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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2011】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 CINELLIフレーム塗装の色見本(img1582.jpg) -1582- CINELLIフレーム塗装の色見本

先日届きましたCINELLIの自転車フレーム&フォークと一緒にこちらのフォークが「色見本」として同梱されて来ました。

また画像に写っている「作業依頼書」も一緒に入っていたのですが、最初は何かのカタログかと思いました。「依頼書」ってレべルでは無い気がしますが…(恐)。

業者さんからのご依頼という訳では無く、いつもの通り一般の方からのご依頼ですが、この冊子を見るとその道のプロの方なのかも知れませんね。勉強させて頂きます(笑)。

2011/09/16
 
jpg画像 紫のタンブラー 色見本(img1581.jpg) -1581- 紫のタンブラー 色見本

色の見本としてシュシュ(髪留め?)をタンブラーと一緒に送って頂きました。

調色では、ブルー原色にメタリックとバイオレットパールを配合しています。


それでは完成しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!

2011/09/16
 
jpg画像 紫のタンブラーも(img1580.jpg) -1580- 紫のタンブラーも

こちらもお待たせしました。本塗り完了しておりますのでご安心下さい。

色は比較的淡い紫のパール仕上げなのですが、「落ち着いた艶で」との事ですので今回はタンブラーとしては珍しい「艶消し」でご依頼頂きました。

画像だとクリアー塗ったばかりなので艶がありますが、ここから徐々に艶が消えていきます。

色見本となるシュシュの画像があったと思いますのでそちらも紹介しますね。

2011/09/16
 
jpg画像 F430仕様のタンブラーもA(img1579.jpg) -1579- F430仕様のタンブラーもA

裏側にはF430のロゴを入れてあります。ワンポイントが上品な感じで宜しいかと存じます。


先日の台風で涼しくなったかと思いきや、全然まだ夏なんですね。
昨日塗っていて余りの暑さに何か体の調子が悪い気がしたのですが、やはり各地で熱中症で倒れた方が相次いだようです。私の気のせいでは無かったのですね(笑)。

現場作業者にはまだまだ厳しい季節が続きますので皆様お気を付け下さいませ。

2011/09/16
 
jpg画像 F430仕様のタンブラーも(img1578.jpg) -1578- F430仕様のタンブラーも

で、こちらがもう一個のタンブラーですね。ベースの白はボディカラーのビアンコ(白)で、赤と緑のストライプラインを入れています。
参考写真頂きましたがボンネットが実際このようなデザインになっていました。

あと裏側に続きます。

2011/09/16
 
jpg画像 スターバックスタンブラーMINI仕様 本塗り完了です!(img1577.jpg) -1577- スターバックスタンブラーMINI仕様 本塗り完了です!

そして本塗り完了です。

この状態だと物足りない感じですが、こちらは完成時にスターバックスの「黒い帯ゴム」が装着されますのでそれで丁度良くなる手筈です。ご安心下さいまえs。


ちなみにMINIと言ってもROVER社のミニでは無くBMW社のミニですね。前者のミニにこのようなイエローの設定はありませんので。

それでは完成次第また紹介させて頂きますね。

2011/09/16
 
jpg画像 スターバックスタンブラー×2 塗装工程(img1576.jpg) -1576- スターバックスタンブラー×2 塗装工程

こちらもお待たせしました。既に本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。

こちらはTACさん(プロフィットが間借りさせて頂いている板金塗装屋さん)に入庫中のテスタロッサオーナー様からご依頼のタンブラー2個の内の一個です。

一つは「F430仕様」のタンブラーで、こちらは「MINI仕様」のタンブラーです。どちらもご友人へのプレゼント用かと思われます。

どちらのタンブラーも、ベース色となるのは所有する車のボディーカラーで、こちらは淡いイエローにクーパーの特徴でもあるストライプラインを黒で二本、そしてMINIのロゴを入れるようにご依頼頂いております。

画像では既にベースカラーのイエローを塗ってあり、テープフリーな状態になったらマスキングを行います。

MINIのロゴは良いとして、ストライプラインは見た目以上に相当厄介です。単なる円柱ならまだマシですが、うねりくねったボディラインですからまっすぐ貼る事自体が至難の業です。

ただ以前使った「おもちゃの電動ろくろ」を思い出し、今回もこれに頼ろうと奥から引っ張りだして来たのですが、ここで乾電池では無く「電圧調整が出来る機械」というのを使ったら見事におもちゃの電動ろくろが壊れました(苦)。
最初の数秒は調子よく動いたのですが、少ししてモーターが焼付いたのか電子回路が飛んだのか、二度と動くことは無くなりました。
電圧だけ合わして電流の事を考えなかったようですね…。


という事でタンブラーの端からテープを貼っていき、「ガイドライン」となるテープ(画像内の白いテープ)を貼ってから、そのフチを本番のラインテープでマスキングしていきます。中々面倒ですがこれは自業自得ですね。

2011/09/16
 
jpg画像 エレクトリックピアノカバー 本塗り完了です!(img1575.jpg) -1575- エレクトリックピアノカバー 本塗り完了です!

そして無事本塗り完了です。お待たせしました!

色はソリッドカラー(メタリックでもパールでも無い色)ですが、ベースコートとクリアーコートの「2コートソリッド」です。

画像だとまだクリアー塗ったばかりなので艶がありますが、仕様は「半艶」ですのでここから徐々に艶が消えていきます。

フチに貼ってあったマスキングテープは塗装完了後即座に剥がしてあります。それを想定して剥がしやすいように貼ってありますのでクルクルと綺麗に簡単に剥がせるようにしてあります。
このタイミングこそが「ブツ切りマスキング」を如何に綺麗に仕上げるか、ですからね。クリアーが流動しているうちにテープを剥がすようにします。

今回のフチのアルミ枠もカバーに隙間なくピッタリくっ付いていたので、そこにクリアーが溜まり込むことで汚い仕上がりになる事が懸念されましたが(なので外して塗りたいのです)何とか上手く出来たと思います。

それでは完成しましたらまた紹介しますね。もう少々お待ちくださいませ!

2011/09/16
 
jpg画像 エレクトリックピアノ 本塗り準備完了です。(img1574.jpg) -1574- エレクトリックピアノ 本塗り準備完了です。

カバーのフチにはアルミ製の「枠」が一周していて、塗装する際にはこれが非常に邪魔なのですが、どうやらガッチリ接着剤で固定されているようで取り外すのは無理そうです(外せますが壊れます…)。この辺りがアメリカ製っぽさを感じますね(笑)。

アメ車の修理を経験された方なら解ると思いますが、造り方が凄いんですよね。普通自動車には使わないような「ドリルビス」なんかで内装は打ち込んでありますし、「そこにボルトナットは使わないだろう」なんて事も多々あります。緩める時裏側も固定しないと取れませんからね。外す時の事を考えていない感じです。
まあそんな男前な所(爆)が味があって良いのかも知れませんが。

2011/09/16
 
jpg画像 エレクトリックピアノ 調色作業(img1573.jpg) -1573- エレクトリックピアノ 調色作業

エレクトリックピアノのカバーは「半艶のブルー」でご依頼頂いておりまして、ご来店時に色見本帳から選んで頂いた色に沿ってを調色を行います。

厳密な調色作業だと費用が掛かってしまいますが、5分程度で終わる調色なら特に費用は必要ありません。そもそもデータから色を作るのでも5分くらい掛かってしまいますので目調色の方が楽な場合もありますしね(苦笑)。

本来の調色作業では、作った色を本番同様スプレーガンで色板(テストピース)に塗って比色するのですが、こういった簡易的な調色では撹拌棒に付いた塗料で色を見ます。適当な感じではありますがサービスの範囲はこんな感じでご容赦下さい。

ただ注意する点は、この時点で見る色と乾いた時に見る色は違います。塗装屋さんなら誰もが苦い経験がある筈なのですが、塗料が乾くと「表面は明るくスカシは暗く」なるんですよね。
特に明るめの2コートソリッドカラーではそれが躊躇に表れるので、「まだ白いなぁ」なんてどんどん黒を入れていくと、取り返しの付かないくらい真っ黒になっていたりします。

ですので今回も若干明るい所で終わらせておきます。

2011/09/16
 
jpg画像 インプレッサテールランプ一式 部品購入&塗装承りました!(img1572.jpg) -1572- インプレッサテールランプ一式 部品購入&塗装承りました!

こちらもお待たせしました!そしてこの度のご依頼、誠にありがとうございます!

こちらはいつものインプレッサテールランプ一式ですが、今回のご依頼は部品自体も当店にて手配させて頂いております。ちょっと前にこちらの日記でも紹介していましたよね。

ただこの内の一つを、先日こちらで紹介した「折れたネジの修理」のオーナー様の為に貸出ておりまして、それの取り換えが完了したので先日無事戻って来ました。お手数を頂きありがとうございます。

で、以前からお問い合わせのあった「そちらで部品は手配出来ませんか?」とのご要望にお応えしてこちらで部品を揃える事にしました。
全て対応という訳にはいきませんが、このインプレッサのテールランプのテールランプはもう定番ですからね。オーナー様自ら探したり発送したりする手間を省けるように致します。

今回の中古品は4個一式で3万円(税別)で、中古は市場に出てこないと入手出来ませんので仕入納期は未定です。
新品の場合は即日手配は出来ますが、一応【車検証のコピー」が必要ですのでそちらのご用意をお願いいたします。新品の値段は調べていませんが、以前ご依頼頂いた方の話だと6万円弱との事でした。

ただこちらで部品の手配をさせて頂く場合には事前に「指定の口座にお振込み」が前提となります。仕事もしていないうちから作業費用を頂戴するのは誠に恐縮なのですが、塗ったらもう元には戻せませんので…。何卒ご理解の程を宜しくお願いいたします。

ただこれであればご依頼時の送料も掛かりませんし、お忙しい方にもお勧めかとは思います。
どうぞご利用下さいませ。


それではこちらもタイミングが来ましたら作業着手させて頂きますね。
改めましてこの度のご依頼、誠にありがとうございます!

2011/09/15
 
jpg画像 ホイールキャップ×8 塗装承りました!(img1571.jpg) -1571- ホイールキャップ×8 塗装承りました!

こちらは昨日発送させて頂きました「エリシオンのリヤガーニッシュスモーク塗装」のオーナー様で、まだそちらが完成もしていないのに(笑)追加でご依頼頂きました。
しかも8個という事は2台分ですので夏用と冬用(スタッドレスタイヤ用)でしょうか。こちらの方も病んで来ましたね(爆)。


ご依頼品はホンダ純正のホイールキャップで、「ベースを赤に、ホンダのロゴマークを白でそして艶々で」ご依頼頂きました。

赤は一応見本品を同封して頂きまして、それも参考としてホンダのフラッグシップカラーでもある(勝手な見解ですが…)「ミラノレッド」にしまして、同じく白は「チャンピンシップホワイト」でご用命頂きました。
以前キャノンデール(自転車)のフレームで採用した組み合わせですね。あのオーナー様もホンダ党だったのでしょうか(笑)。

cannondale F1000>


それではこちらもタイミングが来ましたら作業着手致しますね。もうしばらくお待ちくださいませ!

2011/09/15
 
jpg画像 ヘルメットの塗装承りました!(img1570.jpg) -1570- ヘルメットの塗装承りました!

こちらも先日無事到着しております。この度のご依頼、誠にありがとうございます!

こちらは新品状態で「艶消し黒」のジェットヘルメットでして、この度はVWビートル「バハマブルー」(カラーコード:L519)で塗装ご依頼頂きました。凄くクラッシックな色のようですね。カラーデータでは1980年代の色ですよ…。何か思い入れがあるようですね。


ちなみに小物塗装としては今回のような「ヘルメット」の塗装が結構ありそうですが実は余りありません(苦笑)。
そもそもヘルメット自体、新品でも昔程そんなに高くなくなりましたので「塗るなら買った方が安い」といった傾向になります。
しかも単色では無いデザイン性の高い柄物でも想像以上に安いんですよね。これは塗装では無く「デカール」の技術が上がった恩恵かと思われます。

ただそれでも「塗装で絵を描いて欲しい」といったご要望はあるとあると思いますが、それはそれでエアーブラシ専門の塗装屋さんがいらっしゃいますからね。私の技術では到底及びませんので…。


それではこちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
改めましてこの度のご依頼、誠にありがとうございます!

2011/09/15
 
jpg画像 アルファードのフロントグリル 塗装承りました。(img1569.jpg) -1569- アルファードのフロントグリル 塗装承りました。

紹介が遅れてすいませんでした。この度のご依頼、誠にありがとうございます!

こちらはアルファードのフロントグリルで、この度「艶消し黒」でご依頼頂きました。
画像は純正の状態で、シルバーに見えますがグレーなメタリックですね。

しかしこのグリル、予想していたよりもかなり大きくて届いた時は「こんな大きな依頼品あったかな…」と不思議に思いましたが、開けたらこれが入っていて驚きました。自転車のフレームより大きい感じです。

単体を写真で見るとどうしても大きさが解り難いですよね。
私も写真撮る時は何か比較になる物を置いておこうと思った次第です。


それではタイミングが来たら作業着手させて頂きますね。まだ少し先になると思いますがもう少々お待ちくださいませ。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2011/09/15
 
jpg画像 マジョーラ塗装予定部品(img1568.jpg) -1568- マジョーラ塗装予定部品

部品の正確な名称が解りませんので不明な紹介ですいません。とにかくマジョーラ(クロマリュージョン)カラーでご依頼頂いている部品です。こちらもお待たせしております。

プラスチック素材はPPで、プラスチックプライマー塗布してそのままトップコート(上塗り)の予定でしたが、一部割れた箇所と小傷が目立ったのでサフェーサーを塗らせて頂くことにしました。

画像は艶があるのでサフェーサーっぽく無いですが、柔らかい素材なので「軟化剤」を添加しているので乾きが悪いのです。
これによりコート間のフラッシュオフタイム(待ち時間)が長くなるのでどうしても作業効率が悪くなり、一般的には敬遠されがちではありますね。


という事で、本塗りまではもう少々お待ちくださいませ!

2011/09/14
 
jpg画像 インプレッサウエストスポイラー サフェーサー塗布(img1567.jpg) -1567- インプレッサウエストスポイラー サフェーサー塗布

素材の感じからして「プラスチック」と言うよりは塗料に近い樹脂な感じですので、恐らくはプラスチックプライマーの塗布は必要無いと思うのですが(十分に密着する筈なのですが)、製品によっては混ざりものもありますので念のためプラスチックプライマーを塗り、サフェーサーを3コート程度塗り込みます。

大きな巣穴はこの時点でサフェーサーを筆刺して埋めたりしますが、小さい物ならば塗り込めば埋まってくれます。

ただしパテが必要なくらいの大きな巣穴を「面倒臭いからサフェで埋めてやろう」なんて事をすると後でブリスターや痩せによってトラブルが生じます。

現場作業では「ここまでは大丈夫」みたいな基準を作業者それぞれが持っているのですが、大抵の場合はそれに多少プラスして「ここまでやっておいたから大丈夫だろう」みたいな感じにはしておきます。
全てをやり尽くしたら会社は無くなってしまいますが(苦笑)、ある程度の基準以上に作業出来る「余裕」みたいなのがあると良いのでは、と思う次第です。

まあこのご時世、それが出来る環境は少ないとは思うのですが…。

2011/09/14
 
jpg画像 インプレッサウエストスポイラー 素地調整(img1566.jpg) -1566- インプレッサウエストスポイラー 素地調整

こちらはインプレッサのリヤゲートに着くスポイラーですね。お待たせしております。

SUBARU純正品ですが国内販売製品では無いらしく(確か以前そう伺いましたが…)、確かに仕上がりもそんな感じです。このままでは塗れません。

という事で、表面は#240のダブルアクションサンダーで均してサフェーサーを塗る準備をします。

素材はPURとの事で、こういった流し込んで作ったような中身が詰まった成形品合は「巣穴」が良く見られるのでそれに注意して下地作業をします。

2011/09/14
 
jpg画像 ロードスターヘッドカバー プライマー塗布(img1565.jpg) -1565- ロードスターヘッドカバー プライマー塗布

そしてプライマー塗布完了です。

ロードスターのヘッドカバーのご依頼は結構多いのですが、微妙に形が違って何種類かあるようですね。

今回の物は文字部分が「凸」になっているので、塗装後にここを研磨して光らせる事が出来ます。
対して文字部分が「凹み」になっているタイプの製品もあるので、そちらはそこを削る訳にはいきませんから「塗ったまま」で終わる事になります。
ただ以前、そこの凹んだ部分を色分けして欲しいといったご要望はりましたけどね。大変でした(苦笑)。


既に本塗りは完了しているのですが焼きあがった後の画像がありませんので完成時に改めて紹介させて頂きますね。
もう少々お待ちくださいませ!

2011/09/14
 
jpg画像 ロードスターのヘッドカバー 本塗り前(img1564.jpg) -1564- ロードスターのヘッドカバー 本塗り前

こちらも大変お待たせしました。本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。

結構汚れもひどかったので長い事浸け置き洗浄していたのですが、お蔭で裏側はかなり綺麗になっています。そちらの写真は撮っていませんが出来れば後で紹介しますね。

画像は本塗り前で、リン酸処理を終えてプライマーを塗る前の状態です。

2011/09/14
 
jpg画像 エレクトリックピアノのカバー 下地処理B(img1563.jpg) -1563- エレクトリックピアノのカバー 下地処理B

しかし今回の製品は油膜が相当しつこく、通常一回〜二回で済むスコッチ作業が5回以上になりました。長年大切にされて来た証でしょうか(笑)。

で、綺麗に油膜が取れると画像のように親水性な状態になります。
まあこれは油膜だけのお蔭では無く、スコッチによる足付け処理によって表面に細かい傷が出来て表面張力?が変化するからもあると思います。

とにかく塗装するにあたって良い下地が出来ておりますのでご安心下さい。

ちなみに今回のご依頼は、下地の模様を活かしたまま「半艶の青」に仕上げますので、表面の凸凹は活かしたままの状態で仕上げていきます。


本塗りは少し先きなりますが、作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ。

2011/09/14
 
jpg画像 エレクトリックピアノのカバー 下地処理A(img1562.jpg) -1562- エレクトリックピアノのカバー 下地処理A

ウォッシュコンパウンドとスコッチで処理する前の状態です。
これでも溶剤系での脱脂は済んでいるのですが、綺麗に水を弾いてくれてますね(苦笑)。

表面は凸凹としているので、こういった場合はペーパーでの研磨より繊維状のスコッチで行う方が効果があります。

2011/09/14
 
jpg画像 エレクトリックピアノのカバー 下地処理(img1561.jpg) -1561- エレクトリックピアノのカバー 下地処理

こちらも大変お待たせしまいた!作業着手しておりますのでご安心下さい。

今回ご依頼頂いたのはエレクトリックピアノの上側の外カバーで、素材は「ABS」樹脂との事ですが表面は皮のような模様になっています。

製品自体古い物のようですがパッと見は結構綺麗に見えます。
これの理由としては、プラスチックの表面に何かしらのコーティング(ワックス)が塗られているからですね。塗装屋からすると罠みたいな物です(苦笑)。表面がヌルヌルしています。

こういった場合、シリコンオフ(脱脂用溶剤)とウエスを使って脱脂処理をしても単に油膜を伸ばすだけのような感じで効果が薄かったりします。
なので基本通り「ウォッシュコンパウンド」とスコッチを使ってしつこい油膜を洗い流します。

ウォッシュコンパウンドなる製品は各社色々出ているのですが、中には溶剤分が強いのか塗膜にダメージを与えてしまう物や手荒れがひどい物もあるので好みによって使い分けます。私は昔ながらの「ハジキシラズ」ですね。名前がストレートで宜しいかと(爆)。

その左にあるのが「スコッチ」で、これはロール状になっている物を切って使います。
これは不織布繊維に研磨粒子(アルミナやシリコンカーバイト)を接着材?で付着させ、入り組んだ箇所などの足付け作業に適しています。
ペーパー(紙やすり)同様に「番手」があり、それぞれ研磨粒子の大きさが違います。画像のは3M社製の物で、グレー色は確か#800相当だったと思います。この他#320や#1200(#1500かも知れません)などがありますね。下地処理から仕上げまで用途によって使わけます。

2011/09/14
 
jpg画像 フロントグリルなど色々なメッキパーツの塗装C(img1560.jpg) -1560- フロントグリルなど色々なメッキパーツの塗装C

これらエンブレムなども先ほどのグリルと一緒にご依頼頂いた部品です。

同じく全て装飾クロムメッキ仕上げでしたので、それ専用の下地処理を行って普通に塗れる為の下地を作成しています。

2011/09/13
 
jpg画像  フロントグリルなど色々なメッキパーツの塗装B(img1559.jpg) -1559- フロントグリルなど色々なメッキパーツの塗装B

途中工程と使っている材料は紹介する訳にはいきませが、何にしてもここまで来るのが大変です。

一度楽をしようとサンドブラスト掛けたりしたのですが、それが出来るのは金属製品だけのようで、今回のようなプラスチック素材のメッキにブラストを掛けると大変な事になります。メッキがササクレ状に剥がれてしまうんですよね…。

綺麗にメッキだけ剥がれてくれればそれが理想なのですが到底それには程遠く、「どう見てもそれは産業廃棄物だろう」みたいな感じになってしまいます(なってしまいました…)。ですのでそれ以後そんな事はしていません。

という事で、それとは違う方法でメッキ素地に塗装が食いつく為の下地処理を施し、さらにいつもは使わないプライマーでガッチリ塗り込みます。

さらに今回はこの語の研ぎも想定していつもとは違う作業を追加しています。そちらもまた紹介しますね。

とりあえず数日寝かしてから次の工程になります。もう少々お待ちくださいませ。

2011/09/13
 
jpg画像 フロントグリルなど色々なメッキパーツの塗装A(img1558.jpg) -1558- フロントグリルなど色々なメッキパーツの塗装A

という事で4時間くらいかけて何とかここまで来ました。

途中で気が付いたのですが、シンナーでは無く「剥離剤」の方が早かったかも知れませんね。
ただ剥離剤の場合には再利用が出来ないので、残りカスは燃えるゴミか水洗いになってしまうので今は殆ど使っていません。その辺に飛ぶと非常に危険ですしね…(恐)。
なので今は廃棄物になる筈のシンナーを再利用して「剥離槽」として利用しています。
これ以上捨てる事は殆どありませんが、最後の最後は専門の業者さんに引き取って(買い取って)もらい、精製されて「再生シンナー」としてまた戻ってきます。
溶剤が環境悪である事は重々承知しておりますので出来るだけ抑えるように努力はしています。

2011/09/13
 
jpg画像 フロントグリルなど色々なメッキパーツの塗装(img1557.jpg) -1557- フロントグリルなど色々なメッキパーツの塗装

こちらも大変お待たせしております。作業着手しておりますのでご安心下さい。

車種は何だったか忘れてしまったのですが(そもそも伺ってないですかね…)、トヨタ製のフロントグリルとボンネットモール、エンブレム4点、計6点のメッキパーツを「半艶黒」で塗装ご依頼頂いております。

で想定外だったのがフロントグリルで、メッキの上に「ガンメタ」の塗装が施されています。
そういえば私の乗っているトヨタノアのボンネットモールも元々は塗装されていた物みたいですが、今では綺麗さっぱり剥がれてしまっています(酷)。

と言った前例がありますので、このまま上に塗ってしまうと同じ轍を踏む可能性が大きいですのでやはり全部剥がす必要があります(あると考えました)。

まだ新品ですのでしっかりと塗装が食い付いていますが、シンナーで拭くと何とか取れてくれます。

ただ素材はプラスチック(ABS樹脂)ですので溶剤漬け置きは余りにもリスクが高いですので、ヘラとウェスを使ってシンナーでネチネチと塗装を剥がしていきます。
サンドブラストが使えれば楽なんですがね。部品がゴミになってしまいますので…。

2011/09/13
 
jpg画像 エリシオンのリヤガーニッシュスモーク塗装完成ですB(img1556.jpg) -1556- エリシオンのリヤガーニッシュスモーク塗装完成ですB

ガーニッシュは下の大部分は「レッド」になっていますが、上部分1cm幅くらいは「クリアー」となっています。
今回はこの部分を残すようにご依頼頂いております。

こちらも内部反射板と外側のレンズとの間にある程度の距離がありますから、斜めから見ると若干元々あった赤が見えますが、こちらも1mm程ずらしてスモークを掛けているので多少なり軽減はされています。
何にしても自分の考えた通りのデザインに車を仕上げられるのは楽しいですよね。羨ましい限りです。

そんな事で先日こちらのオーナー様からは追加でホイールキャップ8個(?!)を塗装ご依頼頂きました。病んでしまったのかと心配です(笑)。

それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/09/13
 
jpg画像 エリシオンのリヤガーニッシュスモーク塗装完成ですA(img1555.jpg) -1555- エリシオンのリヤガーニッシュスモーク塗装完成ですA

強い光が当たると内部の反射板が見えてこれがレンズだったと解ると思います。恰好良いですね。

中央の窪みには恐らくホンダのエンブレムが付くのだと思います(それしか無いですね…)。

もう一枚画像あるので紹介します。

2011/09/13
 
jpg画像 エリシオンのリヤガーニッシュスモーク塗装完成です!(img1554.jpg) -1554- エリシオンのリヤガーニッシュスモーク塗装完成です!

お待たせしました!エリシオンのリヤガーニッシュもスモーク塗装で完成となります。

こちらはテールランプのように内部の電球が燈火するといった訳では無く、単に見た目をテールランプと合わせて出来ているだけです。
なので黒くしつつも「レンズだったと解るように」といった事でスモーク塗装をご依頼頂きました。

濃度は「標準」より若干濃い目にしています。角度によっては真っ黒に、またはレンズだったことが解るように、といった感じですね。濃くし過ぎないように、薄く成り過ぎないように気を付けます(難)。

2011/09/13
 
jpg画像 VITSのテールランプ レッドキャンディー塗装完成ですB(img1553.jpg) -1553- VITSのテールランプ レッドキャンディー塗装完成ですB

ウィンカーの部分はクリアー抜きをしていないので、今回は「極力赤を薄く、それでいてしっかりと赤く」といった激しく矛盾したご依頼(爆)になりますが、それも上手く出来ていると思います。

まあこの後オレンジバルブを協力なイエローかグリーンにされる予定との事ですので恐らくはしっかりオレンジに光るかと思います。
(グリーンとレッドが組み合わさるとよりオレンジ味になるとの事です)。

しかしまさかこれがあの「ピンク」だったテールランプとは誰も気づかないでしょうね(笑)。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/09/13
 
jpg画像 VITSのテールランプ レッドキャンディー塗装完成ですA(img1552.jpg) -1552- VITSのテールランプ レッドキャンディー塗装完成ですA

斜めから見るとこんな感じです。クリアー抜きした部分がズレているのが解りますよね。内部の反射板の切れ目位置を目安にして外側のレンズをクリアー抜きしているのでこれは仕方ありません。
まあそれでもかなりいい感じではあると思います。

2011/09/13
 
jpg画像 VITSのテールランプ レッドキャンディー塗装完成です!(img1551.jpg) -1551- VITSのテールランプ レッドキャンディー塗装完成です!

そして大変お待たせしました!ヴィッツのクリアー(と言うかピンク)レンズをレッドキャンディー仕様に完成です。

レッドキャンディー自体はいつも通りではありますが、クリアー抜きがちょっと難しかったですね。
近年よくある内部の反射板とレンズの間にある空間が広いタイプなので、クリアー抜きの位置を決める基準が無く「見た目勝負」のような感じです。
それ自体はまだ良いのですが、それを「左右対称」にはさらに…ですね。まあある程度予想はしていたのですが(笑)。

オーナー様から後から頂いたメールでは、

「実際に数社から断られ途方に暮れていたので」

との事です(爆)。なるほど、ですね。


三角状のクリアー抜きは、横から見た時に少しでも違和感をなくす為に一回り小さくしています。

2011/09/13
 
jpg画像 BMWのアッパーカウル 本塗り完了です!(img1550.jpg) -1550- BMWのアッパーカウル 本塗り完了です!

と言う事で本塗り完了です。お待たせしました!

既に焼き終わっていますが(60℃40分以上で強制乾燥していますが)裏側の塗装があるので少し寝かしてからの作業になります。

もう少々お待ちくださいませ!

2011/09/13
 
jpg画像 BMWのアッパーカウル 調色作業(img1549.jpg) -1549- BMWのアッパーカウル 調色作業

当初のご依頼では「色見本帳からの近似色で構わない」との事で調色する予定では無かったのですが、手元の色見本帳を見ても近似色が全くありません(苦)。メタリックとブルーパールがちょっと特殊な感じで使われてますね。普通無い色です…。

という事で一から色を作成する事にしました。
赤味のあるブルーとバイオレットに荒目のブルーパール(パウダー)、そして荒目のメタリック粒子に、スカシの味付けとして白、そしてフリップコントロールなる塗料も使います。

厳密とは言えませんが「近似色」程度にはなりました。いよいよ本塗り開始です。

2011/09/13
 
jpg画像 BMWのアッパーカウル 下地処理(img1548.jpg) -1548- BMWのアッパーカウル 下地処理

こちらもお待たせしております。紹介が遅れましたが無事本塗り完了しておりますのでご安心下さい。

画像は足付け処理作業中の風景ですね。ペンチとドライヤーがありますがこちらは今回の作業には関係ありません。

アッパーカウルは社外品か限定物なのでしょうか。素材はFRPです。
ですのでご依頼頂いた時の状態もてっきり「ゲルコート」かと思いましたが実はこれ普通に本塗り仕上げされた物だったんですね。「艶消しグレー」のちゃんとした塗装です。FRP製品なのに下地の状態が悪く無いのは当たり前ですね。

という事で下地処理は表面を軽く削る「足付け処理」のみで問題ありません(当初の予定通りです)。

2011/09/13
 
jpg画像 ANCHORのフレーム塗装 完成ですB(img1547.jpg) -1547- ANCHORのフレーム塗装 完成ですB

本当に日本製なのかちょっと心配になって調べたら(笑)ブリジストンで間違いないようです。

折角オフィシャルサイト開いたのでリンク貼っておきますね。

ANCHOR

ちなみにロゴは既存のデータが無かったので新たに造りました。
次回もご利用頂けます(笑)。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/09/12
 
jpg画像 ANCHORのフレーム塗装 完成ですA(img1546.jpg) -1546- ANCHORのフレーム塗装 完成ですA

製造メーカーはブリジストンらしく、確かにガッチリしてカッチリとした造りは日本メーカーな感じがしますね。真面目って感じです。

対して、以前業者さんからご依頼頂いたイタリア製のフレームは、ベース色以外の殆どがフリーハンドの塗装で(縁取りですね)、良く見るとライン曲がっていたり波打っていたりします(苦笑)。
ただ全体的なデザインは非常に素晴らしく、確かにあれは日本製品では見られない「味」があったりします。まあそもそも方向性が違いますかね(爆)。

2011/09/12
 
jpg画像 ANCHORのフレーム塗装 完成です!(img1545.jpg) -1545- ANCHORのフレーム塗装 完成です!

そして完成です。おまたせしました!

ベース色はフェラーリのレッドで(ロッソコルサですね)、ロゴの白はVW社の「クールホワイト」です。これは特に拘った訳ではありませんが、白はこういったロゴ入れなどで良く使うので何種類か作り置きして在庫しています。

「黄色い白」と「白い白」と「濃い白」(笑)ですね。


ちょっと古びた感じの時は「黄色い白」で、はっきりさせたい時は白い白ですが、今回はベース色の赤に合わせて「濃い白」を選んでいます。まあ大抵はこの白なんですが(笑)

2011/09/12
 
jpg画像 ANCHORのフレーム ボールベアリング取付け(img1544.jpg) -1544- ANCHORのフレーム ボールベアリング取付け

普通はお受付していないのですが、「駄目だったら交換するので構いません」との事でしたのでTACのゴトー氏に手伝って貰ってボールベアリング分解してみました。
私は良く知らないのですがゴトー氏は良く知っているようですのでご安心下さいませ。

ボール一個ずつ元に戻して蓋をしてCリングで嵌めて完成です。これは肩がこりますね(苦笑)。

2011/09/12
 
jpg画像  RITCHEYのクロモリフレーム&フォーク塗装 完成ですB(img1543.jpg) -1543- RITCHEYのクロモリフレーム&フォーク塗装 完成ですB

これは今回の為に作ったロゴデータでは無く既存のデータがありましたので特にデータ作成費は掛かっていません。
メジャーなメーカーやモデルならそういった既存データが存在しますので、ご依頼の前にお問い合わせ頂ければお調べ致します。

それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/09/12
 
jpg画像  RITCHEYのクロモリフレーム&フォーク塗装 完成ですA(img1542.jpg) -1542- RITCHEYのクロモリフレーム&フォーク塗装 完成ですA

恐らくブレーキのアーム?を付ける所ですが、ここは純正の状態でも塗られていないのでいつも塗らないようにマスキングしています。

ただ折角他が綺麗になってもそこに錆が残っていたら残念ですのでマスキングする前にペーパーで磨いています。錆易い状態ではありますので組付ける時に油でも塗っておいて頂ければと思います。

2011/09/12
 
jpg画像 RITCHEYのクロモリフレーム&フォーク塗装 完成です!(img1541.jpg) -1541- RITCHEYのクロモリフレーム&フォーク塗装 完成です!

大変お待たせしました!沖縄からご依頼頂いていたリッチー(と読むらしいです)のフレームとフォーク、艶消し黒で完成です!

剥離してみたら想像以上に錆が浸食していましたが、そちらはブラスト専門店さんできっちりやって貰いましたのでご安心下さい。

他にも画像あるので紹介しますね。

2011/09/12
 
jpg画像 ホンダエリシオンプレステージのリヤガーニッシュ 本塗り完了です!(img1540.jpg) -1540- ホンダエリシオンプレステージのリヤガーニッシュ 本塗り完了です!

そして本塗り完了です。お待たせしました!

スモーク濃度は車体色(ブラキッシュパール)に合わせてしっかりと黒味を出しました。「標準濃度」より若干濃い感じですね。

夕方以降は真っ黒に、ただ日が当たると「レンズだったんだ」と解るように内部はしっかり透過します。
同じエリシオンオーナーからは「こんなのあったの?!」と言われそうですね(病)。

それではこちらも完成次第また紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!

2011/09/10
 
jpg画像 ホンダエリシオンプレステージのリヤガーニッシュ マスキング完了です(img1539.jpg) -1539- ホンダエリシオンプレステージのリヤガーニッシュ マスキング完了です

そしてマスキング完了です。

上部のクリアーな部分は「塗らない」では無く「スモークは塗らずにクリアーは塗る」ですね。いつもバックランプなどに行う「クリアー抜き」と同じです。

赤い部分にスモークを塗り終えた時点でこのマスキングは剥がし、露出したプラスチック素地には再度プラスチックプライマーを塗り、全体にクリアーを塗ります。

ですのでクリアー抜きをした箇所との「段差」が出来にくいのですね。
完全にマスキングして塗り終えてしまうと、そこの段差で爪で引っ掛かってしまいますし、剥がれるようなトラブルの起因にもなりかねませんので。

2011/09/10
 
jpg画像 ホンダエリシオンプレステージのリヤガーニッシュも(img1538.jpg) -1538- ホンダエリシオンプレステージのリヤガーニッシュも

こちらもお待たせしております!ホンダエリシオンのリヤガーニッシュですね。テールランプの間にあるリヤゲートに着いているパネルです。

ご依頼としては、「赤い部分をスモークに、上のクリアーな部分は残して欲しい」との事です。
ただこれは近年のテールランプ同様、内部と外側のレンズである程度の「距離」がありますので、見る角度によってこの赤と白の境界線が見えてしまいます。

ですのでスモークの範囲は若干クリアーの部分まで食み出た感じにしています。
画像でも良く見ると解りますが、クリアーの位置までラインテープが1ミリ程越境しています。

2011/09/10
 
jpg画像  ヴィッツのテールランプ レッドキャンディーで本塗り完了です!(img1537.jpg) -1537- ヴィッツのテールランプ レッドキャンディーで本塗り完了です!

ヴィッツ純正のテールランプは、丸いところが「バックランプ」で、下の三角の箇所が「ウィンカー」になっています。

が、こちらのオーナー様は今後これらの電球の位置を変えてそれぞれを逆にされるそうです。
なので丸い部分が「オレンジ」になるのですね。

ただ画像のようにそこも赤く塗ってしまっていますから、今回のオーダーでは「赤く見えるギリギリで止めて欲しい。その代りサイド部はきちんと赤に」とのご依頼も受けております。

こういった複雑なオーダー(爆)は、恐らく請けた人間(フロント)と作業者が別々だととても嫌がられるか(少なくとも塗装屋は嫌がるかと…)受け付けてくれないかも知れません。伝達するのがとても難しいですよね…。


まあそういった事もありまして、お蔭様で仕事には何とか困らずにやっていけています。と言うかやり切れてません(苦)。現在30程度の案件が溜まってしまっております。お待たせして申し訳御座いません。

仕事は増える一方で有難い限りなのですが、こういった作業を「人を雇ってやらせる」なんて事は無理な気がしますので、やはり当分は一人で全てをやっていくしか無いんですよね。
ただ実際はそれが一番楽な筈ではあるのですが(笑)。


それでは完成しましたらまた紹介させて頂きますね。
来週半ばまでには完成出来る予定です。もう少々お待ちくださいませ!

2011/09/10
 
jpg画像 ヴィッツのテールランプ クリアー抜きマスキング完了です!(img1536.jpg) -1536- ヴィッツのテールランプ クリアー抜きマスキング完了です!

マスキング作業が完了した画像も撮ってあったので紹介しますね。

このマスキングが大変なのは、「被塗面に素手で触れない事」ですね。いや実際は触らないと出来ないのですが(出来れば手袋したいですが繊細な作業が出来ないので無理です)、足付けされて脱脂された被塗面に皮脂や汗が付くと取れなくなってしまいますので極力触らないように、また作業中は何度も手を洗いに行きながらとなります。
幸いにしてこの作業場から数歩で流しがあるので、途中10回程度手洗いしても苦ではありません。有難い限りです。

2011/09/10
 
jpg画像 ヴィッツのテールランプ クリアー抜きマスキング 本番(img1535.jpg) -1535- ヴィッツのテールランプ クリアー抜きマスキング 本番

ある程度の位置が決まりましたので、裏側を養生してレンズ全体に足付け処理を施し、綺麗に脱脂したらいよいよマスキング本番です。

この辺の作業をゆったり出来るのが理想なのですが(爆)、よく脱脂された被塗面はテープの密着性もすこぶる良好ですので時間が経ってから剥がそうとすると綺麗に剥がれません。「糊」が残ってしまうのです…(恐)。

まさか塗装中にその糊だけを除去する事は不可能ですので、そうならないようにマスキングテープは早急に剥がす必要があります。
塗料でもそうあるようにマスキングテープも「可使時間」があるのですね(普通はそこまで考えまえん。スモークなど透過性の塗装はこれくらい慎重にやらないと駄目なのです)。

という事で、この日はこれの為に段取りをしていますので、続けて本塗りに入ります。

2011/09/10
 
jpg画像 ヴィッツのテールランプ クリアー抜き位置確認(img1534.jpg) -1534- ヴィッツのテールランプ クリアー抜き位置確認

こちらもお待たせしております。無事本塗を終えておりますのでご安心下さいませ!

ご依頼内容としては、「全体的にピンク掛かったクリアーレンズをレッドにして欲しい。ただウィンカーはオレンジに見えるように赤を濃すぎないようにして、バックランプ部は赤くしないようクリアー抜きして下さい」との事です。簡略的ではありますがこんな感じですよね?(笑)。

しかしこれが想像以上に大変で(いや、ある程度覚悟してましたが…苦笑)、目安となる所が無い上に画像にあるような「異形」でのクリアー抜きですから、左右同じようにするのが非常に大変でした…。

画像はそのクリアー抜きの位置をある程度の目安をつけるべく、マスキングテープを仮貼りして確認しています。これが本番ではありませんのでご安心下さい(余りにもいい加減な貼り方ですので…)

続きます。

2011/09/10
 
jpg画像 ブレンボキャリパー群(img1533.jpg) -1533- ブレンボキャリパー群

こちらは現在お預かりしているF40のキャリパーでは無く、以前ブレーキ屋さんからご依頼頂いたキャリパー逹ですね。「何個あるんだよ」って所でしょうか(笑)。

ブレーキ屋さんからのご依頼は他の業者さんからの仕事と違って「出来れば紹介して欲しい」みたいな感じで、時間があればアップしていきたいのですが実際はそこまで手がまわりませんので全然紹介していないですね。何卒ご容赦下さいませ。

私は良く知りませんが、ブレーキキャリパーって新品だと凄く高いみたいですね。ローターと合わせると一台分(4個)で100万円近くなったりするようです(恐)。

なので中古品を綺麗に塗り直してのリビルト品とすると結構(と言うか相当)需要があるようです。

2011/09/10
 
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