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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2012】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 ミツオカZERO1ヘッドカバー結晶塗装 ほぼ完成ですB(img2233.jpg) -2233- ミツオカZERO1ヘッドカバー結晶塗装 ほぼ完成ですB

で、こっちの角度から見ると良く解るのですが、手前の壁状になっている部分は本来はこんなに薄く無い筈なのですが…。

参考までに同じだと思われれる画像があるので宜しければどうぞ。

ロードスターヘッドカバー 結晶塗装「赤」

と言う感じで、随分大胆にカットして新たに蓋を作ったようです。凄いですね…。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/11/28
 
jpg画像 ミツオカZERO1ヘッドカバー結晶塗装 ほぼ完成ですA(img2232.jpg) -2232- ミツオカZERO1ヘッドカバー結晶塗装 ほぼ完成ですA

ヘッドカバーは型に金属(アルミ)を流し込んで作る「鋳造製品」なので、どうしても端の部分にはバリが結構残っています。

が、今回のヘッドカバーは色々と加工されているついでに作業されているのか、そういったバリが一切見当たりません。随分と手が掛けられてますね…(恐)。


ちなみに結晶塗装の目は塗り方や材料によって結構変わります。
原色はかなり粘度が高い(固い)のでシンナーで希釈しますが、その希釈率によっても膜厚が変わるので目は変わります。

膜厚が薄いとちゃんとチヂレてくれなく、厚過ぎるとちょっとクドい結晶目になります。
これらを踏まえてそして全体に均一に綺麗に塗る事によって美しい結晶目が出てくれるのです。

と言っても塗装委材料自体が専用の物なので適当に塗っても勝手にチヂレてはくれるのです(笑)。余り深くこだわらなければ意外と誰でも出来る事なんですが、私的にはやはりまだまだ奥が深いように感じてしまいます(何故か年々深くなっている気もしますが…苦笑)。

2012/11/28
 
jpg画像 ミツオカZERO1ヘッドカバー結晶塗装 ほぼ完成です!(img2231.jpg) -2231- ミツオカZERO1ヘッドカバー結晶塗装 ほぼ完成です!

大変お待たせしました!ロードスタベースのミツオカ用ヘッドカバー、結晶塗装の青でほぼ完成となります。本日夕方以降で発送可能です。

いつもと違ってヘッドカバー表面にロゴやフィンなどのストラクチャーが一切無く、このせいでどうしても結晶目自体が目立つので結晶目が綺麗に並ぶようにと結構緊張しました。私的には良い感じに出来たと思います。

他にも画像あるので紹介しますね。

2012/11/28
 
jpg画像 スターバックス限定タンブラー塗装 完成ですB(img2230.jpg) -2230- スターバックス限定タンブラー塗装 完成ですB

光が当たった時の実際の見た目はこの画像が一番近いかと思います。3コートパール特有のしっとりな上品な感じが出ていて狙い通りでは、と思う次第です。

ちなみにこちらのオーナー様は今までも何度も御依頼頂いる方で、ただこれまではピンク系が殆どでした。

参考までに→THERMOS携帯マグ 3コートピンクパール仕様


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/11/28
 
jpg画像 スターバックス限定タンブラー塗装 完成ですA(img2229.jpg) -2229- スターバックス限定タンブラー塗装 完成ですA

置いた状態だと日が当たらないので手に持って直接太陽光を反射させてみました。

ちょっと大げさに写り気味ですが、パールが効くとこんな感じです。

今回の色であれば通常使われているのは「レッドパール」なのですが、それだと濁りが発生してしまい今回のような赤は出せなかったので、「キャンディーレッド」で一旦下地を作ってその上に「ゴールドパール」を掛けてみました。

光線が当たらない状況では先ほどのような赤ですが、光が反射すると黄色味(ゴールド)を帯びた色が出て来ます。これが色相をズラしての3コートパールの面白い所ですね(ただ実際は写真で見るよりもう少し大人しいです)。


で、底にはオーナー様の座右の銘をデカールで貼っています。
ちなみにパールをゴールドにしたのはこのロゴカラーと同系色で揃えるっていう狙いもあります。最初は青系のパールも考えていましたからね。

2012/11/28
 
jpg画像 スターバックス限定タンブラー塗装 完成です!(img2228.jpg) -2228- スターバックス限定タンブラー塗装 完成です!

お待たせしました!サーモス社製のスターバックスクリスマス限定タンブラー、本日完成です。

奥に置いてあるのは色見本として一緒に御預りしたマニュキアで、あちらに比べるとメタリック感は弱いですが代わりに3コートパールにしてパール感を出しています。

他にも画像あるので紹介しますね。

2012/11/28
 
jpg画像 プラドのテールランプも(img2227.jpg) -2227- プラドのテールランプも

こちらのテールランプも先ほどの2件と並行して作業進行しております。ただ内容は一番複雑ですが(笑)。

ご依頼内容としては、

・クリアーの部分を下の赤と同じ感じに
・バックランプ部分はクリアー抜きで
・最後に全体に薄くスモーク
・クリスタルクリアー

といった感じです。


なので本塗り前に赤い部分全体をマスキングし、クリアーの部分を赤くしたら最後に全体にもう一度赤を塗って色相を合わせます。

その後バックランプのクリアー抜き部分のマスキングを剥がしたら全体にスモークを塗ります。ネックは赤い部分が違和感なく揃えられるか、ですね。


クリアーレンズ部分は反射板がドぎつい感じではありますが、むしろこの場合の方がレッドキャンディーやスモークは映えるのです。
まあ今回は下の赤に揃って貰わないと困るんですけどね(苦笑)。

2012/11/27
 
jpg画像 BMW3シリーズテールランプ 足付け処理(img2226.jpg) -2226- BMW3シリーズテールランプ 足付け処理

こちらも86のテールランプと並行して作業しています。BMWのテールランプ一式ですね。

このテールランプはウィンカー部分も赤くなっていますから、先ほど紹介したトヨタ86のテールランプがこんな感じになる筈ですが、ただこのテールランプの場合はちょっと「薄い」感じが強いですよね。新品なのに既に色褪せてしまっているような…(画像ではビビットですが実物は薄いんです)。


こちらのご依頼はスモーク塗装で、濃さは「薄め」ですから特にクリアー抜きは必要無い感じでね。全体をべた塗りで行います。


小さい方のテールレンズは土台部分が平らではないので自立しませんからこのままでは塗れません(台にくっついてしまいます)。
なのでダンボールで枠を作ってあげて自立するようにして本塗りに挑む事とします。

2012/11/27
 
jpg画像 SUBARU BRZテールランプ 下地処理(img2225.jpg) -2225- SUBARU BRZテールランプ 下地処理

こちらもお待たせしております。ダブルレッドキャンディーでご依頼頂いてますSUBARU BRZの純正テールランプです。最近お問い合わせが増えて来ています。

今回のご依頼としてはテールランプ全体をレッドキャンディーなのですが、ウィンカー部分はアンバー(オレンジ)に光るように薄めに抑え、他の部分は濃くなるようにと2段階で濃淡を付けます。


画像はマスキング〜足付け処理の作業中で、手前が処理前で上が処理後になります。


画像右下にあるのが足付け用のペーパーで、ただ実際には紙では無く「布」に近いです。細かい番手でも目詰まりし難く板金塗装業界ではヒット商品ですかね。ただコストとしては既存のペーパーに比べると10倍くらいしますが(苦笑)。
ただ今までのペーパーのように「時々深く入る」といった事が殆ど無く安定した足付け処理が可能です。

デメリットとしてはペーパーのような裏紙の「コシ」が無いので「ライン出し」ブツ取り」「肌落とし」は出来ません。均一な傷をつけるだけの事に特化していますので既存のペーパー(研磨紙)との併用が必要です。

2012/11/27
 
jpg画像 ミツオカZERO1ヘッドカバー プライマー塗布(img2224.jpg) -2224- ミツオカZERO1ヘッドカバー プライマー塗布

燐酸処理を行ってから良く洗い流して水気を取ったらいよいよ本塗りです。

まずはいつも通りプライマーから塗りますが、この時点でちょっと気になる箇所を発見しました。
今回のヘッドカバーはロードスター用の物を加工しているのですが、一部穴を埋めたと思われる箇所に巣穴が数箇所ありました。アルミ素地の状態では目立ち難く解からなかったのですがプライマーを塗ると巣穴が黒い点となって出るので目立つのです。

小さい物は結晶塗装ですから特に気にしないでも大丈夫ですが(結晶塗装は素地の粗を目立たなくするような塗装ですので)、大きい物だと膨れる原因となるので先に筆で埋めておきます。巣穴の内部に空気が残らないように奥まで塗料を押し込んで空気を押し出すような感じですかね。


そして先ほどの青の結晶塗装を塗って焼いたら無事本塗り完了です。

既に焼きあがっておりまして、今回は凸部研磨も無いので早い段階で完成画像紹介出来ると思います。もう少々お待ち下さいませ!

2012/11/27
 
jpg画像 ミツオカZERO1ヘッドカバー結晶塗装 色確認(img2223.jpg) -2223- ミツオカZERO1ヘッドカバー結晶塗装 色確認

こちらもお待たせしました。無事本塗り完了しておりますのでご安心下さい!

画像は色を作成しているところで、オーナー様のご希望としては添付して頂いた青系色見本の一番下段な感じです。

で、カップに入っている青が結晶塗料の原色なのですが、今回はこのまま何も混ぜずにこれを使います。

この状態で見ると色相も彩度も全然違いますが、結晶塗装の場合は150℃程度の熱を掛けて焼き上がるとこの状態からかなり色が変わります。単純にいうと「鮮やかさが消えて黒くなる」といった感じです。なのでこのままで丁度良いんですよね。

2012/11/27
 
jpg画像 cannondaleフレーム 塗装承りました!(img2222.jpg) -2222- cannondaleフレーム 塗装承りました!

で、その外国人の方が持っていたのがこのフレームです。

実はちょっと前にメールで何度かやり取りをしていたのですが、和訳をしてくれるのは有り難いのですが出来損ないの翻訳ソフトの為か、中々理解が難しい文面でありました。

で、だったら英語のままで構わないとの旨を英語で返信したらそれを最後に連絡が途絶えました。
もしかしたら凄く失礼な文章になってしまったのかと少々心配していましたが、とりあえずは大丈夫だったようです。

しかしいらっしゃったのが土曜日でしたからもしかしたら休みの日だったかも知れませんし、しかもこれをむき出しの状態で結構遠くから電車に乗って来られたとの事ですから、凄い勇気と言うか何というかさすが大陸の方ですね。私も見習いたいところです。


ちなみにご依頼内容としては、

・フレーム全体をゴールド色で
・「cannondale」のロゴをブラック

となります。艶有り仕上げです。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2012/11/26
 
jpg画像 KONA KAHUNAのフレーム 旧塗膜剥離中(img2221.jpg) -2221- KONA KAHUNAのフレーム 旧塗膜剥離中

途中何度も出してはワイヤーブラシで擦る作業を繰り返していましたが中々塗装が綺麗に剥がれてくれません。

そろそろ次の段階に移りたいので放置するのは辞めて平面部分はダブルアクションサンダーで削る事にしました。

で解かったのですが、どうやらこのフレームは二回分塗られているようです。
下地にプライマーがあるのなら解かるのですが、ガンメタの下に黒が塗ってあってその下にまた同じガンメタ、そしてまた黒が塗ってあって、クリアーも含めると6層も塗ってあるようです。何かあったんですかね…。


とりあえず大きい面積は大雑把ですが塗膜を剥がし、再度溶剤槽に浸け置きしています。その後綺麗なシンナーで洗浄したらもう一度DAサンダーで表面を研磨し細部はサンドブラストで処理する予定です。


で、この作業は先週の土曜日に行っていたのですが、この剥離作業をしていてふと気付いたら見た事も無い外人さんが傍らに立ってこっちを見ていました。

続きます。

2012/11/26
 
jpg画像 KONA KAHUNAのフレーム イメージ画像(img2220.jpg) -2220- KONA KAHUNAのフレーム イメージ画像

こちらもお待たせしております。現場作業も着々と進行しておりますのでご安心下さい。

で、すいません。ちょっとイメージ画像が見難いと思います。
本来はフレームカラーをブラックに、ロゴをゴールドに色付けするのですが、「KONA」のロゴが見た目とは違ってラインが複雑になっている部分があるので上手く色付けが出来ないのです。
なのでちょっと解り難くてすいませんが白と黒い線だけで紹介しています。
ロゴの大きさや位置も実際の計測場所とは違いますが、とりあえずこの段階では参考程度でOKです。ロゴの不足分などが無いかだけご確認お願い致します。「KAHUNA」は小さくてすいません…。


しかしご覧の通り、「KONA」のロゴ3点はどれもデザインが違います。一個を作って使い回そうと思ったのですがそうも行かなかったんですよね…。うーん、メーカーの策略でしょうか…。

2012/11/26
 
jpg画像 パソコンケースは無事組みあがったようですA(img2219.jpg) -2219- パソコンケースは無事組みあがったようですA

今回御依頼頂いたのはグリーンパールの部分と、アームの部分の艶有りブラックのみとなりまして、その他の艶のある黒い部分は既存のままの状態です。

前回御依頼頂いた時は一台分を丸々御依頼頂いてあの時は膨大な量のパーツと費用になりましたが、今回は既存の黒を上手く活かして無用なコストも抑えられて良いと思います。予め艶有りの黒を使うのを想定してのグリーンパールを採用したのでしょうからセンスが宜しいですよね。

特に良い感じなのはワンポイントにある赤色でして、これは色相で言うとグリーンの真逆の色ですから、この面積比で上手くアクセントとして効いています。凄く良い感じですよね。

コメントも頂いたのでちょっと紹介させて頂きます(っていつも丸投げな感じなのですが…謝)。

>先日パソコンケースの組み立てが終わりましたのでお知らせします。
>イメージ通り(ジャガー)のケースに生まれ変わったのでこれから中身の製作にも力が入ります。
>今回の撮影も写りこみには苦労しました(と言うかしっかり写ってしまってますけど)。なにぶん室内蛍光灯で撮影した為、ちょっと暗めな感じに写ってます。画像添付してますのでよろしかったらご覧ください。

>まだ塗りたいパーツがいくつかあるのでまたその節はよろしくお願いします。この度はありがとうございました。


との事です。いやいやこちらこそわざわざ画像用意して頂き有難うございます。

まだ他にも計画中との事でちょっと心配してしまいますが(笑)、また次回もどうぞ宜しくお願いいたします。

この度もご贔屓頂きありがとうございました!

2012/11/26
 
jpg画像 パソコンケースは無事組みあがったようです。(img2218.jpg) -2218- パソコンケースは無事組みあがったようです。

先日お納めしたCOOLERMASTERの大きなパソコンケースです。到着後無事組みあがったようでご感想と画像を頂きました。

ちなみに今まで御依頼頂いた方なら解ると思いますが(一部直接取りに来られてしまった方には私忘れているやも知れません)、完成品と一緒に「塗装製品について」なるちょっとした注意事項を記載した紙を同封しております。

そこに書いてあるコメントとしては、

「塗装は十分に硬化させておりますが、塗装後二週間程度ではまだ傷が付き易い状態ですので云々〜一ヵ月以上経つと塗膜はさらに硬くなります」といった感じで、私的には「出来れば二週間程度経ってから触れた方が宜しいかと」と言う感じなのですが皆さんガン無視です(爆)。まあ慎重に取り扱えば問題無いですし、塗ったその日に出庫なんて事も車では普通の事ですしね(その日に入庫してその日に塗って出庫なんて普通に可能です)。まあ梱包された状態のままでもストレスがあるのでむしろ出してあげた方が良い場合もありますので。


オーナー様より頂いたコメントもありますので続けて紹介させて頂きますね。色々画像頂いていますので。

2012/11/26
 
jpg画像 TOYOTA AE86「LEVIN」純正エンブレム修理塗装 完成ですB(img2217.jpg) -2217- TOYOTA AE86「LEVIN」純正エンブレム修理塗装 完成ですB

艶消し仕様のクリアーの場合でも通常のクリアー同様、シンナー希釈は15%で2コートを基本としていますが(バラつきが出ないように)、今回の場合はシンナー希釈率を20%に増やしてコート数は一回で済ませています。その代りに1コート分の膜厚は一回目から全開です(笑)。
普通は一回目のコートはリスクを考えて6割から7割の力加減で、二回目は8割から9割の加減で塗っています。10割の力で塗ったら多分どこかは垂れますのでそこまでは出しません(表面張力の限界を超えた側面の穴部分など)。


と言う事で、1コートで終わらせるとちゃんとシャープなエッジも残って良い感じに仕上がります。2コート塗るともっとボッテリしてしまいますかね。
艶有りの場合は1コートだけだと艶引け感が出ますからやはり2コート塗りは基本ですが、艶消し仕上げなら問題無いですからね。


今回は「綺麗に」と言うより「元の状態に」と言う作業内容だったので結構精神的に疲れました。単に綺麗に仕上げるのと修理では同じ塗装でも全く違う物ですからね。いやはや無事に出来上がって安心です(←まあ実際いつもこんな感じですが)。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。これから冬ですから取り付けは来春からでしょうか。またはガレージの中でひっそりと…ですかね(笑)。

この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/11/26
 
jpg画像 TOYOTA AE86「LEVIN」純正エンブレム修理塗装 完成ですA(img2216.jpg) -2216- TOYOTA AE86「LEVIN」純正エンブレム修理塗装 完成ですA

艶消しの塗装をやられた事のある方なら解ると思いますが、艶消しクリアーは膜厚や塗り肌によって艶具合が大きく変わってしまいます。

艶消しクリアーの傾向としては、


【艶が無くなる場合】

・塗膜が薄い
・ドライコート
・希釈率が多い

■艶が出てしまう場合

・塗膜が厚い
・ウェットコート
・希釈率が少ない

という感じですかね。どちらも同じ艶消し仕様のクリアーを使っての話で、要は塗り方で艶は結構変わってしまうという事です。


今回のような平面的では無い被塗物の場合、クリアーがちゃんと入らない箇所だと艶が消え過ぎて、乗り易い箇所は艶が出てしまうといったムラが生じてしまうので、如何に全体を同じ膜厚と肌で仕上げるかが難しかったのです。なので先日紹介したような「薄くタップリ」といった塗り方になりました。勿論全方向からのスプレーで影の部分が出来ないように塗っています(8方向ですかね)。

2012/11/26
 
jpg画像 TOYOTA AE86「LEVIN」純正エンブレム修理塗装 完成です!(img2215.jpg) -2215- TOYOTA AE86「LEVIN」純正エンブレム修理塗装 完成です!

こちらもお待たせしました!北海道から御依頼の懐かしい86のエンブレムも本日完成となります。恐らくフロントグリルに付く物ですよね。

作業としてはやはりマスキングが結構大変だったのですが、メガネフレームの塗装をある程度やっていたお蔭でそんなに苦では無かったです。それよりもクリアーの塗り方の方が難しかったですかね。

続きます。

2012/11/26
 
jpg画像 NISSAN FUGAのテールランプスモーク塗装 完成ですB(img2214.jpg) -2214- NISSAN FUGAのテールランプスモーク塗装 完成ですB

以前塗装したフーガのテールランプはこの部分が丸では無く台形な形でした。インフィニティでは何度かこういった丸もありましたが…。

一応探してみました→インフィニティのテールランプ塗装完成画像委


それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2012/11/26
 
jpg画像 NISSAN FUGAのテールランプスモーク塗装 完成ですA(img2213.jpg) -2213- NISSAN FUGAのテールランプスモーク塗装 完成ですA

この濃さなら赤とクリアーの区分も充分解る範囲で収まっています。

逆にこれを解らない程度までにするなら標準濃度よりも濃い目が良いですね。
ただ走行安全上の事も考えて事前に電球のワット数を上げるか高光度のLEDタイプの電球などに交換する事を想定しておくと宜しいかと存じます。

今回程度の濃度までならノーマルのままでも大丈夫だと思います。この画像を撮影した時(つい今さっき)も雨ですから決して明るい状況ではありませんので。

2012/11/26
 
jpg画像 NISSAN FUGAのテールランプスモーク塗装 完成です!(img2212.jpg) -2212- NISSAN FUGAのテールランプスモーク塗装 完成です!

大変お待たせしました!日産フーガのテールランプ一式、スモーク塗装で本日完成となります。

濃度としては「薄目と標準濃度の中間」と言う事で承っております。普通の方が見ても「お、スモークだ」と解る濃さで、且つ余りクドく成り過ぎない濃さですかね。


他にも画像あるので紹介します。

2012/11/26
 
jpg画像 THERMOSケータイマグ 本塗り完了ですA(img2211.jpg) -2211- THERMOSケータイマグ 本塗り完了ですA

底の部分には座右の銘が入ってます。元ネタがあるらしいのですがちょっと私には解かりません(苦笑)。

この画像だとちょっとだけパール感が解かりますね。スポット的に光に当たるともっとはっきりとゴールドパールが出現しますので面白いと思います。


それでは完成しましたらまた紹介させて頂きますね。
もう少々お待ちくださいませ!

2012/11/24
 
jpg画像 THERMOSケータイマグ 本塗り完了です!(img2210.jpg) -2210- THERMOSケータイマグ 本塗り完了です!

そして最後にクリアーを二回塗って無事本塗り完了です。お待たせしました!

ちょっと蛍光灯に近過ぎて色がビビットですが、実際にはもっと落ち着いていますのでご安心下さい。

ちなみに今回は赤の発色を良くする為にキャンディーコートも行っています。

工程としては、

・レッドパール(下で紹介している調合して作った色です)
・キャンディーコート(透過性のレッドキャンディーを塗っています)
・パールコート(3コートパールで承っています)
・クリアーコート

といった感じです。4コートキャンディーパールといったところでしょうか。


パールコートについては当初はバイオレット系を予定していたのですが、考えて見ればロゴがゴールドなのでそれに合わせて「ゴールドパール」を使っています。
ただちょっとこの画像だと解かり難いですかね。

2012/11/24
 
jpg画像 THERMOSケータイマグ デカール貼り(img2209.jpg) -2209- THERMOSケータイマグ デカール貼り

ベースコートを塗り終え、テープフリーな状態(自然乾燥で15分くらい)になったら予め作成しておいたデカールを貼り付けます。

デカールを水に浸けて30秒くらいしたらピンセットで引き揚げ、張りたい箇所にデカール用の接着剤(と言っても水みたいなもの)を塗ってデカールのクリアーシートのみをスライドさせて貼り付けます。

位置を決めたら綿棒でシールの水をシゴキ出し、後はドライヤーで良く乾かします。
ここで水気を残してしまうとクリアーを塗った後にブリスターが発生してしまうので十分過ぎる程乾燥させておくといいですかね。

2012/11/24
 
jpg画像 THERMOSケータイマグ 本塗り準備完了です(img2208.jpg) -2208- THERMOSケータイマグ 本塗り準備完了です

色が出来てデカールも準備出来ましたのでいよいよ本塗り開始です。

画像はプライマーが塗られた状態で、表面は軽く研磨しています。

2012/11/24
 
jpg画像 塗料原色 ラベル完成です(img2207.jpg) -2207- 塗料原色 ラベル完成です

何やってんだかって感じですがこちらは自宅作業でやっている趣味みたいなものですので何卒ご容赦下さい。こういうのが意外と楽しくて(笑)。

本当はボトル全体にラベルを貼ってしまいたかったのですが、小分けボトルの場合は口が小さいので強く押さないと塗料が出せませんから、それだとラベルがクシャクシャになってしまうのです。
なのでボトルが変形しても大丈夫な程度の面積に抑えておきました。

ただ色名をカタカナはマズかったですね。何だか凄くチープな感じです。まあ解かり易くて良いにはいいんですが…(悔)。

2012/11/24
 
jpg画像 塗料原色 ラベル作成(img2206.jpg) -2206- 塗料原色 ラベル作成

机の奥にあるのが「アジテーターカバー」が付いた1L缶で、上の取っ手を回すと缶の内部にあるプロペラが回って塗料を攪拌させます。
それを全て同時に稼動させるのが「ミキシングマシーン」で、これに付いている巨大なモーターがベルト駆動で100個以上の塗料を回してくれます。

で、画面右にあるのはその塗料缶に貼ってある正規のラベルでして、普通はこれ単体で手に入る物では無いのですが訳あって何故かここにあります。

一旦はこれをスキャナーで読み込んだのですが、ちょっと使い方が違うので結局それは使わずに一からデータで作る事にしました。

で、どうせならとちゃんと原色番号と色名もそれぞれ記入してのラベル製作となってしまいました。
小売する訳では無いので手を掛ける意味は余り無いのですが、こうういった事はやり始めると結構楽しいんですよね。ついつい凝ってしまうのです。

2012/11/24
 
jpg画像 THERMOSケータイマグ 色作成(img2205.jpg) -2205- THERMOSケータイマグ 色作成

こちらのオーナー様は今までのご依頼では淡いピンク系でしたが今回はかなりはっきりした赤でご依頼頂いています。「クリスマスっぽい感じで」と言ったご意向ですね。

と言うことで、メタリックとレッドパールを二種、後はマゼンタ系とルビーレッドを混ぜて見本のマニュキアの色な感じに近づけていきます。


塗料原色は基本的に1Lの缶に入っていて、蓋の変わりに「アジテーターカバー」なる攪拌用のプロペラが回る専用のカバーを取り付けます。
それを「ミキシングマシーン」にセットしてスイッチ一つで100色以上の塗料をグルングルンと攪拌してくれます。

参考画像→自宅作業場のミキシングマシーン

一度スイッチを入れると15分くらい回りっぱなしになるので、こうやって大量の塗料原色をいつでも良い状態に保管出来るのです。


が、現在のプロフィットは知人の工場に間借りしているのでこの塗料設備全てを持って行く訳にはいきませんから、それぞれの原色を小ボトルに小分けして持ち込んでいます。

ただこれだと見た目がちょっとチープなので、昨日の休日を利用してパッケージのシールを作りました。後ほど紹介しますね。

2012/11/24
 
jpg画像 インプレッサのフロントグリルが装着された模様です(img2204.jpg) -2204- インプレッサのフロントグリルが装着された模様です

関東地方も大分寒くなって来ましたね。まあ灼熱の真夏に比べればまだ冬の方がマシです。ただ指が悴んでタイピングが辛いくらいですかね(暖房設備はありませんので動かないと寒いんですよ)。


で、先日いお納めしたインプレッサのフロントグリル(No.2174)が無事装着されたようでオーナー様から画像とインプレッション頂きました。紹介させて頂きますね。



>本日、お願いしていましたグリルが届きました。箱を開けてビックリ!とても丁寧に梱包されていて感謝です。

>仕上がりも満足です!!仕事に対する責任、受けた製品に対する扱い方が良くわかります。

>自分はプロジェクション、〇〇で製品に対する見方がちょっと他の方と違うので御社の対応の良さに感謝です。


との事で、さらにその後装着後に画像と共にコメント頂きました。


>天気が今一だったのですが待ち切れずに取り付けてしまいました。

>作業は純正のグリルを外すまでは順調でしたが塗装をしていただいたグリルをつける際グリル固定のビスを1本落としてしまいバンパー外しとなり見つけたはいいのですが改めてつけ様としてまた
落とすというハプニング続きでした。やっぱりディラーに持って行った方が良かったかな、、、。

>装着後は “ ちょい悪おやじ ” (古いかも)となってとてもいい感じです。
>ディーラーオプションのメッシュタイプのグリルは個性がない感じでしたので御社に発注して良かったです!!

>装着後、駐車場の隣の方が「お〜〜かっこい〜〜」と話しかけてきてしばらく話し込んでしまいました。

>改めてとても良い仕上げありがとうございました。また、お世話になる事がいずれ出てくると思いますのでその際はどうぞ、よろしくお願いいたします。


との事です。バンパーまで外されたとの事ですから結構大変だったのではと思いますが・・・。お疲れ様でした!

しかしグリル枠が半艶黒になると断然恰好良いですね。恐らくはそれだけでは無く周りの部品も黒い物で統一されているので全体のまとまりがあるのだと思います。赤いラインもワンポイントのアクセントとして凄く効果があります。センスが宜しいですよね。


こちらこそこの度のご依頼誠に有難うございました。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします!

2012/11/24
 
jpg画像 久しぶりに(img2203.jpg) -2203- 久しぶりに

久しぶりにいつものブレーキ屋さんから依頼されたブレンボのブレーキキャリパー一式です。色は白に見えますが3コートホワイトパールです。

単体だと綺麗で良いですが、装着される場所を考えるとちょっと汚れが目立ちそうな気がします(苦笑)。メンテナンスの為に腕が入る程の隙間が開いたホイールが良さそうですね。

2012/11/22
 
jpg画像 SUBARUのフロントグリルは無事届いたようです(img2202.jpg) -2202- SUBARUのフロントグリルは無事届いたようです

車種が解からなかったスバルのフロントグリルはやはりレガシィに装着されるものだったようです。

無事オーナー様の元に届いたようで、写真とご感想をいただけたのでちょっと紹介させて頂きますね。


>昨日、無事依頼品を受け取りました。想像以上の仕上がりに大変満足しております。以前、別の業者にメッキ加工も併せて依頼したことがありましたがあまり品質が長続きしなかったため、もっと早く御社のことを知っていればと思いました。

>ウェブの日記でご指摘のとおり、レガシィB4(BL)GTのフロントグリルです。購入後、10万キロを超えたので内外装をリフレッシュのため作業をご依頼しました。メッキモール、エンブレムも新品にしましたので早く装着したいのですが、冬の塩害があるため、春になってから交換したいと思っています。

>非常に完成度が高い満足のいく仕上がりに感謝しています。また機会がありましたら、お願いしますのでよろしくお願いいたします。このたびはありがとうございました。


との事です。いやいやこちらこそ有難う御座いました!
次は20万キロ目指していきましょう(笑)。

2012/11/22
 
jpg画像 TOYOTA86レビンのエンブレム 艶消しクリアー塗布(img2201.jpg) -2201- TOYOTA86レビンのエンブレム 艶消しクリアー塗布

そしてゴールドを塗ったらマスキングを剥がし、全体に「艶消しクリアー」を塗ったら本塗り完了です。

随分タップリ塗っているようですが、実はいつもとはちょっと違う塗り方なのでこれはこれで良いのです。と言うかこれくらい塗らないと細い部分にはクリアーが入らないのです…。

通常は艶消しクリアーでも2コート塗るのですが(ムラの防止の為)、二回も塗るとシャープさが損なわれるので何とか一回のクリアーコートで済ませるように試みています。お陰で一回のコートはちょっと塗り過ぎなくらいになります。艶消しクリアーでこんなに塗りこむケースは余り無いでしょう…。

が、実際にはガン距離が凄く近い(多分3〜4センチ)のと、スプレーガンの口径は小さいので膜厚自体はそんなにある訳ではありません。シンナー希釈もいつもの倍程度にして薄めています。


と言うことで、これが時間が経って艶が引けていけば良い感じに仕上がる筈です(←実際に塗り終わった時点ではちょっとドキドキでした)。

結果としてはかなり良い感じに艶が均一に引けていますのでとても安心しました。ですのでどうぞご安心下さい(笑)。」


後日完成画像紹介しますね。もう少々お待ち下さいませ!

2012/11/22
 
jpg画像 TOYOTA86レビンのエンブレムも(img2200.jpg) -2200- TOYOTA86レビンのエンブレムも

実はマスキング作業が大変過ぎる為、集中して作業していたら写真を撮るのをすっかり忘れていました。これだけ貼るのに二時間くらい掛かっています(なので足が痺れて立てなくなりました…)。

先日全体を黒で塗ってクリアーを塗り一旦完全硬化させています。

で、再度全体に足付け処理をして黒く残す部分をマスキングしています。

マスキング方法としては、窪んだ部分にテープを張って「カッターで切る」と言うことは一切していなく、小さくカットしたマスキングテープ辺をピンセットで張っていっています。

どういった方法が正解なのかは解かりませんが、こういったケースでマスキングテープを張ってからカッターで切ってちゃんと綺麗に仕上がるかと言うと多分無理っぽい気がします。そう言うレベルで良ければそれで構わないと思いますが、これ一個に2万円以上支払ってラインがガタガタになっていたら納得は出来ないと思いますので…。

しかしと言うかやはり作業は面倒で、四角い箇所はまだ良いのですが三角の部分はさらに大変です。
実際に図ってカットしても誤差は出るでしょうから、違う角度にカットしたテープ辺を重ねて埋めていきます。例えば「V」の内部を埋めているのは、並行四辺形の部分でテープ辺が10枚(!)、小さい方で8枚くらいを張っています。「N」の部分を埋めるのには何枚貼ったでしょうね…。

2012/11/22
 
jpg画像 NISSAN FUGAのテールランプ 本塗り完了ですA(img2199.jpg) -2199- NISSAN FUGAのテールランプ 本塗り完了ですA

塗る前はブースの外がまだ明るかったですが、塗り終わった頃には結構どっぷり日が沈んでいます。

通常の塗装であればベースコートは3〜4コート程度で、しかも最初のコートは単に「隠蔽」させる為のものですからそんなに気を遣いません。

が、スモーク塗装のような透過性のある塗装の場合、一度出来たムラなどは最後まで残ってしまうので毎コートを丁寧に行わなければなりませんし、少ないコート数で終わらせようとするとムラや部品毎での濃淡が変わってしまったりするのでコート数を多くしてリスクを分担するのです。なのでどうしても時間が掛かってしまうんですよね。


来週早々には完成出来る予定です。もう少々お待ち下さい!

2012/11/22
 
jpg画像 NISSAN FUGAのテールランプ 本塗り完了です!(img2198.jpg) -2198- NISSAN FUGAのテールランプ 本塗り完了です!

そして無事本塗り完了です。お待たせしました!

ご依頼頂いたスモーク濃度は「薄めと標準の中間」で、私的には良い感じで出来たと思います。


違う角度からの画像もあるのでそちらも紹介しますね。

2012/11/22
 
jpg画像 NISSAN FUGAのテールランプ 本塗り準備完了です!(img2197.jpg) -2197- NISSAN FUGAのテールランプ 本塗り準備完了です!

足付け処理が終わったらよくエアーブローをしてホコリを飛ばし、脱脂作業をしてブース内に置いた台に並べます。

小さいほうのテールランプはそれ単体だと自立しないのでダンボールで台座を作って倒れ無いようにします。地球は重力があるので被塗面が上を向いていた方が仕上がりが綺麗になりますので(肌の再現と言う点では違いますがテールランプなどの塗装ではとにかく平滑に仕上がった方が良いですので)。


プラスチックプライマーを塗布したらスモーク塗装開始です。

2012/11/22
 
jpg画像 NISSAN FUGAのテールランプ マスキング(img2196.jpg) -2196- NISSAN FUGAのテールランプ マスキング

こちらもお待たせしております。日産フーガのテールランプ一式ですね。

いつも表側しか撮っていないのでたまには裏側を撮ってみました。

自動車のテールランプはさすがに分解は出来ないので土台部分はこうやって養生紙でマスキングします。

足付け処理の時には研ぎ粉が出てホコリっぽくなるのでマスキングは一番最初にやっておきます。


マスキングは普通、余計な箇所に色が飛んでも大丈夫なように覆う作業ですが、私が仕事を習った上司はこういったマスキング作業でも「見た目」を凄く気にする方でした。弛みとか隙間とかがあるとここぞとばかりに指摘されるのです。

その時は「機能していればどうでもいいんじゃ」なんて思いましたが、自分で本塗りまでするようになるとやはり一つ一つの作業がキッチリしていって初めて全ての作業が完結するような気がするようになりました。まあ実際は刷り込みみたいなものですけどね(苦笑)。

2012/11/22
 
jpg画像 THERMOSケータイマグ用デカール作成(img2195.jpg) -2195- THERMOSケータイマグ用デカール作成

デカールの作成は自宅の作業場にある専用のプリンターで作るのですが、うっかりサイズを測らずにデータだけ持ち帰ってしまったので、改めて各ロゴの大きさを決め、オーナー様にもご了承頂きましたので本日は早めに帰宅してデカールを作成していました。なのでこの画像はついさっきの作業風景で、今アップしているこの画像と文章は自宅PCで打ち込んでいます。


自営業の場合はどうしてもオンとオフが曖昧になりがちで、「ここまでで仕事は終わり」と言う線引きは難しいです。

ただ幸いにして私の場合は仕事と趣味が共通しているような感じですのでそんなに苦痛では無く、本業は現場作業ではありますがPCを扱うのも嫌いでは無いので現在のような形が成り立っているのだと思います。
パソコンに向かっている時間も含めると毎日12時間以上働いている事になりますからね(苦笑)。まあそうで無いとこのご時勢自営業は厳しいかと思いますので…(自営業じゃなくても厳しいですよね。仕事があるだけ有り難いです)。


と言うことで、ゴールド色のデカールは良い感じで出来ました。
同じ物があるのは「予備」の為の物です。失敗して一旦自宅に帰宅なんて有り得ませんからね(苦)。任意保険は沢山掛けておくのが基本です。

2012/11/21
 
jpg画像 WATANABEのホイールキャップも(img2194.jpg) -2194- WATANABEのホイールキャップも

ミツオカのヘッドカバーをサンドブラストした序でに、先日引っ張り出して来たワタナベのホイールセンターキャップも一緒に作業しました。こちらも一皮剥けてとりあえず見れるようになりましたね。

ちなみに作業前の腐った状態はこちらです。

鋳造製品の場合は特に表面の酸化(腐食)が早い気がしますので、未処理の場合には早い段階で何かしらの処理をしておく事をお勧め致します。
塗装(プライマー)なら安心ですが、そうで無くても例えばこまめなワックス掛けや、直接「油」などを塗っておいて置くのも手です。要は金属表面が直接空気に触れなければ良いのです。って言うほど簡単ではないですかね(苦笑)。

ちなみに塗料のプライマーにはそれ自体に錆を抑える性質の顔料(防錆顔料)が入っているので、単に空気を遮断するだけ役割ではありません。なので金属素材にはトップコート(色またはクリアー)だけではなく下地の塗装が必要なのです。

2012/11/21
 
jpg画像 ミツオカZERO1ヘッドカバー サンドブラスト処理 完了です(img2193.jpg) -2193- ミツオカZERO1ヘッドカバー サンドブラスト処理 完了です

そしてサンドブラスト作業後の状態です。全体的に表面が一皮剥けたような感じですね。

今度はさらに燐酸で全体を化学的に処理し(前者は物理的処理です)、腐食に強く塗装の密着が良い燐酸皮膜を形成させます。

ちなみに燐酸処理は洗浄も兼ねているので、サンドブラスト作業で粉っぽくなった被塗物も一緒に綺麗に出来るので効果的且つ効率が良いのです。

2012/11/21
 
jpg画像 ミツオカZERO1ヘッドカバー サンドブラスト処理(img2192.jpg) -2192- ミツオカZERO1ヘッドカバー サンドブラスト処理

こちらもお待たせしております。本塗りはまだ先になりますがちょっと手が空いたのでサンドブラストを先にやっておく事にします(しました)。

状態としてはそんに悪く無いのですが(むしろロードスターのヘッドカバーとしては良い方です)、若干表面に腐食が出ているのでオーナー様のご要望によりサンドブラストを全体に掛ける事にします。


画像はブラスト作業前の状態で、密閉出来る鉄製の箱の中に砂(実際にはアルミナなる研磨粒子)がタップリ入っています。これを空気の力で吸い上げて被塗物に勢い良く当てる事によって表面を研磨します。

砂自体に圧力を掛けて行う「直圧ブラスト」の方が威力は強いのですが、そうなると箱の中が全く見えなくなるのでその場合は自らが防塵服を着こんでサンドブラストルームの中に入って作業したりします。
当店の場合はそこまでの作業になる場合にはブラスト専門店にお願いしてしまうのでこの程度の設備で恙無く作業出来ています。

2012/11/21
 
jpg画像 ランドクルーザープラド150テールランプ 塗装承りました!(img2191.jpg) -2191- ランドクルーザープラド150テールランプ 塗装承りました!

紹介が遅れましたが先日無事到着しておりましたプラドのテールランプです。今までも何度か塗装例のあるかなり大きなテールランプですね。この度のご依頼、誠にありがとうございます!

御依頼内容としては参考画像を頂いておりまして、その通りに行うとなると

・クリアー部分をレッドに(元々の赤と同じような感じに)
・一部バックランプ部分をクリアー抜き
・最後に全体的に薄くスモーク
・クリスタルクリアー

となっております。

ただこれだとウィンカー部分も赤くなってしまう筈ですので、ちょっと今一度確認させて頂いている所です。もしかしたら私の勘違いかも知れませんしね。


それではご確認の程宜しくお願い致します!

2012/11/21
 
jpg画像 インプレッサのフォググリル&サイドカバー塗装 完成ですD(img2190.jpg) -2190- インプレッサのフォググリル&サイドカバー塗装 完成ですD

ここまで寄ると粗が見えてしまいますが(苦笑)、ロゴ自体の幅が3センチなので普通に見る分には問題無いかと思います。

このプレートは今回の方に特別作成している訳では無く、とりあえずはテスト品として作成した物ですが、出来れば今後も作成していきたいと思います。
ただ私が作るとなると色々と面倒なので(時間が足りません…)、私の周りに居る少々お金に困った方にバイトで作って貰えるようなシステムを作りたいと思います。
大まかにカットしたカーボンパネルとデカールなどの材料だけを渡せばそんなに難しい事では無いですからね。最後の仕上げのクリアー塗装だけ私がするようにします。

ある程度の数が出来たら紹介しますが余り期待せずにどうぞ(苦笑)。


それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。
この度もご贔屓頂きありがとうございました!

2012/11/21
 
jpg画像 インプレッサのフォググリル&サイドカバー塗装 完成ですC(img2189.jpg) -2189- インプレッサのフォググリル&サイドカバー塗装 完成ですC

そして先日作成しておいた「PRO_Fit」の自家製バッジを取り付けてみました。一応サプライズなので勝手にですが(笑)。

ちょっと取り付け位置が微妙で、こういった事には全くセンスがありませんからこの辺はオーナー様ご自身で取り付けてみて下さい。
カーボンプレートの裏側には皿ネジをエポキシ接着剤で固定し、ネットの裏側からステンレスのワッシャーとボルトでどこでも好きな位置に固定出来るようにしてあります。
またプレートの裏側にはスポンジシートも貼ってあるのでネットには傷付かないようにしてありますから「位置を変えたら跡がついちゃったよ…」なんて事も無いようにしています。


もう一枚あるので紹介しますね。

2012/11/21
 
jpg画像 インプレッサのフォググリル&サイドカバー塗装 完成ですB(img2188.jpg) -2188- インプレッサのフォググリル&サイドカバー塗装 完成ですB

元々黒い樹脂のイミテーションネットがあった個所で、唯一残している部分があります。
塗装前の状態を見て頂いた方が解り易いですかね。こちらをどうぞ。

このKい箇所をカットするかどうか悩んだのですが(カットした方が楽っぽいので)、強度的に不安な面とデザイン的にどうかと思って残す事にしました。

結果的にはこれを残して正解だったと思いまして、最後はこの部分も艶消し黒にする予定でしたが、途中のサフェーサー塗布の工程があったので浅い梨地も埋まってくれましたからそのままで仕上げる事にしました。手抜き感は否めませんが(笑)、一体化してこっちの方が断然良いですよね。

2012/11/21
 
jpg画像 インプレッサのフォググリル&サイドカバー塗装 完成ですA(img2187.jpg) -2187- インプレッサのフォググリル&サイドカバー塗装 完成ですA

これらのカバーはバンパーに開いた穴部分に「スライド」させて隙間に差し込んでの爪の部分で固定しているだけですから、今回のような加工でアルミネットなどを貼ると裏面に変な厚みが生じて着かなくなる可能性があります。

と言う事に今回は注意しているので恐らくは大丈夫だとは思いますが、その辺はオーナー様にレポートして頂きたいと思います。是非に是非に(笑)。

2012/11/21
 
jpg画像 インプレッサのフォググリル&サイドカバー塗装 完成です!(img2186.jpg) -2186- インプレッサのフォググリル&サイドカバー塗装 完成です!

そしてお待たせしました!インプレッサのフロントバンパーに取り付くフォググリルとサイドカバーです。

元々はボディ同色の仕様になっている筈ですが、先日お納めしたサイドオーナメント(http://www.pro-fit.ne.jp/diary/2012/img1886.jpg)の半艶黒に合せて周りも同系色化していっています。いやむしろ「浸食」されているような感じでしょうか(笑)。

で、ネット部分は純正のなんちゃってネット(飾りです)をカットし、新たにアルミネットで貼り直しました。こちらは艶消し黒にしてあります。

カットは初めての試みだったので結構手間が掛かりましたが、多分次にやっても同じくらい大変そうですので(苦笑)余りお勧めはしません。まあ見た目以上に効果があるならばお金を掛ける意味はあると思います。

次行きましょう。

2012/11/21
 
jpg画像 PRO_Fitオリジナルバッジ作成A(img2185.jpg) -2185- PRO_Fitオリジナルバッジ作成A

裏に付けたネジの接着剤が硬化したらそこを摘んで固定するようにしてクリアーを塗布します。


実はここでトラブルが発生しまして、昨日貼り付けておいたデカールが密着不良でチヂレを起こしました。

原因はよく判っていましたので、一旦ここで中止し、塗装したばかりのクリアーもデカールも全てシンナーで洗い流してしまいました。


で、今度はちゃんとデカール用の接着剤(マークセッターですね)を使ってデカールが十分に定着するように仕切りなおします。

しかし再度一日待つゆとりは持ち合わせていませんので、ドライヤーで強制乾燥させ即日クリアーを塗り直しています。まあある程度予想はしていましたが、フォローする作業も今のうちに経験出来ておいてよかったです。


後はクリアーが完全硬化したら予定している物に固定して完成ですかね。
進行しましたらまた紹介させて頂きます!

2012/11/21
 
jpg画像 PRO_Fitオリジナルバッジ作成(img2184.jpg) -2184- PRO_Fitオリジナルバッジ作成

デカールのテストをやっていたのですが、ちょっとした事で使いたくなったので手が空いた時にちょっと作業させて頂いています。

今回は貼り付け用の物ではなく「バッジ」として使いたいので、切り出したカーボンパネル(と言うか小片)の裏にネジを取り付けます。

プレート自体に厚みが無いのでネジを埋め込んだりはできませんから、よく足付け処理をして粘度の高いエポキシ接着剤で固定する事にします。
塗装屋の看板を背負っておいて錆びが出たらマズイので金具はオールステンレスで揃えておきました(コーナンで。笑)。

2012/11/20
 
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