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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2012】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 BMWのパニアケース蓋 サフェーサー塗布(img1386.jpg) -1386- BMWのパニアケース蓋 サフェーサー塗布

こちらは部分的な傷で済んだのでサフェーサーも部分的な塗布になります。裏側は一番最初にマスキングしていますのでご安心下さい。

サフェーサーは全部で5コート程塗っていますが、それも一辺倒では無く中心の塗膜が残っていない箇所から徐々に広げてサフェーサーの厚みが緩やかに平らになるように塗っています。出なければ周りの部分だけが高くなって後で行う研ぎが大変ですので…。

マスキングの際もマスキングテープをバツ切りでは無く、養生紙(新聞紙ですが…)を折り返すようにして塗膜がそこまで掛かっても激しい段差にならない様にしています。まあ塗装の現場では極普通の事なのでわざわざ紹介するまでも無いのですが…。

2012/07/24
 
jpg画像 ミラーカバー&ミラーベース サフェーサー塗布(img1385.jpg) -1385- ミラーカバー&ミラーベース サフェーサー塗布

全体的に小傷があったのでそれらは研磨して平滑に仕上げ、サフェーサーで全体を覆います。

2液ウレタンのサフェーサーは肉厚が付けられる分、肌を荒らすと研ぎの作業が大変になるので(ラッカーサフェの比ではありません)それは注意が必要です。とにかくウェットに、が塗装の基本になります。

2012/07/24
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(from新潟) 下地処理(img1384.jpg) -1384- インプレッサテールランプ(from新潟) 下地処理

こちらもステージアのテールランプと並行して作業しておりますのでご安心下さい。今週中には塗れるかと思います(と言う予定ですが未定でもあります)。

画像真ん中辺りにある黄色い四角いのが足付用に使っている研磨材で、マジックテープでパッドに付くようになっています。番手は#800くらいですね。
その下に同じサイズでオレンジ色の物がありますが、こちらは#1200くらいの番手となります。最初に黄色でやってからオレンジで均します。

ただプラスチック素材の研磨粉は非常にカラミ易いので常にエアーブローをして粉を飛ばしながらの作業が必要です。その点は水研ぎの方がやり易いですかね。

2012/07/24
 
jpg画像 ステージアのテールランプ 下地処理B(img1383.jpg) -1383- ステージアのテールランプ 下地処理B

下地処理の前に撮っておいた画像があったのでそちらも紹介しておきますね。

このテールランプ、取り付け時の防水としてはパッキンでは無く「ブチルテープ」が使われているようです。服に付くと取り返しが付かないガムのような物ですね。
用途によっては便利なのですが今回のように剥き出しの状態となるとかなり厄介です。

なのでマスキングの前に、ガムテープを畳んだ物を張っておきこれ以上被害が広がらないようにしています。この後マスキングをしていますが、最後に納品する時はガムテープは貼ったままにしておきます。
車体に取り付ける直前にこれを剥がしてお使い下さい。ただ念のため新たなブチルテープも用意しておいた方が良いかも知れません。もしブチルが足りないと雨漏れしてしまいますので…。

2012/07/24
 
jpg画像 ステージアのテールランプ 下地処理A(img1382.jpg) -1382- ステージアのテールランプ 下地処理A

テールランプでよくありがちなのがこういったコンパウンドまたはワックスのカスですね。レンズ表面にある凸刻印の文字部分に溜まっています。

特に今回は赤い部分はクリアーのみなので、こういったカスを少しでも残すと大事になります。

処理方法としては、シリコンオフを塗布して硬いナイロンブラシでガシガシと削って除去しますが、それでも取れないのはカッターの刃先を使って穿ります。

2012/07/24
 
jpg画像 ステージアのテールランプ 下地処理(img1381.jpg) -1381- ステージアのテールランプ 下地処理

こちらも大変お待たせしております。作業着手しておりますのでご安心下さいませ。


画像はいつもの足付処理作業ですが、今回の部品は結構年季が入っているようで(笑)少々手間は掛かっています。裏側を掃除してエアーブローしたら砂か何かが目に入って激しいダメージを受けました(苦。ただこれは自分の不注意です)。メガネしていてもこれですから油断は大敵なんですよね…(既に復活していますので問題ありません)。

2012/07/24
 
jpg画像 ミラーカバー&ミラーベース 下地処理(img1380.jpg) -1380- ミラーカバー&ミラーベース 下地処理

こちらもお待たせしました。作業着手しておりますのでご安心下さい。

こちらは恐らく中古品を入手しての御依頼だと思いますが、保管期間が長かったのか全体的に傷が多いです。

傷の部分は平滑になるまで削り落とし、全体的に最終的に#240の目になるように均します。
ここでは先ほどと違ってサフェーサーを部分的に塗る訳では無いので「サフェーサーのエッジ」は存在しませんから#240でOKなのです。
サフェーサーを部分的に塗って仕上げる場合はエッジ部分が#240の目では粗過ぎますから#320で仕上げます。実際には手研ぎで均すので#400くらいまで細かくはしていますかね。

場合によってはスコッチも使ったりと、下地処理作業は被塗物の状態やその後の塗装によって色々と変えたりする必要があるので「これが正解」と言うのを説明するのは難しいです。
要は仕上った時と納めたその後に何も問題が起きなければ正解で、それに掛ける作業時間をどこまで短縮出来るか、ですかね。

時間を掛ければそれだけ良い仕上がりにはなる筈ですが、その分のコストは消費者側に回る筈ですし(苦笑)、値段が上がれば同業他社に追い抜かれますからね。前向きな回答としては、「余った時間でさらに丁寧に仕上げられるので」といったのが正解な感じがしますがどうもインチキ臭いので(爆)。

2012/07/23
 
jpg画像 BMWのパニアケース蓋 下地処理(img1379.jpg) -1379- BMWのパニアケース蓋 下地処理

こちらも作業着手しておりますのでご安心下さい。BMWバイクのサイドに付くケースの蓋ですね。

御依頼内容は転倒時に付いた傷の修正で、色を特に変えるなどではありません。塗装と言うよりは「修理」「補修」といった作業です。

先ほど掲示板で質問があった「パテ痩せ」ですが、実際今時のパテが痩せるなんて事はありません。そう思うのは「痩せたように見える模様」、所謂「エッジマッピング」と呼ばれる問題が起きているのだと思います。


画像では傷があった箇所を削り落とし、素地が露出した箇所と旧塗膜との段差を極力緩やかに仕上げています。所謂「フェザーエッジ出し」の作業ですね。

傷の除去には最初は#120のペーパーを使いますが、それを徐々に細かくしていき、#180→#240→#320まで均して最後はクッションパッドも使い手研ぎで行う部分もあります。

ここではとにかく塗装の断層部分であるエッジ部分を丁寧に仕上げる事が必要で、さらにはこの後のサフェーサーの塗り方や研ぎの仕方も大いに関係してきます。当然使う材料によっても大きく左右されます。


これが上手く出来ないとエッジ部分がヂチれて地図のような模様を描き、まるでパテが痩せたように見えてしまいます。または「サフェーサーが痩せた」なんて言う人も居ますかね。今時2液混合でちゃんと熱を掛けてあげればそれ以上目減りする何てことは無い筈なんですが…(勿論メーカー指定の使い方をした上でです)。


ただこの部分が実は凄く難しく私も数年は悩みました。サフェーサーにエポキシ系を使ったり二種類のサフェを使い分けたり(二度打ち)色々試しましたね。

ちなみにこれを出さない為の簡単な方法もあります。
要は塗膜の断面が無ければ良い訳ですから旧塗膜全てを剥がしてしまえば良いのです(苦)。
ちょっと乱暴ですが、実は今回のように部分的な補修の方が高度な技術を要するので、それが出来ないから片っ端から剥がしてしまうといった事もあったりはします。下地だけはちゃんと勉強しないとまともには出来ませんからね(マニュアルらしき物はありますがそれを見ても全く解りませんので…)。

2012/07/23
 
jpg画像 ちなみに今回使った塗料は・・・(img1376.jpg) -1376- ちなみに今回使った塗料は・・・

今回は特にご指定頂いていませんでしたので使うクリアーは「イージークリアー」なる製品の予定だったのですが、先日発売された新商品、「クリスタルプロクリアー」を試供品として塗料屋さんから頂いたので使ってみました。1L缶に小分けされていますが元はちゃんとした売られている製品ですのでご安心下さい。

名前からして性能としては良さそうですが、現在当店で使っているクリスタルクリアーよりは性能は劣ります(耐候性・耐薬品性・耐溶剤性・耐擦り傷性などなど)。ただノーマルで使っているイージークリアーよりは上のようですからこれもどうぞご安心下さい。


ちょっとここからはスタンドックスユーザー向けの話になりますね。内容が解らないと思いますがお許し下さい。

使った感じとては(旧)イージークリアーに似ています。むしろエクストラっぽいですかね。ただ匂いは今までのとは違うので新しく出来たクリアーではあると思います。
MSハードナーの仕様だとシンナー希釈は無いので硬化剤の選択(混合)のみとなります。選択肢は減りますが面倒さは無くなりますかね。良いんだか悪いんだかは解りませんが(苦笑)。
またこの事から主剤自体はシャブいかと思われます。VOC系とは違う感じですね。
ワキはイージークリアーニュー程に酷くはありません。普通に使えます。
ただ今回使ったハードナーは画像にあるように25−40なのでこれ以上がありません。夏場にオールペンは厳しいかと思います。

値段的にはクリスタルより安いようなので、旧イージークリアーやエクストラを使っていた方にはお勧めですかね。クリスタルが気に入っている方には不必要かも知れません。クリスタルも最初の頃に比べてワキ難くなっていてかなり使い易く、高品質且つ完成度の高いクリアーになっていると思われます。
それだけにこれが無くなると厳しいですね…。ラピットクリアーが復活してくれれば良いのですが…(1リッター¥6,000するような幻の塗料です。笑)。

2012/07/23
 
jpg画像 カーボンフォーク 本塗り完了です!(img1375.jpg) -1375- カーボンフォーク 本塗り完了です!

ロゴの白が塗り終わったらマスキングを全部剥がし、一応改めてエアーブローを行い綺麗なタッククロスで吹き上げます。

タッククロスとはホコリが出ない不織布に粘着物質を塗布したようなウェスで、エアーブローでは飛ばなかったホコリでもこれでふき取ると取れたりします。
ただ一回他で使った面で拭くと色が移ったりするので注意は必要です。毎回新しい面を使うのが基本ですね。塗装の必需品です。


フォークはいつもはそんなにマスキングはしないのですが、今回は新品の状態でわざわざクリアーを塗っていないカーボン素地剥き出しの仕上げになっていたので、そういった箇所はマスキングしてあります。多分ブレーキを固定する為の穴ですかね?そこも新品時の塗装と同じように長めのボルトナットを軽く止めてマスキングして塗っています。


それでは完成しましたらまた紹介させて頂きますね。
もう少々お待ちくださいませ!

2012/07/23
 
jpg画像 カーボンフォーク 本塗り準備完了ですA(img1374.jpg) -1374- カーボンフォーク 本塗り準備完了ですA

既にベースコートの青(ソリッドブルー)は塗り終えていまして、その後マスキングして「panasonic」のロゴ部分に白を塗っています。

ちなみにブルーは車体色に合わせた色(近似色)で、ただこれだと折角のカーボン目が勿体ない気もしますが、恐らくは目立ってはいけない何か大きな理由(爆)があるのでは、と思う次第です。余り趣味にお金を掛け過ぎているのをご家族の方に知られないように、でしょうか…(恐)。


ちなみに私も最近自転車に乗るようになって、毎週末になるとお金が湯水の如く消化されていきます(苦)。大した物を買っているつもりは無いんですけどね…。

2012/07/23
 
jpg画像 カーボンフォーク 本塗り準備完了です!(img1373.jpg) -1373- カーボンフォーク 本塗り準備完了です!

こちらもお待たせしました!無事本塗り完了しておりますのでご安心下さい。

画像だとフォークの素地がムラっぽく見えますが、これはカーボンの模様ですので気にされなくて大丈夫です。強度優先なので見た目は二の次なんでしょうね(途中で模様が分かれています…)。

2012/07/23
 
jpg画像 cannondale systemsix 接合部B(img1372.jpg) -1372- cannondale systemsix 接合部B

で、先ほどの腐食部分をシングルサンダー(#120)で削ってみました。

盛り上がっていた腐食部分は削れましたが、アルミ素地の表面に細かく浸食された穴が残っているのが判ると思います。これをそのまま残すとまた同じことが繰り返されます。1年もあれば再発させるには十分ですね。

そもそもアルミは鉄に比べて柔らかいので、一旦腐食が始まると根深く残ってしまいます。昔のポルシェのアルミフロントバンパーなんかもまさにそれで、ちょっとした飛び石傷から腐食が始まってそのまま放置しておくとどんどん奥深くまで残ってしまいます。

知らないで表面だけ削って再塗装してもそこでは腐食が進行しているのでまた再発します。この辺が下地処理の怖い所で、これを人任せにして(例えば板金屋さん任せにして)、一見綺麗に処理されて来たと思って何も知らずに塗装屋が塗ってしまうとやはり数年で同じトラブルが発生します。
となると結局また総剥離〜再塗装となりますが、そもそも塗った本人は何も知らされていないので何故問題が起きたのかの理由すら解らないのです。

毎年お客さんがお金払ってやり直してくれるならば会社としては有難いのかも知れませんが、そんなの有り得ないですからね…。


と言う事で、今回は錆(腐食)の再発を抑えると共に、この後同じような亀裂が出ないような方法も行いたいと思います。

ただここまでストレスが掛かるような部位にそれがどこまで通用するのかは未知数ですので、オーナー様には今後の報告もお願いしております。

作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。

2012/07/20
 
jpg画像 cannondale systemsix 接合部A(img1371.jpg) -1371- cannondale systemsix 接合部A

先ほどの画像は「トップチューブ」とシートチューブの継ぎ目部分で、あちらはあれでもまだマシな状態です。

で、こちらの画像はダウンチューブとボトムブラケットの繋ぎ目部分で、ちょっとと言うか相当問題アリな状態です。

こちらに届いた時にはアルミが腐食して塗膜を盛り上げたような状態で、その塗膜をヘラで剥がして見るとこんな感じに粉を吹いたような状況になっています。アルミ特有の腐食ですね。

ただこれでも1年前に塗装し直したばかりだと言うのがちょっと残念です。錆(腐食)の怖さを知っていればもう少しマシな修理も出来たと思うんですけどね…。

そもそも一度浸食による腐食が出た箇所にそのままポリパテを付けていますし、その前に腐食が出た原因があの「割れ」による物であれば、そうならないような予防も考えられた筈なのですが…。

折角各ロゴも貼り直して綺麗に仕上げても、またこれが出たら全てが台無しになってしまいます。うーん、残念です…。

2012/07/20
 
jpg画像 cannondale systemsix 接合部(img1370.jpg) -1370- cannondale systemsix 接合部

このフレームはちょっと特殊な造りのようでして、フレームの前側の部分がカーボン、後ろ側がアルミで構成されています。いつもは後ろがカーボンなのでちょっとびっくりです。こんな事も出来るんですね。

ただそれらの接合部についてはちょっとトラブルが出ているようで、画像のように塗膜が割れるようになって亀裂が入っています。

このフレームはどれも同じような問題が起きているそうですが、メーカー曰く外れたりするような事は無いので安全上の問題は大丈夫だそうです。

ただ折角買ったフレームがこれでは…ですよね。続きます。

2012/07/20
 
jpg画像 カーボンフォーク 下地処理(img1369.jpg) -1369- カーボンフォーク 下地処理

クリアーの下にデカールが貼ってある場合はそこが一段盛り上がって高くなっていますので、研磨してデカールは剥がしてしまい新たにサフェーサーで下地を造ってあげる必用があるのですが、今回はそんなに段差が大きくなかったのでそのまま残す事にしました(と言う事でご了承済みです)。

ですのでクリアー層を削り過ぎないように且つある程度は滑らかになるようにと#800で水研ぎ研磨します。

ここでクリアーを削って下地(デカール含む)を露出させてしまうとチヂレの原因になるので削り過ぎない様に気を付けます。

2012/07/20
 
jpg画像 休業日のお知らせ(img1368.jpg) -1368- 休業日のお知らせ

すいません、すっかりお知らせが遅れてしまいましたが明日の7月21日(土曜日)は私用で岡山まで行かなくてはならないので休業日とさせて頂きます。

お待たせしている方々には申し訳御座いませんが何卒ご理解、ご了承の程宜しくお願いいたします。

2012/07/20
 
jpg画像 メールが届かない方へ(img1367.jpg) -1367- メールが届かない方へ

docomoのメールアドレスをご利用の方で多いのですが、何度やってもメールが返って来てしまいます。テキスト形式にしたりURLの記載を無くしたりしてもやはりダメなのです。

通常使用しているメールソフトはマイクロソフトliveメールで、それで遅れない場合には個人的に使うgoogleのGmailで試しますがやはりそれも返って来てしまいます。

もしかしたら指定のアドレス以外は迷惑メール設定にされているのかも知れませんので、何か違うアドレスから送って頂くか電話を頂ければ対応致します。どうぞよろしくお願いいたします!


ちなみに画像は本件とは全く関係無く(苦笑)、先日お納めしたブレーキ屋さんからの御依頼品です。GTRに付いているブレンボキャリパーの色を再現していますがロゴはPORSCHEになっています。
面倒な色で一時はどうなるかと思いましたが無事良い感じには仕上がったと思います。

2012/07/20
 
jpg画像 86BRZのエンジンカバー&ルーフアンテナ塗装 完成ですB(img1366.jpg) -1366- 86BRZのエンジンカバー&ルーフアンテナ塗装 完成ですB

こちらは同じプラスチックでも素材が違ってPP(ポリプロピレン)なる物です。柔軟性に富んでいて曲げても割れにくいのが特徴ですね。

ただこのPP素材は「塗料の密着性が悪い」といったデメリットもあって、一昔前は良く剥がれるなどの報告も多かったプラスチックの一つでもあります。
近年はプライマーが良い物が出回ったお蔭か、または自動車部品として多く採用されるようになってか、今時これを大変だと言う塗装屋さんも少ないですね。

ただし「プライマーを塗り忘れた」なんて事一つで大惨事になる素材でもありますので、やはり注意が必要な素材の一つではあると思います。若いころに一度苦い経験をしておけば二度と繰り返さなくなりますかね(いや、一度じゃ済まないかもですが…)。


ただプライマーが良くなったからと言ってそれだけに頼るのも危険でして、だとしたら塗装の作業工程で「足付処理」なんて事は必用無くなってしまいます。全部「密着剤」頼りでもとりあえず塗装はくっ付きますからね。

私的な見解としては、塗装は初期の頃はそれ単体でも比較的密着性があるのですが、経年数によって徐々にそれが低下してくる傾向にあると思います。車の塗装で言えば納車直後は大丈夫でも数年後にモールのフチからペリペリと塗装が剥がれて来たりがそれですね。

モールを外さずにマスキングで塗った場合、明らかにその辺の作業し難い箇所の「足付不良」が原因です。
こういった事は作業する側も悪いかも知れませんが、消費者側もある程度の勉強と言うか下調べはしておく必要があるかと思います。世の中は知らないと損をする事が多いようですので…(苦)。

このモールに関してはアウディ・VW系で多く、「モールを外すと再利用出来ませんし、新品は未塗装品なので別途塗装費用も必用で、部品代を含めて1万5千円程上がりますが…」といった事になります。
直すのはドアの傷であって一見するとモールは関係無いように思われますが、基本としてはやはりモールは外して塗りたいですからね。ただしそれにしては高く付き過ぎです(苦)

何も言われないまま「ドア一枚3万円でOKです」と言われて安いと思うのは罠かも知れませんので(極私的見解です)ご注意くださいませ。
良いお店はそれを行うにあたってのメリットとデメリット、それによって変わる金額をちゃんと教えてくれる所かと思います。ただし凄く労力が掛かるので悪気が無くても省かれてしまう場合はあるかも知れませんけどね。要は「自分で知ろうとする努力」さえ行えば間違いは無いかと思います。

ただ何も言わずにちゃんと綺麗に外して両面テープも綺麗に再貼り付けしてくれるお店があるのも事実です。敢えてそんな事を宣伝したら会社は潰れますので(恐)。


随分と話が逸れてしまいましたね。要はこれの下地処理で行った「サンドブラスト」の必要性の事を言いたかっただけです(笑)。


既に完成のお知らせメールは差し上げておりますのでご確認の程宜しくお願いいたします!

2012/07/20
 
jpg画像 86BRZのエンジンカバー&ルーフアンテナ塗装 完成ですA(img1365.jpg) -1365- 86BRZのエンジンカバー&ルーフアンテナ塗装 完成ですA

ルーフアンテナの素材はちょっと解らなかったのですが恐らくはABSかと思われます。製品としての出来具合は良かったので下地処理は簡単な足付処理のみで済んでいます。

もし素地の状態が悪いとなると、「研磨→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった作業が必要で別途費用が掛かってしまいますので、安くて粗悪な物に手を出すと余計に費用が掛かってしまったりする訳です。


または「塗装済み品」というのもありますが、その場合は余程粗悪でなければ「良い下地」ともなりますので、希望色が無くて仕方なく別の色を購入して塗り直すという事であればそれを選ぶのも手かと思います。


続けてエンジンカバーの画像も紹介しますね。

2012/07/20
 
jpg画像 86BRZのエンジンカバー&ルーフアンテナ塗装 完成です!(img1364.jpg) -1364- 86BRZのエンジンカバー&ルーフアンテナ塗装 完成です!

大変お待たせしました!プラスチック製のエンジンカバーとルーフアンテナ、それぞれ完成となります。

エンジンカバーは結晶塗装の赤で、ルーフアンテナはボディ同色のWRブルーマイカで塗ってあります。この部品単体だけで見ると凄い色の組み合わせですね(苦笑)。


と言う事で、それぞれ単体の画像もありますので続けて紹介します。
今日は涼しくて助かります(昨日との温度差が14℃でしたっけ)。

2012/07/20
 
jpg画像 APレーシングキャリパー 組み付け作業(img1363.jpg) -1363- APレーシングキャリパー 組み付け作業

で、塗装は既に完了していてその後ブレーキ屋さんが組み付けを行っています。

ただ今回は塗装だけでは無くオーバーホールも兼ねているとの事で結構大変そうでした。ピストンは全部取り出して中のシール(ゴム)を全部取り換えているようです。ピストンの中にバネなんて入っていたんですね…。


ちなみにブレンボのキャリパーもオーバーホールは可能との事ですが、部品代だけで凄い額になるので「現実的では無い。だったら新しいのを買う方が得でしょ」との事です。なるほど、ですね。

2012/07/19
 
jpg画像 APレーシングキャリパー 凹みロゴ部塗装A(img1362.jpg) -1362- APレーシングキャリパー 凹みロゴ部塗装A

先ほどのマスキングのままでは「塗ってはいけない所」にも赤が塗られてしまっていますが、塗っているのは「ベースコート」なのでこれ単体なら1液ラッカーと対して変わりありませんからシンナーで拭き取れます。

ただし気を付けないといけない事は、先に塗ったクリアーをシンナーで侵さないようにです。
本当は数日寝かしてからが望ましいのですが、クリアー塗装後24時間以内に塗らないとならない条件付きですので(そうマニュアルに記載があるのです)急がないとなりません。まあ猶予は24時間あるので次の日でも良いんですけどね(苦笑)。


と言う事で、ウェスにシンナーを浸けては拭き取りを繰り返して画像のように食み出た赤は綺麗に拭き取り完了です。

残った赤い部分はベースコートなので当然この上にクリアーを塗らなければなりません。が、そこだけにクリアーを塗るのは至難の業ですのでキャリパー全体に二回目のクリアーを塗る訳です。全部丸々もう一度、ですね。

2012/07/19
 
jpg画像 APレーシングキャリパー 凹みロゴ部塗装(img1361.jpg) -1361- APレーシングキャリパー 凹みロゴ部塗装

小物塗装だと「こんな事もやらないと駄目なのか…」と言う場面が多くなります。と言うかそれが出来ないと小物塗装屋としては成り立ちませんしね。

こういった凹んだ部分の塗装も最初の頃は悩んだりもしましたが、今は「出来て当たり前」で依頼が来ますからね。一応は成長出来ているのかも知れません。


作業方法としては、最初は普通にキャリパー全体を塗ってしまいます。
今回は「キャリパーをシルバーで、ロゴは赤で」と承っていますので、最初にシルバーを塗ってクリアーまで塗って普通通りに仕上げてしまいます。

で、強制乾燥させた後に続けて凹んだ周りを適当にマスキングして赤で塗ってしまいます。食み出ても余り気にしなくて大丈夫です。後で拭き取りますので。

2012/07/19
 
jpg画像 インプレッサ サイドオーナメント塗装承りました!(img1356.jpg) -1356- インプレッサ サイドオーナメント塗装承りました!

先日無事到着しておりますインプレッサのフロントフェンダーサイドに付く部品ですね。この度のご依頼、誠にありがとうございます!

しかし出来ればお断りしたいような仕事で(爆。冗談です)、内容としては「シルバーの部分を艶消し黒に」といった御依頼となっております。

現物を見るまでは「何とかなるか」と思っていましたが、さすがスバルと言うか(苦笑)ちょっと今までのとは違う模様です。

通常こういった凹みの中は塗装かシールなのですが、今回のこれはレッドキャンディーのクリアー樹脂を流し込んで成型されています。お蔭で凹み内部の表面は湾曲状になっているので想定していた作業が不可能となりました。うーん、参りましたね…。


ちなみに同じような部品では、BMWミニのクーパーSだかのフェンダーサイドマーカーのベース部分に「S」の凹みロゴがありますよね。あれは赤いシールが貼ってあるだけです。
あれだったらまだマシだったんですけどね…。


また同じような案件で先日塗ったAPのプレー気キャリパーがありますが、そちらは文字の部分が深くちゃんと凹んでいるのでそんなに難しくはありません。ブレーキ屋さんからの仕事なので紹介していませんが写真撮っているので出来れば近々紹介したいと思います。


とりあえずは色々と案を練っておきますね。こういったケースでは大抵の場合夢の中で取り返しの付かないような失敗をしつつ良い案が浮かびますので(苦)もう少々お時間を頂ければと思います。

作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2012/07/19
 
jpg画像 KONAのアルミフレーム塗装承りましたA(img1355.jpg) -1355- KONAのアルミフレーム塗装承りましたA

画像はフレームの底面で、一見すると汚れに見えますが実は無数の飛び石傷です。舗装路でこうはならないですよね。

自動車の場合はこういった傷が付き易い部分には予め「アンダーコート」(ボディーシューツ)なる下塗りが施されていて、かなりの肉厚と弾力性のお蔭で鋼板面まで傷が到達し難くなっていたりします。
ただどうしても重くはなるので自転車には向かないかも、ですね。

他にはポルシェのリヤフェンダーにあるマッドガードシールのように弾力性がある透明なフィルムシールを張るのも手かと思います。
ちゃんとした物はカッターで切るのも大変なくらいの耐擦傷性能があるので塗膜を保護するには有効です。ただし凄く高いんですけどね(苦笑。1ロールで数万円します)。


と言う事で、こういった傷は結構至る所にあるので旧塗膜は総剥離で行います。
そもそも磨き上げられたアルミ素地(またはアルマイト処理された素地)にそのままキャンディーブルー(クリアー)が塗られているので、プライマー無しの状態で上から塗り重ねるのは嫌ですしね。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2012/07/19
 
jpg画像 KONAのアルミフレーム塗装承りました!(img1354.jpg) -1354- KONAのアルミフレーム塗装承りました!

すっかり紹介が遅れてすいませんでした。KONAのアルミフレームですね。
と言っても全く知らないメーカーだったので(苦笑)ちょっと調べてみました。
なるほどなるほど、バリバリのダウンヒル用車体だったんですか…(恐)。

KONAWORLD


車体は結構綺麗に見えるのですがどうりで小傷が沢山あると思いました。そういった用途で使う自転車だったのですね。

もう一枚画像あるので紹介します。

2012/07/19
 
jpg画像 BMW R1200Rパーツ塗装 完成ですA(img1353.jpg) -1353- BMW R1200Rパーツ塗装 完成ですA

元々は艶消しのグレーっぽいシルバーで、これの他にも同じ色の部品はまだ色々と残っているようです。

ただ全部を一気にやらなくとも効果や満足度が高いのが塗装の良いところでして(私が言うのも何ですが…)、どの道長く付き合う車体であれば長い目で少しずつ手を加えていくのも良いと思います。むしろ楽しさは持続しますしね(笑)。

ただし一点だけだとどうしても割高になってしまうと思いますので、ある程度の数を纏めて複数割引をご利用頂ければと思います。


それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/07/19
 
jpg画像 BMW R1200Rパーツ塗装 完成です!(img1352.jpg) -1352- BMW R1200Rパーツ塗装 完成です!

大変お待たせしました!バイクの外装パーツ4点、無事完成となります。

シートカウルのエンブレムは一旦外して塗っていますから、取り付け前にはコンパウンドで磨いておいたのですがどうも材質が「ゴム」のようで殆ど綺麗になりません…。プラスチックだったら塗装同様に磨きでかなり綺麗になるんですけどね。力及ばず申し訳御座いませんでした…(少しは良くなっていると思います)。


もう一枚が画像あるので紹介しますね。

2012/07/19
 
jpg画像 COOLERMASTER(パソコンケース) フィルターパーツも(img1351.jpg) -1351- COOLERMASTER(パソコンケース) フィルターパーツも

カバーパネルに付くフィルターの部品×2も一緒に塗っていますのでご安心下さい。

ネットは取れなかったのでその部分と枠はマスキングし、塗っているのは端の部分のみとなります。ただこういった箇所を塗らないままだと格好悪いんですよね。


これで全て完成となります。大変お待たせしました!
後日内容改めて完成のお知らせ致しますね。もう少々お待ち下さいませ!

2012/07/19
 
jpg画像 COOLERMASTER(パソコンケース) カバーパネルも完成ですA(img1350.jpg) -1350- COOLERMASTER(パソコンケース) カバーパネルも完成ですA

あんな状態になってもその時に塗った塗料が完全硬化すれば良い下地にもなりますので、失敗と言ってもちょっと頭を切り替えれば実は前向きになれたりします。要はその後に上手くフォロー出来るかどうか、ですね。

体力が落ちた分、小手先のテクニック(爆)と経験(苦)でカバーしていきたいと思います。


あと一枚画像が出てきたので(笑)そちらも紹介しますね。

2012/07/18
 
jpg画像 COOLERMASTER(パソコンケース) カバーパネル 失敗状態(img1349.jpg) -1349- COOLERMASTER(パソコンケース) カバーパネル 失敗状態

そういえば失敗した時の画像があったのでこちらも紹介しておきます。折角ですからね(笑)。


最初に塗った時はその塗料の溶剤によってプラスチック表面が侵されてしまい、素地表面は変な模様が浮き出てきました。網目?のような模様もありましたね。

致命的だったのは成型時に出来た繋ぎ目?のようなところで、まるでプラスチックが割れてしまったかのような一筋の傷状の模様が浮かび上がりました。
全体的にも肌が荒れ白っぽくなっていたりもします。流石に悲鳴が出ました(再起不能かと…)。

2012/07/18
 
jpg画像 COOLERMASTER(パソコンケース) カバーパネルも完成です!(img1348.jpg) -1348- COOLERMASTER(パソコンケース) カバーパネルも完成です!

一度失敗しましたが(溶剤で表面が溶けました…)二度目の塗装で無事完成となります。お待たせしました!


手前のパネルはネットは外した状態で塗っています。ネット自体は半艶の黒に塗られているようで、艶消しと半艶の微妙なコントラストが絶妙です。組み付けが待ち遠しいですね…。

もう一枚あるので紹介します。

2012/07/18
 
jpg画像 COOLERMASTER(パソコンケース) シャーシ完成です!(img1347.jpg) -1347- COOLERMASTER(パソコンケース) シャーシ完成です!

お待たせしました!ついにシャーシ部分も完成となります。

写真撮ったのが午後6時過ぎていたのでちょっと上手く撮れていなくてすいません。せめて三脚が使えれば…(撮っている自分が脚立の上なのでそれは到底無理なのです…)。

他にもプラスチックのカバーパネルも完成していますので続けて紹介致します。

2012/07/18
 
jpg画像 86BRZのエンジンカバー 結晶塗装「赤」本塗り完了です!(img1346.jpg) -1346- 86BRZのエンジンカバー 結晶塗装「赤」本塗り完了です!

珍しく塗装後に画像撮っておきました。まだ凸部の研磨(&シルバー筆塗り)の作業も残っていますのでまだ完成ではありません。とりあえず仕舞う前に一枚撮っておきました。


ただ素材がプラスチックなのでいつものように140℃〜170℃といった温度までは達していません。フニャリと曲がってしまいますからね。高くても120℃までに抑えています。

ただそれでも変形する時は変形しますので色々と工夫はしています。

まず以前失敗したのは「台の置き方」で、塗り易いようにと何かに乗せて熱を掛けるとそれを起点に変形してしまいます。地球には重力がありましたからね。なので極力ストレスの無い置き方が必要です。まあ考えれば解かる事なんですけどね(苦笑)。


それでは凸部研磨して完成しましたらまた紹介致します。もう少々お待ち下さいませ!

2012/07/18
 
jpg画像 86BRZのエンジンカバー 本塗り前(img1345.jpg) -1345- 86BRZのエンジンカバー 本塗り前

こちらもお待たせしました!ルーフアンテナに続きエンジンカバーも無事結晶塗装完了しておりますのでご安心下さい。


これらの部品が装着される予定の車両の納車日が確定されたとの事でして(まだ来てもいないんですよね。笑)、その二日後にはボディのコーティングもあるとの事で「エンジンカバーが間に合わなければ先にルーフアンテナだけでも」とのメールを頂きましたが、恐らくはこちらも間に合うかと思います。


画像は本塗り前の状態で、素地表面には先日サンドブラストを掛けています。
これのサンドブラストを掛けた時は他の部品で「黒」の結晶塗装だったので一緒に塗れませんでしたが、今回はこれも含めて「赤」の結晶塗装を行ったのでタイミングは結構ズレてしまいました。

今回はこれとは別にフェラーリ355?のヘッドカバー二枚が赤の結晶塗装だったのでこれを含めて3点一緒に塗っています。正直これ一点だけで塗ると赤字になってしまいますので、他の依頼品と重なるようにタイミングを合わせている訳です。何卒ご了承下さいませ。

既に焼付けも完了してその画像もありますので紹介しますね。

2012/07/18
 
jpg画像 カーボンフォーク ロゴ入れ準備(img1344.jpg) -1344- カーボンフォーク ロゴ入れ準備

ロゴの位置は先日紹介した内容通りでOKとなりまして、あと細かい修正箇所としては「字間」を調整しました。と言うよりはロゴ自体を変更していたりします。文字の間隔が狭くなりましたよね。

使用するロゴデータについては何を元に使っているとかは中々言い難いのですが(苦笑)、以前当サイトの掲示板でヒントをくれた方がいらっしゃいました。この日記で私がロゴの作成で四苦八苦しているのを見るに見かねて(苦笑)アドバイスを頂けたのです。タイムリーだったので恐らくいつも来て頂いている方なのでしょうね。その節は大変お世話になりました。

が、その掲示板もちょっと望まない形になってしまいまして、一応一区切りがついたのでここで一旦閉鎖する事にしました。


そもそも独立するきっかけの一つとしてネット上の掲示板という存在があり、そこで出会った同業者の方々に色々と御教授頂きましたので、いつか自分のホームページを作ったら私もそういった場を提供出来ればと思う所がありました。

まあ未来永劫閉鎖と言う訳では無く、今は日常常務もままならない状況ですので落ち着いたらまた復活させる予定です。

むしろ他で楽しそうな所があったら是非誘って下さい(笑)。


一緒にカットしている丸形はフォークの上部分とタイヤが付く接点の部分に使うマスキングです。

2012/07/18
 
jpg画像 86BRZのルーフアンテナ 本塗り完了です!(img1343.jpg) -1343- 86BRZのルーフアンテナ 本塗り完了です!

そして無事本塗り完了です。お待たせしました!

ただ実はこの部品、ベースコートをウェットに塗ったらチョーキングらしい模様が出ました。溶剤によって樹脂素地が侵された時に起こる問題です。

予め解かっていれば余りウェットコートには塗らずドライコート気味に塗ることで対処可能ですが、塗装屋的にはやはり綺麗な肌に仕上げたいのでベースコートは極力ウェットで塗るようにします。むしろそれで駄目だったらさっさと諦めて2回目に繋いだ方が確実だったりしますので。

ただ今回は多少の中研ぎとその後のコートはミッドコート気味に塗って余り溶剤漬けにしないように注意し無事収まりました。
クリアーも硬化して問題も起きていませんのでご安心下さい。


後はこれと一緒にご依頼頂いているエンジンカバーの結晶塗装ですね。そちらももう少々お待ち下さいませ!

2012/07/18
 
jpg画像 86BRZのルーフアンテナ 本塗り前(img1342.jpg) -1342- 86BRZのルーフアンテナ 本塗り前

こちらもお待たせしております。最近話題の86のルーフアンテナですね。

状態としては樹脂素地そのままですが、こういった出来が良い物はプラスチックプライマーのみで直接上塗り塗装が可能です。金型にちゃんとお金を掛けているんでしょうね。

2012/07/18
 
jpg画像 BMW R1200Rパーツ 本塗り完了ですA(img1341.jpg) -1341- BMW R1200Rパーツ 本塗り完了ですA

こちらはヘッドライトリムです。珍しく撮っている自分も写してみました(笑)。

塗る時は帽子と塗装用のスーツ(と言うかツナギ)、そして防毒マスクを装着しています。腕まくりは本当は駄目です。皮膚からも毒物を吸収してしまうからですね。

塗装時に着るスーツは色々あって、私の場合は薄手の物で「タイベック」を愛用しています。放射能の汚染区域に入る方々が着用しているアレと同じ物ですね。
ああいった使い方だと使い捨てのようですが、私の場合はそんなにコストは掛けられませんので半年くらいは使い続けます。


既に強制乾燥も終えていますので早ければ水曜日、木曜日には発送出来ると思います。もう少々お待ち下さいませ!

2012/07/18
 
jpg画像 BMW R1200Rパーツ 本塗り完了です!(img1340.jpg) -1340- BMW R1200Rパーツ 本塗り完了です!

色はソリッドの黒ですが、一応純正色の配合デーがあって黒をベースに若干ブルーと白が入っています。

部品の一部にちょっとした穴が開いていますが、こんなところでも表からだけで塗ろうとすると肌が荒れたり垂れたりするので裏からも塗れる様にしておきます。


もう一枚画像あるので紹介しますね。

2012/07/18
 
jpg画像 BMW R1200Rパーツ 本塗り準備完了です!(img1339.jpg) -1339- BMW R1200Rパーツ 本塗り準備完了です!

大変お待たせしました!BMWの外装パーツ4点は無事本塗り完了しております。ご安心下さいませ。


画像は本塗り前の状態で、傷が多かったシート後ろのカバーパネルとヘッドライトリムはプライマーが塗られています。手前のフォーク部分?に付く部品は目立つ傷は無かったので足付け処理のみでの本塗りとなります。一部金具が付いていたのでそこだけ丸くカットしたマスキングシートを貼っています(グリーンの丸いのがそうです)。

十分に脱脂してさらによく脱脂したらエアーブローをして本塗り開始です。

2012/07/18
 
jpg画像 COOLERMASTER プラスチックパネル 本塗り完了です!(img1338.jpg) -1338- COOLERMASTER プラスチックパネル 本塗り完了です!

画像だと一つの台に乗っていますが塗る時は一つ一つ別の台に乗せて塗っています。二度目の塗装ではポリスチレンの素地を侵す事も無く無事本塗り完了しました。良い感じに仕上がったと思います。


画像には写っていませんが、手前のパネルにはフィルターのパネルが二個付きます。そちらも一緒に塗っていますのでご安心下さい。

ちなみにそのパネルには素材を示す記号は記載されていませんが、恐らくそれはPP(ポリプロピレン)かと思われます。特徴としては弾力があって耐溶剤性に優れている樹脂で、このポリスチレンと間逆な特性ですね(苦笑)。

2012/07/15
 
jpg画像 COOLERMASTER プラスチックパネル 仕切り直し(img1337.jpg) -1337- COOLERMASTER プラスチックパネル 仕切り直し

プラスチック素材がPS(ポリスチレン)だった為、最初の塗装ではその表面が塗料溶剤に侵されて細かいひび割れのような模様が出てしまいましたが、その上に塗った塗料が完全硬化するとそれがむしろ良い下地になるので二度目の塗装は成功する可能性が高くなります(時には3度目に突入する事もありますが…)。


と言うことで、再度足付け処理を施し二度目の本塗りとなります。

2012/07/15
 
jpg画像 COOLERMASTER(パソコンケース) 本塗り完了です!(img1336.jpg) -1336- COOLERMASTER(パソコンケース) 本塗り完了です!

そしてフレームシャーシも無事本塗り完了です。お待たせしました!

こちらは2コート仕様の艶消し仕様では無く、クリアーを塗らない仕様ですので塗った直後にこんな感じで艶は綺麗に無くなってくれます。

かといって適当にドライコートで塗布するとザラザラとした粉っぽい仕上がりになってしまいますので、やはりムラなくペタっとした艶消しに仕上げるには如何にウェットコートに塗れるかが肝ですね。なので結構忙く塗っています(塗り始めから塗り終わりまでは1分くらいで終わらせないと肌が荒れてしまうのです)。

2012/07/14
 
jpg画像 COOLERMASTER(パソコンケース) プライマー塗布(img1335.jpg) -1335- COOLERMASTER(パソコンケース) プライマー塗布

フレームの素材はアルミでは無くスチール(鉄)でそれに亜鉛メッキが施されています。

鉄は錆びると赤錆となって脆く変化していきますが、亜鉛は錆びても(酸化しても)その姿が余り変わらない(らしい)ので、こうやって鉄を覆うメッキとして使われています。所謂「犠牲被膜」と呼ばれる物ですね。

自動車の車体は殆どがこうなっているので年中屋外にあっても簡単に錆る事はありませんが、一部の車体では最近まで「無垢のまま」といった無謀なものもありました。ローバーミニなどですね。

謳い文句としては「ほぼ当時の基本設計のまま」みたいな事が紹介されるのですが、塗装屋としては「そこは時代の流れとして変えた方が良いんじゃ…」と思ったりもしました。お蔭で高温多湿な日本では良質な車体はもう数少なくなっていると思われます(雨に濡れなくても結露が怖いのです…)。


で、板金などの修理を行う際はこの亜鉛メッキも当然削ってしまいますので、結果的に新車時より劣る塗膜が出来てしまいます。トラブルが起きるのはそういう事ですね。

よくありがちなのは、亜鉛メッキの代わりとして防錆効果の高い「ウォッシュプライマー」を塗りますが、それの上にパテを塗る方も未だに見かけます。
それを行うと凄い事が起こるのですが(パテが剥がれます)、本人は良かれと思ってやっていたりして、さらに立場が自分より上だと何度も注意は出来ないので結果的には傍観する事になったりします。

極小規模な工場ではこういった光景が良くあるのですが、これはまさにその中でしか情報がやり取りされていないからだと思います。

幸いにして私の場合は良いオートサプライヤーさんが就いてくれたので色々学ぶ事が出来ました。今は担当外ですが新しい情報が入ってくると夜中の2時に添付ファイル付きのメールがやって来たりします。私が仕事が終わるような時間に仕事を始めるらしく(恐)相当人間離れした方なのですが…。本当に有難い限りです。

2012/07/14
 
jpg画像 OOLERMASTER(パソコンケース) シャーシ 本塗り準備完了(img1334.jpg) -1334- OOLERMASTER(パソコンケース) シャーシ 本塗り準備完了

ようやくここまで来ました…と、ちょっと感慨深くもなってしまいますね(笑)。いよいよ内板骨格の塗装です。パソコンケースの心臓部でもあるかと思います。

この部分は複数の薄い板を多数組み合わせて作られていて、本来であればバラバラにして塗りたい所ですが、各部部品はリベットで打ち込まれていますので分解するのは現実的ではありません。やれと言われればやりますが(爆。出来ない訳では無いのですがそこに意味があるかどうかと言う事です)。


画像で見るよりも結構大きい物ですが、全面を塗らないとなりませんのでワイヤーでしっかりと固定して吊るして塗る事になります。
まあホイールよりは全然軽いので問題無いですね。

2012/07/14
 
jpg画像 NECのノートパソコン各パーツ塗装 完成ですA(img1333.jpg) -1333- NECのノートパソコン各パーツ塗装 完成ですA

3本並んでいるのはバッテリーで、今回塗ったのは左と右の2点です。真ん中のバッテリーは見本として預かった物で最初からシルバーが塗ってあります(クリアーは塗っていません)。

左と右のバッテリーに塗っている色は当然同じ塗料ですが画像だと違って見えますよね。見る角度が違ったりクリアーが塗っていないなど、条件の違いで色は簡単に違うように見えてしまいます。この辺が色合わせの難しい所ですね。


それでは製品到着までもう少々お待ち下さいませ。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/07/14
 
jpg画像 NECのノートパソコン各パーツ塗装 完成です!(img1332.jpg) -1332- NECのノートパソコン各パーツ塗装 完成です!

こちらもお待たせしました!NECのノートパソコン各パーツ塗装、完成となります。

画面手前にある細長いパネルは色見本として預かった物なのでこれは当店で塗っている物ではありません。これを元に調色した訳でも無く、これに似た色を色見本帳から探してその配合データを使って塗っています。これであれば調色費は掛かりませんのでお気軽にご用命下さい(ただし見つからない場合もあります。自動車用の色見本帳なので奇抜な色は少ないですかね…)。

2012/07/14
 
jpg画像 HONDA NBOX テールランプ スモーク塗装完成ですA(img1331.jpg) -1331- HONDA NBOX テールランプ スモーク塗装完成ですA

この薄さですが、スモークのコート数は先日完成したスクーターのテールレンズと同じ程度です(下の方で紹介しているNo.1300です)。

あちらはかなり真っ黒ですがコート数が多い訳では無く、スモークの元となる黒の含有量が多くなっているだけです。

薄いからといって手間が省ける訳では無く、ムラやダマが余計に目立ったしまう薄目の方が実は凄く難しかったりするのですね。なのでお任せコースでは対応出来ないのです。何卒ご理解下さいませ。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/07/14
 
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