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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2011】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 KSRのパーツも(img2037.jpg) -2037- KSRのパーツも

こちらもお待たせしております!ようやく順番が来ましたので来週より作業着手させて頂きますね。
これと並行してスクーピーの外装パネルの塗装も作業始まります。
大変お待たせして申し訳ございませんが、作業進行しましたら順次紹介していきますのでもう少々お待ち下さいませ。

どうぞ宜しくお願いいたします!

2011/11/18
 
jpg画像 インプレッサのテールランプ一式 発送しました。(img2036.jpg) -2036- インプレッサのテールランプ一式 発送しました。

こちらはご依頼品では無く、当店で購入した中古品です。
大きい方は依然から入手しておいたのですが、リヤゲート側の小さい方がなかなか市場に出なくて何とか手に入れた次第です。

で、現在お問い合わせ頂いている案件で、新車で購入する車体に着いているテールランプを塗って欲しいとの事で、それを外している間にこちらをお貸出しする事になりました。なるほど、ですね。

とりあえずこちらはレンタル専用としますので、今回の案件が完了して戻ってきたらまたお貸出し可能です。
もう1セット探しておいて中古販売にも対応したいと思います。この型のテールランプのご依頼は未だに多いですからね…。


それでは到着をお待ちくださいませ!

2011/11/18
 
jpg画像  MOMOのステアリングスポークカバー 本塗り完了です!(img2035.jpg) -2035- MOMOのステアリングスポークカバー 本塗り完了です!

今週は連日寝不足で口の中を噛み切って出来た口内炎が全然治りません(苦)。贅沢な悩みですが、もう少し仕事が落ち着いてくれると助かるのですが…(現在のお受付は来年の一月中旬です)。


という事ですが、こちらは無事本塗り完了しておりますのでご安心下さい。
オーナー様のイメージカラー?のオレンジで本塗り完了です。

オレンジは私も大好きですね。基本的に暖かい系の色が好きですが、反面身に着けるのは地味目なアースカラー(カーキとか深緑とか)です。まあ年中ツナギですからね(爆)。


こちらはステアリングから外していますので、あとは組み付けもありますね。
また作業進行しましたら紹介させて頂きます。もう少々お待ちくださいませ!

2011/11/18
 
jpg画像 MOMOのステアリングスポークカバーも!(img2034.jpg) -2034- MOMOのステアリングスポークカバーも!

こちらもお待たせしました!チヂレが酷かったMOMOステアリングのプラスチックパーツですね。

チヂレた旧塗膜は剥離除去して新たに下地作り直しています。いよいよ本塗り開始です。

2011/11/18
 
jpg画像 BMW MINIのボンネットスクープ 本塗り完了です!(img2033.jpg) -2033- BMW MINIのボンネットスクープ 本塗り完了です!

そして本塗り完了です。おまたせしました!

部品は社外品で、ノーマルだとフラットな形で装着されますが、これだと盛り上がった感じで付くと思います。

ただ素材はFRPなので継ぎ目やら巣穴などがありましたが、「研磨→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理で美しい仕上げに出来たと思います。

週末で寝かして来週早々には完成予定となります。もう少々お待ち下さいませ!

2011/11/18
 
jpg画像 BMW MINIのボンネットスクープ 本塗り前(img2032.jpg) -2032- BMW MINIのボンネットスクープ 本塗り前

先日塗っておいたサフェーサーを研いで平滑にした状態で、研磨された表面は#1000くらいの番手で仕上がっています。

固定方法が難しかったのですが、裏側にボルト穴があったのでそこをネジで台に固定して塗ります。

ダクトの穴の中が結構塗り難いんですよね…。

2011/11/18
 
jpg画像  BMW MINIのサイドマーカーベース 本塗り完了ですA(img2031.jpg) -2031- BMW MINIのサイドマーカーベース 本塗り完了ですA

こちらは元々黒い樹脂素地剥き出しで、周りの部分はザラザラとした「梨地」だった部品です。

オーナー様的には「今回ボディ同色にして、目立たなくしようと思い立ったわけです」との事ですが、同じMINI乗りからは目立つような気もしますが…(笑)。

ボンネットスクープ(ダクト)も一緒に塗っていますので続けて紹介しますね。

2011/11/18
 
jpg画像 BMW MINIのサイドマーカーベース 本塗り完了です!(img2030.jpg) -2030- BMW MINIのサイドマーカーベース 本塗り完了です!

カラーコードは「850」で、丁度TACさんに同じ色のミニが入庫していました。白と言うより色味が付いてクリーミーな感じですね。

ベースコート塗ってクリアー塗って本塗り完了です。親の仇みたいに艶が出ていますが、「クリアーをたっぷり」と言う訳では無く、ガン距離を近めにして肌を作るようにしています。じゃないとフチにクリアーが溜まって変な形になってしまいますので。

2011/11/18
 
jpg画像 BMW MINIのサイドマーカーベースも!(img2029.jpg) -2029- BMW MINIのサイドマーカーベースも!

オーナー様メール有難うございました!すっかり勘違いしておりまして、こちらは内装部品では無いですね。フロントフェンダーのサイドマーカー(ウィンカー)の土台部分です。いやー、失礼しました。

という事で、メッキ素地とシボ模様の下地処理は完了しましたのでいよいよ本塗り開始です。お待たせしました!(って既に塗り終えていますが)。


ちなみに画像の白いの(グレーなの)は下地塗料ですが、向こう側と手前では全然違う物です。
奥は元々メッキパーツですからそれ専用の下地処理とプライマーで密着性を高め、手前はプラスチック素地の梨地でしたから平滑にする為の下地処理を行っています。それぞれ役割も使っている材料も違いますが、どちらも面倒な作業なのは同じです(苦)。

2011/11/18
 
jpg画像 ゼファーのアルミプレート 結晶塗装完成ですA(img2028.jpg) -2028- ゼファーのアルミプレート 結晶塗装完成ですA

元々中古品だった物を購入されてのご依頼だと思います。
結構小傷などはありましたが、結晶塗装の特徴として「素地の粗さを目立たなくする」といった効果があるので気になる箇所は払しょく出来たと思います。ライン、歪んでいませんよね?

オーナー様もお察しの通り、この部品を結晶塗装される方も少ないと思いますから(笑)、むしろ同じゼファー乗りが見たら不思議に思うでしょうね。声を掛けられたら是非宣伝しておいてください(まずは気付くか、からですか…笑)。

それでは後程完成のお知らせメール致します。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/11/18
 
jpg画像 ゼファーのアルミプレート 結晶塗装完成です!(img2027.jpg) -2027- ゼファーのアルミプレート 結晶塗装完成です!

こちらもお待たせしました!ゼファー(バイク)の横に着く分厚いアルミプレートで、「イタリアンレッドは避けたい」との事から今回は渋めの赤でご依頼頂きました。

確かに最近は派手派手よりも渋目を好む方が増えましたね。ご依頼される方々の年齢層が高いのでしょうか(笑)。

私がバイクに乗っていた10代の頃は、バイクなのにフォグランプ着けたり(笑)、ヘルメットからミンクの尻尾みたいなのが飛び出ていたりと(爆)、とにかく派手でした。
マフラーも下品なくらいうるさかったですが、当時はレーサーレプリカ全盛の時代ですから(私の場合お金が足りなくFZ400Rと随分中途半端なバイクになりまして…)、世の中的に景気も良かったせいか揉め事は少なかった気がします(苦笑)。

今はスマフォですからね…。走り屋はもう現れないのでしょうか。
(それも困りますかね)

もう一枚画像あるので紹介します。

2011/11/18
 
jpg画像 結晶塗装 色の比較(img2026.jpg) -2026- 結晶塗装 色の比較

右のHONDAの赤がいつも塗っている結晶塗装の赤で、左のプレート二枚は比較的黒い赤をご依頼頂いた物です。「レンガのような赤」ですかね。鮮やかさが消えているのが解ると思います。

ゼファーのアルミプレートは引き続き紹介しますね。

HONDAのロゴに塗ったクリアーは明日には硬化しますので、明日の夕方以降で発送可能です。お待たせしました!
後程完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/11/18
 
jpg画像 スーパーカブのヘッドカバー 結晶塗装完成です!(img2025.jpg) -2025- スーパーカブのヘッドカバー 結晶塗装完成です!

そして面研した部分にクリアーを筆で塗って完成です。大変おまたせしました!

色はいつものイタリアンレッドで、これは比較的鮮やかな赤になります。
対してこれと一緒に塗っているゼファーのアルミプレートはもっと茶色い赤です。丁度これらを並べて比較出来るので紹介しますね。

2011/11/18
 
jpg画像 スーパーカブのヘッドカバー 凸部研磨(img2024.jpg) -2024- スーパーカブのヘッドカバー 凸部研磨

既に焼き付け済みで塗装自体は完成ですが、最後に「HONDA」の凸文字部分を削って光らせます。部品自体が余り目立つ所に付きませんから(苦笑)、やるだけの事はやって目立たせないと、ですね。

凸部面研の方法は極めて原始的で(笑)、傷付けたくない部分をガムテープで貼って養生しておきます。

最初から手研ぎだと大変なので、先にダブルアクションサンダーで削ってから手研ぎで徐々に番手を上げて(細かくしていって)光らせていきます。かなり地味な作業ですよ(笑)。

2011/11/18
 
jpg画像 カプチーノのウィンドウォッシャーノズルも(img2023.jpg) -2023- カプチーノのウィンドウォッシャーノズルも

これがどういった用途で使う物かご存知の方は「それまで塗っちゃったのか!」と驚きそうですが、意外とお問い合わせは多いんですよね(笑)。

今はどうか解りませんが日産車の場合は最初からボディ同色に塗ってあったりします。やはり単なるプラスチック素地より塗装されていた方が高級感があるんですよね。

ただノズル部分まで塗ると後々面倒そうですので穴の内部はマスキングで塗ってあります。
詳しくは数日前の作業例で紹介していますから宜しければそちらをご覧ください。無事綺麗に仕上がっています。あれで上手くいくもんなんですよね。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度もご贔屓頂きありがとうございました!

2011/11/18
 
jpg画像 カプチーノのメッキエンブレムも(img2022.jpg) -2022- カプチーノのメッキエンブレムも

こちらも同じマジョーラカラーです。ただ実際にはDUPONT社の塗料なので「クロマリュージョン」と言うのが本来の呼び名ですね。
顔料は同じでもメーカーによって言い方が異なりますのでちょっと解り難いですね。なのでメジャーな「マジョーラ」と呼んだ方が早いのでそうしています。


こちらは元々メッキだったエンブレムですね。やはり単に塗るだけでは無く、メッキ素地専用の下地処理をしています。スチーム掛けてもガムテープ貼っても剥がれないような密着性を保持するようにしています。当然この後も変わらず、ですね。

2011/11/18
 
jpg画像 カプチーノの導風パネル塗装 マジョーラカラーで完成ですA(img2021.jpg) -2021- カプチーノの導風パネル塗装 マジョーラカラーで完成ですA

光線(太陽光)からの反射角度によって見え方はどんどん変わります。別名「カメレオンカラー」なんて呼ばれたりもしますからね。

ちなみにこれ、通常は見えない部分に装着される物です。エンジンルーム内にあるエアークリーナーボックスにエアーダクトから入る風を導く為のパネルカバー?でしょうか。

素材はPP(ポリプロピレン)で、元々は黒い樹脂そのままの素っ気ない部品ですが、塗装によってここまで姿が変わるのは塗っている本人でもちょっと驚きです。その前に「そこに幾らお金を掛けるんですか…」と心配にもなりますが(笑)。

ちなみに製品をそのままを塗ってもこうはなりません。ちゃんと下地作っているからです。
持てばペラッペラの部品ですが、髪の毛の厚みでも下地をちゃんとやるかどうかで仕上がりは別物になります。
ただ時間掛けた分、それに伴って費用も上がるんですけどね…。


他の小物も紹介します。

2011/11/18
 
jpg画像 カプチーノの導風パネル塗装 マジョーラカラーで完成です!(img2020.jpg) -2020- カプチーノの導風パネル塗装 マジョーラカラーで完成です!

そして凄いのが完成です(笑)。手前は青ですが奥はオレンジっぽいですよね。その間には「紫」があります。
これはマジョーラ特有の色変化で、通常はあり得ない「3色」の変化を起こします。

まあこの塗料自体かなり前からあるので今更驚く訳では無いのですが、解っていてもこの色変化には驚愕です。

違う角度からの画像もあるので紹介します。

2011/11/18
 
jpg画像 クラウンアスリート メッキ製ナンバーブラケット塗装 完成です!(img2019.jpg) -2019- クラウンアスリート メッキ製ナンバーブラケット塗装 完成です!

上と下の色が違うのが解ると思います。上はちょっと青味掛かったグレーメタリックですね。対して下側はボディ同色で、元々はメッキ素地でしたからこの部分が結構派手で嫌だったんでしょうね。

メッキ(装飾クロムメッキ)の利点としては、やはり「強度」とその輝きですから好きな人は好きなのですが、嫌いな方は本当に嫌いみたいですね。
なのでわざわざメッキ掛ける方も居れば、今回のご依頼のようにメッキを塗り潰して欲しいといったご要望が絶えません。中々難しいですね(笑)。


明日以降でお渡し可能ですので、明日にでも完成のお知らせ致しますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/11/18
 
jpg画像 トヨタメッキエンブレム塗装 完成です。(img2018.jpg) -2018- トヨタメッキエンブレム塗装 完成です。

楕円のリングの方はフェンダーのサイドマーカーの周りに着く物だと思います。
トヨタのエンブレムはリヤのトランク?ですかね。どちらもボディ同色だけど半艶の仕上げにして落ちついた雰囲気を狙っているのでは、と思う次第です。そもそも色で渋いですからね(笑)。

続きます。

2011/11/18
 
jpg画像 クラウンアスリートのリヤナンバーブラケットなど 完成です!(img2017.jpg) -2017- クラウンアスリートのリヤナンバーブラケットなど 完成です!

そしてお待たせしました。各メッキパーツの塗装、完成です。

上のナンバーブラケットは艶あり仕上げですが、下のリングとトヨタマークは半艶クリアー仕上げです。

色は基本的にボディ同色で、ナンバーブラケットの上の部分のみちょっと違う色になっています。アクセントカラーですかね。装着が楽しみです。

他にも画像あるので続きます。

2011/11/18
 
jpg画像 クラウンアスリートのリヤナンバーブラケット 付属品取付けB(img2016.jpg) -2016- クラウンアスリートのリヤナンバーブラケット 付属品取付けB

そしてゴムやスポンジなどを取り付けて完成です。お待たせしました!

肝心の表側の画像も紹介しますね。続きます。

2011/11/18
 
jpg画像 クラウンアスリートのリヤナンバーブラケット 付属品取付けA(img2015.jpg) -2015- クラウンアスリートのリヤナンバーブラケット 付属品取付けA

事前に撮影しておいた画像はパソコンの中に保存してあるので、それを見ながら組み付け作業となると事務所と現場の往復で結構大変です。

それが理由と言う訳では無いのですが、先日アップル社の「iPodtouch」を買いまして、それに付いている機能の一つ「iCloud」のお蔭で事務所内パソコンの中にある画像を無線LAN経由で(WiFiって言うんですかね…)手元の端末で確認出来るようになりました。これは便利です。

複数毎の画像もストレス無く見る事が出来ますし、テレビCMで見たように拡大縮小も指先一つで思い通りです。


本当はiPhoneの方が便利だと思ったのですが、通年自宅と工場の往復はスーパーカブで携帯に触る癖が無いですから、パケ放題?などの固定通信費が勿体無かったのです。携帯でネットなんてしませんからね…。

とりあえず仕事に活用出来そうで安心しました(笑)。

2011/11/18
 
jpg画像 クラウンアスリートのリヤナンバーブラケット 付属品取付け(img2014.jpg) -2014- クラウンアスリートのリヤナンバーブラケット 付属品取付け

塗装作業は完了したので後は元々付いていたスポンジ等を取り付けます。

エンブレムなどの両面テープはオーナー様自ら貼られるとの事でしたので恐らくはこれも余計な事だったかも知れませんが、如何せん元通りにするのは至難の業かと思います。外した私でも覚えておりませんので…。

ただ元の状態は逐一写真撮っておりますのでそれを見ながらの作業であれば問題ありません。
元々記憶力は良い方ではありませんので予防線は万全です(笑)。

2011/11/18
 
jpg画像 結晶塗装前 プライマー塗布(img2013.jpg) -2013- 結晶塗装前 プライマー塗布

スーパーカブのヘッドカバーとゼファーのアルミプレートは一緒に作業を進めています。

画像はプライマーを塗った状態で、アルミプレートの方は裏側の塗装も剥がしましたので裏側にもプライマーを塗ってあります。

2011/11/18
 
jpg画像 ゼファーのアルミプレート 調色作業(img2012.jpg) -2012- ゼファーのアルミプレート 調色作業

通常結晶塗装のご依頼色は「赤」と「黒」が圧倒的に多いのですが、今回は「黒ずんだ赤」でご依頼頂いております。「レンガのような」といった感じですね。

一応当店のサイト上でも「Web色見本」なるページを用意しておりまして、そこの中の色でも確認をして頂きました。「S612のC−3」との事ですね。

「WEB色見本帳」はソリッドカラーだけですが、ある程度の参考にはなると思いますので宜しければご覧ください。

WEB色見本帳

この見本帳は手元にある色見本帳のシートを一枚一枚スキャナーで取り込んでページとして作りました。
単純な作業の繰り返しでしたが、こういった物も専門の方にお願いすると目玉が飛び出る費用が掛かったりします。時間工賃にすると塗装屋より高い気がしますが…(今は安くなったんですかね)。


ちなみにちょっと前のテレビ番組で(私が好きな「ガイアの夜明け」です。笑)、「技能オリンピック」なる物の特集やっていました。それぞれの専門職の世界大会みたいな催しですね。

種目は全部で40種くらいなのですが、その中の一つとして「自動車塗装」があります。
世界的に見てどうだかは解りませんが、ドイツ・イギリス・イタリアなどの欧州での自動車の板金塗装屋はかなり評価が高いようです。日本だと底辺に近い気がするんですが(爆)。

で、ガイアの夜明けでは結果が良く解らなかったので一応調べてみました。

 pdfファイルです→第41回技能五輪国際大会(イギリス・ロンドン大会) 日本選手団の成績

自動車板金は日本が金メダル獲ったみたいですね。同じ日本人として誇らしく思えます。

そもそも日本車の鋼板は薄くて(薄過ぎて)板金が非常に難しいですから日頃の仕事で随分と鍛えられますよね。
塗装の場合はどうしても一発勝負的な作業となるので、恐らくは本来の力が出せなかったのだと思います。出ている方々は22歳以下ですからね。


随分と話しが逸れてしまいすいません。

画像は「赤」と「黒」の結晶塗料を混ぜて「茶色」を作っている所です。右がいつもの赤ですからね。随分と黒くしているのが解ると思います。


2011/11/18
 
jpg画像 ゼファーのアルミプレート 素地調整(img2011.jpg) -2011- ゼファーのアルミプレート 素地調整

先日サンドブラストで旧塗膜を剥離しておいたゼファーのアルミプレートです。
小傷があったのでサンダーにて取り除きました(削り落としました)。

この後リン酸処理を行っていよいよ本塗り開始です。

2011/11/18
 
jpg画像 スーパーカブのヘッドカバーも!(img2010.jpg) -2010- スーパーカブのヘッドカバーも!

こちらも大変お待たせしました!スーパーカブのヘッドカバーですね。

部品は新品で、画像だとちょっと古ぼけて見えるのはこれの前にリン酸処理を行ったからです。ご安心下さい。

金属素地の状態でも、そのままプライマーを塗ったとしてもやはり密着性は劣ります。
塗装を行う前にはどんな形にせよ、物理的な足付け処理としてペーパー掛けやサンドブラスト処理を行うか、こうやって化学的な処理をしてあげる必要があります。

2011/11/18
 
jpg画像 YAMAHA YZFのテールレンズ レッドキャンディー塗装完成ですA(img2009.jpg) -2009- YAMAHA YZFのテールレンズ レッドキャンディー塗装完成ですA

とまあこんな感じです。さっきの状態と違い過ぎますね(笑)。

下に敷いているのはお煎餅が入っていた缶の蓋で、この程度でも反射してくれれば透過性の赤が際立って見えます。

テールランプの土台部分にある反射板は形が立体的でさらにメッキ加工もされていますから、それに装着されればもっと美しく見える筈です。ご安心下さい。

それでは後程完成の連絡差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/11/17
 
jpg画像 YAMAHA YZFのテールレンズ レッドキャンディー塗装完成です!(img2008.jpg) -2008- YAMAHA YZFのテールレンズ レッドキャンディー塗装完成です!

こちらもお待たせしました。元々クリアーだったバイクのテールレンズですね。恐らく純正品だと思います。

この状態だとちょっと鮮やかさに欠けますが、これは下に敷いてあるグレーの布のせいです。いつものテールランプと違って「反射板」が無いですからこれは仕方ありません。普通の赤では無く「透過性の赤」ですので。

なので色が解り易い画像紹介しますね。続きます。

2011/11/17
 
jpg画像 R34スカイライン 社外品テールレンズスモーク塗装 完成ですB(img2007.jpg) -2007- R34スカイライン 社外品テールレンズスモーク塗装 完成ですB

確かに元々の赤が派手過ぎて安っぽい感じがしましたが、今回の薄めスモークでそれは抑えられたと思います。しかも言われなきゃスモーク掛かっているなんて解らない程度ですからね。ここに大人の渋さがある気がします(爆。極めて私的見解です)。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/11/17
 
jpg画像 R34スカイライン 社外品テールレンズスモーク塗装 完成ですA(img2006.jpg) -2006- R34スカイライン 社外品テールレンズスモーク塗装 完成ですA

180SXのテールレンズでもそうだったのですが、被塗面に「凸」があると透過性塗装委(スモーク塗装やレッドキャンディー)は一気に難しくなります。

空気の流れがそこで変わって(止まって)しまうので、谷のライン奥まで塗料がちゃんと行き届かないのです。
結果、膜厚が変わってしまうので色まで変わってしまいます。

これが「標準」や「濃い目」であれば比較的目立たないのですが、今回のように「薄め」以下の濃度だと誤魔化しが効きません。ムラ・ダマも躊躇に現れてしまいますので。

結果、対処方法としては塗装のコート数を増やし、その分塗料中のスモーク含有量を減らして「薄く均一に」を徹底します。本来ならば3コートで終わる所を6コートに増やしたり、ですね。
この時塗料の濃度は半分にするので最終的な濃度は同じになる筈です。
併せて塗装時のスプレーパターンを変えたり方向を変える事で極端に違う膜厚にならないように工夫して全体的に均一に仕上がるようにしています。結構大変なのです(笑)。

2011/11/17
 
jpg画像 R34スカイライン 社外品テールレンズスモーク塗装 完成です!(img2005.jpg) -2005- R34スカイライン 社外品テールレンズスモーク塗装 完成です!

こちらもお待たせしました!当店では珍しいスカイラインのテールレンズですね(いや、180SXもそうでしたが…)。

ご依頼内容としては以下の通りです。


「スモークテールでありながら昼間にどの角度からみてもレッド部分もクリア部分も透けて見える位薄いスモーク。御社のHPの濃度で云うと極薄めと薄めの中間くらいで」


なるほどなるほど、これは難しいですね(笑)。前置きだけだったら正直どの濃度にしていいか解りませんでしたが、最後の「極薄めと薄めの中間」という事と、ご依頼時に頂いた写真を参考に濃度を設定しました。私的にはいい感じに出来たと思います。

他にも画像あるので続きます。

2011/11/17
 
jpg画像 「樹脂」について(img2004.jpg) -2004- 「樹脂」について

ここでもよく「樹脂」(じゅし)と言っていますが、それの多くは「合成樹脂」を指しています。これは「プラスチック」と考えてOKです。

で、「透明なプラスチック」と言っても色々ありますよね。透明感の無い物からまるでガラスのような質感の物など、透明な筈なのに見た目でその質感(素材)が違うのが解ります。

身近な物ではCDのケースなどはPS(ポリスチレン)なる素材で、耐溶剤性が低いので塗装する際には困った樹脂の一つです。

水槽などに使われるのはPMMA(アクリル樹脂)で、強度と透明度を兼ね備えているのが特徴ですね。

その他樹脂には色々特徴がありまして、私が日々使っているクリアーは「アクリルポリウレタン」と呼ばれる樹脂で、主剤(ポリオール?)と硬化剤(イソシアネート)でウレタン結合された樹脂をさします。作業性とこの輝きこそが特徴だと思います。美しいんですよね…(惚)。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/11/17
 
jpg画像 PTクルーザーのテールレンズ オレンジキャンディー塗装で完成ですA(img2003.jpg) -2003- PTクルーザーのテールレンズ オレンジキャンディー塗装で完成ですA

メッキ塗装を剥がして貰ったレンズの状態は、正直な所そのまま塗れる状態ではありませんでしたので一度クリアーだけの塗装で下地を作っています。オレンジキャンディーを塗った際にエッジマッピング(チヂレの一種)が起きて変な模様が出たらそれこそ取り返しが付きませんので。

その甲斐あって、完成したオレンジキャンディーはかなり美しい状態に出来たと思います。他とは輝きが違いますよね。勿論使っているのは「クリスタルクリアー」ですからそれの輝きでもあります。

2011/11/17
 
jpg画像 PTクルーザーのテールレンズ オレンジキャンディー塗装で完成です!(img2002.jpg) -2002- PTクルーザーのテールレンズ オレンジキャンディー塗装で完成です!

そしてこちらもお待たせしました!最初にお問い合わせ頂いてから半年以上でしょうか。長かったですね…。

ご依頼頂いたのは奥に移るオレンジ色のレンズの部分で、ここは元々クリアーレンズだったのですが、途中色々あって何故か「メッキ塗装」になってしまっていました。赤い部分も同様に一度はメッキになっています(ただし今回赤いレンズは触れていません)。

普通ならそこで諦めるなり新しい部品を買うなりするのですが、この部品がもう手に入らないとの事ですので、「レンズの部分のみ塗装を剥がす」といった事を行って頂き今回の塗装に至りました。本当にお疲れ様です。

2011/11/17
 
jpg画像 180SXのクリアーテールレンズ レッドキャンディー塗装で完成ですB(img2001.jpg) -2001- 180SXのクリアーテールレンズ レッドキャンディー塗装で完成ですB

右と左で濃さが違うように見えますが、これは光の当たり方によって違って見えるだけですのでご安心下さい。

単なる赤だけでは無く最後にスモークも掛けていますから普通の赤いテールレンズより深味が出てますよね。
スモークのお蔭で対候性も上がる筈ですので耐久性の面でも良いと思います。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/11/17
 
jpg画像  180SXのクリアーテールレンズ レッドキャンディー塗装で完成ですA(img2000.jpg) -2000- 180SXのクリアーテールレンズ レッドキャンディー塗装で完成ですA

部品はまだ装着前の新品なので電球は着いていないようです。ソケットだけ見えますね。

この真ん中の部分が「ウィンカー」になるので、通常であればここは赤くしない「クリアー抜き」にするのが一般的ですが、内部でちゃんと区切られている訳では無いので「横から見た時にズレて見えるのを避けたい」という事から全面レッドキャンディーにする事になりました。

が、ウィンカーまで赤く光ると困りますので、その部分の赤は薄くなるようにしています。画像で見て頂くと解ると思いますが、真ん中の部分がちょっとピンクっぽいですよね。
純正の電球でここがオレンジに光ってくれれば御の字ですが、もしそれで駄目でも強力なLEDタイプであれば大丈夫と、以前ご依頼頂いたヴィッツオーナー様より報告頂いてますので安心です。

または純正電球でも「グリーン」にすれば、光の三原色の原理?からしてイエローに光るそうです。私も興味があるので一度試してみたい所です。

2011/11/17
 
jpg画像 180SXのクリアーテールレンズ レッドキャンディー塗装で完成です!(img1999.jpg) -1999- 180SXのクリアーテールレンズ レッドキャンディー塗装で完成です!

元々は社外品のクリアーテールレンズでしたが、今回「レッドキャンディー」+「薄めスモーク」の仕様で全くの別物になりましたね。

レッドキャンディーの特徴としては「純正らしく」といった用途で使われる場合が多いですが、元々のテールレンズは透明感の無いタイプですからかなりイメージは変わると思います。しかもこの凸凹ですからね。格好いいと思います(塗るのは大変でしたが…苦笑)。

2011/11/17
 
jpg画像 S20タペットカバーと同色の「三連勝」(img1998.jpg) -1998- S20タペットカバーと同色の「三連勝」

先日フレームを塗らせて頂きました三連勝なる自転車です。
組み付けも完成したとの事で画像頂戴しました。なるほど、フォークはメッキでしたか。

いやー、渋いですね。赤も敢えて鮮やか過ぎないものを選んでいますから、最初から全体の完成イメージを持っていらしたのが良く解ります。

ちなみにその時のご依頼内容としては、特にロゴ入れなどはご依頼頂きませんでしたので「剥離」+「単色べた塗り」だけです。
その後、オーナー様自ら?デカールなどで装飾したようです。
恐らくこの方がコストも抑えられ自分好みで出来るのでお勧めだと思います。

自転車は楽しそうですので私もドップリ浸かってみたいと思うのですが(笑)、どうもその辺の車道や国道を走るのが怖くて駄目なんですよね。業者さんの納品でMTBっぽいのを時々乗りますが、裏道へ裏道へと地味に走行しています。車に抜かれる瞬間がとても嫌なんです。

しかも最近は自転車の規制が厳しくなったのか、違反なのが解っていて歩道走ったり一方通行逆送したりするのも気が引けるのでさらに乗る気が削がれます。

時間があればフレームだけでも塗って仕上げてみたいですね。それなら飾っておけば良いですし(笑)。


この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/11/16
 
jpg画像 NISSAN S20タペットカバー塗装 完成ですB(img1997.jpg) -1997- NISSAN S20タペットカバー塗装 完成ですB

以前塗らせて頂いたのは「黒の結晶塗装」ですから結構渋めでしたが、今度のこれはまるで真逆ですよね…かなり派手になるかと。

しかし時代は回るといいますから今度はこれが流行ってくるかも、でしょうか。
想像以上に下地の研ぎが大変だったので出来れば二度とやりたくないのですが…(笑。いやいや、仕事ですからね)。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度もご贔屓頂きありがとうございました!

2011/11/16
 
jpg画像 NISSAN S20タペットカバー塗装 完成ですA(img1996.jpg) -1996- NISSAN S20タペットカバー塗装 完成ですA

赤はいつもだったらフェラーリのロッソコルサを使うのですが、見本で頂いた画像からしてこちらの赤の方が良いと思って使ってます。
ちょっと前に「三連勝」なる自転車フレームでご依頼頂いた時に選んで頂いたFORDの色ですね。

ちなみにその時残っていた塗料を使って手を抜いた訳ではありませんのでご安心下さい(苦笑)。そう言う理由で大切な色とかは選びませんから…。ちゃんと一から作ってます。

本当はもう一回下地増やしたかったのですが(「研磨→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」)、このヘッドカバーの表面は随分と色々な凸部があるので手研ぎが本当に大変でしたから全体的には一回分の下地で済ませました。端っこのボルト穴溶接部分だけはパテ処理しているので二回サフェーサー塗ってます。最後にプライマーだけ全体に塗っていますね。あれは薄膜ですので「ラインを作る」とはちょっと違いますから見た目的には意味がありません。

まあこれで十分かと(笑)。

2011/11/16
 
jpg画像 NISSAN S20タペットカバー塗装 完成です!(img1995.jpg) -1995- NISSAN S20タペットカバー塗装 完成です!

うーん、やばいです(笑)。

当店でのエンジンカバーの塗装といえば「結晶塗装」がメインでして、中々こういった艶々仕上げのご依頼は機会が無いので、正直どこまでやっていいのか解らないのでいつも通りの下地処理と塗装で行いました。かなり凄い事になりましたね…。飾り物じゃないんですけど…。

とにかく他にも画像あるので紹介します。

2011/11/16
 
jpg画像 スカイラインのフロントグリルも(img1994.jpg) -1994- スカイラインのフロントグリルも

こちらもお待たせしております。どうしても時間が掛かる作業なので手の空いた時にちょこちょこと進めています。

塗装する面には必ず「細かい傷」をつけて塗料の密着性を高くする必要があります。いわゆる「足付け処理」というもので、これによって投錨効果(アンカー効果)が得られ、また被塗面積も確保できて密着性が向上する訳です。

サフェーサーを塗った場合には「研ぎ」の作業もあり、最初は荒目の番手(たとえば#320)を使っても、最後は#800程度まで細かく均していくのでこれが「足付け処理」にあたりますのでわざわざ意識したりはしません。

逆にサフェーサーを磨いてツルツルにしたりしまってはその後の塗装の密着性が落ちるので駄目です(職業訓練学校時にそれやってる奴が居まして…苦笑)。


が、今回のように被塗面が複雑な場合には困難極まります。
サンドブラストで一気にやってしまえば楽なのですが、セットしているメディア(=研磨粒子=アルミナ)が粗すぎるので今回のようなケースでは使えません。サフェーサーの前段階だったらいいんですけどね…。


と言う事ですが、足付けの為の副資材も現代では良い物が出ているので昔よりも作業は楽になりました。昔は「ペーパー」か「スコッチ」しかありませんでしたからね…。

現在では布状になったものがあるので、それを割り箸に巻いて一つ一つの穴に差し込み、旧塗膜を削り過ぎないように表面だけに細かい傷を付けていきます。力任せだと本塗時に「チヂレ」が起きるのでやはり丁寧に丁寧に、ですね。

2011/11/16
 
jpg画像 カプチーノのメッキエンブレムも本塗り完了です。(img1993.jpg) -1993- カプチーノのメッキエンブレムも本塗り完了です。

そしてこちらも本塗り完了です。お待たせしました…!

ちなみにこれも結構な費用が掛かっています。当然時間も掛けているんですけどね。

ただ、一つだけでは無く「同じ色を数個まとめて」といった方法であれば「複数割引」が適用されますのでこれがお勧めです。

同じ色で同じ形ならば2個で20%オフ、3個以上で30%オフ、あとは大きさや形などにもよりますがこれ以上の割引も可能です。どうぞご利用下さいませ。


それでは完成しましたらまた紹介させて頂きますね。
今週中には発送可能になると思います。もう少々お待ちくださいませ!

2011/11/16
 
jpg画像 カプチーノのウィンドウォッシャーノズル 本塗り完了です!(img1992.jpg) -1992- カプチーノのウィンドウォッシャーノズル 本塗り完了です!

小さいながらもちゃんとマジョーラしています(笑)。

ノズル部分に差し込んだ紙ロールは一見すると塗料でくっ付いてしまっているように見えますが、この方法だとくっつかないんですよね。
私も最初はブレーキ屋さんのこの方法を見て「それじゃ駄目でしょ」と思っていましたが、結果は全く逆でかなりいい仕上がりでしたので使わせて貰っています。
まさかこの小ささでやるとは思いませんでしたが…(笑)。

2011/11/16
 
jpg画像 カプチーノのウィンドウォッシャーノズル マスキング方法(img1991.jpg) -1991- カプチーノのウィンドウォッシャーノズル マスキング方法

時々ご依頼のあるウィンドウォッシャーノズルですが、どれも共通するのは「水が出る部分はマスキングが必用」です。穴も一緒に塗ってしまうと水が出なくなりますからね…。

ただあとから穴の部分を針で刺す、なんて方法もありますが、今回は内部に可変ノズル(笑)があってそれがメッキ加工されていた物だったので内部は塗らないようにしました。

と言っても穴の直径はわずか5mmもありませんのでいつものようにマスキングテープで張るといった方法は難しいです。

この場合は紙をクルクルと丸めて中に差し込み、丸めた方向と逆に回してあげると引き締まってきっちり固定されます。
昔こどもの頃、新聞紙で刀などを作った時にこういった方法で強度を上げましたよね。それの応用です(って実はブレーキ屋さんのマスキング方法をパクったんですけどね。笑)。

2011/11/16
 
jpg画像 カプチーノのエンブレムも(img1990.jpg) -1990- カプチーノのエンブレムも

メッキエンブレムもそれ専用の下地処理を行っていますのでご安心下さいませ。

画像は下色の「ブラック」ですね。続けてクロマリュージョンカラーを塗ります。

2011/11/16
 
jpg画像  カプチーノの導風パネル マジョーラーカラーで本塗り完了です!(img1989.jpg) -1989- カプチーノの導風パネル マジョーラーカラーで本塗り完了です!

そして本塗り完了です。す、すごいですよ…(笑)。

ちなみに色とは関係無く「仕上がり」が良く見えるのはちゃんと下地を作っているからです。PP素材(プラスチック素地)にそのまま塗ってもここまで綺麗には仕上がりませんので。何事も下地ありきです。

工程自体は普通の3コートパールですのでそんなに割増は無いのですが、如何せんこの塗料自体が高いのです。他の塗料に比べて飛びぬけて高いんですよ…。

通常ベースコート(黒など)であれば1リッター辺り¥6,000くらいで、パールだとしても1万円ちょっとです。

が、このマジョーラーカラー(クロマリュージョン)は100ccくらいで4万円近くしたと思います(かなり昔の事なので間違えているかも知れません…)。

とにかく恐れ多くて普通は使えない塗料なのです。

2011/11/16
 
jpg画像 カプチーノの導風パネルも本塗り中(img1988.jpg) -1988- カプチーノの導風パネルも本塗り中

マジョーラカラーは所謂「3コートパール」で、まずは下色として「黒」を塗ります。

この黒が最も変化に富んだ色で、もう少し大人しくしたい場合にはグレーにしていきます。白でもいいんですよ。

で、ベースコートが乾いたらいよいよマジョーラ(クロマリュージョン)の塗装です。

2011/11/16
 
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