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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2011】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 スターバックスタンブラー揃いました。(img1491.jpg) -1491- スターバックスタンブラー揃いました。

大変お待たせしました。以前よりご依頼頂いておりましたスターバックスのタンブラーですが、ようやく昨日(ってもう日付変わったので一昨日ですか…)スタバの店舗行って来て購入してきました。

この内の二本は以前より「プロフィット社外記」で紹介していたテスタロッサのオーナー様からのご依頼で、本当はこのタイプのタンブラーでは無く「コンコルド」なるモデルを使いたかったのですが店舗には置いてありませんでした。
なのでネット(楽天)で購入しようと調べたところ、定価が3千円台のタンブラーがネットだと7千円以上します。???意味が解りません…(限定品なのでしょうか)。

と言う事でいつものモデルを購入させて頂きました。勿論差額は返却致します。力足りなく申し訳御座いません…。

で、もう2本は違うオーナー様で、こちらの方も内容が決まりましたらので後日改めて紹介させていただきますね。

もう一本は先日届いた物で、こちらは艶消しの紫パールでご依頼承っております。こちらも詳細は改めて紹介させていただきますね。

ちなみに購入して来たタンブラー4本の内3本は「ゴールド」ですが、どの道塗る時に全部剥がしてしまうので問題御座いません。
そもそも店頭には5本しか在庫が無くて、その内一つに凹みがあったのでそれを避けて今回のような結果となりました。

しかしいつも思うのですが、スターバックスの店員さんはとても対応がいいですね。レジとはちょっと離れたところでモゾモゾしていたら(怪)忙しい手を止めてまで声を掛けて貰いました。
あの店の人気はこういった社員教育というか気配りの賜物なのだと思った次第です。


他にもまだ紹介していない案件ありまして遅れて申し訳御座いません。自転車フレーム無事届いておりまして先ほど確認しましたが連絡がまだですいません。
明日(っていうかもう今日ですか…)改めて連絡差し上げますのでもう少々お待ち下さいませ。

2011/09/06
 
jpg画像 ワタナベマグネシウムホイール 本塗り完了です!(img1490.jpg) -1490- ワタナベマグネシウムホイール 本塗り完了です!

そして本塗り完了です。お待たせしました!

まだこの状態は塗り立てですので、この後徐々に艶が消えていきます。
艶消し・半艶の場合は塗ってから直ぐに強制乾燥すると艶がそのまま止まってしまいがちです。
なのでじっくり常温で自然乾燥させ、ある程度艶が引けたら強制乾燥にします。なので焼くのは来週ですね。

完成しましたらまた改めて紹介しますね。もう少々お待ちくださいませ!

2011/09/03
 
jpg画像 ワタナベマグネシウムホイール 本塗り開始ですB(img1489.jpg) -1489- ワタナベマグネシウムホイール 本塗り開始ですB

イエローラインのマスキングが完了したらいつものように吊るしてセットします。

今回は通常の「4本」では無く、恐らくはスペアタイヤの分も含めた「5本」になります。
これは結構珍しい事なのですが、私のお客様は確かに5本ご依頼頂く方が時々いらっしゃるんですよね…。

当然TACさんでも前例がありませんでしたので、急遽5本吊るせるように吊るせるシャフトを用意しました。

2011/09/03
 
jpg画像 ワタナベマグネシウムホイール 本塗り開始ですA(img1488.jpg) -1488- ワタナベマグネシウムホイール 本塗り開始ですA

イエローを塗ってから30分くらいすると「テープフリー」な状態になります。所謂「乾燥」した状態ですね(硬化とは違います)。

で、リムのライン通りにマスキングします。ご依頼は「10mm幅で」との事ですので、こういったケースでは10mm幅のラインテープを使用すれば楽なのですが、実際の所はそう上手くは行きません(苦)

ラインを引く部位は若干テーパーが掛かっているので(円錐になっています)外周と内周で差がありますから10mm幅のテープで貼ろうとするといざ本番の時にテープが浮き上がってしまったりします。
当然そういった経験も多々ありますので最初からそれは想定していませんでした。

という事で、画像に写っているラインテープは「5mm幅」で、これを二回に分けて貼っています。
少々面倒ですが確実ではありますね。任意保険といった感じです。

2011/09/03
 
jpg画像 ワタナベマグネシウムホイール 本塗り開始です。(img1487.jpg) -1487- ワタナベマグネシウムホイール 本塗り開始です。

既に下地処理(新品なので足付け処理のみ)は先日終えておりましたので、本日ブースが空いていたので一気に作業を進めます。

今回は隠ぺい性の問題から、ベースカラー(グレーメタリック)では無く、リム部分のイエローから塗り始めます。

特にマスキングはしていませんが、余計な箇所に色を飛ばしてパサつかないように注意して塗ります(粉っぽくなると密着性が落ちますので)。勿論塗装前には十分な脱脂処理を完了しております。

2011/09/03
 
jpg画像 ワタナベホイールのベースカラー&ストライプ(img1486.jpg) -1486- ワタナベホイールのベースカラー&ストライプ

ホイールのベースとなる色はメルセデス社のグレーメタリックで、若干イエローっぽいグレーです。イエロのストライプを当ててイメージを見ています。

グレーメタリックは色見本帳だと「艶消し」ですが、ご依頼の艶具合は「半艶」になります。艶消しでも「ヌメっ」とした感じで、以前塗ったMINI用のホイールみたいな感じですね。

参考画像→COOPERのホイール塗装

それでは本塗りまで少々お待ちくださいませ!

2011/09/03
 
jpg画像 ワタナベホイールのストライプカラー(img1485.jpg) -1485- ワタナベホイールのストライプカラー

スーパーセブンに装着予定のマグネシウムホイールで、ベース色はグレーメタリック(メルセデスのカラーコード「7104」)で、リム回りには10mm幅で「イエロー」のラインを入れるようご依頼頂いております。

で、イエローに関しては予め色見本としてのストライプテープを頂きましたので、それを基に近似色を探します。
今回はRAL社の色見本帳からカラーコード「1023」を選択します。

この程度の色であれば直接目調色をした方が手っ取り早いのですが、ホイールなどの場合には「傷を付けてしまったので一本だけ修理して欲しい」といったご要望が後で発生しかねませんので、その場合に備えてカラーデータがしっかりとした物から選んでおくのが無難です。

画像で色見本帳に貼っているのが色見本としてお預かりしたラインテープの切れ端ですね。

2011/09/03
 
jpg画像 RZのビキニカウル 本塗り完了です!(img1484.jpg) -1484- RZのビキニカウル 本塗り完了です!

そしてレッド部分を塗り終え、マスキングを剥がしたら全体にクリアーを塗って本塗り完了です。おまたせしました!

完全硬化後に裏側にもベースの白を塗りますが、来週中には完成するかと思いますのでもう少々お待ちくださいね。

2011/09/02
 
jpg画像 RZのビキニカウル 本塗り開始です。(img1483.jpg) -1483- RZのビキニカウル 本塗り開始です。

画像では既に「白」のベースコートが終わり、続けて2トーン目の「赤」の為にマスキングを施しています。

タンク同様、下半分を「白」、上半分を「赤」ですね。色はオリジナルな感じですが柄はもう完全オリジナルですね。乗り潰すつもりのようですので自分好みでもうOKのようです。うーん、羨ましい限りです。

2011/09/02
 
jpg画像 RZのビキニカウルもA(img1482.jpg) -1482- RZのビキニカウルもA

という事で、先日ご足労を頂きまして以前塗らせて頂いたフェーエルタンクに色見本帳を合わせて近似色を探します。

以前のプロフィット日記から先ほどの調色風景画像を見つけて気づいたのですが、もうあれから2年経っているのですね。月日が過ぎるのは早いです。

フェーエルタンクは良いオーナー様に巡り合えたようで(というか車体がですか。笑)、途中事故に遭ったりした今でもピカピカの艶々でした。

という事で本塗り開始です(既に終わっております)。

2011/09/02
 
jpg画像 RZのビキニカウルも!(img1481.jpg) -1481- RZのビキニカウルも!

こちらも大変お待たせしました!そして先日はご足労頂きありがとうございました。

こちらもリピーターの方で、以前ガソリンタンクを赤と白の2トーンでご依頼頂きまして今回もそれと同じ仕様でご依頼頂きました。

で、以前塗った「赤」と「白」は、てっきり既存の色見本帳から近似色を抜粋したのかと思いきや、どこを探してもデータが見つかりません。
まさかと思い以前のプロフィット日記を見るとバッチリ調色作業しているじゃありませんか…(苦)。

参考画像→RZガソリンタンク調色作業

今回は新規部品ですので元色は解る筈も無く、結果オーナー様に理由を話して今一度ご足労を頂いた次第です。本当にお手数をお掛けして申し訳御座いませんでした…!

2011/09/02
 
jpg画像 マツダアクセラ内装パーツ一式 本塗り完了ですA(img1480.jpg) -1480- マツダアクセラ内装パーツ一式 本塗り完了ですA

手のひらよりも大き目のパーツは、それぞれサイズの合った段ボール箱に固定して台に置きます。

これらも塗る時は左手で持って右手でスプレーしますので、余り大き過ぎないサイズの段ボールを用意しておきます。

段ボールへの固定も「ベタ置き」にならないように少し浮かした状態にすると、スプレー時の空気が上手く通り抜けて綺麗に塗れるようになります。逆を言えば「空気溜まり」が出来るとその手前でクリアーが止まってしまい、綺麗に塗れない部分と塗り過ぎる部分が出来て「タレ」が生じてしまうのです。

塗装は「技術」と言うよりも、前準備というか「任意保険」を如何に増やして行くかが鍵なのだと思います。ただやり過ぎると赤字になるのですが…。バランスですね。


それではこちらも来週には完成予定です。もう少々お待ちくださいませ!

2011/09/02
 
jpg画像 マツダアクセラ内装パーツ一式 本塗り完了です!(img1479.jpg) -1479- マツダアクセラ内装パーツ一式 本塗り完了です!

随分詰め込んでいるように見えますが実はそうでは無くて、小物を塗る時にいつも使っている台はパイプで出来ていますので、ブース中央に置こうとすると床には穴が開いていますので安定しないのです。

ブース内の床は殆どがフィルターになっていて、その上に車体が乗っても大丈夫なように「グレーチング」なる鉄製の板が張ってあります。この板はフィン状になっているのですが、そのフィンの隙間よりも塗装台として使っているパイプが狭いので下手をすると倒れてしまいます。

なので設置するのはブース内の周りの方で(ここは普通の床になっています)、そこから塗る物だけを手に取って塗り、その都度また挿して他の物を抜いて塗るのを繰り返します。

まさかこの状態で塗っている訳ではありませんのでご安心下さい。

2011/09/02
 
jpg画像 マツダアクセラ内装パーツ一式 本塗り開始です!(img1478.jpg) -1478- マツダアクセラ内装パーツ一式 本塗り開始です!

こちらもお待たせしました!無事本塗り完了しておりますのでご安心下さい!

今回で既に何度目かのご依頼で(4回目くらいですかね…)、それでも今回も全部で10点以上にはなっています。ドップリ嵌ってしまったみたいですね(笑)。

色は、前回ご依頼頂いた中にあったメルセデス社の『イリジウムシルバー』( カラーコード:775)が気に入られたようでして、今回全てこの色です(病)。ご贔屓有難うございます(笑)。

2011/09/02
 
jpg画像 強制乾燥(img1477.jpg) -1477- 強制乾燥

車体は当店とは全然関係無く、こちらは昨夜TACのゴトー氏が塗ったBMWです(当店で車体は扱っておりません)。

ドアは外した状態で塗っていて、ほぼ右側面全て塗っていますので、こういったケースでは「赤外線ヒーター」では無く「ブース焼き」で強制乾燥を行います。その方が効率が良い、という事ですね。

「塗装ブース」とは、何層かになったフィルターを通って空気中の埃を取り除いたクリーンなエアーを供給し、塗装時のスプレーミストなどをまた何層かになったフィルターを通って排出してくれる装置です。

TACさんは自動車の板金塗装屋さんですので(その他何でもやっていますが…)この自動車専用ブースを持っていますから、間借りしている私はこれを使わせて頂いてます。

塗装ブースはクリーンなエアーの供給以外に「熱」を強制的にかける事も出来ます。一気に箱の中を80℃にしたり出来るので、量が多い場合には効率よく硬化させることが出来るのです(「乾燥」では無く「硬化」でそれには熱が必要です)。

ただ私の塗っている「小物」の場合は比較的小さな物ばかりですので、これらの為にブース全体に熱を掛けるのはかなり無駄です。コスト上の問題だけでは無く環境負荷が大きくなりますので、小物塗装屋になった意味がありません。本末転倒です。

ですので今回のようにTACさんがブースで一気に焼く時に私の小物逹(笑)も一緒に焼いて貰います。画像には写ってませんが自転車フレーム2台も入っています。

これが今朝出来ましたので、メガネフレームとサングラスフレームは二度焼き目を無事行えまして先ほど発送致しました。明日には到着するかと存じます。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/09/02
 
jpg画像 RITCHEYのクロモリフレーム プライマー塗布完了です。(img1476.jpg) -1476- RITCHEYのクロモリフレーム プライマー塗布完了です。

開封からプライマー塗布完了までは2時間くらいです。

放置していてもいきなり錆が出てくる訳ではありませんが、目で見て錆びていないからと安心すると後で痛い目を見ます(散々見て来ました…)。

ただ板金屋さんと塗装屋さんが別々だとある意味仕方無い所もあるのは解ります(自動車塗装世界の話しです)。
大抵の板金屋さんは錆は余り気にしてくれませんので(後でトラブル出ても塗装屋の責任ですので…苦)、錆びが発生した上からシーラーで蓋をされてしまったりされると全く解りませんので。当然パテの下も、ですね…。

鋼板(鉄のパネル)でも亜鉛メッキがあれば錆は出ませんが、板金作業する際にはそのメッキ層も剥離するので一気に錆の進行が早いんですよね。
車のボディでは、飛び石による傷で塗装が剥がれたりするケースは良くありますが、あの時亜鉛メッキ層が残っていれば錆は出ませんし、例え突き破っても電位差の関係から(犠牲被膜ですね)その近辺の錆の進行も遅くなります。

が、中には元々亜鉛メッキが施されていない車両(ローバーミニやらハーレーなど)もありますから、それらはちょっとした傷からも菌糸状に根深い錆が進行していきますので早めの処置が必要です。
一般的なタッチアップでもいいですが、その前にプライマー(金属用錆止め)を塗っておくと良いですね。


クロモリフレームも同様で、塗装が大丈夫そうでもその下ではびっしり錆が出ていたりします(苦)。
出来れば屋内保管で、湿度や結露に気を付けて保管すると宜しいかと存じます。
フレーム内部にはそれ専用の防錆油も売っていますので調べてみて下さい。自動車業界で有名なのは「ノックスドール」社のですね。品名忘れましたが…(謝)。

2011/09/02
 
jpg画像 ANCHORのアルミフレーム プライマー塗布完了です。(img1475.jpg) -1475- ANCHORのアルミフレーム プライマー塗布完了です。

十分に脱脂処理をしたらプライマーを塗ります。ここまで来ると一安心ですね。

少し寝かしてその間にロゴ入れ塗装用のマスキングシートを作っておきます。データは先日作成しておいたので後はカッティングマシーンにデータを送り込むだけですね。

2011/09/02
 
jpg画像 RITCHEYのクロモリフレームもサンドブラスト処理完了です(img1474.jpg) -1474- RITCHEYのクロモリフレームもサンドブラスト処理完了です

こちらも一緒にブラスト屋さんに出しておりましたので一緒に返って来ました。

サンドブラストで処理されると素地表面は細かい凸凹な状態で、これによりこの後に行う塗装の密着性を高める「投錨効果」(アンカー効果」が得られます。塗装する上では良い状態という事ですね。

ただしその反面「非常に錆易い状態」でもありますので直ぐにプライマー作業に移ります。
またこの状態で素手で触ると汗や皮脂によって後に錆やブリスターが発生してしまうので軍手などを着けて直接素手で素材に触れないようにして作業を行います。
勿論プライマー塗装前には脱脂も必要で、スプレーガンにシンナーを入れて上から下までたっぷり流し洗いて拭き上げます。


画像でフレームと一緒に写っている小袋は「乾燥剤」ですね。発送している最中に酸化するのを抑えてくれていますが、恒久的ではありませんので開封してからはかなり早めにプライマー塗布まで完了させます。


今回はこれらの他にベンツのマグネシウム製ヘッドカバー(V12なので6気筒分が二枚…)もお願いしました。
そちらも腐食が酷かったので根こそぎ削り落として貰いました。

自転車フレームの塗装でよくあるお問い合わせで、「剥離はこちらでやるので色を塗るだけでお願いしたいのですが」といったご相談がありますが、上記の事から出来ればご遠慮下さいませ。
「どうしても」、と言う事でしたら「サンドブラスト」で処理された物はお受付します。ただしやはり鉄の場合はデリケート過ぎるのでお受付は難しいです。
「それでもどうしても」という場合には、当店がお願いしているようなサンドブラスト屋さんで行って頂ければと思います。
ちなみに当店がお願いしているのは埼玉にある「U2」さんですね。今回もこちらです。

2011/09/02
 
jpg画像 ANCHORのアルミフレーム サンドブラスト処理完了です!(img1473.jpg) -1473- ANCHORのアルミフレーム サンドブラスト処理完了です!

昨日無事サンドブラスト屋さんから返って来ました。さすがその道のプロという事もあってバッチリです。

ちなみにフォーク取付け部のボールベアリングは全て外してありますのでご安心下さい。紹介していなかったかも知れませんが一番最初に分解しています。

続けてプライマーの塗装に移ります。


2011/09/02
 
jpg画像 アルパインのツイーターパネル塗装も完成ですA(img1472.jpg) -1472- アルパインのツイーターパネル塗装も完成ですA

艶ありの黒は高級感はあるのですが、反面「傷が目立つ」といったデメリットはあります。黒ソリッドの車体に乗っている方なら解りますよね。下手にワックス掛けをすると余計に傷が目立っていってしまう…といったどツボに嵌ります。

塗装の管理としては「出来るだけ触らない」が理想なのですが、指紋などが付いたらやはり気になるので磨きたくなるのも良く解ります。
メンテナンスの方法としては汚れたウェス・雑巾は使わない、ですね。
見た目は綺麗でも、一旦床に落としたりして砂が付くと洗っても簡単には取れてくれません。砂はガラスや石が細かくなっているだけですので凄く堅い物質ですからそれで塗膜を擦ると簡単に傷が付いてしまします。

ですので洗車専用のウェス(タオル)で最初に水拭きをし、その後拭き取り専用のネルウェスなどで乾拭きが宜しいかと存じます。
ネルウェスが無ければメガネやサングラスを買った時に着いてくる「眼鏡拭き」が良いですね。
理想的には化学繊維でちゃんとコンパウンドやワックス拭き取り用のウェスで、最近はネットオークションなどでも売っているのでよかったら探してみてください。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/09/01
 
jpg画像 アルパインのツイーターパネル塗装も完成です!(img1471.jpg) -1471- アルパインのツイーターパネル塗装も完成です!

こちらもお待たせしました!ドアの内側インナーハンドル部に着くつツイーターパネルですね。

社外品ではありますが製品の出来が良さそうですので純正と簡単に交換出来そうです。

私も昔、追加で社外品のツイーターを着けていましたが、ダッシュボード左右のガラスに近い所だったので、それのせいでガラスの隅が掃除出来ないんですよね。しかも両面テープの跡が残ってしまいましたし…。
そういった事を考えるとこれは画期的な製品かと思います。まあ今回の塗装費と合わせて結構な出費かとは思いますが…。

もう一枚紹介しますね。

2011/09/01
 
jpg画像 BMWの「135i」のメッキエンブレム塗装 艶あり黒で完成ですA(img1470.jpg) -1470- BMWの「135i」のメッキエンブレム塗装 艶あり黒で完成ですA

極小さい部品なので、ちょっと塗り過ぎるとフチにクリアーが溜まって盛り上がってしまいますからそうならないように薄膜で且つ肌を残さないように塗っています。まさに「濡れたような肌」という表現が当てはまるかと思います。

塗装屋になる前、自家塗装でこの艶を求めてもどうやっても出せず、車のボディなどは「あれは大きな窯に丸ごと沈めているんだろう」と思っていました。まあ間違いでは無いのですがそれは下地塗装だけの方法ですね。トップコートはちゃんとスプレーで塗られています。ただし人間ではなくロボットによるものですが(笑)。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/09/01
 
jpg画像 BMWの「135i」のメッキエンブレム塗装 艶あり黒で完成です!(img1469.jpg) -1469- BMWの「135i」のメッキエンブレム塗装 艶あり黒で完成です!

張り付けるまでてっきり「315i」だと勘違いしていました。順番は「135」でしたね。失礼しました…。

という事で、両面テープは貼り直して元の台紙に位置合わせしておきましたのでご安心下さい。

メッキのエンブレム塗装となるといつもは「艶消し黒」か「半艶黒」で、今回のような「艶々の黒」は珍しいです。
が、これこそ塗装屋の真骨頂というか(爆)、やはり缶スプレーで出せない艶を出すのがプロ(の材料…)なのでは、と思う次第です。勝手な妄想かも知れませんが(笑)。


素地は装飾クロムメッキでしたのでそのままでは塗装の密着性も悪いのでそれ相応の下地処理を施してあります。
今回は「標準コース」でのご依頼でしたので、塗装工程を簡略出来る「ウェットオンウェット」では無く、一旦下地塗料(普通では無いプライマー)を強制乾燥〜完全硬化させ、きっちり細部まで研いで下地を作っています。

「お任せコース」と「標準コース」では作業内容や費用が違いますが、一番違うのは「心構え」みたいなものです。オカルト的な事では無く「気になった所はやっておく」ですね。
当然すべての作業で気になる点はあるのですが、それら全てをやりつくそうとすると会社はあっという間に破綻しますので(苦)、悪く言うならばお任せコースは「気にしないように努力する」といった感じです。まあそれでもここに掲載している殆どはお任せコースですのでそんなに不安に思われなくても大丈夫かと思います。


他にも画像あるので紹介しますね。

2011/09/01
 
jpg画像 レクサスのピラーカバー塗装 完成ですA(img1468.jpg) -1468- レクサスのピラーカバー塗装 完成ですA

「クリアー」といっても実はかなりの種類があって、それぞれ特徴も値段もピンキリです。

昔アルバイトで行っていた町工場では、利益を追求する為にクリアーは安いタイプの物を使っていました。ベースコート(色)はDUPONTだったので宣伝としてはしっかり「当店はデュポン使っていますから」と謳ってはいましたが、クリアーは国産のパナロックでしたからね(爆)。

値段もそうですが、安いクリアーの一番の利点は「柔らかさ」です。
一般的に「耐スリ」などと呼ばれるクリアーや、主剤2に対して硬化剤1の比率で構成されるクリアは仕上がった状態が堅い(というか切削性が悪い)ので磨き作業がとても大変です。
最初に荒目のコンパウンドから始めますが、その時に付く「磨き傷」を消すのにさらに苦労するので、使うコンパウンドは3〜4種類、バフも3種類以上は用意します。

例えば今も使っている「クリスタルクリアー」で、このピラーカバー4枚を全てペーパー掛けして磨き上げるとなると所要時間は1時間半程度は掛かってしまうかと思われます。

対して、以前使った事のあるパナロックの、主剤10に対して硬化剤1の割合のクリアーでは、非常に柔らかく(切削性が良く)、多少荒目のペーパー傷でもガンガン磨き取れます。粗いコンパウンドも必要無いので使う種類も工程も少なくて済みますのでかなり楽に磨き作業を終わらせられます(私的経験による見解です)。
材料(コンパウンド・バフ)も少なく済み、また作業時間は半分以下ですので利益率は当然高くなります。

…が、納品後の傷は付き易いですし、何よりクリアーの質感はこうはなりません(しつこいですが私的見解です)。


スタンドっクスでも6:1?4:1?などのクリアーがあるらしいのですが私的には興味がありませんので使っていません。
代わりに「基本的に磨きはしません」「納期は未定になります」といった内容で「お任せコース」といった設定をして、コストを下げてもある程度の仕上がりは保持する、といった内容を提案をさせて頂いております。どうぞご利用下さいませ。


それでは後程完成のお知らせメール差しあげますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/09/01
 
jpg画像 レクサスのピラーカバー塗装 完成です!(img1467.jpg) -1467- レクサスのピラーカバー塗装 完成です!

こちらも大変お待たせしました!レクサスのドアーピラーカバーですね。

ご依頼内容としては「ピアノブラックで」との事ですので、素地の梨地を削ってサフェーサーで平滑に処理し、艶々の黒で仕上げています。

一般的な自動車ボディの塗装は「新車肌」と言うのがありまして、ツルツルというよりはミカンの表面のような凸凹の「肌」があります。
「修理」となると現状復帰が理想ですからこの「新車肌の再現」も必須作業になります(と私は考えてます)。

ただ今の「小物塗装」としての塗装や、今回のように「ピアノブラックで」となると新車肌云々では無く、如何に美しくを限られた条件の中で行う事が大切かと思われます。

「限られた条件」とは、例えば今回は「お任せコース」ですので磨き処理は基本的にしませんから、「塗り」でピアノブラックと言うご要望に近づけるようにします。
ピアノの塗装そのままとなると本来は全面ペーパー掛けして肌を殺さなければなりませんが、その磨き作業無しでそれに近づける、といった塗り方ですね。

ただし余りにも膜厚を付け過ぎると「ワキ」や「発泡」「タレ」といったトラブルが生じます。なので「膜厚を付けないように肌を殺す」といった塗り方ですね。単純に言うと「硬化剤とシンナーを揮発の遅いタイプにして極力ガンを近づけて塗る」ですね。塗り終わった後のクリアーが延びてくれるように(長い時間レべリングしてくれるように)してあげます(言うのは簡単ですがやるのは結構難しいです)。


もう一枚画像あるので紹介しますね。

2011/09/01
 
jpg画像 メガネフレームも完成ですA(img1466.jpg) -1466- メガネフレームも完成ですA

メガネフレームに付属する部品は埋め込まれているタイプの物が多いので完全に分解は難しく、どうしても「マスキング」での対応になります。

昔プラモデルで使った「液体マスキング」がありましたが、今の塗装(塗料)でそれが使えたら結構便利かも知れません。精度は劣りますが、メガネフレームに着いた金具のマスキングにはもしかしたら重宝するのかも…と思う次第です(恐らく浅はかだと思いますが…)。今度ユザワヤ行った時に探してみますね。


それではこちらもお渡しは週末になりますので、その時に改めて連絡致しますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/09/01
 
jpg画像 メガネフレームも完成です!(img1465.jpg) -1465- メガネフレームも完成です!

そういえばこちらは分解した状態でご依頼頂きましたね。という事でこちらで完成となります。お待たせしました!

ただこちらも先ほどのサングラスフレーム同様、軟化剤が多めに入っていてまだ硬化に足りない気がしますのでもう一度熱を入れておきます。

週末にはお渡し出来ると思いますのでもう少々お待ち下さいませ!

2011/09/01
 
jpg画像 サングラスフレーム塗装 完成ですA(img1464.jpg) -1464- サングラスフレーム塗装 完成ですA

前回はこれと同じ型のフレームで「ピンク」でしたが、今回は明るめのカーキです。

どちらもメガネフレームとしては派手な方だと思いますので、メーカーのラインナップには無さそうな色ですから、欲しいとなると今回のように特注しか方法は無いのかも知れませんね。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
発送はもう少しお時間頂きたいので、もう少々お待ちいただけますようお願い申し上げます。

この度もご贔屓頂きありがとうございました!

2011/09/01
 
jpg画像 サングラスフレーム塗装 完成です!(img1463.jpg) -1463- サングラスフレーム塗装 完成です!

先日組み付け完了しまして無事完成となります。…が!発送まではもう少しお時間頂きたく存じます。

今回は軟化剤を20%入れているのですが、これのせいで一回の強制乾燥(60℃40分以上)では足りないような感じです。
ですので他の被塗物に熱を入れる時にもう一度一緒に熱を掛けて置く事にします。あと2日程お待ちくださいませ。

もう一枚画像あるので紹介しますね。

2011/09/01
 
jpg画像 インプレッサテールランプ 埋め込みボルト交換B(img1462.jpg) -1462- インプレッサテールランプ 埋め込みボルト交換B

という事で完全硬化完了です。

一見すると蝋(ロウ)みたいですが全く違います(笑)。
ナットで固定するので余程ちゃんと付いていないと空回りしてしまいますので。一応テストはしましたので大丈夫な筈です。

同じ様に、当店で塗った物で被塗面以外で破損してしまったりした場合は捨てる前にご相談下さい。対応できる範囲でご協力はさせて頂きます(勿論有料では御座いますが…)。

2011/08/31
 
jpg画像 インプレッサテールランプ 埋め込みボルト交換A(img1461.jpg) -1461- インプレッサテールランプ 埋め込みボルト交換A

で、あとは固定方法ですが、今回は「接着」と言うより「埋め込んで固定」といった感じですので、肉盛りと接着性に優れたエポキシ系を利用します。と言うより殆どの場合エポキシなんですけどね。

ただエポキシと言っても多種多様で、柔軟性があったり透明な物だったり、作業性が良かったり粘度が高かったりと色々あります。
塗料と同じく「樹脂」「顔料」「溶剤」「添加剤」の組み合わせでそれらの特徴が変わりますので用途にあった製品を選んで使います。

今回はいつもの3M社製のオフホワイトですね。注射器型になっていて専用アジテーターに装着して使い、レバーを引くと主剤と硬化剤が既定の比率で一緒に出てきます。
本当はこれに専用ノズルを着けて使い、専用ノズルは内部が螺旋状になっていて「出てくると同時に混合済み」といった状態で非常に作業性も良いのですが、如何せんそのノズル代と(使い捨てです)、ノズル内部に残った材料分が無駄になってしまうので、こういったちょっとした作業ではノズルは使わずヘラで混合させます。

で、出来あがった接着剤をボルト表面にヘラで塗りつけ、穴に充填させた後にボルトを差し込みます。
垂直とセンター出しが終わったらあとは動かさないようにして待ちます。

作業効率性で言えばウレタン系接着剤で、早い物であればこの時期なら数分で完全硬化します。ただ今回使ったDP-460トは、その接着力は十二分に凄いのですが作業性が悪く、夏場でも完全硬化には24時間以上を要します。放っていて勝手に固まってくれるような便利さは無いですね。なので使い方を知らないと「何だこれ?!」と一部では不人気だったりします。オールマイティーな材料なんて無い筈なんですけどね…。

2011/08/31
 
jpg画像 インプレッサテールランプ 埋め込みボルト交換(img1460.jpg) -1460- インプレッサテールランプ 埋め込みボルト交換

最初はバイスプライヤーで回してみたのですが取れる気配無く、手伝ってくれたゴトー氏曰く「外車はネジ式だけど国産は打ち込みだから回らないんだよね」との事ですので、ネジを固定している周りを半田ゴテで溶かして折れたネジを取り出します。

なるほどなるほど、凄いのが出て来ましたね…。

で、新たに一回り小さなボルトを用意しておきます。左側にあるボルトがそうです。
埋め込む前に十分に足付け処理と脱脂を行います。実はこの辺が一番重要ですね。

こういった作業はちょっと器用な方なら普通に出来ると思います。
あとは「それは意味あるの?」的な地味な作業を一つ一つこなしていけば長期に渡り安定した状態を維持出来ます。

接着なんかは良い例で、最初はちゃんとくっ付いていたのに数年経ったら剥がれてしまった、なんて事は何かしらが不足していたと思われます(紫外線に当たっていたらそれは劣化ですが)。
「脱脂」「足付け処理」「プライマー」の3点を抑えておけば接着が難しいPP(ポリプロピレン)でもDIYで十分可能です。

2011/08/31
 
jpg画像 テールランプのネジ切れ(苦)(img1459.jpg) -1459- テールランプのネジ切れ(苦)

塗装と関係の無い業務はお受付出来ませんが、こちらは以前私が塗らせて頂いたインプレッサのテールランプですので修理対応させて頂きました。

テールランプのネジはボルトナットでは無く、殆どの場合テールランプからネジが突き出たようになっていて、それをボディ側の穴に差し込み、室内側からナットで固定します。
が、当然強く締めるとこのようにネジが折れてしまうかまたはテールランプが破損してしまいます(空回りですね)。

この現物を見るまでは「新たな部品を再塗装」という事で検討していたのですが、埋め込んであるネジ自体を交換すれば問題ありませんのでその方向でいく事にします。何より塗装に問題が無いのに廃棄物にしてしまうのは惜しいですしね。

2011/08/31
 
jpg画像 マツダアクセラの内装パーツ 下地処理(img1458.jpg) -1458- マツダアクセラの内装パーツ 下地処理

こちらもお待たせしております!連休前にサフェーサー入れておいた梨地パーツの下地処理を行います。

表面がザラザラとした梨地(シボ模様)は、見た目は同じでも樹脂の種類によって仕上がり(作業内容)は変わってきます。

ABS樹脂であれば切削性が良いので一番最初の工程「樹脂表面を研磨する」が比較的楽です。なのでその後のサフェーサー塗布した状態でも綺麗に仕上がります。

対してPP樹脂(ポリプロピレン)は切削性が悪く(逆を言えば傷に強い)、表面の凸凹を削り落とそうとしても歯が立ちません。毛羽立ちがひどいのです。
その後のサフェーサー塗布後の状態もひどく、「これを平らに出来るの?!」といった感じですが、粗めのペーパー(#320)から始めて徐々に番手を細かくしていけば何とかなります。と言うか何とかしなければなりませんので(苦笑)。

と言う事で、機械研ぎ(空研ぎ)から手研ぎ(水研ぎ)を経てツルツルの下地に仕上げます。

と言う事で、無事作業進行しておりますのでご安心くださいませ。

2011/08/30
 
jpg画像 スバルプレオのヘッドカバー 結晶塗装承りました!(img1457.jpg) -1457- スバルプレオのヘッドカバー 結晶塗装承りました!

本日無事到着しております。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

こちらはスバルの「プレオ」なる車のヘッドカバーでして、最初にお問い合わせ頂いた時は「ヴィヴィオのように」との事でしたので「???」でしたが、実は同じヘッドカバーなんですね。初めて知りました。っていうかスバル系オーナー(スバリスト)からのご依頼が多い気がするのは気のせいですかね…(笑)。

参考画像→スバルヴィヴィオヘッドカバー結晶塗装

ご依頼内容としては、スバルの「WRブルーマイカをパール多目に明るく」との事です。
ただ結晶塗装は通常の塗装とは全く違う物ですので、あくまで「イメージ」としての色味でご容赦頂けますようお願い申し上げます。

それでは作業進行しましたらまた紹介させていただきますね。
この度のご依頼、誠に有難う御座います!

2011/08/30
 
jpg画像 エレクトリックピアノのカバー 塗装ご依頼頂きました!(img1456.jpg) -1456- エレクトリックピアノのカバー 塗装ご依頼頂きました!

ちょっとレトロな感じのキーボードで、アメリカ製?の「エレクトリックピアノ」なる物との事です。それのトップカバーですね。

ここまで来るのに幾つかの塗装屋さんに相談されたとの事ですが殆ど断られてしまい、ようやく見つけた一軒も一旦送ったものの断られて送り返されてしまったとの事です。

となると「プラスチック素材はPSかASかPEか?」と思いましたが、オーナー様が調べてくれた結果「ABS]との事でした。
うーん、これは比較的塗装が簡単な素材の筈ですが…。

まあ塗装屋といっても「木工」「建築」「金属」など色々と種類(流派?)がありまして、もしかして「楽器」をキーワードに探していたのかも知れませんね。となると木工系の塗装屋さんに当たっていたのではないかと思われます(私的見解ですが)。

私の場合は「自動車塗装」の系列でして、使っている塗料も習ってきた技術も自動車に関わる事になります。
ただ自動車となると金属全般(鉄・アルミ・ステンレス・亜鉛など諸々・・・)、プラスチック全般、またFRPなど繊維+ポリエステル系の樹脂も取り扱います。

ただ自動車系でも「ガラス」「装飾クロムメッキ」「ポリエチレン」といった素材の塗装は扱いませんのでこの辺がやっていないと不得意かも知れません。
しかしながら自営業でやっているとどうしても無理目な仕事も引き受けなければならない場面が出てきますので(苦笑)、その結果普通では出来ない事も出来るようになったりします。色々大変な事もありましたが、今となっては有難い限りです。


ご依頼の色はサンプルとして写真まで用意して頂き、用意した色見本帳から選んで頂きました。ブルーのソリッド「半艶仕上げ」ですね。

それではこちらも作業着手しましたらまた紹介させていただきます。
この度のご依頼、誠に有難う御座います!

2011/08/30
 
jpg画像 iRobot Roombaのパネル塗装承りました!(img1455.jpg) -1455- iRobot Roombaのパネル塗装承りました!

先日はわざわざご足労を頂き有難う御座いました!

こちらは自動お掃除ロボットで有名な「ルンバ」のカバーパネルですね。二機分ご依頼頂きました。

一機は紫のメタリックで、もう一機はシャープの電子レンジのカタログに出ていた色を参考に、以前当店で行った「シャア仕様のタンブラー」から「レッドキャンディー」を紹介させて頂きました。で、こちらで決定です。
参考画像→シャア仕様のタンブラー


それでは作業進行しましたらまた紹介させていただきますね。
この度のご依頼、誠に有難う御座います!

2011/08/30
 
jpg画像 アルパインのツイーターパネル 本塗り完了です!(img1454.jpg) -1454- アルパインのツイーターパネル 本塗り完了です!

そして本塗り完了です。お待たせしました!

先ほどのも含めて、艶あり黒で塗った物は今週中には完成出来る予定です。もう少々お待ちくださいませ!

2011/08/30
 
jpg画像 アルパインのツイーターパネル 本塗り前(img1453.jpg) -1453- アルパインのツイーターパネル 本塗り前

こちらはまだ先になる予定でしたが、他の部品同様「艶々の黒」ですので一緒に塗ってしまいます。

部品は新品で、ベースコートのグレーメタリックを薄膜で塗られたような状態です。内装部品ではよく見る仕様ですね。

本当に薄膜なのでちょっとした足付け処理で直ぐに下地が露出してしまいます。
時々ウェットに塗り過ぎるとここから「チヂレ」が発生したりもするのですが、夏場は溶剤の揮発も早いので比較的安全です。怖いのは「冬」ですね。

時々お客様から「塗装に良い季節はいつですか?」と聞かれますが、仕事でやっている以上それはオールシーズン対応するように出来ていますのでご安心下さい。
と言っても今は「間借り」ですので私の工場でも設備でも無いのですが、お世話になっているTACさんはエアードライヤー二基掛け、エアーフィルターも何重にも仕掛けてあるので湿度の多い梅雨時期でも問題はありません(と言うかドライヤーもフィルターも無ければ怖くて塗れませんからね…)。

2011/08/30
 
jpg画像 BMW「315i」のメッキエンブレム 本塗り完了です!(img1452.jpg) -1452- BMW「315i」のメッキエンブレム 本塗り完了です!

そして本塗り完了です。

画像で見るとかなりたっぷり塗っているように見えますが、こういった小さい部品にそんなに一杯塗ると大変な事になりますのでそこまで塗ってはいません。

ただ塗り足りなくてザラザラとした仕上がりではマズイですので、理想としては「少量でテロテロに」といった感じですね。

コツとしては使用するスプレーガンの口径をいつもより小さい物に変更したりしますが(たとえば1.0mmや0.8mm)、今回は他の部品と一緒に塗っているのでいつも使っている1.3mm口径のガンのまま「塗り方」で対応します。
方法としては「出来る限りガン距離を近く」ですね。通常10cm〜15cmの所を5cmくらいで素早く通り過ぎるように塗ります。
スプレーガンが近い分、塗料がつぶされるように塗られる事によって平滑に仕上がるのです。
またスプレーガンから被塗物までの距離が短ければ、その間の空気を巻き込む量も減るので、被塗物に到達した塗料は普通よりも溶剤量を多く抱えているのでレべリングも長くなります。低圧ガンの理論と同じですね(実際使っているのも低圧ガンなのですが)。

小物塗装になって大きく変わったのはこの「塗り方」です。自動車ボディの塗装では面積が大きいのでどうしてもスプレーパターンも大き目で塗る時の動きも大振りでしたが、今は極力コンパクトでスマートに仕上がるように意識しています。油断すると「塗料で溝が埋まる」みたいな事も起きかねませんので…(恐)。


それではこちらも完成次第また紹介させて頂きますね。もう少々お待ちください。

2011/08/30
 
jpg画像  BMW「315i」のメッキエンブレムもA(img1451.jpg) -1451- BMW「315i」のメッキエンブレムもA

元々裏に貼られていた両面テープは下地処理時に邪魔なので剥がしています。
あれを純正同様に再現するのは難しいですが(無理です)、ご要望があればこちらで貼り直しておきます。

こういった作業を塗り終わってから行うと無用に傷を付けたりしますので本塗り前にやっておきます。

で、本塗時にはエンブレムを固定しなければなりませんが、それも適当にやると塗り終わった時にフチの部分が固定した部分とでクリアーがくっついたりすると汚い仕上がりになりますので、フチの部分は宙に浮いたような感じにしておきます。橋桁みたいな感じですね。

被塗物が大きければこういった些細な事も目立たないのですが、如何せん物が小さいだけにちょっとした事が目立ってしまいますので、危ういと思われる部分は予め予防線を張っておくのです。

2011/08/30
 
jpg画像 BMW「315i」のメッキエンブレムも(img1450.jpg) -1450- BMW「315i」のメッキエンブレムも

こちらもお待たせしております。メッキだったBMWの純正エンブレムですね。

この状態だけ見ると先ほどのレクサスのピラーの下地処理と同じように見えますが、こちらは「メッキ素地」ですので使っている材料も作業内容も全く違います。

この状態にさえ出来れば塗装が剥がれ易いメッキ素材だとしても、通常の素地同様に塗る事が出来ます(密着性を保持出来ます)。

ちなみにこの小さな部品も一つ一つ研いでます。「5」や「3」の隙間はもう指は入りませんがヘラなどにペーパーを張り付けてシコシコと研ぎつけます。
地味な作業ですが作業場所を選ばないので私的には好きですね。腰痛持ちでも人並みに仕事が出来ますので(苦笑)。

2011/08/30
 
jpg画像 レクサスのドアピラーカバー 本塗り完了です!(img1449.jpg) -1449- レクサスのドアピラーカバー 本塗り完了です!

ベースコートにブラック、そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

今回のようにザラザラとした素材を塗装で艶々に仕上げるのはやはりどうしても手間が掛かるのですが、カッティングシートとかで「貼るだけで艶々に」なんて物が出たら売れるでしょうね…(反対に私の仕事は減りますが…)。

よくカーボン調のシートやステンレス板を両面テープで張り付けるなんて物は売っていますが、ああいった物はどうしても「純正」からはかけ離れてしまいますので、それを嫌う人が今回のようなご依頼をされるのかも知れませんね。純正品の加工であれば確かに間違いは無いかと思いますし(少なくとも着かなかったりチリが合わないなんて事はありませんよね)。


それでは完成しましたらまた紹介させて頂きますね。
もう少々お待ちくださいませ!

2011/08/30
 
jpg画像 レクサスのドアピラーカバー 本塗り前(img1448.jpg) -1448- レクサスのドアピラーカバー 本塗り前

昨日中に色々アップしたかったのですが気付いたら日付変更しておりまして遅れてしまいました。いつもの事ながら週始めはバタバタです。

こちらはレクサスのドアピラーカバーですね。ドアの窓ガラスの横に付いているパネルです。
元々は樹脂素地の状態でザラザラとした「梨地」ですが、艶々の黒でご依頼頂いてますので平滑な下地に処理しています。「研磨→プライアー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程ですね。

2011/08/30
 
jpg画像 メガネフレームも本塗り完了しています!(img1447.jpg) -1447- メガネフレームも本塗り完了しています!

こちらも随分とお待たせしてしまい申し訳御座いませんでした(と言ってもいきなり電話頂いてから次の日には持って来てしまいましたからね…笑)。

色はブルー系なのですが画像だと色味が薄く見えてしまいますね。でもメタリック感が効いていていい感じだと思います。

こちらも完成しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

2011/08/27
 
jpg画像 サングラスフレーム 本塗り完了です!(img1446.jpg) -1446- サングラスフレーム 本塗り完了です!

こうやって単体で見ると「イエロー」ですが、実際には草色っぽい感じになっています。まあそれでも普通より派手ではありますが…。

ツルも一緒に塗りあがっておりますのでご安心下さい。

来週中には組み付け〜完成できるかと思います。もう少々お待ち下さいませ!

2011/08/27
 
jpg画像 サングラスフレーム(2個目) 調色作業(img1445.jpg) -1445- サングラスフレーム(2個目) 調色作業

こちらは二個目のご依頼になるless than humanのサングラスフレームの調色作業で、前回は「ピンク」ですが今回は「カーキ」になります。マスキングテープが貼ってある色に合わせて作っています。

その向こうにある垂らした色は今回使った「原色」です。イエロー系を3種と黒ですね。

2011/08/27
 
jpg画像 ワタナベホイール リムライン塗装の位置についてE(img1444.jpg) -1444- ワタナベホイール リムライン塗装の位置についてE

こちらの方がちゃんと写っているようですので追加掲載致します。

ホイール形状からして単体で見ると「A」の位置がしっくりくるのですが、こうやって見ると「A」は見えにくいですよね…。

私的には「2」「3」「B」「C」のいずれかの組み合わせかと思います。
または「5」と「D」ですね。

うーん、難しいですね…。

2011/08/27
 
jpg画像 ワタナベホイール リムライン塗装の位置についてD(img1443.jpg) -1443- ワタナベホイール リムライン塗装の位置についてD

先ほど紹介した「5」の位置とこの写真の「D」の位置が同じ感じですね。

今回のリムラインはホイールの途中にあるようなデザインになっていますが、一般的にはこの「D」のラインより外側全部を塗ってしまうパターンが多いですね。ホイール単体で見ると少しさびしいですがタイヤが装着されるとしっくりして見えます。


以上、数パターンを用意しましたのでお好みで選んで頂ければと思います。
ただ写真だけでは伝えきれないと思いますので、出来れば実際に見て頂いた方が宜しいかと存じます。塗ってから「やっぱり違ったなぁ」では取り返しつきませんので…。
ご検討の程を宜しくお願いいたします。

2011/08/27
 
jpg画像 ワタナベホイール リムライン塗装の位置についてC(img1442.jpg) -1442- ワタナベホイール リムライン塗装の位置についてC

リヤホイールの「3」「4」「5」案です。

「4」は側面部分にです。

「3」と「4」は特に必要無いかと思いますが一応参考までにどうぞ。

続きます。

2011/08/27
 
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