかです。念には念を入れるにはこれを両方やるのが望ましいですので今回もそうしています。自業自得ですので。
各作業とも毎回100%という訳にはいかないのは解っていますから、それぞれの工程でチェックを怠らないようにが大事です。まあそれが一番難しいんですけどね(苦笑)。
それぞれ最終チェックが済んだらいよいよ本塗り開始です。
2011/10/22
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-1805- レクサステールランプ一式 本塗り前
ブース内に設置し、良く脱脂洗浄してエアーブローしたらいよいよ本塗り開始です。
ブース内は非常に明るいのでこの時点で各部位を最終チェックします。
2011/10/22
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-1804- レクサステールランプ一式 マスキング処理
随分とピンボケしてしまってすいません…。10月に入って一気に日が落ちるのが早くなりましたね。夕方にはもう真っ暗です。
いつものようにフチ部分は「ラインテープ」で、その中は普通のマスキングテープで埋めていきます。
ラインテープはPP(ポリプロピレン)製で、今回のような「ブツ切りマスキング」の時にはそのエッジをシャープに仕上げるのに重宝します。ただ普通のマスキングテープに比べると面積比で10倍以上高かったりしますから特別な場合以外は使いませんね(使えません…)。
マスキングテープは基本的に「紙」で出来たテープで、これの素晴らしいのは「耐溶剤性」がある事です。 通常こういった粘着性のテープは、塗料のような溶剤がつくと剥がれたり激しい糊残りが起きたりしますがそういった事がありません。 また「簡単にくっついて簡単には剥がれないのに簡単に剥がせる」といった矛盾な事を全てやりのけてくれます。
以前3Mの方とお話する機会がありましたが実はこれが非常に難しい事だそうでして、開発には随分と時間と手間は掛かっているそうです。 普段何気なく使わせて貰っていますが、裏方さんの尽力あっての仕事だと思い知らされます。
2011/10/22
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-1803- レクサステールランプ一式 足付け処理
お待たせしました。こちらは既に本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。
画像は足付け処理済みの状態ですね。表面を軽く研磨しています。
ちょっと前までこの足付け処理は「耐水ペーパー」か「スコッチ」を使うのが基本でしたが(私はどちらも併用していました)、近年はこれらとは全く違う「布」のタイプの研磨用材料を使っています。 一個当たりの費用は高くなりますが使い勝手は非常に良く仕上がりも良好です。
それぞれのメリットデメリットを紹介しますと・・・
【耐水ペーパー】 研磨力は強く安価で、「肌落とし」「ライン出し」の研ぎでは一番使える昔ながらの材料です。 ただコシが強いのが逆にデメリットとなり、デリケートな作業では削りたくない細かい箇所も削り落としてしまいます。ペーパー目も時々深く入り過ぎたりと、新しく出して使う時はちょっと怖いですね。不安定ではあります。
【スコッチ】 「スコッチブライト」は3M社の製品名?のようですが、業界ではこれら全般をスコッチと呼びます。繊維状のスポンジのような物に研磨粒子をくっつけた物ですね。身近で良くみるのは、台所食器用スポンジの裏側に貼ってある堅い部分です。緑とか茶色とかありますよね。あれです。 「肌を落とさず傷を入れる」といった事で、デリケートな足付け処理などには向きますが耐久性に劣ります。傷の入り方はペーパーに比べて安定していますね。細かい箇所もペーパーよりはやり易いです。 これ単体では無く「ウォッシュコンパウンド」と併用して使ったりす。これは身近では「クレンザー」ですね。洗剤と研磨粒子(コンパウンド)が混ざってます。
【特殊研磨フィルム】 これも各社出ているのですが、有名所ではコバックス社のアシレックスですね。最初はフィルム状でしたがその後「布タイプ」が出ました。後者が出てからは前者は殆ど使わないですね。 耐久性は耐水ペーパー程ありませんが、ペーパーとスコッチどちらの良い面を持っています。 コスト高にはなりますが、小物塗装ならば面積が小さいですので品質・スピードを優先させた方が結果的には安く済むと思います。 何よりも安定して仕事が出来ますし(無用な失敗が減ります)。
2011/10/22
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-1802- ZZのテールレンズ&ウィンカーレンズ スモーク塗装承りました!
先ほどはわざわざご足労頂きありがとう御座いました。お急ぎですので早速紹介させて頂きますね。
ご依頼内容としては、画像にあるクリアーレンズを「標準濃度のスモーク」での塗装になります。クリアー抜き部分は無く「全面べた塗り」ですね。
今回はお急ぎの納期指定となりますので、ご依頼コースは「標準コース」となります。これはお任せコースに比べて2割程度の割増で対応可能です。 さらに「品質的にもお任せコース以上を」となるとさらに割増が必要となりますが、今回特にご指定がありませんのでそれ以上は高くなりません。
と言うか、そもそもお任せコースは「とにかく作業効率優先で仕上がりは二の次」といった感じでもっと適当にやるつもりだったのですが(仮定です)、結局今では余り変わらなくなってしまったんですよね。実は適当にやろうとする方が疲れてしまうのです。
ただそれでも仕事として成り立つようになったのは、ある程度の個数をまとめて一緒に塗れるようになった事です。 例えばテールランプの塗装では、最初の頃は1個でも塗装ブースを稼働させていたりしましたが、今では最低でも2セットを一緒に塗る事で作業コストを下げることが出来ています。塗装ブースは車が丸々入って塗れる大きなスペースですから、テールランプ2個では寂し過ぎますよね(と言うかそれだと赤字です…)。
ですのでお任せコースでも比較的高品位な仕上がりを実現出来るようになったのは「いつもご依頼品が山積み」、といった状況のお蔭でして、それぞれ違う案件の部品でも下地処理などまとめて一緒に作業する事で効率良く作業出来ています。
ただ弊害としては、いつでも仕事に追われているような状況になってしまったので今ではほぼ毎日仕事の夢を見ています(疲れる夢です)。 まあこれは仕事が無い状況の方がよほど苦しい夢を見る事になりますのでそれに比べれば全然幸せですね。有難い限りです。
で、部品を良くみて気づいたのですが、どうやらこの3点は連結して作用されるようですね。ですのでそれぞれスモークの濃度が変わってしまってはかなり恰好悪くなってしまいます(まあそれはいつも気を付けていますが)。 本塗時はそれらに注意して挑みたいと思います。
改めましてこの度のご依頼、誠にありがとうございます!
2011/10/21
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-1801- ホンダシビックのタペットカバーも
こちらも凸文字とその周りの枠部分を削って光らせます。
が、画像を見て頂くと解るように「Å」の中心部分に塗膜が残っています。ここが一段低くなっているようですね。腐食して浸食されてしまったのでしょうか。
で、経験が浅いとそこ部分のみ気にしてしまい、部分的に彫り込む事で文字部分に「変な歪み」を生じてしまいますので、ここは落ち着いて全体的に削り込んでいく事にします。
ただ今回のように、今後オーナーが変わっても部品だけは生き残っていく(笑)ようなものは、今回の事だけを考えても駄目です。
馬鹿の一つ覚えじゃありませんが、平らに研ぐ事だけを考えて削り込むと凸部分が減り過ぎて次に塗る時の作業者が困ります。
ハコスカのヘッドカバー(S20)ではそういったケースが良くあるので、多少腐食の巣穴が残ろうとも余り削り過ぎないように気を付けたりもします。大事なのは臨機応変ですね。
2011/10/21
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-1800- NISSAN L型タペットカバー 凸部研磨作業
凸文字部分などを光らせる場合には最後にその部分を面研します。
勘違いされている方もいらっしゃると思いますが、ここはマスキングしている訳では無く塗装時には一緒に塗ってしまっています。
で、完全硬化したらサンダーなどで削り落とします。他の面より一段高くなっているのでこのような事が可能なのですね。 ちなみに新品時はちゃんとした専用の固定台があるのでフライスで研磨しています。圧倒的な速さだと思います。
対してうちのような場末の塗装屋は色々な種類のヘッドカバーを相手にしなければなりませんので全てが手作業です。といっても本当に手作業だと大変過ぎますので最初はサンダーなどのエアーツールを使わせて頂いてます。
最初は#120から始めて徐々に番手を細かくしていき、最後は#800までを手研ぎで行います。
一応手が滑った時の為に周りにはガムテープで防御しておきます。ワンミスで塗り直し確定ですからね。ここで手を抜こうとは考えません。
2011/10/21
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-1799- カプチーノのメッキエンブレム
ちょっと解り難いですがカプチーノのメッキエンブレムはフチの周りが「ガンメタ」に塗られています。メーカーも随分器用な事するんですね…(苦)。
メッキ素地の場合にはそれ専用の下地処理を行いますが、それにしてもこのまま塗る訳にはいきませんので一旦は剥がす必要があります。 溶剤に浸け置きすれば早いのですがメッキの下はABS樹脂(プラスチック)ですので耐溶剤性は弱いですからそんな危険な事は出来ません。 サンドブラストで処理出来ればそれが一番望ましいのですが、やった事がある方はその恐ろしさも解りますよね。メッキがササクレて大変な事態になります。あっという間に産業廃棄物化ですね…。
という事で、前回同様注意しながらシンナーで剥がしていくか、あるいは剥離剤を試してみようかと思います。 シンナーよりも剥離剤の方が強力ですが、これの方が短時間で処理出来る筈ですので素材に対してのダメージは少ないと思われます。 進行しましたら報告させて頂きますね。
2011/10/21
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-1798- スクーピーの外装パネル 塗装承りました!
先日無事到着しました。「スクーピー」なるスクーターの外装パネル一式ですね。結構な量と大きさです。
製品としてはどれも新品で、樹脂素材については記載されていないようですが恐らくAはBS樹脂でアイボリー色に塗られています。
…が、画像中央にある一番大きい部品「レッグシールド」はPP(ポリプロピレン)製との事で、実はこちらは「未塗装」の状態です。 塗装屋から見ても「これ成形品のままなの?!」といった艶と質感です。 しかもさらに驚いたのはこれがちゃんと裏表ある事です。 自動車(4輪車)の部品では出来の良い金型成形品も見かけるようになりましたが、それらの殆どは「片面」だけを見せるだけですのでさほど驚きはしませんが、このレッグシールドは表も裏もかなり綺麗に仕上がっています。いや、美しいと表現してもいいくらいですね。これでは塗装屋要らずです…(怖)。
ただこちらのオーナー様もそうですが、人と同じ物よりも自分だけの好みに仕上げたいといった方はいらっしゃいますから、お蔭様でうちも成り立っていくのだと思います。
ただどちらにしても極少数派ではあると思います(笑)。 私の身近な人間に今の仕事を説明してみても、理解出来る人間は余り居ませんね。依頼する方も受ける方も、多数派からしてみると多少病んでいると思われているのかも知れません(爆)。
で、今回のご依頼色は
「ミツビシi(アイ)純正色 ジンジャーブラウンメタリック(カラーナンバー=CO5)」
との事です(そのままカットペーストしました)。ご丁寧に有難うございます。既にカラーデータも確認しましたのでご安心下さい。
それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。ちょっと先になると思いますが今しばらくお待ちくださいませ。 この度のご依頼、誠にありがとうございます!
2011/10/21
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-1797- カプチーノの各パーツ マジョーラ塗装で承りました。
こちらは先日マジョーラカラー(当店使用塗料はDUPNT「クロマリュージョン」)でご依頼頂きましたオーナー様からで、気に入って頂けたのか(は不明ですが)、新たなご依頼物が届きました。ご贔屓頂きありがとうございます!
黒いプラスチックパーツは先日同様エンジンルーム内の部品ですね。 小さいのは先にお預かりご依頼頂いていたウィンドウォッシャーノズルです。カプチーノは一個だけみたいですね。 で、あとはメッキエンブレムですね。小さいですがメッキ部品ですのでこれの下地処理が一番面倒そうですね。ただそれだけにマジョーラカラーになった姿を見るのが楽しみです。
それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。 この度もご依頼頂きありがとうございます!
2011/10/21
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-1796- NISSAN L型ヘッドカバー 本塗り完了です。
こちらもプライマー塗装の状態を撮影するのを忘れてしまいましたが(謝)きっちり塗ってありますのでご安心下さい。
そもそも仕事上で金属に直接トップコート(上塗り塗料)を塗る事は無いですね。唯一これがあるのは、ヘッドカバーの「凸部」を最後に削った後に腐食を遅らせる為にクリアーを塗ってあげている事くらいです。 当然クリアーにはプライマーのような効果はありませんので腐食を止める事は出来ませんから、これは進行を遅らせる程度とお考え頂ければと思います。 勿論これの費用は頂きませんので(貰った事もありませんので)「サービス」とお考え頂ければ幸いです。
ちなみに「透明なプライマー」と言うのはありますが、それは私の知る限り「金属用」のプライマーではありません。プラスチック用のプライマーか、或いは「密着材」の類ではと思います。混合しないように注意が必要ですね。
次は凸部研磨ですね。もう少々お待ちくださいませ!
2011/10/20
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-1795- NISSAN L型ヘッドカバー 本塗り前
こちらもサンドブラスト処理が終わったら全体をリン酸処理して十分に水洗いしておきます。
水気が完全に乾いたら各部マスキングして本塗り準備完了です。
アルミ素地表面がマダラに見えるのはリン酸処理のせいですね。 よく電柱に巻かれたトタンの模様が鱗をランダムに張り付けたような模様になっていますが恐らくあれと同じ現象だと思います(違うかも知れませんが…)。
2011/10/20
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-1794- NISSAN L型ヘッドカバー 素地調整
こちらもホンダのヘッドカバーと平行して作業しています。全ての業務を一人でこなすには効率良く動かないとなりませんので同じ作業はまとめて進めるようにしております(サンドブラスト作業は工場の裏でやってます)。
元々未塗装で腐食も無かった美しいヘッドカバーでしたが、素地表面が平滑過ぎて(艶があり過ぎて)塗料の密着性が悪いですからサンドブラスト処理をする事で承っております。
で、すっかり鋳造っぽい仕上がりになりましたね(笑)。一部深かった傷は先にサンダーで削り落としていますのでご安心下さい。
2011/10/20
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-1793- ホンダシビックのヘッドカバー 本塗り完了です。
プライマー塗装の写真が無いので(忘れました…謝)本塗り後の状態を紹介しますね。既に焼きあがってますので結晶目も出ていますがまだ完成ではありません。
マスキングも既に剥がしてありますが、最後に凸部(HONDAのロゴとその周りの枠)を削る時にオイルキャップ口なども磨きます。
ブースの中だとノペっとして見えますが綺麗に結晶目出ていますのでご安心下さい。 完成しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!
2011/10/20
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-1792- ホンダシビックのヘッドカバー 本塗り前
サンドブラスト作業を行った場合でもリン酸処理は毎回行います。 リン酸では脱脂処理の役目も果たしますし、アルミ表面にリン酸被膜が出来ればその後の塗料の密着性も向上しますので(自動車新車のボディはまさにこれです)。
ただリン酸被膜は目で見えない程に薄いらしく(調べただけですので仮定となってます)そのままでは風化してしまうとの事なのでその後の「プライマー」も必須となるのです。不動態被膜といっても完全では無い訳ですね。
2011/10/20
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-1791- ホンダシビックのヘッドカバー マスキングシート作成
ヘッドカバー塗装の場合には特にご指定頂かなくても塗る所と塗らない所はこちらで判断してマスキングするようにしています。オイルキャップ部分を塗ってしまったら閉める時に剥がれてしまいますからね。
それぞれの径を計ってPCにデータ入力したら、カッティングプロッターにマスキングシートをセットしてデータ通りにカットして貰います(一人でやってると機械が頼りになるので疑似化してしまいます…)。
2011/10/20
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-1790- ホンダシビックのヘッドカバー 素地調整
見た目は比較的綺麗だったのですが、結構古い物なので所々根の入った腐食が見られたので全体的にサンドブラストで処理をします。
この部品自体余り良く知らないのですが(謝)、こういった物はこの時代まで生き残ると今後もゴミになる事は無いですね。塗装する甲斐があるというか、自分の仕事の意義を感じる事が出来ます。
以前のプロフィットでは「自動車ボディの修理塗装」が毎日の仕事でしたが、その仕事の多くは「最後の末路はスクラップ」といった事が否めず、それに多くのお金を貰うのに心苦しく感じる時は多々ありました。 ただ自動車ボディ塗装でも、「30年先まで乗り続ける」といったご意向のある仕事や、希少価値のある車体の「レストア作業」であれば、それは仕事の意義を強く感じる事が出来ますが、それとは逆に会社の経営は危うくなります(苦笑)。これは誰もが感じるジレンマですね。
以前はそんな事もありましたが、今の「小物塗装」になってからはそれらの疑念(笑)が殆ど解消出来ましたので日々の仕事はかなり充実する物となりました。粉じんにまみれて行うブラスト作業も報われると言うものです(爆)。
2011/10/20
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-1789- 「三連勝」の自転車フレーム塗装 完成ですB
タイトルにもある「三連勝」は、このフレームのメーカー名?のようです。最初にオーナー様に確認したら耳を疑いました(爆)。
で、ちょっとネットで調べたら…何か凄い物みたいですね…(恐)。既にブランドは無くなっているのに海外でも人気があるようでちょっとした伝説みたいになっているようです。作業前に調べなくてよかったです(冗談です)。
それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。いや、メールだと何故か届かなかったんですよね。だとしたら電話致します。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!
2011/10/20
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-1788- 「三連勝」の自転車フレーム塗装 完成ですA
写真だと解り難いですが、塗膜中にキラキラと光るガラスフレークが解ると思います(解りませんかね…)。
メタリックの場合、原色(この場合「赤」)に入れれば入れる程色は濁っていき、今回のような「赤」の表現は消えていきます。鮮やかさが無くなる訳ですね。
ガラスフレークの場合は粒子が細かい割には輝き方が鋭いので少量でキラキラするような効果が得られるのですが、顔料自体が「鉱物」ですのでそれ自体は黒いですから、入れ過ぎるとゴマ粒のように汚く見えてしまいます。ですので白には向かないですね。 (ガラスだからといって透明だったらそもそも光りませんからね…)。
2011/10/20
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-1787- 「三連勝」の自転車フレーム塗装 完成です!
大変お待たせしました!三連勝のクロモリフレーム、「レッド」+「ガラスフレーク」で完成です。
赤と言えばいつもはフェラーリの赤や鮮やかな赤を選ばれる方が多いですが、今回は結構青味のある赤(血のような赤、ですかね…)をお選びになりました。
同じ赤でも色々ありまして、同じ自動車メーカーでも車種が違えばそれも結構変わってきます。 例えばVW(フォルクスワーゲン)社で、ニュービートルの赤は比較的濁った赤が採用されていますが、LUPO(ルポ)の赤は随分と彩度の高い赤でしたね(最後に塗ったのは結構前ですがそれだけは覚えてます)。色が出なくて苦労しました(苦笑)。
他にも画像あるので紹介します。
2011/10/20
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-1786- ホンダシビックのヘッドカバー 旧塗膜剥離
浸け置き洗浄で古く固まったオイルも殆ど取れましたので続けて溶剤槽に浸け置きしました。
細部にはまだ古い塗装(青)も残っていますが、この後のサンドブラスト処理で取れますのでご安心下さい。
ブラスト処理が終わったらマスキングしていよいよ本塗り間近ですね。もう少々お待ちくださいませ!
2011/10/18
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-1785- 「三連勝」フレーム 本塗り完了ですA
よく見ると小さなキラキラが見えると思います。これがガラスフレークですね。 ブースの中だとさほど目立ちませんが太陽などの直線的な光線にあたるともう少し輝いてくれます。
ちなみに画像に写る部分のフレーム、結構入り組んだ形になっていますが、ああいった奥の場所もちゃんと塗ろうとして塗らないと色(塗料)は入ってくれませんのでちょっと塗り方が面倒なのです(静電塗装なら設定した膜厚に勝手についてくれるみたいですが…)。 ちょっと気を抜くとザラザラかダラダラ(タレ)になってしまいます。
慣れるまではやはり難しかったですが、一つ一つのパイプをそれぞれ個別の部品と考えて塗れば特別塗り難いといった訳ではありません。 ただそれぞれの部品は繋がった状態なのでゆっくり塗っていると飛んだ塗料(ミスト)が塗った部分に馴染まず肌が荒れてしまいます。
自転車フレームに限る事では無いですが、綺麗に仕上げるには塗り始めから終わりまでは出来るだけ短時間で仕上げる必要があります。勿論塗る順番を考えたりもですね。
塗っている人を見ると簡単そうに見えますが、最初の頃は私も全く体が動かなかったです。 スプレーガンは手首で動かすというより体全体を使ってが理想です。と言っても小物の場合はそんなダイナミックに体を動かす事もなくなりましたが…。
それでは完成しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!
2011/10/18
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-1784- 「三連勝」フレーム 本塗り完了です!
画像だと単なる赤に見えますが一応(というかちゃんと)ガラスフレークが入っています。
近接画像ありますので続けて紹介します。
ちなみに本案件とは全く関係ありませんが、こちらのプロフィットウェブサイトが存在するサーバーがパンク寸前です(苦笑)。 サーバーはレンタルサーバーで、一応ビジネス向けのコースなのですが一昔前からの契約なので今時ではちょっと少ない容量なようです。 既に90%を超えたのでこのままだとサーバーがダウン?してしまいますので近々サーバーの移行をしなければなりません。
ただ今の業務を続けながらそんな大仕事が出来る訳もありませんので、何とか年末年始までもたせて連休に作業したいと思います。
うーん、困りましたね…。「プロフィット日記」がサーバーを埋め尽くしているは明らかなのですが止める訳にもいきませんし…(仕事の依頼も止まってしまいます)。
2011/10/18
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-1783- 「三連勝」フレーム 本塗り前
そしてお待たせしました!画像は本塗り前の状態です。
フレームから飛び出ているのはイモネジで、各ネジ穴を塗料で埋まらないように挿しています。「イモネジ」は頭が無く六角レンチの穴が開いているネジですのでスプレー時の邪魔になり難いので使っています。 本来は根元までネジ込むのですが、ネジ山のタイプが違うようですので入りません(いつもの事です)。ですので指で回して軽く固定されているだけの状態ですね。無理にネジ込めば当然ネジ山は潰れるのでそんな事はしません。
2011/10/18
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