ホンダモンキー　ヘッドカバー結晶塗装「赤」

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バイクのヘッドカバーで結晶塗装のご依頼が多いのがこちらのモンキーのヘッドカバーです。
５０ｃｃエンジンの小さな部品ですが、こういった箇所に拘るのもモンキーオーナーの特徴ですね。

ご依頼時の状態は新品ですが、このまま塗っても塗装は剥がれ易いので素地調整が必要です。

リン酸処理にてアルミ表面をエッチングし、リン酸皮膜を作成して塗装の密着性を高めます。
ボルト穴部分にはマスキングをしておきます。

下地塗装としてプライマーを塗布します。

続けて結晶塗装です。１５０℃程度の熱で硬化させます。

仕上げにＨＯＮＤＡのロゴ部分を研磨して光らせ、クリアーを塗布します。

インジェクター対応のヘッドカバーなのかどうかは解りませんが、食み出た箇所は裏から見えてしまう筈ですのでこの部分も塗装を施しておきます。