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ご依頼において

 当店では小物の塗装専門として特化しておりますので車両のお預かりは受け付けておりませんし、大型のパーツも承ってはおりません。

しかしスーパーセブンのように比較的小さな外板パネルのパーツであれば「小物」としての受付も可能です(ただし運搬はお客様自身で責任をもってお願い致します)。

ちなみにこちらの車体の専門店での見積もりでは相当の金額になったそうですが、今回のようにオーナー様の努力さえあれば、かなりの費用を抑える事が可能となります。こちらも別のお車の荷台に運んでのお預かりとなりました。
 
■アルミパーツの素地調整

オーナー様が懸念した事の一つとして、「アルミなので不慣れな人間には触れて欲しく無い」との事でした。
近年では自動車の車体にも多く使われているので特に鉄と同じ扱いですが、確かに当店では以前より金属全般・プラスチックなど、素材それぞれに対して細かく作業内容を提示していました。
板金塗装は不透明な作業ですので、いつでもオーナー様にとって安心して頂く事を大事にしていたつもりです。
■化学的処理

 アルミの腐食は見た目以上に深刻で、再発も早く起こります。「アルミは錆びない」は迷信で、時には鉄よりも厄介です。
上の項目では通常通りの素地調整として#180でアルミ素地表面を物理的に研磨して活性化させ、その後左図のように化学的に素地調整を行います。リン酸によるエッチング処理です。

機械的な処理だけでは行き届かない箇所や、根の入り込んだ腐食部分にはこの化学的な処理が有効です。リン酸は使い方を誤ると諸刃の剣となりますが、良い様に使えば後々に起こりうる問題を防ぐ事が出来ます。
■プライマーの必要性

近年ではプライマーを省き、プライマーサフェーサーのみの塗布で対応するケースが殆どですが、やはり金属全般には「プライマー」が不可欠だと考えます。3年先には変わり無いかも知れませんが、10年先を見れば差は歴然です。
■下地作り

下地に関しても単に塗るだけではありません。きっちり研いでラインを作ります。
これは言うまでも無く、自動車の板金塗装と同じですのでその業界からすると普通に当たり前の事ですが、意外とちゃんとしたマニュアルはありますので適当な「研ぎ」では仕上がりません。
元々は外資系ディーラーの塗装スタッフとしてこの仕事に従事し、DUPONT社の塗膜永久保障講習も修了しております。今は「小物」に特価して塗装をしておりますが、そもそもは自動車車体の塗装を生業としておりましたので多少大きい物に関しても仕上がりにはご安心頂けるかと存じます。
■塗料

塗料も以前の自動車塗装同様、高品位の外資系塗料を使用しています。ドイツのスタンドックスなるメーカーの塗料です。

また最近では一部の塗装ではRM社の水性塗料でも対応し、今後の環境面への対策も行っております。
■磨き処理

使用している塗料は比較的硬いクリアーなので、磨き処理もきっちり行うには時間と手間を掛けます。
高品位な仕上がりは、これも自動車板金塗装を行っていた時に得た経験と技術です。

基本としては「塗装は塗り肌」で仕上げますが、やはりゴミが付いた箇所については磨き処理を必要とします。新車と同じ工程です。

磨きでは主に5工程の作業を経て塗膜を完成させます。
■組み付け

こちらの部品はネジでは無くリベットで止まっていましたので、オーナー様では外せない部品ですが、このような場合も特に気にしないで結構です。そもそもが「元ある姿に戻す
補修の仕事が基本ですので、何の問題も無く元に戻しておきます。言われなかったからといって付けたまま塗ったりはしません。ちゃんと外して、塗り終わったら元通りに付けておきます。
■作業コースについて

ご依頼においては、お客様のご希望に沿ったコースを案内しております。
今回のご依頼では通常の自動車ボディの塗装同様の品質をご依頼ですので「標準コース」を選んで頂きました。

ご依頼時にお預かりしたフロントフェンダーの色に合わせて調色作業も行い、車体へのフィット感も喜んで頂きました。

後日オーナー様よりこちらの画像とメールを頂きました。
メールの内容としては以下の通りとなります。

「 出来上がりが綺麗すぎて、他の部分の汚さが目立ってしまいました。
ほんとに塗装面の映りこみがすごいですね。鏡みたいです。
車をみたガレージの大家さんが「すごい光ってますねぇ。ピカピカですねー」を繰り返してました。
 小物専門で再開されたとのことでしたので、引き受けてもらえないかもと思いましたが、ダメもとで問い合わせをしてみて良かったです。
今回の塗装には本当に満足しております。
 また、機会がありましたらよろしくお願いいたします。」

こちらこそご縁がありましてとても感謝しております。ありがとう御座いました。


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