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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2012】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 ヴァンガードのフロントグリルも(img311.jpg) -311- ヴァンガードのフロントグリルも

こちらも「半艶黒」でご依頼頂いていますのでインプレッサの内装部品と一緒に本塗りとします。

フロントグリルはマスキングする箇所は無いのでその点では手間がありませんが、足付け処理と脱脂作業、塗る場合も表から裏から縦から横からのスプレーが必要ですからこれはこれで手間が掛かります。
塗装費用はこういった「手間」を作業時間として換算し割り出されますので一概に面積や大きさだけでは計れないのです。
極小さい物でもお見積もりが1万円近くになる事もありますが、決してボッタくっている訳ではありませんので何卒ご理解下さいませ…(時間工賃なのです)。

2012/02/18
 
jpg画像 インプレッサのシフトパネル クリアーコート完了(img310.jpg) -310- インプレッサのシフトパネル クリアーコート完了

そして続けてクリアーコートで無事本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは通常の艶あり仕上げでは無く「半艶仕様」になっていますが、塗装方法は通常のクリアー同様で、この後乾燥硬化していく過程で徐々に艶が消えていきます。

で、完全硬化しましたら「小物トレイ」部分を艶消し黒で塗り直します。
完成までもう直ぐですね。もう少々お待ち下さいませ!

2012/02/18
 
jpg画像 インプレッサのシフトパネル ベースコート完了(img309.jpg) -309- インプレッサのシフトパネル ベースコート完了

ベースコートの黒を塗り終わったら先ほど貼った見切り部分のマスキングテープを剥がします。マスキングは微妙にズラして貼っていましたがこの時点で違和感は無いかと思います。ベースコートを厚く塗り過ぎないように注意して段差が出来ないようにしています。

ただあのままクリアー(半艶仕様のクリアー)を塗ると変な所に段差が出来てしまい明らかにマスキングが失敗したような仕上がりになってしまうので、次に塗るクリアーは「溝」の箇所で見切るようなマスキングにした状態で塗ることにします。

本来塗装中にマスキングし直したりするのは、余計なゴミが付いたりハジキが発生したりと思わぬトラブルを引き起こしますので余り好ましくはありませんから十分注意して行います。

2012/02/18
 
jpg画像 インプレッサのシフトパネル 本塗り前(img308.jpg) -308- インプレッサのシフトパネル 本塗り前

全景はこんな感じです。ちなみにパネルの右側部分の小物置き?になる部分は元々「艶消し黒」になっていて、ここも塗る必要は無い筈なのですが先ほどの見切りライン同様に「シルバーが食み出ている」と言う理由によりここも一旦塗り潰してしまい(当然然るべき下地処理を行なった上で)、最後にまたこの部分を艶消し黒で塗り直します。
製品としてはコストを掛けられないのは解りますが、もう少し精度良く仕上げておいて頂けると塗装屋としては助かるのですが…。ゴムマットで隠れる場所は適当な仕上がりですからザラザラですし。少々残念な気が…。
(いやいや、余り隙が無いと私の仕事が無くなりますか。爆)

2012/02/18
 
jpg画像 インプレッサのシフトパネル 見切りラインの第一マスキング(img307.jpg) -307- インプレッサのシフトパネル 見切りラインの第一マスキング

と言うことで、純正塗装が食み出た部分ギリギリで一旦マスキングします。
見切り際に使っているマスキングテープの幅は「6ミリ」ですのでかなり微妙に貼っているのが解るかと思います。自動車塗装の世界で1ミリは分厚過ぎ、と言うのも理解して頂けるかと思います。髪の毛とは言わないまでも新聞紙一枚の厚みで仕上がりは大きく変わりますので(特別な事では無く毎日細かい事をやっていれば普通の事になります)。


で、とりあえずこの状態でベースコートの黒を塗り、その後に塗る「半艶クリアー」の時にこのマスキングを剥がして正規のライン(溝部分)に貼り直します。

2012/02/18
 
jpg画像 インプレッサのシフトパネル 既存塗装の問題(img306.jpg) -306- インプレッサのシフトパネル 既存塗装の問題

近接画像なので元々どこの部品だか解りませんね。こちら に全体像が解る画像がありますのでご確認下さい。

今までの何度か施工例のある部品で、今もこれと同じ物を別件でご依頼頂いています。結構皆さんこの部分のシルバーが気に入らないようですね。

で、ご依頼内容としては「シルバーの部分を半艶黒」なのですが、こちらの費用は塗装面積に対しては結構割高だったりします。費用は¥15,000(税別)です。

そんなにマスキングが面倒かと言うとそうでもなく、その費用の高さはこの「塗装の食み出し」のせいだったりします。そうなんです、元々塗ってある塗装がはみ出ているんですよ(苦)。

部品下回りは艶消し黒(に限りなく近いグレー)のシボ模様になっていて、この部分は塗らないでマスキングするのですが、その箇所にシルバーが若干食み出ています。
マスキングの見切りラインとしてはそれぞれの領域を分ける「溝」で行うのが基本ですが、それをシルバーが越境してしまっているのでそれの処理に手間取るのです。溝の部分でマスキングしたらシルバーが一周残ってしまいますからね…。

かといってシルバーが食み出た部分までキッチリ塗ると変な見切り(と段差)が出来てしまい「何だこの適当なマスキングは」と思われてしまうような仕上がりになってしまいます。

が、多少工夫すればそんなに大事にならずとも対応出来るようやっています。ただやはり手間は掛かりますからね。

2012/02/18
 
jpg画像 シルビアのテールランプ 「クリアー抜き」部 マスキングシート作成(img305.jpg) -305- シルビアのテールランプ 「クリアー抜き」部 マスキングシート作成

で、直径69mmでカットした円状のマスキングシートをレンズに張って確認してみます。と、ちょっと足りません。

まあ一回で上手く行く事は殆どありませんので今度をそれを目安にサイズを2ミリ上げます。

画像は既に2ミリアップした「71mm」の円で良い感じになった状態です。真ん中にあるのは没になったシートです。

レンズが濡れているのは石鹸水をスプレーしているせいで、張り付けたマスキングシートがくっ付かないようにしています。微調整しなければなりませんからね。
本番でもこれと同様に「水張り」を使ってマスキングします。神業など持ち合わせている訳では無く単に保険を色々掛けているだけですので(笑)。

ちなみに円の形も「楕円」を想定していました。以前同じ様な円状のクリアー抜きで「インフィニティ」のテールランプを二度やっていますが、そちらは真円ではなく若干楕円形になっているのです。
ある程度疑って掛かる方が手間が増えてもガッカリ感は少なくて済みますから(苦笑)変な癖が付いているのかも知れません。今回は完全な円でOKでしたのでちょっと嬉しい気分になりました。

また作業進行しましたら紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

2012/02/18
 
jpg画像 シルビアのテールランプ 「クリアー抜き」部 計測(img304.jpg) -304- シルビアのテールランプ 「クリアー抜き」部 計測

レッドキャンディー塗装でご依頼頂いているシルビアのテールランプで、クリアー抜きでご指定頂いている箇所のマスキングシートを作成しておきます。

まずは目視でノギスを当てて計り、それをパソコンに入力してマスキングシートをカットします。

画像で見たとおり、目視の時点では「69mm」でした。

が、やはり内部の反射板から外のレンズまでの距離や角度の違いから実はこのサイズでは合いませんでした。

続きます。

2012/02/18
 
jpg画像 Tommykairaのタワーバー プライマー塗布前(img303.jpg) -303- Tommykairaのタワーバー プライマー塗布前

そして素地調整が終わった状態です。サンドブラストをきっちり掛けているのでリン酸処理はしていません(必要ありません)。ただし形がイビツでシリコンオフでの脱脂処理が面倒そうな場合にはそれの代わりにリン酸で処理する場合があります。前者と後者でアプローチは全く違いますがどちらも同じ「脱脂処理」で到達点は同じなのです。

自分一人で仕事をする上で楽しいのは、やはり自分のやりたい様に作業が出来る事でしょうか。見習いの時は勿論、自分より上の人間が同じ職場に居ればやはり自分勝手な事は出来ませんし、自分が良いと思う事も会社の不利益である事ならば自粛しなければならないと思います。難しいところです。

以前のプロフィットを閉鎖して一時期サラリーマンとしての塗装屋を2年近くやっていましたが、雇われの身となってやはり色々と考えさせられる所はありました。勉強にもなりましたね。
その会社の将来の為に良いと思うことも、社長にとって都合の悪いこと(苦笑)であればどちらを優先するかとか判断は難しいですよね。適当に流されていれば雇われも悪くは無いと思いましたが(確かにこれは楽でした)、自分の考えを通したいと思ったらやはり自分でやらないと駄目だと痛感した次第です。

最終的に腰を悪くして「今後自動車の塗装屋は続けられない」との考えに至ったのですが、そういった背水の陣的な状況がむしろ良かったのか、老後に予定していた「小物塗装」(爆)も何とか仕事として成り立っています。最初に始めた頃は誰も上手くいくとは思っていなかったようですが、思っている以上に変わっている方々(爆。失言ですが間違いなくマイノリティかと。笑)が多くいらっしゃるようで、お陰様でこの3年以上仕事が切れた例がありません。有難い限りです。どうぞこれからも宜しくお願い致します。

2012/02/18
 
jpg画像 Tommykairaのタワーバーも(img302.jpg) -302- Tommykairaのタワーバーも

こちらもハンドルスポークとお揃いでtommykaira製のアルミタワーバーになります。腐食が酷くてロゴは消えかかっていましたが…。

アルミ表面は腐食で侵食されたところも多かったので、サンドブラストの前に表面を平滑にする事を考え#120のダブルアクションサンダーである程度削ります。

ただ溶接部分をサンダーで削るとビードが変な形になってしまうのでそこにはペーパーを当てないように注意します。

続けてサンドブラストの作業に移ります。

2012/02/18
 
jpg画像 Tommykairaのハンドルスポークカバー 剥離作業完了です!(img301.jpg) -301- Tommykairaのハンドルスポークカバー 剥離作業完了です!

最終は#600〜#800の水研ぎで仕上げ、最後に水に濡らした状態でチェックします。
これによりクリアーを塗ったのと同じ状態になるので、取り残した塗膜や傷のチェックを行います。

ちなみに上に塗ってあったクリアーゲルはかなり黄変していたので、今回の剥離で一皮剥けて透明感が復活したと思います。画像だとちょっと解り難いですが透き通るようなカーボン目が復活しています。

2012/02/18
 
jpg画像 Tommykairaのハンドルスポークカバー 剥離作業(img300.jpg) -300- Tommykairaのハンドルスポークカバー 剥離作業

余り激しく削るとカーボン繊維まで達してしまい面倒な事になりますので(激しい巣穴が…)、密着していない表層のクリアーのみを剥がすようにします。番手は余り粗く無い#320からスタートですね。

で、削ってみて解ったのですが密着不良を起こしていたクリアーはウレタンでは無くポリエステル樹脂っぽいです。匂いがそうですし削った具合でもそう感じます。

使っているエアーツールは全て「ダブルアクションサンダー」ですが、サイズが小さい物やクッションパットを使用したりと色々なタイプを組み合わせて作業効率を上げています。

2012/02/18
 
jpg画像 Tommykairaのハンドルスポークカバー 素地状態(img299.jpg) -299- Tommykairaのハンドルスポークカバー 素地状態

キャノンのビデオカメラケースをスモーク塗装でご依頼頂いている方から別件でご依頼頂いている案件で、恐らくZ32のハンドルに付くカーボン製のスポークカバーです。Tommykaira製のようですね。

センター部は黒で、周りはカーボン素地を活かした「クリアー仕上げ」でご依頼承っておりますがやはりそうスムーズに事は進まないようです(苦笑)。

表面に塗ってある仕上げクリアー?と素地のクリアーとが密着しておらず、爪で擦るとペリペリと剥がれてしまいます。まさかこれを残したまま上に新しい塗装は出来ませんので総剥離が必要となります。まあ物が大きくないのがせめてもの救いでしょうか…。

2012/02/17
 
jpg画像 ヴァンガードのフロントグリル 付属品分解(img298.jpg) -298- ヴァンガードのフロントグリル 付属品分解

こちらもお待たせしております。ご依頼色は「半艶黒」ですのでインプッサの内装部品と一緒に塗るべく作業進行しております。

届いた時にはメッキモールやらメッキエンブレムが着いた状態でしたのでそれらは外しておきます。ネジと爪で固定されていますがこれは比較的簡単に取れる方ですね。確かVWゴルフ5のフロントグリルとアウディの何かは凄く大変だった記憶がありますので…。

ちなみに今回塗るのはベース部分のみでして、メッキモールとメッキエンブレムはグリルを塗装後にまた組み付けます。
現状は地味なグレーメタリック半艶仕上げ(クリアー無し)ですが、ベースカラーが変わっただけで印象はかなり変わる筈ですから楽しみにどうぞ。

ちなみにちょっと器用な方なら「缶スプレーの半艶黒」(サッシュブラック)または艶消し黒などで塗るのも宜しいかと思います。
缶スプレーだとラッカーですから強度云々は少々足りないところがあるかも知れませんが飛び石傷が付いたらまた塗れば良いですしね。
ただしそれのやり直しとなるとお受付は厳しくなりますので相応の覚悟は必要ではありますが(剥がす費用で新品部品が買えるかと…)。あとはチヂレですね。トヨタ車のこれはかなり用心が必用です(苦)。

また進行しましたら紹介させて頂きますね。今しばらくお待ちくださいませ!

何だか外は雪になったようですね。カブで帰れるのかどうか…(恐)。

2012/02/17
 
jpg画像 レクサスのブレンボキャリパーとその他キャリパーも本塗り完了です!(img297.jpg) -297- レクサスのブレンボキャリパーとその他キャリパーも本塗り完了です!

画像では既にどれも本塗りが完了して一まとめにしている状態です。角度がこんな状態なので肝心なところが見えませんが(謝)ちゃんとbremboのロゴも入っていますのでご安心下さい。奥にある一回り小さい方がリヤキャリパーですね。

シルバーのキャリパーと一緒に写っている「赤」と「黒」のブレンボキャリパーはいつものブレーキ屋さんからのご依頼品で、手前の黒く塗った方は「LEXUS」のロゴでご用命頂いてます。何か変な気分ですね(シルバーのキャリパーが元々このデザインでしたので)。


それでは完成しましたら改めてbremboのロゴも良く見える画像で紹介しますね。来週早々には完成予定です。もう少々お待ちくださいませ!

2012/02/17
 
jpg画像 レクサスのブレンボキャリパー プライマー塗布(img296.jpg) -296- レクサスのブレンボキャリパー プライマー塗布

そしていよいよ本塗り開始です。いつもと塗装スタイルが違いますが(笑)この形のキャリパーはこれでOKなのです。

ワイヤーが付いている箇所のボルトは単なる固定用で、サイズの合う物をブレーキ屋さんとTACさんから借りています(苦笑)。

続けて本塗りに続きます。今回ご用命の色はベースがシルバーでロゴはブラックです。

2012/02/17
 
jpg画像 レクサスのブレンボキャリパー ロゴ入れ塗装準備(img295.jpg) -295- レクサスのブレンボキャリパー ロゴ入れ塗装準備

キャリパーはブレンボ社の物ですが、これが着いていたのはレクサスの車体ですので元々あったロゴは「LEXUS」でした。

で、今回はこれを「brembo」に変更でご依頼頂いてますのでそれの準備をしておきます。

「brembo」のロゴサイズはそれぞれのキャリパーによってサイズは変わるのですが、左を向くといつものブレーキ屋さんが居るので(苦笑)このキャリパーにはどれくらいのサイズが適しているのか意見を聞いてみます。

結果としてはリヤは65mm、フロントは80mmになりました。
他には75mm、85mmなどが一般的ですね。

2012/02/17
 
jpg画像 ハサミのグリップ 旧塗膜剥離(img294.jpg) -294- ハサミのグリップ 旧塗膜剥離

こちらもお待たせしております。スチール製のハサミの柄部分ですね。

先日より溶剤浸け置きしておいた物を先ほど引出してワイヤーブラシで擦った状態です。内部の塗膜がまだ残っていましたので再度浸け込んでいます。
後日また同じように引出し、次はサンドブラストで処理した後にプライマーの塗布になります。

ちなみに赤い塗膜カスがありますがこちらはハサミのグリップにあった塗膜では無く、画像には写っていませんがDinoのヘッドカバーにあった塗膜です。そちらも並行して作業しています。

それではこちらももう少々お待ちくださいませ!

2012/02/17
 
jpg画像 NSXのエンジンカバー 検証(img293.jpg) -293- NSXのエンジンカバー 検証

こちらもお待たせしております。NSXのエンジンカバーですね。

素材はプラスチックなのですがどうやらメッキが施してあるようで、さらにその上にグレーメタリック、文字部はシルバーに塗ってあります。何故メッキなのかは意味が解りませんが…(作ってみて「クド過ぎる」ってボツになったんですかね)。

で、ご依頼内容としては「ベースを艶々の赤に」、そして「文字の部分はシルバーに」との事ですので色々方法を考えています。

現在の塗装は特に剥がれそうな傾向も無いのでそれを下地として塗る予定ですが、凸文字の部分は削り落として下にある「メッキ」を露出させてそれを活かそうかと模索中です。ただそのメッキだけを無事に露出させるのがちょっと難しいかも知れませんが…。

画像は様子見としてシンナーで拭いてみたところですが、結構爪で擦ってみてようやく取れたくらいですから、上手い事下地のメッキを活かせるかどうかはやってみないと解らないですね。
まあダメならばいつものプラスチックカバーと同様に最後に筆でシルバーを塗って対応するとします。

また進行しましたら紹介しますね。もう少々お待ちくださいませ!

2012/02/17
 
jpg画像 ロータスエリーゼプラスチックエンジンカバー 足付け処理後(img292.jpg) -292- ロータスエリーゼプラスチックエンジンカバー 足付け処理後

そしてサンドブラスト処理後の状態です。軽く当たるくらいで直ぐに素地は荒れてくれるので5分くらいで終わります。足付け処理を全てペーパーでやっていたら20分くらいは掛かりますからね。特に面倒な文字周りの足付け処理も瞬殺ですし(笑)。

見た目は単なる艶消しな状態に見えますが素地の表面はかなり荒れて毛羽だってます。ただそれだけに後の行う塗装の密着性は高まるのです。表面積の確保とアンカー効果(投錨効果)によるものですね。


本塗りはまだ先になるかと思いますがまた進行しましたら紹介させて頂きます。もう少々お待ち下さいませ!

2012/02/17
 
jpg画像 ロータスエリーゼプラスチックエンジンカバー 足付け処理前(img291.jpg) -291- ロータスエリーゼプラスチックエンジンカバー 足付け処理前

こちらもお待たせしております。ロータスエリーゼのエンジンカバーですね。

ご依頼内容は「結晶塗装の黒」「文字部を研磨後シルバーに」と承っております。

結晶塗装は通常アルミ製のヘッドカバーやサージタンクに施すのですが、ある程度耐熱性のあるプラスチックであれば対応可能です。
ただしやはり熱を掛けた時に変形するリスクはありますのでその点はご了承頂いております。
焼き付け時には150℃以上の熱が掛かる場所もあり、溶ける程では無いですが「元に戻ろう」といった現象が起きて変な形になるかも知れないのです。

ただ今回の製品は以前2個程施工経験があり問題が起きない事も確認していますから安心して頂ければと思います。


ちなみに結晶塗装に使うメラミン樹脂系の焼き付け型塗料はそれ単体でも比較的密着力が強い塗料ですので被塗物にそのまま塗ってもある程度は食い付くのですが(殆どがそのまま塗っていると思います)、このエンジンカバーの素材はPA(ポリアミド)で比較的塗料との相性は良くないプラスチックですから(所謂「ナイロン」です)、やはり何かしら物理的な下地処理をするのが理想かと思われます。

そして今回の塗装は「結晶塗装」ですから、それの特性である「悪い素地でも美しく見せる」というのを最大限利用すべく(笑)、普段はやらない(出来ない)プラスチック素地へのサンドブラストで足付け処理を行います。ペーパーでネチネチ行うより数段作業時間は早いですし、素地表面が凄く荒れますのでこの後の塗装には密着性抜群なのです。
ただし普通の塗装で考えるならばこれはやり過ぎで、一般的には「産業廃棄物」の状態になるのですが(苦笑)。

2012/02/17
 
jpg画像 DUCATIアッパーカウル上下 本塗り完了です!(img290.jpg) -290- DUCATIアッパーカウル上下 本塗り完了です!

そして本塗り完了です。お待たせしました!

元々は赤と白の2トーンカラーでしたが、今回のご依頼では赤単色の塗りつぶしでご依頼頂いております。少々勿体無い気もしたのですがこればかりは皆さん好みがありますしね。もちろんご予算も然りですし。

ちなみにこの赤はソリッドカラーですが、「ベースコート」と「クリアーコート」の「2コートソリッド」になります。

で、いつも塗っているこの「クリアー」ですが、これの仕上がりはクリアーだけの性質では無く、これに混ぜ合わせる「硬化剤」と「シンナー」の選択でも仕上がりは変わります。かなり変わりますね。

現在の仕様だと硬化剤は4種類、シンナーも4種類を揃えて使い分けていますが、この寒い冬の時期であれば比較的揮発性の早いタイプ、硬化の早いタイプを選択します。

ただ余りスピーディーな物を選んでしまうと塗膜の伸び具合(レベリング)が悪く、到底美しい「塗り肌」は作れなかったりします。塗料の馴染みが悪くせっかく作った肌も荒れてしまったりするんですよね。酷い場合はクリアーがバサついてしまったりもしますし(ただそこまでとなると単に選択ミスだと思いますが…)。

逆に乾燥が遅すぎると「タレ」が生じてしまい、ひどい場合には塗り直しになってしまったりもします。

どちらにしてもその時の状況に合わせて硬化剤とシンナーの組み合わせを選ぶ必要があるのですが、注意する点としては単に気温や湿度だけでは無く被塗物の形状や大きさ、そして「設置方法」によるところも大きいと思われます。
被塗面を地面と垂直に立てて塗る場合にはタレのリスクを考えますが、地面と平行の寝かした状態ならばどんなにたっぷりクリアーを塗っても垂らす心配は無くなりますので。ただその場合はたっぷり塗るというより揮発性の低い「いつまでも伸び続ける」ような仕様にしてクリアーの厚みを薄く仕上げるように塗るほうが実際は綺麗に仕上がりますかね。厚く塗れば綺麗に仕上がると思うのは実は誤解だったりしますので…。


という事で、完全硬化しましたらその後磨き処理を経て完成予定となります。今週最終で磨いて完成は来週ですかね。もう少々お待ちくださいませ!

2012/02/16
 
jpg画像 DUCATIアッパーカウル上下 本塗り前(img289.jpg) -289- DUCATIアッパーカウル上下 本塗り前

こちらも大変お待たせしました!無事本塗り完了しておりますのでご安心下さい。

ドゥカティのアッパーカウルは裏側にボルト穴があるのでそこを利用して台に固定しています。

バイクの部品はとにかく「フチ」をちゃんと塗る必要があるので宙に浮いたような状態での固定方法が望ましいが宜しいかと存じます。
場合によっては吊るした状態で塗ったりもしますが、その場合は固定がしっかりしていないとスプレー時のエアーの勢いで動いたり回ってしまったりもしますので注意が必要ですね。

2012/02/16
 
jpg画像 GIANTアルミフレーム&カーボンフォーク塗装承りました!(img288.jpg) -288- GIANTアルミフレーム&カーボンフォーク塗装承りました!

紹介が遅れましたが先日無事到着しておりますGIANTのフレーム&フォークです。この度のご依頼、誠にありがとうございます!

ご依頼内容としては、現在の塗装を全部剥がして「艶消し黒のべた塗り」で承っております。

少々(と言うか凄く)勿体ない気がしますが、最初にご相談頂いた時からこの派手さが厳しかったようでして、色々ご検討頂いた結果「全てを艶消し黒で」とのご依頼となりました。

全体的に特に傷も無く既存の塗膜にも問題は無いので「全部剥がす必用は無いのでは?」とも思われるかも知れませんが、フレーム各所に貼ってあるシールはクリアーの下にあるので塗膜の表面はかなり凸凹になっているのです。これを気にしないという事でしたら剥がさないで塗ってもOKではありますね(ただしヒドイ事になると思いますが…)。今回はもちろん総剥離で承っていますのでツルっと平滑に仕上がります(わざわざ言う事でも無いですね。すいません)。


で、ちょっと画像では解り難いですが画面右上にあるフォークはカーボン製ですので、こちらは総剥離では無く「研磨→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程で平滑に仕上げます。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2012/02/16
 
jpg画像 インプレッサテールランプ レッドキャンディー+薄めスモーク塗装 完成ですB(img287.jpg) -287- インプレッサテールランプ レッドキャンディー+薄めスモーク塗装 完成ですB

レッドキャンディー塗装は通常の塗装よりも褪色し易いと考えていますので使用するクリアーは耐UV効果の高い「クリスタルクリアー」の使用が前提となります。
塗料の性質云々もそうですが、塗装を透過した紫外線は内部の反射板に跳ねかえされてさらに表に出て来ます。通常の紫外線の「倍」のストレスがあると考えますので出来る事はやっておいた方が良い、という事からですね。

ただ「どうしてもその費用は捻出出来ないので…」という事であれば勿論それもOKです。通常使っているクリアーは同社STANDOXの「イージークリアー」で、これも決して粗悪な塗料ではありませんので(むしろ良い方だと思っています)ご安心下さい。

ちなみにこのイージークリアーはちょっと前に廃版になりました。今はその後継が出ていますが、その新しいタイプが出た「理由」がちょっと不可解なので私的に信用していなかったりします。以前DUPONTでは酷い目に遭いましたので…(ってSTANDOXは買収されてしまった訳ですが…悔)。

で、先日ちょっと紹介した「クリスタルクリアーよりも高いクリアー」はどうなのかと言うとまだ試してはいません(苦)。
まあこちらは「高品位」と謳って販売している製品なので、これでダメならばメーカーとしての立場がマズイですからね。早く使ってみたい所です。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/02/16
 
jpg画像 インプレッサテールランプ レッドキャンディー+薄めスモーク塗装 完成ですA(img286.jpg) -286- インプレッサテールランプ レッドキャンディー+薄めスモーク塗装 完成ですA

この型のインプレッサのテールランプは4個で一台分でして、装着時には画像のようにリヤゲートとクォーターパネル(リヤフェンダー)と隣り合う感じになります。実車でここまでピタリと繋がる事はあり得ませんが(苦笑)。

テールランプの装着位置のチリ合わせはメーカーの仕事ですが、塗装時にこのラインがズレないようにするのは塗装屋の仕事ですのでやはりピタリと揃うようには調整しています。気持ちが良いですからね。

これとは別の案件で同じ型のテールランプをまたまたお問い合わせ頂いていますが、そちらは「柱有りVer.」になりそうです。

「柱有りバージョン」についてはこちらのページのNo.520辺りに完成画像が出ていますので宜しければご参考下さい。
ちなみに柱有りの場合には¥5,600アップで対応しております(結構面倒なのです)。


もう一枚画像あるので紹介します。今日はかなり寒いですね…。

2012/02/16
 
jpg画像 インプレッサテールランプ レッドキャンディー+薄めスモーク塗装 完成です!(img285.jpg) -285- インプレッサテールランプ レッドキャンディー+薄めスモーク塗装 完成です!

お待たせしました!定番ではありますがインプレッサのテールランプ、「レッドキャンディー塗装+お任せスモーク」で完成です。

この「お任せスモーク」ですが、こちらはレッドキャンディー塗装をご依頼頂いた場合、「ついでに薄くスモークも」という事でお受付可能です。スモーク濃度のご指定(調整)は出来ませんが、個数に関係無く¥8,000の追加費用でお受付可能です。

今回のインプレッサのテールランプも個数は4個ですが、レッドキャンディーだけで終わりの場合と最後に薄くスモークを掛けた場合での差額は¥8,000だけです。ですのでお勧めです。

これの利点としては、物理的に紫外線からレッドキャンディーを守ってくれますので褪色を防ぐ役割があると思われます(実際に計測した訳では無いので言い切れません)。

ただ「純正風」にこだわるならばこのスモークも蛇足になってしまうのでその辺はオーナー様のお好みで宜しいかと存じます。押し売りしている訳ではありませんので。ただ購買意欲を煽っている可能性はあるかも知れませんが(笑)。

他にも画像あるので紹介しますね。雪降ってきましたね…。

2012/02/16
 
jpg画像 BMW R1200GS アドベンチャー用リヤケーストップカバー塗装承りました!(img284.jpg) -284- BMW R1200GS アドベンチャー用リヤケーストップカバー塗装承りました!

すっかり紹介が遅れてしまいましたが(危うく見逃す所でして…謝)無事承っておりますのでご安心下さい。

製品は社外品で「ヘプコ&ベッカー トップケース ジャーニー Journey TC52」なる物との事です。ケースの上に付いているパネル部分のみ外して送って頂きました。お手数を頂き、そしてこの度のご依頼、誠にありがとうございます!

画像で見るより結構大きい物でして、現状はグレーメタリックなカラーで半艶仕上げとなっております。ちょっと微妙な塗装ですので詳しくは後ほど…。

で、ご依頼色はこれを装着する車体BMW R1200GSの純正色で、当初は「シャインイエロー」で伺っていたのですがその塗色名で該当するデータはありませんでした。

が、その後オーナー様がパーツリスト?を調べてくれたようでして「leucht-gelb metallic M02」なる色名が出てきました。
恐らくドイツ語なので上手く読めませんが少なくとも「シャインイエロー」とは読めませんよね(苦)。

ですがこの色名からは該当する色データが見つかりまして、さらに車体色の画像を送って頂き「恐らくそれで間違いないでしょう」との事となりました。配合データさえあれば色の作成はさほど面倒では無いので(無料です)大幅なコストダウンが可能です。ご検討されている方は是非頑張ってみて下さい(こればかりはセルフでお願いいたします…。)


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2012/02/15
 
jpg画像 ジョシスワゴン追加ご依頼頂いてます。(img283.jpg) -283- ジョシスワゴン追加ご依頼頂いてます。

先日納品させて頂きました「3分艶グレーグリーン仕上げ」のジョシスワゴンに続き、入れ替えで「マットブラック」(艶消し黒)でのご依頼になります。

ちなみにこちらは電動アシストタイプなので艶消し黒の設定が無いそうです。前回と同じく納車前の新車を分解してのご依頼になります。ご依頼元は前回同様「スポーク日吉店」様です。この度もご贔屓頂きありがとうございます!

先日ご依頼頂いたジョシスワゴンのフレーム一式と、追加でご依頼頂いたデモカーの「ピンクのハンドル」と「黒とピンク2トーン色のHAMAX」もブログ「すぽひよ」に掲載されてます。なんと従業員の募集まで…(憧)。


それではこちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
今しばらくお待ちくださいませ!

2012/02/15
 
jpg画像 キャノンのビデオカメラケース ロゴ入れ塗装完了です!(img282.jpg) -282- キャノンのビデオカメラケース ロゴ入れ塗装完了です!

本日もまだ現場作業が終わった訳では無くてですね、ただ現場作業が進むと画像アップ待ちの案件がどんどん増えていきさらに就業時間が長くなる、といった悪循環に嵌りつつあります(いやいや有難い限りです)。
しかしこの3日間で既にサラリーマン時代の一週間分を終えてしまいそうな勢いです。一日7.5h労働とすると5日で37.5hですからそれを3で割ると12.5hですか。とっくに終わってましたね(苦笑)。

そして本件も無事本塗り完了です。お待たせしました!

いやー、大変でした(爆)。正直このイビツな形が上手くスモークになってくれるかどうか結構不安ではありました。
スモーク塗装の場合、ちょっとした出っ張りでスプレー時のエアーの流れが変わってしまうと色ムラが激しく出てしまうのでそれにかなり気を使いましたので。スモーク塗装時の殆どはノズルパターンを一番細くして塗りたい箇所を局所的に狙って塗っています。ワンミスで黒焦げみたいになってしまうので冷や汗物でした…。

そして最後の仕上げにご指定頂いた各ロゴを塗り、全体にクリアーを塗って本塗り完了です。いい感じですよね。


後から追加でご依頼頂いた「ひさし」の塗装などもありますので納品はまだ先になるかと思いますが、他の作業が進行しましたらまた紹介しますね。
内部の養生紙を抜けば透明感ある仕上がりがお見せ出来るかと存じます。何卒もう少々お待ちくださいませ!

2012/02/15
 
jpg画像 キャノンのビデオカメラケース ロゴ入れ塗装(img281.jpg) -281- キャノンのビデオカメラケース ロゴ入れ塗装

予め作成しておいたマスキングシートを所定の位置に貼り、全体を養生したら文字の部分をホワイトで薄く塗ります。薄くです。

「CANON」のロゴは「赤」でご依頼頂いてますが、スモーク塗装された黒地にいきなり赤を塗っても中々隠ぺいしなく、それによって塗膜が厚くなったら最悪ですので(とても見れません…)一緒に白を塗ってしまいます。これは印刷物と同じですね。

白が乾いたら(ここでは「硬化」ではありません)下の文字群をマスキングしてCANON部分を赤で塗ります。

ちなみにこういったロゴ入れ塗装では必要最小限の膜厚が基本ですので各文字は隠ぺいしていなくてもOKと考えます。人(ご依頼主)が見て「隠ぺいしているように」見えれば良いのです。実際白も赤も完全隠蔽はしていません(これが最初の頃上手く考えられなくて失敗したんですよね)。

2012/02/15
 
jpg画像 キャノンのビデオカメラケース ロゴ入れ塗装準備(img280.jpg) -280- キャノンのビデオカメラケース ロゴ入れ塗装準備

こちらも大分お待たせしております。本日無事本塗り完了しましたのでご安心下さいませ。

しかし世の中不景気だと言うのに相変らずご依頼が止まりません。うちのお客様に「お金持ち」が多いのかと言うと恐らくそうでは無く(失礼だったらすいません)、他には無駄に使わないで「好きな事には使う」といった傾向にあるのでは、と思います。少なくとも私はその傾向が強くなっています。食べる物は毎日納豆でも構いませんし着る物も仕事用のツナギさえあれば構わないのですが(爆)、好きな物事には多少のお金を掛けてはいたいですからね。
今は自転車かパソコンかで悩んでいます(結局どちらも仕事で使うものなのですが。苦笑)。

そんなこんなでご依頼もお問い合わせも日ごとに増えているようでして、週明けに届いていたメールは23件ですからそれの対応だけで結構な時間が掛かってしまいました。送るのはそれ以上ですからね(送った矢先に返答が返って来ますので)。このご時世でちょっと信じられない気がしますが…有難い限りです。

こちらのオーナー様も今回で3度目か4度目ですが相当好きなのでしょうね(笑)。ご依頼品は車(Z32!)の部品が殆どですが、今回はビデオカメラのケースですので。普通は塗りませんよ(笑)。

という事で今回最後の仕上げの「ロゴ入れ」の塗装になります。

ケースは元々クリアーでしたが先日「スモーク塗装」に施してあります。ロゴを入れた後にもう一度全体をクリアーでコートするので足付け処理もしてあります。

2012/02/15
 
jpg画像 メガネフレーム塗装承りました!(下記とは別件です)。(img279.jpg) -279- メガネフレーム塗装承りました!(下記とは別件です)。

メガネフレームの塗装が重なっていますがどこかのサイトで紹介でもされたのでしょうか(ただ一個は依頼内容が不明なのですが…)。

こちらはちょっと傷だらけの状態ですが、表面を削り込めば問題無いレベルですのでご安心下さい。

ご依頼内容は「艶消しの黒」です。付属品が一部見えますがこれは塗り潰してしまいます。カシメ部の飾りも同様です。


それではこちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2012/02/15
 
jpg画像 メガネフレーム塗装承りました!(img278.jpg) -278- メガネフレーム塗装承りました!

先日はわざわざご足労頂き有難う御座いました!

こちらはいつもお世話になっている自転車屋さんと同系列他店舗の方でして、今回は自転車では無く(笑)こちらのメガネフレームの塗装をご依頼頂きました。

ご依頼色は「かなり黒寄りの紫」との事で、画像に写る色見本帳よりお好みの色を選んで頂きました。「H−3」ですね。ただこの画像だと真っ黒ですが…(それが狙いですのでOKかと)。

仕上げは「艶々のクリスタルクリアー仕様」で承っております。
また、レンズ取り付けの際に傷が付く可能性も考えて別途タッチペン(¥300)もご用命頂きました。有難う御座います。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2012/02/15
 
jpg画像 レクサスブレンボキャリパー 下準備完了のようです(img277.jpg) -277- レクサスブレンボキャリパー 下準備完了のようです

タイトルが他人事っぽいのは理由がありまして、ブレーキキャリパーの塗装で行う下地は全て外注依頼としているからです。
ただ「外注」といっても私と同じくTACさんに間借りしている方でして、この日記上で時々登場するキャリパー群の塗装でご贔屓頂いているブレーキ専門の方なのです。直ぐ隣に居ます(笑)。

画像は既に旧塗膜をサンドブラストで削り落とした所で、その前に内部のブレーキフルードを抜き全体的に洗浄も済んでいます。

そのブレーキ屋さん曰く、今回のブレーキはブリーダーキャップが一か所しか無いので(普通は二個あるらしいです)いつもやっているブレンボよりちょっと面倒らしいです。なるほど…ですね。

あと画像では既に処理済みですが、何かのご事情?でキャリパーに3か所程エグれたような深い傷がありましたが、そちらもブレーキ屋さんにアルミエポキシパテで修正して貰っていますのでご安心下さい。

既に脱脂洗浄済みですので後はプライマー塗っていよいよ本塗り開始です。

2012/02/15
 
jpg画像 Dinoのタペットカバー×2 結晶塗装ご依頼頂きました。(img276.jpg) -276- Dinoのタペットカバー×2 結晶塗装ご依頼頂きました。

先日無事到着しましたディーノのヘッドカバーですね。この度のご依頼、誠にありがとうございます!

塗装剥がれが酷いのは一枚だけですが、エンジンに装着されるのは二枚で1セットですので(V型エンジンですので)二枚一緒でのご依頼となります。

素材はマグネシウムですが珍しく腐食は殆ど出ていませんのでいつものアルミ同様の処理で問題無いかと思います。リン酸の希釈を薄めにしないと水素が出過ぎるくらいですかね(苦笑)。

ご依頼内容としては、現在と同じように結晶塗装の「赤」で承っております。まあフェラーリで赤以外はあり得ないと思いますが…。

ちなみに「テスタロッサ」は「赤い頭」という意味らしいです。「これはエンジンのカムカバーが赤く塗られているところから名付けられた」ってウィキペディアに書いてありましたので(苦笑)。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2012/02/15
 
jpg画像 インプレッサ内装パネル塗装ご依頼頂きました!(img275.jpg) -275- インプレッサ内装パネル塗装ご依頼頂きました!

てっきり紹介していたと思っていたらまだでしたね。大変失礼しました…!
こちらはすっかり常連さんの一家4台スバル車代表の方(爆)からのご依頼でして、代表の方は確かエクシーガだったと思いますがご家族の方がインプレッサにお乗りなんですよね。いつもご贔屓頂き有難う御座います!

ご依頼内容としては、画面右上にあるのはいつもの定番のセンターコンソール部分のパネルですね。下回りは艶消し黒のシボ模様なのですが、その内側にある明るいシルバー不評のようで(苦笑)、ここを黒く塗られる方は多いですね。ただ殆どの場合は「半艶」なのですが、こちらのオーナ様は以前モニター枠のパネルを「艶あり黒」でご依頼頂いてますので、今回もそちらに合わせて「艶あり黒」で承っております。好みは色々ですからね。

で、その他の凄い色(紫色のカーボン調?)のカバーパネルは鮮やかなオレンジ(VWPOLOの「マグマオレンジ」(カラーコードLD2C」で承っております。黒とオレンジですか…これは面白いですね(以前塗ったムルシエラゴがまさにこれでした)。


それでは作業着手しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度もご贔屓頂きありがとうございます!
またご信用も頂き有難う御座います(事前見積もり無しに届きましたので…恐)。

2012/02/15
 
jpg画像 Thinkpad(ノートパソコン天板パネル)塗装 完成ですB(img274.jpg) -274- Thinkpad(ノートパソコン天板パネル)塗装 完成ですB

こちらはパネル側面に付くメクラ蓋?でしょうか。組み付ける前に付けるようですので一度着けると外す事はないようですね。
当初組み付けた状態で塗ろうかとも思っていましたが別で塗りましたのでこの状態で返却いたしますね。

画像は梱包作業の風景で、塗装した物を梱包する際には画像に写る和紙状の紙で一旦包んでからプチプチなどで梱包しています。

梱包資材(プチプチ)については基本手には最初に包んであった物を再利用していますが、足りない場合にはこちらにある物で対応しています。

梱包資材についてはどれもリサイクルが基本ですので、時々タンボールなどちょっと見た目が悪い時もありますが(謝)、ゴミを増やすよりもその分を「送料」「代引き手数料」「銀行振り込みサービス¥300」などに回した方が良いと思っていますで。何卒ご理解下さいませ。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/02/14
 
jpg画像 Thinkpad(ノートパソコン天板パネル)塗装 完成ですA(img273.jpg) -273- Thinkpad(ノートパソコン天板パネル)塗装 完成ですA

天板に写り込んでいる網目はガラス窓の飛散防止ワイヤーなのですが、意外と塗装面の確認には役立っているような気がします。何も見えないよりいい感じですよね(笑)。

付属品の写真もあるので続けて紹介します。

2012/02/14
 
jpg画像 Thinkpad(ノートパソコン天板パネル)塗装 完成です!(img272.jpg) -272- Thinkpad(ノートパソコン天板パネル)塗装 完成です!

こちらもお待たせしました!ノートパソコンの天板パネルですね。

素材はマグネシウムで、元々ゴムっぽいコーティングが施されていましたのでマットブラックな質感でしたが、今回の塗装で全く違う印象に変わったかと思います。違い過ぎますね(笑)。

パネル右下にある窪みには純正のエンブレムが装着されるのだと思います。組みあがった姿も見てみたいですね。

もう一枚画像あるので紹介します。

2012/02/14
 
jpg画像 ホイールセンターキャップ塗装 完成ですA(img271.jpg) -271- ホイールセンターキャップ塗装 完成ですA

入っているメタリック含有量は少ないですが粒子が粗い物が使われているので面白い色になっています。
ボディ色もこれだとすると結構凄い事になっている気がしますが…(まあアメ車ですからOKなんでしょうね)。

それでは後程完成のご連絡差し上げます。お問い合わせ頂いているのはメールで無く電話でしたよね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/02/14
 
jpg画像 ホイールセンターキャップ塗装 完成です!(img270.jpg) -270- ホイールセンターキャップ塗装 完成です!

こちらもお待たせしました!ホイールセンターキャップの塗装も完成になります。

色は恐らくボディ純正色で、近くで見ると結構粗いメタリックが入っているのが解ります。結構凄い色ですよね…。近接画像があるのでそちらも紹介します。

2012/02/14
 
jpg画像 ホンダモンキーのサイドカバー塗装 完成ですA(img269.jpg) -269- ホンダモンキーのサイドカバー塗装 完成ですA

今回の部品は「社外品」ですがABS樹脂の一枚物でしたので繋ぎ目も無く表面も傷一つ無く綺麗な状態でしたから簡単な下地処理のみでこれくらい綺麗には仕上がります。

逆にこれがFRPやらカーボン製品だと製品の出来具合にバラつきがありますのでそのままでは塗れないケースも多々あります。巣穴やゲルコート素地の不良などですね。
そういった場合には「研磨→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程が必用となり追加費用も掛かってくるのです。未塗装部品を購入される際にはこういった事も踏まえて検討した方が良いですよね。


で、今気づいたのですが…。
こちらのオーナー様、以前同じモンキーのヘッドカバーを結晶塗装でご依頼された方でしたね。今回のお問い合わせでは何も伺っていませんでしたので全く気が付きませんでした。大変失礼しました…!

それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。
この度のご依頼、ご贔屓頂き有難う御座いました!

2012/02/14
 
jpg画像 ホンダモンキーのサイドカバー塗装 完成です!(img268.jpg) -268- ホンダモンキーのサイドカバー塗装 完成です!

大変長らくお待たせしました!モンキーの社外品サイドカバー完成です。

色はホンダ純正色の「モンツァレッド」で、当初はこちらのサイト上にある「web色見本帳」から選んでご指定頂いていたのですが、色名からデータを探してみたら配合データがあったのです。

で、オーナー様曰く「赤というよりは朱色?な感じですから」とのお話通り確かに朱色っぽい赤です。これで間違いないかと思います。

もう一枚画像あるので紹介しますね。

2012/02/14
 
jpg画像 連絡が取れなく困っております。(img267.jpg) -267- 連絡が取れなく困っております。

こちらは先日届いたメガネなのですがご依頼者様が解らず困っております。
こちらをご覧頂きお気づきになりましたらご連絡を頂ければ幸いです。どうか宜しくお願いいたします。

発送は定形外郵便で、電話番号の記載はありません。
NTTの104番で電話番号を調べたのですが、封筒に記載されている字が達筆過ぎてご芳名の一部が確認出来ません。ですので該当が無いとの回答になっており連絡する手段が見当たりません。

ただ先日、これかと思われるメールを頂いておりまして、ただそちらにもお名前等の情報が一切記載されておらず、「もしかしてメガネを送りましたでしょうか?」と数日前に返信をしましたがその後返信は届いておりません。


またこれとは別件で、ノートパソコンが一台丸々届いております。当方ではこれの分解には対応しておりませんので対応に少々困っております。先日お送りしたファックスは確認して頂けたでしょうか?(電話では留守番電話にならなかったのでファックスにて連絡差し上げております)。
そちらをご確認頂けましたらご一報頂ければ助かります。


どうぞ宜しくお願いいたします!

2012/02/14
 
jpg画像 DUCATIアッパーカウル(下部分) 下地処理(img266.jpg) -266- DUCATIアッパーカウル(下部分) 下地処理

こちらは先ほどの部品とは違う物で、塗られている塗膜も自家塗装では無くしっかりした物ですので剥離はせずに下地処理だけして上から塗り重ねます。

「塗り重ねる」と言うとイメージが悪いように感じるかも知れませんが、高機能塗装と謳われる自動車補修塗装で毎回剥離している場面なんてありません。塗膜永久保証のプログラムでもそんな事は説明していません。ですのでご安心下さい。

と言っても当然塗膜限界の膜厚もありますし、問題のある塗膜の上に塗っても間違いなく問題は起きますので、剥離が必用な場合には当然それを行う必要はあります。大事なのはそれの判断ですね。

いや、どこかのサイトを見た時に「剥離しないで塗るなんて手抜きも良い所」みたいな事が説明されているのを見かけた事がありましたのでちょっとそれは違うかな、と思った次第です。自動車の新車塗膜剥がしたりしたらそれ相応の下地を造りなおさないと大変な事になりますので…(それこそ取り返しが付きません)。


ただ今回のカウルは2色が塗り分けとなっているので、クリアーの下にあるベースコートの段差もそのまま残すと後でそれが見えてしまいます。
こうやって見ると段差は無い様に見えますが、結構あるんですよ。色が付いているだけに解り難いだけですね。

この段差を残したまま色が単色塗り潰しとなると、塗り分けのラインやDUCATIの文字部分が浮き上がって見えてしまいますので予めここを平らに研いでおきます。
この際「手研ぎ」ではこの段差も残ってしまいますので極力固い当て板を使って研ぐとします。普段は木片ですが今回は砥石を使ってみました(気分的に…)。

使っているペーパーは#800です。
#600を使ってダラダラ研ぐよりも番手は細かくても当て板を固くしてシャキっと研いだ方が下地が露出する(クリアーを突き破る)可能性が低いと思ってこうしています。
もっと慎重に行う場合には#1000や#1200を使ったりもしますが今回は#800を選びました。

昔はこういった事の判断が全く解らず、親方(上司)に「なんで#800なんですか?」と聞いても「そういう気分だからだ」としか答えてくれませんでしたが(苦)今になると良く解りす。
最終的な結果へのアプローチは状況が変われば毎回違うので、それを考えながら変えていかないといけないんですよね。とても口で説明出来る事ではないようです(笑)。

2012/02/13
 
jpg画像  DUCATIアッパーカウル サフェーサー塗布(img265.jpg) -265- DUCATIアッパーカウル サフェーサー塗布

被塗面を良く脱脂洗浄したらプラスチックプライマーを塗布後ウレタンのサフェーサーを塗ります。

ウレタンサフェーサーは2液性ですので厚塗りが可能ですが、一気に膜厚をつけてしまうと表面だけ硬化して内部に溶剤が籠ってしまい、巨大なブリスター(塗装が浮きます…)が出来てしまったりもしますのでコート毎に表面を乾かしながら行います。私的には5コート程度を一時間掛けてゆっくり塗っています(当然その間は単に待っているのではなく他の作業をしています)。


ちなみにこの時期は気温が上がらないのでサフェーサーの硬化にも気を使う必要があります。自然乾燥では到底無理ですね。
硬化が甘いと本塗り時に「チヂレ」が発生しますので熱を掛けての強制乾燥は必須です。

と言ってもこれ単体の為に熱を掛けるのは残念ですので(色々な理由で)、他の何かを炙る時(=強制乾燥する時)に一緒に行うようにします。急いでいる時は別ですがそれで済むならそうするように努力しています。

2012/02/13
 
jpg画像 DUCATIアッパーカウル 旧塗膜剥離完了です!(img264.jpg) -264- DUCATIアッパーカウル 旧塗膜剥離完了です!

こういった比較的平面的な形の部品は機械工具(エアーツール)が使えるので助かります。全て手作業では一日掛かってしまいますからね…。

と言ってもただ一辺倒に削り落とすのではなく、元のラインを崩さないように且つスピーディーに作業を完結させる努力は必要です。

最初はパッドに直接#120のペーパーを張り付け平面部分を削り、その後#180〜#240をスポンジパッドに張り付け「目消し」を行います。スポンジパットを使う事で緩やかなアール面に良く馴染むように、ですね。パッドが堅いままだとカクカクした仕上がりになってしまいますので。

最後にエッジの部分は手作業で、裏側に回り込んだ分も確実に除去しておきます。

画像は樹脂素地の状態です。素材はABSかと思われます(切削性は良いのですが割れ易い素材です)。

2012/02/13
 
jpg画像 DUCATIアッパーカウル 旧塗膜剥離(img263.jpg) -263- DUCATIアッパーカウル 旧塗膜剥離

とてもとても剥がすのが勿体ないくらいの出来具合なのですが、使った塗料が「ラッカー」との事ですので、後々のトラブルも想定して全て剥がす事で承っております。自家塗装とは思えないですね…。

と言うのも、これに使っているクリアーは「2液ウレタン」でして、缶スプレーですが「主剤」と「硬化剤」を混合して使う(使い切る)タイプの物があるのです。ただしお高いですけどね(苦笑)。

2液ウレタンであればある程度の膜厚が付きますので(付けられますので)余り綺麗に塗れなくても磨きで挽回出来たりします。
とにかく研いでも下地が出ない程塗っておけばペーパー掛けてコンパウンドで磨けば艶は出ます。
ラッカーだとここまでの艶は出ませんし膜厚は付けられませんので(付けてはいけませんので)限界はありますからね。

ただ今回はその下に塗っているベースコート(やってみて解りましたが白だけですよね?)はラッカー樹脂なのでそれが厄介なんですよね。と言う事で「根こそぎ」なのです。とてもとても剥がすのが勿体ないくらいの出来具合なのですが、使った塗料が「ラッカー」との事ですので、後々のトラブルも想定して全て剥がす事で承っております。自家塗装とは思えないですね…。

と言うのも、これに使っているクリアーは「2液ウレタン」でして、缶スプレーですが「主剤」と「硬化剤」を混合して使う(使い切る)タイプの物があるのです。ただしお高いですけどね(苦笑)。

2液ウレタンであればある程度の膜厚が付きますので(付けられますので)余り綺麗に塗れなくても磨きで挽回出来たりします。
とにかく研いでも下地が出ない程塗っておけばペーパー掛けてコンパウンドで磨けば艶は出ます。
ラッカーだとここまでの艶は出ませんし膜厚は付けられませんので(付けてはいけませんので)限界はありますからね。

ただ今回はその下に塗っているベースコート(やってみて解りましたが白だけですよね?)はラッカー樹脂なのでそれが厄介なんですよね。と言う事で「根こそぎ」なのです。

2012/02/13
 
jpg画像 Thinkpad(ノートパソコン)天板 磨き処理(img262.jpg) -262- Thinkpad(ノートパソコン)天板 磨き処理

磨きが終わってから付属品を着けるより、着けてから磨いた方が無用な傷を気にしなくて済むので磨き作業は最後にしています。

パネルの白っぽくなっている所はペーパーが当たったところで、ここでは耐水ペーパーを使っての水研ぎとなります。

工程としては、

@#1500水研ぎ
A#2000水研ぎ
B#3000水研ぎ
Cウールバフポリッシュ
Dスポンジバフポリッシュ
E仕上げスポンジバフポリッシュ

となります。CDEはそれぞれ違う種類のコンパウンドを使います。

画面では小型のポリッシャーが写っていますがこれだと効率が悪すぎるので大型のバフに変更しています。確か75mm→200mmでしたかね(適当ですいません…ど忘れしてしまいまして)。


画面左上にあるのはポリバケツで、磨き用具一式はこの中に入ってます。
蓋を閉めればホコリは入りませんし持ち運びもこれ一つでOKなので小物塗装にはこれで十分です。

こちらは明日には完成予定で、他にホイールキャップ×4個とモンキーのサイドカバーも明日完成予定ですね。
もう少々お待ちくださいませ!

2012/02/13
 
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