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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2012】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 ステアリングボス マスキング(img1556.jpg) -1556- ステアリングボス マスキング

恐らくは自家製だと思われる製品で、オーナー様曰く「ステアリングボス」との事ですから車のハンドルの取り付け部分の部品になるかと思います。アルミ削り出しの一品物ですよね…。

画像は部品裏側で、表から塗る時にネジ穴を塗らないようにとの事でネジを取り付けておいて頂きました。

マスキングの方法としては、ネジを一旦全部外して面の部分をマスキングしたらネジ穴に穴を開けて再度ネジを取り付けます。

2012/08/27
 
jpg画像 スクーターのタンデムバー 本塗り完了です!(img1555.jpg) -1555- スクーターのタンデムバー 本塗り完了です!

色は「黒」で御依頼頂いてますので、ベースコートに黒を塗ったら続けてクリアーを塗って無事本塗り完了です。

クリアーは単に塗るだけでは無く、やはり美しい肌に仕上げたいと思う訳ですが、そうなると今度は「タレ」といったリスクが大きくなります。
塗り足りなくて肌が悪くなっても「塗り直し」のリスクは無いのですが、タレとなると磨きでは対応出来なく塗り直しになる場合があるので、塗装屋としては歳を取ると共にリスクを避けて安全策に向かう傾向があります。「磨きで何とかすればいいか」といった感じですかね。

ただそうなると今度は徐々に磨くのも億劫になっていく傾向にもなると思うので、次第に肌は荒れたままの仕上がりになるというか、酷くなると「これから塗るんですか?」と言うくらいの仕上がりにまで落ちたりします(実際に何度か見ました…)。

自分はそうなりたくないと思っているのですが、如何せん気付かないまま自分もそうなっている事も充分考えられますので、時々冷静になって自分の事を見直す事が必要かと思っています。まあそれが一番難しいんですけどね(苦笑)。


と言うのも、このタンデムバーはこういった形で塗るのは少々危険です。先端にクリアーが集まって「ツララ」のようなタレに成り易いからですね。
ただ良いクリアーだと「タレ難く優れたレべリング性」といった特徴があるので、滑らかな肌を作りつつタレない仕上がりにする事も可能だったりします。

まあ技術も大切ですが材料の助けが無ければ良い仕上がりにするのは難しいという事です(苦笑)。


それでは完成しましたらまた画像紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!

2012/08/27
 
jpg画像 スクーターのタンデムバー 本塗り前(img1554.jpg) -1554- スクーターのタンデムバー 本塗り前

すっかり日記の掲載が遅れてしまっていてすいません。夏休みシーズンの為かメールでのお問い合わせは落ち着いているのですが業者さん関係からの御依頼が結構増えていまして少々バタバタしておりました。

御依頼頂く案件は何故か同じような内容が固まる傾向があって、少し落ち着いていた結晶塗装も一件やってくるとそれをきっかけにしてか一気にまとまってやって来たりします。これで全部同じ色なら言う事は無いのですが、現在「黒」「紺「赤」と結構バラバラだったりします(苦笑)。


画像は先日サフェーサーを塗っておいたスクーター用のタンデムバー(左右)で、サフェーサーを研磨して表面を平滑に仕上げていよいよ本塗りとなります。お待たせしました!

2012/08/27
 
jpg画像 インサイトテールランプ スモーク塗装 本塗り完了です!(img1553.jpg) -1553- インサイトテールランプ スモーク塗装 本塗り完了です!

そしてこちらも無事本塗り完了です。お待たせしました!

スモーク濃度は「標準」で、黒味はしっかりしていますが透過もちゃんと残っているのが判るかと存じます。ナイト2000よりはちょっと薄い感じですかね(笑。当初は濃い目で承っていましたので)。


それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!

2012/08/24
 
jpg画像 インプレッサテールランプ 本塗り完了ですA(img1552.jpg) -1552- インプレッサテールランプ 本塗り完了ですA

こちらはテールゲート側ですね。この型のインプレッサはテールランプ4個で1セットとなります。
2個の場合に比べてどうしてもコストは高くなってしまいますが、4個の場合には複数割引が30%となるのでお得にはなっているかと存じます。2個の場合だと一個辺りのサイズがが大きくなっていたりもしますしね。


強制乾燥させて週末に寝かしておきますので来週火曜日か水曜日辺りには完成〜発送出来るかと思います。もう少々お待ちくださいませ!

2012/08/24
 
jpg画像 インプレッサテールランプ 本塗り完了です!(img1551.jpg) -1551- インプレッサテールランプ 本塗り完了です!

そしてスモークを塗ったらクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

ちょっと角度が悪くて綺麗に写っていないようなのでもう一枚紹介しますね。

2012/08/24
 
jpg画像 インプレッサテールランプ 本塗り中(img1550.jpg) -1550- インプレッサテールランプ 本塗り中

画像はレッドキャンディーの塗布が終わり、マスキングを剥がした状態です。今回は「柱有りバージョン」で御依頼承っていますので、クリアー抜き部分い赤い柱が残っているのが判ると思います。これも初期の頃に比べて数ミリ太くなっていたりと若干マイナーチェンジ(笑)が行われていたりします。


この後、クリアー抜き部分にプラスチックプライマーを塗布し、続けて全体的に薄くスモークを掛ける事とします。

2012/08/24
 
jpg画像 インプレッサテールランプ 本塗り準備完了です!(img1549.jpg) -1549- インプレッサテールランプ 本塗り準備完了です!

こちらも本塗り準備完了です。と言っても既に塗り終わっていますのでご安心下さい(まさかこの本塗り最中に画像アップ出来る程ゆったりと出来る状況じゃありませんので…)。


昨日見た(撮っておいた)ニュースで紹介していましたが、スバルのBRZは売れ行きはかなり好調のようでして、今頼むと納車が来年の3月?!になるらしいですね…(凄)。ただ相変わらずこの型のインプレッサもまだまだ人気が強いようで、現在も2セット程がほぼ決まっています。きっと良く出来た車なんでしょうね。

2012/08/24
 
jpg画像 インサイトテールランプも(img1548.jpg) -1548- インサイトテールランプも

インプレッサのテールランプと並行してこちらのスモーク塗装も一緒に進行しています。

こちらは特にクリアー抜きなどは無い「べた塗り」で承っておりますが、クリアーは高品位なタイプ「クリスタルクリアー」でご指定承っております。そしてスモーク濃度は「標準」になります。

十分にしつこいくらい脱脂処理をしたらエアーブローをしていよいよ本塗り開始です。最初はプラスチックプライマーからですね。

2012/08/24
 
jpg画像 インプレッサテールランプ クリアー抜き部マスキング(img1547.jpg) -1547- インプレッサテールランプ クリアー抜き部マスキング

先日足付け処理までは済ませておいたので、本塗り当日になったらいよいよクリアー抜き部分のマスキングを行います。

本当はこの作業も事前にやっておけばそれだけ本塗り時に余裕が出来るのですが(朝から本塗りが可能となります)、被塗面に直接マスキングをする場合は「その日に貼ってその日に塗ってその日に剥がす」が基本となりますのでそうもいかないのです。何度か経験がありますが、マスキングをしたまま時間が経つとテープ糊の溶剤分が被塗面に残ってしまうようで思わぬトラブルが発生してしまうのです。塗装屋さんなら誰もが経験するあの「テープ跡」ですね。

ただその程度のトラブルであれば「塗り直し」にまで至る事は無いので、実際の現場ではトータルバランスを考えてケースバイケースで作業するのが普通ですかね。マスキングにどうしても時間が掛かるようでしたらやはり前日にやっておかなければなりませんので。


と言う事で、ラインテープのチリが合ったらその内側をマスキングテープで埋めていき、いよいよ本塗りとなります。

2012/08/24
 
jpg画像 ハーレー用サイドケース一式 塗装承りました!(img1546.jpg) -1546- ハーレー用サイドケース一式 塗装承りました!

本日はわざわざご足労頂き有難うございました。またこの度のご依頼、誠にありがとうございます!

御依頼品はハーレーの左右に取り付けるプラスチック製のケースで、土台部分と蓋をそれぞれボディ同色で承っています。

現状としてはプラスチック素地むき出しの状態で、比較的綺麗に見えるのですが念の為と言う事で下地から造り直す事にします。「研磨→2液ウレタンサフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程ですね。

ボディカラーはハーレー純正の「VIVID BLACK」なのですが、どうもこの色は2種類あるようで、最初に用意しておいた色はブラックにブルーパールが7%程度入ります。7%というと少なく感じますが、ブラックにブルーパールですからかなりパール感は出ます。

ただ本日はこれを車体に仮止めして来られましたので実際のボディ色を確認するとどうもソリッドカラーのようです。オーナー様的にも「ソリッドですね」と断言していましたし…。

と言う事で、もう一度STANDOXのサイトにアクセスしてカラーデータを探してみるとありましたありました。同じ色名ですがカラーコードは違いまして、そちらは確かにソリッドカラーのブラックです。こちらだったんですね。間違いが無くて幸いでした。


こんな感じで「色名は同じでも色は違う」といったケースは結構良くある事です。特に外車に多く見られますが、逆に「色名もカラーコードも同じ」といった色でも長い間使われ続けている色は、いくら同じ色だと言っても全く違う色だったりもします。業界では有名なトヨタの199とかがそうですよね(いい加減廃盤にして新たな色として設定した方が良い気が…)。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
改めましてこの度のご依頼、誠にありがとうございます!

2012/08/23
 
jpg画像 センターキャップ スモーク塗装承りました!(img1545.jpg) -1545- センターキャップ スモーク塗装承りました!

以前からこちらの日記をご覧の方は気づかれるかと思いますが、このセンターキャップは以前当店で塗らせて頂いた物です。

実はその後、ちょっとおもちゃっぽく見えて来てしまったとの事で、今回はこれの上に「スモーク塗装」を掛ける事で御依頼頂きました。な、何だか二度もお仕事頂いているようですいません…。

と言う事で、ロゴも色もそのままでスモークですから、白い部分はグレーっぽく、赤い部分はどす黒い血のようになる感じでしょうか。いや、実際ソリッドカラーの上にスモークはちょっとイメージが湧き難いのでどうなるかはちょっと未定ではあります。まあ普通に考えて今より落ち着いた感じになるとは思います。

作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度もご贔屓頂きありがとうございます!

2012/08/23
 
jpg画像 吉野紙(濾紙)(img1544.jpg) -1544- 吉野紙(濾紙)

塗料中には顔料のカスや塊があるのでそのまま塗る訳にはいきません。かならず何かしらで濾してあげる必要があります。

近年はスプレーガン専用として予めロート型になった「ペイントストレーナー」なる濾紙があるのですが、小物塗装だとどうしても扱う色の種類が多いのでそればかり使うとコストが掛かり過ぎてしまいます。
ですので殆どの場合は昔ながらの濾紙「吉野紙」を二重にして使っています。ストレーナーの場合もそうですが、一枚だと細かいカスは通ってしまいますので…。

ちなみにこういったカスは色によっても色々で、特に無機顔料(濁った色)に多くみられます。

画像は先日塗ったキャノンのレンズフードの色ですが、この時に使った色はグリーン以外は全てが無機顔料なので激しい量のカスが含まれているのです。

このカスがフィルターを通って被塗物に付くと…。と言う事です(恐)。

ちなみにクリアーも同様に行いますしサフェーサーなどの下地塗料も同様です。むしろフィルターを使わずにスプレーする場合の方が極稀ですね。

2012/08/23
 
jpg画像 おまけ情報(img1543.jpg) -1543- おまけ情報

そう言えば最初にこの部品についてオーナー様より教えて頂いていた事があったのでちょっと紹介させて頂きますね。

頂いたメールからの抜粋です。


参考までの情報ですが、ここを黒化する場合、過去にインプレッサの「R205」という限定車があり、それは黒いサイドオーナメントを付けておりました。
シルバーが気に入らない人は、普通この「R205」用のサイドオーナメントに交換する形を取るのですが、私の場合この「R205」のものは...

@ 艶がありプラスティック感むき出しで、質感が低い。
A 中央のSTIのロゴがピンク色で、前後のエンブレム(赤色)と異なってしまう。

の2点で、どうも踏み切れませんでした。。。



との事です。こういった理由があったので今回はどうしても「STI」の文字部分の赤を残す事が必要だったのです。でなければ一旦全てを艶消し黒に塗ってしまい、後から文字部分を改めて塗った方が余程楽ですからね。いやー、中々緊張した仕事でした(笑)。

2012/08/23
 
jpg画像 インプレッササイドオーナメント塗装 完成ですA(img1542.jpg) -1542- インプレッササイドオーナメント塗装 完成ですA

本塗り直後」の画像を見て頂くと解ると思いますが、半艶クリアーを結構ウェットに塗り込んでいるのが判ると思います。
あれがハイリスクの要因なのですが(苦笑)、あれくらいしっかり塗らないと仕上がった時に「ヌメっとした半艶」に仕上がらないのです。勝手に綺麗に仕上がってくれるならもっと薄膜にドライコートでやりますからね。それだとやはり変な仕上がりになってしまうのです。

またはベースコートのみでクリアーを塗らなければもっと簡単に出来ます。半艶仕上げであれば見た目的にもそんなに違いは無いですね。
ただ今回の場合は外装パーツですから、屋外使用で紫外線の事を考えるとやはり耐候性の事を考えてクリアーは塗るのが基本かと思います。洗車していて角の色が透けて来ても困りますしね(鋭角な箇所は塗料がのり難いので摩擦で下地が露出し易いのです。クリアーが塗っていないとこれが躊躇に現れますので…)。


それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/08/23
 
jpg画像 インプレッササイドオーナメント塗装 完成です!(img1541.jpg) -1541- インプレッササイドオーナメント塗装 完成です!

大変お待たせしました!インプレッサのサイドオーナメントの塗装、本日完成となります。いやはや想像以上に大変でした(笑)。

塗ったのは文字以外の部分で、元々はシルバー色だった物をホイールカラーに合せて「半艶黒」に塗っています。

で、「STI」の文字部分は赤いキャンディークリアーを窪みに流し込んで成型したような造りになっていて、ここは艶あり仕上げになっていますから今回の「半艶クリアー」は塗らない様にしなければならなかったのです。色だけを分けるならそんなに難しくは無いのですが(←いや、これも結構面倒なのですが既に麻痺してます)、「艶」を分けるのは結構難しいのです。

と言う事で、「STI」のロゴ部分にピッタリのマスキングシートを作成し、クリアーを塗った直後(数秒以内)にそのシートを剥がすといったちょっと無茶な作業になりましたが無事良い感じに仕上がったと思います。かはりハイリスクな作業だったので、出来れば二度とやりたくは無いといったのが正直な感想ですかね(苦笑)。


もう一枚画像あるので紹介します。

2012/08/23
 
jpg画像 キャノンレンズフード 本塗り完了です!(img1540.jpg) -1540- キャノンレンズフード 本塗り完了です!

そして最後に艶消しクリアーを塗って本塗り完了です。

画像だと艶があって不気味な状態ですが、この後徐々に艶が消えていって良い感じになりますのでご安心下さい。

比較的簡単そうな塗装ではありますが、この程度の塗装でも塗るだけで1日掛かってしまいます。レンズフードは想像以上に神経を使う作業なんですよね…。


それでは完成しましたらまた紹介させて頂きますね。
組み付けもあるので少し長めに寝かしたいと思います。
もう少々お待ちくださいませ!

2012/08/22
 
jpg画像 キャノンレンズフード ライン入れ塗装 継ぎ目(img1539.jpg) -1539- キャノンレンズフード ライン入れ塗装 継ぎ目

こんな感じで赤いラインが無事塗装完了です。肌がザラザラとしているのは塗料のせいでは無く元々の素地がこんな感じになっていて、ただ今回はこれを平滑にはせずそのまま残して塗る事にしています。

で、マスキングの繋ぎ目なのですが、画像のように直角では無く鋭角(斜め)にしていたりします。仕上った時に極力繋ぎ目が解らないようにする為ですね。

地味な作業ですが塗装はこういった細かいことの積み重ねです。中にはそれをやって本当に効果があるのか微妙なものもあるのですが(苦笑)、まあそんな感じで日々の仕事は回っていくのです。

2012/08/22
 
jpg画像 キャノンレンズフード ライン入れ部マスキングA(img1538.jpg) -1538- キャノンレンズフード ライン入れ部マスキングA

先ほどとは別の形(花形)のレンズフードです。こちらも同じように赤いラインを入れます。

こちらの画像だとガイドテープが解り易いかと思います。ペロッと剥がれているテープがガイドとなるテープで、これに沿ってピッタリと両サイドをマスキングすれば綺麗なラインが出来るのです。って実際はこれだけじゃなく色々大変なんですけどね(苦笑)。

2012/08/22
 
jpg画像 キャノンレンズフード ライン入れ部マスキング(img1537.jpg) -1537- キャノンレンズフード ライン入れ部マスキング

ベースとなるグレー(ベージュ)を塗ってテープフリーな状態になったら赤いラインを入れる部分のマスキングを行います。

赤いラインはおよそ1ミリとかなり細い方で、それだけにちょっとした歪みでラインの太さが変わったりと目立ってしまいます。

なので予めガイド役としての1mm幅のラインテープを張り、それを挟む様に本番用のマスキングテープを張っていきます。

2012/08/22
 
jpg画像 キャノンレンズフード 本塗り準備完了です!(img1536.jpg) -1536- キャノンレンズフード 本塗り準備完了です!

そして本塗り準備完了です。ただ画像だと一部マスキングし忘れた箇所がありまして(謝)、この後に修正しておりますのでご安心下さい。

画像手前のリングはプリント文字を残すので黒いままですが、このままだと他の部分との質感が変わってしまうのでクリアーは塗っておきます。勿論足付処理もしています。

プラスチックプライマーを塗ったらいよいよ本塗り開始です。

2012/08/22
 
jpg画像 キャノンレンズフード マスキング(img1535.jpg) -1535- キャノンレンズフード マスキング

先に全体を#1500程度で足付処理をしたら脱脂洗浄していよいよマスキング開始です。

こういった塗り分けの場合にはマスキングテープも毎回新品を使うのが基本です。マスキングテープの「側面」に毛ゴミが付いているからですね。


しかし暑い日が続きますね。屋根に近い二階スペースはとても人が居られる環境じゃないのですが、それでも扇風機一つあるお蔭で何とかなっています。

2012/08/22
 
jpg画像 ハコスカ ヘッドライトカバー ロゴ入れ準備(img1534.jpg) -1534- ハコスカ ヘッドライトカバー ロゴ入れ準備

今回は和風な筆文字で「S20」のロゴ入れ塗装を頼まれていまして、データは先日作成しておきましたから後はサイズの確認をします。

180mm、200mm、230mmの三種類のデータを用意し、実際に紙にプリントして被塗物であるヘッドライトカバーに張り付けて確認します。こういった作業はディスプレイ上では無くやはり実物に合せてみないと解りませんよね。と言うかこういった作業は自動車の塗装屋だと機会も無いのでやっていて結構楽しいのです(笑)。


で、採用したのは一番大きい230mmとしました。

ミラーカバーのベースは「オレンジキャンディー」で、このロゴはグレーメタリック(ガンメタ)で承っています。一見すると派手そうですが、レトロな車体とサーキットといった場に良く似合うと思います。確か車体はシルバーでしたよね?

2012/08/21
 
jpg画像 キャノンレンズフード 穴部調整B(img1533.jpg) -1533- キャノンレンズフード 穴部調整B

棒ヤスリで形を整えたらその後はいつものように空研ぎペーパーで仕上げます。余りやり過ぎると穴が大きくなってしまうのであくまでも「均し」といった範囲での処理に留めておきます。

空研ぎペーパーは、#180→#240→#320→#400といった順番で行い、最後にアシレックススカイとレモン(商品名ですので気にしないでください)でペーパー目を細かく均しておきます。

最初の状態よりはマシになったかと思います。

2012/08/21
 
jpg画像 キャノンレンズフード 穴部調整A(img1532.jpg) -1532- キャノンレンズフード 穴部調整A

最初はこんな感じです。断面が熱で溶けたようになっているのでリューターを使ってやっているのか、または艶を出す為にわざと最後に熱を掛けているのでしょうか。いや、そんなに凝っていたらこんなガタガタのままで終わりにはしないですかね(苦笑)。

2012/08/21
 
jpg画像 キャノンレンズフード 穴部調整(img1531.jpg) -1531- キャノンレンズフード 穴部調整

今回のレンズフードはPLフィルター?の調整が出来るように穴が開いてます。キャノンのサービスセンターでやって貰えるようですね。

ただ良く見るとちょっと断面の処理が粗いようですので塗装前に整えておくことにします。

2012/08/21
 
jpg画像 インプレッササイドオーナメント 本塗り完了です!(img1530.jpg) -1530- インプレッササイドオーナメント 本塗り完了です!

という事で無事本塗り完了です!

ワンミスでどうなる事かと思いましたが、マスキングテープの回収も無事完了し上手いこと出来たと思います。

画像だと黒い部分はまだ艶がありますが、ここから徐々に艶が消えていき「ヌメッとした半光沢の黒」になっていきます。


文字の部分は単なる赤に見えますが実際にはキャンディーカラー特有の深みがあって格好いいです。でなければ文字の部分は残すよりも塗り直していますからね(余程その方が楽なのです)。


完成しましたら改めて画像紹介しますね。もう少々お待ち下さいませ!

2012/08/20
 
jpg画像 インプレッササイドオーナメント 本塗り直後(img1529.jpg) -1529- インプレッササイドオーナメント 本塗り直後

ベースコートの黒を塗ったらそのままクリアーを塗ります。

いつもならばベースコートを塗った時点でマスキングを剥がし、クリアーは全体を塗ることでマスキング際も美しい仕上がりにしているのですが、今回は「半艶仕上げ」で承っていますので、赤い部分にこのクリアーを塗る訳にはいかないのです。

また「ヌメッ」とした美しい半艶仕上げにする為には普通のクリアー同様にきっちり塗りこまないとならないので、となると画像のようにマスキング部分もクリアーで埋まってしまうような事となってしまいます。

このままクリアーが硬化してしまうと相当酷い仕上がりになる筈ですので(とても納められません…)、塗り終わった直後にピンセットでマスキングテープを回収していきます。

2012/08/20
 
jpg画像 インプレッササイドオーナメント 本塗り準備完了です(img1528.jpg) -1528- インプレッササイドオーナメント 本塗り準備完了です

先ほどのマスキングは一旦剥がし(ているんです…)、脱脂洗浄後に新たに文字部分にマスキングシートを貼り直します。

という事でいよいよ本塗り開始です。

2012/08/20
 
jpg画像 インプレッササイドオーナメント 足付け処理(img1527.jpg) -1527- インプレッササイドオーナメント 足付け処理

文字の赤い部分は最後まで手付かずで仕上げなければならない為、足付け作業を行う時もこのようにマスキングして行います。

データさえ出来ていればカット自体は機械がやってくれますので大変ではありません。
ただ貼り付ける作業は確かに難しいかと思います。素手で出来るレベルじゃないですからね…(ピンセットで貼ってます)。

2012/08/20
 
jpg画像 キャノンレンズフード(70−300) 調色作業A(img1526.jpg) -1526- キャノンレンズフード(70−300) 調色作業A

で、色を確認してみたらこちらの色は特に調整しないでも大丈夫そうです。
以前作った時のレンズとは型は違うようですが色的にはブレが少なかったようですね。なのでこのまま使うことにします。


赤いラインの色(朱色)は元々作ってあるのがまだ残っていますのでそちらもそのまま利用致します。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
もう少々お待ち下さいませ!

2012/08/18
 
jpg画像 キャノンレンズフード(70−300) 調色作業(img1525.jpg) -1525- キャノンレンズフード(70−300) 調色作業

今回こちらのオーナー様からはレンズ2本分のレンズフード塗装をご依頼頂いていまして、それぞれのレンズで結構色が違いますから2色を作成しておく事にします。

画像は先ほど作成した色を、もう一本のレンズに合わせてみたところです。レンズが随分と青黒いですよね。一応メーカーとしては「同じ色」として販売しているのでしょうが、気にせずに同じ色で二個とも塗ると大変な事になりそうです(まあ気にしなければ気にならないかも知れませんが)。


ちなみにこちらの青黒い色は以前別件で作成しておいた塗料が残っているので(元々色違いは認識しているのです)そちらをベースに作ることにします。

2012/08/18
 
jpg画像 キャノンレンズフード(70−200) 調色作業A(img1524.jpg) -1524- キャノンレンズフード(70−200) 調色作業A

で、先ほどの色に「ブラウン」「オーカー」「ホワイト」「ブラック」「グリーン」を入れてこんな感じになりました。かなり変わったのが解かると思います。

最後にグリーンを使ったのは「赤を入れ過ぎた」せいです(苦)。
グリーンとレッドは所謂「反対色」ですから、入れ過ぎた赤を殺す(抑える)事が出来ます。
ただこれによって「濁り」が生じますので多用は禁物です(今回は0.5滴だけの使用ですから問題無いレベルです)。

ただ白の調色では、敢えてこういったお互いを打ち消し合う原色を混ぜることで色の濃さを表現したりします。黒くしたいのに黒ではどうしても出ないのはそう言うことなのです。

2012/08/18
 
jpg画像 キャノンレンズフード(70−200) 調色作業(img1523.jpg) -1523- キャノンレンズフード(70−200) 調色作業

レンズフードの塗装に使う塗料(ベースコート)は、最初に調色作業をした時に沢山作っておいたのでそれを使っていますが、今回はレンズ事態が今までの物と違うので改めて色を確認する事にしています。

画像は以前作成して取り置きしておいた塗料です。レンズに対して「青い」ですよね。しかも黒いです。

ここから原色を加えていってレンズ本体の色に近づけていきます。

2012/08/18
 
jpg画像 ユーノスロードスター リヤスポイラー 素地状態(img1522.jpg) -1522- ユーノスロードスター リヤスポイラー 素地状態

FRP製品の場合、裏側の型と表側の型とでは別々に繊維を貼り合わせ、最後にそれぞれの型を合わせて接着したりします。なのでどうしてもその継ぎ目の部分には巣穴などが存在します。

また元々はここに「バリ」が沢山あったので、それを削る際に使ったペーパーの傷が残ります。

塗装の本塗りを行う上では最低でも#800より細かくなっていなければならないのですが、こういったバリを除去する時に使うペーパーは#120〜#180ですから相当荒いペーパー目が残ることになります。

こういった傷も残してしまうと仕上がりに影響してしまいますので、だったら全体的に#320程度で表面を削り(均し)、2液ウレタンサフェーサーで全体をコートして適正な番手に仕上げるようにする訳です。

ただそういった下地処理の作業(「研磨→2液ウレタンサフェーサー塗布→完全硬化→研磨」)はやはり手間と時間は掛かりますのでその分費用は割高になってしまいます。

ちなみに今回の場合は塗装費が2万円、下地処理が1万円といった感じです。
形がもっと複雑になったり大きくなったりするともう少し高くなりますし、片面だけの塗装で済むタイプならもう少し安くなったりします。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2012/08/18
 
jpg画像 ユーノスロードスター リヤスポイラー塗装承りました!(img1521.jpg) -1521- ユーノスロードスター リヤスポイラー塗装承りました!

先日無事到着しておりましたユーノスロードスター用の社外品FRPです。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

素材はFRP製で、きちんとしたメーカー品のようで出来具合はかなり良い方だと思います。

白いのはゲルコートで、このまま塗装(本塗り)も勿論可能なのですが、こういった裏表がある製品の場合は「継ぎ目」がどうしても残る事と、あとはやはりボディの塗装同様に仕上げるとするとなると一旦は素地調整した上でサフェーサーで下地を作っておくことが理想かと思います。

2012/08/18
 
jpg画像 スクータータンデムバー サフェーサー塗布(img1520.jpg) -1520- スクータータンデムバー サフェーサー塗布

こちらも一緒にサフェーサーを塗布しています。

素材はプラスチックで、ポリアミドは塗料の密着性が悪い樹脂の一つですから(所謂「ナイロン」です)、素地が露出している箇所にはしっかりとプラスチックプライマーを塗布しておきます。じゃないと後で剥がれて来てしまうか、そこまで至らないにしてもちょっとした事で塗装が欠けてしまったりと弱い塗膜になってしまいます。

塗膜の強度とは、塗料の性質云々よりこういった「下地処理」によって性能は大きく変わってしまいます。いくら良い材料を使っていても基礎の部分をしっかりしておかないと全てが無意味になってしまいます。

2012/08/18
 
jpg画像 ハコスカのヘッドライトカバー&牽引フック サフェーサー塗布(img1519.jpg) -1519- ハコスカのヘッドライトカバー&牽引フック サフェーサー塗布

連休前に素地調整を行っていたハコスカのミラーカバー(FRP製)と牽引フックは無事サフェーサー塗布完了しております。

ミラーカバーはちょっとイビツな形をしていましたが、先日多少削っておいたのと、サフェーサーもタップリ塗ってあるのでこの後の研磨にてもう少しラインを整えます。

2012/08/18
 
jpg画像 連休明けは・・・(img1518.jpg) -1518- 連休明けは・・・

連休前にある程度の仕事は見切りが付いたかと思いきや、あっという間に一ヵ月先までの仕事は埋まってしまったような感じです。皆さん好きな事に関しては不景気とかは余り関係無いんですかね(笑)。

連休明けの仕事としては、例の如くブレーキ屋さんから頼まれていたキャリパーの塗装があったのでそれの作業となります。
手前のNISSANのシールは当店で作成した物では無くブレーキ屋さん(オーナーさん?)持ち込みの品です。
基本的にこういった持ち込みのシールは受け付けていませんが、納品直後に剥がれても構わない・ズレようが気泡がいくら入ろうが問題無いなどであれば小さい物であればお受付出来る場合もあります。勿論そんな感じですからお金も頂戴してません(苦笑)。

色は先日も塗ったR35?GT-Rの純正キャリパー色に似せた感じです。
普通の調色じゃ出ないんですよね。要はキャンディーカラーです(苦)。


明日は日曜日でお休みですので本格的な仕事は来週からですかね。
今日は下準備がメインな一日になるかと思います。調色やらサフェーサーなどの地味な作業ですかね。まあそういった一日の方が気が楽で良いのですが(本塗りを予定している日は大抵失敗する夢を見てからの出社になるのでそれだけで疲れるのです…)。

2012/08/18
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(from千葉) 塗装承りました!(img1515.jpg) -1515- インプレッサテールランプ(from千葉) 塗装承りました!

夏季連休中に付き確認が遅れておりましたが本日無事受け取りました。お手数を頂き有難うございます!

今回の御依頼は連休前に行った仕様と同じく「柱有り」のバージョンで承っております。
一応改めて内容を紹介させて頂きますね。

・レッドキャンディー塗装
・クリアー抜き(柱有りバージョン)
・おまけスモーク(最後に全体的に薄くスモークを)
・クリスタルクリアー

となります。

クリアー抜きの部分が「柱有り」の場合は柱無しに比べて¥5,600程高くなります(4か所合計でです)。

ですので通常の料金¥55,734(税込)に比べてこの分割増となりますので、今回は¥61,614(税込)となります。
この型のインプレッサテールランプはこの仕様でお任せコースで対応可&固定料金ですのでどうぞ安心してご利用下さいませ。

時々ディーラーさんからの御依頼もありますが(全国津々浦々です)、その場合も業販価格などは無くこのお値段ですので、手間を惜しまないのであればご自分で外して送って頂いたりするのが宜しいかと存じます。

「部品を自分で外した事が無い」といった初心者の方でも、ネットが普及した現在であれば殆どの車種でそういった取り外し方法の情報は手軽に手に入ると思いますので是非チャレンジしてみるのも良いかと思います。夏場は暑くて大変かも知れませんが、苦労した分やり終えた後の満足感は大きくなる筈ですので…(ただ向き不向きはありますから難しそうなら最寄のショップさんに持ち込む方が無難かも…です。意外とディーラーは親切らしいですよ)。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2012/08/17
 
jpg画像 ハコスカヘッドライトカバー 素地調整(img1514.jpg) -1514- ハコスカヘッドライトカバー 素地調整

素材はFRPで表面にゲルコートかと思いきやどうもサフェーサーのようです。しかも極薄で…(意味がありません)。

という事で表面を#240のダブルアクションサンダーでクッションパットを付けて研磨します。
クッションパットをつけるのは余り削り過ぎない為で、こういった形状の部品に硬いパットで削るとラインがガタガタになってしまう恐れがあるからですね。

最後は手研ぎで細部を削っておきます。

2012/08/11
 
jpg画像 スクータータンデムバー 下地処理(img1513.jpg) -1513- スクータータンデムバー 下地処理

全体に小傷があったので表面を#240で研磨します。特に傷が深い部分は深く削りますが、削ってみて気付いたのですがこの素材、アルミじゃなかったんですね(驚)。

重さといい形といい、今までの常識からするとてっきりアルミかと思っていましたが、削ってみるとしたからプラスチックらしきものが出てきます(いや、実際プラスチックなんですが…)。

で、部品にある刻印を見てみると「PA」とちゃんと記載してあります。ポリアミドだったんですね…(所謂「ナイロン」です)。


強度が求められる部位でこういったプラスチックが使われているのですから技術的に凄い事ですよね。ただちょっと残念ではありますが…(どちらかと言うと金属の方が好きなので)。

2012/08/11
 
jpg画像 夏季休業日のお知らせ(img1512.jpg) -1512- 夏季休業日のお知らせ

いつもご贔屓有難うございます。

明日より当店は夏季休業日となりますので、この間少々お休みを頂戴したく存じます。

期間としては、

8月11日(土曜日)〜8月16日(木曜日)

となります。

この休みの間に腕の痛みを改善しつつ、ホームページも少し弄ろうとも思っています。

休み期間中に頂いたメールの返信は連休明けに順番に返信致しますので、少々お待ち頂けますようお願い申し上げます。

お待ち頂いている方々には不都合をお掛けしますが、何卒ご理解の程宜しくお願い致します。

2012/08/10
 
jpg画像 ステアリングボスとコンソールパネルの塗装承りました!(img1511.jpg) -1511- ステアリングボスとコンソールパネルの塗装承りました!

こちらは以前「シートベルトのバックル×4」を塗装御依頼頂いた方で、これまた得体の知れない部品(笑)を御依頼頂きました。そもそも車が不明です(凄く古い車だとは思いますが…)。

で、今回の御依頼としては、画像左側にある丸い部品(ステアリングボス)を「半艶の黒」で、その他のコンソールパネルは「結晶塗装の黒」で御依頼承っております。

ただコンソールパネルにはパテが付いていますから「これは結晶塗装の硬化温度150℃では到底持たないのでは…」と確認したのですが、どうやら耐熱性の高い物との事で既に200℃でも熱を掛けて大丈夫との事ですのでこのままの状態でお受付しました。普通のポリパテじゃ折角塗って貰っても全部剥がさなければなりませんので(確実に剥がれます)こちらが安心しました。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度もご贔屓頂きありがとうございます!(しかしリピーターの方が多いですね…恐)。

2012/08/10
 
jpg画像 ハコスカヘッドライトカバー ロゴイメージ(img1510.jpg) -1510- ハコスカヘッドライトカバー ロゴイメージ

オレンジキャンディーに塗ったヘッドライトにこんな感じでロゴを入れます。「S20」筆で描いたような感じですね。

本番ではこれを際に筆で描く訳では無く、いつもと同じくカットしたマスキングシートを貼って塗るので、それを想定してのデザインにしてあります。本当はもっと掠れるような筆使いを表現したかったんですけどね(苦笑)。

2012/08/10
 
jpg画像 鍵の塗装承りました!(img1509.jpg) -1509- 鍵の塗装承りました!

「鍵を塗るの?!」って感じですが、実際に鍵として使うのでは無く首から掛けたりとアクセサリーとしての用途に使うようです。

実は今回のご依頼は二回目で、以前も二本の鍵をご依頼頂いたのですが今回は新たに3本のご依頼となります。この度もご贔屓頂きありがとう御座います!


ご依頼内容としては以前と同じで、画像一番左にある見本と同じような色に右の3本を塗装で仕上げます。ちょっと普通の塗装ではないので調色が面倒だった気がします(高輝度メタリックとホワイトパールで構成したと思います)。

ちなみに以前行った作業は以下ページの「-1211-」辺りで紹介しております。
宜しければご参考下さい。

プロフィット日記2011年7月辺り


それではこちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
もう少々お待ち下さいませ!

2012/08/09
 
jpg画像 バイク用マグネシウムホイール塗装承りました!(img1508.jpg) -1508- バイク用マグネシウムホイール塗装承りました!

と言っても現状の塗装自体は弄らず、今回塗るのは「リム」の部分だけとなります。と言ってもそんなに単純な事でも無いのですが(笑)。

「リムだけ」となると、既存の塗膜の上に「ぶつ切りマスキング」を行う訳ですから、当然そこにはクリアーの段差が出来てしまいます。またマスキングした際の部分もガタガタに仕上がってしまったりもします。

ただベースコートとクリアーのマスキングをそれぞれ分ける事でこれも解消出来たりもしますので、今回はその方法を使って行う予定です。
そもそもご依頼頂いている塗色が3コートのブルーメタリックなので無用に膜厚が付いてしまう事が予想されるので、普通にぶつ切りのマスキングでやってしまうとトンでも無い仕上がりになってしまう恐れがありますので…。

作業法穂うについては実際に作業する時に画像撮って紹介しますね。


ちなみにこちらのオーナー様は「以前のプロフィット」の時からのお客様で、以前はバイクの部品の塗装をご依頼頂いていました。
って今もそれは変わらないですか(笑)。

この度もご贔屓頂きありがとう御座います!

2012/08/09
 
jpg画像 キャノンレンズフード「ET-87」 分解(img1507.jpg) -1507- キャノンレンズフード「ET-87」 分解

こちらのレンズフードは分解可能なのでバラした状態で各々のパーツを塗装します。

小さなバネが二つありますが、これはフードにあるボタン部分に付いているもので、以前も一度分解していますが既に記憶には無かったので再度組み付けをして確認しておきます。塗った後にぶっつけ本番で細かい組み付け作業をするのは大変ですから今の内に練習しておいて本番にはスムーズに作業できるようにしておきます。

ちなみにちょっとびっくりしたのは、今回のレンズは事前にキャノンのサービスセンターで穴を開けて貰っているようですが(PLフィルター用の穴?)、この穴を開ける時の摩擦熱でそれぞれの部品が溶けてくっ付いていました。
まあプラスチックなので溶けるのは当然ですからそれ自体は問題ではないのですが、意外とこれがよくくっ付いていて取れなかった事です。
無理にやって割れてしまったら大事ですから(買い直すのは良いですが穴を開け直すのは大変かと)それがちょっと怖かったです。

ちなみにこの事から察すると素材はABSですかね(溶着し易い素材です)。


予め作業しておこうと思いましたが、フード内部にマスキングする場合は短時間で剥がさないと植毛に糊の跡が残ってしまうので、本格的な作業は連休が明けてからに行います(粉が付くのも嫌ですので)。まずはその前に調色もでしたね(うっかりしていました…)。

という事で、また作業進行しましたら紹介させて頂きます。
もう少々お待ち下さいませ!

2012/08/09
 
jpg画像 インサイトテールランプ スモーク塗装 下地処理(img1506.jpg) -1506- インサイトテールランプ スモーク塗装 下地処理

塗装は連休が明けてからになるのですが、とりあえず塗る為の準備はしておきますのでご安心下さい。


ちなみに当初のご希望としてはスモークを「濃い目」で、イメージとしては「ナイト2000のように」(懐)との事でした。
普通にこれで通じたのでもしかしたら世代的には同じなのかも知れませんね(笑)。

ナイト2000 テールランプ


ただ上のリンク先を見て頂いても解かるとおり、テールランプの濃度はどれが本物か解かりません(苦)。

しかしながらその後オーナー様から、「ホームページを見ているうちに気が変わりまして」との事で「標準濃度」に変更承りました。
そうですね、濃い目はちょっとキツイでかと(笑)。


画像は左側が足付け処理済みで、右側が処理前の状態です。
クリアー抜きなどはありませんが、クリアーを高品位なタイプ「クリスタルクリアー」でご指定頂いております。


連休明けにはいつものインプレッサテールランプが届く予定ですので、それとタイミングを合わせて塗れる予定です。

作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

2012/08/09
 
jpg画像 これはデジャヴーじゃ・・・(img1505.jpg) -1505- これはデジャヴーじゃ・・・

先日納品させて頂いたSONYvaioのノートパソコンのバッテリーは無事喜んで頂けたようで、ただ手持ちのバッテリーがさらに壊れてしまったとの事で追加で御依頼頂きました。うーん、同時での御依頼だったら複数割引が出来たんですけどね…。

ただ前回使った色が一色は残っていて、もう一色は無くなってしまったのですが(干からびてしまいました…)内容はまだ覚えていますのでそんなに大変ではありませんから若干調色費も下げられました。
ですので前回の御依頼時よりはお安く出来る感じではありますね。

他にも同じ色でお困りの方は早めにどうぞ、と言いたい所ですが、この色のノートパソコンは限定505台のみとの事ですから需要はそんなに無いですか…。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度もご贔屓頂きありがとうございます!

2012/08/09
 
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