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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2012】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 ステンレス製遮熱版 穴埋め作業(img937.jpg) -937- ステンレス製遮熱版 穴埋め作業

こちらは自動車のエキパイ部分に装着する、恐らくはワンオフパーツの「遮熱板」です。ステンレス製で、結晶塗装の他に3か所の「穴埋め」を御依頼頂いています。

が、ご存知の通り当店は「小物塗装専門」ですので溶接は承っておりません。ただ当店が間借りでお世話になっているTACさんは自動車の板金塗装屋さんですので溶接は勿論色々と出来ますからそちらにお願いする事にしました。

ただ複雑な内容だと依頼内容を伝えるのが難しくなり思わぬトラブルなどが生じたりするとお互い困ると思いますのでこういった事は特例ではあります。何でもお願い出来る訳ではありませんのでご了承くださいませ。

ちなみに同じような事で「ブレーキキャリパーのオーバーホール」は塗装の際にブレーキ屋さんでもお願い出来たりします。ただしこれはブレンボ限定との事で、また型によって部品が取り寄せ出来ないケースもあるとの事ですので事前に要相談となります。
まあこれは私では全くの専門外ですので直接話をして貰う事になると思いますが…。


画像は既に溶接も終わった状態で、溶接時の画像もあったのでそちらも紹介しますね。

2012/05/21
 
jpg画像 NISSAN S20タペットカバー 旧塗膜剥離(img936.jpg) -936- NISSAN S20タペットカバー 旧塗膜剥離

ちょっと前に同じことをやっていたような気がしますがそれもその筈で、先日納めた艶々赤仕上げのS20ヘッドカバーを納めたその日に新たなパーツがやって来ました。一部の業者さんでフィーバーしているようですね(笑)。いつもご贔屓頂き有難うございます。

お預かりした時にこちらで紹介していませんでしたが(毎度の事なので手抜きになっています。すいません…)、丁度FJのタペットカバーを剥離進行中だったので並行して作業しています。ただしこちらは結晶塗装では無く今回も「艶々赤仕上げ」なので、一旦ウレタンサフェーサーの充填で下地を作りますからこちらは「社外品メーターパネル」と一緒に作業するつもりです。

と言った感じで日々の作業では、複数の案件を組み合わせて効率を高めていたりします。時間の使い方が上手く出来ればここぞと言う時に手間を掛けれますからね。

2012/05/21
 
jpg画像 メルセデスベンツCLSのテールランプスモーク塗装 完成ですA(img935.jpg) -935- メルセデスベンツCLSのテールランプスモーク塗装 完成ですA

今日出社する時に丁度信号待ちでこのテールランプを着けたCLS(実際にはBRABUSのエンブレムが付いていたのですが)が前に止まっていたのですが、ウィンカーの点滅でちょっと笑ってしまいました。確かに凄くチープなんですよね。

今までの「電球」だと点灯の「余韻」みたいなのがあったので自然な感じがあったのですが、このLEDランプだと点灯の「オン」と「オフ」がしっかりし過ぎて何か変な違和感がありました。しかも赤い部分だけではなくそのオレンジ色もやはり軽い感じが否めません。まあこれは「ひがみ」もあると思いますし(苦笑)、ここは立場的にそう言っておいた方が無難かとも思いますし(爆。いやいや、本当にそう思った次第なんです)。


で、画像の一番左に写る「リヤフォグレンズ」ですが、最初は「灰マウントストップランプ」と勘違いしていましたが確かにこれはリヤフォグでしたね。リヤバンパーの中央下側に埋め込んでありました。今後こういった形が主流になるかも、ですね。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。
この度のご依頼、誠に有難うございました!

2012/05/19
 
jpg画像 メルセデスベンツCLSのテールランプスモーク塗装 完成です!(img934.jpg) -934- メルセデスベンツCLSのテールランプスモーク塗装 完成です!

こちらもお待たせしました!メルセデスCLSのテールランプとリヤフォグランプもスモーク塗装で完成です。

こちらも濃度は「極薄め」と「薄め」の間で、スモークで濃くすると言うよりは「赤の軽さを抑えて深みを与える」といった感じです。確かにそういったイメージに出来ていると思います。

ただ先日の本塗り完了時の画像だとちょっとこの深みは感じられませんよね。まあこれはデジカメの性能と言うのもあるのですが(笑。いや現場で使っているのは結構古い型でして…)、ブースの中は全方向から照明の明かりが当たるのでどうしても奥行きの無い表現になってしまうのです。まあその代わりに蛍光灯の反射は綺麗に写るんですけどね(笑)。

もう一枚画像あるので紹介します。

2012/05/19
 
jpg画像 ランドクルーザープラド150テールランプ スモーク塗装完成ですA(img933.jpg) -933- ランドクルーザープラド150テールランプ スモーク塗装完成ですA

近年のテールランプにありがちな「外のレンズがクリアー」で、内部の反射板が美しく丸見えな場合、これにスモーク塗装を施す場合は非常の難しくなります。「ムラ」と「ダマ」が目立つからですね。

それが見えない程「濃く」してしまえば誤魔化しも効くのですが、今回のように薄めでご依頼いただくと丸見えですからね…(苦)。

という事で私の場合は「空き缶」でスモーク塗装の練習をしました。
塗料用の空き缶など外側はメッキが施してあって結構綺麗に輝くのでちょっとでもダマやムラが出来るとひどく汚く見えるのです。


ちなみにこのテールランプのレンズは平面ではなく途中に窪み状のラインがありますが、こういった部分も結構な難所です。
塗料がちゃんと入らなければそこだけスモークが薄くなってしまいますし、逆に同じところにスプレーが当たってしまい塗膜が局所的に厚くなると濃くなってしまいます。

ちなみにネタばらしをしますと、ムラの対応法は「膜厚を均一に」で、ダマの防止法は「ウェットコートで塗る」という事で、実はこれはスプレー塗装の基本の基本ですから、それ通りにやれば綺麗に塗れる訳なんですね(と言うほど簡単でもないのですが…)。


それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠に有難うございました!

2012/05/19
 
jpg画像 ランドクルーザープラド150テールランプ スモーク塗装完成です!(img932.jpg) -932- ランドクルーザープラド150テールランプ スモーク塗装完成です!

すっかり紹介が遅れてしまってすいません。何とか本日完成となりました。大変お待たせしました!(発送は月曜日以降でお願いいたします。)

スモーク濃度としては「極薄め」と「薄め」の間で、オーナー様のご要望としては、

「「紅白のおめでたい感じをなくし落ち着いた感じにしたい」かつ「ランプ光の減量はなるべく抑えたい」

との事となります。「紅白のおめでたい感じ」というのが印象に強く結構気に入っています(笑)。
私的には良い感じに仕上がっていると思いますのでご安心下さい。

もう一枚画像あるので紹介しますね。

2012/05/19
 
jpg画像 W126タペットカバー 結晶塗装「黒」御依頼頂きましたA(img931.jpg) -931- W126タペットカバー 結晶塗装「黒」御依頼頂きましたA

ゴトー氏曰く、こまめにオイル交換をしないと中のオイルが固まって汚れが簡単に取れなくなるそうです。なるほど…ですね。

まあこんな状態でも灯油で洗えば綺麗になりますし、私の場合は洗浄専用のタンク(ってただの大きなプラケースですが)を用意していますのでその中に数日浸けて綺麗にしておきますのでご安心下さい。

既に昨日から漬け置きしておりまして、5日間くらいしたら出して軽く洗浄〜乾燥させたら次は溶剤槽に移します。
とにかく何をするにも一人なので「放置しても作業は進行中」といったシステムを運営するようにしています(って単に楽をしたいだけですが)。

裏側のバッフルプレートは洗浄後に一旦外して完成時にまた取り付けておきますね。
ここはそんなに厳密な個所では無いですからパッキンは再利用で問題無いと思います(今までもそうしていますのでご安心下さい)
最後は液体パッキンも使うのでプレートが脱落したりネジが外れたりもしないようにしておきます。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度もご贔屓頂きありがとうございます!

2012/05/19
 
jpg画像 W126タペットカバー 結晶塗装「黒」御依頼頂きました!(img930.jpg) -930- W126タペットカバー 結晶塗装「黒」御依頼頂きました!

こちらは以前同車種の「フロントグリル」を御依頼頂いた方で、今回はこちらの「タペットカバー」を結晶塗装の「黒」で御依頼頂きました。この度もご贔屓頂きありがとうございます!

御依頼品は業者様?から中古を購入し、そのまま当店に直送して頂きました。
この型のタペットカバーは現状で「黒」が塗られていますが大抵の場合はボロボロになっています。素材がマグネシウムだからでしょうか…。

しかしこの塗膜が他の塗装と違ってかなり剥がし難く、粘る上に塗膜が異様に厚いのです。なので通常では有り得ない剥がれ方をしていますよね(ミカンの皮のように捲れてきています…)。


もう一枚画像あるので紹介しますね。

2012/05/19
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(from埼玉)塗装承りました!(img929.jpg) -929- インプレッサテールランプ(from埼玉)塗装承りました!

こちらも昨日無事到着しております。この度のご依頼、誠にありがとうございます!

現在この型のテールランプは5セット?お預かりしていますからバラバラになったら区別が着かなくなってしまいますから、作業を着手した物に関しては裏側にテープを張ってお名前を記載しています。

また作業前に関してはこうやって現品確認した後にまた箱に戻しての保管としていますから他の御依頼品と混ざる事はまず有り得ませんからご安心下さい。


ただ時々夢の中で「見つからない見つからない」と段ボールを漁る悪夢をよくみます(苦)。まあ職業病と言うか仕方ないですね。
むしろそれを糧として?気を付けるようにしています。
よくテレビで見かけるQRコードで管理出来るシステムとか構築すれば楽そうなんですけどね。いや、多分余計に仕事が増えますか…。


で、御依頼内容としては以下の通りです。

・レッドキャンディー塗装
・クリアー抜き(柱無しバージョン)
・クリスタルクリアー

となります。今回は純正に近い仕上がりとしてスモークは無しでのご指定ですね。了解しました。

こちらのオーナー様、当サイトを見つけて頂いてから1年近く「いつかはお願いしたい」と思って頂けたとの事です。誠に恐縮です。有難うございます。

私的にはこの「待つ」とか「我慢する」といった期間が実は結構好きでして、変な妄想癖があるのか(苦笑)色々と想像している時間こそが一番楽しかったりします。

趣味で始めてみたいと思っていた皮細工も、材料と工具を集めるのに一年以上掛け、さらに始めるまでには恐らく一年以上掛かったりすると思います。
忙しくて出来ないといった状況は凄く辛いのですが「いつかはやりたい」「次の休みで出来そうだ」といった期間を楽しめる事こそが贅沢な事だと思ってます。まあ今は自家太陽光発電が忙しいんですけどね(苦笑)。


それではこちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
改めましてこの度のご依頼、誠にありがとうございま!

2012/05/19
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(from福井)塗装承りました!(img928.jpg) -928- インプレッサテールランプ(from福井)塗装承りました!

昨日無事到着しておりますインプレッサテールランプですね。福井県からは初めてだと思いますがこのインプテールランプだけで全国制覇出来そうな気がしてきました(爆)。白地の日本地図、本当に用意しておいた方がよさそうですね…。

御依頼内容は一番の定番で、

・レッドキャンディー塗装
・クリアー抜き(柱無しバージョン)
・おまけスモーク
・クリスタルクリアー

となります。


こちらの案件は最初のメールで「標準コースで」と御依頼頂いたのですが、この型のテールランプは何度も同じ事やっていますので「あれと同じように」で内容は伝わりますから「お任せコース」で
対応可能です。
そもそも作業で一番時間が掛かるのは「打ち合わせ」と「作業内容の確認」といった実作業とは全く違う事でして、これの時間さえ掛からなければ比較的コストを落とせるのです。


例としては、自転車のフレームなどは「単色べた塗り」と「2色以上のカラーリング」「各部数か所のロゴ入れ」とは費用が相当違ってきます。
単にフレームの旧塗膜を剥離して単色で塗るだけなら3万円程度で可能ですが、色々凝ったカラーリングにするとあっという間に倍額の6万円を超えたりします。今までフレームだけで13万円掛かった例もありますからね(これは業者さんからの御依頼で多分レーサーさんのオリジナル仕様だと思いますからこちらで紹介していません)。


私的にもっとも避けたい事は、お預かりした品を納品し、それをオーナー様が見られて「こんな筈じゃぁ…」なんて思われる事ですから、それを無くす為にはやはり結構な時間は掛かってはしましますね。

ただそういった段階で「完成品」までのイメージを合わせ、さらに作業を開始してからも途中工程をこういった場で紹介し、安心して完成を待つ事が出来るといった事が出来ればと思っています。

まあさらには「予想していたよりも良い」といった仕上がりが理想ではあるんですけどね。


ただしこの作業が実は結構大変で、恐らく誰もこんな事を好き込んでやるとは思えないので(爆)その点がご好評頂けているのでは、と思っています。
とても就業時間内ではやり切れませんから好きじゃないと出来ないのかも知れませんね(笑)。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2012/05/19
 
jpg画像 インプレッサテール&ハイマウントランプ(from兵庫) 塗装承りました!(img927.jpg) -927- インプレッサテール&ハイマウントランプ(from兵庫) 塗装承りました!

紹介が遅れましたが先日無事到着しておりますいつものインプレッサテールランプですね。この度のご依頼、誠にありがとうございます!

この型のテールランプは御依頼数が桁違いに多いですが確かハイマウントランプは今回がお初かと思われます。あったんですね…(笑)。

ちなみにこのハイマウントランプ単体ですとレッドキャンディー塗装は¥10,000(税別)になりますが、これらテールランプのセットと一緒に御依頼頂ければ複数割引30%オフが適用されますので¥7,000で塗れる事になります。
また元々御依頼頂いている「おまけスモーク」は一律¥8,000ですので追加料金掛かりませんし。今まで全く気づきませんでしたがお勧めかも知れません(営業的ですいません…)。


御依頼内容は以下の通りです。

・レッドキャンディー塗装
・クリアー抜き×4(柱有りバージョン)
・おまけスモーク(最後に全体的に薄く)
・クリスタルクリアー

となります。
クリアー抜きは「柱無し」では無く「柱有り」ですね。現在「東京」から御依頼頂いている同型のテールランプの方と同様になります。


尚、現在「無料貸し出し用インプテールランプ一式」はこちらの方に貸し出し中です。
その次は「静岡のM様」にお貸出し予定で、さらにその次は「新潟のU様」でご予約承っております。お待たせして申し訳御座いませんが何卒もう少々お待ちくださいませ。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
改めましてこの度のご依頼、誠にありがとうございます!

2012/05/19
 
jpg画像 NISSAN FJタペットカバーは・・・。(img926.jpg) -926- NISSAN FJタペットカバーは・・・。

結構長い間溶剤に漬け置きしておいたのですが旧塗膜は結構しつこく残っています。

ただ全体的にフヤけて来ていますから「後はワイヤーブラシで」と軽く考えていたのですが実は全くの間違いでした…。凄く劣化した塗膜なのに何故か全然取れないのです(苦)。

で、ワイヤーブラシではまるで刃が立たないのでスクレーパーである程度剥がしたり傷を付けておいてまた溶剤槽に沈めます。

ただこれを何度か繰り返す内に確実に塗膜は落とせますし、期間は長いですが実際に作業している時間はそんなに大きくないので(ほぼ放置ですから…)剥離作業も比較的安価で対応できていたりします。ヘッドカバーの場合は剥離とプライマー塗装合わせて¥5,000が基本料金ですので。
ただとてもこれだけでは採算は合わないですけどね(苦笑)。「塗装の付帯作業」という事での料金設定なのです。なので「剥離だけ」はお受付しておりませんので何卒ご了承下さいませ…(何故か自転車フレームでこのお問い合わせが多いのですが)。


それではまた進行しましたら紹介させていただきますね。もう少々お待ち下さいませ!

2012/05/19
 
jpg画像 メガネフレーム マスキングシート作成 (img925.jpg) -925- メガネフレーム マスキングシート作成 

で、最初に貼ったガイドテープを剥がしたらマスキングシート(緑色シート)に貼り付けます。

そしてそれに沿ってカットし内側を抜き取ります。これを別のシートに一旦貼り付けておけば完成です。

カーボンが埋め込まれたラインは直線では無く微妙にアールが付いた箇所があるのでこういった場合はデザインカッターをお勧めします。

ちなみに切れないカッターの刃ほど危険な物はありませんので(逆じゃ無いんです)、各作業前には常に新しい刃に交換して使います。
カッターの刃は使っていれば切れなくなるのは当然ですが使わなくても切れ味が悪くなるんです。理由は「酸化」ですね。
板前さんが毎日包丁を研ぐのは素材が「鋼」だからで、あれは放っておくと直ぐに錆が出るらしいです。所謂「酸化」ですね。元板前の友人が言ってました。
ただ何故ステンレスじゃ駄目なのかの理由は聞いていないのですが…。格好が付かないからですかね?(←多分間違ってます)。


という事でマスキングシートは無事出来上がりましたので来週中にはこれを使って本塗り予定となります。もう少々お待ち下さいませ!

2012/05/19
 
jpg画像 メガネフレーム マスキングシート作成準備(img924.jpg) -924- メガネフレーム マスキングシート作成準備

下地処理を始めてしまうと既存塗装の艶が無くなってラインの確認が判りにくくなるので先にマスキングシートを作成しておく事にします。

ただマスキングする範囲もちょっと小さいですからいつものやり方とはちょっと違う方法にします。

マスキング際のラインが決まったらそれに合わせてそれの「外側」をマスキングします。これは所謂「ガイド用」のマスキングテープ貼りですね。

で、こんな感じにして「石刷り→転写」といった方法も考えていましたが、如何せんそれでは対応出来ない程の細かい寸法取りになるので、今回はこのガイド用に貼ったテープをそのまま移動することにします。

この上に30ミリ幅のマスキングテープを貼り、一旦全てのマスキングを剥がします。
上には30ミリのテープが貼ってありますから丁寧に剥がせばこのままの状態でテープが動かせるのです。
また上に貼るテープが和紙タイプのマスキングテープであれば伸縮も無いので3次元を2次元への変更も可能ですね。

2012/05/19
 
jpg画像 メガネフレーム マスキング部確認(img923.jpg) -923- メガネフレーム マスキング部確認

マスキングして残す部分はツルの外側に埋め込まれたリアルカーボン(恐)で、ただ良く見ると何か黒いものが滲んでいます(苦)。

また埋め込んだ際の部分に段差も見受けられますのでこれは後で研磨してツライチ(平滑)にしておきます。

ただこの黒い滲みがちょっと頂けませんので、今回はそれよりも内側に見切り線をズラす事にします。勝手に、ですが…(良いと思ってやってますのでご安心下さい)。

2012/05/19
 
jpg画像 メガネフレーム 分解(img922.jpg) -922- メガネフレーム 分解

こちらもお待たせしました。作業着手しておりますのでご安心くださいませ。

ただ毎度のことながら作業着手までには悶々と作業工程を練っておりまして(病)、例の「カーボン部分のマスキング」については良い方法を思いついたのですが「表を艶消し・裏を艶有り」がどうしても綺麗に仕上がるイメージが出来ず、結局オーナー様にご了承頂き、「裏も表艶消しクリアー仕上げ」とさせて頂きました。色自体は当初どおり「表のみ黒、裏はそのまま」となっております。


で、とりあえずはイメージしていたマスキングの作業から着手します。続きますね。

2012/05/18
 
jpg画像 メーターカバー 素地調整A(img921.jpg) -921- メーターカバー 素地調整A

表面がザラザラだった時には気づかなかった箇所も削って行くうちに色々と発見出来たりします。画像で見える傷は恐らくメーターの穴を開ける時に欠けたような感じですね。

こういった部分も含め全体を#240で削ったらサフェーサーを3〜4コート程度塗って硬化させます。

ちなみにこちらはプラスチックといっても素材はポリエステル樹脂ですから「プラスチックプライマー」は必要ありません。脱脂を良くしたら直接サフェーサーを塗布してOKです。


とりあえずはいつでもサフェーサーを塗れる状態で保管し、他のサフェーサーを塗る時に一緒に行います。

また進行しましたら紹介しますね。もう少々お待ちくださいませ。

2012/05/18
 
jpg画像 メーターカバー 素地調整(img920.jpg) -920- メーターカバー 素地調整

こちらも大変お待たせしております。社外品のFRPメーターカバーですね。

結構良く出来ている製品で、表面にはわざと純正内装部品のようなザラザラとした梨地(ストラクチャー塗装)に仕上げていましたが、今回は「艶消し黒」でご依頼いただいてますので一旦それを平滑に削ってしまいます。

この研磨作業だけで下地が出来ればよかったのですが、むしろしっかりとした塗装だったのでやはり一旦はサフェーサー(勿論2液ウレタン)で下地を作り直すことにします。

ついでに気になった各部も修正しています。続きますね。

2012/05/18
 
jpg画像 DELICA D5 エンジンカバー塗装 完成ですA(img919.jpg) -919- DELICA D5 エンジンカバー塗装 完成ですA

三菱のマークとその下の「mivec」については元となるロゴデータはありましたので「一から作る」と言う事では無く縦横比だけを調整して済みましたから予想よりも簡単に出来ました。

これは結構稀な例でして、いつもならば元となるロゴから「石刷り」をしてデータ化しなければなりませんので大変な作業です。ちょっと前に行ったBMWのヘッドカバーがそうでしたね。

-466- BMW ヘッドカバー 凸部輪郭抽出


それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。
この度もご贔屓頂きありがとうございました!

2012/05/18
 
jpg画像 DELICA D5 エンジンカバー塗装 完成です!(img918.jpg) -918- DELICA D5 エンジンカバー塗装 完成です!

大変お待たせしました!デリカのプラスチック製エンジンカバー、遂に完成となります。

シルバーの部分は艶消しで、赤の部分は半艶になっています。
どちらも元々の素地がザラザラとした状態で、それを活かすというか違和感無く仕上げる為に半艶にしています。画像を見ても素地が平滑で無いのが解りますよね(所謂「梨地」です)。

もう一枚画像あるので紹介しますね。

2012/05/18
 
jpg画像 DELICAエンジンカバー 失敗部分修正B(img917.jpg) -917- DELICAエンジンカバー 失敗部分修正B

今回のケースでは部分的な修正で行っているので2時間くらいの作業で済んでいますが、時には「丸々塗り直し」と言う事も有り得ます。

ですので塗装はある程度の余裕をもって作業しないと最後にしわ寄せが来て、慌てて作業すればするほどドツボに嵌っていきます。
結果、「こんな筈じゃなかったんだけど…」と思ったまま仕方なく出庫(今は納品)させなければならなくなる訳ですね。

ただそこまで仕事を詰め込まないと正直な所経営が成り立たない、といった状況も多々あると思います。現場の人間としてはもっと時間を掛けたい筈ですがそれも許されずジレンマとの戦いだと思いますが…。


幸いにして今のプロフィットでは結構効率よく仕事が出来ていたりしますので、以前の時よりもかなり時間的に余裕をもって仕事を楽させて頂いていると思います(以前のプロフィットでは毎日の帰宅が朝刊を運ぶトラックとの競争でしたので…)。

理由としてはやはり「納期」を長めに頂くようにしているのと(すいません…)、先日ここでも紹介したあの「山積み」の依頼品です(苦笑)。
基本的には一つ一つの案件として考えて作業していますが、例えば本塗りの時はテールランプを3セット一緒に塗ったりして一気に効率を良くしていたりします。作業内容はほぼ同じで細かい仕様だけちゃんと抑えていれば頭が混乱する事無く作業出来ますし、そこで時間に余裕が出来た分費用を下げられたりこのように作業内容を紹介したり出来ています。タイミングを合わせて似たような作業を並行して行うように出来ているのです。


結晶塗装などは未だに失敗して「剥離からやり直し」なんてケースも多々あるのですが、そういった事は余り公にはせず、さも何でもなかったように「完成です!」と紹介する事こそがクール(爆)だと思っていますが、まあ実はこういった手直し的な事は多々ありますのでご容赦下さいませ(と言うか手を加えれば加える程完成度は高くなりますからね)。


本日はもう日が暮れてしまったので明日改めて撮影します。
もう少々お待ちくださいませ!

2012/05/17
 
jpg画像 DELICAエンジンカバー 失敗部分修正A(img916.jpg) -916- DELICAエンジンカバー 失敗部分修正A

で、こんな感じでマスキング完了です。

先日もちょっと紹介しましたが、これくらいのガタガタを「失敗」と考えるかどうかは人それぞれでして、一応今の小物塗装では細かい作業をメインにやっていますのでこれでスルーは出来ませんね(苦笑)。次からの仕事が無くなってしまいますので。


この後口径0.3のスプレーガンで部分的に赤を塗っていきます。

2012/05/17
 
jpg画像 DELICAエンジンカバー 失敗部分修正(img915.jpg) -915- DELICAエンジンカバー 失敗部分修正

塗装は一発勝負かと思いきや結構「手直し」という場面は多々あります。
いつもはわざわざこういった事は紹介しないのですが今日は比較的ゆっくり仕事が出来たので(現場以外では忙殺されてますが…)写真撮っておきました。

画像は先日塗り終えているデリカのエンジンカバーで、シルバーを全体に塗ってから赤を塗っているんのですが、「バツ切りマスキング」部分がちょっとガタついたのでそこを修正する事にしました。


本来であれば赤を塗ってクリアー(半艶)を塗ったら即マスキングを剥がせばキワの部分もクリアーが流れて綺麗に仕上がるのですが、この時はかなりリスクが高いのでそのままにする事にしました。「後で修正した方が確実だ」と考えた訳ですね。

20代の頃はこんな場合もパワープレイ(力任せ)で行ったものですが、歳を取って色々とリスク計算をするようになったようです(苦笑)。

2012/05/17
 
jpg画像 ランサーのエンジンプラグカバー 凸部塗装(筆塗り)(img914.jpg) -914- ランサーのエンジンプラグカバー 凸部塗装(筆塗り)

そしてシルバー塗ってこちらは完了です。

凄く細い筆を使って上の面の部分だけを塗るのですが、適当に塗っても仕上がりそうで実は直ぐに滲んで下まで広がっていってしまいます(苦)。
面研作業が15分で済む所をこちらは30分掛かったりしますが(苦笑)、結構嫌いな作業では無いので楽しんでやることにしています。

子供の頃に作っていたプラモデルではエアーブラシを使っていなかったので(子供の小遣いでは…)もっぱら筆塗りでしたからこんな場面で活かされていたりする訳ですね。

2012/05/17
 
jpg画像 ランサーのエンジンプラグカバー 凸部研磨完了です(img913.jpg) -913- ランサーのエンジンプラグカバー 凸部研磨完了です

素材がアルミであればこれで終了なのですが、こちらはプラスチックですのでこの後は自力での筆塗りとなります。

「塗装屋として筆塗りっていうのはどうなのか」と言うのは当然ありますから(苦笑)その費用は頂戴しておりません。まあ筆塗りですから仕上がりもそれ相応ですのでご勘弁下さいませ。


面研の方法としては、最初に#120のダブルアクションサンダーでシボ模様を削り落とし、後は手研ぎで#180→#240→#320→#400→#600→#800と目を細かくして仕上げていきます。どれも空研ぎです。


この後表面を脱脂したらプラスチックプライマーを筆で塗り続けてシルバーを塗ります。

2012/05/17
 
jpg画像 ランサーのエンジンプラグカバー 凸部(img912.jpg) -912- ランサーのエンジンプラグカバー 凸部

こちらもお待たせしております。ヘッドカバーはまだ手付かずですがこちらは他の案件と一緒に行う予定ですのでもう少々お待ち下さいませ。

で、ちょっと順番が逆っぽいですが先にプラグカバーの凸部を作業しておきます。

素材はプラスチックで、表面はザラザラとした梨地ですから最初に表面を面研します。これはアルミの時と全く同じ方法ですね。

2012/05/17
 
jpg画像 SSAN SKYLINE用ブレーキキャリパー一式塗装 完成ですA(img911.jpg) -911- SSAN SKYLINE用ブレーキキャリパー一式塗装 完成ですA

小さい方はリヤ用のキャリパーです。純正ではありますが普通の車のフロントに着いているくらいの物がリヤですからね(笑)。GTR用の物なのでしょうか(疎くてすいません…)。

ちなみに当サイトでも紹介していますが、キャリパー塗装に使う塗料はそれ専用と言う物ではありません。普段使っている2液ウレタンです。
一般的にはキャリパー塗装と言うと「それ専用じゃないと剥がれるんじゃ…」なんて思われるかと思いますが剥がれたという報告はありませんし、そもそも問題なのは塗料云々では無く「下地」による物かと思われます。塗装屋さんなら実は解ってますよね(笑)。

私も当初の頃はキャリパーの塗装は凄く嫌だったのですが、それの理由に「下地処理」があって、元々塗ってある塗料が綺麗であってもそれが剥がれる可能性は高く、キャリパーに関してはそれらの塗膜を剥がして「サンドブラスト処理」をするのが有効だと感じました。ただこれが凄く面倒なんですよね(苦笑)。しかもそれをやっていいのかどうかも解りませんでしたし。

で、現在はそういった事はブレーキ屋さんにお願いしているので私が塗る時は金属素地にプライマーからの塗装ですから「何か怪しい物」が残っているといった懸念材料はないので私的には安心しています。

ちなみにもし既存の製品が「未塗装」という物でも塗るとしたら全体的にサンドブラストは掛ける必要があると思っています。金属が無垢のままである筈はありませんからその表面にはアルマイトやメッキやらが施されている筈ですのでそのまま塗っても充分な密着性は得られませんので。


で、やる事をやって「それでも剥がれてしまう」と言う事でしたら実はそれはどの塗装でもそれに耐えられる訳は無く、APキャリパーのように塗装は施さない「硬質アルマイト」(やテフロンコーティング?)として使う物だと思います(とブレーキ屋さんがそう言ってました)。

ただこれはサーキットでタイムアタックなど「本気の走り」をする方向けの考え方とのことで、普通に街中を走ったりサーキットでも走行会程度なら問題は無いとの事です。
今まで何百個も塗らされていますが(笑)剥がれた等の報告は一度もないですしね(何かに当たればそれは剥がれると思いますけど…)。

ちなみに本当に剥がれてしまう使い方をする方からの御依頼は一度お断りした事があります。APキャリパーでテフロン加工?された物だかで、サーキットでタイムアタックもしたりするからと言っていたのですが、こちらは常連さんだったので逆にお断りするのが(凄く)大変でした(苦笑)。

結局それ専門のショップさんで塗って貰ったらしいのですが、如何せんその後大変な事態になってしまい色々相談もされたのですが、テフロンの上に塗ってもそれは無理ですよ…。ちゃんと剥がせばよかった筈なんでしょうが…(私的見解です)。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/05/17
 
jpg画像 SSAN SKYLINE用ブレーキキャリパー一式塗装 完成です!(img910.jpg) -910- SSAN SKYLINE用ブレーキキャリパー一式塗装 完成です!

こちらも大変お待たせしました!外していた部品は無事組み付いたようで(これもブレーキ屋さんにお願いしています)本日完成となります。

キャリパーの定番カラーと言えば「赤」「黒」「シルバー」ですが、今回はこれを装着される車体色が「若干青味のあるグレーシルバー」といった感じだったのでそれに合わせての色となります(色見本帳より選んでご指定頂きました)。なるほど、ですね。


ロゴの部分はベースコートを塗った時点で削り出し、アルミ素地を光らせて一緒に全体にクリアーを塗っています。恰好良いですよね。

もう一枚画像あるので紹介します。

2012/05/17
 
jpg画像 テールランプ 丸部レッドキャンディー塗装 完成ですA(img909.jpg) -909- テールランプ 丸部レッドキャンディー塗装 完成ですA

ちなみに使っているクリアーは「クリスタルクリアー」で、これのお蔭と言うと営業的になってしまいますから大げさには言いませんが、元のプラスチックよりも今回の塗装で輝きも深みも表現出来ていると思います。何よりも確実に美しくはなっているかと思いますので…(これは樹脂の特性による物です)。

それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/05/17
 
jpg画像 テールランプ 丸部レッドキャンディー塗装 完成です!(img908.jpg) -908- テールランプ 丸部レッドキャンディー塗装 完成です!

こちらもお待たせしました!車種はちょっと失念してしまったか最初から伺っていなかったかも知れませんが、御依頼内容としてはウィンカー部分?の「クリアーで丸い箇所」を周りと同じように透過性のレッドに仕上げ、最後に全体的に薄くスモーク(おまけスモーク)を掛けています。

仕上がりとしては今回塗った個所の赤はスカシた時には若干濃い感じはありますが正面からだと殆ど違和感無く出来ていると思います。塗った私でもここを後から塗ったとは解りませんので…。

元の状態はここから下の方「No.887」にあります。


もう一枚画像あるので紹介しますね。

2012/05/17
 
jpg画像 インプレッサテールランプ塗装(from岐阜S様)完成ですA(img907.jpg) -907- インプレッサテールランプ塗装(from岐阜S様)完成ですA

ちょうど日が当たって内部反射板が美しく輝いています。

ここでムラやダマがあると非常にガッカリな仕上がりになるのですが、一応それを目立たないで仕上げているというのが当店の売りでもありますので(苦笑)出来るだけ画像は多く紹介するようにしています。

そもそも塗装は「余り見せた無い物事」が多々ありまして(爆)、ただそれが解らないから消費者側としても「なんでそんなに高いのか」と疑問に思うのだと思います。
私も自動車塗装屋になるまでは「これは儲かるんじゃ」なんて思いましたがそれは単に高度成長期とバブル時代の話だったようですね(苦)。

今はインターネットで色々なショップやレビューを参考に出来ますからちょっとした買い物から特注の依頼までかなり消費者側に有利になっていると思います。当然私もその一員として恩恵に預かっている訳で、少しでも安く良い物を手に入れるよう日々努力しています(笑)。

逆にこれが「提供する側」になったとしたら、「これがこうだからこの値段になる」と言う事を明確に出来ればある程度の額になっても納得してくれるのでは、と思った次第です。
ただしそれも万人に理解出来る費用でもないとは思いますが…(ブランド物のバックが買える額ですからね…恐)。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/05/17
 
jpg画像 インプレッサテールランプ塗装(from岐阜S様)完成です!(img906.jpg) -906- インプレッサテールランプ塗装(from岐阜S様)完成です!

こちらも大変お待たせしました!岐阜から御依頼頂いていたインプレッサテールランプですね。

そしてすいません!すっかり失念していたのですが「岐阜県」から御依頼頂いていた方が2名いらっしゃったのですね。しかも何故か変な勘違いをしてこちらで「栃木」として紹介していたりもしまいて…。混乱させてしまい申し訳ございません。

と言う事でこちらは栃木のS様より御依頼頂いていた案件になります。

もう一枚画像あるので紹介しますね。

2012/05/17
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(from神戸)塗装 完成ですA(img905.jpg) -905- インプレッサテールランプ(from神戸)塗装 完成ですA

この型のテールランプはちょっと特別で、外側のレンズから内部反射板までの距離や内部反射板の形など、とにかく「塗装」によって非常に恰好よく見えます。

私的な見解ですが、この型のランプは元々が「凄く透明感がある」といった状態ですから、逆にこれが「車体から浮いている」と評判が悪い事でもあるのですが塗装によって丁度良い感じになるのだと思います。塗装屋的には有難い製品ですね(爆)。


そういった事から写真写りも非常によく(笑)、良く他の車種のオーナ様からも「あのインプレッサと同じように」とご相談頂きますが流石に同じにはなりません(苦)。ただ一つの目安とはなりますよね。確かに写真を見ても実物を見ても美しいと感じられますので。
ただ残念ながら技術云々では無く製品のお蔭なんですけどね(苦笑)。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/05/17
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(from神戸)塗装 完成です!(img904.jpg) -904- インプレッサテールランプ(from神戸)塗装 完成です!

大変お待たせしました!神戸から御依頼のインプレッサテールランプ一式、本日完成となります。

こちらはいつもの定番では無く「赤もスモークも濃い目で」とご指定頂いてます(費用が違います…)。ですのでいつもより結構濃いですよね?明らかに純正とは違うといった感じです。


もう一枚画像あるので紹介しますね。

2012/05/17
 
jpg画像 DELICAエンジンカバー クリアー塗布(img903.jpg) -903- DELICAエンジンカバー クリアー塗布

そして「半艶クリアー」を塗布して本塗り完了です。

画像だとまだ塗ったばかりで艶が出た状態ですが、この後徐々に艶が消えてシットリとしてきますのでご安心ください。


むかしむかし、ちょっとした閃きがあって一つの事を試したことがありました。
「結晶塗装」の弱点として「汚れがチヂレ目に入り込みやすい」という事があったので、「だったらその上にクリアーを塗れば」と安易に考え実際に試してみたのです。

結果としてはまさにこの画像のような状態になり、結晶塗装の良い所は全く無くなってしまったのです。やはり艶有りに仕上げる場合は下地が平滑じゃないと駄目なようですね。


という事で、既に艶は落ち着いて良い感じに仕上がっていますのでご安心ください。
完成まではもう少々お待ちくださいませ!

2012/05/16
 
jpg画像  DELICAエンジンカバー ベースコート塗布(img902.jpg) -902- DELICAエンジンカバー ベースコート塗布

赤の仕上がりについては「艶有り」か「半艶」のどちらかでオーナー様にご要望を伺ったのですが「任せます」との事で私が決める事になりました。

で、画像はベースコートの赤を塗っている状況ですが実はこの時点まで決まっていませんでした。というか「塗ってみないと判らない」というのが正直なところです。シルバーの地じゃ想像出来なかったんですよね。

で、実際にベースコートを塗ってある程度艶がある状態で確認すると・・・、ちょっとヒドイです(苦)。

元々が「梨地」で表面がザラザラでしたが、最初に塗ったシルバーとその後のクリアーである程度埋まってくれたのでは?と思ったのは全くの勘違いでした。何年塗装やっているんですかね…。

ここまで素地のザラザラが残っているとなると、このまま艶が出てしまったらとても見れた状態ではありませんので、やはり当初の予定通り「半艶」として今の画像の状態より艶を抑えた仕上がりにしようと思います。

2012/05/16
 
jpg画像 DELICAエンジンカバー 「赤」本塗り準備完了です!(img901.jpg) -901- DELICAエンジンカバー 「赤」本塗り準備完了です!

先日シルバーを塗ってから大分時間が経ってしまいましたね。無事本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。

シルバーはクリアー(艶消し仕様)を塗って完全効果していますので、赤を塗る部分には再度足付け処理を行います。

インマニのパイプっぽい形をした箇所は2ミリのラインテープでフチのラインに沿ってマスキングし、その中を普通の(和紙タイプの)マスキングテープで埋めます。

文字の部分に貼っているマスキングシートはオリジナルのラインよりもわざと一回り大きめにしてフチ周り仕上がりを良くする様にしています。

良く脱脂したらいよいよ本塗り開始です。

2012/05/16
 
jpg画像 メルセデスベンツCLSのテールランプ 本塗り完了です!(img900.jpg) -900- メルセデスベンツCLSのテールランプ 本塗り完了です!

そして無事本塗り完了です。お待たせしました!

最初にお問い合わせ頂いてからここまでは結構長かったですよね。三カ月以上でしたか…。ご贔屓頂き有難うございます。


テールランプの塗装は実際に色々な種類をやってみると気付く事があります。時には身の毛もよだつ様なトラブルが発生したりもしますので…(恐)。

ただお蔭様でテールランプを見れば「これは危ないな…」なんて事も事前に判るようにはなりましたので今では大きな問題は無いですからご安心下さいませ。例え何かしらの問題が起きたとしても秘密裏に対応しますからそれをわざわざ紹介したりはしませんが…(苦笑)。

私的な見解では、問題なのは失敗する事では無くそれを失敗と気付かない事の方が恐ろしいと感じます。

以前のプロフィット(自動車板金塗装)では結構「塗り直し」の機会は多かったのですが(2割以上は塗り直していたと思います)、その後に勤めた会社では殆ど塗り直しなんかはしていません。

後者の方が貧弱な設備と材料で一台辺りに掛けられる時間も少ない環境なので品質は落ちている筈なのですが「失敗」する機会は少ないのです。
矛盾しているようではありますが実は単に考え方の違いであって、その会社の「品質レベル」が低ければ不良品であっても売り物になる、と言った感じでしょうか。
判ってやっているならば問題ないのですが(そういうのも間違いでは無いと思っています)、気付いていないとなると危険ですね。私が重々気を付けたい点であります。


それではこちらも今週中には完成する予定です。もう少々お待ちくださいませ!

2012/05/16
 
jpg画像 メルセデスベンツCLSのテールランプも(img899.jpg) -899- メルセデスベンツCLSのテールランプも

こちらも濃度的には下記で紹介したプラドのテールランプと同様「極薄目と薄目の間」といった内容になりますので並行して作業しています。無事本塗り終えておりますのでご安心下さい。

ちなみにメルセデス系は実はディーラーさんからも時々御依頼があります。皆さんご存知の超大手ですね。
ただし「スモーク」と言う事から余り公には出来ないらしく、営業マンの方が隠密な感じで直接もって来てくれたりします(笑)。

確かに最近の外車のテールランプは赤が薄いですよね。このテールランプはそこまででは無いですが先日御依頼頂いたBMWZ4のランプ類は赤というよりまるで「朱色」でしたので…。


しかしこのテールランプも大きいですね。明らかに台から食み出てます(笑)。

2012/05/16
 
jpg画像 ランドクルーザープラド150のテールランプ 本塗り完了です!(img898.jpg) -898- ランドクルーザープラド150のテールランプ 本塗り完了です!

そして無事本塗り完了です。あっという間な感じですが通常の塗装に比べるとやはり手間と時間(とリスク)は余計に掛かりますね。

一般的な塗装の場合、例えば白を塗っていて黒いゴミが付いたとしてもベースコートの時点であれば表面が乾いたら軽くペーパーで擦ってまた上から白を塗れば問題無いですし、部分的に膜厚が付いたり正直適当に塗ってもその後のフォローは色々出来ます。

反面、こういった透過性の塗装の場合誤魔化しが全く効かないというか、最初から最後まで「同じ膜厚で」といった塗り方が要求されます。部分的に膜厚が付けばそこだけ色が濃くなってしまいますからね。
「だったら次にそこを避けて周りだけを濃くすれば」なんて流石にそんな器用に塗るのは不可能かと…。

結果、そのリスクを減らすにはコート毎の濃度を極力薄くして「コート毎に塗り方を変える」といった方法で全体的に均一な膜厚にするようにします。

それでもここまでの薄さで抑えるには難しいので、どうしても普通のスモーク濃度よりはコート数を増やして丁寧に仕上げていきます。「濃いより薄い方が高い」と言うのはそういう事ですね。薄い方が手間が掛かるのです。


ちなみに今回のオーナー様からのご要望としては以下の通りです。
(メールよりそのまま抜粋させて頂いてます)


.濃度:「極薄」〜「薄め」
  参考例をあげると、御社HP掲載の
  http://www.pro-fit.ne.jp/diary/2012/img776.jpgより薄く
  http://www.pro-fit.ne.jp/golf4/img173%5B1%5D.jpgより濃く
  その中間で、といったところです。
  「紅白のおめでたい感じをなくし落ち着いた感じにしたい」
  かつ「ランプ光の減量はなるべく抑えたい」というのが希望です。


との事です。私的には良い感じに仕上がったかと思います。
こちらも今週中には完成出来る予定です。もう少々お待ちくださいませ!

2012/05/16
 
jpg画像 ランドクルーザープラド150のテールランプ 本塗り準備完了です!(img897.jpg) -897- ランドクルーザープラド150のテールランプ 本塗り準備完了です!

このテールランプ、他に比べてかなり大きく台からも食み出てしまう程の大きさです。と言うかそうやって置かないと角が塗れないのでこうしているのですが(苦笑)。

テールランプのクリアーレンズ部はアクリル製が殆どで、これはそんなに丈夫ではありませんからちょっと固い床(コンクリート)に置くだけで角が欠けてしまったりします。なので扱いは慎重に、ですね。

2012/05/16
 
jpg画像 ランドクルーザープラド150のテールランプ 下地処理(img896.jpg) -896- ランドクルーザープラド150のテールランプ 下地処理

こちらもお待たせしました!無事本塗り完了しておりますのでご安心下さい。

最近の傾向としては、テールランプ関係の塗装御依頼が増え、代わりに自転車のフレーム塗装が減っている感じです。気候が良くなったせいですかね。


画像は足付処理中の状態で右が処理前で左が処理済みになります。
新品ですから傷一つない状態なのでちょっと勿体ない気もしますが、どの道塗ったらもう後戻りは出来ませんからね(苦笑)。

2012/05/16
 
jpg画像 NISSANブレーキキャリパー 凸部研磨(img895.jpg) -895- NISSANブレーキキャリパー 凸部研磨

ベースコートはオーナー様ご指定の色で、また「NISSAN」の凸部分は研磨してアルミ素地を露出させます。

画像はベースコートが乾いた状態で(この段階では硬化ではありません)ロゴ周りをマスキングしてペーパーで面研します。

この後マスキングを剥がしてよくエアーブローしたらクリアーを塗布します。

ちょっと塗装後の画像が無いので(謝)また改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!

2012/05/15
 
jpg画像 NISSANブレーキキャリパー プライマー塗布(img894.jpg) -894- NISSANブレーキキャリパー プライマー塗布

こちらも無事本塗り完了しております。お待たせしました!

キャリパー塗装の流れとしては、

・付属品脱着
・洗浄
・旧塗膜剥離(サンドブラスト)
・脱脂洗浄
・マスキング

と、ここまではブレーキ屋さんに全てやって貰っています。

画像はプライマーを塗布した状態で、私の作業はここからですね。
ちなみに今回はちょっといつもと仕様が違います。続きます。

2012/05/15
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(from岐阜) 本塗り完了です!(img893.jpg) -893- インプレッサテールランプ(from岐阜) 本塗り完了です!

こちらも無事本塗り完了になります。お待たせしました!

こちらも「レッドキャンディー+スモーク」で、やはりレッドキャンディーだけの状態よりもスモークを若干掛けることでより赤に深みが出ています。定番となりましたが今もご依頼数は多くうちの屋台骨(笑)になっている仕事でもありますね。


どれも今週には完成予定です。もう少々お待ち下さいませ!
(今2:00になりました。深夜のです…眠)

2012/05/15
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(from神戸)本塗り完了です!(img892.jpg) -892- インプレッサテールランプ(from神戸)本塗り完了です!

そしてスモークもいつもより濃い目に仕上げて本塗り完了です。お待たせしました!

これ以上の濃さとなると一旦途中でクリアーまで仕上げスモークは別に塗るといった方法になります。ただし二回分の塗装になるので金額もそれに近くなりますが…。

ちなみにこちらは「標準コース」で対応可能な仕様です。
お任せコースではここまでリスクは掛けられませんのでご了承下さいませ。

2012/05/15
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(from神戸)  レッドキャンディー塗布完了(img891.jpg) -891- インプレッサテールランプ(from神戸)  レッドキャンディー塗布完了

マスキングの一部に何かマークがありますが気にしないで下さい(苦笑)。
これと同じマークが内部にも貼ってありますのでどれがどなたの物だったのか区別が付かなくなるという事はありませんのでご安心ください。

ちなみにこちらは「赤もスモークもいつもより濃く」とご依頼承っていますのでいつもよりコート数を増やします。
と、言うのは結構簡単なのですが実はちょっと厄介でして、テールランプの塗装は透過性の塗装ですから普通の隠蔽塗装のように一気に厚く塗ることは出来ません。一度出来てしまった「ムラ」「ダマ」が取れなくなるからですね。

なので「薄くその分コート数を多く」といった塗り方になりますからただでさえ膜厚が付いてしまうのにさらにコート数を増やすと塗膜の強度が落ちてしまいます。この辺がちょっと誤解されているところですね。デュポンオーナーさんなら良くご存知かと思いますが(苦笑。とんでもな事が起きますからね)。

2012/05/15
 
jpg画像 レッドテール化 本塗り完了です!(img890.jpg) -890- レッドテール化 本塗り完了です!

丸い部分のレッドキャンディー塗布が完了したらマスキングを全部剥がしプラスチックプライマーを塗布し、全体に薄くスモークを掛けたらクリアーを塗布して遂に本塗り完了です。いやはや危うく胃から色々な物が逆流してくるかと思いました(苦)。無事良い感じに仕上がっていると思います(言われなければ誰も気づかないかと)。


今週中には完成予定です。もう少々お待ちくださいませ!

2012/05/15
 
jpg画像  レッドテール化 丸部レッドキャンディー塗布(img889.jpg) -889- レッドテール化 丸部レッドキャンディー塗布

こんな感じで塗っては剥がして確認を繰り返します。

ちなみにマスキングしてある方は足付け処理されて表面は白く曇って見えますから赤く塗った箇所とは色が同じでも同じには見えません。

なのでここでは調色時に使う艶出し用のシリコンオフ(塗料用シンナーですかね)を使って艶を出して確認します。

2012/05/15
 
jpg画像 レッドテール化 丸部マスキングA(img888.jpg) -888- レッドテール化 丸部マスキングA

こんな感じで丸いクリアー部分以外を覆います。ちなみに養生紙を大きく使う理由としては「極力被塗面に直接マスキングテープを張らない為」になります。

マスキングテープの接着面に付いているの糊がこの後の塗装に影響を及ぼしてしまうからですね。これさえ無ければ前の日にマスキングを終えておき、本塗り当日はもう少しゆっくり出来るのですが…。


で、一部に「グリーン」のシートが使われていますが、ここは本塗り時にこの下にある「赤」を確認する為です。

今回レッドキャンディーを塗るのは「円」の内部だけでして、その色(濃さ)を周りの赤と同じように仕上げる為には本塗り時にこの濃さを確認しつつ塗装回数を決めなければならないのです。

かといって本塗り時に紙を剥がしたり張ったりしていればそれだけゴミの付くリスクが高くなるので部分的に可動式(って程でも無いですが)にしています。車の塗装で「パネル交換ボカシ無しの3コートホワイトパール」の時に使う方法の応用ですね。

2012/05/15
 
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