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-365- COOPERのホイール 本塗り開始ですC
そして文字の白が乾いたらその部分をマスキングします。
これで「台形の赤」と「白い文字」が出来あがりましたので、いよいよホイール全体のガンメタを塗ります。
ガンメタは隠ぺい力が強いので、極端に膜厚がつく前に終了するのでロゴ部分の仕上がりも良く出来るのです。
2コート程度までであれば輪郭は綺麗に出来ますが、5コートとなるとかなりマズイですね。マスキングテープを剥がした時にキワがガタガタになったりします。 なのでそれぞれの色の「隠ぺい性」を考えて塗り重ねる順番を決めたりします。基本的な事ではあるのですが、時にはそのセオリーに反して行う場合もあります。 そういった判断は今までの経験(と言うか失敗のトラウマですね…)を踏まえ、完成までのイメージを想像して臨機応変で行います。
2011/02/28
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-364- COOPERのホイール 本塗り開始ですB
そして文字部分に「白」を塗ります。 この時点でもマスキングは極小範囲なのでその辺に白が飛んでますが、肌を荒らす程ではないので気にしないでOKです。
2011/02/28
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-363- COOPERのホイール 本塗り開始ですA
そしてレッドに塗った部分が指触乾燥したら(実際にはそれよりしっかりと乾燥した「テープフリー」な状態)予め用意したカット済みマスキングシートを貼ります。
2011/02/28
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-362- COOPERのホイール 本塗り開始です!
お待たせしました!本日無事本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。
ご依頼時、このホイールには「COOPER」なる赤地に白文字のシールが貼ってありましたが、今回はそれを塗装でご依頼頂いております。 いつも行っているような「ロゴ入れ塗装」の応用編のような感じですね。
いつもは先にベース色、今回の場合は「ガンメタ」(チャコールブラック)を先に塗りますが、隠蔽性の問題から先にロゴ部分の赤を塗る事にします。 ガンメタの上にレッドを塗るのは隠蔽し難いので無用に膜厚がつき仕上がりが悪くなる可能性があります。 が、現状のプライマー(グレー)の上にレッドであれば簡単に隠蔽出来るので先にレッドを塗るのです。
この時点では特にマスキングは必要無く、ロゴを塗装する部分より広めに赤を塗っておきます。
2011/02/28
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-361- COOPERのホイールセンターキャップI
そしてクリアーを塗布して本塗り完了です。
仕上げはホイール同様「半艶」になるのでクリアーも半艶仕様にしてあります。画像は塗りたてなので艶がありますが徐々に消えていきます。
塗装したのは「裏」なので、これの反対側には元々の状態も残っています。何だか面白いですね(笑)。 来週はホイール本体も本塗り予定です。楽しみにどうぞ!
2011/02/27
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-360- COOPERのホイールセンターキャップH
そして全ての色(ベースコート)が終えてマスキングを全部剥がします。まさに感無量といった時ですね(笑)。今までの苦労も吹き飛びます。
塗装だけならここまで時間掛かりませんでしたが、元々あったロゴをスキャンしてパソコンに「画像」として取り込み、それをXY軸の「線」(ドット)としてデータ化するといった作業はやはり大変でした。辛い記憶が走馬灯のように浮かびます(冗談です。そこまで苦労してませんので。笑)。
2011/02/27
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-359- COOPERのホイールセンターキャップG
赤いリング部の塗装を終え、さらにそこもテープフリーになったらマスキングをし、次に「COOPER」のロゴ部分を塗ります。ここはシルバーです。
2011/02/27
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-358- COOPERのホイールセンターキャップF
ベースカラーとなるガンメタ(ROVERチャコールブラック:カラーコード「LVD])を塗装し、テープフリーな状態になったらマスキング開始です。
中心に貼るのは結構難しいのですが、既に仮想マスキング作業(練習)は済んでおりますので落ち着いてそれ通りに行います。
2011/02/27
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-357- COOPERのホイールセンターキャップE
そして先日パソコンで作成しておいたデータを使ってマスキングシートを作成します。 カットは専用のプロッターがやってくれますが、余分な箇所の除去は自分の手で行わなければなりませんのでピンセットを使って一つ一つ取り除きます。これが結構面倒な作業ですね…。
2011/02/27
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-356- COOPERのホイールセンターキャップD
プライマー塗った状態です。実は結構前で(2週間くらい前ですっかり紹介忘れてました…)既に完全硬化しています。
2011/02/27
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-355- COOPERのホイールセンターキャップB
当初はこの面を削って平滑にする予定でしたが、隣にいたゴトー氏から「裏返して使えばいいじゃん」とアドバイス頂きました。 な、なるほど。全く気付きませんでした…。頭が固くなってますね。
素材は銅かと思ったら真鍮のようですね。いつもとは違うので(鉄やアルミやステンレス・チタンなど)一応メッキと同様のプライマーで対応しておきます。足付けはダブルアクション#120です。
2011/02/27
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-354- COOPERのホイールセンターキャップA
メッキ素地への塗装なので、それ専用の下地処理と材料を使って塗装可能な下地を作ります。その部分の作業は公にはしないようにしておりますので紹介は省いていますが実はかなり面倒です(なので費用もその分高いです…)。
2011/02/27
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-353- COOPERのホイールセンターキャップ
最初は全く気付かなかったのですが、実はこのセンターキャップ、蓋と土台の2ピースだったのです…。
固定は両面テープで着いていましたが、かなり強力なので裏からドライヤーで暖めつつ、隙間からヘラを差込み剥がしていきます。 黒く残ったのが両面テープですね。
しかしこれで塗装する物が増えてしまったのでその分面倒なことになってしまいましたが(苦笑)、これにより省けた作業もあったので相殺って感じですね。
2011/02/27
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-352- COOPERのホイール
画像は作業前の状態で、センターキャップの作業が進行しましたので一応最初の状態を紹介させて頂きますね。
センターキャップはメッキされているので普通には塗れません。密着性が悪いので剥がれてしまうのです。 今回それをホイールと同色(ガンメタ)にするのですが、さらに元の状態と同じように「COOPER」のロゴと赤い丸のラインも再現するようにご依頼頂いてます。何も考えなければ簡単そうに感じますが請けてくれる塗装屋さんは少ないでしょう(なのでうちにお鉢が回って来たのだと思いますが…苦笑)。
2011/02/27
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-351- 色見本帳届きました!
以前担当して頂いてたオートサプライヤーさんから差し入れ頂きました(笑)。
色見本帳は無料貸し出しをしていますが、それでも幾つかは返って来ない物があります。 高い物なのでとても困るのですが(補填出来ません…)、時々こういった形でサポートして頂ける方々がいらっしゃいますのでとても助かります。感謝感謝です。
「ちゃんと管理すれば」と言われてしまいそうですが、その都度「注意事項」なんて条件を沢山付け加えるのも何だかイヤラシイので(爆)、その辺は曖昧というかヌルくやっていきたいと思ってたりします。 「メールフォーム」も考えてたりすますが、もう少し頑張ってみたいと思います(笑)。
2011/02/25
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-350- ベンツのヘッドカバー 旧塗膜剥離作業B
ワイヤーブラシで擦ること1時間くらいでここまでになります。 入り組んだ箇所はまだ塗装が残っているので、ここからは裏庭にあるサンドブラストでの作業になります。 ただサンドブラスト作業も楽では無いのでこの時点でまだ半分くらいですね(苦笑)。
ブラスト作業したら直ぐにプライマー塗装になりますが、まだそのタイミングではありませんのでとりあえずこの時点で保管となります。
また進行しましたら紹介させて頂きますね。今しばらくお待ち下さいませ!
2011/02/25
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-349- ベンツのヘッドカバー 旧塗膜剥離作業A
一週間くらい浸けておくと古い塗装はある程度剥がれてくれます。 気温の高い夏場だと分子の活性が高いせいか(私的見解ですが)もと早く剥がれてくれるのですが冬だと遅いですね。途中何度か出しては擦ってを繰り返してます(そう簡単に剥がれてはくれません…)。
この作業だけはプロもアマも関係無く(笑)、握力が無くなるまでワイヤーブラシで擦ります。細かい箇所はマイナスドライバーも使います。
2011/02/25
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-348- ベンツのヘッドカバー 旧塗膜剥離作業
ベンツ系ヘッドカバーの嫌なところは「裏まで塗ってある」です。 他のメーカーでは裏まで塗ってあるなんて事は無いんですけどね。何の意味があるんでしょうか…。
この後、剥離浴槽に付けて一週間程寝かします。続きがあります。
2011/02/25
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-347- フェラーリ575 テールランプスモーク完成ですA
最初に質問されたのは「赤い部分は赤く、ウィンカーはオレンジに、バックランプはクリアーになりますか?」といった事でしたが(違ってたらすいません…)、画像を見て頂いても解るように無灯火で赤いレンズとクリアーのレンズの違いも解りますので問題無いですね。 「それでいてちゃんとスモークに」といった事をイメージしての濃度となっております。標準程度の濃度ですね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座いました。 今後ともどうぞ宜しく御願い致します!
2011/02/25
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-346- フェラーリ575 テールランプスモーク完成です。
いきなりの完成ですが、当初から「一応撮っておくかな」的だったので他に画像がありません(苦笑)。
もう一枚画像あるので紹介しますね。
2011/02/25
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-345- フェラーリ575 テールランプスモーク塗装承っておりました。
宮城県の業者様からご依頼頂いておりましたフェラーリ575(マラネロでしたっけ?)のテールランプ一式です。 既に納品済みなのですが「掲載して構わない」との事ですので紹介させて頂きますね。
そのままだと自立しない形になってますので(この辺の余り考えていない的な所がフェラーリっぽいですね)、ちゃんと上を向くように土台をダンボールで作ってます。
スモーク濃度は「標準」です。これの他にサイドマーカーもご依頼頂いてます。
完成画像あるのでそちらも紹介させて頂きますね。続きます。
2011/02/25
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-344- GIBSONベースギター サフェ研ぎ完了
サフェーサーを研ぐ前には「ガイドコート」として缶スプレーの黒をパラ拭きしています。
で、研ぎ終わるとそれらが全て(完全という訳ではありませんが)無くなってます。これで巣穴や肌目が残っていないのを確認する事が出来ます。
サフェ研ぎの工程としては、
・ダブルアクションサンダー#320→#400
・手研ぎ#400→#800
といった感じです。全て水を使わない「空研ぎ」で完結しています。
本塗りのタイミングはまだ少し先になりそうですのでとりあえずはこの状態で保管し、順番が来ましたらマスキング作業になります。 もう少々お待ち下さいませ!
2011/02/25
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-343- GIBSONベースギター 素地調整
サフェーサーが完全硬化したら表面を研摩します。
木目が残っていた表面は、先日の研摩作業と今回のサフェーサーの充填で取り除かれていますが、今度はサフェーサーの「肌」があるのでそれを研摩して平滑にしていきます。2液ウレタンサフェーサーは膜厚が付けられる分、表面の凸凹も意外とあるのです。
で、一昔前のこの「サフェ研ぎ」の作業は、耐水ペーパーを使った「水研ぎ」が基本でしたが、近年最も発展したのは「空研ぎシステム」だと思います(私的見解ですが)。
一昔前までは、細かい番手を空研ぎで行おうとすると直ぐに目詰まりを起こしてしまったのですが、現在各メーカーから販売されている空研ぎ対応のペーパーは凄いです。 #320→#400→#600→#800は勿論、最終磨き処理を行う場面で使う#2000や#3000までもが空研ぎで対応可能です。
空研ぎというと「深く傷が入るんじゃ…」と心配しがちですがそれも全く逆で、水研ぎよりもペーパー目は安定しています。
問題としてはやはり「コスト」なんですけどね(苦笑)。そんなにリッチには使えませんのでTPOで使い分けてます。
ただ全てが空研ぎで出来るシステムがあるととても助かります。 今回のような木製品だと水を吸うと面倒なので(穴があるので中に入ってしまいます)、最初から最後まで水を使わない研ぎ作業が出来るのは本当に助かります。
2011/02/25
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-342- ゴルフ4のドアミラーカバーの塗装承りました!
先日届きましたVWゴルフ4のドアミラーカバーですね。VW純正品のようでかなり程度が良いです(助かります…)。
メーカー純正品の場合はこんな感じで「プライマー」が塗られた状態なのが基本です。 勿論油分なども付いていないクリーンな状態ですので(見た目の判断だけですので信用はしてませんが)、簡単な下地処理のみで本塗り可能です。
工程としては、
・脱脂 ・足付け ・脱脂 ・本塗り
になります。途中「調色」(塗料作成)といった作業もありますが、それを含めても比較的時間の読める作業なので仕事としては非常に安定しています(笑)。
ただ少し面倒なのは塗るのが外側だけでは無いので、塗装時のセッティングをちゃんとして内側もきちんと塗れるように気をつけます。 「鏡が付けば見えないでしょ」と適当にやると痛い目を見ますので(何度も見てます…)、ミラーの隙間から見えると思われる部分からさらに奥まで塗っておくようにします。
ちなみに色はボディ同色の「リフレックスシルバー」(カラーコード:LA7W)です。
それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。 この度のご依頼、誠にありがとう御座います!
2011/02/25
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-341- テールランプスモーク塗装承っております!
紹介遅れましてすいませんでした。こちらは相模原よりご依頼頂きましたテールランプで、ただ車種を忘れてしまいました…。ハイラックスサーフのような車両だったと思いますが(それでは無いのは覚えてますが…苦笑)頭が弱くて申し訳御座いません(溶剤でヤラれてしまった次第です)。
ご依頼内容は解っておりますのでご安心下さい。確認しておきますと、
・全体をスモーク塗装(クリアー抜き無しの「ベタ塗り」です)
・濃度:標準(当ウェブサイト内の「ウィッシュハイマウント程度」)
となります。
こちらも作業開始はちょっと先になりますが、進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!
2011/02/25
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-340- インプレッサテールランプ(from島根)届いてます!
こちらは島根県から届きましたインプレッサのテールランプ一式ですね。現在お預かりの3セット目で御座います。
ちなみに2セット目の方は埼玉からのご依頼品です。ちゃんと管理しておりますのでご安心下さいませ。
こちらのご依頼内容としては、
・レッドキャンディ塗装 ・クリアー抜きは「柱有り」 ・最後に全体的に薄くスモーク ・クリスタルクリアー
になります。
まあしかしスバルオーナー様は異常です(爆)。 といっても恐らくは自覚症状があると思いますが(笑)、全国的にみてこんな風にお金遣う方々も珍しいと思います。スバルも安泰ですね(逆ですかね…苦笑)。
それではこちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。まだ先になりそうですが楽しみにどうぞ!
2011/02/24
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-339- シートベルトのバックルのパーツ塗装承りました!
個数が4つなので多分自動車のベルトだと思いますが、それにしてもレトロな感じが強いです。何のでしょう…。
ご依頼頂いたのはエンジ色の部分の塗装で、画面左下にあるのは見本です。かなり燻ってますが元々は「艶ありメタリック」のようです。
塗装を依頼されている部品は鉄製のようで、錆による浸食の跡からして凄い状態だったのがわかります。 当店に届いた時点では画像のように錆は取り除かれ(多分サンドブラストですね)、錆止めの為のユニクロームメッキも施してあるとの事です(洋服屋では無くそういった種類のメッキがあるのです)。
こちらも作業開始は少し先になってしまいますが進行しましたらまた紹介させて頂きますね。 この度のご依頼、誠にありがとう御座います!
2011/02/24
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-338- インプレッサのフロントグリル&フォグカバー塗装承りました!
こちらはいつもの常連さんで、今回も何か新しい物を買ってきて持って来られました(笑)。この度もご贔屓頂き有難う御座います!
当店で最初にテールランプをレッド化でご依頼頂いたのがこちらのオーナー様で、それからリヤスポも塗らせて頂きましたね(何か他にもあった気がしますが…)。
で、今回は今までも何回か経験ある「フォグカバー」ですね。 マスキングが激しく面倒なのですが、PSPのマスキング(やったんです…もうやりませんが)に比べれば全然マシですしもう慣れました(爆)。
さらに今回はフロントグリルのメタリックの部分もご依頼頂いてますので、フロントはかなり悪顔になりそうですね。どれも「艶消し黒」で承っております。
こちらもまだまだ手付かずで作業開始は少し先になりそうです。というか全く先が見えません…(苦)。 何卒もう少々お待ち下さいませ!
2011/02/24
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-337- ハーレーのビキニカウル塗装ご依頼いただいてます。
先日はわざわざご足労頂き有難う御座いました! ご依頼頂いたのは、ここから結構近くの某自動車ショップの社員さんで(間違えてたらすいません…)、先日うちのお客様からご依頼頂いたヘッドカバーの塗装を納品した事で一応お知り合いになりまして今回に至ります。
被塗物はハーレーにしては珍しいアッパーカウルですね。 FRP製品なので一旦サフェーサーで下地作ってから「艶々の黒」に仕上げます。
ちょっと立て込んでいてまだ何も出来ておりませんが、タイミングが来ましたら作業開始させて頂きますね(ってまだ先になりそうですが…)。
改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!
2011/02/24
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-336- パソコンケースの内部パーツ一式 プライマー塗布完了です。
そしてプライマー塗布完了です。画像だと台に乗ってますが、塗る時は吊るして塗ったり片側ずつ塗ったりしてます。
とりあえず全品プライマーまで完了し、あとは寝かしつつ本塗りの順番を待ちます。これがちょっと先になるかも知れませんので完成は2月を過ぎてしまうと思います。 お待たせして申し訳御座いませんが何卒宜しく御願い致します…!
2011/02/24
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-335- パソコンケースの内部パーツ一式 プライマー塗布準備
アルミパーツの素地調整は、
・ダブルアクションサンダー#240
・スコッチ#320
・リン酸処理
といった感じで行い、続けてプライマーを塗布します。 これの他にも色々ありますが全部ありますのでご安心下さい。
2011/02/24
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-334- パソコンケースの内部パーツ一式 素地調整B
赤く見えるのは、クロムメッキの下にある「銅」の層ですね。 鉄に直接メッキは出来ませんので(多分)銅メッキがあるのは普通の光景です。 当然プラスチックパーツのクロムメッキもこれと同様で、美しいメッキの下には銅の層があるのです。
日陰的ですがそれが無いと上が成り立たないなんて、どこの世界も同じなんですね(爆)。
2011/02/24
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-333- パソコンケースの内部パーツ一式 素地調整A
という事でメッキは殆ど剥がれました。 ここの部分はアルミと鉄がリベットで組み合わさって出来ていますのでアルミの部分も一緒にブラスト掛けてしまいます。
2011/02/24
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-332- パソコンケースの内部パーツ一式 素地調整
こちらもお待たせしております。作業進行しておりますのでご安心下さいませ。
こちらは「パソコンの内部パーツを艶消し黒に」でご依頼頂いているもので、その殆どは「アルミ無垢」の素材なのですが、幾つかはメッキが掛かったスチール(鉄)製の物もあります。
メッキはそのまま塗っても塗料の密着性が悪いのでサンドブラストで処理します。
2011/02/24
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-331- インプレッサテールランプ(from名古屋)も作業開始ですA
ご依頼内容を確認しておきますね。
・当ウェブサイト上のインプ塗装例と同じように (「柱無し」です)
・最後に全体に薄くスモークを
・クリスタルクリアーで
といった感じです。了解しました。
画像は足付け処理後の脱脂風景で、脱脂作業は「シリコンオフ」なる脱脂用溶剤(溶解力が弱く塗装を侵し難い溶剤)と、「ウエス」を使います。
この「ウエス」ですが、実際には布のウエスを使う訳ではありません。脱脂専用の物の物で、紙のように見えますがそうではなく「プラスチック」に近いです(確か…)。
塗装はちょっとした油分でも「ハジキ」など致命的なトラブルを起こすので、本塗り前に使うウエスは毎回新品を使います。
2011/02/24
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-330- インプレッサテールランプ(from名古屋)も作業開始です!
こちらは名古屋から届きましたインプレッサのテールランプ一式ですね。 現在これと同じテールランプが手元に3セットありまして(爆)、間違えないように緊張します。
これら3セットを纏めて塗れれば、プロフィットも自社ビルが持てそうか気がしますが、体力的にも精神的にも到底無理そうです(苦笑)。 クリアー抜き部分のマスキングを剥がす時など、毎回過呼吸で倒れる寸前でやってますので(爆。というか窒息死ですかね)。
ですので2セットが限界ですね。 今行っているスイフトのテールランプと一緒に塗れるように並行して作業しています。
2011/02/24
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-329- スイフトテールランプ マスキングライン確認A
そしてもう一方の反対側のテールランプに足付け処理を行い、本番マスキングの準備をします。
といってもそれが出来るのは「塗る当日」になりますので、これ以上は何も出来ません。塗装ブースが空く都合を見極めてからの作業となるので、とりあえずはこの状態で保管し、「その日」が来たら一気に本塗りまで作業を進めます。 といってもマスキングだけで半日は掛かりそうですのでその日は早出ですね(苦笑)。楽しみにどうぞ!
2011/02/24
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-328- スイフトテールランプ マスキングライン確認
先日仮合わせ的にラインをトレースしてみまして、本日再度細部の合わせを行いました。
ラインの幅やマスキング箇所など色々と指定があるので、一つ一つそれに沿って確認をし、直接メモを書き込んで一つの「見本品」を作成します。
2011/02/24
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-327- オーディオフェイスパネル パテ作業完了です!
スプレーパテを塗布し、さらに部分的にポリパテを着けて研ぎ終わった状態です。
さらにこの後ウレタンサフェーサーを充填し、最後のライン出しを行う分けですが、その前に一旦オーナー様に返送して「現車仮合わせ」を行って頂くことにしました。 折角綺麗に塗りあがっても「着かないですよ…(泣)」では困りますので(爆)、この時点でちゃんと着くのか試して頂きます。
一応先に頂いた画像を見た限りでは、枠と内側のモニターでは隙間があるので内側に肉厚が着く分には問題無いと思ってます。ですので構造強化しているのは基本的に内側です。 外側は左右のエアコン噴出し口のパネルと干渉するとの事ですので、基本ラインからは食み出ないように注意しています(と言うか基準ラインを超えた部分は削り落としてます)。
と言うことで明日には発送いたしますね。お手数をお掛けしますがどうぞ宜しくお願い致します!
2011/02/23
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-326- スイフトテールランプ 塗り分けライン
こちらもお待たせしました!先日よりお預かりしておりますスイフトのテールランプですね。ようやく作業着手です。お待たせしました…!
とりあえずは本番のマスキングでは無く、各塗り分けラインの確認を実際にマスキングテープを貼って目と体で確認してみます。
このテールランプは完全なクリアーレンズでは無く、部分的にレッドとクリアーがある状態です。 それにさらにレッドキャンディーを塗装し、画像にある白いテープ部分を「クリアー抜き」にして模様を描くようなデザインに塗装を施します。
正直色々と難題がありますが(苦)、ある程度の無理を押してチャレンジしてみたいと思います。 ネックはやはり「マスキングラインの際の美しさ」で、通常の塗装では無いので(レッドキャンディーがです)ラインがガタガタにならないように手を尽くしてみたいと思います。
何度かラインの確認をし、上手く出来そうならそれを参考にしながら反対側のテールランプを作成し、さらに見本のマスキングを全部剥がして同じような対象のマスキングを行います。
楽しみにどうぞ!
2011/02/23
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-325- ハーレーの前後フェンダー プライマー塗布B
裏表塗り終わったら少し時間を置いて強制乾燥します。赤く見えるのは赤外線ヒーターの色ですね。
これもここまでこれば安心ですので(錆が進行する事はありません)、ここで少し寝かして他の作業を進行する事にいたします。 次にお待たせしているのは「パソコンケース内部の塗装」と「スイフトのテールランプレッドキャンディー塗装」ですね。今しばらくお待ち下さいませ!
2011/02/22
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-324- ハーレーの前後フェンダー プライマー塗布A
合わせ目部分と、フェンダーのフチの折れ曲がった部分の裏も処理し終わりました。
ここからようやく普通にプライマーが塗れます(苦笑)。
2011/02/22
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-323- ハーレーの前後フェンダー プライマー塗布
凄い仕事ですが(爆)これはこれで良いのです。
ハーレーのフェンダーの様に「1枚もの」では無いパネルで、さらに亜鉛メッキされていないような金属は錆がとても(というかかなり)出易いので隙間にプライマーを流し込むように塗っておきます。 本当はドブ付けのカチオン(かアニオン)電着塗装かメッキ処理が出来れば良いのですが、個人でやっているような極小企業(企業と言うのも厳しいです)にそんな設備はありませんので、出来る範囲で出来る事をやっておきます。
タップリと溢れんばかりにプライマーを塗り、さらにエアーガンで勢い良く奥までいくようにエアーブローし(当然その辺にプライマーが飛び散ります…)、続けてシンナーを含ませたウェスで拭き取ります。 プライマーの役目は「防錆」といった化学的な役割があり、それ自体に強度は無いので「厚塗り」は逆に塗膜の性能を落とします。なので余計な膜厚を付けないように拭き取るのです。
2011/02/22
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-322- ハーレーの前後フェンダー 返ってきました
傷は少なかったですが錆が出ていたので「総剥離」となったハーレーのフェンダーです。スチール製ですね。
こいうった大掛かりな剥離作業の場合には、うちでやると余計にコストが高くなるので専門のショップさんにお願いしています。 埼玉県のU2さんですね。→U2
以前のプロフィットから何度かお世話になっていて、うちのように「発送〜返送・代引き支払い」なので作業依頼もスムーズに、そしていつも期待通りの仕上がりで返って来ます。有り難い限りです。
返送される時には脱酸素剤と一緒に2重に梱包されて来ますが、そのまま放置すればやはり錆が発生しますので即座にプライマー塗装になります。 むしろこれのタイミングを計っての発送依頼といった感じですね。思ったよりも早かったので(いやこちらが遅いのでは)ちょっとバタバタしましたが即日プライマー塗布完了しておりますのでご安心下さいませ。
2011/02/22
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-321- GIBSONベースギターの「色」
オーナー様からは、色の参考になる画像を頂いておりまして、それを元に色はこちらで決める事にします。
で、選んだのはSUBARUのブルーですね。インプレッサのあの色です。 色見本帳だと解り難いですが、透かしにバイオレットが出て深みのある美しいブルメタ(ブルーメタリック)です。私的にお勧めです。
しかし「木目の自然な感じ」から一点、今回のブルメタで随分とイメージが変わるでしょうね。近代的というか「機械的」でしょうか。エレキって感じで良いと思います(無理やりな感がありますね。すいません…)。
2011/02/22
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-320- GIBSONベースギター サフェーサー塗布完了です
写真を縦にすれば良いのですが、ここで使用しているcgiの都合上、縦にすると無理やり横長に伸ばされて変になってしまうのでそれが嫌なので無理やりにでも横にしています。見難いですが何卒ご容赦下さいませ…。
という事で、去年からご予約待ちだったギターも無事サフェーサー塗布完了しました。 素材が木なのでここで熱を入れると危険ですので(内部の空気が一気に膨張してブリスターを発生させます)、40℃以下の低温でゆっくりとそして長めに硬化させますね(当分寝かす事となります)。
色も決まってますのでそちらも紹介しますね。
2011/02/22
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-319- GIBSONベースギター 素地調整A
#240の後に#320で均してます。良い感じにツルッとした素地状態になりました。 この後エアーブローして研ぎ粉を飛ばし、シリコンオフで丹念に脱しをしてサフェーサー塗ります。 サフェーサーの効果としては「充填」の役目ですね。木目の段差が研摩で取りきれなかった分これを充填して、完全硬化したら削って平滑にします。
2011/02/22
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-318- GIBSONベースギター 素地調整
今回のギターは比較的綺麗なのですが、仕上げが「木目クリアー仕上げ」なので色がついたようなギターとはちょっとまた違います。 「木目を活かした仕上げ」の木目が残っているんですよね(苦)。
ですので表面の木目模様をダブルアクションサンダー#240で削って平滑にします。 機械が入らないところは手研ぎでシコシコと削っていきます。 削らなくて良さそうなところもそのままではこの後の下地塗料(サフェーサー)が食いつかないので#320程度で足付け処理をしておきます。
こういった作業は当然粉だらけになりますので防塵マスクをしますが、しない場合も多々あります。電話鳴って出たりするとどこかにマスクを忘れてしまい、探すのが面倒なのでそのままやったりなんて事ですね。塵肺まっしぐらな感じもしますが、以前に比べれば消費する粉の量(爆。消費じゃなくて生産ですね)も全然違うので少しは長生き出来そうです。皆さんも気をつけましょう。
2011/02/22
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-317- COOPERのホイール プライマー塗布完了
こちらもお待たせしました!何とかここまで来ました…(去年からのお預かりでして…)。
現在は「小物塗装」という事で知人の自動車板金塗装工場(TACさんです)の中に「間借り」といった形態でやらせて頂いておりますので、ホイール程の大物になると作業場所も大きく取るのでそのタイミングも難しいです。ちょっとだけやってまた仕舞うって訳にも行きませんので…。
で、画像は一気に下地処理を終えて乾燥したのでブースの端っこで寝かしている状態です。裏もプライマー塗ってあります。
ちなみに今回はホイールにもロゴ入れの塗装があるので本塗り前の準備もちょっと大変です。 毎回同じことなら何も考えなくても勝手に手が動いたりもするのですが、今のように毎回仕様が違う業務だとどうしても段取りに時間が掛かってしまいます(まあそれが面白いところでもあるのですが…苦笑)。
という事で、とりあえずここまで来たので安心です(勝手な私的見解です)。 こちらを寝かしている間に他の作業を進行していきます。もう少々お待ち下さいませ!
2011/02/22
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-316- 「焙煎工場さかいち」仕様のフレーム完成ですB
自転車の事は良く解らないのですが(安いMTBは乗ってますがメンテナンスも余りしてませんので全く詳しくありません…)、恐らくリヤブレーキが固定される所は今回一緒に塗られてしまっていたのでフレームと同じ様に一旦剥がして艶消し黒で塗ってます。
先ほど「完成のお知らせ」メール差し上げておりますので、お手透きの際で構いませんのでご連絡頂ければ幸いです。 この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!
ちなみに今回の剥離費用1万円は、こちらの珈琲ショップさんからの「珈琲豆の定期購買」と相殺させて頂いております。 ですので現在も定期的に新鮮な豆が工場に届きます。 種類はとりあえずお任せで、今回はブルーマウンテンが届きました(憧)。まだ開けておりませんのでこれからが楽しみです。 こんなに贅沢して良いのかと時々心配してしまいますが(根が貧乏性なので…苦)、メール便で送ってくれるので送料分は殆ど掛からないからとてもお徳な気分です。 いつも有難う御座います!
→「焙煎工場さかいち」
2011/02/22
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