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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2012】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 KONA KAHUNAのフレーム プライマー塗布(img2253.jpg) -2253- KONA KAHUNAのフレーム プライマー塗布

剥離作業だとどうしても既存の塗膜を取り過ぎてしまう傾向にありますのでこんどは「錆び易い」というデメリットが生じます。

本来であれば自動車ボディのように電気的に処理して防錆塗料のプールにドブ漬け(カチオン塗装またはアニオン)したい所ですがそうもいきませんので、せめてそれに似たような感じで対応しておきます。


スプレー塗装だとどうしても狭い隙間の奥までは塗料が浸透しないので、こういったスチール(鉄)が使われている箇所は錆が発生し易いですから、スプレーガンのノズルをくっ付けるようにして局所的にプライマーをブチ込みます(←言葉が汚いですがイメージ的にはこんな感じです)。

当然余分な塗料は垂れますが、ここでは余り気にせず今度はエアーブローガンに差し替えてさらに勢いよくエアーブローをして奥までプライマーを届かせるようにします。

で、プライマーが乾かない内にシンナーとウエスで余分な個所をふき取ります。拭き取りは結構キッチリやって大丈夫です。この後ちゃんとスプレーガンで全体に塗りますので。

2012/11/29
 
jpg画像 KONA KAHUNAのフレーム プライマー塗布準備(img2252.jpg) -2252- KONA KAHUNAのフレーム プライマー塗布準備

サンドブラスト作業をすると全体に粉っぽくなるので最後にもう一度洗浄が必要です。中から外まで綺麗なシンナーで洗い流すようにして拭き取ったらエアーブローをしてプライマーを塗る準備が完了です。

この際洗浄で使うシンナーは0.5リットルくらいですが、そういったシンナーも廃棄にはならず剥離用の溶剤槽に戻されます。汚れてはいますが剥離用であれば全く問題無いですからね。無駄にはしないのです(じゃなくて出来ないのです。笑)。

2012/11/29
 
jpg画像 KONA KAHUNAのフレーム サンドブラスト作業完了です(img2251.jpg) -2251- KONA KAHUNAのフレーム サンドブラスト作業完了です

平面部分はダブルアクションサンダーで処理しているのでサンドブラストを行うのはこういった溶接のビード部分のみです。なのでこの作業は「剥離作業」に含まれてますから特に追加費用は掛かりません。

ただ腐食がひどい場合には浸食した窪みにはサンダーでは届かないので全体のサンドブラスト処理〜防錆効果の高いプライマーの組み合わせで行います。そもそもそんなケースであればサンドブラストは専門のショップさんに任してしまいますけどね。その方が確実ですので。

2012/11/29
 
jpg画像 KONA KAHUNAのフレーム ブラストボックス入りました(img2250.jpg) -2250- KONA KAHUNAのフレーム ブラストボックス入りました

天気予報通りどうやら雨が降って来ました。なので今日は予定を変更してカブで出勤しています。

一度自転車での帰宅で凄いドシャ降りな目にあって以来、「それに比べれば全然マシ」と言う事で多少の雨でもバイクで大丈夫になりました。車で通勤する事は殆ど無くなりましたかね。あの日は本当に大変でしたので…(靴の中がプールみたいになってしかもメガネしてると前が全く見えないんです)。


と言う事でサンドブラスト開始です。

2012/11/29
 
jpg画像 KONA KAHUNAのフレーム 剥離作業(img2249.jpg) -2249- KONA KAHUNAのフレーム 剥離作業

溶剤浸け置きの作業を終え、最後に綺麗なシンナーで外から中まで洗い流したら全体をダブルアクションサンダーで研磨します。

と言う事で大分良い感じになって来ましたが細部はまだまだ塗膜が残っていますので、この後サンドブラストで最後の処理を行います。

2012/11/29
 
jpg画像 DELL仕様のタンブラー イメージイラスト(img2248.jpg) -2248- DELL仕様のタンブラー イメージイラスト

既にメールでのやり取りでイメージイラストは作成していましたのでちょっと紹介させて頂きますね。

御依頼内容としては、ベースカラーを3コートホワイトパールで、ロゴは頂いたデータがあるのでそれの色味とオフィシャルサイトから確認して近い色を選ぶか作る事とします。


今回の御依頼は全くの偶然なのですが、DELLのパソコンは実は昔から愛用していて現在使っている物で6代目です。と言うか内4台は未だ現役中でして(笑)。

その内OSはWindows7が二台でこれらはやはり使い勝手は良いのですが、ちょっと型の古いプリンターやらプロッター、そしてそれらを動かすソフトやらプラグイン・ドライバなどはWindowsXPまでの対応となっていて、中にはパラレルポート(SCSI?)も未だに現役だったりと、仕事上では既存のマシーンも残しておかないとならないのです。

と言いつつ実は先日iMacのG3を買っていたりするのですが(爆)。
まあこれはちょっとした遊び用です。色々やりたい事がありまして。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

2012/11/29
 
jpg画像 ランドクルーザープラド150テールランプ 本塗り完了ですA(img2247.jpg) -2247- ランドクルーザープラド150テールランプ 本塗り完了ですA

実は今日は帰り道に自転車のタイヤがパンクしました(笑)。

が、実はチューブ交換は結構得意になっているので(爆)意外に冷静にチャッチャと処理して普通に帰って来れました。さらには余裕で記念撮影(笑)までしていたりしますので後ほど社外記ででも紹介しますね。


クリアー抜き部分はこんな感じで、スモークも掛かっているのでクリアーではなく黒味が帯びています。うーん、これは同じプラド乗りからは注目されそうですね。

ちなみに一応ウィンカー部分は他の箇所より若干ですがレッドキャンディーを薄くしてあります。
ノーマルの電球では厳しいかも知れませんが、今までの例からすれば高輝度LEDのイエローバルブならちゃんとアンバー(オレンジ)になると思います。


それではこちらも完成しましたら改めて紹介させて頂きますね。来週始め辺りを予定しております。いやー、疲れました(打ち込みがですが。笑)。

2012/11/29
 
jpg画像 ランドクルーザープラド150テールランプ 本塗り完了です!(img2246.jpg) -2246- ランドクルーザープラド150テールランプ 本塗り完了です!

そして最後にクリアーを塗ったら無事本塗り完了です。まあ大きい上に形もイビツですから結構大変なテールランプです。それだけに迫力はありますけどね。

気になっていた下側と上側の赤味についても違和感無く仕上がっていると思います。最後に赤を全体に塗ってさらにスモークも掛けているので良い具合に同化したのでは、と思う次第です。


もう一枚別角度の画像がるので紹介しますね。

2012/11/29
 
jpg画像 ふふふふふ(笑)(img2245.jpg) -2245- ふふふふふ(笑)

ちょっと疲れて来たらしく少々壊れ気味ですが、実際このテールランプのマスキングを剥がした時はまさにタイトルのような心境でした。巨大なテールランプが真っ赤になっているのがちょっと現実離れしていて面白かったのです。


この状態だと上と下で赤が違って見えますが、塗った方は多少艶が出ているので違って見えるだけです。

そしてここで忘れてはならないのは、下部分はプラスチック素地のままですから、このまま気付かずに塗装を進めてしまうと後で塗膜が剥がれて来てしまいます。「プラスチックプライマー」の塗布がう必要なんですよね。

きちんとプライマーを塗ったら今度は全体にもう一度レッドキャンディk−をコートし、次にバックランプ部分のマスキングを剥がしたらもう一度プラスチックプライマーを塗布し、そして全体にスモークを薄く掛けます。

2012/11/29
 
jpg画像 ランドクルーザープラド150テールランプ 本塗り準備完了(img2244.jpg) -2244- ランドクルーザープラド150テールランプ 本塗り準備完了

うっかり日付が変わってしまいましたが、本日は現場作業が終わったら工場作業は早々に片付けて現在は自宅PCで打ち込んでいます。じゃないとあまりの寒さに手が悴んでタイピングが出来ないのです(苦)。

ちなみに私が具体的に独立を考えて一番最初に実行したのはこの「タイピング」の練習です。
それまでキーボードは触れる機会はありましたが、これから相当量の打ち込みが予想されたのでブラインドタッチを基礎からやり直してとにかく早く沢山打てるようにと練習を重ねたのです。お陰でとにかく打つのだけは得意になったと思います。内容はともかく、ではありますが…。


で、すいません本題です。

赤い部分は最初は塗らないのでそこはマスキングをしてクリアー部分からレッドキャンディーで染めていきます。
若干赤が食み出ているように見えますが実際にはラインピッタリでマスキングしています。レンズがクリアーなので断面部分が屈折して透き通って赤く見えるのです。適当にやっている訳ではありませんのでご安心下さい。


プラスチックプライマーを塗っていよいよ本塗り開始です。

2012/11/29
 
jpg画像 ランドクルーザープラド150テールランプも 下地処理(img2243.jpg) -2243- ランドクルーザープラド150テールランプも 下地処理

こちらも一緒に並行して作業しております。相変わらず巨大なプラドのテールランプですね。余りの大きさでいつもの作業スペースが少々狭苦しいです(苦笑)。


ご依頼内容としては、

「クリアーレンズ部分を下の赤と同じ色にして赤一色にして欲しい」との事ですが、先ほども紹介したようにバックランプ部分はクリアーで残す必要があるのでその部分をマスキングしておきます。

予め参考画増は頂いておりますのでそれに沿って位置を決めたらラインテープを貼っていきます。これもやはり本塗り当日での作業が基本ですから朝一番の仕事です。

2012/11/29
 
jpg画像 BMW3シリーズテールランプスモーク塗装 本塗り完了ですA(img2242.jpg) -2242- BMW3シリーズテールランプスモーク塗装 本塗り完了ですA

こちらはトランクリッド側の小さい方ですね。小さいですがバックランプ部分がクリアーになっています。

ちなみに先ほど紹介したTOYOTA86の場合はテールランプとは別に透明なバックランプが装備されています。なのでテールランプは赤一色になっても大丈夫なのです。


それではこちらも完成したら改めて画像紹介させて頂きますね。
もう少々お待ち下さいませ!

2012/11/28
 
jpg画像 BMW3シリーズテールランプスモーク塗装 本塗り完了です!(img2241.jpg) -2241- BMW3シリーズテールランプスモーク塗装 本塗り完了です!

そして無事本塗り完了です。お待たせしました!

この程度の濃度ならバックランプや反射板などは気にせずべた塗りでも問題無いかと思います。


レッドキャンディーの場合には褪色予防の為耐UV効果の高い「クリスタルクリアー」の仕様となっていますが、今回こちらのスモーク塗装もこのクリスタルクリアーをご指定頂いていますので一緒に塗っています。


もう一枚画像あるので紹介しますね。

2012/11/28
 
jpg画像 BMW3シリーズテールランプも 本塗り準備完了(img2240.jpg) -2240- BMW3シリーズテールランプも 本塗り準備完了

そしてBMWのテールランプ一式も本塗り準備完了です。こちらも既に本塗りは完了しておりますのでご安心下さい。

こうやって見ても赤が鮮やかと言うか普通では無いですよね。以前ご依頼頂いたプラドオーナー様の言葉を借りれば「おめでたい感じ」が当てはまるような気がします。


これを払拭されたいのかどうかは解かりませんが、ご依頼頂いているスモークの濃度は「薄め」ですので、スモークが濃くなって下品にならないように注意して行います。


良く脱脂したら勢いよくエアーブローをしてホコリを吹き飛ばし、プラスチックプライマーを塗ってスモーク塗装開始です。

2012/11/28
 
jpg画像 SUBARU BRZテールランプ 本塗り完了です!(img2239.jpg) -2239- SUBARU BRZテールランプ 本塗り完了です!

レッドキャンディーをトータル7コート行ったら最後にクリアーを2コート塗って無事本塗り完了です。

ちなみにウィンカー部分のレッドは3コートです。ちょっと解かり難いかも知れませんが、ウィンカー部分は内部の反射板とは別に四角く色が違って見える箇所があるのが見えると思います。

他の部分の赤よりは断然薄く、且つピンクには見えない程度の濃さにしているので普通に見れば「赤一色」になって見えると思います。
ただ良く見るとやはりその部分は赤が薄くなっているのが解かる程度の薄さなので(朱色っぽいです)、これなら恐らくノーマルの電球でもちゃんとアンバー(オレンジ)に見えると思います。


完成時の画像ではこの辺の差異がもう少し解かり易くお伝えできると思います。

予定では来週早々には完成〜発送出来ると思います。もう少々お待ち下さいませ!

2012/11/28
 
jpg画像 SUBARU BRZテールランプ 本塗り中(img2238.jpg) -2238- SUBARU BRZテールランプ 本塗り中

とりあえず第一段階のレッドキャンディーが完了した状態です。

今回のレッドキャンディーは「ダブル」として二箇所で濃淡を付ける為、

「3コート+6コート」

といったコート数に分けます。塗料自体の濃度(含有量)は変えません。膜厚の差ですね。


と言うことで続けてレッドキャンディーを塗り重ねていきます。
その前にマスキングを剥がした所はプラスチック素地なので再度プラスチックプライマーを塗布します。

2012/11/28
 
jpg画像 SUBARU BRZテールランプ 本塗り準備完了(img2237.jpg) -2237- SUBARU BRZテールランプ 本塗り準備完了

そしてブースに並べて良く脱脂したらエアーブローをして本塗り開始です。ここが最後の脱脂作業で多分5回目くらいです。塗装は油分が大敵なのでしつこいくらいが丁度良いですかね。


今回のご依頼はレッドキャンディーで、ただマスキングをしていウィンカー部分とその他のブレーキランプ部分では赤の濃度を変えます。

2012/11/28
 
jpg画像 SUBARU BRZテールランプ マスキング(img2236.jpg) -2236- SUBARU BRZテールランプ マスキング

お待たせしました!SUBARU BRZのテールランプは無事本塗り完了しております。

画像は朝一でウィンカー部分をマスキングしている作業で、型となるマスキングシートは以前のご依頼の時にトレースしてデータ化した物があるのでそれを使ってカッティングマシーンにカットして貰っています。機械は文句を言わなくていいですね(笑)。


ただ貼り位置は微妙なので、一発貼りではなく水に洗剤を数滴入れた石鹸水を使って貼っています。

位置が決まったらヘラでよく水をしごき出して後は午後の本塗りまでよく乾かしておきます。

2012/11/28
 
jpg画像 スターバックスタンブラー×5本(!) 塗装承りました!(img2235.jpg) -2235- スターバックスタンブラー×5本(!) 塗装承りました!

スターバックスのちょっと大きめのタンブラー「コンコルド」を一気に5本御依頼頂きました。

と言うのも今回は個人様と言うよりは企業様からの御依頼で、ただ話すと長くなるのですが(笑)、実は以前当店に御依頼頂いた方のご紹介?でその企業様からの御依頼に繋がりました。いやはや有難い限りです。

その方から以前御依頼頂いた案件はロードスターのテールランプのスモーク塗装で、あれれ何だか最近ロードスター関係が多いです(笑)。

もう二年も前なんですね…→ロードスターテールランプスモーク塗装


で、その企業様は私も長年愛用しているパソコンのメーカーで、誰もがしっているあの「DELL」です。今回はそのデルのロゴを入れての塗装となります。うーん、これはヤバいですね。

と言うのも、そもそも私が最初に「いつかは小物塗装を」と思ったきっかけは、とある塗装屋さんがある企業のパソコンケースをその会社の企業イメージである「牛の柄」(笑。解りますよね)に塗っているサイトを見たからです。あの時は本当に凄い衝撃を受けましたね(多分10年以上前です。まだISDNの時代でした…)。その後その塗装屋さんに就職したい旨の連絡までしてしまいましたからね(爆。本当です)。

と言う事で、まさに最初にキッカケだった事が今まさに本当の事になったようで結構(と言うかかなり)嬉しいのです。


ちなみに今回の作業内容も掲載のOKを頂いておりますので順を追って紹介させて頂きますね。

改めましてこの度のご依頼、誠にありがとうございます!

2012/11/28
 
jpg画像 ユーノスロードスター内装パーツ 塗装承りました!(img2234.jpg) -2234- ユーノスロードスター内装パーツ 塗装承りました!

すっかり紹介が遅れてしまいすいません。ロードスターの内装パーツ一式ですね。

と言っても主要部品は実は前回既に塗装を御依頼頂いてまして、色が鮮やかなフェラーリレッドでとても映えていましたから作業例のページとして当サイト内でも紹介させて頂いております案件です。

ロードスター内装パネル塗装


で、前回の御依頼が気に入って頂けたのか今回追加でこれらの部品を同じくフェラーリレッド(ロッソコルサ:カラーコード300)で御依頼頂きました。

ただ今回の部品は殆どが余り目立たない箇所に付く部品で、一番良く見える物としてはハンドルのホーンボタンが付いたエアバックとハンドルスポークについている小物3点程度です。

ですので部品全般は表面が「梨地」となっていてザラザラしていますが、今回はエアバック部分のみサフェーサーを使っての平滑化にして後は塗装のみで行う予定です。まああの色ですから全体の雰囲気はさらに相当変わるでしょうね。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。

この度もご贔屓頂きありがとうございます!

2012/11/28
 
jpg画像 ミツオカZERO1ヘッドカバー結晶塗装 ほぼ完成ですB(img2233.jpg) -2233- ミツオカZERO1ヘッドカバー結晶塗装 ほぼ完成ですB

で、こっちの角度から見ると良く解るのですが、手前の壁状になっている部分は本来はこんなに薄く無い筈なのですが…。

参考までに同じだと思われれる画像があるので宜しければどうぞ。

ロードスターヘッドカバー 結晶塗装「赤」

と言う感じで、随分大胆にカットして新たに蓋を作ったようです。凄いですね…。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/11/28
 
jpg画像 ミツオカZERO1ヘッドカバー結晶塗装 ほぼ完成ですA(img2232.jpg) -2232- ミツオカZERO1ヘッドカバー結晶塗装 ほぼ完成ですA

ヘッドカバーは型に金属(アルミ)を流し込んで作る「鋳造製品」なので、どうしても端の部分にはバリが結構残っています。

が、今回のヘッドカバーは色々と加工されているついでに作業されているのか、そういったバリが一切見当たりません。随分と手が掛けられてますね…(恐)。


ちなみに結晶塗装の目は塗り方や材料によって結構変わります。
原色はかなり粘度が高い(固い)のでシンナーで希釈しますが、その希釈率によっても膜厚が変わるので目は変わります。

膜厚が薄いとちゃんとチヂレてくれなく、厚過ぎるとちょっとクドい結晶目になります。
これらを踏まえてそして全体に均一に綺麗に塗る事によって美しい結晶目が出てくれるのです。

と言っても塗装委材料自体が専用の物なので適当に塗っても勝手にチヂレてはくれるのです(笑)。余り深くこだわらなければ意外と誰でも出来る事なんですが、私的にはやはりまだまだ奥が深いように感じてしまいます(何故か年々深くなっている気もしますが…苦笑)。

2012/11/28
 
jpg画像 ミツオカZERO1ヘッドカバー結晶塗装 ほぼ完成です!(img2231.jpg) -2231- ミツオカZERO1ヘッドカバー結晶塗装 ほぼ完成です!

大変お待たせしました!ロードスタベースのミツオカ用ヘッドカバー、結晶塗装の青でほぼ完成となります。本日夕方以降で発送可能です。

いつもと違ってヘッドカバー表面にロゴやフィンなどのストラクチャーが一切無く、このせいでどうしても結晶目自体が目立つので結晶目が綺麗に並ぶようにと結構緊張しました。私的には良い感じに出来たと思います。

他にも画像あるので紹介しますね。

2012/11/28
 
jpg画像 スターバックス限定タンブラー塗装 完成ですB(img2230.jpg) -2230- スターバックス限定タンブラー塗装 完成ですB

光が当たった時の実際の見た目はこの画像が一番近いかと思います。3コートパール特有のしっとりな上品な感じが出ていて狙い通りでは、と思う次第です。

ちなみにこちらのオーナー様は今までも何度も御依頼頂いる方で、ただこれまではピンク系が殆どでした。

参考までに→THERMOS携帯マグ 3コートピンクパール仕様


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/11/28
 
jpg画像 スターバックス限定タンブラー塗装 完成ですA(img2229.jpg) -2229- スターバックス限定タンブラー塗装 完成ですA

置いた状態だと日が当たらないので手に持って直接太陽光を反射させてみました。

ちょっと大げさに写り気味ですが、パールが効くとこんな感じです。

今回の色であれば通常使われているのは「レッドパール」なのですが、それだと濁りが発生してしまい今回のような赤は出せなかったので、「キャンディーレッド」で一旦下地を作ってその上に「ゴールドパール」を掛けてみました。

光線が当たらない状況では先ほどのような赤ですが、光が反射すると黄色味(ゴールド)を帯びた色が出て来ます。これが色相をズラしての3コートパールの面白い所ですね(ただ実際は写真で見るよりもう少し大人しいです)。


で、底にはオーナー様の座右の銘をデカールで貼っています。
ちなみにパールをゴールドにしたのはこのロゴカラーと同系色で揃えるっていう狙いもあります。最初は青系のパールも考えていましたからね。

2012/11/28
 
jpg画像 スターバックス限定タンブラー塗装 完成です!(img2228.jpg) -2228- スターバックス限定タンブラー塗装 完成です!

お待たせしました!サーモス社製のスターバックスクリスマス限定タンブラー、本日完成です。

奥に置いてあるのは色見本として一緒に御預りしたマニュキアで、あちらに比べるとメタリック感は弱いですが代わりに3コートパールにしてパール感を出しています。

他にも画像あるので紹介しますね。

2012/11/28
 
jpg画像 プラドのテールランプも(img2227.jpg) -2227- プラドのテールランプも

こちらのテールランプも先ほどの2件と並行して作業進行しております。ただ内容は一番複雑ですが(笑)。

ご依頼内容としては、

・クリアーの部分を下の赤と同じ感じに
・バックランプ部分はクリアー抜きで
・最後に全体に薄くスモーク
・クリスタルクリアー

といった感じです。


なので本塗り前に赤い部分全体をマスキングし、クリアーの部分を赤くしたら最後に全体にもう一度赤を塗って色相を合わせます。

その後バックランプのクリアー抜き部分のマスキングを剥がしたら全体にスモークを塗ります。ネックは赤い部分が違和感なく揃えられるか、ですね。


クリアーレンズ部分は反射板がドぎつい感じではありますが、むしろこの場合の方がレッドキャンディーやスモークは映えるのです。
まあ今回は下の赤に揃って貰わないと困るんですけどね(苦笑)。

2012/11/27
 
jpg画像 BMW3シリーズテールランプ 足付け処理(img2226.jpg) -2226- BMW3シリーズテールランプ 足付け処理

こちらも86のテールランプと並行して作業しています。BMWのテールランプ一式ですね。

このテールランプはウィンカー部分も赤くなっていますから、先ほど紹介したトヨタ86のテールランプがこんな感じになる筈ですが、ただこのテールランプの場合はちょっと「薄い」感じが強いですよね。新品なのに既に色褪せてしまっているような…(画像ではビビットですが実物は薄いんです)。


こちらのご依頼はスモーク塗装で、濃さは「薄め」ですから特にクリアー抜きは必要無い感じでね。全体をべた塗りで行います。


小さい方のテールレンズは土台部分が平らではないので自立しませんからこのままでは塗れません(台にくっついてしまいます)。
なのでダンボールで枠を作ってあげて自立するようにして本塗りに挑む事とします。

2012/11/27
 
jpg画像 SUBARU BRZテールランプ 下地処理(img2225.jpg) -2225- SUBARU BRZテールランプ 下地処理

こちらもお待たせしております。ダブルレッドキャンディーでご依頼頂いてますSUBARU BRZの純正テールランプです。最近お問い合わせが増えて来ています。

今回のご依頼としてはテールランプ全体をレッドキャンディーなのですが、ウィンカー部分はアンバー(オレンジ)に光るように薄めに抑え、他の部分は濃くなるようにと2段階で濃淡を付けます。


画像はマスキング〜足付け処理の作業中で、手前が処理前で上が処理後になります。


画像右下にあるのが足付け用のペーパーで、ただ実際には紙では無く「布」に近いです。細かい番手でも目詰まりし難く板金塗装業界ではヒット商品ですかね。ただコストとしては既存のペーパーに比べると10倍くらいしますが(苦笑)。
ただ今までのペーパーのように「時々深く入る」といった事が殆ど無く安定した足付け処理が可能です。

デメリットとしてはペーパーのような裏紙の「コシ」が無いので「ライン出し」ブツ取り」「肌落とし」は出来ません。均一な傷をつけるだけの事に特化していますので既存のペーパー(研磨紙)との併用が必要です。

2012/11/27
 
jpg画像 ミツオカZERO1ヘッドカバー プライマー塗布(img2224.jpg) -2224- ミツオカZERO1ヘッドカバー プライマー塗布

燐酸処理を行ってから良く洗い流して水気を取ったらいよいよ本塗りです。

まずはいつも通りプライマーから塗りますが、この時点でちょっと気になる箇所を発見しました。
今回のヘッドカバーはロードスター用の物を加工しているのですが、一部穴を埋めたと思われる箇所に巣穴が数箇所ありました。アルミ素地の状態では目立ち難く解からなかったのですがプライマーを塗ると巣穴が黒い点となって出るので目立つのです。

小さい物は結晶塗装ですから特に気にしないでも大丈夫ですが(結晶塗装は素地の粗を目立たなくするような塗装ですので)、大きい物だと膨れる原因となるので先に筆で埋めておきます。巣穴の内部に空気が残らないように奥まで塗料を押し込んで空気を押し出すような感じですかね。


そして先ほどの青の結晶塗装を塗って焼いたら無事本塗り完了です。

既に焼きあがっておりまして、今回は凸部研磨も無いので早い段階で完成画像紹介出来ると思います。もう少々お待ち下さいませ!

2012/11/27
 
jpg画像 ミツオカZERO1ヘッドカバー結晶塗装 色確認(img2223.jpg) -2223- ミツオカZERO1ヘッドカバー結晶塗装 色確認

こちらもお待たせしました。無事本塗り完了しておりますのでご安心下さい!

画像は色を作成しているところで、オーナー様のご希望としては添付して頂いた青系色見本の一番下段な感じです。

で、カップに入っている青が結晶塗料の原色なのですが、今回はこのまま何も混ぜずにこれを使います。

この状態で見ると色相も彩度も全然違いますが、結晶塗装の場合は150℃程度の熱を掛けて焼き上がるとこの状態からかなり色が変わります。単純にいうと「鮮やかさが消えて黒くなる」といった感じです。なのでこのままで丁度良いんですよね。

2012/11/27
 
jpg画像 cannondaleフレーム 塗装承りました!(img2222.jpg) -2222- cannondaleフレーム 塗装承りました!

で、その外国人の方が持っていたのがこのフレームです。

実はちょっと前にメールで何度かやり取りをしていたのですが、和訳をしてくれるのは有り難いのですが出来損ないの翻訳ソフトの為か、中々理解が難しい文面でありました。

で、だったら英語のままで構わないとの旨を英語で返信したらそれを最後に連絡が途絶えました。
もしかしたら凄く失礼な文章になってしまったのかと少々心配していましたが、とりあえずは大丈夫だったようです。

しかしいらっしゃったのが土曜日でしたからもしかしたら休みの日だったかも知れませんし、しかもこれをむき出しの状態で結構遠くから電車に乗って来られたとの事ですから、凄い勇気と言うか何というかさすが大陸の方ですね。私も見習いたいところです。


ちなみにご依頼内容としては、

・フレーム全体をゴールド色で
・「cannondale」のロゴをブラック

となります。艶有り仕上げです。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2012/11/26
 
jpg画像 KONA KAHUNAのフレーム 旧塗膜剥離中(img2221.jpg) -2221- KONA KAHUNAのフレーム 旧塗膜剥離中

途中何度も出してはワイヤーブラシで擦る作業を繰り返していましたが中々塗装が綺麗に剥がれてくれません。

そろそろ次の段階に移りたいので放置するのは辞めて平面部分はダブルアクションサンダーで削る事にしました。

で解かったのですが、どうやらこのフレームは二回分塗られているようです。
下地にプライマーがあるのなら解かるのですが、ガンメタの下に黒が塗ってあってその下にまた同じガンメタ、そしてまた黒が塗ってあって、クリアーも含めると6層も塗ってあるようです。何かあったんですかね…。


とりあえず大きい面積は大雑把ですが塗膜を剥がし、再度溶剤槽に浸け置きしています。その後綺麗なシンナーで洗浄したらもう一度DAサンダーで表面を研磨し細部はサンドブラストで処理する予定です。


で、この作業は先週の土曜日に行っていたのですが、この剥離作業をしていてふと気付いたら見た事も無い外人さんが傍らに立ってこっちを見ていました。

続きます。

2012/11/26
 
jpg画像 KONA KAHUNAのフレーム イメージ画像(img2220.jpg) -2220- KONA KAHUNAのフレーム イメージ画像

こちらもお待たせしております。現場作業も着々と進行しておりますのでご安心下さい。

で、すいません。ちょっとイメージ画像が見難いと思います。
本来はフレームカラーをブラックに、ロゴをゴールドに色付けするのですが、「KONA」のロゴが見た目とは違ってラインが複雑になっている部分があるので上手く色付けが出来ないのです。
なのでちょっと解り難くてすいませんが白と黒い線だけで紹介しています。
ロゴの大きさや位置も実際の計測場所とは違いますが、とりあえずこの段階では参考程度でOKです。ロゴの不足分などが無いかだけご確認お願い致します。「KAHUNA」は小さくてすいません…。


しかしご覧の通り、「KONA」のロゴ3点はどれもデザインが違います。一個を作って使い回そうと思ったのですがそうも行かなかったんですよね…。うーん、メーカーの策略でしょうか…。

2012/11/26
 
jpg画像 パソコンケースは無事組みあがったようですA(img2219.jpg) -2219- パソコンケースは無事組みあがったようですA

今回御依頼頂いたのはグリーンパールの部分と、アームの部分の艶有りブラックのみとなりまして、その他の艶のある黒い部分は既存のままの状態です。

前回御依頼頂いた時は一台分を丸々御依頼頂いてあの時は膨大な量のパーツと費用になりましたが、今回は既存の黒を上手く活かして無用なコストも抑えられて良いと思います。予め艶有りの黒を使うのを想定してのグリーンパールを採用したのでしょうからセンスが宜しいですよね。

特に良い感じなのはワンポイントにある赤色でして、これは色相で言うとグリーンの真逆の色ですから、この面積比で上手くアクセントとして効いています。凄く良い感じですよね。

コメントも頂いたのでちょっと紹介させて頂きます(っていつも丸投げな感じなのですが…謝)。

>先日パソコンケースの組み立てが終わりましたのでお知らせします。
>イメージ通り(ジャガー)のケースに生まれ変わったのでこれから中身の製作にも力が入ります。
>今回の撮影も写りこみには苦労しました(と言うかしっかり写ってしまってますけど)。なにぶん室内蛍光灯で撮影した為、ちょっと暗めな感じに写ってます。画像添付してますのでよろしかったらご覧ください。

>まだ塗りたいパーツがいくつかあるのでまたその節はよろしくお願いします。この度はありがとうございました。


との事です。いやいやこちらこそわざわざ画像用意して頂き有難うございます。

まだ他にも計画中との事でちょっと心配してしまいますが(笑)、また次回もどうぞ宜しくお願いいたします。

この度もご贔屓頂きありがとうございました!

2012/11/26
 
jpg画像 パソコンケースは無事組みあがったようです。(img2218.jpg) -2218- パソコンケースは無事組みあがったようです。

先日お納めしたCOOLERMASTERの大きなパソコンケースです。到着後無事組みあがったようでご感想と画像を頂きました。

ちなみに今まで御依頼頂いた方なら解ると思いますが(一部直接取りに来られてしまった方には私忘れているやも知れません)、完成品と一緒に「塗装製品について」なるちょっとした注意事項を記載した紙を同封しております。

そこに書いてあるコメントとしては、

「塗装は十分に硬化させておりますが、塗装後二週間程度ではまだ傷が付き易い状態ですので云々〜一ヵ月以上経つと塗膜はさらに硬くなります」といった感じで、私的には「出来れば二週間程度経ってから触れた方が宜しいかと」と言う感じなのですが皆さんガン無視です(爆)。まあ慎重に取り扱えば問題無いですし、塗ったその日に出庫なんて事も車では普通の事ですしね(その日に入庫してその日に塗って出庫なんて普通に可能です)。まあ梱包された状態のままでもストレスがあるのでむしろ出してあげた方が良い場合もありますので。


オーナー様より頂いたコメントもありますので続けて紹介させて頂きますね。色々画像頂いていますので。

2012/11/26
 
jpg画像 TOYOTA AE86「LEVIN」純正エンブレム修理塗装 完成ですB(img2217.jpg) -2217- TOYOTA AE86「LEVIN」純正エンブレム修理塗装 完成ですB

艶消し仕様のクリアーの場合でも通常のクリアー同様、シンナー希釈は15%で2コートを基本としていますが(バラつきが出ないように)、今回の場合はシンナー希釈率を20%に増やしてコート数は一回で済ませています。その代りに1コート分の膜厚は一回目から全開です(笑)。
普通は一回目のコートはリスクを考えて6割から7割の力加減で、二回目は8割から9割の加減で塗っています。10割の力で塗ったら多分どこかは垂れますのでそこまでは出しません(表面張力の限界を超えた側面の穴部分など)。


と言う事で、1コートで終わらせるとちゃんとシャープなエッジも残って良い感じに仕上がります。2コート塗るともっとボッテリしてしまいますかね。
艶有りの場合は1コートだけだと艶引け感が出ますからやはり2コート塗りは基本ですが、艶消し仕上げなら問題無いですからね。


今回は「綺麗に」と言うより「元の状態に」と言う作業内容だったので結構精神的に疲れました。単に綺麗に仕上げるのと修理では同じ塗装でも全く違う物ですからね。いやはや無事に出来上がって安心です(←まあ実際いつもこんな感じですが)。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。これから冬ですから取り付けは来春からでしょうか。またはガレージの中でひっそりと…ですかね(笑)。

この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/11/26
 
jpg画像 TOYOTA AE86「LEVIN」純正エンブレム修理塗装 完成ですA(img2216.jpg) -2216- TOYOTA AE86「LEVIN」純正エンブレム修理塗装 完成ですA

艶消しの塗装をやられた事のある方なら解ると思いますが、艶消しクリアーは膜厚や塗り肌によって艶具合が大きく変わってしまいます。

艶消しクリアーの傾向としては、


【艶が無くなる場合】

・塗膜が薄い
・ドライコート
・希釈率が多い

■艶が出てしまう場合

・塗膜が厚い
・ウェットコート
・希釈率が少ない

という感じですかね。どちらも同じ艶消し仕様のクリアーを使っての話で、要は塗り方で艶は結構変わってしまうという事です。


今回のような平面的では無い被塗物の場合、クリアーがちゃんと入らない箇所だと艶が消え過ぎて、乗り易い箇所は艶が出てしまうといったムラが生じてしまうので、如何に全体を同じ膜厚と肌で仕上げるかが難しかったのです。なので先日紹介したような「薄くタップリ」といった塗り方になりました。勿論全方向からのスプレーで影の部分が出来ないように塗っています(8方向ですかね)。

2012/11/26
 
jpg画像 TOYOTA AE86「LEVIN」純正エンブレム修理塗装 完成です!(img2215.jpg) -2215- TOYOTA AE86「LEVIN」純正エンブレム修理塗装 完成です!

こちらもお待たせしました!北海道から御依頼の懐かしい86のエンブレムも本日完成となります。恐らくフロントグリルに付く物ですよね。

作業としてはやはりマスキングが結構大変だったのですが、メガネフレームの塗装をある程度やっていたお蔭でそんなに苦では無かったです。それよりもクリアーの塗り方の方が難しかったですかね。

続きます。

2012/11/26
 
jpg画像 NISSAN FUGAのテールランプスモーク塗装 完成ですB(img2214.jpg) -2214- NISSAN FUGAのテールランプスモーク塗装 完成ですB

以前塗装したフーガのテールランプはこの部分が丸では無く台形な形でした。インフィニティでは何度かこういった丸もありましたが…。

一応探してみました→インフィニティのテールランプ塗装完成画像委


それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/11/26
 
jpg画像 NISSAN FUGAのテールランプスモーク塗装 完成ですA(img2213.jpg) -2213- NISSAN FUGAのテールランプスモーク塗装 完成ですA

この濃さなら赤とクリアーの区分も充分解る範囲で収まっています。

逆にこれを解らない程度までにするなら標準濃度よりも濃い目が良いですね。
ただ走行安全上の事も考えて事前に電球のワット数を上げるか高光度のLEDタイプの電球などに交換する事を想定しておくと宜しいかと存じます。

今回程度の濃度までならノーマルのままでも大丈夫だと思います。この画像を撮影した時(つい今さっき)も雨ですから決して明るい状況ではありませんので。

2012/11/26
 
jpg画像 NISSAN FUGAのテールランプスモーク塗装 完成です!(img2212.jpg) -2212- NISSAN FUGAのテールランプスモーク塗装 完成です!

大変お待たせしました!日産フーガのテールランプ一式、スモーク塗装で本日完成となります。

濃度としては「薄目と標準濃度の中間」と言う事で承っております。普通の方が見ても「お、スモークだ」と解る濃さで、且つ余りクドく成り過ぎない濃さですかね。


他にも画像あるので紹介します。

2012/11/26
 
jpg画像 THERMOSケータイマグ 本塗り完了ですA(img2211.jpg) -2211- THERMOSケータイマグ 本塗り完了ですA

底の部分には座右の銘が入ってます。元ネタがあるらしいのですがちょっと私には解かりません(苦笑)。

この画像だとちょっとだけパール感が解かりますね。スポット的に光に当たるともっとはっきりとゴールドパールが出現しますので面白いと思います。


それでは完成しましたらまた紹介させて頂きますね。
もう少々お待ちくださいませ!

2012/11/24
 
jpg画像 THERMOSケータイマグ 本塗り完了です!(img2210.jpg) -2210- THERMOSケータイマグ 本塗り完了です!

そして最後にクリアーを二回塗って無事本塗り完了です。お待たせしました!

ちょっと蛍光灯に近過ぎて色がビビットですが、実際にはもっと落ち着いていますのでご安心下さい。

ちなみに今回は赤の発色を良くする為にキャンディーコートも行っています。

工程としては、

・レッドパール(下で紹介している調合して作った色です)
・キャンディーコート(透過性のレッドキャンディーを塗っています)
・パールコート(3コートパールで承っています)
・クリアーコート

といった感じです。4コートキャンディーパールといったところでしょうか。


パールコートについては当初はバイオレット系を予定していたのですが、考えて見ればロゴがゴールドなのでそれに合わせて「ゴールドパール」を使っています。
ただちょっとこの画像だと解かり難いですかね。

2012/11/24
 
jpg画像 THERMOSケータイマグ デカール貼り(img2209.jpg) -2209- THERMOSケータイマグ デカール貼り

ベースコートを塗り終え、テープフリーな状態(自然乾燥で15分くらい)になったら予め作成しておいたデカールを貼り付けます。

デカールを水に浸けて30秒くらいしたらピンセットで引き揚げ、張りたい箇所にデカール用の接着剤(と言っても水みたいなもの)を塗ってデカールのクリアーシートのみをスライドさせて貼り付けます。

位置を決めたら綿棒でシールの水をシゴキ出し、後はドライヤーで良く乾かします。
ここで水気を残してしまうとクリアーを塗った後にブリスターが発生してしまうので十分過ぎる程乾燥させておくといいですかね。

2012/11/24
 
jpg画像 THERMOSケータイマグ 本塗り準備完了です(img2208.jpg) -2208- THERMOSケータイマグ 本塗り準備完了です

色が出来てデカールも準備出来ましたのでいよいよ本塗り開始です。

画像はプライマーが塗られた状態で、表面は軽く研磨しています。

2012/11/24
 
jpg画像 塗料原色 ラベル完成です(img2207.jpg) -2207- 塗料原色 ラベル完成です

何やってんだかって感じですがこちらは自宅作業でやっている趣味みたいなものですので何卒ご容赦下さい。こういうのが意外と楽しくて(笑)。

本当はボトル全体にラベルを貼ってしまいたかったのですが、小分けボトルの場合は口が小さいので強く押さないと塗料が出せませんから、それだとラベルがクシャクシャになってしまうのです。
なのでボトルが変形しても大丈夫な程度の面積に抑えておきました。

ただ色名をカタカナはマズかったですね。何だか凄くチープな感じです。まあ解かり易くて良いにはいいんですが…(悔)。

2012/11/24
 
jpg画像 塗料原色 ラベル作成(img2206.jpg) -2206- 塗料原色 ラベル作成

机の奥にあるのが「アジテーターカバー」が付いた1L缶で、上の取っ手を回すと缶の内部にあるプロペラが回って塗料を攪拌させます。
それを全て同時に稼動させるのが「ミキシングマシーン」で、これに付いている巨大なモーターがベルト駆動で100個以上の塗料を回してくれます。

で、画面右にあるのはその塗料缶に貼ってある正規のラベルでして、普通はこれ単体で手に入る物では無いのですが訳あって何故かここにあります。

一旦はこれをスキャナーで読み込んだのですが、ちょっと使い方が違うので結局それは使わずに一からデータで作る事にしました。

で、どうせならとちゃんと原色番号と色名もそれぞれ記入してのラベル製作となってしまいました。
小売する訳では無いので手を掛ける意味は余り無いのですが、こうういった事はやり始めると結構楽しいんですよね。ついつい凝ってしまうのです。

2012/11/24
 
jpg画像 THERMOSケータイマグ 色作成(img2205.jpg) -2205- THERMOSケータイマグ 色作成

こちらのオーナー様は今までのご依頼では淡いピンク系でしたが今回はかなりはっきりした赤でご依頼頂いています。「クリスマスっぽい感じで」と言ったご意向ですね。

と言うことで、メタリックとレッドパールを二種、後はマゼンタ系とルビーレッドを混ぜて見本のマニュキアの色な感じに近づけていきます。


塗料原色は基本的に1Lの缶に入っていて、蓋の変わりに「アジテーターカバー」なる攪拌用のプロペラが回る専用のカバーを取り付けます。
それを「ミキシングマシーン」にセットしてスイッチ一つで100色以上の塗料をグルングルンと攪拌してくれます。

参考画像→自宅作業場のミキシングマシーン

一度スイッチを入れると15分くらい回りっぱなしになるので、こうやって大量の塗料原色をいつでも良い状態に保管出来るのです。


が、現在のプロフィットは知人の工場に間借りしているのでこの塗料設備全てを持って行く訳にはいきませんから、それぞれの原色を小ボトルに小分けして持ち込んでいます。

ただこれだと見た目がちょっとチープなので、昨日の休日を利用してパッケージのシールを作りました。後ほど紹介しますね。

2012/11/24
 
jpg画像 インプレッサのフロントグリルが装着された模様です(img2204.jpg) -2204- インプレッサのフロントグリルが装着された模様です

関東地方も大分寒くなって来ましたね。まあ灼熱の真夏に比べればまだ冬の方がマシです。ただ指が悴んでタイピングが辛いくらいですかね(暖房設備はありませんので動かないと寒いんですよ)。


で、先日いお納めしたインプレッサのフロントグリル(No.2174)が無事装着されたようでオーナー様から画像とインプレッション頂きました。紹介させて頂きますね。



>本日、お願いしていましたグリルが届きました。箱を開けてビックリ!とても丁寧に梱包されていて感謝です。

>仕上がりも満足です!!仕事に対する責任、受けた製品に対する扱い方が良くわかります。

>自分はプロジェクション、〇〇で製品に対する見方がちょっと他の方と違うので御社の対応の良さに感謝です。


との事で、さらにその後装着後に画像と共にコメント頂きました。


>天気が今一だったのですが待ち切れずに取り付けてしまいました。

>作業は純正のグリルを外すまでは順調でしたが塗装をしていただいたグリルをつける際グリル固定のビスを1本落としてしまいバンパー外しとなり見つけたはいいのですが改めてつけ様としてまた
落とすというハプニング続きでした。やっぱりディラーに持って行った方が良かったかな、、、。

>装着後は “ ちょい悪おやじ ” (古いかも)となってとてもいい感じです。
>ディーラーオプションのメッシュタイプのグリルは個性がない感じでしたので御社に発注して良かったです!!

>装着後、駐車場の隣の方が「お〜〜かっこい〜〜」と話しかけてきてしばらく話し込んでしまいました。

>改めてとても良い仕上げありがとうございました。また、お世話になる事がいずれ出てくると思いますのでその際はどうぞ、よろしくお願いいたします。


との事です。バンパーまで外されたとの事ですから結構大変だったのではと思いますが・・・。お疲れ様でした!

しかしグリル枠が半艶黒になると断然恰好良いですね。恐らくはそれだけでは無く周りの部品も黒い物で統一されているので全体のまとまりがあるのだと思います。赤いラインもワンポイントのアクセントとして凄く効果があります。センスが宜しいですよね。


こちらこそこの度のご依頼誠に有難うございました。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします!

2012/11/24
 
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