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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記2006】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 ZEBRA_Mini ルーフ先に本塗り(img624.jpg) -624- ZEBRA_Mini ルーフ先に本塗り

今回の御依頼ではルーフ(屋根)には縞模様が入らないので、ここはホワイトのみで先に仕上げておきます。
各パーツの裏吹きと同時に行うとゴミが増えてしまう恐れがある為、こちらは後日別工程として塗っています。これらは、裏吹き共にコミキの仕事です。仕上がりは私的にも綺麗に出来ていると感じます。

2007/02/24
 
jpg画像 ZEBRA_Mini 裏吹きA(img623.jpg) -623- ZEBRA_Mini 裏吹きA

各パネルもこんな感じで先に塗装しておきます。

2007/02/24
 
jpg画像 ZEBRA_Mini 裏吹き(img622.jpg) -622- ZEBRA_Mini 裏吹き

今回いつもと違う作業として、「車体外板に繋がった模様を描く」があるので、外装部品を組み付けた状態で塗装する必要があります。
なので各部品、車体内部を先に仕上げておきます。

先に塗ったのは

・ドア裏
・ボンネット裏
・トランクリッド裏
・トランクルーム内
・タイヤハウス(ミニはここが丸見えです)
・サイドシェル(サイドステップ。ここは縞模様が入りません)
・前後ロアパネル
・ドア開閉部ボディ側(ピラー周りですね)

となります。

2007/02/24
 
jpg画像 ゼブラなミニへ(img621.jpg) -621- ゼブラなミニへ

ベースカラーはホワイトで、それに黒のシマ模様を施しますが、下地などはいつも通りの作業になります。
各外装部品を取り外し、以前行われていた補修暦を手直しします。

2007/02/24
 
jpg画像 ミニ 入庫しています。(img620.jpg) -620- ミニ 入庫しています。

大変お待たせして申し訳御座いませんでした。
今回の仕事は元請の業者さんからの仕事ですが、少し変わった御依頼内容なので、今回は特別にこちらのプロフィット日記への掲載をさせて頂く事になりました。

車体自体はかなり以前からお預かりしていたのですが、オーナー様のお言葉に甘えてかなり後回しにしてしまっておりました。申し訳御座いませんでした。

ちなみにこちらのミニ、外装的には特に悪い所も見当たりません。今回の内容は、「サファリパークを走っている業務車のようなシマウマ模様に」との御依頼です。少し変わった御趣味だと思われがちですが(失言すいません…)、媒体となる車体が「Mini」であればこれは結構許されたりします。以前記載した事でもありますが、ボンネットにユニオンジャック(英国旗)の模様をペイントして普通に走れる車などミニくらいですから…。今回の案も極めて個性的で私的にもアリだと思います。

ちなみに今回の経緯としては、以前当店で作成した「LAND_Mini」が雑誌に載ったのを見て我慢出来なくなったそうです。それを相談しに行ったミニ屋さんが、当店とお付き合いのある業者さんだったので、今回当店への御依頼となりました。ご贔屓ありがとう御座います。

2007/02/24
 
jpg画像 BMW E36改3Lも無事出庫致しました(img619.jpg) -619- BMW E36改3Lも無事出庫致しました

本日はわざわざ御足労頂きありがとう御座いました。また修理期間が長くなって申し訳御座いませんでした。

今回塗装を行ったパネルは、

・フロントバンパー (ひび割れ・削れ
・左フロントフェンダ (凹み
・左フロントドア (凹み
・左リヤドア (凹み
・左クォーター ボカシ

となりました。

車体は既に15年経っておりますが、各機関も好調でこれからも長く乗り続けられる事と存じます。楽しいカーライフ、私も応援しております。
この度の御依頼・ご贔屓、ありがとう御座いました。

2007/02/17
 
jpg画像 シトロエンC4 出庫しました(img618.jpg) -618- シトロエンC4 出庫しました

本日はわざわざ御足労頂きありがとう御座いました。無事シトロエン出庫致しました。仕上がりも喜んで頂けて何よりで御座います。

ちょっとマイナーで不都合の多いフランス車でもありますが(以前はプジョー306にお乗りだったとの事で「あばたもエクボ」御周知であります)、それも含めてオーナー様&奥様のお気に入りの一台で御座います。

今回の入庫前に取り付けたセキュリティで、二度とイタズラ被害が無くなればと思います。
この度の御依頼ありがとう御座いました。後日行う再コーティング(当店での施工ではありません)で一層美しい塗膜になると良いですね。楽しいカーライフ応援しております。

2007/02/17
 
jpg画像 シトロエンC4 組み付け前確認A(img617.jpg) -617- シトロエンC4 組み付け前確認A

別角度から見るとこんな感じになります。バンパーがボディと随分色が違うのですが、新車時では結構普通の状態であったりもします。

先日無事GMCサバナも出庫しましたが、完成時の写真撮り忘れてしまいました…。その節は遠方より御足労頂きありがとう御座いました。

それでは完成までもう少々お待ち下さい。

2007/02/14
 
jpg画像 シトロエンC4 組み付け前確認(img616.jpg) -616- シトロエンC4 組み付け前確認

磨きが完了し、一旦外に出して色味の確認をしています。
ボンネットは新車時で比較的「テロテロ」とした肌なのでそんな感じに仕上げています。
フロントフェンダーは樹脂製の為、恐らく焼付け型塗料(一液熱硬化型アクリル塗料等)では無いので(変形する為)、ボディとは別工程で塗られていると思われ(恐らく2液ウレタン)、他のパネルとは肌が違います。

2007/02/14
 
jpg画像 シトロエンC4は明日完了致します。(img615.jpg) -615- シトロエンC4は明日完了致します。

こちらも大変お待たせ致しました。
今週始めに本塗りを完了し、本日磨き作業を完了致しました。明日組み付け予定となります。

先日お話していた通り、下色の透けるような色なので調色が難しいようであれば右フロントフェンダーへのボカシも考えておりましたが、私的には一応色が出たと思いますのでボンネットのみでの塗装で抑える事となりました。

ちなみにこちらのC4、ボンネットはアルミ製で、左右フロントフェンダーは樹脂(プラスチック)製です。外車ではフロントフェンダーが樹脂製の車種は意外と普通に存在してたりします。

本日は雨でしたが、天気が良い時に外に出して撮った写真がありますのでそちらも続けて掲載致します。

2007/02/14
 
jpg画像 BMWE36 明後日完成予定です。(img614.jpg) -614- BMWE36 明後日完成予定です。

大変お待たせ致しました。
既に先週には塗り終わっておりまして、今週より磨き〜組み付け作業に入っています。

ちなみにこちらのE36、新車塗膜から1コートソリッドとなっております。長年に渡り磨き込んだ為か、各部下地が透けてしまっている箇所も見られます。
今回は私的な判断で2コートソリッドでも良いと思いましたが、やはり1コートソリッドと塗膜の質感が違う為、1コートソリッドでの調色としました。
が、経年数により新車塗膜の質感が通常とは違う状態になってしまっていた為、塗る予定では無かった左クォーターパネル(リヤフェンダ)との境目でどうしても違和感が発生してしまいます。なので今回は当初塗る予定では無かったリヤフェンダーも通しての「側面塗り」として違和感の無い仕上がりに致します。

作業は今週いっぱい掛かってしまいそうですが、お約束した週末にはお渡し出来る予定を組んでおりますので御安心下さい。

それでは完成までもう少々お待ち下さい。

2007/02/14
 
jpg画像 HONDA車の肌(img613.jpg) -613- HONDA車の肌

以前お世話頂いたBMW7のオーナー様の奥様が、セカンドカーのホンダ車をぶつけてしまったとの事で今回御依頼頂きました。先日はありがとう御座いました。

当掲示板でも色々と話題のある「国産車の肌」で、比較的細かい肌で写り込みも余り綺麗ではありませんが、逆にこの肌が塗装屋にとって難しかったりもします。

画像では、左側がフロントドアで、これは既存の新車塗膜です。
右側が今回塗ったリヤドアで、これは私が作った肌です(完成済み)。
外車に比べると(と言っても先日掲載したGMCサバナは肌目が粗いですが)やはり肌が違います。
ちなみに「写り込み」を綺麗にする事は簡単です。塗った塗膜に全てペーパーを掛けてコンパウンドで磨き倒せば艶々になりますが、それでは全体的な違和感が大きくなります。この辺りが「修正」「修復」で大切な事で、自己満足により単に美しく見える仕上がりにする事とは大きく違います。理想はやはり「元の状態」に近づける事になりますので、色々と考えたり研究したりする事が大切になってきます。塗るだけ、直すだけと考えれば非常に簡単な事なのですが、一つ一つを探っていくと到達する所が無いのも事実ですね。それが楽しい事でもあるのですが。



2007/02/08
 
jpg画像 BMW E36 バンパー&ミラー 本塗り完了しています。(img612.jpg) -612- BMW E36 バンパー&ミラー 本塗り完了しています。

バンパーはスポイラー部にひび割れが多数あったので、結果的には全面素地調整、サフェーサー塗布〜研磨までの作業を行いました。

バンパーフェイスとスポイラーの継ぎ目のヒビ割れは、そこに残っていたパテとシーラーを一旦除去し、再度シーリング加工の上、サフェーサー塗布を行い、今後のひび割れを低減出来るようにしてあります。
今回のように、既存のバンパーにスポイラーを被せて「継ぎ目を消す」作業において、その継ぎ目にポリパテが付いていると、バンパーのネジレや振動において継ぎ目のパテにひび割れが生じ易いと考えられます。作業的にはパテで仕上げた方が簡単なのではありますが、折角塗った塗膜にまたヒビが入ってしまうのは悲しい事でもありますし。

2007/02/08
 
jpg画像 シトロエンC4も作業開始しております。(img611.jpg) -611- シトロエンC4も作業開始しております。

先日は御足労頂きありがとう御座いました。
先日保険アジャスターさんの立会いも完了し、早速作業に入らせて頂いております。
損傷としてはボンネットに「×」印を付けられる悪質なイタズラで御座います。なので今回はセキュリティを装着してからの入庫となります。折角直してもまたやられてしまっては無意味になってしまいますし。オーナー様の良い判断だと思われます。

幸いにして(損傷事態全然幸いでは無いのですが…失言すいません)イタズラ傷は鋼板までは達っしてはいなかったので、亜鉛メッキ層を残す事は出来ました。傷の到達していた層までの塗膜を削り落とし、その足りなくなった分をサフェーサーで充填致します。

画像でも解る通り、削り落とした部分の下地には濃い目の赤の塗膜が存在します。基本的に「赤パール」色は隠蔽力が低く、下地を染めきるのが難しい塗色なので、良く下色としてこのように使われていたりしますが、赤パールが隠蔽しきっていないとこの下色が透けてしまっています。所謂「3コートパール」状態であります。

2007/02/08
 
jpg画像 GMCサバナ ストライプテープ貼り付けB(img610.jpg) -610- GMCサバナ ストライプテープ貼り付けB

そして貼り付け完了です。
赤い矢印が、今回張りなおしたストライプテープで、青い矢印部分がマスキングで行った「際」になります。
仕上がり的には違和感の無い状態に出来たと思います。

ちなみにクォーターパネルに付くオーバーフェンダー部分も傷が付いていましたが、これは磨きで対処出来ました。こちらも入手不可能なストライプテープが貼ってあったので、塗装するよりは磨きで処理した方がデメリットが無いと考えての作業になりますので御安心下さい。

2007/02/08
 
jpg画像 GMCサバナ ストライプテープ貼り付けA(img609.jpg) -609- GMCサバナ ストライプテープ貼り付けA

入手したストライプテープは細いラインと太いラインが合わさった状態になっていますが、使うのは太いラインのみなので、細い方はマスキングテープの上にそのまま貼り付けてしまいます。後にマスキングテープを剥がす際に細い方は一緒に剥がしてしまいます。

画像では既存のストライプテープ(グレー)より色味が明るく見えますが、これはクリアーの保護テープが貼られている状態なので、実際にはもっと色味は近いので御安心下さい。

2007/02/08
 
jpg画像 GMCサバナ ストライプテープ貼り付け(img608.jpg) -608- GMCサバナ ストライプテープ貼り付け

そしてポリッシュ後に今回入手出来たストライプテープを貼り付けます。位置を既存(ドア)のところから併せてマスキングテープを貼り付けます。

2007/02/08
 
jpg画像 GMCサバナ 本塗り完了(img607.jpg) -607- GMCサバナ 本塗り完了

そして本塗り完了です。

入手出来たグレー色のストライプテープは剥がれた状態で、その他のシルバーのストライプテープは貼り付けたまま、その部分でのマスキングでの塗装になります。私的にはあり得ない修理方法ですが、今回はこれ以外どうにもならない所があります。なので極力マスキング際が解らない仕上がりになるべく努力させて致します(致しました)。

画像では既にストライプテープ際のマスキングテープを剥がした状態です。マスキング際は塗り方(スプレー方向)に気をつけて、本塗り後すぐにマスキングテープを剥がします。

2007/02/08
 
jpg画像 GMCサバナ 板金完了の図(img606.jpg) -606- GMCサバナ 板金完了の図

内装は分解済みで、凹んだ箇所も裏から手で触れる状態ではありますが、凹んだ箇所は部位的に固い所で、これが理由でデントリペアでの修正が不可能だったとの事です。
なので表からスタッド溶接により凹んだ箇所を引っ張り出し、通常通りの板金を行います。裏側もいつも通りウォッシュプライマーを塗布しておきます。

今回の作業で難点なのは、ストライプテープの関係上「十分なフェザーエッジが確保出来ない」であります。なので部位的にはバツ切りに近い状態でサフェーサーをマスキングしなければなりません。そのサフェの際を、「ストライプテープを貼り付けた部分の際」に合わせる事で対処致します。実作業では、極力サフェーサーの段差を抑えるべくマキシテープ(マスキングテープの端を折り込んでペラペラとした状態:私的銘銘)で行います。

2007/02/08
 
jpg画像 GMCサバナ ストライプテープ入荷!(img605.jpg) -605- GMCサバナ ストライプテープ入荷!

営業目的で使用している以上、ウェブサイト上では「絵文字」や「!」「〜」などは安易に使いたくは無いと考えている私ではありますが、時々「!」は使います。気分的による所が大きいです。
今回も何とか無理をして頂き、部品屋さんがストライプテープを探してきてくれました。これは本当に助かります。
車体修理業(自動車板金塗装業)に限る事では無いのですが、縁の下の力持ち的に助けてくれる方々によって私の仕事は成り立っています。特に自分で会社を持つようになってからはこの辺りの見えない部分が相当に大事な事に気付くようになりました。本当に感謝です。

しかし実際には使えるストライプテープ一つだけでした。シルバーは既存のストライプテープに比べて相当明るいシルバーなので使えません。しかしどうしても欲しかったテープ(画像上の赤矢印)があるだけで満足です。これが無ければ仕事自体が不可能と考えておりましたので。

2007/02/08
 
jpg画像 GMCサバナも完了致しました(img604.jpg) -604- GMCサバナも完了致しました

掲載が大変遅れてすいませんでした。
今回のサバナは作業に関して色々と読めない所があったので作業が思うように進みませんでしたが、先日無事完了致しました。

損傷としては、左クォーターパネル(と言ってもボディ側面のおよそ7割りを占める大きなパネル)に小さなエクボと少しの傷で、隣に止まった車がドアを開いた際に接触して出来た物とのことです。
問題だったのが、車体全体に貼られている「ストライプテープ」で、これの部品が既に存在致しません…。

これの対応策として、凹みはデントリペア屋さんに修正して頂き、残った小さな傷のみを部分的に修正すると言ったものでしたが、頼んだデントリペア屋さんが2件とも修正不可との結果となり(実際に作業して頂きましたが無理との事でした…)、通常通りの作業での修正となりました。しかしそれにしてはストライプテープとの距離が近すぎるのです…。

2007/02/08
 
jpg画像 KawasakiZX12R 色替え全塗装完了致しましたA(img603.jpg) -603- KawasakiZX12R 色替え全塗装完了致しましたA

そして先ほどのフェーエルタンクが直射日光に当たって反射した際の画像になります。
直射日光の光源が当たった時に初めてパール感がかもし出て来ます。この微妙さがオーナー様好みとの事です(実際に打ち合わせ済みですので…)。

ちなみに誠に不都合をお掛け致しますが、来週月曜日はプロフィットは休業となりますので、お渡しは火曜日以降でお願いしたく存じます。お預かりしている分には構いませんので、御都合が宜しい日時が決まりましたら御一報頂ければ幸いです。
改めて火曜日にこちらからも電話にて連絡させて頂きます。

それでは現品楽しみにお待ち下さい。
この度の御依頼ありがとう御座いました。

2007/02/04
 
jpg画像 KawasakiZX12R 色替え全塗装完了致しました(img602.jpg) -602- KawasakiZX12R 色替え全塗装完了致しました

大変お待たせ致しました。
本日、各部品の磨き作業が完了致しました。

今回のカラーはオーナー様お好みのオリジナルカラーで、黒に数%(0.7%)のみゴールドパールが混入されています。日陰や屋内ではソリッドカラーにしか見えません。まさかパールが入っているとは思いもしない色味です。
続けてパール感を感じる画像を掲載させて頂きます。少々お待ち下さい。

2007/02/04
 
jpg画像 ハコスカS20のヘッドカバー完成状態(img601.jpg) -601- ハコスカS20のヘッドカバー完成状態

こちらが発送前の状態です。
今回は見本として雑誌をお借りし、雑誌内の写真から想像する色味の調色となります。
先ほど掲載した画像と比べても、条件によってかなり色味が変わって見えていると思います。デジカメやモニターによっても変わりますし…。
とにかく、現品到着後に確認して頂き気に入って頂ければ幸いで御座います。お借りした雑誌も同梱しておきました。

この度の御依頼ありがとう御座いました。27レビン同様、維持するだけでも大変なご苦労がある事と存じますが、楽しい旧車ライフ応援しております。

2007/02/04
 
jpg画像 ハコスカS20のヘッドカバー塗装後状態(img600.jpg) -600- ハコスカS20のヘッドカバー塗装後状態

大変お待たせ致しました。
こちらも作業は昨日完了しておりますので、本日発送させて頂きました。こちらは3日前の画像で御座います。
凸部研磨後の画像も後ほど追加で掲載させて頂きます。

2007/02/04
 
jpg画像 2TGヘッドカバー凸部研磨前状態(img599.jpg) -599- 2TGヘッドカバー凸部研磨前状態

こちらの方が比較的綺麗に見えると思いますので追加で掲載させて頂きます。

この度の御依頼ありがとう御座いました。車体は既に数十年前(30以上前でしょうか…)になると思いますが、古い車は味があって良いですよね。
大変だと思いますが、末永く乗り続けられる事を応援しております。この度の御依頼ありがとう御座いました。

2007/02/04
 
jpg画像 2TGヘッドカバー本日発送致しました(img598.jpg) -598- 2TGヘッドカバー本日発送致しました

大変お待たせ致しました。昨日作業は完了しておりまして、本日最終で発送致しました。
写真があまり良くありませんので(コミキ撮影)、文字凸部研磨前の画像も続けて掲載させて頂きます。

2007/02/04
 
jpg画像 BMW E36 ミラー修正(img597.jpg) -597- BMW E36 ミラー修正

今回の事故では社外品ミラーも破損してしまっておりました。なのでこちらは修復致します。長さ6cmくらいの亀裂が入っていました。

部品には素材名が記載されておりませんでしたので(通常、樹脂の場合はPP・ABSなどの素材名が記載されています)、最初に溶着を試みてみましたが駄目でした(コミキ談)。なので恐らくPP、PURの類かと思われます。ABS製だと比較的簡単に溶着が出来たりします。

溶着での修理が難しいと判断した為、エポキシ接着剤での修理となりますが、単に亀裂が入った所をくっつけようとするだけだと、後に簡単にひび割れが再発する恐れがあります。
なので、亀裂が入った箇所を表裏からV字型に掘り込んで、残り1ミリくらいを残した状態にします。
そして少し力を入れて亀裂部分を広げて、そこに十分にエポキシを充填し、そしてV字型に掘り込んだ箇所を裏表からさらに充填します。
本日の作業はここまでで、明日にはフロントバンパーとミラーのサフェーサー塗布まで進行する予定です。

2007/01/30
 
jpg画像 BMW E36 板金終了(img596.jpg) -596- BMW E36 板金終了

やはりと言うか、本日近所の知り合いの板金屋さんが様子を見に来ました。残念ながら既にサフェーサー塗布まで完了していたので下地(板金)の様子が見れませんでしたので、サフェーサー塗布前の状態を掲載致します。
「パテ使っていないのかと思いました」とおっしゃっておりましたが、画像の通り使ってます。

一応おさらいで説明しますと、

・レッドブラウン塗布(画像内パテの下に塗ってある専用プライマー)
・ポリパテ塗布(スタンドックスのポリパテです)
・ウォッシュプライマー塗布(画像内の小画像内で塗られている黄色い塗料です。デュポン820R)
・プライマーサフェーサー塗布(ウォッシュプライマーに続いて、スタンドックスのシステムフィラーを塗布します)

昨日は板金からサフェーサーまでを一気に進めましたが、ここで少し「寝かし」として他の作業を進めます。完成まではまだ時間が掛かると思います、何卒もう少々お待ち下さい。

2007/01/30
 
jpg画像 S20ヘッドカバーもお預かりしております(img595.jpg) -595- S20ヘッドカバーもお預かりしております

こちらは姫路よりの御依頼になります、ハコスカのヘッドカバーになります。相当貴重な物らしく、中古でも10万円以上するとかしないとかとの事です(2TGのお客様に御教授頂きました。知りませんでした…)。

こちらは純正のグレーの結晶塗装を御希望で、こちらも塗料の入荷を待っている状態です。不都合をお掛けして申し訳御座いません…。

こちらも塗装完了しましたら画像掲載させて頂きますので楽しみにお待ち下さい。
この度の御依頼、ありがとう御座います。

2007/01/30
 
jpg画像 2TGヘッドカバーお預かりしております(img594.jpg) -594- 2TGヘッドカバーお預かりしております

先日は御足労頂きありがとう御座いました。
お預かりしておりますのは、昔のカローラレビンのエンジンヘッドカバーになり、この度は黒の結晶塗装の御依頼となります。

大変不都合をお掛けしてしまいまして、肝心の黒の結晶塗料が在庫切れで御座いまして、ようやく明日入荷致します。
先日多量に購入してくれた方がいらっしゃいまして、当店の在庫が無くなってしまいました…。すいません。

既に塗装準備は出来ておりますので、明日に本塗り開始致します。塗装済み状態も掲載させて頂きますので楽しみにお待ち下さい。

2007/01/30
 
jpg画像 BMW M5 そろそろ出庫です。(img593.jpg) -593- BMW M5 そろそろ出庫です。

予定では明日お渡し予定のM5になります。フロント部を横から追突され(無人の車に…)、バンパーが横にズレてボンネットが斜め手になっておりました。
塗装したのは左右フロントフェンダーとボンネット、フロントバンパーになります。コアサポートも横にズレておりましたが、交換を避けてのスマートな修理を心掛けて作業させて頂きました。

こちらのM5も製造されてから相当の年月になりますが(確か17年前だったと思いましたが忘れてしまいました…。失礼をすいません…)事故暦も無く、かなり上物の車体だと思われます。

それでは御足労をお掛け致しますが、明日の御来店お待ちしております。道中お気をつけて御来店下さい。

2007/01/30
 
jpg画像 BMW E36 板金(叩き)完了(img592.jpg) -592- BMW E36 板金(叩き)完了

そして叩くのが完了です。マスキングしてあるのは、この後のプライマー(レッドブラウン)塗布の為の準備になります。

ちなみに、最近近所の同業者さんの所の板金屋さんと知り合う機会がありまして、こちらのサイトも時々見てくれているとの事です。このBMWも「いつ叩くんですかー?」と楽しみにしていてくれたようなのですが、本日終わってしまいました…。すいません…。仕上がりはこんな感じです(多分その方が見てくれていると思うのでこんな説明になっています)。

私の見てきた限りの事ですが、この業界(板金塗装業界)は、他の店やそこで働く人間を否定したり警戒したりする事が多いのですが(私的見解です)、そう思ってしまうと自分自身何も得られる事が無くなってしまうので勿体無いと思います。同業者の知り合いが増えれば増える程、新しい発見や情報が多く手に入り、時には助けて貰えたりもするので、今回も新しい同業者さんの知り合いが出来て非常に嬉しかったりします。

今回の板金も、先週末に知人の板金屋さん(川崎)に色々と御教授を頂き、本日来た板金屋さん(こちらは御殿場)にもアドバイスを頂いての作業となります。
前から何度も説明をしておりますが、私は元々は生粋の「塗装屋」でして、板金を始めたのはここ1、2年だったりします。なので「熟練の技術で」や「長年蓄えたノウハウで」なんて事は板金には無かったりします(職業訓練学校では板金メインでしたが、所詮素人の枠内です)。
どれも人に聞いて教えて貰って今が成り立っていたりします。関係者の方々には感謝しております。

2007/01/29
 
jpg画像 BMW E36 損傷箇所(img591.jpg) -591- BMW E36 損傷箇所

ボディが白いので、損傷具合が解り難いので白丸を付けてあります。床のグレーチング(排水溝の蓋)のラインの反射を見ると解り易いと思います。
場所的にはフロントフェンダーとフロントドアの合わせ目の箇所です。本来であれば大きく凹んでいるところですが、ドア内部のビーム(鉄パイプ)があったのでそれ以上凹まずに、逆に一部が飛び出て来ています。しかし幸いにして(全く幸いでは無いのですが…失言すいません)ピラー部(ドアの付け根の柱)には損傷が見られないので、これは助かりました(車にとってです)。

修理していて解ったのですが、車体は1992年製にも関わらず(既に15年経ってます)事故暦が見当たりません。左側面は間違いなく新車塗膜が残っています。大切にされていた事が良く解ります。

2007/01/29
 
jpg画像 BMW E36 入庫しております(img590.jpg) -590- BMW E36 入庫しております

こちらも掲載が遅れて申し訳御座いませんでした。
先々週入庫しておりましたBMW320iになります。と言ってもエンジンは3Lを積んでいたりします(フロントマスクを外すのにエンジンルーム内が狭くて困難を極めて気付いたりしています)。

ちなみに入庫時の画像を撮り忘れてしまっていた為、オーナー様より頂いた画像を使用させて頂いております。私が撮るよりも綺麗ですし…。

損傷は左側面で、フロントバンパーからフェンダー、フロント・リヤドアまでに至ります。
特にフロントドアの前方部の損傷が酷く、凹んで出っ張っています。ぶつかった時にドア内部のビーム(安全上内臓されている鉄パイプ状のもの)まで当たって飛び出しています。このように、硬いものと硬いものに挟まれた鋼板は、通常の損傷よりも伸びた状態になる事があります。イメージ的にはうどんを伸し板と麺棒で平たくする感じです。

既に本日板金作業を完了しましたので御安心下さい。ドアの損傷は見た目よりも小さくて済んだと思います。

2007/01/29
 
jpg画像 ゴルフ5も出庫しましたA(img589.jpg) -589- ゴルフ5も出庫しましたA

リヤバンパー下部の黒い梨地の部分をボディ同様の艶々にしました。黒も引き締まって良いのですが、艶々になるとやはり高級感が大きくなる気がします(全くの私的見解です)。

ちなみに、私共のような町工場の場合、お客様によって色々と勉強させて頂く機会が多いです。ディーラーに居た時には特定の車種しか扱いませんので、どうしても視野が狭くなりがちです。部品脱着や被塗物の素材特性(鋼板や樹脂ですね)、色や肌目など、同じメーカーの車だけを作業していると見えない事だらけです(実際にディーラー在籍時にはFRPを触れる機会など殆どありませんでした…)。
初めての車種を扱う時にはどうしても時間が掛かってしまいますが、作業していて楽しい事や知らなかった事などを多く経験出来るが本当に多いです。皆様には非常に感謝しております。ゴルフ5もお陰様である程度慣れる事が出来ました。
この度の御依頼ありがとう御座います。


【余談】
ゴルフ5のアウタハンドルは、構造は比較的簡単なのですが、時々非常に硬く填まっている事があります。最後は単に引き抜くだけで抜けるのですが、車によってはこれが異常に硬い場合があります。まるでネジが付いている位硬いのです…。その場合はガムテープを沢山貼り、プラハン(プラスチックハンマー)で叩いた方が安全に取れたりします。

2007/01/29
 
jpg画像 ゴルフ5も出庫しました(img588.jpg) -588- ゴルフ5も出庫しました

先日は御足労頂きありがとう御座いました。またこの度もご贔屓頂きありがとう御座います。

今回は、左フロントドア・左リヤドアの保険修理とは別に、リヤバンパーロアスポイラーのボディ同色仕様も承りました。続けてそちらも紹介させて頂きます。

2007/01/29
 
jpg画像 スカイライン出庫時(img587.jpg) -587- スカイライン出庫時

そして出庫となります。
以前塗られていた肌がかなりテロテロとした感じでしたのでそれに合わせております。

損傷を受けた時にオーバーフェンダーも割れてしまったとの事ですが、こちらはオーナー様自らのDIYにて復元されていました。お疲れ様です。

この度の御依頼ありがとう御座いました。古い車で難儀な所もあるとは思いますが、それらを乗り越えて是非末永く乗り続けられるよう応援しております。

2007/01/29
 
jpg画像 スカイラインGT本塗り完了(img586.jpg) -586- スカイラインGT本塗り完了

掲載お待たせ致しました。先日は御足労頂きありがとう御座いました。
先週末に出庫した古いスカイラインになります。

購入時より既に色換えオールペン済みとの事でカラーコード(と色名)が解らないとの事で、一旦は地元の板金屋さんで断られたとの事で、この度当店への御依頼となりました。

データ無しでの目調色でのメタリックカラーで難しい所は、「メタリック粒子の特性」になります。単に粒子の大きさを揃えるだけでは難しい所があり、ある程度調色作業が進むにつれ「どうにも正面の明るさ・輝きが足りない」と、特性の違いに気付いたりします。粒子の大きさは同じでも、輝き方、ヘッド(正面)とサイド(スカシ)の具合は各原色によりそれぞれ異なります。
データが無い目調色の場合は、それらの事を踏まえているので最初に作るのは100ccくらいに抑えて(これでは全然足りません)、各原色の特性が合っているかどうかの目安にします。
そうすると、二回目以降は比較的スムーズに色を近づける事が出来ます。それでも今回はおおよそ5時間掛かりましたが…。

塗装範囲は、クォーターパネル内でのプレスラインを利用して、プレスライン下側のみの塗装としております。色々と問題の多い車ですので…。

2007/01/29
 
jpg画像 KawasakiZX12R 本塗り完了しておりますA(img585.jpg) -585- KawasakiZX12R 本塗り完了しておりますA

バイクの場合は、部品点数が多くてバラバラに配置しての塗装になりますので、単品での画像もアップしておきます。

こちらはフェーエルタンク(ガソリンタンク)に見えますが、実際にはタンクでは無く「タンクカバー」になります。他のカウル同様、樹脂製の被塗物です。

後日磨き作業に入りますので、完成までもう少々お待ち下さい。天気が良かったらパール感を見てみたいと思います。

2007/01/25
 
jpg画像 KawasakiZX12R 本塗り完了しております(img584.jpg) -584- KawasakiZX12R 本塗り完了しております

こちらも大変お待たせしております。先日無事本塗り完了致しました。

見た目は黒のソリッドに見えますが、若干パールが入っています(かなり微量ですので塗っていても気付かない程度です)。

2007/01/25
 
jpg画像 BMW M5 樹脂類艶消し黒塗装(img583.jpg) -583- BMW M5 樹脂類艶消し黒塗装

レンズの塗装で説明した通り、これらの樹脂パーツも経年数劣化を防止する為に塗装します。
こちらは今回の事故前に既にオーナー様の手により塗られていた部位なので、新品に交換された部品も保険会社からの支払いが適用されます(通常は塗りません)。

ちなみにバンパーモールも一緒に塗っているのですが、仕上がってからの艶具合が少し違ったので、後に塗りなおしております。
グリル類は3分艶くらいですが、バンパーモールはそれでは艶が無さ過ぎたので、5部艶くらいに仕上げ直させて頂きました。

2007/01/23
 
jpg画像 BMW M5 レンズ類塗装(弱スモーク化)本塗り後(img582.jpg) -582- BMW M5 レンズ類塗装(弱スモーク化)本塗り後

そして本塗り完了です。

濃くし過ぎると下品になるので、本当に「若干」な感じに仕上げております。
私的な見解では、「知らない人が見ても気付かないレベルだけど、言われてみれば気付く自己満足的な要素も強い」な感じです。

しかしながらこれのメリットとしては、「経年数による樹脂劣化を抑えられる」にあります。
「ボディは綺麗でもレンズが曇っている」を防止出来ます。

ちなみに曇ったプラスチック製のレンズ類でも、ポリッシュをすれば綺麗な艶は蘇りますが、それを越えると磨いても綺麗にならなくなります。ボルボなどのテールレンズで良く見られます。樹脂自体が劣化しているので表面をいくら磨いても艶は復活しません…。

2007/01/23
 
jpg画像 BMW M5 レンズ類塗装(弱スモーク化)(img581.jpg) -581- BMW M5 レンズ類塗装(弱スモーク化)

今回事故修理分とは別に、サイドマーカー等のオレンジ色のレンズを少し暗めにして欲しいとの御依頼を承っております。
確かカー用品店などでも、缶スプレータイプで「スモーク」にする塗料が売っていたと思いますが、基本的にはそれと同じような仕上がりにします。違うのは、車体同様の高品質な塗料を使うといった面になります。

塗装工程としては、いつもの樹脂と同じく、

・足付け(#1500スコッチのみ)
・プラスチックプライマー塗布
・スモーククリアー塗布

になります。

ちなみに「スモーククリアー」とは、単に通常のクリアー(スタンドックスクリスタルクリアー)に、今回は1%程の黒(スタンドックス2Kエナメル)を添加しての、キャンディー塗装で御座います。特に難しい事では御座いません。

画像はノーマルの状態です。

2007/01/23
 
jpg画像 ゴルフ5 ボディ(ドアパネル)本塗り完了(img580.jpg) -580- ゴルフ5 ボディ(ドアパネル)本塗り完了

そして本塗り完了です。これも先週既に塗り終わっておりました。
昨日磨きを終え、本日組み付け中で御座います。

昔「サターン」なるメーカーで(今もあるとは思うのですが知名度が…)、外板パネルは樹脂製(プラスチック)で出来ていたと思いますが(CMで見た記憶があります)、ゴルフ5のアウタパネルは鉄製になります。
日本車のバンパーは、新品時から色が塗られた「カラードバンパー」なる設定がありますが、恐らくゴルフ5も本国では、新品時から色が塗られた「カラードドアパネル」が存在するのだと思います(調べていませんので解りません…)。これであれば、ドアに損傷があっても、部品交換のみのスピーディーな修理が可能になると思います。
しかしながら、新品部品が既存ボディと色が違っていないか、或いはそれを気にするかどうかと言う点では、神経質な日本人には余り向いていないとは思いますが…。
それでも今後、環境面やコスト面でそれらのようなカラード部品が多く出回るのも必然だとは思います。基本的にはやはり「コスト」と「環境」が今後大きく発展していくと思いますので、いずれ塗装屋は余り必要無くなってくるとも思います(板金屋さんもですね…)。寂しい話ですが…。

2007/01/23
 
jpg画像 ゴルフ5 ボディ(ドアパネル)作業前準備(img579.jpg) -579- ゴルフ5 ボディ(ドアパネル)作業前準備

先日記載した通り、ゴルフ5の水切りモール(ドア上部のガラスと接するモール)はドアアウタパネルを外さなければ取れません。(内側でクリップで付いてます)。

以前承ったブルーのゴルフ5では、フロントフェンダーの塗装も必要だった為、一旦取り外したドアアウタパネルを再度ボディに仮組して本塗りしましたが、今回はドアパネル2枚のみなので外した状態での本塗りとします。
しかしながら、単に台に置いただけで塗ってしまうとドアパネル本来の肌(側面の肌)にはなりませんし、パネル間での肌のバラツキが出てしまうので、私的には実車装着に近い状態で塗る必要があると考えます。なので画像にあるように、ドアパネル専用のスプレースタンドにセットし、パネル同士の角度や高さなどの位置を揃えて実車装着状態に近い状態での本塗りにします。

2007/01/22
 
jpg画像 BMW M5 ボディ本塗り完了時。(img578.jpg) -578- BMW M5 ボディ本塗り完了時。

こちらは既に先週磨きまで完了し、オーナー様も現車確認にいらっしゃっておりますが、途中工程の画像掲載をさせて頂きます。

各部サフェーサーが塗布されて下地の調整処理を行っていますが、実際には今回の事故とは余り関係の無い、飛び石箇所の処理が殆どになります。
車体としては年式の割りに(失言すいません…)補修暦が無く、ボンネットも新車塗膜の状態でしたので飛び石傷も多数ありました。それに加えて深いウォータースポットも全体的に酷い状態だったので、かなり研磨してそれらを除去してあります。

オーナー様的には、今後今回塗装していない箇所も全て塗り直して欲しいとの事ですので、いつかは全体的に手を入れる事になるかと思います。オーナー様のご意向的には一生手放す予定の無い車両との事ですので、この車とも末永いお付き合いになるかも知れません。

2007/01/22
 
jpg画像 ゴルフ5リヤバンパー本塗り完了(img577.jpg) -577- ゴルフ5リヤバンパー本塗り完了

日記掲載が全体的に遅れてしまっており申し訳御座いません。

ゴルフ5は無事先週に本塗りは完了しております。

リヤバンパーは前記した通り下地作成を完了し、ボディ同様の艶々の仕上がりにしております。
ちなみにゴルフ5のリヤバンパーロア部は、上部と分割式では御座いますが、一旦リヤバンパー自体をボディから外さなければなりません。ゴルフ4の時はロア部(スポイラー部)のみ単体で外せたと思いますが、ゴルフ5の場合はリヤナンバープレートなども要脱着なのでDIYの範囲では難しいかも知れません(当店のお客様でゴルフ4は自家塗装で綺麗に仕上げている方がいらっしゃいますので…)。
詳しくはコチラです。





2007/01/22
 
jpg画像 ゴルフ5リヤバンパー素地調整(img576.jpg) -576- ゴルフ5リヤバンパー素地調整

今回の御依頼では、保険修理の左フロントドアの他にリヤバンパーロア部の塗装も同時に承っております。こちらは実費作業分になります。
ゴルフ5のリヤバンパーは、下部が樹脂素地むき出しの梨地状態で、今回はこれをボディ同様艶々に仕上げます。

画像は素地表面の細かい凸凹模様を削り落とした状態です。
この後、

・清掃、脱脂
・プラスチックプライマー塗布
・プライマーサフェーサー塗布
・強制乾燥(60℃40分)
・寝かし(今回は事情があったので4日間)
・サフェーサー研磨
  ダブルアクションサンダー#400
  →手研ぎ#600→手研ぎ#800→手研ぎ#1200

となります。

2007/01/19
 
jpg画像 GMCサバナも入庫しております(img575.jpg) -575- GMCサバナも入庫しております

先日は遠方よりご足労頂きありがとう御座いました。こちらもゴルフ5と同様、隣の車両のドアをぶつけられてしまったとの事です。
一旦は地元(静岡)の板金屋さんに相談されたとの事ですが、断られてしまったとの事で、この度改めての当店への御依頼となります。
本日部品屋さんに見て貰い調べている所です。アジャスターさんの立会いは来週になると思いますので作業はそれからになると思います。
作業進行しましたらまた紹介させて頂きたいと思います。完成まで今しばらくお待ち下さい。

2007/01/19
 

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