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-1706- スターバックスタンブラー 本塗り完了です!
という事で最後はいつも通りにクリアーを塗って無事本塗り完了です。光に当たっていると若干パール感が出ているのが解かりますよね。状況によって見え方が違うので面白いかと思います。
グリーンはちょっと白っぽく見えますが実物はもっと深みがあるのでご安心下さい。
ロゴに関してはもっと簡単かと思っていたのですが、やはり考えが甘かったと言うか想像していたよりも5倍くらい大変でした。出来れば二度とやりたくは無いですかね…。
まあその甲斐もあって良い感じ仕上がっているとは思います。まさかこれを塗装でやっているとは誰も思わないかと…。
それでは完成しましたらまた紹介させて頂きますね。予定としては週明けになるかと思います。もう少々お待ち下さいませ!
2012/09/13
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-1705- スターバックスのタンブラー ロゴ入れ塗装完了です!
最後に「Hiroshima」の筆記体ロゴをゴールドで入れてようやくベースコートが完了です。いやはや長い道のりでした…。
ちなみにゴールドは原色そのままだとドギつ過ぎるのでシルバーを25%程度入れて落ち着かせています。
マスキングを剥がしたら最後にクリアーを塗布します。
2012/09/13
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-1704- スターバックスのタンブラー ロゴ入れ塗装準備
とやっているうちに朝が来てしまいました(爆。冗談です)。
いや、とてもじゃないのですが集中力が続かないので人魚様のロゴ入れが終わった時点でその日は終了となりました。ベースカラーからは気持ちを改めて翌日からの作業としています。
若い頃は明け方まで塗っていたりする事もあったんですけどね。今は安全マージンをとって作業しています。
しかし中々絵になって来ましたね。感無量と言いたい所ですがまだもう一個のロゴ入れがあるのです。
2012/09/13
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-1703- スターバックスのタンブラー パールカラー塗布
そしてパールカラーを塗布します。含有量が低い上に2コートのみですから画像で見ると余り効果が解かりませんが、表面にパールが浮いたような金属的な質感で私的にはプレミアムカーボンな感じに近づいたのでは…と思う次第です。
2012/09/13
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-1702- スターバックスのタンブラー 調色A
で、結局使うのは「ホワイトパール」にしました。メタリック系だとドギつ過ぎるのです。
ただパールもちょっと塗り過ぎるとパール感が効きすぎるので、バインダー(樹脂)で多めに希釈してパールの含有量を減らすます。極薄膜でムラなく塗れるようにですね。
2012/09/13
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-1701- スターバックスのタンブラー 調色
同じように下に黒を塗ってその上に「高輝度メタリック」「普通のメタリック」「ホワイトパール」を塗ってみました。
適当に塗っているのでちょっと酷い状態ですが、プレミアムカーボンに似た感じを掴みたかったのでこんなのでOKです。
2012/09/13
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-1700- スターバックスのタンブラー ベースカラー塗布
今回の色はVAIO Xシリーズなるノートパソコンにある「プレミアムカーボンに似た色で」とのご要望ですので、それのイメージに合った色を作成します。と言っても実物を見たことも無いので何とも言えませんが…(苦笑)。
ちなみに参考画像は頂いています。カーボンと言うよりアルマイトにヘアライン仕上げって感じですかね。
ご紹介頂いたサイト→VAIO Xシリーズ 徹底レビュー - カスタマイズ編
イメージとしては「黒をベースに淡い金属感」といった感じで、実は色々と試して見ました。 続けて紹介しますね。
画像はベースカラーとしての「ブラック」を塗った状態です。あくまでも「黒」をベースと考えているのでこれには何も混ぜていません。単なるソリッドの黒です。この上に何を掛けるか…ですね。
2012/09/13
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-1699- スターバックスのタンブラー ベースカラー塗装準備完了
ロゴの部分をしっかりマスキングしたらいよいよベースカラーの塗装になります。本当は先にこのベースカラーを塗っておきたいところなのですが、「黒の上に白」では色が隠蔽し難く塗膜が厚くなってしまうのでシャープな輪郭にならない可能性があるのです。まあそこまで細かいことを気にしなければ順番はどうでも良いのかも知れませんけどね。
ただ塗装のような作業はいくら技術があっても毎回良い仕上がりに出来るという事はありません。結局のところ一つ一つの作業を積み重ねていって気付いたら「今日も何とか上手く凌げた」(笑)みたいな感じです。相当地味なんですよ(苦笑)。
2012/09/13
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-1698- スターバックスのタンブラー ロゴ部塗装A
ロゴ部分のマスキングを全て除去出来たら最後の仕上げに外周ラインのマスキングをします。ここに幅1ミリ弱の円周ラインが入るんですよね。
ちょっと考えると「丸いシールをそのまま貼れば良いんじゃ」と思いがちですが、曲面にシールを張った事がある方なら解かりますよね。そんな簡単な話では無いんです…(苦)。
という事で、カットしたマスキングシートを白い外周のフチに合わせて貼っていきます。いよいよ終わりが近づいてきました(ってまだロゴだけですが…)。
ちなみに「目」の部分、ちゃんと出来ていますよね。機械だとどうしてもあそこをカットし切れなくてどちらか片方はフリーハンドでカットして作っています。 機械も万能じゃ無いんですが、機械の助けが無ければ到底無理ですからね。十分働いてくれています。
2012/09/13
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-1697- スターバックスのタンブラー ロゴ部塗装
人魚様のマスキングシートを張ったら最初に周りの「グリーン」を塗ります。
で、それが乾いたら周りの部分をマスキングして今度は中央の「ブラック」を塗ります。
グリーンは周りに飛んでいますがこれは問題ありません。最後には外周の細いグリーン部分をマスキングして最後のブラックカーボン(←イメージです)を塗ります。
ブラックが乾いたら貼ってあるマスキングシートを全部剥がします。 マスキングシートは一つ一つの破片になっているのでこれの回収が結構が重労働です。ワンミスで下の色を引っ掻いてしまいますので…(勿論塗り直しです。何度も経験あります)。
2012/09/13
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-1696- スターバックスのタンブラー ロゴのマスキングシート貼り付け完了です(疲)
簡単そうですがこれでも結構な3次元ラインになっているのでシワを処理するのが大変でした。 無理やりシワを取ろうとするとラインがズレてしまいますし、貼れているようでも塗っている時に浮き上がってしまったりするのでこの時点でマスキングシートはストレス無く貼れていないと駄目なんです。
と言う事で、シワの箇所はカッターでカットしてしまい、余った分を重ねつつラインを修正して貼って行きます。
ちなみに人魚様の目が随分にこやかに見えますがあれは目になる部分では無いのでご安心下さい。仕上ってみると全く違うように見えるのです。
私もカットしていて「これはちょっと笑い過ぎじゃあ…」(苦)と心配になったのですが、目の部分も何回もやり直しているのでやっている内に理解出来ました。後程の完成画像で今一度ご確認下さい。
2012/09/13
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-1695- スターバックスのタンブラー ロゴのマスキングシート貼り付け
タンブラーで気を付ける事は蓋を閉めた時にロゴと同じラインになる事です。当たり前過ぎて説明するまでも無いんですけどね(ただこれを間違えたら最初からやり直しですから大変です)。
で、先日作成しておいた人魚様のマスキングシートにマスキングテープを張り、こちらも縦横のラインを入れておきます。 そしていざ合体です。
今回は予備のマスキングシートを作成していないので、この時点でズレて貼ってしまったらまた2時間掛かってシートの作り直しです。 まあそれが解っているだけに相当な集中力で挑みますから(笑)失敗するのは稀なんですけどね。失敗の殆どは慣れとか油断とかのウッカリミスなのです。
2012/09/13
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-1694- スターバックスのタンブラー 本塗り開始〜ホワイト塗布
お待たせしました!スターバックスのタンブラーはいよいよ本塗り開始です。
と言っても今回はベースカラーからでは無く、ロゴマークの一部に当たる「ホワイト」からのスタートです。
本当はベースカラーのブラックから始めたいのですが、色の隠ぺい力の性質からして先に白を塗った方が仕上がりが良くなるのでこの順番となります。私的にもしっくりこない所ではありますが何度もシュミレーションしてみるとこれが一番綺麗に仕上がったのです(勿論妄想の中でですが…)。
と言う事で、人魚のロゴマークが入る辺りにホワイトを塗布します。下のプライマーが白に近いグレーですから2コート程度でOKです。まだまだ後があるので薄膜で済ませておく必要があるのです。
2012/09/13
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-1693- ハーレーのサイドボックス塗装 ほぼ完成ですA
当初はプラスチック素地に直接トップコートも可能かと思っていましたが、実際に実物を見て作業してみると到底あのまま塗るのは無理だったかと思います。表面には成型時に出来たひび割れ状の模様なども結構残っていましたし、蓋には凹みもありましたしね。
それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。 この度のご依頼、誠にありがとうございました!
2012/09/13
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-1692- ハーレーのサイドボックス塗装 ほぼ完成です!
お渡しは明日以降になりますが既に撮影しておきましたので紹介させて頂きますね。
ちょっと大きいので蓋と土台は別々で撮影しました。しかもいつもの場所では狭すぎるので外で撮ってます。
完成時の引取りはそのまま車体に取り付けてお持ち帰りとの事ですのでこちらは梱包しないでそのまま保管しておきます。
蓋はボルトナットかリベットで取り付けなければならないので、こちらは単体で積んで帰られるとの事ですから蓋の方だけ梱包しておきます。
蓋の画像に続きますね。
2012/09/13
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-1691- ちょっと休憩・・・の筈が
中々買いに出かける時間も無いのでamazonで買ってみました。所謂「ガンプラ」という物ですね…。
と言っても自分の為の物では無く、以前キャンディーレッドに塗ったズゴックが甥っ子達にすこぶる評判だったので新たに4点を追加する事にしました。
しかしこれが思った以上に重労働でして(苦)届いてから一ヵ月程度も手付かずの状態でした。 で、いざ実物を開けて見るとどうも吐き気が…(爆)。
一体だけなら結構楽しんで出来るのですが、4体ともなるとそれぞれ色を分けて塗るなんて考えるだけで苦しくなります。とてもお遊びで出来るレベルではないんじゃ…。
と言う事で、とりあえず全ての袋を破いて各色毎に分ける事にしました。効率化を上げる為ですね(じゃなくて手抜きですか…)。
手の掛かりそうな色はメインパーツのみに留め、その他中間パーツは全て「艶消し黒」で誤魔化す事とします。オリジナルのカラーとかはもう関係無いですかね。勿論塗るのはランナー(骨組み)に付いたままです。継ぎ目をパテで埋めたりなどとても出来る余裕がありません…(まあこれは老後の楽しみに…)。
作業(?)は就業時間外に行いますが、余裕があれば写真撮っておきますね。 予定としては「キャンディーイエロー」「キャンディーブルー」「パープル系マジョーラ」「ブラッククローム調」に塗る予定です。
ちょっと大変な予感がしますが、次世代の塗装屋を育てる意味でも(笑)何とか仕上げたいと思います。 ただ完成は半年後ですかね…(苦笑)。
2012/09/12
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-1690- TOYOTA86のテールランプ 本塗り完了です!
そしてクリアーを塗って無事本塗り完了です。タイミングが良かったのですが、それにしても随分と最速で塗れましたね…(実は他にベルファイアのテールランプも御依頼頂いているのですが先にこちらをお預かり出来たので今回一緒に塗る事になったのです)。
今度の土曜日は第三土曜日なので休日の予定でしたが、本日塗った品々はちょうど土曜日発送出来るタイミングになりそうですのでとりあえずいつも通りに出社して発送出来るように対応致します。
それでは完成しましたら改めて画像紹介しますね。もう少々お待ちくださいませ!
2012/09/12
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-1689- TOYOTA86のテールランプ 本塗中
こちらもインプレッサのテールランプ同様、レッドキャンディーが塗り終わった時点でウィンカー部分のマスキングを剥がします。やはりと言うかちょっとクリアーの部分が浮いてしまいますよね。
と言う事で先ほどと同じように、クリアー抜きの部分にはプラスチックプライマーを塗布し、全体にスモークを掛けます。
2012/09/12
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-1688- インプレッサテールランプ(from静岡) 本塗り完了です!
そしてクリアーを塗って無事本塗り完了です。お待たせしました!
一部穴が開いていた箇所もありましたが、元に比べればかなり目立たなくなっていますので(多分言われなければ気付かないかと…)ご安心下さい。
完成次第改めて画像紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!
2012/09/12
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-1687- インプレッサテールランプ(from静岡) 本塗り中
こちらはいつもの「レッドキャンディー+スモーク」仕様のテールランプです。
画像はレッドキャンディーの塗布が終わった状態で、ここで一旦クリアー抜き部分のマスキングを剥がし、下から出て来たプラスチック素地には再度プラスチックプライマーを塗布し、最後に全体的に薄くスモークを掛けます。
好みにもよりますが、このままだとちょっと鮮やか過ぎる感はあるんですよね。ただ「純正らしく」と言う事でしたらこのままでOKかとも思います(クリアーはこの後に勿論塗りますので)。
2012/09/12
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-1686- インプレッサテールランプ(from横浜) 本塗り完了です!
濃度は「極薄目」ですが、コート数は通常通り5コート程度で仕上げています。
薄くて良いからといってコート数を少なくすると「塗りムラ」「ダマ」が出てしまうので実はスモーク塗装は薄い方が大変です(仕上がりを気にするならばですが…)。
と言う事で、薄いスモークを綺麗に仕上げるコツとしては、クリアー中に入れる黒の含有量を減らしてコート数は増やす、といった感じですかね。 そもそもこの方が濃度の調整もし易いですから、トータルで見ると時間は掛かりますが安心ではあります。何かの間違いで濃くし過ぎたらもう二度と元には戻せませんからね…(これがあるのでテールランプの塗装は怖いのです)。
と言う事で、多分インプオーナーにしか違いは解らないかも知れませんが(笑)無事「極薄目」でスモーク塗装完了です。
果たしてディーラーのフロントマンは気付いてくれますかね?(笑)。
2012/09/12
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-1685- インプレッサテールランプ(from横浜) 本塗り前
こちらは先日インプレッサのサイドモールの塗装を御依頼頂いた方で、今回のこちらは「極薄目のスモーク」で御依頼いただいております。
オーナー様のご要望としては、
「ノーマルは白くキラキラしていて面積も大きいので少々派手な感じです。ここをうっすら濃くというかシルバーを強めというか、トーンを一段階落とし落ち着かせたいのです。 濃すぎるといかにもっぽくなってしまうのでそれは困り、GR系インプレッサ乗りの人でないと気づかない位の小変更になるかと思います。」 「イメージとしては濃くいかつくではなく、あくまでも1トーン落とす感じです。ディーラーに行っても営業マンが気づかないほど・・・」
との事です。な、なるほどですね(笑)。
ちなみに極薄目程度のスモークであればわざわざクリアー抜きなどは必要ありませんので(スモークが掛かっている事すら普通の人には解らない程度にしますので…)今回のようにべた塗りでOKです。
もっとスモークを濃くしたい場合には「ダブルスモーク」がお勧めですかね。 参考画像→google画像検索結果
ちなみにクリアーは「クリスタルクリアー」で承っております。そちらで塗っておりますのでご安心下さい。
2012/09/12
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-1684- ホンダのホイールキャップ 本塗り完了です!
と言う事で無事本塗り完了です。お待たせしました!
元々は確かシルバーだったセンターキャップを、ホンダのミラノレッド(でしたよね?)をベースにホンダのマークを塗装で入れたのですが、「気に入っているのですが、最近おもちゃっぽく見えてきまして、」との事で今回はその上にスモークを御依頼頂きました。
で、御希望としては「濃い目のスモーク」で、「白は明るさを失ったオフホワイトっぽく、赤はワインレッドか黒っぽいハトの血の色のような感じに」との事だったのですが、どうもスモークを濃くしていくと「赤」がどんどんと消えていってしまいますので(まあ当たり前なんですが…)、適当な所でスモークはストップしておきました。濃い目にすると何も見えなくなってしまいそうでして…。
ちなみに「ハトの血」は実際見たことが無いのですが(苦笑)、一応「ワインレッド」?な感じにはなったと思います。
それでは完成しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!
2012/09/12
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-1683- ホンダのホイールキャップも!
こちらもお待たせしました!ちょっと派手過ぎたので(苦笑)スモーク塗装で御依頼頂いていたホイールキャップですね。 中々スモーク塗装のタイミングが来なかったので長くなってしまいました。
こちらも無事本塗り完了しておりますのでご安心下さい。画像は本塗り前の状態です。
2012/09/12
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-1682- TOYOTA86のテールランプ クリアー抜き部分のマスキング
こちらは先日入荷したばかりですが、タイミング的に丁度良かったので一緒に本塗りする事にしました。
ウィンカーのクリアー抜きにする部分のマスキングは既に昨日予行練習も済んでおりますので問題ありません。
内容としては下で紹介したインプレッサと同様で、
・レッドキャンディー ・ウィンカー部分のクリアー抜き(クリアー残し) ・全体に薄くスモーク ・クリスタルクリアー仕様
となっています。
最後のクリスタルクリアーはスタンドックスの中でも特に耐候性などに優れたクリアーなので、レッドキャンディーなど褪色し易いと思われる塗装の時にはこのクリアーの使用が基本となっています。
これ以外にも「耐薬品性」や「耐擦り傷性」などに優れていますので、「出来るだけ良い塗膜に」とのご希望でしたらこのクリアーへの変更をお勧めします。塗装費用の10%〜20%程度の割増で対応致します。
と言う事で、マスキングシートを水張りしたらヘラでよくシゴいて、さらに数時間置いて水気を乾かします。
2012/09/12
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-1681- インプレッサテールランプ(from静岡) マスキング
こちらもお待たせしました!
入荷待ちだった他のテールランプなどが無事揃いましたので、本日はこれらを纏めての塗装となります。
ただマスキングについては「塗る当日」での作業が基本となっていますので(糊の跡が出てしまうのです)、昨日から準備しておき本日は朝一からマスキングの作業をしていました。
画像はウィンカー部分の「クリアー抜き」のラインをマスキングしている所で、隣り合うテールランプ同士でラインが綺麗につながるように確認しています。
2012/09/12
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-1680- TOYOTA86のテールランプ クリアー抜き部「型取り」C
マスキングの角はエッジが立ったままよりもこのように綺麗なアールに仕上がっている方が完成度が高いのです。ただ手作業でこれを左右対称に作るのは結構面倒なのですが(それでもレクサスのテールランプなんかはこれをやっているんです…)、これがパソコン上だと比較的簡単に出来ます。ベジェ曲線ですね。
まあこんな感じで、わざわざ説明しないと気付かない部分も多々あるのですが、そういった細かい事の積み重ねが「完璧」に近づく事になります。と言っても完璧になる事は絶対に無いのですが(これはやっていれば解かりますし言ってはいけない事だとも習いましたので…)。
それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!
2012/09/12
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-1679- TOYOTA86のテールランプ クリアー抜き部「型取り」B
という事で、データ化した物を実際にカットして張って見ます。左と右で形が違うと言うこともあり得ますからね(仕事上だと疑い深いんです…)。
貼り位置は微妙なので当然「水張り」で微調整しながら貼っています。
こちらは確認用なので位置の確認をしたら剥がしてしまい、本塗り時には改めて張りなおします。
もう一枚画像あるので紹介しますね。
2012/09/12
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-1678- TOYOTA86のテールランプ クリアー抜き部「型取り」A
先ほど剥がしたマスキングテープのフチをマジックで塗って輪郭をハッキリさせ、スキャナーで読み込んだらドロー系ソフト(イラストレーター)で清書します。「直線はより直線に、角は美しいアールに」ですね。
型を取ったのは左側だけで、デジタル化したらそれを反転させるだけなので非常に簡単です。昔は裏返してフチを鉛筆でなぞったりしたのですが…(懐)。
2012/09/12
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-1677- TOYOTA86のテールランプ クリアー抜き部「型取り」
86のテールランプは今後もご依頼がありそうなので予め「型」を作っておきデータ化しておく事にします(何屋なんだって感じです か…)。データさえあればマスキングシートは機械がカットしてくれますので負担は一気に減りますので助かります。
内部の反射板を正面から見つつフチのラインを決めたら、真ん中をマスキングテープで埋めてしっかりとさせレンズから剥がします。
これをスキャナーで読み込んで細かい箇所を修正していきます。
2012/09/11
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-1676- TOYOTA86のテールランプ レッドキャンディー+スモーク塗装承りました!
本日はわざわざご足労頂きありがとう御座いました。またこの度もご贔屓頂きありがとう御座います!
こちらは以前ハーレーVRODの各パーツをご依頼頂いたオーナー様で、今回は今話題の86を新たに入手されたようで早速テールランプの塗装をご依頼頂きました。好きですね…(笑)。
参考までに…
→ハーレーV-rod
今回のテールランプの仕様としては、全体をレッドキャンディーにし、ウィンカー部分はクリアー抜きにして最後に全体にスモークを薄く掛けます。いつも施工しているインプレッサのテールランプと同じ感じですね。クリアー抜きをするラインは画像のマスキングテープの外周部分のラインとなります。これはザックリと貼っただけですので後で改めて位置をしっかり決める事にします。
続きます。
2012/09/11
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-1675- スバルプレオのヘッドカバー 結晶塗装「オレンジ」承りました!
こちらも本日無事到着しました。スバルプレオのヘッドカバーですね。
状態としては中々の汚れ具合で(苦)、ただえ中古部品でエンジンに付けっ放しだったものはどれもこんな感じですよね。もう慣れました(笑)。
確かに作業する側とすれば新品の方が楽ではありますが、こうやってもう少しでゴミ(失言だったらすいません…)になるかも知れなかった物を再生出来るのは塗装屋冥利に尽きると言うか、綺麗に仕上がった時の姿を見るのは感慨深い物があります。これは元の状態がボロければボロい程遣り甲斐がありますねので(病)。
という事でとりあえずは浸け置き洗浄槽に入れていますので作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座います!
2012/09/11
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-1674- インプレッサテールランプ塗装承りました!
こちらも無事到着しております。この度もご依頼頂きありがとう御座います!
こちらは先日「サイドオーナメント」の塗装でご依頼頂いたオーナー様で、その後続けてこちらのテールランプのご依頼を頂きました。もうドツボですかね(笑)。
ただ今回のご依頼はいつものようなレッドキャンディーではなく「極薄め」のスモークで承っております。
ニュアンスとしては、
「イメージとしては濃くいかつくではなく、あくまでも1トーン落とす感じです。 ディーラーに行っても営業マンが気づかないほど・・・」
との事です。なるほど了解しました。
それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。 この度もご贔屓頂きありがとう御座います!
2012/09/11
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-1673- ハーレーのサイドケース 本塗り完了です!
そして無事本塗り完了です。お待たせしました!
本塗りはセッティングから脱脂、そして塗料の準備などで多少時間が掛かりますが、塗っている時間自体はそんなに長くはありませんから 余程下地処理の方が時間は掛かっています。それでもやはり本塗りは重労働なのか、塗り終わった後は他の事はやる気無くなる程の脱力感になります。集中してやっているので予想よりも疲労度が高いんでしょうね。
ちなみに色はソリッドの黒ですが、単なる黒ではなく一応配合データがあります。
色名は「VIVID BLACK」、カラーコードは「DH」なる色で、普通の黒よりもグレーっぽく濁っています。オーカーも入っています。
それでは完成しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!
2012/09/11
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-1672- ハーレーのサイドケース 本塗り前
こちらもお待たせしております。無事本塗り完了しておりますのでご安心下さい。
画像は本塗り前の状態で、この時点で最終的な脱脂作業を行って各部のチェックも行い、問題無ければスプレーガンなどを用意して被塗物をよくエアーブローしていよいよ本塗りになります。
部分的に素地のプラスチックが露出した箇所もあるので、そこには再度プラスチックプライマーを塗布しておきます。
その後ベースコートの黒、そしてクリアーを塗って本塗りを完了します。
2012/09/11
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-1671- スターバックスタンブラー ロゴカラー作成
以前タンブラーを買った時に付いてきた無料ドリンクチケットがあったのでその色を参考にし、またスターバックスのオフィシャルサイトに出ている製品なども見て色を作成します。
チケットは紙の特性からか表面が白味掛かって見えるので、塗料はそれよりも濃い目のグリーンに仕上げておきます。
2012/09/11
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-1670- スターバックスタンブラー プライマー塗布
先日素地調整を行っておいたので、よく脱脂洗浄したらプライマーを塗布します。
例えばこの時点でプライマーを塗らずにベースコート(色)を塗ると、それが乾いて爪で擦ると簡単に色は削れてしまいます。 このプライマーはそのベースコートよりも薄膜ですが、強く爪で引っ掻いても剥がれる事はありません。プライマーは如何に大切かが解かりますよね。
2012/09/11
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-1669- レンジローバーのヘッドカバー 内部状況
バッフルプレートはプラスネジで止まっているのでそれを外せば結構簡単に取れます。 時々ネジが固着していてネジ自体が捻じ切れてしまう場合もありますが、それよりも「こんなんでよく取れなかったな…」と言うくらい緩く止まっている物の方が多いです。今回も後者でして…(危)。
で、プレートを外してみるとやはりまだまだ取りきれていないオイル汚れがあります。フラッシュを焚いてしまったので余計酷く見えますが、それにしてもこのままオーバーホールしたエンジンに付ける気はしないですよね…。
という事で再度洗浄浴槽に沈めておきました。この後は溶剤槽にも入るのでここで完全に綺麗にならなくても良いのですが、それにしてももう少し取れてくれないと溶剤槽が汚染されてしまいますので…。
また進行しましたら紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!
2012/09/11
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-1668- レンジローバーのヘッドカバー 浸け置き洗浄後
結構ひどいオイル汚れだったので一週間近くは浸け置き洗浄をしておきました。
良い感じに綺麗になっていそうですが実はまだ結構オイルがこびリついているので、裏側に付いているバッフルプレートを外す事にします。どうも嫌な予感がしますので…(恐)。
2012/09/11
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-1667- MARVICマグネシウムホイール塗装 完成ですB
今回塗ったのはリムのブルーメタリック部分のみで、黒い箇所は塗っていません。
が、先日こちらで紹介した通りクリアーを塗る時はマスキング位置を数ミリズラし、見切りラインはボカシで塗っていますので塗装の段差は無いような仕上がりにしています。目で見ても指で触っても違和感は無いかと思います。
それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。 この度もご贔屓頂き有難うございました!
2012/09/11
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-1666- MARVICマグネシウムホイール塗装 完成ですA
最近はここの日記以外にサイトの更新を怠っていましたが、今月から第一土曜日と第三土曜日を休業日とさせて頂きましたので、現場作業をしない替わりにホームページの作業が色々と出来るようになりました。 ちょっと前には結晶塗装のページを3ページ程度増やし、昨日は自転車塗装のサイトにも新たに1ページ増やしました。以前こちらでも紹介させて頂いたSPINのカーボンホイールです。
→SPINのカーボン製ホイール塗装
話が本件とは全然違いましたが、もう一枚画像あるので紹介しますね。
2012/09/11
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-1665- MARVICマグネシウムホイール塗装 完成です!
大変お待たせしました!マービックのマグネシウムホイール前後のリム塗装は本日完成となります。
取り付ける車体は確かBIMOTAでしたよね。 フェーエルタンクもこのブルーメタリックキャンディーと同じ色で、現在付いているホイールもやはり同じようにリム部分がブルーに塗られていて(確かこれはオーナー様自ら塗ったのだと思います)、今回新たにこのホイールに交換されるので、装着する前にリム部分を塗っておこう、といった感じですかね。
他にも画像あるので紹介します。
2012/09/11
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-1664- プラスチックの種類
こちらは下で紹介しているインプレッサのテールランプ(テールゲート側)で、裏側を掃除している時にプラスチック素材の記号があったのでちょっと気になって撮影しておきました(これくらい気軽に撮れる程にカメラはいつも手元にあるのですが、それが故に作業時のダメージは多いので寿命は短いのです…)。
スバルさんは中々親切なようでして(実際はKoitoさんですか…)、この部品に使われている樹脂の種類とその場所まで丁寧に記載されています。
どうやらレンズは二重構造になっているようで、インナーレンズは「PAR+PC」と記載されています。PARは「ポリアリレート」なる樹脂で、PC(ポリカーボネート)同様に透明性が高く、且つ耐熱性に優れる樹脂ですね。
外のレンズはいつも通りのアクリル(PMMA)で、これは水族館の水槽に多用されている物と同じ素材で、特性としては「凄い透明感」って感じでしょうか。後は切ったり付けたりの加工性が良いので造る側も使い易いといった利点があるのだと思います。5mmくらいでもプラスチック用カッターがあれば綺麗にカット出来ますよね(逆にノコギリだと摩擦熱で溶けてしまうので切るのが難しいですが…)。
「ASA」は「ABS」とほぼ同じと考えています。加工性は良く溶着も可能ですし、塗装する上でも相性が良いです(場合によっては溶剤で溶けてしまいますが…)。
といった感じで、特にプラスチックの特性に詳しくは無くても塗装する上での特徴さえ知っておけば結構役に立つ場面は多いです。 私的には金属よりもこっちの方が仕事上では多く取り扱いますから知っておけば色々と安心なのです。
ちなみに今まで不可能だった「鉄とアルミの溶接」がホンダで採用されたらしいですね。まさか摩擦熱でくっ付けるとは思いもよりませんでした…(凄)。
2012/09/10
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-1663- バイク用マグネシウムホイールの色
先日塗った時に残った「キャンディーブルー」のクリアーです。紙コップの底に残っていた塗料が硬化していたので取り除き、綺麗だったので缶の上に置いて撮って見ました。
缶の上に置いたのは光が反射してよく透き通って見える為ですね。実物はもっと透明感があって綺麗です。
単なる塗装の副産物といった物ではありますが(要はゴミですが…)、子供の頃には2液のクリアーやパテなどは夢のような材料でしたから、こんなものでも何か感慨深く感じてしまったりします。病気ですかね(笑)。
2012/09/10
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-1662- バイク用マグネシウムホイール 磨き処理
クリアーをぼかした部分は下地処理の段階で足付処理もしていますので傷が無数に残っていますからそれも含めて磨き処理でクリアーの見切り部分を綺麗に仕上げます。
で、無事磨き処理も終えて完成しておりますので、明日改めて撮影しましたら画像アップして完成のお知らせ致しますね。もう少々お待ち下さいませ!
2012/09/10
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-1661- インプレッサテールランプ(from静岡) 下地処理
こちらもお待たせしております。先日穴を埋めておいたインプレッサのテールランプの一式です。
近々もう1セット届く予定ですので先にこちらの準備を行っておきます。マスキングと足付処理ですね。
手前の透明なレンズが未処理の物で、奥の白く曇っているのが足付処理済みのレンズになります。クリアーが塗られると白い曇りも見えなくなる程度の細かい傷を全体に均一に施しています。フチなどは特に剥がれ易いので特にしっかりと、ですね。
今日も暑い一日で、工場内では扇風機無しだと倒れてしまいそうですが、画像のように外に段ボールを敷いてやっている分には風が通るので何とかなっています。 自動車のボディを扱うとなるとこうは出来ませんが、小物だと比較的のんびりと言うかのどかに作業出来るのが有難いところです。 ただ夕方からはヤブ蚊が出てくるのでこれが結構辛いんですけどね(苦笑)。携帯式の虫除けは必須アイテムです。
2012/09/10
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-1660- スターバックスタンブラー 素地調整完了です
クリアーは綺麗に剥がれてステンレス素地にはダブルアクション目の傷が均一に出来ています。この傷のお蔭でこの次に塗るプライマーがよく食い付く事になります。表面積が拡大してのアンカー効果(投錨効果)と呼ばれる物理的な密着性の向上ですね。
で、この次に塗るプライマーには「金属に対して良く密着する」といった特性があるので、これが化学的な密着性の向上と言う事になります(多分ですが)。物理的と化学的両者の組み合わせで剥がれ難い下地が出来がる、といった感じです。
タンブラーの中にはボール紙の芯棒を入れて持ち易くしておきます。当然内部のマスキングも、ですね。
2012/09/10
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-1659- スターバックスタンブラー 素地調整
こちらもお待たせしております。ロゴマークのマスキングシートは先日作成しておきましたが本体の方は手付かずでしたので本日はこちらの作業に入ります。
現状はステンレス素地にクリアーが塗ってあり、そんなに悪い塗装では無さそうなのですが(剥がれなそうって事です)、念の為いつも通りに旧塗膜は剥がしてプライマーから塗り直す事にします。
画像はダブルアクションサンダーに#120のペーパーを貼って削り始めた所です。
2012/09/10
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-1658- ブレーキ屋さんは・・・
いつも多数のブレーキキャリパー塗装を御依頼頂いているブレーキ屋さんは現在キャリパー買い付けの為?に海外に出張中です。って言うか単に旅行を楽しんでいる気がしますが…(苦笑)。
画像のキャリパーは一ヵ月前くらいに御依頼頂いた案件で、先日車体に取り付けていた所の画像です。ロゴのシールは私が作った物では無く持ち込みの物ですので取扱いはありません。ご了承ください。
で、本件とは関係ありませんが、先日お納めしたロードスターのリヤスポイラーが無事到着〜装着(早)されたようです。
オーナー様のブログです。車好きの方々には有名な「みんカラ」ですね。
→マツダロードスター
何と例のリヤスポイラーはオーナー様自ら取り付けられた様です…(凄)。 ただ確かにあの形状ならば空気抵抗もそれほど無いので両面テープだけでの装着でも可能ですからDIYでも十分可能ではありますよね。ただオーナー様も御承知の通り、ワンミスが命取りかと思いますが…(笑)。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!
2012/09/10
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-1657- バイク用マグネシウムホイール 本塗り完了ですA
こんな感じでクリアーの見切り部分は少し浮いているのが解かると思います。
この浮き上がっている幅も微妙に丁度良い程度と言うのがありまして、開き過ぎずくっつき過ぎずを調整して貼っています。
またスプレーする方向も気をつける必要があり、さらに最後はシンナーの希釈率を上げてボカシ際が馴染むようにもしています。
と、すっかり日付が変わってしまったどころかもう少しで日が昇りそうな時間になってしまいましたね…(眠)。
2012/09/09
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