管理用 ホーム

Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2012】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

Prev Next
jpg画像 KAWASAKI Z1000MkUテールレンズ スモーク&レッド塗装完成です!(img1911.jpg) -1911- KAWASAKI Z1000MkUテールレンズ スモーク&レッド塗装完成です!

大変お待たせしました!Z1000のテールレンズ、レッドキャンディーとスモーク塗装で本日完成となります。

手前の四角いレンズが今回塗装した方で、奥の丸いレンズが見本用としてお預かりした物です。手前のレンズは元々「クリアー」のレンズで、これを見本と同じようにとの御依頼でした。

他にも画像あるので紹介しますね。

2012/10/17
 
jpg画像 ロードスターのアルミホイール 下地処理(img1910.jpg) -1910- ロードスターのアルミホイール 下地処理

こちらのアルミホイールは中古品ですが状態は極めて良好ですので特にサフェーサーなどの処理は行わずに足付処理(表面の軽い研磨)のみの下地処理となります。

ただし一度でもタイヤを履いているとビードワックスなどの油分が付いているのでそれの処理はきちんと行っておく必要があります。
塗装屋さんなら解ると思いますが、タイヤが接触していた部分はちょっとやそっとの脱脂じゃあそこのハジキは抑えられないですよね(苦笑)。なのでシンナーとボロウェスを沢山使ってしつこいくらい清掃しておきます。


画像は右が処理前で左が足付処理後の状態です。左側のホイールは艶が無くなっているのが判ると思います。塗装を剥がしているのではなく表面に細かい傷を付けています。
指が入らないまたは力が掛かり難い場所はヘラを使って行います。作業がし難い所こそ念入りにが基本ですからね(トラウマで勝手に体に染みついているのだけですが…苦笑)。

2012/10/16
 
jpg画像 ステージア ドアハンドル 本塗り完了ですA(img1909.jpg) -1909- ステージア ドアハンドル 本塗り完了ですA

これはアウターハンドルの「取っ手」の部分です。元々はメッキが掛かっているのでそのまま塗っても剥がれ易いですからメッキ用の下地処理を施しています。

ただメッキでも密着剤などを使えばある程度は塗装もくっ付いてくれます。市販されている缶スプレーなどではミッチャクロンなどが有名ですね。ただ初期と経年では性能に差が出てくると思いますし、塗装の切れ目(端)など何かしらのきっかけがあるとそこからペリペりと剥がれて来たりもするので注意が必要です(スチーム洗車など)。
特にフロント周りは飛び石による被害が多いので、他の部分は大丈夫なのにメッキだった箇所だけ点状に塗装が欠けていると言うのをよく見かけます。
あれは「塗装が弱い」と言うより「密着していない」という事が理由ですので、材料では無くやり方を疑った方が宜しいかと思います(ただしコストを抑える為に判っていてやるのはOKです)。


塗装が硬化したら次は組み付けですね。進行しましたらまた紹介させて頂きます。もう少々お待ちくださいませ!

2012/10/16
 
jpg画像 ステージア ドアハンドル 本塗り完了です!(img1908.jpg) -1908- ステージア ドアハンドル 本塗り完了です!

そして無事本塗り完了です。色は恐らくボディ同色で、日産のスーパーブラック(カラーコード:KH3)です。所謂ソリグロ(ソリッドの黒)ですね。

毎日の事となると普通になってしまうのですが、元の状態からこんな風にテカテカになるのはちょっと信じられないというか昔は信じていませんでした。子供の頃はまさかこれが人の手で塗られているなんて想像出来なかったのです(ドブ漬けにしていると思ってました…)。

最初の頃はプラモデルで塗料を扱うようになるのですが、その後バイクに乗り始めるとカウルなどのちょっとした小物部品を自家塗装したりするのですがどうやってもこんな艶は出せませんでした。
艶を出すと言うのはペーパーとコンパウンドを使う物だと思っていましたので…。

「塗装」はある程度の技術も必用ですが、それ以上に「材料」と「設備」「環境」による所が大きいです。幾ら仕事で上手く塗れても自家塗装では綺麗に塗れません。
この辺が「自分の工場」を持つのが難しい所でもあって、ある程度のレベルまで塗れるような環境にするには結構お金が掛かるのです。そしてそれを維持する固定経費も、なんですよね(苦)。


もう一枚画像あるので紹介します。夕方から涼しくなって来ましたね。

2012/10/16
 
jpg画像 ステージア ドアハンドル 本塗り準備完了です!(img1907.jpg) -1907- ステージア ドアハンドル 本塗り準備完了です!

こちらもお待たせしました!ステージアのアウターハンドル一式は無事本塗り完了しておりますのでご安心下さい。

画像はハンドルの土台部分で、爪による傷などが結構多かったのですが、それらは表面のクリアーをある程度研磨して取れたので特にサフェーサーの塗布は必要ありませんでした。それよりもグリースがタップリ付いていたのでそれの掃除が大変でしたね(苦笑)。

2012/10/16
 
jpg画像 HONDA VFR750Fクラッチカバー結晶塗装 完成ですA(img1906.jpg) -1906- HONDA VFR750Fクラッチカバー結晶塗装 完成ですA

結構深い傷やら凹みがあって、パネルボンド(接着剤)で処理はしていますがサフェーサーなどは塗っていませんから普通の塗装で言うと適当な下地処理のみとなりますが(実際には平滑になっていません)、結晶塗装であればそういった粗も殆ど解らずに仕上がります。むしろ美しく、です。

そもそもこの結晶塗装は、バリが多いような鋳物の製品を「適当な下地でも美しく見えるように」と開発された塗装方法らしいです。
ですので今回のようにアルミ表面が多少浸食されて巣穴状になっていたとしても、サンドブラストなどで腐食の処理さえしておけば後は塗るだけで良い感じに仕上がるのです。と言う程簡単でも無いんですけどね(笑)。とにかく「2液ウレタンサフェーサー塗布→完全硬化→研磨」と言う工程は省けるので大幅にコストが下げられます。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度もご贔屓頂きありがとうございました!

2012/10/16
 
jpg画像 HONDA VFR750Fクラッチカバー結晶塗装 完成です!(img1905.jpg) -1905- HONDA VFR750Fクラッチカバー結晶塗装 完成です!

大変お待たせしました!バイク屋さんから御依頼頂いていたVFRのクラッチカバーです。

元々はガンメタの半艶で御依頼頂いていたのですが、アルミ表面の腐食が酷くそれを平滑な下地に造り直すくらいなら結晶塗装にした方が費用は安く恰好良いのでは、と言う事でこちらの結晶塗装で御依頼頂く事になりました。オリジナルでは無くなってしまいましたが恰好良いですよね。そもそもお客様の物では無く社長さんのバイクの物らしいですし(笑)。

レーシングガレージASP

2012/10/16
 
jpg画像 ゼファーのテールレンズ&ウィンカーレンズ 本塗り完了ですA(img1904.jpg) -1904- ゼファーのテールレンズ&ウィンカーレンズ 本塗り完了ですA

こちらはテールレンズです。これも赤味が結構残ってスモークが薄く見えますが、実際にはしっかりとスモークの黒味がありますのでご安心下さい。


それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きますね。
もう少々お待ちくださいませ!

2012/10/15
 
jpg画像  ゼファーのテールレンズ&ウィンカーレンズ 本塗り完了です!(img1903.jpg) -1903- ゼファーのテールレンズ&ウィンカーレンズ 本塗り完了です!

そしてスモーク塗装完了です。お待たせしました!

濃度はいつもとちょっと変わって「薄目と標準の間」となっています。「薄目よりは濃く、標準濃度よりは薄く」といった感じですね。いつもの標準濃度の一歩手前で止めておきます。

画像だと薄目に見えますがこれもマスキングテープが裏に貼ってあるせいで明るく見えますから実際にはもう少し濃く仕上がっている筈ですのでご安心下さい。

続けてテールレンズも紹介しますね。

2012/10/15
 
jpg画像 ゼファーのテールレンズ&ウィンカーレンズ 本塗り準備完了です!(img1902.jpg) -1902- ゼファーのテールレンズ&ウィンカーレンズ 本塗り準備完了です!

こちらもお待たせしました!ゼファーのテールランプとウィンカーレンズ一式です。

下で紹介したZ1000のテールレンズやインプレッサのテールランプなど、これら「透過性の塗装」はまとめて一緒に塗るようにしています。じゃないと経営が成り立ちません(苦)。思いついたらその辺で塗るという訳には行きませんので…。


と言う事で、プラスチックプライマーを塗布したら続けてスモークをコートします。

2012/10/15
 
jpg画像 インプレッサ ハイマウントストップランプ 本塗り完了です!(img1901.jpg) -1901- インプレッサ ハイマウントストップランプ 本塗り完了です!

そちてこちらもレッドキャンディー+スモークで本塗り完了です。

Kい部分はバツ切りマスキングになっているので、そこはクリアーを塗ったら即剥がします。そのまま硬化してしまうと鋭利な段差が出来てしまいますのでクリアーが流動している間に剥がして出来るだけ滑らかになるようする為です。

なのでそういった際部分を最初にマスキングしてしまうととても剥がし難くなりますから、マスキングは貼る時に「剥がす時の事」を考えて作業するのが基本です。
見習いの時は「小僧が貼って親方が塗る」といったスタイルが基本ですから、こういった些細な事でもちゃんとやらないと凄く怒られます。当然言い分とか言い訳とかもあったりするのですが、そんな事を言うとその日一日は口を聞いてくれなくなったりもします(要は仕事を教えて貰えない)。


私が塗装の業界に入ったのはバブルが弾けた後でしたが、最初に入社したのは外車を扱っていた外資系の会社でしたから比較的余韻が残っていたせいか現場では結構余裕がありました。
なので「親方の言う事は絶対」みたいな風潮が残っていて、「社長(実際には社長に会う事は無いのでここでは部長ですかね)の言う事は聞かないで親方の言う事さえ聞いていればいい」みたいな所はありました。逆を言えば親方に嫌われると会社には居られない、みたいな感じですかね。
ちなみに勤めていたのは大きなセンターでちゃんとした会社(何故か笑)だったのでそこでは「親方」と言う概念は無いです。普通の会社と同じく「上司」ですから親方とは呼んだ事はありません。

ただし昔ながらの徒弟制度みたいなのは凄く濃かったので、正直最初の半年はとても辛かったです。最初から「独立」する予定でなければとても続かなかったかと…(5年間の辛抱と決めてましたので)。


と、すいません話が重くなってしまい(爆)。

それでは完成しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!

2012/10/15
 
jpg画像 インプレッサ ハイマウントストップランプも(img1900.jpg) -1900- インプレッサ ハイマウントストップランプも

こちらはハイマウントストップランプです。元々はこんな感じでクリアーですからテールランプ同様に赤くしたくなるのかも知れませんね。

半艶黒に塗ってある部分は取り外せませんのでマスキングしておきます(全部一体式です)。

2012/10/15
 
jpg画像 インプレッサテールランプ 本塗り完了です!(img1899.jpg) -1899- インプレッサテールランプ 本塗り完了です!

レッドキャンディーを塗ったら全体に薄くスモークを塗って無事本塗り完了です。お待たせしました!

これとは別に「ハイマウントストップランプ」も御依頼頂いてますのでそちらも紹介しますね。

2012/10/15
 
jpg画像 インプレッサテールランプ 本塗り準備完了です!(img1898.jpg) -1898- インプレッサテールランプ 本塗り準備完了です!

そして塗装台の上に並べて本塗り準備完了です。

「なんでわざわざ高い所に置いて塗るの?」はゴミの付着の対策でして、塗装時に付くゴミの殆どはその被塗物自体か或いは自分の体から出ている物で、要は「自分より高い場所」に被塗物を置けばゴミは少なくなるのです(勝手な持論ですが統計的に見ると間違いないです)。

塗装ブースも色々とありますが、間借りさせて頂いているTACさんにある塗装ブースは「上下圧送式」の本ブースですから、天井から出てくるエアーは何重にもフィルターを通ってクリーンになっています。なのでそれと被塗物の間に私が居なければゴミが付く可能性は少なくなるのです。

出来ればもっと高い位置で塗りたいのですが(本当)、そうなると今度は非常に塗り難くなってしまうのでそれで起きる不都合(被塗物の転落や塗装作業上のミス)を考えるとこの高さが丁度良いのです。

ちなみにどうでも良い事ですが「チョウドイイホンダ!」のCMに出ている外国人の方はジョンレノンの息子さんです(これを知った時私は何故か納得出来ました。笑)。

2012/10/15
 
jpg画像 インプレッサテールランプ マスキング(img1897.jpg) -1897- インプレッサテールランプ マスキング

こちらもいつものように本塗り当日にマスキングしています。前の日に用意しておければもう少し楽に出来るのですが、被塗面に長時間テープを張っておくとテープの糊でトラブルが起きるので「マスキングは塗る当日」が基本なのです。


画像は「クリアー抜き」の輪郭部分をラインテープで貼っている所です。
この型のインプレッサはテールランプが合計4つで、リヤゲート側とボディ側になるので位置がズレないように合わせて位置を決めています。
と言ってもこれは車体に着いてしまえばまた違う事もなるかも知れませんから(テールランプ自体がズレて付いてしまいますので…)この時点では何とも言えないんですけどね。まあ出来る事はやっておく、といった感じです。


向こうにあるのは段ボールで作った「台」です。
三角型のテールランプはそれ自体だと自立しないのでこの枠に乗せて塗っています。
非常にアナログ的な手法ですが、毎回同じ物を塗っている訳では無いのでその都度何でも対応出来るようなやり方がが必要なのですが、むしろこのお蔭で飽きずに仕事が続けられているのかも知れません(笑)。

2012/10/15
 
jpg画像 KAWASAKI Z1000MkUテールレンズ 本塗り完了です!(img1896.jpg) -1896- KAWASAKI Z1000MkUテールレンズ 本塗り完了です!

スモークを塗り終わったら2か所のマスキングを剥がし、全体にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

スモークに塗った所はちょっと薄く、赤い所は変な色に見えますが、これは裏側に貼ったマスキングテープが黄色い為ですので気にされないで大丈夫です(いつもの通りに塗っています)。
基本的にはお預かりした見本と同じようにしていますのでご安心下さい。
ただどうもあちらは塗装では無く最初から染めてあるような物なのでちょっと見え方は違うと思いますし色味も変わると思いますのでその点はご了承くださいませ。


それでは完成次第また紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!

2012/10/15
 
jpg画像 KAWASAKI Z1000MkUテールレンズ 本塗り準備完了です!(img1895.jpg) -1895- KAWASAKI Z1000MkUテールレンズ 本塗り準備完了です!

上の面でマスキングしている箇所は反射板になるところで、ここは先日「レッドキャンディー」で塗装し、レンズ全体にはクリアーを塗布済みです。

で、全体を再度下地処理をしたら今度はスモークの部分を塗ります。

いつもはレッドキャンディー部分にも一緒にスモークを掛けてしまうのですが、今回は「赤はちゃんと残してスモークの部分はしっかりと」という感じになりますので二回に分けているのです。

2012/10/15
 
jpg画像 KAWASAKI Z1000MkUテールレンズ マスキング(img1894.jpg) -1894- KAWASAKI Z1000MkUテールレンズ マスキング

紹介が遅れてしまいましたが、無事先週に本塗り完了しておりますのでご安心下さい。

画像は本塗り前にクリアー抜きをする部分と先日赤く塗った個所をマスキングしている所です。最初に作っておいたイラスト風の指示書を見ながら貼っていきます。


ちなみにこちらと同時期に御依頼頂いた別のオーナー様のカワサキZ1のウィンカーレンズは、ちょっと事情があってか紹介は控える事になりました(なので最初に紹介した御依頼時の内容も削除しました)。何か問題が起きて消した訳(苦笑)ではありませんのでご安心下さい。
そちらは既に納品済みで、オーナー様からは「正直、綺麗過ぎて取り付けて走るのが勿体無いです(笑)」とのお言葉も頂戴して喜んで頂けたようです。


それではこちらは二度目の本塗りとなります。

2012/10/15
 
jpg画像 マツダアクセラのバンパーエンブレム部 塗装承りました!(img1893.jpg) -1893- マツダアクセラのバンパーエンブレム部 塗装承りました!

下で紹介した部品のエンブレム部分です。リンク先の画像を見ると解ると思いますが、実際に装着されて見るのはこの部分だけなので塗るのもここだけです。届いたのはかなり大きな段ボールだったのですが…(笑)。


で、プラスチック素地を見ると若干ザラザラとした梨地ですので、いつもこの日記を見られて勉強されて為か、オーナー様自ら『「研磨→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」の工程が必要かと思います』、との事でした。よく御存じと言うか自ら墓穴を掘っている気もするのですが(爆)。

ただここにサフェーサーを塗ってしまうと、奥のブラインド状になった個所を研ぐのは人の手ではちょっと無理な気がします(苦)。

サフェーサーは肉厚(膜厚)を充填出来るといったメリットがありますが、それ故に自ら肌を荒らしてしまうと言う欠点もあるので「塗ったらちゃんと研ぐ」と言う作業が必須となります。

なので今回の場合はサフェーサーでは無く「クリアーの二度打ち」的な方法で対応するか、或いは「そのまま一回塗りでも良いのでは…」とも思いましたが、オーナー様がわざわざ下地処理まで心配しているくらいですから(笑)ちゃんと艶々に仕上がらないとマズイのだと思います。

と言う事で、クリアーを二回に分けて塗るか、或いは予め下塗りとしてクリアーかワンコートソリッド(2Kエナメル)などで下地を作る事にします。詳しくはまた紹介させて頂きますね。

2012/10/13
 
jpg画像 マツダアクセラのバンパーエンブレム?も(img1892.jpg) -1892- マツダアクセラのバンパーエンブレム?も

先日こちらで紹介したNo.1877の諸々のパーツと一緒に御依頼頂いた物です。製品自体はとても大きいのですが、車体に取り付けると見える部分はエンブレムの箇所だけです(苦笑)。

しかしどうしてこのような構造(設計)になっているのかがちょっと不思議です。事故時にショックを和らげる為の構造か、デザイン上譲れない故に複雑になったのか、或いはマツダのエンブレムを取られるのをメーカーさんが嫌がったか、ですかね。最後の事意外であれば納得です(苦笑)。

ちなみに装着されるとこんな感じになります→google画像検索「マツダアクセラ」


続きますね。

2012/10/13
 
jpg画像 ステージアのドアハンドル プライマー塗布(img1891.jpg) -1891- ステージアのドアハンドル プライマー塗布

先日分解しておいたアウターハンドルの「取っ手」部分です。
素材はプラスチックなのですがメッキが掛かっているのでそのまま塗っても塗膜は十分に密着しませんので一旦「メッキ用の下地処理」を行う事になります。

プラスチックの素材は恐らくABSで、この部品からメッキだけを綺麗に除去出来れば理想なのですが多分それは難しいと思います。技術的に出来たとしてもコスト的に難しくなりますので現実的では無いかと…(とその道のプロの方に教わった経緯があります)。


ちなみにプラモデルに塗ってあるメッキはハイターで取れるらしいです。あれはこれら自動車部品に使われているメッキとは全く違う物ですので(恐らく「アルミ蒸着メッキ」かと思います)。

で、アルミ蒸着メッキについてネットで検索していたら面白いページを見つけました。
エアコンガス用の真空ポンプが写っていたので普通の人じゃないと思って居たら板金塗装屋さんでした(笑)。
結果は残念ですが理論を実践している所が素晴らしいかと…。
アルミ蒸着メッキに挑戦してみる


それではまた進行したら紹介させて頂きますね。今しばらくお待ちくださいませ!

2012/10/13
 
jpg画像 ゼファーのテールレンズ&ウィンカーレンズ一式も(img1890.jpg) -1890- ゼファーのテールレンズ&ウィンカーレンズ一式も

こちらも同じように下地処理を行っています。他のレンズと並行しての作業ですね。

普通にペーパー掛けをするとネジ穴部分の内部には足付けが出来ませんから、そういった箇所はヘラの尖った部分にペーパー(実際には研磨布)を巻きつけてグリグリと擦ります。「そんなところ、やってもやらなくても変わらないだろう」と考えていると10年後に仕事が無くなっていますので(苦笑)。

後から塗装が剥がれてくるようなトラブルは大抵「足付作業がし難い箇所」と決まっているので、そうなったら色々と世の中を疑った方が良いかと思います。

私が昔乗っていた車も、平面は良いのですが何故かドアハンドルのフチからペリペりと塗装が剥がれて来ました。
塗装屋になって気付いたのですが、どうやらアウターハンドルを外さずにドアを塗っていたらしいのです。
まあ100歩譲って(苦)それは良いとしても、ハンドルのフチ部分は足付処理がし難い箇所だったので(または面倒臭がられてか)塗装がちゃんと密着していなかったのです。

まあそれを見抜けないで中古車を買った私もダメだったんですけどね。
その後幸いにしてか後続車にオカマを掘られて(追突されて)、お相手の保険を使って貰って殆どのパネルを塗り直す事で払拭する事が出来ました(実際には塗り直したその塗装にも色々とあったのですが…苦)。

ちなみにそれがきっかけで「塗装屋」を目指す事にもなったので、むしろいい経験をしたのだと思います(すっかり忘れていましたが。笑)。

2012/10/12
 
jpg画像 インプレッサテールランプ 下地処理(img1889.jpg) -1889- インプレッサテールランプ 下地処理

こちらもお待たせしております。いつものインプレッサテールランプですね。

裏側をマスキングしたらレンズ表面を脱脂し、#1200程度のペーパー(実際には布状の足付用副資材)で万遍なく傷を付けます。塗料の密着が良くなる為の「足付処理」ですね。「密着が良くなる」というか塗装前には必須の作業です。


最近は減ったと思いますが、ちょっと前にはこういった基本的な作業をしないまま塗られてしまうような光景も良く見ました。
大抵の場合は「中古車」として売られる前に修理されるようなケースで、オーナーが付いていない車体であればクレームは存在しませんので、要は最初の数か月〜一年程度問題が起きなければOKといった修理方法です。まあ仕事沢山あった時代はそれでまかり通ったりもするんですけどね(酷)。


ただその後が大変で、剥がれた塗装の下からは艶々とした違う色の塗膜が出て来て、しかも剥がる範囲はどんどんと大きくなりますから部分的な修理は難しく、「全部剥がしてからじゃないと手が付けられない」といった事が結構多かったのです。
確かにちゃんと脱脂して密着剤などを使えば足付処理をしないでも最初の頃は結構よくくっ付いているのですが、経年で密着剤の効果が無くなる為か、何かをきっかけにいきなり剥がれ始めたりするともう手の施しようがありません。剥がす手間を考えると「新しいドアを用意した方が安い」といったケースも多々ありました。簡単に綺麗に剥がれてくれれば良いのですがまたそれが中途半端に残ったりと大抵は面倒な事になるのです。思い出すと気分が悪くなります…。


と言う事で、エンドユーザー(依頼者)では普通見られないそういった下地作業が確認出来るようにとプロフィットのホームページは最初から「作業工程」をオープンにするようにして来ました。まあ同業者さんも見ておられると思いますので出せない部分には煙を巻いている所もありますが(笑)、これからも出来るだけ色々と紹介していきたいと思います。
ただ同じ作業が重なるとマンネリになるのは何卒ご勘弁下さい(笑)。

2012/10/12
 
jpg画像 KAWASAKI Z1000MkUテールレンズ 下地処理(img1888.jpg) -1888- KAWASAKI Z1000MkUテールレンズ 下地処理

こちらもお待たせしております。

元々はクリアーのレンズで、先日「反射板」の部分を「透過性の赤」(レッドキャンディー)で塗っています。クリアーは全体に塗って完全硬化しています。

次はそこ以外の部分を「スモーク」で塗る為に再度全体を足付処理しています。ちなみにナンバー灯部分はクリアーで残します。

2012/10/12
 
jpg画像 インプレッササイドオーナメント塗装 ほぼ完成ですA(img1887.jpg) -1887- インプレッササイドオーナメント塗装 ほぼ完成ですA

参考までの情報ですが、ここを黒化する場合、過去にインプレッサの「R205」という
限定車があり、それは黒いサイドオーナメントを付けておりました。
ちなみにこのパーツ、同じような物でKい物は元々売っているらしいのですが(しかもお安く)、敢えてそれを買わないで塗装を依頼される理由と言うのを伺っていましたのでちょっと紹介させて頂きますね。

前回のオーナー様談


「シルバーが気に入らない人は、普通、この「R205」用のサイドオーナメントに交換する形を取るのですが、私の場合、この「R205」のものは...

@ 艶がありプラスティック感むき出しで、質感が低い。
A 中央のSTIのロゴがピンク色で、前後のエンブレム(赤色)と異なってしまう。

の2点で、どうも踏み切れませんでした。。。」


との事です。確かに艶有りの黒はちょっとクド過ぎ、しかもロゴがピンクって…。中々微妙ですね(苦笑)。

「sti サイドオーナメント 塗装」google検索


それでは後程完成予定のメール差し上げますね。
この度もご贔屓頂きありがとうございました!

2012/10/12
 
jpg画像 インプレッササイドオーナメント塗装 ほぼ完成です!(img1886.jpg) -1886- インプレッササイドオーナメント塗装 ほぼ完成です!

こちらも明日の夕方以降で発送可能です。お待たせしました!

元々は周りの部分がシルバーで、「STI」のロゴ部分の溝にキャンディーレッドの樹脂を流し込んであります。

前回の御依頼では「ホイールの黒と合わせて」と言う事でこれを半艶黒にする仕様で御依頼頂きまして、それを見たこちらのオーナー様が「私も同じ物を」(笑)と言う事で今回の御依頼に至りました。

こちらのオーナー様は既に今までにも内装部品やらテールランプを2セット(?!)など結構ご贔屓頂いておりまして少々心配になりますが、それだけ今のインプレッサが気に入っているんでしょうね。羨ましい限りです。

もう一枚画像あるので紹介します。

2012/10/12
 
jpg画像 インプレッサスポーツグリル塗装 ほぼ完成ですA(img1885.jpg) -1885- インプレッサスポーツグリル塗装 ほぼ完成ですA

グリルの上にウェザストリップ(帯ゴム)が付いていたのでそちらは両面テープで貼り直しておきました。

どうやらグリルの中央付近にはメッキのカバーが付くようです。何かが付くと思っていましたが今「インプレッサスポーツ」で画像を検索して気付きました。となると端っこの方は見えないですから元々の塗装が食み出ていても問題無かったようですね。失礼しました…。


それでは後程完成予定のお知らせメール差し上げます。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/10/12
 
jpg画像 インプレッサスポーツグリル塗装 ほぼ完成です!(img1884.jpg) -1884- インプレッサスポーツグリル塗装 ほぼ完成です!

大変お待たせしました!インプレッサスポーツのフロントグリル、枠部分を「半艶黒」でほぼ完成となります。明日の夕方以降で発送可能です。

枠は元々シルバーの艶有りで、恐らくはこれがボディ色なのだと思います。
こういった付属品がボディと同色であれば確かに付けた時の違和感はないのですが、逆にそこを違う色に変えるのはオリジナル性を出したい時位有効的な手段です。
今回は半艶の黒ですが、好みによって艶有り・艶消しでも良いと思います。
または社外品に替えるのもアリですが、品質的に考えるとやはり純正が無難ですかね。変なのを買うとボンネットやバンパーと干渉して要加工な場合もあるので注意は必要です。


もう一枚画像あるので紹介しますね。

2012/10/12
 
jpg画像 バイク用リヤボックス 蝶番部 分解C(img1883.jpg) -1883- バイク用リヤボックス 蝶番部 分解C

そして分解完了です。一安心ですね。

ちなみにここまでの作業で1時間半程度ですが料金は発生しません(苦)。まあいつもの事ですのでご安心下さい。基本的に「塗装」以外では殆ど料金は発生しないのです。

ただそれだけに「責任」も負えません。

メガネフレームの時などは必ず説明していますが、「レンズの取り外し・取り付けは無料で対応しますが全く保障が御座いません。レンズが破損したりフレームが割れてたとしても塗料料金は発生しますのでご了承下さい」といった感じです。一見するとかなり酷い対応ですが塗装以外では素人の方と変わりありませんし、ましてやった事も実物を見てもいない物を最初から成功させる自信など無いのです。何卒ご理解下さいませ。


と言っても今までに「壊れましたがご了承下さい」といった対応はしていないつもりですので一応はご安心頂いて大丈夫かと思います。また今回のように以前同じような事はやった経緯があればわざわざ不安を煽るような説明もしません。万が一穴が貫通するような事があってもそれの対処は想定していますので(勿論事後報告します)。


ただ何度も同じ作業をやっていることに関しては、それはもう「仕事」としての判断となりますので塗装費以外にも料金が発生するようになります。
例えばBMWのパニアケースなどがそれにあたりまして、分解した後の土台部分の保管料も合わせて一個¥5,000となっています。
あれは土台部分が無用に大きいので保管している間も結構場所を取るのと、固定しているリベットが結構面倒で、さらに梱包も巨大化するので組み付いた状態でご依頼頂くのはちょっと厄介なのです。ですので出来るだけ分解した状態でお願い出来れば…、と言うことなのです。何卒ご理解の程宜しくお願い致します。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。次は蓋部分の「シボ取り」の作業です。

2012/10/11
 
jpg画像 バイク用リヤボックス 蝶番部 分解B(img1882.jpg) -1882- バイク用リヤボックス 蝶番部 分解B

で、無事引き抜いたシャフトがこちらです。まるで凶器みたいです。

ギザギザになっているのは抜け落ち防止の為で、今回一回程度なら問題無いですが何度もやっていると抜け易くなるかも知れません。付ける時には一応脱落防止の為にネジ止め剤を塗っておきます。

2012/10/11
 
jpg画像 バイク用リヤボックス 蝶番部 分解A(img1881.jpg) -1881- バイク用リヤボックス 蝶番部 分解A

ドリルで穴を開けたらそこにポンチを入れてシャフトにちゃんと当たっているのを確認したら(当てると金属的な音がします)、ハンマーでポンチを叩いて抜き出します。ポンチの直径は確か2.3ミリですから開けた穴はそれの一回り大きいくらいですね。

2012/10/11
 
jpg画像 バイク用リヤボックス 蝶番部 分解(img1880.jpg) -1880- バイク用リヤボックス 蝶番部 分解

と言う事で、シャフトを反対側から打ち抜く為の穴を新たに開ける事にします。「え」と思われるかも知れませんが実は同じタイプで最初から反対側に穴が開いているバージョンがあるのです。
今回はそれの応用というか、開けておいてくれれば良かった穴を自ら開けるという事だけですのでご安心下さい。

ただネックとしては部品の構造からして「真っ直ぐ穴を開けることが出来ない」と言うことです。画像だと解かり難いですが蓋のフチには雨どい?のような感じでヘリが飛び出ているのです。

これを避けながらとなると穴が斜めになってしまうので、下手をするとドリルが貫通して「開いてはいけない所」に穴が開いてしまう可能性があります。

まあどうせ下地処理(サフェ入れ)もこれから行うので、開いたら開いたでパテで埋めれば良いという考えもありましたから、ならば早い方が良いという事で先にこの作業をする事にしました。

ただ通常のドリルを使うよりリューターの方が本体がスリムなのでより水平に近く穴を開けられますから今回はこれで対応しています。ズレの角度は5度くらいですかね。

2012/10/11
 
jpg画像 バイク用リヤボックス 蝶番部(img1879.jpg) -1879- バイク用リヤボックス 蝶番部

下のNo.1874で紹介しているGIVIのリヤボックスです。画像は土台と蓋を固定しているる蝶番の部分ですね。

BMWのパニアケースなどは一般的な蝶番が使われているので固定方法はリベットかボルトナットですから分解は比較的容易ですが、市場に多く出回っているこういったケースは簡易的(効率的)な構造として「シャフト」が直接部品に打ち込んであったりします。

打ち込まれた部分の反対側を見ても穴が無いので基本的には「分解させないぞ」的な思惑が伺えるのですが(勝手な被害妄想です)、このままだと非常に作業がし難いので何とか分解を試みます。というかこのタイプは以前何回か分解しています(笑)。

2012/10/11
 
jpg画像 ホンダのクラッチカバー 本塗り前(img1878.jpg) -1878- ホンダのクラッチカバー 本塗り前

こちらはバイク屋さんからご依頼のクラッチカバーです。結晶塗装の「濃いグレー」で承っております。

旧塗膜を剥離してサンドブラストをしてみて気付いたのですが、一部に凹みがあってひび割れが生じていましたので構造用接着剤(パネルボンド)で修正しておきました。深い傷の部分も同様です。


画像は燐酸処理を終えてマスキングをした状態で、この後プライマーを塗って結晶塗装も無事完了していますが画像がありませんので(謝)そちらは後日改めて紹介しますね。もう少々お待ち下さいませ!

2012/10/11
 
jpg画像 マツダアクセラの部品色々 塗装承りました!(img1877.jpg) -1877- マツダアクセラの部品色々 塗装承りました!

こちらは今まで何度もご贔屓頂いている方で、今回もご依頼内容が充実していると言うか突っ込みどころが満載のようです(笑)。シフトノブは前回も重かったですが今回はもっと重いです(爆)。


ちなみに画像左下の2点は前回ご依頼頂いて塗装したもので、オーナー様曰く「同乗者から『夏は光が反射して眩しい(怒)』との苦情が出たので塗り直しを思い立った次第です。」との事です。「クリスタルクリアーが裏目に」みたいな事も仰っていましたが普通のクリアーでも十分眩しいかと(笑)。と言うことでこれら内装パーツは「艶消し」で承っております。ちょっと残念ですね。


それでは作業進行しましたらそれぞれまた紹介させて頂きます。
この度もご贔屓頂き有難う御座います!

2012/10/11
 
jpg画像 ロードスターのアルミホイール 塗装承りました!(img1876.jpg) -1876- ロードスターのアルミホイール 塗装承りました!

到着したのは9月25日ですから、ご依頼内容が決まるまでは大体二週間くらい掛かりましたね(笑)。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

オーナー様が悩んでいたのは「色」と「艶」でして、ホイールと一緒にカタログを送って頂いたのですがどうも私では色を決められなく(苦笑)、ホイールが届いてから色見本帳を送ってお好みの色を選んで頂きました。

で、決定されたのがスバルBRZや86のボディカラーで採用されている「ダークグレーメタリック」(カラーコード:61K)で、ただ艶がある黒だと主張し過ぎるのでは?と言うことでクリアーは「半艶」を選択されました。


ちなみにセンターキャップは「土台」とメッキエンブレムが分解出来るのかと思いきや「一体物」なのでこれ以上分解出来ません(苦)。メッキの上にシルバーを塗っているようです。ある意味良く出来ていますが、ホイールを違う色に塗り替えるにはちょっと厄介です。メーカーとしては「ホイールは違う色で塗らせない」みたいな思惑があるんですかね(苦笑)。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。
改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2012/10/11
 
jpg画像 MOMOのシフトノブ 塗装承りました!(img1875.jpg) -1875- MOMOのシフトノブ 塗装承りました!

こちらも先日無事到着しております、シフトレバーのノブ部分ですね。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

ご依頼内容としては、現状シルバーに塗装された箇所を「艶ありのオレンジ「に、そしてロゴは「LEGACYを黒」となります。

確かにシルバーに塗られた部分は長年の使用?で擦り切れていますが、一般的な考え方からするとまず第一に「買い換え」を考えるかと思います。

恐らく今回の費用もこのシフトノブが買える程の額になっていると思いますし、下で紹介したリヤボックスは間違いなく新品部品を超えてるかと…(販売価格はある程度存じておりますので…)。有り難い限りです。


「小物塗装」を専門で始める前もある程度そういったご要望はあるとは思っていましたが、正直ここまでご依頼が多いとは思いませんでした。
「他には無いものを」と言ったご要望があるのは確かに解かるのですが、ご依頼頂く方々にはどうもそれだけでは無く「物に対しての労い」みたいなのがあるようです。

そういえば私もよく機械を擬人化したりとちょっと危険な思考(爆)になったりしますが、どうもこれは日本人特有の物なんでしょうか
…。
何にしても物を大事にしようとする姿勢は傍から見て美しいと感じます。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2012/10/11
 
jpg画像 バイク用リヤボックス 塗装承りました!(img1874.jpg) -1874- バイク用リヤボックス 塗装承りました!

先日無事到着しておりますGIVI(ジビ)のリヤボックスです。バイクの荷台に装着している姿を良く見かけますよね。

GIVIオフィシャルサイト


手前にあるのはこのケースが装着されているバイクのサイドカバーで、今回はリヤボックスの蓋部分をこのブルーメタリックと同色(近似色)に、とのご依頼となります。

ただリヤボックスの素地表面はざらざらとした「梨地」になっているので、そのまま塗っても艶々の仕上がりにはなりませんから、「研磨→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理が必要となります。


ちなみに土台部分は「マットブラック」とのご希望で、ただこちらは全体のコストを抑える為に「激安コース」としてベースコートの黒のみで対応致します。常時紫外線が当たる上面では無いのでこれでOKかと存じます。元は半艶っぽい黒ですがマットブラックになるだけでもかなりイメージは良くなる筈ですしね。


既に蓋と土台部分は分離に成功しましたので時間が間に合えば後ほど紹介したいと思います(まだまだ紹介するのが他にありまして…)。

この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2012/10/11
 
jpg画像 「kawasaki」のバイクパーツ3点 結晶塗装承りました!(img1873.jpg) -1873- 「kawasaki」のバイクパーツ3点 結晶塗装承りました!

結構前に到着していたのですがオーナー様との連絡が遅れまして紹介は控えておりました。と言うかこれ以外にも結構沢山の御依頼品が届いていますのでそちらも準備が整いましたら順次紹介していきますね。

御依頼品は、

・ヘッドカバー
・クラッチカバー
・メーターパネル

の3点で、メーターパネルのみを「黒の結晶塗装」で他の二点は「結晶塗装グレー」で承っています。

メーターパネルには深い傷が残っていますがこちらは耐熱性のあるパテ(接着剤)で処理しておきます。

現在漬け置き洗浄中で、それが終わったらヘッドカバーは溶剤槽に浸け置きして旧塗膜を剥離します。

作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2012/10/11
 
jpg画像 インプレッササイドオーナメント クリアー塗布完了(img1872.jpg) -1872- インプレッササイドオーナメント クリアー塗布完了

そして最後に半艶クリアーを塗り、今度はそれが乾かない内にSTIのマスキングを剥がします。
クリアーは当然ウェットな状態でホコリが乗ったらくっ付いてしまいますが、マスキングが残ったままクリアーが硬化してしまうと凄いバリが出来てしまうのでクリアーが流動している内にマスキングは剥がさなければならないのです。
ラッカークリアーなどのような薄くて柔らかい塗膜ならまだいいかも知れませんが、2液ウレタンだとそういったエッジはかなり尖ってしまうのでとても汚い仕上がりになってしまいます。時には皮膚を切る程鋭利になる事もありますので(実際にそれで手を切った事が何度もあります。血も出ますよ…)。


ただそういった作業は諸刃の剣と言うかワンミスで大変な事態にもなり兼ねませんので、例えばこういった作業では「ピンセット」が最も大事なアイテムになるので常に良い状態の物を用意しておきます。

最初の頃は一本¥2,000くらいする物を使っていましたが、それでも一回落として先端を曲げてしまうと、もう元には戻りませんので(見た目だけ戻っても性能は戻らないのです)、今は比較的安い物を「消耗品」として大量に用意しておく事にしました。今も20本くらい在庫しています(笑)。


画像の状態は塗り終わってからまだ数分しか経っていないので艶がありますが、こちらも徐々に艶が消えて半艶になりますのでご安心下さい。


それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!

2012/10/11
 
jpg画像 インプレッササイドオーナメント ベースコート塗布A(img1871.jpg) -1871- インプレッササイドオーナメント ベースコート塗布A

カッティングしたSTIのシールを張り直した時にはエッジ部分を軽くサンディングしているので(バリを平滑にする程度です)、最後にもう一度薄く黒を塗ります。この時点では極薄膜で十分なのでドライコートでもOKです。こんな感じでようやくベースコート終了です。

2012/10/11
 
jpg画像 インプレッササイドオーナメント ベースコート塗布(img1870.jpg) -1870- インプレッササイドオーナメント ベースコート塗布

画像はベースコートの黒を塗り終わった状態ですが、実はちょっと訳あってマスキングを張り直しています。

こういった「バツ切りマスキング」を行う場合は膜厚を極力薄くしなければならないのですが、かといってドライコートだと仕上がった時の状態が悪くなるので(ザラザラが残って艶が引けたような事になります)その辺りを上手く調整してスプレーしなければなりません。

が、それでも今回のような特殊なケース(苦)ではそれが上手く行かない場合もあり、一部で塗料がマスキングシートとくっ付いてしまっていたので、そのままクリアーに行くのはちょっと危険と思い一度全てのマスキングを貼り直す事にしました。

予備のカットはしていなかったので再度パソコンを開いてカッティングマシーンを動かす事になったのですが、無理に作業を進めても良い事がなさそうですので一旦本塗りの作業は止めて改めて仕切り直します。

昔はこれが出来ず強引に作業を押し勧めて失敗する事が多々ありましたが、パイロットをやっているお客さんから聞いた話を知ってからは踏み止まる事も大切だと解りました。
その方曰く、「10時間掛けて到着地目前まで来ても自分が駄目だと思ったらまた同じ時間掛けてでも戻りますよ。それはもう乗客からは凄いブーイングですが(苦笑)」との事です。うーん、プロですね…(憧)

2012/10/11
 
jpg画像 インプレッサスポーツグリル 本塗り完了です!(img1869.jpg) -1869- インプレッサスポーツグリル 本塗り完了です!

そして半艶クリアーを塗って無事本塗り完了です。お待たせしました!

画像はクリアーを塗り終えたばかりなので艶がありますが、これから徐々に艶が消えていきますのでご安心下さい。

既にマスキングを剥がして確認していますが、中央部分の艶消しグレーメタリックと枠の半艶黒の組み合わせはかなり良い感じに見えます。
完成しましたら改めて画像紹介しますのでもう少々お待ちくださいね。

2012/10/11
 
jpg画像 インプレッサスポーツグリル 本塗り中(img1868.jpg) -1868- インプレッサスポーツグリル 本塗り中

画像はベースコートの黒を塗り終わった状態で、一部元の色(シルバー)が食み出ていた箇所をマスキングし直しています。クリアーは谷のラインで見切るようにして極力目立たない仕上がりにする為です。

2012/10/11
 
jpg画像 インプレッサスポーツグリル 本塗り前(img1867.jpg) -1867- インプレッサスポーツグリル 本塗り前

先ほどの「STI」のサイドオーナメントとこちらのグリルは別のオーナー様ですが、塗る色が「半艶黒」と同じなのでタイミングを合わせて塗るようにしています。どちらも同じ「インプレッサ」って言うのは偶然です。


よく脱脂してエアーブローしたら本塗り開始です。

2012/10/10
 
jpg画像 インプレッササイドオーナメント マスキング(img1866.jpg) -1866- インプレッササイドオーナメント マスキング

何とか無事に終わっています。お待たせしました!

御依頼内容としてはシルバー部分を「半艶の黒」にするのですが、真ん中にある「STI」のロゴ部分は色もクリアー(艶)も残さなければならないのでこれが結構大変です。

まずは足付作業前にもそこが傷つかないように最初のマスキングを行います。

マスキングシートについては前回の時にデータを作成しているのでそれを使ってカットするだけですから簡単に作れます。

2012/10/10
 
jpg画像 ネタが無い時は・・・(img1865.jpg) -1865- ネタが無い時は・・・

現場作業が余り進行していない時は紹介する画像も少なくなってしまいますので、そんな時はプロフィット社外記でも覗いて頂ければと思います。存在自体気付かれない方もいらっしゃると思いますので(笑)。
仕事とは関係無く単なる私のストレス発散(爆)だったりしますが、当サイトを覗かれる方なら多少なり興味が出る物もあるかと思います。


ちなみにこの画像は「余ったクリアーのリサイクル」で造った物で、皆様から御依頼頂いた案件から出来る副産物です(笑)。先日あちらのページで紹介した物ですね。
ゴミになるくらいなら何か有効利用が出来ればと思って個人的に造っみましたが、これ以上の有効活用が未だ見つかりません(苦)。

LEDライト先端に貼って「光るダースベイダー」とか、自転車のトップチューブや携帯電話に張り付けたいなど具体的に使ってみたい事が決まっている方がいらっしゃいましたらその旨を沿えてご連絡下されば出来る範囲でお譲り致します(勿論無償です)。


ただ使っている樹脂が本来のレジン(エポキシ)では無く「ゴミになる筈の普通のクリアー」ですから硬化にはとても時間が掛かります。
通常1mm程度の膜厚で使う物を数センチの厚みにしていますから、クリアー内部に閉じ込められた残留溶剤が抜ける切るのには相当な時間が掛かるかと…と言う事もご了承ください。


ちなみに型自体は普通にamazonでも楽天でも売っていますのでちゃんとした物(笑)を造りたい型はそちらをご購入されては、と思う次第です。普通に氷を作るだけで十分結構楽しめるかと(笑)。

2012/10/09
 
jpg画像  SUBARU BRZ内装パーツ塗装 完成ですB(img1864.jpg) -1864- SUBARU BRZ内装パーツ塗装 完成ですB

内装部品は取り外しが難しそうですが、コツが判ればそんなに難しくはありません。ただ見えない部分の構造が解らないと確かに不安ではあるんですよね。

昔の内装は「ネジ止め」が基本でしたからとにかくネジを見つけてそれを外していけば何とかなったのですが、近年の自動車部品は「爪」や「クリップ」での固定がメインになっているので初めて触れる場合には全く手に付かないという事もあると思います。

ただネット上では同じような事を既にやられている先駆者(笑)の方々が結構いらっしゃいますので、例えばgoogleで「BRZ 内装 分解」と検索すると色々と参考になるサイトが出て来ます。ある意味メーカーサイトよりもこういったエンドユーザーさん達のサイトの方が断然役にたったりと…(苦笑)。


部品の組み付けはちょっと難しいと思いますが、自分でやった時の達成感は中々凄いと思います。まあ自分で外さないまでも色々と段取りをする手間暇は掛かっている訳ですから、それだけでも最初から付いている物とは満足感が全然違うと思いますけどね。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度もご贔屓頂きありがとうございました!

2012/10/09
 
jpg画像 SUBARU BRZ内装パーツ塗装 完成ですA(img1863.jpg) -1863- SUBARU BRZ内装パーツ塗装 完成ですA

これはシフト周りのパネルのようですね。今googleで画像検索してBRZの内装風景を確認してみました。

純正の状態は黒とシルバーの組み合わせですから、その中には何色が入っても大丈夫そうです。今回のような白(パール)であれば元の状態を余り崩さすにシックな雰囲気になりますし、赤などの有彩色でも華やかになって良いと思います。

難しいのはそれにさらにプラスする事で、「色」があり過ぎると混沌とした状態になってしまうので余り色の種類を増やさない方が無難ではあります。まあ同系色なら大丈夫ですかね。赤とオレンジなら面積次第では無難に収まりますがこれに青が加わると…。使い方は難しいのです。


ちなみに白系の塗装はこうやって見ると「磁器」にも見えますよね。私的には磁器の釉薬が結構好きで(そもそもガラスが好きです)、実はちょっと前に某有名大学が関係した?アート作品の塗装の御依頼があったのですが、土壇場になってキャンセルとなってしまいました。
理由は展示会場が中国だったとの事で、最近のドタバタで開催自体が中止となってしまったそうです。

ちょっと残念ではありましたが、現在はイベント関係?で使うコスプレ用の製品(笑)の塗装案件が進行中でそちらも結構楽しそうで期待していたりします。業者さんからの御依頼ですので公になる事は無いですけどね…(謝)。

2012/10/09
 
jpg画像 SUBARU BRZ内装パーツ塗装 完成です!(img1862.jpg) -1862- SUBARU BRZ内装パーツ塗装 完成です!

すっかり紹介が遅れてしまいすいません。スバルBRZの内装パーツ一式塗装、本日完成となります!

今日は現場作業はさほど忙しくは無かったのですが、朝から大量のメールと大量の荷物で溢れていましてそれの対応で随分と時間が掛かってしまいました。こんなご時世に有難い限りです。

先月の9月は比較的お問い合わせも少なかったので「遂にうちにも不景気の波が来たのか…」と思いましたが、そもそも好きな事に対しては景気とかは余り関係無いようで(恐)一時的なものだったのかも知れません。
私の場合も、余り日々の生活に必用の無い物(食べる物とか)は質素でも全然平気で、その分どうしても欲しい物にお金を使いたいという傾向が強くなりました。例えばタバコを辞めたお蔭で年間40万円以上お金を節約出来るようになりましたし(ってどれだけ吸っていたんだか…)。


話が逸れてしまいましたが他にも画像あるので続きます。

2012/10/09
 
Prev Next

My Memory(It's Free!)