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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2012】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像  ISUZU117クーペヘッドカバー&オイルキャップ結晶塗装 完成ですA(img1129.jpg) -1129- ISUZU117クーペヘッドカバー&オイルキャップ結晶塗装 完成ですA

お預かりしたのは塗料が入った小瓶とそれをアルミ板に刷毛塗りした物です。
オーナー様からは事前に「アルミ板は明る過ぎるのでそれより暗い感じに」と伺っておりましたから良い感じに仕上がっていると思います。頂いた参考画像に比べても「深み」が出ていると思いますのでご安心下さいませ。


もう一枚画像あるので紹介しますね。

2012/06/14
 
jpg画像 ISUZU117クーペヘッドカバー&オイルキャップ結晶塗装 完成です!(img1128.jpg) -1128- ISUZU117クーペヘッドカバー&オイルキャップ結晶塗装 完成です!

こちらもお待たせしました!結構珍しい系の色で御依頼頂いた117クーペのヘッドカバーですね。

この型の御依頼は今までも何回がありまして、基本は純正の「ダークグリーン」での御依頼なのですが、今回は淡いブルーのメタリック感がある色で御依頼頂きました。こういうのもアリだと思います。


ちなみにちょっと前には微妙に形が違う部品で「紺」の結晶塗装で御依頼頂いたヘッドカバーもあります。「イスズベレットGTR」でしたね。


今回一緒に御預りした「色見本」と一緒に撮った画像もあるので紹介します。

2012/06/14
 
jpg画像 メルセデスW126タペットカバー 結晶塗装「黒」 完成ですA(img1127.jpg) -1127- メルセデスW126タペットカバー 結晶塗装「黒」 完成ですA

ちなみにこれが装着される予定の車両、乗り続けて今年で24年目になるそうです。く、車ってそんなに長く乗れるんですね…(驚)。

いや、車を対象とした仕事をしていると(今はしていませんが)、車体という物はどうしても「消耗品の塊」という概念が強くなってしまいます。
と言うのも、殆どの車体が15年辺りを超えると色々な個所の不具合が出始めて、結果的に「直すより買った方が安い」といった事になってきます(メーカーの策略かと思うくらいです)。
しかも飾るだけじゃなく実際に走らせるのであればその維持費は半端じゃないですからね。
さらにそれがバブルの頃の外車じゃあ…(部品が当時の設定だったりして非常に高いのです)。恐らく常人なら途中で心が折れている筈です(爆)。相当気に入った一台なのですね。それ以上に魅力のある車が無いって事でしょうか…(5年前にオールペンもしたようですし…恐)。

しかし24年って、それってもう立派に家族の一員じゃないですか(笑)。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度もご贔屓頂きありがとうございました!

2012/06/14
 
jpg画像 メルセデスW126タペットカバー 結晶塗装「黒」 完成です!(img1126.jpg) -1126- メルセデスW126タペットカバー 結晶塗装「黒」 完成です!

そして無事完成です。お待たせしました!

液体シーラーは明日には乾くので明日発送可能です。


オーナー様的には「フィン」の部分を気にされていたようですが、若干の巣穴は残っていますが画像で見ても解るように気になるレベルではないと思います。
そもそもこれはいつも完全には取り切れていませんし、取り切ろうと思ったらフィンが無くなってしまいますので…(鋳造製品は新品でも巣穴はありますからどこを妥協点にするか…ですかね)。


もう一枚画像あるので紹介します。

2012/06/14
 
jpg画像  メルセデスW126タペットカバー シール交換(img1125.jpg) -1125- メルセデスW126タペットカバー シール交換

タペットカバー裏側にあるスチール製のプレートは外してあり、そこに使われているシール(ゴムパッキン)は新しい物をオーナー様にご用意頂いておりましたのでそちらに交換しておきます。

と言うかいつもこのシールは再利用しているので、今回もてっきりこのまま取り付けてしまう予定だったのですが、オーナー様がご自身で取り付けるとの事だったので、急遽このシールを送って頂きこちらで取り付けるに至りました。

と言っていたのが実は昨日だったので、納品は少々遅れるかな…と思っていたら本日届きました。凄い早業ですね(笑)。


取り付け自体はネジ3個なので問題無いのですが、プレッシャーワッシャーを使っていなく、「ネジはスチール、母材はそれよりも柔らかいアルミ(マグネシウム)」のパターンだと締めすぎてネジ山を駄目にしてしまう恐れがあるのでちょっと怖いです。自転車のBB(ボトムブラケット)の所と同じですね。強く締めれば良い、と言う訳では無いのです(とゴトー氏に習いました。笑)。

と言う事で、この場合はネジ穴にオイルシール(液体ガスケット)を塗って締めておきます。緩み止め防止ですね。

2012/06/14
 
jpg画像 内装部品 下地処理前(img1124.jpg) -1124- 内装部品 下地処理前

ただその水圧転写にしても仕上がりはピンからキリまであるようで、今回の製品はどうもチープな感じがすると思ったら表面の仕上がりがちょっと残念な感じです。ゴミの混入が凄いんですよね…。

このゴミの混入によって塗膜の表面はブツだらけですからこのまま足付け処理だけだと凸凹が残ってしまうので、表面はコシのあるペーパー(耐水ペーパー)でちゃんと平滑にしておきます。

2012/06/13
 
jpg画像 内装部品 下地処理(img1123.jpg) -1123- 内装部品 下地処理

見た目は「木材」ですが実際の素材はプラスチックで、それに「水圧転写」なる方法で木目柄をプリントしています。で、その上には塗装と同じウレタンクリアーを塗って仕上げています。

ですので下地処理の方法としては塗装と同様に表面をペーパーで研磨します。左が処理前で右が処理後ですね。

2012/06/13
 
jpg画像 休業日のお知らせ(img1122.jpg) -1122- 休業日のお知らせ

まだちょっと先なのですが、6月23日の土曜日はちょっと私用で休業日とさせて頂きたく存じます。不都合をお掛けして申し訳ございません…。


近くなったらまた改めてお知らせ致します。
現在お待ち頂いている方々には申し訳御座いませんが何卒ご容赦頂きますようお願い申し上げます。

2012/06/13
 
jpg画像 メルセデスW126タペットカバー 凸部クリアー(img1121.jpg) -1121- メルセデスW126タペットカバー 凸部クリアー

凸部を面研したら最後にクリアーを筆で塗ります。と言っても普通のクリアー(2液ウレタン)ですので完全硬化した後にガムテープを張って剥がすと一緒に剥がれてしまうと思います。「プライマー」を塗っていないのでこれは仕方ありませんね(なので無料なのです)。

ただ何もしない状態よりは腐食の進行は全然マシだと思いますのでご希望があればどうぞお気軽にご用命下さい。


ちなみにこういった筆塗りのコツとしては「二度塗りはしない」でして、さらにモタモタしていると刷毛目が残ってしまいますから一旦進んだら後戻りはしません。結構大胆に筆を滑らすような感じで一気に描きます。ピンストライプと一緒ですかね(ってこれは私には出来ませんが…)。


それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。
ただこちらはプレートの取り付けもあるのでイスズのタペットカバーよりは少し後になるかと存じます。
もう少々お待ち下さいませ!

2012/06/13
 
jpg画像 メルセデスW126タペットカバー 凸部研磨(img1120.jpg) -1120- メルセデスW126タペットカバー 凸部研磨

そしてこちらも凸部研磨の準備完了です。

ヘッドカバーの向こう側は結構散らかっていますが凸部を研磨する時はいつもこんな感じです。

凸部を削る時は結構色々な番手のペーパーを使いますし、また作業方法も「シングルサンダー」「ダブルアクションサンダー」「手研ぎ」(当て板)と多種多用なので結局「全種類」を用意して挑まないとなりません。パテ研ぎの時よりも使う幅は広いですからね。


ちなみにこの「凸部研磨」はオプションと言うか選ぶのは自由ですので、「削るのは自分でやるから塗ったそのままで構わない」と言うのもOKです。
極簡単なもので¥2,000、範囲が大きくなると¥5,000ですから、「費用を極力抑えたい」と言う事であればDIYでの自家研磨作業も良いかと思います。そういった心意気は好きですし応援も致します。

ただこういった本塗り以外の付帯作業でも、いざやってみると結構大変だったりしますので(見た目よりも結構大変です。笑)、結局最後に「やっぱり頼めば良かった…(苦)」となってしまうかも知れませんね。色々とご検討下さいませ(罠ではありませんよ。笑)。

2012/06/13
 
jpg画像 ISUZU117クーペのヘッドカバー 凸部研磨(img1119.jpg) -1119- ISUZU117クーペのヘッドカバー 凸部研磨

先日結晶塗装のブルーで塗り終えた117クーペのヘッドカバーですね。今週中には完成〜発送出来る予定ですのでご安心下さいませ。

画像は凸部分の研磨をする前の準備段階で、間違えて違う箇所を削ってしまわないようにガムテープでマスキングしています。超アナログ的ですが一番確実ではありますからね。

そもそも「慣れているから大丈夫」と言うのが一番危険でして、結晶塗装の場合「部分補修」は出来ませんから万が一の事を考えるとこれくらいしっかりやっておいた方が無難です。ワンミスで発狂してしまいそうですからね(いやその日はもう廃人化します)。


色的には良い感じに再現出来ていると思います(と言うか普通とは違う「結晶塗装」なのでこれ以上は難しいかと…)。

完成次第また改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!

2012/06/13
 
jpg画像 インプレッサテールランプ 傷修正A(img1118.jpg) -1118- インプレッサテールランプ 傷修正A

タッチアップする箇所はペーパーで平滑に均しておき、周りには足付処理もしておきます。

通常のタッチアップではここまでする必要はありませんが(収集がつかなくなるかと…)、今回は「出来るだけ元の通りに戻れば」との事で、最後には全体にクリアーを塗って仕上げる事を想定していますからタッチアップの段階でも結構ダイナミックに(笑)作業させて頂いてます。


クリアーが完全硬化したらある程度削って均し、後はいつもの通り全体にクリアーを塗布します。以前同様「クリスタルクリアー」でですね。

2012/06/13
 
jpg画像 インプレッサテールランプ 傷修正(img1117.jpg) -1117- インプレッサテールランプ 傷修正

先日下の方で紹介した小傷のついたインプレッサのテールランプの修正を行います(No1067)。


まずはいつも通りにクリアーを作ってその中に赤を添加します。
ただし今回はスプレーでは無く部分な達アップなので濃度はかなり濃くします。

2012/06/13
 
jpg画像 サングラスフレーム塗装承りました!(img1116.jpg) -1116- サングラスフレーム塗装承りました!

先日無事到着しましたサングラスのフレームです。

一緒にレンズが付いていますがこのタイプはネジで枠が外れるようになっているのでこれであれば脱着は問題ありません。こちらで塗装前に分解して完成時に再度組み付けておきます。


御依頼内容としては「マットブラック」(艶消し黒)との事で、今の柄も綺麗なのでちょっと勿体ない気もしますが、オーナー様にとっては現状のままでは「いつまでも使わない物」となってしまうのでしょうね。製品自体はブランド物のようで出来具合は良さそうです。

一応完成イメージとして以前行ったメガネフレームの画像も紹介させて頂きますね。

-477- メガネフレーム マットブラック塗装 完成ですA


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2012/06/13
 
jpg画像 インプレッサGF8のリヤタワーバー塗装承りました! (img1115.jpg) -1115- インプレッサGF8のリヤタワーバー塗装承りました!

こちらは今回で何度目か解らないくらいご贔屓頂いている方で、今回は前回のフロントタワーバーに続けてリヤのタワーバーも御依頼頂きました。この度もご贔屓頂きありがとうございます!

内容としては以前行ったフロントタワーバーの仕様と同じで、ブラックメタリックをベースに「TommyKaira」のロゴを高輝度のシルバーで、クリアーは「半艶」で御依頼頂いてます。

以前のタワーバーの画像がありましたので参考にどうぞ。

-469- トミーカイラのタワーバー塗装 完成です!

面白い所ではキャノンのビデオカメラケースも塗装御依頼頂きましたよね。

-337- CANON水中ビデオカメラケーススモーク塗装 完成ですA


タワーバーの素材はアルミで、表面はポリッシュされているのでこのまま塗っても密着性が悪いですから一旦サンダーかサンドブラストで処理する事になります。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2012/06/13
 
jpg画像 パソコンケース 分解B(img1114.jpg) -1114- パソコンケース 分解B

と言うことで無事取れました。残った両面テープとその糊はシリコンオフ(低溶解な脱脂用溶剤)で綺麗に除去し、ゴムモールには後ほど両面テープを張りなおします。

ただこのゴムモールの幅が3mmくらいなので生憎そこまで幅の細い両面テープは無いので自分でカッターで切って作ろうと思います。


この枠もパネルと同じく艶ありのレッドパールです。元が地味ですから華やかになりそうですね。

2012/06/13
 
jpg画像 パソコンケース 分解A(img1113.jpg) -1113- パソコンケース 分解A

下で紹介しているパネルも結構大きいのですが、それが嵌る「枠」は当然もっと大きいです。普通のパソコンデスクじゃ入らないサイズですよね…。


で、枠とパネルとの間にはパッキンとなるゴムが張ってあるのでこれも剥がします。マスキングでも塗れない事は無いですが両面テープで付いているくらいならば何とかなりますからね。この辺は自動車部品もパソコンケースも大差ありません。違うところと言えばパソコンの方は恐らく単品では部品が出ないところですかね。

自動車部品の場合、クリップ一個でもちゃんと部品番号があってそれを管理する部品図(分解図)も存在します。

しかもほぼ毎日部品屋さんが来てくれますから「これ頂戴」と言えば次の日には持って来てくれるのです。いや、朝頼めば夕方には届いたりもしますかね。今思えばかなり便利です。

それに対してこういった市販製品では部品一個だけだと売ってくれないケースもありますからワンミスで製品丸々お買い上げの可能性もあります。ちょっと怖いですよね…。


と言うことで、ゴムモール一つも切らないように慎重に外します(苦笑)。

2012/06/13
 
jpg画像 パソコンケース 分解(img1112.jpg) -1112- パソコンケース 分解

結構凝った造りのパソコンケースで、サイドカバーのアルミパネルには内側にスチール製のフレームと吸音材のスポンジシートが張ってあります。

このパネルは表側は「艶ありのレッドパール」で、裏側は「つや消し黒」で承っておりますのでそれぞれ別工程での塗装作業となります。

結構手間が掛かるので時間は掛かりそうですね…。

2012/06/13
 
jpg画像  ISUZU117クーペ オイルキャップ(img1111.jpg) -1111- ISUZU117クーペ オイルキャップ

こちらは先日周りの部分をポリッシュしておいたイスズヘッドカバーのオイルキャップです。

塗るのは中央の窪みだけなので、(確か)直径38ミリの円をカットしたシートを張ってポリッシュした部分をマスキングしておきます。

こちらも無事本塗り完了しておりますのでご安心下さい。もう少々お待ちくださいませ!

2012/06/12
 
jpg画像 ヘッドカバー×2 プライマー塗布(img1110.jpg) -1110- ヘッドカバー×2 プライマー塗布

今回はこの二個で並行して作業進行しています。塗色は勿論違いますが、プライマーを塗るまでの下地処理は同時に行っていますしこの後の焼き付けも一緒に行いますので効率は良いですね。助かります(会社的にも環境的にも、と言う事で…)。


で、本塗りは無事終えておりまして、ただ画像が撮れていませんのでそちらはまた後日紹介させて頂きますね(すいません…)。

もう少々お待ちくださいませ!

2012/06/12
 
jpg画像 メルセデスW126タペットカバー 本塗り前(img1109.jpg) -1109- メルセデスW126タペットカバー 本塗り前

こちらもお待たせしました!いよいよ本塗り準備完了です。

表面がムラっぽく見えるのはリン酸処理をしたせいで、ただアルミの時のような原液では無くこれでもかなり水で希釈して使っています。
(原液を使うと凄い勢いで泡立って水素が発生します…)

腐食が始まる前にプライマーを塗布し、続けて本塗に移ります。

2012/06/12
 
jpg画像  ISUZU117クーペヘッドカバー 色作成(img1108.jpg) -1108- ISUZU117クーペヘッドカバー 色作成

元々はダークグリーンな結晶塗装なのですが、今回はボディ同色?っぽい感じで淡いブルーのメタリック的な感じで御依頼頂いております。

見本としてタッチアップ塗料と、それをアルミ板に塗った物も用意して頂きました。お手数を頂き有難うございます。


と言う事で、ブルーの結晶塗料にホワイトを入れ、パウダーパールを入れて見本のような色味に近づけます(結晶塗料ですのでいつもの「調色」と言う訳では無く似せるような感じです)。

2012/06/12
 
jpg画像 スバルプレオテールランプ スモーク塗装完成ですC(img1107.jpg) -1107- スバルプレオテールランプ スモーク塗装完成ですC

今回のように色々なパーツがある場合はどれもスモーク濃度を同じように揃える必要がありますが、これが結構難しくて通常の塗装とは全く違うところでもあります。

同じ被塗物を塗るならば「同じ含有量で同じ膜厚で」という塗り方であれば同じ見え方になるのですが、部品の形が違えばそれは全く通用しません。レンズや内部の反射板によって見え方は全然違いますので。


と言う事で、塗る時も近くの部品と並べながら濃淡を調整して仕上げています。データでは無く「実際の見た目」での調整ですね。
私的には濃度の統一も出来ていると思いますのでご安心下さい。


ちなみに画像中央にある赤い棒はハイマウントランプを立たせて撮る為の土台です。以前作った「結晶塗装の文鎮」ですね。気にしないでください(笑)。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/06/12
 
jpg画像 スバルプレオテールランプ スモーク塗装完成ですB(img1106.jpg) -1106- スバルプレオテールランプ スモーク塗装完成ですB

いつも撮影している場所は窓に向かって撮っていますから逆光気味ではありますのでスモークは実物より若干黒く見えていると思います(特に手前の陰になる場所は)。

で、実際にテールランプが車体に装着されると目線より低くなり、光源(太陽)は上にあるのでこれとは逆の見え方になる筈ですから当然明るく(薄く)見える筈です。
状況により濃さは結構違って見えるのでこれが面白い所でもありますね。

またキャンディーカラーの特性としては、正面から見るのと横から見るのでは見え方が違うので、画像で見るよりも実物の方が深みとか奥行き感が感じられると思います。これはどうしても画像では表現出来ませんから、やはり塗装の質感は次元で見るに限ると思います(笑)。


最後にもう一枚画像あるので紹介しますね。

2012/06/12
 
jpg画像 スバルプレオテールランプ スモーク塗装完成ですA(img1105.jpg) -1105- スバルプレオテールランプ スモーク塗装完成ですA

サイドマーカーの土台部分はボディ装着時に見えてしまうので「一緒に塗ってしまった方が綺麗に仕上がるのでは」と思いましたが、レンズよりも一段低くなっていたので無事マスキングで対応出来ました。実物を見ても解らない程に出来ていると思います。

逆に土台部分がレンズより大きい場合にはそれをマスキングで対応すると「塗料溜まり」が出来てしまうので汚い仕上がりになってしまいますから、その場合は一緒に塗ってしまって後から土台部分だけ艶消し黒などで塗る方法が望ましいですかね。まあ大切なのは臨機応変です。

塗装に限る事では無いかも知れませんが、仕事上で私的に好きなのは「結果さえ出せれば良い」といった事で、ちょっとドライな感じもしますがやっている仕事自体が対人関係云々では無く「依頼された物を造る」といった事なので、であればこれに尽きると思っています。
逆を言えば頂いた費用に見合う仕事が出来なければ淘汰されても仕方ない、という考えでもありますから下手が続けば仕事は無くなっても文句が言えないんですよね。


なのでこの先歳を取って目が見えなくなったり細かい作業が苦手になったら今の仕事内容は続けられないとも思っています。スモーク塗装なんてプレッシャーが高過ぎてこの先は無理そうな気がします(苦笑)。

ただ塗装自体は続けていきたいと思いますので(と言うかこれしか無いので…)、何かに特化していけば歳を取っても続けられるのでは、とは思っています。それこそ「テールランプだけ」なら続けて行けるかも知れませんしね(ただ長生きは出来ない気が…苦笑)。


後は手八丁口八丁でどこまで延命出来るか、でしょうか(爆)。

2012/06/12
 
jpg画像 スバルプレオテールランプ スモーク塗装完成です!(img1104.jpg) -1104- スバルプレオテールランプ スモーク塗装完成です!

こちらも大変お待たせしました!プレオのテールランプとハイマウントランプ、そしてフェンダーサイドマーカーの5点は無事完成です。

スモークの濃度としては「極薄目と薄目の間」くらいで、ただ今回は以前行った「BMW Z4のランプ一式」を目安として仕上げています。


スモーク塗装で困る事と言えば「データ」が殆ど残せない事で、「以前と同じように」といってもそれと同じ塗料が作れる訳ではありません。コート毎に濃度を変えて調整しているような塗り方でいつも作業しています。
一見すると職人風で恰好良さそうですが(苦笑)基準が曖昧なままで作業するのは私的に好みませんので、以前撮っておいた画像を参考にしながら微調整を行っています。

そもそもテールランプが違えばスモークの見え方も全く違うので実はこれが一番確実だとは思っていますが、ただぶっつけ本番的な所もあるのでプレッシャーはやはり高いです。胃の中の物が色々逆流してきたりしますからね(苦笑)。

2012/06/12
 
jpg画像 メルセデスCLS350テールランプ ダブルスモーク塗装完成ですA(img1103.jpg) -1103- メルセデスCLS350テールランプ ダブルスモーク塗装完成ですA

ヌメっとした仕上がりはクリスタルクリアーの特徴で、これはTACのゴトー氏も認めています。一概に「クリアー」と言ってもその性質も見た目も全然違うんですよね。
まあ自分で使っている物をベタ誉めするのも何ですが(笑)今まで使ったクリアーの中では本当に気に入っている一品です。


ちなみにスモーク塗装自体も当初の頃から比べると色々と変更しています。理想としては「ムラとダマを極力少なく透明度は高く」といった事ですので、使用する塗料もそうですが塗り方やトラブルの回避方法などやればやるほど色々と解ってくるので、今までやっていた塗装(自動車補修塗装)とは全然違う意味で面白いんですよね。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/06/12
 
jpg画像 メルセデスCLS350テールランプ ダブルスモーク塗装完成です!(img1102.jpg) -1102- メルセデスCLS350テールランプ ダブルスモーク塗装完成です!

大変お待たせしました!CLSのテールランプも無事完成となります。

今回の仕様は「ダブルスモーク」で、赤い部分(ブレーキランプ部分)は「標準濃度」、クリアーの部分(バックランプ部)は「極薄目〜薄目」の間でスモークを掛けています。

方法としてはそんなに複雑では無く、一旦はいつものようにクリアー抜きのスモークを塗装を行い、マスキングを剥がした後に最後に全体的にもう一度スモークを掛けるだけです。

ただここで難しいのは「最初に塗った部分はさらに濃くなる」と言う事でして、これを計算に入れておかないと全体的なバランスが崩れてしまいます。要は「気づいたら真っ黒」と言うお粗末な結果ですね(苦笑)。


今回は「しっかりとスモークをかけつつ高級感が損なわれないように」とのコンセプトで(勝手な解釈もあるかも知れませんが)、基本となるスモーク濃度も「標準濃度」を超えないように注意し、且つ透明度の確保ですね。クリアー抜き部分も濃過ぎないように注意しました。私的には良い感じに出来ていると思います。


もう一枚画像あるので紹介しますね。

2012/06/12
 
jpg画像 インプレッサのテールランプも無事到着したようで・・・(img1101.jpg) -1101- インプレッサのテールランプも無事到着したようで・・・

先日お納めしたインプレッサのテールランプで、兵庫県の方と埼玉県の方から無事到着のメール頂きましたので紹介させて頂きますね。

福井県の方は明日発送の予定です。もう少々お待ちくださいませ!
(画像は「柱無し」ですからこちらの福井県のオーナー様の物かと思われます)。


まずは兵庫県からご依頼いただいた方からです。


「本日、無事テールランプが届きました。
とても塗装には見えない出来栄えに改めて驚きました。
色合いも思っていた通りで満足しております。有難うございました。」

色合い気に入って頂けたようで何よりです。こちらこそありがとう御座いました!


埼玉のインプ乗りの方からは、

「本日の午前中に無事到着いたしました。写真で見る以上の仕上がりに大変満足しております。やっぱり依頼してよかったです。ありがとうございました。

今週は今日を逃すと雨模様とのことで、本日の午後に取り付けを強行しました。

塗装面に直接触れないよう、慎重に作業いたしました結果、思った以上にバッチリです。
早く誰かにこのテールを見せつけたい衝動に駆られております。

また何かありましたら、是非よろしくお願いいたします。」


との事です。
初めてご依頼頂く場合、実際の完成品を見て頂いてい訳でも無いのに数万円の出費ですから冷静に考えると結構勇気はいることですよね。私だったら信用出来ないと思いますし(苦笑)。

ですので「やっぱりお願いして良かった」と言われるのは本当に有難い事です。と言うか仕事の根本的なところはやはりここなんでしょうね。これからも期待に応えられるよう精進していきたいと思います。


この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!

2012/06/12
 
jpg画像 MINIのホイールキャップも無事到着したようで・・・(img1100.jpg) -1100- MINIのホイールキャップも無事到着したようで・・・

こちらも先日お納めしたMINIのホイールキャップで、オーナー様よりコメントをいただけましたので紹介させて頂きますね。

「見事な仕上がりですね。
赤いリングもCOOPERロゴもそのまま再現されていて驚きました。
本当に自分でも修理品がどちらなのか分からず、匂いを嗅いでみましたが、それでも分かりませんでした(笑)

多分、艶消しに近いほうが今回塗って頂いたもので、若干艶があるものが見本品だろうと思っています。
きっと今後、洗車時にタオル等で擦っていると同じような艶になるのでしょうね。
大変な作業をやって頂いた甲斐がありました。ありがとうございました。」


との事です。実は「匂いを嗅ぐ」は塗装屋も良く使う判別方法で(爆)、それを良く知っていましたね。ただとにかく溶剤臭は残っていなかったようで安心しました(苦笑)。


ちなみにキャップの下側には元の「メッキ素地」が見えますが、そうなんです。元々は「メッキ」が施された製品だったんですよね。すっかり忘れていました(笑)。
ここまで塗ってしまうとホイールの穴に入らなくなるか、入ったとしても後で取れてしまう可能性があるのでここは塗らないようにしています。勿論塗装面は「メッキ素地用の下地処理」を施しています。密着剤とかには頼りませんので…(信用していません)。


オーナー様のブログではもっと綺麗な画像(苦)も紹介されていますので宜しければご覧ください。

Simply mini J


この度もありがとうございました!

2012/06/12
 
jpg画像 メガネフレームは無事届いたようで(img1099.jpg) -1099- メガネフレームは無事届いたようで

先日完成してお納めしたメガネが無事届いたようで、オーナー様より感想のメールをいただきましたのでちょっと紹介させて頂きますね。


「眼鏡、到着致しました。あまりに自然な仕上がりに、
後から塗装したなんて分からない感じですね!
拘っていただいたカーボンの境目も非常に満足で、裏面とのグラデーション具合も素晴らしいです。

眼鏡はレンズのワイヤー張りなど、購入店で定期的なメンテナンスが受けられるのですが、(未だ未実施・・)恐らくお店の人も塗装に気が付かないのでは?
依頼の黒色も艶ありと艶なしで悩みましたが、地味?なさり気無い感じの仕上がりに、普段はくじ運の悪い私にしては珍しく上手くいったと思ってます。
前回の結晶塗装もですが、こんなことが出来たらの思い付きが
プロの手を経て期待以上のかたち(結果)となることが素晴らしいですね。」


との事です。気に入って頂けたようで本当に何よりです。ありがとう御座います。


そういえば今回はメガネフレームのご依頼だったのですっかり忘れておりましたが、以前のご依頼はエンジンカバーの結晶塗装をご依頼頂いておりました。「車」と「メガネ」の組み合わせは珍しいので全く繋がりませんでした…(謝)。

と言うか、車が好きな方は車の部品ばかりご依頼頂くので「それ以外には興味は無いのでは?」と思うくらいです。まあそれだけ趣味の対象としては面白くて深いものなんですよね。そもそもロータスエリーゼじゃほぼ趣味の車でしょうし(笑)。


ちなみに今回のメガネフレーム、お値段は7万円くらいするそうです(恐)。まあ確かにあの凝り様じゃ当然と言えば当然ですかね。量販品では絶対に出来ないような細工ですからむしろあれで利益があるのかと他人事ながら心配になります(苦笑)。

完成後にオーナー様からブランドを教えて頂きましたので紹介させて頂きますね。ちなみに最初にフレームの値段は聞かなくてよかったです(爆)。


福井の産地統一ブランド?→Fukui THE291

今回のメガネフレーム→株式会社長井 OVO 品番 V509-2


恐らくこういうメガネは使い捨てでは無く何度壊れても修理して長く使えそうですから高い買い物じゃなくなるかも知れませんね。


この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!

2012/06/12
 
jpg画像 ISUZU117クーペヘッドカバー オイルキャップ ポリッシュ仕上げ完了です!(img1098.jpg) -1098- ISUZU117クーペヘッドカバー オイルキャップ ポリッシュ仕上げ完了です!

金属の磨き専門では無いのでメッキ程の輝きまでは出せませんが純正の状態よりは綺麗に出来ているのでは、と思います(新車の状態を見たことはありませんが…)。


塗装するのは中央部分だけですが、先に塗装をしてからこの磨き処理をするのは気を使って大変なので先にこっち終わらせ、周りをマスキングした後に中央のみ結晶塗装を施します。勿論塗る時は本体と一緒に行います。


進行しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!

2012/06/11
 
jpg画像 ISUZU117クーペヘッドカバー オイルキャップ ポリッシュ仕上げ(img1097.jpg) -1097- ISUZU117クーペヘッドカバー オイルキャップ ポリッシュ仕上げ

塗るのは中央だけで、その周りは磨き処理(ポリッシュ)によってアルミを光らせます。

と言ってもサンドブラスト処理をした状態からいきなりコンパウンドを掛けても綺麗にはなりませんので、最初は荒目のペーパーから削り始めて徐々に番手を細かくしていきます。

最初はシングルサンダーを使って#120から始め、#180→#240→#320→#400→#600→#800まではペーパーで、その後はコンパウンドで艶を出していきます。

2012/06/11
 
jpg画像 ISUZU117クーペヘッドカバー オイルキャップ サンドブラスト完了(img1096.jpg) -1096- ISUZU117クーペヘッドカバー オイルキャップ サンドブラスト完了

こんな感じでサンドブラスト処理完了です。

塗るのは元のように中央の窪んだ丸い部分だけなので周りの部分はここからポリッシュして艶を出していきます。続きます。

2012/06/11
 
jpg画像 ISUZU117クーペヘッドカバー オイルキャップ(img1095.jpg) -1095- ISUZU117クーペヘッドカバー オイルキャップ

イスズのタペットカバーはオイルキャップもセットになっているので一緒に本塗り出来るようにします。ただこれはちょっと仕様が特別なので先にやっておく事が色々あるのです。

とりあえずは全体をサンドブラストで処理します。

2012/06/11
 
jpg画像 メルセデスW126タペットカバー裏側も(img1094.jpg) -1094- メルセデスW126タペットカバー裏側も

そして裏側もこんな感じで終了です。

後は本塗り直前に燐酸処理を行い、続けてプライマーを塗布したら本塗りになります。もう少々お待ちくださいませ!

2012/06/11
 
jpg画像 メルセデスW126タペットカバー サンドブラスト処理後(img1093.jpg) -1093- メルセデスW126タペットカバー サンドブラスト処理後

そしてこんな感じで終了です。塗装を剥がそうとすると結構大変ですが、金属表面を一皮剥くような感じで軽く全体的に当てるだけなら15分くらいで完了します。

ただこの型のタペットカバーの殆どは裏側にも腐食が出ているので続けて裏側も処理します。

2012/06/11
 
jpg画像 メルセデスW126タペットカバー サンドブラスト処理前(img1092.jpg) -1092- メルセデスW126タペットカバー サンドブラスト処理前

こちらもお待たせしております。先日溶剤に浸け置きしておいて旧塗膜を剥離しておいたベンツのタペットカバーです。

このベンツのタペットカバーはちょっと癖があるので念のため全体にサンドブラストを掛けておきます。

2012/06/11
 
jpg画像 プレオサイドマーカー&ハイマウントランプ 本塗り完了です!(img1091.jpg) -1091- プレオサイドマーカー&ハイマウントランプ 本塗り完了です!

そしてこちらも無事本塗り完了です。

画像だとこっちの方が濃く見えがちですが、スモーク濃度はテールランプに合わせて行っていますのでご安心ください。


使用しているクリアーは「クリスタルクリアー」でご指定いただきまして、元のプラスチックの艶とはまるで違うと感じられると思いますから是非楽しみにどうぞ。


それではこちらも完成次第改めて紹介させていただきますね。
もう少々お待ちくださいませ!

2012/06/10
 
jpg画像 プレオサイドマーカー&ハイマウントランプ 本塗り前(img1090.jpg) -1090- プレオサイドマーカー&ハイマウントランプ 本塗り前

サイドマーカーの土台のグレー色の部分はマスキングしてあります。ボディカラーが黒だったらここも黒い方が良いですが、取り付ける予定の車両はイエローパールとの事ですのでグレーのままの方が同調しそうですからね。


と言うか、現在の車体色はブルーなんですが、今後そのイエローパールにオールペンの予定とかで…。相当気に入っている車両なんでしょうね。スバル車オーナーらしい心意気に見受けられます(笑)。

2012/06/10
 
jpg画像 プレオテールランプスモーク塗装 本塗り完了です!(img1089.jpg) -1089- プレオテールランプスモーク塗装 本塗り完了です!

そして無事本塗り完了です。お待たせしました!

私的にはこのスモーク濃度は良い感じに出来ていると思います。「昼間は軽くスモーク塗装してるのが判る程度」と、「夕方からはちょっと怪しい雰囲気」になっていると思います(笑)。


サイドマーカーとハイマウントランプも続けて紹介しますね。

2012/06/10
 
jpg画像 プレオテールランプスモーク塗装 本塗り中(img1088.jpg) -1088- プレオテールランプスモーク塗装 本塗り中

スモーク濃度の目安の一つとして、以前こちらで紹介したBMW Z4のテールランプ一式の画像を参考にして濃度を調整しています。


ある程度までイメージに近くなったらさらにスモーク含量分を少なくして調整します。


ちなみにスモークの濃さは膜厚や含有量により変わりますが、一回の塗膜を薄くしたりはしません。そうすると肌が荒れてしまうからですね。

毎回のコート自体はいつもと変わらずに行い、そのコート数あるいは含有量を調整してスモーク濃度を決めていくのが基本となります。


画像に写るiPodは主に仕事で使っているもので、これにわざわざ画像を入れたりすることはせず、ノートパソコン本体に入っている画像がwifi経由で勝手にこっちに入ってくれるようになっています。iCloudですね。買う前はこんなに便利なものだとは思いませんでしたが(笑)。

2012/06/10
 
jpg画像 プレオテールランプ 本塗り準備完了です!(img1087.jpg) -1087- プレオテールランプ 本塗り準備完了です!

こちらも無事本塗り完了しておりますのでご安心くださいませ。

画像は本塗り直前の状態ですね。オーナー様が懸念されるとおり赤が随分と鮮やかです。ご要望どおりのスモーク濃度になるように微調整しながらコートを重ねていく事にします。

2012/06/10
 
jpg画像 メルセデスCLS350テールランプ 本塗り完了です!(img1086.jpg) -1086- メルセデスCLS350テールランプ 本塗り完了です!

二度目のスモークが完了したら後はいつも通りクリアーを塗布して無事本塗り完了です。お待たせしました!


予想していたとおり、クリアー抜き部分も若干スモークを掛けたことにより前回のような「赤いフチ」も殆ど目立ちません。これは良い発見をしましたね…。



来週半ばまでには完成出来る予定です。
もう少々お待ちくださいませ!

2012/06/10
 
jpg画像  メルセデスCLS350テールランプ 本塗り中(img1085.jpg) -1085- メルセデスCLS350テールランプ 本塗り中

今回こちらのテールランプは「ダブルスモーク」で承っておりますので、ベースとなるスモーク濃度は「一歩手前」で止めておき、そこでクリアー抜き部分のマスキングを剥がし、その部分にプラスチックプライマーを塗布したら続けて全体にスモークを掛けます。

これにより、クリアーの部分は若干スモークが掛かり、最初に塗っていた赤い部分はさらにスモークが濃くなっていきます。


実はこのマスキングを剥がすタイミングが非常に難しく、ワンミスで全体の濃度がズレテしまうのでかなり慎重に行っています。

2012/06/10
 
jpg画像 メルセデスCLS350テールランプ マスキングB(img1084.jpg) -1084- メルセデスCLS350テールランプ マスキングB

このマスキングが完了した時の画像が実は結構好きでして(笑)、作業が終わってそれに使ったカッターやマスキングテープやらが一緒に写っているのが何か安心出来ます。


以前はこういった一区切り毎にタバコで一服していたのですが、一日に吸う量は4箱くらいの時期もあってちょっとマズイと思っていました。まあ起きている時間が20時間くらいですからその分吸う量も多くなってしまうんですよね。

最後の方は肺に原因不明の痛みが発生し、それをきっかけにタバコを辞めるに至ったのですが今でも吸いたいと思う事はあります。ただ折角辞められたのでもう今更吸いませんけどね(笑)。

2012/06/10
 
jpg画像 メルセデスCLS350テールランプ マスキングA(img1083.jpg) -1083- メルセデスCLS350テールランプ マスキングA

そしてこんな感じでクリアー抜き部分の枠のマスキングが完了です。

慣れればそんなに難しくは無いのですが、ネックは素手でべたべたと被塗面に触れられないことです。

テールランプの表面は既に足付け処理が済んでいますので、この状態で油分が付いてしまうと後で思わぬトラブル(ハジキ・ブリスター)の原因となるので、作業前は手洗いは勿論極力被塗面に触れないような作業となります。

ただ逆にそれで緊張して手に汗をかいてしまうので途中何度も手洗いを行いながらの作業となります。

2012/06/10
 
jpg画像 メルセデスCLS350テールランプ マスキング(img1082.jpg) -1082- メルセデスCLS350テールランプ マスキング

紹介が遅れましたが無事本塗り完了しておりますのでご安心くださいませ!


画像は「クリアー抜き」の部分のマスキング作業中です。

通常曲線部分マスキングには2mm〜3mmといった細い「曲線用ラインテープ」を使いますが、ここまで鋭角なラインだとそれですら無理ですのでこういった箇所にはマスキングシートをカットして貼り付けます。

ただいきなりシートを張ってカッターで切るようなことはせず、まずは「型紙」を作成します。


最初にマスキングテープを貼り付け、溝に沿ってボールペンでラインを描きます。

で、一旦このテープを剥がしていつもの「マスキングシート」に貼り付け一緒にハサミでカットします。

2012/06/09
 
jpg画像 インプレッサテールランプ比較(img1081.jpg) -1081- インプレッサテールランプ比較

先日紹介したテールランプですが、スモーク有りと無しのレンズを並べて撮った画像があったので遅ればせながら紹介させて頂きますね。

一見して解るように右側のテールランプが「レッドキャンディーのみ」で、左側がそれにスモークを掛けた仕様です。

スモークを掛けた方も単体で見るとそんなに黒くは感じないのですが、こうやって並べて見るとその差はよく解ります。

ただどちらも車体に装着されれば「後から塗った物」とは誰も気づかないと思います。気づくのは同じインプオーナーとメーカー関係者くらいですかね(笑)。「どこで売っているの?」と聞かれたら内緒にしておいてください(爆)。ある程度秘密的な方が実は宣伝的効果は高かったりしますので。どの道インターネットで「インプレッサテールランプ塗装」と検索すれば数十万件の中から当サイトが1位か2位に出てきたりしますので「欲しい」と思った物を見つけるのは意外と簡単な時代ですからね。ただその過程が楽しい筈ですので(「良い人生は良い検索だ」、でしたっけ。笑)。


ネット検索の仕組みは良く解りませんが、恐らく「人気投票」のような物だと思っています。検索エンジンのロボットが各サイトを巡回しているのは解りますが、そのロボットに見つけて貰う手段?みたいなのは日々変わっていると思いますから、良く宣伝効果として謳われる「SEO対策」なんてやっても無意味なのでは?、と思う次第です(イタチゴッコですよね)。


で、うちのサイトの構築方法は至って単純で、最初にこの「プロフィット日記」で作業を紹介して周りの反響が良ければそれをまとめたページを作成しアップロードする、といった繰り返しだけです。

ネットに繋がるパソコンの環境さえあれば、思った事はその日の内に紹介出来ますし、お金も殆ど掛かりませんから私のように一人でやっている個人事業には非常に向いていると思います。

ただこれにあたっては一つ大事な事がありまして、「タイピング」が如何に早く出来るかに尽きると思います。

パソコンを営業手段にしていれば毎日メールを打ちますし、宣伝手段としてこういったブログ的な物もあります。ホームページを作る時も文章は必要ですからね。とにかく打って打って打ちまくるのです(爆)。
ただ実の所これが腕の痛みに関係しているようで、先日お客さんが教えてくれましたが最近の私の腕の痛みは腱鞘炎では無く「頸肩腕症候群」なるもののようです。うーん、なるほど…ですね。

ただ単純に寝不足が大きく関係している気もしますので(これが一番の原因でしょう。苦笑)もう少し仕事を効率良くしなければ…とう言う所ですかね。

と言う事で、いつかは在庫管理をQRコード化してオートメーション化したいのが理想です(←この辺の履き違えが自らを忙しくしている気がしますが…苦笑)。


2012/06/09
 
jpg画像 W126タペットカバー  旧塗膜剥離A(img1080.jpg) -1080- W126タペットカバー  旧塗膜剥離A

ベンツのヘッドカバーで厄介なのはヘッドカバーの裏が汚いことです(苦)。このままエンジンに装着する気にはならないですよね。

かといってカバーの裏側はかなりイビツな形をしているので手作業では無理ですからこの後サンドブラストにて在る程度表面を削ります。

2012/06/09
 
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