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	新車購入時にオプションで赤く塗って貰ったとの事ですが、見事に剥がれてきてしまいました。 新車製造時の結晶塗装が剥がれるのは良く見られますが、後から塗装した場合でも素地調整を間違えたり下地処理を疎かにすると塗装は簡単に剥がれます。
	単にアルミと言っても番手によって何種類もありますし、マグネシウムのヘッドカバーも多くあります。 どれも同じような素地調整を行っても塗装は上手くいきません。 当店では金属の素地調整には物理的な処理と化学的な処理どちらにも対応しています。
	金属の素地調整が上手く出来て初めて塗装を行う事が出来ます。 金属素地に直接結晶塗装を行ってもまた剥がれてしまいますので、アルミ・マグネシウムに密着性が高く、耐ブリスター性能の高いプライマーを塗布します。
	今回はサージタンクの塗装はそのまま残す事になりましたので、元の色に極力近づけた塗装が必要とされました。 結晶塗装は同じ色でも焼付け時の温度によって色味が大きく変わるので、今回は温度調節によって色味をオリジナルに近づけました。
ご指定のマスキング箇所と、文字部の鏡面状処理で完成です。