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-269- オーディオフェイスパネル 素地調整E
エポキシ接着剤やらパテやら塗装など、殆どの工程で「強制乾燥」は不可欠です。 時にはドライヤーを使ったりもしますが、基本的には「赤外線ヒーター」ですね。
急ぎの仕事では無ければ、TAC(間借りしている板金塗装工場さんです)が自動車ボディを焼いているブース内に入れさせて貰ったり、赤外線ヒーターの脇に置かせて貰ったりで硬化させておきます。 小物の仕事では沢山の案件を同時に進めて効率を上げなければ経営が成り立ちませんので(苦笑)、「こっちを焼いている間にあっちを」といった場面がどうしても多くなります。 なのでちょっとした事でもある程度の納期は頂いてしまいますが、お陰様で何とかなっているのです。有難う御座います。
2011/02/12
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-268- エアーツール達
削る為の工具として「サンダー」と呼ばれるエアーツールがありますが、大体10個以上は使い別けます。 大まかに説明すると、
・ベルトサンダー ・シングルサンダー ・ダブルアクションサンダー ・オービタルサンダー
などですね。ダブルアクションサンダーだけでも小さいのから大きいのまで5種類くらいは使い分けます。小物塗装では特に小さい物が重宝しますから最近はまた少し増やしましたが、エアーツールは小さい方が高いので大変です(苦)。
プロの仕事が自家塗装と違うのはまさにこの「工具」(と設備)でして、技術力あってもこれらが無いと何も出来ないと思います。 頂く費用は「時間工賃」からの算出が基本ですが、これは「掛かった時間分」が貰える訳では無く、「最低これくらいの時間でやって貰わないと」(爆)といった時間から工賃を割り出しています(私的見解ですが恐らく殆どの職種がこれだと思います)。
ですので2時間分の工賃を2時間で終わらせる為には、如何に工具や設備を充実させるかに掛かってきます。 さらにそれを1時間で終わらせられるようになれば「儲かる」といった感じですね。ただそれで儲かった(貯まった)お金はさらに次の工具へと続くのですが(爆)。当然設備維持費も必要ですしね。工具も当然壊れますので修理費が必要です。
が、そういった事も含めて色々考えるのが大切ですし楽しかったりもします。切磋琢磨する訳ですからね。
2011/02/12
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-267- オーディオフェイスパネル 素地調整D
枠のコーナー部分にも亀裂が入っていたのでその部分を1ミリ程度掘り込み、その部分も含めて先ほどの構造部位用接着剤を充填します。
勿論この各工程毎に足付けと脱脂のプラスチックプライマーの塗布はセットで行われています。
2011/02/12
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-266- オーディオフェイスパネル 素地調整C
補強する箇所が増えてきたので、使用する接着剤の種類を変えます。
最初に使ったのは「柔軟性」を考慮したエポキシ樹脂でしたが、次は同じエポキシ系でも「接着力」を重視したタイプです。 金属の構造部位に使う程の引っ張り強度が高い接着剤で、使うのに少々手間が掛かりますが(ちゃんと熱を掛けないと硬化しません)性能は抜群です。
本来は専用ガンに「専用ノズル」を付けて使うのですが、このノズルが高いので(苦笑)混合はヘラで行います。
2011/02/12
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-265- オーディオフェイスパネル 素地調整B
と言うことで、剥がれそうになっていた箇所は全部取ってしまいます(ました…)。 凄く雑な作業に見えますがそうでは無く、後で問題が出ては困るので今やっておかなければ成らない事はやっておく必要があるのです。完成してから剥がれたら一番最初からやり直しですからね。
しかし傍から見ると産業廃棄物のようにも見えますね(笑)。 下地の段階では時に繊細に、時には大胆に行いますのでご安心下さいませ。
2011/02/12
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-264- オーディオフェイスパネル 素地調整A
補強で入れたエポキシ接着材を削りつつ、他の部位の素地調整をしていたらプラバンが剥がれてきました。が、ある程度は想定内ですのでご安心下さいませ。
続きます。
2011/02/12
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-263- オーディオフェイスパネル エポキシパテ塗布
混合したエポキシパテ(接着剤)をヘラで塗ります。が、実はそのまえにPPプライマー(プラスチックプライマー)も塗ってあります。
今回のプラスチック素材はPP(ポリプロピレン)製で、これはプラスチックの中でも接着性が悪い方です。 接着剤の説明書見ても「PP・PEは不可」と記載されているのを良く見かけます。(PEはポリエチレン)。
が、それも昔の話で(爆)、今はそれ専用のプライマーも性能が良いので塗装業界ではPPも普通に塗れるし修理も出来ます。 が、逆を言えば専用のプライマーが無ければやはり密着性が悪いので塗装も接着剤も剥がれてしまうのです。 接着剤コーナーに一緒にPP用のプライマーが売っていてもいい筈なんですけどね…。
2011/02/12
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-262- オーディオフェイスパネル 素地調整
エポキシパテ(接着剤)を付ける前に余分なパテを削り落とし、パテを塗る面は全てペーパーを当てる「足付け処理」をしておきます。 「足付け」と「脱脂」は塗装前の基本ですが、接着前の基本でもあるのです。正直なところ、これをやらないでの接着剤は意味がありません。接着剤の説明書に記載されていても良い筈なのですが一度も見たことはありませんね…(見ていないだけかも知れませんが。苦笑)。
2011/02/12
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-261- オーディオフェイスパネルも作業始まってます
こちらもお待たせしております。自動車内装パネルのモニターの枠部分ですね。
オーナー様自らかなり加工をされているのですが、このままではちょっとこれからの塗装(加工)に耐えられなさそうで最初に補強作業から入ります。 枠の左右はプラバン(プラ板)で形成されいるのですが、厚みが0.2ミリくらいとちょっと薄いのでエポキシパテ(と言うか製品上は接着剤)で補強します。 使うのは私のお気に入り(笑)3Mの8106ですね。 混合比率が1:1なのでメケン(=目見当)でも誤差が少なく済む為、DIYでの使用もお勧めです(混合比率が悪いと硬化不良を起こします。特にエポキシは)。ヘビーユーザーのお勧めです(笑)。
2011/02/12
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-260- ベンツE320のエンジンヘッドカバー結晶塗装承りました!
本日無事届きましたベンツのヘッドカバーです。メールも有難う御座いました。色は赤か黒ですね。本塗りはまだ先ですのでごゆっくりご検討下さいませ。
そう言えばこの型のエンジンカバーは初めてかも知れません。ヘッドとプラグカバーが分割されるタイプです。 大きさとしては画像で見るより結構大きくのっぺりとして、ベンツっぽいと言えば確かにそんな感じですね(笑)。
それではこちらも作業進行しましたらまた紹介させていただきますね。 この度のご依頼、誠に有難う御座います!
2011/02/12
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-259- VW GOLF5 フロントグリル塗装承りました!
本日はわざわざご足労を頂き有難う御座いました。
こちらは恐らく社外品のフロントグリルですが、製品の出来具合は悪くないので簡単な下地処理(足付け処理)のみで塗装可能です。 素材はABSかPP(+PUR)だと思います。
色はボディ同色の「キャンディホワイト」で、カラーコードは「LB9A」になります。
グリルのネットの固定には「外すと壊れるタイプ」の金具が使われていたので今回の塗装ではマスキングでの作業も想定していましたが、やはりそれだと塗り難いので外す事にしました。 結果としては、一箇所だけピンが壊れましたが他は無事に取れました。壊れた箇所は何かしらで固定するようにしておきますね。
それでは作業進行しましたらまた紹介させていただきますね。 この度のご依頼、誠に有難う御座います!
2011/02/12
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-258- プジョーの自転車フレームのカラー
今回ご希望の色のブルーメタリックです。水銀灯の下で撮ったのでちょっと色味が解り難いですね。パール粒子は比較的細かく深みのあるブルーメタリックです。格好良さそうですね。
それでは作業開始しましたらまた紹介させていただきますね。 この度のご依頼、誠に有難う御座います!
2011/02/12
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-257- PEUGEOTのクロモリフレーム塗装承りました!
先日はわざわざご足労頂き有難う御座いました。またこの度もご贔屓頂き有難うございます!
こちらは以前GSX(バイク)のカウル塗装でお世話になった方で、今回は自転車フレームの塗装を承りました。
フレームに「プジョー」と記載がありますので、フランスの自動車メーカーのプジョーと本当に同じ物なのか疑問に思いウェキペディアで調べたら同じようですね(笑)。その他バイクも作っていると記載されてましたがそれは知りませんでした…(驚)。
そういえばポルシェとかシボレーとか、海外の自動車メーカーが自転車売っているのは良く見かけますが、日本の自動車メーカーの自転車って余り(と言うか全然)聞かないですね。 ヤマハは電気自転車扱ってますが、トヨタとか日産の自転車があっても良さそうな気がしますが(ってそうしたら自動車が売れなくなるから駄目なんですかね。苦笑)。
2011/02/12
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-256- インプレッサ(GDB-F)のテールランプ 完成ですA
元々の状態としては、レンズ全体は一枚もののクリアータイプで、今回テールランプ部(本来はそこがウィンカーとバックランプらしいのですが)に「赤丸」2個入れて全体に薄目のスモークを掛けてます。
こういった内部の空間が深く広い形状のテールランプはムラとダマが目立ちやすいのでこれのスモークは本当に難しいのです。 以前別件で依頼されたスモーク塗装では不本意な仕上がりだったとの事ですが(どこだかは知りません…)今回は良い感じに仕上がったと思います。
それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。 この度のご依頼、誠に有難う御座いました!
2011/02/12
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-255- インプレッサ(GDB-F)のテールランプ 完成です!
大変お待たせしました!赤丸仕様もテールランプも遂に完成です。
電球の位置や種類なども純正とは随分変わっているとの事ですが、違和感無く感じられるのが凄いですね…。
もう一枚画像あるので続きますね。
2011/02/12
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-254- インプレッサテールランプ(オレンジVer.) もほぼ完成ですB
実際に車体に装着されるとこんな感じですね。純正パーツなのに純正の面影は殆どありません(笑)。 これを見た他のインプレッサオーナーの反応を是非見てみたいところです。逆を言うと、インプレッサオーナーにしか解って貰えないのかも知れませんが…(塗装で表現されているとは解らないと思います)。
それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。 この度のお問い合わせ、誠にありがとうございました!
2011/02/10
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-253- インプレッサテールランプ(オレンジVer.) もほぼ完成ですA
今回がお初の「レッドキャンディー」と「オレンジキャンディー」の同時仕様です。 さすがに一度には出来なかったので2回の塗装に分けましたが、それにしてもちょっとあり得ない(笑)感じです。
最後に全体に薄っすらとスモークも入れていますが、濃すぎると折角の赤もオレンジも暗くなってしまうので控えめにしてあります。
並べた画像あるのでそちらも紹介しますね。
2011/02/10
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-252- インプレッサテールランプ(オレンジVer.) もほぼ完成です!
こちらは何とか明るい内に磨き処理も終ったのでギリギリ撮影間に合いました。発送は土曜日になりますが暫定完成として紹介させて頂きますね。
何も知らない方が見ると「どこ塗ったの?」的なテールランプですが、まさかこれ全部が「クリアーだった」なんて言われないと解らないと思います(笑)。
他にも画像あるので紹介しますね。
2011/02/10
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-251- テールランプ諸々磨き作業
ちょっと解り難いですが、磨きの為に塗装面に何箇所かペーパーで研いであります。
赤丸仕様のインプレッサテールランプも良い感じに仕上がってますのでご安心下さい。ただこちらは撮影間に合わなく、土曜日に完成画像撮っておきます。土曜日発送も可能そうですのでご安心下さいませ!
2011/02/10
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-250- クライスラー300Cのテールランプスモーク塗装 ほぼ完成ですA
写真撮るとき太陽の光が眩し過ぎてファンダー除くと全体的に白っぽくなっていましたので、他のレンズ(望遠)についていたレンズフードを付けて撮ったらそれが写ってしまいました…(画像四隅が黒くなってますよね。それです)。
まあでも被塗物(被写体)はスッキリ撮れたのでOKとします(苦笑)。
それでは土曜日発送という事で、当日改めて連絡差し上げますね。 この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!
2011/02/10
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-249- クライスラー300Cのテールランプスモーク塗装 ほぼ完成です。
こちらもお待たせしました! 明日(11日)は祭日ですのでこの一日で寝かして12日の土曜日には発送可能です。予定ギリギリでしたが何とかなりました。 土曜日に改めて連絡(電話)させて頂きますね。
右奥のテールと手前のテールでスモーク濃度が違って見えますが、奥の方が太陽に近い(窓に近い)のでこう見えるだけです。濃度は薄目程度になっております。
もう一枚画像あるので紹介しますね。
2011/02/10
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-248- SURLY(自転車)のフレーム&フォーク塗装 本塗り完了ですA
ちょっと上手く撮れませんでしたが、フォーク同様艶々に仕上がっておりますのでご安心下さい。
完全硬化して完成しましたら改めて写真撮って紹介しますね。 もう少々お待ち下さいませ!
2011/02/10
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-247- SURLY(自転車)のフレーム&フォーク塗装 本塗り完了です!
そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!
既に強制乾燥も完了しておりますが、完成まではもう少し寝かしておきますので発送出来るのは来週半ばくらいでしょうか。
しかしこれ単体で見ると何か有機体のような錯覚を起こしそうです(笑)。 フレームに続きますね。
2011/02/10
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-246- SURLY(自転車)のフレーム&フォーク塗装 本塗り開始ですH
そして黒(+ガラスフレーク)を塗ったらマスキングを剥がします。 2トーン配色は大変な作業ですが、マスキングを剥がした時に「ようやくここまで来たか…」といった安堵感と、下から現れた色との組み合わを見て多少なり感動する事が出来ます。
そして全体をチェックしていよいよクリアーです。
2011/02/10
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-245- SURLY(自転車)のフレーム&フォーク塗装 本塗り開始ですG
そして養生紙を貼って2色目の黒塗装準備が整いました。
まるで甲殻類みたいな格好ですが(笑)、マスキング箇所は1枚だけでは無く何重にも養生を重ねています。たった1ミリでも隙間があると色が入ってしまいますので。 缶スプレーと違い、スプレーガンだと多少圧力があるのでかなりしっかりとしたマスキングが必要なんですよね。
ただし単にベタベタと貼るだけだと今度は剥がすのが大変です。 マスキングテープは比較的「剥がし易い」といった利点があるのですが(この点が凄く研究されているらしいです)、それでも無理に横方向に剥がしたりすると「糊残り」が生じて大変な事になります(時には塗り直しです)。
マスキングは「完全に隙間無く」「剥がれないように」そして「剥がし易く」全てを想定しての作業が大切になります。
2011/02/10
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-244- SURLY(自転車)のフレーム&フォーク塗装 本塗り開始ですF
次はフレームです。
各々の場所で2トーン配色の色分け箇所が指定されているのでそこに合わせてマスキング用ラインテープを貼っていきます。 画像だと解り難いですが、各パイプ(チューブ?)の端に2ミリ或いは3mmのラインテープが貼ってあるのが解ると思います。
実はこの作業が一番大変でして、既に本塗りが始まっている被塗物をベタベタ触る訳にはいきませんので、各部メジャーで計測しながら極力触らないようにテープを張っていきます。
作業姿勢は基本的に正座(というか膝立ち)なのですが、ブース内の床は鉄製の格子(グレーチング)なので生身の状態だとまさに拷問です。 なのでホームセンターなどで売っているウレタン製の「膝パッド」の装着が必須ですね。これのお陰で腰の調子もかなり良くなりました。正座での姿勢は腰への負担が少ないので、現場コンクリートの床でも正座で作業する事が増えましたね。健康体に戻りつつあります(笑)。
2011/02/10
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-243- SURLY(自転車)のフレーム&フォーク塗装 本塗り開始ですE
そしてフォークのベースコート(色)が完了です。マスキング含めるとベースコートだけで2時間くらい掛かってしまいました(勿論乾燥工程も含めてですが)。 マスキングは1時間掛けても剥がすのは数分なんですけどね(笑)。
ちなみに今回の「黒」ですが、オーナー様からのご要望としては 「しっかりと黒い感じであればお任せで」と、その後「パールが入れられれば」との事ですので今回は「ガラスフレーク」を入れました(爆。全然話聞いて無いみたいですね…)。
いや、黒の原色にパールやらメタリックやらを入れると黒はくすんでいき「黒っぽさ」が無くなっていきます。グレー化ですね。 ですので「漆黒を残しつつアクセントを」といった内容にはガラスフレークが合っていると思ったのでそれで対応しました。
ちなみにその後もオーナー様から「これからの工程も高畑さんの 裁量で上手い感じにやっちゃってください。」とのお言葉頂いてますので勝手に暴走(笑)している訳ではありませんのでご安心下さい。
いやしかし凄い色になってきましたね(笑)。
2011/02/10
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-242- SURLY(自転車)のフレーム&フォーク塗装 本塗り開始ですD
そして三角部分の黒が塗り終わったらその部分のマスキングを剥がし、次に他の為のマスキングを行います。
マスキング作業は結構面倒なので嫌がる作業者も多いですが、私的にはそういった考えすら感じないまま塗装屋として育ってしまったので(笑)余り苦になる事はありません。
が、今回は本来であればマスキングする順番が逆なのでそれが辛かったです。「本当は先に黒を塗っておけばマスキングが全然楽なのに」的な考えですね。
ただし今回は「隠蔽力」といった理由があるのでそれを我慢しなければなりません。ピンクの上に黒は簡単に隠蔽しますが、黒の上にピンクは中々隠蔽しないので仕上がりが悪くなるからです。
2011/02/10
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-241- SURLY(自転車)のフレーム&フォーク塗装 本塗り開始ですC
フォークの一部分に三角形の切り欠け部分があります。この部分も「黒」でご依頼頂いておりますので、他とは別に先にここだけを塗ってしまいます。全部を一片に塗ろうとすると余計に厄介なのです。
2011/02/10
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-240- SURLY(自転車)のフレーム&フォーク塗装 本塗り開始ですB
2トーンの塗り分けの為にマスキングをします。ピンクは塗ってから1時間くらい自然乾燥させて「テープフリー」な状態になってます。
ただしこの後は「脱脂処理」は出来ませんので(クリアー塗られていないので溶けます)、油も汚れも付かないように気をつけて作業します。 新しい養生紙を下に敷き、手は何度も何度も洗いにいきます(皮脂ですらマズイのです)。
2011/02/10
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-239- SURLY(自転車)のフレーム&フォーク塗装 本塗り開始ですA
こちらはフォークですね。こちらもピンクと黒の2トーン配色なので、この後「黒」を塗る部分は残します。 塗っても塗らなくても良いですが、「肌を荒らさない」「余計な塗膜厚をつけない」といったセオリーを守るのは基本です。
ただし小僧(見習い)の頃はこういった事を親方(上司)は丁寧に教えてくれません(くれませんでした。苦笑)。
毎回同じ仕事では無いのでその都度やり方も変わるので、小僧の私には何が何だか解らない日々が1年くらい続きました。
「さっきやったのと何でやりかたが違うんですか?」と聞いても 「気分だ」としか答えてくれません(当時は笑えません。毎日が地獄だと感じてました)。
危うく持っていたハサミで刺すところでしたが(爆。あと1年続いたら可能性もあったかもですが)、段々とそれらの意味が解ってくると「ああ、こういう事を言ってたのか」と納得する事が出来ました。 そういった作業は口で聞いても到底理解出来ない事ばかりなので「言うだけ無駄。」だったという事ですね。今は理解出来ます。
2011/02/10
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-238- SURLY(自転車)のフレーム&フォーク塗装 本塗り開始です
こちらもお待たせしました!昨日無事本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。 機能はその後急ぎの仕事でブレーキ屋さんからキャリパー6個も塗らされてまして(苦笑)、疲労困憊でアップ出来ませんでした…。
画像は前日調色した「うさぎドロップ」のピンクにパールを若干入れた色ですね。2トーン色なので必要ない箇所には塗りません。
2011/02/10
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-237- tommy girl仕様のスターバックスタンブラー 完成ですA
こういった「一品物」はどうしても手間が掛かるので当然費用も高くなりますが、何にしても他には存在していませんからね。満足度は高いと思います。
私も自分のお気に入りの一品を何か作りたいのですがやはり自分のは後回しですね。仕事は溜まる一方ですし(いやこれは有り難い限りです)。
という事で後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。 この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!
2011/02/10
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-236- tommy girl仕様のスターバックスタンブラー 完成です!
大変お待たせしました。tommy仕様のタンブラーも遂に完成です。
奥にあるのが見本でお預かりした紙袋で、ベースもロゴも同じ色になってます。 今回で2個目ですが、やはり多少は慣れているようで以前ほど大変では無かった気がします(ロゴはデータ残ってますしね)。
もう一枚画像あるので紹介しますね。
2011/02/10
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-235- インプレッサテールランプ塗装承りました!
メール有難う御座います。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!
こちらは昨日到着しましたインプレッサのテールランプ一式です。 またもう一件届いていないですがご予約確定の方もいらっしゃいます。 どれがどれだか解らなくなってしまいそうですが冗談になりませんので気をつけて作業いたします。 お名前は出しませんので地名として区別させて頂きますね。こちらは「名古屋」からのご依頼になります。
仕様としてはいつもの通りで、
・レッドキャンディー塗装 ・クリアー抜き(柱無しVer.繋がります) ・最後に全体に薄目スモーク ・クリスタルクリアー仕様
となります。
それではこちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。 楽しみにどうぞ!
2011/02/09
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-234- パソコンケースの内部パーツ一式塗装承りました!
この度のご依頼、誠にありがとう御座います!またメール有難う御座います。穴の部分も了解しました。
先日無事届きましたパソコンケースのパーツですね。外側パネル以外といったところでしょうか。
別の案件で去年塗らせて頂いたパソコンケース同様、内部のアルミパーツは塗装もアルマイト処理もされていない無垢のアルミなので、素手で触った箇所は手の跡ついて取れません。普段何気なくある身近なアルミは如何にちゃんと保護されているかが解りますね。
という事で今回はこれらを「マットブラック」(艶消し黒)でご依頼頂いております。 一部メッキ処理されたパーツもありますのでそちらはアルミと同じような下地処理では塗れませんので(剥がれます)手が空いた時に先に進めるようにしますね。
それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。 楽しみにどうぞ!
2011/02/09
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-233- カブ用キャリーボックス 完成です!
掲載遅れてすいませんでした!本日組み付け完了しまして完成となります。大変お待たせしました!
メールも確認しております。それでは明日入金確認次第発送の手配をさせて頂きますね。
しかしこれ単体で見ると「塗ったの?」的な感じですが(苦笑。周りにそう言われてます…)、それくらい自然に仕上がっているという事ですね(笑)。
恐らく車体も同じ色だと思いますので装着されれば一体感出てお洒落な感じに見えるはずです。楽しみですね。
あとは色が淡白なのでシールとか貼ると映えると思います。 最近では「ストライプテープ」なんて便利な物もあるので、それで蓋の周りを一周するだけでも簡単に雰囲気が変わります。茶色とか良いですね。
それでは入金確認しまして発送する時には改めてメール差し上げますね。 この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!
2011/02/08
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-232- SURLYのフレーム&フォーク 本塗り準備
まだ塗っていませんがそろそろ順番が来ますので塗装準備してあります。
珈琲屋さんのフレームは現在もまだ剥離槽に漬かっております。 本塗りはもう少し先になりますのでもう少々お待ち下さいませ。 今回届いた豆もおいしく頂いております!
2011/02/08
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-231- SURLY(自転車)のフレーム&フォーク塗装 調色作業B
パール顔料入れるとこんな感じです。
ちなみに今回は「粉末」のタイプを使っていますが、近年では余り使われて無いですね(爆)。
計量での調色作業は0.1グラム単位になるので、少量での作成となると粉末タイプは誤差が出易いのです(多分)。 なので近年では「リキッド」タイプが主流で、通常の原色と同様にパール顔料と樹脂が混ざった「液体」のタイプになっています。
ただしパールは色によっては殆ど使わないものもあるので、使い切るまでにゴミになってしまう場合もあります。 それに対してパウダータイプであれば永年問題無いので、うちのような小物塗装屋にすると重宝する材料なのです。
ちなみにパッケージにはちゃんと「STANDOX」と記載されていますが怪しいもんです(爆)。「実は中身は国産顔料だった」なんて事もよくありますからね。何が違うかというと「値段」が違います(よくある事です)。
2011/02/08
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-230- SURLY(自転車)のフレーム&フォーク塗装 調色作業A
こんな感じでピンクを作ったら、今回オーナー様のご希望でもある「パール」を入れます。
ちなみに「ピンクパール」なんて顔料は存在しません(爆)。 ピンクパールにするには、赤とホワイトパールを混ぜれば良いのです。赤と白を混ぜればピンクになるのと同じですね。ただしホワイトパールでは通常の原色程の隠蔽効果は無いのでそこまで白くはなりません。
ですので「ちょっとまだ濃いかな」くらいの状態でホワイトパールを投入すると白味が増してパールが効くのです。
といっても今回のような淡くて明度の高いソリッドカラーにパールを入れたところで実はそんなに効果がありません(苦笑)。 こういった淡い色でパール感を強くするにはやはり「3コートパール」が必要なのです。 ただ今回は「コスト変えずに」という方向ですので、3コートでは無く「多少でも感じられれば」程度と考えた2コートパールで対応しますね。
続きます。
2011/02/08
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-229- SURLY(自転車)のフレーム&フォーク塗装 調色作業
今回のご依頼では「ピンク」と「黒」の2トーン配色でご依頼頂いてまして、そのピンク色の見本として漫画本が一緒に届きました。
ただ「印刷物」の色と、当店のような塗装屋が行う「塗装」とはちょっと違います。 前者はベースとなる紙の「白」が透けたような状態になっているので発色が良いのです。塗装屋的に言うと「キャンディー塗装」みたいな感じですね。ですので今回の塗装ではここまで発色良くは出せません(写真で見るとそんなに発色良く見えませんがいいのです)。
続きますね。
2011/02/08
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-228- ポルシェケイマンのヘッドライトカバー「裏側」の塗装
ちなみにヘッドライトの表側の塗装は一部の例外を除いて受け付けてはおりませんのでご了承下さいませ。
こちらは以前から何度かご贔屓頂いたポルシェケイマンの方で、今回はヘッドライトの「縁」の部分を裏側からの塗装で承りました。ボディ同色のブラックメタリック(カラーコード:C9Z)です。
純正の状態だとフチの部分は「シルバー」になっているらしく、オーナー様自ら溶剤でそれを落としての持込となります。確かに「これを落として欲しい」と頼まれてもそれはお断りしたと思いますね(謝。でも溶けたりしたら保障出来ないのでよほどやり慣れた作業じゃないとそういった事はお受付出来ないんですよね…どうぞご了承下さいませ)。 ですが今回は塗るだけですので(マスキングもしますが)お受付出来ました。
こちらも作業開始は少し先になりますが、進行しましたらまた紹介させて頂きますね。 この度もご贔屓頂き誠にありがとう御座います!
ちなみにこちらのオーナー様からの最初のご依頼はスモーク塗装でしたね。かなり初期の頃だったと思います。 オーナー様のブログでも紹介して頂いてましたね。有難う御座います。
みんカラですね。→ケイマン+W212の記録
2011/02/08
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-227- インフィニティの内装シール? 塗装承りました
以前違う車種で同じ様なパーツ(シール)を塗らせて頂いた事がありました。ちょっと厚みがあって柔軟性のあるシートで、内装パーツそれぞれに貼っていくシールです。
今回の柄は「シルバーカーボン」で、これに茶色系のキャンディー塗装でご希望の内装色に合わせて仕上げます。
しかし向こう側が霞んで見えるくらいの数ですね…(恐)。
ちなみに、いつものように一つ一つをセットして塗ろうとすると恐ろしい額になってしまいますが(苦笑)、今回はこの状態のまま足付けして、一気にバーとスプレーするような方法でコストを下げるようにしております(じゃないと到底無理です…)。
作業開始は少し先になりますが(お待ちの方がまだ多数いらっしゃいまして…)作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。 この度のご依頼、誠にありがとう御座います!
2011/02/08
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-226- インフィニティのテールランプ スモーク塗装承りました!
以前同じ物をスモーク塗装&円形クリアー抜きで塗らせて頂いた事がありまして、それを見たこちらのオーナー様が「私のも同じように」とご依頼頂きました。有難う御座います有難う御座います。
うちは大手のように良く出来たホームページではありませんが(苦笑)、今まで塗らせて頂いた方々が色々なところで宣伝して貰っているようで年々お問い合わせが多くなってます。。有り難い限りです。
が、一日に10件〜20件のメールのやり取りは流石に大変ですのでいずれは今までの作業例に「見積り額」とその「内訳」も掲載してしまおうと考えています。 であれば、「これと同じにするとお幾らですか?」といったお問い合わせもそれへの返答も必要なくなりますしね。お互い手間が省けると思います。
ただ、見積もり額だけを見られてしまうと「随分とボッタくってるな」(爆)的に思われてしまう事もあると思いますのでそれが怖いですね。 内装パーツでポリプロピレン素材の「シボ取り」作業なんかの苦労は、やった者しか解らないですからね(笑)。
と、話が逸れてしまいましたがこの他にも内装パーツの塗装承っておりますのでそちらも紹介しますね。
2011/02/08
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-225- クライスラー300Cのテールランプスモーク塗装 本塗り完了です!
以前勤めていた会社では、元請にアメ車屋さんがいらっしゃったのでハマーやらダッジ系は結構やりましたね。
ただその時にやったスモーク塗装は今のような透明感のあるスモークでは無いので、ちょっと黒くすると灯火しているのが殆ど解らなくなっていました(恐)。それはマズイですよね…。 そんな危険行為の片棒担ぐつもりはありませんので(爆)、結果今やっているような「透明感のあるスモーク」を目指しました。
ただやはり光量は最初の状態よりも落ちていると思いますので、電球のワット数を一段階上げて対応して頂けますようお願いいたします。 最近では高光度のLED電球が色々売ってますのでLED化も良いですしね(ただし逆に暗くなる場合もありますので要注意です)。
それでは完成までもう少々お待ち下さいませ!
2011/02/08
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-224- クライスラー300Cのテールランプスモーク塗装も
ご予約頂いてたこちらも塗り終わっております。予定通り今週末にはお届けできると思いますのでご安心下さいませ。
クライスラー300Cは結構前から出ているのですが余り聞きなれないですよね…。 「アメ車」って感じのセダンです(多分。私的見解です)
オフィシャルサイトです→クライスラー300C
本塗りに続きます。
2011/02/08
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-223- インプレッサ(GDB-F)のテールランプ 本塗り完了です!
そして全体的に薄くスモークを掛けてクリアー塗って完了です。お待たせしました!
画像で見ると赤丸がズレているように見えますが、レンズの赤丸と内部は距離があるので横から見ると当然ズレて見えます。位置合わせは真後ろから見て合わせているのでご安心下さいませ。
2011/02/08
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-222- インプレッサ(GDB-F)のテールランプ 本塗り開始ですB
色分けマスキングで綺麗に仕上げるコツとしては「スプレー方向」も大きく関わります。
塗装は「塗装面に対して垂直」が基本なのですが(そう習います)、今回のようなケースでそれをやると最悪です。当然何度も苦汁を飲まされてます(苦笑)。
スプレー方法としては、シールの厚みを活かした「ボカシ」を行うようにして塗る方法で、円の周りから中心に掛けて斜めに塗るような感じですね(多分意味が解らないと思いますが説明が難しいのです…)。
ただ透過性の塗装(キャンディー塗装)でこれをやると「ムラ」が生じ易いのでそれがまた難しいんですよね…。 なので濃度の薄いキャンディーを何回にも分けて塗るような作業が強いられます。
2011/02/08
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-221- インプレッサ(GDB-F)のテールランプ 本塗り開始です。
こちらもいつものインプレッサのテールランプと平行して本塗り開始です。
こういった「バツ切りマスキング」は実は結構難しく、マスキングしてある塗装の境界線が「ガタガタ」になり易いのです。
隠蔽力の高い色(例えば「黒」)であれば薄膜で済むのですが、隠蔽力の低い色(有彩色。鮮やかなイエローなど最悪です)の場合はそれだけ膜厚が大きくなるのでマスキング際の仕上がりが悪くなる可能性が高いです。
今回の色は特に「ムラ」に気をつけなければなりませんので、一気に塗ろうとせずに薄い色を何度も塗り重ねる事によってムラの無い仕上がりにする必要があります。難しいです(苦)。
2011/02/08
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-220- インプレッサテールランプ(オレンジVer.) 本塗り完了ですA
そしてこちらも完了です。こちらはバックランプなのでクリアーのままですね。手前のだと明るすぎて解り難いですが、奥のを見ると薄くスモーク掛かっているのが解ると思います。
2011/02/08
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