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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2010】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 BMWのエンジンカバー(プラスチック) フィン部の作成E(img2196.jpg) -2196- BMWのエンジンカバー(プラスチック) フィン部の作成E

アルミ板は既にガッチリくっ付いてますので、今度は良く見ながら作業が出来ます。

縁の部分にエポキシ樹脂を付けて、後は指で隙間に押し込んでいきます。

ここでポリパテでも使えれば作業も楽なのですが、ポリエステルはこの後の熱には耐えられませんので駄目なのです。ウレタンの方がまだマシです。

2010/11/26
 
jpg画像 BMWのエンジンカバー(プラスチック) フィン部の作成D(img2195.jpg) -2195- BMWのエンジンカバー(プラスチック) フィン部の作成D

エポキシ接着剤が完全に硬化する前に熱を掛けるのを止めて、食み出た接着剤を取り除きます。

最初に縁に沿ってカッターで切り込みをいれ、二重に貼っておいたマスキングテープを剥がします。
以前このテープを一枚だけだったら樹脂に負けてテープが全く剥がせないといった事態に陥りましたので、流石に同じ轍は踏みません(笑)。

で、これで終わりかと言うと全然まだまです(苦)。

既存のフィン部分と今回のアルミ板には隙間が出来ている箇所もありますので、この後マスキングをし直して、横の隙間に再度エポキシ樹脂を充填させます。

楽をしようと最初のマスキングテープを張ったままやろうとするとドツボに嵌ります。勿論何度も経験済みですので…。

2010/11/26
 
jpg画像 BMWのエンジンカバー(プラスチック) フィン部の作成C(img2194.jpg) -2194- BMWのエンジンカバー(プラスチック) フィン部の作成C

何だか随分と大げさな大手術みたいですが(笑)ここできっちり固定しておかないと後で剥がれてしまうかも知れませんので。

アルミ板を直接固定するとその部分が凹んでしまいますので(それくらい柔らかいです)、アルミの上にはダンボールを敷き、さらにその上には木の板を置いてバイスプライヤーやらシャコマンで固定します。

そしてこのまま80℃程度の熱を掛けて強制乾燥硬化させます。

2010/11/26
 
jpg画像 BMWのエンジンカバー(プラスチック) フィン部の作成B(img2193.jpg) -2193- BMWのエンジンカバー(プラスチック) フィン部の作成B

接着剤は耐熱性の高いエポキシを使用します。勿論プラスチック素地への接着なのでプラスチックプライマーも忘れずに塗ります。

接着剤を塗布後、アルミ板を載せて圧着させるので多量の接着剤があふれ出る事を想定して予めマスキングしておきます。

エポキシ樹脂の場合、「たかが食み出た」じゃ済まないのです。
プラスチックカバーよりも強度も耐久性も高いですので(苦笑)。


ちなみに使用するエポキシ接着剤は専用のガンを使ってます。
ノズルの部分が螺旋状になっていて「主剤」と「硬化剤」が自動的に混ざり合わさります。
わざわざヘラで混ぜたりはしなくて良いのです(嬉)。

が、こういったノズルは勿論使い捨てで、一本¥100?くらいするような代物ですのでそう安易に使えたりはしません。
が、自動車板金塗装の場合だと単価が高いのでこういった副資材をバンバン消費しながらの作業となります。
材料をケチるよりも時間を優先させるといった傾向が強いですね。

今の「小物塗装」ではそこまでリッチには出来ませんので(爆)、このノズルも何年ぶりかに使いました(笑)。
エポキシは良く使いますが、いつもはヘラで混ぜるのが普通です。時間を惜しまなければ別にそでもいいのです(だから毎日早く帰れないのかも知れませんが…苦笑)。

2010/11/26
 
jpg画像 BMWのエンジンカバー(プラスチック) フィン部の作成A(img2192.jpg) -2192- BMWのエンジンカバー(プラスチック) フィン部の作成A

アルミ板を切って削って合わせます。画像は置いただけの状態です。

合わせる面も全然平面では無いので、そのアール形状に合わせてアルミ板を曲げてあげます。
アール曲線も2次元では無く「ヒネリ」まで加わった3次元曲線なので、簡単そうで決行面倒です(が、それなりの費用を頂いておりますので仕事としては全く問題御座いません)。


フィッティングが決まったらいよいよ接着です(というかここからがさらに大変です)。

2010/11/26
 
jpg画像 BMWのエンジンカバー(プラスチック) フィン部の作成(img2191.jpg) -2191- BMWのエンジンカバー(プラスチック) フィン部の作成

こちらもお待たせしました。ようやくアルミ板が入手できましたので早速作業開始しておりますのでご安心下さいませ。

元々のフィンの部分は幅が10ミリで、今回それに併せてアルミ板をカットして貰いました。

本来であれば元のフィン凸部を削り落とし、新たに適当な幅のフィンを貼り付けた方が楽なのですが、その辺りがBMWの上手いところで(苦笑)、既存のフィン凸部を削ると穴が開きます(苦)。
一枚のプラスチック板を真空成型で(多分)作っているパーツはこういった凸部分は中が空洞なのです…(裏を見れば解りますね)。

という事で、既存のフィンに合わせてアルミ板を作成します。

2010/11/26
 
jpg画像 レンズの加工A(img2190.jpg) -2190- レンズの加工A

最初は#240くらいの粗研ぎで行い、実際にフレームに嵌め込んでは取り外してそして削ってを片方で100回くらい行います(本当にやります。というかやりました)。

一個目は恐る恐るですが、反対側は基本的に同じ形なので勝手も解って結構大胆に削れます。なので50回くらいのフィッティングで合わせられます。

また新品の状態だとレンズ縁の切削面は結構角が立っているので、ある程度丸みを持たせてあげて今後の塗装を痛めないようにしておきます。というかここがかなり大事なのだと思います。

イメージとしては、革ジャンにマイナスドライバーの先を当ててスライドさせると当然皮の表面は大変なことになります。
が、パチンコ玉を同じ様に当ててスライドさせても皮の表面は傷が付かないですよね。そういう事だと思います。

なのでフィッティングが完了したら最後は水研ぎ#600で断面を滑らかに滑らかに仕上げてあげます。

勿論、塗装した膜厚分も計算して(というかイメージして)仕上げておきます。

ただし削り過ぎはあり得ませんので(レンズがグラついてしまいます…)慎重に慎重に作業を進めます。

結構(というかかなり)ネチネチとした作業ですが、どうやらツボに嵌ったらしく(爆)かなり楽しい作業です。

2010/11/26
 
jpg画像 レンズの加工(img2189.jpg) -2189- レンズの加工

サングラスのオーナーと同様に、こちらのオーナー様にもご了承は頂いてレンズの取り付けも承っております。

ネット上でもこういったセルフレームの塗装を受け付けている所は少ないらしく、恐らくはレンズ取り付けの際に塗装を傷付ける可能性が非常に高いからでしょうね。私も出来るならばやりたくはありません(爆)。

当然塗ってそのままレンズを嵌めると塗装が傷付いてしまうと思われますので(尋常じゃないくらいキツイです)、予めレンズの周りを削って調整します。

最初は恐ろしかったのですが、色々と勉強しているうちに(してみました)レンズの加工は当たり前の事みたいですね。プロはグラインダーで削ってました(驚)。
というか、良く考えてみればメガネを作る時はレンズにフレームを合わせるのではなく「フレームにレンズを合わせる」ので、大胆にレンズを削るのはかなり当たり前のことですね。

が、そこまで慣れているわけではありませんので(というかただの塗装屋ですので)削るのは手で少しづつにします。削り過ぎたら大事ですので…(恐)。

2010/11/26
 
jpg画像 サングラスフレームも作業開始です!(img2188.jpg) -2188- サングラスフレームも作業開始です!

こちらの色は「黒」でのご依頼ですが、作業内容は同じ様な感じですので紫のメガネフレームと平行して作業いたします(じゃないとこういった小物は採算が取れません…)。

前回同様、「割れても構わない」「付ける時に傷が付いても構わない」という承諾を頂いておりますのでレンズの脱着も受け付けています。
あまりに分厚いレンズや、私の経験の無い構造のフレームなどではお受付は出来ませんが、サングラスレンズであればかなり薄いので何とか勉強も兼ねて(これくらいのレベルです…)お受付しております。万が一には何も保障は出来ませんが…(恐)。

2010/11/26
 
jpg画像 メガネフレーム 調色作業(img2187.jpg) -2187- メガネフレーム 調色作業

今までお問い合わせ頂いた方はご存知かと思いますが、「調色」もちゃんとやると費用が掛かってしまいます。

簡単な色(ソリッドカラー)で¥5,000程度、メタリックだと¥8,000、3コートパールやキャンディーカラーだと¥12,000以上と結構な金額です。
が、厳密な調色では2時間以上掛かったりする事も普通ですので何卒ご了承下さい…。

が、今回のように「大体こんな感じで」という事であれば調色費用は掛かりません。
または自動車のボディカラーや、当店で貸し出している色見本帳の中から選んで頂いても調色費は無料です。
元々ある配合データから色を作るだけなら10分も掛かりませんので。

なので画像で行っている調色も結構適当でして(私的見解ですがそうです)、同じ色に見えるかと思いきや塗装屋の観点からするとこれは全く違う色です。

ちゃんとした色味を見るには、塗料をスプレーガンに入れてテストピースに吹き付け、その後しっかりと乾燥させ、クリアーコート(またはウェット状態になる為に行う溶剤のスプレー)してみないと本来の色は確認出来ません。当然調色する状況も整えなければなりません。

なので一回色を見るのにも5分程度、それを30回やったらもう2時間オーバーになるので費用はどうしても掛かってしまいます。
比色というか、自動車補修時の「目調色による色合わせ」はこれが普通の事だったりしますので(当然慣れている色であればもっと簡単に出来ますが)。

という事で、「全く同じ色に」と「似た色で」はかなり大きな違いがありますが、色の感じ方は人それぞれですのでこういった判断が難しいですね。
結果、「調色費」は別項目として見積もり計上するようにしています。脅かしている訳ではありませんので(笑)ご容赦下さいませ。

2010/11/26
 
jpg画像 メガネフレームも!(img2186.jpg) -2186- メガネフレームも!

大変お待たせしました!メガネフレーム作業始まりましたのでご安心下さいませ。

オーナー様毎日こちらの日記をチェックしているとの事でして、作業が始まらないので心配をお掛けしてすいませんでした。

という事で、ちょっと前倒しして(笑)作業始めました。


ご希望色としては、写真に写る「色鉛筆」と同じ様な色で承っております。
色鉛筆にバーコードシールが貼ってあるところを見ると、ご希望の色を探してこれを購入してしまったと思われます。うーん、それはかなり楽しそうですね(笑)。良いアイデアかと思います(といってもソリッドカラーに限られると思いますが…)。

2010/11/26
 
jpg画像 ヘルメット搭載カメラ 完成ですA(img2185.jpg) -2185- ヘルメット搭載カメラ 完成ですA

手前に見えるM&Mチョコレートのようなポッチがカメラのスタートボタン?でして、押すとグニュっと凹みます。

ですので塗装に柔軟性をもたせてあげることで、スイッチを押しても塗膜が割れないようにしてあります。自動車のマッドガード(ゴム製の泥除け)を塗る時なんかはまさにこれですね。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!

2010/11/26
 
jpg画像 ヘルメット搭載カメラ 完成です!(img2184.jpg) -2184- ヘルメット搭載カメラ 完成です!

大変お待たせしました!ヘルメット搭載用カメラユニット、遂に完成です。

本塗りから完成まではちょっと長くなってしまったのは軟化剤を多量に入れたからで、いつもの程度で強制乾燥させたくらいではちょっと足りません。ですので他の被塗物を炙る時(=強制乾燥する時)に何度か一緒に熱を掛けていました。

当初は解らなかったのですが、カメラをスタートする為のボタン?か何かが付いていて、構造が防水機構のようですからそのボタンがボディ一体型のゴムのような構造になっていて、これを押す時に塗膜が割れてしまわないように塗膜を軟化仕様にしました。


そして難儀だったのが、ヤマハの「音叉マーク」ですね。結局12mmくらいのかなり小さな大きさになりましたが、何とか良い感じに出来たと思います。

もう一枚画像あるので紹介しますね。

2010/11/26
 
jpg画像 ロードスターのヘッドカバー 調色作業A(img2183.jpg) -2183- ロードスターのヘッドカバー 調色作業A

そしてこんな感じです。

濃過ぎるように見えるかも知れませんが(というより「黒」にしか見えないですよね…)、フチの方についている塗料は青いですので黒では無いのがわかると思います。ご安心下さいませ。


これとは別に、ヘッドカバーに付くパーツは「クリームホワイト」の結晶塗装で、さらにヘッドカバーの凹み文字部分も中を塗る事になってます。こ、これは大変です…(恐)。


ヘッドカバーは既に塗り終わっているのですが、まだ写真撮れていませんので後日紹介させて頂きますね。
凹み文字部分はこれからの作業ですのでまだ時間掛かると思いますが楽しみにお待ち下さいませ!

2010/11/25
 
jpg画像 ロードスターのヘッドカバー 調色作業(img2182.jpg) -2182- ロードスターのヘッドカバー 調色作業

こちらも作業始まっておりますのでご安心下さい。

ヘッドカバーのベース色は「濃紺」でして、とりあえず調色から作業始めます。

画像は結晶塗装のブルー原色でかなり明るいです(画像で見るよりも)。
なのでこれに黒を入れます。勿論結晶塗装の黒です。

2010/11/25
 
jpg画像 BMWのエンジンカバー(プラスチック) 作業始まります(img2181.jpg) -2181- BMWのエンジンカバー(プラスチック) 作業始まります

こちらも大変お待たせしました!BMWの樹脂製エンジンカバーですね。

ご依頼としては「結晶塗装」なのですが、これと併せて「フィンの部分もそれらしくしたい」との事ですのでそちらの作業も行います。

以前、Z32のインマニカバーを結晶塗装でご依頼頂いた時に、そのオーナー様からのご要望でフィン状にカットしたアルミ板を貼り付ける方法を行いまして、今回それと同じような内容で対応致します。

TACに居るいつものブレーキ屋さんの知り合いにアルミ板をカットしてくれる業者さんが居るとの事で、幅を10mm、長さを30cmで10本御願いしました。それが先日ようやく届いたのです。

これを純正のフィンもどき(笑)の箇所に重ねて貼り付けます。

で、塗装後はいつものように削り出して「いかにもアルミ製」のようにするのです。まあそれも「もどき」な訳ですが…(苦笑)。


しかし純正のフィン部分はお粗末ですね。
ベンツのグリルメッキモールのように、着脱式でモールでも付けてあげればよかったのに…と思う次第です(ってコスト掛けないのが今風なんですかね)。

2010/11/25
 
jpg画像 BMW Z5のテールランプ スモーク塗装本塗り完了です。(img2180.jpg) -2180- BMW Z5のテールランプ スモーク塗装本塗り完了です。

写真で見ると薄めでは無さそうに見えますが実際はかなり薄く、クリアー塗った瞬間「あれ、スモークになってるかな…」と思うくらいです(危)。

Z5はこれを含めてスモーク塗装するパーツは全部で9点、かなりの数です(ヘッドライト以外は全部って感じです…)。

組み付けはTACさんで受け付けておりますので(その他リヤスポとかホイールとかも)、後ほど装着状態の車体の写真も撮れると思います。宜しければ楽しみにどうぞ。

2010/11/25
 
jpg画像 BMW Z5のテールランプ スモーク化(img2179.jpg) -2179- BMW Z5のテールランプ スモーク化

こちらは先日塗りましたトヨタRASHのテールランプと一緒に塗っていたBMWのテールランプですね。
業者様からのご依頼ですが、「使っていいよ」との事ですので写真撮ったので紹介させていただきますね。

こちらのオーナー様は、先日こちらでも紹介しました白いZ4のオーナー様で、あれに続けてこのZ5もスモーク化するようです。
さらにはこちらの弟君も同じ様にするらしいです(恐)。

ご要望としては前回のZ4とは違い、「ボディが黒いのでスモークは薄く」とのご依頼です。薄めですね、了解です。

2010/11/25
 
jpg画像 トランシーバー 「下塗り」B(img2178.jpg) -2178- トランシーバー 「下塗り」B

こちらはトランシーバー裏側に付くパーツで、ベルトなどに固定する際のフックになっている部分ですね。

これも梨地の状態だったので、軽い研摩でそのまま塗ってもこんな感じに艶が無い仕上がりになります。なので二度塗りで対応致します。

ちなみに下塗りで使っているのは「2Kエナメル」なるスタンドックスの1コートソリッドで、クリアーに顔料が入ったような塗料です。クリアー同様硬化剤を50%入れて塗りますが、今回はその主剤の30%を軟化剤に置き換えて塗っています。

2010/11/25
 
jpg画像 トランシーバー 「下塗り」A(img2177.jpg) -2177- トランシーバー 「下塗り」A

塗装直後にマスキングテープを剥がした状態です。

ひどい仕上がりですがこれは下塗りなのでOKです。サフェーサーの代わりといった感じですね。

この時点で液晶パネル部分でマスキングしてしまうと塗膜の段差が付き過ぎて、最終的な本塗りの仕上がりではひどい事になってしまいます。
段差は削って平滑にすればいいのです。

また素地のザラザラがそのまま残っているのも良く解ると思います。
サフェーサーでは無いので完全に削って平滑にするといった事は難しいですが、多少なり頭を刎ねて(=「表面を軽く削って」という意味です)次の本塗りでもう少し良い仕上がりになるようにいたします。

2010/11/25
 
jpg画像 トランシーバー 「下塗り」(img2176.jpg) -2176- トランシーバー 「下塗り」

被塗物を分解せずに「丸々塗ってしまう」なんて事は私的にはあり得ない光景なのですが、現物見て「これならいける」と判断しましての作業になっております。今回は特別です。

ボタンやアンテナ部分はゴムなので当然柔らかく、普通の塗装だとそういった箇所を押した時点で塗膜は割れてしまいまうが、スーパー軟化仕様で塗膜を柔らかくして対応しています。

マイクと思われる1mmくらいの穴にはテープを詰めています。

上のボリュームボタンは外して別に塗ってます。またそこについていたゴム製の蓋も外していますが、これは流石に柔らか過ぎるので今回は塗りません。
同様の理由でマイクのコードも塗らない事になっております。


こうして完全硬化後、再度表面を軽く研摩して次が「本塗り」です。
アンテナの部分には社のイメージカラーでもあるブルーでユーザー名を文字入れ塗装します(2個それぞれ違うご芳名です)。


下塗りは極力厚くならないよう(ボタンが埋まってしまいます…)希釈率を高くし、口径の小さいガンでコート数を増やして対応致します。
その代わりフラッシュオフタイム(コート間の乾燥待ち時間)は長めになりますので多少は時間が掛かります。まあボタンが埋まってしまうよりはいいですからね(笑)。

2010/11/25
 
jpg画像 トランシーバー 下塗り準備(img2175.jpg) -2175- トランシーバー 下塗り準備

画像でも見て解るように、素地表面はザラザラとした「梨地」になっています。

当然このまま塗っても素地の影響を受けて艶がひけた様な仕上がりになってしまうので、いくらタップリ塗膜をつけてもテロテロにはなりません。

が、オーナー様のご要望が「テロテロ」ですので(爆)何とかいたします。

本来であれば全部分解して「研磨→2液ウレタンサフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程が必要なのですが、こういった電子機械は分解が困難ですのでそれは不可能です。
(実はネジ外して一旦開いてみましたが、やはり防水仕様の為か内部付属品は全てガッチリとシーリングされてました…)

ですので今回は「二度塗り」によってある程度艶のある仕上がりを目指します。

マスキングするのは液晶画面とスピーカー部分です。正確にいうとスピーカーでは無く「ネット」の部分で、ここに塗料がたっぷりと着くと機能上問題がありそうですので(ですので分解を試みました)、下塗りの段階ではマスキングすることにしました。

液晶画面も、この時点できっちりとしたマスキングにしてしまうとマスキング際の仕上がりが悪くなる恐れがあるので、ひと回り大きい範囲でマスキングしています。
これで仕上がった段階では塗膜の段差が出来てしまいますが、下塗りですのでここは後に研摩して滑らかに仕上げます。

2010/11/25
 
jpg画像 VESPAのヘッドライトカバー 本塗り完了です!(img2174.jpg) -2174- VESPAのヘッドライトカバー 本塗り完了です!

ベースコート(白)塗ってクリアー塗って本塗り完了です。

色は一緒にお預かりしたパーツで調色しています。
余り他には無いような白でして、結構「青」と「黒」を入れました。

それでは完成までもう少々お待ち下さいませ!

2010/11/25
 
jpg画像 VESPAのヘッドライトカバーも本塗り開始です(img2173.jpg) -2173- VESPAのヘッドライトカバーも本塗り開始です

こちらも本塗り完了しておりますのでご安心下さい。

画像は足付け処理が終ってセッティングされた状態ですね。
少し大きいですが、これも片手で持って塗れるようにしています。裏側も少し見えるところがあるので置いて塗ったりは出来ません。

当初お問い合わせ頂いた時は「プラスチック素地なのですが」との事だったので「サフェーサーの塗布〜研摩」の作業を想定していましたが、想像以上に成型の出来がよかったのでそのまま塗ることが可能でした。

ですので工程としては

・脱脂洗浄(こういった製品は特に離型剤が多く着いてます。
・足付け処理(#800で表面を軽く研摩)
・脱脂
・プラスチックプライマー塗布
・ベースコート塗布
・クリアー塗布

といった事になります。
これに「サフェーサー」の工程が入ると、当然サフェーサーも一旦完全硬化させなければいけませんので(2液ウレタンですので)時間も労力も追加されます。当然費用も上がります。

ですので今回はそれが無くなった分費用は下がりました。
最初のお問い合わせでは写真も全く無い状況だったので(電話でした)当初は高めに見積もっていましたが、ぼったくりはしませんので(爆)ご安心下さいませ。基本は時間工賃ですので。

2010/11/25
 
jpg画像 Ferrari仕様のタンブラー 本塗り完了です!(img2172.jpg) -2172- Ferrari仕様のタンブラー 本塗り完了です!

そしてマスキングシートを剥がしてクリアーを塗って完了です。

鮮やかなイエローは隠蔽力が悪いので下色として「白」を塗ろうかどうか迷いましたが、こういったバツ切りマスキング塗装の場合、断面で下色が見えてしまう恐れがあるので下色は無しでいきました。

それでは完成までもう少々お待ち下さいませ!

2010/11/25
 
jpg画像 Ferrari仕様のタンブラー ロゴ入れ塗装(img2171.jpg) -2171- Ferrari仕様のタンブラー ロゴ入れ塗装

ロゴ部分はイエロー(これもフェラーリボディ色)で承っておりますので、全体をマスキングしてロゴ部分を塗装します。

2010/11/25
 
jpg画像 Ferrari仕様のタンブラーも(img2170.jpg) -2170- Ferrari仕様のタンブラーも

こちらもお待たせしました!既に本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。

画像はベースコートの赤(フェラーリのロッソコルサですね)を塗布し、テープフリーな状態になってFerrariロゴのマスキングシートを貼っている状態です。

ベースコートは自然乾燥で20分くらい経てば乾燥しますので(硬化ではありません)、この状態であればテープを貼っても触っても大丈夫ですので塗装途中でもこういった作業が可能です。

が、この時点で汚れや油が着いてしまうとかなりマズイですので(最初からやり直しです…)、下には新しい養生紙を敷き、手は良く洗っての作業となります。

また今回はロゴ自体が比較的大きく、貼る面は曲面の複合ラインなのでマスキングシートを何分割かにして貼っています。とても一枚のままでは貼れません…。

2010/11/25
 
jpg画像 MIYATAのフレーム&フォーク塗装 完成ですB(img2169.jpg) -2169- MIYATAのフレーム&フォーク塗装 完成ですB

組み付け時、ボルトを締めて一旦仮組みし、再度外したりすれば当然その部分の塗装は剥がれてしまいますが、クロモリフレームの場合はその後の「錆」の心配があると思います。
またはそのまま飾っておいたりする場合もあると思いますので、その場合に「タッチアップ」をしたい方もいらっしゃると思います。

が、今回のような色であれば恐らくはタッチアップ塗料などの入手も難しいと思いますので、ご希望の方には余った塗料を小瓶に入れてお譲り致します。

といっても容器もタダでは御座いませんので、一応は御代を頂戴いたします。
容器の小瓶は仕入れ値が¥105ですが、余った塗料も捨てる訳ではありませんので(下色に使います)、用意する手間賃も含めて¥300(税込み)になります。

組み付け時に傷が付いてしまう事も想定されますので、であれば事前に用意しておけば安全かと思われます(後でご要望頂いても無い場合がありますので…)。


確か以前もご紹介しましたが、HP上には載せていないんですよね(理由はお察し下さいませ…苦笑)。
ですのでわざわざ宣伝したりはしていませんが、自転車フレームであれば組み付け時に傷を付けてしまう可能性はかなり高いと思いますので、機会があればちゃんとそういったページ用意したいと思います。
しかし如何せん時間が…(何とかお正月休みにでも…)。


という事で、後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!

2010/11/25
 
jpg画像 MIYATAのフレーム&フォーク塗装 完成ですA(img2168.jpg) -2168- MIYATAのフレーム&フォーク塗装 完成ですA

フォークは上部分は塗らないようにご指示頂いていましたので、そこはプライマーのみの塗装にしています(薄膜ですのでこれで問題無いかと。これであれば錆びませんし)。


尚、クロモリフレームの場合は錆びやすいですのでパイプの中などに防錆剤を入れる事をお勧め致します。
元々入っていたかどうかは解りませんが、当店で剥離するときは溶剤槽に入れてしまいますので中の油も綺麗に落ちていると思われます。
亜鉛メッキでも施されていればそうそう錆びないと思いますが、結構筒の中が錆びているフレームを見かけますので、であれば今回の塗装をきっかけに何かしらしておくと宜しいかと存じます。

自動車ボディの塗装でも、ドアを新品に換えたりしたら内部に防錆剤(油)を塗ったりは普通の事ですので(水が溜まりやすい所は当然錆びやすいのです)。
有名なのは「ノックスドール」などですね。浸透力が強く持ちが良いのがお勧めです。

ちなみに「では塗装と一緒にそれも御願いします」と言われてもお受付はしておりません(謝)。
塗装屋的に油を扱うのはとても嫌ですし(他の塗装のトラブルになります)、発送する場合など梱包中にニジミでた油でトラブルが起きたりする可能性があるからです。
ですので何卒ご容赦下さいませ。恐らく油のお取り扱いについてはお客様の方が長けていると思いますし(チェーンも油挿しますよね)。

2010/11/25
 
jpg画像 MIYATAのフレーム&フォーク塗装 完成です!(img2167.jpg) -2167- MIYATAのフレーム&フォーク塗装 完成です!

大変お待たせしました!ミヤタの鉄とアルミのハイブリッドフレーム、遂に完成です!

色は英国ROVER社の「キングフィッシャーブルー」で、まさに見た目もそんな感じですね。海っぽいブルーです(←適当っぽくてすいません…)。

他にも画像あるので続きますね。

2010/11/25
 
jpg画像 ママチャリのフレーム塗装承りました!(img2166.jpg) -2166- ママチャリのフレーム塗装承りました!

紹介遅れましてすいませんでした。また先日はわざわざご足労を頂き有難う御座いました!

こちらは「普通のママチャリ」との事ですが、何とご依頼主は自転車屋さんです(驚)。しかもご依頼内容は「マットブラック」です(怪)。

というのも、コンセプトとしてはこれに着く「チャイルドシート」がマットブラックとの事で、それに合わせてこのフレームも同色にして「デモカー」になるとの事です。なるほど、ですね。

状態としては新車に近いですので傷もそんなにありませんから今回は塗膜の剥離はせずに足付け処理のみで塗装予定です。
ただ、いつも塗っているフレームよりちょっと複雑でパーツも多いので費用もそれなりになっています(自転車本体の費用を超えていると思います…)。


という事で、こちらも作業開始しましたら改めて紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2010/11/25
 
jpg画像 インプレッサのフォグカバー 塗装承りました!(img2165.jpg) -2165- インプレッサのフォグカバー 塗装承りました!

こちらは先日テールランプの塗装でお世話頂きましたオーナー様で、仕上がりにも喜んで頂き、早速追加で(笑)こちらのフォグカバーの塗装をご依頼頂きました。

ご依頼内容は、既存の塗装部分(艶シルバー)を「半艶の黒に」との事で、これは以前こちらでも紹介した仕様と同じですね。

今回のご依頼では「全部塗るかどうか」で検討して頂いたのですが、これと繋がり合うフロントバンパーの部分にも梨地があるとの事で、これを全部塗ってしまうと逆に変になってしまうのでやはり今回も部分的に塗ることとしました。


ちなみに今回のようなケースでは「塗る面積」は圧倒的に少なくても、実は全部塗るよりも費用は高いです。

今回のように部分的な塗装の場合、それに伴うマスキングや管理(傷付けたら駄目ですし)で全塗りよりも圧倒的に労力と作業時間が掛かるのでこれは当然です。
塗る面積は5分の1でも費用は倍近くになります。
費用は時間工賃での計算ですので何卒ご容赦下さいませ(って今更言わなくても解って頂けますよね)。


それでは作業着手しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2010/11/25
 
jpg画像 トヨタラッシュのテールランプ 本塗り完了ですA(img2164.jpg) -2164- トヨタラッシュのテールランプ 本塗り完了ですA

ポルシェのテールランプは底(奥行き)が浅いので、今回のような内部が深いテールランプとの濃度の比較は難しいんですよね。

なのでニュアンスを上手く濃度に置き換えるのが結構大変です。が、私的には良い感じかと思います。

使用しているクリアーはご要望によりクリスタルクリアーに替えてあります。
テールランプに限らず、ご要望ありましたらお気軽にご用命下さいませ(塗装費用の20%増しで対応致します)。


それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。週末での完成になるかと存じます。楽しみにどうぞ!

2010/11/24
 
jpg画像 トヨタラッシュのテールランプ 本塗り完了です!(img2163.jpg) -2163- トヨタラッシュのテールランプ 本塗り完了です!

ご依頼のスモーク濃度としては、「余り濃くなくそれでいて昼間見て赤黒く見えるように、イメージとしてはウェブサイトに載っているポルシェ997のテールランプを少し濃くしたくらい」との事で(難)、それに沿うようにして仕上げました。

問題の(笑)ポルシェ997のテールランプは以下のサイトで載せてあります。
ポルシェ997テールランプスモーク塗装

もう一枚画像あるのでそちらも目安にどうぞ。

2010/11/24
 
jpg画像 トヨタラッシュのテールランプも(img2162.jpg) -2162- トヨタラッシュのテールランプも

こちらもお待たせしました!

業者さんからの仕事でBMWZ5のスモーク塗装一式がありましたので一緒に本塗りしております。

画像は本塗り前の状態ですね。平面では無く多少彫り込まれたデザインと、赤とクリアーはそれぞれ違うプレートが組み合わさって出来た製品です。これはトラブルが起き易いので気をつけての作業となります。

2010/11/24
 
jpg画像 PS3用サラウンドスピーカー完成ですB(img2161.jpg) -2161- PS3用サラウンドスピーカー完成ですB

元々塗装のご依頼理由が「他の物と同じ様に白くしたい」でしたが、元の黒に比べて何だか随分と高級感が出た気がします。

というのも、色だけでは無く「塗装の質感」のせいでもあると思います。
プラスチック素地の状態はどうしても見た目が安っぽいので、塗装のそれとは明らかに違いますからね。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!

2010/11/24
 
jpg画像 PS3用サラウンドスピーカー 組み付け時の画像(img2160.jpg) -2160- PS3用サラウンドスピーカー 組み付け時の画像

ちょっと前に戻りますが(って組んだのはさっきですが)、フロント部分のプレートとPSのロゴバッジの組み付け状態ですね。

プレートは両面テープで張り付いていたので、新たに薄め5mm幅のテープを貼り付けます。
勿論リモコン受信部などの場所は避けて貼ります。

PSのロゴバッジは、一応両面テープ貼り付けて裏からグルーガン(ホットボンド)で固定します。
こういった場合は一応次に外す事も想定して接着剤などは使わないのがセオリーです。

2010/11/24
 
jpg画像 PS3用サラウンドスピーカー完成ですA(img2159.jpg) -2159- PS3用サラウンドスピーカー完成ですA

裏のシリアルシールと端子がある部分はマスキングでの処理としています。

クッションゴムは一旦外して両面テープ貼り付け直して付けています。

2010/11/24
 
jpg画像 PS3用サラウンドスピーカー完成です!(img2158.jpg) -2158- PS3用サラウンドスピーカー完成です!

大変お待たせしました!プレステーション3用のサラウンドスピーカー、半艶白で完成です。結構凄いです(笑)。

例のニジミの問題があったので、若干その影響が残った箇所もありますが、現状としては問題無いレベルだと思いますのでご安心下さいませ。

他にも画像あるので紹介しますね。

2010/11/24
 
jpg画像 ロータスのオイルキャップも(img2157.jpg) -2157- ロータスのオイルキャップも

今回はオイルキャップもアルミ製なので一緒に塗装承っております。
勿論これも下色として黒を一旦クリアーまで完成させてから塗っています。

で、奥に見えるのはZ−GOKです(爆)。
いや、遊んでいるのでは無く(多分)一応塗装のテストを兼ねています(一応本当です…)。

ちょっと前にクリアーを塗って下地を作っておき、その上に塗ったシルバーはLOTUSで使ったプラッティングシルバーでは無く、例の「モトクローム」です。
ただし「モトクリアー」は塗らず、そのままいつものクリアー(2液ウレタン)を塗りました。

結果はやはりモトクロームのメタル粒子が戻ってしまい(=クリアーの溶剤によって溶解してしまうような感じ)、メッキ感は無くなり単なるシルバーになってしまいました。
まあ最初から解っていたのですが、こうでもしないとテストにはなりませんので。

結果、ズゴックは人身御供となったのですが(そもそも「人」ではありませんね)、さらに何か次のテストに使いたいと思います。

キャンディレッドか結晶塗装って所ですね。ただしPS(ポリスチレン)で結晶塗装の焼付け温度(140℃程度)に耐えられるかどうか…(駄目でしょうね)。

2010/11/22
 
jpg画像 ロータスヨーロッパのヘッドカバー 本塗り完了です!(img2156.jpg) -2156- ロータスヨーロッパのヘッドカバー 本塗り完了です!

という事でクリアーを塗って本塗り完了です。
クリアーを塗った瞬間にメタル感が弱ってしまいますが、クリアー塗らなければどうにもなりませんので(爪で擦れば跡がつきます)致し方ありません。

が、それでも普通のシルバーには無い光沢感は得られます。

ちなみに塗装で金属感を強くする為の定義としては、

・スカシを黒く
・表面は明るく
・粒子は細かく

といった事が条件です。
実際の金属パネルとシルバーに塗装したパネルを比較すると、本物の金属は上記の条件を全てクリアーしています。本物の金属は上記条件どれもが塗装に比べて極端に秀でているのです。


という事で今週中には完成予定です。
納品はここの工場の直ぐ近くのショップさんへ直接運びますが(そこの入院中だか予定とのことです…)、その前には勿論連絡しますね。
もう少々お待ち下さいませ!

2010/11/22
 
jpg画像 ロータスヨーロッパのヘッドカバー「高輝度メタリック」塗布(img2155.jpg) -2155- ロータスヨーロッパのヘッドカバー「高輝度メタリック」塗布

スタンドックスのプラッティングシルバー(高輝度メタリック)を塗布した状態ですね。非常に格好良い状態です。

が、これはクリアーを塗っていない状態ですのでこうでして、この後クリアーを塗るとこの金属感は損なわれてしまいます。高輝度メタリックはどれもそうですね。

以前4AGで使った「モトクローム」なる塗料の場合は、この後「モトクリアー」なる1液タイプのクリアーを塗布し、その後いつも通りの2液ウレタンを塗ります。
恐らくは1液クリアーがメタリックを侵さない程度に優しいタイプなのだと思います。が、そのせいか密着性が弱く感じます(今まで使ってきた私的見解です)。
ですので今は基本的にはこれは受け付けておりません。金属感は全然良いんですけどね…。


で、こちらのプラッティングシルバーは、いつも使っている塗料メーカー(スタンドックス)と同メーカーですので信用性も高く私的にも安心しています。なのでこれであればお受付は致します。
金属感は弱いですが、それでも普通のシルバーメタリックでは表現できない仕上がりにはなります。

2010/11/22
 
jpg画像 ロータスヨーロッパのヘッドカバー 下色塗装完了です!(img2154.jpg) -2154- ロータスヨーロッパのヘッドカバー 下色塗装完了です!

先日二度のサフェーサー塗装〜研摩を経ていよいよ本塗り開始です。

が、とりあえずこちらは下色です。
ご依頼自体は「アルミポリッシュ仕上げのように」ですので、今回の仕様ではスタンドックス社のプラッティングシルバーを塗装する予定です。
その為の下色として「黒」をテロテロに仕上げる必要があります(ぶっちゃけ黒じゃ無くてもグレーでも黒メタでも大丈夫です)。

クリアーはいつもと同じですので当然一旦は完全硬化させます。
で、24時間以内に次の工程に移ります。

2010/11/22
 
jpg画像 MIYATAのフレーム&フォーク 本塗り完了ですB(img2153.jpg) -2153- MIYATAのフレーム&フォーク 本塗り完了ですB

フォークもこんな感じで完了です。メタリックはやはり角度によっての色変化が楽しめるのでいいですね。

それでは完成までもう少々お待ち下さいませ!

2010/11/22
 
jpg画像 MIYATAのフレーム&フォーク 本塗り完了ですA(img2152.jpg) -2152- MIYATAのフレーム&フォーク 本塗り完了ですA

外れない箇所なのに何故かこの部分はボルトで固定されるようになっています。外れないのに…。

接合部は「打ち込み」でしょうか。
「これで良く外れないな…」と関心してしまいますが(苦笑)、ここが外れると大惨事になると思いますので恐らくは接着剤も併用されているでしょうね。

2010/11/22
 
jpg画像 MIYATAのフレーム&フォーク 本塗り完了です!(img2151.jpg) -2151- MIYATAのフレーム&フォーク 本塗り完了です!

という事で本塗り完了です。お待たせしました!

色はROVERなる英国メーカーの色です(ローバー社は破綻してしまいましたが…)。ブルーのメタリックですね。

こちらの画像は逆光なのでちょっと暗めに見えますね。
他にも画像あるので紹介します。

2010/11/22
 
jpg画像 MIYATAのフレーム&フォーク 本塗り開始です!(img2150.jpg) -2150- MIYATAのフレーム&フォーク 本塗り開始です!

プライマーを塗った表面を軽く研摩して各部をマスキングし、いよいよ本塗り開始です。

2010/11/22
 
jpg画像 PS3用サラウンドスピーカー 本塗り完了ですA(img2149.jpg) -2149- PS3用サラウンドスピーカー 本塗り完了ですA

熱を掛けて既に硬化した状態です。

半艶仕様なのでシットリとした仕上がりになっています。

「艶消しの白」だとどうしても手垢や汚れが着き易いですが、半艶程度でしたら通常の艶ありと同じ様にメンテナンスも楽なのでこちらがお勧めです。


あとは組み付けて完成ですね。もう少々お待ち下さいませ!

2010/11/22
 
jpg画像 PS3用サラウンドスピーカー 本塗り完了です!(img2148.jpg) -2148- PS3用サラウンドスピーカー 本塗り完了です!

という事で、ベースコートの白を塗って半艶仕様のクリアーを塗って本塗り完了です。

マスキング部分はバツ切りなので直ぐに剥がしておきます(塗料が硬化してから剥がすとガタガタになってしまいますので)。

2010/11/22
 
jpg画像 PS3用サラウンドスピーカー プライマー塗布(img2147.jpg) -2147- PS3用サラウンドスピーカー プライマー塗布

塗りなおしなので下地はプラスチック素地ではありませんからプラスチック用プライマーは必要ありませんが、今回はニジミのトラブルが発生したので念のため別のプライマーを塗っておきます(プラスチック用という訳ではありません)。

続けてベースコートの白を塗ります。

2010/11/22
 
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