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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2012】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 HONDA NSXエンジンカバー塗装承りました!(img136.jpg) -136- HONDA NSXエンジンカバー塗装承りました!

こちらは先週到着しましたホンダNSXのエンジンカバーです。この度のご依頼、誠にありがとうございます!

素材はプラスチックで現状はグレーメタリックが全体の塗装されて凸部はシルバーに塗られています。パッと見はアルミ素材のようにも見えますね。

で、ご依頼内容としては全体をフォーミュラーレッド(カラーコードR77)の艶あり仕上げにし、凸文字部分を現在と同じようにシルバーに仕上げます。シルバーはいつもの樹脂カバー同様「筆塗り」で仕上げる予定ですので、私的にはとても仕事としてやるレベルでは無いと感じますからこちらはサービスで対応しております。アルミの時もクリアー筆塗りはサービスですからね。同じような感じです(ただし凸部研磨費用は頂きますが…)。

ただ一つ懸念があるのは、実はこの製品、恐らくこの塗装の下に「メッキ」が施されています。
まだ確信出来た訳ではないのですが、ボルト部分の塗装が剥がれてしたから凄く輝く物質が見えるんですよね…(恐)。

何の為にこんなことをしているのかは理解不能ですが(苦笑)、もしかしたら凸文字部分はこのメッキ素地を利用して仕上げたいと思います。
まあメッキの上にクリアーを塗ってしまうのでそれ自体タブーではあるのですが(密着しません)、最近流行りのS20ヘッドカバー同様、時と場合によってはそれもアリでいいのでは、と思っています。

ただ内緒にしたり嘘をつくのは嫌ですので、リスクを考えた上で慎重に検討したいとは思います。まあまだ確定では無いですからね(笑)。作業しながら模索してみます。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2012/01/30
 
jpg画像 HONDAの内装パネル塗装承りましたA(img135.jpg) -135- HONDAの内装パネル塗装承りましたA

スイッチパネルのカバーもシルバーに塗られてはいるのですが、こうやって並べてみると純正の塗装とは色が違うのが解ります。色味(黄色味の濃さ)が足りないですね。

このスイッチパネルはそのまま足付け処理のみで塗れますが、その他の部品は梨地の処理などがあるのでそちらが先ですね。

また作業進行しましたら紹介させて頂きます。
改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2012/01/29
 
jpg画像 HONDAの内装パネル塗装承りました!(img134.jpg) -134- HONDAの内装パネル塗装承りました!

車種は失念したのかお伺いしていなかったですいません。裏にHONDAの刻印があったのは記憶しておりますのでとりあえずそれで紹介させて頂いております。この度ご依頼誠にありがとう御座います!

ご依頼頂いたのは画面下に並んでいる部品達で、上にあるグローブボックスは「色見本」としてお預かりしました。
車体に着いている物ですのでこれが無いと不便ですから時期を待って頂いて先日お預かりしました。

色の確認の画像もありますのでそちらも紹介しますね。

2012/01/29
 
jpg画像 アランミクリメガネフレーム ツル部 本塗り中(img133.jpg) -133- アランミクリメガネフレーム ツル部 本塗り中

まずは「グリーン+ガラスフレーク」を敷いて続けて「イエロー+ゴールドパール+ガラスフレーク」をコートします。

後から塗るイエローはスプレーの方向を考えて塗りますが、やはりそれでも飛んではいけないところに掛かってしまいますので、それぞれマスキングテープを貼りながら丁寧にスプレーしていきます。
使用するガンはベースのグリーンが口径0.5ミリ、イエローのエアーブラシが0.3ミリです。

イエローとグリーンはそもそも隣り合う色ですからグラデーションは良く馴染みます。

ちなみにブルーのような寒色系は「収縮色」とも呼ばれ、その名の通り面積が小さく見える色となります。
反対に暖色系は「膨張色」となり、これらは同じ面積でも見え方は違ってくるのです。

例ととしてはフランス国旗で、あれは縦縞状の模様で左から

「青」「白」「赤」

となっていますが、実は面積(横幅)が微妙に違います。同じ幅だとどうしても赤が広く見えてしまうからですね。
数値より見た目に赴きを置いているなんてフランスらしいといえばらしいですね。日本人の場合はむしろ数値に拘るような気がしますが(笑)。


ちなみにクリアー塗った後の画像を撮っていなかったようでして(謝)こちらは後日改めて紹介させて頂きますね。
もう少々お待ち下さいませ!

2012/01/29
 
jpg画像 アランミクリメガネフレーム ツル部本塗り前(img132.jpg) -132- アランミクリメガネフレーム ツル部本塗り前

ツルの部分はセルフレームと同じくプラスチック製ですので、トップコートの前にはプラスチックプライマーを塗布してからとなります。
足付け処理と脱脂は勿論ですね。マスキング部分もシビアなので塗ったら直ぐに剥がせるようにしてあります。クリアーの流動性が生きている内がミソですね。

2012/01/29
 
jpg画像 アランミクリメガネフレーム 半分完了(img131.jpg) -131- アランミクリメガネフレーム 半分完了

こちらも紹介が遅れましたが無事半分側も本塗り完了しております。大変お待たせしました!(お預かりしてから四ヶ月ですからね…)。

画像は最初に塗ったフロント部の塗膜が完全硬化したのでマスキングを剥がし、次のツルの部分を塗る前の状態です。以外や色の組み合わせが面白かったので記念に撮っておきました(笑)。

ちなみにいつもならば分解してフロントとツルの部分全て一緒に塗るのですが、この型のフレームはそれが難しいようですのでそれぞれ別々に塗装しているのです。

さらにそれに加えてのグラデーション塗装ですから結構手間は掛けていますね。
今回で5個目か6個目のご依頼ですから(同じオーナー様です…)とにかくこのフレームが気に入っておられるのでしょうね。こういう使い方を私も見習いたいです。

2012/01/29
 
jpg画像 アンタレス自転車フレーム 本塗り完了です!(img130.jpg) -130- アンタレス自転車フレーム 本塗り完了です!

そしてクリアーを塗布して本塗り完了です。

画像だとちょっと暗いですが、実物はもっとパール感が出てもっと綺麗です。透明感もある感じですかね(実際隠蔽性が弱い色ですからね…)。

フォークの方はNo.117で紹介した通りです。塗りつぶしてカーボン目は見えなくなってしまいましたが、その形状からしてカーボン素材なのは一目瞭然ですよね。美しいラインだと思います。


それではこちらも完成しましたら改めて紹介いたします。
お渡し出来る予定としては木曜日くらいですかね。
もう少々お待ち下さいませ!

2012/01/28
 
jpg画像 ANTARESフレーム ベースコート塗布(img129.jpg) -129- ANTARESフレーム ベースコート塗布

画像はベースコートが終わった時点で、こうやって見るとそんなにぱっとした色では無いように見えます。
その理由としては「パール顔料」が多く入っている色ですので、そのパールは艶がなければ表現されません。クリアーが塗られて艶が出た状態のみ効果が現れるのです。隠蔽ではなく反射しての色の表現ということですね。

いよいよクリアーの塗布です。

2012/01/28
 
jpg画像  ANTARESフォーク 本塗り前(img128.jpg) -128- ANTARESフォーク 本塗り前

フォークはカーボン製なので塗り潰すのはちょっと勿体無いかと思いましたが、オーナー様的にはこの後のシール貼り付けなど全体のデザインが決まっているらしいですので問題無いのだと思います。凄く楽しそうでしたからね(笑)。


ちなみに先ほどのフレームでも部分的に茶色っぽい箇所がありますが、あれは拾いパテ(ラッカーパテ)で、カーボンとアルミの接合部の隙間・巣穴を埋めるのに使っています。

カーボンのままだと目立たない隙間も今回のように色が付くと非常に目立つのです。サフェーサーでは埋まり切らなかったので補助として使っています。

2012/01/28
 
jpg画像 ANTARESフレームも 本塗り前(img127.jpg) -127- ANTARESフレームも 本塗り前

こちらも塗装前の状態から改めて紹介させて頂きますね。

画像では一部下地が露出していますが、この後スポット的にプライマーを再度塗っています。勿論DEROSAのフレームも同様です。

こういった比較的イビツな形状をした製品の場合、どんなに丁寧に気をつけて研ぎ作業を行ってもどうしても角などで下地が露出してしまいます。
カーボンの部分が露出するのは大した問題では無いのですが(実際そうですので気にしないで頂いて結構です)、金属となると素通りは危険です。と言っても殆ど素通りされると思うのですが…。

自動車(4輪車です)の塗装マニュアルでは、そういった場合本塗り前にスポットでプライマーを塗るように指示されてはいるのですが、私がディーラー在籍だった時もそんなことする人は居ませんでした。まあ車自体が「消耗品」の扱いですからね。

一応はマニュアル通りが基本なのですが、細かい(見えない)作業は個々の人間に任されているのでそこで手を抜いても個人の評価には関係ありませんから真面目にやる塗装屋の方が少ない気がします(私が居たディーラーはそうでした。その後の町工場も同じです)。

実際の作業はプライマーをスプレーガンに入れてちょちょっと塗るだけの作業ですが、毎回のこととなるとやはり結構面倒なので変わりもしない給料の為に(苦)そこまでやる塗装屋さんの方が少ないのは仕方ないと思っています。当然その時は私もスルーしていましたし(謝)。

が、自分で請けて行う仕事となると話は別で(苦笑)、多少自分の時間を割いてでも気になるところはやっておこう、といった癖が付いたと思います。元々不精なだけに仕事以外でそういう考えは今もしないんですけどね(苦笑)。

ただ私が間借りさせて貰っているTACのゴトー氏は実は私よりこういったことをしつこくやっていたりします(笑)。
それで貰えるお金が変わったりする訳では無い筈なのですが、まあそういった地道な事を続けているからこそろくな営業も無しに(爆)仕事があるのだとは思います。

2012/01/28
 
jpg画像 DEROSA自転車フレーム 本塗り完了ですA(img126.jpg) -126- DEROSA自転車フレーム 本塗り完了ですA

と思ったら細い方(シートチューブ?)でした…。小さい方のロゴですね。まあ参考にはなるかと存じます(小さい方が難しいですので)。

ちなみに先ほど紹介したように随分とクリアーがデロデロとなっているのは出来るだけ膜厚を付けたいからでもあります。段差が埋まるという訳ではありませんが目立たなくはなりますからね。画像でも殆ど気にならないレベルになっていると思います。

また今使っている艶消しクリアーは結構重い(固い=粘度が高い)んですよね。私も最初は「こんなんで大丈夫?」と思いましたが、乾いた後の仕上がりはすこぶる良いのです。今までとは全く違った感じですね。

それでは完成しましたら改めて紹介させて頂きますね。
もう少々お待ち下さいませ!

2012/01/28
 
jpg画像 DEROSA自転車フレーム 本塗り完了です!(img125.jpg) -125- DEROSA自転車フレーム 本塗り完了です!

ちょっと酷過ぎる状態ですが、艶消しクリアーの塗った直後はこんな感じですのでご安心下さい。既に完全に艶が消えた状態も見ておりまして良い感じに仕上がっていますから問題ありません(じゃないとこんな画像紹介しませんので…)。

ちなみに今使っている艶消しクリアーはちょっと前の製品とは違った物です。
塗装屋さんの多くはこの「半艶」と「艶消し」で苦労されていると思いますが、私もその一人でして色々模索してきました。「簡単に艶がコントロール出来てダマ・ムラの無い艶消し」こそ理想ですよね。

で、今は以前の艶消しクリアーから変更し、テストピース(艶見本帳)も少しずつですが作成して安定した艶を出せるようにしています。直接の利益にはなりませんが自分の財産ですからね(笑)。


と、艶が消えた後の画像はまだ撮っていないと思ったらありました!ああ変な心配させなくてよかったですね。続けて紹介します。

2012/01/28
 
jpg画像 DEROSA自転車フレーム ベースカラー(黒)塗布B(img124.jpg) -124- DEROSA自転車フレーム ベースカラー(黒)塗布B

そしてメインのロゴ部分も無事マスキングを剥がして作業完了です。ハートの赤がワンポイントとなって凄く良い感じですね。
変な段差も出来ていないのが解ると思います。

画像の状態でも「艶消し」ではありますが、やはりクリアーを塗っても艶消しとは質感が違います。まあ大切なのは質感よりも「保護」といった事でありますけどね。

2012/01/28
 
jpg画像 DEROSA自転車フレーム ベースカラー(黒)塗布A(img123.jpg) -123- DEROSA自転車フレーム ベースカラー(黒)塗布A

そして黒が乾ききらないうちにロゴ形のマスキングシールを一つ一つ剥がしていきます。

剥がす際には手の平の一部を支点として安定させる必要があるので、事前によく手を洗ってから作業します。数分は汗も皮脂も出ませんので(長くなるようなら再度繰り返します)。

この時点でロゴのフチにも酷い段差が出来ていないのも確認出来ますから一安心です。
あとはひたすら息を潜めて(じゃなくて止めて)全てのシールを回収します。酷く緊張しますがこういった作業は結構嫌いじゃないんですよね(笑)。

ちなみにこういった作業の時に電話が鳴っても出れませんのでその際は何卒ご了承下さい。しつこく鳴らしても出れないときは大低こういった作業中なのでして…。

2012/01/28
 
jpg画像 DEROSA自転車フレーム ベースカラー(黒)塗布(img122.jpg) -122- DEROSA自転車フレーム ベースカラー(黒)塗布

そしていよいよベースカラー「ブラック」の塗布に入りますが、ここで先ほどのNo-119-で紹介した「いつものようにべた塗りしてはいけない」ですね。

塗装の仕上がりは各要所要所の平均値を高めることによって全体的な仕上がりの品質が上がります。「他が上手くいっていてもここダメ」というだけで全てがやり直しになる事も普通のことですので。

ただロゴ部分の塗装のような「塗り分け部分」が多少上手くいかなくても、塗り終わった後での「磨き」で良くすることは可能だったりします。段差が付いてもペーパー掛けてある程度平らにしてコンパウンドで磨いてしまえば平滑になりますからね。

しかしながらそれは「艶あり仕上げ」の場合のみ可能であって、今回のような「艶消し」や「半艶」の場合にはその磨き処理は許されません(艶が出てしまいます…)。なので一発で終わらせなければならないのです。ここで一番難しいところですね。

で、その「段差」を軽減するための方法としては、スプレー方向を考えたり膜厚を抑えたり、ですね。
ただこの前者は一直線のラインのみ有効ですので、今回のような細かい文字郡だと方向性云々決めるのが無理ですので後者の「膜厚を抑える」で対応することになります。

これはまず最初に行った「白を先に塗る」で一つ解消され、二つ目はこの画像のように「全体を隠蔽させる際にロゴ付近は避ける」といった方法をとります(とってます)。色々やって失敗してみてこれが今の所一番の方法ですね。

自転車のフレームのように被塗面が複合的に重なり合った製品の場合は「全体的に均一に薄く」といった塗り方は難しいですので、最初はロゴ周りを避けてスプレーします。

で、周りがきっちり黒で染まったら最後にロゴ周りを丁寧に薄く薄く仕上げていきます。「隠蔽したぎりぎりの所でストップ!」みたいな感じですね。照度の高いライト(LED)を片手に持ちながらがお勧めです。

2012/01/28
 
jpg画像 DEROSA自転車フレーム ロゴ入れ塗装準備B(img121.jpg) -121- DEROSA自転車フレーム ロゴ入れ塗装準備B

そしてカットしたマスキングシールを貼り付けます。

いつもはこの逆で、先にベースカラー(今回は「黒」)を塗ってからロゴ部分を塗りますが、先ほども紹介したように黒の方が隠蔽力が強いので塗装膜厚を薄く出来ますからこのように白から塗り始めています。

「作業的にこの方が楽だからなんじゃ?」と思うのはこれを経験されたことが無い方の考えで(笑)、この後黒を塗ってからシール一つ一つを下地の白を傷つけずに回収する(剥がし取る)のがどんなに困難で神経を使うか、ですね。
爪で取れるくらいなら簡単で良いのですが、シールを横にスライドさせると糊(粘着物質)が被塗面に残ってしまうのでそれは出来ません。

最初の頃はマチ針などを使っていましたが、それだと力が逃げてしまうので上手くいかず、ピンセットだとやはり下地を傷付けてしまいます。

結果、一つ一つシールと塗装面の間にカッターの刃を差し込んで端を起こし、それをピンセットで摘んで回収するのが一番確実な方法だと思います(他の方はどうか解りませんが私はそうしてます)。
一見するとリスクが高いように見えますが実は一番早くて傷付け難いですね。

ただやはり隙間の無い所にカッターの刃を差し込むわけですから凄い神経は使います。ワンミスで大変な事になるのを何個も連続してやる訳ですので…。時々窒息しそうになります(作業中は呼吸が出来ないんです。笑)。

2012/01/28
 
jpg画像 DEROSA自転車フレーム ロゴ入れ塗装準備A(img120.jpg) -120- DEROSA自転車フレーム ロゴ入れ塗装準備A

サフェーサー(下地塗料)が白いのでちょっと解り難いのですが、各チューブ部分のロゴを入れる部位には「白」のベースコートを塗っています。サフェーサーよりも「温かみのある白」ですね。ちょっと黄色っぽくなっているところです。解りますでしょうか?

この時点でもロゴ部分は大まかに計測していますが、塗り足りないとマズイですので結構大き目の範囲で白を塗っています。

そしてベースコートの白が乾燥したら(この時点では硬化剤が入っていないので「硬化」ではなく「乾燥」で間違いありません)用意したロゴ形のマスキングシールを貼っていきます。

2012/01/28
 
jpg画像  DEROSA自転車フレーム ロゴ入れ塗装準備(img119.jpg) -119- DEROSA自転車フレーム ロゴ入れ塗装準備

被塗物(フレーム)の塗装準備が終わったらロゴ入れのマスキングを行います。

今回は「フレームは黒:ロゴは白」ですから、隠ぺい力の関係から先にロゴ部分の「白」を塗る事にします。

方法としては、

@ロゴを塗るであろう箇所に大き目に「白」を塗る

Aテープフリーな状態になるまで乾燥させる
 (自然乾燥でおよそ30分)

B予め容易しておいたロゴ形のマスキングシートを張る

Cベースカラーの「ブラック」を塗布

Dロゴのマスキングを剥がす

E艶消しクリアーを塗布

といった工程です。
ロゴ部分を綺麗に仕上げるコツはCが大事で、いつものように単にベースカラー(黒)をベッタリ塗ったりはしません。
ただしここでドライコートをすると肌が荒れて仕上がりに影響しますので丁寧に行います。詳しくは後程改めて紹介させて頂きます。

画像では用意しておいたロゴシールと、各貼り位置の確認です。
位置は予め計測してメモしておきましたし、実際の画像も携帯端末で確認しながら作業します。自分でメモした事も完全に信用してしまうと危険ですので(思い込みは危険ですので)出来れば毎回二重三重に保険を掛けておきたいのです。

特に今回は「www.derosanews.com」の方向を勘違いし易いのでそれの方向に気を付けて行ってます。普通に考えれば文字の始まりは上に来ると思うのですが実際にはそうでは無いんですよね。
こういった事を思い込みでうっかりやってしまうと本当に大変な事に繋がりますので…(恐)。


で、実はちょっとこれから会議に出なければなりませんので続きは改めて紹介させて頂きます。会議と言う名目の外食なんですけどね(苦笑)。
まあ一応仕事の事ですのでご容赦下さいませ。

2012/01/28
 
jpg画像 DEROSA自転車フレーム 本塗り準備(img118.jpg) -118- DEROSA自転車フレーム 本塗り準備

こちらは「艶消しブラック」をベースに、元々あった各ロゴの再現で承っております。

とりあえず塗装前の準備はいつも通りで、各部脱脂洗浄した後ブースを稼働させて勢いよくエアーブローして埃を飛ばします。

脱脂した後は素手でギュッと握ったりは出来ません(しません)が、今回ようにロゴ入れ塗装がある場合にはここからマスキング作業が始まるので事前に良く手を洗っておきます。
ただ作業が長引くとまた手に汗をかいたりもしますのでその時は再度流し場に向かいます。

本塗り前でも脱脂作業や水仕事があるので塗装屋の多くは手荒れがひどいですね。寝る前にハンドクリームべた塗り&軍手着用でも間に合いません。
汚れると想定される作業では予めビニール手袋嵌めたりしますが、やはり素手じゃないと感覚が鈍りますから仕方は無いですね。

2012/01/28
 
jpg画像 アンタレス自転車フレーム 本塗り完了しています!(img117.jpg) -117- アンタレス自転車フレーム 本塗り完了しています!

紹介するのがこんな時間になってしまいましたが、本日(というか昨日)無事本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ!

本塗りの準備をしたのは朝からでしたが、結局塗り終わったのは日が落ちた時間でして、それからも現場仕事が立て込み紹介が遅れてしまいました。そろそろ日が昇りそうな時間です(今週こればかりですね)。

画像で見ても綺麗な色ですが、実物はもっと綺麗なブルーパールです。発色が良いんですよね。ブルーパール2種類使われています。

で、ここまで発色が良いということは「隠蔽力が弱い」と言う事でもありまして(有機顔料が主体ということです)意外とベースコートが大変でした。塗料足り無くなってしまうかと不安になりそうでしたが、実際は全然大丈夫でしたのでご安心下さい(安心するのは私の方ですね…)。


今回これと一緒に作業してきたDEROSAのフレームも一緒に本塗り完了しています。
色もクリアーも違いますが(あちらは艶消しです)塗装ブースは広いですからやり方さえ工夫すれば同時に塗ることも可能なのです。
何も考えないで一緒に塗るとデローザの艶消し黒はメタリックになってしまいますけどね(苦笑。いや全然笑えません…)。
あちらも結構見事に完成しておりますので後ほど改めて紹介させて頂きます。

ただ明日の土曜日は途中知人と会う約束がありまして、一時工場を留守にさせて頂きます。元々は一緒に会社を興そうと話していた元同僚でプロフィットの隠れウェブマスター(所謂サポーターです)の一人です。
今後のプロフィットのあり方とか方向性とかその具体的な方法や行動などが話し合えればと思います。それより仕事を手伝ってくれれば助かるのですが…(笑)。

ではまた改めて紹介させて頂きますね…(眠)。

2012/01/28
 
jpg画像  フェラーリ512TRサージタンク グレーシルバー結晶塗装完了です!(img116.jpg) -116- フェラーリ512TRサージタンク グレーシルバー結晶塗装完了です!

なんだかあっという間に終わってしまった感がありますが、とにかくフェラーリ部品は数が多いので結晶塗装の中でも一番大変です。
スカイラインGT-RのRB26エンジンの時も多いと感じますが比じゃないですね…。

で、画像は無事焼き付けも完了してマスキングを剥がしているところです。

最後にこのフィンと文字の凸部分を研磨して完成ですね。

オーナー様的には「まだエンジンが直らないから全然ゆっくりで構いません」との事ですがその後大丈夫でしょうか?もしかしたらまだ作業も開始していないかも知れませんが、こちらはそろそろ終わりも近いですが…(私が心配してしまいます)。

それではまた進行しましたら紹介しますね。もう少々お待ちくださいませ!

2012/01/26
 
jpg画像 フェラーリ512TR グレーシルバー部塗装準備(img115.jpg) -115- フェラーリ512TR グレーシルバー部塗装準備

インテークマニホールドも旧塗膜は全て剥離し、リン酸処理を行った後に良く乾燥させてマスキングしています。

インマニ内部は煤汚れも結構ありましたが、最初に行ったアルカリ洗浄と溶剤浸け置きで綺麗さっぱり落ちています。塗ってから清掃は出来ませんからね。

2012/01/26
 
jpg画像 フェラーリ512TR グレーシルバー部塗装準備A(img114.jpg) -114- フェラーリ512TR グレーシルバー部塗装準備A

最初に赤の結晶塗装を塗った箇所をマスキングしたら今後はグレーシルバーの結晶塗装です。まずはプライマーからですね。

平行してインテークマニホールド×4も一緒に塗ります。

2012/01/26
 
jpg画像 フェラーリ512TR グレーシルバー部塗装準備(img113.jpg) -113- フェラーリ512TR グレーシルバー部塗装準備

サージタンクのレッド部分に続き、今度は下回りのグレーシルバー部分の結晶塗装を行います。一度には出来ませんからね。

ただこうやって見ると未塗装の部分のアルミ素地がシルバーに見えるので(いや、実際シルバーなんでね)このままでも大丈夫かと思いきや、それだとアルミが腐食してしまいますからね。

2012/01/26
 
jpg画像 ハイエース社外品ハイマウントランプもレッドキャンディー+スモーク塗装完成です(img112.jpg) -112- ハイエース社外品ハイマウントランプもレッドキャンディー+スモーク塗装完成です

ちなみに今回このテールランプはご依頼から完成までは比較的早かったと思います。お待たせしている方々には申し訳ないのですが、「納期指定の標準コース」だとお値段は3〜4割程度上がりますが今回のように早めに完成させる事も可能です。

「お任せコース」の場合にはそれ単体で作業すると、商売としてはちょっと厳しい金額設定なので、それを採算合わせるには他の物と一緒に作業したり塗ったりする事でコストを落とすようにしております。amazonのパクリみたいな感じですね(笑)。

例えばよくご依頼頂いているインプレッサのテールランプで言うと、いつもの「レッドキャンディー+スモーク塗装」をお任せコースであれば5万円台ですが、これが標準コースだと7万円を超えてしまいます。結構な差額ですよね…(先日いらっしゃった方はそれでも良いから早くして欲しいとの事なのですが…恐)。

という事で、極力品質は落とさずに費用を下げる方法として「納期未定」といった形態が出来上がったのです。未定というと非常に不安にはなりますが、理由も無しに二か月以上掛かったりはしませんからご安心下さい(ただ現在はあり得ない程の依頼数で一か月以上掛かってはしまいますかね…申し訳御座いません)。

という事で、時々順番が変わったりすることがありますが、実はそういった理由があっての事ですので何卒ご理解ご了承の程を宜しくお願いいたします。


それでは後程完成の連絡致しますね(ちなみに今回は業者さんを通してのご依頼です)。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/01/26
 
jpg画像 ハイエース社外品テールランプ レッドキャンディー+スモーク塗装完成ですA(img111.jpg) -111- ハイエース社外品テールランプ レッドキャンディー+スモーク塗装完成ですA

そう言えば昨日こちらのテールランプを磨き作業していたら、TAC従業員のサイトー君の後輩?の方々がこれを見て、「これ何色に塗るんスカ?」(←ちょっとやんちゃな感じの子達なのでこんな話し方だった気がします。笑)と聞いてきました。

最初は何を言っているのか理解不能だったのですが、なるほど数秒してその意味を理解出来ました。どうやらこれを純正の状態と勘違いしたらしいですね。

まあ確かにハイエースの純正テールランプを知らないとそうとしか思えないかも知れません(笑)。塗った自分で言うのもなんですが、これを見て元々がクリアーレンズだったとは想像出来ませんので…。
ただ今回の塗装費用でその純正品は何個も買えてしまう気もしますので、余り純正に見られても困りますかね(苦笑)。いや、同じハイエースオーナーにさえ解って貰えば良いんでしたっけ(爆)。

ハイマウントストップランプも紹介します。

2012/01/26
 
jpg画像 ハイエース社外品テールランプ レッドキャンディー+スモーク塗装完成です!(img110.jpg) -110- ハイエース社外品テールランプ レッドキャンディー+スモーク塗装完成です!

こちらもお待たせしました!塗ってみたら結構大きくて大変でしたが(笑)無事完成となります。

バックランプとウィンカー部分のクリアー抜きの位置決めは内部の反射板の枠を目印にしていますが、外側のレンズと中の反射板まで距離があるのでこうやって角度をつけて見るとズレて見えてはしまいますね。正面から見るとちゃんと出来ていますのでご安心下さい。

他にも画像あるので紹介しますね。

2012/01/26
 
jpg画像 「レッドキャンディー」のみと「スモーク」を掛けた比較(img109.jpg) -109- 「レッドキャンディー」のみと「スモーク」を掛けた比較

ちょっと光の当たる角度的に差が出過ぎてしまっていますが、同じレッドキャンディーでもスモークを掛けているのと掛けていないのでは結構差がありますよね。

画像を見て頂ければ直ぐに解ると思いますが、左がスモークを掛けた方と右側がレッドキャンディーのみの場合です。純正っぽさにこだわるか、ちょっとアクセントとしてスモークも入れるか、といった感じでしょうか。お好みでどうぞ。

それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/01/26
 
jpg画像  インプレッサテールランプ(from横浜)レッドキャンディー塗装 完成ですA(img108.jpg) -108- インプレッサテールランプ(from横浜)レッドキャンディー塗装 完成ですA

オーナー様のご要望が「リヤバンパーのリフレクターランプと揃える感じて」という事で今回はスモークは入れていません。鮮やかな赤はこれはこれで良いですよね。

とにかくこのインプレッサのテールランプは内部反射板の形のお蔭か、色を着けると非常に美しくなります。「とにかくクリアーなのが嫌だった」と言うのを払拭するだけでは無くこんなに綺麗になるから今でもご依頼が多いんでしょうね。

ちなみに昨日も急遽新たなご依頼者がいらっしゃって当店で在庫しているレンタル用のテールランプ一式お持ち帰りになりました。まだアポも取っていないらしいですが、これからディーラーに掛け合ってそれと交換して着いていたテールランプが外れたら持って来られるそうです。

何故か凄く急いでいたので「何かイベントでもあるんですか?」と尋ねたら、「とにかくこのクリアーの状態が嫌で嫌で、一日でも早くこれが無くなれば」との事でした。な、なるほど…ですね(笑)。

まあ恐らくはそのインプが凄く気に入っているだけにそこが許せなくなってしまうのでは、と思います。本当に好きなんでしょうね…。羨ましい限りです。


ちなみにこれと一緒に仕上がっているハイエースのテールランプがあって、そちらは「レッドキャンディー+スモーク」ですので一応並べて写真撮っておきました。

ちょっと比較してみましょうか。続きます。

2012/01/26
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(from横浜)レッドキャンディー塗装 完成です!(img107.jpg) -107- インプレッサテールランプ(from横浜)レッドキャンディー塗装 完成です!

大変お待たせしました!横浜からご依頼頂いていたインプレッサのテールランプ、レッドキャンディー塗装で完成となります。

スモーク無しのバージョンは久しぶりですが、当初はこれがメインだったんですよね。一番最初は忘れもしないプレリュードのテールランプでした。

プレリュードのオーナー様は以前のプロフィットからのお客様で、その時は「クリアー抜き」も初めてでしたから「またこの人は無茶言うな…」と思っていましたが(笑)お陰様で今があるんですよね。有難い限りです。

もう一枚画像あるので紹介します。

2012/01/26
 
jpg画像 デローザのロゴ入れ塗装準備(img106.jpg) -106- デローザのロゴ入れ塗装準備

デローザのフレームは「艶消し黒」がベースで、ロゴはベースがホワイト、「O」の中のハート部分は純正同様「レッド」にしますので、それ用にマスキングシートを用意します。

ロゴ入れの塗装はその塗膜の段差や膜厚によっての「フチの仕上がり」具合を考えて、色によって塗る順番を考えます(変えます)。

今回はロゴが白で、これを黒ベースの上に塗ろうとすると隠蔽させるのにかなりの膜厚が必用ですから(白は隠ぺい力が弱いのです)、先にロゴの白を塗ってから黒を塗る事にします。
ですのでマスキングシートもそれに合わせて使うのはオス型?の方にします。

ちなみに小物の塗装作業は本塗りの時以外は極めて地味な作業が多く陰鬱な気分(爆。冗談です)になってしまいますので、私の場合は一日の内半分くらいはヘッドフォンをして好きな音楽を聴きながら作業していたりします。ちょっと不道徳な感じもしますがラジオを聴きながら作業するのと同じような感覚ですかね。自営業ですからそれくらいはご勘弁頂ければと…(苦笑)。

2012/01/26
 
jpg画像 アンタレスのフレームも(img105.jpg) -105- アンタレスのフレームも

こちらもデローザと平行して作業しております。

画像はサフェ研ぎ前の状態で、よく見るとグレーのサフェーサーの上にはパラパラと細かい黒が塗られているのが解ると思います。
これは研ぎ忘れを防止する為の「ガイドコート」で、サフェ研ぎの前に缶スプレーの黒などで全体的に万遍なく塗っておきます。

サフェーサーが研ぎ終わった時点でこれが全て無くなっていればOKなのですが、実際は「目消し」といった作業もありますから、黒い点が無くなったからそれで終了と言う訳ではありませんね。これの作業で2時間以上は掛かりますし(研ぐだけでマスキングその他は別です)。

空研ぎの弱点としては「埃っぽくなる」事で、水研ぎならば「研ぎ汁」として埃が舞う事は無いのですが空研ぎは体が粉だらけになりますし体に良くありません。面倒なのでついつい防塵マスクとかしないんですよね…。
まあそういう事もあるので空研ぎは出来るだけ風通しの良い屋外で行ったりしています。気温は寒くてもこの作業は汗をかく程ですからね。熱くなります(じゃなくて暑く、ですかね。笑)。

2012/01/26
 
jpg画像 DEROSAフレーム 下地処理(img104.jpg) -104- DEROSAフレーム 下地処理

こちらもお待たせしております。ちょっと本塗りのタイミングが遅れていまして申し訳御座いません。

画像は「サフェ研ぎ」の作業で、通常のアルミフレームであればプライマーの塗布だけですから膜厚も薄く研ぎも軽く足付け処理程度で済むのですが、今回は下地にエポキシ系、その上にはウレタン系のサフェーサーを塗っていますから結構な膜厚で、それによって出来たラウンド(肌)も凸凹としていますから全体的にペーパーで研いで平滑にする作業が必用です。

このサフェ研ぎの作業も面倒ではあるのですが、近年は「空研ぎ用ペーパー」で非常に良い物が開発・販売されていますから作業効率もかなり上がりました。自転車フレームならば水研ぎをしないでもサフェ研ぎが可能だったりするのです(その分コストは上がりますが仕事が忙しいならばこの方が良いのです)。

最初は#320で肌目を落とし、その後布状の研磨材で「中目→細目」で仕上げます。業界では有名なアシレックスですね。

その後良く脱脂清掃してマスキングをし、本塗りのタイミングを待ちます。現在工場二階奥の天井に吊るしてあります。

という事で本塗まではもう少々お待ちくださいませ!

2012/01/26
 
jpg画像 ハイエースのテールランプ 磨き処理(img103.jpg) -103- ハイエースのテールランプ 磨き処理

綺麗に見えても探せば手を加える所は無限にありますが、「ここまで」と言うラインを決めないと終わりが無くなってしまいますので(費用がどんどん上がってしまいますので)「お任せコース」では磨き作業は省くように努力しています(変な言い回しですが実際そんな感じで決め事として考えるようにしています)。

逆に「全く磨くところが見当たらない」なんて言葉は塗装屋としてはちょっと信じられません。まあ見解の違いかも知れませんが(苦笑)。

ただ標準コースであれば磨き処理は行うようにしていますので、綺麗に見えるテールランプ一個でも3〜5箇所くらいはペーパーを掛けてコンパウンドで磨きます。

簡単そうな作業に見えますがこれが結構面倒で、塗装屋さんなら誰しも「磨きさえ無ければ…」と思って居る筈です(笑)。塗って終わりだけなら塗装屋は誰でもなれますからね。

塗装作業で体力的に大変なのは下地と磨きで、後者は体をやられます(腕から背中と首が痛くなります)。重いポリッシャーを力いっぱい押し付けますからね(パナロックなどの柔らかいクリアーならこれが非常に楽なんですが…)。

精神的に良くないのが「本塗り」と「調色」で(爆)、前者はやり直しが効かないのと折角の苦労が一瞬で水の泡になるから緊張を強いられます。
後者は、時間を掛けた挙句「使い物にならない」という事が起こって、しかも塗り終わって色が違っていたらまた塗り直しですからね。やはり精神的に良くないのです(これは辛いですよ…)。

まあそんなこんながありまして自らを滅ぼしてしまったのか(苦笑)、一時期体調が非常に悪くなって自動車塗装屋は引退するに至りました。今も同じ塗装屋ではありますが全く内容は違いますから随分と良くなりましたね。少なくとも四つん這いで現場を這ったり(腰痛です)、車を運転していてバックする時首だけ回して後ろが向けないという事は無くました。

今は画像に写っている程の小さなポリッシャー(磨く為の工具)ですから磨き作業での体への負担は殆どありません。有難い限りです。

と、話が逸れてすいません!
本当は磨きの工程を紹介したかったですので。

工程としては、

#1500→#2000→#3000のペーパーで水研ぎし、
バフもコンパウンドも3種類使って磨きます。

クリアーが柔らかければこの工程も少なくて済むのですが、まあ仕方ないですね(笑)。

2012/01/26
 
jpg画像 ラバーコートとは(img102.jpg) -102- ラバーコートとは

「ラバーコート」が正式名称なのかどうかは解りませんが、塗装業界では結構な厄介者として有名ではあります。フェラーリやVW系など外車の内装に多用されていたりします(最近は懲りて採用も少なくなりましたかね)。

質感は「艶消しでシットリしていて高級感がある」というので私的にも好きなのですが、夏場は高温になる車内だと劣化が激しい為か数年してベトベトになります。毛ホコリがついてそれが取れないどころか感染する勢いです(恐)。

で、どうにもならなくなってその部品を「塗装して欲しい」となるとこれがまた厄介なのです。せめてそうなる前ならまだマシなのですが…。
劣化してきたラバーコートは、激しく日焼けして剥がれてきた人の皮膚のような状態となり、綺麗に仕上げる為にはそれらの被膜を全て除去しなければなりません。

かといって素材の多くはプラスチックですからサンドブラストも溶剤浸け置きも剥離剤も使えませんので、一つ一つ手作業で剥がしていかなければなりません。
ただこれをやると同じ部品が何個も買える程の金額になるので、殆どのケースとしては「新しい物に代替え」となり、勿論新品だと質感は良いですから「とりあえず塗装はしないでこれでいいか」と同じことを繰り返していくのです(これがメーカーの策略ですかね。苦笑)。
ただフェラーリの内装部品はありえない金額ですので簡単に買い換えとは出来ませんから、結構な費用が掛かろうとも一つ一つネチネチと剥離〜下地作業を繰り返していくのです。これをやると指の皮膚が摩擦で火傷?するかで塗装屋殺しの仕事でもあります(苦笑)。

画像はテスト的にthinkpadの小物部品をシンナーとウェスでふき取った物で「やはりラバーコートだったか」と自分で納得する為の作業でもあります。事前にオーナー様からはそうでは無いかとご助言頂いておりましたが、やはり確実に知っておいた方が作業は間違いないですからね。

こうなると後には引けないのでラバーコートは綺麗に拭き取りますが、やっている内にシンナーで素材のプラスチック表面も侵されてきますので、最後にペーパーで削って平滑にし直しておきます。

この部品が8個ありますが、全てをこれで行うと天板の塗装費用以上になったりしますので、先ほど紹介したようにラバーコートを剥がさないで塗装する方法で行うのです。

ちなみに天板の素材はマグネシウム(金属)ですので溶剤浸け置きも剥離剤もサンドブラストもOKです。

2012/01/26
 
jpg画像 Thinkpadのプラスチックパーツは・・・(img101.jpg) -101- Thinkpadのプラスチックパーツは・・・

こちらはノートパソコンの天板4枚をご依頼頂いている案件で、それのメクラ蓋?的な小さいプラスチックの部品です。

天板自体には傷付き防止の為にゴム状の塗装(ラバーコート)が施されていて、それを除去するのには溶剤に浸けて行います。

で、ちょっと気になったのでこちらの部品を確認したら、やはりと言うかしっかりこちらにもラバーコートが施されていました。
プラスチックは溶剤に浸けられないので(フニャフニャに…)結構厄介です。

ラバーコートは耐溶剤製が弱く(耐久性も劣るので使っている内にべたべたとなる筈です)、これの上に色を塗ったりサフェーサーを塗ろうとすると激しい「チヂレ」が生じます。溶剤に侵されてラバーコートが浮き上がる現象ですね。

ですのでこれの対応としては逆転の発想で、このラバーコートを侵さないようにそれでいて溶剤に負けない皮膜を作ってあげれば良いのです。低溶解で分子間結合力の強い皮膜(塗膜)ですね。

と言う事で、本作業はまだまだ先ですが先にそれの準備として下塗りだけしておきます。
また進行したら紹介しますね。そろそろ日が昇りますので…(危)。

2012/01/26
 
jpg画像 ロードスターヘッドカバー結晶塗装(赤黒) 完成ですA(img100.jpg) -100- ロードスターヘッドカバー結晶塗装(赤黒) 完成ですA

このロードスターのヘッドカバーはちょっと他には無い面白い形をしています。かまぼこが二個合わさったような感じなのです(笑)。

肉厚もしっかりしているようで熱の伝わり方も良く綺麗に結晶目が出るのも特徴です。製造時のバリも少なくよく出来ていますよね。如何にも日本車、といった製品だと感じます。

ただいつもやってくるこのヘッドカバーは結構腐食が出ているので、ショボくても何かしら塗ってくれていればもう少しマシなのに…と思ったりします。
まあこれはコスト上の問題なのだと思いますが、限定車とか後期モデルとか、ちょっと特別な仕様なら塗ってくれている物があっても良いのでは…と思います。

そうなると私の仕事も減るかも知れませんが(苦笑)、それでも「他にある色じゃ駄目だ」って方は居ると思いますので、ちょっと特異的な小物塗装でも最近は「これは結構堅い仕事なのでは?」と思ったりもしています(笑)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!
そして長らくお待たせしました!

2012/01/25
 
jpg画像 ロードスターヘッドカバー結晶塗装(赤黒) 完成です!(img99.jpg) -99- ロードスターヘッドカバー結晶塗装(赤黒) 完成です!

すっかり紹介が遅れてしまいすいませんでした。撮影自体は明るいうちに出来たのですが激しい忙しさですっかりこんな時間になってしまいました。そろそろ日付変更ですね…。

色は赤ですが、いつもの鮮やかな赤では無く「エンジ」をイメージしてかなり黒を入れました。いつもよりドス黒く仕上がっているかと思われます。

もう一枚画像あるので紹介しますね。

2012/01/25
 
jpg画像 DEROSAのロゴ カッティング作業(img98.jpg) -98- DEROSAのロゴ カッティング作業

デローザフレームの本塗りもそろそろとなりましたので、それ入れるロゴの準備をしています。

各ロゴは既にデータ化してあったので、それを開いてカッティングシートにアウトプットします。

実は先日Illustratorのソフトもバージョンアップしたのですが、使っているカッティングプロッターが古いのでそれのドライバに対応していないのです(苦)。と言うかプラグインソフトが対応していないんですね。機械はまだまだ現役なのに…(いや、既に働かせ過ぎかも知れません)。

という事で、ソフトは結局今までのバージョンを使っての使用となります。便利になっているようで実は不便だらけです(Macはこういうのないんでしょうか…?)。

ちなみに小さい方の「DEROSA」は横長になっていますがこれはわざとです。元々のロゴがこうですのでそれを再現しています。ご安心下さい。

2012/01/25
 
jpg画像 ANTARES自転車フレームの色(img97.jpg) -97- ANTARES自転車フレームの色

そろそろ本塗りの準備に取り掛かる所ですが、そう言えばまだ色を作っていないのを思い出しました。失礼しました…。

色の作成となると通常は作業現場でとなりますが、現在の私(プロフィット)の状況としては「知人工場内に間借り」といった形態ですから、どうしても面積を取ってしまう「塗料」は自宅に置いてあったりします。

スタンドックス塗料セット

当然塗料だけでは無く、デジタル計量秤や配合データを確認するパソコンもあるので塗料の作成は全て自宅で出来る様になっています。
また小型のコンプレッサーにエアードライヤー、エアーフィルターも設置しまして、さらには小物なら塗れる程の調色用ブースもあるのでここでこのまま仕事が出来たりします(笑)。

と言っても塗装は塗るだけが仕事ではありませんので、とてもこの程度の設備じゃ今の仕事は出来ません。

それでも「塗装」は一度仕事を覚えれば比較的独立し易い職種だとは思います。最初の設備投資費は結構掛かりますが、それに見合う仕事もある筈ですので。
そうです、あればの話なんですよね(苦)。

どの仕事もそうですが、一番難しいのは仕事を取ることだと思います。営業力ですね。
これがネックで独立したくても一歩が踏み出せないでいる塗装屋さんは多いと思います。

幸いにして私には贔屓にして下さる方々がいらっしゃいますので、今まで仕事が切れる(無くなる)という事は一度も無い気がします。本当に有難い限りです。

ちなみに私は仕事をする上で幾つかルールみたいなのがあります。

・身内・友人の仕事は進んで請けない

これはどうしても正規の費用が取れそうも無く、「それでも喜ばれるなら」と引き受けてしまえば普通にご依頼頂いている方々に不公正となりますし、その負担はどこに行くのか?となりますよね
。しかも一旦受けると次回から断れなくなりますし…(恐)。
そもそも身内・友人なら正規の金額以上払ってくれるのが礼儀ではないか、と思うくらいなのですが…(まぁ私的見解です)。

これは業者さんとのお付き合いにも言える事で、「今回は値段が決まっているので余り出せないのですが」と言われても、求めてくるクォリティが高ければそれは難しい話です。それを受け入れてしまえば「何も言わない人が損をする」といった事になってしまいますので…。

まあこれらは私的な考えもあってでして、私が何かを依頼したり買ったりする時に何より嫌なのが「損をした」と思わされることです(苦笑)。
ひねくれた考えではありますが、お金を頂く立場としてはとにかくそれに気をつけてはいます。

と、話が逸れてしまいすいません!
いや、先日某塗装屋さんから会って話を聞きたいとか相談のお問い合わせがあって、ただ時間が作れなくてそのままでしたので、せめて独立する場合の参考などになればと思いまして…。
機会があれば私が小物塗装で独立した経緯など紹介出来ればと思います。その時は社外記でですね。

それでは明日(というかそろそろ日が昇る時間かと…)には色を作成しておきます。
作業進行しましたらまた紹介しますね。もう少々お待ち下さいませ!

2012/01/25
 
jpg画像 ロードスターのヘッドカバーも(img96.jpg) -96- ロードスターのヘッドカバーも

こちらも昨年からお待ち頂いている部品ですからね。大変お待たせしております!

既に結晶塗装までは終わっていますので、本日は最後の仕上げとして「凸部研磨」の作業となります。画像はまさにその作業中ですね。

ヘッドカバーは文字やフィンの部分が他の面より一段高くなっていて、塗装後にそこを削って光らせる事でワンポイントのアピールとなります。

研磨する方法は至ってアナログ方式で(笑)、削る部分の周りをガムテープでマスキングして傷が付かないようにし、サンダーを使って凸部の表面を削り落とします。

と言ってもそれだけでアルミ素地は光りませんので、この工程も結構大変ではあります。

流れとしては・・・

・#120シングルアクションサンダー
・#120ダブルアクションダンサー
・#180ダブルアクションダンサー
・#240ダブルアクションダンサー
・#240手研ぎ
・#320手研ぎ
・研磨フィルム(粗目)手研ぎ
・研磨フィルム(細目)手研ぎ

となります。

で、最後にクリアーを筆で塗って完了です。

明日には完成予定で、発送は明後日以降になるかと存じます。もう少々お待ちくださいませ!

2012/01/24
 
jpg画像 アランミクリのメガネフレーム フロントフレーム本塗り完了です!(img95.jpg) -95- アランミクリのメガネフレーム フロントフレーム本塗り完了です!

画像だとあっと言う間に完成ですが今回も2色使いのグラデーションですので結構時間は掛かっています。

先にグリーン部分を塗ってその後イエローを塗っていますが、グラデーション部分のボケ方が綺麗になるように使用しているガンはエアーブラシです。
と言っても一般的なエアーブラシでは無くSATA社のスプレーガンですから、使い方はいつものガンと同じような感じで違和感無く使えます。

えーと、画像ありました(笑)→SATAエアーブラシ

口径は0.3ミリで使っています。以前の自動車塗装では宝の持ち腐れでしたが(凄く高い筈です…)今の小物塗装ではかなり重宝しています。確か日本では手に入らない筈ですが、以前良くしてくれていたオートサプライヤーさん(塗料屋さん)が譲ってくれたのです。その節は有難う御座いました…!

ただ何故かゴトー氏(間借りさせて頂いている板金塗装屋兼TAC社長です)もこれを持っているんですよね(笑)。日本に無い筈なのに…、と思ったらわざわざ取り寄せたらしいです。ゴトー氏も大分変わっているというか、少々壊れ気味だと思います(爆)。


という事で、先にこちらを完全硬化させたら今度はテンプル側の本塗りになります。もう少々お待ちくださいませ!

2012/01/24
 
jpg画像 アランミクリのメガネフレーム フロントフレーム本塗り開始です。(img94.jpg) -94- アランミクリのメガネフレーム フロントフレーム本塗り開始です。

と言う事で先にフロント部分を本塗り開始です。

素材は金属ですが上面には紫に、全体には艶消しクリアーが塗られているので下地処理は足付け処理のみとなります。

2012/01/24
 
jpg画像 アランミクリのメガネフレーム マスキング作業(img93.jpg) -93- アランミクリのメガネフレーム マスキング作業

どう考えても出て行く(完成する)よりご依頼数が多い気がします。ちょっとマズイですね…(もう部品を置く場所がありません)。

という事ですが、こういった細かい作業を行っている時は雑念も消えてくれますので(考えている余裕がありません…)、やはりデスクワークよりも現場作業の方が楽ですね。

で、こちらのアランミクリのフレームはいつもの通り分解出来ませんので、フロントのフレームとテンプル(サイドのフレーム)とは別々での塗装となります。
先にテンプル部分をマスキングしてフロントフレームからの塗装となります。

2012/01/24
 
jpg画像 DUCATIのアッパーカウル2点 塗装承りました!(img92.jpg) -92- DUCATIのアッパーカウル2点 塗装承りました!

先日無事到着しておりますDUCATIのアッパーカウル2点です。上と下に分割されるようですね。この度のご依頼、誠にありがとうございます!

実は結構前に違う柄(3色)でお問い合わせ頂いていたのですが、それだと結構な費用になってしまったのでご依頼には至りませんでした(2色以上の塗り分けはどうしても割高になってしまうのです…)。

で、その後どういった経緯があったのか解りませんが、画像に写る下側のカウルはオーナー様自ら自家塗装で塗られたとの事です。
え?と疑う程の仕上がりなんですが…。

まあ確かに良く見ると下地が露出していたり、ラインの際の見切りが若干ガタガタしていたりと(ただこれはプロでも時々見られる程度のレベルですが…)何か気に入らない事があるのかも知れません。または単なる気分転換ですかね(爆)。

ご依頼内容としては、全体をレッドでの単色べた塗りで(少々勿体ない気がするのですが…)、ただ自家塗装された方がベースカラーにラッカー系が使われているとの事で、念のため表側は全部削り落とした後に下地を造りなおす事とします。「研磨→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程ですね。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2012/01/24
 
jpg画像 LOTUSプラスチック製エンジンカバー 結晶塗装承りました!(img91.jpg) -91- LOTUSプラスチック製エンジンカバー 結晶塗装承りました!

こちらも先日無事到着しております。この度のご依頼、誠にありがとうございます!

こちらはローバーエンジン用のカバーとの事で(ロータスエリーゼは車体が同じでもエンジンが色々選べるそうです)、確かMG-Fに搭載していたエンジンだったと思いますが、以前当店でもこれを赤と黒で一種類ずつ施行しています。

今回はその時の「結晶塗装 黒」の仕上がりと同じ内容でと承っております。
以前の作業例はこちらのページでどうぞ。


確かにこのプラスチックな質感はちょっと残念ですよね…。
そもそも最近のエンジンにプラスチックのカバーが付いているのは人を跳ねた時の致死率を下げる為との事を聞いた事がありますが(体がくの字に曲がって頭が丁度ボンネット中央のエンジン部分に当たるそうです。嫌な話ですいません)、ロータスエリーゼってリヤに搭載ですよね…。アルミ鋳造製でも良さそうな気がしますが…。
まあ軽量化と言う点では良いんでしょうけどね。エンジンが選べるならばカバーも選べるようになれば、と思う次第です(無理ですね…)。


それではこちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
改めましてこの度のご依頼、誠にありがとうございます!

2012/01/24
 
jpg画像 中々理解して頂くのに難しいのですが・・・(img90.jpg) -90- 中々理解して頂くのに難しいのですが・・・

こちらは下で紹介しているトミーカイラのハンドルスポークカバーの近接画像で、素地のカーボン部分に「巣穴」が無数にあるのが解ると思います。

クリアー仕上げのカーボン製品の場合、その折り目の立体模様からしてこの巣穴が目立ち難いのですが、塗装の下地として考えると結構な穴の量です。このまま本塗りをすると恐ろしい事になります。

「これくらい微細な穴ならクリアーで埋まるんじゃ?」は私も塗装を始めるまでは思っていたりもしましたが、塗料には「表面張力」という働きがあって、この微細な穴をクリアーが避けるようにしてさらに大きな穴になったりします。
または上手い事この穴にクリアーが流れ込んでくれたとしても、乾燥硬化後にはやはり穴が開いていたりします。

本来ならばこういった巣穴はパテやらサフェーサーで埋めるのですが、カーボン素地を活かした「クリアー仕上げ」となるとそうはいきませんので、一旦は普通通りにクリアーを塗って、出て来た巣穴を一つ一つクリアーを筆さして虱潰しにしていきます。

これがボンネットとなると巣穴ハジキが300個くらい出る時もあるのですが、その場合もやり方は同じで一つ一つクリアーを筆さして完全硬化後に再度全体にクリアー塗布、それでもまだ巣穴が残っていらまた同じ事を繰り返していきます。

こういった巣穴もサフェーサー&パテなら一発で処理出来るのですが、クリアーとなると想像以上に充填硬化が乏しいので(そもそもクリアーにそういう役目はありません。耐候性の向上などですので)、面倒でも数回に分けての塗装が必用となるのです。
一回で済まそうとすると非常に痛い目に遭いますからね…(当然経験済みです。苦)。

それではこちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度もご贔屓頂きありがとうございます!

2012/01/24
 
jpg画像 Tommy kairaのタワーバー&ハンドルスポークカバー塗装承りました!(img89.jpg) -89- Tommy kairaのタワーバー&ハンドルスポークカバー塗装承りました!

こちらは現在「CANONビデオカメラ水中ケース」の塗装でご依頼頂いているオーナー様からの追加依頼で、恐らくは愛車NISSAN Z32に装着されている部品ですね。どちらのトミーカイラ製です。
見た目は結構お疲れ気味ですが(失言すいません…)良い物ですから当時は結構したんですよね。今はもう手に入らないと思いますが…(いや、メーカーはあるのですがZ32用となると…ですね)。

タワーバーは腐食がひどいので素地調整は必須で、カーボン製のハンドルカバーもそのまま塗れる下地では無いのでこちらも下地からやり直す事にします。

ご依頼内容としては、タワーバーが黒の艶あり仕上げ、ハンドルカバーはリング内部が艶あり黒、リングの外側はカーボン素地を活かした艶あり仕上げ(クリスタルクリアー)で承っております。
どちらも元と同じように「Tommy kaira」のロゴを新たにシルバーでペイントします。

もう一枚画像あるので紹介しますね。

2012/01/24
 
jpg画像 ホイールキャップ塗装承りましたA(img88.jpg) -88- ホイールキャップ塗装承りましたA

アルミプレートの表面には凹凸のプレス加工が施されていて、それに合わせてブルーの塗料をプリントしているのですが、良くみると結構ズレてます(苦笑)。まあアメ車ってことで許されるんでしょうね(失言だったらすいません…)。

今回はブラックパールでのべた塗りですが、この凹凸が活きていい感じに仕上がりそうですね。膜厚付け過ぎて埋め無い様に注意致します。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度もご贔屓頂きありがとうございます!

2012/01/24
 
jpg画像 ホイールキャップ塗装承りました!(img87.jpg) -87- ホイールキャップ塗装承りました!

ちょっと聞き逃してしまったのですが(と言うか忘れてしまいまして…謝)、以前もご依頼頂いた方で(スモーク塗装でしたっけ…)この度もご贔屓頂きました。有難う御座います!

ご依頼の案件は、アルミホイールのセンターキャップで、塗装色はクライスラージープ・パトリオットのボディ色「ブリリアントブラックパールコート」(カラーコード:PXR)で承っております。

部品としてはプラスチックの土台にアルミプレートが貼ってある状態で、表面にはクリアーが塗られているので簡単な下地処理(足付け処理)のみでの塗装を予定しております。


撮った画像見てピンボケ?と思ったら何か違うようです。

続きます…。

2012/01/24
 
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