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-449- インフィニティのテールランプ完成です!
大変お待たせしました! 長くなってしまいましたが、インフィニティのテールレンズスモーク塗装遂に完成となります。
こちらは小さい方のレンズで、クリアー抜きを行った方ですね。
細長い方もありますのでそちらも続けて紹介します。少々お待ち下さいませ。
2010/03/16
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-448- メーターカバー 乾燥後
そして強制乾燥していくと画像のように艶が消えていきます。それでも2時間くらいは掛かるんですよね。
しかし今回もピンボケがひどいですね…。艶消し黒は光を吸収し易いのですが、焦点までズレてしまうのでしょうか…(って何を今更…言い訳甚だしいですね…苦)。
もう直ぐ完成です。楽しみにお待ち下さい!
2010/03/16
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-447- メーターカバー本塗り完了です!
と言う事で本塗り完了です。
おいおい、って言う程艶が出てしまっていますが、塗ったすぐはこんな感じです。きっちりウェットに塗らないとムラが出てしまうんですよね。パラパラと塗ったりするのは厳禁です。
画像は塗ってからちょっと時間経っているので既に艶引けが始まってますね。ここから2時間くらい掛けて徐々に艶が引いていきます。
2010/03/16
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-446- メーターカバーの調色
調色というか、「艶具合」の確認ですね。
画像に写るパネルがゴルフ純正の内装部品で、表面にゴム系のコーティングがされています。吹きつけかも知れませんが、塗装屋的にはこれを「塗装」とは認識しません(塗る上ではこれが結構厄介ですので…)。
で、自分で作製した艶消しテストピースを見本に併せて「主剤「(クリアー)と艶消し剤の配合を確認します。
2液ウレタンクリアーで艶の具合を確認する場合、当然「完全硬化」した状態で確認しなければなりませんので、一回見本を作るのに一時間掛かってしまいます。これは現実的ではありませんよね…。調色費が膨大になってしまいます。
なのでこの作業を簡略化する為に、予め自分で見本を何枚か作製しておき、実際の作業のときにその中から一番近い物を選びます。 サンプル板の裏には配合内容が記載されていますが、それは社外秘です(爆)。
2010/03/16
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-445- メーターカバー サフェ研ぎ完了
最終番手(#1000〜#1500)まで仕上げると若干の艶が出た状態になります。平滑な下地が出来上がりました。ここまで仕上げない塗った時に綺麗な仕上がりにはなりません。
「塗れば埋まるでしょ」なんて事は妄想で、手を抜いた個所はバッチリ出てきます。 ウレタン塗装の膜厚はせいぜい100ミクロン程度で、これは新聞紙の厚み程度しかありませんが、塗装屋をやっているとこれでも「相当分厚い」と感じるんですよね。気にする所も細かくなる筈ですね…。
2010/03/16
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-444- メーターカバー サフェーサー塗布
プラスチックプライマーを塗ってサフェーサーを塗り終えた状態ですね。
綺麗に見えますが、2液ウレタンサフェーサーは結構表面が粗い仕上がりになっていますので、これを平滑に研ぐのも結構な作業です。ラッカーサフェーサーのように#1000程度で研いでも刃が立ちませんので、#400から始めて#600、#800、#1000と仕上げていきます。
2010/03/16
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-443- メーターカバーも本塗りまで完了しております
こちらもすっかり紹介が遅れてしまっておりますが本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。
と言う事で作業途中の紹介をさせて頂きますね。
画像は素地調整が終わったところです。 メーターカバーは新品の状態で表面が凸凹とした「梨地」のような状態でしたので、これを純正部品の質感と同じ様にする為に削り落とします。実は塗るよりもこの下地作業の方がよっぽど大変ですね。塗装は技術かも知れませんが、下地は根気と我慢がメインです(笑)。手を抜くと後で痛い目を見ますので…。
2010/03/16
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-442- インフィニティーのミラーカバーも本塗り完了しています。
何だか激しいピンボケですいません…。何か間違えましたね…。
ミラーも既に完全硬化済みですので、改めて写真撮って掲載させて頂きますね。これだけ見ると何だか仕上がり誤魔化しているみたいですよね…(そんな意図はありませんのでご安心下さい)。
テールランプと併せてもう直ぐ完成です!
2010/03/16
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-441- インフィニティーはミラーカバーも
テールランプのスモーク塗装でご依頼承っているインフィニティのオーナー様で、発送直前にこちらのミラーカバーも一緒にご依頼頂きました。社外品のミラーカバーのようですね。ご贔屓ありがとう御座います!
新品時でプラスチック素地で艶々だったのですが、足付け処理してあるので艶消しのような状態に見えます。 素地の状態が良いのでサフェーサーは塗らず、プラスチックプライマーのみ塗ってそのままトップコート(本塗り)を行います。 今回ご依頼の色は「艶消し黒」ですね。テールランプのスモークといい、怪しい車が出来上がっている気がしますが…(笑)。
それではいよいよ本塗りです(って既に先週塗りあがっているのですが)。
2010/03/16
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-440- ハイエースの内装スイッチパネル本塗り完了です!
そして文字入れした方もクリアーを塗って本塗り完了です。大変お待たせしました!
クリアーは艶消し仕上げでメタル感を出しています。 自分でやっておいて何ですが、やはり文字が格好良いですね…。
ちょっと時間切れで本日は帰宅致します。お待ち頂いている方々もう少々お待ち下さいませ!
2010/03/16
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-439- ハイエースの内装スイッチパネル本塗り開始前
こちらも大変お待たせしました!先週塗りあがっております。こちらは文字を入れて無い方の助手席側のスイッチパネルですね。 こちらは文字入れが無いのでシルバーから塗り始めます。
文字を入れた方はクリアーのみですので、脱脂〜エアーブローの後に一旦ブースから出しておきます。
2010/03/16
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-438- スクーターのサイドカウルカバーも完成ですA
こちらはコンパクトカメラで撮った画像ですね。先日300万画素と説明していましたがそれは間違いで、実際には200万画素でした(爆)。
ちなみにサイドカウルカバーもキャリアも磨いてません。お任せコースなので塗りっぱなしですね。 色に関しては「鮮やかな赤なら何でも」との事でしたのでフェラーリの赤です。「良い色だね?」と聞かれたら自慢してあげて下さい(笑)。
この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!実物楽しみにお待ち下さい!
2010/03/15
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-437- スクーターのサイドカウルカバーも完成です!
そしてメインのサイドカバーのカバーですね。純正カウルに両面テープで上から張るような感じで取り付ける社外品ですが出来具合は良いですね。 女性の方でも取り付け出来そうなのでこれはお手軽で良いと思います。ベージュなどの色をベースに、ピンク色で花柄など入れても良さそうです。時期的に桜の花びらでしょうか。季節毎に変えたりすると年中違う気分で乗れるので良さそうですね(って両面テープなので張替えは大変ですね…)。
こちらを画像を含め下から3点は一眼レフ(ニコンD70)で撮影した画像です。これもちょっと赤が濃過ぎる感じですね。 もう一枚は一応いつものコンパクトカメラで撮ったのがあるのでそちらも一応紹介しておきますね。
2010/03/15
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-436- スクーターの純正キャリア完成です!
考えてみれば普段は見えない裏側ですが、吊るして塗っているので余り気にしませんでした…。表にしても全然OKなくらい裏側も綺麗に塗りあがっていると思います。
あとはサイドカウルですね。こちらも続けて紹介しますね(ってそっちがメインですよね…笑)
2010/03/15
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-435- またこんな時間に…
月曜日はお問い合わせも多く、一番慌しい曜日な気がします。 が、本日も色々進行しておりますのでご安心下さいませ。
画像は例のバイクの荷台ですね。遂に完成になります!
仕上がりよりも写真の方が随分美しく見えてしまっている気がしますが(苦笑)、確かに純正とは思えない美しさに出来ているので是非実物楽しみにどうぞ。
裏側も写真撮ったのでそちらも紹介しますね。
2010/03/15
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-434- スバルステラのテールランプ スモーク塗装完了ですA
別角度からですね。薄目でもムラ無く仕上げられたと思います。
こちらももう直ぐ完成です。楽しみにお待ち下さいませ!
2010/03/15
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-433- スバルステラのテールランプ スオーク塗装完了です!
そしてスモーク塗装完了です!
濃度は「極薄〜薄目」との事でご依頼頂いてます。美しく出来たと思いますが如何でしょうか…。
他にも画像ありますのでそちらも紹介しますね。
2010/03/15
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-432- スバルステラのテールランプも!
こちらも先週本塗り完了しております。ご安心下さい!
本塗り自体は以下掲載のインフィニティと一緒に行っていますが、スモーク濃度が違うので「流れ作業的に」とはいきません。 こちらは視認性を重視して濃度は「極薄〜薄目」をご指定頂いておりますので。薄い方がちょっと面倒なのです。
画像は足付け処理が終わった状態ですが、曇りガラスみたいでちょっとおしゃれですね。
曇りガラスといえば、東京都庭園美術館入り口のガラスレリーフが凄いです。 「ギャラリーフェイク」なる漫画があるのですが、それに登場してきて是非実物が見たくなったので結構前ですが行ってきました。建物全体が良いですし、美術館のように堅く無いのも良いですね。 しかも庭園内は自然が多いのでこれからの季節お勧めですね。私も今度サボって行きたいと思います(…謝)。
↓オフィシャルサイトですね。
東京都庭園美術館
2010/03/15
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-431- インフィニティのテールランプ クリアー抜きも完了です!
塗装屋さんならお察ししてくれると思いますが、塗装するど真ん中をマスキングするのは意外と難しいんですよね。普通に塗ってるとマスキング際に塗膜の段差が出来て汚くなってしまいます。なので塗り方、マスキングの仕方など工夫して丁寧に行ってます。
実は先日塗らせて頂いたプレリュードのテールランプレッドキャンディー仕様のオーナー様のブログでも紹介して頂きまして、クリアー抜きの見切りラインにもお褒め頂けました。ありがとう御座いますありがとう御座います!
プレリュードオーナー様のブログです。 ↓
すぽーつすてーじ ばーじょんあーる2
こちらも完成までもう少々です。今暫くお待ち下さいませ!
2010/03/15
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-430- インフィニティのテールランプ一式スモーク塗装完了です!
そして本塗り完了です。元々は純正から若干のスモークが掛かっていましたが、今回は標準濃度でのスモークにしてあります。格好良いですよ…(惚)。
丸く抜いた方の画像もありますのでそちらも紹介しますね。
ちなみに今日は朝からメールの対応と荷物の検品、そしてこちらのプロフィット日記で既に午前中は現場作業無しですね。傍からみると遊んでいるようにしか見えませんが(苦)、Pro_Fit唯一の営業手段ですので疎かには出来ないんですよね。お陰で忙しい日々が送れますので…(今年こそ黒字に…笑)。
2010/03/15
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-429- インフィニティのテールランプ クリアー抜きのマスキング
バックランプは中央の丸い部分のみクリアーを残します。
通常はレンズ上にある切れ目などを境界線としますが、今回のような場合は一枚物のレンズカバー部の内部にある模様を参考にしますのでちょっと難しいです。
特に今回のような「丸」は手作業だと難しいのですが、さらに今回は「真円」では無く「楕円」です(苦)。 ちょっと記憶が曖昧ですが、確か58mm×62mmくらいだったと思います。
が、それもパソコンでデータさえ作れば機械が綺麗にカットしてくれるので安心です。安心です。最初は趣味的に買ったマシーンですが、十分に元が取れてます…(嬉)。
という事ですが、楕円だと張るのも難しいです(苦笑)。 が、今回は本塗りまで時間があったので、いつもとは違って水を使って張りました。普通のスモークフィルム貼るような感じですね。これなら失敗しても張りなおしが簡単ですから位置調整をじっくりやって合わせられます。
全て上手く行きましたのでご安心下さいませ…!
2010/03/15
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-428- インフィニティのテールランプ一式スモーク塗装です!
大変お待たせしました!こちらは先週既に塗装済みですのでご安心下さい。
画像は既に足付け処理とマスキングを終えていよいよ本塗りといった所ですね。 途中マスキング作業の写真ありますのでそちらも紹介しますね。
2010/03/15
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-427- 公衆電話 パテ塗布前
それにしても下地は意外と綺麗で(形はボコボコですが…)錆一つありません。
この電話の時代はNTTでは無く「電電公社」ですので(そうですよね)、この電話も「御上」の管理下に置かれていたと思います。 となると、これに費やされる管理費もきっちり出てくると思いますので8回も塗装されて来たのではと思います。下請け業者さんも潤った時代ですね…(憧)。
という訳で、今回は一からやり直すとして作業しますね。 各消耗部品も昨日ホームセンターで買ってきました。改めて紹介しますね。楽しみにお待ち下さい!
2010/03/15
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-426- 公衆電話の下地処理
古い塗膜を剥がしたら、下から出てきた鉄板は結構ボコボコでした…。サフェーサー程度ではどうにもなりません。
なのでパテ処理が必要ですが、全体的にヘラ付けするのも大変ですので(上下分割で合計すると10面ありますから…)、一気にスプレーパテを塗ってしまいます。その名の通り、スプレー出来るポリエステルパテですね。これは便利です。
主剤100に対して硬化剤5%、あと塗り易いようにシンナーを5%〜10%程度入れます。
2010/03/15
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-425- 公衆電話 旧塗膜剥離作業
危ない事が起きたばかりの現場みたいですが、電話機の古い塗膜をシングルサンダーで削っているところですね。
実はありえないくらいの補修暦がありまして(なんと8回!)これが結構大変でしたが、さらに大変な物が下から出てきまして…(恐)。
2010/03/15
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-424- お疲れ様ですた(ロレツが・・・)
画像は仕事と全然関係ありません。すいません…。
只今深夜一時過ぎまして、ようやく本日予定の作業完了しました。先ほど艶消し関係の塗装全て完了したところです。各々改めて紹介しますので今しばらくお待ち下さい。
しかし「艶消し」といっても、それぞれ艶具合が違うのでスプレーガン4個使いました…(一個は急ぎで塗った業者さんのブレーキキャリパーの為の艶ありでしたが)。終わってガン洗うだけで大変でした…。
が、無事どれも上手くいったと思いますのでご安心下さい(まだ艶が消えてきってませんので確認出来ませんので)。
ちなみに画像は、TACのお歳暮のお煎餅のオマケで付いていた小さなトラ(今年の干支物ですね)のキーホルダーで、最初は艶が無い状態だったのでクリアー塗りました(実際に塗ったのはゴトー氏ですが…ついでに頼みました)。
左奥にあるのは私が趣味で作った携帯ストラップです。といっても、各パーツをユザワヤで買って組み合わせただけですが、極小の染付け焼き物なんてアイテムがかなりツボに嵌りました(惚)。
これにこの寅を組み合わせてさらにオリジナル感を出したいと思ってます。 オリジナルの携帯ストラップは、日本に昔からある「根付」みたいな感覚ですね。かなり楽しいのでお勧めです。
2010/03/14
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-423- バイクのウィンカーなど5点 スモーク塗装完成ですA
反射板の付いた土台部品と重ねて撮影してみました。光が入るとスモークが透過しているのが解ると思います。ご安心下さいませ。
先ほど完成のお知らせメール差し上げております。 お手透きの際で結構ですのでご連絡いただければ幸いです。来週で構いませんよ。(ただし今日はまだまだやります。ちなみに昨日は結局0時過ぎまして寝たのは4時でした…疲れたというより眠いです)。
この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!実物楽しみにお待ち下さいませ。
2010/03/13
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-422- バイクのウィンカーなど5点 スモーク塗装完成です!
恐らく車種は「デルビGP1」なるバイクだと思うのですが(伝票にそう書いてありました…)、結構マニアックそうな車体ですね。調べてもオフィシャルページらしきサイトは見つかりませんし…。
画像はウィンカーのカバーだけ外した状態なので、通常ある筈の反射板が無い為真っ黒に見えますね。 カバーと土台は、車体のカウルと一緒に固定するみたいです。一応反射板の土台と重ねた状態でも写真撮っておきましたのでそちらも紹介致します。
2010/03/13
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-421- スクーターのキャリア(荷台のフレーム)本塗り完了です!
そしてこちらも本塗り完了です。 それにしても塗り難い製品でしたね(苦笑)。自転車のフレームより全然複雑です。恐るべし純正部品って感じです…。
しかしこれは何か新しい気がします(壊)。 まさかスクーターの荷台(しかも純正品)を塗る方もそうそう居ないでしょう。
単体だと周りの方も意味が解ってくれないかも知れませんが(←そうなんです、殆ど自己満足の世界ですよね…)、サイドカバーと同色だと結構おしゃれに見えそうな気がするのですが…。確か車体色は濃色でしたよね。映えるかも知れません。楽しみです。
完成次第また画像掲載させて頂きますね。楽しみにお待ち下さい!
2010/03/13
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-420- スクーターのキャリアも
最初は「艶ありの黒」でしたが、それからいきなり鮮やかな赤を塗っても隠蔽するのが大変なのでこのように下色を塗ります。外資系だと「アンダーカラー」と呼びますが、そのまんまですね(笑)。
2010/03/13
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-419- スクーターのカウルカバー 本塗り完了です!
そして大変お待たせしました!本塗り完了となります。
あとこれと一緒にご依頼いただいていた、シート後ろの荷台の「キャリア」も塗っておりますのでそちらも続けて紹介しますね。
2010/03/13
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-418- スクーターのカウルカバー 本塗り前
そしていよいよ本塗りです。
ただ、元の色が結構暗いので(=明度が低いので)、これに直接フェラーリの赤を塗っても完全隠蔽までに結構時間が掛かります(コート数が増えます)。
コート数が増えれば当然膜厚が大きくなるので塗装には良くありませんし(艶引けの原因になります)環境にも悪く、経営的にも良くありません…(稼働時間と材料費が余計に多くなりますので)。
なのでフェラーリの赤に近い明度の色を下色として塗ります。今回はアイボリーですね。ちなみにグレーでも良いしピンクでもいいと思います。
2010/03/13
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-417- スクーターのカウルカバー 素地調整完了です。
よく「素地調整」といった言葉が出てきますが、何か一つのことを指すわけでは無く、下地処理の一環としての作業を指します。
旧塗膜に問題があれば剥離が必要ですのでそれが「素地調整」でありますし、アルミが腐食していればサンドブラストやリン酸での処理をしますが、それも同じ「素地調整」ですね。
今回は「肌落とし」ですので、既存のクリアー塗膜の肌を#600耐水ペーパーで削ります。 手研ぎですが柔らかい当て板(3Mのスポンジっぽい物)を使って研ぐ事で、深い傷を付けないで適度に平滑に削るようにします。
その後、#600番の傷を#800、#1000、#1200程度の細かい傷に慣らしてあげます。#600のまま塗ったら、その傷が見えてしまいますので。
2010/03/13
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-416- スクーターのカウルカバーとキャリアスタンドも進行しております
忘れている訳ではありませんのでご安心下さい。既に本塗りも終えております!紹介が遅れてすいませんでした…。
最初に預かった状態では既に塗装済みで、一見して綺麗に見えますが何か違和感を感じます。 艶はあるのにラウンド(肌)が凸凹のデロデロだったんですね…。 これはレベリング性能が劣るクリアーで良くなりがちな塗装です。 昔バイト先で使ってたPG80とかパナロックとかがこれで(私的見解です)、本業では(ディーラーの社員時代)デュポンの690S(当時のデュポンでは良いクリアーでした)を使っていてそれが「普通」だと思っていたので、このレベリング性能の悪さにビックリしました…。 まぁそれぞれ良い面と悪い面、塗り方も仕上がりも値段も違いますから当然ですね。一概にそれが悪いといった事ではありませんので。 パナロックは磨きが本当に楽で(柔らかいです)作業者としては本当に良かったですからね。
と言う事で、悪い肌の上に塗り重ねていっても良い仕上がりにはなりませんので、一旦肌を削り落とします(塗装を根こそぎ削り落とすといった事ではありません)。
2010/03/13
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-415- CLLIFORDリモコンキーカバー完成です!
と言う事で本日完成になります。大変お待たせしました…!
費用お振込みとの事、ありがとうございます! 発送は入金確認出来てからとなりますので、今しばらくお待ちいただけますよう御願い申し上げます。
純正の塗装は、どうやらクリアーが塗っていなかったみたいなので、あれでは使っている内に剥がれてしまうのは当然だと思います。 今回はクリスタルクリアーの7分艶仕上げにしていますので、耐久性も最初のものに比べれば全然違うと思います。 と言うより、お金を掛けた分オーナー様も大事に使われると思いますので、長く使える事と存じます。いいことですよね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!
2010/03/13
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-414- RZのヘッドカバー結晶塗装も完成ですA
先ほど無事オーナー様に引渡し完了しました。喜んで頂けたようで何よりです。
オーナ様より聞いた話では、今回と同じ様に塗装してくれる所をネットで見つけられたらしいのですが、余りにもその安さに逆に懸念してしまったとの事です。確かにその金額じゃ、うちでやってる材料費にも満たないですよね…(恐)。
ただ、今回の件に関しても結構な費用が掛かっております。普通の方(RZと言うバイクを知らない方でしょうか)にしてみれば、
「そんなのにそんなに掛けてどうするの?」
と思うかも知れませんが、そうなんですよね(爆)。
「掛けるもの」にも色々ありまして、情熱やらお金やら人それぞれですが、命掛けると言われる方も居ますし…(レパードのエンジンパーツのご依頼では皆そう言ってこられま…)。
が、結果だけとなるとやはり高いと思われるのも当然だと思います。 なのでこの「プロフィット日記」で途中工程の作業内容を紹介出来るのは自分にとっても有り難い事なのです。 「苦」という言葉が多いですが、せめてその大変さが伝われば、という事なのです(楽しい事でもありますけどね)。
この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!組み付け上手くいくといいですね。応援しております!
2010/03/13
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-413- CLLIFORDリモコンキーカバー 本塗り完了してます!
本塗りしたのは先日でして、既に完全硬化済みです。掲載が遅れてすいませんでした…!なのでご安心下さいませ。
大きさの比較としてボールペン置いて撮影しましたが、これくら小さいんですよね。
「こんな小さいの塗るのにそんなに掛かるの?!」といった事が一概にそう言えないのが解って頂けるかと思います。
ただ、細かい作業は基本的に好きですので全然苦ではありません。
むしろ、人生の終焉はこんな仕事だけやって飯が食えれば良いと思ってます。場所も必要無いですよね。小さな塗装ブースと小さな乾燥炉(って炉じゃ無くて赤外線ヒーターですね)、作業机だけあれば仕事が成り立ちそうです。まぁ30年後くらいの事ですが(爆)。
発送まではもうちょっと寝かしておきたいですので、完成〜納品までは今しばらくお待ち下さい。楽しみにお待ち下さいませ!
2010/03/13
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-412- リモコンキーのカバー 本塗り開始です!
全面パネルはシルバーとガンメタの2トーンです。
先にシルバーを塗ってしまい、テープフリーな状態(テープを貼っても大丈夫な乾燥状態。完全硬化とは意味が違います)になったら中央部分のシルバー部をマスキングします。
で、続けてガンメタを塗ります。裏のパネルはガンメタ一色ですね。
で、仕上げはクリアーですが、元々完全な「艶々」の仕上がりでは無いので、艶具合もそれに近づけます。7分艶といった所でしょうか。 傷付き難い耐擦り傷性能に優れたクリスタルクリアーをベースに、艶消し剤(同社「スーパーマット」)を添加して艶具合を合わせます。
2010/03/13
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-411- リモコンキーのカバー サフェーサー塗布完了
サフェーサーが塗り終わったら先ほどのピラピラマスキングテープを剥がします。ちなみにその下のディスプレイ部分歯予めちゃんとマスキングしてあります。
こう見ても良く解りませんが、ディスプレイの溝の部分にはサフェーサーが塗られていないように出来ています。
サフェーサー事態も希釈率を上げて粘土を低くして(「シャブくする」と言います)薄膜に仕上げています。文字が埋まったら格好悪いですので…。
2010/03/12
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-410- リモコンキーのカバー 下地処理
ハゲハゲだった個所は削り落とし、全体的に平滑になるように研磨します(フェザーエッジの形成ですね)。サフェーサー塗るので#320程度で全体的に足付けも行います。
ディスプレイ部分はマスキングしますが、縁の溝にサフェーサーが溜まったりするのは嫌ですので、テープを折り返してピラピラとなるようにしています。自動車ボディのマスキングでは基本的な技で すね。 ただし、今回のように被塗物が小さいと、テープの折り返しも細く行います。 と言うか、マスキングテープ自体が「6mm」とかなり細いので、折り返している部分は2mmくらいです。極細仕様ですね。
こうする事で、サフェーサーを塗った際に起こるマスキング際の極端な段差を軽減できます。数ミリ幅で行う「ボカシ」ですね。
2010/03/12
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-409- リモコンキーのカバーの色確認
こちらもお待たせしました。順次作業進行しておりますのでご安心下さい。
画像は、下記に掲載している電話機と同様、下地処理の前に色の確認をしています。 目調色による微調色はやはり時間と労力が掛かってしまうので、それに対する費用(調色費ですね)が掛かってしまいますが、近似色の利用であればそれも必要ありません。今回のようなケースではこれで十分だと思います。
今回の場合、シルバーの他にグレーメタリック(ガンメタ)の部分もありますね。そちらも同様に行います。
2010/03/12
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-408- 電話機の色
こちらも大変お待たせしております…!
電話機本体は全体的に下地処理が必要ですが、その前に色を確認しておきます。
一から色を作る「データ無し目調色」でも良いのですが、後々の事を考えるとデータを残しておいた方がいいですので(部品単体の塗装でも色ブレが起こりません)、色見本帳から近似色を探します。
画像は何十種類から選んだ赤で、さらにここから一番近い赤を探します。電話機の赤はそんなに鮮やかでは無く、多少濁った感じですね(電話機ですからそんなに鮮やかな色な訳は無いですよね…)。
決定したのは「SUZUKI:ZCF」でした。 世界中のメーカーから探した色ですが、国産の色が選ばれたのは偶然です。これが日本人好みの赤なのでしょうか…(苦笑)。
という事で色が決定しましたので、いよいよ下地作業に入ります。旧塗膜の剥離からですね。プラスチック部品も傷が多いので全てやり直す事になりそうです。 何卒今しばらくお待ち下さいませ…!
2010/03/12
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-407- 4AGのタイミングベルトカバー ハイパーブラック(黒っぽいメッキ調塗装)完成です!
大変お待たせしました!こちらも遂に完成となります。メッキ調の塗装ですね。
日が当たる場所よりちょっと日陰の方がメッキ感が解りますね。以前のタペットカバーと同じ場所で撮影してみました。メタルな感じに出来ていると思います。
先ほど完成のお知らせメールも差し上げております。どうぞご確認下さいませ。
この度もご贔屓頂きありがとう御座いました! 実物も楽しみにお待ち下さい。
2010/03/12
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-406- プレリュードのクリアーテールも完成です!
こちらも大変お待たせしました!本日から発送可能となります。
画像はちょっと濃すぎる感じです。実物はもっと薄い感じですのでご安心下さいませ。一眼レフでの撮影ですが、液晶モニターが小さくて確認出来ないんですよね…。すいません。
完成のお知らせメールも差し上げております。 お手透きの際で構いませんのでご返信頂ければ幸いです。
実物も楽しみにお待ち下さい。 この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!
2010/03/12
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-405- ベンツCLS・AMGフロントグリル完成ですA
いつもの場所で撮ってみましたが、大きい物はファインダーに納まりきりません…(下手ですいません…)。
メッキのスターがボディ同色なのはお洒落だと思います。オブシディアンブラックなのが良かったのかも知れませんね(元がメッキなだけに、シルバー(カラーコード744ですね)だと微妙かも知れませんよね…)。
この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!実物楽しみにお待ち下さいませ。
2010/03/12
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-404- ベンツCLS・AMGフロントグリル完成です!
大変お待たせしました!遂に完成となります。 時間掛かってしまい申し訳ございませんでした。全体的に遅れているようで、お待ち頂いている方々も申し訳御座いません。順次進めておりますので何卒ご容赦下さいませ…。
と言う事でグリル撮影しましたが、ちょっと上手く撮れませんでした…。実物の方が感動出来ると思います(寂)。
もう一枚画像ありますのでそちらも紹介しますね。
2010/03/12
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-403- や、ヤバイです・・・(笑)
こちらもお待たせしております!ベンツAMGのフロントグリルですね。本日組み付けも完了しました!
が、こちらも発送にはもう少し寝かしておきたいと思いますのでもう少々お待ち頂けますでしょうか。
で、組み付けて仕上がった物を見てみた感じとしては、かなり良い感じでは…と思います。 艶消し仕様のブラックアウトも良いですが、ボディ同色の艶々仕様もかなり良い感じだと思います。ベースのネット部分はそのままでスターが同色仕様ってのがまた良いですね。まるでクドさを感じません。
画像は組み付けて適当に撮った写真ですので、改めて撮影して完成画像掲載しますね。楽しみにおまち下さい!
2010/03/11
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-402- (恐)
例のブレーキ屋さんが沢山仕入れて来ました。って幾ら遣ったんですか…(恐)。
これに、それぞれの車体に合わせたブラケットを作製し(私じゃありません)、素地調整(サンドブラストですね)を行って脱脂してマスキングした状態で私の元にやってきます(怖)。
仕事の合間って感じでゆっくりやっていきたいと思います(爆)。 紹介出来そうでしたら紹介しますね。楽しみに(私的には余り楽しく無いのですが…苦笑)お待ち下さいませ…。
2010/03/11
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-401- プレリュードのテールランプ 完成ですA
こちらは一眼レフで撮った方の画像ですね。ちょっとビビット過ぎる(濃すぎる)と思います。下手ですいません…。
クリアー抜きの部分が良く解る写真、改めてご用意しますのでもう少々お待ち下さいませ。梱包前にまた撮影会しますね(仕事しろって感じですね。すいません…)。
そろそろ完成ですので楽しみにお待ち下さい!
2010/03/11
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-400- プレリュードのテールランプ 完成です!
が、ちょっとまだ硬化しきっていないようですので発送はもう少々お待ち下さい。 完全硬化はしているのですが、発送となるとちょっとまだ早いのです。
車のボディの場合なら、この状態で出庫しても問題ありません。雨が降ってももちろん大丈夫です。既に磨き処理もしていますので当たり前ですよね。 ただ、発送となると「梱包」しないといけなく、しかも長時間何かが接触している事になります(うちの場合だと油紙巻いてますよね)。 このストレスを考えるとまだ早いんですよね…。
自動車の塗装屋さんなら一度は経験した事がある筈ですが、完成したと思った車体に、さらにビニールを掛けてブースで焼いたりしてしまうと大変な事になりますよね。相当大変な事態になる筈です(当然私も経験済みです。何度も…)。完全硬化している筈の塗膜でも、何かが接触する程のストレスだと問題が発生してしまうんですよね。塗り直しどころか、全部研ぎ直しからのやり直しです…。
これらをやっても問題が起きない状態が、私的に言う「シマリきり」ですね。塗料の分子がガッチリ反応しきって、それ以上変化しないようなイメージです(まぁこれになるには実際は一年掛かると言われたりもするのですが…)。
という事ですが、他にも画像あるのでそちらも紹介しますね。
2010/03/11
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