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Pro_Fit Diary 【プロフィット日記 2010】

ここではプロフィットで最近行った作業内容やお預かりしている被塗物を紹介させて頂きます。
作業進がそのまま掲載されるとは限りませんのでご了承下さい。

他にも以前のプロフィット日記をご覧になれます。

■プロフィット日記2005 …以前のプロフィットで、この頃は小物では無く「自動車板金塗装屋」でした。欧州車をメインに扱っていましたね。

■プロフィット日記2006 …こちらも以前のプロフィットの頃でここで一旦閉鎖となります。MINIのプチレストアもやりました。

■プロフィット日記2008 …プロフィットが「小物塗装」として再稼動し始めてからになります。まだ先が見えていない頃でした(笑)。

■プロフィット日記2009 …この年からは色々塗らせて頂きました。自動車部品以外のご依頼品が増えた年でもあります。

■プロフィット日記2010 …自動車パーツではテールランプの「スモーク塗装」が増えまして、メガネや自転車フレームなどのご依頼も増えた年でした。

■プロフィット日記2011 …テールランプの「レッドキャンディー+スモーク」が増えた年でした。自転車フレームも多いですね。

■プロフィット日記2012 …究極に忙しい夏でした。確か三ヶ月待ちの状態にまでなったかと・・・。

■プロフィット日記2013 …そして現在進行形のプロフィット日記です。相変わらず稚拙な文ですがご容赦下さい…。



■プロフィット旧社外記 …仕事とは関係ない個人的なブログのようなページです。2012年までがこちらとなります。

■プロフィット社外記 …現在進行中の社外記です。仕事とは関係の無い作業や趣味を紹介しています。フランクな言動にはご容赦下さい。


基本的に文章の見直しはしていません。乱文・誤字・脱字がひどいですがご辛抱下さい。スピードと量を優先しています。

ページ内での最新の情報は上段になります。下になると古くなり、「Next」のボタンを押すとさらに以前の情報をご覧頂けます。

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jpg画像 ランエボのインマニ結晶塗装「黒」 完成ですA(img735.jpg) -735- ランエボのインマニ結晶塗装「黒」 完成ですA

後ろ姿ですね。何だか渋い感じがにじみ出ています(笑)。

2010/04/26
 
jpg画像 ランエボのインマニ結晶塗装「黒」 完成です!(img734.jpg) -734- ランエボのインマニ結晶塗装「黒」 完成です!

焼きあがってマスキングも剥がし、既に完成となっております。大変お待たせしました!

以前塗らせて頂いた同型のインマニは「赤」の結晶塗装でして(でしたよね…)、それに比べると地味な感じもしますが、今回はこれの他にヘッドカバーとタワーバーが赤の結晶塗装なので、赤と黒の組み合わせで良い感じだと思います。十分派手ですね(爆)。

他にも画像あるので続きますね。

2010/04/26
 
jpg画像 ランエボのインマニ結晶塗装 塗装直後(img733.jpg) -733- ランエボのインマニ結晶塗装 塗装直後

そして本塗り完了です。
このままだと何だか汚い塗装ですが(テロテロでは無くデロデロしてますよね…)、結晶塗装の場合はある程度の膜厚が必要で、コツとしては「以下に厚く均一に塗るか」ですね。なので比較的粘度の高い(固い)塗料で塗ります。

で、この後140℃〜170℃くらいで焼き上げて結晶目が出てくるのを待ちます。
ただ、時々この結晶目が出てこなかったり、ナイアガラ状態(有りえないくらいのタレの事)になる場合もありますので、その場合は全部洗い流して最初からやり直しです。
そうなると当然マスキングも洗浄も最初からやり直しでかなり大変な作業になるのですが、実はそんな事も結構あります(苦)。深夜でこれをやると相当凹みます…(二時間は延長ですので…)

しかし洗い流せるだけまだマシです。被塗物がプラスチックだったら気軽にシンナーで洗い流したり出来ませんので、テールランプのスモーク塗装なんてまさに「身を削って仕上げる」みたいな感じです。やればやるほど寿命が縮んでいる気が…(苦笑)。

2010/04/26
 
jpg画像 ランエボのインマニ プライマー塗布(img732.jpg) -732- ランエボのインマニ プライマー塗布

そしてプライマー塗布です。

何だかモビルアーマー(モビルスーツの変形するタイプ?)みたいですね。打たれそうです(怖)。

2010/04/26
 
jpg画像 ランエボのインマニ結晶塗装も…(img731.jpg) -731- ランエボのインマニ結晶塗装も…

先週はバタバタしておりまして紹介が遅れてしまいましたが、こちらのインマニ結晶塗装も無事完了しておりますのでご安心下さい!

洗浄液に漬けてありましたので、それを引き揚げて綺麗に洗い流し、良く乾かしたらリン酸処理をしてエッチングし、またさらに洗い流し、良く乾いてからマスキングします。

前回のインマニ同様(同じ型で二回目です)、結構マスキングする箇所が多いインマニです(覚悟してましたので楽に終わりましたが)。

2010/04/26
 
jpg画像 ステアリングカバー 調色A(img730.jpg) -730- ステアリングカバー 調色A

と言う事でこんな感じで色が出来ました。角度がちょっとでも違うと全然違う色に見えるので画像でもズレが生じていますが、違和感無い色に出来ていますのでご安心下さい。一応解り易いように色板曲げてみてます。

ちなみに調色板はベースコートだけで、今回はこれにクリアーも塗ります。元の状態同様にしますので艶消しクリアーですね。

ただ、純正はクリアー塗ってないんですよね。ベースコートだけです。
なので使っている内に角とかは擦り切れて下地が出てくると思います。古い車では良く見られますよね。コスト上仕方の無い事だとは思いますが…。

今回はクリアー(勿論2液ウレタンです)塗りますので、そんな心配も今後は無いと思います。
楽しみにお待ち下さい!

2010/04/24
 
jpg画像 ステアリングカバー 調色(img729.jpg) -729- ステアリングカバー 調色

画像に写るテストピースの色は調色前の色ですのでご安心下さい。

先ずは「メタリック粒子」の選択で、色味(色相・彩度・明度)の前に、これを決めなければなりません。

メーカーの色見本帳にはシルバー原色の塗装見本もあるのですが、今回のようなガンメタだと、それに色を近づけてみないとメタリックの選択が難しいのです。

なので最初にどのメタリックにするかを探し出します。

2010/04/24
 
jpg画像 メガネの塗装 完成ですC(img728.jpg) -728- メガネの塗装 完成ですC

ちょっとピント位置が変ですが(苦)、色味的にはこれが正確かと思います。
そもそも派手な配色なのですが、オーナー様的にはかなり喜んで頂けているようで安心です(まだ何個かご依頼されたいそうでして…)。

自分で言うのもなんでですが、実物の質感もかなり良いと思いますので楽しみにお待ち下さいませ。

後日完成のお知らせメール差し上げますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!

2010/04/24
 
jpg画像 メガネの塗装 完成ですB(img727.jpg) -727- メガネの塗装 完成ですB

一口に「クリアー」と言っても千差万別でして、作業性を優先させると「速乾性」になるのですが(直ぐに乾くのでゴミも付きません)、良質なクリアーはやはりレベリング性能が良いので細かい個所もテロテロに仕上がります。それなのに「タレ難い」なんて矛盾した事もやってのけるので材料様々です。

折角塗ったのにパサパサした個所があったりしたら嫌ですよね。私はこれが本当に嫌なのです…。塗装はやはりテロテロが良いかと(笑)。

2010/04/24
 
jpg画像 メガネの塗装 完成ですA(img726.jpg) -726- メガネの塗装 完成ですA

テンプル部のグラデーション部分ですね。イエローの方もメタリックなのが解ると思います。

まだ続きますね。

2010/04/24
 
jpg画像 メガネの塗装 完成です!(img725.jpg) -725- メガネの塗装 完成です!

大変お待たせしました!こちらも遂に完成となります。
折り畳んだ状態だとちょっと変ですよね。他にも画像あるので紹介しますね。

ただ、すいません。発送は週明けで宜しくお願い致します。
お待たせしてすいません…!

2010/04/24
 
jpg画像 なんなんですかこれは…(驚)(img724.jpg) -724- なんなんですかこれは…(驚)

先日「LOTUS」のオリジナルエンブレムの塗装でお世話になりましたオーナー様より、「お礼と言うほどの物でも無いのですが」とメールがありました。

で、昨日メール便でこれが届きました。ヤ、ヤバイです…。

ステンレス製の板に、レーザーでうちのロゴを彫って(と言うか切って?)オシャレなキーホルダー作って頂いてしまいました…。

それにしても恐ろしく精密で、私の塗装ではここまでの表現は出来ません。感服致します…。

オーナー様のお仕事は「設計」の方らしいのですが、たまに遊び(?!)でこんなのを作ってしまうらしいです。
メールで頂いた写真では「メタルスライム」なんて作品もありましたが(笑)、何て素晴らしい職場環境でしょうか(爆)。

この度はありがとう御座いました…!一生の宝物として(笑)使わせて頂きます。

2010/04/24
 
jpg画像 キャラバン オレンジレンズ塗装完了ですA(img723.jpg) -723- キャラバン オレンジレンズ塗装完了ですA

こんな感じで意外と凸凹しているんですよね。

この中央にある谷の段差がネックでして、一定の方向から塗っていると影の部分にはちゃんと膜厚が付かないので色ムラ(と言うよりライン)が出来てしまいます。

通常の塗装であれば上から塗れば(隠蔽させれば)何も問題無いのですが、今回のような透過性塗装の場合はそれが最後まで残ります。イコール、廃棄物って事ですね(苦)。

そんな感じで意外とリスクが多い仕事なので、お陰様で余りライバル社も居ません(爆)。やってみると解るのですが、「出来れば二度とやりたく無い」みたいな感じです。とても自動車塗装の合間にやる仕事では無いですね…(クオリティ考えないならどうでも出来るとは思いますが)。

が、今のプロフィットにはこれしかありませんので(爆)、小さな物でも真剣に取り組んでます。と言うか毎回「背水の陣」みたいな感じですが(笑)。

と言う事で、今回初めてのオレンジ仕様も問題無く本塗り完了しました。現在強制乾燥中ですので、来週半ばまでには発送可能ですね。
今回も色々とバックアップして頂いたオートサプライヤーさんには感謝感謝です(オレンジの塗料用意して頂きました)。

改めて完成画像紹介しますので楽しみにお待ち下さい!

2010/04/24
 
jpg画像 キャラバンのコーナーレンズ オレンジレンズ仕様本塗り完了です!(img722.jpg) -722- キャラバンのコーナーレンズ オレンジレンズ仕様本塗り完了です!

そして本塗り完了です。大変お待たせしました!

画像だとちょっと濃い感じがしますが、実物はもう少し落ち着いた感じですのでご安心下さい。

オレンジ具合はレッドテール仕様同様「膜厚」で変わります。
正確に言うと、塗料中の「オレンジ色」の濃度によるのですが、一気に濃縮なオレンジを塗ると「ムラムラ」になるので、薄いオレンジを何回も何回も塗り重ねます。

特に今回のような凹凸があるレンズの場合、部分的に膜厚が付いたり薄くなったりすれば場所によって色も変わってしまいます。
たった1ミリの段差でも、スプレーによる塗装では大きな影響がでてしまいますので。スプレーは極めて「直線」で噴射されるので、「影」の部分には一切塗料は入らないのです。

と言う事ですが、一応はこれで食べてますので(苦笑)綺麗に出来たと思います。
もう一枚画像あるので紹介しますね。続きます。

2010/04/24
 
jpg画像 キャラバンのコーナーレンズ 本塗り前(img721.jpg) -721- キャラバンのコーナーレンズ 本塗り前

こちらも大変お待たせしました!
昨日は一日ブースが空いていたので何ターンかしました。こちらも無事本塗り完了しておりますのでご安心下さい!

画像は本塗り直前の状態ですね。
ここまでの工程は以下の通りです。

・脱脂清掃(この時点で現品の割れなど確認します)
・裏側マスキング(先に張っておくと安心です)
・足付け処理(#1000程度で表面を削ります)
・脱脂清掃
・保管(順番待ちですね)
・脱脂洗浄(本塗りの準備ですね)

となります。
今回は新品部品ですが、製造時の離型剤(油)などが付いていたりもするので脱脂は入念に行います。

表面の足付けがちゃんとされていて油分も無いと画像のように艶の無い曇りガラスのような状態になります。

ちなみに「足付け」「脱脂」は塗装に限った事ではありません。
割れた部品を接着剤でくっ付ける際にも有効です。と言うよりそうしなければなりません。
特に「脱脂」を知ると、世の中のものはどれも「油膜」に覆われているのが解ると思います(恐)。

接着剤で思うような強度が得られない時には、是非「足付け」と「脱脂」を行ってみましょう。ありえない密着性が得られる筈ですので(プラスチック製品のPPやらPEはプライマーの併用が必要です)。

2010/04/24
 
jpg画像 GSX R1100 カーボンシートカウル 素地状態(img720.jpg) -720- GSX R1100 カーボンシートカウル 素地状態

ウェットカーボンなので表面にはクリアーのゲルコート(ポリエステル樹脂ですね)が塗ってあるのですが、それにしても巣穴が酷いです(辛)。

画像で大きく見えるのでも2mmくらいの穴ですが、その周りに1mm以下の穴が無数に見えるのは解ると思います。まるで無数の星のように数が多すぎて数え切れません…。

大きな巣穴は一回目のクリアーを塗り終わった段階で「筆刺し」して埋めて、細かいのはクリアー塗れば埋まると思います(乾くとまた開くんですけどね)。
で、二回目のクリアーでそれらもかなり埋まると思います。
出来れば3工程、4工程と続けば、先日完成させたドライカーボンのように仕上がりますが、当然掛けられるコストもありますので(新品部品が買えてしまいます…)出来る範囲内で綺麗に仕上がるようにします。

それではまた紹介させて頂きますね。
改めましてこの度のご依頼、ありがとう御座います!

2010/04/24
 
jpg画像 GSX R1100 カーボンシートカウル クリアー塗装承りました!(img719.jpg) -719- GSX R1100 カーボンシートカウル クリアー塗装承りました!

偶然他にも同じ車種で同じシートカウルの塗装でお見積りの案件がありましてちょっとビックリしましたが、こちらはカーボン部品ですね。

既に紫外線での劣化が始まっていますが、これ以上酷くならないようにとこの度ご依頼いただきました。ありがとう御座います!

ウェットカーボンですが、それにしても小さな巣穴が結構あります。
現状そんなに目立たないですが、クリアー塗ると表面張力で穴の周りが盛り上がるので余計目立つ事になってしまいます…。
なので「クリアー塗装→完全硬化→研ぎ」の2工程を行う「クリアーの二度打ち」での作業になると思います(と言うよりこうしないとどうにもなりませんので…)。

巣穴の画像も撮ってあるのでそちらも紹介させて頂きますね。
それにしても今日も寒いですね(未だ工場です…0時過ぎましたが・・)。

2010/04/24
 
jpg画像 Z33テールランプスモーク塗装承りました!(img718.jpg) -718- Z33テールランプスモーク塗装承りました!

紹介が遅れてすいませんでした。本日無事到着しておりますのでご安心下さいませ。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

到着したのは午前中で、「随分大きなのが届いたけどこんな依頼あったっけかな?」と思いましたが、これが入ってました(笑)。随分大きかったんですね…。しかも結構複雑な造りですね…(見積り変更ありませんのでご安心下さい。一応想定内です。爆)。

ご依頼は「標準」の濃さで、クリアーは「クリスタルクリアー」仕様で承っております。了解しました。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2010/04/24
 
jpg画像 フェラーリのステップの色(img717.jpg) -717- フェラーリのステップの色

ステップの紫は、パントンの色見本からデータ出してみましたが、やはり色ブレが激しかったので(全然イメージと違いました…)、一応それを元に簡単にデータ作っておきました(字が酷くてすいません…)。

後にデータ無くしてしまうと困るので「どこに保管しておこうか」と思ったところ、うちのサーバーに保存しておく事にしました。
って、それはこの写真の事ですね(爆)。万が一解らなくなったらここを見れば解りますので(勿論バックアップもしますし…)。

ちなみに855は青味のバイオレット、570は白で、566は赤味のバイオレットですね。
今回の調色もそうでしたが、「赤味がもう少し欲しいな」と思って赤を入れる事はありません。
青系の調色の場合では、上記の566やマゼンタ系を入れて赤味を出します。本当に赤を入れると色が濁るんですよね(意味不明ですいません。塗装屋的な会話ですね)。


ちなみに話が逸れますが、顔料三原色の「赤」「青」「黄色」を混ぜると「黒」になります(明度が高いので正確にはグレーですね)。
どれも鮮やかな色なので混ぜるまではとても信じられませんが、色とはそういう物なのです(なので手がいつも汚いんですよね…)。


と言う事でまた作業進行しましたら紹介させて頂きますね。今しばらくお待ち下さいませ。

2010/04/24
 
jpg画像 フェラーリのステップ本塗り完了ですA(img716.jpg) -716- フェラーリのステップ本塗り完了ですA

文字部分は凹んでいるので、クリアー塗りすぎて埋まらないように気を付けています。
ただ、クリアー層が薄いと、この後の文字部分の「赤」の墨入れ時に食み出た部分を磨く際に下地を出してしまうので、きちんと2コートはしておきます。エッジ部分はクリアーが乗り難いんですよね。

と言う事で現在焼いているところです。あぁ日付が変わってしまいましたね(苦笑)。

2010/04/24
 
jpg画像 フェラーリのステップ本塗り完了です!(img715.jpg) -715- フェラーリのステップ本塗り完了です!

と言ってもまだ一回目の工程でして、この後凹み文字部分を赤で墨入れして、再度全体にクリアーを塗ります。

とりあえずはベースとなる「紫」は完了です。お待たせしました!

この画像で見ると結構暗いですが、実物はもっと明るいのでご安心下さい。
もう一枚画像ありますね。続きます。

2010/04/23
 
jpg画像 お待たせしております・・・!(img714.jpg) -714- お待たせしております・・・!

ちょっと掲載のアップが遅れておりますが、現在本塗り真っ最中でして少々お待ち下さいませ。

画像はフェラーリのステンレス製スカッフプレートですね。現在紫に変更中です(笑)。今しばらくお待ち下さいませ!(忙)。

2010/04/23
 
jpg画像 カヌー用ヘルメット サフェーサー塗布(img713.jpg) -713- カヌー用ヘルメット サフェーサー塗布

と言うことで全体にサフェーサー塗ります。勿論2液ウレタンです。
が、いつものようにタップリ塗ると凸模様のレリーフ部分が埋まってしまうので、シンナーで多少希釈して薄め薄めで塗ってあげます。

ご要望の色はブルーメタリックなので、元のヘルメットとは全然別物のようになるでしょうね。楽しみにお待ち下さい!

2010/04/23
 
jpg画像 カヌー用ヘルメット 下地処理(img712.jpg) -712- カヌー用ヘルメット 下地処理

全体的に小傷があるので削り落とします。

削って解りましたが、元々の茶色はプラスチック素地の色では無く、一応「塗装」の色なのですね。随分と「渋い色」を採用しているんですね…(驚)。

この後のサフェーサーは全体的に塗ってしまうので、ペーパー掛けも全体に処理しておきます。#400程度ですね。

2010/04/22
 
jpg画像 メガネフレーム テンプル部分も本塗り完了です!(img711.jpg) -711- メガネフレーム テンプル部分も本塗り完了です!

そしてテンプル部分も本塗り完了です。
こちらもフロント部分からブルーが繋がって、最後はイエローにグラデーションしていくようにしています(ご指定です)。

ヒンジ(蝶番)部分は特殊な造りなので今回は分解出来ずにマスキングでの塗装となっています。
なのでフロント部とテンプル部を同時に塗るのは困難ですので、別々に分けて塗っています。ちょっと面倒ですが、仕上がりを考えるとこれがセオリーですね。

完成もう直ぐです。楽しみにお待ちください!

2010/04/22
 
jpg画像 メガネフレーム塗装 途中の状態(img710.jpg) -710- メガネフレーム塗装 途中の状態

フロント部分のみ終わった状態ですね。テンプル(耳が掛かる左右の部分)はこれからの塗装となります。

先日に塗装完了時の画像を掲載した所、オーナー様よりお喜びのメールを頂きました。まだ半分ですので喜ぶのは早いのですが…。
なんでも、以前塗って貰ったお店では仕上がりがよろしく無かったようで、今回塗りあがった画像を見て居ても立ってもいられない、といった様子でした(深夜の当直中でした。お医者様のようですね)。

2010/04/22
 
jpg画像 珍しく早出で…(img709.jpg) -709- 珍しく早出で…

すっかり夜型のPro_Fitですが、今日は珍しく8時前出社です(眠)。納品の都合上、今日は直帰なので仕事が詰まっている分早く来てやらないと時間的余裕が無くなってしまいますので。

Pro_Fitの仕事はこちらの日記で紹介している以外でも結構あります。業者さんのお仕事は基本的には紹介しませんので。こちらで紹介しているのは殆どが個人ユーザー様からのお仕事ですね。

業者さんは自動車関係は勿論ですが、実はそれ以外の業種も様々で、建築・インテリア関係やら医療関係・玩具など、多方面から御贔屓頂いてます。いつもありがとう御座います。

画像は医療機器の一部ですね。どこにでもあるような金属加工品ですが、やはり出来が違います。量産品には無いシッカリ感があります。強度計算とかしない分余計に強く作られているんでしょうね。3mmくらいの鉄板使ってます。そんなに厚くしなくても…って感じです。(笑)。

他の作業も順次(ジワジワと…)進んでおりますのでご安心下さいませ。

2010/04/22
 
jpg画像 フェラーリの鍵 おまけ画像(img708.jpg) -708- フェラーリの鍵 おまけ画像

一眼レフで撮っておいた画像あったので紹介しますね。やはりこちらのカメラの方が深みが出ますね。塗装面もヌペっと濡れたような肌で綺麗に見えますし(実物よりも…)。

引き続きご依頼頂いているステップカバーは既に下準備出来てますので、後は色が決まってタイミングが来たらいよいよ本塗りです。
と言ってもまだ先だとは思いますが…。
楽しみにお待ち下さいませ!

2010/04/21
 
jpg画像 サフェーサー塗布完了(img707.jpg) -707- サフェーサー塗布完了

と言うわけで二個一緒に塗ってます。既に硬化済みなので置いても大丈夫ですね。

下地塗装(サフェーサー)と言っても2液ウレタン塗料ですので、主剤と硬化剤を秤で計ってスプレーガンに入れて塗ります。
スプレーガンの洗浄が甘いとガンが詰まってしまうので当然ちゃんと洗わなければなりません。
缶スプレー出して塗るのとはやはり手間が違いますから、一個だけの為に準備して塗ったりするとコストが掛かってしまいますので、大体は塗る準備までしておいて保管し、タイミングが来たらまとめて作業したりします。

そして塗った後も直ぐに次の作業に入れる訳では無く、サフェーサーでも強制乾燥(60℃×40分程度)は必要ですので、これもある程度自然乾燥させて寝かしておいた物をまとめて焼いたりします。
焼きが甘いと簡単に「チヂレ」を起こしてしまうので、この辺はラッカーよりもトラブルが発生し易いですね。ちょっと油断すると大変な目に遭いますので…。

2010/04/21
 
jpg画像 スターバックスのタンブラーも(img706.jpg) -706- スターバックスのタンブラーも

こちらも作業開始しておりますのでご安心下さい。

こちらは素地調整として#180のダブルアクションサンダーで表面を研磨しています。これもこの後に塗るプライマーが良く食いつく為の下地処理ですね。
金属ですので当然堅く、#400くらいでは刃が経ちませんので結構粗めのペーパーで削ります。細かすぎると艶が出るだけで逆に密着はしませんので…。

2010/04/21
 
jpg画像 ステアリングカバー 作業開始してます。(img705.jpg) -705- ステアリングカバー 作業開始してます。

傷部分は#400で削り落とし、その後#600で均して全体的に#1000程度で足付けしておきます。

削った部分は下地のプラスチック素地が露出したのでプラスチックプライマーを塗ってサフェーサーを塗ります。

この状態でも平滑になっているので「何でそのまま塗らないの?」といった疑問もあるかも知れませんが、当店で使うようなウレタン系塗料は溶解力が結構強いので、今の状態のまま塗ると旧塗膜のエッジ部分をチヂレさせてしまい、塗りあがっても地図のような模様(=エッジマッピング)が出てしまいます。最悪、もっとヒドイ事になります(チヂレまくります…)。

なので一旦サフェーサーでエッジ部分を覆ってあげて、上塗りに負けない下地を作ります。サフェーサーは当然2液ウレタンです。ラッカーサフェーサーだと同じ事になるので無意味ですので…。

2010/04/21
 
jpg画像 フェラーリキー完成ですB(img704.jpg) -704- フェラーリキー完成ですB

今回はモニターテストとして「傷復元クリアー」を採用してみました。
組み付け時に、エンブレムが付いて見えない箇所を強く擦って傷を付けましたが、中々直ぐには消えませんでした。
今回は弱めの仕様なので駄目かと思いましたが、ドライヤーで暖めたら見る見る内に消えて行きました。一応大丈夫そうです。

見た目は同じ仕様の鍵なので(今回同じ依頼で二個目の鍵です)、どちらがどちらか解らなくなるかも知れませんが、傷の付き具合を確認して頂ければと思います。
普段使いで余り変わらないようなら余り意味がありませんので…(リスクと時間は掛かってしまいますから…)

一眼レフでも撮影しておいたのですが、そちらはまだチェックしていなので、良く撮れた画像あったらそちらも紹介させて頂きますね。

取りあえずはこの度もご贔屓ありがとう御座いました!楽しみにお待ち下さいませ。

2010/04/20
 
jpg画像 フェラーリキー完成ですA(img703.jpg) -703- フェラーリキー完成ですA

各パネル3枚組み合わせてこんな感じです。良い感じですよね(惚)。

他にも画像あるので続きますね。

2010/04/20
 
jpg画像 フェラーリキー完成です!(img702.jpg) -702- フェラーリキー完成です!

既に本日発送しております。大変お待たせしました!

画像は組み付け前の状態ですね。鍵一個なのに随分部品点数が増えましたね(笑)。前回同様、電池は新品に交換致します。

2010/04/20
 
jpg画像 カヌー用ヘルメット塗装承りました!(img701.jpg) -701- カヌー用ヘルメット塗装承りました!

本日無事届きました。この度のご依頼誠にありがとう御座います!

先日電話にてお問い合わせいただき、「どうしてもこの色が気に入らない」との事でした。
ご要望の色はブルーメタリックでしたので、その後色見本帳を送らせて頂き、お好みのブルメタを選んで頂きました。

多少擦り傷があるので下地処理(サフェ塗り必要ですね)してからの本塗りとなります。楽しみにお待ち下さいませ。

改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2010/04/20
 
jpg画像 フェラーリスカッフプレートの紫色探し(img700.jpg) -700- フェラーリスカッフプレートの紫色探し

フェラーリのスカッフプレートのベースとなる紫は、今後の事を想定して何かしら元となるデータ色を探し出して決めておくことにしました。
であれば、今後「ここも同じ紫にしたい」という事があっても、データがあるので全く同じ色が作れます。データ調色であれば調色費も掛かりませんし(目調色は調色費用が掛かります)。

が、やはり「紫」。無いんですよ…(苦笑)。

いつも使っている色見本帳は「自動車の内外装」の色データなので、「紫」は余り採用されていないんですよね。

なので今回はPANTONE社の色見本使ってみました。
ただ画像で見るように、私が持っているパントーン色見本帳はuncoatedなので艶消しな感じです。しかも印刷なので塗装とはちょっと(と言うか全然)違います。まぁ目安みたいな物ですね。

一応ここからでも配合データが出せますのでちょっと試しに何個か抜粋して色を作ってみる事にします。

ちなみに画像に一緒に写っている絵の具は、オーナー様よりイメージの見本としてお借りしました。わざわざ今回の為に世界堂さんで買って来られたそうです。
ちなみに「世界堂」、聞いた事がありませんでしたが面白そうな名前ですね…。後で調べてみます。ユザワヤみたいな所でしょうか…(憧)。

2010/04/20
 
jpg画像 メガネ フロントフレーム本塗り完了です!(img699.jpg) -699- メガネ フロントフレーム本塗り完了です!

と言う事で、フロント部分は先に本塗りまで完了させました。

ツルの部分が外せなかったので、先にフロント部分を塗り終え、完全硬化したら今度はツルの部分の塗装になります。ツルの方はフロントに比べて難題も少ないのでここまでこれば安心です。
私的に難しい事(悩む事ですね)は先に終わらせないと気が気ではありませんのでちょっと先行させて頂きました。これで悪夢に襲われなくて大丈夫そうです(本当)。

グラデーションもいい感じに出来ていますので楽しみにどうぞ!
ツルの部分は少し先になりますね。進行しましたらまた紹介させて頂きます。

2010/04/20
 
jpg画像 SATAのエアーブラシセット(img698.jpg) -698- SATAのエアーブラシセット

中身はこんな感じです。絵は描けませんが何かヤル気が出てきます(爆)。

ちなみに「他に誰か持って人が居るのかな…」と思ったら、隣に居るゴトー氏も持っていました(爆)。以前私のを見て無理を言って取り寄せて貰ったみたいです。思い出しましたがそういえばそうでしたね…(恐)。

2010/04/20
 
jpg画像 幻のサタガン(爆)(img697.jpg) -697- 幻のサタガン(爆)

自動車塗装業界では有名なSATA社のガンですが、SATA好きな方でもこれを知っている方は少ないのでは無いでしょうか(と言うより居ないですよね)。

日本では未発売らしく、当然私も知らなかったのですが、数年前に贔屓にして頂いているオートサプライヤーさん(福資材も扱う塗料屋さんですね)から譲って頂いたガンです。わざわざ本国から自分の為に取り寄せたらしいです。ガンといっても「エアーブラシ」の部類ですね。絵を描いたりする時に使うガンです。

その方から「私が持っているより高畑さんが持っている方が」的な感じで譲って頂いた筈なのですが、自動車のボディ塗っている以上中々使う機会が無く、タンスの肥やし的になってしまっていましたが、今の「小物塗装」では使う機会が出てきました。

ちなみにこれの良い所は、「エアーブラシなのにいつも使っているガンと同じように使える」ですね。いつもの握り方で普通に塗れますので安心です。
それでいて「口径」が小さく、持っているのは0.2mmと0.3mmです。いつもは小さくても0.8mm、普段は1.3mm使ってますから全然違いますよね。

2010/04/20
 
jpg画像 メガネフレームのグラデーションテスト塗装(img696.jpg) -696- メガネフレームのグラデーションテスト塗装

今回のメガネフレームでは「ブルーとイエローメタリックのグラデーション」でご依頼承っております。
流石にいきなり本塗りに入ったりはしません(恐ろしくて出来ません)ので、フレームに見立てた「プラ棒」でテスト拭きを行います。

ちなみに色は事前に作製していまして。ブルーもイエローもメタリックです。
が、実際にはメタリックよりも「パール」を強くしています。
特にイエローのように明度が高い(明るい)色にメタリックを入れると、アルミ粒子は「ゴマ」のように黒い点々に見えてしまうからですね。なのでイエローパールをガンガン入れて輝かせます。

2010/04/20
 
jpg画像 メガネフロントフレーム プライマー塗布(img695.jpg) -695- メガネフロントフレーム プライマー塗布

と言う事で綺麗に掃除してマスキングしてプライマー塗ります。

ツル(耳)の部分はまだ作業しません。工程上、先にフロント部分を仕上げてしまいます。

2010/04/20
 
jpg画像 メガネフレームのメッキ部分 素地調整完了ですA(img694.jpg) -694- メガネフレームのメッキ部分 素地調整完了ですA

細かい個所もキッチリ処理してます。

ちなみに今回のご依頼では、オーナー様より「駄目になったらそれはそれで良いです」的なお言葉を頂戴しております(恐)。
結構難題な作業が何個もあるので当初は作業をお勧めしなかったのですが(と言うより断っていた感じでしょうか…)、「それでも」と言う事で今回のご依頼に至っております。

実は既に他の塗装屋さんでもご依頼されたらしく、それが実にヒドかったとの事で、塗装が難しいのはある程度覚悟されていたようです。

が、本当に駄目にしては困りますので(在り得ません…)何とか上手い事出来るようにはしていきます(一応頭の中のイメージでは出来ましたので)。今までも「これは無理」といった事も何とかなってきたと思いますので(PSPの塗装は本当に辛かったですが…)。

2010/04/20
 
jpg画像 メガネフレームのメッキ部分 素地調整完了です。(img693.jpg) -693- メガネフレームのメッキ部分 素地調整完了です。

と言うわけで綺麗に剥がしてしまいました。

耳に掛かる部分(テンプル)はプラスチック素材なのでサンドブラストでは無くペーパーでの足付け処理で大丈夫です(ただしプラスチックプライマーは必要ですね)。

ちなみにフレームは曲がっても塗装が割れないように軟化仕様にします。

2010/04/20
 
jpg画像 メガネフレームのメッキ部分(img692.jpg) -692- メガネフレームのメッキ部分

最近メガネのお問い合わせも増えて来ました。これの他に2件程案件があります。こちらは下で紹介しているNo.682のメガネフレームですね。

こちらのメガネは通常とは違って「メッキ素地」「グラデーション」なんてオプション作業があるので結構な金額になっています。
私が装着しているメガネなら二個買えてしまうかと…(安)。

なのでご依頼までには中々繋がらないのですが、それでも塗りたいと言う方が結構居るんですよね。なるほど、です。

が、作業はやはり困難を極めます。
まずメッキですが、このまま塗っても剥がれますのでメッキは剥がしてしまいます。
レンズその他装着品は外れていますが、ツルとの接合部分の蝶番がちょっと特殊でこれは外せそうもありません。なのでここはガッチリマスキングしてサンドブラストに挑みます。ビニールテープとガムテープでグルグル巻きです。

2010/04/20
 
jpg画像 ランサーエボリューションワゴンのインマニとタワーバー結晶塗装で承りました!(img691.jpg) -691- ランサーエボリューションワゴンのインマニとタワーバー結晶塗装で承りました!

本日は遠方よりご足労頂きありがとう御座いました!

こちらはランエボワゴンに装着予定のインマニとタワーバーですね。
インマニは「黒」の結晶塗装で、タワーバーは「赤」の結晶塗装でご依頼頂きました。

ちなみに以前、ランエボのマグネシウム製のヘッドカバーを結晶塗装の赤で二個塗らせて頂きましたが、その内の最初の一個がこちらのオーナー様の手に渡る予定とのことです。

2個目のです→-180- ランエボ「MIVEC TURBO」のマグネシウムヘッドカバー結晶塗装完成ですA

二個目に塗ったヘッドカバーを装着するので、最初に付けていたヘッドカバーがこちらのオーナー様のエンジンに装着されるので、今回はそれに併せて「お揃いで結晶塗装を」といった感じですね。ご贔屓ありがとう御座います!

既にインマニは洗浄液に漬けておりますので、タイミングが来ましたらそれぞれ作業開始させて頂きますね。
一緒には出来ないので(特にタワーバーは大きくて…)、それぞれ別工程になるとは思います。
楽しみにお待ち下さい!

2010/04/19
 
jpg画像 キャラバンのコーナーレンズ オレンジキャンディーで承りました。(img690.jpg) -690- キャラバンのコーナーレンズ オレンジキャンディーで承りました。

こちらも本日無事届いております。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

こちらはキャラバンなる車両のヘッドライト脇に付くコーナーレンズでして、社外品との事です。掲示板にご訪問頂いていた銀河鉄道888なる方の物ですね(何故か微笑)。

で、今回は珍しく「オレンジ」で塗装承りました。プロフィット日記では初ですね。と言うより私も初です(爆)。
良く「電球」だけをオレンジ色にするのはやりましたが(経年劣化でバリバリと剥がれてしまうんですよね)、レンズをオレンジにするのは自身初めてです。普通は逆ですしね(笑)。

しかしそれにしても大きい(爆)。コーナーレンズとの事なのでもっと可愛いサイズかと思っていましたが、普通の車のヘッドライトくらいあります…(比較としてスタバのタンブラーも一緒に写してます)。が、一応想定内ですので問題ありませんのでご安心下さい。

それではこちらも作業開始しましたらまた紹介させていただきますね。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2010/04/19
 
jpg画像 スターバックスタンブラー塗装承りました!(img689.jpg) -689- スターバックスタンブラー塗装承りました!

すっかりお馴染みになりましたスターバックスのタンブラーですね。ちょっと大きめのベンティサイズでしょうか。初めて見る型で、ステンレス素地にワンポイントとしてスタバのロゴがプリントされています。シールじゃありません。

色はマツダの「ファントムブルーマイカ」で、これに3コートパール仕様で塗装を承っております。
ファントムブルーマイカ事態がパール色ですが、さらにこれに3コートパールで味付けを、と言った感じですね。了解しました。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。
この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

2010/04/19
 
jpg画像 フェラーリのステップカバー サンドブラスト完了(img688.jpg) -688- フェラーリのステップカバー サンドブラスト完了

という事でステンレス素地がザラザラになりました。この後のプライマーも良く食いつく下地です。

工程としては、ステップカバーは一旦全部を紫で仕上げます。勿論クリアーもですね。
で、再度全体を研磨し、文字の部分に赤で墨入れします。「墨入れ」と言っても筆でやる訳では無く、赤のベースコートを文字部分に塗って乾いたら研磨して凹んだ部分のみ赤を残します。以前やったV-MAXの凹み文字部分の作業と全く一緒ですね。
良かったらどうぞ→プロフィット日記2006年8月辺り

ただ、V-MAXの時はクリアーは塗っていません。ベースのシルバーのみで終わりです。
今回は再度全体をクリアーで覆います。クリアーの「二度打ち」ですね。
また二回目に使用するのは「クリスタルクリアー」で、オーナー様ご要望の「地味な色なので出来るだけ輝くように」になるようにします(多分こんなニュアンスだったと思いますが…間違ってたらすいません)。

と言う事でこの後プライマーを塗って素地調整は完了です。次は色ですね。楽しみにお待ち下さい。

2010/04/19
 
jpg画像 フェラーリのステップカバー素地調整(img687.jpg) -687- フェラーリのステップカバー素地調整

このステップカバーが意外と長くてですね(苦笑)、TAC裏庭にあるサンドブラストボックスでの作業となりました。こっちならスッポリ入ります。

ステップの縁にはゴム帯が付いていましたが、これは邪魔なので外してあります。良心的な両面テープなのでゴムの再利用は問題ありません。

ちなみに「良心的では無いゴム」もあります(苦笑)。
極めて私的見解ですが、トヨタのゴムはかなり剥がれ難い気がします。両面テープがガッチリ食いついている癖にゴムが薄いので切れてしまいがちです。
当然ゴムだけの部品設定が無いので部品ASSYで(=アッセンブリー)ゴムが付いている方の部品も一緒に買い直さないとなりません。なので相当時間掛けてシリコンオフを良く浸透させ、ネチネチと両面テープを剥がしていかなければなりません。「これはメーカーの策略なのか…」と疑ってしまいます(私的見解です…)。

2010/04/19
 
jpg画像 フェラーリのステップカバー作業開始してます(img686.jpg) -686- フェラーリのステップカバー作業開始してます

先週メール頂きましてありがとう御座います。色については了解しました。色々とお気遣いもありがとう御座います…!

色についてはまだですが、先行して下地処理始めています。

ステップカバーはステンレス製で、文字部分はパンチング(?)処理されていて凹んでいます。
この「Ferrari」のロゴ部分をフェラーリの赤(ロッソコルサですね)、そして全体を「濃い目の紫」で承っております。

紫と赤というとちょっと派手な感じもしますが、紫は室内の「黒」と合わせるので、文字の赤はそれらのワンポイントですね。「黒」と「紫」を基調としての赤ですね。

という事で、ステップ全体を素地調整します。

2010/04/19
 
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