管理用 ホーム

Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2011】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

Prev Next
jpg画像 SPINカーボンホイール ロゴ入れ準備(img2187.jpg) -2187- SPINカーボンホイール ロゴ入れ準備

ベースとなる「白」を塗ったら「テープフリー」な状態になるまで十分に乾燥させます。冬は寒く時間が掛かるのでこれは昼食前に行い、その間にベースコートを乾かして食後からマスキング作業を始めています。

予め計っておいた位置に用意したマスキングシートを貼って周りをマスキングします。
ちょっと大げな感じですが塗装ミストは予想以上に飛び散るのでやはり全体的にマスキングしてしまいます。保険は手厚く、ですからね。

裏も同様になっています。

2011/12/13
 
jpg画像 SPINカーボンホイール 本塗り準備完了です!(img2186.jpg) -2186- SPINカーボンホイール 本塗り準備完了です!

そしてこちらも本塗り準備完了です。色は「原色の白」ですから先程のキーボード&マウスと同じ色ですので一緒に塗っています。
ただしこちらは「艶ありクリアー」ですので、最後はそれぞれ違うクリアーを作って違うガンを用意して塗っています。

またこちらは「SPIN」のロゴを入れるので、とりあえずはベースの白を終わらせてよく自然乾燥させておきます。


ホイールの隙間から見えるブースの奥には色々な装置がついていますが、あれらはコンプレッサーから送られてきたエアーを最終的に処理?する為の機器です。
あれ意外にもエアーを綺麗にする為の装置があるので、それぞれ大元から辿って紹介していきますね。

「エアーが出来るまで」(爆)

@コンプレッサー・・・エアーを作る為の機械です。オイルフリーのタイプが使われています。

A第一次エアードライヤー・・・圧縮されたエアー内に多く含まれる「水分」を除去する為の機械です。

Aエアタンク・・・エアーを安定させる為に一時的に貯めるタンクです。200L?と400Lの二つが付いています(恐)。

B第一次エアーフィルター・・・エアー中のホコリ・ゴミを取り除きます。

C第二次エアードライヤー・・・普通は二個も付けないのですが念のため二個目が付いています。

(そしてここからが画像に写っている機器です)

Dエアーレギュレーター&トランスフォーマー・・・エアーを一旦ここで低くしたりと調整します。また遠心力によりエアー中の水分やホコリを取り除きます。IWATA製は余りにも有名な製品ですね。

E第二次エアーフィルター・・・二回目のエアーフィルターです

F第三次エアーフィルター・・・三回目に濾してます…。

8第四次エアーフィルター・・・業界では有名なレマンのフィルターですね。


と、私が間借りさせて貰っているTACさんはちょっとあり得ない設備です(笑)。
エアータンクはお化けみたいなサイズが二個も設置してあり、そもそもオイルフリーなコンプレッサーなんて100万円以上する物かと…(恐)。
そして親の仇のように設置しているエアーフィルターです(爆)。普通は一個で十分なんですが…。


こういった工程?を経てスプレーガンから出てくるエアーはクリーンに保たれています。

2011/12/13
 
jpg画像 マウスカバー&その他小物部品 本塗り完了です。(img2185.jpg) -2185- マウスカバー&その他小物部品 本塗り完了です。

マウスカバーの手前にあるのはマウスに付く「ボタン」で、画像だと解り難いのですがそれぞれ色が違います。本当に微妙なんですが(笑)。

マウスカバーは「原色の白」でして、スタンドックス(当店が使っている塗料メーカーです)としてはこれ以上白い白はありません。

で、右手前にあるのがそれより青黒味を増したグレーで、さらに左手前はもう少し黒くなったグレーです。まあ実物見ると確かにそれぞれ違う色ですので組み合わさるとお洒落な感じになると思います。

しかし結構なコストも掛けられていますが、白いマウスって言うのは売っていないのでしょうか…(キーボードも然りですが)。
まあ確かにマウス自体は自分好みの物がありますから、その製品で好きな色が無いとなると今回のようなご依頼となるのでしょうね。
壊れても中身変えれば良いみたいですし(よく分解出来ましたね…)。

それでは完成までもう少しお待ちくださいませ!

2011/12/13
 
jpg画像 マウスカバー&その他小物部品 本塗り前(img2184.jpg) -2184- マウスカバー&その他小物部品 本塗り前

見た目はそのままですが一応足付け処理はしてあります。

マウスには「Logicool」のロゴが残っていますが、無理に削り落とすとそこだけ仕上がり感が変わってしまうのでそのまま行く事にします。

プラスチック製品だとしても既に塗装が施されている場合には「プラスチックプライマー」の塗装は必要ありません。
ただしフチの部分など未塗装な箇所もあるので、そういった箇所はやはりプライマーを塗っておきます。

2011/12/13
 
jpg画像 キーボードのカバー 「艶消し白」で本塗り完了です!(img2183.jpg) -2183- キーボードのカバー 「艶消し白」で本塗り完了です!

パッと見はサフェーサーに見えますがちゃんと仕上がっていますのでご安心下さい。

白については「最も白い白」という事で白の原色をそのまま使いました。

ただし白は原色のままだと非常に隠ぺい力が弱いので、白の前にには「グレー」、その後に多少色味の付いた白、そして最後にこの「原色の白」を塗っています。
この事からして「混ぜるのが面倒で原色のまま使っている」という訳では無いのが解って頂けるかと思います(笑)。


で、最後に「艶消しクリアー」を塗って本塗り完了です。
画像は油断していたら既に艶が消えていました(爆)。半艶仕様は比較的艶が消えるのが遅いのですが「艶消し」は艶が消えるのが早いんですよね…。

同じくマウスカバーも塗り終わっていますので続けて紹介します。

2011/12/13
 
jpg画像 キーボードのカバー 本塗り準備完了です!(img2182.jpg) -2182- キーボードのカバー 本塗り準備完了です!

大変お待たせしました!ロジテックのマウスと一緒にご依頼頂いているキーボードの枠部分ですね。「艶消し白」でご依頼頂いてます。

画像では既に足付け処理が終わって、本塗り時には片手で持てるように小型の段ボール箱に固定しています。余り見た目は宜しくありませんが使う度に新しい段ボール用意していたらゴミが増えてしまいますので…。

2011/12/13
 
jpg画像 カーボンホイールSPIN サフェ研ぎ(img2181.jpg) -2181- カーボンホイールSPIN サフェ研ぎ

こちらも一緒にサフェーサーを研いでいます。

先ほどのフレームとこのホイールですから同一オーナーかと思いきや全然接点は御座いません(笑)。ただ同じ流れで作業しておりますので当然効率を重視して同じ様な作業の時は一緒に行っています。


元々はカーボン素地だったホイールですが、今回はフレーム色に合わせた「白」ですので、一旦「研磨→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程で下地を造りなおしています。
意外とカーボン素地だとそのままでも見れるのですが、塗装によって色がついて艶が出ると素地の粗さが露呈してしまいますので。

2011/12/13
 
jpg画像 プジョー自転車フレーム サフェ研ぎ(img2180.jpg) -2180- プジョー自転車フレーム サフェ研ぎ

こちらもお待たせしております。PEUGEOTの自転車フレームですね。最近ようやく英語(フランス語?)綴りで書けるようになりました(爆)。難しいですよね…。

画像はサフェーサーを研いでいる所で、いつものプライマーのみとは違って下地塗料はたっぷり塗っていますからそれの「肌」も残っている為、一旦荒目の番手(#320〜)で全体を研いで表面を平滑にします。これをやらないと「デロデロ」の肌になってしまいますので。

ちなみにサフェーサーの下には「浸透型エポキシプライマー」も塗ってあります。
それ単体でももちろん良いのですが、エポキシ系の短所でもある「作業性が悪い」という事もあって、こちらは極力薄膜で抑えてその上にウェットオンウェットにてサフェーサーを重ね塗りしているのです。勿論どちらも「主剤」と「硬化剤」の2液混合型です。


こちらの日記は週末を挟んでちょっと時間があいてしまいましたが、土曜日は早々に作業を切り上げてHPの一部を更新していました。
今回の「重防錆仕様」の料金表を自転車塗装のページに付け加えておいたのです。後付けになってすいませんが(笑)。

自転車フレーム塗装サイト


通常のクロモリフレームの「剥離&プライマー塗装」は¥12,000となっておりますが、そちらに¥8,000の追加、合計¥20,000で「重防錆仕様」に対応致します。

もっと早くからご案内しないといけなかったのですが、中々日々のメールと日記の更新でサイト全体の動きが滞ってしまっております。トップページの画像すらそのままですし…(謝)。

という事で、先日新たなホームページ作成ソフトも購入しまして一応はやる気になってます(爆)。何とか年末年始の休み中に色々(と言うか微妙に、ですか…)変更していきたいと思います。
なんだか小学生の頃の「冬休みの宿題」を思い起こしますね(笑)。

2011/12/13
 
jpg画像 メルセデスV350テールランプ スモーク塗装承りました!(img2179.jpg) -2179- メルセデスV350テールランプ スモーク塗装承りました!

先日掲示板にいらっしゃっていた方で、以前違う型のVクラスのテールランプをスモーク塗装でご依頼頂いた方ですね。この度もご贔屓頂きありがとうございます!

今回お車乗り換えたようで今回もスモーク化ですから余程車がお好きなんでしょうね(笑)。

・・・しかしこのテールランプ、予想以上デカいんです(苦)。

最初段ボールが届いた時、何かの間違いかと思いましたが開けてみて納得です。全長は先日塗ったポルシェのテールランプの3倍はああるんでは無いでしょうか…。メルセデスも無茶しますね。

ただ上の部分が黒ですから、下のテールランプ部分がスモークになれば確かに一体感が出て恰好良いかも知れません。または極悪化ですかね(爆)。

右下にあるのはミラーウィンカーでして今回こちらも一緒にご依頼頂きました。
以前W204用のを塗っていますが同じ部品でしょうか?だとすると英国化してきたみたいですね。旧ROVER MINIとLANDROVERの2ndレンジローバーは全く違う車ですが、それぞれのフェンダーに着いているサイドマーカーは一緒だったりします。またMINIのバックフォグと同じくランドローバーのディスカバリーのバックフォグも同じなんですよね。
ただ購入ルートが違うと値段も全然違ったりと結構いい加減ではありました。これはどうなんでしょう…。


それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度もご贔屓頂き有難う御座います!

2011/12/10
 
jpg画像 ミニチュアチェアーの塗装承りました(img2178.jpg) -2178- ミニチュアチェアーの塗装承りました

良く出来ていますが実際に座る物では無くミニチュア品の椅子です。
大きさは10cm程度で手のひらに乗るようなサイズですね。

素材は恐らくスチールでメッキが掛かっていますが、日常使用する物では無いのでいつものガッチリしたメッキ素地用の下地処理では無く簡易的な密着剤の使用で行います。「激安コース」での艶消し黒ですね。飾り物であれば問題無いかと存じます。


それではタイミングが来ましたら作業着手致しますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2011/12/10
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(from福岡) 本塗り第一段階完了です!(img2177.jpg) -2177- インプレッサテールランプ(from福岡) 本塗り第一段階完了です!

これだけ見ると何か変ですね(笑)。まだ最初の段階ですのでご安心下さい。これからが本番ですので。

ウィンカー部分にはオレンジキャンディーを塗装し、マスキングを剥がしたら再度プラスチックプライマーを塗って最後に全体的にクリアーを塗ります。工程としてはいつものレッドキャンディーを塗るのと変わりありません(お値段も、ですが…)。

ちなみにクリアーはここで厚く塗っても意味がありませんので(むしろ逆効果です)1コートのみで終了しています。

この後強制乾燥してクリアーが完全硬化したら後はいつもの通りレッドキャンディー塗装の工程を行います。今塗ったクリアーは再度全体的に足付け処理します。

しかし今回ご依頼の理由としては「できる限り透明部分を少なくしたい」ですからね。
確かにクリアーレンズを凄く嫌う方は多いですね。特にこのインプレッサには似合わないそうでして未だにお問い合わせは多いです。

それではまた作業進行しましたら紹介させて頂きますね。

2011/12/09
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(from福岡) 本塗り第一段階開始です。(img2176.jpg) -2176- インプレッサテールランプ(from福岡) 本塗り第一段階開始です。

最初にこのオレンジの部分だけを終わらせるので、もう一方のリヤゲート側のテールランプはまだ塗りません。とりあえずこの二つだけです。

画像は既にオレンジのコートが始まっていますが、これで2コート程度です。まだまだ薄いですよね。
最初から濃すぎるとムラムラになってしまうので、最初は薄く様子を見ながら徐々に濃度を上げていき、最終的には5〜7コート程度で終わらせるようにします。

2011/12/09
 
jpg画像 インプレッサテールランプ(from福岡) オレンジ部マスキング(img2175.jpg) -2175- インプレッサテールランプ(from福岡) オレンジ部マスキング

こちらはいつもと違った内容で承っておりますインプレッサのテールランプです。一応解るようにタイトル内に地名を入れておきますね。

いつもは「クリアー抜き」になる箇所を今回は「オレンジ」で承っておりますので最初にこれの塗装を行います。一度に全部は行いません。
やって出来ない事は無いですがどうしても失敗のリスクは高くなりますし、そうなるとテールランプ塗装の特徴でもある「失敗=廃棄」といった事になりかねませんのでそんな危険は冒してまで無理はしませんし、例え上手く出来たとしても品質にバラつきがあるようならば面倒でも一つ一つを積み重ねていく方が間違いがありません。
仕事としてやる塗装で大事なのは如何に毎回平均値より下げないか、ですからね。


いつもはマスキングラインの「外周」が塗装の見切りラインになるのですが、今回は「内周」が見切りラインになる為、マスキングではこちらの方が難しくなります。ランテープ(マスキングテープ)が剥がれ易いんですよね。

なので対応策としては、いつも使っている「3mm」のラインテープを「2mm」に変更します。これによりストレートラインが曲がり易くなってしまいますが(実際にはテープが延びて歪んでしまうのですが)、今回のような逆アール部にはこれで対応致します。
って曲線を綺麗に出したい場合はとにかくテープを細くするのが基本なだけなんですけどね(笑)。

2011/12/09
 
jpg画像 ポルシェケイマンテールランプ(from東京)スモーク塗装 ほぼ完成ですA(img2174.jpg) -2174- ポルシェケイマンテールランプ(from東京)スモーク塗装 ほぼ完成ですA

先ほどはマスキングテープを下に置いていましたがこちらは木片を使ってます。

先ほどの沖縄のポルシェはブラックメタリックとの事でしたが、こちらのポルシェは白との事です。
ですのでイメージとしてはこちらのZ4みたいな感じですね。
黒いボディでもそうですが、やはり白いボディでも悪そうに見える訳ですね(笑)。

それでは後程完成予定のメール差し上げます。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/12/09
 
jpg画像 ポルシェケイマンテールランプ(from東京)スモーク塗装 ほぼ完成です!(img2173.jpg) -2173- ポルシェケイマンテールランプ(from東京)スモーク塗装 ほぼ完成です!

こちらもお待たせしました!形は同じですがこちらは東京からご依頼のテールランプです。Z34から始まってどれも「標準濃度」+「クリスタルクリアー」で承っております。

写真撮った後も間違えないように目印書いておきました。

もう一枚画像あるので紹介しますね。

2011/12/09
 
jpg画像 ポルシェケイマンサイドマーカーレンズ(from沖縄) スモーク塗装ほぼ完成です。(img2172.jpg) -2172- ポルシェケイマンサイドマーカーレンズ(from沖縄) スモーク塗装ほぼ完成です。

形からしてフェンダーでは無くバンパーに嵌め込むマーカーでしょうか。内部の反射板が透き通って見えるのがいい感じだと思います。スモークといってもこれなら下品では無いですよね。

それでは後程完成予定のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/12/09
 
jpg画像 ポルシェケイマンテールランプ(from沖縄) ほぼ完成ですA(img2171.jpg) -2171- ポルシェケイマンテールランプ(from沖縄) ほぼ完成ですA

テールランプの下に黄色い何かが見えますがあれはマスキングテープです。
マスキングテープも色々種類があって、主に使うのは12mmと24mm、写真に写っているのは一番太い「50mm」です。ガムテープと同じ幅ですね。
ケイマンのテールランプは下側が完全なフラットなのでそのまま奥とペタっとなってしまい写真が撮り難いのです。なので多少角度をつける為に下に置いてテールランプを浮かしているのです。

本塗時もこのようにレンズ部分が台に接触してしまいますので、マスキングをした後に下には使わなくなったロール芯を張り付けて若干浮かした状態で塗れるようにしています。


今回これとは別にサイドマーカーもご依頼頂いておりますのでそちらも紹介しますね。

しかし寒くてキーボードが上手く打てません。沖縄はこんなことは無いんですかね…(笑)。

2011/12/09
 
jpg画像 ポルシェケイマンテールランプ(from沖縄) ほぼ完成です!(img2170.jpg) -2170- ポルシェケイマンテールランプ(from沖縄) ほぼ完成です!

こちらも明日には発送可能となります。と言っても送り先が沖縄ですから明日発送しても日曜日での到着は難しいですね…。

もう一枚画像あるので紹介します(バタバタしていてすいません)。

2011/12/09
 
jpg画像 Z34テールランプ スモーク塗装 ほぼ完成ですA(img2169.jpg) -2169- Z34テールランプ スモーク塗装 ほぼ完成ですA

このテールランプ、見る角度によって形が全然違いますね。もっと尖っていたと思ったので違う部品の写真かと思ってしまいました。

確か以前も申し上げたと思いますが、テールランプでこういった特殊な形している車両は結構珍しいですよね。
そもそもここまで複雑な形のテールランプを造れる技術も日本車特有なのでは、と思う次第です。テールランプの製造はメーカーでは無くやはり下請け会社でしょうか。恐らくは毎度無理な注文を聞いていく内に技術が向上していくのだと思います(苦笑。それはどこも一緒ですかね)。


それでは後程完成予定のメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとうございました!

2011/12/09
 
jpg画像 Z34テールランプ スモーク塗装 ほぼ完成です!(img2168.jpg) -2168- Z34テールランプ スモーク塗装 ほぼ完成です!

一応完成となりますが、念のため明日の夕方以降で発送可能となります。
予定では年内一杯掛かるかと想定しておりましたが、塗装ブースが空いていたのでタイミング良く塗る事が出来ました。


年内の稼働日も残り少なくなって来まして、既に年内のお受付は終了しております。というかお預かりしている品々で年内にやりきれない物もありますのでこれからお問い合わせ頂く案件は来年2月以降とお考え頂ければと思います。力足りなく申し訳御座いませんが何卒ご理解ご了承の程を宜しくお願いいたします。

2011/12/09
 
jpg画像 Z34テールランプスモーク塗装 磨き処理(img2167.jpg) -2167- Z34テールランプスモーク塗装 磨き処理

画像は既に磨き終わった状態ですが、一応写真撮っておきましたので紹介しますね。

既に最終チェックもしてほぼ完成しております。先ほど写真も撮ったので続けて紹介しますね。明日には発送可能となります。

2011/12/09
 
jpg画像 プジョー&SPIN マスキングシート作成(img2166.jpg) -2166- プジョー&SPIN マスキングシート作成

各データが出来たのでカッティングマシンにマスキングシートをセットして各ロゴをカットして貰います。

直線のカットは人間の手でも出来ますが、正確な曲線となると機械の力を借りないとどうにもなりません。いつも本当に助かっております(機械ではありますが人間以上に働き者な気がします)。


昔バイクに乗り始めた十代の頃、若気の至りというか(笑)カウルに貼る大きなステッカーが欲しかったのですが、メーカーからはそこまで大きなサイズの物は販売しておらず、結局自らの手で市販のカッティングシートから切り出して作っていました。結構大変だったのを良く覚えています。

しかし頭が弱かったせいか(爆)、その時は「拡大コピー」といった方法を取らず、雑誌掲載の広告からロゴマークを見つけ出しそれらをのXY座標を解析(呆)、各比率をそのまま拡大させ再現するといった手法を用いていたので、特に曲線ラインの厳しさは痛感しています。
今ならばパソコンとソフトを使って複雑な曲線ラインもマウス一つで美しい弧を描けますから何て便利な時代になったのだろうと思います。

ただ誰でもそういった事が出来るようになった反面、それらを生業にしていた方々の仕事量が減ってしまったのでは、と心配もしてしまいます。街中や駅校内の看板に筆とペンキを使ってレタリングする職人も見かけなくなりましたし…。

と言うのがあって、私的には「塗るだけ」の塗装屋ではこの先厳しいのではといつも思っています。黙っていれば決まった日に給料が貰える訳ではありませんので、塗る事以外にも色々勉強しないといけないんですよね。それ以前に目の前にある山積みの段ボール(仕事です)を何とかしないといけないのですが(苦笑)。


えーと、手前にある「SPIN」のシートは上からマスキングテープを貼ってしまったのでちょっと解り難いのですが、ロゴはフチのみで表現するようになっています。白ベースに黒縁ですね。シンプルですがこれは結構格好いいと思いますよ。もう少々お待ちくださいませ!

2011/12/09
 
jpg画像 プジョーのロゴ 確認(img2165.jpg) -2165- プジョーのロゴ 確認

前回のバージョンではダウンチューブのみに「PEUGEOT」のロゴ入れでしたが、今回はシートステーの上の方にも小さく同じロゴを入れるようにご依頼承っております。

サイズはお任せ頂いたので今回も3通り作って合わせてみましたが、パイプ径自体が細いですから一番小さい「幅100mm」が一番しっくり来ました。これで行きますね。

ダウンチューブには前回同様「幅250mm」でのロゴ入れ塗装を行います。

フレームの色は明るめのブルーメタリックで、ロゴは黒になります。
本塗りはもう少々お待ちくださいませ!

2011/12/08
 
jpg画像 ロジテックのマウスボタンの色も(img2164.jpg) -2164- ロジテックのマウスボタンの色も

マウス本体は「艶消し白」ですが、ボタン部分はそれぞれ「グレー」で承っております。また微妙はグレーではあるのですが(笑)。

色見本用の一番手前に出ているグレーの内の2色がご指定のグレーなのですが、塗装屋的に見るとこのグレーは「青い」グレーとなります。

ただ白に青を入れる事は普通せず、ここでは「青い黒」を入れる事になります。???な感じがするかも知れませんが、黒と言っても色々あるのです。

通常使う黒は「571」なる原色で、これも各塗料メーカーによって色々違います。呼び方も違えば中に入っている顔料も配合も樹脂も溶剤も添加剤も違います(同じ物もあるとは思いますが)。

ただこの「571」は「黄色い黒」なので、白にこれを入れてもこのグレーにはなりません。黄色っぽいグレーが出来上がってしまいます。
ですのでこの場合は「青味のある黒」、スタンドっクスで言うと563ですかね。この黒を使います。

青や赤、黄色などの原色も一色だけでは無くかなり色々な種類があるので、用途によってこれらを使い分ける必要があります。
と言っても毎日使っていれば嫌でも覚えるんですけどね(苦笑)。

2011/12/08
 
jpg画像 カーボンホイールSPINの色(img2163.jpg) -2163- カーボンホイールSPINの色

ホイールの色については「フレーム同色の白」で承っておりまして、ご来店時にフレームと色見本帳を合わせておきましたからそれに合わせて色を作成します。

…が!フレームを見た時に白いな白いなと思っていたらやはりかなり白かったようです。ほぼ「原色の白」と同じくらいですね。

フレームと合わせた色が画像右側にある「EN−93」の白でして、それの左隣にある白がSTANDOX(当店使用塗料です)の原色の白です。原色番号は「570」ですね。

ちなみにスタンドックスだとこれが一番白い白(←何か変ですがこう言うのが普通なのです)なのですが、右側の色見本帳だとさらにそれ以上白い白があります。
???な感じもしますが、実際スタンドっクスでは出しきれない白も存在はします。顔料の違いからですね。

以前勤めていた会社でランボールギーニのムルシエラゴの調色をしていた時、確かにスタンドっクスでの限界を感じました。白い色の調色で「白が足りない」なんて事態に陥ったのです。

作業内容がエアロ一式の塗装取付けだったので隣接パネルへのボカシも出来ない状況でしたから、急遽「関ペの白」(関ペ=関西ペイント。日本の塗料メーカーです)を使う事で対応するに至りました。残念至極、といった所ですかね(苦笑)。

2011/12/08
 
jpg画像 BD-1のフレーム 旧塗膜剥離(img2162.jpg) -2162- BD-1のフレーム 旧塗膜剥離

こちらも作業進行しておりますのでご安心下さい。

画像はパーツ4点からなるアルミ製フレームの一つです。
外せそうも無いベアリング部分をボルト&液体ガスケットで密封し、さらにその部分は沈まないように溶剤槽へ浸け込んでおきました。

溶剤に浸かっていた部分はワイヤーブラシで比較的簡単に取れ、使っていなかったベアリング部付近も気化した溶剤分により塗膜が柔らかくなっていたのでスクレーパーで殆どとる事が出来ました。
あとはサンドブラストでOKですね。作業は順調に進んでおります。

2011/12/08
 
jpg画像 NISSAN Z34テールランプスモーク塗装 本塗り完了です!(img2161.jpg) -2161- NISSAN Z34テールランプスモーク塗装 本塗り完了です!

そして本塗り完了です。こちらもお待たせしました!

スモーク濃度はこちらも「標準」で、全て「クリスタルクリアー」で承っておりますのでどれも平行して作業しています。効率は良いですが緊張度も大きくなりますので余り体には良くないです(苦笑)。

Z34のテールレンズも少々赤が派手過ぎる感じではありましたが、これでかなりシットリ落ち着きましたね。
見ての通り透明感もあるので下品な感じははしないと思います。

ただ「車の見た目」は一昔前とはちょっと変わった気がします。
フルエアロにドでかいアルミホイール履いて各部ブラックアウトやメッキパーツをふんだんに使った「一見悪そうな車」(謝)でも意外とマナーがちゃんとしているというか、そういった車の窓からタバコが投げ捨てられる光景も見ない気がします。
派手に目立ちたいというより、単に(と言うか本当に)車が好きで年中どこかしら弄っている(笑)といった感じですかね。

世の中の車離れは進んでいるようですが、確かにここまで実用的で面白い物は無いかも知れません。
消費する時代は見直されて来ていますから、無用な買い換えよりも一台を長く楽しめるのは良い事だと思います。


こちらも週末完成予定しておりますのでもう少々お待ちくださいませ!

2011/12/08
 
jpg画像 NISSAN Z34テールランプも 本塗り準備完了です!(img2160.jpg) -2160- NISSAN Z34テールランプも 本塗り準備完了です!

こちらもポルシェのテールランプと一緒に本塗り完了しております。ご安心下さいませ!

しかしポルシェのテールランプと比べると意外とこのテールランプが大きくてしかも重いです。中に何か色々入っているんでしょうか…(金属的な重みがあります)。

そしてこの形、とても塗り難いです(笑)。
しかもレンズ周りのフチ部分にはまるで水路のように張り巡らせた窪みがあるので、ちょっと塗り過ぎるとまさにこの水路(爆)にクリアーが集まって一つの流れを作ってしまいます。そうなったらどうなるんでしょう…(恐)。
とにかく難易度が高いレンズではあります。

2011/12/08
 
jpg画像 ポルシェケイマンサイドマーカースモーク塗装も本塗完了です。(img2159.jpg) -2159- ポルシェケイマンサイドマーカースモーク塗装も本塗完了です。

最初の状態でも極薄めですがスモークが掛かっていたと思われれるクリアーレンズで、テールランプに合わせて標準濃度でスモーク掛けています。内部の反射板がスリット状なので結構恰好良いですね。

こちらも週末には発送出来ると思います。もう少々お待ちくださいませ!

2011/12/08
 
jpg画像 ポルシェケイマンテールランプ(from東京) 本塗り完了です!(img2158.jpg) -2158- ポルシェケイマンテールランプ(from東京) 本塗り完了です!

こちらは沖縄からご依頼頂いている方のテールランプですね。お隣同士で塗っています(笑)。

こちらも同じ「標準濃度」でのスモークになっていますが、実際には隣の沖縄からやってきたテールランプとは微妙に濃度が違うかも知れません。「同じ物」として意識して塗ってはいないので、微妙に塗り方が違うと思いますから濃度も違うようになっていると思います。特に同じにする意味はありませんし、取り間違えてしまう事も想定していませんから(当たり前ですが…)これら二台を同じ濃さにする為に神経はすり減らしません(磨り減るんですよ…苦)。


テールランプの塗装のような「隠蔽させない透過性の塗装」では、塗れば塗る程色は濃くなりますから、隣合うテールランプなどではそれぞれが同じ濃度になるように「塗膜」を同じに揃えなければなりません。
ただしスモーク塗装の塗り方の特徴として、スモーク濃度を決めるのは毎回決まった配合率(含有量)だけでは無く、それぞれのテールランプの特性(内部反射板やレンズの造り)に合った塗料の作成が必用になります。これは実際に塗ってみなければ解らないのです。

基本としては「最初は薄く」、そこから徐々に濃度(含有量)を増やしていき最終濃度に最短でいくように心がけます。バカみたいにコート数を増やすと塗装(塗膜)はトラブルが起きますので決められた膜厚内で収めなければなりませんので。

ですので塗っている途中で塗料が切れたりなんて事は大変な事を意味するので(塗り直しは効きませんから廃棄ですかね…)、普通の塗装よりも神経を使うのです。使うのですよ…(大げさですね)。

2011/12/08
 
jpg画像 ポルシェケイマンテールランプ(from沖縄) 本塗り完了です!(img2157.jpg) -2157- ポルシェケイマンテールランプ(from沖縄) 本塗り完了です!

そして本塗り完了です。お待たせしました!

既に強制乾燥も終えていますがもう少し寝かしてから各部チェックしますので完成はもう少しですね。早ければ今週末には発送出来ると思います。

という事でもう少々お待ちくださいませ!

2011/12/08
 
jpg画像 ポルシェケイマンテールランプ(from沖縄) 本塗り前(img2156.jpg) -2156- ポルシェケイマンテールランプ(from沖縄) 本塗り前

そして本塗り準備完了です。今回はクリアー抜きなどはご依頼頂いておりませんので全面にスモークを掛けます。濃度は「標準」でご依頼頂いております。

よく脱脂してエアーブローしたらいよいよ本塗り開始です。まずはプラスチックプライマーからですね。

2011/12/08
 
jpg画像 ポルシェケイマンテールランプ(from沖縄) 下地処理(img2155.jpg) -2155- ポルシェケイマンテールランプ(from沖縄) 下地処理

こちらは沖縄から到着したポルシェケイマンテールランプの方で、今回追加で「サイドマーカー」のスモークもご依頼頂きました。こちらは社外品でしょうか?


同じくこちらも下地処理中の画像で、左側が未処理の状態で右側が足付け処理済みの状態です。
曇りガラスのようになっていますが番手(傷)は#1500程度と細かいので、この後クリアーを塗れば透明感は復活します。

これと同じ事で、ありとあらゆる物が曇って見えるのは(笑)表面に見えないような細かい傷(または付着物)があるからです。
ただ余りにも細かいので「傷」としては認識出来ず、新しい物に買い換えたりワックスで誤魔化したり?、するのです。

これの解消法としては「一皮剥く」が基本的な事で、車やバイクの塗装であれば表面をコンパウンドで磨いてあげる事になります。
コンパウンドを掛ければ当然表面は「削る」という事になるのでこれを嫌う方もいらっしゃると思いますが、塗装屋からの見解ではそれは間違いです。傷だらけ&劣化したの表面を後生大事に残していても良い事はありませんので…。

ただここで間違えていけないのは「粗目」のコンパウンドを使う事で、これだとそれこそ無用な傷を増やしてしまいます。粗めのコンパウンドを使う理由は作業性を早くしたい場合に使いますので当然リスクも高くなりますし、そもそもそれで付いた傷をさらに細かいコンパウンドで消さないとならないので使い方を間違えると余計に時間が掛かってしまいます。

ですので最初は一番細かい番手「超微粒子」などから始めて、そこから「極細目」など番手を上げていく(粗くしていく)と良いかと思います。せめて2種類くらいはあると良いですね。

ちなみに「細目」と謳いながらも一般的にはかなり粗い部類に入る物もあるので、買う前にはネットでレビューなどを調べてからが宜しいかと存じます。私が使っている商品で宜しければ当サイトの掲示板での質問でも構いません。

私的な感想ですが、コンパウンドの用途はかなり広いと思います。
お風呂場のガラスに鱗状の水垢?が付いた場合もコンパウンドで簡単に取れますし、自転車フレームに毎回靴が当たっている場所の汚れが染み込んだような傷もコンパウンドで綺麗になります。

ただし注意する点は「金属素地の物」と「艶が無い物」への使用です。
前者は、例えばアルマイト処理されたアルミ素材だとそこだけ色(質感)が変わってムラになってしまいますし、後者は艶が無いものに部分的に艶が出てしまうのでやはりムラになってしまいます。
あとはまさかやらないと思いますが「皮」や「布」には無理です(苦笑)。

2011/12/08
 
jpg画像 ポルシェケイマンテールランプ(from東京) 下地処理(img2154.jpg) -2154- ポルシェケイマンテールランプ(from東京) 下地処理

現在こちらと同じ型のテールランプは2セットお預かりしておりますので、それぞれ間違え無いように目印を書いておきます。
画像では外の養生紙にマジックで何か書いてありますが(笑)、中にも同様に貼ってあります。取り間違えたらえらい事になってしまいますからね。

画像は下地処理の作業中で、左側が足付け処理後で右が処理前の状態です。
少々小傷があったのでその部分は#240→#320→#800で削り落としています。テールランプは意外とガシガシ削っても問題ありません。塗装みたいに「下地が出る」なんて事はありませんので(笑)。


もう一方の沖縄からの同型テールランプも平行して作業しています。
同じ物が全く違うところから同時期にやって来るっていも何か不思議な感覚ではありますが、インターネットが普及した今の時代なら解る気がします。どこかのサイトで紹介されればそこを見て居る方々皆さんやる気モードに入りますからね(爆)。

2011/12/08
 
jpg画像 マウス&キーボードカバー 下地処理A(img2153.jpg) -2153- マウス&キーボードカバー 下地処理A

キーボードにはメーカーのロゴが埋め込まれていて、「出来ればこれは残して欲しい」とのご要望でしたので、隙間からカッターの刃を差し込んで剥がしました。
カッターを使う理由としては、ドライバーなどが入るようなレベルでは無いからです(笑)。薄くてコシが必用なのです。

ただ外してから気が付いたのですが、ロゴの部分だけでは無くそれの土台となる部分も一体型なのですね。これだけ後で嵌めても黒い部分が残ってしまいます。外してから気づくなんて頭が悪いですね…。

という事ですが、ロゴプレートの裏側を見るとアルミ素材だと言う事は解りましたので、一旦は全部を白く塗ってしまい最後に「文字の凸部」を削り出したいと思います。いつもやっているヘッドカバーと同じ方法ですね。


ちなみにこういったアルミのプレート、オーディオ製品で良く見られますよね。BOSEとかDENONなんかもスピーカーに着いてます。
こういった細かい所に手を加えてくれているとちょっと幸せな気分になって、結果そのメーカーのファンになったりするのだと思います。うちも何か作れませんかね…(笑)。

2011/12/07
 
jpg画像 マウス&キーボードカバー 下地処理(img2152.jpg) -2152- マウス&キーボードカバー 下地処理

こちらもお待たせしております。現在下地処理(足付け処理)は終えた状態ですので、後は色の作成ですね。

ご依頼色は「艶消し白」が基本で、マウスのボタンなど一部はグレーで承っております。

素材はどれもプラスチックですが、表面は平滑な状態でその上に薄く塗装が施されていますので、下地処理の方法としては簡単な足付け処理のみでOKとなります。
画像中央右側に写るブルーや黄色い布状の物が足付け用の副資材ですね。「紙ヤスリ」が進化したような物です(当然お値段も…)。

2011/12/07
 
jpg画像 メガネの塗装承りました(恐)(img2151.jpg) -2151- メガネの塗装承りました(恐)

タイトルに一部不適切な表現がありますが(爆)、胸中そんな心境です。な、何ですかこのメガネは…!

と言ってもいきなり届いた訳では無く、事前にオーナー様と色々やり取りをしましてこの度のご依頼に至りました。有難うございます!

ただいつもここで紹介しているように「装飾クロムメッキ」が施された製品への塗装は結構大変で、しかも今回は「部分的に塗って欲しい」という事ですから最初はお断りさせて頂きました。

が、その後内容を変更したり条件を詰めていきまして何とか成りそうなイメージが出来ましたのでお受付した次第であります。それにしても難しい仕事には変わりないのですが(苦笑)。

単に塗るだけなら余り深く考えなくても良いんですよね。ただこういった日常的に使うものは特に「耐久性」も考えないといけませんので、「ガムテープ貼って剥がしたら塗装も一緒に剥がれちゃった」なんて事にはならないように色々と考える必用があるのです。


ちなみにご依頼内容としては、ツルの一部を「イタリアンレッド」との事ですので、フェラーリの車体色「ロッソコルサ」で承らせて頂きますね。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。
この度のご依頼、誠にありがとうございます!

2011/12/07
 
jpg画像 レガシィテールランプも完成しておりますB(img2150.jpg) -2150- レガシィテールランプも完成しておりますB

テールランプの下側にモール?が着いていたので、それも元に戻して撮った画像です。箱を開けるまで忘れていました(謝)。

この画像だけ見ても「何したの?」くらいに思える程の薄いスモークですが、最初の状態がこれですので、見比べてみると良く解ると思います。


こちらのオーナー様から最初にご依頼頂いたのが二年くらい前で、そういえば内装部品の他にフロントグリルも塗らせて頂きましたね。
この度もご贔屓頂きありがとうございました!

2011/12/06
 
jpg画像 レガシィテールランプも完成しておりますA(img2149.jpg) -2149- レガシィテールランプも完成しておりますA

こちらはバックフォグとリフレクターランプ(反射板)でしょうか。テールランプに比べて小さいですが、2個のうち一個は電球が入るようになっています。

これくらいの濃さなら純正でもありそうなくらい微妙なスモークだと思います。ただし「輝き」が違います。耐久性も向上している筈です(耐UV効果の高い「クリスタルクリアー」ですので)。

プラスチックは紫外線で劣化しますから、気が付くとテールランプも新車時の輝きが無くなっていたりすると思います。
その場合はボディの塗装同様、コンパウンドで磨いたりワックスを掛けたりすれば輝きは復活しますが、意外とまた早い段階でくすんだ状態に戻ったりもします。
これは表面だけでなく素材そのものが劣化してしまっているからですね。透過性のものは特にその傾向が強いです。

ヘッドライトもこれと同じで、表面のコーティングが劣化してしまうと磨いても磨いても一時的な艶で終わってしまいます(私の車がそうです…)。ああなると交換しかないんですよね…。

2011/12/06
 
jpg画像 レガシィテールランプも完成しております。(img2148.jpg) -2148- レガシィテールランプも完成しております。

こちらは時間の都合上、こちらで紹介する前に既に発送済みだったのですが一応紹介させて頂きますね。

オーナー様からのご要望としては「一発で車検に通る程度のスモークで」との事なのですが、しかしながら私の判断で車検に通る云々は解りませんので、私的な目標としては「普通の人が見てもスモークだとは気付かないけど、同じレガシィオーナーが見ると「あれ?これってスモーク掛かってない?」」といった感じです。

当店の基準としては「極薄めの薄めの間くらい」といった濃さです。

他にも画像あるので紹介しますね。

2011/12/06
 
jpg画像 GVBインプレッサテールランプ スモーク塗装完成です(img2147.jpg) -2147- GVBインプレッサテールランプ スモーク塗装完成です

このテールランプは意外と珍しい形をしていて、上から見るとほぼ直角に曲がっています。アルファベットで言う「L」の形ですね。

で、どんな車体かと思ってネットで調べてみましたら…「え?!」って感じでした。

「4ドア」って事でしたのでてっきり親父セダン(失言すいません…苦)だと思っていましたら全然違うじゃないですか…。
随分アグレッシブなフォルムだったんですね。モロに誤解していまいた(以下サイトを見つけた時も新型の紹介かと思って一旦飛ばしてしまったくらいです)。

えーと、一般的には「WRX STI 4door」って言うらしいですね。失礼しました…。

オフィシャルサイトです→http://www.subaru.jp/wrxsti/4dr/#/exterior/exterior


それでは後程完成のお知らせメールしますね。
この度もご贔屓頂きありがとうございました!

2011/12/06
 
jpg画像 GVBインプレッサテールランプ スモーク塗装完成です!(img2146.jpg) -2146- GVBインプレッサテールランプ スモーク塗装完成です!

お待たせしました!ちょっと日中バタバタしていてアップが遅れてしまいましたが本日無事完成しております。確か4ドアのインプレッサですよね。

ご依頼のスモーク濃度は「標準」、比較的しっかりとスモークは掛かっていますが透明感も見て解ると思います。単に黒いだけのスモークでは無く上品な仕上がりだと感じていただけるかと存じます。

もう一枚画像あるので紹介しますね。

2011/12/06
 
jpg画像 SPINのカーボンホイール サフェーサー塗布完了(img2145.jpg) -2145- SPINのカーボンホイール サフェーサー塗布完了

そしてサフェーサー塗布完了です。

塗るのは両面ですから台に置いて塗るのは難しく、吊るして塗ろうかと思いましたが台にステーを固定してのフォークモドキで対応しました。
ホイールにはシャフトを通していますのでクルクル回しながら塗装出来ます。見た目はひどいですが(苦笑)作業性は良い感じです。


こちらもここまでくれば安泰ですので数日寝かして本塗りに備えます。
もう少々お待ちくださいませ!

2011/12/06
 
jpg画像 SPINのカーボンホイール マスキング(img2144.jpg) -2144- SPINのカーボンホイール マスキング

そしてサフェーサー(勿論2液ウレタン)塗装の準備として各部マスキングを行います。

素材はドライカーボンですから使われている樹脂としてはエポキシ系で、これに対してプラスチックプライマーは必要ありませんから直接サフェーサーを塗布します。

FRPは時々「強化プラスチック」と呼ばれたりしますが、塗装屋的にこれはプラスチックとは違う種類の物と認識していますので、ウェットカーボンならポリエステル系ですからやはりプラスチックプライマーは必用ありません。塗っても意味がありませんね…(まさかポリパテの上にプラスチックプライマー塗る人は居ませんよね。それと同じです)。


いや、昔バイトしていた町工場で、そこで塗装していたFRP製品の塗料の密着性が悪くて、塗料販売店の人間から頂いたアドバイスがまさにこれで、「プラスチックプライマー塗ると良いですよ」みたいな回答がありました。
その前に足付け処理とか脱脂とかを疑うのが基本なんですけどね…。実に残念でした。

ちなみに実際の問題点は、単に足付け不良と離型剤が取りきれていなかった(脱脂不良)、そして塗料の使い方が間違っていた(コスト安くする為の確信犯)といった理由だと思います。
ただそういった会社ほどしぶとかったりするんですけどね(苦笑)。
アドバイスくれた方もバイトしていた町工場も未だ現役のようです。

2011/12/06
 
jpg画像 SPINのカーボンホイール 素地調整(img2143.jpg) -2143- SPINのカーボンホイール 素地調整

カーボンの合わせ目など凸凹した箇所は#120の手研ぎで、広く平滑な面は#180のダブルアクションサンダーで研磨し、最後に細部と全体を#240のペーパーで均します。全て「空研ぎ」です。

リムのアルミ部分は特に気にせず一緒に削ってしまっています。削るといっても大きく形を変えたりバランスを狂わせたりする程ではありませんのでご安心下さい。リムも綺麗にしておきますので。

2011/12/06
 
jpg画像 SPINのカーボンホイール 素地の状態(img2142.jpg) -2142- SPINのカーボンホイール 素地の状態

こちらもお待たせしました。既に作業着手しておりますのでご安心下さい。

カーボンホイールは表裏同じような形状になっていて、これの製造方法としてはたい焼きや最中と同じように表と裏のパネルをそれぞれ張りあわせてくっ付けています。
(以前勤めていた板金塗装町工場にはFRP専門の方が間借りしていたので作業工程をよく見せてもらっていました)。

が、張りあわせた部分はそのままの状態なので「バリ」が残っています。
カーボンの状態だとパッと見は目立たないのですが、触ればよく解りますしこのまま「艶々の白」に塗ればさらに粗が目立ってしまいます。

ですので今回は「どうせやるなら」という事で下地から作り直す事でご依頼承りました。まずは醜い部分を削り落としていきます。

2011/12/06
 
jpg画像 プジョー自転車フレーム プライマー塗布A(img2141.jpg) -2141- プジョー自転車フレーム プライマー塗布A

そして全体的にも浸透型エポキシプライマーを塗布したら、それが硬化しきらない内にウレタン系のプライマーサフェーサーを塗布します。所謂「ウェットオンウェット」ですね。

見た目的にはいつものプライマー塗装と変わりありませんが、こちらはかなり強固な下地ですので、錆び易い沿岸地域での使用や、屋外保管など濡れたまま放置する場合のクロモリ素材にお勧めです。


一般的なフレームでクロモリ素材の場合には「旧塗膜剥離〜プライマー塗装」の費用は¥12,000ですが、これにプラス¥8,000(暫定)で対応致します。いずれHP上でもちゃんと紹介させて頂きますね。


とりあえずここまでくれば安心ですので、この状態で寝かしておいて本塗りのタイミングを待ちます。もう少々お待ちくださいませ!

2011/12/06
 
jpg画像 プジョー自転車フレーム プライマー塗布(img2140.jpg) -2140- プジョー自転車フレーム プライマー塗布

今回お預かりした時にこの部分から若干錆びが出ていたので重点的に防錆処理を行っておきます。と言うより今回の下地は前回とは違う方法で行っています。

以前の下地では「プライマー」のみでしたが、今回はそれとは全く違う「浸透型エポキシプライマー」を使い、さらにウェットオンウェットにてプライマーサフェーサーも塗布します。2重の下地塗料による「重防錆(防食)処理」ですね。クロモリなどの錆び易い素材且つ屋外保管などにお勧めです。
これの紹介についてウェブサイト上でも詳細の紹介や料金表の案内などしなければならなかったのですが、先日のサーバー引越しでアタフタしてしまい今に至ってしまいました。何とか整備していきたいと思います。


画像は浸透型エポキシプライマーを、スプレー塗装では無く「筆」で塗りこんでいるところです。スプレーではこういった鉄板合わせ目の内部には入り込まないので、専用シンナーで希釈率を上げて筆で内部に流し込むように塗布し、その後さらにエアーを強く吹き付けて奥まで塗料が行き渡るようにしています。

本当は焼付け型のエポキシプライマー塗料槽にドブ漬けしてのアニオン塗装(またはカチオン塗装)が良いのかも知れませんが、うちには無いですからね…。

アニオン(カチオン)塗装については以下サイトで紹介する動画の作業工程の一部として紹介しています。
ここでは何度も紹介している自動車製造ラインの動画ですが、結構面白いですよ。06:40くらいから「リン酸処理」が始まって(緑色液体がそうだと思います)、細部まで塗料が行き渡るように車体ごとグルグル回しているのが圧巻です。

Making_of_an_BMW E46

2011/12/06
 
jpg画像 プジョー自転車フレーム 旧塗膜剥離(img2139.jpg) -2139- プジョー自転車フレーム 旧塗膜剥離

数日間溶剤槽に浸けてある程度の塗膜を剥がし、細かい箇所はサンドブラストで処理します。デジャブのような気がしますが、このフレームは今年の2月頃にも同じ事しているんですよね(笑)。

続けてプライマー塗装に移ります。

2011/12/05
 
jpg画像 インプレッサセダンGBVのテールランプ スモーク塗装 本塗り完了です!(img2138.jpg) -2138- インプレッサセダンGBVのテールランプ スモーク塗装 本塗り完了です!

そして本塗り完了です。お待たせしました!

同じインプレッサでもこのタイプのテールランプはご依頼が少ないですね。確か今回で二度目です。
車に関して知識が無いのでよく解りませんが、ちょっとお歳を召した方が乗られる感じの車なのでしょうか…。機会があれば調べてみたいと思います。

それでは完成しましたら改めて紹介させて頂きますね。
もう少々お待ちくださいませ!

2011/12/04
 
Prev Next

My Memory(It's Free!)