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-1439- KONAのアルミフレーム プライマー塗布完了です!
と言う事で無事プライマー塗布まで完了です。いよいよ本塗り間近ですね。
この後表面を軽く研磨したらマスキングを全部剥がして再度貼り直します。
本塗りの前に「色」の作成もですね。 元々塗ってあったブルーキャンディーはMTBらしい色だとも思いましたが、今回御依頼頂いた色はさわやかな系?なソリッドカラーの「水色」となります。 ただ自転車だと意外と人気色なんですよね。
ちなみに水色と言うと車だと余り見かけない色ですが、MINIやビートルなど遊び心のある車種にはそういった色も存在します。おしゃれな街並みに似合う感じですかね(ってバリバリのダウンヒルマシンだった気がしますが…笑)。
2012/08/01
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-1438- KONAのアルミフレーム プライマー塗布準備A
まあ良く出来ているというかしっかりした造りです。「屈強」ってイメージがぴったりですね。
2012/08/01
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-1437- KONAのアルミフレーム プライマー塗布準備
サンドブラスト処理が終わったらリン酸処理を行い、良く水洗いしたら各部分をマスキングします。
今回のようなスイングアームが別体になったフレームは可動部・接合部があるのでそこを塗らない様に気を付けます。折り畳み自転車もそうですね。マスキングは旧塗膜を剥離する前に撮っておいた画像を見ながら行います。
2012/08/01
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-1436- SONY VAIOのバッテリー 紫メタリック部 本塗り完了です!
そして紫部分も無事本塗り完了です。大分お待たせしておりますが今週中には完成出来そうです。もう少々お待ち下さいませ。
今回のような家電製品的な物への塗装のお問い合わせは結構多いのですが、金額的に折り合いが付かないのでご依頼に繋がる割合はどうしても低くなってしまいます。5万円で買った物を塗るのに5万円掛かったら新しい物を買うのが普通ですからね…。
また電化製品の場合はどうしても「寿命」があるので、折角お金を掛けてカスタマイズしても「型遅れ」となってしまうので手を加える(お金を掛ける)のにも躊躇してしまうと思います。これは仕方ないですかね。
ただそんな中でも「これは」と思うような出会いと言うかお気に入りの物が見つかったりもするようで、以前こちらでも紹介させて頂いたIBMのThinkpadなどは未だに熱狂的ファンが多いようです。
(参考までに→とくぼーのブログ) いったいこれに幾ら掛かっているんだか…(笑)
今回のソニー製品もそういったファンが多いですよね。私が仕事で使っているコンパクトカメラもソニー社の物ですが、もう10台以上壊しては同じ物を買って使っています。どうも使い方が悪いようで三ヶ月くらいしか持たないのです(苦)。
次は剥がしたステッカーを貼って完成ですね。もう少々お待ち下さいませ!
2012/08/01
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-1435- SONY VAIOのバッテリー 紫メタリック部 本塗り前
先日塗ったシルバー部分が乾燥(硬化)したのでもう半分の紫メタリック部分を塗装します。
いつもなら二色同時に塗るのですが、固定箇所が見当たらない為このような方法になっています。まあこういった行き当たりばったり的な事は小物塗装だと良くある事ですので慣れましたが(笑)。
2012/08/01
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-1434- 隼のシングルシートカウルのその後
今月の始め辺りにお納めした隼(バイク)のシングルシートカウルのオーナー様から画像頂いていましたので紹介させて頂きますね。 ただこのページでは画像が縮小状態だと縦向きの写真でも強引に横向き(苦笑)にしてしまい、表示が変になってすいません…。
ちなみに完成時の画像はこちらにあります。No.1254で紹介しています。
色は現車合わせでは無く「配合データ」を見て作っただけですが、色味は実車と比べても良かったようです。 オーナー様よりご感想頂いてますのでちょっと紹介させて頂きますね。
「遅くなりましたが、シングルシートカウル受け取りました。 さっそく車体の方に取り付けてみましたが、他のカウルとの色の違い等全くなく、大変良い出来で満足しております。 お忙しい中、迅速な対応有難うございました。 パーツ等塗装が必要になった時は、またお願いすると思いますので、その時にはよろしくお願いします。」
との事です。こちらこそ宜しくお願いいたします!
と、オーナー様的には「色違い等全くなく」との事ですが、塗装屋的な見解ではそんな奇跡的な事が起こるとは思っていません。 これは見る方によって見解が違う訳ですから、塗っている本人からすると、どんなに時間を掛けて調色しても100%同じ色になるなんて事はありません。むしろそんな事が言えるようになったら、色を扱う仕事をする身としてはもうお終いなのでは…と思う次第です。
なので作業前に「同じ色になりますか?」と言われても「なります」とは言えません。
ただ結果としては上記のように実際に満足して頂けているようではありますのでご安心頂いて大丈夫かと思います。
そもそも実際に作業している人間が「こんなにいい仕上がりになりました!」なんて言う事自体難しいですよね。綺麗に見えるとこよりも自らで粗探しばかりしてしまいますので…(まあだからこそやっていけるのでしょうが…)。
と言う事で、これからやる事に関して事前に説明するというのは非常に難しいのです(苦笑)。なのでせめてこちらの日記で途中経過や結果、こういったオーナー様からのご感想から判断して頂ければ幸いです。
わざわざご連絡&ご報告有難うございました!
2012/07/31
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-1433- cannondale systemsix 素地調整 ほぼ完了
「素地調整」は下地処理の中でも最初の方に行う作業で、下地作業自体はまだまだ続きます(苦笑)。ただとりあえずここまで来れば一安心です。カーボン素材部分の剥離作業は溶剤も剥離剤もサンドブラストも使えないので全て手作業ですからどれくらい時間が掛かるか不安ですからね。
実はサンドブラストに関してはいつもお願いしている専門ショップさんに剥離の相談をしたのですが、「特殊な研磨材(ポリプラス)を使えば下地を痛めずに加工できますが、研磨材の価格が1kgあたり数万円したり、機械への研磨材の入れ替え作業等を含めますと現実的ではありません」との回答を頂いていました。まあ予想通りでしたので問題ありません(苦)。
2012/07/31
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-1432- cannondale systemsix サンドブラスト処理
先ほどメール確認しました。お忙しい所有難うございます!
画像はサンドブラスト作業前で、エアーツール(ダブルアクションサンダー)が出来ない入り組んだ箇所と、腐食が酷い箇所の処理を行います。腐食は根こそぎ取り除きたいですね。
2012/07/31
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-1431- サンドブラスト作業場
サンドブラストのキャビネット(箱)が置いてあるのはTACさんの工場裏で、その場所の特性からして外が明るいと箱の中が見難くて作業が出来ません(苦笑)。なのでサンドブラストの作業はいつも日が沈んでからとなります。
一応は屋根はあるので(笑)雨が降っても出来ますが、この季節は蚊が出るのでそれがちょっと厄介です。
ただサンドブラスト作業はかなりホコリっぽいので、室内でやるよりこういった露店でやる方が体には良いのです。
これは塗装の現場でもそうで、旧塗膜やパテなどを削れば当然「粉塵」が出るので、シャッター締め切ってクーラーを効かせてやるより、少し暑くても(まったく少しじゃないですが…)風通しの良い所で作業する方が健康には良いのです。 本当はちょっとした作業でも防塵マスクも防毒マスクもしなければいけないのでしょうが、場末の塗装屋では中々そんな事も言ってられませんからね(苦)。
2012/07/31
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-1430- KONAのアルミフレーム 素地調整A
この状態だと被塗物もよく見えますが、作業する際には蓋を閉めてガラス越しに中を見るので細かい箇所はどうしても見難くなります。
威力のある直圧ブラストの場合だと、こういったブラスト用のキャビネットでは無く部屋を丸ごとの「ブラストルーム」にし、防塵服を着た人間がその中に入って作業したりします。 うちの規模でそれをやると採算は取れないので(セッティングと管理〜後片付けが大変です)、だったらその都度専門店にお願いした方が確実で早いのです。ただ配送でお願いするので梱包の手間は買掛かりますけどね(苦笑)。
2012/07/31
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-1429- KONAのアルミフレーム 素地調整
旧塗膜は綺麗に剥がれてくれたのですが、下から出てきたアルミ素地はピカピカなのでそのまま塗る訳には行きませんので(密着性が保持出来ません)、全体的に素地調整(足付処理)を行います。
平面はダブルアクションサンダー#120で傷を付け、細かい箇所はサンドブラストで行います。 最初から最後までブラストでやるのは大変ですし、ちょっとしたキズならサンダーで削れば取れるので基本的にはいつもこのスタイルです。
ただクロモリフレームなどで腐食の範囲が酷い場合には「取りこぼし」が怖いのでサンドブラスト専門の業者さんにお願いしてしまいます。会社としての利益は減りますが(苦笑)仕事としてはその方が確実ですからね。
2012/07/31
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-1428- cannondale systemsix 付属部品計量B
これはブラインドナットです。ボトルホルダーを取り付ける箇所のネジ穴になる部品ですね。
実はこれを探すのにちょっと苦労しました。 ネジサイズ自体はM5で普通なのですが、元々フレームに空いている穴のサイズがこれの適正径よりも大きく「空回り」してしまう恐れがあるので「ギザ付き」のナットを探していたのです。
ネットでも色々探していたのですがアルミ製でギザ(ローレット)付きは皆無で、ようやく見つけたのが中国からの輸入卸?で最低ロット数が「1トン」って代物でした(苦)。
で、悩んでいたらゴトー氏が「あそこの工具屋に有ったよ」との事で、早速週末に行ってみたら有りました。
ギザについてはまた写真撮って紹介しますね。
2012/07/31
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-1427- cannondale systemsix 付属部品計量A
オーナー様にもメールしていたのですがそちらの数値は間違いでした。失礼しました…。
こちらは5.3グラムです。
2012/07/31
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-1426- cannondale systemsix 付属部品計量
ディレイラーハンガーとケーブルガイド?4個です。合計で20.9グラムになります。
エンブレムも計ったのでそちらも紹介しますね。
2012/07/31
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-1425- cannondale systemsix 完成イメージ図
基本的には各ロゴの位置や大きさは元の状態のままで、シートステーにあった「six」のロゴだけを「HANDMADE IN USA」に変更します。
このロゴはちょっと前に御依頼頂いた同じくキャノンデールの「SUPER V」のオーナー様から頂いたロゴデータ(笑)を使わせて頂いたのですが、その後に頂いたサンプル画像では字間が広くなったロゴだったのでそれ風に変更してみました。一応ご確認くださいませ。
2012/07/31
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-1424- 暑い暑い
事務的な仕事は自宅に持って帰って「クーラーの効いた部屋で」なんて考えていましたがすっかり忘れていました(苦笑)。結局工場から出てしまうとスイッチが切れてしまうようです(謝)。
と言う事で、先日石刷りで転写しておいたキャノンデールの「six」のロゴをデータ化します。
まずはスキャナーで読み込んで、それをIllustratorなるベクトル画像作成ソフトで点と線にデータ化します。赤い線がそれですね。
それが出来たらカッティングマシーンに専用のマスキングシートをセットして型紙をカットします。
昔はこういった作業は素手でカットしていましたが、曲線ラインはやはり機械には到底適いません。フリーハンドとは違い凄く自然なアール形状にカットしてくれるんですよね。
2012/07/31
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-1423- インプレッサテールランプ塗装(from新潟) 完成ですA
現在こちらのオーナー様に「無料貸し出し用」のテールランプ一式をお貸出し中でして、これが戻って来たら次にご予約の方に行く予定です。その次は空いております。ご希望の方はお気軽にお問合せ下さい。
ちょっとここの所、仕事のせいかタイピングのせいかで右手から首にかけての痛みが強くなっています。 先日も鍼に行って来てその後数日は良くなるのですが、結局環境が変わらないのでまた同じ繰り返しとなってしまいますね。
とりあえずキーボードを負担の少ない物に変える予定ですが、いずれは音声を文章に変換出来るようなシステムが出来れば良いですね。 とにかく問題はタイピングの姿勢だとは思うのですが、如何せんこれはどうしようも無いんですよね(自宅でやれば良いのですが家に帰るとこれが中々進まないのです…謝)。
それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。 この度のご依頼、誠にありがとうございました!
2012/07/31
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-1422- インプレッサテールランプ塗装(from新潟) 完成です!
大変お待たせしました!インプレッサのテールランプ一式塗装、「柱有り」のバージョンで完成となります。
赤に深みがあるように見えるのは最後に薄くスモークを入れているからで、レッドキャンディーだけだとこういった感じにはなりません。お好みで選択出来ます。
もう一枚画像あるので紹介しますね。
2012/07/31
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-1421- ステージアのテールランプ 本塗り完了ですA
オレンジにした箇所以外はクリアーしか塗っていません(プラスチックプライマーは塗っています)。
自動車の塗装をしていた時にもあったお問い合わせで、「クリアーだけ塗って貰えませんか?」的な御依頼がありましたが、実はその方が非常に大変です。
今回のテールランプもそうですが、完全に汚れや傷が無い被塗面なんて皆無に等しいのです。新車ですら塗装屋的に見れば「クリアーだけじゃ…」といった箇所はあります。
色を塗る場合であれば多少の傷や汚れがあったとしても色を塗れば解らなくなる程度でも、クリアーだけとなるとそういった細かい点全てを払拭しなければならないので相当神経を使うのです。実際疲れますので(苦笑)。
で、こちらのオーナー様からは追加で、このテールランプの右端に取り付いていた「メッキプレート」を「艶消し黒」で御依頼頂きました。 ですのでちょっとテールランプ自体の完成は送れると思いますが、そちらも作業進行しましたら改めて紹介させて頂きますね。 もう少々お待ちくださいませ!
2012/07/30
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-1420- ステージアのテールランプ 本塗り完了です!
余りの暑さで途中工程の画像を撮るのをすっかり忘れておりました。申し訳ございません…。
と言う事で、クリアーの部分をオレンジキャンディーに、そして全体にクリアーを塗って本塗り完了です。
手前のテールランプは枠の部分のマスキングテープが剥がれていますが、このテールランプは枠とレンズがかなりピッタリと付いているのでクリアーの流れが止まる前に剥がさないと際の仕上がりが悪くなるからです。 勿論マスキングも簡単に剥がせるような貼り方をしておく必要があります。クリアーは塗りたての状態ですからまだドロドロで、この状態で紙まで剥がしていたらホコリが付いてしまうので必要最小限の動作で際のテープが剥がせるようにしておきます。まあ当たり前の作業なんですけどね(笑)。
2012/07/30
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-1419- ステージアのテールランプも
こちらはスモーク塗装でもレッドキャンディーでも無く、クリアーの部分を「オレンジ」で塗装御依頼承っております。
画像で見るようにオレンジにする塗装範囲は少ないですが、クリアーはテールレンズ全体に塗るので下地処理もマスキングも全面に行っています。
で、最終の脱脂作業とエアーブローを完了したらオレンジにする箇所以外をマスキングしていよいよ本塗り開始です。
2012/07/30
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-1418- インプレッサテールランプ(from新潟) 本塗り完了です!
そして無事本塗り完了です。お待たせしました!
先ほどの画像と比べて手前のテールランプの角度は同じですが(笑)、ブース内で180度向きが変わっています。塗っている途中に台ごと移動したりしていたりします。
既に完全硬化していますので近々完成予定です。もう少々お待ちくださいませ!
2012/07/30
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-1417- インプレッサテールランプ(from新潟) 本塗り準備完了
小物塗装の場合は台に完全に固定するケースは少なく、塗りながら持ったり向きを変えたり出来るようにと可変式(笑)にする場合が多いです。自分が回るよりも被塗物を回した方が楽だからですね。
テールランプの場合も最後までこの状態のままと言う事は無く、途中で色々向きを変えて塗ったりします。塗り方の癖が影響されてキャンディーカラーの濃淡が偏ったりするのを防ぐ為ですね。
2012/07/30
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-1416- インプレッサテールランプ(from新潟) マスキング
紹介が遅れましたが先週無事本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ!
今回の御依頼はクリアー抜きの部分が「柱有り」のバージョンですのでそれに合せてマスキングを行います。 いつものように隣合うテールランプとラインのズレが無いようにチェック〜修正してが作業します。
2012/07/30
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-1415- SONY VAIOのバッテリー シルバー部本塗り完了です!
バッテリーは全体を足付け処理し、見本品と同じく端子部分はマスキングして塗っています。先ほどの画像の裏側(こちらが表側)ですね。
今回の塗色は結構「金属感」があるメタリックで、ただクリアーを塗るとその質感が落ちてしまいます。メッキ調塗装をやった事がある塗装屋さんなら解ると思いますが…(ガッカリしますよね…)。
と言う事で一旦ここで熱を掛け、後日こちら側をマスキングして「紫メタリック」の部分を塗装します。ちょっと面倒ですが固定方法が無いので仕方ないですね(苦笑)。
2012/07/30
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-1414- SONY VAIOのバッテリー 本塗り準備完了です
今回はシルバーと紫の2色ですが、固定方法の都合上同時に二色を一緒には塗れないので一色ずつ行います。
で、最後に全体に半艶クリアーを、と思っていましたがちょっと予定を変更しました。
元々の黒いバッテリーも見塗装では無く実は「黒メタリック」が塗ってあって、それもクリアーは塗っていません。となると見本としてお預かりしているシルバー&紫のバッテリーもクリアーは塗っていないかと思われます。
で、作った色にクリアーを塗ると本物の見本と「質感」が変わってしまうので、当初予定していたクリアーは塗らずにベースコートのままでの塗装にする事に変更します。 硬化剤は入れますので使っていて溶け落ちるという事は無く、また使っていてよく擦れる物でもないと思いますので問題は無いかと思われます(どちらにしろ純正品の塗装よりは耐久性があると思いますのでご安心下さい)。
2012/07/30
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-1413- SONY VAIOのバッテリー シール剥がし
重要なシールは万が一の事を考えてマスキングで行いますが、その他のシールは試しに挑戦してみたら綺麗に剥がせました。と言っても爪で引っ掻いたりするとシワになって使い物にならなくなるので、プラスチックとシールの間にカッターの刃を入れて少しずつ浮かせていきます。ちょっと角度を間違えると切れてしまうんですけどね(恐)。
二枚程のシールは上手いこと剥がせたのでガムテープの表面に仮張りしておいて再利用します。糊の面に素手で触らなければ油膜も付かないのでこのまま再利用可能です。
2012/07/30
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-1412- 新規受け付け再開しております。
トップページでは先週からご案内していたのですがそちらには気付かれない方(何故か笑)もいらっしゃるかも知れませんので一応お知らせしておきますね。
ようやく先から御依頼頂いておりました案件で「手付かず」と言った案件が無くなりましたので新規受け付けを再開しております。ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした。
既にお預かりしておりますインプレッサのサイドオーナメントとスクーターのリヤバー(これはまだここでも紹介していませんね)はお盆辺りから作業開始の予定です。もう少々お待ち下さいませ。
画像は先日お納めした巨大なパソコンケースで、早速組みあがったようなのでオーナー様より画像を送って頂けました。お手数を頂き有難うございます!
オーナー様から頂いたいコメントとしては、
「写真撮影の際には映り込みが凄くて苦労しました」
との事です。「映り込みが凄い」って表現が普通じゃ無いのを物語っていますよね(笑)。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!
2012/07/30
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-1411- BMW R1200RT パニアケース蓋塗装 完成ですA
先ほどの続きですが、土台が付いたままでの御依頼ですとそれを外して取り付ける手間と、外した土台部分の「保管」が必用となるのでこれに関しては珍しく塗装費以外で費用を頂戴しております。リベットを外してその間に保管しつつ塗装後にまた取り付ける作業で一個¥5,000となっています。
リベットはドリルで揉むだかならDIYでも何とかなると思うのですが、それもリベット径と同サイズのキリ(刃)が無いと難しいでしょうし(取れないか穴を大きくしてしまうか)、空回りしてしまったらドリルでは取れなくなるので「ベルトサンダー」などの工具が必用となります。当然完成後はサイズの合ったリベットとそれをカシメるリベッターもですね。ネジと違って結構面倒なのです…。
またはバイクショップなどでかなりの上得意さん(笑)であればお願いするのも手かも知れません。ただ結構親しい場合には「そんな面倒な事、五千円ならやって貰った方が良いよ」と言われるとは思いますが(笑)。または「そんな金あるならうちに払ってよ」って言われてしまいますかね(苦笑)。
それでは後程完成のお知らせメール差し上げす。 この度のご依頼、誠にありがとうございました!
2012/07/30
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-1410- BMW R1200RT パニアケース蓋塗装 完成です!
日記の進行がちょっと遅れていてすいません。パソコンの前に居ると余りの暑さで意識が朦朧(苦)になってしまうので「涼しくなってから」と思いきやすっかり滞ってしまいました。現場作業は順次進行しておりますのでどうぞご安心下さい。
こちらは長くお預かりしておりましたBMWのパニアケース蓋ですね。大変お待たせしました!無事完成となります。
今回お預かりしたのはこの「蓋」の部分だけで、オーナー様みずから土台とこの蓋を分解されたようです。 ちなみにいつもの未塗装梨地の部品は「リベット」で付いているので普通の方だと外すのも大変だとは思いますが、今回の塗装済み品はネジで取り付けてあるようで簡単に外せる模様です。なるほど、ですね。
2012/07/30
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-1409- 原色特性表(笑)
TACさんの調色室の壁に勝手に貼らせて貰っています原色特性表ですね。いや、「特徴表」ですか。
上はメタリック原色についてで、正面とスカシの明るさと粒子の大きさ・輝き方の特性などを示しています。
で、その下が「青」に特化した表で、それぞれの青原色の特徴が解かり易く記載されています。
例えば「スカシの赤味を強く、ただ表面には出来るだけ赤味を抑えたい」となると「588」なる原色を選ぶことになります。 ただしそれぞれの青には「濁り」という特性(と言うか弊害)が伴う原色もあるので、色によってはそれも想定しなければなりません。例えば「885」は濁りが強いので今回のような鮮やかなバイオレットカラーには向かないですかね。
数ある原色の中でもこの「青」だけがこういった特別な特性表が用意されていて、確かに使い方は難しいですがこれをマスターしておけば確実にレベルアップ出来ると思います。
2012/07/27
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-1408- SONY VAIOのバッテリー 調色作業C
そして次は紫メタリックの調色作業です。
使っているメタリック原色は同じで、こちらは色味(色相)が付いているのでさっきのグレーシルバーよりは複雑になるかと思いきや、意外にそうでも無かったです(笑)。
・「812」シルバー ・「563」ブラック(青い黒) ・「855」バイオレット ・「562」ブルー(赤い青) ・「571」ブラック(赤い黒)
この色のコツとしては「青」の選択で、見本の色を見て「正面」と「スカシ」で黄色味が見えないことを確認したので「正面もスカシも赤い青」という特性の「562」を選びました。ここの青を間違えると結構時間が掛かってしまうのです(要は無限ループで解決方法は廃棄です)。
ホンダのブルーメタリックカラーなどはスカシで鮮やかな赤味があったり濁った黄色味があったりと結構複雑で、この「青」の選択が調色作業の時間短縮に大きく関わってきます。
ブルーの「特性表」も撮っておいたので紹介しますね。
2012/07/27
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-1407- SONY VAIOのバッテリー 調色作業B
最初にグレーシルバーの方を調色します。
使った原色は6色程度で、それぞれ箇条書きにしますね。 入っている量が多い順に並べます。
@「812」 シルバー A「563 ブラック(青い黒) B「571」ブラック(赤い黒) C「855」バイオレット D「008」フリップコントロール E「570」ホワイト
@のシルバーメタリックの特徴としては、「粒子は粗く無いが表面の金属的な光沢感が強い」という事で選んでいます。珍しく間違えなくこれでいけました。
黒は二種類使っていますがこれは結構普通のことです。赤みが欲しくないのに黒を入れたら赤くなったら嫌ですからね。黒を選び間違えるだけで色はズレていきます。
Dのフリップコントロールは、メタリック感を殺すこと無く透かしを白くしたかったのですが、表面のメタリック感が強くなってきたので途中からEの白に変えています。
白は劇的に透かしを白くはしてくれますが、弊害として「濁り」が生じてしまうので使用には注意が必要です。一旦濁ると元には戻せませんからね(要作り直しと言うことです)。
テストピースとして利用する色板はそれ専用の物が売っているのですが、買うと結構するので私の場合は良質な厚手の紙(カレンダー)を小さくカットして使っています。 一枚あたりに5回程度使っているので30回くらい微調色を繰り返しています。
ちなみに一枚の色板だけだと沢山塗りすぎて肌が荒れて性格な色味が見えなくなってしまうのでせいぜい8コート程度までです。最初の3コートは完全隠蔽させる為の塗装なのでそれでは色は見れませんので。
2012/07/27
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-1406- SONY VAIOのバッテリー 調色作業A
今回のような家電製品は色のデータなどは存在しませんから色は一からの作成となります。しかも2色です(なので二色分の調色費が掛かります…)。
今回はメタリックカラーなので、調色の順序としては最初にメタリックの原色を選びます。
粒子の大きさは勿論ですが、表面と透かしの見え方、粒子の特性なども含めて検討します。
原色の特性については塗料メーカーから「原色特性表」なるものが用意されていて、厳密な調色を行う上ではこういった情報が不可欠となります。
以前使っていたデュポン社の塗料であれば殆どの原色特性は記憶していたのですが、スタンドックスになってからは表に頼ってしまっていたのでこれを見ないと難しいですね(苦笑)。
2012/07/27
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-1405- SONY VAIOのバッテリー 調色作業
こちらも大変お待たせしております。ソニーのノートパソコン用のバッテリーですね。
画像の上にあるのは今回色見本用としてお預かりしましたもので、下の黒いバッテリーを上のような色でとご依頼承っております。
確かにボディカラーが上のような鮮やかなパソコンにこの黒いバッテリーは残念ですね。
ただこのカラーがオーダーカラーか限定色かで、もうこれと同じ色のバッテリーが手に入らないとの事です。そんなに古い製品にも思えないのですが…。
2012/07/27
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-1404- BMWのパニアケース蓋 本塗り完了です!
御依頼頂いた色は元々塗ってある「サンダーグレー・メタリック」(カラーコード:N44)で、これはスタンドックスに配合データがあったのでそれを利用して作成しています。
これであれば大した手間は掛かりませんから調色は必用ありません。 逆にもしこの色の配合データが存在しなくて、元々塗ってあった色を見て一から目調色による作成となると結構な手間が掛かるので別途調色ひが必用となります。一万円くらいですね。
ですのでこういったバイクパーツに関しては御依頼の前に「色名」と「カラーコード」をお知らせ頂ければ事前にお調べ致します。 四輪車であれば殆どのカラーコードはあるので問題無いのですが、 バイクの場合は配合データが存在しない色もかなりありますので注意が必要です。
ちなみに車やバイク以外の物だと「カラーデータ」という概念すらないので一から色を作成する必用があります。今お預かりしているSONYのノートパソコンのバッテリーがそうですね。これについては後程紹介致します。
それではこちらも完成しましたらまた紹介させて頂きますね。 来週半ば辺りを予定しております。もう少々お待ちくださいませ!
2012/07/27
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-1403- BMWのパニアケース蓋 本塗り準備完了です。
こちらもお待たせしました!無事本塗り完了しておりますのでご安心下さい。
サフェーサーは部品全体では無く損傷個所を削り落とした部分のみで、他の箇所は#1000の水研ぎペーパーで軽く頭を落として(削って)、スコッチブライト(足付用副資材)とウォッシュコンパウンドを使って足付処理をしています。
足付処理にはペーパーだけでは無く何故ウォッシュコンパウンドを使うかと言うと、これは研磨材と洗剤が混ざったような物なので、ワックスやコーティング、ピッチ・タールなどが付着していても一緒に洗浄出来るからです。ペーパーだけの使用だと油膜を伸ばすだけだったりしますので脱脂洗浄を兼ねての足付処理と言う事ですね。
2012/07/27
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-1399- 剥離のその前に
cannondaleのロゴデータはあるのですが、この「six」のデータは持っていなかったので剥離する前に頂いておきます。
そもそも元はこんな出っ張ったシールでは無かったと思うのですが、前回の再塗装の時にこのシールに変更された模様で、ただ今回はむしろこれのお陰で「石摺り」が可能となりました。
方法としては、紙ではなくマスキングシール(50mm)を貼って、色鉛筆(クレヨン)の芯を使って表面を擦ります。
この状態だと細部は曖昧ですが、これをスキャナーで読み込んでパソコンのソフトで細部を調整します。
出来上がったデータから今度はマスキングシートを作成して今度は塗装で再現します。間違いなくシールより軽いですしね(笑)。
2012/07/26
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-1398- cannondale systemsix 旧塗膜剥離後の重量
そして重量計測です。画像だと近過ぎて解かり難いですが、秤の上にフレームを乗っけています。
現段階で重量は1049.0グラムで剥離前が1211.2グラムですから、その差は162.2グラムです。
随分減りましたが、これは剥離した塗膜分だけではなくディレイラーハンガーやリベット、ワイヤーガイドなどなどの細々とした付属品を入れていないからです。それらはまだ溶剤に浸け置き中なので終わったら後で計っておきます。
ちなみにオーナー様より作業内容について少々変更の連絡があり、当初の予定よりもさらに重量減を優先でのご依頼となりました。 そちらも進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
2012/07/26
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-1397- cannondale systemsix 旧塗膜剥離
こちらもKONAのフレームと並行して剥離作業を行っています。
半分のアルミ部分は溶剤槽に漬け置きしておいたので半自動的に旧塗膜は剥離されていて、カーボン部分は手作業(エアーツール)での研磨作業にて旧塗膜を剥離します。
手作業での剥離作業は中々面倒な作業ですが、カーボンの部分は比較的フラットな形状なのと、ワイヤーガイド(ストッパー?)は4個全部を外してしまったので研磨作業は比較的簡単に出来ました。車のボンネット一枚を総剥離するよりは断然楽ですね(程度にもよりますがあれは大変です)。
剥離作業は#120のダブルアクションサンダーから始めて#180で均し、#240で手研ぎしています。
2012/07/26
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-1396- KONAのアルミフレーム 旧塗膜剥離(!)
旧塗膜の剥離は溶剤槽に数日間漬けておき、途中に出してはスクレーパーやワイヤーブラシで擦ってまた浸けるのを繰り返すのですが、なんとこのKONAのフレームはたった一日で画像のような状態になりました(驚)。
と言うのもこれには理由があって、こんな簡単に剥がれてくれたのはアルミの素地がメッキのように艶々に輝いているからで、さらには金属用プライマーも塗っていないからです。要は塗膜の密着性が著しく悪いのです(苦)。
しかし余りにもアルミ素地が綺麗なので、これはもしやメッキかな?と思いきや単にアルミ無垢のままでした。磨きあげてここまでにしたんですかね…。
ちなみに元々塗られていた色は「ブルーキャンディー」なる塗装で、これは透き通ったブルークリアーが下地の綺麗なアルミを活かして深みのある青味を表現出来るのです。 ただその為にこの状態でプライマーも塗らずに塗っている訳なのですが、私的にはこれはちょっと…、です(なので当店ではこれを受け付けていません)。
このままプライマーを塗る訳にもいきませんので(剥がれます…)、一旦全体的に素地調整が必要ですね。大きい面はダブルアクションサンダーで、細かい箇所はサンドブラストを行う予定です。
2012/07/26
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-1395- キャノンレンズフード塗装承りました!
先日既に一個はお預かりしているのですが、追加で御依頼頂いたレンズも昨日届きまして合計二個の御依頼となります。この度もご贔屓頂きありがとうございます!
画像に写っているのは「色見本」としてお預かりしたレンズ本体で、これらに合せてそれぞれの色を塗る事になります。
と言うのも、これらのレンズはそれぞれ「同じ色」との設定だと思うのですが、良く見ると若干色味は違っています。左の方が赤味(と黄味)があって、右は青黒味がありますよね。
それぞれを単体で見るとそんなに違和感は無いのですが、こうやって比べてみると良く解ります。これが所謂「比色」ですね。
私が元々やっていたのは「修理」の塗装ですので、実は「色の基準」と言うのは持ち合わせていません。いつも何かしらの基となる「色見本」があり、それに対して色を作る、合せるといった作業になるのです。
ただそれが無ければ配合する前の「塗料原色」を基に考えますから、やはり左のレンズを見れば「赤いね」と言いますし、右のレンズを見ると「青いね」と言います。これを普通の人が聞くと「???」と思うようですが(笑)。 こんな感じで色を表現する時はいつも何かと比べているのです。実際自分が見ている色が他の人と同じなのか解る術は無いですからね。
2012/07/26
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-1394- ブレンボキャリパー GTR純正色
確かR35GT-Rだったと思いますが、画像奥にあるキャリパーがその車両についている純正部品です(違ったらすいません。ご確認願います)。画像だと伝えきれませんが純正品にしては結構凄い色です。
で、いつものブレーキ屋さんからの御依頼で、「フロントはそのまま使うからリヤのみをフロントの色に合せて」との事で、今回その色を作るに至りました。
実際に色を作ってみて、てっきり着色ゴールドメタリックで出るかと思いきや全く違いました。それじゃあ永遠近づきません…。
で、よくよく見てみるとどうもキャンディーカラーのようなんですよね。 そういえばメーカーが日産で装着対象がGT-Rですから、ちょっと考えて見ると納得です。 それらに携わって来た人間なら直ぐに気づくでしょうが、GTRはボディカラーでもキャンディーカラーを採用していたりマジョーラ系も使っていたりするんですよね。 カスタムカーならまだしも、純正色でこういった特殊色を設定するのは日産では結構良くある事で(bbとかもありましたよね)、ただ塗装屋的な立場からすると「余計な事を」(爆)と思ってしまいます。まあ世の中殆どの塗装屋さんも同じ信条かと思いますが(笑)。
ただ結局このキャリパーは一台分4個塗ったんですよね(苦笑)。
2012/07/26
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-1393- ミラーカバー&ミラーベース サフェ研ぎ
先日塗っておいたサフェーサーが完全硬化したので研ぎつけます。
最初は#320〜#400まで空研ぎペーパーで粗研ぎし、その後は#600〜#1000で水研ぎして仕上げます。画像は最後に水で洗い流している光景ですね。
並行してBMWのパニアケース蓋も同じようにサフェーサー部分を研いで平滑に仕上げ、そちらは全体的にスコッチブライト(#800)とウォッシュコンパウンドで足付処理しています。
2012/07/26
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-1392- cannondale systemsix 重量計測
今回はエポキシ系の樹脂を多用するので一応重量を計測しておきます。
現状は1211.2キログラムですが、実は一番比重があるであろうパテ部分は削り落としてしまっていますので実の所は正確な数字ではありません。何十グラムかは加算して考えて頂いて結構かと思います。
ただ今回はカーボン部分の旧塗膜剥離も行うので、その部分はプライマーでは無くサフェーサーの塗布になりますからそこそこ重さは出てしまうと思います。
ちなみに新品時のフレーム重量って紹介はされていますよね?機会があれば調べてみたいと思います。
2012/07/26
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-1391- カーボンフォーク塗装 完成ですA
既にオーナー様からは銀行振り込みでお支払頂いていますので明日便で発送予定です。改めて後程確認のメール差し上げますね。
この「Panasonic」のロゴについては、オーナー様に「あの電気メーカーのと同じですか?」と伺いましたがまさにその通りだったのですね。 で、その後別のお客様から聞いた話では、これが装着される予定のフレームはチタン製だったんですね…(通称「パナチタン」でしたっけ?)。 なんだか恐ろしいマシンだったようで、全く無知ですいませんでした。と言うか今後の勉強の為にもちょっと持たせて貰えばよかったですね(笑)。
それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。 この度のご依頼、誠にありがとうございました!
2012/07/25
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-1390- カーボンフォーク塗装 完成です!
実際には明日の夕方以降で発送可能になるのですが、先に撮影しておきましたので紹介させて頂きますね。
ロゴの先頭の「P」は頂点から食み出てしまっていますが、これは当初からのご指定で「横から見てPの角が見えない感じで」と承っております。良い感じに仕上がっていますのでご安心下さい。内容を知らない方が見たらミスったと思われそうですからね(苦笑)。
もう一枚画像あるので紹介します。
2012/07/25
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-1389- cannondale systemsix も剥離準備
こちらも作業着手しています。塗装ブースが空いていない時にはとにかく塗る意外の作業がある訳でして、これを進めない限り本塗りもありませんからとにかくやることが山積みです。まあ当たり前ですか(笑)。
先ほどのKONAのフレームは単色べた塗りなので写真を撮っておくだけで済みましたが、こちらのcannondaleは各ロゴを再現する箇所もあるので、剥離前にそれぞれを記録しておかなければなりません。となるとこれはやはり昔ながらのアナログ作業になる訳ですが(苦笑)。
画像左上にあるのは、それぞれのロゴの大きさと位置を計測してメモ書きしているノートです。以前は「塗装カルテ」といった詳細情報を記録する専用の用紙を用意していましたが、今はそれに費やす時間(コスト)がありませんのでノート一冊で間に合わせています。
以前のプロフィット(自動車の修理塗装)では、月間の修理台数は10台くらいでも売り上げは200万〜300万円くらいで(勿論ここから凄い額の経費が引かれる訳でして…)、今はそれの4分の1くらいでも案件数は3倍以上ですから、一つ一つの作業にそういった時間を割くのが難しくはあります。
ただそれでも以前の塗装よりも気分的には充実していたりします。 自動車の補修塗装は「事故の修理」といった不幸な出来事へのフォローとなるのですが、今行っている塗装は趣味的な要素が大きいですからやはり仕事でやっていても「重さ」と共に「楽しさ」も大きいのです。
ただ商売で考えるならばやはり車を塗っている方が間違いは無いですね(爆)。自動車塗装はなんと言っても保険作業がありますので(費用が潤沢です。笑)。
画像での作業は各ワイヤーガイド(ストッパー?)を外しています。リベットで止まっているのでドリルで揉んで外しています。 同じようにナッターも外し、とにかく今回は外せる物は外していきます。
2012/07/24
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-1388- KONAのアルミフレーム 剥離準備
一般的なフレームならある程度マスキングする箇所は想像付きますが(って最近ようやくなのですが…)、今回のようなスイングアームが別体になったような、複数個で組み合わさるフレームの場合は接合部分など要マスキング部分がちょっと複雑になります。
このまま何も気にせず溶剤槽に浸けて旧塗膜を剥がしてしまうと、そういったマスキング箇所が解からなくなってしまうので事前にこれを覚えておかなかければなりません。と言ってもそんなに長く覚えていられる筈が無いのですが…。
と言うことで、一昔前ならこういった事は全てメモに書き留めていたりもしたのですが、今はデジカメという便利な物があるのでとにかく写真さえ撮っておけば安心です。現像に出しに行く必要も無いですし(懐)。
便利な世の中になった反面ちょっと軽過ぎるんでは、とも思ったりしますが、仕事の効率が上がるならば使う手はありませんよね。
2012/07/24
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-1387- EWI4000S 下地処理
こちらもお待たせしております。調色はまだ出来ていないのですが下地処理は既に着手しておりますのでご安心下さい。
画像は被塗物表面にプリントされた印字部分の処理で、こういったちょっとした箇所でも手を抜くと後で痛い目を見ます。
恐らくはシルク印刷系かと思いますが、これでも塗装の世界だとかなりの膜厚になります。適当にペーパーで研ぐだけだとその出っ張りが残ってしまい「跡」となって仕上がった面に出て来てしまうのです(当然何度も経験済みで…苦)。
番手を粗目(例えば#320)などでやれば平滑になり易いのですが、だとするとこの後の本塗りに影響が出るのが怖いので使う番手は#800で、その代わりに当て板に堅い物を使用します。
画像だと砥石がそのままですが、実際の作業ではこれに#800の耐水ペーパーを挟んで水研ぎしています。砥石は極小さな物で、磨きの時のブツ取りとして使うクリスタルブロックなる製品です。
2012/07/24
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