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-1586- インプレッサテールランプ(from静岡) 塗装承りました!
昨日無事到着しましたインプレッサのテールランプ一式です。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!
ご依頼内容としては当店としては定番の仕様で、
・レッドキャンディー ・クリアー抜き(柱無しバージョン) ・おまけスモーク ・クリスタルクリアー
となっています。
ただ今回は一つ問題があって(って言うほど大袈裟な事では無いのですが)、テールランプにいつもある小さな窪みのポッチがいつもと違う所にあるのです…!
そのまま塗るとちょっと変なので、まずはその窪みを埋めてから塗ることとします。埋める工程も含めて詳細は後日紹介しますね。
2012/08/29
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-1585- スターバックスタンブラー 塗装承りました!
先日無事到着しておりますスターバックスのタンブラー「コンコルド」です。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!
色はブラックをベースにホワイトパール(または高輝度メタリック)を塗る3コート塗装を想定しています。
で、それにスターバックスの象徴である人魚のロゴマークを入れ、さらにその下には文字も入れます。と文章で紹介するのは難しいですので、後日イメージイラストを作成してアップしますね。中々面白い物が出来ると思います。もう少々お待ち下さいませ。
2012/08/29
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-1584- ブレーキキャリパーの塗装は
ブレーキキャリパーの塗装となると単に塗るだけでは無く、「分解」「洗浄」「サンドブラスト」など、塗装とはちょっと無縁な付帯作業があるので塗装屋的には実は敬遠したい所なのです。
ただ幸い(かどうなのか微妙ですが。笑)、私が間借りしているTACさん(自動車板金塗装工場)に私と同じような立場で「ブレーキ屋さん」が隣で作業していたりします。 ただいつも撮影している横でこんな作業をしている訳ですから、当然時々はキリコが飛んで来たりもします。なので前記した「微妙」と言う言葉が出てきたりする訳です。 まあ撮影する時は他の作業をしてくれたりと気を遣ってくれますし、そもそもブレーキ屋さんが来る頃には撮影も梱包も終えている事が普通ですから問題の無いレベルかと思います。
ただこういった専門の方が身近にいると塗装屋では不得意な事もやって貰えるので(当然仕事としてですが)、ブレーキキャリパーの塗装に関しては、サンドブラスト→脱脂洗浄→マスキング、そして塗装後の組み付けまでも任せる事にして私は塗装に専念する事にしています。 お蔭様でキャリパーの塗装も普通の塗装同様にお受付する事が出来ますから御依頼数は以前に比べて格段に増えました。業者さんなのでこの場で紹介はしていませんが、現在も何度かご贔屓頂いている東北の業者さんから1台分4個を御依頼頂いております。有難い限りです。
画像はそのキャリパーとは全然関係無く、いつものようにブレーキ屋さんが作成しているキャリパー固定用の「ブラケット」ですね。 元々は違う車種?に付くキャリパーを、このブラケットを利用する事で違う車種にも取り付けられるようになるのだと思います(メカ的な事は余りよく解っていません…)。素材はジュラルミンとの事です(アルミの硬いのですね)。
2012/08/28
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-1583- ユーノスロードスター リヤスポイラー サフェーサー塗布
素地調整が終わったら綺麗に脱脂洗浄してサフェーサーを塗布します。
FRPは別名「強化プラスチック」と呼ばれたりしますが、塗装の分野ではペットボトルなどのプラスチックとは根本的に違う物ですので(ポリパテと一緒かと…)、特にサフェーサーの前にプラスチックプライマーなどは塗布しません。いきなりサフェーサーを塗って問題ありませんし、下地塗装を抜かして直接トップコートを行う場合でもプラスチックプライマーは無しでOKです。ちゃんと足付処理と脱脂さえ出来ていれば通常通り塗装は密着します(この辺の勘違いも多いので…)。
スポイラーは台に直置きしているように見えますが、実際はスポイラー下部にある取り付け用の接着面に厚めの板を張り付けてそれを台のフレームの上に乗っかるようにしていますのでご安心下さい。
継ぎ目部分にあった巣穴は予めパテで埋めていますが、取りこぼしも当然あるのでそういった箇所はサフェーサーを塗り終わった時点でチェックし、巣穴が残っていたら筆に余ったサフェーサーを付けて埋めていきます。
サフェーサーが完全硬化したら再度全面を研磨してラインを整えます。 作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!
2012/08/28
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-1582- ユーノスロードスター リヤスポイラー 素地調整
こちらもお待たせしております。既に作業着手しておりますのでご安心下さいませ。
画像はFRP素地のゲルコートをダブルアクションサンダーで削っている所です。綺麗に見えても細かい凸凹は結構あって、どの道この後2液ウレタンサフェーサーで充填しますからこの時点で粗研ぎと言うか全体を#180〜#240で平滑になるように削っておきます。
広くて平らな面はエアーツールを多用して作業時間を短縮させるようにし、アールが付いた箇所は#240〜320のペーパーで手研ぎします。どちらも水を使わない「空研ぎ」です。
ちなみに上記したペーパーの「番手」ですが、エアーツールよりも手研ぎの方が番手が細かいのには理由があります。
実は手研ぎよりも機械研ぎの方が研ぎ目は安定していて深い傷は入らないのです。 この辺がちょっと勘違いし易い所なのですが、手研ぎだと力加減にムラが出てしまうようでどうしても深い傷が入りがちになります。
これが躊躇に現れるのは最終的な「磨き作業」で、これは専門の磨き屋さんに聞いても同じ答えが返ってくると思いますが、最終的には「手磨き」よりも「機械磨き」の方が綺麗に仕上がります。手研ぎでは傷を消すどころかどんどん新たな深い傷を作ってしまうので終わりがありません。 基本的にはシングルポリッシャーで傷を消し、最後はオーロラムラを消す為にダブルアクション(ギアーアクション?)で仕上げる筈です。
なので「最後は丁寧に手作業で」と言うのは多分何かの間違いで(爆)、機械が使えない箇所は先に手磨きで行っておいてその後機械磨きで仕上げるのが基本かと思います。最後の掃除する時点ではウエスでふき取るのも嫌ですからね…。
2012/08/28
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-1581- ハコスカのヘッドライトカバー&牽引フック 本塗り完了ですA
キャンディーカラーの塗膜がテープフリーな状態に乾いたらその時点で文字入れ塗装を行うのですが、キャンディーカラーに使う塗料の特性から、ロゴ部分に塗った色は「ニジミ」の影響が出ています。本当はもっとグレーなメタリックの筈だったんですけどね。
ただこれは予め想定していた事で、本来であればキャンディーオレンジを塗った時点でクリアーを塗ってしまい、一旦は完全硬化させてから改めてロゴ入れの塗装をするのが理想ではあります。
ただそうなるともう一度本塗りを行う必要があるのでどうしてもコスト高になってしまいますから、今回はキャンディーカラーに続けてロゴも塗ってしまっています。 元の色からすると色が変化してしまっていますが、これ単体で見ればそんなに違和感はありませんのでご安心下さい。
これとは別に「牽引フック」も同じ色で塗り終わっているのですが、どうやらそちらも写真撮り忘れていたようで(謝)、後日完成の時に改めて紹介させて頂きますね。最後はミニカーと並べて撮っておきます(笑)。
2012/08/28
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-1580- ハコスカのヘッドライトカバー&牽引フック 本塗り完了です!
そしてキャンディーオレンジを塗ってクリアーを塗ったら無事本塗り完了です。
通常の2コート塗装では有り得ない色の表現が出来ましたが、現物は画像で見るより凄いですよ(笑)。
ちょっと途中画像が無いのですが(緊張していてうっかり撮り忘れてました…)、「S20」の文字入れ塗装の画像もありますので紹介しますね。
2012/08/28
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-1579- ハコスカのヘッドライトカバー&牽引フック ベースカラー塗布
キャンディーカラーは、
@ベースカラー Aキャンディーカラー Bクリアー
の3コート塗装が基本となります。
ベースカラーについては、発色を優先して考えるならば単なるシルバーが効果的で、ただ隠ぺい性とかムラとか褪色した時の事など、ちょっとネガティブ的な事を考えると似たような色味をつけておいた方が無難だったりします。例えば今回の場合だと「オレンジメタリック」みたいな色ですかね。メーカー純正のキャンディーカラーだと大抵はこの仕様になっています。
ただ今回は面積も小さくいつものテールランプと同じような内容で作業的にも慣れているので、ベースカラーはシルバーそのままで、その上に直接オレンジキャンディーを塗る事とします。「透き通った発色の良いオレンジ」が目標です(勝手にですが…笑)。
シルバーは単なるスタンドックスの原色で、色の深みと発色を出す為、「表面が明るくスカシはKく輝きが強い」といった特性のある「MIX811」を使います。MIX598だと隠ぺいが弱いのと、MIX812だとちょっと輝きが足りないかと思っての選択となります(ってSTANDOXユーザーじゃないと何を言っているか解らないですね)。 ちなみにDUPONTだとAM95って感じですかね。
2012/08/28
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-1578- ハコスカのヘッドライトカバー&牽引フック 本塗り準備完了です!
こちらもお待たせしました!キャンディーオレンジで御依頼承っておりますFRP製のヘッドライトカバーですね。
先日サフェーサーを塗っておいたので全体を研磨して均し、いよいよ本塗りとなります。
2012/08/28
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-1577- SONY VAIOのバッテリー 本塗り完了です!
最初にグレーメタリック部分を塗っておいたのですが、うっかり写真を撮るのを忘れてしまい(謝)、その後強制乾燥させてから続けてパープルメタリック部分も本塗り完了致しました。
SDカードアダプターと共に後日完成しましたら改めて画像紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!
2012/08/28
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-1576- キャノンレンズフード「ET-73B」塗装 完成ですC
こちらも今後の時の為にレンズのデータを記載しておきます。
レンズ・・・「EF70-300mm F4-5.6 IS USM」 色味・・・青黒味(色相が弱) 対応レンズフード・・・「ET-73B」
以前は御依頼案件毎に作業内容の詳細を記した「塗装カルテ」なる物を作成していたのですが、現在は案件が多過ぎるのでそれはやっておらず、代わりにここに記載しておいた事を後々確認して参考にいたりしています。サーバーが飛んだたらお終いですが、時々はバックアップも取っているので何とかなるとは思っています。
肝心な所さえ押さえておけば、後はそこだけを自分がやって他の作業は若い人材に任せてやっていければ、なんて企んでいたりもします。どこにそんな人材が居るのかは解りませんが…(苦笑)。
それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。 この度のご依頼、誠にありがとうございました!
2012/08/28
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-1575- キャノンレンズフード「ET-87」塗装 完成ですB
グレーベージュとは別に「赤」も使われていますが、この赤もレンズ本体にある赤いラインに合せて色を作っています。
単色で見ると赤と言うより「朱色」に近いので、何も気にせずにその辺にある赤で塗ってしまうとかなり濃いラインになってしまいます。
逆にこの赤を使う時、蓋を開けた瞬間は「あれ、こんなに朱色だったっけ?」と心配になる程です。こうやって組み付けると違和感は無いんですけどね。
一応後の時の為にレンズのデータを記載しておきます。
レンズ・・・「EF 70-200mm f/2.8L IS U USM」 色味・・・赤黄味が強い 対応レンズフード・・・「ET-87」
2012/08/28
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-1574- キャノンレンズフード塗装 完成ですA
実際にレンズにフードを装着してみると、それぞれの筐体によって色のバラつきがあるのが判ると思います。
ただ自動車のボディでもこの程度の色ブレは日常的でして、結局の所「配合データそのまま」で塗る事は殆どありません(でした)。特に白系とメタリックは怖いですね(黒は比較的大丈夫です)。
続きます。
2012/08/28
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-1573- キャノンレンズフード塗装 完成です!
大変お待たせしました!キャノンのレンズフード2点、本日完成となります。
並べて見ると解る通り、それぞれのフードで色が違っています。
余り気にならないといった方であればレンズフードだけのお預かりで構いませんが、「確認だけでも」と言う事であれば調色費は必要ありませんのでレンズも一緒に送って頂ければと思います。
実際にレンズに装着した画像もありますので続けて紹介しますね。
2012/08/28
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-1572- SONY VAIOのバッテリー&SDカードアダプター 本塗り準備完了です!
と言うわけで二個目のバッテリーも本塗り準備完了です。
最初に塗らせて頂いた一個はお盆前に納品済みで、入れ替えでこちらのバッテリーをご依頼いただきました。同じ物で同じ色なら20%割引出来たのでちょっと勿体無かったですね。
既に本塗りを終えていますが写真は撮っていなかったので後日改めて紹介させて頂きますね。 完成までもう少々お待ち下さいませ!
2012/08/27
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-1571- SONY VAIOのバッテリー&SDカードアダプター マスキング完了です。
現場に「机」といった物は無いのですが、階段途中の踊り場に棚を置かせて貰っているのでいつもそこを作業机代わりに利用しています。 布が敷いてあるのは被塗物を置いても傷が付かないようにですね。
作業に使う工具とは別に、この時期は蚊が寄ってくるのでそれの対策と、後は作業に熱中出来るようにiPodで音楽を聴いていたりします。 と言っても他の方も居るのでメロディー垂れ流しでは無くヘッドフォンの使用が基本です。
マスキングが完了したのでいよいよ本塗り開始です。
2012/08/27
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-1570- SDカードアダプター マスキング作業
このレベルになると定規とかノギスとかでどうにかなるレベルではないので、目検討でマスキングテープを同じ大きさにどんどんとカットしていきます。
で、その中から良い感じの破片をピンセットで一つずつ貼っていきます。
今回作業して気付きましたが、端子の部分はそれぞれ大きさが違うんです(苦)。
まあこういった作業は意外と嫌いじゃないので、時間さえあればずっとやっていたいですね(壊)。
2012/08/27
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-1569- SDカードアダプターも・・・
SONY VAIOのバッテリーと一緒にご依頼頂いているSDカードのアダプターです。バッテリーとお揃いでグレーメタリックで塗装をご依頼頂いています。
パソコンを扱う方ならご存知かと思いますが、これの裏面には「端子」の部分があるので、塗装をするにはまずそこのマスキングが必要です。
2012/08/27
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-1568- キャノンレンズフード 組み付け作業完了です!
と言う事で無事ボタンと蓋が付きました。やはり黒とベージュと赤の3色が組み合わさると良い感じですね。
完成画像は今日はもう撮れませんので明日改めて撮影しておきますね。 それぞれレンズに組み合わせ、色の比較も紹介出来ると思います。もう少々お待ちくださいませ!
2012/08/27
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-1567- キャノンレンズフード 組み付け作業
こちらのレンズフードは分解可能なので部品はそれぞれ単体の状態にして塗っています。
ただネックとなるのは「ボタン」の部分で、結構極小のバネが二つ使われていますから、それを無くさないように注意が必要です。
こういった作業はいざ最後に組もうとしても分解した時の事を忘れていたりする危険があるので(よくあります…)、実は分解した時点で一度組み付け作業を行っていたりします。メガネの場合も複雑な蝶番の時には同じですね。かならず「仮定組み付け」をやっておきます。
これのお蔭で一旦使えない頭(苦)をフル回転させる事になるので脳の奥深くに組み付け方が記憶される事になります。
で、いざ本番の時には頭よりも体(と言うか指)が動いてくれますので、細かい作業でも結構安心して出来たりします。一番怖いのは「うっかり」なんですよね…。
2012/08/27
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-1566- インプレッサテールランプ ノーマル比較
人それぞれの好みもありますから一概にどちらが良いとは言えませんが、それにしてもノーマルはチープ感が否めないかと…。時代にと言うかユーザーに合わなかったんじゃあ…と思う次第です(私的見解です)。
ただ先日のニュースでやっていましたが、SUBARUさんは売上高が過去最高のようですね。海外での販売も好調との事でして、驚いたのは「スバリスト」なる呼び名がニュースで普通に飛び出たり、これが海外でも通用しているようなのです。てっきりスバルのヘビーユーザーを揶揄している言葉かと思っていましたが…。
ちなみにその番組に出ていたアメリカ人の方が、「うちは一家全員5台全てがスバル車だよ」と言ってましたが、確か以前同じ事をうちのお客様からも聞いてましたから、「スバリストは世界どこでも同じなのか…」(笑)と妙に納得してしまいました。まあこういったファン層がメーカーを支えているんでしょうね。
それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。 この度のご依頼、誠にありがとうございました!
2012/08/27
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-1565- インプレッサテールランプ塗装 レッドキャンディー+スモーク(柱有りバージョン) 完成ですA
ここのプロフィット日記の場合、以前行った作業例などを見つけるのがちょっと(と言うかかなり)難しいと思うのですが、Googleの検索能力は高いのでちょっと工夫すればお目当ての作業例は簡単に見つけられたりします。
例えば
「プロフィット日記 インプレッサ テールランプ オレンジ」
といったキーワードを打ち込み、さらに通常の検索では無く「画像検索」を利用すると、今までここで掲載した画像がズラーっと出て来ますから見つけ易いかと思います。まあ上手く行かない事もありますが…(苦笑)。
ちなみに一枚比較画像を撮っておいたのでそれも紹介しますね。
2012/08/27
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-1564- インプレッサテールランプ塗装 レッドキャンディー+スモーク(柱有りバージョン) 完成です!
大変お待たせしました!こちらのテールランプも無事完成となります。
仕様は定番のレッドキャンディーと最後に薄くスモークを掛けていますが、クリアー抜きの部分で「柱」が残るデザインとなっています。
比率で言うと、
「柱無しVer.」・・・70% 「柱有りVer.」・・・25%
くらいで(私的見解なのでかなり適当ですが…)、残りの5%は
「クリアー抜き部分をオレンジに」 プロフィット日記2011 No.2249辺り
とか
「半分をボディーからのシルバーに」(?!) プロフィット日記2011 No.1130辺り
などの個性的な御依頼(笑)があります。
オーダーメイド的に御依頼承っていますのでお好みでどうぞ。
2012/08/27
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-1563- インサイトテールランプ スモーク塗装 完成ですA
標準濃度の場合、ちょっと暗くなると真っ黒になりますが、日が当たる日中では内部が見えるほど透明感もちゃんと残っています。単に黒を塗っているだけでは無いのが判るかと思います(当たり前ですが…)。
それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。明日の夕方以降で発送可能です。 この度のご依頼、誠にありがとうございました!
2012/08/27
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-1562- インサイトテールランプ スモーク塗装 完成です!
大変お待たせしました!インサイトのテールランプ、標準濃度のスモーク塗装で完成となります。
画像でも判ると思いますが、スモークが掛かっていても元々の色が赤い箇所とクリアーの箇所で判断出来る程度の透過性は残っています。 これが「濃い目」でのスモークとなるとこの境界線も解らない程の濃さとなります。 と言っても今回の標準濃度でも日が落ちれば真っ黒にしか見えませんのでご安心下さい(何を安心するのかって感じですかね。笑)。
2012/08/27
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-1561- インプレッサのサイドオーナメントも装着されたようです
こちらは先週お納めしたインプレッサのサイドモール(サイドオーナメント)ですね。「ホイールとお揃いの色で」と仰った通り落ち着いた風合いでマッチしています。
ご感想としてはオーナー様のブログ(みんカラ)でレポートされていますので宜しければどうぞ。宣伝までして頂いて有難うございます!
→次のスペシャルステージへ
2012/08/27
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-1560- キャノンデールスーパーVが組み付けられたようで
何とも凝りに凝った仕様と言うか、ロゴが無ければcannodaleだって言うのも解らない気が…(笑)。
オーナー様曰く、「ホイールを26インチから20インチに小径化したので本気のようなかわいいような、よくわからないものになりました(笑)」との事ですが、細部を見ると相当拘って作り上げたのが解ります。手間もお金も相当だったのでは…(恐)。私的には「ゴツカワイイ」って感じで街乗りに良さそうですがそれだけだと勿体ない気もしますね。特にフロントフォークのストローク量が凄そうで…(笑)。
わざわざ画像有難うございました。今後のバイクライフも応援しております!
2012/08/27
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-1559- ステアリングボス 「半艶クリアー」塗布
マスキングの方法がこんな感じですからクリアーは余りたっぷり塗らないように注意します。クリアーが流れ込んで隙間が埋まってしまうとマズイですからね。
ちなみに艶有り仕上げであれば90%程度が理想ですが(100%だとどこかが垂れます)、半艶仕上げか艶消し仕上げの場合は60%〜70%を目安にしています。余りボテッとなるとみっとも無い仕上がりになってしまいますからね。磨き処理は出来ませんから(艶が出てしまいます…)当然垂らす訳にはいきませんし…。
かといって塗り足りなければ半艶だからといって綺麗な仕上がりにはなりませんから、やはり60%以上の塗り込みは必要になるのです。
と、艶消しも半艶も結構厄介な面がありまして、ほとんどの塗装屋さんは余程「艶有り」の方が楽だと感じていると思います(少なくとも私はそうです。笑)。
が、小物塗装となると圧倒的に半艶や艶消しを行う機会が増えます。自動車の塗装だと多くても10回に一回くらいしか機会は無いですからね(平均すると30回に一回程度かと…)。お蔭様で今では随分と慣れました。
ただそれでも未だに何回かに一回かは思ったような仕上がりにはならず「塗り直し」になる機会はあります。艶有りだったら磨きで対処出来る事も、半艶&艶消しだとそれが出来ませんからね…。お蔭様で未だに勉強の毎日です(苦)。
この後徐々に艶は消えていって良い感じになる筈ですので、完成しましたらまた改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!
2012/08/27
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-1558- ステアリングボス プライマー塗布
そしてプライマーを塗布します。いつも使っているプライマーに比べ、今回使っているエポキシプライマーは肉付きが良いので厚く塗り過ぎないように十分に注意します。
そもそもプライマーの役割としてはその直訳した意味の「一番最初の」といった事からして、その役割は「充填」(厚み)では無く効果が大事ですから、素材や用途にあった物が塗られていればそれで良いのです。と言ってもわざわざプライマーを塗るといったケースもそんなに多くは無いと思いますが…(殆どはサフェーサーと一体化した「プライマーサフェーサー」が主流です)。
エポキシの特徴としては「適切な温度を掛けて十分な完全硬化」が必須ですが、今回は「ウェットオンウェット」を試みますので、この時点では熱を掛けずに、多少の時間を置いて連続してトップコート(上塗り)を行う事になります。むしろ中途半端に熱を入れると硬化速度の違いから「チヂレ」が生じますのでこの場合は厳禁なのです。「焼くなら焼く、焼かないなら焼かない」ですね。
ちなみに焼いてしまったら再度足付しないとこの後の塗装は密着しませんが、半生で塗るウェットオンウェットの場合はそのまま続けて塗装出来るというメリットがあります。まあデメリットも色々あるのでそんなに単純な事では無いのですが(苦笑)。
2012/08/27
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-1557- ステアリングボス マスキングA
こちらが塗る面でして、部品の表面が傷だらけなのは足付処理をしているからです。本当はダブルアクションサンダーを掛けたかったのですが角のシャープさが無くなるとマズイと思ったのでペーパーを手掛けしています。 ただ若干表面に腐食らしい箇所も見えたので、念のため「浸透型エポキシプライマー」を使う事にしました。
あと周りのネジ穴とは別に一部の穴のマスキングをご指定頂いたのですが、そこはマスキングテープでは物理的に無理そうですので、丁度良いサイズの樹脂棒(ホットボンドの接着樹脂の棒)をカットして詰め込んでいます。 「粘土」も想定したのですが、際の仕上がりを考えると粘土じゃちょっと難しいですからね。
2012/08/27
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-1556- ステアリングボス マスキング
恐らくは自家製だと思われる製品で、オーナー様曰く「ステアリングボス」との事ですから車のハンドルの取り付け部分の部品になるかと思います。アルミ削り出しの一品物ですよね…。
画像は部品裏側で、表から塗る時にネジ穴を塗らないようにとの事でネジを取り付けておいて頂きました。
マスキングの方法としては、ネジを一旦全部外して面の部分をマスキングしたらネジ穴に穴を開けて再度ネジを取り付けます。
2012/08/27
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-1555- スクーターのタンデムバー 本塗り完了です!
色は「黒」で御依頼頂いてますので、ベースコートに黒を塗ったら続けてクリアーを塗って無事本塗り完了です。
クリアーは単に塗るだけでは無く、やはり美しい肌に仕上げたいと思う訳ですが、そうなると今度は「タレ」といったリスクが大きくなります。 塗り足りなくて肌が悪くなっても「塗り直し」のリスクは無いのですが、タレとなると磨きでは対応出来なく塗り直しになる場合があるので、塗装屋としては歳を取ると共にリスクを避けて安全策に向かう傾向があります。「磨きで何とかすればいいか」といった感じですかね。
ただそうなると今度は徐々に磨くのも億劫になっていく傾向にもなると思うので、次第に肌は荒れたままの仕上がりになるというか、酷くなると「これから塗るんですか?」と言うくらいの仕上がりにまで落ちたりします(実際に何度か見ました…)。
自分はそうなりたくないと思っているのですが、如何せん気付かないまま自分もそうなっている事も充分考えられますので、時々冷静になって自分の事を見直す事が必要かと思っています。まあそれが一番難しいんですけどね(苦笑)。
と言うのも、このタンデムバーはこういった形で塗るのは少々危険です。先端にクリアーが集まって「ツララ」のようなタレに成り易いからですね。 ただ良いクリアーだと「タレ難く優れたレべリング性」といった特徴があるので、滑らかな肌を作りつつタレない仕上がりにする事も可能だったりします。
まあ技術も大切ですが材料の助けが無ければ良い仕上がりにするのは難しいという事です(苦笑)。
それでは完成しましたらまた画像紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!
2012/08/27
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-1554- スクーターのタンデムバー 本塗り前
すっかり日記の掲載が遅れてしまっていてすいません。夏休みシーズンの為かメールでのお問い合わせは落ち着いているのですが業者さん関係からの御依頼が結構増えていまして少々バタバタしておりました。
御依頼頂く案件は何故か同じような内容が固まる傾向があって、少し落ち着いていた結晶塗装も一件やってくるとそれをきっかけにしてか一気にまとまってやって来たりします。これで全部同じ色なら言う事は無いのですが、現在「黒」「紺「赤」と結構バラバラだったりします(苦笑)。
画像は先日サフェーサーを塗っておいたスクーター用のタンデムバー(左右)で、サフェーサーを研磨して表面を平滑に仕上げていよいよ本塗りとなります。お待たせしました!
2012/08/27
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-1553- インサイトテールランプ スモーク塗装 本塗り完了です!
そしてこちらも無事本塗り完了です。お待たせしました!
スモーク濃度は「標準」で、黒味はしっかりしていますが透過もちゃんと残っているのが判るかと存じます。ナイト2000よりはちょっと薄い感じですかね(笑。当初は濃い目で承っていましたので)。
それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!
2012/08/24
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-1552- インプレッサテールランプ 本塗り完了ですA
こちらはテールゲート側ですね。この型のインプレッサはテールランプ4個で1セットとなります。 2個の場合に比べてどうしてもコストは高くなってしまいますが、4個の場合には複数割引が30%となるのでお得にはなっているかと存じます。2個の場合だと一個辺りのサイズがが大きくなっていたりもしますしね。
強制乾燥させて週末に寝かしておきますので来週火曜日か水曜日辺りには完成〜発送出来るかと思います。もう少々お待ちくださいませ!
2012/08/24
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-1551- インプレッサテールランプ 本塗り完了です!
そしてスモークを塗ったらクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!
ちょっと角度が悪くて綺麗に写っていないようなのでもう一枚紹介しますね。
2012/08/24
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-1550- インプレッサテールランプ 本塗り中
画像はレッドキャンディーの塗布が終わり、マスキングを剥がした状態です。今回は「柱有りバージョン」で御依頼承っていますので、クリアー抜き部分い赤い柱が残っているのが判ると思います。これも初期の頃に比べて数ミリ太くなっていたりと若干マイナーチェンジ(笑)が行われていたりします。
この後、クリアー抜き部分にプラスチックプライマーを塗布し、続けて全体的に薄くスモークを掛ける事とします。
2012/08/24
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-1549- インプレッサテールランプ 本塗り準備完了です!
こちらも本塗り準備完了です。と言っても既に塗り終わっていますのでご安心下さい(まさかこの本塗り最中に画像アップ出来る程ゆったりと出来る状況じゃありませんので…)。
昨日見た(撮っておいた)ニュースで紹介していましたが、スバルのBRZは売れ行きはかなり好調のようでして、今頼むと納車が来年の3月?!になるらしいですね…(凄)。ただ相変わらずこの型のインプレッサもまだまだ人気が強いようで、現在も2セット程がほぼ決まっています。きっと良く出来た車なんでしょうね。
2012/08/24
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-1548- インサイトテールランプも
インプレッサのテールランプと並行してこちらのスモーク塗装も一緒に進行しています。
こちらは特にクリアー抜きなどは無い「べた塗り」で承っておりますが、クリアーは高品位なタイプ「クリスタルクリアー」でご指定承っております。そしてスモーク濃度は「標準」になります。
十分にしつこいくらい脱脂処理をしたらエアーブローをしていよいよ本塗り開始です。最初はプラスチックプライマーからですね。
2012/08/24
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-1547- インプレッサテールランプ クリアー抜き部マスキング
先日足付け処理までは済ませておいたので、本塗り当日になったらいよいよクリアー抜き部分のマスキングを行います。
本当はこの作業も事前にやっておけばそれだけ本塗り時に余裕が出来るのですが(朝から本塗りが可能となります)、被塗面に直接マスキングをする場合は「その日に貼ってその日に塗ってその日に剥がす」が基本となりますのでそうもいかないのです。何度か経験がありますが、マスキングをしたまま時間が経つとテープ糊の溶剤分が被塗面に残ってしまうようで思わぬトラブルが発生してしまうのです。塗装屋さんなら誰もが経験するあの「テープ跡」ですね。
ただその程度のトラブルであれば「塗り直し」にまで至る事は無いので、実際の現場ではトータルバランスを考えてケースバイケースで作業するのが普通ですかね。マスキングにどうしても時間が掛かるようでしたらやはり前日にやっておかなければなりませんので。
と言う事で、ラインテープのチリが合ったらその内側をマスキングテープで埋めていき、いよいよ本塗りとなります。
2012/08/24
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-1546- ハーレー用サイドケース一式 塗装承りました!
本日はわざわざご足労頂き有難うございました。またこの度のご依頼、誠にありがとうございます!
御依頼品はハーレーの左右に取り付けるプラスチック製のケースで、土台部分と蓋をそれぞれボディ同色で承っています。
現状としてはプラスチック素地むき出しの状態で、比較的綺麗に見えるのですが念の為と言う事で下地から造り直す事にします。「研磨→2液ウレタンサフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程ですね。
ボディカラーはハーレー純正の「VIVID BLACK」なのですが、どうもこの色は2種類あるようで、最初に用意しておいた色はブラックにブルーパールが7%程度入ります。7%というと少なく感じますが、ブラックにブルーパールですからかなりパール感は出ます。
ただ本日はこれを車体に仮止めして来られましたので実際のボディ色を確認するとどうもソリッドカラーのようです。オーナー様的にも「ソリッドですね」と断言していましたし…。
と言う事で、もう一度STANDOXのサイトにアクセスしてカラーデータを探してみるとありましたありました。同じ色名ですがカラーコードは違いまして、そちらは確かにソリッドカラーのブラックです。こちらだったんですね。間違いが無くて幸いでした。
こんな感じで「色名は同じでも色は違う」といったケースは結構良くある事です。特に外車に多く見られますが、逆に「色名もカラーコードも同じ」といった色でも長い間使われ続けている色は、いくら同じ色だと言っても全く違う色だったりもします。業界では有名なトヨタの199とかがそうですよね(いい加減廃盤にして新たな色として設定した方が良い気が…)。
それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。 改めましてこの度のご依頼、誠にありがとうございます!
2012/08/23
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-1545- センターキャップ スモーク塗装承りました!
以前からこちらの日記をご覧の方は気づかれるかと思いますが、このセンターキャップは以前当店で塗らせて頂いた物です。
実はその後、ちょっとおもちゃっぽく見えて来てしまったとの事で、今回はこれの上に「スモーク塗装」を掛ける事で御依頼頂きました。な、何だか二度もお仕事頂いているようですいません…。
と言う事で、ロゴも色もそのままでスモークですから、白い部分はグレーっぽく、赤い部分はどす黒い血のようになる感じでしょうか。いや、実際ソリッドカラーの上にスモークはちょっとイメージが湧き難いのでどうなるかはちょっと未定ではあります。まあ普通に考えて今より落ち着いた感じになるとは思います。
作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。 この度もご贔屓頂きありがとうございます!
2012/08/23
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-1544- 吉野紙(濾紙)
塗料中には顔料のカスや塊があるのでそのまま塗る訳にはいきません。かならず何かしらで濾してあげる必要があります。
近年はスプレーガン専用として予めロート型になった「ペイントストレーナー」なる濾紙があるのですが、小物塗装だとどうしても扱う色の種類が多いのでそればかり使うとコストが掛かり過ぎてしまいます。 ですので殆どの場合は昔ながらの濾紙「吉野紙」を二重にして使っています。ストレーナーの場合もそうですが、一枚だと細かいカスは通ってしまいますので…。
ちなみにこういったカスは色によっても色々で、特に無機顔料(濁った色)に多くみられます。
画像は先日塗ったキャノンのレンズフードの色ですが、この時に使った色はグリーン以外は全てが無機顔料なので激しい量のカスが含まれているのです。
このカスがフィルターを通って被塗物に付くと…。と言う事です(恐)。
ちなみにクリアーも同様に行いますしサフェーサーなどの下地塗料も同様です。むしろフィルターを使わずにスプレーする場合の方が極稀ですね。
2012/08/23
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-1543- おまけ情報
そう言えば最初にこの部品についてオーナー様より教えて頂いていた事があったのでちょっと紹介させて頂きますね。
頂いたメールからの抜粋です。 ↓
参考までの情報ですが、ここを黒化する場合、過去にインプレッサの「R205」という限定車があり、それは黒いサイドオーナメントを付けておりました。 シルバーが気に入らない人は、普通この「R205」用のサイドオーナメントに交換する形を取るのですが、私の場合この「R205」のものは...
@ 艶がありプラスティック感むき出しで、質感が低い。 A 中央のSTIのロゴがピンク色で、前後のエンブレム(赤色)と異なってしまう。
の2点で、どうも踏み切れませんでした。。。
↑ との事です。こういった理由があったので今回はどうしても「STI」の文字部分の赤を残す事が必要だったのです。でなければ一旦全てを艶消し黒に塗ってしまい、後から文字部分を改めて塗った方が余程楽ですからね。いやー、中々緊張した仕事でした(笑)。
2012/08/23
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-1542- インプレッササイドオーナメント塗装 完成ですA
「本塗り直後」の画像を見て頂くと解ると思いますが、半艶クリアーを結構ウェットに塗り込んでいるのが判ると思います。 あれがハイリスクの要因なのですが(苦笑)、あれくらいしっかり塗らないと仕上がった時に「ヌメっとした半艶」に仕上がらないのです。勝手に綺麗に仕上がってくれるならもっと薄膜にドライコートでやりますからね。それだとやはり変な仕上がりになってしまうのです。
またはベースコートのみでクリアーを塗らなければもっと簡単に出来ます。半艶仕上げであれば見た目的にもそんなに違いは無いですね。 ただ今回の場合は外装パーツですから、屋外使用で紫外線の事を考えるとやはり耐候性の事を考えてクリアーは塗るのが基本かと思います。洗車していて角の色が透けて来ても困りますしね(鋭角な箇所は塗料がのり難いので摩擦で下地が露出し易いのです。クリアーが塗っていないとこれが躊躇に現れますので…)。
それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。 この度のご依頼、誠にありがとうございました!
2012/08/23
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-1541- インプレッササイドオーナメント塗装 完成です!
大変お待たせしました!インプレッサのサイドオーナメントの塗装、本日完成となります。いやはや想像以上に大変でした(笑)。
塗ったのは文字以外の部分で、元々はシルバー色だった物をホイールカラーに合せて「半艶黒」に塗っています。
で、「STI」の文字部分は赤いキャンディークリアーを窪みに流し込んで成型したような造りになっていて、ここは艶あり仕上げになっていますから今回の「半艶クリアー」は塗らない様にしなければならなかったのです。色だけを分けるならそんなに難しくは無いのですが(←いや、これも結構面倒なのですが既に麻痺してます)、「艶」を分けるのは結構難しいのです。
と言う事で、「STI」のロゴ部分にピッタリのマスキングシートを作成し、クリアーを塗った直後(数秒以内)にそのシートを剥がすといったちょっと無茶な作業になりましたが無事良い感じに仕上がったと思います。かはりハイリスクな作業だったので、出来れば二度とやりたくは無いといったのが正直な感想ですかね(苦笑)。
もう一枚画像あるので紹介します。
2012/08/23
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-1540- キャノンレンズフード 本塗り完了です!
そして最後に艶消しクリアーを塗って本塗り完了です。
画像だと艶があって不気味な状態ですが、この後徐々に艶が消えていって良い感じになりますのでご安心下さい。
比較的簡単そうな塗装ではありますが、この程度の塗装でも塗るだけで1日掛かってしまいます。レンズフードは想像以上に神経を使う作業なんですよね…。
それでは完成しましたらまた紹介させて頂きますね。 組み付けもあるので少し長めに寝かしたいと思います。 もう少々お待ちくださいませ!
2012/08/22
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-1539- キャノンレンズフード ライン入れ塗装 継ぎ目
こんな感じで赤いラインが無事塗装完了です。肌がザラザラとしているのは塗料のせいでは無く元々の素地がこんな感じになっていて、ただ今回はこれを平滑にはせずそのまま残して塗る事にしています。
で、マスキングの繋ぎ目なのですが、画像のように直角では無く鋭角(斜め)にしていたりします。仕上った時に極力繋ぎ目が解らないようにする為ですね。
地味な作業ですが塗装はこういった細かいことの積み重ねです。中にはそれをやって本当に効果があるのか微妙なものもあるのですが(苦笑)、まあそんな感じで日々の仕事は回っていくのです。
2012/08/22
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-1538- キャノンレンズフード ライン入れ部マスキングA
先ほどとは別の形(花形)のレンズフードです。こちらも同じように赤いラインを入れます。
こちらの画像だとガイドテープが解り易いかと思います。ペロッと剥がれているテープがガイドとなるテープで、これに沿ってピッタリと両サイドをマスキングすれば綺麗なラインが出来るのです。って実際はこれだけじゃなく色々大変なんですけどね(苦笑)。
2012/08/22
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-1537- キャノンレンズフード ライン入れ部マスキング
ベースとなるグレー(ベージュ)を塗ってテープフリーな状態になったら赤いラインを入れる部分のマスキングを行います。
赤いラインはおよそ1ミリとかなり細い方で、それだけにちょっとした歪みでラインの太さが変わったりと目立ってしまいます。
なので予めガイド役としての1mm幅のラインテープを張り、それを挟む様に本番用のマスキングテープを張っていきます。
2012/08/22
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