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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2012】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 ロードスター リヤスポイラー 本塗り完了です!(img1606.jpg) -1606- ロードスター リヤスポイラー 本塗り完了です!

そして無事本塗り完了です。お待たせしました!

色はソリッドカラーの黒なのですが、カラーデータを見るとちょっと普通の黒ではありません。どうやら「青黒い黒」のようですね。通常使わない黒の原色が使われていて、それに2.8%程「白」が入っていて、1.8%の「青」が入っています。

ベースコートを塗り終えたらクリアーをいつものように2コートほど塗って無事本塗り完了です。

来週半ばまでには完成出来る予定です。もう少々お待ちくださいませ!

2012/08/31
 
jpg画像 ロードスター リヤスポイラー 本塗り準備完了です!(img1605.jpg) -1605- ロードスター リヤスポイラー 本塗り準備完了です!

先日塗っておいたサフェーサーが完全硬化したので、再度全体を研磨してラインを整えます。

使用する番手としては、

・最初は空研ぎで#320→#400

・その後水研ぎで#600→#800

・最後は布状になった研磨材(アシレックス)で表面を均します。


最初に空研ぎをするのはその手軽さからでして、材料のコストは水研ぎよりも空研ぎの方が高いですが、比較的粗い番手でも深い傷が入り難いのが一番のメリットです。

同じ#320の番手でも水研ぎだどうしても深い傷が入ってしまったりしますが、空研ぎでの#320だと実際には水研ぎの#600程度の安心感で研げたりします。
上塗り前の研ぎ作業としては、無用に深いが入ると取り返しが付かない場合もあるので安全マージンを増やしたやり方ですね。

2012/08/31
 
jpg画像 スターバックスタンブラー イメージ図(img1604.jpg) -1604- スターバックスタンブラー イメージ図

現在お預かりしておりますコンコルドのタンブラーのイメージイラストが出来上がりましたのでご確認を御願い致します。

タンブラーの下側に入るロゴは「お名前はじゃ…」と思ったのですがそうでは無いそうですのでご安心下さい。さすがに個人情報は出しませんので…。

上部のロゴについては細かい箇所のマスキングシートのカットが難しい場合はもう少し大きくなるかも知れません。
ただ、これを入れる位置がちょっと3次元形状がキツクなるので、だとするとシートを張る時に歪が生じてしまいますからそれも考えてサイズは大きく出来ないかも知れません。この辺は臨機応変に対応させて頂きますね。

「Hiroshima」の大きさについてはこのくらいなら大丈夫だと思います。


しかし墓穴を掘ったというか何と言うか、このロゴの塗装は結構大変そうな気がします(苦笑)。

それではご確認の程よろしくお願いいたします!

2012/08/31
 
jpg画像 コンソールパネル&ハンドルボス塗装 完成ですC(img1603.jpg) -1603- コンソールパネル&ハンドルボス塗装 完成ですC

蓋が付くとこんな感じです。なるほど、渋いですね…。

結晶塗装の御依頼は殆どがエンジンのヘッドカバーやインテークマニホールドなどのエンジンルーム内の部品なのですが、以前も一度MG−Bのコンソールパネルで結晶塗装を御依頼頂いた事があるので、一部の古い車の内装には使われていたようですね。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。
この度もご贔屓頂きありがとうございました!

2012/08/31
 
jpg画像 コンソールパネル&ハンドルボス塗装 完成ですB(img1602.jpg) -1602- コンソールパネル&ハンドルボス塗装 完成ですB

それぞれの部品の裏側です。

「半艶黒」も「艶消し黒」もちゃんとクリアーを塗る2コート仕様だと通常の艶有り塗装と同様に手間は掛かってしまうので費用も高くなってしまいますが、今回のようにパネルの裏側であればそこまで気を遣わなくても良いかと思いますので、コストを抑えた「激安コース」を組み合わせて全体の費用を抑えるのが効果的かと思います。
バイクのカウルなどもいつもこの仕様で、表側の塗装には3万円掛かっても、この仕様なら裏側の塗装は4千円程度で済みますので、費用を抑えつつ見た目は断然恰好よくなると思いますのでお勧めです。


蓋を仮組みした画像もあるのでそちらも紹介しますね。

2012/08/31
 
jpg画像 コンソールパネル&ハンドルボス塗装 完成ですA(img1601.jpg) -1601- コンソールパネル&ハンドルボス塗装 完成ですA

自動車のハンドルとシャフト?を繋ぐ部分の部品かと思います(詳しくなくてすいません…)。

難しかったのが穴に切れ込みがある部分のマスキングで、ここをマスキングテープでの養生は不可能に近いですから「詰め物」で対処しました。
当初は「粘土を詰め込む」といった事も考えたのですが、だとするとやはりマスキング際の仕上がりが悪くなりそうだったので丁度良い詰め物を探していたら、「ホットボンド」の芯棒が丁度良かったのでそれを詰め込んでのマスキングとなっています。無事良い感じに出来たと思いますのでご安心下さい。

2012/08/31
 
jpg画像 コンソールパネル&ハンドルボス塗装 完成です!(img1600.jpg) -1600- コンソールパネル&ハンドルボス塗装 完成です!

大変お待たせしました!車種は解りませんが恐らく相当古い車体に装着されるであろうコンソールパネルと、ワンオフ制作品?のステアリングボスは本日完成となります。

コンソールパネルとその蓋は「結晶塗装の黒」で、円盤のような形のステアリングボスは「半艶黒」(2コート塗装)で仕上げています。


他にも画像あるので紹介しますね。

2012/08/31
 
jpg画像 コンソールパネル裏 「艶消し黒」本塗り完了です。(img1599.jpg) -1599- コンソールパネル裏 「艶消し黒」本塗り完了です。

と言う事でパネルの裏側はもう一度塗り直しました。

ただ最初に塗っておいたのは「半艶」に近い黒で、二回目は「艶消し」の黒にしました。腐食の跡があるので、艶消しにした方がこれが目立たない為ですね。ちなみにどちらも「激安コース」の仕様なのでクリアーは塗っていません。

周りに飛び出ているテープは表側に塗り終わっている結晶塗装部分に色が飛ばないようにマスキングしている為です。
こういった場合にはフチにピッタリマスキングするよりもわざと少し食み出て貼った方が塗料溜まりが出来にくく(エアーの行き場が無くて跳ね返ります)、むしろ自然な感じでマスキング際が仕上るのです。所謂「バックテープ」と呼ばれるマスキングの貼り方ですね。


これとは別に「半艶仕上げ」で塗ったステアリングボスも仕上がっていますので、明日写真を撮って改めて完成画像アップさせて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!

2012/08/30
 
jpg画像 コンソールパネル 結晶塗装「黒」の裏側は・・・(img1598.jpg) -1598- コンソールパネル 結晶塗装「黒」の裏側は・・・

裏側を先に半艶黒で塗っておき、それが乾いたらマスキングをして表側の結晶塗装を行ったのですが、その時の焼き付け温度は150℃〜170℃くらいになったので、その時の高温のせいか裏側の塗装に「テープ跡」が付いてしまいました。まあある程度は予想していた事なのでもう一度塗り直す事とします。

2012/08/30
 
jpg画像 SONY VAIOのバッテリー&SDカードアダプター塗装 完成ですB(img1597.jpg) -1597- SONY VAIOのバッテリー&SDカードアダプター塗装 完成ですB

まさか分解する訳にもいかないので端子部分はマスキングで塗っています。見て解るように各端子の四角は微妙に縦横の長さがチグハグしているので(苦)今回もそれに合わせてマスキングしています。

と言う事で、塗装自体は上手くいったと思うのですが、メーカーロゴなどが消えてしまってちょっとのっぺりしてしまったかと思いますで、お好みでこのサイズに合うSONYのシールを貼ってみたり、好きなメーカーのシールなんかも面白いかと思います。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度もご贔屓頂きありがとうございました!

2012/08/30
 
jpg画像 SONY VAIOのバッテリー&SDカードアダプター塗装 完成ですA(img1596.jpg) -1596- SONY VAIOのバッテリー&SDカードアダプター塗装 完成ですA

裏側はこんな感じで、バッテリーに付いているシールは一度剥がして塗っています。一旦貼ってしまうと剥がせない「自己破壊型」のシールだと無理でしたが、今回のシールは意外と綺麗に剥がせてそのまま再利用出来ました。幸いでしたね。


SDカードの近接画像もあるので紹介しますね。

2012/08/30
 
jpg画像 SONY VAIOのバッテリー&SDカードアダプター塗装 完成です!(img1595.jpg) -1595- SONY VAIOのバッテリー&SDカードアダプター塗装 完成です!

こちらもお待たせしました!二個目のバッテリーと追加で御依頼頂いたSDカードアダプターも完成となります。

奥にある部分的に少し丸まった形状のバッテリーは色の見本用としてお預かりしているバッテリーです。
ノートパソコン自体が確か限定501台程の限定カラーですから、最初に付いてきたバッテリー以外ではこの色の製品を入手出来ないのかと思われます。または製造された最初の一年くらいでしょうか。
どちらにしてもわざわざ拘って買った色なのにバッテリーが黒いままでは残念過ぎますよね…。

2012/08/30
 
jpg画像 ハコスカのヘッドライトカバー&牽引フック キャンディーオレンジで塗装完成ですB(img1594.jpg) -1594- ハコスカのヘッドライトカバー&牽引フック キャンディーオレンジで塗装完成ですB

ソリッドカラーと違ってキャンディーカラーは「見る角度で明度も色相も変わる」と言う事ですので、見本となるミニカーのオレンジを参考にするのはちょっと難しかったですが(本塗り中にミニカー見ながら調整しました…)良い感じに出来たと思います。

ソリッドカラーのオレンジよりもレーシーなイメージがありますし、何よりシルバーの車体に良く似合いそうです。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。
この度もご贔屓頂きありがとうございました!

2012/08/30
 
jpg画像 ハコスカのヘッドライトカバー&牽引フック キャンディーオレンジで塗装完成ですA(img1593.jpg) -1593- ハコスカのヘッドライトカバー&牽引フック キャンディーオレンジで塗装完成ですA

「S20」のロゴはもっとグレーっぽくなる筈だったのですが、オレンジのキャンディーカラーとなる染料の上に直接ロゴの色を塗っているので、オレンジの染料から影響を受けて「ニジミ」が生じています。
普通の顔料であれば通常こういった事は起こり得ませんから自動車塗装だけをやっていると最近では余り出会う機会はありませんが、小物塗装を行うようなってからは、元々下に塗ったる塗料などによってこのニジミが生じたりと時々遭遇したりはします。ちなみにパテの硬化剤を入れ過ぎたりしても起きたりしますかね。ちゃんとデジタル計量機を使っている板金屋さんであれば有り得ませんが、殆どの板金屋さんはメケン(目見当)でやっているでしょうから、思い出してみると「あれがそうだったのか!」と思い当たるフシはあるかも知れませんね。


ミニカーと一緒に撮った画像もあるのでそちらも紹介します。

2012/08/30
 
jpg画像 ハコスカのヘッドライトカバー&牽引フック キャンディーオレンジで塗装完成です!(img1592.jpg) -1592- ハコスカのヘッドライトカバー&牽引フック キャンディーオレンジで塗装完成です!

お待たせしました!FRP製のヘッドライトカバーと牽引フック一式、オレンジキャンディー塗装で完成です。

キャンディー塗装特有の色変化でちょっと有り得ない色味になっていますが、実物はもっと凄いです。キャンディーカラーの発色と深みを2次元で表現するのはちょっと難しいですね。

他にも画像あるので続きます。

2012/08/30
 
jpg画像 コンソールパネル 結晶塗装「黒」 本塗り完了しています(img1591.jpg) -1591- コンソールパネル 結晶塗装「黒」 本塗り完了しています

途中工程の画像を撮り忘れてしまっていたのですが(すいません…)、ちゃんと下にプライマーも塗っておりますのでご安心下さい。

で、先にそれぞれのパネル裏側とポケット内部を半艶の黒で塗装しておきマスキングしています。勿論そこもプライマーは塗布済みです。

で、画像は「結晶塗装」の黒を塗った直後です。かなりボテっとして醜い仕上がりになっていますが、結晶塗装の肝は「どの程度乗せられるか」が勝負なので塗った時はいつもこんな感じなのです。
ただ塗り過ぎれば当然「タレ」が生じますので、如何に均一に十分な膜厚を塗れるかが美しい結晶目に繋がります。細かいだけの結晶目で良いのならばそんなに苦労はしないんですけどね(苦笑)。


既に焼き上がっていますので、後日結晶目になった塗膜を紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!

2012/08/29
 
jpg画像 鍵 何故か旧塗膜が…(img1590.jpg) -1590- 鍵 何故か旧塗膜が…

脱脂作業をしていて何か様子が変だと思ったら、既存の塗膜が溶けてしまいました…。
どうも既存の塗膜は溶剤に強く無いようで、ただそれを少しでも残してしまうと「チヂレ」なるトラブルの原因となりますので、鍵を丸ごとシンナーでジャブジャブ洗って完全にとってしまう事にします。と言う事で画像のようになりました。

真ん中の鍵は恐らく見本としてお預かりしている鍵と同じ色で、これはシンナーでも全く溶け落ちる様子がありませんからやはり普通の塗装では無いのかも知れません。両端の鍵は塗膜の下からは金属素地が出て来ました。

このまま塗るだけだと密着性が弱いと思いますので、以前と同様一旦サンドブラストで細部まで足付処理をする事にします。

2012/08/29
 
jpg画像 鍵 調色作業(img1589.jpg) -1589- 鍵 調色作業

こちらもお待たせしております。以前御依頼頂いた内容と殆ど同じで、見本となる「白っぽく輝く鍵」と同じような色味で新たな鍵を3点御依頼頂いております。

画像は調色作業中で、ただ今回の色は前回の時同様、ちょっと普通の塗装では無い感じでどちらかと言うとメッキのような色味をしています。
と言う事でそれの再現は難しいのですが(オーナー様にご了承済みです)、出来るだけ似た感じになるようには努力致します(既に前回お納めした色味は一応喜んで頂けているようですので…)。


しかしながら今回もかなり苦労しました(苦)。そもそも「メタリックなのに粒子の目が全く無い」といったちょっと有り得ない塗膜?でして(なのでメッキに近いかと…)、それに対応すべく粒子が細かい「高輝度メタリック」を使用しているのですがそれでも限界があります。と言うかメタリックを使うとどうしても「黒味」が出てしまうので、それを打ち消す為にホワイトパールを使うのですがパールでさえ粒子が大きすぎて変に目立ってしまうのです…。

万策尽きたと思った所で以前作業した時の事を考えていたら、確かあの時は「3コート塗装」を行っていたのを思い出しました。
白味はアンダーカラーで表現し、その上にでゴールド色の高輝度アルミを極薄膜でコートします。となると、白い色味を残しつつホログラムのような薄いメタリック感が表現出来るのです。

と言っても今回もやはり同じ色の再現には至らなかったのですが、何とかイメージ的には近くなったとは思います。
もう少々お待ち下さいね。

2012/08/29
 
jpg画像 スクータータンデムバー塗装 完成ですA(img1588.jpg) -1588- スクータータンデムバー塗装 完成ですA

「クリアー」と言っても色々と種類がありまして、まあ殆どの場合性能とお値段は比例していたりします。

クリアーの性能に関しては、メーカーのマニュアルに載っていることとして、

・耐候性
・耐薬品性
・耐擦り傷性
・耐溶剤性
・優れた平滑性(レべリング性)

などがあり、今回使用した「クリスタルクリアー」の場合はこれに加えて「鮮映光沢」なる特性が加えられています。
「鮮明じゃなくて鮮映?」って思いましたが、ちゃんとそういった言葉があるみたいですね。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。
この度もご贔屓頂き有難うございました!

2012/08/29
 
jpg画像 スクータータンデムバー塗装 完成です!(img1587.jpg) -1587- スクータータンデムバー塗装 完成です!

大変お待たせしました!スクーターのタンデムバーは艶有りブラックで完成となります。

部品大きさとしては長さが40cmくらいで、塗装費用としては一個辺り¥7,000程度となります。ただし同じ色で同じ物が二つですので複数割引20%が適用されますので、一個辺りの塗装費は¥5,600となります。

ただ今回の場合は初期の状態が傷だらけだったので、全体的に「「研磨→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理を行っているので、これの費用がそれぞれ¥4,000掛かっています。ただしこれも複数割引20%が適用されますので一個辺りの下地処理費は¥3,200になります。2液のウレタンサフェーサーを使う事を考えればDIYでやるよりはご負担は少ないかと思います。

2012/08/29
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(from静岡) 塗装承りました!(img1586.jpg) -1586- インプレッサテールランプ(from静岡) 塗装承りました!

昨日無事到着しましたインプレッサのテールランプ一式です。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

ご依頼内容としては当店としては定番の仕様で、

・レッドキャンディー
・クリアー抜き(柱無しバージョン)
・おまけスモーク
・クリスタルクリアー

となっています。


ただ今回は一つ問題があって(って言うほど大袈裟な事では無いのですが)、テールランプにいつもある小さな窪みのポッチがいつもと違う所にあるのです…!

そのまま塗るとちょっと変なので、まずはその窪みを埋めてから塗ることとします。埋める工程も含めて詳細は後日紹介しますね。

2012/08/29
 
jpg画像 スターバックスタンブラー 塗装承りました!(img1585.jpg) -1585- スターバックスタンブラー 塗装承りました!

先日無事到着しておりますスターバックスのタンブラー「コンコルド」です。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

色はブラックをベースにホワイトパール(または高輝度メタリック)を塗る3コート塗装を想定しています。

で、それにスターバックスの象徴である人魚のロゴマークを入れ、さらにその下には文字も入れます。と文章で紹介するのは難しいですので、後日イメージイラストを作成してアップしますね。中々面白い物が出来ると思います。もう少々お待ち下さいませ。

2012/08/29
 
jpg画像 ブレーキキャリパーの塗装は(img1584.jpg) -1584- ブレーキキャリパーの塗装は

ブレーキキャリパーの塗装となると単に塗るだけでは無く、「分解」「洗浄」「サンドブラスト」など、塗装とはちょっと無縁な付帯作業があるので塗装屋的には実は敬遠したい所なのです。

ただ幸い(かどうなのか微妙ですが。笑)、私が間借りしているTACさん(自動車板金塗装工場)に私と同じような立場で「ブレーキ屋さん」が隣で作業していたりします。
ただいつも撮影している横でこんな作業をしている訳ですから、当然時々はキリコが飛んで来たりもします。なので前記した「微妙」と言う言葉が出てきたりする訳です。
まあ撮影する時は他の作業をしてくれたりと気を遣ってくれますし、そもそもブレーキ屋さんが来る頃には撮影も梱包も終えている事が普通ですから問題の無いレベルかと思います。


ただこういった専門の方が身近にいると塗装屋では不得意な事もやって貰えるので(当然仕事としてですが)、ブレーキキャリパーの塗装に関しては、サンドブラスト→脱脂洗浄→マスキング、そして塗装後の組み付けまでも任せる事にして私は塗装に専念する事にしています。
お蔭様でキャリパーの塗装も普通の塗装同様にお受付する事が出来ますから御依頼数は以前に比べて格段に増えました。業者さんなのでこの場で紹介はしていませんが、現在も何度かご贔屓頂いている東北の業者さんから1台分4個を御依頼頂いております。有難い限りです。

画像はそのキャリパーとは全然関係無く、いつものようにブレーキ屋さんが作成しているキャリパー固定用の「ブラケット」ですね。
元々は違う車種?に付くキャリパーを、このブラケットを利用する事で違う車種にも取り付けられるようになるのだと思います(メカ的な事は余りよく解っていません…)。素材はジュラルミンとの事です(アルミの硬いのですね)。

2012/08/28
 
jpg画像 ユーノスロードスター リヤスポイラー サフェーサー塗布(img1583.jpg) -1583- ユーノスロードスター リヤスポイラー サフェーサー塗布

素地調整が終わったら綺麗に脱脂洗浄してサフェーサーを塗布します。

FRPは別名「強化プラスチック」と呼ばれたりしますが、塗装の分野ではペットボトルなどのプラスチックとは根本的に違う物ですので(ポリパテと一緒かと…)、特にサフェーサーの前にプラスチックプライマーなどは塗布しません。いきなりサフェーサーを塗って問題ありませんし、下地塗装を抜かして直接トップコートを行う場合でもプラスチックプライマーは無しでOKです。ちゃんと足付処理と脱脂さえ出来ていれば通常通り塗装は密着します(この辺の勘違いも多いので…)。


スポイラーは台に直置きしているように見えますが、実際はスポイラー下部にある取り付け用の接着面に厚めの板を張り付けてそれを台のフレームの上に乗っかるようにしていますのでご安心下さい。


継ぎ目部分にあった巣穴は予めパテで埋めていますが、取りこぼしも当然あるのでそういった箇所はサフェーサーを塗り終わった時点でチェックし、巣穴が残っていたら筆に余ったサフェーサーを付けて埋めていきます。


サフェーサーが完全硬化したら再度全面を研磨してラインを整えます。
作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!

2012/08/28
 
jpg画像 ユーノスロードスター リヤスポイラー 素地調整(img1582.jpg) -1582- ユーノスロードスター リヤスポイラー 素地調整

こちらもお待たせしております。既に作業着手しておりますのでご安心下さいませ。

画像はFRP素地のゲルコートをダブルアクションサンダーで削っている所です。綺麗に見えても細かい凸凹は結構あって、どの道この後2液ウレタンサフェーサーで充填しますからこの時点で粗研ぎと言うか全体を#180〜#240で平滑になるように削っておきます。

広くて平らな面はエアーツールを多用して作業時間を短縮させるようにし、アールが付いた箇所は#240〜320のペーパーで手研ぎします。どちらも水を使わない「空研ぎ」です。

ちなみに上記したペーパーの「番手」ですが、エアーツールよりも手研ぎの方が番手が細かいのには理由があります。

実は手研ぎよりも機械研ぎの方が研ぎ目は安定していて深い傷は入らないのです。
この辺がちょっと勘違いし易い所なのですが、手研ぎだと力加減にムラが出てしまうようでどうしても深い傷が入りがちになります。

これが躊躇に現れるのは最終的な「磨き作業」で、これは専門の磨き屋さんに聞いても同じ答えが返ってくると思いますが、最終的には「手磨き」よりも「機械磨き」の方が綺麗に仕上がります。手研ぎでは傷を消すどころかどんどん新たな深い傷を作ってしまうので終わりがありません。
基本的にはシングルポリッシャーで傷を消し、最後はオーロラムラを消す為にダブルアクション(ギアーアクション?)で仕上げる筈です。

なので「最後は丁寧に手作業で」と言うのは多分何かの間違いで(爆)、機械が使えない箇所は先に手磨きで行っておいてその後機械磨きで仕上げるのが基本かと思います。最後の掃除する時点ではウエスでふき取るのも嫌ですからね…。

2012/08/28
 
jpg画像 ハコスカのヘッドライトカバー&牽引フック 本塗り完了ですA(img1581.jpg) -1581- ハコスカのヘッドライトカバー&牽引フック 本塗り完了ですA

キャンディーカラーの塗膜がテープフリーな状態に乾いたらその時点で文字入れ塗装を行うのですが、キャンディーカラーに使う塗料の特性から、ロゴ部分に塗った色は「ニジミ」の影響が出ています。本当はもっとグレーなメタリックの筈だったんですけどね。

ただこれは予め想定していた事で、本来であればキャンディーオレンジを塗った時点でクリアーを塗ってしまい、一旦は完全硬化させてから改めてロゴ入れの塗装をするのが理想ではあります。

ただそうなるともう一度本塗りを行う必要があるのでどうしてもコスト高になってしまいますから、今回はキャンディーカラーに続けてロゴも塗ってしまっています。
元の色からすると色が変化してしまっていますが、これ単体で見ればそんなに違和感はありませんのでご安心下さい。


これとは別に「牽引フック」も同じ色で塗り終わっているのですが、どうやらそちらも写真撮り忘れていたようで(謝)、後日完成の時に改めて紹介させて頂きますね。最後はミニカーと並べて撮っておきます(笑)。

2012/08/28
 
jpg画像 ハコスカのヘッドライトカバー&牽引フック 本塗り完了です!(img1580.jpg) -1580- ハコスカのヘッドライトカバー&牽引フック 本塗り完了です!

そしてキャンディーオレンジを塗ってクリアーを塗ったら無事本塗り完了です。

通常の2コート塗装では有り得ない色の表現が出来ましたが、現物は画像で見るより凄いですよ(笑)。

ちょっと途中画像が無いのですが(緊張していてうっかり撮り忘れてました…)、「S20」の文字入れ塗装の画像もありますので紹介しますね。

2012/08/28
 
jpg画像  ハコスカのヘッドライトカバー&牽引フック ベースカラー塗布(img1579.jpg) -1579- ハコスカのヘッドライトカバー&牽引フック ベースカラー塗布

キャンディーカラーは、

@ベースカラー
Aキャンディーカラー
Bクリアー

の3コート塗装が基本となります。

ベースカラーについては、発色を優先して考えるならば単なるシルバーが効果的で、ただ隠ぺい性とかムラとか褪色した時の事など、ちょっとネガティブ的な事を考えると似たような色味をつけておいた方が無難だったりします。例えば今回の場合だと「オレンジメタリック」みたいな色ですかね。メーカー純正のキャンディーカラーだと大抵はこの仕様になっています。


ただ今回は面積も小さくいつものテールランプと同じような内容で作業的にも慣れているので、ベースカラーはシルバーそのままで、その上に直接オレンジキャンディーを塗る事とします。「透き通った発色の良いオレンジ」が目標です(勝手にですが…笑)。


シルバーは単なるスタンドックスの原色で、色の深みと発色を出す為、「表面が明るくスカシはKく輝きが強い」といった特性のある「MIX811」を使います。MIX598だと隠ぺいが弱いのと、MIX812だとちょっと輝きが足りないかと思っての選択となります(ってSTANDOXユーザーじゃないと何を言っているか解らないですね)。
ちなみにDUPONTだとAM95って感じですかね。

2012/08/28
 
jpg画像 ハコスカのヘッドライトカバー&牽引フック 本塗り準備完了です!(img1578.jpg) -1578- ハコスカのヘッドライトカバー&牽引フック 本塗り準備完了です!

こちらもお待たせしました!キャンディーオレンジで御依頼承っておりますFRP製のヘッドライトカバーですね。

先日サフェーサーを塗っておいたので全体を研磨して均し、いよいよ本塗りとなります。

2012/08/28
 
jpg画像 SONY VAIOのバッテリー 本塗り完了です!(img1577.jpg) -1577- SONY VAIOのバッテリー 本塗り完了です!

最初にグレーメタリック部分を塗っておいたのですが、うっかり写真を撮るのを忘れてしまい(謝)、その後強制乾燥させてから続けてパープルメタリック部分も本塗り完了致しました。

SDカードアダプターと共に後日完成しましたら改めて画像紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!

2012/08/28
 
jpg画像 キャノンレンズフード「ET-73B」塗装 完成ですC(img1576.jpg) -1576- キャノンレンズフード「ET-73B」塗装 完成ですC

こちらも今後の時の為にレンズのデータを記載しておきます。

レンズ・・・「EF70-300mm F4-5.6 IS USM」
色味・・・青黒味(色相が弱)
対応レンズフード・・・「ET-73B」


以前は御依頼案件毎に作業内容の詳細を記した「塗装カルテ」なる物を作成していたのですが、現在は案件が多過ぎるのでそれはやっておらず、代わりにここに記載しておいた事を後々確認して参考にいたりしています。サーバーが飛んだたらお終いですが、時々はバックアップも取っているので何とかなるとは思っています。

肝心な所さえ押さえておけば、後はそこだけを自分がやって他の作業は若い人材に任せてやっていければ、なんて企んでいたりもします。どこにそんな人材が居るのかは解りませんが…(苦笑)。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/08/28
 
jpg画像 キャノンレンズフード「ET-87」塗装 完成ですB(img1575.jpg) -1575- キャノンレンズフード「ET-87」塗装 完成ですB

グレーベージュとは別に「赤」も使われていますが、この赤もレンズ本体にある赤いラインに合せて色を作っています。

単色で見ると赤と言うより「朱色」に近いので、何も気にせずにその辺にある赤で塗ってしまうとかなり濃いラインになってしまいます。

逆にこの赤を使う時、蓋を開けた瞬間は「あれ、こんなに朱色だったっけ?」と心配になる程です。こうやって組み付けると違和感は無いんですけどね。


一応後の時の為にレンズのデータを記載しておきます。

レンズ・・・「EF 70-200mm f/2.8L IS U USM」
色味・・・赤黄味が強い
対応レンズフード・・・「ET-87」

2012/08/28
 
jpg画像 キャノンレンズフード塗装 完成ですA(img1574.jpg) -1574- キャノンレンズフード塗装 完成ですA

実際にレンズにフードを装着してみると、それぞれの筐体によって色のバラつきがあるのが判ると思います。

ただ自動車のボディでもこの程度の色ブレは日常的でして、結局の所「配合データそのまま」で塗る事は殆どありません(でした)。特に白系とメタリックは怖いですね(黒は比較的大丈夫です)。


続きます。

2012/08/28
 
jpg画像 キャノンレンズフード塗装 完成です!(img1573.jpg) -1573- キャノンレンズフード塗装 完成です!

大変お待たせしました!キャノンのレンズフード2点、本日完成となります。

並べて見ると解る通り、それぞれのフードで色が違っています。

余り気にならないといった方であればレンズフードだけのお預かりで構いませんが、「確認だけでも」と言う事であれば調色費は必要ありませんのでレンズも一緒に送って頂ければと思います。

実際にレンズに装着した画像もありますので続けて紹介しますね。

2012/08/28
 
jpg画像 SONY VAIOのバッテリー&SDカードアダプター 本塗り準備完了です!(img1572.jpg) -1572- SONY VAIOのバッテリー&SDカードアダプター 本塗り準備完了です!

と言うわけで二個目のバッテリーも本塗り準備完了です。

最初に塗らせて頂いた一個はお盆前に納品済みで、入れ替えでこちらのバッテリーをご依頼いただきました。同じ物で同じ色なら20%割引出来たのでちょっと勿体無かったですね。


既に本塗りを終えていますが写真は撮っていなかったので後日改めて紹介させて頂きますね。
完成までもう少々お待ち下さいませ!

2012/08/27
 
jpg画像 SONY VAIOのバッテリー&SDカードアダプター マスキング完了です。(img1571.jpg) -1571- SONY VAIOのバッテリー&SDカードアダプター マスキング完了です。

現場に「机」といった物は無いのですが、階段途中の踊り場に棚を置かせて貰っているのでいつもそこを作業机代わりに利用しています。
布が敷いてあるのは被塗物を置いても傷が付かないようにですね。

作業に使う工具とは別に、この時期は蚊が寄ってくるのでそれの対策と、後は作業に熱中出来るようにiPodで音楽を聴いていたりします。
と言っても他の方も居るのでメロディー垂れ流しでは無くヘッドフォンの使用が基本です。


マスキングが完了したのでいよいよ本塗り開始です。

2012/08/27
 
jpg画像 SDカードアダプター マスキング作業(img1570.jpg) -1570- SDカードアダプター マスキング作業

このレベルになると定規とかノギスとかでどうにかなるレベルではないので、目検討でマスキングテープを同じ大きさにどんどんとカットしていきます。

で、その中から良い感じの破片をピンセットで一つずつ貼っていきます。

今回作業して気付きましたが、端子の部分はそれぞれ大きさが違うんです(苦)。


まあこういった作業は意外と嫌いじゃないので、時間さえあればずっとやっていたいですね(壊)。

2012/08/27
 
jpg画像 SDカードアダプターも・・・(img1569.jpg) -1569- SDカードアダプターも・・・

SONY VAIOのバッテリーと一緒にご依頼頂いているSDカードのアダプターです。バッテリーとお揃いでグレーメタリックで塗装をご依頼頂いています。


パソコンを扱う方ならご存知かと思いますが、これの裏面には「端子」の部分があるので、塗装をするにはまずそこのマスキングが必要です。

2012/08/27
 
jpg画像 キャノンレンズフード 組み付け作業完了です!(img1568.jpg) -1568- キャノンレンズフード 組み付け作業完了です!

と言う事で無事ボタンと蓋が付きました。やはり黒とベージュと赤の3色が組み合わさると良い感じですね。

完成画像は今日はもう撮れませんので明日改めて撮影しておきますね。
それぞれレンズに組み合わせ、色の比較も紹介出来ると思います。もう少々お待ちくださいませ!

2012/08/27
 
jpg画像 キャノンレンズフード 組み付け作業(img1567.jpg) -1567- キャノンレンズフード 組み付け作業

こちらのレンズフードは分解可能なので部品はそれぞれ単体の状態にして塗っています。

ただネックとなるのは「ボタン」の部分で、結構極小のバネが二つ使われていますから、それを無くさないように注意が必要です。

こういった作業はいざ最後に組もうとしても分解した時の事を忘れていたりする危険があるので(よくあります…)、実は分解した時点で一度組み付け作業を行っていたりします。メガネの場合も複雑な蝶番の時には同じですね。かならず「仮定組み付け」をやっておきます。

これのお蔭で一旦使えない頭(苦)をフル回転させる事になるので脳の奥深くに組み付け方が記憶される事になります。

で、いざ本番の時には頭よりも体(と言うか指)が動いてくれますので、細かい作業でも結構安心して出来たりします。一番怖いのは「うっかり」なんですよね…。

2012/08/27
 
jpg画像 インプレッサテールランプ ノーマル比較(img1566.jpg) -1566- インプレッサテールランプ ノーマル比較

人それぞれの好みもありますから一概にどちらが良いとは言えませんが、それにしてもノーマルはチープ感が否めないかと…。時代にと言うかユーザーに合わなかったんじゃあ…と思う次第です(私的見解です)。


ただ先日のニュースでやっていましたが、SUBARUさんは売上高が過去最高のようですね。海外での販売も好調との事でして、驚いたのは「スバリスト」なる呼び名がニュースで普通に飛び出たり、これが海外でも通用しているようなのです。てっきりスバルのヘビーユーザーを揶揄している言葉かと思っていましたが…。

ちなみにその番組に出ていたアメリカ人の方が、「うちは一家全員5台全てがスバル車だよ」と言ってましたが、確か以前同じ事をうちのお客様からも聞いてましたから、「スバリストは世界どこでも同じなのか…」(笑)と妙に納得してしまいました。まあこういったファン層がメーカーを支えているんでしょうね。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/08/27
 
jpg画像 インプレッサテールランプ塗装 レッドキャンディー+スモーク(柱有りバージョン) 完成ですA(img1565.jpg) -1565- インプレッサテールランプ塗装 レッドキャンディー+スモーク(柱有りバージョン) 完成ですA

ここのプロフィット日記の場合、以前行った作業例などを見つけるのがちょっと(と言うかかなり)難しいと思うのですが、Googleの検索能力は高いのでちょっと工夫すればお目当ての作業例は簡単に見つけられたりします。

例えば

プロフィット日記 インプレッサ テールランプ  オレンジ

といったキーワードを打ち込み、さらに通常の検索では無く「画像検索」を利用すると、今までここで掲載した画像がズラーっと出て来ますから見つけ易いかと思います。まあ上手く行かない事もありますが…(苦笑)。


ちなみに一枚比較画像を撮っておいたのでそれも紹介しますね。

2012/08/27
 
jpg画像 インプレッサテールランプ塗装 レッドキャンディー+スモーク(柱有りバージョン) 完成です!(img1564.jpg) -1564- インプレッサテールランプ塗装 レッドキャンディー+スモーク(柱有りバージョン) 完成です!

大変お待たせしました!こちらのテールランプも無事完成となります。

仕様は定番のレッドキャンディーと最後に薄くスモークを掛けていますが、クリアー抜きの部分で「柱」が残るデザインとなっています。

比率で言うと、

「柱無しVer.」・・・70%
「柱有りVer.」・・・25%

くらいで(私的見解なのでかなり適当ですが…)、残りの5%は

「クリアー抜き部分をオレンジに」
プロフィット日記2011 No.2249辺り

とか

「半分をボディーからのシルバーに」(?!)
 プロフィット日記2011 No.1130辺り

などの個性的な御依頼(笑)があります。


オーダーメイド的に御依頼承っていますのでお好みでどうぞ。

2012/08/27
 
jpg画像 インサイトテールランプ スモーク塗装 完成ですA(img1563.jpg) -1563- インサイトテールランプ スモーク塗装 完成ですA

標準濃度の場合、ちょっと暗くなると真っ黒になりますが、日が当たる日中では内部が見えるほど透明感もちゃんと残っています。単に黒を塗っているだけでは無いのが判るかと思います(当たり前ですが…)。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。明日の夕方以降で発送可能です。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/08/27
 
jpg画像 インサイトテールランプ スモーク塗装 完成です!(img1562.jpg) -1562- インサイトテールランプ スモーク塗装 完成です!

大変お待たせしました!インサイトのテールランプ、標準濃度のスモーク塗装で完成となります。

画像でも判ると思いますが、スモークが掛かっていても元々の色が赤い箇所とクリアーの箇所で判断出来る程度の透過性は残っています。
これが「濃い目」でのスモークとなるとこの境界線も解らない程の濃さとなります。
と言っても今回の標準濃度でも日が落ちれば真っ黒にしか見えませんのでご安心下さい(何を安心するのかって感じですかね。笑)。

2012/08/27
 
jpg画像 インプレッサのサイドオーナメントも装着されたようです(img1561.jpg) -1561- インプレッサのサイドオーナメントも装着されたようです

こちらは先週お納めしたインプレッサのサイドモール(サイドオーナメント)ですね。「ホイールとお揃いの色で」と仰った通り落ち着いた風合いでマッチしています。

ご感想としてはオーナー様のブログ(みんカラ)でレポートされていますので宜しければどうぞ。宣伝までして頂いて有難うございます!

次のスペシャルステージへ

2012/08/27
 
jpg画像 キャノンデールスーパーVが組み付けられたようで(img1560.jpg) -1560- キャノンデールスーパーVが組み付けられたようで

何とも凝りに凝った仕様と言うか、ロゴが無ければcannodaleだって言うのも解らない気が…(笑)。

オーナー様曰く、「ホイールを26インチから20インチに小径化したので本気のようなかわいいような、よくわからないものになりました(笑)」との事ですが、細部を見ると相当拘って作り上げたのが解ります。手間もお金も相当だったのでは…(恐)。私的には「ゴツカワイイ」って感じで街乗りに良さそうですがそれだけだと勿体ない気もしますね。特にフロントフォークのストローク量が凄そうで…(笑)。

わざわざ画像有難うございました。今後のバイクライフも応援しております!

2012/08/27
 
jpg画像 ステアリングボス 「半艶クリアー」塗布(img1559.jpg) -1559- ステアリングボス 「半艶クリアー」塗布

マスキングの方法がこんな感じですからクリアーは余りたっぷり塗らないように注意します。クリアーが流れ込んで隙間が埋まってしまうとマズイですからね。

ちなみに艶有り仕上げであれば90%程度が理想ですが(100%だとどこかが垂れます)、半艶仕上げか艶消し仕上げの場合は60%〜70%を目安にしています。余りボテッとなるとみっとも無い仕上がりになってしまいますからね。磨き処理は出来ませんから(艶が出てしまいます…)当然垂らす訳にはいきませんし…。

かといって塗り足りなければ半艶だからといって綺麗な仕上がりにはなりませんから、やはり60%以上の塗り込みは必要になるのです。

と、艶消しも半艶も結構厄介な面がありまして、ほとんどの塗装屋さんは余程「艶有り」の方が楽だと感じていると思います(少なくとも私はそうです。笑)。

が、小物塗装となると圧倒的に半艶や艶消しを行う機会が増えます。自動車の塗装だと多くても10回に一回くらいしか機会は無いですからね(平均すると30回に一回程度かと…)。お蔭様で今では随分と慣れました。

ただそれでも未だに何回かに一回かは思ったような仕上がりにはならず「塗り直し」になる機会はあります。艶有りだったら磨きで対処出来る事も、半艶&艶消しだとそれが出来ませんからね…。お蔭様で未だに勉強の毎日です(苦)。


この後徐々に艶は消えていって良い感じになる筈ですので、完成しましたらまた改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

2012/08/27
 
jpg画像 ステアリングボス プライマー塗布(img1558.jpg) -1558- ステアリングボス プライマー塗布

そしてプライマーを塗布します。いつも使っているプライマーに比べ、今回使っているエポキシプライマーは肉付きが良いので厚く塗り過ぎないように十分に注意します。

そもそもプライマーの役割としてはその直訳した意味の「一番最初の」といった事からして、その役割は「充填」(厚み)では無く効果が大事ですから、素材や用途にあった物が塗られていればそれで良いのです。と言ってもわざわざプライマーを塗るといったケースもそんなに多くは無いと思いますが…(殆どはサフェーサーと一体化した「プライマーサフェーサー」が主流です)。


エポキシの特徴としては「適切な温度を掛けて十分な完全硬化」が必須ですが、今回は「ウェットオンウェット」を試みますので、この時点では熱を掛けずに、多少の時間を置いて連続してトップコート(上塗り)を行う事になります。むしろ中途半端に熱を入れると硬化速度の違いから「チヂレ」が生じますのでこの場合は厳禁なのです。「焼くなら焼く、焼かないなら焼かない」ですね。

ちなみに焼いてしまったら再度足付しないとこの後の塗装は密着しませんが、半生で塗るウェットオンウェットの場合はそのまま続けて塗装出来るというメリットがあります。まあデメリットも色々あるのでそんなに単純な事では無いのですが(苦笑)。

2012/08/27
 
jpg画像 ステアリングボス マスキングA(img1557.jpg) -1557- ステアリングボス マスキングA

こちらが塗る面でして、部品の表面が傷だらけなのは足付処理をしているからです。本当はダブルアクションサンダーを掛けたかったのですが角のシャープさが無くなるとマズイと思ったのでペーパーを手掛けしています。
ただ若干表面に腐食らしい箇所も見えたので、念のため「浸透型エポキシプライマー」を使う事にしました。

あと周りのネジ穴とは別に一部の穴のマスキングをご指定頂いたのですが、そこはマスキングテープでは物理的に無理そうですので、丁度良いサイズの樹脂棒(ホットボンドの接着樹脂の棒)をカットして詰め込んでいます。
「粘土」も想定したのですが、際の仕上がりを考えると粘土じゃちょっと難しいですからね。

2012/08/27
 
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