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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2012】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 メーターカバーと内装パネル塗装承りました!(img1037.jpg) -1037- メーターカバーと内装パネル塗装承りました!

先週無事到着しておりますメーターのカバー一式と内装パネルです。この度のご依頼、誠にありがとうございます!

御依頼内容としては「ピアノブラックに」との事ですので艶々の黒で承らせて頂きますね。

内装パネルについては見た目は「木」ですがこちらは「水圧転写」で木目柄をプラスチック部品に印刷(貼り付け)し、クリアーで仕上げている物なので普通の「塗装済み品」と同じ物として考えられます。
ですので今回のような再塗装には向いていますね。簡単な下地処理(足付処理)のみでOKですので費用が安く済むのです。

逆に未塗装のプラスチック部品の場合、その多くは表面に「梨地」「シボ模様」といった凸凹があるのでそれらを塗装する場合には殆どが「「研磨→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理が必用になります。トップコート(クリアー)をいきなりそれに塗っても艶々にはなりませんからね(むしろ醜い状態になりますので…)。


メーターカバーは艶消し黒が塗られたような状態で、こちらも足付処理だけして「塗るだけ」といった内容ですから大がかりな下地処理は不要です。

結果、こういった場倍は「お任せコース」でも他の作業と一緒に塗れたりするので比較的納期は早くなる場合多いです。
「納期未定」と言っても余程の事がなければ2カ月以内には終わっていますのでご安心下さいませ。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
改めましてこの度のご依頼、誠にありがとうございます!

2012/06/04
 
jpg画像 NISSAN L型タペットカバー 結晶塗装「青」 完成です!(img1036.jpg) -1036- NISSAN L型タペットカバー 結晶塗装「青」 完成です!

下の「No.1022」の画像と見比べて下さい。パイプ部分にも若干青の結晶塗装が差し掛かっているように変更しました。

追加料金は掛かってしまいましたがご指定頂ければこういった細部の指定も勿論対応は可能です。ただ今回は事前にご要望が確認しきれず完成後の対応となってしまいご迷惑をお掛けしました。

どうぞご確認のほど宜しくお願い致します!

明日は休日ですので週明けに改めて連絡差し上げますね。もう少々お待ちくださいませ!

2012/06/03
 
jpg画像 NISSAN L型他ペットカバーパイプ部 塗装完了です!(img1035.jpg) -1035- NISSAN L型他ペットカバーパイプ部 塗装完了です!

いやはや大変失礼しました。先日完成させたNISSANのL型ヘッドカバーですが、それに付いているオイルパイプ部の塗り方がオーナー様のご要望と違っていたとの事で修正を承りました(と言うか追加作業なので費用は発生していますが…)。


かなり細部まで拘っているようですので一応画像で紹介させて頂きますね。
続けて装着画像も紹介しますのでご確認くださいませ。

2012/06/03
 
jpg画像  ミニのホイールキャップ クリアー塗布A(img1034.jpg) -1034- ミニのホイールキャップ クリアー塗布A

と言う事で、こちらは下で塗っているクリアーとは違う配合のクリアーで塗っています。他の3個と同じようにする為ですね(見本品をお預かりしております)。


以上のように「新しいものを作る」為の塗装と、既存の状態に近づける「修理」(「修復」かも知れません)では作業方法は大きく変わり苦労も随分と違うのです。どちらが大変なのかはケースバイケースですけどね(笑)。


それでは完成しましたらまた紹介させて頂きますね。その時は見本品と共に紹介出来ればと思います。

2012/06/03
 
jpg画像 ミニのホイールキャップ クリアー塗布(img1033.jpg) -1033- ミニのホイールキャップ クリアー塗布

こちらに使っているクリアーは「メガネフレーム」塗ったクリアーと同じく「つや消しクリアー」です。
ただこれが張り付く土台の部分は「半艶クリアー」を塗っています。

なぜそんな面倒なことになっているかと言うと、以前塗った時の仕上がりがそんな感じになっていたからですね。


いや、元々塗っているのは同じクリアーの筈なのですが、その時使っていた「つや消し仕様」「半艶仕様」のシステムは艶具合を安定させるのが結構難しかったのです。

塗装屋さんなら解かると思いますが、艶具合は「クリアーの膜厚」によって大きく左右されがちですよね。これは結構困ります。

つや消しクリアーをムラなく仕上げたいと思えば非常にウェットに塗る必要があるのですが、それだと艶が出過ぎて「半艶」になり兼ねないといった事があり、逆に半艶クリアーでも膜厚が薄いと「艶が消え過ぎる」といった仕上がりになってしまうのです。

結果、以前の仕様だとこのプレートの方が艶が少なく(つや消し仕上げ)、土台の部分の方が艶があるのです(半艶仕上げ)。


ちなみに今のつや消しシステムは比較的それらが安定しているので艶具合もコントロールし易くムラも少なく仕上げられています。明らかに技術云々ではなく材料のお陰なのです(残念ではありますが)。

2012/06/03
 
jpg画像 ミニのホイールキャップ ロゴ入れ塗装完了です!(img1032.jpg) -1032- ミニのホイールキャップ ロゴ入れ塗装完了です!

そしてこれでベースコートが無事完了となります。

以前これの一台分(4個)を私自身が作っている訳ですが、実は今回の仕事はその時の状況とは全然違います。

オリジナルを作る場合はその時だけの為に作れば良いので4個同じに作るのは難しく無いのですが、今回のようにその内の一つが欠けてしまい「同じものを作る」となるとかなり難しい仕事になってしまいます。自分本位に作ってしまい、4個の内一個だけが「どう見ても違う物」となればショックですよね。いくらホイール同士が離れているからといっても…と言う感じです。


まあ最初に作った時にちゃんと細かい仕様書を作っておけば良かったのですが、今はとにかく案件が多過ぎるので一つ一つの記録を残してはいません。あるとすればメールの文章とこの日記上しかないので…。


ちなみに以前の「自動車塗装」では比較的台辺り単価は高く、一ヶ月に仕上げるのは10台くらいでしたから毎回「塗装カルテ」といった作業詳細が解かる物を作成していました。車の場合は「修理」が基本ですから次回再入庫再修理が前提ですから記録を残しておいた方が後々楽ですからね。オーナー様の安心感も違うと思いますし…(掛かり付け医みたいな感じが理想でした)。


と言うことで、続けてクリアーを塗布します。これもまたちょっと癖があるんですけどね…。

2012/06/03
 
jpg画像 ミニのホイールキャップ ロゴ入れ塗装完了(img1031.jpg) -1031- ミニのホイールキャップ ロゴ入れ塗装完了

「COOPER」部分のシルバーを塗ったらリング部の赤を塗ってロゴ入れの塗装は完了なのですが、最後に「残ったマスキングシート」を取り除かなければなりません。

大きな面積で繋がっていれば一箇所剥がせれば全部一緒に剥がせるのですが、こういった文字の場合はそれぞれ小さな片が残ってしまいます。

ただこの状態では「塗装中」なので塗膜はかなりデリケートに扱わなければなりませんのでこういった残片の除去が結構大変です。まさか爪でカリカリなんて出来ませんからね(塗膜に傷が残ります)。
ちなみに皮膚が直接塗膜に触れるのもNGです(後のブリスターの原因の一つです)。


小片でも結構キッチリくっ付いているのでピンセットでは力が入りにくくまたそれだと塗膜に傷が付いてしまうので、私的に最も信頼している方法はカッターの刃を使ってシートの一部をちょっとだけでも浮かせ、後はピンセットで摘み取ります。

一見危険そうに見えますがカッターの刃くらい硬くないと力が逃げてしまい逆に剥がし難いんですよね。最初のころは「マチ針」を使っていたりもしましたがあれは針が曲がって力が逃げてしまうので凄く難しいです(苦笑)。


しかし今はまだ良いですが老眼とかになったらルーペが無いと難しいでしょうね。手が震えてもマズいですから歳を取っても同じ事がやっていけるのか少々不安です。

2012/06/03
 
jpg画像 ミニのホイールキャップ ロゴ入れ塗装準備(img1030.jpg) -1030- ミニのホイールキャップ ロゴ入れ塗装準備

ベースコートがテープフリーな状態になったら予め用意しておいたマスキングシートを貼り付けます。予想通り一度目は失敗したのですが(苦笑)、シートはもう一個用意しておきましたのでそちらを使って無事貼り付け完了です。

2012/06/03
 
jpg画像 ミニのホイールキャップ ベースコート塗布(img1029.jpg) -1029- ミニのホイールキャップ ベースコート塗布

こちらも本塗り完了しておりますのでご安心ください。

画像はベースコートを塗布した状態で、色は前回同様のローバー純正色の「チャコールブラック」です。これは記録が残っていたので配合データから色を作成すれば前回と同様の色が作成出来ます。

問題は他の使っている「シルバー」と「赤」で、これは記録として残していないので再現するとなると実は結構大変です。

が、ロゴなどに使う色については実はある程度決まった色を使っていたりしますので見当が付いていない訳ではありません。
で、実際に確認してみたら案の定今でもそれぞれの色に採用している定番色だったのでこれは無事解決できました。

2012/06/02
 
jpg画像 メガネフレーム つや消しクリアー塗布(img1028.jpg) -1028- メガネフレーム つや消しクリアー塗布

そしてつや消しクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

今度こそは巣穴も残らず無事本塗り完了しました。

画像だとウェットな状態ですがここから徐々に艶が消えていきます。
この後直ぐに裏側にはったマスキングテープも剥がし、既に艶も消えた状態を確認していますのでご安心ください。ようやく完成が見えて来ましたね・・・。

もう少々お待ちくださいませ!

2012/06/02
 
jpg画像 メガネフレーム 本塗り準備完了です!(img1027.jpg) -1027- メガネフレーム 本塗り準備完了です!

先日既に本塗りは終えていたのですが一部に巣穴が残っていた為、その箇所をクリアーで埋めた後再度塗りなおしとなります。ご迷惑をお掛けして申し訳御座いません…。

後からクリアーを筆で盛った部分を削り、入念にもう巣穴が残っていないか確認したらフレームの裏側をバックテープでマスキングしていよいよ本塗り開始です。お待たせしました!

2012/06/02
 
jpg画像 インプレッサテールランプが装着されたようです。(img1026.jpg) -1026- インプレッサテールランプが装着されたようです。

昨夜帰宅してから自宅PCでメールを開いたら凄い量のデータが添付されていたようで、何度やってもメールソフトがフリーズしてしまい結局何も受信が出来ない状況になりました。

で、てっきりサイバーテロかと思って半ば諦めていましたが(多分違いますが)、本日出社して工場のPCでメールを開いてみると何も問題は見られずいつも通りです。何だったんでしょう…。


と言う事で、こちらの画像は先日御依頼頂いた福井のインプオーナー様ですね。テールゲート側のテールレンズをボディ同色の「黒パール」に塗った例のアレです。

単品の状態だと結構異質でしたが(笑)、車体に装着されると一体感が出るので全然違和感ないですよね。むしろインプオーナーじゃなければ気付かないと思います。

ただ逆に同じインプオーナーがこれを見たら驚くでしょうね目が釘付けになって脇見運転で事故が起きなければ良いのですが(笑)。


この度のご依頼、誠にありがとうございました。
楽しいカーライフ応援しております!

2012/06/02
 
jpg画像 W126タペットカバー  溶剤浸け置き中(img1025.jpg) -1025- W126タペットカバー  溶剤浸け置き中

これとは別のイスズ117クーペのヘッドカバーがオイルの洗浄を終えて、続けて剥離用の溶剤槽に漬け込むのでその中にあったこちらのヘッドカバーも一度取り出してスクレーパーで出来るだけ塗装を削り落としておきます。

塗膜の下から出てきた色は「グレー」ですが、これが金属素地になります。素材がアルミではなくマグネシウムだからですかね。

マグネシウムは削って光らせるとアルミよりも輝きが強いのですが、燐酸を掛けるとまたこのように黒っぽいグレーに変わります。表面が酸化しているのでしょうね。


この後また溶剤槽に沈め、次回はサンドブラスト処理になる予定です。もう少々お待ち下さいね。

2012/06/02
 
jpg画像 MINIのホイールキャップ 下地処理完了です!(img1024.jpg) -1024- MINIのホイールキャップ 下地処理完了です!

先ほどのキャップが研ぎ終わり、ロゴ入れ塗装の為のカット済みマスキングシートも準備します。

マスキングシートは何故二枚用意しているかと言うと一個は失敗した時の為です(笑えません)。

いや、確か以前こちらのオーナー様のブログで「どうやって貼っているんでしょうか…」みたいな疑問が掲載されていたようですが、その回答としては「ぶっつけ本番での直貼り」で間違いありません。

と言うのも、この面積で「水貼り」しても、周りのリング状になったシールは上手くついてくれないでしょうし、他にいい方法も考えつかないので一気に張り付けてしまいます。まあ当然慎重には行いますが(笑)。

で、もし位置がズレたとしたら全部剥がして貼り直せばOKです。データさえ出来ていればカットは機械がやってくれますから一個も二個も手間は余り変わりませんからね。シートの面積が大きかったら勿体ないですが、これくらいの面積であって失敗する可能性がある場合は予め余分に作っておいてます(またパソコンを立ち上げてシートをセットする方が面倒です)。


ちなみに画面中央の上方にあるのは「見本」として後から送って頂いた物で(最初に気付かずすいませんでした…)、基本的にこれと同じように仕上げます。実はこれが一番大変なんですけどね(笑)。

2012/06/01
 
jpg画像 MINIのホイールキャップ 下地処理(img1023.jpg) -1023- MINIのホイールキャップ 下地処理

先日塗っておいたプライマーを削ります。塗りっぱなしのままじゃ肌が凸凹なので綺麗に仕上がりませんので(塗装屋的な見解だとあれでも凸凹なんです)。

部品自体のサイズは比較的小さいですが、形は複雑ですからやはりサンダーなどの機械は使えず手研ぎでネチネチと行います。

最初は#320→#400の空研ぎで、その後#600→#800は水研ぎで行います。

こういった各ペーパーの番手や使い方はちょっと複雑でして、基本的には「一番楽で確実に仕上がってで早く終わる方法」そのままなのですが説明するには非常に大変です。
簡単に言うと「水研ぎは目詰まりし難く、ペーパーが安いのでコストが安い」と言う事ですね。
どの道最後に水で濡らして艶のある状態でラインのチェックをしたいので、以上の事も踏まえ途中から水研ぎにしているのです。

こういった作業は殆どがその場その場に合わせた臨機応変なやり方が基本なので「仕事を習う」と言う事では難しいですね。

実際見習いの頃に私が上司に「なんで今日はそのやり方なんですか?」と聞くと「こうしたい気分だからだ」と返ってきますが、今思えば確かにそれも正しい回答ではあると思います(本当にそうなんですかね…)。


黒い点々は最初に缶スプレーで適当に塗る「ガイドコート」で、これが無くなるまで綺麗に研ぎつけます。研ぎ忘れを無くす為の目安ですね。

2012/06/01
 
jpg画像 NISSAN L型タペットカバー 結晶塗装「青」 ほぼ完成ですB(img1022.jpg) -1022- NISSAN L型タペットカバー 結晶塗装「青」 ほぼ完成ですB

画像で見て頂く通り「結晶目」は全体的に均一に仕上がっているのが解ると思います。

結晶塗装は、それ専用の塗料を塗って焼けばこの模様が出てくれる一見単純な塗装なのですが、話はそう簡単ではありません(苦笑)。

最初はここまで均一な結晶目を揃える事が出来ませんでしたし、未だに失敗する時もあります。その場合は完全に硬化しきる前にまた溶剤槽にドブンと入れて最初からの仕切り直しです。

当然精神的に恐ろしく凹みますが、普通の塗装と違って「後で磨けばなんとかなる」とか「硬化したら塗り直せばいい」とはいきませんのでその損失分はある程度覚悟してやっています。

ちなみに何度か経験がありますが、一度塗った結晶塗装の上にまた塗り重ねても綺麗な結晶目が出ないのですです。手を抜こうとした結果、余計大変な目に遭うのも懲りましたので(苦笑)。


と言う事でこちらも後程完成のお知らせメール差し上げますね。いや、電話でしたかね。
こちらも明日の夕方以降で発送可能です。

この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/06/01
 
jpg画像 NISSAN L型タペットカバー 結晶塗装「青」 ほぼ完成ですA(img1021.jpg) -1021- NISSAN L型タペットカバー 結晶塗装「青」 ほぼ完成ですA

結晶塗装は「ちぢみ塗装」とも呼びますが、それの理由がこれです。まさに塗膜が縮んだような模様ですね。

結晶塗装のベースとなる塗料は焼き付け型のメラミン樹脂塗料で、恐らくは硬化時にそれとは違う伸縮の樹脂(顔料?)を混ぜて出来ているのだと思われます。だから長期保管すると激しい分離というかゲル化した膜が出来て「チヂレ成分」だけが固まってしまう為か「縮まない塗料」になってしまったりします。これは恐ろしいですよ(待っていても模様が出ないまま終わってしまいます…)。


もう一枚画像あるので紹介しますね。

2012/06/01
 
jpg画像 NISSAN L型タペットカバー 結晶塗装「青」 ほぼ完成です!(img1020.jpg) -1020- NISSAN L型タペットカバー 結晶塗装「青」 ほぼ完成です!

こちらもお待たせしました!下で紹介したFJのヘッドカバーと一緒に凸部を面研していまして、そこにクリアーも筆で塗っておきましたのでこちらも明日の夕方以降で発送可能です。

他にも画像あるので紹介しますね。

2012/06/01
 
jpg画像 NISSAN FJヘッドカバー結晶塗装「赤」 ほぼ完成ですA(img1019.jpg) -1019- NISSAN FJヘッドカバー結晶塗装「赤」 ほぼ完成ですA

パイプを差し込む箇所が艶消し黒になっていますが、今回は飾り用との事なのでこれは露出したままですから、これが結構良いアクセントとして効いていますよね。後はお好みでオイルキャップなんかを着けられては、と思う次第です(無くても良いですけどね)。

それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
明日の夕方以降で発送可能です。この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/06/01
 
jpg画像 NISSAN FJヘッドカバー結晶塗装「赤」 ほぼ完成です!(img1018.jpg) -1018- NISSAN FJヘッドカバー結晶塗装「赤」 ほぼ完成です!

そしてこんな感じで完成です。お待たせしました!

ちなみに今回の御依頼ではこれは車体に取り付けるのでは無く「飾る物」としてと伺っています。
そういえば先日「グレーの結晶塗装」で御依頼頂いたBMWMPowerのヘッドカバーのオーナー様も「飾る用に」との事でしたから随分贅沢な使い方ですよね。

ただ確かにヘッドカバーならそれ単体でも恰好良いですからガレージの壁に飾っても良いですし、リビングや玄関でも絵になると思います。なんとポストにしてしまった方も居るくらいですしね(笑)。

プロフィット日記2010年 -936-

プロフィット日記2010年 -1473-

近所で有名になっていませんか?(笑)。

2012/06/01
 
jpg画像 NISSAN FJヘッドカバー 凸部研磨作業(img1017.jpg) -1017- NISSAN FJヘッドカバー 凸部研磨作業

先日無事結晶塗装は塗り終えていますので、最後に凸部分を研磨して光らせます。

新品時には恐らく表面をフライスで切削しているのだと思いますが、まさか場末の塗装屋がそれぞれのヘッドカバーを固定する専用ジグを持っている訳もありませんので、比較的誰でも出来るような原始的な方法で行っています。


まず傷を付けたくない箇所をガムテープで保護して、あとはダブルアクションサンダーやシングルサンダーで表面を削ります。

最初は#120から初めて徐々に番手を下げていきますから結局結構な種類のペーパーを用意しなければなりません。#120からいきなり#400にやっても傷は消えないのです(この間に#240と#320が必要です)。


と言う事で凸部分のアルミ素地を露出して綺麗に光るようにしたら保護の為にクリアーを筆で塗っておきます。

2012/06/01
 
jpg画像 MINIのホイールキャップ用ロゴデータ(img1016.jpg) -1016- MINIのホイールキャップ用ロゴデータ

MINIのホイールセンターキャップには「COOPER」のロゴと赤いラインを入れるのでそれのマスキングシートを作成します。

と言ってもデータ自体は以前作成したものがあるので、今回はそれを引っ張り出してデータをカッティングマシーンに出力するだけです。これは楽ですね(笑)。

既にオーナー様のブログにも作業内容が掲載されていたので紹介しますね。私の撮った物に比べ、オーナー様が紹介している他の画像はどうやったらあんな綺麗に撮れるんでしょう…。

Simply mini J


また進行したら紹介しますね。もう少々お待ち下さいませ!

2012/06/01
 
jpg画像 S20タペットカバー 本塗り完了です!(img1015.jpg) -1015- S20タペットカバー 本塗り完了です!

面研してアルミ素地が露出した箇所は本来ならば「プライマー」を塗らなければなりませんが、この仕事ではそれは適いませんので不本意ではありますが「密着剤」を用いてクリアーを定着させます。
私的に望む本来の形(塗膜形成)ではありませんがこの場合はこれでOKとします。アルミ素地がむき出しの状態よりは良い、といった判断ですね。


ちなみにいつもはもうちょっと赤が濃い(青味がある)赤ですが、今回は冴えのある赤をご希望との事ですのでフェラーリの赤(ロッソコルサ」にしています。この写真だとちょっと判り難いですかね。
完成時にはいつもより鮮やかな赤が紹介出来ると思います。
もう少々お待ちくださいませ!
(発送は来週予定です)。

2012/06/01
 
jpg画像 S20タペットカバー 本塗り中A(img1014.jpg) -1014- S20タペットカバー 本塗り中A

ベースコートとして塗った赤が十分に乾いたら凸部分を研磨します。

予め#240まで研磨されていますからここでも#240からスタートします。
工程としては、

#240→#320→#400→#600→#800

といった感じです。水は使えませんから全て空研ぎです。
当然研磨粉は出るのですが水さえ使わなければエアーブローである程度飛ばせてしまえますし、最後にタッククロスで拭き上げれば問題ありません(タッククロスとはウェスに粘着質が塗布された塗装前に使う専用のウェスです)。

2012/06/01
 
jpg画像  S20タペットカバー 本塗り中(img1013.jpg) -1013- S20タペットカバー 本塗り中

見事に赤でべた塗りされたヘッドカバーですがこのままだと異様ですよね。色は単色で見るよりやはり組み合わせが大切だと思い知らされます。

続きます(眠…)

2012/06/01
 
jpg画像 S20タペットカバー 本塗り前(img1012.jpg) -1012- S20タペットカバー 本塗り前

下の画像に対して随分とスッキリとしているというかシャープな感じになっていますよね。あれを6時間くらい掛けて全体を研いで仕上げるとこんな感じになります。爪も指紋も一緒に削れていってしまうのでまるで苦行の一つみたいな仕事です(笑)。

ちなみに色具合が違うのは、先ほどのサフェーサーの上にさらに「プライマー」を塗布しているからです。
以前も紹介しましたが、サフェーサーを研ぎ終わった時点で素地のアルミも露出している箇所が多くあるので再度全体にプライマーを塗っているのです。アルミ素地に色がついても食いつきませんからね。いずれそこから腐食が起こるか密着不良で塗装が剥がれて来ます。
と言ってもそれでも3年は何も起こらないと思うので気にしないで塗ってしまう方の方が多いかも知れませんけどね。商売上手にやるなら電化製品のように時限装置を仕掛けておくのも必要なのかも知れません(私的想像です)。


凸部は後で楽なように#240までの番手で面研を済ませておき、一応適当でもマスキングテープを貼っておきます。少しでも作業は楽に出来るように、ですね。本塗り中にバタバタしたくもありませんので。

2012/06/01
 
jpg画像 うっかりしていましたが・・・(img1011.jpg) -1011- うっかりしていましたが・・・

すっかり途中工程を紹介していなかったのですが地道に作業は進行しておりまして(笑)つい先ほど無事本塗り完了しました。って今日もとっくに日付変わってしまいましたけどね(苦)。

画像は随分のぺっとした状態ですが、これが下地を作る為の「サフェーサー」で、この下には薄膜でプライマーも塗られています。

このサフェーサーもクリアー同様に「主剤」と「硬化剤」を混合して作る「2液ウレタン」のタイプで、用途としては「充填」がメインですからこのようにタップリ塗っておき、後でこれを削って平滑な下地を作るのです。天ぷらの衣みたいな感じですかね。

2012/06/01
 
jpg画像 リフレクターレンズスモーク塗装承りました!(img1010.jpg) -1010- リフレクターレンズスモーク塗装承りました!

こちらも昨日無事到着しております。車種はちょっと不明ですが比較的小さなリフレクターレンズ(反射板)です。この色味からしてBMWですかね?よくリヤバンパーに埋め込まれてくっ付いている部品です。

既存の色としては「赤」と言うより「朱色」っぽく、この色の薄さがちょっと安っぽい感じを出しています。何故ですかね…。

と言う事で今回はこちらを「標準濃度」のスモークで承りました。御依頼有難うございます!

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
完成まで今しばらくお待ちくださいませ!

2012/05/31
 
jpg画像 バイクトップブリッジの塗装承りました!(img1009.jpg) -1009- バイクトップブリッジの塗装承りました!

先日無事到着しておりますバイクのハンドルを固定する部品です。この度のご依頼、誠にありがとうございます!

素材はアルミで、恐らくアルマイト処理は施されていると思われます。
今回はこれを「艶消し黒」で御依頼頂きました。

作業工程としては、

・サンドブラスト処理
・プライマー塗布
・ベースコート「黒」塗布
・艶消しクリアー塗布

といった感じですね。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

(一緒に写っているカッターは大きさの比較の為です)

2012/05/31
 
jpg画像  NISSAN L型タペットカバー 色作成(img1008.jpg) -1008- NISSAN L型タペットカバー 色作成

画像の奥に見えるのが「青」の結晶塗料原色で、そのまま使うには結構濃い青かと思います。青というより「紺」ですかね。

で、これに「白」の結晶塗料を加えてiPodに写る画像の青味に近づけていきます。以前当店で行ったベンツのヘッドカバーの作業例画像です。

しかしiPodのような携帯端末は予想以上にこういった現場での作業に役立ってくれて無理やり経費で買った甲斐もありました(爆)。


個人経営での自営業の場合、利益分は全て個人の所得になると言うのは間違いないのですが(同時に負債もですが…)、私の場合は基本的にはサラリーマンと同じく決まった給料制でやっていますから(個人事業でも皆さんそうだと思いますが)、景気が良いからといって自由に買い物が出来るということではありません。その辺の区別がつかないと長続きは出来ませんからね…。

ただ若干趣味性の強いもの(カメラなど)でも、仕事に使う頻度が高ければ「経費」として会社のお金を使って(言って良いんですかね…笑)購入したり出来ます(します)。まあ実際仕事以外で写真撮る機会も少ないですから問題無いでしょう(笑)。

逆にそういった事から携帯電話に関しては未だにスマートフォンではありません。日常生活の殆どが自宅と工場の往復でその移動方法はバイクがメインですから携帯触る事も出来ないので余り必用無いんですよね。ただそろそろスマートフォンも欲しいのですが…(苦笑)。

iPodはちょっと前に新しいOSが配布された当日にアップロードして、てっきりそれでsiriが使えるようになるのかと勝手に思い込んでいました。後で知りましたがsiriが使えるのはiPhoneだけだったようですね。端末に向かって話掛ける自らの姿が悲しすぎます(恥)。


それではこちらもまた改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!

2012/05/31
 
jpg画像 NISSAN L型タペットカバー プライマー塗布(img1007.jpg) -1007- NISSAN L型タペットカバー プライマー塗布

こちらもサンドブラスト処理した後、燐酸処理を行ってからプライマーを塗布しています。ここまでやっている下地処理も他では余り見かけない気もしますが(爆)、慣れればそんなに手間ではないのです。

燐酸処理後は水洗いですからサンドブラストの埃も綺麗に取れますしね。実は一石二鳥なのです(ただ燐酸も水分も残すと大変なことになる諸刃の剣でもありますから注意は必要かと…)。


こちらも本塗り後の画像は無いのですが、綺麗なブルーに仕上がっていますのでご安心ください。

とここで思い出しましたがブルーの色を作っている時の画像もありました!紹介しますね(しかしもう3時なのですが…眠)。

2012/05/31
 
jpg画像 NISSAN FJタペットカバー プライマー塗布(img1006.jpg) -1006- NISSAN FJタペットカバー プライマー塗布

そしてプライマー塗布です。色をつける「トップコート」の仕上がりも美しいですが、塗装をやっているとこういった下地塗料が塗られた状態もそれはそれで美しいと感じます。と言うか「ようやくここまで来たか…」といった感無量な気分ですかね(笑)。

トップコート(上塗り)は技術と言うか「慣れ」(=経験ですかね…)に頼る面がありますが、下地作業は本当にマンパワーが必要ですから正直そっちの方が体力的には大変です。

それなのに金額的にはここまでの作業の方が断然安いですよね。これは「塗装の付帯作業」と言うことですからあの金額設定なのです(ここまでは大抵¥5,000〜¥8,000です)。l

ですのでこれだけをお願いされてもこの値段では到底出来ませんので何卒ご了承ください。DIYで剥離作業に挑戦した事のある方は解って頂けると思いますが大変過ぎますよね(苦笑)。間違いなく任せて頂いた方が身のためかと思います。心身共に、ですね(爆)。


で、案の定と言うかこちらも塗装後の画像がありませんでして(謝)、また改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!

2012/05/31
 
jpg画像 NISSAN FJタペットカバー 本塗り準備完了です。(img1005.jpg) -1005- NISSAN FJタペットカバー 本塗り準備完了です。

L型のヘッドカバーの作業が追いついてきたのでこちらも一緒に本塗り準備を行います。

こちらは剥離作業〜サンドブラストまでは先日終えていまして、その後L型他ペットカバーと一緒に燐酸処理を行っています。


ちなみに結晶塗装のご依頼はここに来てまだ衰えることが無いですが、理由としてはやはりインターネットで検索した際に当サイトが上位に出てくるからですかね。今ちょっと「結晶塗装」で検索を試してみたらgoogleで 537,000件中第2位でした(驚)。

こういった検索エンジンで上位になる為に「SEO対策」とかをよく聞きますが私はそういったことをやったことがありません(笑)。
そもそもそういった小手先の方法を使ったとしても新たな対策?が出てきたりしてイタチごっこですから意味が無いですよね。


ただそう言う私も一度googleから違反通告があって一ヶ月くらい検索サイト上から消えたことがあります。
ネットがまだ一般的ではなかった頃(まだISDNの時代ですね)、サイトの宣伝方法としてページ内に検索キー(例えばここでは「日産」「FJエンジン」「結晶塗装」といった単語です)を沢山入れるのですが、余り関係ない単語を並べるとうっとうしいので文字を背景色と一緒にして見えなくしてしまうのです。「白い背景に白い文字」といった感じですね。

それをそのまま残したままにしていたらgoogleの管理者?から違反通告のメールが来て一切のサイト情報がgoogleから消えたのです。

その時は結構ショックを受けたのですが、修正する箇所はすべて直して理由を話したらまた元通りに戻りました。

後で思えば、そういったことをちゃんと監視して実行しているgoogleこそが公平で素晴らしい検索エンジンだと好意が持てました。多くのユーザーに使われている理由がよく判ります(当然私もです)。



2012/05/31
 
jpg画像 NISSAN L型タペットカバー 素地調整完了(img1004.jpg) -1004- NISSAN L型タペットカバー 素地調整完了

全体的にサンドブラストを掛けて下地処理完了です。

ここでは「アルマイトを剥がす」ということでは無く表面に細かい傷を満遍なくつけるといった感じでOKです。
そもそもアルマイトはメッキのような物ではなくアルミの表面を電気的に酸化させて出来た極薄い皮膜ですからね。サンドブラストを軽く掛ける程度で十分かと思います。

2012/05/31
 
jpg画像 NISSAN L型タペットカバー 素地調整(img1003.jpg) -1003- NISSAN L型タペットカバー 素地調整

こちらもお待たせしております。

当初は塗装ではなく「アルミ無垢の状態で」と言うことでアルマイト?を施されたようですが、結果的に変な黒味になってしまったとのことで今回塗装をご依頼いただきました。

ただアルマイトが掛かっているとその上には塗料の密着性は落ちてしまうので何かしらの下地処理が必要で、一応はオーナー様自らペーパーで傷をつけておいて頂いたようですがこれだとちょっと苦しいかと(苦笑)。結構荒めのペーパー(察するに#80くらいでしょうか…)が使われているようで、それが細かい箇所には当たっていないようですので今回は全体的にサンドブラストを掛ける事でご依頼いただいてます。

現状はまだ光っていますよね。続きます。

2012/05/31
 
jpg画像 こんな筈では・・・(苦)(img1002.jpg) -1002- こんな筈では・・・(苦)

先日表側の「艶消しクリアー」を無事塗り終えていたのですが、元々ファイバーパネルが埋め込まれていた隙間が残っていたようで、塗った時は良かった(と思う)のですが強制乾燥させて現物を見てみるとまた隙間が出来ていました。

一般的な艶有り仕上げであれば「クリアー筆指し→完全硬化→研ぎ→磨き」で処理できるのですが、半艶や艶消しの場合は磨き処理が出来ませんので(艶が出てしまいます…)塗り直し確定となります。まあ自業自得ですから仕方ないですね。

ただこの隙間にはパテは使えませんので普通のクリアーを筆指して埋める事にします。一度盛った後、再度その上に盛り付けます。
前回もこれをやっているのに関わらず隙間で出来ていますからちょっと慎重に行う事にしますね。

と言う事でもう少々お待ちくださいませ…(自分の不甲斐なさに結構凹んでいます。苦笑)。

2012/05/30
 
jpg画像 ロードスターテールランプ スモーク塗装承りました(img1001.jpg) -1001- ロードスターテールランプ スモーク塗装承りました

先週無事到着しておりますロードスターのテールランプです。中古で購入した物を当店宛てに直送して頂きました。

ただ今回はこちらと一緒に「ハイマウントランプ」もスモークで御依頼頂いておりますので作業はもう少し先になりそうです。

スモーク濃度については「中のメッキ部分が光りすぎているところが、安っぽくていやな点です。デザイン的には気に入ってるのであまり濃くならないようにしてメッキ部分がブラッククローム調になる程度が理想です」との事ですので、「薄目」か「薄目〜標準の間」くらいですかね。既に「標準コース」で承っておりますので濃度の調整は可能ですから決まりましたらご連絡下さい。


それでは後程ハイマウントランプの発送も宜しくお願いいたします。
とりあえずはこの度のご依頼、誠にありがとうございます!

2012/05/30
 
jpg画像 イスズ117クーペヘッドカバー 結晶塗装承りました!(img1000.jpg) -1000- イスズ117クーペヘッドカバー 結晶塗装承りました!

こちらも紹介遅れましたが先週無事到着しております。時々御依頼頂くイスズのヘッドカバーですね。独特なオイルキャップが記憶に強く残ります(笑)。

今回はこれを「ブルー」の結晶塗装で御依頼頂いておりまして、しかもメタリック(実際に使うのはパール)的な色合いにします。画面左側に写っているアルミパネルが色見本ですね(実際にはこれよりも濃い感じでと御依頼頂いてます)。


・・・とすいません!以前の施工例を紹介しようとして調べていてすっかり勘違いしていた事に気が付きました。申し訳ございません。

当初お問い合わせ頂いていた色は以下ページのヘッドカバーの「青」でした。こちらは通常の「青」の結晶塗装です(パール入っていません)。

ホンダビートヘッドカバー 


で、私が勘違いしていた「パール仕様の青」の結晶塗装は以下ページの物です。

プロフィット日記2010 -528- HONDA BEAT ヘッドカバー結晶塗装ブルメタ仕様完成です!


いやはや大変失礼しました…!勿論どちらでも選択可能です。

後程メールでもお知らせしますね。どうぞ御検討の程宜しくお願いいたします。

そしてこの度のご依頼、誠にありがとうございます!

2012/05/30
 
jpg画像 スターバックスタンブラー 塗装承りました。(img999.jpg) -999- スターバックスタンブラー 塗装承りました。

紹介が遅れてすいませんでした。先週無事届いておりましたスターバックスのタンブラーです。定番ではありますがちょっと久しぶりですね。この度のご依頼、誠にありがとうございます!


御依頼内容としては、「三菱のディープシーグリーンマイカ」(カラーコードF15)で承っております。色見本帳をお貸出ししていないのにここまで指定色がきっちり決まっているという事は愛車の色そのものかまたはその色の車体色の車に乗っている方へのプレゼントといった所でしょうか。どちらにしても楽しい事だと思います(羨)。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
改めましてこの度のご依頼、誠にありがとうございます!

2012/05/30
 
jpg画像 ランサーヘッドカバー結晶塗装「オレンジ」 完成ですB(img998.jpg) -998- ランサーヘッドカバー結晶塗装「オレンジ」 完成ですB

結晶塗装の良いところは、整えられていない素地(鋳造製品全般)でもその塗膜自体で優れた意匠性を表現出来る事だと思います。

下地に塗っているプライマーは極薄膜ですから、素地を整える下地調整無しにここまで恰好よくそして美しく仕上げられるのに非常にコストパフォーマンスが優れているのです。普通は「研磨→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程が必要ですからね。

費用はこれで3万円以下ですが(剥離が無いですからね)、対して最近よくやっている「艶々仕上げのS20ヘッドカバー」は6万円を超えます(それでも出来れば遠慮したい仕事なんですが…苦笑)。


結晶塗装はちょっと異質な塗装ではありますが使い方によっては非常に優れた塗料なのです。ただこうやって「結晶目」を美しく揃えるのは結構大変なんですけどね(苦)。


それでは後程完成のお知らせ致します。確かメールでは無く電話でしたよね。

この度もご贔屓頂きありがとうございました!

2012/05/30
 
jpg画像 ランサーヘッドカバー結晶塗装「オレンジ」 完成ですA(img997.jpg) -997- ランサーヘッドカバー結晶塗装「オレンジ」 完成ですA

プラグカバーが装着されるとこんな感じです。

有彩色のオレンジと無彩色の黒(実際はグレー)、そしてワンポイントとしての小面積なシルバーですから色の組み合わせはバッチリですね。

色は単色よりも「組み合わせ」(配色)が肝心で、さらには「面積」(比率)が重要です。と本で勉強しました(笑)。

配色に関しての書籍は沢山出ていて、基本的な事はそれを読むだけでも解り易く、あとはデザインに関係ある雑誌などの内容を意識して見ているだけで十分勉強になります。

私的に好きなのは「CasaBRUTUS」と「商店建築」ですかね。ただ最近忙しくてどちらも読めていないのですが(苦笑)。


もう一枚画像あるので紹介します。

2012/05/30
 
jpg画像 ランサーヘッドカバー結晶塗装「オレンジ」 完成です!(img996.jpg) -996- ランサーヘッドカバー結晶塗装「オレンジ」 完成です!

先日御依頼頂いた「赤」の結晶塗装に引き続き、今回は「オレンジ」で御依頼頂きました。オレンジは久しぶりですがなかなか良いですね。

手前のプラグカバーは元々の物で、ただ「MITSUBISHI」の凸文字のみ表面を面研〜シルバー筆塗りで仕上げています。筆塗りなのでお粗末な仕上がりですが写真で見ると確かに恰好は良いですね(笑)。


他にも画像あるので紹介します。

2012/05/30
 
jpg画像 ステンレス製遮熱板 結晶塗装(グレー)完成ですB(img995.jpg) -995- ステンレス製遮熱板 結晶塗装(グレー)完成ですB

穴が開いていた箇所も良く見ても解らない仕上がりに出来ていると思います。

表は平滑に削ってエポキシ樹脂で均していますが裏側はビードも残しています。強度の保持ですかね(ここはTACのゴトー氏にお願いしているので私的見解です)。


また元々溶接してあった箇所の隙間もエポキシ樹脂を埋めておいたので穴なども開いていません。穴が残るのはまだ良いとしてそういた箇所は焼き付け時に「膨れ」が出ますから無事に仕上がって安心しました。備えあれば、でしたね。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/05/30
 
jpg画像 ステンレス製遮熱板 結晶塗装(グレー)完成ですA(img994.jpg) -994- ステンレス製遮熱板 結晶塗装(グレー)完成ですA

これは裏側で、先日紹介した通り今回裏の見えない部分は結晶塗装で仕上げていません。置いて塗ったからですね。

裏も綺麗に仕上げる事は勿論可能なのですが実は作業的に凄く大変になるので費用がいきなり上がってしまうのです。

これは「塗装面積」が増えるからでは無く、塗る方法としては吊るして行わないと出来なくなったり、その吊るしたままだと焼き付けするのが難しかったり移動ももままならなくなったりするからです。とにかく非常に面倒な事態になるのです。

同じような事でフェラーリのインマニがありますが、V12エンジン用のインマニの場合4個で1セットで、ただ大きさはそんなでも無くてもヘッドカバーよりも作業(セッティング)が面倒なので費用も凄い事になります。フェラーリだから高い訳では無いんですよ…。

実は今現在その案件がありまして、フェラーリのケーニッヒ?のエンジンパーツとその補機類一式が山積みになっていて作業内容を打ち合わせ中です。
部品は全部で10個以上になりますから相当ハードな作業が予想されます。なので取りあえず今は考えない様にするのが良いですかね(笑)。

2012/05/30
 
jpg画像 ステンレス製遮熱板 結晶塗装(グレー)完成です!(img993.jpg) -993- ステンレス製遮熱板 結晶塗装(グレー)完成です!

大変お待たせしました!恐らくはワンオフで作成されたステンレス製の遮熱版です。

いつもの黒では無く若干白の結晶塗料を混ぜて「グレー」に仕上げています(といったご要望ですので)。


オーナー様から頂いた画像からすると、エンジンルーム内にあるエキゾーストマニホールドと室内の間に取り付ける物で、その名の通り熱対策で利用すると思われます。
ただステンレスのままだと浮いてしまう?からでしょうか。今回珍しくエンジン系パーツ以外で御依頼頂きました。


他にも画像あるので紹介しますね。

2012/05/30
 
jpg画像 危ない危ない・・・(img992.jpg) -992- 危ない危ない・・・

そう言えば今日の内に送っておくメールが…と思って文章を打ち終えてからふと見たら相手方のメールアドレスが携帯電話らしきアドレスでした。

パソコンのメールであれば開かない限り気づく事も無いですが、携帯電話となると深夜でも枕元で鳴る恐れがありますから、まさか夜中の3時に大した事の無い確認メールが来たら何事かと思うでしょうね。
今年に入ってからはこんな状況が日常的になってしまい就寝は4時過ぎと言うのも結構よくあるのですが、起きるのは8時と比較的ゆっくりですから(苦笑)まだ助かっています。サラリーマン時代なら完全に遅刻ですからね…。

と言う事で打ったメールは保存しておいて明日改めて送信致します。日記掲載の件で確認を忘れていたのでそれだけしておけば明日紹介出来たかな、と思った次第でして(単にそれだけですからこの時間に送るメールではないですね)。


ちなみに画像は本文とは全然関係無く(笑)、いつも使っているスタンドックスの塗料原色です。これで1キロ入っています。

この「561」は鮮やかな赤でして(朱色っぽい)、今の小物塗装では非常によく使う原色の一つです。
ちなみに最もよく使うのは「黒」で、これは何故かというと黒でご依頼頂くケースが非常に多いからです(爆。当たり前過ぎる回答ですがその通りなんです…)。

その次に多いのが赤系で、逆にメタリックは使う機会が減りました。
日本の車のボディ色で恐らく一番多いのは「シルバー」ですが、その機会が無くなった今となっては一番使わない色の一つです(苦笑)。

ちなみに本日はいつものブレーキ屋さんからのご依頼でブレーキキャリパーを8個(苦)塗りました。それが全部「赤」なのですよ(笑)。

2012/05/30
 
jpg画像 サイトの一部を更新しました。(img991.jpg) -991- サイトの一部を更新しました。

プロフィット社外記」でちょっと紹介していましたが、先日の日曜日にサイトの一部を更新していました。

プロフィットのサイトは最初から自分で作っていて、それに増築を重ねて今の形になっていますから結構ヒドイところも多々あります。

ただ写真素材だけは日々日記に紹介しているものが沢山ありますのでやる気になれば結構簡単にサイトを変更したりページを増やしたり出来ます。これが強みでもありますので。

で、新たに設けたページとしては「スモーク塗装」の新たな濃度設定で、実は一番多いんじゃないかと思われる「極薄目と薄目の間」といった濃度です。
凄く曖昧なニュアンスだったのですが逆にそれが日本人の感性に合っているというか(笑)ご要望が多かったので参考例を紹介する事にしました。
ただこの辺の調整は非常に難しく、もしかして自らの首を絞めている気がするのは気のせいですかね(爆)。



で、すいません。肝心の作業進行についてはちょっと今日は心身ともに限界が訪れたようでして明日(と言うか既に現在2時ですから今日ですね)新ためて色々紹介しますね。

そういえば昨日もこれくらいの時間に結構大きな地震がありましたが、まさにその時もこの日記の更新中でした。メガネフレームの画像を紹介したところでしたね。
結構大きな地震だったので焦ったのですが、その時何をしたかを言うと「サーバーがダウンしてせっかく打った文章が無くなると勿体無いから早く送信ボタンを押さないと」なんてことでした。どっぷりワーカーホリックな気がします(苦笑)。

そう言えばこの「ワーカーホリック」なる言葉もすっかり聞かなくなりました。この不景気なご時勢ですから仕事漬けになれる環境が凄く贅沢な事に思えるようになったのかも知れませんね。うちの場合は単に時間ばかり掛かっているだけなんですが…(眠)。


メールも頂いておりますがちょっともう意識朦朧ですので明日改めて返信させて頂きますね。
あと既にお預かりしていお品もまだ紹介していないのがありますので追ってご案内させて頂きますね。

お待たせしている方々も申し訳御座いませんがもう少々お待ちくださいませ!

2012/05/30
 
jpg画像  W126タペットカバー 浸け置き洗浄完了(img990.jpg) -990- W126タペットカバー 浸け置き洗浄完了

ヘッドカバーはエンジンに付いていた物を外して中古部品として購入した場合、裏側にオイルやらそれが固まった物が付いていたりしますが、DIYだとそういった清掃も大変だと思いますので、御依頼の際には特に清掃などしないでそのまま送って頂いて構いません(ただ箱が滲む程オイルが付いていると困りますが…常識の範囲でOKです)。

今回のヘッドカバーも結構古いオイルがこびり付いていましたが、専用の洗浄液が入った容器(と言うか水槽)に数日浸けておけばかなり綺麗に落とせます。

で、さらにこの後は溶剤槽(再生廃シンナー)に漬けこみ塗膜を除去します。と言ってもシンナー程度では勝手に塗膜が取れてくれるという訳では無く、スクレーパーとワイヤーブラシで柔らくなった塗膜を削り落としまた数日浸け置き、といった事を繰り返します。


ただ作業者としては「放置」していても作業が進行しているというシステムは凄く助かっています。人手が私しか居ないですからね(苦笑)。

2012/05/29
 
jpg画像 メガネフレーム 筆指し(img989.jpg) -989- メガネフレーム 筆指し

元々メガネのフレームをくり抜いてそこにカーボンで作ったパネルを埋め込んで作っているらしくそこには目で見えない程の「隙間」や「巣穴」が存在します(しました)。

先日裏側仕上げ用のために塗った「艶ありクリアー」でもそういった隙間に塗料が吸い込まれたりハジキのようになっていたので、一旦平滑に研いでから隙間の開いた箇所にクリアーを筆指しておきます。

この後完全硬化したら再度平滑に研いで今度は表面だけを「つや消しクリアー」で仕上げます。

2012/05/29
 
jpg画像 ランサーのヘッドカバー プライマー塗布(img988.jpg) -988- ランサーのヘッドカバー プライマー塗布

そしてプライマーを塗布します。こちらは先ほどのステンレス板に塗ったプライマーと同じ物です。

が、さらに先日紹介したミニのホイールキャップに塗った物とは違います。プライマーやらサフェーサーなどの下地塗料は見た目は似ていますが用途や使い方、樹脂素材そのものが全く違ったりしますからね。ただそれが飯の種でもあるので大っぴらに紹介する訳にも行かないのですが…(昔からここを見ている常連の塗装屋さんなら解っていると思いますけどね。笑)。


ちなみに同じ下地塗料でも「色」が違う物もあります。
スタンドックスのサフェーサーは「白」「グレー」「黒」と3色のラインナップがあり、それぞれ上塗りの色に対して使い分けたりします。
ただ少し考えれば解るように、「白」と「黒」があればグレーは必要無い筈なんですけどね(苦笑。混ぜて使えます)。


それではこちらも完成しましたらまた紹介させて頂きますね。
ブレーキ屋さん曰く「綺麗なオレンジだね」と高評価(爆)頂いていますのでご安心下さいませ。

2012/05/28
 
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