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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2011】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 休業日のお知らせ(img1682.jpg) -1682- 休業日のお知らせ

先日もお知らせしましたが、明日の10月1日(土曜日)は私用につき休業日とさせて頂きます。

お待ち頂いている方々、お問い合わせ頂く方々には大変申し訳御座いませんが何卒ご理解ご了承の程を宜しくお願いいたします。


お蔭様で原因不明な胸の痛みや(肺でしたね)後ろが向けない程の肩こり?も無くなりまして、最近は腰の調子も良く健康を取り戻しつつある気がします(笑)。
これからも精進していきたいと思いますので、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

2011/09/30
 
jpg画像 サングラスフレーム×3も分解(img1681.jpg) -1681- サングラスフレーム×3も分解

先ほどのメガネフレームと一緒に4個まとめて塗ろうなんて考えていましたが流石に無理そうですね(苦笑)。色が全部違いますし、そんなに簡単な塗装でも無いですし(苦)。

とりあえずはこちらも分解しておき、次の作業を待てる状態にしておきます。

こちらのオーナー様は毎度の事ですが、レンズは捨ててしまって結構との事ですので外したらそのままの状態で返却いたします。後で「度」が入ったレンズを入れるのですね。

私も近視乱視があるのでメガネは手放せませんが、仕事柄雑に扱わざるをえませんので基本的には使い捨て感覚です。
塗装する時はもちろんメガネ装着ですのでどうしても塗料ミストが付いてザラザラになってしまい、それを落とす為にシンナーで洗いますが、フレームのプラスチック部分はシンナーに侵されて表面がベタベタになってしまうんですよね(時間が経つとまた固まります。苦笑)

結果、半年〜1年で交換になるので仕事上では消耗品扱いです。
勿論これは経費として考えていますのでしっかり領収書を取っておきますが、はたして税務署は認めてくれるんでしょうか…(一応大丈夫ですね。笑)。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。今しばらくお待ち下さいませ。

2011/09/30
 
jpg画像 アランミクリのメガネフレーム 分解(img1680.jpg) -1680- アランミクリのメガネフレーム 分解

今回のフレームは初めての形状でしたので早めに分解だけ済ましておきました。どうせ壊すなら早めの方が対応出来ますしね(冗談っぽいですが実はこれが基本です)。

レンズを囲む金属製の枠はネジで止まっているのでレンズ脱着はセルフレームより楽ですね。フレームの塗装を傷付けることなく組み付けられると思います。


本塗りはまだ先になるかと思いますが、作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。今しばらくお待ちくださいませ。

2011/09/30
 
jpg画像 インプレッサ スイッチパネルも本塗り完了です!(img1679.jpg) -1679- インプレッサ スイッチパネルも本塗り完了です!

下地が少々不安でしたが無事本塗り完了しました。

この状態であれば問題無いですが、完全硬化後に多少の艶引けかあるいはエッジマッピング(地図を描いたような模様)が出るかも知れません。
塗装する下地として、旧塗膜の切れ目がある部分は溶剤に侵され易い部分でもあるので本来であればサフェーサーで下地を作るのがセオリーですので。
まあ今回はこの手の(スバルの)内装部品は何度か経験ありますので大丈夫だと思って進行しておりますのでご安心下さい。

怖いのはトヨタ系ですね。良くチヂレます(苦)。


画像にはありませんがステアリングスポークカバーも一緒に塗っております。

来週半ばまでには完成予定です。もう少々お待ちくださいませ!

2011/09/30
 
jpg画像 インプレッサ シフトノブパネルも本塗り完了です。(img1678.jpg) -1678- インプレッサ シフトノブパネルも本塗り完了です。

周りのマスキングしている箇所はシボ模様の艶消し黒(グレー)になっていて、そこは塗らずに残す仕様になっています。
全て同じ色艶になるより2トーン配色の方が恰好よかったりしますからね。宜しいかと存じます。

中央の変な形に開いた穴には恐らく「STI」のバッジが着くのでしょうね(今気づきました…)。ステアリングのSTIと形が同じです(笑)。

2011/09/30
 
jpg画像 インプレッサ ステアリングエアバック部 本塗り完了です!(img1677.jpg) -1677- インプレッサ ステアリングエアバック部 本塗り完了です!

いや、久しぶりに賭けみたいな塗装をしました(苦笑)。

画像だとかなりテロテロですが、実は二回目のクリアーが終わった時点で何故か艶が引けたような状態でした。
下地の塗装は他の内装部品同様の「艶消しシルバー」だったので特に気にすることなく塗装していたのですが、原因不明なまま「艶引けブラック」な感じになっていました。

まさかこのイビツな部品を磨きで艶を出すのも難しいと思い、ただこれ以上クリアー塗って真ん中の「STI」部分がクリアーで埋まってしまわないかと不安でしたが、結果「3コート目」のクリアーを強行して艶々に仕上げました。と言うかこれはどう見ても「塗り過ぎ」ですね。ただここまで塗らないとまともな艶じゃなかったのです。


で、塗った即座に中央「STI」部のマスキングを剥がしまして、無事マスキング際も綺麗に出来ました。
マスキングを剥がす時にはクリアーが糸を引く程でしたが(相当溜まっていまいた…)、一枚一枚のテープ辺をピンセットで回収しまして無事本塗り完了です。

これが上手くいっていなかったとなると、想像するだけで寒気がします。
次回同じ依頼があっても上手くいくか解りませんので何か手を打たないと、ですね(危)。

2011/09/30
 
jpg画像 インプレッサ スイッチパネル&ステアリングスポークカバー 本塗り前(img1676.jpg) -1676- インプレッサ スイッチパネル&ステアリングスポークカバー 本塗り前

スイッチパネルは結構小傷があったので削り落としています。ただここまでとなると本来は全体にサフェーサー塗って下地を作った方が良いのですが、コスト上の事もありますので今回はこれでいく事にします。
勿論プラスチックが露出した所にはプラスチックプライマーを塗布しますので剥がれたりはしません。
ただ「チヂレ」が怖いですので、ベースコートの塗装時は「ドライコート」気味になるので後で仕上がった時に多少の「艶引け」は出るかも知れません。

奥にあるのは先ほどのエアバックの両サイドに着くスイッチ?というかスポークカバーですね。
これら全て「艶々の黒」で承っております。

2011/09/30
 
jpg画像 インプレッサ エアバック部と内装部品 本塗り前(img1675.jpg) -1675- インプレッサ エアバック部と内装部品 本塗り前

左側は先日紹介したステアリング中央の「エアバック」の部分ですね。マスキングされて見えませんがあの内部にはエアバックそのものが入っています。
作業中爆発しないかかなり不安でしたが、電気を通さない限り作動しないらしいとの事ですので要らぬ心配だったようです。

右側はシフトノブパネルですね。奥の部分は艶消し黒に塗られていてゴムマットが敷かれているのですが、如何せんシルバーのスプレーが大幅に食み出ているのでそれを覆い隠すのが難しいのです(スバルさんもう少しちゃんと…)。
なので一旦はそこも塗ってしまい、奥の艶消し黒は後から再度塗る事にします。
以前も同じ部品塗りましたがその時も同じですね。ただ以前は「半艶黒」でして、今回は「艶々黒」です。
皆さん余程黒が好きなようですね。まあ男なら一度は憧れますか(
爆)。

2011/09/30
 
jpg画像 ハリアーのメッキエンブレムも本塗り完了です。(img1674.jpg) -1674- ハリアーのメッキエンブレムも本塗り完了です。

小さい部品を塗る場合は段ボール板などに貼っておけば安定するのですが、それだと細かい箇所までスプレー出来なくなるのでNGです。
特に文字のエンブレムなど入り組んだ箇所がある場合には裏からもスプレー出来るように固定しておかないとちゃんと仕上がりません。垂れるかちゃんと塗れていないか、ですね。

左奥にあるトヨタのエンブレムは表からだけのスプレーでは到底無理です。
無理に奥まで塗ろうとすると表の平面に塗料が乗り過ぎますし、側面でタレが生じたりします。
裏から塗れれば半分までの距離で良いので無理する事無く綺麗に塗れますからね。


画像には出ていませんがボンネットメッキモールも一緒に塗っていますのでご安心下さい。

それでは完成しましたら改めて紹介させて頂きます。
来週早々には完成出来ると思います。もう少々お待ちくださいませ!

2011/09/30
 
jpg画像 ハリアーのメッキフロントグリル 半艶クリアー塗布完了です。(img1673.jpg) -1673- ハリアーのメッキフロントグリル 半艶クリアー塗布完了です。

そして半艶仕様のクリアーを塗って本塗り完了です。

この状態だとまだ艶がありますが、時間経過と共に徐々に艶が消えていきます。
実はこれが結構時間が掛かりまして、塗った2時間後で「結構艶が残ったな…」と思いきや、次の日見るともっと艶が消えていたりします。

それを急ぐ余り、塗った直後に熱を入れると艶が消えないまま終了したりもします。
ちょっと前まで私は勘違いしていたのですが、しっかり自然乾燥させてから熱を入れる方が艶はしっかり消えますし、美しく仕上がるようです。
昔のマニュアルだとそんな事書いて無かった気がしますが、新しいマニュアルには記載されていましたね。ただそのマニュアル、私の手元には無いのですが…。何故かゴトー氏が持っていて私の所には来ていないようです。急遽取り寄せる事にします(謝)。

しかしこういった情報を現場が知らないままいつまで待っても新しいマニュアルが来ないっていうのも少々残念な気がします。
以前担当して頂いたオートサプライヤーさんは頼んでもいないのに(笑)色々な情報を提供してくれましたので、私の塗装屋としてのレベルも上がったのだと思いますが、単に頼んだだけの材料しか来ないならネットで買った方が安くて良いかも知れませんね(実際ネットで買ってたりもしますが)。

2011/09/30
 
jpg画像 ハリアーのメッキフロントグリル ベースコート塗布(img1672.jpg) -1672- ハリアーのメッキフロントグリル ベースコート塗布

この状態でも「半艶黒」に見えますが、これはまだベースコートしか塗っていない状態です。激安コースだとこれで終わりですね。

このままだと缶スプレーと同じ程度の強度しかありませんので、この後「半艶クリアー」を塗ります。半艶クリアーは通常のクリアー同様2液ウレタンですので耐久性も安心です。

2011/09/30
 
jpg画像  ハリアーのメッキエンブレム×4 本塗り前(img1671.jpg) -1671- ハリアーのメッキエンブレム×4 本塗り前

こちらも元々は装飾クロムメッキだった製品で、通常の塗装同様の密着性が得られるような下地処理を施してあります。

ご依頼色は「半艶黒」です。

2011/09/30
 
jpg画像 ハリアーのメッキフロントグリル 本塗り前(img1670.jpg) -1670- ハリアーのメッキフロントグリル 本塗り前

メッキ素地なだけでも大変なのにこちらのフロントグリルは形状も複雑で、ここまで来るのにもかなり大変でした…。隙間が狭くて指が入りませんよ…。

が、ようやく研ぎも終わりまして本塗り準備完了です。

こちらの他にエンブレムも4個あります。続きます。

2011/09/30
 
jpg画像 インプレッサのエアバック部塗装 マスキング(img1669.jpg) -1669- インプレッサのエアバック部塗装 マスキング

こちらもお待たせしております。作業着手しておりますのでご安心下さいませ!

ご依頼品は

・スイッチパネル(運転席のみ)
・ステアリングスポークカバー(左右)
・シフトノブパネル(シルバー塗装部のみ)
・ステアリング中央エアバック部

の3種類4点となりまして、色は全て「艶ありブラック」です。最近流行りですね(笑)。

で、画像は問題の(笑)ステアリング中央エアバック部分のカバーにある「STI」のロゴ部ですね。
恐らくは両面テープか何かで貼ってあるだけだと思うのですが、こじって失敗した時は取り返しが付きませんので今回マスキングで対応する事にしています。
いずれ機会がありましたら無理矢理にでも試してみたい所です。情報お待ちしております(ってここ塗る人も稀ですかね…)。

この部分、窪んでいるだけならそんなに難しくは無いのですが、「STI」のロゴ部は何故か出っ張っています。
この場合、無理矢理一枚のマスキングテープで貼ろうとすると反作用?が働いて無理に貼ったテープは時間が経つと浮き上がって来てしまいます。

ですのでこういった場合は小刻みに刻んだマスキングテープを、張りが無いよう「置いてくる」ように一枚一枚貼っておきます。これが剥がれないマスキングの為のコツですね。桜木花道のレイアップシュートを思いだします(漫画の話です…)。


自身細かい作業は得意な方だと思いますが、さすがにこの辺になると指ではどうにもなりませんのでピンセットを使って作業しています。
車のボディを塗っている時はカッターも殆ど使わなかったですが今はこれらが必需品となっています。
小物塗装屋だとハサミとカッターとピンセットが三種の神器ですね。いずれはこれにルーペとか老眼鏡が必要になるんでしょうか…(恐)。


また進行しましたら紹介させて頂きます…!

2011/09/29
 
jpg画像 スバルエクシーガ スイッチパネル×4&メッキモール塗装ご依頼頂きました!(img1668.jpg) -1668- スバルエクシーガ スイッチパネル×4&メッキモール塗装ご依頼頂きました!

こちらも紹介遅れて申し訳御座いません。この度のご依頼、誠にありがとうございます!

ご依頼品はスバルエクシーガのスイッチパネル4点と、ボンネット先端に着く?メッキモールです。メッキモールな筈ですが現在艶消し黒に塗られています。

塗った事がある方ならご存知だと思いますが、メッキ素地に塗装しても十分に密着せずに剥がれてしまうんですよね。
特にフロント周りだと飛び石で簡単に塗装が剥がれてきます。

よく「強い塗装でお願いしたいのですが」みたいな事を耳にしますが、飛び石などによる被害は塗料自体の強度では無く「下地の問題」だと思われます。
例えば社外品のFRPバンパーなどで、ゲルコートが塗られたバンパーを十分な下地処理(足付け処理)しないまま塗ったりするとその後の走行でバシバシと飛び石傷が付いていきます。

これは塗装の強さや厚み云々では無く「塗装の密着性」が悪いので、ちょっとした衝撃でどんどんと塗装が剥がれていくのです。

以前のプロフィットではこれの手直しも多々やりましたが(やらせて頂きましたが)悲惨なものですね。その上から塗っても改善出来ませんので全ての塗装を剥がしてやり直しです。
ただそうなると新しいバンパー買い直した方が安く済む程の費用になるので、結果「とりあえずこのままで」といったケースも少なくなかったです。

塗装に限る事では無いのですが、技術的な事に対する費用に関しては「時間工賃」という計算方法で算出される場合がありますので、安い仕事であればそれだけ作業時間は省かれると疑うのが宜しいかと存じます。
当然作業効率を高める努力は必要ですが、それにしても3時間必要な仕事を1時間分の費用でやるのはさすがに無茶がありますので。

また費用に関しての説明も、良い事だけを言うよりデメリットもちゃんと言ってくれる方の方が安心は出来ると思います。当然掛けられる費用は限りはありますので、どこをやってどこを我慢するか、ですね。この両者のバランスが上手く取れればと思います。


という事でメッキモールは一旦塗装を剥がして下地からやり直しますね。
こちらは恐らくボディ同色?の仕様で、ご依頼色はスバルエクシーガ純正色の「グラファイトグレーメタリック」で承っております。


スイッチパネルは傷も無いですので簡単な下地処理で本塗り可能ですね。
こちらの依頼色は「艶ありブラック」です。

ちなみにこのスイッチパネル、インプレッサに着いているのと同じでは…?


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2011/09/29
 
jpg画像 less than humanのサングラスフレーム×3 塗装ご依頼頂きました。(img1667.jpg) -1667- less than humanのサングラスフレーム×3 塗装ご依頼頂きました。

先日二個目のサングラスフレームをお納めしたと思ったら今回新たに3個のフレーム塗装をご依頼頂きました。だ、大丈夫でしょうか…。

これで計5個のご依頼になりますが、確か以前アランミクリのメガネフレームをご依頼頂いた方も5個ご依頼頂きましたね。拘る方はいらっしゃるんですね。心配になります…(止まれるのかと)。


今回はちょっと内容がプラスされまして、「レンズ付近は塗らないで」との事をご用命頂きました。
嵌め込みタイプのレンズはやはり取付け時に塗装を傷つけてしまうようです。

これを完全にマスキングだけで行うのは難しいですが(段差が出来てしまいます)、最後にその段差を研いで磨き処理する事で滑らかに出来ると思います。
平面でこれを行うのは難しですが(汚くなります)上手くエッジ部分を利用すれば綺麗に出来ると思います。


それではこちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度もご贔屓頂きありがとうございます!

2011/09/29
 
jpg画像 アランミクリのメガネフレーム 塗装承りました!(img1666.jpg) -1666- アランミクリのメガネフレーム 塗装承りました!

紹介がすっかり遅れてしまいましてすいません。そしてこの度のご依頼、誠にありがとうございます!

まだ作業着手出来ておりませんが、他に3個程サングラスフレームの塗装依頼の案件がございますのでそちらと平行して作業進行していきますね。

フレームは上のプラスチック部分と下側の金属部分で分解しまして、どちらも「半艶黒」でご依頼頂いております。
フレームの上下はネジで固定されているようですので分解はさほど難しくなさそうですし、それを外せばレンズも取れるので嵌め込みタイプのレンズに比べれば組み付け時に塗装が剥がれるなどのトラブルも無さそうですね。

また蝶番部分なども「出来るだけ黒に」との事ですのでそちらも塗る様に致します。
「ネジ」も黒くされたいようでしたが流石にそちらは交換した方が間違いありませんので(傷つきませんし塗るよりも安いと思います…)そちらはそのまま塗らずに組み付けますね。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。
改めましてこの度のご依頼、誠にありがとうございます!

2011/09/29
 
jpg画像 トラック用 レンズイエローキャンディー仕様一式 完成ですC(img1665.jpg) -1665- トラック用 レンズイエローキャンディー仕様一式 完成ですC

キャンディー用の塗料は各メーカーから色々出ていますが、色によって癖があったり好みがあったりで色々使い分けています。

当然それ単体では無く、樹脂との組み合わせだったりスプレーガンもその時々で選ぶのは違ってきますね(詳しくは紹介出来ませんが…)。

最初はひどい仕上がりでしたが、ようやくムラもダマも抑えられて人並みには出来るようになったと思います(苦笑)。一重に色々とバックアップして頂ける方々のお蔭ですね。感謝感謝です。


それでは後程完成の連絡差し上げますね。この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/09/29
 
jpg画像  トラック用 レンズイエローキャンディー仕様一式 完成ですB(img1664.jpg) -1664- トラック用 レンズイエローキャンディー仕様一式 完成ですB

土台のメッキ部分とレンズ部分では隙間は殆ど無い状態ですが、塗った直後にマスキングを剥がすようにすれば際どい境界線も美しく仕上げられたりします(仕上げられない場合も当然ありますが…)。

マスキングは単に貼るだけでは無く剥がす時の事も想定して行っておくのが大事ですね。まあ基本ではありますが若い頃は目先の事だけで手一杯ですので中々そこまでは考えられなかったんですけどね。良く怒られました(爆)。

2011/09/29
 
jpg画像 トラック用 レンズイエローキャンディー仕様一式 完成ですA(img1663.jpg) -1663- トラック用 レンズイエローキャンディー仕様一式 完成ですA

先日も触れましたが、今回塗ったイエローはいつものキャンディーに比べると若干の濁りが見られます。色飛び(退色)防止の為かも知れませんね。

画面右の四角いレンズは土台部分が取れなかったのでマスキングで塗っていますが、際どい継ぎ目にしてはいい感じに仕上がっておりますので普通に見てもマスキングで塗ったとは解らないかと思います。
近接画像あるのでそちらも紹介します。

2011/09/29
 
jpg画像 トラック用 レンズイエローキャンディー仕様一式 完成です!(img1662.jpg) -1662- トラック用 レンズイエローキャンディー仕様一式 完成です!

こちらも大変お待たせしました!トラックに取り付け予定の社外品レンズ一式ですね。今回初のイエローで塗装承りました。

キャンディー塗装に関しては全ての色を在庫している訳では無く、必要に応じて揃えています。注文が入ったら、ですね。

現在在庫している色としては、

・レッド
・ブラック
・オレンジ
・グリーン
・イエロー

になります。ご要望に応じて他の色も対応可能ですが塗料取り寄せに多少お時間が掛かるのと、ご依頼が決定されてからの発注になる事をご了承くださいませ(空振りは厳しいですので…)。

他にも画像あるので紹介しますね。

2011/09/29
 
jpg画像 インプレッサテールレンズ レッドキャンディー+薄めスモーク塗装 完成ですB(img1661.jpg) -1661- インプレッサテールレンズ レッドキャンディー+薄めスモーク塗装 完成ですB

今回は塗装費用とは別に部品代(中古部品で税込¥31,500です)が掛かっていますが、今着いている物と交換したらそれをネットオークションなどに出品すると宜しいかと思います。
買った値段とさほど変わらない金額で売れる筈ですので、最終的には金銭的な損は無くなる筈です。

ただ長い事保管して旬を過ぎると安くなってしまうのでご注意ください。自動車の定めでありますので…。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/09/28
 
jpg画像 インプレッサテールレンズ レッドキャンディー+薄めスモーク塗装 完成ですA(img1660.jpg) -1660- インプレッサテールレンズ レッドキャンディー+薄めスモーク塗装 完成ですA

以前掲示板で「テールランプのクリアー抜き部分に段差は出来ないのですか?」と質問がありまして、「塗装屋的な見解では段差はどうしても出来ると言えます」と回答していますが、画像を見て頂いても解るように普通に見て段差は感じられないと思います。

ただ塗装屋的な視点ではどうしても段差はあるとしか言えません。これで「無い」と言ったら嘘なのか或いはそこまでのレベルなのか、ですね。

私が現場に携わらず塗装の事も知らなければ、「完璧な仕上がりです!」みたいな事も言えるとは思うのですが、如何せん自分でやっている事に関してはどこが駄目でどこが足りなかったのかよく解りますからね。完璧は無いのです。

2011/09/28
 
jpg画像 インプレッサテールレンズ レッドキャンディー+薄めスモーク塗装 完成です!(img1659.jpg) -1659- インプレッサテールレンズ レッドキャンディー+薄めスモーク塗装 完成です!

こちらも大変お待たせしました。部品はこちらで中古品を手配してのご依頼となりましたインプレッサのテールランプ一式、完成です。

塗装の内容はいつも通りでしたが、今回初めてこちらで部品を用意した案件です。

確かにお問い合わせでは「今着いている部品なので出来るだけ最短で」といったご希望があるのですが、如何せん私一人で運営しているので仕事がいつもパンク状態になってしまい、短い納期にお応え出来ない状況となっております。ご迷惑をお掛けして申し訳御座いません。

以前のプロフィット(板金塗装屋です)でも殆どがインターネットで宣伝〜集客していたので、現在の「小物塗装」になってもある程度のご要望があるのは予想していましたが、まさかここまで忙しくなるとは…と思う次第です。有難い限りです。


と言う事で今回は予め中古品を用意しておきまして、ご依頼が入ったら即施工、といった形で承らせて頂きました。

ただこれも作業途中の経過とかが解らないととても不安だったのでは、と思った次第です。
部品をこちらで用意した場合には先にお支払(銀行振り込み)といった形式をとらせて頂いておりますので、そこから完成まで1か月以上掛かったら普通の方は不安になりますよね。しかも初めてでは…。
ただこちらの日記では日々の作業進行具合が解るようになっていると思いますので多少なり不安は拭えたのではと思います。
ただどうしても紹介は遅れがちですね。既にお預かりしているのにまだ掲載していない物もありますので、誠に申し訳御座いませんがもう少々お待ち頂けますようお願い申し上げます。

2011/09/28
 
jpg画像 SUZUKI GSX-R1000のテール&ウィンカーレンズ 完成ですB(img1658.jpg) -1658- SUZUKI GSX-R1000のテール&ウィンカーレンズ 完成ですB

裏側に反射板が付くとスモークの見え方がまた違ってくると思います。今の状態だと横に開いた隙間から光が入って薄く見えています。

バイクの場合は面積が小さいですからこういった小物製品でも全体のイメージは結構変わりますよね。新しい部品を着けた瞬間の喜びは凄く楽しい筈ですので。羨ましい限りです。私ももう少し大きいバイク欲しいですね…(通勤はスーパーカブですので…)。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/09/28
 
jpg画像 SUZUKI GSX-R1000のテール&ウィンカーレンズ 完成ですA(img1657.jpg) -1657- SUZUKI GSX-R1000のテール&ウィンカーレンズ 完成ですA

「しっかりとレッドでしっかりとスモーク」が今回のコンセプトです(勝手にですが…)。

ウィンカーレンズの画像もありますのでそちらも紹介します。

2011/09/28
 
jpg画像 SUZUKI GSX-R1000のテール&ウィンカーレンズ 完成です!(img1656.jpg) -1656- SUZUKI GSX-R1000のテール&ウィンカーレンズ 完成です!

大変お待たせしました。バイクのテールランプと左右ウィンカーレンズ塗装、完成です!

どれもクリアーレンズだった物で、テールランプはわざわざ一旦赤くしてからスモーク掛けています。

「せっかく赤く塗るので薄めの方が」と思ったのですが(進言もしました)、スモークはしっかりと掛けて欲しいとのご要望でしたので標準濃度にしてあります。元々クリアーレンズだったとは思えませんね。これは渋いです。

2011/09/28
 
jpg画像 スバルプレオのヘッドカバー結晶塗装「青」 完成ですA(img1655.jpg) -1655- スバルプレオのヘッドカバー結晶塗装「青」 完成ですA

いつも塗っている艶々の塗装とは真逆な仕上がりですが、この無骨な中の均一感というか「人工的な堅さ感」が結構好きですね(いや、そもそも素材が堅いんですけどね…)。カチッとしています。

この後エンジンルームに着けばその他の付属品との相性もあると思います。プラグコードも青かったりするのでしょうか。色々考えると楽しそうですね。

この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/09/27
 
jpg画像 スバルプレオのヘッドカバー結晶塗装「青」 完成です!(img1654.jpg) -1654- スバルプレオのヘッドカバー結晶塗装「青」 完成です!

そしてお待たせしました。

「青」といっても今回はメタリックとパールを入れた「ブルーパールメタリック」にしてあります。
イメージとしてはスバルWRブルーカラーで、通常の塗装のように艶が無い分それよりパール分を多くしてあります(あくまでもイメージです。塗料が違いますので…)。

アルミ素地部分とのコントランスが良いですね。ブルーが映えています。

もう一枚画像紹介しますね。

2011/09/27
 
jpg画像 スバルプレオのヘッドカバー 凸部研磨作業(img1653.jpg) -1653- スバルプレオのヘッドカバー 凸部研磨作業

既に結晶塗装の本塗りは完了しておりまして、その後焼き付け乾燥硬化も終わって次の工程に入ってます(これも既に終わってますが…)。

いつも行っている凸部の面研ですが、いきなりペーパーで削る時もあれば最初にカッターである程度削る場合もあります。

ペーパー研磨の場合にはダブルアクションサンダーやらシングルサンダーを使うので余計な所に傷が付かないようにガムテープで養生しておきます。

カッターは寝かした状態でスクレーパーのようにスライドさせると凸部上面の塗装がスルスルと削れていきます。

ある程度カッターで落としたら次は機械研ぎで、最後は手研ぎで徐々に番手を上げていきながら(細かくしていきながら)金属面の光沢を出していきます。

2011/09/27
 
jpg画像 スバルプレオのヘッドカバー プライマー塗布(img1652.jpg) -1652- スバルプレオのヘッドカバー プライマー塗布

アルミ素地に直接トップコート(色やクリアー、結晶塗装も)を塗っても十分な密着性は得られませんので、金属素地には必ず「プライマー」を塗ってからの塗装が基本となります。

プライマーは金属への密着性と共に防錆効果が得られますので鉄の錆やアルミの腐食を抑える事が出来ます(酸化を防ぎます)。電子のイオン化傾向やら犠牲被膜といった理由からですね。

ただ結晶塗装のような焼き付け型塗料の場合、それ単体でも比較的密着性が良い塗装ですので、このプライマー塗装を省いてしまうケースも多々あります。
自動車ボディの塗装ではあり得ませんが、日用品などへの塗装では今でも良く見られます。
例えばホームセンターで見かける昔ながらの家庭用スチール製ポストなどでは、売っている時は綺麗に見えるのですが買って実際に屋外に着けてみると数年で錆が出て塗装が剥がれて来てしまったりするケースがあります。
剥がれた所から下地を見ると「色」しか塗ってないんですよね。プライマーの塗装はどこにいったのやら…といった感じです(悲)。

まあこれはコストを最優先すれば仕方のない事ではあるとも思います。最初の一年を持ち越せば多少色が剥がれて来てもクレーム言う人は少ないでしょうし、説明書をよく見ると「屋内での使用に限る」なんて書いてあったりしますので、これでは騙された感が強くなります。非常に残念です。

2011/09/27
 
jpg画像 スバルプレオのヘッドカバーも(img1651.jpg) -1651- スバルプレオのヘッドカバーも

すいません、こちらはすっかり紹介が遅れてしまいまして。

こちらも無事完成しておりますが途中の作業内容紹介させて頂きますね。

画像はリン酸処理が終わってマスキングした状態です。

内容としては「ホームページにあるヴィヴィオと同じ様な仕上がりで、色はブルーパールを」との事です。

なるほど、今回初めて知りましたがヴィヴィオとプレオはエンジンが一緒なのですね。ヘッドカバーの形は全く同じ様です。

2011/09/27
 
jpg画像 ランサーのヘッドカバー 結晶塗装「赤」で完成ですA(img1650.jpg) -1650- ランサーのヘッドカバー 結晶塗装「赤」で完成ですA

真ん中の点火プラグが刺さる場所は「プラグカバー」が付いて見えなくなるのが普通ですが、場合によっては何かの部品が付いてそのカバーが着けられなかったり、あえてカバーを付けないで中を見せるといったケースがあるようですので一応(というかちゃんと)綺麗に塗り上げるようにしています。イビツに入り組んだ形をしているのでとても塗り難いんですけどね(苦笑)。

スプレー時のイメージとしては、パターン広げてドバーっと塗っているような感じがするかも知れませんが、こういった立体的な部品の場合はスプレーパターンは細くしてスプレーガンをチョコチョコ動かしながら塗っています。
「それで本当に塗れてるの?」みたいな事を繰り返しながら、細かい所が塗り終わったら最後に比較的少ない平面部分をスーっと塗っていきます。結構地味な塗り方ですね(笑)。

慣れてくるとこういった立体物でも全体的に同じ膜厚で塗れるようになり、比較的均一な結晶目で揃える事が出来る様になります。最初の頃は本当にひどかったんですけどね(苦)。

この結晶塗装を覚えた当時は業者さんからの仕事がメインで、その時請けていたスカイラインのエンジンパーツ一式はかなりの量になりますからとにかく練習にはなりました。
「値段より量」みたいな所があったので苦しい時代でしたが、そのお蔭で今があるのだと思います。お金の回収の仕方も勉強になりました(爆。いや、中々お金払ってくれない業者さんでして…苦笑)。


それでは後程完成のご連絡いたしますね。代引きで承っておりますが一応電話致します。

この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/09/27
 
jpg画像 ランサーのヘッドカバー 結晶塗装「赤」で完成です(img1649.jpg) -1649- ランサーのヘッドカバー 結晶塗装「赤」で完成です

大変お待たせしました!ランサーのアルミ製ヘッドカバーですね。

凸文字部研磨して光らせてクリアー塗って完成となります。

先日納品したロードスターのヘッドカバーは丸みを帯びた形でしたが、こちらは昔ながらの角ばったデザインで無骨さを感じますね。
赤も良いですが黒も良く似合いそうです。

もう一枚画像あるので紹介しますね。

2011/09/27
 
jpg画像 休業日のお知らせ(img1648.jpg) -1648- 休業日のお知らせ

誠に恐縮では御座いますが、10月1日(土曜日)は私用により休業日とさせて頂きます。

お待たせしている方々には誠に申し訳ございませんが何卒ご理解の程を宜しくお願いいたします。

2011/09/26
 
jpg画像 インプレッサテールランプ 本塗り完了ですA(img1647.jpg) -1647- インプレッサテールランプ 本塗り完了ですA

ここまでの工程としては、

・パーツ確認(傷や割れなどをチェックです)
・脱脂清掃
・裏側マスキング
・レンズ表面足付け処理
・脱脂清掃
・待機
・脱脂清掃
・クリアー抜き部マスキング
・脱脂清掃
・本塗り準備(ブース内部品設置)
・脱脂清掃
・ブース稼働
・エアーブロー&タッククロス掛け
・プラスチックプライマー塗布
・レッドキャンディー塗布(5〜6コート)
・マスキング剥がし
・プラスチックプライマー塗布
・スモーク塗装(2コート)
・クリアー塗布
・強制乾燥

となります。「とにかく脱脂」といった事が良く解るかと(笑)。


それでは完成しましたら改めて紹介させて頂きますね。
もう少々お待ちくださいませ!

2011/09/26
 
jpg画像 インプレッサテールランプ 本塗り完了です!(img1646.jpg) -1646- インプレッサテールランプ 本塗り完了です!

プラスチックプライマーを塗布後、レッドキャンディーを塗布してクリアー抜き部分のマスキングテープを剥がし、再度その部分にプラスチックプライマーを塗ったら全体に薄くスモークを掛け、続けてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

解り難いので箇条書きで工程紹介しますね。続きます。

2011/09/26
 
jpg画像 インプレッサテールランプ 本塗り前(img1645.jpg) -1645- インプレッサテールランプ 本塗り前

そしていよいよ本塗りです。

この段階までに脱脂作業は4回程度終わってますが、注意していてもマスキング時には素手で触れている部分がありますので最終的な脱脂作業を行います。

ただ脱脂する際にウェスを拭き上げる方向を誤ると大変な事になります。

マスキングテープの断面部分(端)は厳密に言えば「糊」が剥き出しの状態で、ここにウエスが当たるとウエスのホコリがテープ際に付いてしまいます。

脱脂に使っているウェスは「不織布」と言われるもので、一般的にはホコリや糸クズが出ない筈なのですがそうではありません。ちゃっかりカスが残るのです。

テープ際についたカスはこの後のタッククロス(不織布に粘着物質が付いた埃とり専用ウェス)で取れる物では無く、肉眼でも見落としがちな些細な物なので、これを防ぐには脱脂拭き上げの方向を考慮する事です。

当たり前と言えば当たり前の事なのですが、どれも一つ間違えたり忘れたりすると想像していた仕上がりにはなりません。
まあ理想通りになる事も稀ではありますが、それでも「もっと注意していれば」と悔やむのは嫌ですので、ちょっとしたことで回避出来る事はやっておきます。

難しそうに言っていますが毎日やっていると当たり前の事ですので特別な事ではありませんね。
盆栽を始めて気付いたのですが(笑)、器が小さな植木は毎日水を上げないと簡単に枯れてしまうという方が驚きでした。
「水遣り3年」(でしたっけ…)という格言?にも納得です。

(ちなみに塗装業界では「水研ぎ3年」みたいな言葉があります。笑)

2011/09/26
 
jpg画像 インプレッサテールランプ マスキング作業(img1644.jpg) -1644- インプレッサテールランプ マスキング作業

こちらもお待たせしました。先日こちらのテールランプ一式を中古品でご購入頂いた方ですね。

こちらは元々在庫していた部品で、ただ先日「裏側のボルトが折れた」方の為に一時貸し出しをしておりましてその間お待ち頂いておりましたが、先日無事戻って来ましたので作業着手しております。大変お待たせしました。

レンズ表面は足付け処理を行い、脱脂清掃後に「クリアー抜き」の部分のマスキングを行っています。
前もってこれが出来れば全体的な作業がもう少し楽になるのですが、足付け処理〜脱脂作業を行った被塗面にマスキングテープを貼ったままにすると、テープについている「糊」が強くくっ付いてしまい残ってしまうのです。所謂「糊残り」ですね。

これの発生が解るのはテープを剥がした時でして、その時はまさに「本塗り中」ですからもうどうにもなりません。

かといって普通の塗装のようにその部分だけ拭いたり塗り直しが出来ませんから(レンズ類の塗装は一発勝負です)、いかに本番で問題が起きないかの為に下地処理の段階で注意する必要があります。


ただ元々の私の性格だと実はそういった事が実に不得意でして(苦笑)今までも相当苦労してきました。失敗は人よりかなり多い方だと思います。
塗装に限る事では無いと思いますが、完成させるまではどの作業にしても基礎を忠実に積み重ねていき、トラブルが予想される事は予め除去していく必要があります。
こういった事から私的には塗装は消去法で完成していくといった考えですので、各工程とも足し算では無く引き算みたいな感じで進行していきます。

地味な作業の連続ですが今までやってこれたお蔭で何とか人並みには仕事が出来るようになりました(笑)。当面はこれで食べて行ければと願う次第です。

問題は歳をとってからなんですよね。今のような細かい作業が出来るかどうかです。
人生の終焉まで塗装は続けて行きたいと思いますので今からそれに備えて精進していきたいと思います。

2011/09/26
 
jpg画像 SUZUKI GSX-R1000のウィンカーレンズ 本塗り完了です。(img1643.jpg) -1643- SUZUKI GSX-R1000のウィンカーレンズ 本塗り完了です。

こちらはウィンカーレンズでスモーク塗装のみの仕上がりとなります。

ご依頼内容は「標準濃度のスモーク」で、裏に貼ったマスキングテープの黄色味が見えるので「もっと濃くした方が」と思いがちですが、黄色が見えなくなるまでやると真っ黒な「濃い目」になってしまいます。「勘」では無く確認しておりますのでご安心下さい。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!

2011/09/26
 
jpg画像 SUZUKI GSX-R1000のテールレンズ 本塗り完了です!(img1642.jpg) -1642- SUZUKI GSX-R1000のテールレンズ 本塗り完了です!

そしてしっかりスモークを掛けて本塗り完了です。確かにいい感じですね。

いや、最初は「スモークにするならわざわざ赤くしなくても良いのでは…」と提案させて頂いたのですが(当然費用が大きくなりますので)、オーナー様的には「赤にスモークで」と拘っておりましたので。
確かに単にスモークにするだけの仕上がりとは違いますね。感服致します。

2011/09/26
 
jpg画像 SUZUKI GSX-R1000のテールレンズ レッドキャンディー塗布(img1641.jpg) -1641- SUZUKI GSX-R1000のテールレンズ レッドキャンディー塗布

左右のウィンカーはスモークですが、テールランプは「一旦赤くしてからしっかりとスモークを」との事でご依頼頂いておりますので、その通り一旦はレッドキャンディーをきっちり仕上げます。

続けてスモーク塗装を行います。

「最初からレッドとスモークを混ぜてしまえば楽なのでは」と思われる方も居るかも知れませんが、それをやると濁りが発生してしまうとの事を聞いた事があり、またそれだとどちらも微調整が出来ませんからね。試した事もありません。

2011/09/26
 
jpg画像 SUZUKI GSX-R1000のレンズ3点 本塗り前(img1640.jpg) -1640- SUZUKI GSX-R1000のレンズ3点 本塗り前

こちらもお待たせしました。いよいよ本塗り開始です。

レンズ単体の製品は裏側に直接テープを貼る事になるのでマスキングテープの黄色がそのまま見えています。
この場合、見た目だけで塗る込んでいくと気づいた時には「真っ黒」になっていたりします。テープが貼ってある時と剥がした時と
では光の入り方が違うのでこの状態ではスモーク濃度が解り難いんですよね。

「そこは職人の勘と経験で」なんて事に頼ると大抵は失敗しますので(苦笑)そんな事はせず、コート毎にスモーク濃度を確認しながら進めていきます。

2011/09/26
 
jpg画像 トラック用ウィンカーレンズ一式 本塗り完了です!(img1639.jpg) -1639- トラック用ウィンカーレンズ一式 本塗り完了です!

今回取り寄せたイエローはいつも塗っているレッドやオレンジなどに比べて若干「濁り」が見られます。
恐らくは耐候性を考慮してかと思います。

ちなみに透過性の塗装の中で、「レッド」は比較的耐候性は良くブルーは弱いらしいですね。「色が飛びやすい」との事です。
どちらにしても通常の塗装よりは耐候性が劣ると思われますので、クリアーは耐UV効果の高いクリアー(クリスタルクリアー)を採用しています。


それでは完成しましたら改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!

2011/09/26
 
jpg画像  トラック用ウィンカーレンズ一式 本塗り前A(img1638.jpg) -1638- トラック用ウィンカーレンズ一式 本塗り前A

隣に居たブレーキ屋さんからは「おいおい、ブレーキランプ黄色くて良いのかよ」といった発言がありましたが、こちらはブレーキランプでは無くてコーナーランプですよ(笑)。確かに大きいので普通車だとテールランプにしか見えないですね。トラックのフロント左右に着くコンビネーションランプかと思います。

2011/09/26
 
jpg画像 トラック用ウィンカーレンズ一式 本塗り完了です。(img1637.jpg) -1637- トラック用ウィンカーレンズ一式 本塗り完了です。

ご依頼内容は「レンズをイエローで」との事で、最初は「え?オレンジじゃ無くてですか?」と聞き返してしまいました。
ただ装着予定の車両が「トラック」という事で納得です。確かにそういった装飾はあり得ますね。


という事で、今回新たにこちらの色を取り寄せて透過性のイエローで本塗り完了です。
オレンジにならないようにレモンイエローな感じで仕上げています。

全部で10個ですね。他にも紹介致します。

2011/09/26
 
jpg画像 トラック用ウィンカーレンズ一式 本塗り前(img1636.jpg) -1636- トラック用ウィンカーレンズ一式 本塗り前

下地処理を終えいよいよ本塗り開始です。

四角いレンズは土台のメッキ部分との分解が不可能ですので(接着剤で付いているようです)その間はマスキングにて対応しております。
丸いレンズは裏側内部をマスキングしていますが、注意する点はネジ穴部分に「穴」を開けておく事です。
ネジ穴部分は窪んだ形となっていて、ここが行き止まりになるとスプレー時のエアーが奥まで届かなくなる為塗料も跳ね返されてしまいます。色もクリアーも入らないんですよね。

なのでそこに穴を開けておく事でスプレーのエアーが通り抜け、さらには塗料もちゃんと入るようになります。
ただしだからといって勝手に奥まで綺麗に塗れたりはしないのですが(苦笑)。面倒でもきっちりスプレーパターンを絞って細くし、意識して奥までスプレーしないときっちりクリアーが入らなくてザラザラな肌になってしまいます。

多少面倒でも丁寧に、ですね。

2011/09/26
 
jpg画像  F430仕様スターバックスタンブラー 完成ですA(img1635.jpg) -1635- F430仕様スターバックスタンブラー 完成ですA

先ほどのレッド&グリーンラインの裏側になります。このロゴも頂いた参考画像を元に作成しています。

近日中に別件でTACさんいらっしゃるとの事ですのでその時にお渡ししますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/09/26
 
jpg画像  F430仕様スターバックスタンブラー 完成です(修復後)(img1634.jpg) -1634- F430仕様スターバックスタンブラー 完成です(修復後)

という事で無事修正しまして完成となります。大変お待たせしました!

作業は当然「仕様書」を見て進行していたのですが、どこでどう間違えたのか塗っている時は全く違和感無く作業していました。
で、オーナー様が本塗り完了時の画像を見てわざわざご連絡頂きまして修正させて頂いた次第です。大変失礼致しました。

裏側の画像もありますのでそちらも紹介致します。

2011/09/26
 
jpg画像 F430仕様とMINI仕様のタンブラー 完成です(修復前)(img1633.jpg) -1633- F430仕様とMINI仕様のタンブラー 完成です(修復前)

こちらも大変お待たせしました。

が、実はこの画像はちょっと前に撮ったもので、内容に一部間違いがありましたのでその後修正しております。ご安心下さいませ。

修正したのは白いタンブラーの方で、黄色いMINIの方はこちらで完成で間違い御座いません。

当然修正後の画像がありますのでそちらをご覧ください。

2011/09/26
 
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