管理用 ホーム

Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2012】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

Prev Next
jpg画像 インプレッサテールランプ(from千葉) 本塗り完了です!(img578.jpg) -578- インプレッサテールランプ(from千葉) 本塗り完了です!

という事で無事本塗り完了です。お待たせしました!

スモークが入っていないので今回は純粋なレッドキャンディーです。明るくて鮮やかな感じですね。

現在これと同型のテールランプを別件で一式お預かりしておりますが、そちらは次回ターンでの施工になりますのでもう暫くお待ち頂けますようお願い申し上げます。

今回はこれの他にスモーク塗装も行っておりますのでそちらも続けて紹介しますね。
テールランプ系は結構数が溜まってしまっていますが何卒もう少々お待ち下さいませ!

2012/03/26
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(from千葉) 本塗り準備完了です!(img577.jpg) -577- インプレッサテールランプ(from千葉) 本塗り準備完了です!

前回は「レッドキャンディー」+「スモーク」でしたが、今回は「レッドキャンディー」のみでご依頼頂いて降ります。前回のスモークが気に入らなかった訳では無く「1セット余っているので折角だから」的な事を伺っています。随分と贅沢ですね(笑)。


と言う事でいよいよ本塗り開始です。

2012/03/26
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(from千葉) マスキング(img576.jpg) -576- インプレッサテールランプ(from千葉) マスキング

お預かりしてからついつい長くなってしまいましたが無事本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。前回に続けて2セット目のテールランプですね(元々付いていて交換したら余った物との事でして…)。

画像は「クリアー抜き」のマスキング作業でラインの確認をしているところです。
それぞれのテールランプでピッタリとラインが合ったら内側を埋めていきます。

2012/03/26
 
jpg画像 フェラーリの鍵 塗装承っております。(img575.jpg) -575- フェラーリの鍵 塗装承っております。

紹介が遅れましたが数日前に到着しておりましたフェラーリの鍵です。
以前からこちらを見て頂いている方は「あれ?」と思うかも知れませんが実はその通りで、こちらは以前当店で元々シルバーだった物を「ロッソコルサ」(フェラーリの赤)に塗らせて頂いた物ですね。
あれから使っていて傷が付いたので再塗装をご依頼頂きました。この度もご贔屓頂きありがとう御座います!

塗装は部分的に削れていますが艶自体は美しいままですので安心しました。確か以前塗ったのは二年前くらい前でしたよね。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。
この度のご依頼誠にありがとう御座います!

2012/03/26
 
jpg画像  サングラスフレーム テンプル プライマー塗布(img574.jpg) -574- サングラスフレーム テンプル プライマー塗布

そしてプライマーを塗った状態です。

固定しているのは針金ですが、素材はアルミ二ウムなので非常に柔らかく被塗物を損傷させたりはしません。ハサミで切れる程の柔らかさですので。

耳に掛かる部分にはプラスチック製のカバーがあったと思いますが、そちらはオーナー様が外しておいてくれたようです。助かります。


それではまた作業進行しましたら紹介させて頂きますね。
もう少々お待ち下さいませ!

2012/03/24
 
jpg画像 サングラスフレームも(img573.jpg) -573- サングラスフレームも

こちらも作業進行しておりますのでご安心下さい。

画像は分解した状態ですね。ツルの部分はアルミ製で表面にはアルマイトが施されていますので、表面を研磨後プライマーを塗って下地を作っておきます。

ツルの部品は細かい箇所もよく造られています。

考えて見ればメガネもサングラスも一人一個は持っていそうなアイテムですから、これが仕事の対象となると凄く安定しているのでは?と思ってしまったりします。

逆に今の時代はマイカーを保有せずカーシェアーなんてスタイルが流行ってきていますからね。EVがもっと長距離走ってくれて値段も安くなってくれればと願います。ネックはやはり蓄電池ですかね…。

2012/03/24
 
jpg画像 臨時休業日のお知らせ(img572.jpg) -572- 臨時休業日のお知らせ

ちょっと急なお知らせになってしまいましたが、本日24日(土曜日)は私用により休日とさせて頂きたく存じます。すっかり用事があるのを忘れておりました…。

昨日お問い合わせ頂いたリピーターの方で、事前に電話を頂けて出社していれば対応しますとの事でしたがちょっと出れそうもありませんので対応が出来なくなってしまいました。不都合をお掛けして申し訳御座いません…。

お待たせしている方々にもご迷惑をお掛けしますが何卒ご理解頂けますようお願い申し上げます。

2012/03/24
 
jpg画像 イスズベレットGTRタペットカバー 本塗り完了です!(img571.jpg) -571- イスズベレットGTRタペットカバー 本塗り完了です!

珍しく結晶塗装後に写真撮っておいたので紹介しますね。既にチヂレ目(結晶目)が出ているという事は焼付け完了していると言うことです。

ただ凸部を面研するにはあと数日寝かさないと塗料が削り難いので(絡むのです)、研磨は来週になります。
完成までもう直ぐですのでもう少々お待ち下さいませ!

2012/03/24
 
jpg画像 イスズベレットGTRタペットカバー プライマー塗布(img570.jpg) -570- イスズベレットGTRタペットカバー プライマー塗布

トップコートを塗る前にプライマーを塗布します。純正もこれを塗ってくれていればもっと塗装が長持ちしてくれる筈なのですが、焼付け塗装の特徴として「密着性に優れる」という事を利用?して、このプライマー塗装が省かれるケースが多々あります。

実際私が学んだ職業訓練学校の塗装科では、自動車塗装以外に「金属塗装」や「木工塗装」「建築塗装」も多少学ばせて頂く機会があり、「金属塗装の分野ではプライマー塗るケースは少なく直接色を塗る場合が殆ど」と担当の先生が仰っていました。
理由は大量生産となるとどうしても製造コストに重点がおかれ、「目で見えない部分が省略されるのは至極当然の事」との事らしいです。
まあ確かに全てをやりきっていたら売り物にならない額になってしまいますので判断の難しいところなんでしょうね…。

2012/03/24
 
jpg画像 イスズベレットGTRタペットカバー  本塗り準備完了です。(img569.jpg) -569- イスズベレットGTRタペットカバー  本塗り準備完了です。

サンドブラスト処理を終えたらリン酸を塗布して数十分放置し、綺麗に洗い流して乾燥させたらマスキングを行い、いよいよ本塗り準備完了です。

2012/03/24
 
jpg画像 イスズベレットGTRタペットカバー サンドブラスト処理(img568.jpg) -568- イスズベレットGTRタペットカバー サンドブラスト処理

溶剤浸け置きで旧塗膜は殆ど剥がせましたが部分的に腐食が酷い箇所があったのでサンドブラストを掛けておきます。

箱の底にあるのが砂で、所謂「メディア」と呼ばれるものです。実際には砂と言うより「アルミナ」という研磨粒子になります。
これをエアーの圧力で勢いよく対象に当てる事により表面を削り落とす事が出来ます。
跳ね返って来たものが皮膚に当たるだけで凄く痛いので密封された箱の中で行うか、或いは部屋自体をサンドブラスト専門のルームにして完全に密封されたスーツを着て作業を行います(吸気エアーをマスクに強制的に送るので窒息はしません)。

2012/03/24
 
jpg画像 自転車カーボンフレーム&フォーク塗装承りましたA(img567.jpg) -567- 自転車カーボンフレーム&フォーク塗装承りましたA

御依頼頂いた色は「ディープターコイズブルーPM」で、最後の「PM」は「パールメタリック」の略です。

で、今回はダウンチューブ部に「STANDOX」のロゴを白で承っております。い、いいんですか?(笑)って感じですがこれはちょっと面白いかも知れませんね。私も自分の自転車塗る場合にはどこかに入れるかも知れませんし(いや、間違いなく入れるのですがそもそも自分の所有物を塗る機会は殆ど無いので実現は難しいですかね…)。


作業着手は先になるかと思いますが進行しましたらまた紹介させて頂きます。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2012/03/23
 
jpg画像 自転車カーボンフレーム&フォーク塗装承りました!(img566.jpg) -566- 自転車カーボンフレーム&フォーク塗装承りました!

こちらも先日無事到着しております。カーボン製のフレームとフォークですね。

現状としては塗装を剥がす作業の途中の状態のような状態で、恐らくはこの後どうしていいか解らなくなってしまったのでは、と思う次第です。私も経験ありますのでご安心下さい(苦笑)。

素地表面はガタガタした箇所もありますので、各部さらに修正した後に2液ウレタンのサフェーサーを充填し、完全硬化した後に全体を研磨して平滑に仕上げます。

御依頼色はブルー系のメタリックで、べた塗りでの塗装なので素材となるカーボンを残す箇所はありません。ちょっと勿体ない気もしますが「あれ、これカーボンなんだ」っていうのもお洒落ですからね。

2012/03/23
 
jpg画像 BMW MPower ヘッドカバー 結晶塗装「黒」で御依頼頂きました!(img565.jpg) -565- BMW MPower ヘッドカバー 結晶塗装「黒」で御依頼頂きました!

こちらは「以前のプロフィット」(自動車板金塗装です)の時にお世話になっていたお客様で、先日久しぶりにお問合せのメールを頂き今回の御依頼になりました。ご贔屓頂き有難うございます!

今回御依頼頂いたのはBMWのヘッドカバーで、ただこれはオーナー様の車体に装着する予定は無く(そもそも確か乗っているのはルノーだったかと…)、今回の部品は「飾り用」としての塗装となります。


画像だと表面は腐食して見えますがこれはこういった塗装による物で、素材はマグネシウムなので今回は腐食防止に重点をおき、マスキングはしないで全面を塗装する事で御依頼頂いております。裏側にはプライマーのみ塗装しておきます。


ちなみに溶剤槽は現在キャノンデールの自転車フレームが入っておりますのでそれが出ましたら漬け置きする予定です。

作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
改めましてこの度のご依頼、誠にありがとうございます!

2012/03/23
 
jpg画像 受け付け一時停止のお知らせ(img564.jpg) -564- 受け付け一時停止のお知らせ

誠に申し訳ございませんが御依頼品が溜まり過ぎて保管場所が無くなっている状況です。

恐れ入りますが現在御依頼の旨をを頂いている方以外では御依頼を少々お待ち頂けますようお願い申し上げます。

尚、先の見通しも解らない状況ですので現在はご予約も承る事が出来ません。
不都合をお掛けしますが何卒ご理解ご了承の程宜しくお願いいたします。本当に申し訳ございません…。


御依頼頂いている案件については通常と変わりない品質でお届け出来るようにいつも通りの環境・状況で作業しておりますのでご安心下さいませ(風邪をひいているとか体調が悪いとかではありません。本当に段ボールが山積みで置く場所が無く管理しきれなくなっているのです…)。

引き続き作業状況などもこちらでご紹介しますのでご安心下さいませ。

2012/03/23
 
jpg画像 Dynabook の天板 下塗り(img563.jpg) -563- Dynabook の天板 下塗り

こちらもお待たせしております。Dynabookなるノートパソコンの天板アルミパネルですね。

元々の塗装は艶消しシルバーで、表面には無数の細かい傷が沢山あったのでそのまま塗る訳には行かず(上塗り塗料では傷は埋まりません)、まずは下地を作ります。

が、一部分にちょっと細かい作りの箇所があったので、サフェーサーをタップリ塗るとそこが埋まってしまいそうだったので、今回は傷も浅かったと言うことでサフェーサーでは無く、1コートソリッド(の艶消し黒。2液ウレタン)を塗ってこれを下地とします。

完全硬化したら表面を軽く研磨して本塗り前の準備とします。

2012/03/23
 
jpg画像 キャラバンコーナーレンズ オレンジキャンディー塗装承りました!(img562.jpg) -562- キャラバンコーナーレンズ オレンジキャンディー塗装承りました!

紹介が遅れましたが数日前に無事到着しておりますキャラバンのコーナーレンズとクラウン(でしたっけ…)のフロントバンパーに付くフラッシャーランプです。

ご依頼内容としては4個とも「濃い目のオレンジ」で、クリアーはいつものレッドキャンディー同様に耐UV性の高い「クリスタルクリアー」で対応します。

実はクリスタルクリアーを辞めてもっと良さそうなクリアーに変更しようと思ったのですが、どうやらそれは全くの私の勘違いだったらしく(謝)、一度取り寄せた新たなクリアーは返品させて頂き、今一度クリスタルクリアーを取り寄せるに至りました。お騒がせして申し訳御座いませんでした…。


それでは作業着手しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2012/03/23
 
jpg画像 トヨタブレイドテールランプ レッドキャンディー+スモーク塗装承りました!(img561.jpg) -561- トヨタブレイドテールランプ レッドキャンディー+スモーク塗装承りました!

こちらも無事到着しております。トヨタブレイドのテールランプ一式ですね。見事なクリアーレンズですがこれで純正なんですよね?!
何故メーカーが社外品の真似事みたいな事をしたのかちょっと不思議です(開発当時は流行っていたんですかね)。

と言うことで、この型の製品を最初にご依頼頂いた時は「これは沢山来るぞ…」と思ったのですが全くの勘違いだったらしく(苦)、最初のご依頼から数年経って今回で確か二回目です。

以前の施工例は下記ページで紹介しています。

レッド仕様+スモーク


今回は上記ページで紹介しているよりも若干スモークを濃くしたし様で承っています。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
改めましてこの度のご依頼誠にありがとう御座います!

2012/03/22
 
jpg画像 BMW Z4 テールレンズなど一式スモーク塗装承りました!(img560.jpg) -560- BMW Z4 テールレンズなど一式スモーク塗装承りました!

紹介遅れましたが先日無事到着しておりましたBMWZ4のテールランプ周り一式とサイドマーカーです。どれも「薄目」のスモーク塗装+クリスタルクリアー仕様で承りました。この度のご依頼誠にありがとう御座います!

ご依頼品は左右のテールランプとハイマウントランプ、そしてリヤバンパーのリフレクターランプ、サイドマーカーです。
以前行った業者さんからのご依頼案件と同じ様な内容で、その時よりもスモークの濃度を薄くした仕様ですね。

BMW Z4テールレンズスモーク塗装

テールランプはまだ良いのですが、ハイマウントとリフレクターランプは赤ではなくまるで「朱色」のようで、車の部品と言うよりおもちゃのようです。ちょっと残念な感じですが恐らく今回のスモークで払拭出来るかと思います。

それでは作業着手しましたらまた紹介させて頂きます。
改めましてこの度のご依頼誠にありがとう御座います!

2012/03/22
 
jpg画像 スターバックスタンブラー 本塗り完了ですA(img559.jpg) -559- スターバックスタンブラー 本塗り完了ですA

裏側はこんな感じになっています。

こちらは直線的なラインでハートのサイズも小さいのでマスキングも苦労せずに出来ました。白のベースに赤が映えて良い感じですね。

ちなみにスターバックスのタンブラーは蓋を閉める位置によって表と裏側が入れ替わります。
最初はこれを知らずに装着して血の気が引きましたが、閉める時のスタート位置を180度変えれば元に戻るんですよね。その時は切腹物かと思いましたよ…(余りにも稚拙過ぎるミスと思いましたので)。


発送は来週になるかと思いますのでもう少々お待ち下さいね。
完成次第改めて紹介させて頂きます。

2012/03/22
 
jpg画像 スターバックスタンブラー 本塗り完了です!(img558.jpg) -558- スターバックスタンブラー 本塗り完了です!

赤を塗ったらマスキングを全て剥がしクリアーを2回程コートして本塗り完了です。お待たせしました!

これの裏側には三連のハートマークも入っていますのでご安心下さい。

しかしながらこの丸型の抜きは結構苦労しました。
指定された場所はウネるような3次元曲線の集合場所でして、平面的なシートを貼ろうとしても上手く貼れません。

実は最初の一回目には失敗していて、急遽新たにもう一枚シートをカットして作成しています。ヤバイかな、と思う時は途中でバタバタするのが嫌なので事前に予備をもう1セット作成しておくのですが、如何せん結構大きいサイズなのでシートをケチってしまっていました…。

ただ一度失敗すればどこが足りなくてどこが余ってしまうのか理解しているので、二回目は何箇所かカットして対応しています。

裏側の画像もあるのでそちらも紹介しますね。

2012/03/22
 
jpg画像 スターバックスタンブラー ロゴ入れ塗装準備A(img557.jpg) -557- スターバックスタンブラー ロゴ入れ塗装準備A

画像は既にベースコートの「3コートパール」が塗られた状態です。
塗装後数十分程自然乾燥させ、予め用意しておいたカッティングシートを指定の位置に貼り付けます。

ベースとなる色は「牛乳のようなホワイトパールで」との事で、画像だとちょっと白く見えますが黄色味を帯びたホワイトをベースにパールコートしていますのでクリーミーな色に仕上がっています。ご安心下さい。

続けて「日本国旗に使われているような赤」を塗ります。

2012/03/22
 
jpg画像 スターバックスタンブラー ロゴ入れ塗装準備(img556.jpg) -556- スターバックスタンブラー ロゴ入れ塗装準備

オーナー様に用意して頂いたIllustrator(なるイラストを作成するソフト)のデータを使ってマスキングシートをカットします。

で、配置位置などのご指定も頂いてますのでそちらも確認用として印刷しています。
いつもならばこれはiPodtouchを手元に置いて確認しているのですが、今回はjpgファイル(画像ファイル)ではなくIllustrator形式なのでiPodでは表示出来ないのです。いや、もしかしたら出来るんですかね?

いつも仕事で使っているのはWindowsですが、そもそもPCとiPodでデータの転送と言うのをやった事がありません…。
音楽ファイルは自宅のPCで入れていますし、画像ファイルは会社のPCからiCloudを使って勝手にiPodに入って来ますから意識して移動している訳ではありませんし…。


ちょっと前から新しいPCかカメラか自転車かで迷っていたのですが、最近発売されたiPadが仕事に使えそうで結構魅力的に見えてしまいます。
ただ何よりも今はソーラーパネルの増設計画が先と考えていたりしますが(爆)。

2012/03/22
 
jpg画像 イスズベレットGTRタペットカバー 旧塗膜剥離(img555.jpg) -555- イスズベレットGTRタペットカバー 旧塗膜剥離

数日間溶剤の中に浸けておいたタペットカバーを引き揚げ、スクレーパーとワイヤーブラシで剥がれやすくなった旧塗膜を削り落とします。

この時に使っている(浸けている)のは剥離剤ではなく単なる「溶剤」ですので実はそんなに溶解力が無く、一度でこのような状態になる訳ではなく「浸け置き→ワイヤーブラシ」を何度も繰り返して行っています。しかも数日に分けてです。

なのでどうしてもトータル的な時間はこちらの方が掛かっているのですが、実際の作業時間は余り変わらないと思いますし何よりも廃棄物が少なくて済みます。
剥離剤の場合は繰り返して使える訳ではなくその度に廃棄しますから、あの危険な物質をよく知る人間であればそれがどんな事をしているか想像出来るかと思います(当然昔の私も剥離剤を多用していました)。

今は剥離剤も殆ど使うことはありませんので、廃棄するのは剥がした塗膜だけで済んでいます。溶剤は捨てる事無く再利用していますし、浸け置きしている時も蓋を閉めているので揮発分も少なく済んでいる筈です。

ただその溶剤槽(タンク)の中はとてもこの世の物とは思えない光景(爆)ですので、ここでの紹介は控えさせて頂きます(笑)

2012/03/22
 
jpg画像 イスズベレットGTRタペットカバーのオイルキャップC(img554.jpg) -554- イスズベレットGTRタペットカバーのオイルキャップC

そしてポリッシャーとコンパウンドで艶を出します。

余りよく撮れていませんが完成時に改めて紹介しますのでもう少々お待ち下さいませ。

この後中央部分に結晶塗装を施すので周りは一旦マスキングします。

この間タペットカバーは溶剤槽に浸け置きしていますので実は同時進行していたりします(勝手にですが。笑)。

2012/03/22
 
jpg画像  イスズベレットGTRタペットカバーのオイルキャップB(img553.jpg) -553- イスズベレットGTRタペットカバーのオイルキャップB

この状態で#320のシングルアクション仕上げです。角はわざと掛けないようにしています。シングルで角に当てるとあっという間にラインが崩れるので(削り過ぎるので)その場合はダブルアクションで行います。

ちなみに回転工具を使う時に軍手はタブーだったりします。ほつれた糸が回転部分に巻き込むと指が飛んでしまうんですよね…。
まあ私が使っているのは小径のエアーツールがメインでそこまでパワーも無いので指が飛ぶことは無いでしょうし、それが解っていれば巻き込む事は無いですかね。

↑と言う油断こそが危険なのですが…(呆)。

2012/03/22
 
jpg画像 イスズベレットGTRタペットカバーのオイルキャップA(img552.jpg) -552- イスズベレットGTRタペットカバーのオイルキャップA

全体をサンドブラストで処理したら周りの光らせる部分を研磨します。

最初は面を出す為にダブルアクションサンダー#120で削り、番手を上げながらシングルアクションに変えて深くて大きい傷を徐々に小さくしていきます。このとき一気に番手を上げて細かくしてしまうと深い傷は取りきれなく結局「最初からやり直し」となるので一つ一つ順を追っていきます。

経験が浅いと楽をしようとしてこういった作業を無理に短縮し、結局は余計に時間が掛かってしまったりしますよね。昔の私がまさにそうでした…。
まあ失敗して仕事は覚えていく訳でして、重要なのは同じ事を二度三度繰り返さない事ですね。
ただ未だにそれが出来ているかどうかも微妙なのですが…(苦)。

2012/03/22
 
jpg画像 イスズベレットGTRタペットカバーのオイルキャップ(img551.jpg) -551- イスズベレットGTRタペットカバーのオイルキャップ

この型のタペットカバーはオイルキャップもセットでして、中央の丸い部分にはタペットカバー同様に結晶塗装が施され、その周りのグリップ部分はバフ掛けされて光っているらしいのでそれも再現します。
ちなみに私は当時の状態を見た訳ではありません。もしかしたら私が生まれる前に生産が終わってるっぽいのですが…(苦笑)。


部品は全面に腐食が出ていてリン酸では取りきれそうもありませんのでサンドブラストで根こそぎやっつけます(と言う気持ちです)。

2012/03/22
 
jpg画像 イスズベレットGTRタペットカバー結晶塗装 調色作業(img550.jpg) -550- イスズベレットGTRタペットカバー結晶塗装 調色作業

イスズのヘッドカバーは「好みの色」という訳ではなく「元の通りに」とのご依頼ですので、既存の塗膜を剥がす前に色を作成しておきます。

この画像を見ても「どこに元の色が?」と思うかも知れませんが、一応元の色(と思われる)ものが残っている箇所があったのでそこで色を合わせます。元の色の確認箇所についてはNo.420をご確認下さい。

調色については「青」と「緑」と「白」と「黒」の結晶塗料を混ぜて作成します。
画像右上にある丸缶が「青」で、その右隣の四角い缶が「白」、手前にグリーンがあります。ちなみに作る色は「紺」です(グリーンではありません)。

2012/03/22
 
jpg画像  ホンダエディックステールランプ スモーク塗装完成ですA(img549.jpg) -549- ホンダエディックステールランプ スモーク塗装完成ですA

このテールランプ、どちらが上なのかちょっと解らなくなってしまったので一応逆さまからも撮っておきますね。

スモーク濃度は「標準」で承っておりまして、特にクリアー抜きも無いシンプルなスモーク塗装です。


時々「スモークにしても車検に通りますか?」とご質問を頂きますが、正直それは私には解りません。
ただ聞いた話ではこれくらいの濃度で車検場で引っかかる事は無いようです。灯火が確認出来なくなっている訳ではないので確かに法律に引っかかる事はなさそうですからね。
むしろディーラーや認定工場などでは断られる事があるようですね。危うきには近寄らず、と言うところでしょうか。

ただし電球が弱かったりして「ちょっと見え難くなったかも」という場合には必ず何かしらの対応をして頂ければと思います。電球のワット数が大きい物に変えたり、LEDの高輝度タイプに交換したりですかね。人様の迷惑になる事は謹んで頂ければと思います(まあ私が言う事でも無いんですけどね。苦笑)。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/03/22
 
jpg画像 ホンダエディックステールランプ スモーク塗装完成です!(img548.jpg) -548- ホンダエディックステールランプ スモーク塗装完成です!

大変お待たせしました!ホンダディックスのテールランプ、本日無事完成です。

先日こちらで塗装途中でちょっとしたトラブル(と言うか不可抗力)が発生したと紹介しましたが、実はそれこそが「誰もやりたがらない」理由でもあったりします。一度でもそれを経験すると余りのリスクの高さに次回は敬遠しがちになります。

ただそういった事が生じる理由が解っていて、さらに対応方法さえ持っていれば普通通りに仕上げる事は可能です。

しかしながらその対応方法を全ての作業に行うとなるとコストが相当高くなりますので、基本的には問題が生じてから対応〜次回からは事前に説明といった方法にはなってしまいます。この辺が難しい所ですね。何でもかんでも完璧を目指す余り誰も手が出なくなる程の額になってしまったら意味がありませんので…(「最高仕上げコース」ではそういった事に対応していますが正直お勧めはしていませんので。苦笑)。


が、今回は途中から作業方法を変更して対応しましたので無事いつも通りに完成しております。ご安心下さい。

もう一枚画像あるので紹介します。

2012/03/22
 
jpg画像 BMW MPower ヘッドカバー&サージタンク結晶塗装 完成ですC(img547.jpg) -547- BMW MPower ヘッドカバー&サージタンク結晶塗装 完成ですC

以前行った案件では「BMW」の文字とフィンだけでしたから何とかなりましたが、今回ほどの文字数をデータ化してマスキングシートを作ったのは初めてですね。

しかしこれで型が出来たと思いきや、鋳造製品は製品毎の誤差が大きいと思いますので次回にこのデータを使えるかはまだ不明です。
今回も「全体的に0.3ミリ大き目にする」なんて具合にやっていますので、その精度で文字とフィンの部分が仕上っているとはちょっと思えないのですが…(ただ期待はしています)。


それでは明日改めて完成の連絡差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/03/21
 
jpg画像 BMW MPower ヘッドカバー&サージタンク結晶塗装 完成ですB(img546.jpg) -546- BMW MPower ヘッドカバー&サージタンク結晶塗装 完成ですB

サンドブラストは先方様で処理して頂いていましたが、内部はちょっと油やらカーボン汚れなどありましたので漬け置き洗浄しておきました。さらっと綺麗になってます。

2012/03/21
 
jpg画像 BMW MPower ヘッドカバー&サージタンク結晶塗装 完成ですA(img545.jpg) -545- BMW MPower ヘッドカバー&サージタンク結晶塗装 完成ですA

私的にはちょっとこののぺっとした形が余り好きでは無いのですが(謝)、ブレーキ屋さん曰く「ここまででかいサージタンクは中々無い。BMWは流石だよ」との事です。そこに余り興味が無い私としては適当に聞き流すしか無いのですが(爆)。


ちなみに塗るのは大変です。なんて言ったってサージタンクは裏側もありますから…。

勿論ちゃんと塗ってます。続きます。

2012/03/21
 
jpg画像 BMW MPower ヘッドカバー&サージタンク結晶塗装 完成です!(img544.jpg) -544- BMW MPower ヘッドカバー&サージタンク結晶塗装 完成です!

そしてこちらも無事完成となります。お待たせしました!
明日の夕方以降で発送可能ですので明日改めて完成の連絡差し上げますね。

凸部分はいつもの面研では無く「塗装」ですから当然全く工程は違います。凄く面倒で費用も高くなるので余りお勧めはしません(苦笑)。

いや、今までの作業の流れを見て頂いている方はお察し頂けると思うのですが、ここだけを見て「私のヘッドカバーも同じように」とお問い合わせ頂いても金額を言うのが心苦しいのです。
ですので余りお勧めはしませんが、「もう他にやる所が無いので何か変わった事がしてみたい」(恐)と言う事でしたら何も問題は御座いません(笑。桁を超える覚悟でお願い致します)。


他にも画像あるので紹介しますね。

2012/03/21
 
jpg画像 インプレッサ ヘッドライトインナーパネルは・・・A(img543.jpg) -543- インプレッサ ヘッドライトインナーパネルは・・・A

で、てっきり下から出てきたのは「装飾クロムメッキ」かと思いきやどうもそうでは無さそうです。

クロムメッキは固い金属の膜ですからちょっとやそっとで傷が付いたりはしません。が、このメッキは#800で簡単に傷が付きます。と言うか普通通りに足付処理が出来てしまいます。???といった感じです。

検証した結果としては、どうやらこれはクロムメッキでは無く「メッキ塗装」といった感じですね。「メッキ調」では無く本当に金属の被膜ではあるのですが非常に薄く柔らかいです。ネットで良く見かける「ハイターでメッキを落とす」が通用しそうな感じです。

しかし耐溶剤性はいいのですが被膜が薄いのでちょっと足付処理をしただけで下から黒色の下地が露出してきます。
ちょっとこのまま塗るのは嫌な感じがしますので、一応保険として下地の塗装を行っておくことにします。まさかここまで来て「激しいチヂレ」なんて起こしたらマズイですからね…。


今日は先日塗った「ホンダエディックス」のテールランプを磨こうと思っていたのですがちょっと作業がズレ込んでしまいそちらは明日になりそうです。金曜日には完成出来る予定です。もう少々お待ちくださいませ!

2012/03/21
 
jpg画像  インプレッサ ヘッドライトインナーパネルは・・・A(img542.jpg) -542- インプレッサ ヘッドライトインナーパネルは・・・A

こんな姿にするつもりは無かったのですが、あの塗料ではこうするより他ありません。まあ意外といつもの事です(慣れました…)。

自動車ボディの塗装だけならば、比較的どの被塗物も「塗るのを前提」という部品ですので不可解な事に遭遇する機会も稀なのですが、小物塗装だと対象が自動車部品以外にまで及ぶので「なんで?」といった事がよくあります。塗料で溶けるプラスチックをどうやって塗れば…なんて事ですね(笑)。

ただお蔭で結構打たれ強くなりましたので時間さえあれば大抵の事は対処出来るようになりました。逆を言えばトラブルが生じた時に時間が無いのが一番困る訳ですが…(急ぎたくても急げないのが塗装ですので…ロクな事が起こりません)。


と言う事で既存の塗装は綺麗に洗い流したのですが、素材自体はプラスチックですから作業は慎重に行っています。溶剤によってこんどはメッキがペロペロとめくれて来る可能性もありますので(それはもうドツボです…)。

続きます。

2012/03/21
 
jpg画像 インプレッサ ヘッドライトインナーパネルは・・・(img541.jpg) -541- インプレッサ ヘッドライトインナーパネルは・・・

ちょっと嫌な予感がしたので手が空いた時に作業してみたら有り得ない事態になりました(苦)。

元々はメッキ部品に「シルバー」の塗装が施されている製品で、いつも脱脂処理に使っている非常に溶解力の弱い「シリコンオフ」(ノルマルヘキサンなる溶剤)で拭いたら塗料が溶けました…。

時々シリコンオフで溶けるプラスチック樹脂などはありますが(ガンプラなどもそうです)、こんなに見事に溶ける塗料も珍しいです。

これに気付かずいつもの通りに塗装を行うと、その溶剤によってこの塗膜が侵され「激しいチヂレ」を起こします。そうなると再起不能と言うか産業廃棄物扱いに近いかと…。
まあ脱脂作業無しで塗装するなんて事は無いのでそんな事は有り得ないのですが、それにしても溶け過ぎです。どんな塗料でしょう…。

で、作業を続けるとさらに色々な解ってきました。こちらも続きます。

2012/03/21
 
jpg画像 BMW MPower 凸部研磨もしてました(img540.jpg) -540- BMW MPower 凸部研磨もしてました

今回は凸面をゴールドにしていますが、だからと行っていつもの面研をしていないと言うことではありません。そのままだとやはり凸凹しているので予め#120→#180→#240で面を均しておきます。

2012/03/20
 
jpg画像 BMW MPower インマニも凸部マスキング 完了です!(img539.jpg) -539- BMW MPower インマニも凸部マスキング 完了です!

ヘッドカバーと同じくインマニも同じ様に進行しています。

ヘッドカバーの凸部は比較的よく出来ているのですが、何故かこちらのインマニは出来が悪いと言うか文字もフィンも微妙に輪郭がズレていたりします。データを作る上ではこのズレを合わすのにちょっと大変でした(苦笑)。


と言う事でこの後結晶塗装の黒になるのですが、これらのマスキングを剥がすタイミングが非常に絶妙で、その後の写真を撮るのも忘れるくらいでしたので画像がありません…(謝)。

ただお陰様で塗装は無事上手くいきまして一応は想定していた通りの仕上がりになりました。

明日は(と言うか日付的には「今日」ですか…)祭日で休業日ですので休み明けに写真撮って改めて紹介しますね。
もう少々お待ち下さいませ!

2012/03/20
 
jpg画像 BMW MPower ヘッドカバー 凸部マスキング 完了です!(img538.jpg) -538- BMW MPower ヘッドカバー 凸部マスキング 完了です!

文字部分は何度も仮合わせを行っていたので本塗り中は比較的スムーズに作業を進行する事が出来ました。

続けてフィンの部分ですが、ここは幅は4.5ミリ程度なので5ミリのラインテープそのままで対応可能です。若干食み出る具合が丁度良い感じです。最近の言い方で言うと「神が降りて来た」みたいな感じでしょうか(爆)。


と、実はここまではスムーズに作業出来て当たり前でここからが本番です。結晶塗装は通常の塗装と違って一気にかなり膜厚をつけなければならなく、もし何かミスをしたら再度溶剤槽行き確定で最初からのやり直しですからね…(恐)。

2012/03/20
 
jpg画像 BMW MPower ヘッドカバー 凸文字部 マスキング(img537.jpg) -537- BMW MPower ヘッドカバー 凸文字部 マスキング

ゴールドが完全硬化しましたら準備しておいたマスキングシートを凸文字に合わせて貼っていきます。
ただしマスキングシートは元のサイズより一回り大きくしてありますのでその分(約0.3ミリ)食み出たような状態に貼っていきます。
このオーバーサイズこそが肝ですね。

以前はこれを元サイズピッタリにやってかなり大変でした。貼るのではなく塗った後に剥がす作業が、ですね。

今回はそれを踏まえかなりイメージトレーニングを繰り返したので比較的スムーズに作業は進行していきます(進行しました)。


ちなみに各文字型に切り取ったシートは一文字ずつ手作業で貼っていきます。と言っても既に本塗り中ですので極力手は触れないようにしながらの作業になります。

2012/03/20
 
jpg画像 BMW MPower ヘッドカバー 凸文字部「ゴールド」塗布(img536.jpg) -536- BMW MPower ヘッドカバー 凸文字部「ゴールド」塗布

続けて凸部分の色となる「ゴールド」を塗布します。これはベースコートにハードナー(硬化剤)を5%程添加した塗料です。

文字の部分だけではなくフィンの部分も全て隠蔽するように3コート程度行います。

ハードナーを入れているので自然乾燥ではこの後のマスキングテープ&シートの貼り付けで「糊の跡」が残ってしまう為、きっちり熱を掛けて硬化させておきます。

2012/03/20
 
jpg画像 BMW MPower ヘッドカバー プライマー塗布(img535.jpg) -535- BMW MPower ヘッドカバー プライマー塗布

先日には凸文字の部分のマスキングシート作成が完了しましたのでいよいよ本塗り開始です。

とりあえずの工程はいつも通りで、リン酸処理を行ったらプライマーを塗布します。

2012/03/20
 
jpg画像 メガネフレーム ツル部塗装 完成ですB(img534.jpg) -534- メガネフレーム ツル部塗装 完成ですB

繰り返しますがフロントフレームは今回塗っておらず、塗装したのはテンプル(ツル部分)のみです。

テンプルはいつも通り単に黒に塗っているだけですが良い感じに同化しているかと存じます。

メガネ自体凄く綺麗な状態なので恐らくまだ買ってから日が経っていない(使っていない?)と思われますが、ツルが白なのはちょっとイメージと違ったのかも知れないですね。無事落ち着いた感じを取り戻した(笑)かと思います。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/03/19
 
jpg画像 メガネフレーム ツル部塗装 完成ですA(img533.jpg) -533- メガネフレーム ツル部塗装 完成ですA

蝶番の部分を撮影していた画像があったのでこちらも紹介しますね。

通常この可動部部には金属製の金具が付いているのが一般的なのですが、今回のフレームはボディ一体成型で出来ています。

具合も良さそうなので(軽いんです)今後こういった形が増えていくのでは無いかと思われます。

2012/03/19
 
jpg画像 メガネフレーム ツル部塗装 完成です!(img532.jpg) -532- メガネフレーム ツル部塗装 完成です!

大変お待たせしました!メガネフレームのテンプル部分(耳に掛かるツル)の塗装も組み付け完了して完成となります。

今回のメガネはレンズが付いたフロント部分は元々「艶有の黒」で、サイドのツルの部分が白だったものをフロントと同色の黒で御依頼頂きました。
なのでフロントは塗っていませんがちゃんと同化しています。ただ、これをわざわざ塗ったとは誰も気づかないかと…(笑)。

もう一枚画像あるので紹介します。

2012/03/19
 
jpg画像 BMWのヘッドカバー 凸文字マスキングシート作成〜テスト(img531.jpg) -531- BMWのヘッドカバー 凸文字マスキングシート作成〜テスト

凸状になった文字とフィンの部分は「ゴールド」に、その他ベースは「結晶塗装の黒」にとご依頼頂いている案件です。お待たせしております。

先日石刷りで輪郭をトレースし、それをスキャナーでパソコンに取り込んだのでIllustratorなるソフトでベクトルデータ化しています。

あとは実際にそのデータでカッティングシートをカットし、現物に貼って確認していきます。

ただ単に元の大きさ通りだと「塗装」ではそう上手くは仕上がりませんので、作業を考え工程を考え具合の良い大きさに調整しておきます。

今回の場合は先に凸面のゴールドを塗るので、次に塗る結晶塗装の黒がタップリ乗っかっても大丈夫なようにマスキングシートは若干大きくしておきます。大きくと言うより「一回り太らせる」といった感じですかね。

画像ではまだ確認〜調整段階です。この後全てのサイズが決まったらいつも通りリン酸処理をしてプライマーを塗ったらいよいよ本塗り準備となります。

もう少々お待ち下さいませ!

2012/03/18
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(from静岡)塗装承りました!(img530.jpg) -530- インプレッサテールランプ(from静岡)塗装承りました!

数日前にお問い合わせがあり、塗りたいテールランプは現在車体に着いた状態との事で「代替品」として無料貸し出ししているテールランプ一式を発送しました。いつものインプレッサのテールランプ一式です。

当初は塗装用の準備品として購入しておいたのですが、予想以上に程度が悪く(汚い)とてもこれを塗る前の素材としては残念過ぎると思ったのでレンタル専用にしてしまいました。

ですのでご依頼が決定されましたらご依頼者様のお住まい宛に発送しますので、お手元にこれが届いたら大体2週間以内にはこれと取り替えて頂き着いていた物を同じ箱で構いませんので返送してください。
で、完成後送ったらまた交換して貸し出していた物を入れて返送してください。ちょっと面倒ですが依頼している間も車には乗れますからね。

ただ送料だけはご負担お願い致します。あとセンター止めは対応出来ません。
ご要望ありましたら事前にご予約頂ければと思います。どうぞご検討下さいませ。


で、発送から2日でご依頼物が届きましたので(早)、こちらは作業着手しましたら改めて紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2012/03/18
 
jpg画像 ちょっと休憩をば(笑)(img529.jpg) -529- ちょっと休憩をば(笑)

まだ現場は寒くて辛い日々が続くのですが、手持ちの盆栽たちは何だか華やかになってきました。梅と黄梅が満開です。

日ごろ環境によくない物を扱っているせいか(自覚はしています)仕事以外だと自然にあるものを身近に置いておきたくなったりします。

と言ってもある程度の技術と手間と時間を要するような本格的な盆栽は出来ませんから、私の場合はかなり自由に(じゃなくて放置状態)育てています。それでも花は咲いてくれますし(笑)。

手を掛けている事と言えば唯一年に一回だけ順番に鉢替えだけするくらいですかね。土を入れ替えて根を整理するくらいです。

ただその時「苔」だけは予め用意しておいて、最後に土の表面をそれで覆ってそれらしく(笑)仕上げてはいます。
最初の頃はこの苔もその辺で採取していたのですが、連行されるのも時間の問題(爆)かと思い、去年からは苔もネットで買っていたりします。

インターネットの普及によってそれまで続いていた商売が成り立たなくなったりもしていると思いますが、働きたくても働く術が無いお年寄りの方などが、ネットを利用して少しでもお金を稼ぐ方法があるならば素晴らしいことだと思います。何かのCMでありましたよね(料理の飾りに使うモミジの葉を採って梱包していた光景がありましたがどこでしたっけね)。

今年もそろそろ鉢替えの時期です。どうぞ宜しくお願い致します。

2012/03/17
 
Prev Next

My Memory(It's Free!)